JP4355647B2 - スロットマシン及びプログラム - Google Patents
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Description
このスロットマシンにおいては、当選決定部が少なくとも1つの賞の当選を決定するときには、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々にこれらの図柄表示域間で共通する図柄が停止表示する。すなわち、本スロットマシンでは、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に当該賞に対応する共通図柄が各図柄表示域中での停止位置を問うことなく停止表示されていれば、入賞となる。したがって、プレイヤーは、入賞ラインを意識せずに入賞の判断を行うことができる。
ここで、本スロットマシンでは、全図柄表示域の少なくとも1つに表示される図柄の数を、表示制御部により、図柄数決定出力部の決定した図柄の数に変更することができる。本スロットマシンでは、上述したように、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に当該賞に対応する共通図柄が各図柄表示域中での停止位置を問うことなく停止表示されていれば入賞となる。したがって、全図柄表示域の少なくとも1つに表示される図柄の数が変われば、その図柄数が変わる図柄表示域が前記互いに隣接する複数の図柄表示域である場合であってもそうでない場合であっても、視覚的にプレイヤーの入賞への期待感が変わる。そして、このようにプレイヤーの入賞への期待感が変えるべく前記図柄の数を変更しても、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に当該賞に対応する共通図柄が各図柄表示域中での停止位置を問うことなく停止表示されていれば、依然として入賞となる。
このスロットマシンにおいては、プレイヤーの意志に基づいて、図柄数の変更を行うことができる。
前記互いに隣接する複数の図柄表示域の少なくとも1つに表示される図柄の数が変わると、入賞に対応する停止図柄パターン(以下、「入賞パターン」という。)の数が変わり、通常は入賞確率も変わる。本スロットマシンでは、上述したように、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に当該賞に対応する共通図柄が各図柄表示域中での停止位置を問うことなく停止表示されれば、入賞となる。そのため、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の1つに表示される図柄の数が1つ増えると、その入賞パターンの数は、前記互いに隣接する複数の図柄表示域のうちの他の図柄表示域に表示される図柄の数分だけ増加する。したがって、入賞パターンの数が大幅に増え、入賞確率が急に高くなってしまうおそれがある。このように図柄の数が1つ増えるだけで入賞確率が急に高くなるようなスロットマシンは、運用面において利便性が悪い。
本請求項3のスロットマシンでは、図柄数決定出力部が決定した図柄の数に応じて、前記互いに隣接する複数の図柄表示域のうちの1又は2以上の図柄表示域における図柄の切り換え順序が、切り換え順序変更部により変更される。これにより、その図柄表示域において当選に係る賞に対応した図柄の出現頻度を変更することが可能となる。図柄表示域に表示される図柄の出現頻度が入賞確率に影響するような構成の場合、その出現頻度を変化させることで入賞確率を調整することが可能になる。したがって、本スロットマシンが、例えば後述の請求項4のスロットマシンのように、図柄表示域に表示される図柄の出現頻度が入賞確率に影響するような構成であれば、図柄数決定出力部による図柄数の変更によって変化する入賞確率を、切り換え順序変更部による図柄の切り換え順序の変更によって調整することが可能となる。
また、本スロットマシンが、例えば図柄表示域に表示される図柄の出現頻度が入賞確率に影響しない構成である場合、切り換え順序変更部による切り換え順序の変更によって、変動表示の際に賞に対応する図柄の出現頻度が変更する結果、当該賞への入賞に対するプレイヤーの期待の大きさを変化させることができる。
なお、切り換え順序変更部により図柄の切り換え順序が変更される図柄表示域は、図柄数決定出力部により図柄の数が変更される図柄表示域であってもなくてもよい。
このスロットマシンにおいては、図柄表示域に停止表示する図柄が乱数生成部により生成する乱数によって直接決定される。
