JP4334737B2 - Snow stop structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新築外装材(屋根、壁)、既存の外装材(屋根、壁)等に雪止を簡単に取り付けることのできる雪止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋根等の外装に雪止を取り付ける場合、屋根材施工時に一緒に取り付けるのが主流であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、施工後に雪止が必要になっても、施工が難しく、防水性、施工性に問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような欠点を除去するため、水平面状の固定面と、固定面の先端を上方に突出した立ち上がり部と、立ち上がり部の先端を外側方に突出した係止面とから形成した固定兼係止部材と、水平面状のカバー化粧面と、カバー化粧面の両端縁を内側方に突出した下面と、下面とカバー化粧面とからから形成した係止溝とから形成した係止兼カバー部材とからなり、一方の外装材の目地部間隙に固定兼係止部材の固定面を挿入し、他方の外装材の目地部間隙に固定兼係止部材の固定面を挿入して相対するように2個の固定兼係止部材を同位置になるように固定し、固定兼係止部材の係止面に係止兼カバー部材の係止溝を挿入し、係止兼カバー部材の下端部のカバー化粧面部分を下方に折り曲げて形成する雪止構造を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に図面を用いて本発明に係る雪止構造について詳細に説明する。図1(a)、(b)は本発明に係る雪止構造の施工状態を説明するための説明図である。図2は防水継手材Aを示す説明図、図3(a)〜(c)は外装材Bを説明する断面図、図4(a)〜(c)、図5(a)、(b)は防水継手材Aと外装材Bの施工順序を説明する説明図、図6(a)、(b)は固定兼係止部材Eを示す説明図、図7(a)〜(d)((c)図は(b)図のa−a線断面図、(d)図は(b)図のb−b線断面図)、図8(a)〜(d)((a)図は図7(b)のc−c部断面図、(b)図は図7(b)のd−d部断面図)は係止兼カバー部材Fを示す説明図、図9(a)〜(d)、図10(a)〜(d)は施工状態を示す端面図である。また、αは下地、βは釘等の固定具を示している。
【0006】
下地αは、新築の際は図3(c)に示すように垂木1、野地板2、防水シート3(一点鎖線で示す)から構成した木造下地を示したものである。すなわち、垂木1上に野地板2を敷設し、野地板2上に防水シート3を配設した一般的な構造の下地αである。また、下地αとしてH形鋼、I形鋼、ミゾ形鋼、軽量ミゾ形鋼、リップ溝形鋼、等辺山形鋼、不等辺山形鋼、角形鋼(角パイプ)、円形鋼(円形パイプ)、等を使用した鉄骨下地でも良いものである。勿論、改修屋根の際には、これらに新生瓦や瓦棒等の既存屋根(図示せず)が含まれる構造である。
【0007】
防水継手材Aは、例えば図2に示すように、金属製外装材Cと同様な種類の素材を同等な成形法により形成したものである。その素材としては、金属材(例えばステンレス、鉄、アルミニウム、銅、チタン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等)、あるいは合成樹脂材(プラスチック)、セラミック素材、窯業系素材、等であり、ロール成形、押出成形、射出成形、プレス成形、等を介して成形したものである。
【0008】
すなわち、防水継手材Aは図2(a)、(b)に示すように、金属製外装材Dの裏面11と当接する敷目部4と、敷目部4の下辺を裏面側に屈曲した馳部5と、敷目部4の上辺を表面側に屈曲して形成した雨返部6とから形成したものであり、かつ、幅方向において、敷目部4の両側縁を表面側に折り返し、その先端を内側方に突出した延長部8と、延長部8の先端を敷目部4の略中央近傍まで突出した係止舌片9とから係止部7を形成したものである。また、敷目部4には上方に突出した突出部4aを形成し、強度を向上すると共に、防水性をも向上しているものである。勿論、防水継手材Aを単体で使用する場合には、外装材C同士を連結するジョイントとして機能するものである。7aはパッキング材であり、防水性の向上のために形成したものである。
【0009】
なお、この端面形状は敷目部4のみならず、馳部5から雨返部6にかけてほぼ同一とすることが可能である。すなわち、防水継手材Aはロールフォーミング等により連続的に成形し、その後の切断、プレス加工等により連続して生産することが可能である。
【0010】
係止舌片9は、図1(a)に示すように金属製外装材Dの化粧面10の両端部に設けた連結片20を嵌合、係止するものである。
【0011】
外装材Bの代表例として示す金属製外装材Cは、図3(a)、(b)に示すようなものであり、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したもの、あるいは窯業系素材、もしくは合成樹脂材(プラスチック)、等である。勿論、外装材Bは、裏打材Dを削除した金属製外装材Cのみでも使用可能である。また、その形状としては横葺き用外装材、瓦、新生瓦、スレート系外装材、プレス成形外装材、等である。
【0012】
