JP4351969B2 - 復水器据え付け方法およびガイドレール - Google Patents

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Description

本発明は、原子力発電プラントなどを建設するに当たってタービン建屋内に配置される復水器の据え付け方法およびこれに利用されるガイドレールに関するものである。
復水器の搬入方法としては、たとえば特許文献1に開示がある。この文献に開示された方法は、原子力発電所のタービン建屋に復水器を据え付け方法において、復水器本体を構成するホットウエル、下部胴部位、上部胴部位およびこれら復水器各部位の内部に設置される機器、配管、配管付属部品を一体化した復水器大ブロックをタービンペデスタル柱の完成後に大型揚重機を用いて現地設定場所に直接搬入という方法である。
特許文献1に開示された方法を例に取り、公知の技術について説明する。
この公知技術では、復水器大ブロックを大型揚重機を用いて、ヤードに仮置きした復水器大ブロックを大型揚重機のブームが移動することによりタービン建屋内の所定の位置(タービンペデスタル柱間)まで移動し、タービン建屋基礎マット上部にある復水器基礎に吊り降ろす。
復水器大ブロックはタービンペデスタル柱躯体完成後に搬入されるが、そのタービンペデスタル柱と復水器との隙間は最新型の原子力プラントでは100mm程度のクリアランスしかなく、タービンペデスタル柱躯体完成後に復水器を搬入すると、限られた空間に復水器を吊り降ろすこととなり、復水器吊り降ろし作業、芯出し作業に当たっては従来から相当な手間と労力を費やしていたのが現状である。
また、復水器を搬入するときの揚重機としては、コロ引きでタービン建屋内まで復水器を移動してから、ジャッキを使用し復水器基礎まで吊り降ろしに設定する方法、コロ引きで建屋内まで移動してから、タービンペデスタル上部に仮設架構を設けその架構に揚重機を設置し吊り降ろし復水器基礎までに設定する方法、公知文献に示すように大型揚重機により直接ヤードから復水器を吊り上げて所定の位置までブームを移動させてから吊り降ろし復水器基礎に設定する方法などが考えられる。
特許第2873139号公報
特に大型揚重機を使用する場合においては、搬入時気象条件、大型揚重機ブームの移動速度等により復水器据え付けの作業手間が大きく左右され、以下に示すような問題点が生じている。
(a)風が強いと吊り荷が揺れて吊り降ろしが難しくなる。
(b)大型揚重機ではブームを移動することにより吊り荷を移動することになるが、そのブームが移動する際に振れが生じ、復水器の芯出しが非常に難しくなる。
これに対して、復水器据え付け作業の困難を軽減し、省力を図ることが従来から望まれている。本発明の目的は、復水器据え付け作業の困難を軽減し、省力を図る方法およびそのための治具を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するものであって、一つの態様では、鋼板コンクリート構造の複数のタービンペデスタル柱を立てるタービンペデスタル柱設置工程と、前記タービンペデスタル柱の鋼板表面に、鉛直方向に延びるガイドレールを取り付けるガイドレール取り付け工程と、前記ガイドレールに沿ってガイドされる突起を復水器の側部に取り付ける突起取り付け工程と、前記突起が前記ガイドレール沿って動くように前記復水器を上方から降下させて前記復水器を前記複数のタービンペデスタル柱の間に設置する復水器設置工程と、を有する復水器据え付け方法であって、前記タービンペデスタル柱設置工程は、前記タービンペデスタル柱の下部を構成する下柱ブロックを立てる下柱ブロック設置工程と、この下柱ブロック設置工程の後に、前記下柱ブロックの上方に前記タービンペデスタル柱の上部を構成する上柱ブロックを立てる上柱ブロック設置工程とを含み、前記ガイドレールは、前記下柱ブロックに取り付けられる下柱ブロック用ガイドレールと、前記上柱ブロックに取り付けられる上柱ブロック用ガイドレールとに分離しており、前記上柱ブロック用ガイドレールおよび下柱ブロック用ガイドレールの接続部付近で前記上柱ブロック用ガイドレールおよび下柱ブロック用ガイドレールの少なくとも一方の水平方向の幅が前記接続部に向かって拡大していること、を特徴とする復水器据え付け方法である。
