JP4348733B2 - Mixed sterilization composition for agricultural and horticultural use with enhanced efficacy - Google Patents
Mixed sterilization composition for agricultural and horticultural use with enhanced efficacy Download PDFInfo
- Publication number
- JP4348733B2 JP4348733B2 JP2002332983A JP2002332983A JP4348733B2 JP 4348733 B2 JP4348733 B2 JP 4348733B2 JP 2002332983 A JP2002332983 A JP 2002332983A JP 2002332983 A JP2002332983 A JP 2002332983A JP 4348733 B2 JP4348733 B2 JP 4348733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- composition
- emulsion
- water
- agricultural
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は相乗的効果を有する２種の有効成分を含有する農園芸用殺菌剤組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より農園芸分野において数多くの殺菌剤が用いられているが、防除すべき病害の種類は非常に多く、また農業形態の変化による新たな病害も出現しており、高活性で広い殺菌スペクトルを有する殺菌剤組成物が求められている。
本発明の有効成分である（ａ）（Ｚ）−Ｎ−［α−（シクロプロピルメトキシイミノ）−２，３−ジフルオロ−６−（トリフルオロメチル）ベンジル］−２−フェニルアセトアミド（一般名シフルフェナミド）および（ｂ）キノキシフェンは、農園芸用殺菌剤として有用であることが知られている。（特許文献１、特許文献２参照）。
【特許文献１】
国際公開第９６／１９４４２号パンフレット
【特許文献２】
米国特許５１４５８４３明細書
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、（Ｚ）−Ｎ−［α−（シクロプロピルメトキシイミノ）−２，３−ジフルオロ−６−（トリフルオロメチル）ベンジル］−２−フェニルアセトアミド（以下シフルフェナミドと記す）と混合して使用することにより、有効成分化合物の使用量を低減し有効スペクトルを改善しうる相乗効果を有する混合殺菌剤組成物を提供することを課題とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第１に、農薬活性成分として、（ａ）シフルフェナミドおよび（ｂ）キノキシフェンを含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤組成物であり、第２に、より具体的な態様として、
（１）（ａ）を０．１〜３０重量％、（ｂ）を０．１〜３０重量％、
（２）乳化剤、および乳化安定剤を１〜３０重量％、
（３）有機溶媒を２０〜８０重量％、
を含有する乳剤形態（emulsifiable concentrate）である組成物、
（１）（ａ）を０．１〜２０重量％、（ｂ）を０．１〜２０重量％、
（２）乳化剤、および乳化安定剤を１〜３０重量％、
（３）有機溶媒を５〜６０重量％、
（４）水を２０〜８０重量％、
を含有する乳液剤形態（emulsion, oil in water）である組成物、
（１）（ａ）を０．１〜２０重量％、（ｂ）を０．１〜５０重量％、
（２）乳化剤、および乳化安定剤を１〜３０重量％、
（３）有機溶媒を５〜６０重量％、
（４）濡れ剤、分散剤を０.６〜３０重量％、
（５）水を２０〜８０重量％、
を含有する乳化懸濁剤形態（suspoemulsion）である組成物、
（１）（ａ）を０．１〜４０重量％、（ｂ）を０．１〜５０重量％、
（２）濡れ剤、および分散剤を０.６〜３０重量％、
（３）水を２０〜８０重量％、
を含有する水和懸濁剤形態（suspension concentrate）である組成物、
（１）（ａ）を０．１〜５０重量％、（ｂ）を０．１〜６０重量％、
（２）濡れ剤、および分散剤を０.６〜３０重量％、
（３）増量剤を２０〜８０重量％、
を含有する水和剤形態（wettable powder）である組成物、
（１）（ａ）を０．１〜５０重量％、（ｂ）を０．１〜６０重量％、
（２）濡れ剤、および分散剤を０.６〜３０重量％、
（３）増量剤を２０〜８０重量％、
を含有する顆粒状水和剤形態（water dispersible granule）である組成物、および、
（１）（ａ）を０．１〜１０重量％、（ｂ）を０．１〜２０重量％、
（２）増量剤を７０〜９９．８重量％、
を含有する粉剤形態 (dust)である組成物である。
【０００４】
【発明の実施の形態】
本発明は、シフルフェナミドとキノキシフェンを有効成分として含有する殺菌剤組成物であり、これら２種の化合物の混合割合は広範囲に渡って変えることができるが、通常、重量比で１：０．０１〜１０００であり、好ましくは１：０．１〜５０である。
【０００５】
本発明の殺菌剤組成物は通常、有機溶媒、増量剤、水などと混合し、必要により界面活性剤その他の製剤用補助剤などを添加して、油剤、乳剤、水和剤、顆粒状水和剤、粒剤、粉剤、エアゾール、懸濁剤、泡沫剤、マイクロカプセル製剤、マイクロエマルション製剤、ペースト状製剤などに製剤化して用いられる。これらの製剤中には、前記有効成分化合物をその合計量で、一般に、０．１〜９９．９重量％、好ましくは０．２〜８０重量％含有する。
【０００６】
本発明組成物においては、界面活性剤を乳剤、乳液剤、乳化懸濁剤に配合する場合は乳化剤、乳化安定剤として、水和懸濁剤、水和剤、顆粒水和剤に配合する場合は濡れ剤、分散剤として用いられることが多いが、乳剤、乳液剤、乳化懸濁剤に濡れ剤および分散剤を用いたり、水和懸濁剤、水和剤、顆粒水和剤に乳化剤、乳化安定剤を用いることもできる。
【０００７】
乳化剤、乳化安定剤として用いられるものとしては、主に非イオン界面活性剤である脂肪族または脂環式アルコール、飽和または不飽和脂肪酸、アルキルフェノールまたはスチレン化フェノールのポリグリコールエーテル誘導体であり、該誘導体は３ないし３０個のグリコールエーテル基、（脂肪族）炭化水素基に８ないし２０個の炭素原子、そしてアルキルフェノールのアルキル基に６ないし１８個の炭素原子、スチレン化フェノールでは１ないし３個の置換スチリル基を含む。他の適当な非イオン界面活性剤は、２０ないし２５０個のエチレングリコールエーテル基および１０ないし１００個のプロピレングリコールエーテル基のブロックコポリマータイプ高分子界面活性剤や、ショ糖脂肪酸エステルや、ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステル、例えばポリオキシエチレンソルビタントリオレートもまた適当である。
【０００８】
更に乳化安定化剤として、アニオン界面活性剤である脂肪族スルホン酸、脂肪族硫酸、脂肪族スルホコハク酸、アルキルアリールスルホン酸、アルキルアリール硫酸のエステルや、スチレン化フェノールのポリグリコールエーテル誘導体の硫酸または燐酸エステルとその金属塩を含んでも良い。
【０００９】