さらに説明すると、金属製外装材Cは長尺板状であり、その幅方向一側縁を化粧面10の下側、すなわち、裏面11側に略コ字状に屈曲して段差化粧面12と、段差化粧面12の下端を内側方に突出した差込縁13と、化粧面10と段差化粧面12と差込縁13とから略コ字状に形成した引っ掛け溝14とから雄型連結部15を形成したものである。
【0013】
また、化粧面10の他端には化粧面10の上側に屈曲して断面略U字状に形成した前記差込縁13と嵌合する嵌合溝16と、嵌合溝16の先端をコ字状に折り返した嵌合縁17と、嵌合縁17の先端を下方に屈曲すると共に化粧面10と略平行で外方にL字状に屈曲して延長した固定片18とから雌型連結部19を形成したものである。
【0014】
さらに、図1(a)に示すように化粧面10の長手方向の両側端縁にはそれぞれ裏面11側にハゼ状に屈曲した連結片20を形成したものである。なお、長手方向の強度の強化と、外部からの雨水等が毛細管現象により内部に浸入するのを防止する意味で、差込縁13と嵌合縁17に凹条21、凹条22を形成している。
【0015】
また、嵌合縁17には凸条23を形成したものであり、この凸条23は図3(c)に示すように施工された時点で、防水層、気密層として機能するものである。
【0016】
裏打材Dは断熱材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材、等として機能するものであり、不織布、合成樹脂発泡体(例えばPEF(ポリエチレンフォーム)、等)、ロックウール、テックス(軟質繊維板)、ゴムシート、樹脂シート、等よりなるものである。
【0017】
裏打材Dの一例としては不織布であり、縦糸と横糸を交差させて繊維から織物にする従来の方法と異なり、各種の繊維を接着剤等で結合した布である。この布はまず繊維が平行に交差するか、また無秩序に配列された薄いフェルト状のものを接着剤で結合させるか、または主体となる繊維状態の中に別の熱可塑性繊維を混在させて、加熱および加圧して溶融し相互に結合させたりして作られたものである。一般的にはプラスチック補強材・レザー生地・フェルト等として用いられる。
【0018】
その素材としては、例えばポリエステル系、ナイロン系、ビニロン系、ボロン系、炭素系、アルミナ系、炭化ケイ素系、アラミド系、ガラス系等の繊維からなるシート状物である。
【0019】
その接着方法は、接着剤、熱融着、等を介して行うものであり、接着剤としては自然硬化型接着剤、常温硬化型接着剤、熱硬化型接着剤、紫外線硬化型接着剤、反応硬化型接着剤、等の少なくとも1種からなるものであり、例えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、EVA樹脂等の合成樹脂系の接着剤、ゴム系接着剤、油性系接着剤、等よりなるものである。
【0020】
その接着は裏打材Dと金属製外装材Cの接触面全面、あるいは線状(複数本)、面状(複数本)で横、縦、斜め、等に形成するものである。勿論、全面に接着剤を介して形成した場合には、金属製外装材C自体に衝突した時の生ずる固体音(これに対して空気中を伝搬する音を空気音という)が、全面接着と裏打材Dの相乗効果により減衰し、家屋内側への騒音の侵入を防止する効果を有するものである。
【0021】
さらに、裏打材Dには遮音材を含浸、含有、混合、積層(一層、あるいは複数層)、サンドイッチ、等し、裏打材D自体に遮音性を具備させることもできるものであり、遮音材は粉状、シート状、等である。
【0022】
なお、遮音性を表す透過損失は均一な材料からできている壁体の単位面積当たりの重量とほぼ比例するので、単位面積当たりの質量が大きいほど、遮音性能は良くなるものである。このため、裏打材Dに形成する遮音材としては比重の大きい材料を使用するものである。
【0023】
遮音材としては、金属粉(鉛、鉄、銅、真鍮、等)、コンクリート粉、セメント粉、ガラス粉、ゴム粉、等、あるいは金属板(鉛、鉄、銅、真鍮、等)、コンクリート板、セメント板、ガラス板、ゴム板、等、もしくは石粉、岩粉、石膏粉、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、等である。勿論、これらをシート状に形成(合成樹脂、接着剤等で結合)した遮音性シート材を遮音材として形成することもできる。
【0024】
ここで、防水継手材Aと外装材Bの施工方法について図4(a)〜(c)、図5(a)、(b)を用いて説明する。まず、図4(a)に示すように、下段の外装材Bの連結片20に防水継手材Aの係止舌片9を挿入し、防水継手材Aをスライドさせて係合し、図4(b)に示すように連結し、外装材Bの固定片18を固定具βにより下地αに固定する。次に、図4(c)に示すように防水継手材A(図示せず)を形成した下段の外装材Bの連結片20を、防水継手材Aの係止舌片9に挿入して連結し、その後、外装材Bをスライドさせて図5(a)に示すように連結し、外装材Bの固定片18を固定具βにより下地αに固定する。順次このような工程を繰り返すことにより、下段の外装材Bを施工する。
【0025】
下段の外装材Bの施工が完了したら、次に、図5(b)に示すように下段の外装材Bの嵌合溝17に、防水継手材A(図示せず)を形成した上段の外装材Bの差込縁13を挿入し、外装材Bの固定片18を固定具βにより下地αに固定する。このように、図4(b)に示すように一端部に一体化した防水継手材Aと外装材Bを、順次繰り返すことにより施工し、施工を完了するものである。勿論、軒先にはスタータ、唐草、端部にはケラバキャップ、棟には棟包み、隅棟カバー、谷樋、壁押さえ、等の役物を使用するものである。また、必要部分にはパッキング材、コーキング材を使用するものである。
