JP4335501B2 - モーションコントロールシステム及び制御装置並びにモーションコントロール方法 - Google Patents

モーションコントロールシステム及び制御装置並びにモーションコントロール方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モーションコントロールシステム、モーションコントロール方法及び制御装置に係り、詳しくは、店舗、および展示会場などにおいて、歩行者又は、来客の関心を引き、かつ洋服を着て歩いた時の動き、形、雰囲気などの情報を、通信網を介して生体型の人形に提供して制御するモーションコントロールシステムに関する。
【0002】
また、本発明は、そのようなモーションコントロールシステムで適用されるモーションコントロール方法を提供する
さらに、本発明は、そのようなモーションコントロール方法に従って生体型の人形の動作を制御する制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来より、洋装展の店舗や、イベントなどで使われる宣伝もしくは来客の興味を引くために人間型のマネキンが使われている。このような人間型のマネキンには、動作を伴わない一般の洋装店用マネキンのほかに、油圧などの駆動装置、リンク機構、ギア機構、カム機構などの駆動方式で所定の動作を行わせるマネキンがあり、例えば、客寄せの太鼓をたたいたり、お辞儀をしたりするマネキンがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこうしたマネキンは、所定の動作をカムなどに記憶して、固定した動作を繰り返すのみであった。また、洋装店のマネキンは、動作を行わないものがほとんどであるが、動作を行うとしても、マネキンが着ている衣服とは無関係に予め決められた動作を繰り返すのみで、デザイナが衣服をデザインする時に想定した衣服がよりよく美しく魅力的に見える固有の人体の動作の再現とは異なるという問題があった。衣服のデザインを最適に見せるには、ファッションショー等でプロのモデルが着用して振り付けを自ら行って衣服のアピールをする必要があるが、ショーの開催には多額の資金がかかり、一般のショーウィンドウと売り場だけをもつ洋装店では、ショー事体の開催が難しいという問題があった。また、固定型のマネキンでは、衣服のディスプレイは静態のみで、本来着用した人が動いてデザインの魅力が表現される衣服のデザイン的価値が、客に十分伝わらないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、衣服のデザインの魅力が最大限に表現されるようマネキンを動作させることができるモーションコントロールシステムを提供することである。
【0006】
また、そのようなモーションコントロールシステムで用いられる制御装置を提供することである。
【0007】
さらに、そのようなモーションコントロールシステムに適用されるモーションコントロール方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明によれば、一体構造の骨格をもつ生体型の人形であって、該人形の全身の関節を内蔵された関節駆動用のアクチュエータにより制御するモーションコントロールシステムにおいて、前記生体型の人形は、所定の通信網に接続される制御装置との間でデータをやりとりする通信手段と、前記制御装置から送信される前記生体型の人形の動作に係る動作制御情報を前記通信手段により受信した際に、該動作制御情報に基づいて前記関節駆動用アクチュエータを制御して所定の関節を駆動させる駆動制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記制御装置は、前記生体型の人形に装着させる衣服の種類に応じた動作のデータを蓄積する動作データ蓄積手段を備え、その蓄積されたデータを前記動作制御情報として所定のタイミングで前記生体型の人形の前記通信手段に送信することを特徴としている。
【0010】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記生体型の人形は、RFタグと交信可能なRFタグリーダと、前記生体型の人形に装着せる取扱商品固有のRFタグの情報を前記RFタグリーダにて読取った後、その読取ったRFタグの情報と予め所定のメモリに記憶されている前記生体型の人形を識別するID情報とを前記通信手段を用いて、前記制御装置に送信する第1商品別動作情報要求手段とを備え、前記制御装置は、前記商品別動作情報要求手段から送られてきた情報に対応付けられる前記動作制御情報を前記動作データ蓄積手段から検索して前記生体型の人形の前記通信手段に送信する第1商品別動作情報提供手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記RFタグとしてICメモリを用いることを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記RFタグとして固有周波数共振部品を用いることを特徴としている。
【0013】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記生体型の人形は、バーコードを読むバーコードリ−ダを備え、前記生体型の人形に装着せる取扱商品固有のバーコードの情報を前記バーコードリ−ダにて読取った後、その読取ったバーコードの情報と予め所定のメモリに記憶されている前記生体型の人形を識別するID情報とを前記通信手段を用いて、前記制御装置に送信する第2商品別動作情報要求手段とを備え、前記制御装置は、前記商品別動作情報要求手段から送られてきた情報に対応付けられる前記動作制御情報を前記動作データ蓄積手段から検索して前記生体型の人形の前記通信手段に送信する第2商品別動作情報提供手段を備えたことを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記制御装置は、前記動作データ蓄積手段に蓄積されている前記動作制御情報を所定間隔で更新し、その更新した前記動作制御情報を所定のタイミングで前記生体型の人形の前記通信手段に送信する動作データリフレッシュ手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
本発明によれば、前記モーションコントロールシステムにおいて、前記生体型の人形が人体を模したマネキン又は動物を模した人形であることを特徴としている。
【0016】
上記本発明の構成によれば、所定の通信網に接続される制御装置から各関節にアクチュエータを内蔵し、人間等の動物を模した動作を行うことができる生体型の人形(例:マネキン)に、身振り手振りの動きのデータ(モーションデータ)を配信するので、情報配信者の意図にあった動きを上記生体型の人形にさせることができる。
【0017】
また、上記制御装置から配信されるモーションデータは、上記生体型の人形に装着する衣服のIDに基づいて配信されるので、衣服のデザインの種類に応じた最適な身振り手振りの動きを上記生体型の人形にさせることができる。
【0018】
さらに、カムに生体型人形の動作を記憶させたり、ROMに動作を記憶させたりする従来と比して、制御装置に蓄積されるモーションデータは適宜、最新のモード(芸術的な創作)に基づいて更新されるので、商品である衣服のデザインに最適な身振り手振りの動作を生体型人形させることができ、ユーザに商品としての衣服をより効果的にアピールすることができる。
【0019】
また、さらに、本発明によれば、上で示したモーションデータをワイヤレス(無線通信)で受けるので、通常の洋装店でも、上記同様の効果を奏する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
本発明の実施の一形態に係るモーションコントロールシステムは、例えば、図1に示すように構成される。
【0022】
図1において、このモーションコントロールシステムは、モーションマネキン装置1、基地局100、ネットワーク200、制御装置31(以下、モーションデータ配信サーバという)から構成される。図2は、図1に示すモーションマネキン装置1の概略図である。(A)は正面図、(B)は側面図である。同図において、このモーションマネキン装置1は、上記基地局100と無線通信が可能なワイヤレス端末モジュール3、装着される衣服に取り付けられるRFタグの情報を読取るためのRFタグリーダ4、さらに、当該モーションマネキン装置1と腰部で接合して支えるスタンド(例:一定範囲の鉄板)2から構成され、本モーションマネキン装置1は、腰部で接合した上記スタンド2によって、モーションマネキン装置1全体が、床から離れて空中に浮いた形で支持される。また、このモーションマネキン装置1の各関節にはアクチュエータが内蔵(図示省略)されている。上記ワイヤレス端末モジュール3は、アンテナ、送受信機、変復調器、信号処理器等(図示省略)等を備え、基地局100との無線通信が可能で、ネットワーク200と接続されるモーションデータ配信サーバ37との通信が可能となっている。モーションマネキン装置1の腰部に内蔵された上記RFタグリーダ4は、制御部と、アンテナ部等(図示省略)から構成され、上記RFタグはメモリ部、アンテナ部等から構成(図示省略)される。なお、図2に示すRFタグリーダ4は、ここでは、モーションマネキン装置1の腰部に取り付ける例を示しているが、取り付け場所は限定されるものでなく、衣服に装着されたRFタグが読取れれば腰部以外の場所であってもかまわない。
【0023】
図1に戻って、モーションデータ配信サーバ31は、配信装置32、認証装置33、課金装置34、CPU35、顧客DB(データベース)36、モーションデータDB(データベース)37から構成され、配信装置32、認証装置33、課金装置34、顧客DB(データベース)36、モーションデータDB(データベース)37の各々はCPU35によって制御される。
【0024】
図3は、上記モーションマネキン装置1におけるモーション制御系の概略図である。
【0025】
図3において、このモーション制御系には、上述したワイヤレス端末モジュール3、RFタグリーダ4の他に、CPU41、モーションデータ記憶部42、サーボドライバ43、各関節に内蔵されたアクチュエータ(モータM1〜Mn)44〜44が備えられる。CPU41には、ワイヤレス端末モジュール3、RFタグリーダ4、モーションデータ記憶部42、サーボドライバ43がそれぞれ接続され、モーションマネキン装置1全体の制御を司る。
【0026】
上記のように構成されたモーションコントロールシステムにおいて、システム全体の動作を、図4を参照しながら説明する。図4は、モーションコントロールシステムの動作を示すフローチャートである。
【0027】
上記モーションマネキン装置1に、RFタグの付いた衣服を着せる(S1)と、その衣服に装着されているRFタグの情報(衣服固有の情報で、以下、衣服データと略記)が、モーションマネキン装置1に内蔵されたRFタグリーダ4にて読み込まれる(S2)。このRFタグリーダ4で読み込まれた衣服データは、CPU41に送られ、CPU41に予め記憶されているモーションマネキン装置1のIDデータ(モーションマネキン装置1を識別するID情報)とともにワイヤレス端末モジュール3に出力されて基地局100へと送信(S3)される。
【0028】
上記のようにして基地局100に送信された衣服データと、モーションマネキン装置1のIDデータは、ネットワーク200を介してモーションデータ配信サーバ31に送られ、認証装置33では、上記モーションマネキン装置1のIDデータを用いた認証処理(S4)が行われる。一方、上記衣服データは、CPU35に送られる。
【0029】
上記認証装置33での認証処理は、認証装置33に登録されているモーションマネキン装置のIDデータと送られてきたモーションマネキン装置1のIDデータとを比較し、その比較結果からアクセス元の正当性を確認する処理である。
【0030】
認証装置33での認証結果(認証OKあるいは認証NG)はCPU35に送られ、CPU35は、認証OKを通知された場合に限ってモーションデータDB37にアクセスし、上記衣服データにて指定されるモーションデータα(各衣服用に個別にデザイン、設計されたモーションデータ)を検索し、取得(S5)する。CPU35はモーションデータDB37から取得したモーションデータαを配信装置32に送出する。配信装置32では、モーションデータαをネットワーク上に送出するためのフォーマッティング処理(パケット化処理)や、誤り耐性を高めるための符号化処理等を施してネットワーク200に出力する。
【0031】
このようにしてネットワーク200に出力されたモーションデータαは、基地局100に送られ、無線区間を介してモーションマネキン装置1のワイヤレス端末モジュール3に送られる(S6)。このとき、モーションデータ配信サーバ31のCPU35は、顧客DB36にアクセスし、上記モーションマネキン装置1のIDデータに対応付けられるユーザの情報を取得し、課金装置34に出力する。課金装置34では、CPU35から送られてきたユーザ情報をもとに該当するユーザに対する課金(この場合の課金は、モーションデータαの利用に対する課金)を行う(S7)。
【0032】
モーションデータ配信サーバ31から送信されたモーションデータαを受信した上記モーションマネキン装置1のワイヤレス端末モジュール3は、その受信したモーションデータαを復調してCPU41に送る。CPU41は、復調後のモーションデータαをモーションデータ記憶部42に出力して記憶させる。CPU41は、その後、モーションデータ記憶部42からモーションデータαを取り出し、サーボドライバ43に出力する。サーボドライバ43は、CPU41から受けとったのモーションデータαに基づいて、各関節を駆動するアクチュエータを駆動するためのサーボ信号発生し、各モータ44〜44の供給する。これにより、各関節のアクチュエータ44〜44がモーションデータαに基づいて動作する。図5は、上記モーションデータαの一例を示す図で、モーションデータ記憶部42は各関節の角度θ(θ1〜θn)を時系列的に軌道として記憶する。
【0033】
モーションマネキン装置1は、上記のようにしてモーションデータαに基づくモーションを開始(S8)すると、モーションデータを更新するかどうかを判定(S9)する。モーションデータαは、流行に伴う陳腐化もあるので、任意に設定された日数の間隔をおいて、新規のモーションデータα´にアップデートする必要がある。本例の場合、モーション開始時に、モーションデータα受信後の積算日数がCPU41にて演算され、CPU41はその積算日数が所定日数を超えていればモーションデータを更新すべきと判断(S9でYES)して、衣服のデータとマネキン装置のID(このとき、モーションデータαの更新を要求するフラグビットが立つ)を、ワイヤレス端末モジュール3を介してモーションデータ配信サーバ31に送信する。その後、更新されたモーションデータ、例えば、モーションデータα´が上記同様な手順にしたがってモーションマネキン装置1に送出され、当該モーションマネキン装置1では、衣服に適した最新のモーションが開始される。一方、上記判定(S9)で、上記積算日数が所定日数を超えていないと判断されれば、モーションデータの更新はまだ必要ないと判断(S9でNO)して一連の処理を終える。
【0034】
図6は、モーションマネキン装置1に装着させる衣服の着衣を検出する第1の検出方法を示す図で、例えば、モーションマネキン装置1の肩にマイクロSW60を取り付け、衣服が肩にかかった時点で、上記マイクロSW60がONになって衣服が検出される(その後、衣服に装着されたRFタグの情報がREタグリーダにて読み込まれる)。
【0035】
図7は、モーションマネキン装置1に装着させる衣服の着衣を検出する第2の検出方法を示す図で、例えば、モーションマネキン装置1の肩に赤外線LED70と赤外線フォトトランジスタ71をペアで取り付け、赤外線LED70から発した光が衣服に反射し、その反射光を赤外線フォトトランジスタ71で受光した際に、反射光が閾値を超えていれば服が肩にかかったとみなして検出する。
【0036】
また、モーションマネキン装置1に装着させる衣服の着衣を検出方法は、上で示した図6、7の方法以外にも、モーションマネキン装置1に「耳」に相当するマイク(マイクロフォン)、「目」に相当するCCD(Charge Coupled Device)カメラ、触覚に相当するタッチセンサ等を備え、それぞれのセンサにて衣服の着衣を検出させるような形態であってもよい。この場合、図3のモーション制御系を図8のように構成すればよい。
【0037】
図8において、このモーション制御系は、図3に示したワイヤレス端末モジュール3、CPU41等の他に、着衣検出センサ系として、センサ入力処理部50と各センサ(マイク51、CCD52、タッチセンサ53)を備える。センサ入力処理部50は、音声認識部54、画像認識部55、圧力検出部56を備え、マイク51、CCD52、タッチセンサ53から与えられる音声信号、画像信号、圧力検出信号等に基づいて、特定の外部状態や、ユーザからの働きかけ、ユーザからの指示等を認識して衣服の着衣状態を検出する。
【0038】
上記実施形態では、モーションマネキン装置1に内蔵されたワイヤレス端末モジュール3が無線区間を介して基地局100と通信し、ネットワーク200に接続されるモーションデータ配信サーバ31からモーションデータを受信する形態であったが、上記基地局100に無線でなく有線で接続するような形態であってもかまわない。また、上記ネットワーク200は、ISDNやPHS、インターネット、無線LAN網、光ファイバ網、PDCやIMT−2000、さらに第4世代移動通信で用いられる移動通信網等のいずれであってもよい。
【0039】
また、本例では、衣服データの記憶と読取りにRFタグを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、バーコード(1次元や2次元バーコード)とそれに対応したレーザリーダであってもよい。
【0040】
また、本例では、モーションマネキン装置1をスタンド2で空中に支える例を示したが、これ以外にも、モーションマネキン装置1が2足歩行の機能を有して、ショーウィンドウや店内を歩き回る形態であってもよい。この場合、身振り手振りのモーションデータに加え、前後左右等、歩き回るモーションデータがモーションデータ配信サーバ31から提供される。
【0041】
さらに、本例では、生体型の人形として、人間を模した動作を行えるマネキンを例に説明してきたが、人間を模した人形以外にも犬や猫などを模した動物型の人形であっても勿論よい。
【0042】
上記例において、モーションマネキン装置1のワイヤレス端末モジュールの通信機能が通信手段、第1商品別動作情報要求手段、第2商品別動作情報要求手段に、CPU41のモーション制御機能が駆動制御手段に対応する。また、モーションデータ配信サーバ31のモーションデータDB37のデータベース機能が動作データ蓄積手段に、CPU35のモーションデータ検索取得制御機能が第1商品別動作情報提供手段、第2商品別動作情報提供手段、遠隔動作制御手段に対応し、同CPU35のモーションデータ更新制御機能が動作データリフレッシュ手段に対応する。さらに、認証装置の33認証機能が認証手段に、課金装置34の課金機能が課金手段に対応する。
【0043】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明によれば、所定の通信網に接続される制御装置から各関節にアクチュエータを内蔵し、人間等の動物を模した動作を行うことができる生体型の人形に、身振り手振りの動きのデータを配信するので、情報配信者の意図にあった動きを上記生体型の人形にさせることができる。
【0044】
また、上記制御装置から配信されるモーションデータは、上記生体型の人形に装着する衣服のIDに基づいて配信されるので、衣服のデザインの種類に応じた最適な身振り手振りの動きを上記生体型の人形にさせることができる。
【0045】
さらに、カムに生体型人形の動作を記憶させたり、ROMに動作を記憶させたりする従来と比して、制御装置に蓄積されるモーションデータは適宜、最新のモード(芸術的な創作)に基づいて更新されるので、商品である衣服のデザインに最適な身振り手振りの動作を生体型人形させることができ、ユーザに商品としての衣服をより効果的にアピールすることができる。
【0046】
また、さらに、本発明によれば、上記モーションデータをワイヤレス(無線通信)で受けるので、通常の洋装店でも、上記同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るモーションコントロールシステムの構成図である。
【図2】図1に示すモーションマネキン装置の正面図と側面図である。
【図3】モーションマネキン装置におけるモーション制御系の概略図である。
【図4】モーションコントロールシステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】モーションデータαの一例を示す図である。
【図6】モーションマネキン装置に装着させる衣服の着衣を検出する第1の検出方法を示す図である。
【図7】モーションマネキン装置に装着させる衣服の着衣を検出する第2の検出方法を示す図である。
【図8】衣服の着衣検出センサ系の概略構成図である。
【符号の説明】
1 モーションマネキン装置
2 スタンド
3 ワイヤレス端末モジュール
4 RFタグリーダ
31 モーションデータ配信サーバ(制御装置)
32 配信装置
33 認証装置
34 課金装置
35、41 CPU
36 顧客DB(データベース)
37 モーションデータDB(データベース)
38 衣服
39 RFタグ
42 モーションデータ記憶部
43 サーボドライバ
44〜44 モータ
50 センサ入力処理部
51 マイク
52 CCD
53 タッチセンサ
54 音声認識部
55 画像認識部
56 圧力検出部
60 マイクロSW(スイッチ)
70 赤外線LED
71 赤外線フォトトランジスタ
100 基地局
200 ネットワーク

Claims (10)

  1. 一体構造の骨格をもつ生体型の人形と、生体型の人形内蔵された関節駆動用のアクチュエータにより前記生体型の人形の全身の関節を制御する制御装置とを有するモーションコントロールシステムにおいて、
    前記生体型の人形は、
    所定の通信網に接続される制御装置との間でデータ通信を行う通信手段と、
    通信手段により受信された前記制御装置からの前記生体型の人形の動作に係る動作制御情報に基づいて前記関節駆動用アクチュエータを制御して所定の関節を駆動させる駆動制御手段と
    RFタグと交信可能なRFタグリーダと、
    該RFタグリーダにより読み取られた前記生体型の人形に装着させる取扱商品固有のRFタグの情報と予め所定のメモリに記憶されている前記生体型の人形を識別するID情報とを前記通信手段により、前記制御装置に送信する第1商品別動作情報要求手段と
    を備え
    前記制御装置は、
    生体型の人形に装着させる取扱商品に応じた動作のデータを蓄積する動作データ蓄積手段と、
    該動作データ蓄積手段から、前記第1商品別動作情報要求手段により送信される情報に対応する動作のデータを検索し、該当する動作のデータを取得する第1商品別動作情報取得手段と、
    該第1商品別動作情報取得手段により取得された動作のデータを動作制御情報として所定のタイミングで前記生体型の人形に送信する動作データ送信手段と
    を備えたことを特徴とするモーションコントロールシステム。
  2. 請求項1記載のモーションコントロールシステムにおいて、
    前記動作データ蓄積手段は、前記生体型の人形に装着させる衣服の種類に応じた動作のデータを蓄積することを特徴とするモーションコントロールシステム。
  3. 請求項記載のモーションコントロールシステムにおいて、
    前記RFタグとしてICメモリを用いることを特徴とするモーションコントロールシステム。
  4. 請求項記載のモーションコントロールシステムにおいて、
    前記RFタグとして固有周波数共振部品を用いることを特徴とするモーションコントロールシステム。
  5. 請求項1記載のモーションコントロールシステムにおいて、
    前記生体型の人形は、
    バーコードを読み取るバーコードリ−ダと、
    該バーコードリ−ダにより読み取られた前記生体型の人形に装着させる取扱商品固有のバーコードの情報と予め所定のメモリに記憶されている前記生体型の人形を識別するID情報とを前記制御装置に送信する第2商品別動作情報要求手段と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記動作データ蓄積手段から、前記第2商品別動作情報要求手段により信される情報に対応する動作のデータを検索し、該当する動作のデータを取得する第2商品別動作情報取得手段
    を備え
    前記動作データ送信手段は、
    前記第2商品別動作情報取得手段により取得された動作のデータを動作制御情報として前記生体型の人形に送信することを特徴とするモーションコントロールシステム。
  6. 請求項1乃至いずれか1項に記載のモーションコントロールシステムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記動作データ蓄積手段に蓄積されている前記動作のデータを所定間隔で更新し、更新した前記動作のデータを所定のタイミングで前記生体型の人形に送信する動作データリフレッシュ手段
    を備えたことを特徴とするモーションコントロールシステム。
  7. 請求項1乃至いずれか1項に記載のモーションコントロールシステムにおいて、
    前記生体型の人形が人体を模したマネキン又は動物を模した人形であることを特徴とするモーションコントロールシステム。
  8. 所定の通信網を介して制御対象を制御する制御装置において
    記制御対象には、一体構造の骨格を有する生体型の人形が含まれ、
    当該制御装置は、
    前記生体型の人形に装着させる取扱商品に応じた動作のデータを蓄積する動作データ蓄積手段と、
    前記生体型の人形から該生体型の人形を識別するID情報を受信した際に、該ID情報を用いてユーザ認証し、ユーザの正当性が確認された場合に、前記動作データ蓄積手段に蓄積されている動作のデータから、前記生体型の人形に装着させる取扱商品固有の情報に対応する動作のデータを取得する動作データ取得手段と、
    動作データ取得手段により取得された動作のデータを動作制御情報として前記生体型の人形に送信する動作データ送信手段と
    を備え
    前記生体型の人形は、
    RFタグと交信可能なRFタグリーダにより読み取られた前記生体型の人形に装着させる取扱商品固有のRFタグの情報と予め所定のメモリに記憶されている前記生体型の人形を識別するID情報とを、前記制御装置に送信し、
    前記制御装置との間でデータ通信を行う通信手段により受信された前記制御装置からの前記生体型の人形の動作に係る動作制御情報に基づいて関節駆動用アクチュエータを制御して所定の関節を駆動させることを特徴とする制御装置。
  9. 請求項記載の制御装置において、
    前記動作データ送信手段により記動作制御情報前記生体型の人形に送信されたときに、ユーザ情報を管理する顧客データベースにアクセスして前記ID情報から識別される該当ユーザに対し課金する課金手段
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  10. 一体構造の骨格をもつ生体型の人形であって、
    該人形の全身の関節を内蔵された関節駆動用のアクチュエータにより制御するモーションコントロール方法において、
    前記生体型の人形は、RFタグと交信可能なRFタグリーダ
    を具備し、
    装着された取扱商品固有のRFタグの情報を前記RFタグリーダにて読取った後、その読取ったRFタグの情報と予め所定のメモリに記憶されている前記生体型の人形を識別するID情報を所定の通信網を介して前記制御装置に送信し、
    前記制御装置は、受信した前記RFタグの情報と、前記ID情報に対応付けられる前記生体型の人形の動作に係る動作制御情報を、所定のデータベースを検索して該生体型の人形に送信し、
    前記生体型の人形は、前記制御装置から送信された前記動作制御情報を受信した際に、該動作制御情報に基づいて前記関節駆動用アクチュエータを制御して所定の関節を駆動させることを特徴とするモーションコントロール方法。
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