JP4336284B2 - 放電ランプハウス用レンズ及び放電ランプハウス並びに放電ランプハウス収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、超高圧水銀ランプ等の曲管放電ランプによる高輝度放電ランプを用いたランプハウス用レンズ及び放電ランプハウス並びに放電ランプハウス収納装置の改良に係り、特に熱的破壊に強い放電ランプハウス用レンズ及び放電ランプハウス並びに放電ランプハウス収納装置に関する。
高輝度放電ランプ(High Intensity Discharge Lamp)は一般には発光するアークが発光管の管壁温度によって、安定化される管壁負荷が3×10-4W・m-2以上である熱陰極放電ランプと定義されていて一般には高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプを指している。
高圧水銀ランプは点灯中の蒸気分圧が105Pa以上の水銀蒸気中の放電によって発光し、メタルハライドランプは金属蒸気とハロゲン化物の解離生成物との混合気中の放電によって発光し、高圧ナトリウムランプは、点灯中の蒸気圧が104Pa程度のナトリウム蒸気中の放電によって発光している。
本発明者は上述の高輝度放電ランプを超高圧化し、点灯時の圧力を2×107Pa程度とし、ガラス管を逆U字状に形成した曲管放電ランプを特許文献1で提案している。
図5(A)及び図6は特許文献1に開示されたと同様の高輝度放電ランプを示すものであり、構造を簡単に説明すると高圧水銀ランプからなる高輝度放電ランプMは、放電空間22を内部に形成する逆U字状に湾曲形成された石英ガラス管などよりなる管体21を設け、管体21の両端に例えばタングステン線よりなる棒状の放電電極を、管体21の両端部の管軸上に貫通配置させ、かつ気密に封着させている。
又、管体21の両端部には各端から所要の間隔を保持した位置に曲管状に括れ(くびれ)部24L及び24Rを管体21の内壁自体に突設し、各括れ部24L及び24Rからガラスの管体21の各端の封着部の間に水銀を充填した水銀溜25L及び25Rを形成する。各放電電極は、管体21での内端が水銀溜25L及び25Rより突出するようになされ、各放電電極の外端自体よりなるリード、又はこの外端に連結されてなるリード27L及び27Rが管体21外に導出されている。
又、高輝度放電ランプMの両端には、他部との電気的連結及び機械的補強に供する金属又は合成樹脂よりなる略長方形状のベース28を設ける。このベース28には、管体21の両端部をそれぞれ挿入する透孔が穿設され、これら透孔を通じて両放電電極のリード27L及び27Rがベース28の例えば下端より導出される。又、透孔内には、接着剤、例えばベース28が導電性である場合は絶縁性接着剤が充填されてベース28に管体21が機械的に保持される。
上述の構成によると高輝度放電ランプMを図5(A)(B)の様に立てて用いると放電空間22を物理的に両端の水銀溜25L及び25Rより上方に配置したので水銀の蒸発凝縮の繰返しにおいて、液化した水銀が表面張力のみならず、その自重によって速やかに水銀溜25L及び25Rへと戻ることから、希ガスの取り込みを激減させることができ、これによって気泡の発生を効果的に減少させることができるとともに、管体21を屈曲されていることによってベース28から両電極の端子導出をなし得ることから、外部回路との連結が簡便となると共に、ベース28によって管体21の両端部が機械的に一体化されることによって補強効果を生じ、管体21の破損事故が激減される。又、全体の小型コンパクト化もはかられる。更に、高輝度放電ランプが直線状である場合に比し、配光分布もとり易いという利点がある。
又、上述のような逆U字状の高輝度放電ランプを用いて、陰極線管の蛍光体やシャドウマスク、印刷製版、プリント基板、ICリードフレームなどの露光或いは焼付光源として用いる場合は図5及び図6に示すように、高輝度放電ランプハウス収納装置が用いられる。このような高輝度放電ランプハウス収納装置は本出願人が先に特許文献2として提案している。
図5及び図6は上記特許文献2に提示したランプハウス48の一形態例を示す平面図及び側面図、図6は図5(A)のA−O−A断面図を示すものでありランプハウス収納装置60としては特許文献2とは異なった本発明の構成をとっている。
図5及び図6において、41はランプハウス台であり、四隅を面取りした略正方形状のランプハウス台41の四隅にはネジ孔42を設けて、中心に大きな透孔を有する略方形状のレンズ押さえ板43をネジ49でネジ止めすることでランプハウス台41にレンズ44を嵌め込む様に成されている。ランプハウス台41上には上面中央に大きなレンズ44の外径が挿入可能な座ぐり孔45が穿たれ、この座ぐり孔45と連通し座ぐり孔45の外径よりやや小さい径で同心状の窓孔46が形成されている。更に正面から内方に向かって図5(A)に示す様に先端が円弧形の放電ランプMが挿入可能なランプ収納部47を有するランプハウス48が窓孔46内に嵌着されている。
ランプ収納部47の先端円弧部の中心には、後述するも馬蹄形状のランプ収納部47を形成する突出部がランプハウス48から突出されている。これにより、ランプ収納部47内に略半円状の曲管収納部分が形成され、このレンズホルダ48の底部においてランプ収納部47とランプハウス台41の外側面との間に流路50,51がそれぞれ形成されている。
一方逆U字状に形成した、例えば、高圧水銀ランプからなる放電ランプMは馬蹄形状のランプ収納部47内に配設され、ベース28のソケットをランプハウス台41にOリングを介して、気密に螺着している。尚、52はベース28に螺着した端子、27L及び27Rは端子から引き出された放電ランプMのリードである。尚54はランプハウス台41保持用の軸受である。
又、座ぐり孔45にはガラスからなる肉厚のレンズ44が嵌め込まれており、このレンズ44の外縁部にはOリング53を挟んでレンズ押え板43をネジ孔42にネジ49をネジ込むことにより、レンズ44は下方に押されてOリング53を圧縮して、窓孔46は気密状態に保たれる。
更に、レンズホルダ48の底部にはフランジ部を有する水路盤55が窓孔46内に嵌着され、ランプハウス48とネジ等で一体化されている。この水路盤55は略中央位置にランプハウス収納装置60を所定位置に固定するための固定ネジ56を有すると共にランプハウス48の底面から放電ランプMの管体21を冷却するための冷却水を噴出するための複数の放出孔57を介してランプ収納部47内に水を放出させて、放電ランプMを冷却する。ランプ収納部47内に放出された水59はレンズ44の水平底面まで満たす様に成され、ランプハウス台41に形成したバイパス用水路58を介して水路盤55内の水路に循環する様に流路51を介して放出される様に成されている。従って、高輝度放電ランプMは有効に水冷されて、リード27L及び27Rを介した電圧により、管体21内で放電により放電ランプMは光源として発光する。
特公平6−30240号公報(3頁第1図) 特開2000−228109号
然しながら従来の図5(A)(B)及び図6で説明した略U字状の放電ランプと照射用のレンズを収納したランプハウス用レンズ及びランプハウス並びにランプハウス収納装置ではレンズ44は水59で冷却されるが放電ランプMが高い温度に達するとレンズ44が肉厚のため高い温度によってヒビ割れ破壊を生じて水洩れ等を引き起こす弊害を有していた。又、直径の大きな石英等から成るレンズ44を所定曲率にラッピングして仕上げるには多くの時間を必要とし、高価と成る等の課題を有していた。
本発明は叙上の課題に鑑み成されたもので、本発明が解決しようとする課題はレンズ部分を水レンズで構成すると共に凸レンズを構成するレンズの湾曲面をバイレックス硝子等の高温度に耐え得る透明ガラスによって凸レンズ形状に成型したカバー内に放電ランプ冷却用の水59を充填させて、水レンズを構成し露光面に放電ランプMの光を照射する様に成して、熱的に強いレンズを構成したランプハウスレンズ及びランプハウス並びにランプハウス収納装置を得ることを目的とする。
本発明の放電ランプハウス用レンズは、放電ランプを収納し、放電ランプを冷却する冷却媒体を循環自在と成したランプハウスと、このランプハウス上に冷却媒体を介して覆せられたレンズとから成る放電ランプハウス用レンズに於いて、このレンズを耐熱性の高い透明部材を凸状の湾曲面を有するカバーとこのカバー内に冷却媒体を充填する様に成した冷却媒体レンズと成したものである。
本発明の放電ランプハウスは、放電ランプを収納し、放電ランプを冷却する冷却媒体を循環自在と成したランプハウスと、このランプハウス上に冷却媒体を介して覆せられたレンズとから成る放電ランプハウスに於いて、このレンズを耐熱性の高い透明部材を凸状の湾曲面を有するカバーと、このカバー内に冷却媒体を充填する様に成した冷却媒体レンズを形成した放電ランプハウスと成したものである。
本発明の放電ランプハウス収納装置は、中心部に透孔が穿たれた略方形状のランプハウス台と、このランプハウス台の透孔内に下方向から嵌挿固定された略円盤状の水路盤と、ランプハウス台の透孔内に上方向から嵌挿固定された略円盤状のランプハウスと、このランプハウス内に形成されたランプ収納部に配設された略逆U字状に形成した放電ランプと、ランプハウス上面とランプハウス台の上面間に冷却媒体が循環可能に形成した空間を介して透明で耐熱性の高い部材をドーム状に形成したカバーとを具備し、カバーをランプハウス台の透孔上に固定し、水路盤を介してランプハウス内の放電ランプを冷却媒体で冷却すると共に空間に充填した循環する冷却媒体とドーム状のカバーによって冷却媒体レンズを形成する様に成したものである。
本発明の放電ランプ用レンズ及び放電ランプハウス並びにランプハウス収納装置によれば熱に強く破壊し難い冷却媒体レンズ(水レンズ)によって、放電ランプの照射光を有効に露光面等に放射可能なものを得ることが出来る。
以下、本発明の放電ランプ用レンズ及び放電ランプハウス並びに放電ランプハウス収納装置の1形態例を図1乃至図4によって説明する。
本発明のランプハウス収納装置の組立構造は図5(A)(B)に示した構成と略同一でレンズ44の構成が異なっている。
放電ランプMは略逆U字状の石英ガラス等よりなる管体21より成り、放電空間部22を構成する曲管部分と、この曲管部分の両端に連接される直管部とで略逆U字状に形成されている。
このように、形成された管体21の両端となる対の直管部分には、従来の図5例と同様に、タングステン線よりなる棒状の放電電極が貫通・立設され、対の直管部分の終端部で封着される。そして、対の放電電極の近傍の、管体21の内壁には、図5と同様に括れ部24L及び24Rを突出形成する。そして、管体21の対の封止部と括れ部24L及び24Rの間に水銀を注入して水銀溜25L及び25Rを形成する。このようにして、石英ガラス管による高輝度放電ランプMの管体21を形成する。
然し、この管体21は、水銀が封入された石英ガラス管から電極が突設されたままの状態であり、取扱いが難しいため、図5(A)に示すように、補強が行われる。
補強は、図5(A)に示すように、管体21の対の直管部分の封止部に、電気的絶縁及び機械的補強のための、絶縁性のある合成樹脂よりなるベース28が設けられ、更に、対の放電電極の封止部を保持する円筒状の端子52からリード27L,27Rを導出させている。
図3は本発明のランプハウスを示すものであり、このランプハウス48は図3に示す様に略円盤状の例えば128φ×38tの寸法とされた金属で構成され、円盤1aの中心位置に人型状突部48bを残して座ぐり孔48cを形成すると共に円盤48aの中心の透孔48dから座ぐり孔48cの方向に放射状に220°の範囲内を7等分した扇形部48eを形成する。他の140°の範囲内には人型状突部48bと座ぐり孔48cに囲まれた左右半楕円形状部48f及び48gが形成されている。
上述の複数の扇形部48e,48e‥‥及び左右半楕円形状部48f及び48gは座ぐり孔48cの穴径部から人型状突部48bに向かって図3に示す様に7つの凹面部48hと成されている。
又、左右半楕円形状部48f及び48gは座ぐり孔48cの穴径部及び人型状突部48bの外周から扇形部48e,48e‥‥の最外端の境界峰48Jに向かって曲面が形成される様に凹面部48kが形成されている。
更に、円盤48aの中心の透孔48dから左右30mm程度の位置に幅10mm程度の放電ランプMの端子52及び52と後述する冷却水の水路となる左右通路48L及び48Rを円盤48aの外周から座ぐり孔48c間の土手を切り開き、左右半楕円形状部48f及び48gに達する様に形成する。
従って、座ぐり孔48cと人型状突部48b間には逆U字状に形成した超高圧水銀灯である放電ランプMが配設可能で且つ、冷却用の水を通す通路となる馬蹄形状座ぐり部48mが形成される。
複数の凹面部48hは円盤48aの上面から1.5mm下から15mmR程度の半径を有する曲率で凹面部48hを形成し、馬蹄形状座ぐり部48mを形成する最も深い谷の部分は平坦部48nと成される。この平坦部48nは略楕円形状と成され、馬蹄形状座ぐり部48mの放電ランプMの放電空間部22と同一の曲率(半径22mm程度)に沿って配列されている。この平坦部48nの中央位置には適宜水を放出する複数の放出孔57が穿たれている。又、48pは位置出しピンを示す。
上記した様なランプハウス48の円盤48aを全体として、表面にニッケル鍍金等を施して、少なくとも凹面部48h及び平坦部48nを鏡面とし、凹面部48h及び48h部分等を凹面鏡と成して、馬蹄形状座ぐり部48mに配設する放電ランプMから、背面(ランプハウス48側)に放射する紫外光を前面側に散乱させる反射鏡(板)と成されている。
上述のランプハウス48の組立方法を図1の側断面図及び図2のレンズ用のカバー並びに図4に示す組立状態説明図と共に説明する。
ランプハウス48は図4に示す略方形状のランプハウス台41の中心位置に穿った直径128φ程度の窓孔46が形成され、ランプハウス台41の上面にはレンズカバー61の外径に形成したフランジ部61aの直径が挿入可能な直径150φ程度の座ぐり孔45が穿たれている。
ランプハウス41の四隅は面取りが成されて8角形状と成され、窓孔46の背側面(中ぐり面)にはバイパス用水路58としての溝が形成され、レンズカバー61の下面とランプハウス48の座ぐり孔48c間に充填された冷却媒体としての水59が流路盤55の排水口となる流路50と連通する様にバイパス用水路58が形成され、更に、水59を吸排水する排水口63及び吸水口73が穿たれている。又、ランプハウス台41の上面の四隅にネジ孔42が形成され、正面側には放電ランプMのリード27L,27Rを導出させ固定させるためのベース28が取り付けられている。
流路盤55は図1及び図4に示す様にランプハウス台41に穿った窓孔46の直径と略同一径の厚み15mm程度の金属盤材の基台64の下面にフランジ65を形成し、このフランジ65にランプハウス台41の底面に固定するための透孔66が形成されている。基台64の上面にはランプハウス48の座ぐり孔48cに沿った馬蹄形状の吸水溝67が吸水口73の流路51と連通して形成されると共に排水口63と連通する流路50とバイパス用水路58間を結ぶ排水溝68が形成されている。69はランプハウス48を流路盤55に固着するためのネジ孔であり、流路盤55の背面中心部には図1に示す固定ネジ56を螺着するためのネジ孔が形成されている。
次に水レンズを構成するレンズカバー61を図2及び図4によって説明する。このレンズカバー61はB23(ホウ酸)とSiO2(ケイ酸)を主成分とする共重合した編み目状の硬質ガラスで構成される(商品名パイレックス(登録商標):Pyrex)。モース硬度は7と硬く、耐熱性、透明性に富んだホウケイ酸ガラスを図2に示す様にドーム状に形成する。即ち、ドーム状の外表を150R程度の曲率で厚みを3mmに形成し、フランジ部61aの外径ODを150φ程度に選択している。実際にはレンズカバー61の高さHを30mm程度にするため、レンズカバー61の底面からL1=90mm位置からの半径120Rでの曲率、L2=24.61,L3=30位置からの半径50Rの曲率から成る凸状のドーム形状と成されている。
更に、レンズカバー61のフランジ部61aを上部から押圧保持するレンズ押え板43は図1及び図4に示す様にランプハウス台41の上面の形状と同様の8角形状の板材の中央部に透孔70及び裏面から座ぐり孔71を形成すると共にレンズカバー61を押圧固定するためのネジ孔42に螺合する4個の透孔72が穿たれている。
上述の構成の図4及び図1に於いて、ランプハウス台41の中央に穿った窓孔46の裏面(下側)から流路盤55の基台64部分を嵌挿し、流路50,51をランプハウス台41の吸排水口73及び63とバイパス用水路58に合わせてフランジ65に穿った透孔66を介して流路盤55をOリング73により水が漏洩しない様に気密に固定する。
次に図4に示すランプハウス48をランプハウス台41の窓孔46の上側から嵌挿させランプハウス48の人型状突部48bに穿った透孔48dを介してネジを流路盤55に形成したネジ孔69,69にネジ止めしてランプハウス48を窓孔46内に固定させる。勿論、この時、流路盤55の表面に形成した吸水溝67位置がランプハウス48の座ぐり孔48cの底部に形成した放出孔57に沿う様に配置される。
次に放電ランプMをランプハウス48の馬蹄型状座ぐり孔48nに沿わせて配置すると共に端子52をランプハウス台41のベース28に挿通固定する。
次に図2及び図4に示すレンズカバー61をランプハウス台41の座ぐり孔45上に防水用のOリング53を介して載置し、レンズ押え板43をネジ49を介してランプハウス台41に固定してレンズカバー61を固定する様に成されている。
上述の様に組み立てられたランプハウス収納装置60は流路盤55の流路51を介してランプハウス台41の吸水口73より水59を流入させると流路盤55の吸水溝67に貯められた水はランプハウス48の底面に穿った複数の放出孔57を介して、馬蹄型状座ぐり部48mで構成されるランプ収納部47内を水で満たし、熱せられた放電ランプMの管体21を冷却する。水59は図1の様にレンズカバー61のドーム状部内にも入る様に充分に満たされて、レンズカバー61と水59の共同で放電ランプMからの照射光を所定の露光面に拡散放射する冷却媒体レンズ(水レンズ)として機能する様に成る。従って、放電ランプMからの照射光80は図1に示す様に水レンズによって拡散されて露光面等の照射面上に拡散照射可能と成る。
又、放電ランプMの管体21で温められた水59はランプハウス台41に形成したバイパス水路58を介して流路盤55の排水溝(図4参照)68を介して流路50から排水口63に排出される。
上述の構成ではレンズカバー51として硬質ガラスをドーム状形成した場合を説明したが、耐熱性の高い透明度に富んだ合成樹脂をドーム状に成型することや、同様のフィルムをブロー形成して水レンズカバーとする様に成すことも可能である。又冷却媒体としては水について説明したが透明なコンデンサ油等であってもよい。
上述の放電ランプハウス用レンズ及び放電ランプハウス並びに放電ランプハウス収納装置によれば水レンズ44を透過して放電ランプMから放射される熱線の放射量は水レンズ44で大幅に減少し、冷却効果の大きいものが得られる。
上述の構成の放電ランプハウス用レンズ及び放電ランプハウス並びに放電ランプハウス収納装置によれば熱的破壊のないレンズ及びランプハウスが廉価に得られる。
本発明のランプハウス収納装置の1形態例を示す側断面図である。 本発明のランプハウス収納装置に用いるレンズカバーの1形態例を示す側断面図である。 本発明のランプハウス収納装置に用いるランプハウスの斜視図である。 本発明のランプハウス収納装置の組立状態を説明するための斜視図である。 従来のランプハウス収納装置の平面図及び側面図である。 図5のA−O−A断面矢視図である。
符号の説明
21‥‥管体、26L,26R‥‥水銀溜、27L,27R‥‥リード、28‥‥ベース、M‥‥放電ランプ、41‥‥ランプハウス台、43‥‥レンズ押え台、47‥‥ランプ収納部、48‥‥ランプハウス、48a‥‥円盤、48c‥‥座ぐり孔、48m‥‥馬蹄形状座ぐり部、50,51‥‥流路、55‥‥流路盤、57‥‥放出孔、59‥‥水、61‥‥レンズカバー

Claims (5)

  1. 放電ランプを収納し、該放電ランプを冷却する冷却媒体を循環自在と成したランプハウスと、該ランプハウス上に該冷却媒体を介して覆せられたレンズとから成る放電ランプハウス用レンズに於いて、
    上記レンズを耐熱性の高い透明部材をドーム状に形成したカバーと、
    上記カバー内に上記冷却媒体を充填する様にして冷却媒体レンズと成したことを特徴とする放電ランプハウス用レンズ。
  2. 放電ランプを収納し、該放電ランプを冷却する冷却媒体を循環自在と成したランプハウスと、該ランプハウス上に該冷却媒体を介して覆せられたレンズとから成る放電ランプハウスに於いて、
    上記レンズを耐熱性の高い透明部材をドーム状に形成したカバーと、
    上記カバー内に上記冷却媒体を充填する様にして冷却媒体レンズと成したことを特徴とする放電ランプハウス。
  3. 中心部に透孔が穿たれた略方形状のランプハウス台と、
    上記ランプハウス台の上記透孔内に下方向から嵌挿固定された略円盤状の流路盤と、
    上記ランプハウス台の上記透孔内に上方向から嵌挿固定された略円盤状のランプハウスと、
    上記ランプハウス内に形成されたランプ収納部に配設された略逆U字状に形成した放電ランプと、
    上記ランプハウス上面と上記ランプハウス台の上面間に冷却媒体が循環可能に形成した空間を介して透明で耐熱性の高い部材をドーム状に形成したカバーとを具備し、
    上記カバーを上記ランプハウス台の上記透孔上に固定し、上記水路盤を介して上記ランプハウス内の上記放電ランプを冷却媒体で冷却すると共に上記空間に充填した循環する該冷却媒体と上記ドーム状のカバーによって冷却媒体レンズを形成する様に成したことを特徴とする放電ランプハウス収納装置。
  4. 前記冷却媒体が水であることを特徴とする請求項1記載の放電ランプハウス用レンズ。
  5. 前記カバーを構成する透明部材はホウ酸とケイ酸の共重合編み目構成からなるホウケイ酸ガラス等の硬質ガラスで形成したことを特徴とする請求項1記載の放電ランプハウス用レンズ。
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