JP4340965B2 - 低空頭杭打機 - Google Patents

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Description

本発明は、低空頭のリーダを有した低空頭杭打機に係り、特にオーガスクリュを継ぎ足しながら地盤を削孔するためにオーガスクリュの格納および着脱を行う低空頭杭打機に関するものである。
従来、例えば鉄道工事における軌道上の杭打作業は、列車が運行停止する夜間の限られた時間内の作業となる。このため、使われる杭打機本体は、油圧シャベル(ローダ)を改造したものが多く使われる。すなわち、杭打機本体は、一般地上走行をクローラで走行し、軌道上を車輪で走行する2種類の走行装置を設けた軌陸走行式である。また、軌道上に架空線や屋根などがある場合、機械高さをそれ以下にしなければならないので、リーダ高さが制限される。このため、リーダ高さ以上の杭を打設する際には、プレボーリングを行うオーガスクリュおよび杭材の長さをリーダ高さに合わせ、都度接合・切り離しを行いながら工事を進めることになる。
このような杭打機には、オーガ減速機をリーダの上下方向に移動可能に設け、当該オーガ減速機に連結可能で、かつ、相互に連結可能な所定長さのオーガスクリュを複数本備える装置が設けてある。この装置は、間隔をおいて立て並べた2本のリーダの後方に向けスクリュ格納装置を設け、当該格納位置にあるオーガスクリュをリーダ間部に通してオーガ減速機下のスクリュ連結位置へ送り出し、先に地盤に進入済の他のオーガスクリュおよびオーガ減速機に連結する。また、連結済のオーガスクリュを連結位置に引き上げて他のオーガスクリュおよびオーガ減速機への連結を解除し、リーダ間部に通して格納位置に引き戻す(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−158769号公報
しかしながら、従来の低空頭杭打機では、スクリュ格納装置からオーガ減速機(連結位置)に至るオーガスクリュの送り出しに際して、リーダの後方からレールを介して直線状に移動する移動部を採用している。そして、2本構リーダのリーダ間部に移動部を通過するように構成している。このため、2本構リーダを構成するとリーダが大型化して重量が嵩み、さらにこのリーダを支持するための強度が必要になって、杭打機全体の大型化を招くことになる。
また、従来の低空頭杭打機では、杭打機本体の前側方向にオーガスクリュを複数並べて格納し、その並べた方向の前側にある連結位置に送り出している。このため、オーガスクリュを数多く格納しようとすると、杭打機の前後長さが増すので、結局、必要な深さを削孔するための数の継ぎ足しオーガスクリュを全て格納することができない場合がある。
また、従来の低空頭杭打機では、オーガスクリュを格納する構成として、当該オーガスクリュの下端を突起に装着している。このため、格納中のオーガスクリュの姿勢が不安定になって送り出しの際に当該オーガスクリュの上端を掴むことが難しくなるという問題がある。
また、従来の低空頭杭打機では、オーガスクリュで削孔する構成を有しているが、杭材を打設するための構成を備えていない。このため、従来の低空頭杭打機のみでは杭材を打設する工程を行うことができないという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、杭打機全体の小型化を図りつつオーガスクリュを数多く格納することができ、また格納したオーガスクリュを安定して支持することができ、また削孔工程に続いて杭打工程を実施することができる低空頭杭打機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る低空頭杭打機は、杭打機本体に立設したリーダと、前記リーダに沿って昇降可能に設けたオーガ減速機と、前記杭打機本体の側部に沿って複数のオーガスクリュを立ち並び設けて当該オーガスクリュを並び方向に移動可能に保持したオーガ格納手段と、旋回可能に延在した搬送腕部に前記オーガスクリュの上端を掴む掴持部を有し、前記オーガ格納手段から前記オーガ減速機の位置に前記オーガスクリュを搬送する一方、前記オーガ減速機の位置から前記オーガ格納手段に前記オーガスクリュを搬送するオーガ搬送手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