JP4328539B2 - カバーテープ取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙基材で形成される包装容器のストロー孔の外表面にカバーテープを貼り付けるためのカバーテープ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体食品を収容する包装容器には、包装容器内の飲料液を飲用するストローを突き刺すためのストロー孔密封部が設けられている。このストロー孔密封部に突き刺したストローにより容器内の飲料液を飲用する。
【0003】
図7に示すように、包装容器1は、包材11によって直方体形状に成形され、上面側にストロー孔密封部16が設けられている。この包材11は、図8(a)に示すように、包装容器1の外方から内方にかけて順に形成された外側層12、紙基材13,内側層14(接着層、バリヤ層、接着層及び最内層)で形成されている。また、ストロー孔密封部16は、包装容器1の上面側の紙基材13を予めくり抜いたストロー孔15に外側層12及び内側層14を覆って形成されている。
【0004】
なお、通常、外側層12、接着層及び最内層は、ポリエチレン(PE)、エチレン共重合体の樹脂によって形成されるが、前記外側層12及び最内層は低密度ポリエチレン(LDPE)によって形成するのが好ましい。また、前記バリヤ層はアルミ箔(はく)等によって形成されている。
【0005】
このような包装容器1では、極めて希ではあるが、ストロー18をストロー孔密封部16に突き刺す際に、ストロー孔15の外表面にゴミ等が付着していると、ストローと共に包装容器1内にゴミ等が落ち込んでしまう恐れがあった。
【0006】
このため、特許文献1、2で開示されているように、ストロー孔15の外表面に、所定長さに予めカットされたカバーテープ17を、図8(b)に示すように、包装容器1を形成した後でそれぞれ貼り付けていた。
【0007】
【特許文献1】
特開閉9−24935号公報
【0008】
【特許文献2】
特開002ー225171号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法では、包装容器1の完成後(飲料液が包装容器1内に収容された後)に、予め所定長さにカットされたカバーテープ17をそれぞれ一つ一つ貼り付けていくため、非常に手間が掛かっていた。
【0010】
また、カバーテープ17を貼り付けるときに、包装容器1内に受け部分が無いため、包装容器1の外表面に確実に貼り付けることが極めて困難であった。
【0011】
そこで、本発明は、カバーテープを包装容器に、確実にかつ容易に貼り付けることができるカバーテープ取付装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、紙基材で形成される包装容器に設けられて包装容器内の飲料液を飲用するためのストローをさし込むストロー孔の外表面にカバーテープを取付けるカバーテープ取付装置であって、長尺状のカバーテープを容器形成用の包材の前記ストロー孔位置へ送ると共に所定の長さで切断可能な切れ目を付与するテープ供給部と、テープ供給部から包材の前記ストロー孔位置へ送られたカバーテープを包材に重ねた状態で挟持してストロー孔の周囲に熱圧着すると共に包材とカバーテープとを搬送させて前記切れ目からカバーテープを所定長さに切断する熱圧着部とを備えていることを特徴としている。
【0013】
請求項1の発明では、テープ供給部により長尺状のカバーテープが包装容器を形成する包材のストロー孔位置へ送られる。ストロー孔位置へ送られたカバーテープには、所定の長さで切断可能な切れ目が付与されている。テープ供給部により包材のストロー孔位置へ送られたカバーテープは包材に重ねた状態で挟持されて、ストロー孔の周囲に熱圧着部で熱圧着される。ストロー孔の周囲に熱圧着されたカバーテープは、熱圧着部から搬送されることで、予め付与されている切れ目から所定の長さに切断される。
【0014】
