JP4355666B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、メモリーモジュールなどのサブ基板をメイン基板に接続するために用いられるコネクタに関し、更に詳しくは、挿入されたサブ基板をコネクタより排出させるための排出機構に関する。
基板同士を接続するコネクタは従来知られており、一方の基板(メイン基板と称する)に固定されて他方の基板(サブ基板と称する)を受容する受容溝を有したハウジングと、このハウジングに保持されてメイン基板上の配線パターンと繋がる複数のコンタクトとから構成されている。メイン基板に接続されるサブ基板としてはメモリーモジュールやインターフェースカード、ICカードなどが知られており、メイン基板に挿入される端部にはコネクタのコンタクトと接触する端子がコンタクトの配列に対応して整列配置されている。サブ基板はコネクタのハウジングに形成された受容溝内に挿着され、この状態においてコネクタ側のコンタクトとサブ基板側の端子とが接触するようになっている。
サブ基板のコネクタからの排出は、ハウジングの両端部に設けられた2つのレバー部材を操作して行われる。各レバー部材はその中間部がハウジングに枢支されたシーソーのような構成となっており、一方側の端部に形成された操作部をサブ基板のハウジングへの挿入方向に押圧するとレバー部材全体が枢支部を中心として揺動し、他方側の端部に形成された押圧部がこれとは反対の方向に移動してサブ基板をハウジングから押し出す(排出する)ようになっている(例えば下記の特許文献参照)。
特開2000−91032号公報 特開平8−148223号公報
しかしながら、上記従来のコネクタでは、サブ基板の排出操作時には2つのレバー部材の操作部はレバー部材全体の揺動によって互いに離間するように移動するため、2つのレバー部材の片手による同時操作は行いにくく、安全のため両手を用いて行う必要があった。また、サブ基板をハウジングより排出させる際、レバー部材の操作力が大き過ぎた場合には、その操作部や枢支部を破損させてしまうおそれがあった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、サブ基板を排出させる2つのレバー部材の同時操作を片手で行うことができるようにし、サブ基板の排出操作性を向上させることができるようにしたコネクタを提供することを目的としている。また、レバー部材の操作力が過大であった場合でもその操作部や枢支部を破損させるおそれのない構成のコネクタを提供することを目的としている。
本発明に係るコネクタは、第1の基板(例えば、実施形態におけるメイン基板50)に取り付けられ、第1の基板と接続される第2の基板(例えば、実施形態におけるサブ基板60)を受容する受容溝を有したハウジングと、ハウジングに保持され、ハウジングの受容溝内に挿入された第2の基板の端子と接触するコンタクトと、ハウジングにおける受容溝の延びる方向の両端部に取り付けられて第2の基板のハウジングに対する挿脱面と平行な面内で揺動自在な2つのレバー部材とを有し、これら2つのレバー部材の各々は、ハウジングにおける前記受容溝の延びる方向の端部の外方に位置した操作部と、操作部から平行に延びてハウジングの受容溝方向にほぼ平行して延びる両壁面にそれぞれ枢支された2つのアーム部と、操作部と2つのアーム部の揺動中心との間に形成され、2つのアーム部よりも受容溝の延びる方向における長さが短く、かつ、操作部と略L字形状をなして設けられた押圧部と、を有し、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されている状態から2つのレバー部材の操作部を互いに近づく方向に押圧操作したとき、2つのレバー部材それぞれの2つのアーム部が揺動して押圧部が略L字形状のL字角部近傍で第2の基板と接して第2の基板を前記ハウジングから排出させる方向に押圧し、これにより前記第2の基板が前記ハウジングより排出され、2つのレバー部材がそれぞれ有する2つのアーム部は、ハウジングのコンタクト設置範囲内の両外壁面に一体的に設けられた枢支突起によってそれぞれの揺動中心を枢止されている
また、上述の場合にあっては、操作部の下方への移動を規制する下方移動規制部材が、ハウジングの両端部下面側であって第1の基板の第2の基板受容部側表面に設けられ、操作部の上方への移動を規制する上方移動規制部材が、ハウジングの両端部であって下方移動規制部材の上方に設けられていることが好ましい。
上記コネクタでは、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されている状態から2つのレバー部材の操作部を押圧操作したとき、これら操作部は第2の基板がハウジングから排出された時点でハウジングに当接するようになっていることが好ましい。また、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されたとき、ハウジングに設けられた係止突起が第2の基板に形成された被係止凹部(例えば、実施形態における被係止孔62)に嵌入して第2の基板がハウジング内にロックされるようになっており、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されている状態から2つのレバー部材の操作部を押圧操作したとき、2つのレバー部材それぞれの操作部から延びて設けられたロック解除部(ロック解除突起34)が係止突起を第2の基板の面外方向に移動させてハウジングの第2の基板に対するロックを解除させるようになっていることが好ましい。
