JP4330710B2 - 容器シール装置 - Google Patents

容器シール装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4330710B2
JP4330710B2 JP20445399A JP20445399A JP4330710B2 JP 4330710 B2 JP4330710 B2 JP 4330710B2 JP 20445399 A JP20445399 A JP 20445399A JP 20445399 A JP20445399 A JP 20445399A JP 4330710 B2 JP4330710 B2 JP 4330710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
sealing
station
lid material
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20445399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001031020A (ja
Inventor
一人 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fabrica Toyama Corp
Original Assignee
Fabrica Toyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fabrica Toyama Corp filed Critical Fabrica Toyama Corp
Priority to JP20445399A priority Critical patent/JP4330710B2/ja
Publication of JP2001031020A publication Critical patent/JP2001031020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4330710B2 publication Critical patent/JP4330710B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closing Of Containers (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、豆腐、ゼリー、その他の食品などを収納した容器の開口縁部に蓋材を順次シールする容器シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆腐、ゼリーなどが収納された容器に蓋材を順次シールする容器シール装置の従来例では、容器の搬送手段として、一定の間隔で周回するバケットコンベアを有している。容器は個々のバケットに嵌入されるとともに、容器の開口縁部に設けられたフランジが前記バケットの表面に現れた状態で保持される。バケットコンベアの周回に伴なって容器が進行して行くと、この容器の上に帯状の蓋材が供給される。さらに、バケットの上方からシールヘッドが下降し、容器の前記フランジと蓋材とが、前記バケットとシールヘッドとで挟持されて、前記フランジ上で蓋材がシールされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の容器シール装置では、以下に記載する問題点がある。
(1)バケットコンベアは、容器の大きさに合わせた複数のバケットがチェーンで連結されて周回するものであり、多数のバケットを必要とし、搬送手段としてきわめて高価である。
(2)処理しようとする容器の大きさを変えたときに、前記バケットそのものの大きさを変えなくてはならない。よって処理する容器の大きさが変更になったときは、シールヘッドなどの局部的な部品交換では対処できず、前記バケットコンベアを含めた装置全体を変更する必要がある。
(3)バケットコンベアでは、チェーン上でのバケットの間隔が決められている。また、帯状の蓋材は、バケット上の容器の上に合わせられて容器ごとに順次シールされていく。そのため、蓋材での前記模様や図柄の配置ピッチを前記バケットのピッチよりも予め長めに設定しておき、各模様や図柄を容器に合うように蓋材の送りを調整することが必要になる。したがって、帯状の蓋材では、前記模様や図柄の配置間隔が長くなり、その結果、隣接する模様や図柄の間の蓋材を容器の間で切り捨てることが必要になるため、蓋材の歩留まりが悪くなる。
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、バケットコンベアを使用せず、バーコンベアなどのような汎用的な安価な搬送手段を使用できて、容器の搬送手段の製造コストを低減できる容器シール装置を提供することを目的としている。
【0005】
また本発明は、容器の寸法が変更になったときに、共通の容器の搬送手段を使用でき、さらに保持部材移送手段の基本的な構造も変更せずに使用できる容器シール装置を提供することを目的としている。
【0006】
