JP4330581B2 - 作業機の操作構造 - Google Patents

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Description

本発明は、操作レバーを備えた作業機の操作構造に関する。
従来、上記のような作業機の操作構造においては、操縦者の前方側に配設される操作レバーの握り部を縦長形状に形成して後方からの把持を行い易くしたものや、操作レバーの握り部を球状に形成して上方からの把持を行い易くしたものがあった。
しかしながら、操作レバーの握り部を縦長形状に形成した場合には、その握り部を後方から把持することによって、違和感のない手に馴染んだ把持を行えることから操作レバーの揺動操作を快適に行えるものの、握り部を上方から把持すると、握り部が手に馴染まずに違和感を覚えるようになることから操作レバーの揺動操作が行い難くなり、逆に、操作レバーの握り部を球状に形成した場合には、その握り部を上方から把持することによって、違和感のない手に馴染んだ把持を行えることから操作レバーの揺動操作を快適に行えるものの、握り部を後方から把持すると、握り部が手に馴染まずに違和感を覚えるようになることから操作レバーの揺動操作が行い難くなる。
つまり、操作レバーの握り部を縦長形状に形成した場合と球状に形成した場合のいずれにおいても、操縦者の好みや操縦姿勢に応じた握り方で操作レバーを快適に操作することができないようになっていた。
本発明の目的は、操縦者の好みや操縦姿勢などに応じた握り方で操作レバーを快適に操作できるようにすることにある。
〔構成〕
上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、操作レバーの握り部を、該握り部に対する後方から掌が横向きとなる姿勢での把持を可能にする縦長杆状の第1握り部分と、該第1握り部分の上端に位置して前記握り部に対する上方から掌が下向きとなる姿勢での把持を可能にする第2握り部分とを有するように形成し、
下向きの掌面に沿う前記第2握り部分の上端部における前後及び左右方向での径を、前記第1握り部分の前後及び左右方向での径よりも大きく形成するとともに、その第2握り部分には、前記第1握り部分の縦長杆状部分の長手方向に沿う中心線に対して機体後方側よりも機体前方側へ大きく突出する前方膨出部分を形成し、
この前方膨出部分の下側に、前記第2握り部分の上端面に掌部分を当て付けた状態で、その上端面の裏面側へ指先が回り込むことを許す窪み部を備えて構成されたものである。
〔作用〕
上記請求項1記載の発明によると、握り部を後方から把持する場合には第1握り部分を把持することによって、又、握り部を上方から把持する場合には第2握り部分を把持することによって、握り部を、手の平全体で違和感なく手に馴染んだ状態でしっかりと把持することができるようになり、もって、握り部を後方から把持する場合と上方から把持する場合のいずれにおいても操作レバーの揺動操作を快適に行えるようになる。
更に、これによって、作業機の一例であるコンバインやバックホーなどのように、着座姿勢と立ち姿勢の両操縦姿勢で操作レバーの操作を行うものにおいては、握り部に対する後方からの把持が比較的に行い易い着座姿勢での操縦時には、第1握り部分を把持することによって操作レバーの揺動操作を快適に行えるようになり、又、握り部に対する上方からの把持が行い易い立ち姿勢での操縦時には、第2握り部分を把持することによって操作レバーの揺動操作を快適に行えるようになる。
〔効果〕
従って、操縦者の好みや体格あるいは操縦姿勢に応じた握り方で操作レバーを快適に操作できる操作性に優れたものにすることができるようになった。
〔構成〕
本発明のうちの請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発明において、操作レバーに、第2握り部分を把持した手の指による操作が可能な指動式の操作具を装備してある。
〔作用〕 上記請求項2記載の発明によると、第2握り部分を把持する手の指で、操作レバーの揺動操作に悪影響を及ぼすことなく操作具を操作することができるようになる。
〔効果〕
従って、操作レバーの揺動操作と操作具の操作とを、操作レバーを把持する手で支障なく容易に行える操作性に優れたものにすることができるようになった。
図1には作業機の一例である自脱形コンバインの全体側面が示されており、このコンバインは、左右一対のクローラ式走行装置1を装備した走行機体2の前部に、植立穀稈を刈り取って後方に搬送する刈取搬送部3を図外の左右向きの軸心周りに昇降揺動可能に連結するとともに、走行機体2に、刈取搬送部3からの刈取穀稈に対して脱穀処理及び選別処理を施す脱穀装置4や、脱穀装置4からの穀粒を貯留する穀粒タンク5などを搭載し、穀粒タンク5に、その内部に貯留された穀粒を機外に排出するスクリュー式の排出機構6を装備し、走行機体2における穀粒タンク5の前方箇所に搭乗運転部7を形成して構成されている。