水和懸濁剤、水和剤、顆粒水和剤において、濡れ剤、分散剤として用いられる界面活性剤として、非イオン界面活性剤としては、スチレン化フェノールのポリグリコールエーテル誘導体、エチレングリコールエーテル基およびプロピレングリコールエーテル基のブロックコポリマータイプ高分子界面活性剤、ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステル例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレートが挙げられる。
【００１０】
主として用いられるアニオン界面活性剤は、高級脂肪酸（Ｃ10〜Ｃ22）のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、またはアンモニウム塩、例えばココナッツ油または獣脂から得られる天然脂肪酸混合物の金属塩または、特に脂肪族スルホン酸、脂肪族硫酸、脂肪族スルホコハク酸、アルキルアリールスルホン酸、またはアルキルアリール硫酸エステルなどである。スルホン酸、硫酸またはスルホコハク酸のエステルは、通常、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アミン塩或いはアンモニウム塩の形態で提供される。そして、通常は、炭素原子数８ないし２２のアルキル基を含み、例えばアルキル硫酸エステル、天然脂肪酸から得られる脂肪族アルコール硫酸エステルの混合物、またはジアルキルスルホコハク酸エステルのナトリウム、カリウム、カルシウムまたはマグネシウム塩である。アルキルアリールスルホン酸エステルの例は、ドデシルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸及びそのホルムアルデヒド縮合生成物、またはトリスチリルフェノール硫酸エステルのナトリウム、カルシウム、アンモニウムまたはトリエタノールアミン塩である。適当なホスフェート、例えば４ないし１４モルのエチレンオキシドを含むアルキルフェノール、およびトリスチリルフェノール付加物のリン酸エステルのナトリウム、カルシウム、アンモニウムまたはトリエタノールアミン塩もまた適当である。またリグノスルホン酸金属塩、アルキルナフタレンスルホン酸金属塩、ナフタレンスルホン酸金属塩のホルムアルデヒド重縮合物またポリカルボン酸のアルカリ金属塩、イソブチレン−無水マレイン酸の共重合物、およびアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩或いはアンモニウム塩も適当である。
【００１１】
乳剤、乳液剤、乳化懸濁剤で用いられる有機溶媒としては、植物油、石油系直鎖炭化水素、芳香族炭化水素、例えばアルキル化ナフタレン、好ましくはα-メチルナフタレン；脂肪族または脂環式炭化水素、例えばパラフィンまたはシクロヘキサン；グリコール並びにそれらのエーテル、例えばプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテルまたはモノエチルエーテル；エステル、例えばオレイン酸メチル、二塩基酸（アジピン酸、グルタル酸、コハク酸）ジメチルエステル類；ケトン例えばシクロヘキサノン、イソホロンまたはジアセトンアルコール；複素環化合物例えばＮ−メチル−２−ピロリドン、γ−ブチロラクトン 等が挙げられ、これらの１種または２種以上の混合物で使用することができる。
【００１２】
水和剤、顆粒状水和剤、粉剤に用いられる増量剤（担体）としては、例えば、塩化カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カリウム、リン酸塩、リン酸水素塩、硫酸アンモニウムなどの無機塩、タルク、珪藻土，パイロフィライト系、ベントナイトあるいはカオリナイト系クレー等の天然鉱物粉、ゼオライト、酸化珪素等の吸油性の高い無機合成増量剤を挙げることができる。また、蔗糖、乳糖等の糖類、尿素、澱粉、デキストリン、セルロース、セルロース誘導体、穀物粉、木挽き粉等の有機物も増量剤として挙げることができ、これら１種または２種以上の混合物でも使用することができる。
粒剤のための適当な粒状化吸収性担体は多孔性型のもので、例えば軽石、破砕レンガ、セピオライトまたはベントナイト、モンモリロナイトであり、更に粒状化した無機質および有機質の材料を使用することができる。
【００１３】
本発明の製剤には、凍結防止剤を添加することもできる。凍結防止剤として、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等が挙げられ、これらの１種または２種以上の混合物でも使用することができる。
【００１４】
また、乳濁剤、乳化懸濁剤、水和懸濁剤において、農薬活性成分粒子の沈降・分離を防止するため、ヒドロキシアルキルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびその金属塩などのセルロース誘導体、ポリビニルアルコール誘導体、ポリビニルピロリドン、天然ガム類、ベントナイト等の増粘剤を添加することも可能である。
【００１５】
本発明の組成物は、安定剤のような固形または液状補助剤、例えばエポキシ化したまたはエポキシ化してない植物油（例えばエポキシ化したココナッツ油、ナタネ油またはダイズ油）、消泡剤例えばシリコーンオイル、粘度調節剤、結合剤および／または接着剤、並びに他の有効成分例えば殺細菌剤、殺カビ剤、殺バクテリア剤、殺虫剤または殺ダニ剤も含有していてもよい。
【００１６】
本発明の組成物は既知の方法に従って、例えば、乳剤（emulsifiable concentrate）は有効成分と乳化剤、および乳化安定剤を有機溶媒に溶解して製造され、乳液剤（emulsion, oil in water）は、有効成分と乳化剤および乳化安定剤を有機溶媒に溶解した溶液を水に添加しながらホモジナイズするか、有効成分と乳化剤および乳化安定剤を有機溶媒に溶解した溶液に水を徐々に添加しながらホモジナイズすることにより製造され、水和懸濁剤（suspension concentrate）は有効成分と濡れ剤、分散剤、増粘剤、防腐剤、消泡剤などを混合してビーズを充填した湿式粉砕機にて粉砕することにより製造され、乳化懸濁剤（suspoemulsion）は乳液剤（emulsion, oil in water）と水和懸濁剤（suspension concentrate）をスリーワンモーターなどで攪拌することにより製造され、水和剤（wettable powder）はウルマックス（日曹エンジニアリング株式会社社製）などのジェットミルで空気粉砕することにより製造され、顆粒状水和剤（water dispersible granule）は水和剤に水を添加して混練りして押し出して乾燥して整粒することにより製造され、粉剤（dust）は原体と増量剤の一部やその他成分を混合しジェットミルで粉砕した濃厚粉末を製造し、増量剤で希釈混合して製造される。
【００１７】
製剤化された本発明の殺菌剤組成物は、そのままで、または水等で希釈して、植物体、水面または土壌に施用される。また、他の殺菌剤、除草剤、肥料、土壌改良剤等と併用することもできる。本発明の殺菌剤組成物の施用量は、２種の有効成分化合物の混合比、気象条件、製剤形態、施用方法、施用場所、防除対象病害、対象作物等により異なるが、通常１ヘクタール当たり有効成分化合物量にして１〜１０００ｇ、好ましくは１０〜１００ｇである。
【００１８】
本発明に係わる活性成分の混合物は、広範囲の農業上の病害の防除に使用できる。その代表例として、下記のものが挙げられる。
【実施例】
下記の実施例は本発明を説明するためのものである。それらは、発明の限定を課するものではない。実施例中の％は、重量パーセントを示し、特に指定しない限り、調剤量は１００ｇである。
【００２０】
実施例１ 乳剤
シフルフェナミド 2.5％
