JP4356044B2 - インクジェット記録シート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録シートに関するものであり、更に詳しくは、インクの吸収性、定着性、耐水性が良好であり、かつ塗工層の表面強度が良好なインクジェット記録シートに関するものである。更には、インクジェット用の水性、低粘性のインクと共に家庭用簡易印刷機の一種であるプリントゴッコ(登録商標)等の油性、高粘性のインクにも親和性のあるインクジェット記録シートを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録方式は、騒音が少なく、現像や定着等のプロセスが不要であり、なおかつ容易にフルカラー印刷できることから、各種プリンター等に利用され、近年急速に普及してきている。それゆえ、インクジェット記録媒体の需要も増加傾向にある。
【0003】
最近では、水性インクを使用したインクジェット方式のプリンターの高性能化に伴なって、被記録用シートに対しても高吸収性、忠実なドットの再現性、耐水性等の特性的な要求がされるようになり、支持体上にインク受容層を設けたコート紙が一般的に使用されるようになってきている。
【0004】
また、インクジェット記録媒体は、インクジェット記録ばかりでなく、オフセット印刷、家庭用簡易印刷機の一種であるプリントゴッコ(登録商標)等、多方面で汎用的に使用される場合が増えてきており、それに伴った多機能性も要求され始めている。
【0005】
特開平10−297148号公報にインクジェットとプリントゴッコ(登録商標)共用の郵便葉書の発明例が紹介されているが、支持体上にシリカ等からなるインク受容層を設けない普通紙タイプの共用紙であると、インクジェットの印字品質が十分でない。
【0006】
しかしながら、従来のインクジェット記録媒体においては、インクジェットの印字品質は良好でも、プリントゴッコ(登録商標)等の油性、高粘性のインクに対しては、インク受理が良好とは言えず、またインクセット性が高いためにインクのレベリングが起こりにくく、いわゆる印刷部の白抜けが問題となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のとおり、インクジェト記録媒体においては、インクジェット用インクのような低粘性である水性インクの吸収性が良好であると共に、プリントゴッコ(登録商標)用インクのような油性、高粘性のインクにも一定の親和性を持つことが要求され始めている。
【0008】
なおかつ、インクジェット適性として、耐水性、紙面強度が良好で、かつ、印字が高精細で写真調画質が忠実に得られる特性も求められる。
【0009】
従って、本発明が解決しようとする課題は、上記項目を全て満たすことを目的にしたもので、具体的には、インクジェット用インクのような低粘性である水性インクの吸収性が良好であり、かつプリントゴッコ(登録商標)用インクのような油性、高粘性のインクにも一定の親和性を持ち、インク受理が良好であり、印刷部の白抜けがなく、インクジェット適性として、耐水性、紙面強度が良好で、しかも、印字が高精細で写真調画質が忠実に得られるインクジェットシートを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明は、上記課題を解決することを目的としてなされたもので、その構成は、支持体上の少なくとも片面に、シリカを主成分とするインク受容層と、該インク受容層の上にオーバーコート層を設けたインクジェット記録シートにおいて、該オーバーコート層は顔料を含まず、水性高分子のウレタン系樹脂とセルロース誘導体を含有し、その重量比が、(ウレタン系樹脂:セルロース誘導体)=(50:50)〜(90:10)であり、該セルロース誘導体がメチルセルロース又はカルボキシメチルセルロースであり、かつ、上記オーバーコート層の塗工量が0.1〜3.0g/m2である。
【0011】
即ち、上記課題を解決することを目的とし鋭意研究の結果、シリカを主成分とするインク受容層上に、インクの吸収性の高いウレタン系樹脂と、ウレタン系樹脂と比較してインク吸収性の低いセルロース誘導体との所定割合の混合物からなるオーバーコート層を設けることで、良好なインクジェット適性を保ちつつプリントゴッコ(登録商標)用インクのような油性、高粘性のインクにも一定の親和性を持つことを見出した。
【0012】
以下本発明について詳述する。本発明のインクジェット記録シートは以下のようにして得られる。支持体としては一般の上質紙、板紙、及びフィルム等が用いられる。
【0013】
次に前記支持体に受容層を設けるわけであるが、接着成分の量はインクの吸収性を損なわないように、シリカの固形分重量100部に対し、80部以下が望ましい。使用するシリカは、印字濃度やインク吸収性が良好で、また塗工層強度が高いものが望ましい。
【0014】
当該インク受容層には、添加剤として、カチオン性インク定着剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等を製造条件、要求性能に応じて適宜使用することができる。
【0015】
本発明のインク受容層の塗工液を得るには、シリカ分散時に分散剤等により均一にシリカを分散させた後、各種助剤を添加する。
【0016】
また、本発明のインク受容層の形成法においては、上記塗工液を例えば、バーコーター、ブレードコーター、エアーナイフコーター、リップコーター等の塗工方式で支持体上に塗布される。塗工後、必要に応じて、表面の平滑化処理のために、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等の処理を行っても良い。
【0017】
当該インク受容層の好適な厚さは、10〜50μmの範囲であり、より好ましくは10〜30μmである。10μm未満の場合は、インクの吸収ムラによるベタ部の均一性が悪化する。なお、当該インク受容層が50μm以上であっても本発明の目的とする効果が著しく損なわれることはない。
【0018】
次に、インク受容層上にオーバーコート層を設けるが、当該オーバーコート層の主成分はウレタン系樹脂とセルロース誘導体である。
【0019】
上記セルロース誘導体は、メチルセルロース又はカルボキシメチルセルロースである。
【0020】
上記オーバーコート層におけるウレタン系樹脂とセルロース誘導体の割合は、(ウレタン系樹脂:セルロース誘導体)=(50:50)〜(90:10)の範囲で任意に選ぶことができる。セルロース誘導体の割合がこれ以下の場合はプリントゴッコ(登録商標)用インクのような油性、高粘性のインクに対して一定の親和性をもつのが困難となり、インク受理が良好でなく、印刷部の白抜けの問題が生じることとなり、これ以上の場合はインクジェットのインク吸収性の低下を招く。
【0021】
さらに、当該オーバーコート層には、その他の添加剤として、カチオン性インク定着剤、増粘剤、浸透剤、消泡剤、抑泡剤を製造条件、要求性能に応じて適宜使用することができる。
【0022】
該オーバーコート層の好適な塗工量は、0.1〜3.0[g/m2]の範囲であり、より好ましくは0.5〜1.5[g/m2]である。0.1[g/m2]未満の場合は、プリントゴッコ(登録商標)用インクのような油性、高粘性のインクに一定の親和性を持つのが困難となり、インク受理が良好でなく、印刷部の白抜けの問題が生じることとなる。また、当該オーバーコート層が3.0[g/m2]以上であるとインクジェットのインク吸収性が低下する。
【0023】
本発明によるオーバーコート層は、バーコーター、エアーナイフコーター、リップコーター等の塗工方式で、インク受容層上に塗布される。塗工後、熱風乾燥、赤外線乾燥、常温乾燥、凍結乾燥等、乾燥方式を選ぶ必要はない。また、乾燥後必要に応じて、表面の平滑化処理のため、マシンカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等の処理を行っても良い。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を挙げて説明する。しかし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
【0025】
実施例1
坪量190g/m2の原紙を使用し、この原紙の片面にインク受理層塗工液を固形分塗工量で10.0g/m2となるようにエアーナイフコーターによる塗工を行い、エアードライヤーで熱風乾燥した。次いで、インク受容層塗工面に、オーバーコート層塗工液を固形分塗工量で、1.0g/m2となるようにエアーナイフコーターによる塗工を行い、同様にエアードライヤーで熱風乾燥し、インクジェット記録用紙を製造した。
【0026】
インク受容層の詳細
上記インクジェット記録用紙におけるインク受容層の構成は以下のものである。インク受容層の構成を表す「部」とは、塗工液中のシリカ重量を100とした場合の各成分の固形分重量である。
塗工液固形分濃度:20.0wt%
合成非晶質シリカ(商品名:ミズカシルP78D、水沢化学社製) 100部
ポリビニルアルコール(商品名:PVA−117、クラレ社製) 35部
カチオン樹脂(商品名:パスコールJK−173、明成化学工業社製) 10部
【0027】
オーバーコート層の概略
上記インクジェット記録用紙におけるオーバーコート層の構成は以下のものである。オーバーコート層の構成を表す「部」とは、塗工液中の総固形分重量を100とした場合の各成分の固形分重量である。
塗工液固形分濃度:2.5wt%
ウレタン系樹脂(商品名:IJ−50、大日本インキ社製) 50部
メチルセルロース(商品名:メトローズPR、第一興業社製) 50部
【0028】
実施例2
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:IJ−50、大日本インキ社製) 50部
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製) 50部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0029】
実施例3
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:パスコールJK−850、明成化学工業社製)50部
メチルセルロース(商品名:メトローズ90SH、信越化学工業社製) 50部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0030】
実施例4
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:パスコールJK−850、明成化学工業社製)50部
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製) 50部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0031】
実施例5
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:IJ−50、大日本インキ社製) 90部
メチルセルロース(商品名:メトローズ90SH、信越化学工業社製) 10部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0032】
実施例6
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:IJ−50、大日本インキ社製) 90部
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製) 10部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0033】
実施例7
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:パスコールJK−850、明成化学工業社製)90部
メチルセルロース(商品名:メトローズ90SH、信越化学工業社製) 10部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0034】
実施例8
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:パスコールJK−850、明成化学工業社製)90部
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製) 10部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0035】
実施例9
オーバーコート層の構成:
実施例1に構成比率は準ずるが、塗工量が0.1g/m2の場合である。
【0036】
実施例10
オーバーコート層の構成:
実施例1に構成比率は準ずるが、塗工量が0.5g/m2の場合である。
【0037】
実施例11
オーバーコート層の構成:
実施例1に構成比率は準ずるが、塗工量が1.5g/m2の場合である。
【0038】
実施例12
オーバーコート層の構成:
実施例1に構成比率は準ずるが、塗工量が3.0g/m2の場合である。
【0041】
比較例3
オーバーコート層の構成:
メチルセルロース(商品名:メトローズ90SH、信越化学工業社製)100部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0042】
比較例4
オーバーコート層の構成:
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製)100部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0044】
比較例6
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:IJ−50、大日本インキ社製) 10部
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製) 90部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0046】
比較例8
オーバーコート層の構成:
ウレタン系樹脂(商品名:パスコールJK−850、明成化学工業社製)10部
カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンPR、第一工業社製) 90部
その他の条件は実施例1に準ずる。
【0047】
比較例9
オーバーコート層の構成:
実施例1に構成比率は準ずるが、塗工量が4.0g/m2の場合である。
【0048】
比較例10
上記オーバーコート層を持たないものである。
【0049】
評価1:各インクジェット記録用紙について、キャノン(株)製のインクジェットプリンター(BJC−430J)によって、フォトインクを使用し、C、M、Y、Bk、R、G、Bの各ベタ部印刷、並びに写真画像の印刷を行い、以下の要領で評価を行った。
【0050】
乾燥性:印字直後の印字面の表面状態を目視観察した。
【0051】
インク滲み:混色部やベタ部の重なりのインクの滲み具合を目視観察した。
【0052】
ベタ部均一性:ベタ部の濃度ムラを目視観察した。
【0053】
評価2:各インクジェット記録用紙について、理想科学工業(株)製のプリントゴッコ(登録商標)(PG−11)によって、RISO HiMesh INK(Black)のインクを使用し、ベタ部印刷、並びにイラスト部の印刷を行い、以下の要領で評価を行った。
【0054】
ベタ部均一性:ベタ部の濃度ムラを目視観察した。
【0055】
細線の再現性:イラスト部と文宇部の画線部を目視観察した。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】
本発明は、水溶性染料及び低粘性の水系顔料インクと高粘性の油性インクのいずれにおいても、印字または印刷適性に優れるインクジェット記録用紙を提供することができる。すなわち、インクジェット用インクのような低粘性である水性インクの吸収性が良好であり、かつプリントゴッコ(登録商標)用インクのような油性、高粘性のインクにも一定の親和性を持ち、インク受理が良好であり、印刷部の白抜けがなく、インクジェット適性として、耐水性、紙面強度が良好で、しかも、印字が高精細で写真調画質が忠実に得られるインクジェット記録シートを提供することができる。
Claims (1)
- 支持体上の少なくとも片面に、シリカを主成分とするインク受容層と、該インク受容層の上にオーバーコート層を設けたインクジェット記録シートにおいて、該オーバーコート層は顔料を含まず、水性高分子のウレタン系樹脂とセルロース誘導体を含有し、その重量比が、(ウレタン系樹脂:セルロース誘導体)=(50:50)〜(90:10)であり、該セルロース誘導体がメチルセルロース又はカルボキシメチルセルロースであり、かつ、上記オーバーコート層の塗工量が0.1〜3.0g/m2であることを特徴とするインクジェット記録シート。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22004699A JP4356044B2 (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | インクジェット記録シート |
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JP22004699A JP4356044B2 (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | インクジェット記録シート |
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JP2001039023A JP2001039023A (ja) | 2001-02-13 |
JP4356044B2 true JP4356044B2 (ja) | 2009-11-04 |
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ID=16745087
Family Applications (1)
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JP22004699A Expired - Lifetime JP4356044B2 (ja) | 1999-08-03 | 1999-08-03 | インクジェット記録シート |
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JP (1) | JP4356044B2 (ja) |
-
1999
- 1999-08-03 JP JP22004699A patent/JP4356044B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2001039023A (ja) | 2001-02-13 |
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