図1〜3に示すように、搭乗運転部7は、その後部に配設された運転座席8の下方にエンジン9が配備され、その左側部に立設された操縦ボックス10に主変速レバー11や副変速レバー12などが装備され、その右前部にブレーキペダル13が配設され、その前端に立設されたフロントパネル14の右上部に中立復帰形で十字揺動式の操作レバー15が配設されている。
図4〜7に示すように、操作レバー15は、フロントパネル14から上方に向けて延設された支持フレーム16のボス部17に、前後向きの第1支軸18Aを介して前後向きの軸心P1周りに揺動可能に支持されたブラケット18と、前後向きの軸心P1周りではブラケット18と左右方向に一体揺動し、左右向きの軸心P2周りでは前後方向に独立揺動するように、左右向きの第2支軸19Aを介して第1支軸18A及びブラケット18に支持された操作杆19とから構成されている。
ブラケット18には、前後向きの軸心P1周りに一体揺動する操作アーム20、操作アーム20に突設されたピン21によって前後向きの軸心P1周りに上方に向けて独立揺動操作される第1連係アーム22と下方に向けて独立揺動操作される第2連係アーム23、第1連係アーム22を下方に向けて揺動付勢する第1バネ24、及び、第2連係アーム23を上方に向けて揺動付勢する第2バネ25、などが第1支軸18Aを介して装備されている。第1連係アーム22は、支持フレーム16から前方に向けて延設された固定ピン26との接当によって、操作レバー15の中立位置に相当する操作位置から下方への揺動が阻止され、第2連係アーム23は、固定ピン26との接当によって操作レバー15の中立位置に相当する操作位置から上方への揺動が阻止されるようになっている。そして、第1連係アーム22と第2連係アーム23とが固定ピン26に接当する状態では、操作アーム20のピン21が、第1連係アーム22と第2連係アーム23の間に挟持保持されるようになっており、これによって、操作レバー15を中立位置に保持できるようになっている。つまり、操作アーム20、ピン21、第1連係アーム22、第2連係アーム23、第1バネ24、第2バネ25、及び固定ピン26によって、操作レバー15を左右方向での中立位置に向けて揺動付勢する付勢手段27が構成されている。
又、操作レバー15は、第2支軸19Aに外嵌装備された第3バネ28によって、前後方向での中立位置に向けて揺動付勢されている。尚、図4〜7に示す符号18Bは、第3バネ28の両端部の受け止めが可能となるように第1支軸18Aから延設された固定ピンであり、19Bは、操作レバー15の前後方向への操作に伴って、その操作領域に応じた側の第3バネ28の端部を変位させるように操作杆19から延設された操作ピンである。
図8に示すように、エンジン9から左右の各クローラ式走行装置1への伝動は、ベルトテンション式の主クラッチ29、主変速装置として機能する静油圧式無段変速装置30、及び、ミッションケース31に内装された副変速装置として機能するギヤ式変速装置32や、左右のクローラ式走行装置1の作動状態を切り換えて走行機体2を操向する操向装置33、などを介して行われるようになっている。
主クラッチ29は、ミッションケース31に内装された走行ブレーキ34とともにブレーキペダル13に連係されており、ブレーキペダル13を踏み込み操作することによって、主クラッチ29がエンジン9から静油圧式無段変速装置30への伝動を遮断し、走行ブレーキ34が操向装置33を介して左右の両クローラ式走行装置1を制動する制動状態を現出でき、ブレーキペダル13の踏み込み操作を解除することによって、主クラッチ29がエンジン9から静油圧式無段変速装置30へ伝動し、走行ブレーキ34が左右の両クローラ式走行装置1への制動を解除する非制動状態を現出できるようになっている。尚、図示は省略するが、走行機体2にはブレーキペダル13を踏み込み操作位置に保持可能なロック金具が装備されており、このロック金具によりブレーキペダル13を踏み込み操作位置に保持することによって、走行ブレーキ34を駐車ブレーキとして機能させることができるようになっている。
図示は省略するが、静油圧式無段変速装置30は主変速レバー11に連係されており、主変速レバー11を操作することによって、静油圧式無段変速装置30による前後進切り換え操作と無段階の変速操作とを行えるようになっている。ギヤ式変速装置32は副変速レバー12に連係されており、副変速レバー12を操作することによってギヤ式変速装置32による3段階の変速操作を行えるようになっている。
図8及び図9に示すように、操向装置33は操作レバー15に連係されており、操作レバー15を前後向きの軸心P1周りに左右揺動操作することによって、左右のクローラ式走行装置1の作動状態を切り換えることによる走行機体2の操向を行えるようになっている。操作レバー15は、刈取搬送部3の昇降状態を切り換える昇降装置35にも連係されており、操作レバー15を左右向きの軸心P2周りに前後揺動操作することによって、昇降装置35による刈取搬送部3の昇降操作を行えるようになっている。
操向装置33は、ギヤ式変速装置32からの動力を減速する左右一対の減速機構36、ギヤ式変速装置32から左右の減速機構36への伝動を断続する油圧式の操向クラッチ37、ギヤ式変速装置32から対応するクローラ式走行装置1への伝動を変速せずに行う第1接続状態と、遮断する遮断状態と、減速機構36を介して減速して行う第2接続状態とに切り換え可能な油圧式の左右一対の操向クラッチ機構38、左右の減速機構36と操向クラッチ機構38とを介して左右のクローラ式走行装置1を制動する油圧式の操向ブレーキ39、左右の操向クラッチ機構38に対する作動油の流動状態を切り換える3位置切り換え式の第1電磁切換弁40、並びに、操向クラッチ37及び操向ブレーキ39に対する作動油の流動状態を切り換えるシーケンス弁41と可変リリーフ弁42と2位置切り換え式の第2電磁切換弁43、などによって構成されている。
図4〜9に示すように、第1電磁切換弁40及び第2電磁切換弁43は、操作レバー15の左右方向での操作位置を検出する回転式のポテンショメータからなる第1レバーセンサ44、及び、第1レバーセンサ44の検出に基づいて第1電磁切換弁40及び第2電磁切換弁43を操作する制御装置45、などを介して操作レバー15に連係されている。第1電磁切換弁40は、第1レバーセンサ44の検出に基づく制御装置45の制御作動によって、操作レバー15が中立位置に操作されている状態では、左右の両操向クラッチ機構38から作動油を排出する排出状態が現出され、操作レバー15が左旋回操作域に操作されている状態では、左側の操向クラッチ機構38に作動油を供給する一方で右側の操向クラッチ機構38から作動油を排出する左供給状態が現出され、操作レバー15が右旋回操作域に操作されている状態では、右側の操向クラッチ機構38に作動油を供給する一方で左側の操向クラッチ機構38から作動油を排出する右供給状態が現出されるようになっている。第2電磁切換弁43は、第1レバーセンサ44の検出に基づく制御装置45の制御作動によって、操作レバー15が中立位置又は左右の各旋回操作域における第1及び第2操作域に操作されている状態では、操向クラッチ37への作動油の供給を可能にする一方で操向ブレーキ39から作動油を排出する第1給排状態が現出され、操作レバー15が左右の各旋回操作域における第3操作域に操作されている状態では、操向クラッチ37から作動油を排出する一方で操向ブレーキ39への作動油の供給を可能にする第2給排状態が現出されるようになっている。
シーケンス弁41は、左右両方の操向クラッチ機構38の第1接続状態が現出されている場合にのみ作動油の流動を阻止するように作動圧が設定されている。
可変リリーフ弁42は、操作レバー15が中立位置に操作されている状態ではリリーフ圧が零になり、操作レバー15が左右の各旋回操作域における第1操作域に操作されている状態ではリリーフ圧がシーケンス弁41の作動圧以下になり、操作レバー15が左右の各旋回操作域における第2操作域に操作されている状態では、リリーフ圧がシーケンス弁41の作動圧を越えるとともに操作レバー15が第2操作域における第1操作域側から第3操作域側に操作されるほど大きくなり、操作レバー15が左右の各旋回操作域における第3操作域に操作されている状態ではリリーフ圧が最大値になるように、操作ワイヤ46のインナワイヤ46Aを介して付勢手段27の第1連係アーム22に連係されるとともに、操作ワイヤ46のアウタワイヤ46Bを介して付勢手段27の第2連係アーム23に連係されている。
以上の構成により、操作レバー15を中立位置に操作している状態では、操向クラッチ37の遮断状態、左右の両操向クラッチ機構38の第1接続状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出され、これによって左右のクローラ式走行装置1が等速駆動されることから、走行機体2が直進するようになっている。
操作レバー15を左旋回操作域における第1操作域に操作している状態では、操向クラッチ37の遮断状態、右側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、左側の操向クラッチ機構38の遮断状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出され、これによって右側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で左側のクローラ式走行装置1が従動することから、走行機体2が左方向に緩やかに旋回するようになり、逆に、操作レバー15を右旋回操作域における第1操作域に操作している状態では、操向クラッチ37の遮断状態、左側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、右側の操向クラッチ機構38の遮断状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出され、これによって左側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で右側のクローラ式走行装置1が従動することから、走行機体2が右方向に緩やかに旋回するようになっている。
操作レバー15を左旋回操作域における第2操作域に操作している状態では、操向クラッチ37の接続状態、右側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、左側の操向クラッチ機構38の第2接続状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出され、これによって右側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で左側のクローラ式走行装置1が減速駆動されることから、走行機体2が左方向に緩やかに旋回するようになり、逆に、操作レバー15を右旋回操作域における第2操作域に操作している状態では、操向クラッチ37の接続状態、左側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、右側の操向クラッチ機構38の第2接続状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出され、これによって左側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で右側のクローラ式走行装置1が減速駆動されることから、走行機体2が右方向に緩やかに旋回するようになっている。
操作レバー15を左旋回操作域における第3操作域に操作している状態では、操向クラッチ37の遮断状態、右側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、左側の操向クラッチ機構38の第2接続状態、及び、操向ブレーキ39の制動状態が現出され、これによって右側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で左側のクローラ式走行装置1が制動されることから、走行機体2が左方向に急激に旋回するようになり、逆に、操作レバー15を右旋回操作域における第3操作域に操作している状態では、操向クラッチ37の遮断状態、左側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、右側の操向クラッチ機構38の第2接続状態、及び、操向ブレーキ39の制動状態が現出され、これによって左側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で右側のクローラ式走行装置1が制動されることから、走行機体2が右方向に急激に旋回するようになっている。
図4〜6、図9及び図10に示すように、昇降装置35は、刈取搬送部3を左右向きの軸心周りに昇降駆動する第1油圧シリンダ47や、第1油圧シリンダ47に対する作動油の流動状態を切り換える3位置切り換え式の第3電磁切換弁48などによって構成され、第3電磁切換弁48が、操作レバー15の前後方向での操作位置を検出する回転式のポテンショメータからなる第2レバーセンサ49、及び、第2レバーセンサ49の検出に基づいて第3電磁切換弁48を操作する制御装置45、などを介して操作レバー15に連係されている。第3電磁切換弁48は、第2レバーセンサ49の検出に基づく制御装置45の制御作動によって、操作レバー15が中立位置に操作されている状態では、第1油圧シリンダ47に対する作動油の流動を停止して刈取搬送部3を昇降停止させる停止状態が現出され、操作レバー15が前方の下降位置に操作されている状態では、第1油圧シリンダ47から作動油を排出して刈取搬送部3を下降させる下降状態が現出され、操作レバー15が後方の上昇位置に操作されている状態では、第1油圧シリンダ47に作動油を供給して刈取搬送部3を上昇させる上昇状態が現出されるようになっている。
図11〜14に示すように、左右の各クローラ式走行装置1は、そのトラックフレーム50の前部が走行機体2の機体フレーム51に、機体フレーム51の前下部に左右向きの軸心P3周りに揺動可能に装備された前側の揺動アーム52を介して連結され、又、そのトラックフレーム50の後部が走行機体2の機体フレーム51に、機体フレーム51の前後中間部に左右向きの軸心P4周りに揺動可能に装備された後側の揺動アーム53、及び、その揺動アーム53の遊端に左右向きの軸心P5周りに揺動可能に装備された連係アーム54を介して連結され、各揺動アーム52,53は、対応するアクチュエータの一例である前後の第2油圧シリンダ55,56の作動で独立揺動駆動されるようになっている。