キノキシフェン 15.0％
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 1.0％
ポリエチレングリコールひまし油エーテル
(エチレンオキシド36モル) 4.0％
トリブチルフェノールポリエチレングリコール
(エチレンオキシド30モル) 4.0％
シクロヘキサノン 15.0％
メチルナフタレン 58.5％
これらを混合し、４０℃以下で加熱溶解させ、乳剤を得た。
【００２１】
実施例２ 乳液剤
シフルフェナミド 1.0％
キノキシフェン 6.0％
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 1.0％
ポリエチレングリコールひまし油エーテル
(エチレンオキシド36モル) 4.0％
トリブチルフェノールポリエチレングリコール
(エチレンオキシド30モル) 4.0％
メチルナフタレン 28.0％
これらを混合し、４０℃以下で加熱溶解させた後
１，２−ベンズイソチアゾリン−３オン
（20％ジプロピレングリコール溶液） 0.1％
シリコンオイルエマルション 0.5％
ジプロピレングリコール 5.0％
水道水 50.4％
の混合液に添加して、高剪穿弾力乳化装置（ポリトロン）で、混合乳化させ乳液剤を得た。
【００２２】
実施例３ 乳化懸濁剤
シフルフェナミド 2.5％
ジオクチルスルホサクシネート・ナトリウム塩 1.0％
トリブチルフェノールポリエチレングリコール
(エチレンオキシド30モル) 4.5％
メチルナフタレン 18.0％
の混合液を、高剪穿弾力乳化装置（ポリトロン）で混合乳化させ乳液剤を得、製造用乳液剤原液とする。さらに、
キノキシフェン 15.0％
ジオクチルスルホサクシネート・ナトリウム塩 0.5％
ポリエチレングリコールひまし油エーテル
(エチレンオキシド36モル) 2.0％
グリセリン 5.0％
シリコンオイルエマルション 0.5％
の混合液と共に
キサンタンガム 0.2％
１，２−ベンズイソチアゾリン−３オン
（20％ジプロピレングリコール溶液） 0.1％
水道水 50.7％
の混合液を混合して、ビーズミル（アイガーモーターミル）で直径２ｍｍのジルコニアビーズを用いて湿式混合粉砕したものと、製造用乳液剤原液とを混合することによって乳化懸濁剤を得た。
【００２３】
実施例４ 水和懸濁剤
シフルフェナミド 5.0％
キノキシフェン 30.0％
ジオクチルスルホサクシネート・ナトリウム塩 0.5％
トリスチリルフェニルエーテルホスフェートナトリウム
(エチレンオキシド4モル) 2.0％
グリセリン 5.0％
シリコンオイルエマルション 0.5％
の混合液と共に
キサンタンガム 0.3％
１，２−ベンズイソチアゾリン−３オン
（20％ジプロピレングリコール溶液） 0.1％
水道水 56.6％
の混合液を混合して、ビーズミル（アイガーモーターミル）で直径２ｍｍのジルコニアビーズを用いて湿式混合粉砕することによって水和懸濁剤を得た。
【００２４】
実施例５ 水和剤
シフルフェナミド 5.0％
キノキシフェン 30.0％
ジイソブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 3.0％
リグノスルホン酸ナトリウム 4.0％
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0％
珪藻土（焼成） 16.0％
カオリナイトクレー 40.0％
を混合し、混合物を旋回摩砕式空気粉砕機（ウルマックス）で、平均粒径１０μｍ以下に摩砕して、水和剤を得た。
【００２５】
実施例６ 顆粒状水和剤
シフルフェナミド 5.0％
キノキシフェン 30.0％
ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮合物 5.0％
リグノスルホン酸ナトリウム 7.0％
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0％
塩化カリウム 16.0％
パイロフィライト系クレー 35.0％
を混合し、混合物を旋回摩砕式空気粉砕機（ウルマックス）で、平均粒径１０μｍ以下に摩砕して得た製造用水和剤を、ニーダー中で粉重量の21％相当の蒸留水を添加して混練りし、１軸横押し出し式造粒機にて、0.7mmφのスクリーンを通して押し出し成型し、４０℃温風乾燥機中で水分1.5％未満まで乾燥し、0.84mmのふるい下と0.59mmのふるい上の部分を分取し、顆粒状水和剤を得た。
【００２６】
実施例７ 粉剤
シフルフェナミド 0.5％
キノキシフェン 3.0％
高分子フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010) 0.05％
酸化珪素（アモルファス） 1.39％
を、混合し高性能（ピン型）衝撃式粉砕機（スタッドミル６３Ｃ）で、粉砕し製造用濃粉を得た。
調理用撹拌器（ケンミックス）を用いて、ドリフトレス（飛散性制御目的で１０μｍ以下の粉体を除去したもの）仕様の増量剤であるタルク・クレーを用い、
タルク 30.0％
パイロフィライト系クレー 64.06％
流動パラフィン 1.0％
を、全体にパラフィンが分散付着するように撹拌混合した希釈用粉体を得た。
製造用濃粉を希釈用粉体に添加し、十分混合した後、流動性のある粉剤を得た。
【００２７】
【発明の効果】
本発明の組成物を植物病害防除に用いた試験例を示す。
(試験例１）コムギうどんこ病（ポット植えコムギ予防試験）
作物 ：コムギ（品種：チホク）1葉期
試験規模 ：1区１ポット、2反復
薬剤処理 ：香水ノズルを用い、ポット植えコムギに所定混合割合で調整した薬液を散布し風乾した。
接種 ：コムギうどんこ病菌の胞子をふりかけ接種し、ビニールハウス内に静置した。接種7日後に以下の指数を与えて発病度を調査し、防除価を求めた。
0：無発病
1：発病面積が葉面積の10%以下
2：発病面積が葉面積の10〜25%
3：発病面積が葉面積の25〜50%
4：発病面積が葉面積の50%以上
【００２８】
これらの試験において、使用した活性化合物間の相乗効果は、コルビー（Weeds.,15，20~22，1967)の式にて評価した。
【００２９】
【数１】
ここで、
X＝有効成分薬量pの場合の化合物ａによる防除価
Y＝有効成分薬量qの場合の化合物ｂによる防除価
E＝ｐ＋ｑの場合の化合物ａ＋ｂによる予想防除価（理論値）を表す。
観察値が理論値（E）より高い場合、この組み合わせ混合物は相乗作用を有する。
【００３１】
試験結果を第１表に示す。
【表１】
シフルフェナミド 5.0％
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 2.0％
ヒマシ油ポリグリコールエーテル
(エチレンオキシド36モル) 4.0％
トリブチルフェノールポリエチレングリコール
(エチレンオキシド30モル) 4.0％
シクロヘキサノン 15.0％
メチルナフタレン 70.0％
これらを混合し、４０℃以下で加熱溶解させ、乳剤を得た。
キノキシフェン 10.0％
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 2.0％
ヒマシ油ポリグリコールエーテル
(エチレンオキシド36モル) 4.0％
トリブチルフェノールポリエチレングリコール
(エチレンオキシド30モル) 4.0％
シクロヘキサノン 15.0％
メチルナフタレン 65.0％
これらを混合し、４０℃以下で加熱溶解させ、乳剤を得た。
【００３２】
以上の観察値は、Ｃｏｒｂｙの理論値（E）より高い防除価を示したことから、本発明の有害生物防除組成物は優れた相乗作用を有することが示された。