る低空頭杭打機は、上記請求項1において、前記リーダは、立設した立設状態あるいは傾倒した傾倒状態になる態様で前記杭打機本体に対して設けてあることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る低空頭杭打機は、上記請求項1または2において、前記リーダは、その立設方向に伸縮可能に設けてあることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る低空頭杭打機は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記オーガ格納手段は、前記オーガスクリュの周りを囲んで保持する閉鎖状態あるいはその囲みを開放する開放状態に開閉可能に設けたオーガ保持部と、前記オーガスクリュの並び方向に延在して当該延在方向に前記オーガ保持部を移動可能に支持したオーガ支持部とを有して前記オーガスクリュを並び方向に移動可能に保持したことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る低空頭杭打機は、上記請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記オーガ格納手段は、前記杭打機本体に対して接離移動可能に支持してあることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る低空頭杭打機は、上記請求項1〜5のいずれか一つにおいて、前記リーダの上部には、杭材揚重機構が設けてあり、かつ、前記オーガ減速機は、スクリュジャッキ機構で昇降することを特徴とする。
本発明に係る低空頭杭打機は、杭打機本体の側部に沿って複数のオーガスクリュを立ち並び設け、当該オーガスクリュを並び方向に移動可能に保持したオーガ格納手段を備えている。このように、オーガスクリュを杭打機本体の側部に格納したので数多くのオーガスクリュが格納でき、必要な深さを削孔するための継ぎ足しオーガスクリュを格納することができる。
さらに、低空頭杭打機は、旋回可能に延在した搬送腕部にオーガスクリュの上端を掴む掴持部を有し、オーガ格納手段の位置とオーガ減速機の位置との間でオーガスクリュを搬送するオーガ搬送手段を備えている。このように、オーガスクリュを旋回移動させることにより、2本構リーダを採用する必要がなくなり、リーダおよび杭打機全体の小型化を図ることが可能になる。この結果、杭打作業を行う作業場所が狭くても十分な作業を行うことができる。また、オーガスクリュの搬送や連結する際に人力による作業が減少するので、省人化・安全作業に寄与し、また作業時間を短縮することができる。
また、リーダは、立設した立設状態あるいは傾倒した傾倒状態になる態様で杭打機本体に対して設けてある。このため、杭打機本体を自走式にした場合に、リーダを傾倒状態にすれば当該リーダが邪魔にならずに自走を行うことができる。
また、リーダは、立設方向に伸縮可能に設けてある。このため、作業場所の上方に障害物がない場合に、リーダ2を延長して長く連結したオーガスクリュ5や、長い杭材7を用いることで施工時間を短縮することができる。
また、オーガ格納手段は、オーガスクリュの周りを囲んで保持するオーガ保持部をオーガ支持部のガイドレールで移動可能に保持している。このため、オーガスクリュを安定した姿勢で格納することができ、当該オーガスクリュをオーガ搬送手段で搬送する際の掴持部での掴みを容易に行うことができる。
また、オーガ格納手段は、杭打機本体に対して接離移動可能に支持してある。このため、杭打機本体を旋回する場合に、オーガ格納手段を杭打機本体から離間した位置にすれば、当該オーガ格納手段が旋回を阻害する事態を防ぐことができる。また、オーガ格納手段を杭打機本体に近接した位置にすれば、作業場所が狭い場合でも杭打機本体を搬入し杭打作業を行うことができる。
また、リーダの上部には、杭材揚重機構が設けてあって、かつ、オーガ減速機をスクリュジャッキ機構で昇降させている。このため、オーガスクリュで地盤の削孔を行った後、杭材揚重機構で杭材を吊り上げて当該杭材をオーガスクリュで削孔した孔の位置に搬送することができる。また、削孔した孔の位置に杭材を搬送した後は、当該杭材をオーガ減速機の下降により圧入する。オーガ減速機は、スクリュジャッキ機構で昇降するので下方への押し下げ力により杭材を騒音や振動を伴うことなく圧入することができる。この結果、杭打の際に杭材を吊り上げるクレーンなどを別途用いる必要がなくなり、また、杭材の最終根入れの際に騒音や振動を伴うモノケンを使う必要がなくなる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る低空頭杭打機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明に係る低空頭杭打機を示す側面図、図2は本発明に係る低空頭杭打機を示す正面図、図3は本発明に係る低空頭杭打機を示す平面図、図4はリーダを示す概略側面図、図5はリーダを示す概略断面図、図6はリーダを傾倒状態にした側面図、図7はリーダを延長状態にした側面図、図8はオーガ格納手段を示す正面図、図9はオーガ格納手段を示す側面図、図10はオーガ格納手段を示す平面図、図11はオーガ格納手段における移動機構部を示す側面図、図12はオーガ格納手段を移動した状態を示す低空頭杭打機の平面図、図13は掴持部およびその動作を示す側面図、図14〜16は低空頭杭打機の杭打作業を示す側面図、図17はオーガ減速機に杭材圧入キャップを取り付けた概略図である。
図1〜図3に示すように低空頭杭打機は、杭打機本体1、リーダ2、オーガ格納手段3およびオーガ搬送手段4を有している。
まず、杭打機本体1は、地上走行のためのクローラ11と、軌道走行のための車輪12とを備えた走行装置を有して軌陸走行可能に構成してある。車輪12は、地上走行時にクローラ11の接地面よりも上方に収納され、軌道走行時にクローラ11の下側に突出する。また、杭打機本体1は、走行装置の上側に旋回可能に設けたベース13を有している。
ベース13には、操作室14、メインエンジン15、サブエンジン16、転倒防止装置17、リーダ支持部18および格納支持部19が設けてある。操作室14は、杭打機本体1の走行および杭打に関する操作を行うために操作者が搭乗する部分である。メインエンジン15は、杭打機本体1の走行装置を駆動する。サブエンジン16は、メインエンジン15が故障した場合などでの非常脱出用に搭載してある。また、サブエンジン16は、上記走行装置や後述のリーダ2などにおける各油圧シリンダあるいは操作バルブ関連の油圧機器の作動不良などの故障時の対策として用いられる。この場合、各油圧機器には、通常とは別に油圧用の吐出口および吸入口を設け、これら吐出口および吸入口に接続される非常用小型油圧ユニットの駆動源としてサブエンジン16を用いることにより、各々独自に作動させることができる。転倒防止装置17は、杭打作業を行うときに地盤G上での杭打機本体1の姿勢を安定して保持するためのものである。リーダ支持部18は、リーダ2をベース13に支持するためのものである。格納支持部19は、オーガ格納手段3をベース13に支持するためのものである。
次に、リーダ2は、地盤Gに対して鉛直になる態様で上下方向に延在してなる。リーダ2には、オーガ減速機21が当該リーダ2の長手方向に沿って昇降可能に設けてある。オーガ減速機21の昇降は、スクリュジャッキ機構22によって行われる。図4および図5に示すようにスクリュジャッキ機構22は、リーダ2の長手方向に沿って当該リーダ2に取り付けたスクリュジャッキネジ22aと、スクリュジャッキネジ22aを回転駆動するスクリュジャッキモータ22bと、スクリュジャッキネジ22aに螺着してありオーガ減速機21に連結したスクリュジャッキナット22cとを有している。このスクリュジャッキ機構22は、スクリュジャッキモータ22bでスクリュジャッキネジ22aを回転させることでスクリュジャッキナット22cの上下移動に伴いオーガ減速機21を昇降させる。
図1に示すようにオーガ減速機21の出力軸21aにはオーガスクリュ5の上端が取り付けられる。すなわち、オーガ減速機21の駆動によってオーガスクリュ5が回転する。そして、上記スクリュジャッキ機構22の駆動による当該オーガ減速機21の下降に伴いオーガスクリュ5によって地盤Gが削孔される。
上記のごとくリーダ2は、リーダ支持部18によってベース13に支持してある。図4に示すようにリーダ支持部18は、ベース13において杭打機本体1の前側(進行方向)に設けてあり、支承部18aとリーダ起伏シリンダ18bとを有している。支承部18aは、リーダ2をベース13に連結し、杭打機本体1の左右方向に延在する軸を介して当該リーダ2を回動可能に支承している。リーダ起伏シリンダ18bは、油圧シリンダで構成してあり、ロッドカバー側をベース13に支承し、ロッド側をリーダ2の上端部分に支承してある。すなわち、リーダ2は、リーダ起伏シリンダ18bのロッドを伸び出すことによって、図1に示すように地盤Gに対して垂直に立設した立設状態になる。一方、リーダ2は、リーダ起伏シリンダ18bのロッドを収納することによって、図6に示すように支承部18aの軸の周りに回転してベース13に対して傾倒した傾倒状態になる。リーダ2を立設状態にした場合にはオーガ減速機21にオーガスクリュ5を取り付けて杭打作業が可能になり、リーダ2を傾倒状態にした場合にはオーガ減速機21からオーガスクリュ5を取り外したうえで杭打機本体1が自走可能になる。
図4および図5に示すようにリーダ2は、上記のごとくオーガ減速機21およびスクリュジャッキ機構22を設けたインナーリーダ2Aと、当該インナーリーダ2Aに連結したアウターリーダ2Bと、当該アウターリーダ2Bに連結したリーダ基部2Cとで構成してある。インナーリーダ2Aは、図1に示すリーダ2の上下長さを有している。アウターリーダ2Bは、上下方向に長手状に形成してあり、インナーリーダ2Aを自身の長さ方向に移動可能に連結してある。また、インナーリーダ2Aとアウターリーダ2Bとは、インナーリーダ昇降シリンダ23を介して連結してある。リーダ基部2Cは、上記リーダ支持部18に連結してある。すなわち、リーダ基部2Cは、支承部18aおよびリーダ起伏シリンダ18bで杭打機本体1のベース13に支持してある。このリーダ基部2Cは、上下方向に長手状に形成してあり、アウターリーダ2Bを自身の長さ方向に移動可能に連結してある。また、アウターリーダ2Bとリーダ基部2Cとは、アウターリーダ昇降シリンダ24を介して連結してある。このように構成したリーダ2は、図7に示すようにアウターリーダ昇降シリンダ24のロッドを伸び出すことによってリーダ基部2Cに対してアウターリーダ2Bが上方に伸長した第1延長状態になる。さらに、インナーリーダ昇降シリンダ23のロッドを伸び出すことによってアウターリーダ2Bに対してインナーリーダ2Aが上方に伸長した第2延長状態になる。
また、図1に示すようにリーダ2は、インナーリーダ2Aの上部に杭材揚重機構25が設けてある。杭材揚重機構25は、ウインチ25aと当該ウインチ25aによって引き出しまたは巻き揚げられるワイヤ25bとからなり、ワイヤ25bの引き出し端部には、フック部材25cが取り付けてある。この杭材揚重機構25は、インナーリーダ2Aの長手方向の軸線の軸25dの周りに回転可能に設けてある。
また、図1および図3に示すようにリーダ2は、アウターリーダ2Bの下部にスクリュホルダ26を設けてある。スクリュホルダ26は、オーガ減速機21の駆動によって回転するオーガスクリュ5の周りを囲むものであり、後述するオーガスクリュ5の搬送に応じて前記囲いを開放する態様で構成してある。
次に、オーガ格納手段3は、杭打機本体1の外側部(本実施例では杭打機本体1の右側部)において前後方向に沿って設けてあり、図8〜図10に示すようにオーガ支持部32とオーガ保持部33とを有している。
オーガ支持部32は、底板32aの左右両側に支柱32bを立設し、当該支柱32bの上端に左右一対のガイドレール32cを設けてある。ガイドレール32cは、断面略L字形状に形成してあり、杭打機本体1の前後方向に沿って長手状に設けてある。
オーガ保持部33は、オーガスクリュ5の周りを囲む態様で円筒状に形成したホルダ33aを有している。ホルダ33aは、円筒の1/2円部分を基部とし、その開放端部にそれぞれ1/4円部分を蝶番で連結して、前側に両開きで開閉可能に形成してある。これにより、ホルダ33aは、オーガスクリュ5の周りを囲んで当該オーガスクリュ5を立てた状態で保持する閉鎖状態、あるいはその囲みを開放してオーガスクリュ5を保持した状態から放つ開放状態になる。また、ホルダ33aの基部である1/2円部分の両側部には、滑車33bが設けてある。滑車33bは、上記オーガ支持部32のガイドレール32cに載置され、ガイドレール32cの長手方向(杭打機本体1の前後方向)に移動する。このように構成したオーガ保持部33は、閉鎖状態にしたホルダ33aにオーガスクリュ5を立てた状態で保持しつつ、滑車33bによって当該オーガスクリュ5をオーガ支持部32のガイドレール32cに沿って移動することができるようになっている。また、オーガ保持部33は、ガイドレール32cに複数設けてあり、オーガスクリュ5を立ち並び設けている。
また、オーガ格納手段3は、移動機構部34を有している。図11に示すように移動機構部34は、オーガ支持部32に設けてあり、モータ34aに設けたスプロケットおよび他の複数のスプロケット34bに無端状の駆動チェーン34cを巻回してなる。駆動チェーン34cは、ガイドレール32cに沿って設けてあって、滑車33bに係合する。すなわち、移動機構部34は、モータ34aの駆動によって駆動チェーン34cを循環させて滑車33bをガイドレール32cの長手方向に沿って移動させる。この結果、オーガ保持部33で保持したオーガスクリュ5がガイドレール32cに沿って移動することになる。
ここで、オーガスクリュ5について説明する。図8に示すようにオーガスクリュ5は、長手状の胴部51の周りに長手方向に沿って螺旋状にスクリュ52が設けてある。胴部51の上端には、六角柱をなす嵌合雄部53が設けてある。この嵌合雄部53の側部の対称位置には、水平方向に凹設した嵌合溝53aが形成してある。さらに、嵌合雄部53の上端には、胴部51の軸線に一致した係合穴53bが設けてある。また、胴部51の下端には、六角の穴部を下方に開口した嵌合雌部54が設けてある。この嵌合雌部54の側部の対称位置には、水平方向に穿設したピン挿通穴54aが形成してある。このオーガスクリュ5は、下端の嵌合雌部54と他のオーガスクリュ5の上端の嵌合雄部53とを嵌合し、ピン挿通穴54aおよび嵌合溝53aにロックピン(図示せず)を挿通することによって連結できる。また、オーガ減速機21の出力軸21aには、上記嵌合雌部54が設けてあって、当該オーガ減速機21に対してオーガスクリュ5の上端の嵌合雄部53が連結できる。なお、ロックピンを抜けば、各オーガスクリュ5の間、あるいはオーガスクリュ5とオーガ減速機21との連結を外すことができる。
また、上述のごとくオーガ格納手段3は、格納支持部19によってベース13に支持してある。図3および図12に示すように格納支持部19は、ベース13の前側および後側に設けてあり、それぞれ支持腕部19aと張り出しシリンダ19bとを有している。支持腕部19aは、杭打機本体1の左右方向に長手状に形成してあり、先端をオーガ格納手段3のオーガ支持部32に固定し、基端側をベース13側に対して長手方向に移動可能に設けてある。張り出しシリンダ19bは、油圧シリンダで構成してあり、ロッドカバー側をベース13に支承し、ロッド側を支持腕部19a側に支承してある。すなわち、オーガ格納手段3は、張り出しシリンダ19bのロッドを収納することによって、図3に示すようにベース13寄りに近接した近接位置に移動する。一方、オーガ格納手段3は、張り出しシリンダ19bのロッドを伸び出すことによって、図12に示すようにベース13から離間した離間位置に移動する。オーガ格納手段3を近接位置に移動した場合には当該オーガ格納手段3が邪魔にならず杭打機本体1を自走でき、オーガ格納手段3を離間位置に移動した場合にはベース13を旋回したときに走行装置としてのクローラ11に接触し得る旋回領域外(図12中一転鎖線で示す)に当該オーガ格納手段3を待避させる。
次に、オーガ搬送手段4は、リーダ2(インナーリーダ2A)に設けてあり、図2および図3に示すように搬送腕部41および掴持部42を有している。
搬送腕部41は、水平方向に長手状に延在しており、その基端を垂直な軸線の軸41aを介して旋回可能にインナーリーダ2Aの側部に支承してある。また、搬送腕部41を支承するインナーリーダ2Aの部分には、当該搬送腕部41を旋回させる旋回モータ(図示せず)が設けてある。すなわち、搬送腕部41は、旋回モータの駆動によって水平方向に旋回し、その自由端をオーガ格納手段3あるいはオーガ減速機21の位置にあるオーガスクリュ5の上部に移動させる。さらに、搬送腕部41は、不図示のシリンダなどで上下方向に移動可能に設け、図12に示すように伸縮可能にしている。
掴持部42は、図2に示すように搬送腕部41の自由端に設けてある。図13(a)に示すように搬送腕部41の自由端には、垂直な軸線の軸42aが支承してある。軸42aは、下端が搬送腕部41の下側に延在してあり、搬送腕部41に設けた回転モータ42bの駆動によって回転する。この軸42aの下端側には、当該軸42aの軸線方向に移動可能にケーシング42cが設けてある。このケーシング42cには、掴持シリンダ42dのロッドカバー側が固定してある。掴持シリンダ42dのロッドは、軸42aと同じ軸線上で引き出し得るように設けてあり、その端部にセンターピン42eが固定してある。このセンターピン42eの側部の対称位置には、係合レバー42fの基端が水平な軸を介して支承してあり、当該係合レバー42fの自由端には、水平方向に延在した係合ピン42gが設けてある。そして、係合ピン42gの中程とケーシング42cとは、リンクレバー42hを介して連結してある。このリンクレバー42hは、掴持シリンダ42dのロッドを伸び出してケーシング42cとセンターピン42eとが軸42aの軸線上で離間することによって、各係合ピン42gが離れる方向に各係合レバー42fを開く(図13(a)参照)。一方、リンクレバー42hは、掴持シリンダ42dのロッドを引き戻してケーシング42cとセンターピン42eとが軸42aの軸線上で近接することによって、各係合ピン42gを近づける方向に各係合レバー42fを閉じる(図13(c)参照)。
このように構成したオーガ搬送手段4は、搬送腕部41を水平方向に旋回させることで、オーガ格納手段3あるいはオーガ減速機21の位置にあるオーガスクリュ5の直上部に掴持部42を移動させる。このとき、掴持部42は、係合レバー42fを開いて各係合ピン42gが離れた形態にしておく。そして、図13(a)に示すように回転モータ42bの駆動により軸42aを回転させて、オーガスクリュ5の嵌合雄部53に設けた各嵌合溝53aと、各係合ピン42gとが同じ向きになるように合わせる。続いて、図13(b)に示すように搬送腕部41を下方に移動させて、オーガスクリュ5の嵌合雄部53に設けた係合穴53bにセンターピン42eを挿入させる。これにより、オーガスクリュ5と掴持部42との芯が一致することになる。続いて、図13(c)に示すように掴持シリンダ42dのロッドを引き戻して各係合レバー42fを閉じることにより、近づいた各係合ピン42gがそれぞれオーガスクリュ5の嵌合雄部53に設けた各嵌合溝53aに係合することになる。そして、オーガ格納手段3のオーガ保持部33を開放状態にして、搬送腕部41を水平方向に旋回させることにより、オーガスクリュ5をオーガ減速機21あるいはオーガ格納手段3の位置に搬送することが可能になる。
以下、上記低空頭杭打機の杭打作業の動作を説明する。まず、杭打作業の前段階として、杭打する所定の場所に予めオーガスクリュ5のスクリュ径に見合ったスタンドパイプ(図示せず)を地盤Gに打ち込んでおく。そして、杭打機本体1を移動してスタンドパイプに杭心を合わせる。この際、図1に示すようにオーガ減速機21を上昇した位置にして、当該オーガ減速機21の出力軸21aに先端削孔ビット55を有したオーガスクリュ5を取り付けておく。そして、図14に示すようにオーガ減速機21を駆動しつつ下降させて、最初のオーガスクリュ5の分の削孔を行う。
次に、図15に示すようにオーガ減速機21の出力軸21aと、削孔をして地盤G中にあるオーガスクリュ5の上端との連結を外して、オーガ減速機21を上昇させる。その後、オーガ搬送手段4によってオーガ格納手段3に格納しているオーガスクリュ5を搬送し、地盤G中にあるオーガスクリュ5の上端に対して搬送した継ぎ足し用のオーガスクリュ5の下端を連結する。
次に、図16に示すように継ぎ足し用のオーガスクリュ5の上端に対してオーガ減速機21の出力軸21aを連結して、再びオーガ減速機21を駆動しつつ下降させて、継ぎ足したオーガスクリュ5の分の削孔を行う。そして、同様に継ぎ足したオーガスクリュ5に対してさらにオーガスクリュ5を継ぎ足して削孔を行うことにより所定深さの削孔が完了する。
次に、所定深さの削孔が完了したら、逆の手順でオーガスクリュ5を地盤Gから引き抜いてオーガ搬送手段4によってオーガ格納手段3にオーガスクリュ5を格納する。そして、全てのオーガスクリュ5を引き抜いた後は、図17に示すようにオーガ減速機21の出力軸21aに杭材圧入キャップ6を取り付けてオーガスクリュ5で削孔した孔にH鋼などの杭材7を圧入する。杭材圧入キャップ6は、オーガ減速機21の出力軸21aに対してオーガスクリュ5と同様の構成で連結することができる。また、杭材圧入キャップ6は、オーガ減速機21の出力軸21aと杭材7との間での当接をなじみよくするため、オーガ減速機21への連結部材6aに球座6bを設けてある。そして、球座6bを受ける台座6cを杭材7の上端に当接するキャップ部材6dに設けてある。また、杭材7をオーガ減速機21の位置に搬送する場合には、杭材揚重機構25によって杭材7を吊り上げて行う。そして、杭材7を削抗した孔に挿入後、モルタル根固めを行って杭打を完了する。
なお、作業場所の上方に障害物がない場合には、上記のごとくリーダ2を延長することで、その長さに適して連結したオーガスクリュ5や、長い杭材7を用いることで施工時間を短縮することが可能になる。
したがって、上述した低空頭杭打機では、杭打機本体1の側部に沿って複数のオーガスクリュ5を立ち並び設け、当該オーガスクリュ5を並び方向に移動可能に保持したオーガ格納手段3を備えている。このように、オーガスクリュ5を杭打機本体1の側部に格納したので数多くのオーガスクリュ5が格納でき、必要な深さを削孔するための継ぎ足しオーガスクリュ5を格納することが可能になる。
さらに、低空頭杭打機は、水平方向に旋回可能に延在した搬送腕部41にオーガスクリュ5の上端を掴む掴持部42を有し、オーガ格納手段3の位置とオーガ減速機21の位置との間でオーガスクリュ5を搬送するオーガ搬送手段4を備えている。このように、オーガスクリュ5を旋回移動させることにより、二本構リーダを採用する必要がなくなり、リーダ2および杭打機全体の小型化を図ることが可能になる。この結果、杭打作業を行う作業場所が狭くても十分な作業を行うことが可能である。また、オーガスクリュ5の搬送や連結する際に人力による作業が減少するので、省人化・安全作業に寄与し、また作業時間を短縮することが可能になる。
また、リーダ2は、立設した立設状態あるいは傾倒した傾倒状態になる態様で杭打機本体1に対して設けてある。このため、杭打機本体1を自走式にした場合に、リーダ2を傾倒状態にすれば当該リーダ2が邪魔にならずに自走を行うことが可能になる。
また、リーダ2は、立設方向に伸縮可能に設けてある。このため、作業場所の上方に障害物がない場合に、リーダ2を延長し長く連結したオーガスクリュ5や、長い杭材7を用いることで施工時間を短縮することが可能になる。
また、オーガ格納手段3は、オーガスクリュ5の周りを囲んで保持するオーガ保持部33をオーガ支持部32のガイドレール32cで移動可能に保持している。このため、オーガスクリュ5を安定した姿勢で格納することができ、当該オーガスクリュ5をオーガ搬送手段4で搬送する際の掴持部42での掴みを容易に行うことが可能になる。
また、オーガ格納手段3は、杭打機本体1に対して接離移動可能に支持してある。このため、杭打機本体1を旋回する構成とした場合に、オーガ格納手段3を杭打機本体1から離間した位置にすれば、当該オーガ格納手段3が旋回を阻害する事態を防ぐことが可能になる。また、オーガ格納手段3を杭打機本体1に近接した位置にすれば、作業場所が狭い場合でも杭打機本体1を搬入することが可能になる。
また、リーダ2の上部には、杭材揚重機構25が設けてあって、かつ、オーガ減速機21をスクリュジャッキ機構22で昇降させている。このため、オーガスクリュ5で地盤Gの削孔を行った後、杭材揚重機構25で杭材7を吊り上げて当該杭材7をオーガスクリュ5で削孔した孔の位置に搬送できる。また、削孔した孔の位置に杭材7を搬送した後は、当該杭材7をオーガ減速機21の下降により圧入する。オーガ減速機21は、スクリュジャッキ機構22で昇降するので下方への押し下げ力により杭材7を騒音や振動を伴うことなく圧入することが可能である。このように、杭打の際に杭材7を吊り上げるクレーンなどを別途用いる必要がなくなり、また、杭材7の最終根入れの際に騒音や振動を伴うモノケンを使う必要がなくなる。
以上のように、本発明にかかる低空頭杭打機は、杭打機全体の小型化を図りつつオーガスクリュを数多く格納し、また格納したオーガスクリュを安定して支持し、また削孔工程に続いて杭打工程を実施することに有用である。
本発明に係る低空頭杭打機を示す側面図である。 本発明に係る低空頭杭打機を示す正面図である。 本発明に係る低空頭杭打機を示す平面図である。 リーダを示す概略側面図である。 リーダを示す概略断面図である。 リーダを傾倒状態にした側面図である。 リーダを延長状態にした側面図である。 オーガ格納手段を示す正面図である。 オーガ格納手段を示す側面図である。 オーガ格納手段を示す平面図である。 オーガ格納手段における移動機構部を示す側面図である。 オーガ格納手段を移動した状態を示す低空頭杭打機の平面図である。 掴持部およびその動作を示す側面図である。 低空頭杭打機の杭打作業を示す側面図である。 低空頭杭打機の杭打作業を示す側面図である。 低空頭杭打機の杭打作業を示す側面図である。 オーガ減速機に杭材圧入キャップを取り付けた概略図である。
符号の説明
1 杭打機本体
11 クローラ
12 車輪
13 ベース
14 操作室
15 メインエンジン
16 サブエンジン
17 転倒防止装置
18 リーダ支持部
18a 支承部
18b リーダ起伏シリンダ
19 格納支持部
19a 支持腕部
19b 張り出しシリンダ
2 リーダ
2A インナーリーダ
2B アウターリーダ
2C リーダ基部
21 オーガ減速機
21a 出力軸
22 スクリュジャッキ機構
22a スクリュジャッキネジ
22b スクリュジャッキモータ
22c スクリュジャッキナット
23 インナーリーダ昇降シリンダ
24 アウターリーダ昇降シリンダ
25 杭材揚重機構
25a ウインチ
25b ワイヤ
25c フック部材
25d 軸
26 スクリュホルダ
3 オーガ格納手段
32 オーガ支持部
32a 底板
32b 支柱
32c ガイドレール
33 オーガ保持部
33a ホルダ
33b 滑車
34 移動機構部
34a モータ
34b スプロケット
34c 駆動チェーン
4 オーガ搬送手段
41 搬送腕部
41a 軸
42 掴持部
42a 軸
42b 回転モータ
42c ケーシング
42d 掴持シリンダ
42e センターピン
42f 係合レバー
42g 係合ピン
42h リンクレバー
5 オーガスクリュ
51 胴部
52 スクリュ
53 嵌合雄部
53a 嵌合溝
53b 係合穴
54 嵌合雌部
54a ピン挿通穴
55 先端削孔ビット
6 杭材圧入キャップ
6a 連結部材
6b 球座
6c 台座
6d キャップ部材
7 杭材
G 地盤

Claims (6)

  1. 杭打機本体に立設したリーダと、
    前記リーダに沿って昇降可能に設けたオーガ減速機と、
    前記杭打機本体の側部に沿って複数のオーガスクリュを立ち並び設けて当該オーガスクリュを並び方向に移動可能に保持したオーガ格納手段と、
    旋回可能に延在した搬送腕部に前記オーガスクリュの上端を掴む掴持部を有し、前記オーガ格納手段から前記オーガ減速機の位置に前記オーガスクリュを搬送する一方、前記オーガ減速機の位置から前記オーガ格納手段に前記オーガスクリュを搬送するオーガ搬送手段と
    を備えたことを特徴とする低空頭杭打機。
  2. 前記リーダは、立設した立設状態あるいは傾倒した傾倒状態になる態様で前記杭打機本体に対して設けてあることを特徴とする請求項1に記載の低空頭杭打機。
  3. 前記リーダは、その立設方向に伸縮可能に設けてあることを特徴とする請求項1または2に記載の低空頭杭打機。
  4. 前記オーガ格納手段は、前記オーガスクリュの周りを囲んで保持する閉鎖状態あるいはその囲みを開放する開放状態に開閉可能に設けたオーガ保持部と、前記オーガスクリュの並び方向に延在して当該延在方向に前記オーガ保持部を移動可能に支持したオーガ支持部とを有して前記オーガスクリュを並び方向に移動可能に保持したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の低空頭杭打機。
  5. 前記オーガ格納手段は、前記杭打機本体に対して接離移動可能に支持してあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の低空頭杭打機。
  6. 前記リーダの上部には、杭材揚重機構が設けてあり、かつ、前記オーガ減速機は、スクリュジャッキ機構で昇降することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の低空頭杭打機。
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