図10に示すように、前後左右の各第2油圧シリンダ55,56に対する作動油の流動状態の切り換えは、対応する3位置切り換え式の第4電磁切換弁57,58を操作することによって行えるようになっている。各第4電磁切換弁57,58は、第1設定器59により設定された走行機体2の左右方向での対地傾斜角、第2設定器60により設定された走行機体2の前後方向での対地傾斜角、重力式の第1角度センサ61により検出された走行機体2の左右方向での実傾斜角、及び、重力式の第2角度センサ62により検出された走行機体2の前後方向での実傾斜角に基づく制御装置45の制御作動によって、第1角度センサ61からの検出値が第1設定器59による設定値の許容範囲内に収まるとともに、第2角度センサ62からの検出値が第2設定器60による設定値の許容範囲内に収まる状態に操作されるようになっており、これによって、穀粒タンク5での穀粒貯留量の変化などに伴う重量バランスの変動や圃場硬さの変化に起因した左右のクローラ式走行装置1の圃場に対する沈下量の変化にかかわらず、走行機体2の対地姿勢を、第1設定器59及び第2設定器60の操作で設定された目標対地姿勢に維持することができ、もって、刈取搬送部3の対地姿勢が左右方向に大きく変化して刈り高さが不揃いになる、あるいは、脱穀装置4が前後方向に大きく傾斜して選別処理に悪影響を及ぼす、などの不都合の発生を回避できるようになっている。尚、各第2油圧シリンダ55,56にはストロークセンサ63,64が装備されている。
図1〜5及び図15に示すように、操作レバー15における操作杆19の遊端には握り部65が装備されており、この握り部65は、握り部65に対する後方から掌が横向きとなる姿勢での把持を可能にする縦長杆状の第1握り部分65Aと、第1握り部分65Aの上端に位置して握り部65に対する上方から掌が下向きとなる姿勢での把持を可能にする前方膨出形状の第2握り部分65Bとを有している
前記第2握り部分65Bは、前記第1握り部分65Aの上端に位置して上方からの把持が可能なように掌部分を下向きで当て付けた状態とすることができる上向きの端面を形成したものであり、下向きの掌面に沿う第2握り部分の上端部における前後及び左右方向での径を、前記第1握り部分の前後及び左右方向での径よりも大きく形成するとともに、前記第1握り部分65Aの縦長杆状部分の長手方向に沿う中心線に対して後方側よりも前方側へ大きく突出する前方膨出部分を備えていて、この前方膨出部分の下側に、前記第2握り部分65Bの上端面に掌部分を当て付けた状態で、その上端面の裏面側へ指先が回り込むことを許す窪み部65Cを形成することによって構成されている
つまり、握り部65を後方から把持する場合には第1握り部分65Aを把持することによって、又、握り部65を上方から把持する場合には第2握り部分65Bを把持することによって、握り部65を、手の平全体で違和感なく手に馴染んだ状態でしっかりと把持することができるようになっており、もって、運転座席8に着座することによって操作レバー15を後方から操作するようになる着座姿勢での操縦時には第1握り部分65Aを把持することによって、又、運転座席8から立ち上がることによって操作レバー15を上方から操作するようになる立ち姿勢での操縦時には第2握り部分65Bを把持することによって、操作レバー15の十字方向への揺動操作を快適に行えるようになっている。
操作レバー15において、第1握り部分65Aの下方にはパームレスト66が装備されており、これによって、第1握り部分65Aを把持する際には、その手をパームレスト66に乗せることによって第1握り部分65Aの把持を安定性良く楽に行えるようになり、もって、第1握り部分65Aを把持して操作レバー15を揺動操作する際の操作性や安定性の向上を図れるとともに操縦者に与える疲労感を軽減できるようになっている。
操作レバー15は、操作レバー15を中立位置に位置させた状態では握り部65が前傾姿勢になるように構成されており、これによって、後方から操作レバー15に向けて伸ばした手の平で握り部65の第1握り部分65Aを無理なく把持することができ、操作レバー15の中立位置で握り部65が垂直姿勢になるように構成した場合のように、握り部65の第1握り部分65Aを後方から把持する際に、手の平を親指側に引き起こした無理な姿勢を強いられることがないので、第1握り部分65Aを把持した状態での操作レバー15の揺動操作が更に行い易くなるとともに操縦者に与える疲労感を更に軽減できるようになっている。
尚、握り部65の前傾角は、操作レバー15の左側部に配備されたノブ付きボルト67を操作して操作杆19に対する握り部65の固定を解除することによって、操縦者の好みや体格あるいは操縦姿勢に応じた前傾角に支軸P6周りで調節できるようになっている。
操作レバー15を支持する支持フレーム16は、その左右の上端部が操作レバー15の後方に位置するようになっており、これら左右の上端部に亘って腕置部68が架設されることによってアームレスト69を構成するようになっている。
アームレスト69は、支持フレーム16の各上端部に縦長に形成された前後一対の長孔16Aの融通によって、操作レバー15に対する腕置部68の高さ位置及び腕置部68の前後方向での姿勢を調節できるように構成されている。
つまり、握り部65を後方から把持する際には、その腕をアームレスト69の腕置部68に乗せることによって握り部65の把持を安定性良く楽に行えるようになり、又、操縦者の好みや体格あるいは握り部65の握り位置に応じて、アームレスト69における腕置部68の位置や姿勢を、操作レバー15に向けて伸ばした手で所望の握り部分65A,65Bを把持し易い位置や姿勢に調節できることから、操縦者の体格や握り位置などに関係なく、握り部65を把持して操作レバー15を揺動操作する際の操作性や安定性の向上を図れるとともに操縦者に与える疲労感を軽減できるようになっている。
又、上記の構成により、機体側のフロントパネル14に操作レバー15及びアームレスト69を組み付ける際には、前もってアームレスト69に操作レバー15を装備してユニット化したものをフロントパネル14に組み付けるだけで良いことから、操作レバー15とアームレスト69とを個別に組み付ける場合に比較して、組み付け作業を容易に精度良く行えるようになっている。
図3、図5、図9、図10及び図16に示すように、操作レバー15の握り部65において、第2握り部分65Bは、第1握り部分65Aに対して握り部65を把持する右手の親指側に偏倚し、その背面には、指による操作が可能な指動式の操作具として、中立復帰形で十字方向に操作される操作具70と中立復帰形で上下方向に操作される補助操作具71とが左右に並設されており、これによって、第1握り部分65Aを把持する場合と第2握り部分65Bを把持する場合のいずれにおいても、その手の親指が第2握り部分65Bの背面側に位置するように把持することで、その親指で、操作レバー15の揺動操作に悪影響を及ぼすことなく操作具70及び補助操作具71を操作することができるようになっている。つまり、操作レバー15、操作具70、及び補助操作具71の各操作を、操作レバー15を把持する片方の手で支障なく容易に行えるようになっている。
図9及び図16に示すように、操作具70は、その左部の押圧操作を検出する左スイッチ72、その右部の押圧操作を検出する右スイッチ73、及び、それら左右の各スイッチ72,73の検出に基づいて第1電磁切換弁40を操作する制御装置45、などを介して操向装置33に連係されている。そして、操作レバー15が左右方向での中立位置に操作されている状態で操作具70の左部を押圧操作すると、左スイッチ72の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第1電磁切換弁40が排出状態から左供給状態に切り換えられて、操向クラッチ37の遮断状態、右側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、左側の操向クラッチ機構38の遮断状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出されるようになっており、もって、右側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で左側のクローラ式走行装置1が従動する走行機体2の左緩旋回状態を現出できるようになっている。又、操作具70の左部に対する押圧操作を解除すると、左スイッチ72の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第1電磁切換弁40が左供給状態から排出状態に切り換えられて、操向クラッチ37の遮断状態、左右の両操向クラッチ機構38の第1接続状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出されるようになっており、もって、左右のクローラ式走行装置1が等速駆動される走行機体2の直進状態を現出できるようになっている。
逆に、操作レバー15が左右方向での中立位置に操作されている状態で操作具70の右部を押圧操作すると、右スイッチ73の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第1電磁切換弁40が排出状態から右供給状態に切り換えられて、操向クラッチ37の遮断状態、左側の操向クラッチ機構38の第1接続状態、右側の操向クラッチ機構38の遮断状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出されるようになっており、もって、左側のクローラ式走行装置1が駆動される一方で右側のクローラ式走行装置1が従動する走行機体2の右緩旋回状態を現出できるようになっている。又、操作具70の右部に対する押圧操作を解除すると、右スイッチ72の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第1電磁切換弁40が右供給状態から排出状態に切り換えられて、操向クラッチ37の遮断状態、左右の両操向クラッチ機構38の第1接続状態、及び、操向ブレーキ39の非制動状態が現出されるようになっており、もって、左右のクローラ式走行装置1が等速駆動される走行機体2の直進状態を現出できるようになっている。