さらに、本発明は、前記のような搬送手段を用いたものにおいて、蓋材に印刷される模様や図柄の配置ピッチを、搬送手段での容器の送りピッチよりも短くでき、蓋材の歩留まりを向上できる容器シール装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の容器シール装置は、容器を所定の間隔で順次搬送する搬送手段と、前記搬送手段の終端から離れた位置にあるシールステーションと、前記シールステーションへ帯状の蓋材を供給する蓋材供給部と、前記シールステーションに移行した前記容器の開口縁部に前記蓋材をシールするシール手段と、前記搬送手段の終端に位置した容器を保持して前記シールステーションへ移行させるとともに前記シールステーションで蓋材のシールが完了した容器を前記シールステーションから外れる位置へ押し出す保持部材と、前記保持部材を前記搬送手段の終端と前記シールステーションとの間で移動させる保持部材移送手段とを備え、前記シールステーション上の容器が前記保持部材により押し出されたときの容器の移動力により、前記容器にシールされた前記蓋材が繰り出されることを特徴とするものである。
【0008】
本発明では、搬送手段により搬送された容器が保持部材によりシールステーションへ移送され、このシールステーションで容器と蓋材とがシールされる。このように前記搬送手段の終端から容器を移動させてから蓋材のシールを行っているので、搬送手段として従来のようなバケットコンベアを使用する必要が無く、装置全体を低コストで構成できる。
【0009】
また前記保持部材の移送動作により、シールステーション上で蓋材シールが完了した容器が排出されるので、シールステーション上の容器を排出する個別の機構が不要である。
【0010】
さらに、シールステーションで容器上に蓋材が溶着されたときに、この蓋材をシールステーションから排出する力により蓋材が繰り出され、この繰り出しにより蓋材上の模様や図柄が次の容器に合わせられる。すなわち、搬送手段での容器の搬送間隔が長くても、あるいは容器の寸法が小さくなって、搬送される容器の間隔が長くなっても、蓋材の繰り出し量は、シールステーションからの容器の押し出し量だけである。よって、蓋材での模様や図柄のピッチを搬送される容器の間隔に合わせる必要がなく、前記繰り出し量に合わせればよいことになり、蓋材において切り捨てられる部分を短くでき、蓋材の歩留まりを向上できる。
【0011】
また、前記容器は、開口縁部から外側へ広がるフランジが形成されたものであり、前記シール手段は、容器の底面を支える底面支持体と、この底面支持体の外周部分から上昇して前記フランジを下から支えるフランジ支持体と、前記フランジ支持体とで前記フランジおよび蓋材を挟圧して前記フランジ上に蓋材を接合するシールヘッドと、を有するものとして構成できる。
【0012】
上記手段では、シールステーション上に移動した容器のフランジがフランジ支持体で支持されるため、前記フランジ上に蓋材を安定した状態でシールできる。
【0013】
さらに、前記保持部材移送手段では、容器の大きさが変ったときに、前記保持部材の移動ストロークを可変調節可能であり、この移動ストロークの可変調節により、異なる寸法の容器を前記搬送手段の終端からシールステーション上に移送したときに、異なる寸法の容器のそれぞれの移送方向の中心が、前記シールステーションの中心に位置決めされるものとすることが好ましい。
【0014】
上記手段では、保持部材の移送ストロークを調整することにより、容器の大きさが変更されても対処でき、容器の寸法に応じて搬送手段を変更する必要が無くなる。
【0015】
この場合、前記搬送手段は、容器の後端を押して前進させるものであり、異なる寸法の容器が搬送手段の終端に至ったときに、前記保持部材は、前記終端に至った容器をどの寸法であっても保持できるように前記移動ストロークを調節可能であるように構成できる。
【0016】
したがって、前記搬送手段では、一定のピッチでバーが配置されたバーコンベアを使用できる。
【0017】
また、本発明は、前記シールステーション上の容器が前記保持部材により押し出されたとき、さらに前記容器を下流側へ押し出して、蓋材の繰り出し量を追加する押し出し手段が設けられ、シールステーション上の容器と蓋材との位置ずれを低減または無くすために前記押し出し手段により容器を押し出す距離を可変自在とされているものとすることができる。
【0018】
このように構成すると、シールステーション上の容器と、帯状の蓋材の模様との位置ずれを修正できる。
【0019】
この場合、例えば、前記シールステーション上の容器が前記保持部材により押し出されたとき、さらに前記容器を下流側へ押し出して、蓋材の繰り出し量を追加する押し出し手段が設けられ、前記押し出し手段は、前記フランジ支持体の上昇動作により押し出し方向へ駆動されるものであり、シールステーション上の容器と蓋材との位置ずれを低減または無くすために前記押し出し手段により容器を押し出す距離を可変自在とされているものにできる。
【0020】
このように、前記押し出し手段を、フランジ支持体の上昇動作により駆動できるようにすると、押し出し手段を個別に動作させる駆動源を設けることが不要である。
【0021】