本発明のカバーテープ取付装置は、カバーテープが包装容器形成前の包材の段階でストロー孔位置に重ねられた状態で挟持されて熱圧着されて包材に自動的に貼りつけられるので、カバーテープを包装容器に確実にかつ容易にカバーテープを貼り付けることができる。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1に記載のカバーテープ取付装置であって、前記テープ供給部が、前記熱圧着部へ予め搬送されている包材のストロー孔位置へカバーテープを送り出す送りローラとこの送りローラとの間でカバーテープを挟持する受けローラと、前記送りローラを回転駆動させる送りモータとからなるテープ送り出し機構と、長尺状のカバーテープの一面側の所定位置に当接する固定刃と、この固定刃に対してカバーテープを挟んで反対側に設けられて固定刃に対して接離自在な可動刃と、この可動刃を固定刃に対して接離させるモータとからなる切れ目付与機構とからなることを特徴としている。
【0016】
請求項2の発明では、長尺上のカバーテープは、テープ送りだし機構の送りローラと受けローラとの間で挟持され、モータの回転駆動力で送りローラが回転駆動されることで包材のストロー孔位置へ送り出される。また、長尺上のカバーテープには切れ目付与機構の固定刃が一面側の所定位置に当接し、この状態でモータの駆動力で可動刃が固定刃側へ移動することでカバーテープの所定の位置に切れ目が付与される。
【0017】
本発明のカバー取付装置では、テープ送り出し機構により熱圧着部へ予め搬送されている包材のストロー孔位置へ長尺状のカバーテープが送り出され、切れ目付与機構により、この送り出された長尺状のカバーテープを所定の長さで切断可能な切れ目が付与されるので、包材のストロー孔位置へカバーテープを、確実にかつ容易に貼り付けることができる。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のカバーテープ取付装置であって、前記熱圧着部が、包材とカバーテープとを重ねた状態で挟持すると共に加熱してカバーテープを包材に溶着させる一対の圧着板と、これらの圧着板を包材とカバーテープとを挟持した状態で装置内から送り出すと共に次のストロー孔位置に戻す開閉可動機構とからなることを特徴としている。
【0019】
請求項3の発明では、包材とカバーテープとを重ねた状態で挟持すると共に加熱してカバーテープを包材に溶着させる一対の圧着板と、これらの圧着板を包材とカバーテープとを挟持した状態で装置内から送り出すと共に次のストロー孔位置に戻す開閉可動機構とから構成されているため、一対の圧着板により、包材とカバーテープとを重ねた状態で挟持すると共に、加熱してカバーテープを包材に溶着させるので、確実かつ容易に、カバーテープを包材に貼り付けることができる。
【0020】
また、カバーテープを包材に貼り付けた後は、開閉可動機構により、これらの圧着板を包材とカバーテープとを挟持した状態で装置内から送り出させて前記切れ目からカバーテープを所定長さに切断すると共に次のストロー孔位置に戻されるので、カバーテープの包材への貼り付けが連続作業で行われるため、貼り付け作業能率を向上することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態のカバーテープ取付装置を示す側面図、図2は正面図、図3は斜視図である。また図4はテープ供給部33を示す斜視図、図5は熱圧着部34を示す斜視図、図6は熱圧着部34の平面図である。
【0022】
このカバーテープ取付装置30は、図1及び図2に示すように、長尺状のカバーテープ31を容器形成用の包材32のストロー孔32a(図3参照)位置へ送ると共に所定の長さで切断可能な切れ目を付与するテープ供給部33と、テープ供給部33から包材32のストロー孔32a位置へ送られたカバーテープ31を包材32に重ねた状態で挟持してストロー孔32aの周囲に熱圧着すると共に包材32とカバーテープ31とを搬送させて切れ目からカバーテープ31を所定長さに切断する熱圧着部34とを備えている。また、本実施形態のカバーテープ取付装置30は、容器形成用の包材32を熱圧着部34へ送る包材搬送機構35を備えている。
【0023】
テープ供給部33は、図1〜図3に示すように、熱圧着部34へ包材搬送機構35によって予め搬送されている包材32のストロー孔32a位置へカバーテープ31を送り出すテープ送り出し機構36と、テープ送り出し機構36により包材32のストロー孔32a位置へ送り出されたカバーテープ31に、所定の長さで切断可能な切れ目を付与する切れ目付与機構37と、切れ目付与機構37により切れ目を付与されたカバーテープ31を熱圧着部34に送るガイド部38とからなる。
【0024】