本発明に係るコネクタでは、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されている状態からハウジングの両端部に取り付けられた2つのレバー部材の操作部を互いに近づく方向に押圧操作すると、2つのレバー部材それぞれのアーム部が揺動して、操作部とアーム部の揺動中心との間に形成された押圧部が第2の基板をハウジングから排出させる方向に押圧し、これにより第2の基板がハウジングの受容溝より排出されるようになっている。このように本発明に係るコネクタでは、ハウジングの両端部に設けられて第2の基板の排出時に押圧操作される2つのレバー部材が、従来のようにその操作部同士が遠ざかる方向ではなく、操作部同士が近づく方向に揺動するので、これら2つのレバー部材の同時操作を片手で行うことができ、第2の基板の排出操作性を向上させることができる。
また、本発明に係るコネクタでは、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されている状態から2つのレバー部材の操作部を押圧操作したとき、これら操作部が、第2の基板がハウジングから排出された時点でハウジングに当接するようになっているのであれば、レバー部材の操作力が過大であった場合でもその操作部や枢支部を破損させるおそれがない。更に、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されたとき、ハウジングに設けられた係止突起が第2の基板に形成された被係止凹部に嵌入して第2の基板がハウジング内にロックされるようになっており、第2の基板がハウジングの受容溝内に挿入されている状態から2つのレバー部材の操作部を押圧操作したとき、2つのレバー部材それぞれの操作部から延びて設けられたロック解除部が上記係止突起を第2の基板の面外方向に移動させてハウジングの第2の基板に対するロックを解除させるようになっているのであれば、第2の基板のハウジングへのロック及びその解除を行う構成は簡易なものとなり、製造コストの低減に資することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るコネクタ1を、このコネクタ1が取り付けられるメイン基板50及びこのコネクタ1に挿着されるサブ基板(例えばメモリーモジュールやインターフェースカードなど)60とともに示したものである。
コネクタ1はメイン基板50に取り付けられるとともにサブ基板60を受容する受容溝14を有したハウジング10と、このハウジング10における受容溝14の延びる方向(この受容溝14の延びる方向をハウジング10の左右方向とする)の両端部に取り付けられた2つのレバー部材30,30と、ハウジング10内に保持されるとともに、メイン基板50上に形成された配線パターン52に接続された多数のコンタクト40,40,・・・とを有して構成されている。ハウジング10と2つのレバー部材30,30は樹脂等の電気絶縁性材料からなり、各コンタクト40は金属等の導電性材料からなっている。
ハウジング10は図2に示すように左右方向に細長く延びた形状を有する2つの壁面(図2における紙面手前側を前壁11、これと対向する側を後壁12とする)及びこれら前壁11,後壁12の左右両端部に位置して前壁11と後壁12とを連結する左右の連結部13,13と有しており、前壁11と後壁12との間にはサブ基板60を受容する受容溝14が、メイン基板50に対して垂直な方向に延び、かつメイン基板50とは反対の側(ここでは上方)に開口するように設けられている。また、後壁12の左右両端部それぞれからはガイド部支持部15が上方に延びて設けられており、その上端部には断面「コ」の字状のガイド部16が形成されている。前壁11の左右両端部それぞれからは上記ガイド部支持部15と対向するように係止突起支持部17が片持ち状態で上方に延びて設けられており、それぞれガイド部16の下方に位置している(図3も参照)。各係止突起支持部17はハウジング10の前後方向(図3では紙面の左右方向)に撓み変形可能であり、ガイド部支持部15と対向する側の面には受容溝14内に向けて突出するように係止突起18が設けられている。
各レバー部材30は図4にも示すように操作部31と、この操作部31から平行に延びて設けられた2つのアーム部32,32と、操作部31の内面側からアーム部32,32の延びる側に延びて設けられた押圧部33とを有している。各アーム部32の端部には枢支円孔32aが設けられており、この枢支円孔32aがハウジング10の前壁11と後壁12それぞれの左右端部から外方に突出して設けられた枢支突起19(図2も参照)に枢支されている。このため、各レバー部材30のアーム部32はその揺動中心である枢支円孔32aを中心にサブ基板60のハウジング10に対する挿脱面と平行な面内(受容溝14の延びる面内であり、ここでは上下面内)において揺動自在となっている。