以上説明したように、本発明は、各種農園芸作物の病害、とりわけ各種うどんこ病を防除する上で、農薬活性成分の相乗的効果により高活性で環境負荷の少ない、農薬組成物を提供するものである。[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to an agricultural and horticultural fungicide composition comprising two active ingredients having a synergistic effect.
[0002]
[Prior art]
Numerous fungicides have been used in the field of agriculture and horticulture, but there are many types of diseases to be controlled, and new diseases have emerged due to changes in agricultural forms, and have a high activity and a broad bactericidal spectrum. There is a need for a bactericidal composition having.
(A) (Z) -N- [α- (cyclopropylmethoxyimino) -2,3-difluoro-6- (trifluoromethyl) benzyl] -2-phenylacetamide (generic name cyflufenamide) which is an active ingredient of the present invention ) And (b) quinoxyphenes are known to be useful as agricultural and horticultural fungicides. (See Patent Document 1 and Patent Document 2).
[Patent Document 1]
International Publication No. 96/19442 Pamphlet [Patent Document 2]
US Pat. No. 5,145,843 [Problems to be solved by the invention]
The present invention is mixed with (Z) -N- [α- (cyclopropylmethoxyimino) -2,3-difluoro-6- (trifluoromethyl) benzyl] -2-phenylacetamide (hereinafter referred to as cyflufenamide). It is an object of the present invention to provide a mixed fungicide composition having a synergistic effect that can reduce the amount of active ingredient compound used and improve the effective spectrum.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is, firstly, an agricultural and horticultural fungicide composition characterized by containing (a) cyflufenamide and (b) quinoxyphene as agricultural chemical active ingredients, and secondly, as a more specific aspect. ,
(1) 0.1 to 30% by weight of (a), 0.1 to 30% by weight of (b),
(2) 1 to 30% by weight of an emulsifier and an emulsion stabilizer,
(3) 20-80% by weight of organic solvent,
A composition that is in the form of an emulsion containing
(1) 0.1 to 20% by weight of (a), 0.1 to 20% by weight of (b),
(2) 1 to 30% by weight of an emulsifier and an emulsion stabilizer,
(3) 5-60% by weight of organic solvent,
(4) 20 to 80% by weight of water,
A composition that is in the form of an emulsion, oil in water,
(1) 0.1 to 20% by weight of (a), 0.1 to 50% by weight of (b),
(2) 1 to 30% by weight of an emulsifier and an emulsion stabilizer,
(3) 5-60% by weight of organic solvent,
(4) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(5) 20 to 80% by weight of water,
A composition in the form of an emulsified suspension containing suspoemulsion,
(1) 0.1 to 40% by weight of (a), 0.1 to 50% by weight of (b),
(2) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(3) 20-80% by weight of water,
A composition that is in the form of a suspension concentrate containing
(1) 0.1 to 50% by weight of (a), 0.1 to 60% by weight of (b),
(2) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(3) 20-80% by weight of extender,
A composition which is a wettable powder containing
(1) 0.1 to 50% by weight of (a), 0.1 to 60% by weight of (b),
(2) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(3) 20-80% by weight of extender,
A composition in the form of a water dispersible granule containing, and
(1) 0.1 to 10% by weight of (a), 0.1 to 20% by weight of (b),
(2) 70-99.8% by weight of extender,
It is a composition that is in the form of a dust that contains.