さらに、本発明の他の態様は、鋼板コンクリート構造のタービンペデスタル柱の側壁の鋼板表面に取り付けられて、その側壁に隣接して配置される復水器の据え付けに際してその復水器を下降させるときにその復水器をガイドするガイドレールにおいて、前記タービンペデスタル柱は上下方向に分割されたものを接続して構成されていて、当該ガイドレールは、前記タービンペデスタル柱の分割に対応して上下に分割されたものを接続して構成されており、このガイドレールを接続する部分で、このガイドレールの水平方向の幅が広がるように構成されていることを特徴とするガイドレールである。
復水器をタービンペデスタルに干渉すること無く搬入することが容易に可能であるため、復水器の搬入時間を削減することができる。
復水器が、タービンペデスタルにぶつかったりすることを防ぐことができ、復水器に傷や、へこみが発生することを防ぐことができる。また、作業員の安全を確保することが可能となる。
ガイドレールにより、復水器の据え付け位置に復水器が導かれるため、復水器の据え付け・芯出し期間を削減することができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図8を用いて説明する。
本実施の形態は、図1、図2に示すように原子力発電所のタービン建屋のタービンペデスタル柱2の間に設置される3基の復水器1が対象機器となる工法である。
図3に示すようにタービンペデスタルは、大きく分けて、タービンペデスタル柱2とタービンペデスタル上部梁3で構成される。
このタービンペデスタルに鋼板コンクリート構造(SC構造)を適用すると、タービンペデスタル柱2は、表面を鋼板で構成し、中にコンクリートを充填した構造となる。このSC構造を適用したタービンペデスタルの場合における復水器1の搬入手順は、従来通り、以下の通りとなる。
なお、後述するが復水器1は大きく分けて、復水器上部胴4と復水器下部胴5として構成されている。
[I]タービンペデスタル柱2の組立およびコンクリート充填
[II]復水器1の搬入
[III]タービンペデスタル上部梁3の組立およびコンクリート充填
上記の手順において、本実施の形態では、以下のように復水器1を搬入する。
[I]タービンペデスタル柱2の組立およびコンクリート充填
(1)タービン建屋マット6のコンクリートが打設完了した段階で、タービンペデスタル柱2の組立を行なう。タービンペデスタル柱2は、約20mの高さがあるため、高さ方向に分割して組み立てられる。たとえば、10mの長さで分割した場合、2分割のブロックを順次組み立てて柱を組み立てることになる。ここでは、タービンペデスタル柱2をタービンペデスタル下柱ブロック7とタービンペデスタル上柱ブロック8に2分割したとして以下に手順を述べる。
(2)最初に、タービンペデスタル下柱ブロック7を組み立てる。このタービンペデスタル下柱ブロック7の組み立ては、ヤードで、上部20と下部21を地組むものである。
さらに、このタービンペデスタル下柱ブロック7のSC鋼板の表面に、復水器1を搬入するためのガイドレールを取り付けておく。ここで、タービンペデスタル下柱ブロック7に取り付けるガイドレールについては、図4に示すように上部ガイドレール9と下部ガイドレール10に分割して取り付けることとする。上部ガイドレール9と下部ガイドレール10は、復水器1搬入時に、タービンペデスタル柱2と復水器1がぶつかったりしないように復水器1をガイドするとともに、復水器1を最終的な据え付け位置に導くためのガイドとしての役割をもたせる。上部ガイドレール9と下部ガイドレール10は、後述する復水器1に取り付けられたガイドローラ12をガイドするため、コの字の鋼材(チャンネル材)をタービンペデスタル下柱ブロック7の表面に取り付ける。
このうち、上部ガイドレール9はあらかじめ、タービンペデスタル下柱ブロック7の柱部分のSC鋼板表面に溶接やボルトにより取り付けておく。同様に、タービンペデスタル上柱ブロック8についても、タービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11をSC鋼板表面に溶接やボルトにより取り付けておく。下部ガイドレール10は後で取り付けることとする。
上部ガイドレール9と下部ガイドレール10の分割位置は、後取付けとなる下部ガイドレール10の施工し易さによって分割位置を決定できる。たとえば、マットから3m〜5mの部分を下部ガイドレール10、それから上の部分を上部ガイドレール9とする(図4参照)。
