JP4327132B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は遊技機に係り、詳しくは、図柄変動が行われていないときの始動入賞装置への入賞に基づいて当りの予告を行うことにより、従来とは違った演出効果の高い遊技演出を提供する。併せて、遊技者に認知され易いようにその当り予告を行う遊技機に関するものである。 The present invention relates to a gaming machine, and more specifically, by providing a winning notice based on winning a start winning device when there is no symbol variation, it provides a game effect with a higher effect than the conventional one. To do. In addition, the present invention relates to a gaming machine that provides a hit notice so that the player can easily recognize it.
従来より、パチンコ機をはじめとする遊技機には、図柄変動中に大当り予告を行うものがあった。ここでは、図柄変動中に遊技球の始動装置(始動入賞装置)への入賞に基づいて、サイドランプなどの発光手段、スピーカなどの音声発生手段によって大当り予告を行うという技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)。 Traditionally, some gaming machines, such as pachinko machines, give a big hit notice during symbol changes. Here, a technique is disclosed in which a big hit announcement is made by light emitting means such as a side lamp and sound generating means such as a speaker based on winning a game ball starting device (starting winning device) during symbol variation. (For example, refer to Patent Document 1).
また、遊技球の入賞または通過を検出したときから図柄表示装置にて図柄の変動が開始するまでの間に、大当りの期待度の大きさに応じて異なる音で予告を行うとする遊技機が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、これらの予告は図柄表示装置にて図柄の変動中又は保留球(始動記憶数)が有るときに限られていた。そのため、頻繁に始動装置に入賞して図柄が変動している場合は、予告の機会も多くなり演出効果が高いものとなるが、図柄変動の表示回数が少なければ演出効果が低下するという問題があった。 However, these notices are limited when the symbol is changing or when there is a holding ball (starting memory number) in the symbol display device. Therefore, if the symbol is fluctuating due to frequent winnings in the starter device, there will be more noticeable opportunities and the effect will be high, but if the number of symbol fluctuations displayed is small, the effect will be reduced. there were.
特に、始動装置自体に入賞する頻度が低い場合には、図柄の変動中に入賞する頻度も低くなり、予告される頻度が著しく低下する。その結果、遊技者の興味をそそる演出ができず、遊技者の興味を失わせてしまうという問題があった。 In particular, when the frequency of winning the starter device itself is low, the frequency of winning during symbol changes is also low, and the frequency of advance notice is significantly reduced. As a result, there is a problem in that the player's interest cannot be produced and the player's interest is lost.
また、予告をする場合に、音声による予告では、隣接する他の台などから発生する音により予告の音声が掻き消されてしまってわかりにくく、遊技者が予告に気がつきにくいという問題があった。 Also, when making a notice, there is a problem that the notice by voice is difficult to understand because the notice sound is erased by sounds generated from other adjacent stands, and the player is difficult to notice the notice.
一方、発光による予告であっても、図柄変動中には図柄が変動している液晶などの図柄表示装置を注目し、また、図柄変動が行われていないときには始動入賞装置に注目しているため、遊技盤面のサイドランプなどを発光させても、遊技者の視線の隅に置かれているため認知されにくいという問題があった。 On the other hand, even if the notice is due to light emission, the design display device such as a liquid crystal or the like whose design is changing is watched during the design change, and the start winning device is watched when the design is not changing. However, there is a problem that even if the side lamps on the game board surface are lit, they are not easily recognized because they are placed in the corners of the player's line of sight.
上記課題を解決するため、本発明は、図柄変動が行われていないとき且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、始動入賞装置への入賞を契機として当りの予告を行うことにより、従来とは違った演出効果の高い遊技演出を行なう遊技機を提供することを目的とする。併せて、遊技者に認知され易いようにその当り予告を行なう遊技機を提供することを目的とする。 In order to solve the above-mentioned problem, the present invention performs a notice of winning when a winning is given to the starting winning device on the condition that no symbol variation is performed and there is no starting memory number of symbol variation, An object of the present invention is to provide a gaming machine that performs a game effect with a high performance effect different from the conventional one. In addition, an object of the present invention is to provide a gaming machine that makes a hit notice so that the player can easily recognize it.