[0004]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is a fungicide composition containing cyflufenamide and quinoxyphene as active ingredients, and the mixing ratio of these two compounds can be varied over a wide range, but is usually 1: 0.01 to weight ratio. 1000, preferably 1: 0.1-50.
[0005]
The disinfectant composition of the present invention is usually mixed with an organic solvent, a bulking agent, water, etc., and if necessary, a surfactant or other formulation adjuvant is added to make an oil, emulsion, wettable powder, granular water. It is used by formulating into a powder, granule, powder, aerosol, suspension, foam, microcapsule formulation, microemulsion formulation, paste-form formulation and the like. In these preparations, the total amount of the active ingredient compounds is generally 0.1 to 99.9% by weight, preferably 0.2 to 80% by weight.
[0006]
In the composition of the present invention, when a surfactant is added to an emulsion, emulsion, or emulsion suspension, it is added to a hydrated suspension, wettable powder, or granular wettable powder as an emulsifier or emulsion stabilizer. Are often used as wetting agents and dispersing agents, but we use wetting agents and dispersing agents for emulsions, emulsions, emulsion suspensions, emulsifiers for hydrating suspensions, wettable powders, and granular wettable powders. An emulsion stabilizer can also be used.
[0007]
As the emulsifier and the emulsion stabilizer, polyglycol ether derivatives of aliphatic or alicyclic alcohols, saturated or unsaturated fatty acids, alkylphenols or styrenated phenols, which are mainly nonionic surfactants, the derivatives Is substituted with 3 to 30 glycol ether groups, (aliphatic) hydrocarbon groups with 8 to 20 carbon atoms, and alkyl groups of alkylphenols with 6 to 18 carbon atoms, with styrenated phenols with 1 to 3 substitutions Contains a styryl group. Other suitable nonionic surfactants include block copolymer type polymeric surfactants of 20 to 250 ethylene glycol ether groups and 10 to 100 propylene glycol ether groups, sucrose fatty acid esters, polyoxyethylene Also suitable are fatty acid esters of sorbitan, such as polyoxyethylene sorbitan trioleate.
[0008]
Furthermore, as an emulsion stabilizer, anionic surfactants such as aliphatic sulfonic acid, aliphatic sulfuric acid, aliphatic sulfosuccinic acid, alkylaryl sulfonic acid, ester of alkylaryl sulfuric acid, sulfuric acid of polyglycol ether derivative of styrenated phenol or Phosphoric acid esters and metal salts thereof may be included.
[0009]
Surfactants used as wetting and dispersing agents in hydrating suspensions, wettable powders, and granular wettable powders, as nonionic surfactants, polyglycol ether derivatives of styrenated phenol, ethylene glycol ether groups And propylene glycol ether group block copolymer type polymer surfactants, polyoxyethylene sorbitan fatty acid esters such as polyoxyethylene sorbitan monooleate.
[0010]
Mainly used anionic surfactants are alkali metal salts, alkaline earth metal salts or ammonium salts of higher fatty acids (C10 to C22), for example metal salts of natural fatty acid mixtures obtained from coconut oil or tallow or in particular aliphatic Examples thereof include sulfonic acid, aliphatic sulfuric acid, aliphatic sulfosuccinic acid, alkylarylsulfonic acid, and alkylarylsulfuric acid ester. Esters of sulfonic acid, sulfuric acid or sulfosuccinic acid are usually provided in the form of alkali metal salts, alkaline earth metal salts, amine salts or ammonium salts. And usually containing an alkyl group having 8 to 22 carbon atoms, such as alkyl sulfates, mixtures of fatty alcohol sulfates derived from natural fatty acids, or sodium, potassium, calcium or magnesium salts of dialkylsulfosuccinates. is there. Examples of alkylaryl sulfonates are dodecylbenzene sulfonic acid, naphthalene sulfonic acid and its formaldehyde condensation products, or sodium, calcium, ammonium or triethanolamine salts of tristyrylphenol sulfate. Also suitable are suitable phosphates, such as alkylphenols containing 4 to 14 moles of ethylene oxide, and sodium, calcium, ammonium or triethanolamine salts of phosphate esters of tristyrylphenol adducts. Also, lignosulfonic acid metal salt, alkylnaphthalenesulfonic acid metal salt, naphthalenesulfonic acid metal salt formaldehyde polycondensate, polycarboxylic acid alkali metal salt, isobutylene-maleic anhydride copolymer, and alkali metal salt, alkaline earth Suitable metal salts or ammonium salts are also suitable.
[0011]
Organic solvents used in emulsions, emulsions, and emulsion suspensions include vegetable oils, petroleum-based linear hydrocarbons, aromatic hydrocarbons such as alkylated naphthalene, preferably α-methylnaphthalene; aliphatic or alicyclic carbonization Hydrogen, such as paraffin or cyclohexane; glycols and their ethers, such as propylene glycol, dipropylene glycol, ethylene glycol, ethylene glycol monomethyl ether or monoethyl ether; esters such as methyl oleate, dibasic acids (adipic acid, glutaric acid, Succinic acid) dimethyl esters; ketones such as cyclohexanone, isophorone or diacetone alcohol; heterocyclic compounds such as N-methyl-2-pyrrolidone, γ-butyrolactone, etc., and one or a mixture of two or more thereof In can be used.
[0012]
Examples of extenders (carriers) used in wettable powders, granular wettable powders, and powders include inorganic salts such as potassium chloride, calcium carbonate, magnesium carbonate, potassium carbonate, phosphate, hydrogen phosphate, and ammonium sulfate. And natural mineral powders such as talc, diatomaceous earth, pyrophyllite, bentonite or kaolinite clay, and inorganic synthetic extenders with high oil absorption such as zeolite and silicon oxide. In addition, saccharides such as sucrose and lactose, organic substances such as urea, starch, dextrin, cellulose, cellulose derivatives, cereal flour, and wood flour can also be mentioned as extenders, and these can be used alone or in a mixture of two or more. Can do.
Suitable granulated absorbent carriers for granules are of the porous type, for example pumice, crushed bricks, sepiolite or bentonite, montmorillonite, and granulated inorganic and organic materials can be used.
