JP4351616B2 - ホース収納式水栓 - Google Patents

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Description

この発明は吐水ヘッドをその保持本体から可撓性のホースとともに引出し可能となしたホース収納式水栓に関し、詳しくはその吐水ヘッドへの給電手段を備えたものに関する。
従来、吐水ヘッドの吐水口近傍に人体感知センサ(操作感知部)を備え、吐水口の下方に手を差し出すと人体感知センサがこれを感知して吐水口から自動的に吐水するようになした自動水栓が主として手洗用水栓として広く用いられている。
近年、この自動水栓をキッチン用水栓としても適用することが考えられている。
ところでキッチン用水栓或いは洗面所用水栓として、近年、吐水ヘッドをこれに接続され且つその保持本体内に収納した給水用の可撓性のホースとともに引出し可能となしたホース収納式水栓が好んで用いられるようになって来ている。
この種ホース収納式水栓では、吐水ヘッドをホースとともに引き出すことによって、シンクの掃除や洗髪,背の高い容器に水を溜める際に任意の位置で吐水ヘッドの吐水口から吐水することができ、利便性が高い。
従って上記の自動水栓をキッチン用水栓,洗面所用水栓等として適用する場合においても、かかる自動水栓をこのようなホース収納式水栓として構成することが要望される。
ところで上記のような自動水栓にあっては、吐水ヘッドに備えた人体感知センサに対して電力供給することが必要であり、従ってかかる自動水栓をホース収納式水栓として構成した場合、ホースとともに保持本体から引出し可能な、即ち可動の吐水ヘッドの人体感知センサに対して電力供給する手段が問題となる。
その一手段として電源用の端子を設けることが考えられるが、この場合端子は水がかかる場所に設けられることとなり、端子の腐食や水による端子の短絡の可能性がある問題がある。
一方ホースの中に電線コードを通すことも考えられるが、この場合電線の耐久性が問題であり、またこのように電線コードをホース内部に通すと必然的にホースが太くなってしまう問題が生ずる。
他方吐水ヘッドに電池を搭載することも考えられるが、この場合には必然的に吐水ヘッドが嵩高くなってしまい、コンパクト化が求められる吐水ヘッドが大型化してしまう問題の外、電池交換のための手間が面倒であるといった問題が生ずる。
そこで電磁結合された給電側の1次コイルと受電側の2次コイルとを対向して有し、電磁誘導により1次コイルから2次コイルに給電を行う給電コイルを1次コイルが保持本体側に、2次コイルが吐水ヘッド側にそれぞれ位置する状態に設けておくことが考えられる。
このようにすれば、上記の問題を解決しつつ固定状態の保持本体側から可動側の吐水ヘッド側に支障なく電力供給を行うことができる。
このような給電コイルを用いた電力供給については、例えば下記特許文献1に従来開示がなされている。
この特許文献1のものでは、シャワーフック側から可動のシャワーヘッド側に給電コイルを用いて電力供給するようになし、そしてシャワーヘッド側で、供給された電力により超音波発生手段を動作させて、シャワーヘッドから噴出される湯水に超音波を伝播させるようになした点が開示されている。
しかしながらこの場合、吐水ヘッドをその保持本体から給水用のホースとともに引き出してしまうと、給電コイルによる保持本体側から吐水ヘッド側への給電が停止してしまい、従って例えば自動水栓において吐水ヘッド側のセンサをセンシング動作させ続けると、吐水ヘッド側に備えた蓄電池等の蓄電手段の電気エネルギーが多量に消費されてこれを消耗してしまうこととなる。
従ってこのような給電コイルを用いた給電方式では、吐水ヘッドが保持本体から引き出されたときに人体感知センサによるセンシング動作を直ちに若しくは設定時間経過後に停止させるようにすることが望ましいが、そのためには吐水ヘッドが保持本体から引き出されたときに、これを検出できるようにしておくことが必要となる。
