JP4350554B2 - 配管内の結露防止方法 - Google Patents

配管内の結露防止方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4350554B2
JP4350554B2 JP2004054209A JP2004054209A JP4350554B2 JP 4350554 B2 JP4350554 B2 JP 4350554B2 JP 2004054209 A JP2004054209 A JP 2004054209A JP 2004054209 A JP2004054209 A JP 2004054209A JP 4350554 B2 JP4350554 B2 JP 4350554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
temperature
water
air
jacket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004054209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005241211A (ja
Inventor
与志雄 油納
隆之 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd filed Critical Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004054209A priority Critical patent/JP4350554B2/ja
Publication of JP2005241211A publication Critical patent/JP2005241211A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4350554B2 publication Critical patent/JP4350554B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

本発明は、電気炉から排出される排ガスを直接吸引し、集塵機で正常空気に処理した後大気中に排出するシステムの配管経路に用いられる水冷ダクトやガスクーラーの内面に発生する、システム停止時の結露を防止する方法に関するものである。
従来、電気炉から発生する塵埃等を含む排ガス(以下、単に「排ガス」という。)を直接吸引し、集塵機で正常空気に処理した後大気中に排出するシステムは、図4に示すように電気炉1から排出される1400〜1500℃程度の排ガスを通す燃焼塔2や水冷ダクト3を含む配管ダクトに二重構造のジャケット方式(図4において、破線で示す。)を採用し、該ジャケットJ内に冷却水温調器によって調整された冷却水を流出コック7から流入コック8を循環させることによって高温の排ガスを集塵機5に入る際には400℃(好ましくは250℃程度)以下に冷却するようにしている。
図例、流出コック7からの流出と流入コック8への流入経路は2系統の例を示すが電気炉1に備わる排出管1a等にも接続するように構成される場合もある。
しかし、運転休止中の配管ダクトに対して何らかの処置が施されることはなかった。
これは、従前の電気炉から排出される排ガス成分によっては多少の結露が生じたとしても腐食は少なく、また、運転の停止時間も長いものではなかったためであり、近年電気炉に投入する原料の変化により塩素分を含む材料が増えるとともに、操業コストを考慮し電気炉の昼間の運転が停止されるケースが多くなってきた。
また、ジャケット内の水は運転中において内部に空気が存在することは許されず、停止中において水を抜き去ると、運転再開時に気抜き作業に多大の手数を要するため停止中もジャケット内部に水を滞留させる必要があり、停止直後は30℃程度ある冷却水温度も時間の経過とともに低下し、配管内空気温度を下回ることとなり特に配管内空気温度が冷却水温度より高い時期には配管内部に結露が発生し易くなる。
この様に、停止時間が長く塩素分を多く含む排ガスの流通後のダクト内に結露が発生すると従前に比して腐食の進行が早く配管寿命が極端に短くなるという問題が生じるようになった。
本発明は、上記従来の電気炉から排出される排ガスを吸引し、二重構造の水冷ジャケット式とした配管ダクト等を通過して集塵機で正常空気に処理した後大気中に排出するシステムにおいて、運転停止時に発生する結露によってダクト内腐食が生じ、ダクト寿命が短縮化されるという問題点に鑑み、運転停止時の結露によるダクト内腐食を低減せしめ、配管等の寿命の向上を図ることのできる配管内の結露防止方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の配管内の結露防止方法は電気炉から排出される排ガスを吸引し、二重構造の水冷ジャケット式とした配管ダクト等を通過して集塵機で正常空気に処理した後大気中に排出するシステムにおいて、システム停止時に、ジャケット内の水温以下の温度の空気を配管内に供給することを特徴とする。
この場合において、配管内に供給する空気の温度とジャケット内の水温を温度検出器によって検出し、該検出値に基づいてこれら空気温度と水温を管理することができる。
本発明の配管内の結露防止方法は、冷却水を加熱することなく配管内に冷風を循環させることによって配管内面を結露による腐食から有効に防止することができる。
以下、本発明の配管内の結露防止方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
従来例と同様の構成に関しては同様の符号を付しその説明を省略する。
図1に配管内の結露防止方法の参考例を示す。
の配管内の結露防止方法ではシステム稼働時は、従来例と同様に電気炉1から排出される1400〜1500℃程度の排ガスを通す燃焼塔2や水冷ダクト3を含む配管ダクトに二重構造のジャケット方式(図例破線で示す)を採用し、該ジャケットJ内に冷却装置6によって調整された冷却水を流出コック7から流入コック8を循環させることによって400℃(好ましくは250℃程度)以下に冷却された排ガスが集塵機5で処理された後、清浄空気として排出管5aを通過し外部に放出される。
冷却水は水槽Wから冷却装置6(例えばクーリングタワー)によって、冷却され循環ポンプPによって流出コック7を介してジャケットJ内に送水され、燃焼塔2や水冷ダクト3内の排ガスから抜熱した後に流入コック8を介し水槽Wに返還される。
而して、システムを停止した後は、外気温測定器T2(本参考例では、外気の流入する流入管2a近傍に測定部を設けているが、燃焼塔2や水冷ダクト3の外壁より内部に貫通させて測定部を設けるようにしてもよい。)による温度信号と水温測定器T1による温度信号が比較され、水槽W内のヒーターHを制御又はON・OFFして配管内空気温度以下にならないようにジャケットJ内の水温をコントロールする。
ヒーターHの熱源として電気炉1内の余熱や電気炉1により発生した熱を蓄熱したものを利用するように構成してもよい。
なお、循環ポンプPの吐出量等も制御機構Mによって制御することが好ましく、また、システム停止直前の冷却装置6の運転に関しても、配管内空気温度を考慮して制御機構Mによって制御するようにすることが好ましい。
水槽Wの大きさは特に限定されるものではないが、システム停止時に温水を供給する際の保温性を考慮してジャッケトJの全容積を考慮した大きさで密閉化される様に構成することが好ましい。
これにより、システム停止時のジャケットJ内の水温は配管内空気温度より低くなることはなく、結露によって配管内面が腐食することはない。
図2は、本発明の配管内の結露防止方法の実施例を示す。
の発明において、システム稼働時のジャケットJ内に冷却水を送水し、排ガス温度を低下させる点は従来例及び参考例と同様であり説明を省略する。
システム停止時には、冷却水を冷却する冷却装置6の運転を停止し、冷却装置9によって冷却された空気をファンFによって流入管2a付近より配管内に送り込み、配管4から冷却装置9に循環せしめ、配管内の空気温度をジャケットJ内を循環する冷却水の温度以上にならないように調整するものである。
なお、配管内に冷風を吹き込む際には、流入管2aの入り口をメガネダンパー等(図示しない)によって封鎖し電気炉1側に冷風が流れ出ないように構成することはいうまでもない。
この際、図3に示すように、参考例で説明したジャケットJ内を循環する水の加温と併せて制御機構Mによって冷却装置9やファンFを制御するように構成してもよい。
また、冷却装置9の冷却媒体として水槽W内の冷却水を使いシステム全体のコストを低減させるようにすることもできる。
以上、本発明の配管内の結露防止方法について、の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、参考例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の配管内の結露防止方法は、新設の電気炉集塵システムに用いることができるほか、既設の電気炉集塵システムにおいても簡単な改造を施すことによって好適に用いることができる。
管内の結露防止方法の参考例を説明する全体図である。 本発明の配管内の結露防止方法の実施例を説明する全体図である。 本発明の配管内の結露防止方法の実施例を説明する別の全体図である。 従来の電気炉集塵システムを説明する全体図である。
1 電気炉
2 燃焼塔
3 水冷ダクト
J ジャケット

Claims (2)

  1. 電気炉から排出される排ガスを吸引し、二重構造の水冷ジャケット式とした配管ダクト等を通過して集塵機で正常空気に処理した後大気中に排出するシステムにおいて、システム停止時に、ジャケット内の水温以下の温度の空気を配管内に供給することを特徴とする配管内の結露防止方法。
  2. 配管内に供給する空気の温度とジャケット内の水温を温度検出器によって検出し、該検出値に基づいてこれら空気温度と水温を管理することを特徴とする請求項記載の配管内の結露防止方法。
JP2004054209A 2004-02-27 2004-02-27 配管内の結露防止方法 Expired - Fee Related JP4350554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004054209A JP4350554B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 配管内の結露防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004054209A JP4350554B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 配管内の結露防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005241211A JP2005241211A (ja) 2005-09-08
JP4350554B2 true JP4350554B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=35023120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004054209A Expired - Fee Related JP4350554B2 (ja) 2004-02-27 2004-02-27 配管内の結露防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4350554B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102313454A (zh) * 2010-06-29 2012-01-11 沈阳铝镁设计研究院有限公司 焙烧炉余热回收装置
CN102401580A (zh) * 2011-12-02 2012-04-04 郑州远东耐火材料有限公司 电炉余热利用及改善内循环水的设备
CN102435076A (zh) * 2010-09-29 2012-05-02 中国铝业股份有限公司 一种氧化铝生产中沸腾焙烧炉余热利用方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789154B2 (ja) * 2007-10-31 2011-10-12 日本スピンドル製造株式会社 冷却装置
CN101324408B (zh) * 2008-08-04 2010-06-02 中国铝业股份有限公司 一种氧化铝气态悬浮焙烧炉烟气余热回收方法
CN102243021B (zh) * 2010-05-10 2013-04-24 中国石油天然气股份有限公司 一种导热油烟气余热回收方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102313454A (zh) * 2010-06-29 2012-01-11 沈阳铝镁设计研究院有限公司 焙烧炉余热回收装置
CN102435076A (zh) * 2010-09-29 2012-05-02 中国铝业股份有限公司 一种氧化铝生产中沸腾焙烧炉余热利用方法
CN102401580A (zh) * 2011-12-02 2012-04-04 郑州远东耐火材料有限公司 电炉余热利用及改善内循环水的设备
CN102401580B (zh) * 2011-12-02 2013-07-31 郑州远东耐火材料有限公司 电炉余热利用及改善内循环水的设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005241211A (ja) 2005-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009151092A1 (ja) 車両用換気空調装置
KR100981722B1 (ko) 폐열회수형 환기장치용 공기 청정 제어 시스템
JP4350554B2 (ja) 配管内の結露防止方法
US20140216680A1 (en) Wind turbine with tower climatisation system using outside air
JP2013134015A (ja) クリーンルーム設備、風量制御装置及び風量制御方法
JP3587744B2 (ja) 排ガスの廃熱回収方法及び廃熱回収装置
JP6629812B2 (ja) レーザ発振器
JPH09250730A (ja) スクリューコンベア冷却装置
CN100535818C (zh) 送气控温方法
JP2006274960A (ja) ターボ分子ポンプ装置
JP4612363B2 (ja) ミストサウナ装置
KR102115430B1 (ko) 인공위성 열진공 챔버용 진공펌프 내지 블로워의 유지보수 자동제어방법
ES2923249T3 (es) Procedimiento y dispositivo para la refrigeración de una herramienta
JP5305819B2 (ja) 原子力発電所の換気空調設備およびその空調風量制御方法
KR101553550B1 (ko) 냉각제습 백연방지 시스템 및 이를 이용한 백연방지 방법
JP3640992B2 (ja) 原子力発電所の換気設備
JP4789154B2 (ja) 冷却装置
JP3151794U (ja) 多管式熱交換装置
JP2005308314A (ja) 海洋深層水による空調装置
KR101549533B1 (ko) 선박의 공조 장치
KR101388357B1 (ko) 연속소둔설비의 급속냉각장치
CN211425082U (zh) 一种尘硝一体化装置的热风再循环系统
JP7514604B2 (ja) 再生剤供給装置および超純水製造装置
KR20170076977A (ko) 동파방지를 위한 드레인 밸브 히터
JP4383831B2 (ja) 原子力発電所の換気空調設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090722

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees