JP4347470B2 - 電解水の発生装置 - Google Patents

電解水の発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4347470B2
JP4347470B2 JP29836799A JP29836799A JP4347470B2 JP 4347470 B2 JP4347470 B2 JP 4347470B2 JP 29836799 A JP29836799 A JP 29836799A JP 29836799 A JP29836799 A JP 29836799A JP 4347470 B2 JP4347470 B2 JP 4347470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
water
hollow fiber
housing
fiber membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29836799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001115285A5 (ja
JP2001115285A (ja
Inventor
常一 以西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Kogyo Corp
Original Assignee
Corona Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Kogyo Corp filed Critical Corona Kogyo Corp
Priority to JP29836799A priority Critical patent/JP4347470B2/ja
Publication of JP2001115285A publication Critical patent/JP2001115285A/ja
Publication of JP2001115285A5 publication Critical patent/JP2001115285A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4347470B2 publication Critical patent/JP4347470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/36Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水を電解したアルカリ水と酸性水を排出する電解水の発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水を電気分解して、アルカリ水と酸性水とに電解する装置はすでに使用されている。この装置は、正極の近傍に酸性水を、負極の近傍にアルカリ水を集めることができる。このため、電極の近傍から排水することで、アルカリ水と酸性水とを排水できる。この種の装置は、アルカリ水を飲料水に使用し、酸性水を殺菌効果のある水として使用する。
【0003】
さらに、この種の装置は、電離槽の流入側に活性炭等のフィルターを連結しているので、水に含まれる塩素等を吸着して清澄な水をアルカリ水と酸性水にできる。しかしながら、活性炭等の吸着粒子では、水に含まれる好ましくないすべてのものを除去できない。たとえば、非常に小さい微生物等は、吸着粒子の隙間を通過して電離槽に流入する。
【0004】
水をより綺麗にするために、吸着粒子と中空糸膜の両方を内蔵するフィルターが開発されている。このフィルターは、極めて微細な細菌等を中空糸膜で除去し、塩素等の有害物質を吸着粒子で除去できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
活性炭と中空糸膜の両方を内蔵するフィルターは、フィルターとして優れたものであるが、活性炭と中空糸膜の両方を内蔵するので、外形が大きくなる。ところで、従来の電解水の発生装置は、フィルターを交換できるように装着している。このため、活性炭のみを充填しているフィルターを、活性炭と中空糸膜の両方を内蔵するフィルターに交換できるなら、従来の装置にそのまま使用できる。このことを実現するには、フィルターの外形を、活性炭のみのフィルターと同じように小さくする必要がある。しかしながら、外形を小さくしたフィルターは、活性炭や中空糸膜の充填量が少なく、寿命が短くなり、あるいは水の通過抵抗が大きくなってしまう欠点がある。
【0006】