請求項1に係る遊技機では、遊技機全体を制御するメイン制御手段と、前記メイン制御手段が出力した各種の制御コマンドに基づき遊技演出に係る各種制御を実行するサブ制御手段と、を備えた遊技機において、前記メイン制御手段には、保留中の図柄変動ゲームの回数を示す保留記憶値を記憶するメイン側保留記憶手段と、始動入賞装置へ入賞した遊技球の入賞検出信号を入力すると、前記メイン側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値が予め定めた上限値未満であるか否かを判定し、当該判定結果が肯定の場合には前記保留記憶値を加算するとともに、前記図柄変動ゲームを開始させる場合に前記メイン側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値を減算する保留記憶加減算手段と、前記保留記憶値が1以上の場合に、前記図柄変動ゲームを当りとするか否かを判定する当り判定手段と、前記当り判定手段の判定結果に応じて変動パターンを決定し、その決定した変動パターンを指示する変動パターン指定コマンドを前記サブ制御手段に送信する変動パターン指定コマンド送信手段と、予め定めた制御周期毎に、前記メイン側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値が、前回の制御周期で記憶されていた前記保留記憶値と一致するか否かを判定し、その判定結果が否定の場合には前記保留記憶値を指示する保留記憶値コマンドを前記サブ制御手段に送信し、前記判定結果が肯定の場合には前記保留記憶値コマンドを送信しない保留記憶値コマンド送信手段と、前記図柄変動ゲームを表示させる表示装置に停止表示させる停止図柄を指示する図柄指定コマンドを前記サブ制御手段に送信する図柄指定コマンド送信手段と、を有し、前記サブ制御手段は、前記変動パターン指定コマンド、前記保留記憶値コマンド、及び前記図柄指定コマンドを受信するコマンド受信手段と、前記コマンド受信手段が受信した前記変動パターン指定コマンドに基づいて前記図柄変動ゲームを実行させる制御手段と、前記コマンド受信手段が受信した前記保留記憶値コマンドで指示された前記保留記憶値を記憶するサブ側保留記憶手段と、前記コマンド受信手段が受信した前記図柄指定コマンドで指示された停止図柄を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、前記変動パターン指定コマンドが受信された際に前記サブ側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値が零か否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記コマンド受信手段が受信した前記図柄指定コマンドに基づいて当該図柄変動ゲームが当りとなるか否かを判定するサブ側当り判定手段と、所定の報知手段により報知する当り予告の実行を制御する当り予告制御手段と、を有し、前記当り予告制御手段は、前記図柄変動ゲームが行われていないこと且つ前記保留記憶値が零であることを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、当該入賞に係る停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知することを要旨とする。
The gaming machine according to
この構成に係る遊技機では、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、始動入賞装置に入賞した場合に、図柄指定コマンドを利用することでサブ制御手段において当りの判定を行う。そして、当りと判定されたときには、始動入賞装置に設けられた発光手段により停止図柄による当りの表示に先行して当りを報知することで、遊技者に通常より早いタイミングで当りを予告できるという効果がある。従って、図柄変動がなく、遊技に対する興味が低下している遊技者に、大きな刺激を与えることができるため、演出効果を高めることができるという効果がある。また、サブ制御手段のプログラムを変更することで従来からの図柄指定コマンドをそのまま利用することができ、主制御手段をそのまま利用できるとともに、主制御手段に新たな負荷をかけることもない。 In the gaming machine according to this configuration, the sub-control means can be used by using a symbol designation command when winning a start winning device on condition that no symbol variation is performed and there is no starting memory number for symbol variation. The hit determination is performed at. Then, when it is determined that the winning is achieved, the light emitting means provided in the start winning device is notified of the winning in advance of the winning display by the stop symbol, so that the player can be notified of the winning at an earlier timing than usual. There is. Therefore, it is possible to give a great stimulus to a player who has no symbol variation and is less interested in the game. Also, by changing the program of the sub-control means, the conventional symbol designation command can be used as it is, the main control means can be used as it is, and no new load is applied to the main control means.
なお、本願でいう「当り」は、特に限定されるものではなく、例えば、第1種、第3種のパチンコ遊技機における、特別図柄、普通図柄に関する当りを含み、大当り、普通当り等の名称を問わず広く含むものである。また、ここでは例えばLEDの点滅(識別情報)により抽選の当り表示をするような場合も「図柄変動」に含むものとする。 In addition, the “winning” as used in the present application is not particularly limited. For example, in the first and third types of pachinko machines, including hits relating to special symbols and normal symbols, names such as big hits and normal hits, etc. It is widely included regardless of. Further, here, for example, a case where a lottery display is performed by blinking of LED (identification information) is included in the “symbol fluctuation”.
請求項2に係る遊技機では、請求項1に記載の遊技機の構成に加え、前記遊技機は、前記図柄指定コマンドが、予め定められた、遊技者にとって有利となる特別遊技状態が付与される非特定図柄であるか、前記特別遊技状態に加えて遊技者にとってさらに有利となる特定状態が付与される特定図柄であるかの判定を行う図柄判定手段を有したサブ制御手段を備え、前記特定図柄による当り予告と、前記非特定図柄による当り予告とが異なる態様であることを要旨とする。
In the gaming machine according to
この構成に係る遊技機では、請求項1に記載の遊技機の作用に加え、単に当り予告を行うだけに留まらず、図柄の種類に応じて予告の態様を変化させる。結果として、遊技者にとってより有利な特定図柄による当りであるか否かを態様の異なる当り予告によって認識させることができる。そのため、より高い演出効果を得ることができる。請求項3に係る遊技機では、請求項1又は請求項2に記載の遊技機の構成に加え、前記報知手段により予告される当りは、複数種類の図柄を変動させて図柄組み合わせを導出させる図柄組み合わせゲームの実行契機となる第1図柄の抽選による第1当り、及び第1図柄用の始動入賞装置の入球口を開閉させるように動作する開閉機構を動作させる契機となる第2図柄の抽選による第2当りであって、前記メイン側保留記憶手段は、前記第1図柄用の保留記憶値を予め定めた上限数まで記憶する一方で、前記第2図柄用の保留記憶値を予め定めた上限数まで記憶するようになっており、前記サブ側保留記憶手段は、第1図柄用の保留記憶値コマンドで指示された第1図柄用の保留記憶値を記憶する一方で、第2図柄用の保留記憶値コマンドで指示された第2図柄用の保留記憶値を記憶するように構成されており、前記判定手段は、第1図柄用の変動パターン指定コマンドが受信された際に前記サブ側保留記憶手段に記憶されている前記第1図柄用の保留記憶値を確認し、当該第1図柄用の保留記憶値が零である場合には、前記当り予告制御手段は、前記第1図柄の変動が行われていないこと且つ前記第1図柄用の保留記憶値が零であることを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、前記サブ側当り判定手段が第1図柄用の図柄指定コマンドに基づいて停止図柄を第1図柄による当り図柄と判定した場合に、当該入賞に係る第1図柄による停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知する当り予告を実行させる一方で、前記判定手段は、第2図柄用の変動パターン指定コマンドが受信された際に前記サブ側保留記憶手段に記憶されている前記第2図柄用の保留記憶値を確認し、当該第2図柄用の保留記憶値が零である場合には、前記当り予告制御手段は、前記第2図柄の変動が行われていないこと且つ前記第2図柄用の保留記憶値が零であることを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、前記サブ側当り判定手段が第2図柄用の図柄指定コマンドに基づいて停止図柄を第2図柄による当り図柄と判定した場合に、当該入賞に係る第2図柄による停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知する当り予告を実行させることを要旨とする。この構成に係る遊技機では、当りに、第1図柄の抽選による第1当り、若しくは第2図柄の抽選による第2当りがあるので、双方の当りを予告することで、演出効果を高めることができるという効果がある。
In the gaming machine according to this configuration, in addition to the operation of the gaming machine according to the first aspect, it is not limited to merely performing the hitting notice, and the mode of the notice is changed according to the type of the symbol. As a result, it is possible to recognize whether or not the hit is based on a specific symbol that is more advantageous to the player by a hit notice having a different mode. Therefore, a higher production effect can be obtained. In the gaming machine according to
本発明の遊技機では、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に始動入賞装置への入賞に基づいて当りの予告を行うことにより、従来とは違った演出効果の高い遊技演出を提供することができ、併せて、遊技者に認知され易いようにその当り予告を行うことができるという効果がある。 The gaming machine of the present invention differs from the conventional one by performing a winning notice based on winning a start winning device on the condition that there is no symbol variation and there is no starting memory number of symbol variation. There is an effect that it is possible to provide a game effect with a high effect, and to give a hit notice so that the player can easily recognize it.
(第1の実施形態)
以下、本発明の遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下「パチンコ機10」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図15に基づき説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, an embodiment embodied in a pachinko gaming machine (hereinafter referred to as “
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、各種遊技の状態(図柄変動、大当り状態など)に応じて点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく遊技演出(発光演出)を行う演出実行手段(発光装置)としての電飾ランプ16及び遊技盤ランプ18が設けられている。前枠14の前面側には、賞球の払出し時に点灯し、発光によって入賞報知を行う入賞報知手段(入賞報知装置)としての賞球ランプ17が設けられている。上球皿15の両側方には、前記遊技の状態に応じて各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出(音声演出)を行う演出実行手段(音声装置)としてのスピーカ19が配置されている。中枠12の下部には、下球皿20及び発射装置21が装着されている。
In FIG. 1, the front side of the
遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、特別図柄表示器22及び普通図柄表示器23を備えた可変表示装置としての表示装置Hが配設されている。表示装置Hは、図2に示すように、液晶パネルLPを備え、該液晶パネルLP上に特別図柄表示器22と普通図柄表示器23が一体に構成されている。この液晶式の表示装置H(特別図柄表示器22と普通図柄表示器23)では、変動画像(又は画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われるようになっている。なお、本明細書及び図面において、「特図」は「特別図柄」を、「普図」は「普通図柄」を略した記載であり、「特図」の記載は「特別図柄」と、「普図」の記載は「普通図柄」と夫々読み替えることができるものとする。
A display device H as a variable display device provided with a
特図表示器22では、表示演出に関連して、複数種類の特図を変動させて(図柄変動)、複数列の特図による図柄組み合わせを導出させる図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。本実施形態では、図柄組み合わせゲームにおいて3列の特図による図柄組み合わせを導出し、該図柄組み合わせを構成する各列の特図の種類を6種類と定めている。具体的には、各列の特図の種類を、0,1,2,3,4,5の6種類の数字としている。
In the
そして、遊技者は、特図表示器22において、最終的に停止(確定停止)した図柄組み合わせ(本願では「停止図柄」という。)から当り又ははずれを認識できる。「停止」とは、前記確定停止以外にも、リーチの演出などに用いられる仮停止(ゆれ変動(一旦停止))なども含むが、本発明で「停止図柄」といった場合は、特図若しくは普図によって最終的に表示される当りかはずれかを遊技者に報知するものをいう。以下、特図表示器22で停止した図柄組み合わせから認識できる「当り」を「大当り」と示す。
Then, the player can recognize a hit or deviation from the symbol combination (hereinafter referred to as “stopped symbol” in the present application) that is finally stopped (determined stop) on the
特図表示器22に停止した全列の特図が同一種類の場合には、その図柄組み合わせから大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせ(以下「大当り組み合わせ」と示す)が、図柄組み合わせゲームにおける当りの組み合わせとなる。本実施形態では、大当り組み合わせを[000][111][222][333][444][555]の6種類と定めている(図5参照)。そして、大当り組み合わせが停止した場合、遊技者には、遊技者にとって有利となる大当り状態(特別遊技状態)が付与される。
When the special figure of all the rows stopped on the
また、本実施形態のパチンコ機10は、遊技者側から見て左列(左特図)→右列(右特図)→中列(中特図)の順に図柄変動が停止するようになっている。そして、図柄変動の停止によって導出された左特図と右特図が同一種類の場合にはリーチを認識できる。このリーチは、特図表示器22において、ゆれ変動状態(一旦停止)とされた左特図と右特図の図柄組み合わせ([1↓1]など、「↓」は変動中を示す)から認識できる。
Further, in the
また、本実施形態のパチンコ機10は、確率変動機能を備えている。この確率変動機能は、大当り組み合わせが予め定めた確変図柄による組み合わせ(特定図柄)であることを条件に、大当り状態終了後、次回の大当り状態開始時まで大当り確率が通常確率(例えば、315.7分の1)から高確率(例えば、63.1分の1)に変動する確率変動状態(本発明の「特定状態」の一例に相当。)を遊技者に付与する機能である。以下、「確率変動」を適宜「確変」と略記する。
Further, the
本実施形態では、確変図柄を、1,3,5の3種類と定め、特図表示器22で停止した大当り組み合わせが、[111][333][555]の何れかの場合に特定図柄を構成し、確変の大当りとなる。そして、確変状態が付与されると、大当り確率が高確率に変動して大当りが生起されやすくなるため、確変以外の大当りに比して確変の大当りは、遊技者にとってさらに有利であり、遊技者は、確変の大当りになることを期待しつつ、遊技を行っている。一方で、大当り組み合わせが予め定めた非確変図柄による組み合わせである場合は、「非特定図柄」とされ、遊技者には、大当り状態のみが付与され、大当り状態終了後、大当り確率が変動せずに通常確率を維持するようになっている。本実施形態では、非確変図柄を、0,2,4の3種類と定め、特図表示器22で停止した大当り組み合わせが、[000][222][444]の何れかの場合に確変以外の大当りとなる。
In this embodiment, the probability variation symbols are determined as three
ここで、「大当り演出」とは、遊技者に大当りであることを報知するために、図柄組み合わせゲームが、停止図柄において大当り組み合わせで停止するように展開される遊技演出である。 Here, the “big hit effect” is a game effect that is developed so that the symbol combination game is stopped in the stop symbol with the big hit combination in order to notify the player that it is a big hit.
また、特図表示器22において停止した全列の特図が異なる種類の場合又は1列の特図がリーチを構成する特図とは異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ([234][122][343]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせ(以下「はずれ組み合わせ」と示す)が、図柄組み合わせゲームにおけるはずれの組み合わせとなる。本実施形態では、はずれ組み合わせを6種類の大当り組み合わせを除く組み合わせと定めている。
Further, when the special figure of all the columns stopped in the
また、普図表示器23では、表示演出に関連して、複数種類の普図(識別情報)を変動させて、複数列の普図による図柄組み合わせを導出させる可変表示ゲームが行われるようになっている。本実施形態では、可変表示ゲームにおいて2列の普図による図柄組み合わせを導出し、図柄組み合わせを構成する各列の普図の種類を2種類と定めている。具体的には、各列の普図の種類を、7と−(バー)の2種類とし、「7」を当り図柄と定める一方で、「−(バー)」をはずれ図柄と定めている。なお、例えば、LED等を点滅させ抽選を表示するようなもの(識別情報)も本願では「図柄変動」に含めている。
In addition, in the general-
そして、遊技者は、普図表示器23において、最終的に停止(確定停止)した図柄組み合わせ(停止図柄)から当り又ははずれを認識できる。以下、普図表示器23で停止した図柄組み合わせから認識できる「当り」を「普通当り」と示すと共に、「はずれ」を「普通はずれ」と示す。普図表示器23に停止した全列の普図が当り図柄の場合には、その図柄組み合わせから普通当りを認識できる。この普通当りを認識できる図柄組み合わせ(以下「普通当り組み合わせ」と示す)が、可変表示ゲームにおける当りの組み合わせとなる。本実施形態では、普通当り組み合わせを[77]の1種類と定めている。また、普図表示器23に停止した全列の普図が当り図柄でない場合には、その図柄組み合わせから普通はずれを認識できる。この普通はずれを認識できる図柄組み合わせ(以下「普通はずれ組み合わせ」と示す)が、可変表示ゲームにおけるはずれの組み合わせとなる。本実施形態では、普通はずれ組み合わせを[7−][−7][−−]の3種類と定めている。
Then, the player can recognize the hit or divergence from the symbol combination (stopped symbol) finally stopped (determined stop) on the
表示装置Hの下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う開閉羽根24(いわゆる電動チューリップ)を備えた始動入賞装置である始動入賞口25が配設されている。また、この始動入賞口25には、LEDから構成された発光手段である予告ランプYRが設けられる。この予告ランプYRは、始動入賞口25に入賞した遊技球に係る図柄変動が終了して確定的な大当り状態の停止図柄による表示が行われる以前に、所定の条件で発光演出をおこなうことで、遊技者に大当りとなっていることを報知する報知手段である。
Below the display device H, there is provided a
始動入賞口25には、入賞した遊技球を検出する始動入賞口センサSE1(図3に示す)が設けられている。始動入賞口25は、遊技球の入賞検出を契機に、図柄組み合わせゲームの始動条件(図柄変動の始動条件)を付与し得る。なお、本実施形態では、始動入賞口25から遊技盤13裏に進入する遊技球により入賞検出を行っているが、本実施形態の普図始動入賞ゲート26のようなゲート状(スルータイプ)の入賞装置の遊技球の通過により入賞を検出するものでもよい。
The
また、始動入賞口25は、遊技球の入賞検出を契機に、遊技者に対して所定個数(例えば4個)の遊技球(賞球)の払出条件を付与し得る。前記開閉羽根24は、普図表示器23の表示態様(図柄組み合わせ)が、予め定めた表示態様になったことに関連して、開閉動作するようになっている。より詳しくは、可変表示ゲームによって導出され、停止した図柄組み合わせが、普通当り組み合わせ([77])になったことに関連して、開閉動作するようになっている。普通当り組み合わせで停止した場合、遊技者には、開閉羽根24の開動作によって始動入賞口25への入賞がし易くなる有利な遊技状態が付与される。また、始動入賞口25の左右両側方には、始動入賞ゲート26が配設されている。始動入賞ゲート26の奥方には、入賞した遊技球を通過検出するためのゲートセンサSE2(図3に示す)が設けられている。始動入賞ゲート26は、遊技球の入賞検出を契機に、可変表示ゲームの始動条件(図柄変動の始動条件)を付与し得る。これら始動入賞口25、始動入賞ゲート26が、本発明の始動入賞装置に該当しうる。
In addition, the
始動入賞口25の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口27が配設されている。大入賞口27は、特図表示器22の表示態様(図柄組み合わせ)が、予め定めた表示態様になったことに関連して、開閉動作するようになっている。より詳しくは、図柄組み合わせゲームによって導出され、停止した停止図柄として表示された図柄組み合わせが、大当り組み合わせになったことに関連して、開閉動作するようになっている。大当り組み合わせで停止した場合、遊技者には大当り状態が付与され、大入賞口27の開閉動作によって遊技球が入賞可能となり、多数の遊技球(賞球)が獲得できるチャンスを得ることができる。また、表示装置Hの左右両側方には、普通入賞口28が配設されている。普通入賞口28の奥方には、入賞した遊技球を検出するための普通入賞口センサSE3(図3に示す)が設けられている。普通入賞口28は、遊技球の入賞検出を契機に、遊技者に対して所定個数(例えば10個)の遊技球(賞球)の払出条件を付与し得る。
Below the
また、本実施形態のパチンコ機10は、始動入賞口25へ遊技球が入賞した場合、その入賞した遊技球数の記憶値(以下「特図始動記憶数」と示す)として機内部(主制御基板32のRAM32c)で記憶されるようになっている。図柄組み合わせゲーム中に累積された特図始動記憶数は、保留中(実行待機中)の図柄組み合わせゲームの回数を示している。この「特図始動記憶数」が、本発明の「始動記憶数」の一例に相当する。特図始動記憶数は、始動入賞口25へ遊技球が入賞したことにより1加算され、図柄組み合わせゲームの開始により1減算されるようになっている。従って、図柄組み合わせゲーム中に始動入賞口25へ遊技球が入賞すると、特図始動記憶数は更に加算され、所定の上限値(例えば4)まで累積される。そして、表示装置Hには、特図始動記憶数に基づく保留中の図柄組み合わせゲームの回数を遊技者に報知するための特図始動記憶数表示器30が配設されている。特図始動記憶数表示器30は、図2に示すように、特図始動記憶数1ランプ30a、特図始動記憶数2ランプ30b、特図始動記憶数3ランプ30c及び特図始動記憶数4ランプ30dからなる複数(本実施形態では4個)の発光手段によって構成されている。前記各ランプ30a〜30dの点灯個数により、保留中の図柄組み合わせゲームの回数を報知している。例えば、特図始動記憶数1ランプ30aのみが点灯している場合には1回の図柄組み合わせゲームが保留中であることを示している。
The
また、本実施形態のパチンコ機10は、始動入賞ゲート26へ遊技球が入賞した場合、その入賞した遊技球数の記憶値(以下「普図始動記憶数」と示す)として機内部(主制御基板32のRAM32c)で記憶されるようになっている。可変表示ゲーム中に累積された普図始動記憶数は、保留中(実行待機中)の可変表示ゲームの回数を示している。この「普図始動記憶数」は、本発明の「始動記憶数」の一例に該当しうる。普図始動記憶数は、始動入賞ゲート26へ遊技球が入賞したことにより1加算され、可変表示ゲームの開始により1減算されるようになっている。従って、可変表示ゲーム中に始動入賞ゲート26へ遊技球が入賞すると、普図始動記憶数は更に加算され、所定の上限値(例えば4)まで累積される。そして、表示装置Hには、普図始動記憶数に基づく保留中の可変表示ゲームの回数を遊技者に報知するための普図始動記憶数表示器31が配設されている。普図始動記憶数表示器31は、図2に示すように、普図始動記憶数1ランプ31a、普図始動記憶数2ランプ31b、普図始動記憶数3ランプ31c及び普図始動記憶数4ランプ31dからなる複数(本実施形態では4個)の発光手段によって構成されている。前記各ランプ31a〜31dの点灯個数により、保留中の可変表示ゲームの回数を報知している。例えば、普図始動記憶数1ランプ31aのみが点灯している場合には1回の可変表示ゲームが保留中であることを示している。
Further, the
さらに本実施形態のパチンコ機10においては、図柄組み合わせゲーム中、所定の条件の下に、停止図柄の表示以前に大当りとなっていることを遊技者に予め告げるための当り予告(以下「大当り予告」と示す)を行うように構成されている。通常、遊技者は、停止図柄の表示、すなわち全列の特図が確定停止する迄の間、大当り演出が行われているか否かを判断することができない。そこで、この大当り予告は、全列の特図が確定停止する前に遊技者に対して大当り状態を告知する演出とされている。そして、始動入賞口25には、図1に示すように、当り予告の報知手段としての予告ランプYRが配設されている。本実施形態において、予告ランプYRは、大当り予告を行う際にのみ点灯する大当り予告専用のランプとされている。
Further, in the
一方、図3に示すように、パチンコ機10の機裏側には、遊技機全体を制御するメイン制御手段としての主制御基板32が装着されている。主制御基板32は、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御コマンドを演算処理するようになっている。そして、主制御基板32は、前記制御コマンドを所定の制御信号として出力するようになっている。また、機裏側には、表示装置H(特図表示器22及び普図表示器23)を制御するサブ制御手段を構成する表示制御基板33が装着されている。また、機裏側には、電飾ランプ16、賞球ランプ17、遊技盤ランプ18、特図始動記憶数表示器30、普図始動記憶数表示器31及び予告ランプYRを制御するランプ制御基板34が装着されている。機裏側には、スピーカ19を制御する演出制御部(音声演出制御部)としての音声制御基板35が装着されている。
On the other hand, as shown in FIG. 3, a
また、機裏側には、統括制御基板36が装着されている。この図柄判定手段等である統括制御基板36は、図柄指定コマンド送信手段等である主制御基板32が出力した制御コマンドに基づいて、表示制御基板33、ランプ制御基板34及び音声制御基板35を統括的に制御する統括制御部として機能する。統括制御基板36は、前記各制御基板33〜35を統括的に制御するために各種処理を実行し、該処理結果に応じて、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)及び入賞報知を行わせるための制御を指示する各種の制御コマンドを演算処理するようになっている。そして、統括制御基板36は、前記制御コマンドを所定の制御信号として出力するようになっている。本実施形態では、表示制御基板33、ランプ制御基板34、音声制御基板35及び統括制御基板36によって、遊技演出及び入賞報知に関する各種制御を実行するサブ制御手段(図3に破線で囲む)を構成している。このサブ制御手段が本発明の遊技演出手段に相当する。
A
以下、主制御基板32、表示制御基板33、ランプ制御基板34、音声制御基板35及び統括制御基板36の具体的な構成を図3〜図15に基づき説明する。各制御基板32〜36は、主制御基板32に統括制御基板36が接続され、該統括制御基板36に表示制御基板33、ランプ制御基板34及び音声制御基板35が各別に接続されている。そして、統括制御基板36は、主制御基板32から制御コマンドを入力し、表示制御基板33、ランプ制御基板34及び音声制御基板35は、統括制御基板36から制御コマンドを入力するようになっている。
Hereinafter, specific configurations of the
主制御基板32は、メインCPU32aを備えており、メインCPU32aにはROM32b及びRAM32cが接続されている。メインCPU32aは、図柄組み合わせゲームに関連する大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数、はずれ左図柄用乱数、はずれ中図柄用乱数、はずれ右図柄用乱数、演出パターン振分乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新するようになっている。また、メインCPU32aは、可変表示ゲームに関連する普通当り判定用乱数、普通はずれ左図柄用乱数、普通はずれ右図柄用乱数などの各種乱数の値を順次更新するようになっている。メインCPU32aは、更新後の各種乱数の値をRAM32cに記憶し、更新前の値を書き換えることにより各種乱数の値を更新している。ROM32bには、パチンコ機10を制御するための制御プログラムや、複数種類の演出パターンが記憶されている。RAM32cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(特図始動記憶数、普図始動記憶数、各種乱数の値など)が記憶(設定)されるようになっている。
The
演出パターンは、各列の図柄変動(特図/普図)が開始してから、全列の図柄(又は図柄組み合わせ)が停止図柄を表示(確定停止)する迄の間において、演出パターン毎に予め定められた遊技演出の時間内における遊技演出のベースとなるパターンを示すものである。演出パターンには、各別に遊技演出の時間が定められており、演出パターンによって遊技演出の時間が特定可能とされている。この演出パターンは、図柄組み合わせゲーム用と可変表示ゲーム用に分類されてROM32bに記憶されている。以下、図柄組み合わせゲーム用の演出パターンを「特図演出パターン」と示し、可変表示ゲーム用の演出パターンを「普図演出パターン」と示す。特図演出パターンは、大当り演出用とはずれ演出用(リーチありとリーチなし)に分類されてROM32bに記憶されている。大当り演出用の特図演出パターンに基づき図柄組み合わせゲームが行われると、リーチを経て大当り組み合わせで停止する場合とリーチを経ることなく大当り組み合わせで停止する場合がある。「はずれ演出」は、図柄組み合わせゲームが、はずれ組み合わせで停止するように展開される演出である。はずれ演出用の特図演出パターンに基づき図柄組み合わせゲームが行われると、リーチを経てはずれ組み合わせで停止する場合(所謂、はずれリーチ)とリーチを経ることなくはずれ組み合わせで停止する場合がある。また、ROM32bには、普図演出パターンとして、遊技演出の時間が異なる2種類の普図演出パターンが記憶されている。
The production pattern is for each production pattern from the start of symbol variation (special / general) in each column until the symbol (or symbol combination) in all columns displays a stop symbol (determination stop). The pattern which becomes the base of the game production in the time of the game production defined beforehand is shown. In the effect pattern, the time of the game effect is determined for each, and the time of the game effect can be specified by the effect pattern. The effect patterns are classified into a symbol combination game and a variable display game, and are stored in the
そして、メインCPU32aは、始動入賞口25及び始動入賞口センサSE1によって構成される入賞検出手段が出力する入賞検出信号を入力し、図柄組み合わせゲームに関連する各種処理を実行するようになっている。より詳しくは、特図始動記憶数の判定、大当り判定、停止図柄(特図)の決定、特図演出パターンの決定などの各種処理を実行するようになっている。
The main CPU 32a inputs a winning detection signal output by a winning detection means constituted by the
特図始動記憶数の判定は、入賞検出信号の入力を契機に、RAM32cに記憶されている特図始動記憶数が上限値未満であるか否かを判定して行われる。この判定結果が肯定(上限値未満)の場合、メインCPU32aは、特図始動記憶数を1加算し、特図始動記憶数を書き換える。一方、前記判定結果が否定(上限値に達している)の場合、メインCPU32aは、上限値を超える特図始動記憶数の書き換えを行わない。特図始動記憶数を書き換えたメインCPU32aは、統括制御基板36の統括CPU36aに対し、特図始動記憶数の報知を指示する特図始動記憶数コマンドを出力する。なお、メインCPU32aは、図柄組み合わせゲームの開始に伴って特図始動記憶数を1減算した場合も特図始動記憶数コマンドを出力する。さらに、メインCPU32aは、入賞検出信号の入力を契機に賞球の払出しを払出制御基板(図示しない)に指示すると共に、統括CPU36aに対し、変動パターン指定コマンドや、賞球ランプ17の点灯を指示する賞球ランプ点灯コマンドを出力する。一方、統括CPU36aは、変動パターンを判定し、大当り予告をする場合は、始動入賞口25に設けられた予告ランプYRの発光演出のためのLEDデータをセットし、ランプ制御基板34のサブCPU34aに対し、予告ランプ点灯コマンドを出力する(予告報知処理)。
The special figure start memory number is determined by determining whether or not the special figure start memory number stored in the
また、特図始動記憶数が上限値未満である場合、メインCPU32aは、遊技球の入賞検出を契機に、大当り判定用乱数の値及び大当り図柄用乱数の値をRAM32cから読み出し、読み出した値をRAM32cの所定の格納領域に格納(記憶)する。そして、メインCPU32aは、図柄組み合わせゲームの開始直前に、RAM32cに格納されている大当り判定用乱数の値とROM32bに記憶されている大当り判定値を比較して大当り判定を行う。この大当り判定の結果が肯定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が一致)の場合、メインCPU32aは、大当りを決定する。本実施形態のパチンコ機10では、大当り判定用乱数の取り得る数値を、0〜946(全947通りの整数)としている。そして、メインCPU32aは、大当り確率を通常確率とする場合、大当り判定用乱数の取り得る数値の中から予め定めた3個の大当り判定値を用いて、大当り確率を947分の3(=315.7分の1)として大当り判定を行う。一方、メインCPU32aは、大当り確率を高確率とする場合、大当り判定用乱数の取り得る数値の中から予め定めた15個の大当り判定値を用いて、大当り確率を947分の15(=63.1分の1)として大当り判定を行う。
Further, when the special figure starting memory number is less than the upper limit value, the main CPU 32a reads out the value of the big hit determination random number and the value of the big hit symbol random number from the