【0026】
雪止Gは固定兼係止部材Eと係止兼カバー部材Fとから形成したものである。その素材としては、金属材(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したもの、あるいは合成樹脂材(プラスチック)、等である。
【0027】
固定兼係止部材Eは図6(a)、(b)に示すように、水平面状の固定面24と、固定面24の先端を上方に内側方に傾斜して突出した傾斜面25と、傾斜面25の先端を上方に外側方に傾斜して突出した傾斜面26とから形成した立ち上がりぶ面27と、立ち上がり部27の先端を外側方に突出した係止面28とから形成した空間29とから形成したものである。
【0028】
固定面24は図10(a)〜(e)に示すように、外装材B間の目地部間隙に挿入して固定する部分である。
【0029】
係止面31は図10(e)に示すように係止兼カバー部材Fの係止溝33に挿入され、固定兼係止部材E同士の固定と、屋根材Hの固定する部分である。
【0030】
係止兼カバー部材Fは図7(a)〜(d)、図8(d)に示すように、水平面状のカバー化粧面30と、カバー化粧面30の下端部分の固定兼カバー面31と、カバー化粧面30の両端縁を内側方に突出した下面32と、下面32とカバー化粧面30とからから形成した係止溝33と、上端を内側方に屈曲して突出した端片34とから形成したものである。
【0031】
固定兼カバー面31は図13(a)〜(c)に示すように、点線部分から折り曲げて形成するものである。また、端片34は係止兼カバー部材Fが雪の重さにより下方向に落ちないようにするストッパとして機能する部分である。
【0032】
ここで、本発明に係る雪止構造の施工方法について図9(a)、(b)、図10(a)〜(e)、図13(a)〜(c)を用いて説明する。まず、図10(a)に示すように形成された目地部間隙に、図9(a)、図10(b)、(c)に示すように固定面24を挿入し、その後、図9(b)に点線矢印で示すように固定兼係止部材Eをスライドして移動し、図10(d)に示すように固定する。次に図13(a)〜(c)に点線矢印で示すように係止面28に係止溝33を挿入し、カバー化粧面30の固定兼カバー面31を、点線矢印で示すように折り曲げて固定兼係止部材Eを係止兼カバー部材Fにより固定するものである。カバー化粧面30が外装材Bの働き幅より小さい場合には、以上のようにして固定するものである。
【0033】
カバー化粧面30が外装材Bの働き幅よりも大きい場合には、他方の固定兼係止部材Eをスライドできないので、図11(a)〜(d)〜図13(a)〜(c)に示すようにして施工するものである。
【0034】
以上説明したのは本発明に係る雪止構造の一実施例であり、外装材Bを図14(a)〜(j)、図15(a)〜(k)に示すように形成したり、雪止Gを図16(a)〜(e)〜図24(a)〜(c)に示すように形成したりすることもできるものである。また、図21(a)〜(c)〜図24(a)〜(c)は構造上、棟方向から見た施工状態を示しているが、軒方向から見た施工状態とした構造として見ることもできる。つまり、雪止Gの機能上、固定兼カバー面31は軒側に形成しても棟側に形成しても良いものである。
【0035】
なお、Hは固定部材、Iはバックアップ材である。勿論、バックアップ材Iは雪止G施工時に形成することもできるし、雪止G形成後にガタ付き防止のために後で挿入することもできるものである。
【0036】
勿論、雪止Gを固定下地とし、雪止Gにアングル等の別途の雪止Gを固定して形成しても良いものである。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る雪止構造によれば、▲1▼施工が簡単である。▲2▼後付けが可能である。▲3▼トータルコストが安く上がる。▲4▼熟練を要しない。▲5▼施工性がよい。▲6▼防水性がよい。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る雪止構造の代表的一例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る雪止構造に使用する防水継手材の代表的一例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る雪止構造に使用する外装材の代表的一例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る雪止構造に使用する外装材の施工状態を示す説明図である。
【図5】本発明に係る雪止構造に使用する外装材と防水継手材の施工順序を示す説明図である。
【図6】固定兼係止部材の一実施例を示す説明図である。
【図7】係止兼カバー部材の一実施例を示す説明図である。
【図8】係止兼カバー部材の一実施例を示す説明図である。
【図9】本発明に係る雪止構造の施工順序を示す説明図である。
【図10】本発明に係る雪止構造の施工順序を示す説明図である。
【図11】本発明に係る雪止構造の施工順序を示す説明図である。
【図12】本発明に係る雪止構造の施工順序を示す説明図である。
【図13】本発明に係る雪止構造の施工順序を示す説明図である。
【図14】外装材のその他の実施例を示す説明図である。
【図15】外装材のその他の実施例を示す説明図である。
【図16】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図17】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図18】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図19】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図20】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図21】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図22】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図23】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【図24】雪止のその他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
α 下地
β 固定具
A 防水継手材
B 外装材
C 金属製外装材
D 裏打材
E 固定兼係止部材
F 係止兼カバー部材
G 雪止
H 固定部材
I バックアップ材
1 垂木
2 野地板
3 防水シート
4 敷目部
4a 突出部
5 馳部
6 雨返部
7 係止部
7a パッキング材
8 延長部
9 係止舌片
10 化粧面
11 裏面
12 段差化粧面
13 差込縁
14 引っ掛け溝
15 雄型連結部
16 嵌合溝
17 嵌合縁
18 固定片
19 雌型連結部
20 連結片
21 凹条
22 凹条
23 凸条
24 固定面
25 傾斜面
26 傾斜面
27 立ち上がり部
28 係止面
29 空間
30 カバー化粧面
31 固定兼カバー面
32 下面
33 係止溝
34 端片[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a snow stop structure capable of easily attaching a snow stop to a newly built exterior member (roof, wall), an existing exterior member (roof, wall) and the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when attaching a snow cover to an exterior such as a roof, it has been the mainstream to attach it together when constructing the roofing material.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if it was necessary to stop snow after construction, construction was difficult, and there were problems with waterproofness and workability.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to eliminate such drawbacks, the present invention is a fixed surface formed from a horizontal fixed surface, a rising portion that protrudes upward from the tip of the fixing surface, and a locking surface that protrudes outward from the tip of the rising portion. A locking and covering formed by a combination locking member, a horizontal cover decorative surface, a lower surface projecting inward from both ends of the cover decorative surface, and a locking groove formed from the lower surface and the cover decorative surface The fixing surface of the fixing and locking member is inserted into the joint gap of one exterior material, and the fixing surface of the fixing and locking member is inserted into the joint clearance of the other exterior material so as to face each other. The two fixing and locking members are fixed at the same position, the locking groove of the locking and cover member is inserted into the locking surface of the fixing and locking member, and the lower end of the locking and cover member is inserted. It is intended to provide a snow stop structure formed by folding the cover decorative surface portion of the cover downward.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The snow stop structure according to the present invention will be described in detail below with reference to the drawings. FIGS. 1A and 1B are explanatory views for explaining a construction state of the snow stop structure according to the present invention. 2 is an explanatory view showing the waterproof joint material A, FIGS. 3A to 3C are cross-sectional views explaining the exterior material B, FIGS. 4A to 4C, FIGS. 5A and 5B. Is an explanatory diagram for explaining the construction sequence of the waterproof joint material A and the exterior material B, FIGS. 6A and 6B are explanatory diagrams showing the fixing and locking member E, and FIGS. 7A to 7D (( c) is a cross-sectional view taken along the line aa of FIG. (b), (d) is a cross-sectional view taken along the line bb of FIG. 8 (b), and FIGS. 7 (b) is a cross-sectional view taken along the line cc, FIG. 7 (b) is a cross-sectional view taken along the line dd in FIG. 7 (b), and is an explanatory view showing the locking and cover member F, and FIGS. 10 (a) to 10 (d) are end views showing a construction state. Further, α indicates a base, and β indicates a fixture such as a nail.
[0006]
The base α indicates a wooden base composed of a
[0007]
For example, as shown in FIG. 2, the waterproof joint material A is formed by forming the same type of material as the metal exterior material C by an equivalent molding method. The materials include metal materials (for example, stainless steel, iron, aluminum, copper, titanium, aluminum / zinc alloy plated steel plates, galvalume steel plates, enamel steel plates, clad steel plates, laminated steel plates (vinyl chloride steel plates, etc.), sandwich steel plates (damping steel plates, etc.) Etc.), or synthetic resin materials (plastics), ceramic materials, ceramic materials, etc., which are formed through roll molding, extrusion molding, injection molding, press molding, and the like.
[0008]
That is, as shown in FIGS. 2A and 2B, the waterproof joint material A is bent on the back surface side of the
[0009]
Note that this end face shape can be made substantially the same not only from the
[0010]
As shown in FIG. 1A, the
[0011]
The metal exterior material C shown as a representative example of the exterior material B is as shown in FIGS. 3A and 3B. For example, a metal plate (color steel plate, copper plate, aluminum plate, titanium plate, stainless steel plate, Sandwich steel plates, clad steel plates, etc.) formed by roll forming, press forming, extrusion forming, etc., ceramic materials, or synthetic resin materials (plastics). Of course, the exterior material B can be used only by the metal exterior material C from which the backing material D is deleted. In addition, the shape of the covering includes a covering material for a side wall, a tile, a new roof tile, a slate-based exterior material, a press-molded exterior material, and the like.
[0012]
More specifically, the metal exterior material C is in the shape of a long plate, and one side edge in the width direction is bent into a substantially U shape on the lower side of the
[0013]
Further, the other end of the
[0014]
Further, as shown in FIG. 1 (a), connecting
[0015]
Moreover, the protruding
[0016]
The backing material D functions as a heat insulating material, a sound absorbing material, a cushioning material, a fireproof material, a dew condensation prevention material, etc., and is made of nonwoven fabric, synthetic resin foam (eg, PEF (polyethylene foam), etc.), rock wool, tex ( Soft fiber board), rubber sheet, resin sheet, and the like.
[0017]
An example of the backing material D is a non-woven fabric, which is a cloth in which various fibers are bonded with an adhesive or the like, unlike a conventional method in which warp yarns and weft yarns are crossed to form fibers. This cloth first has fibers that cross in parallel, or a thin felt that is randomly arranged is bonded with an adhesive, or another thermoplastic fiber is mixed in the main fiber state, It is made by melting by heating and pressing and bonding them together. In general, it is used as plastic reinforcement, leather fabric, felt, etc.
[0018]
Examples of the material include a sheet-like material made of polyester, nylon, vinylon, boron, carbon, alumina, silicon carbide, aramid, glass, or the like.
[0019]
The adhering method is performed through an adhesive, heat fusion, etc., and as the adhesive, a natural curable adhesive, a room temperature curable adhesive, a thermosetting adhesive, an ultraviolet curable adhesive, a reaction It is composed of at least one of a curable adhesive, and a synthetic resin adhesive such as epoxy resin, phenol resin, urethane resin, vinyl resin, acrylic resin, polyester resin, EVA resin, rubber adhesive, etc. , Oil-based adhesives, and the like.
[0020]
The adhesion is formed on the entire contact surface of the backing material D and the metal exterior material C, or in the form of a line (plural) or a surface (plural) in the horizontal, vertical, and diagonal directions. Of course, when the adhesive is formed on the entire surface, the solid sound generated when it collides with the metal exterior material C itself (the sound that propagates in the air is called air sound) It is attenuated by the synergistic effect of the backing material D, and has the effect of preventing noise from entering the house side.
[0021]
Further, the backing material D can be impregnated, contained, mixed, laminated (single layer or multiple layers), sandwich, etc., and the backing material D itself can be provided with sound insulation properties. It is powdery, sheet-like, etc.
[0022]
Since the transmission loss representing the sound insulation is substantially proportional to the weight per unit area of the wall made of a uniform material, the greater the mass per unit area, the better the sound insulation performance. For this reason, as the sound insulating material formed on the backing material D, a material having a large specific gravity is used.
[0023]
Sound insulation materials include metal powder (lead, iron, copper, brass, etc.), concrete powder, cement powder, glass powder, rubber powder, etc., or metal plate (lead, iron, copper, brass, etc.), concrete plate Cement plate, glass plate, rubber plate, etc., or stone powder, rock powder, gypsum powder, calcium carbonate, calcium silicate, and the like. Of course, a sound insulating sheet material in which these are formed into a sheet shape (bonded with a synthetic resin, an adhesive, or the like) can also be formed as a sound insulating material.
[0024]
Here, the construction method of the waterproof joint material A and the exterior material B will be described with reference to FIGS. 4 (a) to 4 (c), FIGS. 5 (a) and 5 (b). First, as shown in FIG. 4A, the locking
[0025]
After the construction of the lower packaging material B is completed, the upper packaging material in which a waterproof joint material A (not shown) is formed in the
[0026]
The snow stopper G is formed from a fixing and locking member E and a locking and cover member F. As the material, a metal material (color steel plate, copper plate, aluminum plate, titanium plate, stainless steel plate, sandwich steel plate, clad steel plate, etc.) etc. formed by roll molding, press molding, extrusion molding, etc., or synthetic resin material (Plastic), etc.
[0027]
As shown in FIGS. 6 (a) and 6 (b), the fixing and locking member E includes a
[0028]
As shown in FIGS. 10A to 10E, the fixing
[0029]
As shown in FIG. 10 (e), the locking
[0030]
As shown in FIGS. 7 (a) to 7 (d) and FIG. 8 (d), the locking / cover member F includes a horizontal flat cover
[0031]
As shown in FIGS. 13A to 13C, the fixing /
[0032]
Here, the construction method of the snow stop structure which concerns on this invention is demonstrated using FIG. 9 (a), (b), FIG. 10 (a)-(e), FIG. 13 (a)-(c). First, the fixing
[0033]
When the cover
[0034]
What has been described above is an embodiment of the snow stop structure according to the present invention, and the exterior material B is formed as shown in FIGS. 14 (a) to (j) and FIGS. 15 (a) to (k), The snow stop G can also be formed as shown in FIGS. 16 (a) to 16 (e) to 24 (a) to (c). Moreover, although FIG. 21 (a)-(c) -FIG. 24 (a)-(c) has shown the construction state seen from the ridge direction on structure, it sees as a structure made into the construction state seen from the eaves direction. You can also. That is, for the function of the snow stop G, the fixing /
[0035]
In addition, H is a fixing member and I is a backup material. Of course, the backup material I can be formed at the time of snow guard G construction, or can be inserted later to prevent rattling after the snow guard G is formed.
[0036]
Of course, the snow stop G may be formed as a fixed base, and an additional snow stop G such as an angle may be fixed to the snow stop G.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the snow stop structure according to the present invention, (1) construction is simple. (2) Retrofit is possible. (3) The total cost goes up cheaply. (4) No skill is required. (5) Good workability. (6) Good waterproofness. There are features and effects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing a typical example of a snow stop structure according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a typical example of a waterproof joint material used in the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory view showing a typical example of an exterior material used for a snow stop structure according to the present invention.
FIG. 4 is an explanatory view showing a construction state of an exterior material used in the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory view showing a construction sequence of an exterior material and a waterproof joint material used in the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 6 is an explanatory view showing an embodiment of a fixing and locking member.
FIG. 7 is an explanatory view showing an embodiment of a locking and cover member.
FIG. 8 is an explanatory view showing an embodiment of a locking and cover member.
FIG. 9 is an explanatory view showing a construction sequence of the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 10 is an explanatory view showing a construction sequence of the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 11 is an explanatory view showing a construction sequence of the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 12 is an explanatory view showing a construction sequence of the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 13 is an explanatory view showing the construction sequence of the snow stop structure according to the present invention.
FIG. 14 is an explanatory view showing another example of the exterior material.
FIG. 15 is an explanatory view showing another embodiment of the exterior material.
FIG. 16 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
FIG. 17 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
FIG. 18 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
FIG. 19 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
FIG. 20 is an explanatory view showing another embodiment of the snow stop.
FIG. 21 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
FIG. 22 is an explanatory view showing another embodiment of the snow stop.
FIG. 23 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
FIG. 24 is an explanatory view showing another embodiment of a snow stop.
[Explanation of symbols]
α Ground β Fixture A Waterproof joint material B Exterior material C Metal exterior material D Backing material E Fixing and locking member F Locking and cover member G Snow stop H Fixing member
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