操作部31はハウジング10の左右方向(受容溝14の延びる方向)の端部の外方に位置しており、その下面31a(図7参照)がハウジング10の連結部13の上面13a(図2参照)に上方から当接する位置(図5(A)及び図7(A)参照)と、上端当接部31b(図4及び図7(A)参照)がハウジング10のガイド部16の側部に設けられた当接面16a(図2及び図7(A)参照)にハウジング10の左右外方から当接する位置(図5(B)及び図7(B)参照)との間で移動可能である。また、図4に示すように各レバー部材30の操作部31の上部には、アーム部32の延びる側に平行に延びた2つのロック解除突起34,34が設けられており、操作部31がハウジング10のガイド部16の当接面16aに当接した状態では、これら2つのロック解除突起34,34はハウジング10のガイド部支持部15と係止突起支持部17との間の空間20(図2及び図3参照)内に入り込むようになっている(図5参照)。
各コンタクト40はハウジング10の受容溝14を形成する前壁11及び後壁12の内面(互いに対向する面)側に整然と並んで設けられている。各コンタクト40は図3に示すように、ハウジング10の前壁11若しくは後壁12に固定された基部41と、この基部41から上方に片持ち状態で延びてその一部が受容溝14内に突出した接触部42と、基部41から接触部42とは反対の側(下方)へ延びてその端部がハウジング10の外部(ハウジング10の前方若しくは後方)に突出したリード部43とを有した構成となっている。
コネクタ1のメイン基板50への取り付けは、ハウジング10の下面から下方に突出して設けられた複数の位置決め突起21(図1及び図2参照)をメイン基板50に設けられた位置決め穴51(図1参照)内に上方から挿入することによりメイン基板50上に位置決めした後、各コンタクト40のリード部43をメイン基板50上の配線パターン52に半田付け等により接合することによって行う。
サブ基板60は図1及び図3に示すように、矩形平板状のベース部61と、このベース部61のハウジング10への挿入する側の端部(以下、このハウジング10へ挿入する側の端部をサブ基板60或いはベース部61の先端部と称する)に、その幅方向に並んで設けられた多数の端子64とを有して構成されている。これら端子64の配置はコネクタ1側のコンタクト40の配置と一致しており、ベース部61の先端部の両面に整然と設けられている。各端子64はベース部61に設けられた電子回路部65と電気的に繋がっている。ベース部61における左右両端部には小円孔からなる被係止孔62が左右一対設けられており、ベース部61の先端部には細長い切り欠き部63がコネクタ1へ挿入される方向に延びて設けられている。左右の被係止孔62,62はサブ基板60をコネクタ1に挿着した際、サブ基板60がコネクタ1のハウジング10にロックされるようにするためのものであり、切り欠き部63はサブ基板60がコネクタ1のハウジング10内に正常に挿着されるようにするためのものである(いずれも詳細は後述)。
サブ基板60のコネクタ1への挿着は、サブ基板60の先端部(上述のように端子64が設けられた側の端部)をハウジング10の受容溝14内に上方から挿入することにより行う(図1及び図3参照)。このときサブ基板60はハウジング10の左右端部に設けられた2つのガイド部16によって受容溝14内に導かれる。サブ基板60が受容溝14内に入ると、サブ基板60の端子64はコネクタ1のコンタクト40の接触部42を押し退けて(弾性的に撓ませて)進み、サブ基板60の先端部がハウジング10の後壁12に形成された段差部からなるストッパ22(図3及び図6(A)参照)に上方から当接したところでサブ基板60のハウジング10内への挿入が完了する。このサブ基板60のハウジング10内への挿入が完了した時点では、図6に示すように、コネクタ1側の各コンタクト40の接触部42はサブ基板60側の各端子64に適当な接触圧をもって接触する。また、このサブ基板60のハウジング10内への挿入によって、コンタクト1に設けられた図示しない電源スイッチがオンとなる。このような状態では、サブ基板60はコネクタ1を介してメイン基板50と電気的に接続された状態となり、サブ基板60とメイン基板50との間では信号の伝送が可能となる。
ここで、サブ基板60がハウジング10に対して正しい向きで挿入された場合には、ベース部材61の先端部に形成された切り欠き部63と、ハウジング10の受容溝14内に上方に突出して延びて設けられた誤挿入防止突起23(図1及び図2参照)とが嵌合するようになっている。ここで、切り欠き部63及び誤挿入防止突起23はそれぞれサブ基板60若しくはハウジング10の左右方向中心部よりも左右方向にずれた位置に設けられているため、サブ基板60がハウジング10に対して正しい向きで挿入されなかった場合には、切り欠き部63と誤挿入防止突起23とは嵌合せず、サブ基板60のハウジング10内への挿入は不能となる。すなわち、切り欠き部63と誤挿入防止突起23とによってサブ基板60のハウジング10への誤挿入が防止されるようになっている。