又、操作具70は、その上部の押圧操作を検出する上スイッチ74、その下部の押圧操作を検出する下スイッチ75、及び、それら上下の各スイッチ74,75の検出に基づいて第3電磁切換弁48を操作する制御装置45、などを介して昇降装置35に連係されている。そして、操作レバー15が前後方向での中立位置に操作されている状態で操作具70の上部を押圧操作すると、上スイッチ74の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第3電磁切換弁48が停止状態から下降状態に切り換えられて、第1油圧シリンダ47の作動で刈取搬送部3が下降する下降状態を現出できるようになっている。又、操作具70の上部に対する押圧操作を解除すると、上スイッチ74の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第3電磁切換弁48が下降状態から停止状態に切り換えられて、第1油圧シリンダ47の作動停止による刈取搬送部3の昇降停止状態を現出できるようになっている。
逆に、操作レバー15が前後方向での中立位置に操作されている状態で操作具70の下部を押圧操作すると、下スイッチ75の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第3電磁切換弁48が停止状態から上昇状態に切り換えられて、第1油圧シリンダ47の作動で刈取搬送部3が上昇する上昇状態を現出できるようになっている。又、操作具70の下部に対する押圧操作を解除すると、下スイッチ75の検出に基づく制御装置45の制御作動で、第3電磁切換弁48が上昇状態から停止状態に切り換えられて、第1油圧シリンダ47の作動停止による刈取搬送部3の昇降停止状態を現出できるようになっている。
つまり、走行機体2の操向や刈取搬送部3の昇降操作を多用する作業状況においては、操作レバー15よりも操作ストロークが小さく操作の軽い指動式の操作具70の操作で走行機体2操向や刈取搬送部3の昇降操作を行うようにすれば、走行機体2の向きが所望の走行方向と一致するまでの間、又は、刈取搬送部3が所望の高さ位置に到達するまでの間、操作具70よりも操作ストロークが大きく操作の重い操作レバー15の揺動操作を継続する必要がないことから、操縦者に与える疲労感を大幅に軽減できるようになっている。
しかも、操作具70は、腕振り動作で揺動操作される操作レバー15よりも繊細な操作が可能な指動式のものであることから、操作具70を操作することによって微妙な走行機体2操向や刈取搬送部3の昇降操作が行い易くなり、これによって、走行機体2の進路や刈取搬送部3の高さ位置(刈り高さ位置など)の微調節を簡単かつ精度良く行えるようになっている。殊に、操作具70による旋回操作の際には、走行機体2が大きい旋回半径で徐々に操向されるようになることから、微妙な走行機体2の操向が更に行い易くなっており、これによって、収穫作業走行時での微妙な進路修正や条合わせ走行時での微妙な方向転換をより簡単かつ精度良く行えるようになっている。
その上、走行機体2の操向や刈取搬送部3の昇降操作を行う際における操作レバー15の操作方向と操作具70の操作方向とを一致又は近似させていることから、操作レバー15と操作具70とを併用するようにしても、走行機体2の操向や刈取搬送部3の昇降操作を戸惑うことなく行えるようになり、更に、操作レバー15による操作系と操作具70による操作系のいずれか一方に故障が発生しても、機能している他方の操作系を使用することで走行機体2の操向や刈取搬送部4の昇降操作を行うことも可能となっている。
図9、図10及び図16に示すように、補助操作具71は、その上部の押圧操作を検出する上スイッチ76、その下部の押圧操作を検出する下スイッチ77、及び、それら上下の各スイッチ76,77の検出に基づいて各第4電磁切換弁57,58を操作する制御装置45、などを介して、対応する第4電磁切換弁57,58の操作で作動油の流動状態が切り換えられる第2油圧シリンダ55,56に連係されている。そして、補助操作具71の上部を押圧操作すると、上スイッチ76の検出に基づく制御装置45の制御作動で、所定の第4電磁切換弁57,58が操作されて対応する第2油圧シリンダ55,56が作動することで、走行機体2が前傾方向に姿勢変更されるようになり、又、補助操作具71の上部に対する押圧操作を解除すると、上スイッチ76の検出に基づく制御装置45の制御作動で、所定の第4電磁切換弁57,58が操作されて対応する第2油圧シリンダ55,56が作動停止することで、走行機体2の前傾方向への姿勢変更が中止されるようになっている。
逆に、補助操作具71の下部を押圧操作すると、下スイッチ77の検出に基づく制御装置45の制御作動で、所定の第4電磁切換弁57,58が操作されて対応する第2油圧シリンダ55,56が作動することで、走行機体2が後傾方向に姿勢変更されるようになり、又、補助操作具71の下部に対する押圧操作を解除すると、下スイッチ77の検出に基づく制御装置45の制御作動で、所定の第4電磁切換弁57,58が操作されて対応する第2油圧シリンダ55,56が作動停止することで、走行機体2の後傾方向への姿勢変更が中止されるようになっている。