上記テープ送り出し機構36は、送りローラ39と、この送りローラ39との間でカバーテープ31を挟持する送りローラ39より小径の受けローラ40と、送りローラ39を回転駆動させる送りモータ41とから構成されている。送りローラ39は支持軸42介して回転自在に支持されており、支持軸42には受動プーリ43が取り付けられている。この受動プーリ43は、装置本体50に搭載された送りモータ41の出力軸41aに取り付けられた出力プーリー44にベルト45を介して連動連結されている。
【0025】
そして、送りモータ41の駆動力により出力軸41a、出力プーリー44,ベルト45、受動プーリ43及び支持軸42を介して送りローラ39を回転駆動させ、受けローラ40との間で挟持している長尺のカバーテープ31を、熱圧着部34に包材搬送機構35によって予め搬送されている包材32のストロー孔32a位置へカバーテープ31を送り出す。このテープ送りだし機構36の上方(カバーテープ31の搬送方向の下流側)に切れ目付与機構37が設けられている。
【0026】
切れ目付与機構37は、長尺状のカバーテープ31の一面側の所定位置に当接する固定刃46と、この固定刃46に対してカバーテープ31を挟んで反対側に設けられて固定刃46に対して接離自在な可動刃47と、この可動刃47を固定刃46に対して接離させるテープカット用モータ48とにより構成されている。
【0027】
固定刃46は、テープ送り出し機構36の送りローラ39と受けローラ40により送られる長尺状のカバーテープ31の一面側の所定位置に当接するようにフレーム51に固定されている。可動刃47は、固定刃46に対してカバーテープ31を挟んで反対側に設けられて、駆動軸52を介して固定刃46に対して接離自在に設けられている。駆動軸52には受動プーリ53が取り付けられており、この受動プーリ53は、図4に示されるように、装置本体50に搭載されたテープカット用モータ48の出力軸54に取り付けられた出力プーリー55にベルト56を介して連動連結されている。
【0028】
テープカット用モータ48の正転駆動力が出力軸54、出力プーリー55,ベルト56、受動プーリ53及び駆動軸52を介して可動刃47に伝達されると、可動刃47が固定刃46に当接する方向に移動されて、カバーテープ31に所定の長さで切断可能な切れ目を付与する。
【0029】
そして、カバーテープ31に切れ目が付与されると、テープカット用モータ48の逆転駆動力が出力軸54、出力プーリー55,ベルト56、受動プーリ53及び駆動軸52を介して可動刃47に伝達されて、可動刃47が固定刃46から離接する方向に移動される。この切れ目付与機構37の上方(カバーテープ31の搬送方向下流側)に熱圧着部34が設けられている。
【0030】
熱圧着部34は、図3及び図5に示すように、包材32とカバーテープ31とを重ねた状態で挟持すると共に加熱してカバーテープ31を包材32に溶着させる一対の圧着板57、57からなるシールチャック58と、これら圧着板57、57を包材32とカバーテープ31とを挟持した状態で装置内から送り出すと共に次のストロー孔32a位置に戻す開閉可動機構59とから構成されている。
【0031】
シールチャック58は、図5、図6に示すように、一対の圧着板57,57と、この一対の圧着板57、57を開閉させるカムフォロア本体60とから構成されている。カムフォロア本体60は、一対の圧着板57、57を開閉させる一対のヒンジ61、61と、これらヒンジ61、61間に装着されてヒンジ61、61に外的負荷がない状態では一対の圧着板57、57を開状態とし、外的負荷によって機械的に閉状態に付勢するスプリング62と、このスプリング62に外的負荷を付与するカムフォロア63とから構成されている。
【0032】
一対のヒンジ61、61は、中間部で連結軸64を介して回動自在に連結されると共に、この連結軸64は、後述するナットブロック68の中央支持孔75に回動自在かつ前後方法移動自在に支承されている。
【0033】
また、これらヒンジ61、61には、後述するナットブロック68の左右一対の支持孔76、76に回転自在に支承される一対の連結桿65、65が立設されている。
【0034】
開閉可動機構59は図5に示すように、ボールネジ66と、装置本体50に立設された一対の支持桿67、67に昇降可能に支持されてボールネジ66に螺合されるナットブロック68と、このナットブロック68の一面側の所定位置で装置本体50に設けられたカムブロック69と、ナットブロック68を昇降させるステップモーター70と、シールチャック58に設けられたカムフォロア63とにより構成されている。
【0035】