また、前記蓋材供給部に、蓋材のマークの移動状態を検出する検出手段が設けられ、シールステーション上の容器に対する蓋材の供給遅れが所定寸法以上となったときに、前記押し出し手段による押し出しストロークが増加させられるものとすることが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の容器シール装置の主要部の全体構造を示す斜視図、図2は図1に示す主要部の側面図、図3は蓋材の繰り出し量を追加するための押し出し手段の動作を示す部分側面図、図4は図1のIV−IV線の断面図である。
【0023】
この容器シール装置は、容器1を搬送する搬送手段A、前記容器1を搬送手段Aの終端からシールステーションEへ移送する保持部材B、この保持部材Bを前記搬送手段Aの終端とシールステーションEとの間で往復移動させる保持部材移送手段C(図2参照)、前記シールステーションEへ帯状の蓋材2を供給する蓋材供給部D、蓋材2の繰り出し量の調節のために、シールステーションEの外へ押し出された容器1をさらに前方へ押し出す押し出し手段G、シールステーションEで容器1と蓋材2をシールするシール手段Fを有している。
【0024】
本発明の容器シール装置により処理される容器1は、例えば豆腐などを内容物とするものであり、プラスチックシートから一体成形されたものである。この容器1は、箱状の容器本体1aと、容器本体1aの開口縁部にて外側方向へ広がるフランジ1bとから成るものである。
【0025】
また蓋材2は帯状のフィルムであり、このフィルムの蓋材2は、前記容器1のフランジ1bに熱シール可能である。前記蓋材フィルム2には、各容器1に対応した模様や図柄が一定のピッチで印刷されている。
【0026】
前記搬送手段Aは、軸5を中心として周回するチェーン6と、このチェーン6上に一定のピッチで固定されたバー7とを有するバーコンベアである。前記容器1は、前記バーコンベア上のスライド台8上に載せられ、容器1の後端部が前記バー7で1個ずつ押されることにより、前記容器1の底面1a1が前記スライド台8上を摺動して移送される。前記搬送手段Aで前記スライド台8上を摺動する容器1または前記搬送手段Aの前段に設けられる他の搬送部で移送させられる前記容器1の内部に豆腐と水のような内容物が投入される。
【0027】
前記搬送手段Aでは、前記チェーン6が連続的に周回動作し、連続的に周回するバー7により容器1の後端が押され、容器1が前記搬送手段Aの終端A1すなわちスライド台8の終端8aへ1個ずつ供給される。すなわち、容器1は後端がバー7により押されてスライド台8上を摺動し、容器1が前記スライド台8の終端8aまで移動すると、バー7が軸5を中心として下方向へ周回移動し、バー7が容器1の後端から外れ、この容器1が前記終端8aに停止する。
【0028】
前記保持部材Bは、一対の保持板11,11を有している。この一対の保持板11,11の上流側(X2側)には、前記搬送手段Aの終端A1に位置している容器1の容器本体1aをフランジ1bの下側で保持する保持凹部11a,11aが互いに対向して形成されている。また保持板11,11の下流側(X1側)には、シールステーションE上の容器1をX1方向へ押し出す押圧段差11b,11bが形成されている。
【0029】
図2に示すように、一対の保持板11,11のそれぞれは、支持腕12,12の下端に固定されている。前記支持腕12,12は移送スライダ13に支持されている。この移送スライダ13には、前記各支持腕12,12をY方向へ移動させるスライダ機構およびシリンダ機構が搭載されている。このスライダ機構およびシリンダ機構で各支持腕12,12がY方向へ互いに離れる方向と接近する方向へ駆動されることにより、一対の保持板11と11が容器1を保持できる接近状態と、容器1の保持を解除する離反位置との間で駆動される。
【0030】
図2に示すように、前記移送スライダ13は、ガイド軸14,14に摺動自在に支持されている。このガイド軸14,14は支持板15,15に固定されており、この支持板15,15は、架台に設けられた支持ベース16に固定されている。
【0031】
図2に示すように、保持部材移送手段Cでは、前記支持ベース16にブラケット17が固定され、このブラケット17に固定された軸18に移送アーム21が回動自在に支持されている。この移送アーム21の下端と、前記移送スライダ13との間は、連結ロッド22で連結されている。
【0032】
前記支持ベース16の上方位置には、モータにより一定方向へ回転駆動される回転軸23が設けられ、この回転軸23にクランク回転板24が固定されている。このクランク回転板24には駆動ロッド25がピン26により連結されている。前記駆動ロッド25の他端には調整ピン27が回動自在に連結されている。前記移送アーム21の上端には円弧状の調整溝21aが形成されており、前記調整ピン27は前記調整溝21a内に挿入されて前記移送アーム21にナットなどで締め付け固定されている。また調整ピン27と移送アーム21との連結位置を前記調整溝21aに沿って調整可能である。
【0033】
前記クランク回転板24と前記駆動ロッド25とで、前記移送アーム21を往復回動させるクランク機構が構成されている。図2では、前記クランク回転板24に設けられた前記ピン26が最もX2側に移動している。よって移送アーム21が最も時計方向へ回動し、移送スライダ13はX1側に移動している。
【0034】
この状態で、前記移送アーム21の上端に形成された前記調整溝21aは、前記ピン26を中心とした所定半径Rの円弧軌跡に沿う円弧溝となっている。したがって、図2に示すように、ピン26がX2側へ最も移動し、移送アーム21が時計方向へ最も回動している状態で、前記調整ピン27と移送アーム21との連結位置を前記調整溝21aに沿って移動させたとしても、移送アーム21の時計方向への回動位置は変化しない。
【0035】
また、クランク回転板24が図2の状態から例えば時計方向へ180度回転すると、クランク機構によって移送アーム21が反時計方向へ回動させられ、移送アーム21により前記移送スライダ13がX2方向へ移動させられる。ここで、前記調整ピン27と移送アーム21との連結位置を、前記調整溝21aに沿って変化させると、前記のようにクランク回転板24が180度回転したときの前記移送アーム21の反時計方向の回動角度が変化し、移送スライダ13のX2方向への移動位置が変化する。
【0036】
すなわち、前記調整溝21aは図2の状態で前記ピン26を中心とする円弧軌跡に沿って形成されているため、前記調整ピン27と移送アーム21との連結位置を前記調整溝21aのどの位置に変えたとしても、クランク回転板24が図2の状態に回転したときの前記移送アーム21の回動角度は変化せず、移送スライダ13のX1方向への移動位置が変化しない。ただし、クランク回転板24が図2の状態から180度回転する間の前記移送アーム21の回動角度および移送スライダ13の往復移動距離は、前記調整ピン27と移送アーム21との連結位置を変えることにより調整できる。
【0037】
上記構造によりこの容器シール装置では、容器1の寸法の変化に対応できるようになっている。
【0038】
図2(A)は、搬送ワークが平面形状の大きい容器1である場合を示しており、図2(B)は搬送ワークが前記容器1よりも平面形状の小さい容器1Aである場合を示している。
【0039】
図2(A)の容器1を使用する場合、前記調整ピン27と移送アーム21との連結点を▲3▼とし、図2(B)の小さな容器1Aを使用する場合には、前記調整ピン27と移送アーム21との連結点を▲4▼に変更する。また、図2(A)に示す容器1を使用するときには、容器1の大きさに応じた保持板11,11を使用する。また、図2(B)に示す容器1Aを使用するときには、この容器1Aに応じた保持板11A,11Aを使用する。そして、保持板11,11の保持凹部11a,11aのX方向の中心11c(図2参照)が、支持腕12,12の点▲5▼に一致するように、保持板11,11と支持板12,12とを固定する。一方、保持板11A,11Aを使用するときも、この保持板11A,11Aの保持凹部11a,11aの中心11cが、前記支持腕12,12の点▲5▼に一致するように、保持板11A,11Aと支持腕12,12とを固定する。
【0040】
図2に示すように、クランク回転板24のピン26がX2側へ移動し、移送アーム21が時計方向へ回動したとき、調整ピン27と移送アーム21との連結点が▲3▼であっても▲4▼であっても、移送スライダ13のX1方向への移動位置は変化しない。よって、図2(A)に示すように、保持板11,11が支持腕12,12に連結されているときと、保持板11A,11Aが支持腕12,12に連結されているときのどちらの場合も、前記支持腕12,12の点▲5▼はシールステーションEの中心O−Oに一致し、容器1と容器1AのX方向の中心が、必ず前記中心O−Oに一致する。
【0041】
また、クランク回転板24が図2の位置から180度回転すると、移送アーム21は反時計方向へ回動するが、このとき調整ピン27と移送アーム21の連結点が▲3▼の場合、移送アーム21の回動位置は▲6▼となり、調整ピン27と移送アーム21との連結点が▲4▼の場合は、移送アーム21の回動位置は▲7▼となる。よって、図2(A)の保持板11,11がX2方向へ戻る距離Laと、図2(B)の保持板11A,11AがX2方向へ戻る距離Lbとでは、La<Lbとなる。この距離の差Lb−Laは、移送アーム21の回動位置▲6▼と▲7▼での、連結ロッド22の引っ張り距離の差Lcに一致する。
【0042】
前記調整ピン27と移送アーム21との連結点▲3▼、▲4▼を調整することにより、寸法の大きい容器1の後端がバーコンベアのバー7で押されて移送手段Aの終端A1に移動したときと、寸法の小さい容器1Aの後端が前記バー7で押されて移送手段Aの終端A1に移動しときの双方において、前記保持板11,11または保持板11A,11Aにより、前記容器1と容器1Aのいずれであっても保持することができる。
【0043】
すなわち、大きな容器1と小さな容器1Aが、バーコンベアのバー7により、搬送手段Aの終端A1に移送されたとき、各容器1と1Aの終端の位置は同じHである。このとき容器の大きさの違いにより容器1の中心と容器1Aの中心の位置が相違するが、前記保持板11,11のストロークLaと保持板11A,11AのストロークLbの違いにより、いずれの容器1、1Aであっても、ガイド板28上をスライドして、シールステーションEの中心O−Oに位置決めできる。
