JP4353707B2 - ミネラル水の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミネラル水およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミネラル水としては、たとえば特許文献1に示すように、常温の水を、単にミネラルを溶出させる鉱石やセラミクス(以下鉱石等と略称する)と接触させ、その鉱石等から溶出するミネラル成分を溶解させてミネラル水を製造することが行われている。
【0003】
尚、本発明においてミネラル成分という場合、鉱石等から溶出する無機質全般を指し、どのような無機化合物の形で溶出られるものであってもかまわないものとする。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−38665号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなミネラル水は、飲用として用いられる以外に特段の用途は考えられておらず、人の味覚として「おいしい」とされる他、ミネラル成分個々の効用が発揮される程度に特定のミネラル成分を含有するミネラル水が製造されている。
【0006】
本発明は、ミネラル成分が人体に対して種々の効用をもたらすばかりでなく、他にも種々の効用を発揮する点に着目してなされたものであって、飲用のみならず、種々の用途に利用可能なミネラル水を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上述のミネラル水の種々の効用について鋭意研究した結果、特定の成分組成を有するミネラル水は、種々の物質等に対する被膜形成効果を発揮することを見出し、さらに、このような成分組成のミネラル水を安定供給するために、玄武岩が有効に利用されることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
つまり、この目的を達成するための本発明のミネラル水の製造方法の特徴手段は、
水1Lあたり2g以上の玄武岩と接触させた状態で加熱昇温させ、90℃以上における前記水と前記玄武岩との接触状態で3分以上維持することにある。
【0009】
当該ミネラル水には、ミネラル成分として、
カルシウム 15〜20 (mg/L)
マグネシウム 2.5〜3.0 (mg/L)
ストロンチウム 0.04〜0.05(mg/L)
カリウム 2.9〜4.6 (mg/L)
鉄 <0.1 (mg/L)
ナトリウム 14〜21 (mg/L)
ケイ素 2.3〜6.7 (mg/L)
アルミニウム <2.5 (mg/L)
銅 <0.02 (mg/L)
亜鉛 <0.01 (mg/L)
を主成分として含有する。
【0010】
〔作用効果〕
本発明者らは、水中に玄武岩を浸漬した状態で、加熱して得られるミネラル水を種々の用途に適用したところ、種々の物体に対して皮膜を形成し、撥水作用等の効用をその物体に付与できることを新たに見出した。つまり、玄武岩から抽出されたミネラル成分に含まれる何らかの組成物が、被膜形成能を有し、ガラス等の光沢面の曇り止めや、撥水、衛生用品等の表面における雑菌の付着繁殖防止、鉄板等の焦げ付き防止、等の効用を奏することを実験的に確認した。これらの効用は、前記被膜を形成する際に、物体表面を脱脂するとともに、撥水作用を奏することによるものと予想される。従って、前記脱脂作用に基づき、物体表面を清浄に改質する作用を利用すれば、このミネラル水は物体の洗浄に用いることができる。また、撥水作用に基づき、水分、雑菌を寄せ付けない作用を利用すれば、上述の曇り止め剤、撥水剤、焦げ付き防止剤としての利用が考えられる。
【0011】
前記ミネラル成分は玄武岩に接触した水が前記玄武岩の各種構成成分を抽出することによりその水中に溶出するが、この溶出成分は、前記水が低温である内は溶出しにくいと考えられ、その水は、玄武岩と接触させた状態で加熱昇温させ、90℃以上に加熱維持することによって、確実に有効成分を溶出させることができる。また、本発明のミネラル水の製造方法においては、経験的に、煮沸状態の水を玄武岩に接触させただけのものでは、上述の撥水効果等が十分に発揮されない場合があることがわかっており、たとえば、常温もしくはそれ以下程度の温度の水を玄武岩と接触させた状態で加熱昇温させることが好ましい。これにより、水の昇温過程で玄武岩が昇温されて、有効成分を放出し始めるとともに、高温に達した水が、その有効成分を抽出するというように、効率よく有効成分を抽出できるものと考えられる。
尚、玄武岩は火成岩の一種であり、多孔質であることから、表面積が大きく、鉱石と水との接触面積を大きく確保することができるので、比較的容易に抽出作業が行えること、他の火成岩に比べ、塩基性に偏った成分組成が上述の有効成分として働いている可能性が高いこと、などの利点が見出され、特に好適なものとして選ばれたものである。
【0012】
また、水により抽出可能なミネラル成分量には限度があり、大量のミネラル分を抽出したとしても、常温で使用する場合に、溶解していたミネラル成分が析出してしまう場合がある。一方ミネラル成分が少なすぎると、有効成分の働きが十分得られなくなると考えられる。そこで、ミネラル成分の抽出条件について検討したところ、水量と玄武岩量との関係は、水1Lあたり、2g以上の玄武岩に接触させると、有効成分が十分量抽出されるため好ましく、玄武岩量が多すぎると抽出取り扱い操作性が低下するとともに「おり」が増加して好ましくない場合があるが、撥水効果にはかわりがない。また、抽出には、高温域において所定時間以上要するものと予想されることから、水を昇温して90℃以上になってから3分以上維持することが望ましい。実際には水を煮沸状態にまで昇温させたのち、即座に冷却しても十分に撥水効果等を発揮する場合があり、実用上は、煮沸状態で1〜2時間維持したとしても、「おり」がやや増加する程度で、十分高い撥水効果等を発揮するミネラル水が得られる。
【0013】
従って、水および玄武岩を用いた天然の成分のみからなる組成物を、撥水剤等の用途に利用できるから、従来はワックス等合成物に頼らざるを得ないとされていた用途で、自然環境における負荷の少ない代替製品を提供することができるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
2gの粒状の玄武岩を1Lのイオン交換水に浸漬するとともに加熱容器に収容して加熱昇温し、前記水を煮沸状態とする。水と玄武岩との両者をあわせて加熱している場合、加熱操作中には、両者はほぼ同じ温度条件にあると考えられる。この煮沸状態は、玄武岩が90℃以上になってから1時間〜2時間維持する。この熱水を、玄武岩の粒子やおりを濾過した状態で冷却し、ミネラル水を得た。
【0015】
下表1の組成の玄武岩を用いた場合に得られたミネラル水を定法により分析したところ、表のようになった。尚、このミネラル水を、水道法に基づく水質基準(厚生省令第69号)に照らした場合、法定46項目すべてについて、生涯にわたる連続的な摂取をしても人の健康に影響が生じない水準の飲用水として適合していることがわかり、本発明のミネラル水は、食品衛生面での使用のほか、直接飲用としても好適に利用可能なものであることがわかった。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
このようにして得られたミネラル水は、たとえばスプレー容器等に移した状態で使用される。
【0019】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(1)
実施の形態において得られたミネラル水を、油膜を除去する程度に磨いてある車のフロントガラスに噴射し、布で塗り込む。
塗り込むに従って、塗り込みに要する力が一旦大きくなることから、フロントガラス表面の油膜等の汚れがはがされているものと予想される。さらに塗り込みを続けると、塗り込みに要する力が軽くなることから、フロントガラス表面の微細な凹凸、傷にミネラル水のミネラル成分が入り込み被覆層を形成し、緻密でなめらかな表面状態になっているものと予想される。
【0020】
このようにして本発明のミネラル水を十分に塗り込んだフロントガラスは、図1に示すように、極めて高い撥水性を示すことがわかった。
また、このフロントガラスを2ヶ月にわたって使用したところ、図2に示すように、その撥水性はあまり低下することなく持続していることがわかった。
尚、図1は車両走行中の写真であり、図2は車両停車中の写真であるので、水滴の流れ具合についての知見は比較できないが、水滴の形状、大きさから、いずれの写真においても十分な撥水性を発揮していることが読みとれる。
【0021】
(2)
実施の形態において得られたミネラル水を、油膜を除去する程度に磨いてある鉄板焼き器の鉄板部分の一部領域に噴霧し、(1)同様に布で塗り込む。
【0022】
このようにして得られた鉄板焼き器で鉄板焼きを行ったところ、図3のようになり、ミネラル水を塗り込んでいない鉄板部分Aでは、ミネラル水を塗り込んだ鉄板部分Bではほとんど焦げ付いていないことがわかる。
【0023】
(3)
同様に得られたミネラル水に、イチゴを浸漬したのち、水切りしたイチゴをラップ状態で冷蔵保存したところ、2週間たっても品質の劣化はみられなかった。これは、イチゴ表面にミネラル水成分の皮膜が形成され、雑菌の付着繁殖防止に寄与しているものと考えられる。
【0024】
〔別実施の形態〕
(A)
先の実施の形態における製造条件を種々変更して表3に示すようにミネラル水を製造したが、いずれの場合であってもガラス面に対する撥水効果が確認され、先の場合と同様に撥水性等の効果の得られるミネラル水が得られていることがわかった。尚、撥水効果は前記(1)同様にミネラル水を塗り込んだガラス面に水蒸気を当てた場合の曇り度合いを目視にて確認したものであり、
ミネラル水に替えて水道水を用いた場合の撥水の程度を△としたときに、
水道水よりも有意に撥水性が認められるものを○、
市販の曇り止め剤に匹敵するものを◎、
として評価した。(水道水より効果が薄いものとする×の評価のものは無かった。)
【0025】
【表3】
【0026】
表3より、1〜6を比較すると3分以上の加熱処理を行えば、極めて高い撥水効果をガラス表面に付与することができる好適なミネラル水が得られることがわかる。また、1、7〜9を比較すると、玄武岩量は、水1Lあたり0.5g以上あれば、十分な撥水効果が得られるとともに、2g以上あれば、きわめて高い撥水効果を発揮させることができることがわかる。また、加熱容器からのミネラル成分の溶出の可能性についても検討したが、1、10〜13に記載のように、加熱容器の材質および加熱形態の如何に関わらず、同様の効果が得られているので、玄武岩から溶出したミネラル成分が撥水効果等に寄与していることが明らかである。
【0027】
(B)
先の実施の形態ではミネラル水を、布を用いて使用対象物に塗り込んだが、単にスプレーするだけでも同様の効果を得ることが可能である。
【0028】
(C)
先の実施の形態では、単に、水中に玄武岩を浸漬して加熱する方法(バッチ式)をとったが、湯水の循環流路を設け、湯水を加熱する加熱部と、玄武岩と湯水とが接触可能な抽出部を設け、その流路に加熱された湯水を循環させる(連続抽出方式)事によっても同様の効果を発揮する事ができる。この際、抽出条件としては、常温に近い水による抽出から90℃以上の熱湯による抽出が可能なように順次湯水の温度を上昇させて抽出を行う。
【0029】
(D)
先述のミネラル水の製造方法における水と玄武岩との加熱温度条件を検討した。試験条件として、温度条件以外は前記表3の1〜6の条件で行っている。
【0030】
(a)常温の水に、別途90℃に熱した玄武岩を投入し、10分間静置する。
(b)90℃の水に、常温の玄武岩を投入し、10分間静置する。
(c)90℃の水に、別途90℃に熱した玄武岩を投入し、10分間静置する。
【0031】
前記(a)〜(c)の条件で得られたミネラル水によるガラスに撥水性を付与する能力を目視により比較したところ、いずれの場合も十分な撥水性を発揮させうることがわかり、特に(b)、(c)の場合に高い撥水性を発揮させうる事がわかった。これらから、抽出に用いられる水は、高温である方が抽出効果が高いものの、前記玄武岩からのミネラル成分の溶出は、さらに、低い温度で開始されていることが読みとれる。
【0032】
(d)90℃の水に、別途90℃に熱した玄武岩を投入し、3分間維持する。
(e)80℃の水に、別途80℃に熱した玄武岩を投入し、3分間維持する。
(f)70℃の水に、別途70℃に熱した玄武岩を投入し、3分間維持する。
(g)60℃の水に、別途60℃に熱した玄武岩を投入し、3分間維持する。
(h)50℃の水に、別途50℃に熱した玄武岩を投入し、3分間維持する。
(i)20℃(常温)の水に、20℃の玄武岩を投入し、3分間維持する。
【0033】
前記(d)〜(i)で得られたミネラル水によるガラスに撥水性を付与する能力を目視により比較したところ、前記(d)〜(h)のものは、十分な撥水性を発揮させうることがわかり、玄武岩が50℃以上に達すると、有効なミネラル成分が溶出し始めることがわかった。また、高温になるほど高い撥水効果を発揮することが確認でき、90℃以上における水と玄武岩との接触状態を3分以上持続させることが好ましいことがわかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミネラル水を塗り込んだガラスの撥水性を示す写真
【図2】ミネラル水を塗り込んだガラスの二ヶ月後の撥水性を示す写真
【図3】ミネラル水を塗布した鉄板の焦げ付き防止効果を示す写真
【符号の説明】
A ミネラル水を塗り込んでいない鉄板部分
B ミネラル水を塗り込んだ鉄板部分
Claims (1)
- 水1Lあたり2g以上の玄武岩と接触させた状態で加熱昇温させ、90℃以上における前記水と前記玄武岩との接触状態を3分以上維持することで、ミネラル成分として、
カルシウム 15〜20 (mg/L)
マグネシウム 2.5〜3.0 (mg/L)
ストロンチウム 0.04〜0.05(mg/L)
カリウム 2.9〜4.6 (mg/L)
鉄 <0.1 (mg/L)
ナトリウム 14〜21 (mg/L)
ケイ素 2.3〜6.7 (mg/L)
アルミニウム <2.5 (mg/L)
銅 <0.02 (mg/L)
亜鉛 <0.01 (mg/L)
を主成分として含有してなるミネラル水の製造方法。
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JP2003031348A JP4353707B2 (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | ミネラル水の製造方法 |
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JP2003031348A Expired - Lifetime JP4353707B2 (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | ミネラル水の製造方法 |
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- 2003-02-07 JP JP2003031348A patent/JP4353707B2/ja not_active Expired - Lifetime
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