また、サブ基板60がハウジング10内に挿入されると、サブ基板60のベース部61はハウジング10の係止突起支持部17に形成された係止突起18を押し退けて進むので、係止突起支持部17はサブ基板60の面外方向に撓み変形するが、サブ基板60がハウジング10内に正常に挿着されたときには、係止突起18がサブ基板60の左右両端に設けられた被係止孔62に嵌入する。ここで、図3に示すように、被係止突起18はその上面が傾斜面となっているが、下面はこのような傾斜面とはなっていないので、係止突起18が被係止孔62内に嵌入した状態では、サブ基板60を上方に引っ張ってもハウジング10から抜けることはない。すなわち、被係止突起18が被係止孔62内に嵌入することによってサブ基板60はハウジング10内にロックされる。
ハウジング10内に挿着された状態のサブ基板60をハウジング10から排出させるには、ハウジング10の左右端部に設けられた2つのレバー部材30の操作部31を互いに近づく方向に押圧操作すればよい。具体的には、2つのレバー部材30の操作部31を片手で摘まみ上げるようにする。これにより2つのレバー部材30,30のアーム部32はその揺動中心(枢支円孔32a)を中心に上方へ揺動し、各レバー部材30に設けられた押圧部33がサブ基板60の先端部を上方へ押し上げる(図7(B)参照)。これによりサブ基板60はハウジング10の受容溝14より排出される。また、このような2つのレバー部材30,30の揺動によって、各レバー部材30に設けられた2つのロック解除突起34,34はガイド部支持部15と係止突起支持部17との間の空間20内に入り込むが、このとき係止突起支持部17側に位置するロック解除突起34はその傾斜面34a(図4参照)において係止突起支持部17を外側(ハウジング10の前方)に押圧してこれを撓み変形させるので、係止突起18はサブ基板60の面外方向(ハウジング10の前方)に移動することとなり、サブ基板60の被係止孔62から離脱するので、ハウジング10のサブ基板60に対するロックが解除される。このような状態となれば、サブ基板60を指で摘んでハウジング10より抜き去ることができる。なお、各レバー部材30の操作部31はサブ基板60がハウジング10から排出された時点でその上端当接部31bがハウジング10のガイド部16の当接面16aに当接するようになっており、レバー部材30の揺動範囲はサブ基板60がハウジング10から排出されたところまでに制限される。
このように本コネクタ1では、サブ基板60がハウジング10の受容溝14内に挿入されている状態からハウジング10の両端部に取り付けられた2つのレバー部材30,30の操作部31を互いに近づく方向に押圧操作すると、2つのレバー部材30,30それぞれのアーム部32が揺動して、操作部31とアーム部32の揺動中心(枢支円孔32a)との間に形成された押圧部33がサブ基板60をハウジング10から排出させる方向に押圧し、これによりサブ基板60がハウジング10の受容溝14より排出されるようになっている。このように本コネクタ1では、ハウジング10の両端部に設けられてサブ基板60の排出時に押圧操作される2つのレバー部材30,30が、従来のようにその操作部同士が遠ざかる方向ではなく、操作部31同士が近づく方向に揺動するので、これら2つのレバー部材30,30の同時操作を片手で行うことができ、サブ基板60の排出操作性を向上させることができる。
また、本コネクタ1では、サブ基板60がハウジング10の受容溝14内に挿入されている状態から2つのレバー部材30,30の操作部31を押圧操作したとき、これら操作部31が、サブ基板60がハウジング10から排出された時点でハウジング10に(具体的にはガイド部16の当接面16aに)当接するようになっているので、レバー部材30の操作力が過大であった場合でもその操作部31や枢支部(具体的には枢支突起19)を破損させるおそれがない。
更に本コネクタ1では、サブ基板60がハウジング10の受容溝14内に挿入されたとき、ハウジング10に(係止突起支持部17に)設けられた係止突起18がサブ基板60に形成された被係止孔62に嵌入してサブ基板60がハウジング10内にロックされるようになっており、サブ基板60がハウジング10の受容溝14内に挿入されている状態から2つのレバー部材30,30の操作部31を押圧操作したとき、2つのレバー部材30,30それぞれの操作部31から延びて設けられたロック解除部33が上記係止突起18をサブ基板60の面外方向に移動させてハウジング10のサブ基板60に対するロックを解除させるようになっている。このように本コネクタ1では、サブ基板60のハウジング10へのロック及びその解除を行う構成が簡易であるので、製造コストの低減に資することができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態において示したものに限定されない。例えば、上述の実施形態では、コネクタ1はその受容溝14の延びる方向がメイン基板50に対して垂直方向となるようにメイン基板50に取り付けられていたが、受容溝の延びる方向がメイン基板50に対して平行となるように取り付けられるものであっても。また、上述の実施形態においては、サブ基板60がハウジング10内に正常に挿着されたとき、ハウジング10に形成された係止突起18がサブ基板60に形成された被係止孔62内に嵌入するようになっていたが、この被係止孔62は孔でなくても凹部であればよい。