[0013]
An antifreezing agent can also be added to the preparation of the present invention. Examples of the antifreezing agent include ethylene glycol, propylene glycol, glycerin and the like, and one kind or a mixture of two or more kinds thereof can be used.
[0014]
In addition, in emulsions, emulsion suspensions, and hydration suspensions, cellulose derivatives such as hydroxyalkyl cellulose, carboxymethyl cellulose and metal salts thereof, polyvinyl alcohol derivatives, It is also possible to add thickeners such as polyvinylpyrrolidone, natural gums and bentonite.
[0015]
The compositions of the present invention comprise solid or liquid adjuvants such as stabilizers, such as epoxidized or non-epoxidized vegetable oils (eg epoxidized coconut oil, rapeseed oil or soybean oil), antifoaming agents such as silicone oils, It may also contain viscosity modifiers, binders and / or adhesives, and other active ingredients such as bactericides, fungicides, bactericides, insecticides or acaricides.
[0016]
The composition of the present invention is prepared according to known methods, for example, an emulsion (emulsifiable concentrate) is prepared by dissolving an active ingredient and an emulsifier, and an emulsion stabilizer in an organic solvent, and an emulsion (oil in water) is effective. Homogenize while adding a solution of ingredients, emulsifier and emulsion stabilizer in organic solvent to water, or homogenize while gradually adding water to a solution of active ingredient, emulsifier and emulsion stabilizer dissolved in organic solvent. Suspension concentrate is prepared by mixing the active ingredient with wetting agent, dispersing agent, thickener, preservative, antifoaming agent, etc. An emulsified suspension (suspoemulsion) is produced by stirring an emulsion (oil in water) and a hydrated suspension (suspension concentrate) with a three-one motor or the like. ttable powder) is produced by air milling with a jet mill such as Ulmax (Nisso Engineering Co., Ltd.), and water dispersible granule is kneaded by adding water to the wettable powder. It is manufactured by extruding, drying and sizing, and the dust is mixed with the bulk material and part of the bulking agent and other ingredients, and then a thick powder is pulverized with a jet mill, and diluted with the bulking agent. Manufactured.
[0017]
The formulated fungicidal composition of the present invention is applied to a plant body, water surface or soil as it is or diluted with water or the like. Further, it can be used in combination with other fungicides, herbicides, fertilizers, soil conditioners and the like. The application rate of the fungicide composition of the present invention varies depending on the mixing ratio of two kinds of active ingredient compounds, weather conditions, formulation form, application method, application place, disease to be controlled, target crop, etc., but usually effective per hectare The amount of the component compound is 1-1000 g, preferably 10-100 g.
[0018]
The active ingredient mixtures according to the invention can be used for the control of a wide range of agricultural diseases. Typical examples are as follows.
【Example】
The following examples are intended to illustrate the present invention. They do not impose any limitations on the invention. In the examples,% indicates weight percent, and unless otherwise specified, the amount dispensed is 100 g.
[0020]
Example 1 Emulsion cyflufenamide 2.5%
Quinoxyphene 15.0%
Calcium dodecylbenzenesulfonate 1.0%
Polyethylene glycol castor oil ether
(Ethylene oxide 36 mol) 4.0%
Tributylphenol polyethylene glycol
(Ethylene oxide 30 mol) 4.0%
Cyclohexanone 15.0%
Methylnaphthalene 58.5%
These were mixed and heat-dissolved at 40 ° C. or lower to obtain an emulsion.
[0021]
Example 2 Emulsion cyflufenamide 1.0%
Quinoxyphene 6.0%
Calcium dodecylbenzenesulfonate 1.0%
Polyethylene glycol castor oil ether
(Ethylene oxide 36 mol) 4.0%
Tributylphenol polyethylene glycol
(Ethylene oxide 30 mol) 4.0%
Methylnaphthalene 28.0%
These were mixed, heated and dissolved at 40 ° C. or lower, and then 1,2-benzisothiazolin-3-one (20% dipropylene glycol solution) 0.1%
Silicon oil emulsion 0.5%
Dipropylene glycol 5.0%
Tap water 50.4%
And then mixed and emulsified with a high shearing emulsifier (Polytron) to obtain an emulsion.
[0022]
Example 3 Emulsified Suspension Ciflufenamide 2.5%
Dioctylsulfosuccinate sodium salt 1.0%
Tributylphenol polyethylene glycol
(Ethylene oxide 30 mol) 4.5%
Methylnaphthalene 18.0%
Is mixed and emulsified with a high shearing emulsifying device (Polytron) to obtain an emulsion, which is used as a manufacturing emulsion solution. further,
Quinoxyphene 15.0%
Dioctylsulfosuccinate sodium salt 0.5%
Polyethylene glycol castor oil ether
(Ethylene oxide 36 mol) 2.0%
Glycerin 5.0%
Silicon oil emulsion 0.5%
Xanthan gum with a mixture of 0.2%
1,2-benzisothiazolin-3-one (20% dipropylene glycol solution) 0.1%
Tap water 50.7%
The mixture suspension was mixed and the mixture obtained by wet mixing and pulverizing using a zirconia bead having a diameter of 2 mm in a bead mill (Eiger Motor Mill) and an emulsion stock solution for production were obtained.
[0023]
Example 4 Hydration Suspension Ciflufenamide 5.0%
Quinoxyphene 30.0%
Dioctylsulfosuccinate sodium salt 0.5%
Tristyryl phenyl ether phosphate sodium
(4 moles of ethylene oxide) 2.0%
Glycerin 5.0%
Silicon oil emulsion 0.5%
Xanthan gum with a mixture of 0.3%
1,2-benzisothiazolin-3-one (20% dipropylene glycol solution) 0.1%
Tap water 56.6%
The hydrated suspension was obtained by mixing and pulverizing with a bead mill (Eiger motor mill) using a zirconia bead having a diameter of 2 mm.
[0024]
Example 5 wettable powder cyflufenamide 5.0%
Quinoxyphene 30.0%
Sodium diisobutylnaphthalenesulfonate 3.0%
Sodium lignosulfonate 4.0%
Sodium lauryl sulfate 2.0%
Diatomaceous earth (fired) 16.0%
Kaolinite clay 40.0%
And the mixture was ground to a mean particle size of 10 μm or less with a swirling grinding air mill (Ulmax) to obtain a wettable powder.
[0025]
Example 6 Granular wettable powder cyflufenamide 5.0%
Quinoxyphene 30.0%
Sodium naphthalene sulfonate formaldehyde condensate 5.0%
Sodium lignosulfonate 7.0%
Sodium lauryl sulfate 2.0%
Potassium chloride 16.0%
Pyrophyllite clay 35.0%
And a wettable powder for production obtained by grinding the mixture with an orbital grinding air grinder (Ulmax) to an average particle size of 10 μm or less, and distilled water equivalent to 21% of the powder weight in a kneader. Add and knead, extrude through a 0.7mmφ screen in a single screw horizontal extrusion granulator, dry to a moisture content of less than 1.5% in a 40 ° C hot air dryer, The portion on the sieve of mm was separated to obtain a granular wettable powder.
[0026]
Example 7 Dust cyflufenamide 0.5%
Quinoxyphene 3.0%
Polymeric phenolic antioxidant (Irganox 1010) 0.05%
Silicon oxide (amorphous) 1.39%
Were mixed and pulverized with a high-performance (pin type) impact pulverizer (stud mill 63C) to obtain a thick powder for production.
Using a talc clay that is a bulking agent with driftless specifications (with the removal of powder of 10 μm or less for the purpose of scattering control) using a stirrer for cooking (Kenmix),
Talc 30.0%
Pyrophyllite clay 64.06%
Liquid paraffin 1.0%
Was obtained by stirring and mixing so that paraffin was dispersed and adhered to the whole.
The concentrated powder for production was added to the powder for dilution, and after mixing well, a fluid powder was obtained.
[0027]
【The invention's effect】
The test example which used the composition of this invention for plant disease control is shown.
(Test Example 1) Wheat powdery mildew (pot planted wheat prevention test)
Crop: Wheat (variety: Chihoku) 1 leaf stage test scale: 1 pot, 1 pot, 2 repetitive drug treatment: Using a perfume nozzle, sprayed a chemical solution adjusted at a predetermined mixing ratio on potted wheat and air dried.
Inoculation: Sprinkled with spores of wheat powdery mildew fungus and placed in a greenhouse. Seven days after the inoculation, the following indices were given to investigate the disease severity, and the control value was determined.
0: No disease
1: Disease area is 10% or less of leaf area
2: Disease area is 10-25% of leaf area
3: Disease area is 25-50% of leaf area
4: Disease area is 50% or more of leaf area [0028]
In these tests, the synergistic effect between the active compounds used was evaluated by the formula of Colby (Weeds., 15, 20-22, 1967).
[0029]
[Expression 1]
here,
Control value by compound a when X = active ingredient dose p
Y = Control value by compound b in case of active ingredient dose q
The expected control value (theoretical value) by the compound a + b in the case of E = p + q is represented.
If the observed value is higher than the theoretical value (E), the combination mixture has a synergistic effect.
[0031]
The test results are shown in Table 1.
[Table 1]
Ciflufenamide 5.0%
Calcium dodecylbenzenesulfonate 2.0%
Castor oil polyglycol ether
(Ethylene oxide 36 mol) 4.0%
Tributylphenol polyethylene glycol
(Ethylene oxide 30 mol) 4.0%
Cyclohexanone 15.0%
Methylnaphthalene 70.0%
These were mixed and heat-dissolved at 40 ° C. or lower to obtain an emulsion.
Quinoxyfen 10.0%
Calcium dodecylbenzenesulfonate 2.0%
Castor oil polyglycol ether
(Ethylene oxide 36 mol) 4.0%
Tributylphenol polyethylene glycol
(Ethylene oxide 30 mol) 4.0%
Cyclohexanone 15.0%
Methylnaphthalene 65.0%
These were mixed and heat-dissolved at 40 ° C. or lower to obtain an emulsion.
[0032]
The above observation values showed a higher control value than the theoretical value (E) of Corby, indicating that the pest control composition of the present invention has an excellent synergistic effect.
As described above, the present invention provides an agrochemical composition that is highly active and has a low environmental impact due to the synergistic effect of an agrochemical active ingredient in controlling diseases of various agricultural and horticultural crops, particularly various powdery mildews. Is.
Claims (8)
を含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤組成物。As a pesticide active ingredient, (a) (Z) -N- [α- (cyclopropylmethoxyimino) -2,3-difluoro-6- (trifluoromethyl) benzyl] -2-phenylacetamide (generic name: cyflufenamide) And (b) 5,7-dichloro-4-quinolyl-4-fluorophenyl ether (generic name: quinoxyphene)
An agricultural and horticultural fungicide composition comprising:
（２）乳化剤、および乳化安定剤を１〜３０重量％、
（３）有機溶媒を２０〜８０重量％、
を含有する乳剤形態（emulsifiable concentrate）である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 30% by weight of (a), 0.1 to 30% by weight of (b),
(2) 1 to 30% by weight of an emulsifier and an emulsion stabilizer,
(3) 20-80% by weight of organic solvent,
2. A composition according to claim 1, which is in the form of an emulsion containing:
（２）乳化剤、および乳化安定剤を１〜３０重量％、
（３）有機溶媒を５〜６０重量％、
（４）水を２０〜８０重量％、
を含有する乳液剤形態（emulsion, oil in water）である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 20% by weight of (a), 0.1 to 20% by weight of (b),
(2) 1 to 30% by weight of an emulsifier and an emulsion stabilizer,
(3) 5-60% by weight of organic solvent,
(4) 20 to 80% by weight of water,
2. The composition according to claim 1, wherein the composition is an emulsion, oil in water.
（２）乳化剤、および乳化安定剤を１〜３０重量％、
（３）有機溶媒を５〜６０重量％、
（４）濡れ剤、分散剤を０.６〜３０重量％、
（５）水を２０〜８０重量％、
を含有する乳化懸濁剤形態（suspoemulsion）である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 20% by weight of (a), 0.1 to 50% by weight of (b),
(2) 1 to 30% by weight of an emulsifier and an emulsion stabilizer,
(3) 5-60% by weight of organic solvent,
(4) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(5) 20 to 80% by weight of water,
2. A composition according to claim 1, which is in the form of an emulsified suspension containing suspoemulsion.
（２）濡れ剤、および分散剤を０.６〜３０重量％、
（３）水を２０〜８０重量％、
を含有する水和懸濁剤形態（suspension concentrate）である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 40% by weight of (a), 0.1 to 50% by weight of (b),
(2) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(3) 20-80% by weight of water,
2. The composition of claim 1 in the form of a suspension concentrate containing
（２）濡れ剤、および分散剤を０.６〜３０重量％、
（３）増量剤を２０〜８０重量％、
を含有する水和剤形態（wettable powder）である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 50% by weight of (a), 0.1 to 60% by weight of (b),
(2) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(3) 20-80% by weight of extender,
2. A composition according to claim 1, which is a wettable powder comprising
（２）濡れ剤、および分散剤を０.６〜３０重量％、
（３）増量剤を２０〜８０重量％、
を含有する顆粒状水和剤形態（water dispersible granule）である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 50% by weight of (a), 0.1 to 60% by weight of (b),
(2) 0.6-30% by weight of wetting agent and dispersing agent,
(3) 20-80% by weight of extender,
2. The composition of claim 1 in the form of a water dispersible granule containing
（２）増量剤を７０〜９９．８重量％、
を含有する粉剤形態 (dust)である請求項1記載の組成物。(1) 0.1 to 10% by weight of (a), 0.1 to 20% by weight of (b),
(2) 70-99.8% by weight of extender,
2. The composition according to claim 1, wherein the composition is in the form of dust.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002332983A JP4348733B2 (en) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | Mixed sterilization composition for agricultural and horticultural use with enhanced efficacy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002332983A JP4348733B2 (en) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | Mixed sterilization composition for agricultural and horticultural use with enhanced efficacy |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004168665A JP2004168665A (en) | 2004-06-17 |
| JP4348733B2 true JP4348733B2 (en) | 2009-10-21 |
Family
ID=32697818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002332983A Expired - Fee Related JP4348733B2 (en) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | Mixed sterilization composition for agricultural and horticultural use with enhanced efficacy |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4348733B2 (en) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103975927A (en) * | 2013-04-07 | 2014-08-13 | 海南正业中农高科股份有限公司 | Fungicidal composition containing cyflufenamid and pyraoxystrobin or 2-[2-(2,5-dimethyl-phenoxymethyl)-phenyl]-3-methoxy-acrylic acid methyl ester, and applications |
| CN108935491A (en) * | 2017-05-23 | 2018-12-07 | 江苏新农化工有限公司 | Composition and its preparation and application containing zinc thiazole and cyflufenamid |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8273685B2 (en) | 2006-08-10 | 2012-09-25 | Nippon Soda Co., Ltd. | Agrochemical composition |
| CN103371142A (en) * | 2012-04-11 | 2013-10-30 | 中国农业科学院蔬菜花卉研究所 | Powder preparation with diatomite as carrier and application method |
| CN103999861B (en) * | 2013-04-07 | 2015-07-15 | 海南正业中农高科股份有限公司 | Bactericidal composition containing cyflufenamid and fenamidone |
| CN104082301A (en) * | 2014-07-28 | 2014-10-08 | 陕西上格之路生物科学有限公司 | Sterilization composition containing cyflufenamid and quinoxyfen |
-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002332983A patent/JP4348733B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103975927A (en) * | 2013-04-07 | 2014-08-13 | 海南正业中农高科股份有限公司 | Fungicidal composition containing cyflufenamid and pyraoxystrobin or 2-[2-(2,5-dimethyl-phenoxymethyl)-phenyl]-3-methoxy-acrylic acid methyl ester, and applications |
| CN108935491A (en) * | 2017-05-23 | 2018-12-07 | 江苏新农化工有限公司 | Composition and its preparation and application containing zinc thiazole and cyflufenamid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004168665A (en) | 2004-06-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5149185B2 (en) | Suspended pesticide composition in water | |
| CN106172438B (en) | Bactericidal composition | |
| CN104663670A (en) | Synergistic miticidal composition | |
| CN104663668B (en) | A kind of insecticide acaricide composition containing acetyl coenzyme A inhibitor insecticides | |
| JP4562733B2 (en) | Agricultural composition that prevents the loss of pesticides due to rain | |
| CN103416411A (en) | Agricultural sterilization composition adopting flumorph and organic copper | |
| CN104663666B (en) | One kind transmits the acaricidal insecticide acaricide composition of inhibitor class containing Mitochondrial electron | |
| KR100220267B1 (en) | Herbicidal granule compositions for paddy field | |
| JP4348733B2 (en) | Mixed sterilization composition for agricultural and horticultural use with enhanced efficacy | |
| CN101803604A (en) | Weeding composition | |
| CN104757006A (en) | Pesticide composition containing trifluzamide | |
| CN105265446A (en) | Pesticide combination containing fenaminstrobin and tetraconazole | |
| CN103719130A (en) | Corn field efficacy enhancement weed killing combination containing thiencarbazone-methyl, mesotrione and atrazine | |
| CN104012566B (en) | Synergism weeding composition for paddy field | |
| JP2004010492A (en) | Mixed fungicide composition having reinforced potency and used for agriculture and horticulture | |
| CN105360150B (en) | A kind of herbicidal composition containing cafenstrole | |
| CN115067348A (en) | Compound composition and application thereof in agriculture | |
| CN105076177A (en) | Herbicide composition and application thereof | |
| CN111165499A (en) | Bactericidal composition containing Quinoflumelin and fluorophenylether amide and application and preparation method thereof | |
| CN112088889B (en) | Composition containing Pyridachlorometyl and zinc thiazole | |
| CN115067340B (en) | Sterilization composition, preparation method and application thereof | |
| CN110214783B (en) | Composition, preparation method and application thereof | |
| CN105410004B (en) | A kind of herbicidal composition containing penoxsuam and cafenstrole | |
| KR101679488B1 (en) | Perennial grass weed herbicide for lawns and method for controlling perennial grass weeds in lawn | |
| CN109497071A (en) | The herbicidal composition and its application of the ether of grass containing fluoropyrimidine and chlorine fluorine pyridine ester |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050802 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090618 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090629 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090712 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4348733 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |