JP4338300B2 - Endoscopic treatment tool - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は内視鏡用処置具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば内視鏡用の高周波スネア、高周波切開具、或いはバスケット型異物回収具等のような内視鏡用処置具においては、可撓性シース内に操作ワイヤが軸線方向に進退自在に挿通配置されたシース部ユニットと、その操作ワイヤを基端側から進退操作するための操作部ユニットとが着脱自在に連結された構成になっている。
【０００３】
そして、そのような内視鏡用処置具においては、シース部ユニットの内部空間を経由して先端側の開口に連通する注液口がシース部ユニットの基端側に設けられており、注液口から注入された液体がシース部ユニットの基端部から漏出するのを阻止するためのシール用Ｏリングが、シース部ユニットに装着されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような内視鏡用処置具のシース部ユニットは一般に耐久性が乏しく、また患者間の感染防止等の見地からも比較的早期に使い捨てられ、操作部ユニットはそのような問題がないことから長期にわたって繰り返し使用される場合が多い。
【０００５】
したがって、シース部ユニットは使い捨てても無駄が少ないようにできるだけ低コストの構造にすべきであるが、シース部ユニットの基端部をシールするシール部材は、操作ワイヤの外周面に密着させる必要もあることからシース部ユニットに配置されている。そのため、シール部材の部品コストとシール部材を配置するための構造に要するコストがシース部ユニットと共に使い捨てられてしまっていた。
【０００６】
そこで本発明は、シース部ユニットと操作部ユニットとが着脱自在な内視鏡用処置具において、シール部材に関連する部分がシース部ユニットと共に使い捨てられないようにして、シース部ユニットを使い捨てた場合のロスを少なくすることができる内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用処置具は、操作ワイヤが軸線方向に進退自在に挿通配置されている内部空間を経由して先端側の開口に連通する注液口が基端側に設けられたシース部ユニットと、操作ワイヤを基端側から進退操作するための操作部ユニットとが着脱自在に連結された内視鏡用処置具において、注液口から注入された液体がシース部ユニットの基端部から漏出するのを阻止するためのシール手段を操作部ユニット側に設けて、シース部ユニットが操作部ユニットに取り付けられた状態では、シール手段がシース部ユニット側から圧迫されることにより操作ワイヤの外周面に密接し、シース部ユニットの基端部がシールされた状態になるようにしたものである。
【０００８】
なお、シール手段を弾力性のある環状体で形成し、シース部ユニットを操作部ユニットに連結する際には、操作ワイヤの基端部分がシール手段内を通過するようにするとよい。
【０００９】
そして、シール手段が、シース部ユニットの基端面と操作部ユニットの先端面との間に挟み付けられて潰されるように配置されてもよく、或いは、シール手段が、操作部ユニットを構成する弾力性のある部材によって形成されて、シース部ユニットによって縮径方向に押し潰されるように配置されてもよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図２は、本発明の第１の実施例の内視鏡用処置具を示しており、この実施例は、本発明を内視鏡用異物回収バスケットに適用した例を示している。
【００１１】
図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される可撓性のシース１１は、例えば四フッ化エチレン樹脂製チューブによって形成されており、その内部には、操作ワイヤ１２が軸線方向に進退自在に緩く挿通配置されている。
【００１２】
シース１１の先端は単純に開口しており、そこから出入りする操作ワイヤ１２の先端部分に、複数の弾性ワイヤによりかご状に形成されたバスケット１３が連結されている。
【００１３】
バスケット１３は、シース１１外においては弾性ワイヤの弾性によって図２に示されるようにかご状に膨らみ、操作ワイヤ１２によってシース１１内に引き込まれると弾性変形して窄まる。
【００１４】
シース１１の基端に取り付けられたシース基端口金１４には、シース１１内に液を注入するための注液口１５が側方に突設されていて、注液口１５はシース１１の内部空間を経由してシース１１の先端開口に連通している。
【００１５】
このシース基端口金１４の部分を含めて、シース１１、操作ワイヤ１２及びバスケット１３が一つのユニット（シース部ユニット１０）として操作部ユニット２０に対して着脱自在に構成されている。
【００１６】
操作部ユニット２０は、操作部本体２１に対してスライド自在に取り付けられたスライダー２２に、操作ワイヤ１２の基端を固定するためのワイヤ固定ネジ２３が配置され、操作部本体２１の先端に配置されたシース固定ナット２４によって、シース部ユニット１０との連結が行われるようになっている。
【００１７】
図１は、シース部ユニット１０と操作部ユニット２０とが連結されていない状態の連結部付近を示しており、シース固定ナット２４は、操作部本体２１の先端部分に形成された円周溝２５に係合して、軸線周りに回転自在であるが軸線方向には操作部本内２１から外れないようになっている。
【００１８】
シース固定ナット２４の先側近傍部分の内周面には、シース基端口金１４の基端に形成された雄ネジ部１６と螺合する雌ネジ部２６が形成されている。また、シース固定ナット２４内には、例えばシリコンゴム等のように弾力性のある材料からなるシール用のＯリング２７が、シース固定ナット２４内から落下しないように嵌め込まれている。ただしＯリング２７は、弾力的に変形させることによりシース固定ナット２４に対して着脱することができる。
【００１９】
操作ワイヤ１２がシース基端口金１４内から突出して露出する部分には、例えばステンレス鋼管製の補強パイプ１２ａが被覆されており、その突端には、ワイヤ固定ネジ２３による固定部からの抜け止め用として機能する太径部１２ｂが形成されている。
【００２０】
そしてＯリング２７は、シース部ユニット１０を操作部ユニット２０に連結する際には、内部を操作ワイヤ１２の抜け止め用太径部１２ｂが通過することができる内径寸法に形成されている。
【００２１】
図３は、シース部ユニット１０と操作部ユニット２０とが連結された状態の連結部付近を示しており、シース基端口金１４の雄ネジ部１６にシース固定ナット２４の雌ネジ部２６を螺合させることにより、シース基端口金１４の基端面がシース固定ナット２４内に引き込まれ、操作部本体２１の先端面とシース基端口金１４の基端面との間にＯリング２７が挟み付けられて潰された状態になる。
【００２２】
すると、Ｏリング２７の外周部はシース固定ナット２４の内周面に圧接してそれより広がることができないので、シース固定ナット２４が締め込まれるのにつれてＯリング２７の内径が縮径し、操作ワイヤ１２の補強パイプ１２ａの外周面にＯリング２７が密着する状態になる。その結果、操作ワイヤ１２は、補強パイプ１２ａの外周面がＯリング２７によりシールされた状態で軸線方向に移動自在な状態になる。
【００２３】
このようにして、シース部ユニット１０と操作部ユニット２０とが機械的にしっかりと連結されるのと同時に、シース基端口金１４の基端部がＯリング２７によって確実にシールされ、注液口１５から注入された液は操作部ユニット２０との連結部で漏れ出すことなくシース１１の先端へ送られる。
【００２４】
図４は、本発明の参考例のシース部ユニット１０と操作部ユニット２０との連結部を示しており、連結部をシールする部材としてＯリングに代えて、操作部本体２１の先端部分に一体化された弾力性のあるテーパ筒状部材１２７を用いたものである。テーパ筒状部材１２７は、テーパ孔状に形成されたシース基端口金１４の基端部内周面に嵌まるように構成されている。
【００２５】
その結果、シース基端口金１４の雄ネジ部１６にシース固定ナット２４の雌ネジ部２６を螺合させることにより、テーパ筒状部材１２７の外周面がシース基端口金１４のテーパ面に密着すると同時に、テーパ筒状部材１２７の先端部分が縮径方向に押し潰されて補強パイプ１２ａの外周面に密着し、第１の実施例のＯリング２７と同様に作用する。
【００２６】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えばバスケット１３部分がポリープ切除用のスネアループであってもよく、或いはシース１１の側面から導電ワイヤを露出させた高周波切開具等であってもよい。
【００２７】
【発明の効果】
本発明によれば、シース部ユニットに設けられた注液口から注入された液体がシース部ユニットの基端部から漏出するのを阻止するためのシール手段を操作部ユニット側に設けたことにより、シース部ユニットを使い捨てた場合のロスを少なくすることができ、シース部ユニットが操作部ユニットに取り付けられた状態では、シール手段がシース部ユニット側から圧迫されることにより操作ワイヤの外周面に密接して、シース部ユニットの基端部分を完全にシールした状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施例の内視鏡用処置具のシース部ユニットと操作部ユニットとの連結部が分離した状態の側面断面図である。
【図２】本発明の第１の実施例の内視鏡用処置具の側面図である。
【図３】本発明の第１の実施例の内視鏡用処置具のシース部ユニットと操作部ユニットとの連結部が連結された状態の側面断面図である。
【図４】 本発明の参考例の内視鏡用処置具のシース部ユニットと操作部ユニットとの連結部が連結された状態の側面断面図である。
【符号の説明】
１０ シース部ユニット
１１ シース
１２ 操作ワイヤ
１２ａ 補強パイプ
１４ シース基端口金
１５ 注液口
１５ 雄ネジ部
２０ 操作部ユニット
２１ 操作部本体
２４ シース固定ナット
２６ 雌ネジ部
２７ Ｏリング（Ｏリング）
１２７ テーパ筒状部材（Ｏリング）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope treatment tool.
[0002]
[Prior art]
For example, in an endoscopic treatment instrument such as a high-frequency snare for an endoscope, a high-frequency incision instrument, or a basket-type foreign substance collection tool, an operation wire is inserted and disposed in a flexible sheath so as to be movable forward and backward in the axial direction. The sheath section unit and the operation section unit for advancing and retracting the operation wire from the proximal end side are detachably connected.
[0003]
In such an endoscopic treatment instrument, a liquid injection port communicating with the opening on the distal end side through the internal space of the sheath unit is provided on the proximal end side of the sheath unit. A sealing O-ring for preventing the liquid injected from the mouth from leaking out from the proximal end portion of the sheath unit is attached to the sheath unit.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Endoscopic treatment instrument sheath units as described above generally have poor durability, and are also disposed relatively early from the standpoint of preventing infection among patients, and the operation unit unit has no such problems. Often used repeatedly over a long period of time.
[0005]
Therefore, the sheath unit should be structured as low as possible so that even if it is disposable, the seal member that seals the base end of the sheath unit needs to be in close contact with the outer peripheral surface of the operation wire. For this reason, it is arranged in the sheath unit. Therefore, the part cost of the sealing member and the cost required for the structure for arranging the sealing member have been disposed of together with the sheath unit.
[0006]
Therefore, the present invention provides a treatment instrument for an endoscope in which a sheath unit and an operation unit are detachable so that a portion related to a seal member is not disposed together with the sheath unit and the sheath unit is disposed An object of the present invention is to provide an endoscopic treatment tool that can reduce the loss of the endoscope.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the endoscope treatment tool of the present invention has a liquid injection port that communicates with an opening on the distal end side through an internal space in which an operation wire is inserted and disposed so as to be movable back and forth in the axial direction. In an endoscopic treatment instrument in which a sheath unit provided on the proximal end side and an operation unit unit for operating the operation wire to advance and retract from the proximal end side are detachably connected, the sheath unit is injected from a liquid injection port. Sealing means for preventing liquid from leaking from the proximal end of the sheath unit is provided on the operating unit unit side, and when the sheath unit is attached to the operating unit unit, the sealing means is on the sheath unit side. By being pressed from above, it is brought into close contact with the outer peripheral surface of the operation wire so that the base end portion of the sheath unit is sealed.
[0008]
In addition, when the sealing means is formed of a resilient annular body and the sheath unit is connected to the operation unit, it is preferable that the proximal end portion of the operation wire passes through the sealing means.
[0009]
The sealing means may be arranged so as to be sandwiched between the proximal end surface of the sheath unit and the distal end surface of the operation unit, and crushed. Alternatively, the sealing means is an elastic force constituting the operation unit. It may be formed of an elastic member and arranged so as to be crushed in the direction of diameter reduction by the sheath unit.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 2 shows an endoscope treatment tool according to the first embodiment of the present invention, and this embodiment shows an example in which the present invention is applied to an endoscope foreign matter collection basket.
[0011]
A flexible sheath 11 that is inserted into and removed from a treatment instrument insertion channel of an endoscope (not shown) is formed of, for example, a tetrafluoroethylene resin tube, and an operation wire 12 is axially disposed therein. It is placed loosely so that it can freely advance and retract.
[0012]
The distal end of the sheath 11 is simply opened, and a basket 13 formed in a basket shape by a plurality of elastic wires is connected to the distal end portion of the operation wire 12 entering and exiting from the sheath 11.
[0013]
The basket 13 swells in a basket shape as shown in FIG. 2 due to the elasticity of the elastic wire outside the sheath 11 and is elastically deformed and narrowed when pulled into the sheath 11 by the operation wire 12.
[0014]
A sheath base end cap 14 attached to the base end of the sheath 11 is provided with a liquid injection port 15 for injecting a liquid into the sheath 11, and the liquid injection port 15 is provided inside the sheath 11. It communicates with the distal end opening of the sheath 11 via the space.
[0015]
Including the sheath base end cap 14, the sheath 11, the operation wire 12, and the basket 13 are configured to be detachable from the operation unit 20 as one unit (sheath unit 10).
[0016]
In the operation unit unit 20, a wire fixing screw 23 for fixing the proximal end of the operation wire 12 is arranged on a slider 22 slidably attached to the operation unit main body 21, and arranged at the distal end of the operation unit main body 21. The sheath fixing nut 24 is connected to the sheath unit 10.
[0017]
FIG. 1 shows the vicinity of the connecting portion in a state where the sheath portion unit 10 and the operating portion unit 20 are not connected. The sheath fixing nut 24 is a circumferential groove 25 formed at the distal end portion of the operating portion main body 21. , And is rotatable around the axis, but is not disengaged from the operation portion main body 21 in the axial direction.
[0018]
On the inner peripheral surface of the vicinity of the front side of the sheath fixing nut 24, a female screw portion 26 that is screwed with the male screw portion 16 formed at the base end of the sheath base end cap 14 is formed. In addition, a sealing O-ring 27 made of an elastic material such as silicon rubber is fitted into the sheath fixing nut 24 so as not to fall from the sheath fixing nut 24. However, the O-ring 27 can be attached to and detached from the sheath fixing nut 24 by elastically deforming it.
[0019]
A portion where the operation wire 12 protrudes from the sheath base end cap 14 and is exposed is covered with a reinforcing pipe 12a made of, for example, a stainless steel pipe. A large-diameter portion 12b that functions as
[0020]
The O-ring 27 is formed to have an inner diameter dimension through which the retaining diameter large diameter portion 12b of the operation wire 12 can pass when the sheath unit 10 is connected to the operation unit unit 20.
[0021]
FIG. 3 shows the vicinity of the connecting portion in a state where the sheath portion unit 10 and the operation portion unit 20 are connected. The female screw portion 26 of the sheath fixing nut 24 is screwed onto the male screw portion 16 of the sheath base end cap 14. As a result, the base end surface of the sheath base end cap 14 is drawn into the sheath fixing nut 24, and the O-ring 27 is sandwiched between the front end surface of the operation portion main body 21 and the base end surface of the sheath base end cap 14. Will be crushed.
[0022]
Then, since the outer peripheral portion of the O-ring 27 cannot be pressed and expanded beyond the inner peripheral surface of the sheath fixing nut 24, the inner diameter of the O-ring 27 is reduced as the sheath fixing nut 24 is tightened. The O-ring 27 comes into close contact with the outer peripheral surface of the reinforcing pipe 12a of the wire 12. As a result, the operation wire 12 becomes movable in the axial direction in a state where the outer peripheral surface of the reinforcing pipe 12a is sealed by the O-ring 27.
[0023]
In this way, the sheath unit 10 and the operation unit 20 are mechanically firmly connected, and at the same time, the proximal end portion of the sheath proximal end cap 14 is reliably sealed by the O-ring 27, and the liquid injection port The liquid injected from 15 is sent to the distal end of the sheath 11 without leaking at the connecting portion with the operation unit 20.
[0024]
FIG. 4 shows a connecting portion between the sheath portion unit 10 and the operating portion unit 20 according to a reference example of the present invention, and is integrated with the distal end portion of the operating portion main body 21 instead of an O-ring as a member for sealing the connecting portion. It uses a tapered tubular member 127 that is made elastic. The tapered tubular member 127 is configured to fit on the inner peripheral surface of the proximal end portion of the sheath proximal end cap 14 formed in a tapered hole shape.
[0025]
As a result, the outer peripheral surface of the tapered cylindrical member 127 is brought into close contact with the tapered surface of the sheath base end cap 14 by screwing the female screw portion 26 of the sheath fixing nut 24 into the male screw portion 16 of the sheath base end cap 14. At the same time, the tip end portion of the tapered tubular member 127 is crushed in the diameter-reducing direction and is brought into close contact with the outer peripheral surface of the reinforcing pipe 12a, and acts similarly to the O-ring 27 of the first embodiment.
[0026]
The present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, the basket 13 portion may be a snare loop for polypectomy, or a high-frequency cutting tool with a conductive wire exposed from the side surface of the sheath 11 or the like. There may be.
[0027]
【The invention's effect】
According to the present invention, the sealing means for preventing the liquid injected from the liquid injection port provided in the sheath unit from leaking out from the proximal end of the sheath unit is provided on the operation unit unit side. The loss when the sheath unit is disposable can be reduced, and when the sheath unit is attached to the operation unit, the sealing means is pressed from the side of the sheath unit to the outer peripheral surface of the operation wire. Closely, the proximal end portion of the sheath unit can be completely sealed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side cross-sectional view of a state where a connecting portion between a sheath unit and an operation unit of an endoscope treatment tool according to a first embodiment of the present invention is separated.
FIG. 2 is a side view of the endoscope treatment tool according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side cross-sectional view showing a state in which the connecting portion between the sheath unit and the operation unit of the endoscope treatment tool according to the first embodiment of the present invention is connected.
FIG. 4 is a side cross-sectional view of a state in which a connecting portion between a sheath portion unit and an operation portion unit of an endoscope treatment tool according to a reference example of the present invention is connected.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Sheath part unit 11 Sheath 12 Operation wire 12a Reinforcement pipe 14 Sheath base end cap 15 Injection hole 15 Male thread part 20 Operation part unit 21 Operation part main body 24 Sheath fixing nut 26 Female thread part 27 O-ring (O-ring)
127 Tapered cylindrical member (O-ring)

Claims (2)

操作ワイヤが軸線方向に進退自在に挿通配置されている内部空間を経由して先端側の開口に連通する注液口が基端側に設けられたシース部ユニットと、上記操作ワイヤを基端側から進退操作するための操作部ユニットとが着脱自在に連結された内視鏡用処置具において、
上記注液口から注入された液体が上記シース部ユニットの基端部から漏出するのを阻止するためのシール手段を、上記シース部ユニットの基端面と上記操作部ユニットの先端面との間に挟み付けられて潰される状態に上記操作部ユニット側に設けて、上記シース部ユニットが上記操作部ユニットに取り付けられた状態では、上記シール手段が上記シース部ユニット側から圧迫されることにより上記操作ワイヤの外周面に密接し、上記シース部ユニットの基端部がシールされた状態になることを特徴とする内視鏡用処置具。A sheath portion unit having a liquid injection port provided on the proximal end side through an internal space in which the operation wire is inserted and disposed so as to be movable back and forth in the axial direction, and the operation wire on the proximal side In the endoscope treatment tool, which is detachably connected to the operation unit unit for advancing and retreating from the
Sealing means for preventing the liquid injected from the liquid injection port from leaking out from the proximal end portion of the sheath unit is provided between the proximal end surface of the sheath unit and the distal end surface of the operation unit. When the sheath unit is attached to the operation unit unit in a state of being sandwiched and crushed and the sheath unit is attached to the operation unit unit, the sealing means is pressed from the sheath unit unit side to operate the operation. A treatment instrument for an endoscope, which is in close contact with an outer peripheral surface of a wire and a base end portion of the sheath unit is sealed. 上記シール手段が弾力性のある環状体であり、上記シース部ユニットを上記操作部ユニットに連結する際には、上記操作ワイヤの基端部分が上記シール手段内を通過する請求項１記載の内視鏡用処置具。2. The inner portion according to claim 1, wherein the sealing means is an elastic annular body, and the base end portion of the operation wire passes through the sealing means when the sheath unit is connected to the operation unit. Endoscopic treatment tool.
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