このスロットマシンにおいては、当選決定部による当選結果に応じて、その入賞に係る停止図柄が図柄表示域に停止表示するように停止表示制御がなされる。
このプログラムは、スロットマシンに設けられるコンピュータに実行されることにより、そのスロットマシンを、請求項1のスロットマシンとして機能させることができる。
特に、請求項2の発明によれば、前記少なくとも1つの図柄表示域に表示される図柄の数をプレイヤーの選択により変更できるという優れた効果が奏される。
また、請求項3の発明によれば、図柄数の変更によって入賞確率が急激に変化する場合でも、その入賞確率を調整することが可能となるという優れた効果が奏される。また、請求項3の発明によれば、入賞に対するプレイヤーの期待の大きさを変化させることができるという優れた効果が奏される。
また、請求項4の発明によれば、当選決定部による当選結果に応じて停止図柄を決定することが禁止されていても、本発明を実施することができるという優れた効果が奏される。
また、請求項5の発明によれば、当選決定部による当選結果に応じて入賞に係る停止図柄が停止表示するように停止表示制御がなされる、パチスロ機等のスロットマシンにも適用できるという優れた効果が奏される。
以下、本発明を、カジノに設置されるビデオスロットマシンに適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
まず、本実施形態1に係るスロットマシンの基本的な構成について説明する。
図2は、本実施形態1に係るスロットマシンの外観斜視図である。このスロットマシン1は、箱型の筺体2、この筺体2の前面側に開閉自在に取り付けられた前面パネル3などを有する。前面パネル3には、モニター11を外部から視認するための表示窓4、貨幣受取部を構成するコイン投入口5a及び紙幣投入口5b、スピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、プレイヤーがゲームのためにスロットマシンにコインを支払うための各種BETボタン7a,7b、他の操作ボタン8、コイン払出ロ9aを有するコイン受皿9、各種ランプ類10a,10bなどが設けられている。スピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、各種BETボタン7a,7b、他の操作ボタン8は、それぞれ発光部を具備したランプボタンである。
図4は、サブ制御基板のハードウェア構成を示すブロック図である。
メイン制御基板20の入出力ポート21aは、サブ制御基板30との間でデータ通信を行うために利用される。ROM22には、CPU21が利用する各種プログラムや各種テーブル等のデータが格納されており、これらをCPU21に出力する。RAM23は、CPU21によって演算された変数データなどを一時的に格納する。乱数発生回路24は、所定の周期毎に乱数を発生させてそのデータをCPU21に出力する。ビデオドライバ25は、CPU21の制御の下、図柄表示域11a等に所定の画像を表示するためのモニター11の制御に用いられる。照明制御部26は、CPU21の制御の下、各種ランプ10a,10bの点灯制御を行う。音響制御部27は、CPU21の制御の下、スピーカー15から出力する音声によるアナウンスや演出音等を制御する。払戻制御部28は、CPU21の制御の下、コイン払出ロ9aからコイン受皿9にコインを払い戻すために、コイン払戻装置16を制御する。
また、メイン制御基板20のCPU21は、スピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、各種BETボタン7a,7b、他の操作ボタン8などに接続されている。また、CPU21は、コイン投入口5a及び紙幣投入口5bに投入された金額をカウントする図示しない投入金額カウント装置などにも接続されている。
本スロットマシン1は、表示制御部101、スタート信号生成部102、表示部104、乱数生成部105、当選決定部106、記憶部107、操作部108、図柄数決定出力部109などから構成されている。
表示制御部101は、メイン制御基板20のCPU21、ROM22、RAM23、ビデオドライバ25等により構成され、ROM内に記憶された表示制御プログラムを実行することにより、後述する表示部104の表示制御を行う。具体的には、表示制御部101は、スタート信号生成部102からのスタート信号を受けて、各図柄表示域11aに表示される図柄を順次切り換える変動表示制御を行う。また、表示制御部101は、スタート信号を受けてから所定時間が経過した後、各図柄表示域11aの変動表示を停止させる停止表示制御も行う。また、表示制御部101は、5つの図柄表示域11aのうちの少なくとも1つに表示される図柄の数を、後述する図柄数決定出力部109からの図柄数データが示す図柄数に変更する図柄数変更処理も行う。
表示部104は、モニター11等により構成され、表示制御部101の制御の下、所定順序で配列する同一または異なる複数の図柄を5つの図柄表示域11aそれぞれに表示することができる。
当選決定部106は、メイン制御基板20のCPU21、ROM22、RAM23等により構成され、ROM内に記憶されたゲーム進行プログラムを実行することにより、前記乱数生成部105が生成した5つの乱数からなる組合せを記憶部107内の当選決定テーブルに対照して、既定の賞のいずれかに当選するか否かを決定する抽選処理を行う。本実施形態1において、既定の賞は、複数用意されている。具体的には、「J図柄」に対応するジャック賞、「Q図柄」に対応するクイーン賞、「K図柄」に対応するキング賞、「A図柄」に対応するエース賞、「1st図柄」に対応するファースト賞、「2nd図柄」に対応するセカンド賞が用意されている。なお、本実施形態1では、いわゆるワイルドカードである「W図柄」も存在し、この「W図柄」は全種類の図柄として扱われる。
記憶部107は、ROM22、RAM23等により構成され、前記当選決定部106が用いる当選決定テーブルなどを記憶している。当選決定テーブルは、乱数の組合せと既定の賞への当選とを対応付けたものである。したがって、当選決定テーブルの内容により、当選決定部106が各賞への当選を決定する当選確率がそれぞれ決まる。
図柄数決定出力部109は、メイン制御基板20のCPU21、ROM22、RAM23等により構成され、操作部108からの操作信号を受けることで、ROM内に記憶されたゲーム進行プログラムの内容に従い、5つの図柄表示域11aの少なくとも1つに表示される図柄の数を決定する。そして、決定した図柄の数を示す図柄数データを生成し、これを前記表示制御部101と後述の当選決定部106に送る。
図5は、本実施形態1における1回のゲームの流れを示すフローチャートである。
プレイヤーによって図示しないコインがコイン投入口5aに投入されたり、紙幣が紙幣投入口5bに投入されたりすると、そのコイン等は図示しない投入金額カウント装置によりカウントされる。そして、投入金額カウント装置は、メイン制御基板20のCPU21に投入金額データを出力する。この投入金額データを受け取ったCPU21は、RAM23に投入金額データに相当するクレジットデータを記録する。
なお、本実施形態1において、ゲームで無効な図柄をも表示しているのは、より多くの額のクレジットの消費を促すためである。すなわち、このような無効な図柄も有効な図柄と併せて表示部104に表示すれば、仮にその斜線で示す表示域に停止表示された無効な図柄が有効な図柄であったとすれば入賞していた又はより高額の配当を手にできていたという後悔の念を、プレイヤーに与えることが可能になる。これにより、プレイヤーは、そのような後悔をしないために、より多くの額をBETし、全図柄表示域11aに表示される図柄の数の合計がより多い図柄数パターンを選択してプレイすることになるからである。
表示制御部101は、乱数生成部105から送られてくる5つの乱数を受け取ると、各乱数をROM22に格納されている停止位置テーブルに照らし合わせる。この停止位置テーブルは、各図柄表示域11aに対して個々に用意されている。そして、各乱数と各停止位置テーブルにより、各図柄表示域11aにおける変動表示の停止位置が決まる。したがって、乱数生成部105から送られてくる5つの乱数によって、各図柄表示域11aに停止表示する図柄が決まる。
賞は、大別すると、プレイヤーに対して所定額のクレジットを払い出す賞、特別ゲーム状態であるイベント又はボーナスゲームやフィーチャーゲームに移行する賞などがある。そして、当選決定部106は、乱数の組合せと当選決定テーブルとにより、今回のゲームで入賞する賞を決定し、又は何の賞にも入賞しなかった場合のハズレを決定する。以下の説明では、前者の賞に限定して説明する。
上述したように、本実施形態1では、任意の一の図柄表示域とこれに隣接する他の図柄表示域とに同一の賞に対応する図柄が停止表示されれば、入賞となる。前記ファースト賞について図7を見ると、図柄表示域の全てに「1st図柄」が停止表示している。したがって、5個の「1st図柄」に対応するファースト賞が入賞している。また、第2図柄表示域には、「W図柄」が停止表示しているので、この「W図柄」は「1st図柄」として取り扱うことができ、前記と同様に、5個の「1st図柄」に対応するファースト賞が更に入賞している。また、キング賞について図7を見ると、図柄表示域の全てに「K図柄」が停止表示している。したがって、5個の「K図柄」に対応するキング賞が入賞している。また、第2図柄表示域には、「W図柄」が停止表示しているので、この「W図柄」は「K図柄」としても取り扱うことができ、前記と同様に、5個の「K図柄」に対応するキング賞が更に入賞している。
更に、セカンド賞について図7を見ると、第3図柄表示域と第4図柄表示域には「2nd図柄」がそれぞれ停止表示しており、第2図柄表示域には「W図柄」が停止表示している。この「W図柄」は「2nd図柄」としても取り扱うことができるので、3個の「2nd図柄」に対応するセカンド賞が入賞している。
また、本実施形態1では、同種の図柄に対応する賞であっても、その図柄数によって互いに異なる賞として取り扱う。すなわち、例えば同じ「1st図柄」に対応する賞であっても、3個の「1st図柄」に対応するファースト賞と、4個の「1st図柄」に対応するファースト賞と、5個の「1st図柄」に対応するファースト賞とでは、異なる賞となる。したがって、入賞したときの配当額も異なり、図柄の個数が多いほど配当額が高い。
また、本実施形態1によれば、図柄表示域11aに表示される図柄の数すなわち図柄数パターンは、図柄数決定出力部109が操作部108の操作信号に基づいて決定した図柄数パターンに変更される。入賞に対応した停止図柄パターンである入賞パターンの数は、上述したように図柄数パターンによって異なるので、プレイヤーは、操作部108を操作することにより、希望の図柄数パターンを選択して、入賞パターンの数を変更することができる。しかも、本実施形態1によれば、このように入賞パターンの数を変更したとしても、前記利点がなくなることはない。
次に、前記実施形態1の変形例について説明する。
前記実施形態1のスロットマシンにおいては、上述したように、図柄数パターンを変更すると入賞パターンの数が変わる。しかも、前記実施形態1では、入賞パターンの数が変わっても、各図柄表示域に表示される図柄の切り換え順序は変更されない。そのため、入賞確率が急激に変化することになる。例えば、図6(d)に示す図柄数パターンでは、入賞パターンの数が2×3×2×3×2=72個であるが、図6(e)に示す図柄数パターンでは、3×3×2×3×3=162個となる。後者は、前者に比べて、第1図柄表示域と第5図柄表示域に表示される図柄の数をそれぞれ1個ずつ増えただけだが、入賞パターンの数は前者の2倍以上にまで増加する。したがって、入賞確率が急激に変化することになる。前記実施形態1では、このように入賞確率が急激に変化してもペイアウト率が一定に維持されるように、図柄数パターンごとに必要なBET額を調整している。しかし、このようにBET額で調整するにしても、図6(a)に示す図柄数パターンと図6(f)に示す図柄数パターンとでは入賞確率の差が大きすぎて、図6(f)に示す図柄数パターンでゲームを行うのに必要なBET額が極めて高額になってしまう場合もある。
そこで、本変形例では、入賞パターンの数が変わっても、入賞確率が急激に変化しないように、使用する図柄数パターンに応じて図柄表示域11aに表示される図柄の切り換え順序を変更する。
本変形例におけるスロットマシン1は、切り換え順序変更部110を備えている点を除いて、前記実施形態1のスロットマシンとほぼ同様の構成及び動作である。以下、前記実施形態1とは異なる部分についてのみ説明する。
切り換え順序変更部110は、図3に示したメイン制御基板20のCPU21、ROM22、RAM23等により構成され、図柄決定部109からの図柄数データを受けて、前記表示制御部101が変動表示制御を行うときの1又は2以上の図柄表示域11aの図柄切り換え順序を、前記図柄数データに従って変更する。その変更後の図柄切り換え順序を示す切り換え順序データは、前記表示制御部101に送られる。そして、表示制御部101は、変動表示制御を行う際、この切り換え順序データに従い、そのデータが示す図柄切り換え順序で図柄の切り換えを行う。
本変形例では、プレイヤーがBETボタン7aを操作して、図柄数決定出力部109が図柄数パターンを決定すると、これに対応する図柄数データが切り換え順序変更部110にも送られる。切り換え順序変更部110は、この図柄数データを受けて、対応する切り換え順序データを前記表示制御部101に送る(S21)。そして、表示制御部101は、スピンボタン6aの操作があったら(S5)、その切り換え順序データに従い、各図柄表示域11aの変動表示制御を行う(S6)。
なお、本変形例1は、次の実施形態2におけるスロットマシンについても、同様に適用することが可能である。
次に、本発明を、前記実施形態1と同様に、カジノに設置されるビデオスロットマシンに適用した他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
本実施形態2におけるスロットマシン1は、当選決定部の抽選処理及び表示制御部の停止表示制御が異なる点を除いて、前記実施形態1のスロットマシンとほぼ同様の構成及び動作である。以下、前記実施形態1とは異なる部分についてのみ説明する。
図11は、本実施形態2における1回のゲームの流れを示すフローチャートである。
本実施形態2において、乱数生成部205は、スタート信号生成部102で生成されたスタート信号を受けると、1つの乱数を生成し(S31)、その乱数を当選決定部206にのみ送る。当選決定部206は、その乱数を受け取ると、その乱数をROM22に格納されている当選決定テーブルに照らし合わせて、既定の賞に当選したか否かを決定する抽選処理を行う(S32)。この当選決定テーブルは、1つの乱数と既定の各賞への当選とを対応付けたものである。当選決定テーブルは、図6(a)〜図6(f)に示す各図柄数パターンに対し、個別に用意されている点については、前記実施形態1と同様である。
また、本実施形態2においても、前記実施形態1と同様に、図柄表示域11aに表示される図柄の数すなわち図柄数パターンは、図柄数決定出力部109が操作部108の操作信号に基づいて決定した図柄数パターンに変更される。入賞パターンの数は、上述したように図柄数パターンによって異なるので、プレイヤーは、操作部108を操作することにより、希望の図柄数パターンを選択して、入賞パターンの数を変更することができる。しかも、本実施形態2によれば、このように入賞パターンの数を変更したとしても、プレイヤーは、入賞ラインを意識せずに入賞の判断を行うことができる。
更に、本実施形態2によれば、当選決定部206における抽選処理の結果に応じて停止図柄パターンを決定するので、各図柄表示域11aに表示される図柄の切り換え順序を予め固定しておく必要はない。
また、前記各実施形態及び前記変形例では、スロットマシンのリールとして、モニター11の図柄表示域11aに映し出される画像を用いるビデオスロットマシンを例に挙げて説明したが、いわゆる機械式のリールを用いるスロットマシンについても同様に適用可能である。この場合、例えば、リール上に配列された複数の図柄の一部をプレイヤーが視認するための窓の外形を変更するための駆動機構を設け、図柄数決定出力部109からの図柄数データを受けた表示制御部が、その図柄数データに係る図柄表示域に表示される図柄の数を該図柄数データが示す図柄の数となるように、当該駆動機構を制御するようにすればよい。
6a スピンボタン
7a,7b BETボタン
11 モニター
11a 図柄表示域
101,201 表示制御部
102 スタート信号生成部
104 表示部
105,205 乱数生成部
106,206 当選決定部
107 記憶部
108 操作部
109 図柄数決定出力部
110 順序変更部
Claims (6)
- 所定順序で配列する同一または異なる複数の図柄を、複数の図柄表示域それぞれに表示する表示部を備えたスロットマシンであって、
スタート信号を生成するスタート信号生成部と、
少なくとも1つの図柄表示域に表示される図柄の数を変更可能であって、前記スタート信号を受けて、各図柄表示域に表示される前記複数の図柄を順次切り換える変動表示制御を行い、各図柄表示域の変動表示を停止させて各図柄表示域それぞれについて複数の図柄を所定位置に停止表示させる停止表示制御を行う表示制御部と、
前記少なくとも1つの図柄表示域に停止表示される図柄の数を所定の条件に従って決定し、決定した図柄の数を示す図柄数データを出力する図柄数決定出力部と、
前記スタート信号を受けて、既定の1又は2以上の賞に当選か否かを決定する当選決定部とを有し、
前記表示制御部は、前記図柄数データを受けて、該図柄数データに係る図柄表示域に表示される図柄の数を該図柄数データが示す図柄の数に変更し、
前記既定の賞の少なくとも1つについて前記当選決定部が当選を決定するときの前記表示制御部による停止表示制御は、互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に、これらの図柄表示域間で共通する図柄を含む複数の図柄が、それぞれの図柄表示域中の該複数の図柄の並び方向における該共通する図柄の停止表示位置を問わず、停止表示するように、これらの図柄表示域の変動表示を停止させるものであることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1のスロットマシンにおいて、
プレイヤーの操作に応じた操作信号を生成する操作部を有し、
前記所定の条件は、前記操作信号に基づいて決定されることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1又は2のスロットマシンにおいて、
前記互いに隣接する複数の図柄表示域には、前記少なくとも1つの図柄表示域が含まれており、
前記図柄数データを受けて、前記表示制御部が変動表示制御を行うときの前記互いに隣接する複数の図柄表示域のうちの1又は2以上の図柄表示域に表示される複数の図柄の配列を、前記図柄数データが示す図柄の数に応じて変更する切り換え順序変更部を有し、
前記表示制御部は、前記切り換え順序変更部が変更した切り換え順序に従い、前記1又は2以上の図柄表示域について前記変動表示制御を行うことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1、2又は3のスロットマシンにおいて、
前記スタート信号を受けて、各図柄表示域に対応する乱数をそれぞれ生成する乱数生成部と、
乱数の組合せと前記既定の賞への当選とを対応付けた当選決定テーブルを記憶した記憶部とを有し、
前記表示制御部が変動表示制御を行うときの各図柄表示域に表示される図柄の切り換え順序は予め固定されており、
前記当選決定部は、前記乱数生成部が生成した乱数の組合せを前記当選決定テーブルに対照して当選か否かを決定するものであり、
前記当選決定部が当選を決定するときの前記表示制御部による停止表示制御は、前記乱数生成部が生成した各乱数に対応する図柄がそれぞれ各図柄表示域に停止表示されるように、これらの図柄表示域の変動表示を停止させることで、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に前記共通する図柄を停止表示させるものであることを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1、2又は3のスロットマシンにおいて、
前記スタート信号を受けて乱数を生成する乱数生成部と、
乱数と前記既定の賞への当選とを対応付けた当選決定テーブルを記憶した記憶部とを有し、
前記当選決定部は、前記乱数生成部が生成した乱数を前記当選決定テーブルに対照して当選か否かを決定するものであり、
前記当選決定部が当選を決定するときの前記表示制御部による停止表示制御は、該当選決定部による当選結果に対応する図柄が各図柄表示域に停止表示されるように、これらの図柄表示域の変動表示を停止させることで、前記互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に前記共通する図柄を停止表示させることを特徴とするスロットマシン。 - 所定順序で配列する同一または異なる複数の図柄を、複数の図柄表示域それぞれに表示する表示部と、スタート信号を生成するスタート信号生成部とを備えたスロットマシンに設けられるコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、
少なくとも1つの図柄表示域に表示される図柄の数を変更可能であって、前記スタート信号を受けて、各図柄表示域に表示される前記複数の図柄を順次切り換える変動表示制御を行い、各図柄表示域の変動表示を停止させて各図柄表示域それぞれについて複数の図柄を所定位置に停止表示させる停止表示制御を行う表示制御部、
前記少なくとも1つの図柄表示域に停止表示される図柄の数を所定の条件に従って決定し、決定した図柄の数を示す図柄数データを出力する図柄数決定出力部、及び、
前記スタート信号を受けて、既定の1又は2以上の賞に当選か否かを決定する当選決定部として、前記コンピュータを機能させるものであって、
前記表示制御部は、前記図柄数データを受けて、該図柄数データに係る図柄表示域に表示される図柄の数を該図柄数データが示す図柄の数に変更し、
前記既定の賞の少なくとも1つについて前記当選決定部が当選を決定するときの前記表示制御部による停止表示制御は、互いに隣接する複数の図柄表示域の各々に、これらの図柄表示域間で共通する図柄を含む複数の図柄が、それぞれの図柄表示域の該複数の図柄の並び方向における該共通する図柄の停止表示位置を問わず、停止表示するように、これらの図柄表示域の変動表示を停止させるものであることを特徴とするプログラム。
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