(3)上部ガイドレール9が取り付けられたタービンペデスタル下柱ブロック7の据え付けが完了した後、タービンペデスタル上柱ブロック6の据え付けを行なう(図5参照)。タービンペデスタル上柱ブロック8にも前述のように、タービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11をSC鋼板表面に溶接やボルトにより取り付けておき、タービンペデスタル下柱ブロック7とタービンペデスタル上柱ブロック8の接続は、溶接またはボルト接合により実施される。
タービンペデスタル下柱ブロック7とタービンペデスタル上柱ブロック8の接合は精度管理しながら実施されるがそれでも各々の柱ブロックの製作誤差および据え付け誤差によって数mmの誤差が発生する。
したがって、タービンペデスタル下柱ブロック7とタービンペデスタル上柱ブロック8の取合部の各々のガイドレール(上部ガイドレール9と、タービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11)はラッパ状に湾曲した形状をもたせる。このような形状にすることによって、タービンペデスタル下柱ブロック7とタービンペデスタル上柱ブロック8の接合が水平方向に数mmずれても、復水器1の側壁に取り付けられたガイドローラ12を滞りなくガイドすることが可能である。なお、取合部の各々のガイドレールは、取合部においてつながった形状であればよい。
なお、図5では、ガイドローラ12がタービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11および上部ガイドレール9に沿って移動するようすを示すために、1個のガイドローラ12の移動軌跡を示している。
(4)タービンペデスタル下柱ブロック7とタービンペデスタル上柱ブロック8の接続が完了した段階で、SC鋼板の内部にコンクリート充填を行なう。
[II]復水器1の搬入
(1)復水器1の搬入の前に、タービンペデスタル下柱ブロック7の下部ガイドレール10の据え付けを行なう(図6参照)。下部ガイドレール10は、以下の方法で製作し、タービンペデスタル下柱ブロック7のSC鋼板表面に据え付ける。復水器1の据え付け位置を測定し、最終的に復水器1が据え付けられる場所を設定する。この場所と、上部ガイドレール9の下端を連絡するように下部ガイドレール10を製作する。
上部ガイドレール9およびタービンペデスタル上柱ブロック8に取り付けられているタービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11は、後述する復水器1に取り付けられたガイドローラ12に対して、復水器1の搬入が大きく振れたりしないためのガイドレールであり、ある程度ガイドローラ12に対して、幅に余裕を持たせたレール形状とするが、この下部ガイドレール10は、復水器1を正確に、据え付け位置に導くためのガイドレールとなるため、しだいに幅を狭めた形状としており、復水器1に取り付けられたガイドローラ12を据え付け位置に正確に導くようにする(図6参照)。したがって、上記のことを考慮すると、下部ガイドレール10は、少しの曲率をもったカーブを有し、さらにだんだんと幅が狭くなっていく形状のガイドレールとなる。
なお、この下部ガイドレール10は、タービンペデスタル下柱ブロック7が据え付けられた段階で、計測を実施し、製作に着手することが可能であり、タービンペデスタルにコンクリートが充填されるまで製作を待つ必要はない。
(2)下部ガイドレール10が据え付けられ、タービンペデスタル柱2のSC鋼板内部にコンクリートが充填された段階で、復水器1の搬入を行なう。復水器1は、公知技術にあるように、図3のように、復水器下部胴5と、復水器上部胴4を一体とした大ブロックでもよいし、または、復水器下部胴5ブロックと復水器上部胴4ブロックに分割したブロックでもよい。いずれの場合においても、復水器ブロックの下部胴の側面にガイドローラ12を取り付ける。
復水器1とガイドローラ12の位置関係を図7に示す。また、復水器1とタービンペデスタル柱2に取り付けられたガイドレールとの位置関係を示したものを図8に示す。復水器下部胴5と、復水器上部胴4を一体とした復水器大ブロックまたは、復水器下部胴5ブロックは、大型揚重機によって吊り上げられ、タービンペデスタル柱2の間に搬入される。復水器下部胴5ブロックは、タービンペデスタル上柱ブロック8に取り付けられたタービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11に復水器下部胴5のガイドローラ12を挿入するように、大型揚重機を前後左右に操作して導く。
復水器下部胴5のガイドローラ12がタービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11に挿入された段階で、復水器下部胴5を徐々に吊り下ろしていく。復水器下部胴5はタービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール11、上部ガイドレール9、下部ガイドレール10に導かれ、タービンペデスタル柱2また、タービンペデスタル下柱ブロック7、タービンペデスタル上柱ブロック8の接続部をガイドローラ12が通過する時も、ラッパ状の湾曲したガイドレールの接続形状により、スムーズに復水器下部胴5ブロックをガイドして吊り下ろしていくことが可能である。
復水器下部胴5ブロックのガイドローラ12が、タービンペデスタル下柱ブロック7の下部ガイドレール10に達すると、復水器下部胴5ブロックのガイドローラ12は復水器1の据え付け位置に導くように製作された下部ガイドレール10に導かれるため、復水器1は据え付け位置に自動的に導かれていく。
(3)復水器下部胴5ブロックを復水器1の基礎上に上載させる。復水器下部胴5ブロックは下部ガイドレール10によって、最終的な据え付け位置に導かれているため、基礎上に上載した段階で、正確な据え付け位置に上載されていることになる。したがって、復水器1の据え付け位置の芯出しが復水器下部胴5ブロックの搬入が完了した段階で、自動的になされている。復水器を復水器上部胴4ブロック、復水器下部胴5ブロックに分割した場合には、復水器下部胴5ブロックの搬入が完了した後に、復水器上部胴4の搬入を行なう。
[III]タービンペデスタル上部梁3の組立およびコンクリート充填
復水器1ブロックの搬入完了後に、タービンペデスタル上部梁3をタービンペデスタル柱2の上に搭載して据え付けを実施し、コンクリートを充填する
この実施の形態におけるガイドローラ12は、ガイドレール9、10、11に接触したときに回転して、復水器1をガイドレール9、10、11に沿って下降させるときに、復水器1を滑らかにガイドすることができる。変形例として、ガイドローラ12を、回転しない単なる突起として、ガイドレール9、10、11に沿って摺動させることもできる。
もう一つの実施の形態を、図9を用いて以下に手順を説明する。
復水器1ブロックの搬入前までの手順については前述の手順と同様である。
復水器1ブロックの搬入の際のガイド方法として、復水器下部胴5ブロックが定位置に据え付く位置となる、基礎ボルト13上部に、ガイド効果をもたせたガイドボルト14を取り付け、復水器下部胴5ブロックの搬入を行なう。ここで、基礎ボルト13上部へのガイドボルト14の取り付けは、たとえば、基礎ボルト13上部とガイドボルト14下部に凸凹のボルト構造を持たせることにより行なう。
また、復水器搬入後の手順についても前述の手順と同様である。
本実施の形態により、タービンペデスタル柱のSC鋼板上に取り付けられたガイドレールによって、復水器をタービンペデスタル間に、干渉なく容易に搬入できる。また、ガイドレールを復水器の据え付け位置に導くことによって、復水器の搬入と同時に、据え付け・芯出しを完了することができる。
なお、ガイドボルト14は、据え付け用の仮設物であり、据え付け終了後に撤去してもよい。
本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態におけるタービン建屋の平断面図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態におけるタービン建屋の立断面図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態におけるタービンペデスタルと復水器などを示す斜視図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態におけるタービンペデスタル下柱ブロックとタービンペデスタル上柱ブロックおよびガイドレールの配置関係を示す模式的立面図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態におけるタービンペデスタル下柱ブロックとタービンペデスタル上柱ブロックとの接続部の詳細を示す模式的立面図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態におけるタービンペデスタル下柱ブロックのうち、上部ガイドレールと下部ガイドレールの位置関係を示す模式的立面図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態における復水器下部胴に取り付いたガイドローラの位置関係を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図。 本発明の復水器据え付け方法の一実施の形態における復水器下部胴に取り付いたガイドローラとタービンペデスタル柱に取り付いたガイドレールの位置関係をタービン建屋の該当エリアとして全体を示す模式的平断面図。 本発明の復水器据え付け方法の他の実施の形態における復水器下部胴と基礎ボルト上部に取り付けられたガイドボルトとの関係を示す模式的部分立面断図。
符号の説明
1…復水器
2…タービンペデスタル柱
3…タービンペデスタル上部梁
4…復水器上部胴
5…復水器下部胴
6…タービン建屋マット
7…タービンペデスタル下柱ブロック
8…タービンペデスタル上柱ブロック
9…上部ガイドレール
10…下部ガイドレール
11…タービンペデスタル上柱ブロック用ガイドレール
12…ガイドローラ(突起)
13…基礎ボルト
14…ガイドボルト

Claims (4)

  1. 鋼板コンクリート構造の複数のタービンペデスタル柱を立てるタービンペデスタル柱設置工程と、
    前記タービンペデスタル柱の鋼板表面に、鉛直方向に延びるガイドレールを取り付けるガイドレール取り付け工程と、
    前記ガイドレールに沿ってガイドされる突起を復水器の側部に取り付ける突起取り付け工程と、
    前記突起が前記ガイドレール沿って動くように前記復水器を上方から降下させて前記復水器を前記複数のタービンペデスタル柱の間に設置する復水器設置工程と、
    を有する復水器据え付け方法であって、
    前記タービンペデスタル柱設置工程は、前記タービンペデスタル柱の下部を構成する下柱ブロックを立てる下柱ブロック設置工程と、この下柱ブロック設置工程の後に、前記下柱ブロックの上方に前記タービンペデスタル柱の上部を構成する上柱ブロックを立てる上柱ブロック設置工程とを含み、
    前記ガイドレールは、前記下柱ブロックに取り付けられる下柱ブロック用ガイドレールと、前記上柱ブロックに取り付けられる上柱ブロック用ガイドレールとに分離しており、前記上柱ブロック用ガイドレールおよび下柱ブロック用ガイドレールの接続部付近で前記上柱ブロック用ガイドレールおよび下柱ブロック用ガイドレールの少なくとも一方の水平方向の幅が前記接続部に向かって拡大していること、
    を特徴とする復水器据え付け方法
  2. 前記ガイドレール取り付け工程のうち、前記ガイドレールの少なくとも下部を前記タービンペデスタル柱の鋼板表面に取り付ける工程が前記タービンペデスタル柱設置工程の後に行なわれること、を特徴とする請求項1記載の復水器据え付け方法。
  3. 前記突起は前記ガイドレールに接触して回転可能なガイドローラを含むこと、を特徴とする請求項1または2記載の復水器据え付け方法。
  4. 鋼板コンクリート構造のタービンペデスタル柱の側壁の鋼板表面に取り付けられて、その側壁に隣接して配置される復水器の据え付けに際してその復水器を下降させるときにその復水器をガイドするガイドレールにおいて、
    前記タービンペデスタル柱は上下方向に分割されたものを接続して構成されていて、当該ガイドレールは、前記タービンペデスタル柱の分割に対応して上下に分割されたものを接続して構成されており、このガイドレールを接続する部分で、このガイドレールの水平方向の幅が広がるように構成されていることを特徴とするガイドレール。
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