自動水栓において、吐水ヘッドをその保持本体から引き出したときにこれを検出する手段として、吐水ヘッド側にリードスイッチを、また保持本体側にマグネットをそれぞれ対向して設けておき、吐水ヘッドが引き出されたときに、かかるリードスイッチにてこれを検出するようになしたものが下記特許文献2に開示されている。
しかしながらこの場合、吐水ヘッドの引出しの検出のためにリードスイッチ,マグネット等の余分の部品を必要とする問題が生ずる。
以上自動水栓についての問題を述べたが、例えば自動水栓以外のホース収納式水栓において、吐水ヘッドに電気的な表示部その他の電気的な負荷を備えたホース収納式水栓においても同様の問題が生ずる。
特開2003−174978号公報 特開平5−171665号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、ホース収納式水栓において保持本体側から吐水ヘッド側に給電コイルを用いて給電を行うようになすとともに、吐水ヘッドが引き出されたときに、特に余分の部品を付加しなくてもこれを検出できるようになし得て、人体感知センサ等による吐水ヘッド側の2次電源の電力消費を抑制することのできるものを提供することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のものは、吐水ヘッドを、該吐水ヘッドに接続され且つ該吐水ヘッドの保持本体内に収納された給水用のホースとともに引出し可能となしたホース収納式水栓において、電磁結合された給電側の1次コイルと受電側の2次コイルとを対向して有し、電磁誘導により該1次コイルから該2次コイルに給電を行う給電コイルを該1次コイルが前記保持本体側に、該2次コイルが前記吐水ヘッド側にそれぞれ位置する状態に設けるとともに、誘導電流の有無に基づき前記保持本体側から該吐水ヘッド側への前記給電コイルによる給電の有無を検出する給電検出手段を設けたことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記水栓が前記吐水ヘッドに人体感知センサを備えた自動水栓であって、前記給電コイルが該人体感知センサのセンシング用の給電を行うものとなしてあり、且つ前記給電検出手段が給電停止を検出したときに前記人体感知センサによるセンシングを直ちに若しくは設定時間経過後に停止するものとなしてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記人体感知センサが人体感知により吐水を行わせ、人体非感知により止水を行わせるものであるとともに、前記吐水ヘッドには連続吐水及び止水のための連続吐水スイッチが更に備えてあり、前記給電停止の検出により該連続吐水スイッチを引続き働かせる一方、前記人体感知センサによるセンシングを停止させるものとなしてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記給電検出手段が2次側の前記吐水ヘッドに対して1次側の水栓の本体機能部に備えてあり、該給電検出手段が給電停止を検出したときに、該本体機能部の制御部が直ちに若しくは設定時間遅れて吐水及び止水を行うための弁を開弁させて吐水開始させるものとなしてあることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、給電コイルにて保持本体側から吐水ヘッド側に給電を行うようになすとともに、誘導電流の有無に基づいて保持本体側から吐水ヘッド側への給電の有無を検出する給電検出手段を設けたものである。
本発明は、いわば給電コイル自体が保持本体からの吐水ヘッドの引出しを検出する手段の一部を成しており、従って本発明によれば、上記リードスイッチやマグネット等の特別の部品を別途に設けることなく、吐水ヘッドの引出しを検出することが可能となる。
そして本発明によれば、吐水ヘッドの引出しを検出することによって、例えば吐水ヘッド側に備えた負荷の動作を吐水ヘッドの引出し後直ちに若しくは設定時間経過後に停止させることが可能となり、これにより吐水ヘッド側に備えた蓄電池等の蓄電手段の電気エネルギー消費を抑制し得て蓄電手段を小さくすることができ、これにより吐水ヘッドをコンパクト化し得て水栓のデザイン,外観を良好に保持することが可能となる。
或いは蓄電手段の電気エネルギー消費を少なく抑え得ることから、その蓄電手段の使用時間を長くすることが可能となる。
請求項2は、上記水栓を吐水ヘッドに人体感知センサを備えた自動水栓として構成し、そして保持本体側から吐水ヘッド側に給電コイルにて給電するようになすとともに、上記給電検出手段が給電停止を検出したとき、即ち吐水ヘッドが引き出されたときに直ちに若しくは設定時間経過後に人体感知センサによるセンシングを停止するようになしたもので、このようにすれば、水栓を吐水ヘッド側に人体感知センサを備えた自動水栓として構成した場合においても、吐水ヘッドの引出し後に人体感知センサが長時間センシング動作を続けることによって多大な電気エネルギーを消費してしまう問題を解決することができる。
請求項3のものは、上記と同様にしてホース収納式水栓を自動水栓として構成するとともに、吐水ヘッド側に人体感知センサに加えて連続吐水及び止水のための連続吐水スイッチを備え、そして給電停止の検出により人体感知センサによるセンシングを停止させる一方、連続吐水スイッチについては引続きこれを働かせるようになしたもので、このようにしておけば、吐水ヘッドを引き出した後においても連続吐水スイッチの手元操作によって、吐水口からの吐水及び止水を行わせることができ、自動水栓を利便性高く使用することが可能となる。
次に請求項4は、給電検出手段を2次側の吐水ヘッドに対して1次側の水栓の本体機能部に備え、給電検出手段が給電停止を検出したときに、本体機能部の制御部の制御の下に電磁弁等の弁を開弁させ、吐水口から吐水開始させるようになしたものである。
吐水ヘッドが引き出されるということは使用者が水栓の使用を意図している場合であり、この場合使用者は単に吐水ヘッドを引き出すだけで、別途に吐水開始のための操作を特に行わなくても吐水口から吐水させることができ、水栓の使い勝手が良好となる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において、10は主として手洗用ないし洗面所用水栓として好適なホース収納式自動水栓(以下単に自動水栓)で、12は可動の吐水ヘッド、14はカウンター16上に起立状態且つ固定状態に設けられた保持本体としての吐水部本体で、本例ではこれら吐水ヘッド12と吐水部本体14とで自動水栓10における吐水部が構成されている。
吐水ヘッド12には給水用の可撓性のホース18の一端側が接続されており、吐水ヘッド12を吐水部本体14により保持した状態の下でその吐水部本体14内に収納された状態にある、厳密には吐水ヘッド12側の一部が吐水部本体14内に収納された状態にあるホース18が、吐水ヘッド12とともに吐水部本体14から引き出されるようになっている。
この可動の吐水ヘッド12には、ホース18を通じて送られて来た水を外部に吐水する吐水口20と、その近傍位置においてセンサ窓22が、更にそのセンサ窓22の内部において図2に示しているように赤外線式の人体感知センサ24が備えられている。
ここで人体感知センサ24は赤外線をレンズ25及びセンサ窓22を通じて吐水口20前方に発光し、そして手等の人体からの反射光を受光して、その反射光の受光に基づいて人体を感知する。
この例の自動水栓10では、人体感知センサ24が差し出された手等の人体を感知している間だけ吐水口20から自動吐水を行い、人体感知センサ24が人体を非感知となったところで、吐水口20からの吐水を自動的に停止、即ち止水する。
一方吐水ヘッド12の天面には連続吐水スイッチ26が設けられている。
この実施形態では、連続吐水スイッチ26を1回押操作すると吐水口20から連続的に吐水され、次にもう1度これを押操作するとそこで吐水口20からの吐水が停止する。即ち連続吐水スイッチ26を1回押操作するごとに吐水口20からの吐水と止水とが行われる。
図2に示しているようにこの連続吐水スイッチ26は、スイッチ本体28とこれを覆う可撓部30とを有している。
吐水ヘッド12には、これら人体感知センサ24,連続吐水スイッチ26からの信号を吐水部本体14側、詳しくは後述の本体側制御部52に送るための送信部としての発光部64が備えられており、その発光部64が信号線68Bにて後述のヘッド側制御部38に接続されている。
吐水ヘッド12には、このヘッド側制御部38とともに2次電源部36が備えられており、これを電源として人体感知センサ24によるセンシング,人体感知センサ24及び連続吐水スイッチ26からの操作感知信号の送信,ヘッド側制御部38の動作等が行われるようになっている。
尚、2次電源部36には蓄電池,コンデンサ等の蓄電手段,定電圧化回路等が備えられている。
また2次電源部36,ヘッド側制御部38は回路収納部35内に収納されている。
ここでヘッド側制御部38は、人体感知センサ24,連続吐水スイッチ26,後述の給電検出部62からの信号を受けて、発光部64を発光により信号送信させるとともに、人体感知センサ24の動作を制御し、かかる人体感知センサ24の発光部64から赤外線をパルス状に間欠的に発光させ且つそのパルス発光の間隔やパルス幅を制御する。
図2において、66は発光部64からの発光信号を受光する受信部としての受光部で、この受光部66は信号線68Aを介して図3の本体側制御部52に接続され、受光信号をその本体側制御部52へと伝送する。
図1に示しているように、上記ホース18はカウンター16の下側において電磁弁32及び止水栓34を介して給水元管に接続されており、給水元管からの水がこれら止水栓34,電磁弁32を介してホース18へと導かれ、更にその一端が接続された吐水ヘッド12の吐水口20から外部へと吐水される。
37は制御ボックスで、その内部に本体側制御部52と1次電源部54とが備えられている(図3参照)。
そしてその1次電源部54が外部電源に接続され、また本体側制御部52に対し上記電磁弁32が電気的に接続されている。
電磁弁32は、この本体側制御部52の制御の下に開閉制御される。
本実施形態においては吐水部本体14,電磁弁32,制御ボックス37等が2次側の吐水ヘッド12に対して1次側の本体機能部を構成している。
この本体側制御部52にはまた、上記のように信号線68Aが接続されており、吐水ヘッド12側の人体感知センサ24,連続吐水スイッチ26等からの信号がこの本体側制御部52に入力される。
本実施形態では、人体感知センサ24が人体感知するとその信号(操作感知信号)を受けて本体側制御部52が電磁弁32を開弁させて吐水口20から吐水を行わせ、また人体感知センサ24が人体を非感知となったときに、これからの信号を受けて本体側制御部52が電磁弁32を閉弁動作させ、吐水口20からの吐水を停止させる。
また連続吐水スイッチ26が押操作されるとそこからオン信号(操作感知信号)が本体側制御部52に送られて、本体側制御部52が電磁弁32を開弁動作させ、吐水口20から連続吐水させる。
また次に連続吐水スイッチ26が押操作されてそこからオフ信号が本体側制御部52に送られると、この信号を受けて本体側制御部52が電磁弁32を閉弁動作させ、吐水口20からの吐水を停止させる。
尚、図1において吐水部本体14の頂面には嵌合突部48が設けられている。
一方図2及び図4に示しているように吐水ヘッド12には対応する嵌合凹部50が設けられており、吐水ヘッド12はそれら嵌合突部48と嵌合凹部50とが嵌合する状態に、吐水部本体14上にセットされる。即ち吐水部本体14による保持位置に保持される。
図2に示しているように吐水ヘッド12を吐水部本体14に保持させたときの、吐水ヘッド12と吐水部本体14との接合部には給電コイル(電磁カプラ)40が設けられている。
この給電コイル40は通水路の軸方向、具体的にはここではホース18の軸方向に互いに対向する給電側の1次コイル44と、これに電磁結合した受電側の2次コイル46とを有している。
ここで1次コイル44は吐水部本体14側に、また2次コイル46は吐水ヘッド12側に設けられており、且つそれら1次コイル44及び2次コイル46はホース18を取り巻く状態で、即ち通水路を取り巻く状態で配設されている。
ここで1次コイル44は電源線42Aを介して図3の1次電源部54に接続され、また2次コイル46は電源線42Bを介して2次電源部36にそれぞれ接続されている。
吐水部本体14側の電源線42Aと吐水ヘッド12側の電源線42Bとは、図3にも示しているように給電コイル40にて電磁的に結合されており、この給電コイル40により、詳しくは1次コイル44と2次コイル46との間の電磁誘導により電源線42Aから電源線42Bへと電力が供給され、更に電源線42Bを通じて吐水ヘッド12側の2次電源部36へと電力供給されて、そこに備えられた蓄電手段に供給された電力が蓄えられる。
この給電コイル40において、1次コイル44から2次コイル46への電力供給は具体的には次のようにして行われる。
即ち、図3において本体側制御部52の制御の下にスイッチングトランジスタ60を高周波でスイッチングすることで、1次コイル44に高周波で電流を通ずると、電磁誘導作用により2次コイル46に誘導電流が生じて2次電源部36に電力が供給される。
尚、図3において56は共振コンデンサ、58は同調コンデンサであり、また59は整流ダイオードである。
本実施形態では、吐水ヘッド12側の誘導電流の有無を検出することにより電力供給の有無を検出する給電検出部(給電検出手段)62が設けられている。
そしてこの給電検出部62により、電磁誘導による1次コイル44から2次コイル46への電力供給がなくなったとき、具体的には吐水ヘッド12が吐水部本体14から引き出されて離れたときに、これが検出されるようになっている。
その結果、ヘッド側制御部38は連続吐水スイッチ26を引続き動作状態に維持する一方、直ちに若しくは所定の設定時間後に人体感知センサ24によるセンシング動作を停止させ、人体感知センサ24による電力消費を停止させる。
このようにしているのは、吐水ヘッド12がホース18とともに吐水部本体14から引き出されたときには、人体感知センサ24による人体の感知,非感知によるよりは、連続吐水スイッチ26による操作に基づいて吐水及び止水が行われることが多いことによる。
但し必要に応じて人体感知センサ24による感知,非感知に基づいて吐水,止水を行うようになすことも可能であり、そのような場合には吐水ヘッド12が引き出された後、設定時間だけこれをセンシング動作させるようになしておくのが良い。
本実施形態の自動水栓10では、吐水ヘッド12を吐水部本体14に保持させた状態の下でセンサ窓22の前方に、即ち人体感知センサ24の前方に手を差し出すことで、吐水口20から自動的に吐水させることができる。
また人体感知センサ24の前方から手を引き抜くことで自動的に止水させることができる。
一方吐水ヘッド12をホース18とともに吐水部本体14から引き出した状態で連続吐水スイッチ26を操作することで、任意の位置に持ち来した吐水口20から連続吐水及び止水を行うことができる。
以上のように本実施形態では、いわば給電コイル40自体が吐水部本体14からの吐水ヘッド12の引出しを検出するための手段の一部として利用されており、従って本実施形態によれば、リードスイッチやマグネット等の特別の部品を別途に設けることなく、吐水ヘッド12の引出しを検出することが可能となる。
そして本実施形態によれば、吐水ヘッド12の引出しを検出することにより、吐水ヘッド12側に備えた人体感知センサ24のセンシング動作を、吐水ヘッド12の引出し後直ちに若しくは設定時間経過後に停止させることが可能となり、これにより吐水ヘッド12側の蓄電池等の電気エネルギーの消費を抑制し得て、蓄電池等を含む2次電源部36を小さくすることができる。
これにより吐水ヘッド12をコンパクト化し得て、水栓のデザイン,外観を良好に保持することができる。
或いはまた電気エネルギー消費を少なく抑え得ることから、蓄電池等の使用時間を長くすることが可能となる。
また本実施形態では、人体感知センサ24に加えて連続吐水及び止水のための連続吐水スイッチ26を吐水ヘッド12側に備え、そして給電停止の検出により人体感知センサ24によるセンシングを停止させる一方、連続吐水スイッチ26については引続きこれを働かせるようになしていることから、吐水ヘッド12を引き出した後においても、連続吐水スイッチ26の手元操作によって、吐水口20からの吐水及び止水を行わせることができ、自動水栓10を利便性高く使用することができる。
図5〜図7は本発明の他の実施形態を示している。
図5において、10はキッチン用のシングルレバー式の自動水栓で、70はシンク、72は流し台のカウンター71上に起立状態に設けられた水栓本体で、その上部にレバー操作部74が上下及び左右に回動可能に設けられている。
水栓本体72からは図1の吐水部本体14に相当する吐水管本体76がシンク70側に向けて斜め上方に延び出している。
この吐水管本体76による保持位置と引出し位置との間で可動の吐水ヘッド12には、図6に示しているようにその天面にセンサ窓22が設けられていて、その内部に発光部78と受光部80とを有する赤外線式の人体感知センサ82が設けられている。
この実施形態では吐水管本体76ないし吐水管本体76と水栓本体72とが吐水ヘッド12の保持本体を成している。
また吐水管本体76,水栓本体72,電磁弁32,制御ボックス37等が水栓の1次側である本体機能部を構成している。
ここで人体感知センサ82は、発光部78から赤外線を吐水ヘッド12の天面から外部にセンサ窓22を通じて発光し、人体による反射光を受光部80で受光して人体の有無を感知する。
但しこの実施形態では人の指等が至近距離にあるときのみ人体感知するようになしてある。
即ちこの実施形態では人体感知センサ82が非接触で人体感知するものの、いわゆるタッチ式スイッチに近いものとして構成されている。
またこの実施形態では人体感知センサ82は人体の感知、具体的には主として人の指を感知したときにのみ吐水を行わせ、非感知となったところで止水を行うといったものではなく、一旦人体を感知した後はその後に人体非感知となった場合でも吐水口20から連続的に吐水を行わせ、次に再び指が差し出されて人体感知したときに、そこで初めて吐水口20からの吐水を停止させるためのセンサとして構成されている。
即ち上記実施形態における連続吐水スイッチ26と同様の機能を有するものとして構成されている。
この実施形態では、図6に示しているように人体感知センサ82からの操作感知信号を送信する送信部としての赤外線の発光部64が、吐水ヘッド12の前面の発光用の窓部81に臨む位置に配置されており、その信号が発光部64から窓部81を通じて外部に送信される。
一方、図5に示しているように吐水管本体76の基端部下面には受光用の窓部83が設けられていて、その内部に受信部としての赤外線の受光部66(図7参照)が設けられている。
この実施形態では、発光部64からの発光信号が受光部66で受光されて本体側制御部52に送られ、これに基づいて図7の電磁弁32の開閉制御がなされる。
図7において84,86はそれぞれ水,湯の供給路で、これら供給路84,86を通じて供給された水と湯とが、水栓本体72内部の混合弁87で混合される。
そして混合弁87を経た混合水が、流出路88を通じて吐水ヘッド12へと導かれる。
ここで流出路88は、水栓本体72から延び出した部分の大部分が上記の可撓性のホース18にて形成されている。
この流出路88上には電磁弁32が設けられており、流出路88を通じての混合水の流出、即ち吐水口20からの吐水と止水とが電磁弁32にて制御される。
この自動水栓10では、レバー操作部74の左右及び上下回動操作によって混合弁87が動作させられて、水と湯との混合比率及び全体の吐水の流量が調節される。
この実施形態では、吐水ヘッド12を吐水管本体76にて保持させた状態で人体感知センサ82の上方に指を差し出すと、人体感知センサ82がこれを感知する。
そして人体感知センサ82による感知に基づいて発光部64から信号が発光信号として発せられ、そしてこれが受光部66で受光されて本体側制御部52へと送られる。
本体側制御部52はこれを受けて電磁弁32を開弁動作させ、吐水口20から混合水を吐水させる。
本実施形態の人体感知センサ82は、上記のように連続吐水スイッチ用として構成されており、従って差し出された指がその後離れた場合であっても吐水口20からの吐水が継続される。
そして再び人体感知センサ82の上方に指が差し出されたとき、人体感知センサ82による人体感知に基づいて吐水口20からの吐水が停止する。
即ちそのときの人体感知センサ82からの信号に基づいて本体側制御部52が電磁弁32を閉弁動作させ、吐水口20からの吐水を停止させる。
本実施形態においても、吐水ヘッド12を吐水管本体76から引き出すと、その引出しが給電検出部により検出される。
この時点で人体感知センサ82によるセンシングを停止させるようにしても良い(この場合には吐水ヘッド12を吐水管本体76に保持させた状態で予め吐水させておき、その状態で吐水ヘッド12を引き出して使用することになる)が、本実施形態では吐水ヘッド12を引き出した後、設定時間後に人体感知センサ82によるセンシングを停止させるようになしても良い。
このようにしておけば、設定時間内において吐水ヘッド12を引き出した状態で人体感知センサ82から成る連続吐水スイッチの操作により吐水口20からの連続吐水と止水とを行わせることができる。
吐水ヘッド12を引き出して使用している時間は、これを吐水管本体76に保持させているときの時間に比べて短いものであり、従ってその時間を予め見込んだ時間で設定時間を定めておくことで、吐水ヘッド12を引き出した状態の下で連続吐水スイッチを操作可能となしておくことができる。
一方で吐水ヘッド12が引き出されたまま放置されてしまうような場合には、その時間が長くなることによって人体感知センサ82による電力消費が多大となる。
この場合には設定時間の満了によって人体感知センサ82によるセンシングを自動的に停止させることで、電力の多大な消費を防止することができる。
上記図1〜図4に示す実施形態では、給電検出手段が2次側である吐水ヘッド12に備えられているが、かかる給電検出手段を1次側である水栓の本体機能部に備えておくこともできる。
図8はその例を示している。
上記給電コイル40は、吐水ヘッド12が引き出されると電力供給を停止する(電力供給できなくなる)。
これを検出するためにこの実施形態では、スイッチングトランジスタ60に対し抵抗90を直列に接続している。
この抵抗90の両端間の電圧は電力供給を停止した時点で低下することから、ここではその電圧低下に基づいて吐水ヘッド12側での電力消費を検出する電力消費検出回路92を設け、抵抗90の両端間の電圧を増幅及びデジタル信号化した上で本体側制御部52に入力するようにしている。
即ちこの実施形態では吐水ヘッド12の引出しが抵抗90及び電力消費検出回路92にて検出され、その結果が本体側制御部52に入力される。本体側制御部52はこれを受けて所要の動作制御を行う。
本実施形態では、かかる抵抗90及び電力消費検出回路92にて吐水ヘッド12側への給電の有無を検出する給電検出手段が構成されている。
例えば本実施形態の場合、吐水ヘッド12が引き出され、これにより給電検出手段が給電停止を検出したとき、本体側制御部52による電磁弁32の制御によって、即ち電磁弁32を開弁させることで、吐水口20から直ちに若しくは設定時間遅れて自動的に吐水を開始させるようになすことができる。
この場合、使用者は単に吐水ヘッド12を引き出すだけで、吐水開始のための特別の操作を行うことなく吐水口20から吐水させることができ、水栓の使い勝手が良好となる。
尚この実施形態では、吐水ヘッド12側においても人体感知センサ24が人体感知したときに点灯動作して電力消費するLED94が電力消費回路として設けられており、かかるLED94がヘッド側制御部38に接続されている。
ヘッド側制御部38は、人体感知センサ24が人体感知したときLED94を点灯させ、また人体感知センサ24が人体非感知となったときにLED94を消灯させる。
この電力消費回路としてのLED94は次のような意味を有している。
即ち人体感知センサ24が人体感知すると吐水ヘッド12側において電力消費が増大し、その結果給電コイル40が電力供給量を増大して抵抗90に流れる電流Iが増大する。
従って抵抗90の両端間の電圧は増大し、その増大した電圧が電力消費検出回路92にて電圧増幅及びデジタル信号化した上で本体側制御部52に入力される。
即ち人体感知センサ24による人体感知の有無が、これら抵抗90及び電力消費検出回路92にて検出されるのであり、本体側制御部52はこれを受けて電磁弁32の開閉制御を行う。
即ちこの実施形態では、抵抗90及び電力消費検出回路92が給電検出手段を構成しているとともに、併せて人体感知センサ24による人体感知の有無を検出する検出手段を構成している。
従ってこの実施形態では、人体感知センサ24による感知信号を本体側制御部52に送信するための通信手段を省略することが可能である。
尚この実施形態では吐水ヘッド12側にLED94を付加して、人体感知センサ24が人体感知したときに電力消費を増大せしめるようにしているが、ヘッド側制御部38により、人体感知センサ24が人体感知したときに発光部64からの赤外線の発光パルスの間隔を短くしたり或いはパルス幅を広くするなどして、人体感知センサ24自体による電力消費を増大せしめるようになしても良い。
この場合においても1次側の抵抗90及び電力消費検出回路92にて人体感知の有無を検出することが可能である。
この場合には電力消費回路としてのLED94を省略することが可能となる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれらはあくまで一例示であり、本発明は各種用途の水栓に対して適用することが可能であるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態であるホース収納式自動水栓を示す図である。 同実施形態の要部を拡大して示す図である。 同実施形態における回路構成をブロック図として示したものである。 同実施形態の作用説明図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 同実施形態の要部拡大図である。 同実施形態における水,湯,混合水の経路を示す概略図である。 本発明の更に他の実施形態における回路構成をブロック図として示す図である。
符号の説明
10 ホース収納式自動水栓
12 吐水ヘッド
14 吐水部本体(保持本体)
18 ホース
24,82 人体感知センサ
26 連続吐水スイッチ
40 給電コイル
44 1次コイル
46 2次コイル
62 給電検出部(給電検出手段)
72 水栓本体
76 吐水管本体(保持本体)
90 抵抗(給電検出手段)
92 電力消費検出回路(給電検出手段)

Claims (4)

  1. 吐水ヘッドを、該吐水ヘッドに接続され且つ該吐水ヘッドの保持本体内に収納された給水用のホースとともに引出し可能となしたホース収納式水栓において、
    電磁結合された給電側の1次コイルと受電側の2次コイルとを対向して有し、電磁誘導により該1次コイルから該2次コイルに給電を行う給電コイルを該1次コイルが前記保持本体側に、該2次コイルが前記吐水ヘッド側にそれぞれ位置する状態に設けるとともに、誘導電流の有無に基づき前記保持本体側から該吐水ヘッド側への前記給電コイルによる給電の有無を検出する給電検出手段を設けたことを特徴とするホース収納式水栓。
  2. 請求項1において、前記水栓が前記吐水ヘッドに人体感知センサを備えた自動水栓であって、前記給電コイルが該人体感知センサのセンシング用の給電を行うものとなしてあり、且つ前記給電検出手段が給電停止を検出したときに前記人体感知センサによるセンシングを直ちに若しくは設定時間経過後に停止するものとなしてあることを特徴とするホース収納式水栓。
  3. 請求項2において、前記人体感知センサが人体感知により吐水を行わせ、人体非感知により止水を行わせるものであるとともに、前記吐水ヘッドには連続吐水及び止水のための連続吐水スイッチが更に備えてあり、前記給電停止の検出により該連続吐水スイッチを引続き働かせる一方、前記人体感知センサによるセンシングを停止させるものとなしてあることを特徴とするホース収納式水栓。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記給電検出手段が2次側の前記吐水ヘッドに対して1次側の水栓の本体機能部に備えてあり、該給電検出手段が給電停止を検出したときに、該本体機能部の制御部が直ちに若しくは設定時間遅れて吐水及び止水を行うための弁を開弁させて吐水開始させるものとなしてあることを特徴とするホース収納式水栓。
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