ボールネジ66はナットブロック68に回転自在に螺合されると共に上端部には駆動プーリー71が取り付けられており、この駆動プーリー71は、図3に示されるように、装置本体50に搭載されたステップモータ70の出力軸72に取り付けられた出力プーリー73にベルト74を介して連動連結されている。
【0036】
そして、ステップモータ70から正転駆動力が出力軸72、出力プーリー73,ベルト74、駆動プーリー72を介してボールネジ66に伝達されると、ボールネジ66の正回転によってナットブロック68と、このナットブロック68に連結されたシールチャック58が一体で上昇移動される。このナットブロック68と一体で上昇移動されるシールチャック58に設けられたカムフォロア63が、カムブロック69の垂直カム面77に当接するカム作用によってシールチャック58のヒンジ61,61に設けたスプリング62に外的負荷が付与されて、該スプリング62の付勢力によって一対の圧着板57、57を閉状態として包材11とカバーテープ31とを重ねた状態で挟持する。これとと共に加熱してカバーテープ31を包材32に溶着させ、これらの一対の圧着板57、57を包材32とカバーテープ31とを挟持した状態でシールチャック58が上昇される。これによりカバーテープ31は付与された切れ目で所定の長さ分のカバーテープ31が切り離されて包材32に固着して搬送されていくと共にステップモータ70から逆転駆動力が出力軸72、出力プーリー73,ベルト74、駆動プーリー72を介してボールネジ66に伝達されると、ボールネジ66の逆回転によってナットブロック68と、このナットブロック68に連結されたシールチャック58が一体で下降移動される。このナットブロック68と一体で下降移動されるシールチャック58に設けられたカムフォロア63が、カムブロック69の傾斜カム面78に当接するカム作用によってシールチャック58に外的負荷がない状態になり一対の圧着板57、57を開状態として次のストロー孔位置に戻される。
【0037】
ナットブロック68には、シールチャック58を構成する一対のヒンジ61、61の中間部を連結する連結軸64を回動自在かつ前後方向移動自在に支承する中央支持孔75と、一対のヒンジ61、61にそれぞれ立設された一対の連結桿65、65を回動自在に支承する左右一対の支持孔76、76とが設けられている。
【0038】
これら中央支持孔75と、左右一対の支持孔76、76に、前記一対のヒンジ61、61に設けられた連結軸64と、一対の連結桿65、65が回動自在に支承されて、シールチャック58がナットブロック68に連結されている。
【0039】
カムブロック69は、その前面に上端部から下方に向けて形成される垂直カム面77と、この垂直カム面77の下端部から内側へ向けて連接形成される傾斜カム面78とからなり、この垂直カム面77、傾斜カム面78に、シールチャック58カムフォロア63が当接されている。
【0040】
なお、上記実施形態においては、前記容器形成用の長尺状の包材32に形成されるストロー孔32aは、所定のピッチで包材32の長手方向に形成されており、このストロー孔32aが前記包材搬送機構35を通過するタイミングを検出して、このタイミングにより、本実施形態のカバーテープ取付装置を構成するテープ供給部33に設けられたテープ送り出し機構36と切れ目付与機構37、熱圧着部34に設けられた一対の圧着板57、57と開閉可動機構59等の全ての作動を制御装置(図示省略)によりコントロールされている。
【0041】
本発明のカバーテープ取付装置によれば、長尺状のカバーテープ31を容器形成用の包材32のストロー孔32a位置へ送ると共に所定の長さで切断可能な切れ目を付与するテープ供給部33と、テープ供給部33から包材32の前記ストロー孔32a位置へ送られたカバーテープ31を包材32に重ねた状態で挟持してストロー孔32aの周囲に熱圧着すると共に包材32とカバーテープ31とを搬送させて前記切れ目からカバーテープ31を所定長さに切断する熱圧着部34とから構成されているため、自動的に包材の段階でストロー孔位置の外表面にカバーテープを貼り付けるので、確実にかつ容易にカバーテープを貼り付けることができる。
【0042】
また、本発明のカバーテープ取付装置31は、テープ供給部33が、前記熱圧着部33へ予め搬送されている包材32のストロー孔32a位置へカバーテープ31を送り出す送りローラ39と、この送りローラ39との間でカバーテープ31を挟持する受けローラ40と、前記送りローラ39を回転駆動させる送りモータ41とからなるテープ送り出し機構36と、長尺状のカバーテープ31の一面側の所定位置に当接する固定刃46と、この固定刃46に対してカバーテープ31を挟んで反対側に設けられて固定刃46に対して接離自在な可動刃47と、この可動刃47を固定刃46に対して接離させるテープカット用モータ48とからなる切れ目付与機構37とから構成されているため、テープ送り出し機構36により前記熱圧着部34へ予め搬送されている包材32のストロー孔32a位置へ長尺状のカバーテープ31が送り出され、切れ目付与機構37により、この送り出された長尺状のカバーテープ31を所定の長さで切断可能な切れ目が付与されるので、包材32のストロー孔32a位置へカバーテープ31を、確実にかつ容易に貼り付けることができる。
【0043】
さらに、本発明のカバーテープ取付装置30は、熱圧着部34が、包材32とカバーテープ31とを重ねた状態で挟持すると共に加熱してカバーテープ31を包材32に溶着させる一対の圧着板57、57で構成されるシールチャック58と、これらの圧着板57、57で包材32とカバーテープ31とを挟持した状態で装置内から送り出すと共に次のストロー孔32a位置に戻す開閉可動機構59とから構成されているため、一対の圧着板57、57により、包材32とカバーテープ31とを重ねた状態で挟持すると共に、加熱してカバーテープ31を包材32に溶着させるので、確実かつ容易に、カバーテープ31を包材32に貼り付けることができる。
【0044】
また、カバーテープ31を包材32に貼り付けた後は、開閉可動機構59により、これらの圧着板57,57を包材32とカバーテープ31とを挟持した状態で装置内から送り出させて前記切れ目からカバーテープ31を所定長さに切断すると共に次のストロー孔32a位置に戻されるので、カバーテープ31の包材32への貼り付けが連続作業で行われるため、貼り付け作業能率を向上することができる。
【0045】
また、本実施形態の圧着部34の開閉可動機構59によれば、カバーテープ31がストロー孔位置に溶着された包材32から圧着板57、57からすばやく離れるため、包材32に摺り傷の発生を防ぐことができる。
【0046】
また、本実施形態のカバーテープ取付装置30では、カバーテープ31の僅かな剛性を利用して、装置内を上昇させる構成なので、カバーテープ31を搬送させるためのサポートローラ等が不要で、送り用のローラと単純なガイドローラでカバーテープ31を保持しているだけなので、製造コストを低減することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように,請求項1の発明によれば、長尺状のカバーテープを容器形成用の包材の前記ストロー孔位置へ送ると共に所定の長さで切断可能な切れ目を付与するテープ供給部と、このテープ供給部から包材の前記ストロー孔位置へ送られたカバーテープを、包材に重ねた状態で挟持してストロー孔の周囲に熱圧着すると共に包材とカバーテープとを搬送させて前記切れ目からカバーテープを所定長さに切断する熱圧着部とを設け、自動的に包材の段階でストロー孔位置にカバーテープを貼り付けるように構成されているため、確実にかつ容易にカバーテープを貼り付けることができる。
【0048】
請求項2の発明によれば、テープ供給部が、前記熱圧着部へ予め搬送されている包材のストロー孔位置へカバーテープを送り出す送りローラとこの送りローラとの間でカバーテープを挟持する受けローラと、前記送りローラを回転駆動させる送りモータとからなるテープ送り出し機構と、長尺状のカバーテープを挟んで反対側に設けられて固定刃に対して接離自在な可動刃と、この可動刃をに対して固定刃を接離させるモータとからなる切れ目付与機構とから構成されているため、テープ送り出し機構により前記熱圧着部へ予め搬送されている包材のストロー孔位置へ長尺状のカバーテープが送り出され、切れ目付与機構により、この送り出された長尺状のカバーテープを所定の長さで切断可能な切れ目が付与されるので、包材のストロー孔位置へカバーテープを、確実にかつ容易に貼り付けることができる。
【0049】
請求項3の発明によれば、熱圧着部が、包材とカバーテープとを重ねた状態で挟持すると共に加熱してカバーテープを包材に溶着させる一対の圧着板と、これらの圧着板を包材とカバーテープとを挟持した状態で装置内から送り出すと共に次のストロー孔位置に戻す開閉可動機構とから構成されているため、一対の圧着板により、包材とカバーテープとを重ねた状態で挟持すると共に、加熱してカバーテープを包材に溶着させるので、確実かつ容易に、カバーテープを包材に貼り付けることができる。
【0050】
また、カバーテープを包材に貼り付けた後は、開閉可動機構により、これらの圧着板を包材とカバーテープとを挟持した状態で装置内から送り出させて前記切れ目からカバーテープを所定長さに切断すると共に次のストロー孔位置に戻されるので、カバーテープの包材への貼り付けが連続作業で行われるため、カバーテープの貼り付け作業能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のカバーテープ取付装置を示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態のカバーテープ取付装置を示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態のカバーテープ取付装置のテープ供給部と熱圧着部とを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態のカバーテープ取付装置の切れ目付与機構を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態のカバーテープ取付装置の熱圧着部を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態のカバーテープ取付装置の熱圧着部を示す平面図である。
【図7】従来の包装容器を示す斜視図である。
【図8】(a)は、 従来の包装容器のストロー孔を示す断面図である。(b)は、 従来の包装容器のストロー孔を示す説明図である。
【符号の説明】
30 カバーテープ取付装置
31 カバーテープ
32 包材
32a ストロー孔
33 テープ供給部
34 熱圧着部
35 包材搬送機構
36 テープ送り出し機構
37 切れ目付与機構

Claims (3)

  1. 紙基材で形成される包装容器に設けられて包装容器内の飲料液を飲用するためのストローをさし込むストロー孔の外表面にカバーテープ(31)を取付けるカバーテープ取付装置(30)であって、
    長尺状のカバーテープ(31)を容器形成用の包材(32)の前記ストロー孔(32a)位置へ送ると共に所定の長さで切断可能な切れ目を付与するテープ供給部(33)と、
    テープ供給部(33)から包材(32)の前記ストロー孔(32a)位置へ送られたカバーテープ(31)を包材(32)に重ねた状態で挟持してストロー孔(32a)の周囲に熱圧着すると共に包材(32)とカバーテープ(31)とを搬送させて前記切れ目からカバーテープ(31)を所定長さに切断する熱圧着部(34)とを備えていることを特徴とするカバーテープ取付装置(30)。
  2. 請求項1に記載のカバーテープ取付装置(30)であって、前記テープ供給部(33)が、前記熱圧着部(34)へ予め搬送されている包材(32)のストロー孔(32a)位置へカバーテープ(31)を送り出す送りローラ(39)とこの送りローラ(39)との間でカバーテープ(31)を挟持する受けローラ(40)と、前記送りローラ(39)を回転駆動させる送りモータ(41)とからなるテープ送り出し機構(36)と、
    長尺状のカバーテープ(31)の一面側の所定位置に当接する固定刃(46)と、この固定刃(46)に対してカバーテープ(31)を挟んで反対側に設けられて固定刃(46)に対して接離自在な可動刃(47)と、この可動刃(47)を固定刃(46)に対して接離させるモータ(48)とからなる切れ目付与機構(37)とからなることを特徴とするカバーテープ取付装置(30)。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカバーテープ取付装置(30)であって、
    前記熱圧着部(34)が、包材(32)とカバーテープ(31)とを重ねた状態で挟持すると共に加熱してカバーテープ(31)を包材(32)に溶着させる一対の圧着板(57)と、これらの圧着板(57)を包材(32)とカバーテープ(31)とを挟持した状態で装置内から送り出すと共に次のストロー孔(32a)位置に戻す開閉可動機構(59)とからなることを特徴とするカバーテープ取付装置(30)。
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