本発明は、独特の構造でこのような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、フィルターの外形を小さくして、しかも、活性炭等の吸着粒子と中空糸膜をより多く充填し、より綺麗なアルカリ水と酸性水とを長時間にわたって排水できる電解水の発生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電解水の発生装置は、正極16と負極17とを内蔵すると共に、正極16と負極17との間にイオンが通過できるセパレータ13を配設して内部を正極室14と負極室15とに分離してなる電離槽1と、この電離槽1の流入側に連結しているフィルター12と、電離槽1の正極16と負極17とに直流を印加する電源8とを備える。さらに、電解水の発生装置は、フィルター12が以下の全ての構成を有することを特徴としている。
(a) フィルター12は、ケーシング4に、活性炭等の吸着粒子5と中空糸膜ユニット6とを内蔵している。
(b) ケーシング4は吸着粒子5を充填している第1室30と、中空糸膜ユニット6を配設している第2室31とを有する。
(c) ケーシング4は細長い筒状で、二重筒状の吸排口24を開口している。
(d) ケーシング4は縦に区画されて、第1室30と第2室31とを設けており、第1室30は吸排口24を設けている側の端部に配設している。
(e) 吸排口24は、中心筒25Aを排出口24Aとし、中心筒25Aと外筒26との間の外周筒を吸入口24Bとしている。
(f) 第1室30には、縦方向に延長して水密構造の連結筒27を配設しており、この連結筒27は、一端を排出口24Aに連結して、他端を第2室31に連結している。
(g) 中空糸膜ユニット6は、U極された多数の中空糸膜33を固定プレート34に連結してなる内蔵ユニットを、ハウジング35に収納している。
(h) 固定プレート34は、中空で筒状の中空糸膜33の中心孔に連通する貫通孔を開口している。
(i) ハウジング35は、閉塞構造の筒状で、一端に固定プレート34を固定して、固定プレート34とハウジング35の底板36との間に排水スペース37を設けている。
(j) ハウジング35の底板36に連結筒27を連結して、排水スペース37を連結筒27を介して排出口24Aに連結している。
(k) ハウジング35の外形は、第2室31の内形よりも小さく、ハウジング35と第2室31との間に給水路38を設けており、この給水路38は第1室30に連結している。
(l) ハウジング35は、天板39または周壁を貫通して流入口40を開口しており、給水路38を流れる水を内部に流入している。
(m) フィルター12に流入する水は、吸入口24Bから吸着粒子5を充填している第1室30を通過し、中空糸膜ユニット6と第2室31との間の給水路38と、ハウジング35の流入口40を通過して中空糸膜ユニット6のハウジング35の内部に流入し、中空糸膜33を透過して固定プレート34の貫通孔と連結筒27とを通過して排出口24Aから排出されるように構成している。
【0008】
本発明の請求項2の電解水の発生装置は、中空糸膜ユニット6のハウジング35が、天板39の中心部に位置決凹部41を有し、この位置決凹部41に嵌入される位置決凸部42をケーシング4に設けている。電解水の発生装置は、位置決凸部42を位置決凹部41に案内して、中空糸膜ユニット6を第2室31の中心に配設するようにしている。
【0009】
本発明の請求項3の電解水の発生装置は、位置決凹部41と位置決凸部42とを、テーパー面を有する形状としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための電解水の発生装置を例示するものであって、本発明は電解水の発生装置を下記のものに特定しない。
【0011】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0012】
図1に示す電解水の発生装置は、フィルター12と、電離槽1と、電源8と、アルカリ水排水路3と、酸性水排水路2と、流量センサー9と、制御回路10と、カルシウムイオンの添加器11とを備えている。
【0013】
フィルター12は、供給された水道水を濾過して、水に含まれている塩素や微生物等の好ましくないものを除去する。フィルター12の断面図を図2に示す。この図に示すフィルター12は、プラスチック製のケーシング4に、吸着粒子5と中空糸膜ユニット6の両方を内蔵させている。
【0014】
ケーシング4は細長い筒状で、一端に二重筒状の吸排口24を開口している。吸排口24は、中心筒25Aを排出口24Aとし、中心筒25Aと外筒26との間の外周筒を吸入口24Bとしている。図のフィルター12は、外筒26をケーシング4に一体的に成形して設けている。中心筒25Aはケーシング4の底部に嵌着している下枠25に一体的に成形している。
【0015】
下枠25は、外形をケーシング4の内形にほぼ等しく成形しているプレート部25Bと、このプレート部25Bから下方に突出する筒状に成形している中心筒25Aとからなる。プレート部25Bは、中心筒25Aと外筒26との間の吸入口24Bに流入する水を通過させる隙間(図示せず)を設けている。さらに、プレート部25Bの中心には、連結筒27の下端を隙間なく嵌着して連結する嵌着凹部28を設けている。
【0016】
外筒26と中心筒25Aとはケーシング4から下方に突出しており、この部分を脱着できるように連結して、フィルター12を装着する。連結した状態で、水漏れを防止するために、外筒26と中心筒25Aとは、突出部の外側表面に設けた溝にOリング29を入れている。
【0017】
ケーシング4は、吸着粒子5を充填している第1室30と、中空糸膜ユニット6を配設している第2室31とに区画している。ケーシング4は、縦に区画して、第1室30と第2室31とを設けており、第1室30を、吸排口24を設けている一方の端部に設けている。図のケーシング4は、上下に細長い形状で、上下に第1室30と第2室31とを区画している。また、ケーシング4の下端に吸排口24を設けているので、第1室30をケーシング4の下方に設けている。
【0018】
第1室30には、縦方向に延長して水密構造の連結筒27を配設しており、この連結筒27は、一端を排出口24Aに連結して、他端を第2室31に連結している。第1室30は、吸着粒子5を充填している。吸着粒子5は、活性炭、多孔性の天然石、多孔性天然石を粉砕して粒状に焼結したもの等、吸着能力に優れた粒体である。吸着粒子5は、例えば平均粒子径を0.2〜5mm、好ましくは、0.25〜0.8mmとするものが使用される。第1室30は、充填している吸着粒子5が上下に漏れないように、上下に不織布、連続気泡のプラスチック発泡体、網材等の多孔板32を配設している。
【0019】
中空糸膜ユニット6は、U極された多数の中空糸膜33を固定プレート34に連結してなる内蔵ユニットを、ハウジング35に収納したものである。固定プレート34は、中空で筒状の中空糸膜33の中心孔に連通する貫通孔を開口している。
【0020】
ハウジング35は、閉塞構造の筒状で、一端に固定プレート34を固定して、固定プレート34とハウジング35の底板36との間に排水スペース37を設けている。ハウジング35の底板36は、中心に連結筒27を連結しており、この連結筒27でもって、排水スペース37を排出口24Aに連結している。第1室30を通過した水をハウジング35の内部に流入させるために、ハウジング35は、外形を第2室31の内形よりも小さくして、ハウジング35と第2室31との間に給水路38を設けており、この給水路38を第1室30に連結している。さらに、ハウジング35は、内部に水を流入させるために、天板39または周壁を貫通して流入口40を開口している。図のハウジング35は、天板39に流入口40を開口しているが、周壁に流入口を開口することもできる。流入口40は、給水路38の水をハウジング35の内部に流入させる。
【0021】
さらに、図に示す中空糸膜ユニット6は、ハウジング35の天板39の中心部に、位置決凹部41を設け、この位置決凹部41に嵌入される位置決凸部42をケーシング4に設けている。この構造の中空糸膜ユニット6は、位置決凸部42を位置決凹部41に案内して、中空糸膜ユニット6を第2室31の中心に配設できる。とくに、図のフィルター12は、位置決凹部41と位置決凸部42をテーパー面としているので、ケーシング4のキャップ4Aをケーシング本体にねじ込むことにより、中空糸膜ユニット6を正確に定位置に装着できる。
【0022】
この構造のフィルター12は、流入する水を、吸入口24B→吸着粒子5を充填している第1室30→中空糸膜ユニット6と第2室31との間の給水路38→ハウジング35の流入口40→中空糸膜ユニット6のハウジング35の内部→中空糸膜33→固定プレート34の貫通孔→排水スペース37→連結筒27→排出口24Aの経路で通過させて清澄に濾過する。
【0023】
電離槽1は、正極16と負極17とを内蔵すると共に、この正極16と負極17との間にイオンが通過できるセパレータ13を配設して、内部を正極室14と負極室15とに分離している。電離槽1は、フィルター12を通過した水を電解して、プラスのイオンを含むアルカリ水と、マイナスのイオンを含む酸性水とに電離する。電離槽1で電離された電解水は、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2から排水される。
【0024】
正極16と負極17は、互いに対向して配設される。電源のプラス側に接続される正極16は、水を電解するときに、塩素イオン等のマイナスイオンが集まり、負極17は、カルシウム等のプラスイオンが集まる。正極16は、塩素イオンに対して充分な耐腐食性の材質が使用される。正極16には、例えば、チタンの表面を、二酸化イリジウムでコーティングしたものを使用する。
【0025】
セパレータ13は、正極16と負極17の間に配設されて、電離槽1を正極室14と負極室15とに区画している。セパレータ13は、イオンを通過させる微細な空隙のある微多孔膜である。微多孔膜は、不織布、耐水紙、微細な空隙のあるプラスチックシートである。セパレータ13は、電離されたアルカリ水と酸性水が、正極室14と負極室15との間で混合されるのを防止する。また、セパレータ13に絶縁シートを使用して、正極16と負極17が接触してショートするのを防止することもできる。
【0026】
電離槽1の負極室15と正極室14から流出されるアルカリ水と酸性水とは、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2から別々に分離して排出される。図に示す電離槽1は、正極室14と負極室15との間にバイパス路7を設けている。この構造の電離槽1は、正極室14から水を排水しないときに、正極室14に流入される水を負極室15に流すことができる。図示しないが、セパレータで正極室と負極室とに完全に独立して分離することもできる。
【0027】
電源8は、電離槽1に水を流入させる状態で、正極16と負極17との間に電解電流を流す。図の電源8は、電源トランス19の2次側出力電圧を調整して、電極に流す電流を調整する。電極間の電圧を高くする強電解モードにおいて、たとえば、正極16と負極17とに4〜8Aの電解電流を流す。正極16と負極17に流す電解電流は、大きくするとアルカリ水のpHは高くなり、反対に小さくするとアルカリ水のpHは低くなる。
【0028】
電源8は電源スイッチ18を有する。電源スイッチ18がオンになると、電源8は電極間に電圧を印加する。電源スイッチ18がオフになると、電極間には電圧が印加されなくなる。図の電源8は、電源トランス19の一次側に接続している。電源スイッチ18は、電源トランス19の二次側に接続することもできる。電源スイッチ18は制御回路10でオンオフに制御される。電源スイッチ18は、電離槽1からアルカリ水と酸性水とを排出するときにオン、浄水を排出するときにオフに制御される。
【0029】
酸性水排水路2は、電離槽1の正極室14に連結されて、正極室14の酸性水を排出する。酸性水は、アルカリ水排水路3からアルカリ水が排出されるときに、酸性水排水路2から排出される。浄水は、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2の両方から排出される。ただ、酸性水排水路には、電磁開閉弁を設けることもできる。この電磁開閉弁は、イオン水を排水するときに開弁し、浄水を排水するときに閉弁される。この電解水の発生装置は、電磁開閉弁が閉じられると、酸性水排水路からは排水されなくなるので、電離槽に流入される全ての水を、アルカリ水排水路から排水できる。
【0030】
流量センサー9は、電離槽1を水が通過しているかどうかを検出して、その信号を制御回路10に入力する。図の装置は、流量センサー9を電離槽1の流入側に連結している。流量センサーは、電離槽の排出側であるアルカリ水排水路に連結することもできる。流量センサー9は、流動する水で羽根車を回転させる構造のものが使用できる。この流量センサーは、羽根車の回転軸に磁石を固定し、この磁石が通過する近傍に磁気センサーを配設する。磁気センサーは、回転軸が1回転して磁石が通過するときに、1パルスのパルス信号を出力する。この流量センサー9は、電離槽1に流入する水の流量に比例して、羽根車が回転し、羽根車の回転に比例したパルス信号を出力する。
【0031】
制御回路10は、流量センサー9からパルス信号が入力されるときに、電離槽1に水が流入していると判定し、パルス信号が入力されないときに、電離槽1に水が流入していないと判定する。制御回路10は、イオン水スイッチ21と、浄水スイッチ22を備える。イオン水スイッチ21が押されると、制御回路10は、電源スイッチ18を制御して、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2から、各々アルカリ水と酸性水とを排水する。浄水スイッチ22が押されると、電源スイッチ18を制御してオフに切り換える。この状態で、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2から浄水が排水される。
【0032】
制御回路10は、イオン水スイッチ21が押されたときに、電源スイッチ18をオンにしない。制御回路10は、イオン水スイッチ21が押された後、流量センサー9の出力信号から、電離槽1に水が流入しているかどうかを検出し、電離槽1に水が流入していることを確認して、電源スイッチ18をオンにする。それは、電離槽1に水が流入していない状態で、電源スイッチ18をオンにして正極16と負極17に通電すると、電離槽1の内部で熱が発生して危険な状態となることがあるからである。制御回路10は、イオン水スイッチ21が押されても、電離槽1に水が流入しない状態では、電源スイッチ18をオンにすることなくオフ状態に保持する。
【0033】
制御回路10は、イオン水スイッチ21を押した後、流入弁23を開弁すると、電源スイッチ18をオンにする。この装置は、流入弁23が閉弁された状態でイオン水スイッチ21を押した後、流入弁23を開弁すると、電源スイッチ18がオンとなって電離層1に通電し、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2から各々アルカリ水と酸性水を排水する。その後、流入弁23が閉弁されると、電離槽1に水が流入されない信号が流量センサー9から制御回路10に入力されて、制御回路10が電源スイッチ18をオフに切り換える。
【0034】
制御回路10は、浄水スイッチ22が押されたときは、電源スイッチ18をオフに切り換える。このとき、電離槽1に水が流入しているかどうかを判定しない。この状態で、アルカリ水排水路3と酸性水排水路2から浄水が排水される。
【0035】
【発明の効果】
本発明の電解水の発生装置は、フィルターの外形を小さくして、しかも、活性炭等の吸着粒子と中空糸膜をより多く充填して、より綺麗なアルカリ水と酸性水とを長時間にわたって排水できる特長がある。それは、本発明の電解水の発生装置が、独特の構造のフィルターを装備して、フィルターに内蔵している活性炭等の吸着粒子と中空糸膜ユニットとで流入する水を濾過するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電解水の発生装置の構成図
【図2】図1に示す電解水の発生装置のフィルターの拡大断面図
【符号の説明】
1…電離槽
2…酸性水排水路
3…アルカリ水排水路
4…ケーシング 4A…キャップ
5…吸着粒子
6…中空糸膜ユニット
7…バイパス路
8…電源
9…流量センサー
10…制御回路
11…添加器
12…フィルター
13…セパレータ
14…正極室
15…負極室
16…正極
17…負極
18…電源スイッチ
19…電源トランス
20…電磁開閉弁
21…イオン水スイッチ
22…浄水スイッチ
23…流入弁
24…吸排口 24A…排出口 24B…吸入口
25…下枠 25A…中心筒 25B…プレート部
26…外筒
27…連結筒
28…嵌着凹部
29…Oリング
30…第1室
31…第2室
32…多孔板
33…中空糸膜
34…固定プレート
35…ハウジング
36…底板
37…排水スペース
38…給水路
39…天板
40…流入口
41…位置決凹部
42…位置決凸部

Claims (3)

  1. 正極(16)と負極(17)とを内蔵すると共に、正極(16)と負極(17)との間にイオンが通過できるセパレータ(13)を配設して内部を正極室(14)と負極室(15)とに分離してなる電離槽(1)と、この電離槽(1)の流入側に連結しているフィルター(12)と、電離槽(1)の正極(16)と負極(17)とに直流を印加する電源(8)とを備える電解水の発生装置において、
    フィルター(12)が以下の全ての構成を有することを特徴とする電解水の発生装置。
    (a) フィルター(12)は、ケーシング(4)に、活性炭等の吸着粒子(5)と中空糸膜ユニット(6)とを内蔵している。
    (b) ケーシング(4)は吸着粒子(5)を充填している第1室(30)と、中空糸膜ユニット(6)を配設している第2室(31)とを有する。
    (c) ケーシング(4)は細長い筒状で、二重筒状の吸排口(24)を開口している。
    (d) ケーシング(4)は縦に区画されて、第1室(30)と第2室(31)とを設けており、第1室(30)は吸排口(24)を設けている側の端部に配設している。
    (e) 吸排口(24)は、中心筒(25A)を排出口(24A)とし、中心筒(25A)と外筒(26)との間の外周筒を吸入口(24B)としている。
    (f) 第1室(30)には、縦方向に延長して水密構造の連結筒(27)を配設しており、この連結筒(27)は、一端を排出口(24A)に連結して、他端を第2室(31)に連結している。
    (g) 中空糸膜ユニット(6)は、U極された多数の中空糸膜(33)を固定プレート(34)に連結してなる内蔵ユニットを、ハウジング(35)に収納している。
    (h) 固定プレート(34)は、中空で筒状の中空糸膜(33)の中心孔に連通する貫通孔を開口している。
    (i) ハウジング(35)は、閉塞構造の筒状で、一端に固定プレート(34)を固定して、固定プレート(34)とハウジング(35)の底板(36)との間に排水スペース(37)を設けている。
    (j) ハウジング(35)の底板(36)に連結筒(27)を連結して、排水スペース(37)を連結筒(27)を介して排出口(24A)に連結している。
    (k) ハウジング(35)の外形は、第2室(31)の内形よりも小さく、ハウジング(35)と第2室(31)との間に給水路(38)を設けており、この給水路(38)は第1室(30)に連結している。
    (l) ハウジング(35)は、天板(39)または周壁を貫通して流入口(40)を開口しており、給水路(38)を流れる水を内部に流入している。
    (m) フィルター(12)に流入する水は、吸入口(24B)から吸着粒子(5)を充填している第1室(30)を通過し、中空糸膜ユニット(6)と第2室(31)との間の給水路(38)と、ハウジング(35)の流入口(40)を通過して中空糸膜ユニット(6)のハウジング(35)の内部に流入し、中空糸膜(33)を透過して固定プレート(34)の貫通孔と連結筒(27)とを通過して排出口(24A)から排出されるように構成している。
  2. 中空糸膜ユニット(6)のハウジング(35)が、天板(39)の中心部に位置決凹部(41)を有し、この位置決凹部(41)に嵌入される位置決凸部(42)をケーシング(4)に設けており、位置決凸部(42)を位置決凹部(41)に案内して、中空糸膜ユニット(6)を第2室(31)の中心に配設するようにしてなる請求項1に記載される電解水の発生装置。
  3. 位置決凹部(41)と位置決凸部(42)がテーパー面を有する請求項2に記載される電解水の発生装置。
JP29836799A 1999-10-20 1999-10-20 電解水の発生装置 Expired - Fee Related JP4347470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29836799A JP4347470B2 (ja) 1999-10-20 1999-10-20 電解水の発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29836799A JP4347470B2 (ja) 1999-10-20 1999-10-20 電解水の発生装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001115285A JP2001115285A (ja) 2001-04-24
JP2001115285A5 JP2001115285A5 (ja) 2006-11-30
JP4347470B2 true JP4347470B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=17858781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29836799A Expired - Fee Related JP4347470B2 (ja) 1999-10-20 1999-10-20 電解水の発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4347470B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100339314C (zh) * 2005-05-19 2007-09-26 南京华脉医疗器械股份有限公司 精滤电解制水机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001115285A (ja) 2001-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101306854A (zh) 水处理装置
JP2000051858A (ja) 電解イオン水生成器
KR101407728B1 (ko) 정수기
KR101076630B1 (ko) 수소수 가습기
JP4347470B2 (ja) 電解水の発生装置
JP2007017087A (ja) 冷蔵庫
JP4200118B2 (ja) アルカリイオン整水器
JPH11277079A (ja) 水処理装置
KR200445058Y1 (ko) 정수기용 이온수 생성 카트리지
JP3905583B2 (ja) pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器
KR100598900B1 (ko) 이온수 생성기능을 가지는 역삼투정수기
JP4358382B2 (ja) 電解水の発生装置
JP2001017972A (ja) 電解水の発生装置
JPH0440794Y2 (ja)
KR100844527B1 (ko) 정수기의 전기 탈이온 장치
JP3835177B2 (ja) 電解水生成装置
JP3477908B2 (ja) イオン水生成器
JPH04222688A (ja) 電解イオン水の生成装置
JPH051359Y2 (ja)
JPH06126283A (ja) 電解イオン水生成器
JPH0716976Y2 (ja) 水流センサーを備えるイオン水生成装置
JP2930826B2 (ja) 電解イオン水生成器
JP3835283B2 (ja) 電解水生成装置
JP3835176B2 (ja) 電解水生成装置
KR20200102646A (ko) 아토피 피부염 예방용 수소수 가습기

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4347470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150724

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees