JP4343721B2 - 粉剤供給用の充填シュート及びそれを備えた粉剤充填包装機 - Google Patents

粉剤供給用の充填シュート及びそれを備えた粉剤充填包装機 Download PDF

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Description

本発明は、粉剤充填包装機に使用する充填シュートであって、粉剤定量切出し装置からの粉剤を長尺フィルムに逐次形成した袋部の内部に案内して充填するための粉剤供給用の充填シュートに関するものである。
粉剤充填包装機の中で、水平ロータリー式の包装機は、水平に回転する円盤状ないし円筒状の回転体周辺に多数の縦方向に立設したシーリングバーを等間隔に配置してあり、互いに隣合うシーリングバーの間に上下昇降可能なシュートを配置して、回転軸回りに周回する構造を備えている。コイルから巻き戻された長尺フィルムは、二重折にし、回転体に向けて供給され、所定位置で、回転体の上で周回するシーリングバーに順次挟まれて、回転体に従って支持されたままシーリングバーの周回に従って周回し、各シーリングバーは、その挟持しているフィルムに縦方向に熱圧着をして、フィルムの長手方向に沿って一定間隔で周期的に幅シールを形成し、フィルムには、互いに隣り合う幅シールの間に袋が形成される。
シュートは、その下部を、フィルムガイドによって二つ折りにしたフィルムの間にその上縁の隙間から挿入され、シーリングバーが挟持しているときには、隣り合ったシーリングバーにより挟持された二つ折りのフィルムの袋中に配置された状態になり、粉剤切り出し装置から定量切り出された粉剤を、シュート内を通じて、袋中に粉剤が充填される。充填後の回転途中には、シーリングバーが解除され、こうして形成し各袋に粉剤を受容したフィルムが連続的に装置から出される。
図12は、このような水平ロータリー式の粉剤充填包装機の概要を示すが、機械本体の下部に一対のフィルムロールから長尺フィルムを供給するデコイラー71,71を備えて、上部には、上記の多数のシーリングバー4とシュート1とを周囲に備えた回転体5を含む充填機構と、その上に粉剤切出し装置6が配置され、充填機構から出たフィルムの上縁をシールする上縁シール装置78と、幅シール部を切断又はミシン目入れをするカッター装置79を備えている。
図11は、特許文献1で開示した粉剤充填包装機の充填機構を示すが、この例は、基盤上に立設された縦型の固定筒体52と、固定筒体の上部で同心状に軸受532を介して軸支して配置され回転筒体53と、この回転筒体53の上端に固定された回転板5ないし回転テーブルとを含み、回転板5の周縁部には、シーリングバー4が円周を成すように一定間隔で固定され、互いに隣り合ったシーリングバー4,4の間には、各シュート1が配置されている。回転筒体53は、その周りに固定したギア54に、図示しないが、モータ駆動の歯車を介して回転駆動され、これにより、多数のシーリングバー4とシュートを回転させる。
各シーリングバー4は、ヒータを内蔵して垂直なシール面を有する垂直加熱バー41と、この垂直加熱バー41のシール面に接触可能に押さえ面を有して、垂直位置から水平位置まで回転できる可動バー42とから構成され、さらに、可動バー42には連動するバー駆動棹43が水平軸に固定され、バー駆動棹の先端に回転子44を備えている。
充填機構回りには回転子44を受容するレールが配置され、レールは、シーリングバーの周回角度により回転子44を上下に案内するように周回角度に応じて上下方向のレベルを決めており、回転板5の回転に従い、回転子44が水平軸周りに上下動し、垂直加熱バー41に対する可動バー42の開閉動作ができる。
シュート1は、上下に開口して上下に貫通した案内管であって、シュート1の外面がシュート昇降軸35の上端部固定具34に水平なアーム3を介して固定され、シュート昇降軸35は、回転板5を貫通して、回転筒体53の外側に沿って下方に配置され、その下端に金具37を介してカムフォロア39を回転軸側に向けて横方向に配置さている。上記固定筒体よりさらに下方には、固定筒体52の固定スリーブ521の下部外面の全周に、カムフォロア39を摺動受容するカム溝531が刻設され、カム溝531は、スリーブ521の外周で周回角度に応じて上下方向のレベルが決まるように設定されている。
図10は、充填機構の回転板5の上部側の多数のシーリングバー4と対応するシュート1との配置を示すが、操業中は、回転板5は定速で回転しており、回転板上部には巻き解いた長尺フィルム9が定速で連続的に供給され、回転板の直前に配置したフィルムガイド73により二つ折にされて、フィルムガイドの出口では、回転してくるシュート1の下部、即ち、下部シュート16先端が二つ折りにされたフィルムの間に挿入され、さらに、フィルムは、各シュート1の両側をシーリングバー4が、その垂直加熱バーに一面が支持され、可動バー42が横方向から立たされて、垂直加熱バーと密着することにより、順次挟持されて周回する。各シュートの周回の適当な中間位置では、シュートの上部開口部と、粉剤切出し装置6の回転容器の底部上面に下方に設けた枡61の開口部と連通し始めたときより、枡から粉剤を落下させて、シュート内を通過して、袋95内に充填される。
シーリングバー4がさらに周回して、挿入位置から適当な反対側位置では、可動バー42を開かせて、フィルム93をシーリングバー4の挟持から外して、シュート1を引き上げることにより、粉剤を充填した各袋94を連続したフィルムが連続的に取り出される。
図9は、従来のシュート1の外観を示すが、この例は、上部開口した漏斗状の上部シュート11と、上部シュートの下部に一体に接続されて、横断面長円形または楕円形の下部シュート16からなり、上部シュート11の下部または下部シュート16の上部の外面で、水平状のアーム3が一端を溶接により取り付けられて、このアーム3の他端側には、上記のシュート昇降軸の上部にねじ止め固定するための長孔33を形成している。
特開2001−122208号公報
上記の水平ロータリー式粉剤充填機は、粉剤、通常は、粉末状の食品、食品調理用の原料、加工食品の粉末、調味料、医薬品などの定量包装に広く利用されている。上述のように、粉剤充填の際には、粉剤が粉剤切出し装置の枡61からシュート1の内部を経て袋95に投入されるが、適度の流動性のある一般の粉剤に対して、図9に示したような単純形状の形状でよい。しかし、粉剤の性質・種類によっては、流動性が良好過ぎて、投入後に袋95内で粉が舞い立って、これがしばしば袋の上縁部に付着することがある。これは、後の上縁部シーリング工程の際には、シールした上縁部96の表裏のフィルムの間に粉が挟まれて残ることがあり、これが、極端な場合は、シール部の密封不良を起こし、それでなくとも、シール部の接合強度不足になり、あるいは外観を損なうことがあった。このような粉剤、例えば、胃散、小麦粉、きな粉、青汁粉末などのように密度の低い粉末状にしばしば見られた。
また、粉剤がさらに軽くて微粉で、流動性の高い微粉である場合、例えば、「おしろい」などの化粧料は、シュートを通じて袋内に充填した後直ちに粉剤が袋の開口部の隙間から一部が溢れ出ることもあった。
他方では、通常の粉状の食品や医薬品に比べて、特に流動性が低く、粉粒子が互いに粘着しやすい粉剤、例えば、カレー粉などがあり、この場合は、シュートは低い流動性に対して適したシュート形状を必要としていた。
粉剤充填包装機の操業中に包装すべき粉剤を変更し切替えをする場合には、これを充填包装する袋の形状、材質、即ち、フィルムも、変更されることが多く、粉剤の上記性質も異なってくる場合には、その粉剤性状に適合した形状寸法の各充填シュートも一斉に交換する必要がある。
従来充填シュートの変更の際には、今まで使用したシュート1を固定するシュート昇降軸35からシュートアーム3を取り外して、新しい粉剤に適合する形状の異なる新しいシュートを用いて、そのアーム3をシュート昇降軸35の上端固定部34に固定する作業があるが、この場合、充填シュート1の下部シュート16が、互いに隣接する二つのシーリングバー4,4の中間位置で、且つ、シーリングバー4,4で固定したフィルムの表裏の上縁部の間に正確に位置づける必要がある。シュート交換の際のこの下部シュート16の位置合わせは、多数の充填シュート1すべてについて行う必要があり、その調整作業は、多大の時間と労力を要する煩雑なものであった。
本発明は、このような状況に鑑みて、袋に充填される粉剤の流動性や付着性などの性状によってシュートから袋内に充填する際の粉こぼれや粉立ちなどの問題を防止し、シュート交換の容易なシュートを提供して、粉剤の変更によるシュート変更を迅速且つ確実になすことを目的とするものである。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、充填シュートを上部シュートと下部シュートとに着脱可能に分離して、下部シュートは回転体を挿通して配置されたシュート昇降軸に固定され、上部シュートは、粉剤の性質に応じて所望形状に交換できるように、形状の異なる下部シュート上に連通可能に接続するようにしたものである。
本発明によれば、上部シュートは、下部シュート上に連通可能に且つ交換可能に接続するようにしたので、粉剤の変更により粉体性状が変わるときには、その粉体性状に適した形状の上部シュートだけを選んで交換すればよく、従って、下部シュートは粉剤の変更時には変更とそれに伴う固定調整をする必要が一切ない。そこで、粉立ち性の大きい粉剤にあってもこれに適して上部シュートにより粉剤の飛散を防止でき、その粉剤の変更時の充填シュートの機械調整が時間的に著しく短縮でき、包装機の待ち時間の軽減と生産効率の向上に寄与することができる。
本発明の充填シュートは、粉剤充填包装機の回転体周りに固定された多数のシーリングバーにより支持された長尺フィルムの袋部内に下端側が挿入されて上方の粉剤供給装置の各計量枡から投下した粉剤を対応する袋内に案内充填するための充填シュートであるが、充填シュートが、回転体のシュート昇降部材に一端を固定するアームの他端に固定されて該袋部の上縁開口部に装入可能な下部シュートと、この下部シュートとは分離されて該下部シュートの上方に交換可能に接続し且つ下部シュートに連通する上部シュートとから成っており、下部シュートおよび上部シュートには、着脱可能に接続できる接合部を設けている。
下部シュートは、粉剤が通過できる筒状ではあるが、その下部側の形状は、長尺フィルムがシーリングバーにより長手方向に等間隔で区切られて形成された袋部の上縁開口部に挿入できる断面形状を有している。その形状は、通常は、断面形状が長円形又は楕円形である。下部シュートの上部は、上部シュートを受容するシュート受入部を設け、外面には、アームの一端が固定され、該アームの他端が、シュート昇降軸に固定されている。アームとシュート昇降軸との取付け調整により、下部シュートの下部側が、隣り合うシーリングバーの中間位置に正確に位置づけして固定されている。
上部シュートは、下部シュートと接合部を介して着脱自在に取着されるので、種々の形態が可能であるが、粉剤供給装置の対応する枡から落下する粉剤を受容することのできる上部開口した粉剤受入部と、上記下部シュートのシュート受入部に嵌る接合部を備えて、下部シュートの上部開口部と連通する。
上部シュートはまたの下部構造が、下部シュートの上部開口部の内側に接合して、上部シュートからその下部構造を落下する粉剤が下部シュートの下部側に沿って落下する構造が利用できる。これは、シュートの内側形状に関しては、従来のシュートとほぼ同じでよい。
さらに、上部シュート、上方に開口した粉剤受入部と、粉剤受入部の下端から接合部の下方に伸びて接続したとき下部シュートの内側に挿入される内筒部と、を有する構造である。内筒部を下側に伸張させて、例えばその筒端を下部シュートの下端面内側にまで挿入する位置に配置することができ、粉剤が飛散性の微粒粉末であっても、袋内に正確に投入して、飛散を防止することができる。
内筒部の長さは、粉剤の性質から適宜決定することができ、飛散性の大きい粉剤ほど、内筒部を長くして、内筒部の下端面を下部シュートの内側の適当な位置に配置するが、時には、下部シュートの下端面と面一になるようにしてもよい。内筒部は、横断面形状が矩形状、長円形、円形などの管が利用できる。尤も、下部シュートの下部側は、上述のように、楕円形又は長円形であるので、内筒部の外径は、下部シュートの断面楕円形又は長円形の管の内側に挿入可能な形状とし、好ましくは、円筒とする。内筒部は、このような横断面形状であると共に、縦断面からみて直管、先細テーパ状、先太テーパ上などから選ばれる。
