JP4354884B2 - 空気清浄器及び空気清浄装置及び空気調和機 - Google Patents

空気清浄器及び空気清浄装置及び空気調和機 Download PDF

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Description

この発明は、空気清浄器及びそれを用いた空気清浄装置及び空気清浄器を備えた空気調和機に関するものである。
近年、建物内や車両内の空気を常に清浄化された状態に維持するために空気清浄装置が広く使用されている。空気清浄装置は産業用の大型装置から家庭用の小型の装置まで種々のタイプがあり、空気清浄装置単独で用いたり、空気調和機の内部に装着されたりしている。
近年普及している空気清浄装置は、気流中の微粒子に対してコロナ放電等により電荷を与え、この荷電粒子が電界中を通過する間に静電力により荷電粒子を集塵して除去するもので、静電集塵装置と言えるものである。
従来の空気清浄装置は、例えば格子状の空気取入口を有するアッパーフレームと、荷電部及び集塵部を固定するロアーフレームとにより構成された箱体の中に帯電部と集塵部を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−276649号公報
従来の空気清浄装置は、格子状の空気取入口を有するアッパーフレームと、荷電部及び集塵部を固定するロアーフレームとにより構成された箱体の中に帯電部と集塵部を備えているので、部品点数が多くなり、構成部品コスト及び組立費が増加するという問題点があった。
また、他の従来の空気清浄装置では、荷電部が枠等配置されたリブにより位置決め及び固定されているものがあるが、これでは組立及び分解する際に作業性が悪化し、組立費増加、リサイクル時分別の作業性が悪化するという問題があった。
この発明は、上記のよう問題点を解決するためになされたもので、部品点数が少なく、組立が容易な空気清浄器及びそれを用いた空気清浄装置及び空気清浄器を組み込んだ空気調和機を提供することを目的とする。
この発明に係る空気清浄器は、放電電極と帯電部の接地電極との間に高電圧を印加して気中放電を発生させることで空気中の浮遊粉塵を帯電させる帯電部と、高電圧が印加される集塵部高電圧電極と集塵部の接地電極とが互い違いに配置され、帯電部で帯電した浮遊粉塵を捕集する集塵部と、格子状の空気取入口を有し、帯電部と集塵部とが取り付けられる枠とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る空気清浄器は、上記構成により、部品点数が少なく、組立が容易な空気清浄器が得られる。
実施の形態1.
図1〜18は実施の形態1を示す図で、図1はプレフィルタを閉じた状態の空気清浄器の斜視図、図2はプレフィルタを開いた状態の空気清浄器の斜視図、図3は空気清浄器の分解斜視図、図4はプレフィルタの正面図、図5は枠の正面図、図6は枠の背面斜視図、図7は枠の側面断面図、図8は放電電極の正面図、図9は枠に放電電極を取り付けた状態の背面斜視図、図10は枠に放電電極を取り付けた状態の背面斜視図、図11は枠に放電電極を取り付けた状態の側面断面図、図12は接地電極の正面図、図13は枠に接地電極を取り付けた状態の側面断面図、図14は半絶縁樹脂の正面図、図15は枠に放電電極及び半絶縁樹脂を取り付けた状態の側面断面図、図16は枠に放電電極及び接地電極及び半絶縁樹脂を取り付けた状態の側面断面図、図17は空気清浄器の原理図、図18はプレフィルタの枠への固定方法を示す斜視図である。
図1、図2の空気清浄器の斜視図に示すように、空気清浄器1は、格子状の空気取入口を有する枠3の上流側(外側)にプレフィルタ2を有し、詳細は後述するが、放電電極4を有する帯電部及び集塵部が枠3の内部に収納されている。図を見やすくするために、接地電極と半絶縁樹脂は省略している。プレフィルタ2は、枠3に開閉自在に取り付けられている。これは、集塵部を水で洗浄する場合に、プレフィルタ2がない方が、洗浄しやすくなるためである。
