JP4339778B2 - 橋梁の撤去方法 - Google Patents
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Description
また、橋梁の撤去方法の一例として、下記特許文献1に開示されている。
大型クレーンを使用せずに橋梁桁の撤去を行うことができる。このため、大型クレーンの侵入が不可能な狭小な場所及び上空が他の構造物により閉塞された場所でも橋梁桁の撤去を行うことができる。
大型クレーンを使用しないことや近傍仮置きヤードを必要としないため、供用道路の交通規制を最小限に橋梁桁の撤去を行うことができる。このため、公共交通に与える影響を最小限に抑えることができる。
大型クレーンや油圧破砕機を使用しないため、騒音や振動を発生することが無い。そのため住宅地域や商業地域においても騒音や振動により近隣に対し迷惑をかけることがない。
大型クレーンを使用せずに橋脚の撤去を行うことができる。このため、大型クレーンの侵入が不可能な狭小な場所及び上空が他の構造物により閉塞された場所でも橋脚の撤去を行うことができる。
大型クレーンを使用しないことや近傍に仮置きヤードを必要としないため、供用道路を交通規制することを最小限に橋脚の撤去を行うことができる。このため、公共交通に与える影響を最小限に抑えることができる。
大型クレーンや油圧破砕機を使用しないため、騒音や振動を発生することが無い。そのため住宅地域や商業地域においても騒音や振動により近隣に対し迷惑をかけることがない。
図1に第1の発明の実施例に係る装置構成の側面図を示す。撤去しようとしている橋梁桁10は単純桁とし、連続桁の場合は単純桁に切断したものとする。撤去しようとしている橋梁桁10の下方の地面11上に架台12を4基設置する。橋梁桁10を側面から見たときに、設置した4基の架台12のうち内側にある2基の架台12の上部に降下ベント13を設置し、架台12の上面と降下ベント13の下端部をボルトにより結合する。
第3段階として図6に示すように、大揚程降下装置15を2.7メートル縮小して、支持ベント17の下端部と架台12の上面とをボルトにより結合する。
第5段階として図8に示すように、降下ベント13の最下部にあるベント16(図1参照)を解体し撤去80する。ここで大揚程降下装置15の揚程は0メートルとなっている。
第6段階として図9に示すように、大揚程降下装置15を2.8メートル伸張して、降下ベント13の下端部と架台12の上面とをボルトにより結合する。
図11に第2の発明の実施例に係る装置構成の側面図を示す。本実施例で撤去しようとしている橋脚100はコンクリート製でも鋼製でもよい。橋脚100の下方の地面101上に架台102を設置するが橋脚100には幅方向の両脇に供用道路20があるため、架台102が供用道路20側にはみ出さないように設置する。架台102の上面に降下ベント103を設置する。降下ベント103を設置する位置は橋脚100の幅方向の中心部近傍とする。架台102の上面と降下ベント103の下端部とはボルトにより結合する。
第1段階として図13に示すように、図11に示す初期の状態から橋脚100の下部を水平方向に切断130し、支持ベント108の下端部のボルトをはずす。切断130の際、切断手段としてコンクリート製の場合はワイヤーソーを用いることとし、鋼製橋脚の場合はガス切断することにより、騒音及び振動を抑えることができる。
第5段階として図17に示すように、大揚程降下装置105を2.8メートル縮小して、支持ベント108の下端部と架台102の上面とをボルトにより結合する。大揚程降下装置105の揚程は0.2メートルの高さとなっている。
第7段階として図19に示すように、降下ベント103(図11参照)の最下部にあるベント109を解体し撤去190する。
以下、第1段階から第8段階を繰り返して橋脚100を降下し、橋脚100が図21に示すような状態になった時点で橋脚100の残った部分を小型クレーンで車両に載せるなどして撤去する。
図22に第3の発明の実施例に係る装置構成の側面図を示す。撤去しようとしている橋脚220の上には橋梁桁221が載っている。実施例2と同様に降下ベント222、大揚程降下装置223及び支持ベント224を設置する。また、橋梁桁221はベント225により支えている。図23に撤去しようとしている橋脚220を橋梁桁221の長手方向から見た側面図を示す。
100,220 橋脚
13,103,222 降下ベント
15,105,223 大揚程降下装置
17,108,224 支持ベント
16,109,110,225 ベント
Claims (3)
- 橋梁桁を降下するための大揚程降下装置を上部に設置した複数のベントからなる降下ベントと、前記橋梁桁を支持するための複数のベントからなる支持ベントを橋梁桁の下面に結合し、
前記大揚程降下装置を伸張して前記支持ベントの下端部を浮揚し、
前記支持ベントの最下部のベントを撤去し、
前記大揚程降下装置を縮小して前記支持ベントの下端部を接地し、
前記大揚程降下装置を縮小して前記降下ベントの下端部を浮揚し、
前記降下ベントの最下部のベントを撤去し、
前記大揚程降下装置を伸張して前記降下ベントの下端部を接地
することを特徴とする橋梁桁の撤去方法。 - 橋脚を降下するための大揚程降下装置を上部に設置した降下ベントと、前記橋脚を支持するための支持ベントを橋脚の上部側面に結合し、
前記橋脚の下方を水平方向に切断し、
前記大揚程降下装置を伸張して前記切断した位置から上方の位置で水平方向に切断し、
前記大揚程降下装置を伸張して前記支持ベントの下端部を浮揚し切断した前記橋脚を撤去し、
前記支持ベントの最下部にあるベントを撤去し、
前記大揚程降下装置を縮小して前記支持ベントの下端部を接地し、
前記大揚程降下装置を縮小して前記降下ベントの下端部を浮揚し、
前記降下ベントの最下部にあるベントを撤去し、
前記大揚程降下装置を伸張し前記降下ベントの下端部を接地
することを特徴とする橋脚の撤去方法。 - 請求項2に記載する橋脚の撤去方法において、
前記橋脚に橋梁桁を載せたままにし、
前記橋梁桁の下面に前記橋梁桁を支持するためのベントを設置し、
前記橋脚を撤去した後に新しい橋脚を構築し、
前記新しい橋脚が完成した後に前記ベントを撤去
することを特徴とする橋脚の撤去方法。
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JP2004332759A JP4339778B2 (ja) | 2004-11-17 | 2004-11-17 | 橋梁の撤去方法 |
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JP2006144282A JP2006144282A (ja) | 2006-06-08 |
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