つまり、操作レバー15を把持する手の指で補助操作具71を操作することによって、走行機体2の前後方向での対地姿勢を簡単に変更することができるようになっており、これによって、畦などの隆起部を乗り越えるのに適した走行姿勢を容易に現出することができて、無理なく隆起部を走破させることができるようになっている。
又、刈取搬送装置3が第1油圧シリンダ47の作動による昇降操作での上限位置又は下限位置に到達している状態において、補助操作具71を操作すると、各第2油圧シリンダ55,56による走行機体2の前後方向での姿勢変更によって、刈取搬送装置3を、第1油圧シリンダ47の作動による昇降操作での上限位置よりも更に上方の位置、又は、第1油圧シリンダ47の作動による昇降操作での下限位置よりも更に下方の位置に位置させることができ、これによって、刈り高さ調節を、第1油圧シリンダ47の作動による刈取搬送装置3の昇降範囲よりも広い範囲で行えることから、作業性の向上をも図れるようになっている。
操作レバー15を左右方向の中立位置に向けて揺動付勢する付勢手段27(図4、図5及び図7参照)において、第1連係アーム22を下方に向けて揺動付勢する第2バネ24には、第2連係アーム23を上方に向けて揺動付勢する第2バネ25よりも付勢力の弱いものが採用されている。つまり、付勢手段27は、操作レバー15を把持する右手の甲側である右方向に操作レバー15を中立位置から揺動操作する際の操作荷重が、その手の平側である左方向に揺動操作する際の操作荷重よりも軽くなるように構成されており、これによって、操作レバー15を中立位置から左右に揺動操作する上において、操作レバー15を力の入り難い手の甲側に揺動操作する場合と力の入り易い手の平側に揺動操作する場合の操作感を同じように感じさせることができ、もって、操作レバー15の左右方向への揺動操作を違和感なく容易に操作できるようになっている。
ちなみに、図10に示す符号78は、制御装置45が、第1設定器59及び第2設定器60からの設定値、並びに、第1角度センサー61及び第2角度センサー62からの検出値に基づいて、各第2油圧シリンダ55,56に対応する第4電磁切換弁57,58の作動を制御する状態と制御しない状態とに切り換える切換スイッチである。
〔別実施形態〕 以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)作業機としては、全稈投入形コンバイン、作業装置3の一例である掘削装置を備えたバックホー、あるいは、作業装置3の一例である草刈装置を備えたクローラ走行式の草刈機などであってもよい。
(2)操作レバー15としては、操向専用に構成されたものや昇降操作専用に構成されたものであってもよい。
自脱形コンバインの全体右側面図 搭乗運転部の平面図 搭乗運転部の縦断背面図 操作レバーの構成及び連係構造を示す要部の縦断正面図 操作レバーの構成及び連係構造を示す要部の縦断右側面図 操作レバーの支持構造を示す要部の縦断正面図 操作レバーの支持構造及び連係構造を示す要部の縦断右側面図 エンジンから左右のクローラ式走行装置への伝動構造を示す伝動系統図 操作レバー及び操作具と操向装置との連係を示す操作系統図 操作レバー及び補助操作具と昇降装置との連係を示す操作系統図 走行機体を下限位置まで下降させた状態を示すクローラ式走行装置の左側面図 走行機体を上限位置まで上昇させた状態を示すクローラ式走行装置の左側面図 走行機体を前傾させた状態を示すクローラ式走行装置の左側面図 走行機体を後傾させた状態を示すクローラ式走行装置の左側面図 (イ)第1握り部分を把持した状態を示す操作レバーの正面図(ロ)第2握り部分を把持する状態を示す操作レバーの正面図 操作具及び補助操作具の配置を示す操作レバーの背面図
符号の説明
15 操作レバー
65 握り部
65A 第1握り部分
65B 第2握り部分
65C 窪み部
66 パームレスト
69 アームレスト
70 操作具
71 操作具

Claims (2)

  1. 操作レバーの握り部を、該握り部に対する後方から掌が横向きとなる姿勢での把持を可能にする縦長杆状の第1握り部分と、該第1握り部分の上端に位置して前記握り部に対する上方から掌が下向きとなる姿勢での把持を可能にする第2握り部分とを有するように形成し、
    下向きの掌面に沿う前記第2握り部分の上端部における前後及び左右方向での径を、前記第1握り部分の前後及び左右方向での径よりも大きく形成するとともに、その第2握り部分には、前記第1握り部分の縦長杆状部分の長手方向に沿う中心線に対して機体後方側よりも機体前方側へ大きく突出する前方膨出部分を形成し、
    この前方膨出部分の下側に、前記第2握り部分の上端面に掌部分を当て付けた状態で、その上端面の裏面側へ指先が回り込むことを許す窪み部を備えて構成されている作業機の操作構造。
  2. 操作レバーに、第2握り部分を把持した手の指による操作が可能な指動式の操作具を装備してある請求項1記載の作業機の操作構造。
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