下部シュートと上部シュートとの接合部は、相互の接続のために着脱可能な係合手段を備えているのが好ましい。接合部は、下部シュートの開口部の内面と上部シュートの外周の適当な部位の外面とを嵌め合い面にして、簡単に構成できる。しかし、シュートを長時間使用している間には、上部シュートは上下運動と旋回運動とを受けて外れやすいので、接合部には、適当な係合手段を設けるのが好ましく、上部シュートが、下部シュートから分離脱落しないように強固に接続でき、しかも、交換時には、上部シュートを下部シュートから簡便に分離を成し得るものが好ましい。
このための係合手段の一つの形態は、上部シュートと下部シュートとに、それぞれ、ねじを設けて、ねじ対偶により、上部シュートを下部シュートに接合固定する。即ち、一例として、上記の係合手段が、下部シュートの上部開口部周りに形成したねじ部と、下部シュートのねじ部に螺合できように上部シュートの下部側に設けたねじ部、とから成るものが利用できる。
別の形態の係合手段は、下部シュートに設けて内側に突出自在な突起部片と、上部シュートにはこの突起部片に係合して上部シュートの上下移動を規制する凹み部と、から構成するものが挙げられる。
内側に突出自在な突起部片としては、下部シュートの上部開口部に内側に貫通してねじ込まれて出し入れ可能なねじであっても良く、係合時は、ねじを推し進めてねじの先端が上部シュートの上記凹み部に係合させ、また、ねじを後退させてねじの先端が凹部から外れるようにして、係合を解除することができる。
他の突起部片としては、例えば、下部シュートの上部開口部に内側に貫通する1つ以上の小孔と該小孔に嵌め入れて内側に突出する球を含み、さらに、凹み部は、上部シュートの下部に設けて下部シュートの上部開口部内に挿入されたときに該球を受容して上下の抜けを防止する。上部シュートを引き上げたときには、球が後退して、凹み部との係合が外れ、上部シュートが下部シュートから分離できる。
このような凹み部には、上部シュートの接合部の外周に形成した丸いまたは四角の凹みないし溝であってもよい。特に、凹み部は、接合部外周廻りに刻設された溝、即ち、周溝とするのが、凹み部と突起部片との位置合わせの簡便さから、好ましい。
係合手段の球は、小孔内径よりも小径にして、小孔からシュートの内側に突出するが通過させないで、しかも通常は小孔をシュート内側に向けて付勢できる機構を備えているのが好ましい。この付勢機構の一例は、上部シュートに上記の球の外側を押圧して該球を内側に弾性付勢するばね部材を設けることができる。
球は、下部シュートの管周りに、好ましくは、回転対称に、配置し、凹み部ないし溝は、上部シュートの下部筒状外面に設けて、円周方向に回る周溝とするものがよい。
ばね部材には、上記の各球を外側から内側に一端で接して押圧するコイルばねが利用でき、各コイルばねが下部シュートの上部開口部の外側に固定したばね容器に収容されて、コイルばねの他端がばね容器内に固定されている。
別のばね部材は、リング状弾性片の内側面で上記の各球を外側から内側に押圧するリングばねが利用でき、リングばねは、下部シュートの上部開口部の外周で上記小孔の外側に嵌め込み固定される。リングばねの周囲のいずれかの位置で切開されているのが、リングバネを上記小孔の外側に嵌め込むのに簡便で、球への弾性付勢力を調整できるので、有用である。
以上に説明したように本発明の実施形態は、上記のように、下部シュートは、回転体上のシュート昇降軸に所定位置に固定されており、上部シュートは、係合手段を介して下部シュートに対して交換可能にしてあるので、粉剤ごとにその粉体性状を考慮して、適当ないくつかの種類の上部シュートをあらかじめ準備することができ、包装すべき粉剤を交換する際には、あらかじめ準備した種類から、その粉体の粉立ち性その他の性状に適した形状の上部シュートを選んで、上記の下部シュート上に差し替え交換するだけでよく、下部シュートの位置調整は必要でないので、従来の充填シュートに比べはるかに短時間の交換作業の後、変更粉剤の充填包装作業が開始できる利点がある。
実施例
図1及び図2は、下部シュート16が共通で、粉剤充填包装機に固定されており、上部シュート11は二つの形態のものを準備して、下部シュート16と上部シュート11とから成る充填シュート1を示している。この例は、図1(B)(D)に示すような下部開口が短くて大径とした本発明の関連例1に係る上部シュートと、図2(B)(D)に示すような下部に長くて内径を小さくした内筒14を取り付けた構造の本発明の実施形態に係る上部シュートとを備えて、互いに、交換できる構成にした例である。
下部シュート16は、分離状態を図1(E)(図2(E)の下部シュート16と同一である)に示すが、下部シュートの上部の開口部がシュート受入部17とされて、その内周面が円形で接合用内周面251をなしている。シュート受入部17に続く下部の袋挿入部18が、下端面19で扁平した長円形ないし楕円形状にされて、袋開口部に挿入できる形状にされている。
下部シュート16には、その外面の所定位置に一端31が溶接されたアーム3が一方側に延びている。このアーム3が、その他端32側に横長に設けた長孔33を設けて、シュート昇降軸の上端にボルト締め可能に固定できるようにされて、充填シュートの位置決め調節が可能にされている。
上部シュート11は、図1(D)と図2(D)とに示すように、上部111が漏斗状の形状を備え、上端の開口部で、粉剤受入部10が概ね円形を成し、下部は、断面円形外面の管状部材13を設けている。粉剤受入部10の形状と管状部材13の外形とは、形態の異なる上部シュートの間で共通している。上部シュートの管状部材13とシュート受入部17とが、係合手段を構成しており、上部シュートを下部シュートに結合する際には、図1(A)と図2(A)に示すように、上部シュート11のこの管状部材13を、下部シュート16の上部のシュート受入部17内に嵌め入れて、あるいは内挿入して固定する。
図1(D)の上部シュート11は、粉剤受入部10から下部側の管状部材13までを下方に減径した漏斗状をなし、管状部材13の下端は、円形に開口しており、相対的に大きな開口部を備えている。図1(A)に示す上部シュート11は、断面円形外面の管状部材13の内面側を大きな内径としてあるので、粉剤が漏斗部から下側シュートに通過するのを容易にしている。
他方、図2(D)に示す別の上部シュート11は、上部の粉剤受入部10から下部側の管状部材13までの外形は、同じであるが、管状部材13の内径部101は、図1(D)のものより、小径にされ、さらに、先端開口部から小径の内筒部14が下方に延出されており、この例では、その内径は、管状部材13の内筒部14とほぼ同じとされている。
図2に示すような上側シュートの例では、管状部材13は、肉厚で中空の円筒ブロックを利用して、上にテーパ管を溶接して漏斗とし、下に、小径のチューブを溶接して、内筒部としている。
内筒部14は、上部シュート11を下部シュート16に結合したとき、下部シュートの袋挿入部18内を挿通するように配置され、この例では、内筒部14の長さは、その筒端15が、下部シュートの下端開口部19と面一になるように、設定されている。
図2の上部シュートは、漏斗部から内筒部に至る経路を小径の狭幅にしてあるので、粉剤がこの経路を通過するのに抵抗を受けて、砂時計の絞り部を通過する砂粒のごとく、漏斗部に部分的に堆積しながら順次降下するので粉剤の落下速度が小さくでき、これが、粉剤の粉立ちを防止するのに役立つのである。
関連例2
この関連例は、係合手段を着脱容易に且つ固着力を高めるもので、上記実施例の上部シュートの管状部材13と下部シュート16のシュート受入部17との嵌め合いによる係合手段に加えて、図3(B)に示すように、下部シュート16の上部開口部のシュート受入部17に外側から内側に貫通する2つの小孔を設けて、これら小孔22に嵌め入れて内側に突出する球23を配置しており、上部シュート11には、図3(C)に示すように、その下部の管状部材13の外周の周りには、この球23を受容できる大きさの周溝24を設けている。下部シュートには、上記球23を内側に押圧するための小さなコイルばね231を固定しており、この関連例は、コイルばね231の軸心が、下部シュート16の中心軸に向くように、ばね容器232内に収容されて、ばね容器232が、球の後側のシュート受入部17の外周に固定されて、コイルばね231が、球23を内側に常時押圧している。
充填シュートを組み立てる際には、上部シュート11を下部シュート16に差し込むと、上部シュート11の管状部材13が、コイルばね231の押圧力に抗して、球23を後退させて、下部シュート16のシュート受入部17に嵌め入れられ、下部シュート16の上部開口部のシュート受入部17の球23が、上部シュートの管状部材13のこの周溝24に係合して、位置決めをし、且つ、上下の抜けを防止するようにしたものである。外す時は、上部シュートを下部シュートに対して引き上げれば、球の周溝に対する係合が解除されて、両者を分離することができる。従って、使用していた上部シュートは、その管状部材13を下部シュートのシュート受入部17から引き上げて、分離し、次いで、別の形状の異なる上部シュートを、その管状部材13が下部シュートのシュート受入部17に嵌まるように、その下部シュートに差し込むだけで、簡単に交換することができる。
関連例3
この関連例のシュート1は、上部シュート11と下部シュート16とを着脱可能に係合するために、上部シュート11と下部シュート16とをねじ部210、211により結合した例を示す。図4と図5を参照しながら、下部シュート16は、管状を成すが、形状は、その上部17が断面円形でその内面にねじ刻設されたねじ部211を有し、下部シュート16下部の袋挿入部は、扁平した長円形ないし楕円形状にされて、端面19が袋開口部に挿入される形状にされている。
下部シュート16には、その外面の所定位置に一端31が溶接されたアームが一方側に延びている。このアームが、その他端側に横長に設けた長孔を設けて、シュート昇降軸の上端に固定できる。
他方、上部シュート11は、その上部111が漏斗状の形状を備え、上端の開口部の粉剤受入部10が概ね円形を成し、下部は、係合手段として、外面にねじ210を刻設した管状のねじ部210を設けており、さらに、ねじ部210の内側には、小径にした内筒部14が貫挿されて、内筒部14の上端部が上部111の漏斗下部に連通し、下端部は、下部シュート16の下方内側に突設して開口部15で開口している。
取付時は、下部シュート16の上部のねじ部211に、上部シュート11のねじ部210をねじ込むだけで、下部シュート16に上部シュート11を接続して、充填用シュートにすることがでる。
上部シュート11の下部に突出する内筒14は、漏斗部の喉部ないし内系部101から下部シュート内での開口した下端部15までを、上部シュート11の粉剤受入部10の開口部直径よりも十分に小さい内径にしており、内筒部14の内径と長さは、粉剤の性質と粉立ち現象の経験から規定される。
図5(A)と図5(B)の対比をすると、図5〈A)は、内筒部14の突出長さが小さく、図5(B)のものは、突出長さが相対的に大きくされている。粉体の性質に応じて、内筒部14の内径と長さを変えた上部シュート11を二種類ないしそれ以上準備して、粉剤の性質に応じて交換する。
一般に、充填すべき粉体が、粉立ち性ないし粉こぼれの大きいときは、内筒の内径を小さくしてその長さを相対的に大きくする。他方、粉体の流れの悪い場合には、内筒の大きい内径の上部シュートに交換して使用する。
関連例4
図6(A)から図6(C)には、図1(A)から(E)に示したシュートの変形例を示すが、この例の充填シュートは、下部シュート16のシュート受入部17に、上部シュート11の断面円形外面の管状部材13を内挿入するところは、図1及び図2と同じであるが、下部シュート16のシュート受入部17の上部にフランジ171を備え、上部シュート11は、漏斗状の粉剤受入部10と下部側の管状部材13との間の部位で、外方に突出するフランジ121を設けて、上部シュートの管状部材13を受入部17に内装したとき、二つのフランジ121,171が対面し、両フランジには、それぞれ、互いに対応するねじ孔124a、124bを設けてあり、ネジ123をねじ孔にねじ込んで、両フランジを接合するようにしてある。
この変形例では、下部シュート16に対する上部シュート11の取付けと取り外しを、ネジ123ないしボルトにより簡便になすことがき、しかも、粉剤充填操業中に、上部シュートのはずれ落下を防止することができる。上述の図2に示す上部シュートに同様に、内部形状寸法を変えた上部シュートの上記外回りのフランジ121とそのフランジ上にねじ孔を設けておけば、同様にして、形状の種々異なるように準備した上部シュートを逐次交換可能にすることができる。
関連例5
図7に示す例は、図3に示すシュートの簡便な別の変形例で、図7(C)に示すように、上部シュート11に、図3(C)に示した上部シュート11と同様に、下部の管状部材13の外周に周溝24を設けている。
他方、下部シュート16は、受入部17を貫通する2つの小孔22を受入部周りに設けて、これら小孔22に嵌め入れて内側に突出するが貫通はできない外径を有する球23を配置している。この例は、図7(B)と図7(D)に図示のごとく、小孔22の上下には輪状片223、224がまきつけられて、外周案内部を構成しており、輪状片223、224の間には、図7(B)に示すように、切開したリングばね片221が嵌めいれられて、このリングばね片221が球23を内側に押圧して、各球23が小孔22内に嵌っている。この状態で、上部シュートの管状部材13を、下部シュート16の受入部17に挿入すると、上部シュート11の管状部材13の外周が、上記の下部シュートの受入部17に突設する球を、リングばね片221の付勢力に抗して、外側に向けて、一旦後退させて、通過し、次いで、管状部材13の外周の周溝24が、球23の位置に来たときに、リングばね片221の付勢力により球23が周溝24内に落ち込んで、通常の証状態で発生する引き抜け力では、上部シュート11が、下部シュートから分離できない。
上部シュート11は、下部シュート16から引き上げるときに、周溝24の縁部が球23をリングばね片221の付勢力に抗して、小孔22から外側に向けて後退させるのに充分な力を付与することにより、上部シュート11を分離することができる。
このようにして、2種類以上の内部形状の異なる上部シュートの組を予め準備しておくことにより、充填すべき粉剤の切り替え時に、その飛散性などの異なる性質によって異なる内部形状の内部シュートに切り替える必要がある場合には、迅速活簡単に交換できる利点がある。
関連例6
図8の例は、図3に示すシュートの簡便な変形例で、図8(C)の上部シュート11には、図3(C)に示した上部シュート11と同様に、下部の管状部材13の外周りには、周溝24を設けている。下部シュート16は、受入部17の外側には締付ねじ222を内側に支持して案内するねじ容器232が固定されており、この実施例は、締付ねじ231の軸心が、下部シュート16の中心軸に向くように、ねじ容器232と廻止めナット224により、締付ねじ231の丸くされた先端が前後に位置づけされる。
装着時は、下部シュート16の受入部17内に、上部シュートを、その管状部材13で挿入し、上記の締付ねじ231を締付けることにより、締付ねじ231の先端を周溝である周溝24に嵌め入れ、締付けることにより、図8(A)に示すように、上部シュート16を分離困難に下部シュートに装着することができる。
分離するときは、締付ねじ222を緩めて、締付ねじ231先端を周溝24から抜くことにより、図8(B)と図8(C)に見るように、上部シュートが下部シュートから分離される。このような締付けねじを用いることにより、下部シュートに対して、上部シュートの交換を簡便に且つ確実に短時間で実施できる利点がある。
本発明の関連例に係る充填シュートを示し、(A)は組み立てた充填シュートの断面図、(B)は、上面図、(C)下端面図、(D)は上部シュートの斜視図、及び(E)は、下部シュートの斜視図。 本発明の実施例に係る充填シュートを示し、(A)は組み立てた充填シュートの断面図、(B)は、上面図、(C)は下端面図、(D)は上部シュートの斜視図、及び(E)は下部シュートの斜視図。 本発明の実施例に係る他の係合手段を具備した充填シュートを示し、(A)は組み立てた充填シュートの断面図、(B)は下部シュートの縦断面図、(C)は、上部シュートの部分切欠き断面図、及び、(D)は下部シュートの上面図である。 本発明の別の実施例に係る充填シュートを示し、(A)は縦断面図、(B)は上面図、(C)は下面図である。 図4に示した充填シュートの斜視図を示し、(A)上部シュート、(B)は別の寸法形状の上部シュート、及び(C)は、これら上部シュートに共通に用いる下部シュートである。 本発明実施例に係るさらに他の係合手段を具備した充填シュートを示し、(A)は組み立てたシュートの断面図、(B)と(C)とはそれぞれ、上部シュートと、下部シュートとの斜視図を示す。 本発明実施例に係るさらに他の係合手段を具備した充填シュートを示し、(A)は組み立てたシュートの断面図、(B)と(C)とはそれぞれ、下部シュートと、上部シュートとの斜視図を、(D)は、下部シュートの球位置における横断面図を示す。 本発明実施例に係るさらに他の係合手段を具備した充填シュートの図3と同様の図を示す。 従来の充填シュートの斜視図である。 粉剤充填包装機の上部機構を示す斜視図である。 粉剤充填包装機の一例を示す模式的な縦断面図である 粉剤充填包装機の模式的な外嵌図である。
符号の説明
1 充填シュート
10 粉剤受入部
11 上部シュート
14 内筒管
16 下部シュート
22 小孔
23 球
3 アーム

Claims (8)

  1. 回転体周りに一定間隔で多数のシーリングバーと充填シュートが配置された粉剤充填包装機において、シーリングバーにより支持された長尺フィルムにシーリングバーにより形成した袋部内に下端側が挿入されて上方の粉剤供給装置の各計量枡から投下した粉剤を対応する袋内に案内充填するための上記充填シュートにおいて、
    上記充填シュートが、
    回転体のシュート昇降部材に一端を固定したアームの他端に固定されて該袋部の上縁開口部に挿入可能な下部シュートと、
    該下部シュートの上方に交換可能に接続して且つ上記粉剤を受容して下部シュートに送るための上部シュートと、
    上部シュートの下部側下部シュートの上部側とに設けられて上部シュートと下部シュートとを連通状態で着脱可能に接続する接合部と、
    から成り、
    上記上部シュートが、上方に開口した粉剤受入部と、粉剤受入部の下端から接合部の下方に伸びて下部シュートの内部に挿入される内筒部とを有することを特徴とする粉剤供給用の充填シュート。
  2. 上記の接合部が、下部シュートの上部開口部に内側に貫通する1つ以上の小孔と、該小孔に嵌め入れて内側に突出する球と、上部シュートの下部に設けて下部シュートの上部開口部内に挿入されたときに該球を受容して上下の抜けを防止する周溝と、から成る係合手段を有する請求項1に記載の充填シュート。
  3. 下部シュートには、上記の球を下部シュートの上部開口部外側から押圧して該球を内側に弾性付勢するばね部材を設けて成る請求項2に記載の充填シュート。
  4. ばね部材が、上記の各球を外側から内側に一端で接して押圧するコイルばねであり、各コイルばねが下部シュートの上部開口部の外側に固定したばね容器に収容されて、コイルばねの他端がばね容器内に固定されている請求項3に記載の充填シュート。
  5. ばね部材が、リング状弾性片の内側面で上記の各球を外側から内側に押圧するリングばねであって、リングばねが、下部シュートの上部開口部の外周で上記小孔の外側に嵌め込み固定されている請求項3に記載の充填シュート。
  6. リングばねの周囲のいずれかの位置で切開されている請求項5に記載の充填シュート。
  7. 上記の接合部が、下部シュートの上部開口部周りに形成したねじ部と、下部シュートの上記ねじ部に螺合できるように上部シュートの下部側に設けたねじ部、とから成る係合手段を有する請求項1に記載の粉剤供給用の充填シュート。
  8. 上記請求項1ないしのいずれかに記載の充填シュートを備えた粉剤充填包装機。
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