図3の空気清浄器の分解斜視図に示すように、空気清浄器1は、格子状の空気取入口を有する枠3の上流側(外側)にプレフィルタ2を有し、枠3の内部には放電電極4と接地電極5とで構成される帯電部10と、半絶縁樹脂6(集塵部高電圧電極)と接地電極5とで構成され、半絶縁樹脂6と接地電極5とが交互に配置される集塵部11が収納される。接地電極5には、図示しない高電圧電源部の端子部品と接触する端子7が取り付けられている。
以下、各構成部品を説明する。
図4はプレフィルタを示す正面図であり、プレフィルタ2は枠3の上流側に取り付けられて、大きな綿埃等のゴミを捕集し、帯電部10への埃の侵入を抑制する。プレフィルタ2の材質は、例えば枠がPP(ポリプロピレン)樹脂、フィルタがPE(ポリエチレン)樹脂である。
図5は枠の正面図、図6は枠の背面斜視図、図7は枠の側面断面図であるが、枠3は格子状の空気取入口を有する。格子は例えば5mm以下で、人の指が高電圧が印加される帯電部10の放電電極4に触れないような大きさにしている。枠3には放電電極4の位置決めを行う凹部20a、20b、20cがそれぞれ長手方向に複数設けられている。また、枠3の両端部近傍には、長手方向に延びて形成され、内側に通風路を形成する仕切部となるリブ21が両側に形成されている。
リブ21には、接地電極5の位置決め及び固定を行う突起22a、23a及び突起22b、23bが両端のそれぞれのリブ21に形成されている。リブ21の外側には、それぞれ集塵部11の高電圧が印加される半絶縁樹脂6の位置決め及び固定を行う突起部24a、24bがそれぞれ設けられている。枠3の材質は、例えば難燃性のABS(アクリロニトロ・ブタジエン・スチレン)樹脂を使用している。
図8は放電電極の正面図であり、放電電極4は図に示すように、全体が横長な四角形の形状で、中央に長手方向に延びる長辺を有し、全部で3つの長辺を有する。各長辺からは、通風路に直交する方向に、先端が鋭角な電極が形成されている。両端部の長辺は内側の片方に、中央の長辺は両側に先端が鋭角な電極が形成されている。放電電極4の材質は板金で、具体的には、例えばステンレス(SUS304)を使用している。
図9、10に示すように、放電電極4は横長な四角形の3つの長辺が、枠3の凹部20a、20b、20cにそれぞれ位置決めされる。そして、図11に示すように、横長な四角形の外側の二つの長辺の近傍に、枠3のリブ21と係合する折り曲げ部(固定部)を有する。この折り曲げ部を、リブ21と半絶縁樹脂6とで挟み込むことで放電電極4は固定されるが、この点については後で説明する。
図12は接地電極の正面図であるが、接地電極5は、帯電部の接地電極51と、集塵部の接地電極52とを有し、この例では帯電部の接地電極51と集塵部の接地電極52とが一体の構成である。接地電極5の材質は、例えばABS樹脂に炭素繊維やカーボンブラックを加えた導電性樹脂を使用している。この導電性樹脂は、表面抵抗値が10Ω以下のものである。
上記の例では帯電部の接地電極51と集塵部の接地電極52とが一体の構成のものを示したが、一体でなくてもよい。また、例えば、帯電部の接地電極51を板金で、集塵部の接地電極52を上記の導電性樹脂で別々に構成してもよい。
図13に示すように、接地電極5は、枠3の両側のリブ21の間に取り付けられる。リブ21に形成された突起22a、23a及び突起22b、23bにより接地電極5の位置決め及び固定がなされる。
図14は半絶縁樹脂の正面図である。半絶縁樹脂6は集塵部高電圧電極として機能するが、図に示すように、正面から見て長手方向に直交するように配置された高電圧電極が長手方向に多数設けられている。その材質は、ABS樹脂に親水性ポリマーを加えたものである。表面抵抗値は1010〜13Ωである。
図15は枠に放電電極及び半絶縁樹脂を取り付けた状態の側面断面図である。図に示すように、半絶縁樹脂6は枠3リブ21のそれぞれの外側に形成された突起部24a、24bにより位置決め及び固定がなされる。また、半絶縁樹脂6には放電電極4の位置を規制するリブ6a(放電電極位置規制部)を設けている。
図16は枠に放電電極及び接地電極及び半絶縁樹脂を取り付けた状態の側面断面図である。詳細は後述するが、放電電極4を半絶縁樹脂6と枠3のリブ21とで挟み込んで固定している。
次に、動作を説明する。
図17の空気清浄器の原理図に示すように、先ず帯電部10において、放電電極4と接地電極5(帯電部の接地電極51)との間に6kvの高電圧を印加してコロナ放電を発生させ、枠3の格子状の空気取入口より流入した浮遊粉塵を帯電させる。そして、接地電極5(集塵部の接地電極52)と半絶縁樹脂6に生じた静電界により帯電した粒子は、6kvの高電圧を印加した半絶縁樹脂6側で反発し、接地に落とした接地電極5に吸引され、効率良く浮遊粉塵を接地電極5に集塵することができる。
接地電極5に集塵された浮遊粉塵は、必要に応じてユーザが空気清浄器1に水をかけて洗い流す。このとき、既に述べたように、開閉自在なプレフィルタ2を開いておくと洗浄しやすい。
枠3の空気取入口を大きさが5mm以下の格子状にすることによって、人の指が高電圧印加中の帯電部10の放電電極4に触れないようにし、人の感電を防ぐことができ、かつ放電電極4に触れないために、外的要因(人の指等の接触)による放電電極4の形状変形を防止し、形状変形に伴う集塵性能の低下、発火、騒音につながる異常放電の発生を抑制することができる。
空気清浄器1の帯電部10、集塵部11が格子状の空気取入口を有する枠3のみに取付けられていることにより、少ない部品で空気清浄器1を構成することができため材料費の低減、組立加工費の低減が可能になり安価で高性能の空気清浄器1を得ることができる。
格子状の空気取入口を有する枠3を内側、外側とに分離するリブ21(仕切部)を設け、このリブ21の内側に接地電極5を取付け、この接地電極5に接しないように、集塵部高電圧電極として機能する半絶縁樹脂6がその外側に取付けられることで集塵部11の電極間に静電場を生じることができ、半絶縁樹脂6による帯電粒子の斥力と接地電極5の引力により効率良く浮遊粉塵を捕集することができる。
格子状の空気取入口を有する枠3を内側、外側とに分離するリブ21(仕切部)を設け、このリブ21の外側に放電電極4の折り曲げ部を配置し、この放電電極4を集塵部11の半絶縁樹脂6と格子状の空気取入口を有する枠3のリブ21とで挟み込むように取付けることで、放電電極4は枠3に設けられたリブ等に固定するのではなく、格子状の空気取入口を有する枠3により規制された場所にはめ、集塵部11の半絶縁樹脂6により位置決め及び固定され、放電電極4と接することで集塵部11の半絶縁樹脂6に高電圧を印加することができる。
格子状の空気取入口を有する枠3を内側、外側とに分離するリブ21(仕切部)を設け、このリブ21の外側に放電電極4の折り曲げ部を配置し、この放電電極4の折り曲げ部を半絶縁樹脂6と格子状の空気取入口を有する枠3のリブ21とで挟み込むように取付けることのできる構造において、取付け方向面に平行に折り曲げた場合に生じる半絶縁樹脂6と放電電極4の折り曲げ部との接触による組立難さを、取付け方向面に対し角度を付け放電電極4を折り曲げることによって、組立が容易になるだけでなく、確実に放電電極4と半絶縁樹脂6が接することができ、接触不足による集塵能力低下を抑制することができる。
格子状の空気取入口を有する枠3を内側、外側とに分離するリブ21(仕切部)を両端部に設け、それぞれのリブ21に突起22a、23a及び突起22b、23b(接地電極固定部)を設けることで接地電極5の位置決め及び固定を行うことに加え容易に組立、分解が可能になるため、組立加工費の低減及び、リサイクル時の材料分別が容易に行うことができる。
半絶縁樹脂6に放電電極4の位置を規制するリブ6aを付けたことにより放電電極4と接地電極5の距離が近付きすぎることがなく、異常な放電による発火、騒音の発生を抑制することができる。
帯電部10と集塵部11の接地電極5は、表面抵抗値が10Ω以下の導電性樹脂(ABS樹脂に炭素繊維やカーボンブラックを加えたもの)により成型されたことにより、複雑な構造部品ができることのみならず、帯電部の接地電極51と集塵部の接地電極52を一体に成型することが可能になり部品点数が少なくなり結果、容易に組立、分解が可能になるため、組立加工費の低減及び、リサイクル時の材料分別が容易に行うことができる。
帯電部10と集塵部11の接地電極5は、図示しない高電圧電源部の端子部品と接触する端子部品に板金で形成された別部品の端子7を用い、接地電極5と接するように取り付けられることで、高電圧電源部の端子部品と接触する接地電極5の樹脂の削れをなくし、端子間の経年変化による接触状態の変化を抑制し、集塵性能の低下、微妙な接地面で生じる火花放電による発火や騒音を抑制することができる。
浮遊粉塵を帯電させる帯電部10と、帯電した浮遊粉塵を集塵する集塵部11と、それらを固定する枠3の上流に大きな綿埃等のゴミを捕集することのできるプレフィルタ2とを用いることで、帯電部10への埃の侵入を防止し、帯電部10に流入した埃の放電による発火、騒音などの異常な状態を抑制することができる。
図18に示すように、大きな綿埃等のゴミを捕集することのできるプレフィルタ2は、枠3の凹部3bで位置決めを行い、半絶縁樹脂6に挟み込むように固定することで、容易に組立、及び分解が可能になるため、組立加工費の低減及び、リサイクル時の材料分別が容易に行うことができる。
以上のように、上記実施の形態によれば、空気清浄器1は、格子状の空気取入口を有する枠3に内側、外側とに分離するリブ21を両端部に設け、このリブ21の内側に接地電極5を取付け、この接地電極5に接しないように、集塵部高電圧電極の半絶縁樹脂6がその外側に取付けられることで集塵部11の電極間に静電場を生じさせ浮遊粉塵を捕集する機構を少ない部品で構成され、帯電部10の放電電極4を半絶縁樹脂6と格子状の空気取入口を有する枠3のリブ21を挟み込むように取付けることで、放電電極4は枠3に設けられたリブ等に固定するのではなく、格子状の空気取入口を有する枠3により規制される箇所にはめ込み、半絶縁樹脂6により位置決め及び固定することで、放電電極4と接し半絶縁樹脂6に高電圧を印加することができるという部品点数が少なく、組立が容易かつ、電極間が正確な距離関係になるようにすることができる効果が得られる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、空気清浄器について説明したが、次に上記空気清浄器を吸込口31と吹出口32を有する箱体30に取り入れた空気清浄装置について説明する。
図19は実施の形態2を示す図で、空気清浄装置の断面図である。図において、空気清浄装置50は、箱体30の吸込口31と吹出口32からなる通風路33の内部に空気清浄器1が配置されている。通風路33に送風を行う送風機は、空気清浄装置50の内部に配置してもよいし、外部に配置してもよい。
次に動作について説明する。
箱体30に実施の形態1の空気清浄器1を配置するようにしているので、吸込口31から流入した空気は、通風路33から空気清浄器1を通過し、吹出口32より浮遊粉塵量の少ない空気を送り出す空気清浄装置50を得ることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1の空気清浄器1を壁掛け形空気調和機に組み込む実施の形態を説明する。
図20、21は実施の形態3を示す図で、図20は壁掛け形空気調和機の室内機の断面図、図21は壁掛け形空気調和機の室内機の正面図である。
壁掛け形の空気調和機室内機40は、吸込口41の下流に熱交換器42と、空気の流れを生じさせる送風機43と、吹出口44とからなる空気の通風路内の何処かに空気清浄器1が配置されればよいが、図20では、熱交換器42の上流側の前面上部に配置した例を示している。この場合は、熱交換器42以降の部品に浮遊粉塵量の少ない空気が送られるので、それらの部品に浮遊粉塵が付着することを抑制することができる。また、空気清浄器1は熱交換器42の上流側の前面下部や背面に配置しても同様の効果を奏する。
図21において、高電圧電源部45が示されているが、この高電圧電源部45の端子部品に、接地電極5に取り付けられた端子7が接触する。
次に動作について説明する。
以上のように、壁掛け形の空気調和機室内機40に実施の形態1の空気清浄器1を配置するようにしているので、吸込口41から流入した室内空気は、空気清浄器1を通過することで室内の浮遊粉塵を除去することが可能になるため、熱交換器42により室内空気を加熱または冷却し室内へ吹出し、室内の温湿度を調整する壁掛け形空気調和機の基本機能に加え、室内の粉塵を除去する壁掛け形空気調和機を得ることができる。
実施の形態4.
上記実施の形態1の空気清浄器1を天井カセット形空気調和機に組み込む実施の形態を説明する。
図22は実施の形態4を示す図で、天井カセット形空気調和機の室内機の断面図である。
図に示すように、実施の形態1の空気清浄器1を熱交換器42の上流側に配置している。但し、実施の形態3と同様、吸込口41の下流に熱交換器42と、空気の流れを生じさせる送風機43と、吹出口44とからなる空気の通風路内の何処かに空気清浄器1が配置されればよい。
以上のように、天井カセット形の空気調和機室内機40に実施の形態1の空気清浄器1を配置するようにしているので、吸込口41から流入した室内空気は、空気清浄器1を通過することで室内の浮遊粉塵を除去することが可能になるため、熱交換器42により室内空気を加熱または冷却し室内へ吹出し、室内の温湿度を調整する天井カセット形空気調和機の基本機能に加え、室内の粉塵を除去する天井カセット形空気調和機を得ることができる。
実施の形態5.
上記実施の形態1の空気清浄器1を床置形空気調和機に組み込む実施の形態を説明する。
図23は実施の形態5を示す図で、床置形空気調和機の室内機の断面図である。
図に示すように、実施の形態1の空気清浄器1を送風機43の上流側に配置している。但し、実施の形態3と同様、吸込口41の下流に熱交換器42と、空気の流れを生じさせる送風機43と、吹出口44とからなる空気の通風路内の何処かに空気清浄器1が配置されればよい。
以上のように、床置形の空気調和機室内機40に実施の形態1の空気清浄器1を配置するようにしているので、吸込口41から流入した室内空気は、空気清浄器1を通過することで室内の浮遊粉塵を除去することが可能になるため、熱交換器42により室内空気を加熱または冷却し室内へ吹出し、室内の温湿度を調整する床置形空気調和機の基本機能に加え、室内の粉塵を除去する床置形空気調和機を得ることができる。
また、電車用空気調和機、車用空気調和機、エレベータ用空気調和機等ある空間の温湿度を調整する空気調和機に実施の形態1の空気清浄器1を取り入れることで、室内の温湿度を調整する各空気調和機の基本機能に加え、室内の粉塵を除去する機能を付加することができる。
実施の形態1を示す図で、プレフィルタを閉じた状態の空気清浄器の斜視図である。 実施の形態1を示す図で、プレフィルタを開いた状態の空気清浄器の斜視図である。 実施の形態1を示す図で、空気清浄器の分解斜視図である。 実施の形態1を示す図で、プレフィルタの正面図である。 実施の形態1を示す図で、枠の正面図である。 実施の形態1を示す図で、枠の背面斜視図である。 実施の形態1を示す図で、枠の側面断面図である。 実施の形態1を示す図で、放電電極の正面図である。 実施の形態1を示す図で、枠に放電電極を取り付けた状態の背面斜視図である。 実施の形態1を示す図で、枠に放電電極を取り付けた状態の背面斜視図である。 実施の形態1を示す図で、枠に放電電極を取り付けた状態の側面断面図である。 実施の形態1を示す図で、接地電極の正面図である。 実施の形態1を示す図で、枠に接地電極を取り付けた状態の側面断面図である。 実施の形態1を示す図で、半絶縁樹脂の正面図である。 実施の形態1を示す図で、枠に放電電極及び半絶縁樹脂を取り付けた状態の側面断面図である。 実施の形態1を示す図で、枠に放電電極及び接地電極及び半絶縁樹脂を取り付けた状態の側面断面図である。 実施の形態1を示す図で、空気清浄器の原理図である。 実施の形態1を示す図で、プレフィルタの枠への固定方法を示す斜視図である。 実施の形態2を示す図で、空気清浄装置の断面図である。 実施の形態3を示す図で、壁掛け形空気調和機の室内機の断面図である。 実施の形態3を示す図で、壁掛け形空気調和機の室内機の正面図である。 実施の形態4を示す図で、天井カセット形空気調和機の室内機の断面図である。 実施の形態5を示す図で、床置形空気調和機の室内機の断面図である。
符号の説明
1 空気清浄器、2 プレフィルタ、3 枠、3b 凹部、4 放電電極、5 接地電極、6 半絶縁樹脂、6a リブ、7 端子、10 帯電部、11 集塵部、20a,20b,20c 凹部、21 リブ、22a,22b 突起、23a,23b 突起、24a,24b 突起部、30 箱体、31 吸込口、32 吹出口、33 通風路、40 空気調和機室内機、41 吸込口、42 熱交換器、43 送風機、44 吹出口、45 高電圧電源部、51 帯電部の接地電極、52 集塵部の接地電極。

Claims (13)

  1. 放電電極と帯電部の接地電極との間に高電圧を印加して気中放電を発生させることで空気中の浮遊粉塵を帯電させる帯電部と、
    高電圧が印加される集塵部高電圧電極と集塵部の接地電極とが互い違いに配置され、前記帯電部で帯電した浮遊粉塵を捕集する集塵部と、
    格子状の空気取入口を有し、前記帯電部と前記集塵部とが取り付けられる枠と、
    前記枠を内側、外側とに分離して内側に通風路を形成する仕切部と、を備え、
    前記仕切部の前記通風路側に前記集塵部の接地電極を取付け、前記集塵部の接地電極に接しないように、前記集塵部高電圧電極が前記仕切部の外側に取り付けられることを特徴とする空気清浄器。
  2. 放電電極と帯電部の接地電極との間に高電圧を印加して気中放電を発生させることで空気中の浮遊粉塵を帯電させる帯電部と、
    高電圧が印加される集塵部高電圧電極と集塵部の接地電極とが互い違いに配置され、前記帯電部で帯電した浮遊粉塵を捕集する集塵部と、
    格子状の空気取入口を有し、前記帯電部と前記集塵部とが取り付けられる枠と、
    前記枠を内側、外側とに分離して内側に通風路を形成する仕切部と、を備え、
    前記放電電極は両端部に固定部を有し、前記放電電極の固定部を前記仕切部と前記集塵部高電圧電極とで挟み込むように取り付けたことを特徴とする空気清浄器。
  3. 前記放電電極は両端部に固定部を有し、前記放電電極の固定部を前記仕切部と前記集塵部高電圧電極とで挟み込むように取り付けたことを特徴とする請求項1記載の空気清浄器。
  4. 前記放電電極の固定部は、折り曲げられたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の空気清浄器。
  5. 前記放電電極の固定部は、前記枠の仕切部に対し角度を付けて折り曲げられたことを特徴とする請求項4記載の空気清浄器。
  6. 前記枠を内側、外側とに分離して内側に通風路を形成する仕切部を設け、この仕切部に前記接地電極固定部を設けることで前記接地電極の位置決め及び固定を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の空気清浄器。
  7. 前記集塵部高電圧電極に前記放電電極の位置を規制する放電電極位置規制部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の空気清浄器。
  8. 前記帯電部の接地電極と前記集塵部の接地電極の少なくともいずれか一方を、表面抵抗値が10Ω以下の導電性樹脂により成型したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の空気清浄器。
  9. 端子部品を有する高電圧電源部を備え、前記帯電部の接地電極と前記集塵部の接地電極の中で導電性樹脂により成型されるものは、前記高電圧電源部の端子部品に接触する端子部品を板金による別部材としたことを特徴とする請求項8記載の空気清浄器。
  10. 前記枠の上流にプレフィルタを用いたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の空気清浄器。
  11. 前記枠は前記プレフィルタの位置決めを行う凹部を備え、前記プレフィルタは前記枠の凹部で位置決めされると共に、集塵部高電圧電極により固定されることを特徴とする請求項10記載の空気清浄器。
  12. 吸込口と吹出口の間に通風路を有する箱体と、
    前記通風路の内部に配置される請求項1乃至11のいずれかに記載の空気清浄器と、
    を備えたことを特徴とする空気清浄装置。
  13. 吸込口と、この吸込口の下流に熱交換器と、空気の流れを生じさせる送風機と、吹出口とを有し、前記吸込口から前記吹出口までの間が通風路となる空気調和機において、
    前記通風路に、請求項1乃至11のいずれかに記載の空気清浄器を備えたことを特徴とする空気調和機。
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