【0044】
シールステーションEに設けられているシール手段Fでは、前記ガイド板28と並ぶ位置に底面支持体31が固定して設けられている。図4に示すように、この底面支持体31の外周には枠状のフランジ支持体32が設けられ、このフランジ支持体32は図示しないシリンダ機構により上昇動作自在である。
【0045】
また上方には、シールヘッド34が設けられている。このシールヘッド34は、前記支持ベース16に固定されたシリンダ機構35により下降駆動されるものとなっている。
【0046】
図4に示すように、前記シール手段Fでは、容器1の底面1a1が前記底面支持体31の上に移動した時点で、フランジ支持体32が上昇し、フランジ支持体32により前記容器1のフランジ1bが下から支えられる。前記フランジ支持体32の上昇の直後に、シールヘッド34が下降する。図1に示すように、前記帯状の蓋材2は、案内ロール36によりシールステーションEへ案内されており、前記フランジ支持体32の上昇動作およびシールヘッド34の下降動作により、容器1のフランジ1bと前記蓋材2が、フランジ支持体32とシールヘッド34とで挟圧されて、フランジ1bに蓋材2がシールされる。このときの、シールヘッド34によるシール動作は、ヒートシール、超音波シール、高周波シールのいずれかである。
【0047】
なお、図2(B)に示す形状の小さい容器1Aが使用されるときには、底面支持体31、フランジ支持体32、およびシールヘッド34が、容器1Aに合わせた小さいものに取り替えられる。
【0048】
シールステーションEでシールが完了した容器1は、保持板11,11により次の容器1がシールステーションEへ移送されるときに、保持板11,11の押圧段差11b,11bによりX1方向へ押され排出スライダ37上に押し出される。ただし、次のシール動作の間に、前記押し出し手段Gにより排出スライダ37上の容器1が、さらに図3に示す距離δLだけX1方向へ押し出される。
【0049】
図1に示すように、前記押し出し手段Gでは、前記フランジ支持体32に支持軸41により押し出し爪42が回動自在に支持されている。前記支持軸41の下側に設けられた軸44に掛けられたスプリング43により押し出し爪42は常に時計方向へ付勢されている。前記軸44の端部には、アーム45が固定され、このアーム45の上に当接ピン46が固定されている。
【0050】
一方、架台上には調整パッド47が設けられており、この調整パッド47は、前記当接ピン46の上方に対向している。前記フランジ支持体32がシール動作の直前に上昇すると、前記当接ピン46が調整パッド47に当たり、図3に示すように、フランジ支持体32が上昇した時点で前記押し出し爪42が反時計方向へ回動させられ、押し出し爪42の上端の押し出し部42aにより、排出スライダ37上の容器1がさらにX1方向へδLだけ押される。これにより、容器1上にシールされている蓋材2のX1方向への繰り出し量が補正される。なお、図1に示すように、蓋材供給部Dでは、前記蓋材2上に図柄や模様のピッチに対応して記されたマークを検出する光電管などのセンサ49が設けられている。
【0051】
前記調整パッド47は、シリンダ機構48により下降させられるようになっており、調整パッド47が下降すると、フランジ支持体32が上昇したときの、押し出し爪42の回動角度が拡大され、排出スライダ37上の容器1のX1方向への押し出し距離δLが増加されるようになっている。
【0052】
なお、図2(B)に示す容器1Aが使用されるときは、フランジ支持体32および押し出し爪42が容器1Aの大きさに対応するものに取り替えられる。
【0053】
次に、前記容器シール装置の一連の動作を説明する。
まず、最初に比較的大きな容器1が使用される場合について説明する。
【0054】
バーコンベアである搬送手段Aは連続的な回動動作を行い、バー7に押された容器1の後端が図2に示す位置Hに至ると、バー7が容器1から外れ、容器1が搬送手段Aの終端A1で停止する。
【0055】
このとき、図2に示すように、調整ピン27と移送アーム21との連結点は▲3▼であり、クランク回転板24が回転するときの、移送スライダ13および支持腕12,12と保持板11,11のX方向への移動ストロークはLaである。搬送手段Aの終端A1に移動した容器1は、X2方向へ移動した保持板11,11の保持凹部11a,11aにより保持され、X1方向へストロークLaだけ移送されて、容器1の中心1cが、シールステーションEの中心O−Oへ一致する。この時点で、保持板11,11が互いに離れ、容器1の保持が解除されて、容器1の底面1a1がシールステーションEの底面支持体31の上に設置される。
【0056】
クランク回転板24の回転で、保持板11,11がX2方向へ戻って次の容器1を取りに行く間に、シール手段Fのフランジ支持体32が上昇し、容器1のフランジ1bがフランジ支持体32で下から支えられる。その後にシールヘッド34がシリンダ機構35で下降させられて、案内ロール36からX1方向へ延びている蓋材2とフランジ1bが、フランジ支持体32とシールヘッド34とで挟持されてシールされる。
【0057】
シールが完了すると、フランジ支持体32が下降し、シールヘッド34が上昇する。そして、X2方向へ移動した保持板11,11により、搬送手段Aの終端A1の次の容器1が保持される。そして、保持板11,11がX1方向へ移動し次の容器1が移送される際、保持板11,11の押圧段差11b,11bによりシールステーションEの底面支持体31上に位置するシールの完了した容器1がX1方向へ押され、容器1が排出スライダ37へ押し出される。このとき容器1上にシールされている蓋材2が容器1とともにX1方向へ引かれ、蓋材供給部Dにおいて、蓋材2がX1方向へ繰り出される。
【0058】
そして、次の容器1がシールステーションE上に移動したときに、フランジ支持体32が上昇し、シール動作が開始されるが、このときフランジ支持体32の上昇に伴って押し出し手段Gの押し出し爪42が上昇し、図1に示す当接ピン46が調整パッド47に当たり、図3に示すように、押し出し爪42が反時計方向へわずかに回動させられる。よって前記排出スライダ37に排出された容器1が前記押し出し爪42によりさらにδLだけX1方向へ押し出される。このδLの容器1の移送により、蓋材2がさらに前記δL分だけ余計にX1方向へ繰り出される。
【0059】
前記押し出し爪42により容器1がX1方向へδLだけ押し出され、蓋材2が前記δLだけ繰り出された後に、シールヘッド34とともにカッター(切断部材)38が下降し、シールステーションE上の容器1と蓋材2とのシールが行われ、同時に排出スライダ37上の容器1と、シールステーションE上の容器1との間で蓋材2が切断される。
【0060】
以上の一連の動作では、搬送手段Aの終端にバー7で押し出されながら順次送られる容器1が保持板11,11で保持されてシールステーションEに置きかえられてシール動作が行われる。そしてシール動作が完了したときに、保持板11,11によりシールが完了した容器が排出スライダ37へ図3に示す距離Ldだけ押し出され、次のシール動作の開始直後に押し出し爪42によりさらにδLだけ押し出される。その後に、蓋材2がカッター38で切断される。
【0061】
したがって、シールステーションEでシールが完了した容器の押し出し量Ldプラス押し出し爪42による押し出し距離δLだけ、蓋材2が繰り出されることになる。前記のシール動作の直前においてフランジ支持体32が上昇するときに、図1に示すシリンダ機構48により調整パッド47を下方向へ移動させておくと、前記押し出し爪42の回動角度が大きくなり、図3に示す容器1の押し出し量δLが増大され、その分、蓋材2の繰り出し量が多くなる。この動作により、蓋材2に容器毎に印刷されている模様や図柄と容器1とのずれ量の修正が可能である。
【0062】
例えば、蓋材2に印刷されている前記模様や図柄のピッチをわずかに長めに設定しておくと、シールステーションE上で容器1と蓋材2とがシールされるときに、前記模様や図柄が容器1に対してX2方向へ徐々に遅れ気味になる。蓋材2には前記模様や図柄の移送ピッチに一致するマークが印刷されており、図1と図3に示すセンサ49により、このマークが検出されるようになっている。すなわち容器1の間欠シール動作に応じて蓋材2が間欠的に繰り出されるが、蓋材2の送りが停止しているときのマークの位置が前記センサ49で検出される。このセンサ49による検出位置からマークが所定距離遅れたと検出されたときに、前記シリンダ機構48により調整パッド47が下降させられ、図3に示す押し出し量δLが増大されてその分蓋材2の繰り出し量が増加される。
【0063】
上記の調整動作を数サイクルに1回程度繰り返すことにより、容器1に接合された蓋材2の模様や図柄のずれ量が過大になるのを防止できる。
【0064】
次に、前記容器1よりも小さい容器1Aに対するシールを行うときには、支持腕12,12に固定される保持板を11A,11Aに交換し、底面支持体31、フランジ支持体32および押し出し爪42、シールヘッド34を交換する。また必要に応じて、調整パッド47とシリンダ機構48の位置調整を行う。そして、クランク機構の調整ピン27と移送アーム21との連結点を▲4▼に変更する。
【0065】
この調整を行うと、前記のように保持板11,11に保持された容器1Aの中心は、常にシールステーションEの中心O−Oに一致する位置に設定され、さらに保持板11A,11Aの移動ストロークがLbに変更され、バー7で押し出されていく容器1Aを保持板11A,11Aで保持可能になる。そのため、搬送手段Aを交換する必要がなく、移送アーム21、移送スライダ13、支持腕12,12なども交換する必要がなくなる。
【0066】
以上では、蓋材2の送り量は、シールステーションEで蓋材2とのシールが完了した容器1または1Aの押し出し量Ldプラス押し出し爪42による押し出し距離δLにより決められ、搬送手段Aでの容器1または容器1Aの搬送間隔と、蓋材2の繰り出し量とは無関係である。すなわち、搬送手段Aにより送られる容器1の間隔が長くても、さらには小さい容器1Aが使用されて隣接する容器1Aの間隔が広がったとしても、この間隔は蓋材2の送り量に影響を与えず、蓋材2の送り量は前記Ld+δLのみで決められる。したがって、蓋材1上での模様や図柄の配置ピッチは前記Ld+δL+αでよく、隣接する模様や図柄の間の余白部分を短くでき、蓋材の歩留まりを向上できる。
【0067】
【発明の効果】
以上のように本発明では、搬送手段で搬送された容器をシールステーションに移送してシール動作を行っているために、搬送手段としてバケットコンベアを使用する必要が無く、安価なコンベアを使用することができる。またシールステーションへ容器を移送する保持部材でシール完了後の容器を排出でき、この排出力で蓋材の繰り出しができるので、容器の搬送、搬出、蓋材の繰り出しを同じ機構で実現でき、構造を簡単にできる。さらに蓋材の歩留まりもよくなる。
【0068】
また、容器の大きさが変更になったときに、搬送手段を変更することが不要であり、保持部材の移動ストロークを変更するだけで対処できる。
【0069】
さらにシール動作に伴なって蓋材の繰り出し量を調整でき、容器と蓋材の図柄との合わせ調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器シール装置の主要部を示す斜視図、
【図2】図1に示す主要部を含む側面図であり、(A)は大きな容器(B)は小さな容器を使用している場合を示す、
【図3】蓋材の繰り出し量の補正動作を説明する側面図、
【図4】図1のIV−IV線の断面図、
【符号の説明】
A 搬送手段
B 保持部材
C 保持部材移送手段
D 蓋材供給部
E シールステーション
F シール手段
G 押し出し手段
1 容器
1A 容器
1a 容器本体
1b フランジ
2 蓋材
7 バー
11 保持板
11A 保持板
11a 保持凹部
11b 押圧段差
12 支持腕
13 移送スライダ
21 移送アーム
21a 調整溝
24 クランク回転板
27 調整ピン
31 底部支持体
32 フランジ支持体
34 シールヘッド
42 押し出し爪
46 当接ピン
47 調整パッド

Claims (7)

  1. 容器を所定の間隔で順次搬送する搬送手段と、前記搬送手段の終端から離れた位置にあるシールステーションと、前記シールステーションへ帯状の蓋材を供給する蓋材供給部と、前記シールステーションに移行した前記容器の開口縁部に前記蓋材をシールするシール手段と、前記搬送手段の終端に位置した容器を保持して前記シールステーションへ移行させるとともに前記シールステーションで蓋材のシールが完了した容器を前記シールステーションから外れる位置へ押し出す保持部材と、前記保持部材を前記搬送手段の終端と前記シールステーションとの間で移動させる保持部材移送手段とを備え、前記シールステーション上の容器が前記保持部材により押し出されたときの容器の移動力により、前記容器にシールされた前記蓋材が繰り出されることを特徴とする容器シール装置。
  2. 前記容器は、開口縁部から外側へ広がるフランジが形成されたものであり、前記シール手段は、容器の底面を支える底面支持体と、この底面支持体の外周部分から上昇して前記フランジを下から支えるフランジ支持体と、前記フランジ支持体とで前記フランジおよび蓋材を挟圧して前記フランジ上に蓋材を接合するシールヘッドと、を有する請求項1記載の容器シール装置。
  3. 前記保持部材移送手段では、容器の大きさが変ったときに、前記保持部材の移動ストロークを可変調節可能であり、この移動ストロークの可変調節により、異なる寸法の容器を前記搬送手段の終端からシールステーション上に移送したときに、異なる寸法の容器のそれぞれの移送方向の中心が、前記シールステーションの中心に位置決めされる請求項1または2記載の容器シール装置。
  4. 前記搬送手段は、容器の後端を押して前進させるものであり、異なる寸法の容器が搬送手段の終端に至ったときに、前記保持部材は、前記終端に至った容器をどの寸法であっても保持できるように前記移動ストロークを調節可能である請求項3記載の容器シール装置。
  5. 前記シールステーション上の容器が前記保持部材により押し出されたとき、さらに前記容器を下流側へ押し出して、蓋材の繰り出し量を追加する押し出し手段が設けられ、シールステーション上の容器と蓋材との位置ずれを低減または無くすために前記押し出し手段により容器を押し出す距離を可変自在とされている請求項1ないし4のいずれかに記載の容器シール装置。
  6. 前記シールステーション上の容器が前記保持部材により押し出されたとき、さらに前記容器を下流側へ押し出して、蓋材の繰り出し量を追加する押し出し手段が設けられ、前記押し出し手段は、前記フランジ支持体の上昇動作により押し出し方向へ駆動されるものであり、シールステーション上の容器と蓋材との位置ずれを低減または無くすために前記押し出し手段により容器を押し出す距離を可変自在とされている請求項2記載の容器シール装置。
  7. 前記蓋材供給部に、蓋材のマークの移動状態を検出する検出手段が設けられ、シールステーション上の容器に対する蓋材の供給遅れが所定寸法以上となったときに、前記押し出し手段による押し出しストロークが増加させられる請求項5または6記載の容器シール装置。
JP20445399A 1999-07-19 1999-07-19 容器シール装置 Expired - Fee Related JP4330710B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20445399A JP4330710B2 (ja) 1999-07-19 1999-07-19 容器シール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20445399A JP4330710B2 (ja) 1999-07-19 1999-07-19 容器シール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001031020A JP2001031020A (ja) 2001-02-06
JP4330710B2 true JP4330710B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=16490792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20445399A Expired - Fee Related JP4330710B2 (ja) 1999-07-19 1999-07-19 容器シール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4330710B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6226940B2 (ja) * 2015-12-01 2017-11-08 株式会社シンセイ リテーナーなしのカップ搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001031020A (ja) 2001-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE454681B (sv) Anordning for applicering av foremal pa forpackningsbehallare
US20020050126A1 (en) Opening arrangement for zipper-type pouches for continuous motion pouching machinery
CN201501681U (zh) 平压模切机装置
US6276117B1 (en) Adjustable pouch carrier for different size pouches and packaging machine having an adjustable pouch carrier
US20190134840A1 (en) Device for carrying out cutting operations on open format edges of a printed product
GB2026988A (en) Apparatus for making and stacking plastics bags
JPH11321188A (ja) モジュ―ル式自動封筒挿入機械
JP4330710B2 (ja) 容器シール装置
US4308021A (en) Apparatus for depositing sections severed from a web of film
US4493687A (en) Arrangement for the raising and transporting of packing container blanks
EP0376408B1 (en) Apparatus for feeding container blanks to container bottom forming mandrel
EP0668150A1 (en) A method and an apparatus for transferring tabs to a continuous material web
EP1253084B1 (en) A packaging processing apparatus in a packaging machine
JP2007112502A (ja) ストリップバッグ装置
CN212244116U (zh) 一种粉剂包装机的导模装置
CN211810527U (zh) 热封包装一体机
JP2006306585A (ja) 物品移載装置
JP2003252301A (ja) キャップシール装着装置
JPS6346333Y2 (ja)
JP4067808B2 (ja) ターレット形包装機
CN219131139U (zh) 一种激光印字机
CN220483648U (zh) 一种自动定位式枕式包装机
CN215790255U (zh) 一种试纸条供料装置
CN214931301U (zh) 一种包装机自动供料装置
CN215747604U (zh) 一种带盖密封管的自动组装机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090617

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees