JP4358725B2 - 複数ドメイン上での最短経路選択方法、当該方法が適用される装置及び当該方法を実現するためのプログラム - Google Patents
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Description
まず、起点ルータを選択する(ステップ901)。次に、ステップ901で選んだルータから出ているリンクを選択する(ステップ902)。この場合において、図5において、起点が301のABR_A301の場合は対象となるリンクはリンク701、702、704となる。そして、起点ルータからステップ902で選んだリンクまでのルータとリンクの順列をルートとしてルートリストに登録する(ステップ903)。ステップ903において、例えば、起点がABR_A301の場合は、(1)ABR_A301、link701、ABR D304、(2)ABR_A301、link702、Backbone_R1 401、及び(3)ABR_A301、link704、ABR_B302、の3つのルートがルートリストの中に登録される。ステップS903で、もしルータから外に出ているリンクがない場合はルートリストには追加されず、ルートリストの要素に変動はない。そして、ルートリストの要素にルート数が1つ以上あることを判断し(ステップS904)、もしルートが1つもない場合はアルゴリズムが終了する。ステップS904において、1つ以上のルートが存在する場合はステップ905の処理に移り、ルートリスト内でルートを構成するリンクコストの合計が最小になるようなルートを選択し、そのルートをルートリストから外し、そのルートを最短経路候補として最短経路リストの要素と比較する(ステップS905)。そして、最短経路リストの中にすでに最短経路候補と同じ起点と終点のルータを持つルートがあるかどうかを判断して(ステップS906)、最短経路候補と同じ起点と終点のルータを持つルートがある場合はステップ905の処理に戻る。ステップS905において、最短経路候補と同じ起点と終点のルータを持つルートがない場合はステップ907の処理に移り、最短経路候補を最短経路リストの新要素として加え(ステップS907)、ステップ901の処理に移る。これ以降のステップ901の処理はステップ907の最短経路候補の終点ルータを対象としてステップ902以下の処理を行う。これにより、最初のステップ901で選んだ起点ルータからそのルータに繋がっているすべてのルータに対する経路がアルゴリズム終了時に求まることになる。
http://www.faqs.org/rfcs/rfc1583.html
図7に示すアルゴリズムでは、各エリア境界ルータはバックボーンエリア上でダイクストラのアルゴリズムを用いて他のエリア境界ルータへの最短経路を計算するため、すべてのエリア境界ルータはバックボーンネットワーク上で繋がっている必要がある。しかし、この制約は時として、処理負荷の増大あるいは、ルーティング効率の低下を導く。
図8を参照して、上記の問題点を述べる。図8において、107〜109はOSPFのエリアであり、209〜222はルータである。エリア内のリンク(例えばルータ209とルータ210間のリンク)は帯域が100M、エリア間のリンク(例えば209と214間)は帯域が200M存在し、図8中の15台のルータからランダムに選択した2つのルータ間で10Mの帯域を必要とするコネクションをダイクストラのアルゴリズムを用いて選ばれた経路のリンク内に収容していった場合を考慮する。この場合、コネクション収容本数は図8の(a)の場合には、(b)に比べて30%以上低下する。この理由は、図8の(a)の場合にはエリア境界ルータ209、214、219に各エリアG、H、Iからのアクセスが集中するためである。図8の(a)ではバックボーンエリアのネットワークにエリア境界ルータ209、214、219が接続されているので、OSPFのエリア境界ルータの条件を満たす。これに対し、(b)ではルータ209とルータ223との間のリンクと、ルータ212とルータ213との間のリンクと、ルータ216とルータ219と間のリンクがそれぞれ独立しており、相互に接続されていないので、エリア境界ルータの条件を満たさない。従って、これを満たすためには、ルータ209とルータ213との間、ルータ216とルータ217との間、ルータ219とルータ223との間にそれぞれポイントツーポイントの仮想リンクを張る必要がある。これらの仮想リンクにより、ルータ209、ルータ212、ルータ213、ルータ214、ルータ219、ルータ223の6台のルータがバックボーンネットワーク内で繋がることになるが、仮想リンクは、通常そのリンクコストの設定/更新は人手によるため、ルータでの自動設定ができない。従って、静的なリンクコストを使う可能性が高くなる。また図8の(a)の場合に比べて、(b)の場合では、エリア境界ルータが6台あるため、各エリア内部のリンク情報も計算してしまうことになるので、リンクステート情報の交換/計算負荷が2倍になることが予想される。
また、経路情報の保持は、通常ルータであるが、ルータに限らず、PCS(パスコンピューテーションサーバ)に本発明の実施形態に係るアルゴリズムを実装して、当該方法を実現しても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る最短経路選択方法の動作を示すフローチャートである。また、図2は、本発明が適用されるネットワークの一例を示す図である。なお、本発明に一実施形態に係る最短経路選択方法が適用される装置については後述する。
307〜310…エリア境界ルータ
716,717…リンク
Claims (5)
- 複数のノードで構成されるドメインが複数存在する複数ドメインネットワーク上で、異なる2つのノード間の最短経路を求める最短経路選択方法において、
経路情報として、起点のドメインと、当該起点のドメインに含まれる起点のノードと、終点のドメインと、当該終点のドメインに含まれる終点のノードと、前記起点のドメインと終点のドメインとの間を結ぶドメイン間のリンク及びドメインの順列とを保持するステップを具備することを特徴とする最短経路選択方法。 - 請求項1記載の最短経路選択方法において、
前記起点のドメインから前記終点のドメインまでのルートリストを求め、このルートリストの中から最小のコストを有する経路を最短経路候補として選択するステップと、
前記最短経路候補を最短経路リストに加えるときに、起点のノードと終点のノードが共に同じものが最短経路リストにあるか否かを判定し、ないと判定された場合に前記最短経路候補を前記最短経路リストに加えるステップと
をさらに具備することを特徴とする最短経路選択方法。 - 請求項1記載の最短経路選択方法において、
前記起点のドメインから前記終点のドメインまでのルートリストを求め、このルートリストの中から最小のコストを有する経路を最短経路候補として選択するステップと、
前記最短経路候補を最短経路リストに加えるときに、起点のドメインと終点のノードが共に同じものが最短経路リストにあるか否かを判定し、ないと判定された場合に前記最短経路候補を前記最短経路リストに加えるステップと
をさらに具備することを特徴とする最短経路選択方法。 - 複数のノードで構成されるドメインが複数存在する複数ドメインネットワーク上で、異なる2つのノード間の最短経路を求める最短経路選択装置において、
経路情報として、起点のドメインと、当該起点のドメインに含まれる起点のノードと、終点のドメインと、当該終点のドメインに含まれる終点のノードと、前記起点のドメインと終点のドメインとの間を結ぶドメイン間のリンク及びドメインの順列とを保持する手段を具備することを特徴とする最短経路選択装置。([0015]〜[0017],図1) - 複数のノードで構成されるドメインが複数存在する複数ドメインネットワーク上で、異なる2つのノード間の最短経路を求める最短経路選択方法を実現するためのプログラムにおいて、
経路情報として、起点のドメインと、当該起点のドメインに含まれる起点のノードと、終点のドメインと、当該終点のドメインに含まれる終点のノードと、前記起点のドメインと終点のドメインとの間を結ぶドメイン間のリンク及びドメインの順列とを保持する機能を具備することを特徴とする最短経路選択プログラム。([0015]〜[0017],図1)
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