本発明の一実施形態に係るコネクタを、このコネクタが取り付けられるメイン基板及びこのコネクタに挿着されるサブ基板とともに示した斜視図である。 上記コネクタにおけるハウジング単体の斜視図である。 図1における矢視III−IIIから見た断面図である。 上記コネクタにおけるレバー部材単体の斜視図である。 (A)はサブ基板が挿着された状態を示すコネクタを示す斜視図であり、(B)は挿着されたサブ基板が排出された状態を示すコネクタの斜視図である。 (A)は図5(A)における矢視VIA−VIAから見た断面図であり、(B)は図5(A)における矢視VIB−VIBから見た断面図である。 (A)は図5(A)における矢視VIIA−VIIAから見た断面図であり、(B)は図5(B)における矢視VIIB−VIIBから見た断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
10 ハウジング
14 受容溝
16a ガイド部の当接面
17 係止突起支持部
18 係止突起
19 枢支突起
23 誤挿入防止突起
30 レバー部
31 操作部
32a 枢支円孔(揺動中心)
33 押圧部
34 ロック解除突起
40 コンタクト
50 メイン基板(第1の基板)
60 サブ基板(第2の基板)
62 被係止孔(被係止凹部)
63 切り欠き部
64 端子

Claims (4)

  1. 第1の基板に取り付けられ、前記第1の基板と接続される第2の基板を受容する受容溝を有したハウジングと、
    前記ハウジングに保持され、前記ハウジングの前記受容溝内に挿入された前記第2の基板の端子と接触するコンタクトと、を備えるコネクタであって、
    前記ハウジングにおける前記受容溝の延びる方向の両端部に取り付けられて前記第2の基板の前記ハウジングに対する挿脱面と平行な面内で揺動自在な2つのレバー部材とを有し、
    前記2つのレバー部材の各々は、前記ハウジングにおける前記受容溝の延びる方向の端部の外方に位置した操作部と、前記操作部から平行に延びて前記ハウジングの前記受容溝方向にほぼ平行して延びる両壁面にそれぞれ枢支された2つのアーム部と、前記操作部と前記2つのアーム部の揺動中心との間に形成され、前記2つのアーム部よりも受容溝の延びる方向における長さが短く、かつ、前記操作部と略L字形状をなして設けられた押圧部と、を有し、
    前記第2の基板が前記ハウジングの前記受容溝内に挿入されている状態から前記2つのレバー部材の前記操作部を互いに近づく方向に押圧操作したとき、前記2つのレバー部材それぞれの前記2つのアーム部が揺動して前記押圧部が前記略L字形状のL字角部近傍で前記第2の基板と接して前記第2の基板を前記ハウジングから排出させる方向に押圧し、これにより前記第2の基板が前記ハウジングより排出され、
    前記2つのレバー部材がそれぞれ有する前記2つのアーム部は、前記ハウジングの前記コンタクト設置範囲内の両外壁面に一体的に設けられた枢支突起によってそれぞれの前記揺動中心を枢止されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記操作部の下方への移動を規制する下方移動規制部材が、前記ハウジングの前記両端部下面側であって前記第1の基板の前記第2の基板受容部側表面に設けられ、前記操作部の上方への移動を規制する上方移動規制部材が、前記ハウジングの前記両端部であって前記下方移動規制部材の上方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第2の基板が前記ハウジングの前記受容溝内に挿入されている状態から前記2つのレバー部材の前記操作部を押圧操作したとき、前記操作部は前記第2の基板が前記ハウジングから排出された時点で前記ハウジングに当接することを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記第2の基板が前記ハウジングの前記受容溝内に挿入されたとき、前記ハウジングに設けられた係止突起が前記第2の基板に形成された被係止凹部に嵌入して前記第2の基板が前記ハウジング内にロックされるようになっており、前記第2の基板が前記ハウジングの前記受容溝内に挿入されている状態から前記2つのレバー部材の前記操作部を押圧操作したとき、前記2つのレバー部材それぞれの前記操作部から延びて設けられたロック解除部が前記係止突起を前記第2の基板の面外方向に移動させて前記ハウジングの前記第2の基板に対するロックを解除させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコネクタ。
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