大当りの決定がなされると、メインCPU32aは、RAM32cに格納されている大当り図柄用乱数の値から、特図表示器22に最終的に停止させる図柄の組み合わせ(停止図柄)を決定する。具体的には、大当り図柄用乱数の値を停止図柄左、停止図柄中、及び停止図柄右(各停止図柄は同一種類)とする。本実施形態において、大当り図柄用乱数の取り得る数値は、6種類の特図に対応するように、0〜5(全6種類の整数)としている(図4参照)。従って、メインCPU32aは、大当り図柄用乱数の値として、0、2又は4を読み出した場合には、各停止図柄を全て0、2又は4に決定する。この場合、特図表示器22には、確変以外の大当りとなる大当り組み合わせ[000]、[222]又は[444]が停止図柄として最終的に停止する。また、メインCPU32aは、大当り図柄用乱数の値として、1、3又は5を読み出した場合には、各停止図柄を全て1、3又は5に決定する。この場合、特図表示器22には、確変の大当りとなる特定図柄からなる大当り組み合わせ[111]、[333]又は[555]が最終的に停止して停止図柄の表示がなされる。また、大当りの決定がなされると、メインCPU32aは、RAM32cから演出パターン振分乱数の値を読み出し、該値に基づき、大当り演出用として振分けられた複数の特図演出パターンの中から一つの特図演出パターンを決定する。
When the big hit is determined, the main CPU 32a determines a combination of symbols (stopped symbols) to be finally stopped by the
前記大当り判定の判定結果が否定(大当り判定用乱数の値と大当り判定値が不一致)の場合、はずれ(リーチありのはずれ又はリーチなしのはずれ)を決定する。そして、はずれの決定がなされると、メインCPU32aは、RAM32cからはずれ左図柄用乱数の値、はずれ中図柄用乱数の値、はずれ右図柄用乱数の値を読み出し、読み出した各図柄用乱数の値から、特図表示器22に最終的に停止させる図柄の組み合わせ(停止図柄)を決定する。その後、リーチを行うかどうかリーチ判定を行なう。そして、リーチ判定の判定結果が肯定、つまり、リーチありのはずれの場合、メインCPU32aは、はずれ左図柄用乱数の値を停止図柄左とし、右図柄用乱数の値を左図柄用乱数の値と同一の値に置換え、これを停止図柄右(停止図柄左,右は同一種類)とし、はずれ中図柄用乱数の値を停止図柄中とする。このとき、メインCPU32aは、はずれ左図柄用乱数の値とはずれ中図柄用乱数の値が一致していた場合、停止図柄左と停止図柄中が一致しないように停止図柄中を決定する。
If the determination result of the jackpot determination is negative (the value of the random number for determining the jackpot and the jackpot determination value do not match), a deviation (out of reach or out of reach) is determined. When the deviation is determined, the main CPU 32a reads the random symbol value for the left symbol, the random symbol value for the middle symbol, and the random symbol value for the right symbol that is out of the
一方、リーチなしのはずれの場合、メインCPU32aは、はずれ左図柄用乱数の値を停止図柄左とし、はずれ中図柄用乱数の値を停止図柄中とし、はずれ右図柄用乱数の値を停止図柄右とする。このとき、メインCPU32aは、はずれ左図柄用乱数の値とはずれ右図柄用乱数の値が一致していた場合、停止図柄左と停止図柄右が一致しないように停止図柄右を決定する。本実施形態において、はずれ左図柄用乱数、はずれ中図柄用乱数、はずれ右図柄用乱数の取り得る数値は、大当り図柄用乱数と同様に、6種類の特図に対応するように、0〜5(全6種類の整数)としている(図4参照)。また、はずれの決定がなされると、メインCPU32aは、RAM32cから演出パターン振分乱数の値を読み出し、この値に基づき、はずれ演出用(リーチありの場合又はリーチなしの場合)として振分けられた複数の特図演出パターンの中から一つの特図演出パターンを決定する。
On the other hand, in the case of non-reach out, the main CPU 32a sets the left design random number value as the stop design left, the out-of-out design random number value as the stop design, and the out right design random number value as the stop design right. And At this time, the main CPU 32a determines the stop symbol right so that the stop symbol left and the stop symbol right do not match if the value of the error symbol left random symbol value matches the value of the right symbol random number. In the present embodiment, the numbers that can be taken by the random symbol for the left symbol, the random symbol for the middle symbol, and the random number for the right symbol are 0 to 5 so as to correspond to the six types of special symbols, like the random numbers for the big hit symbol. (6 types of integers) (see FIG. 4). Further, when the determination of the detachment is made, the main CPU 32a reads the value of the effect pattern distribution random number from the
前述のように、停止図柄(特図)及び特図演出パターンを決定したメインCPU32aは、統括制御基板36(統括CPU36a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。具体的に言えば、最初に、メインCPU32aは、変動パターン指定コマンド送信手段として特図演出パターンの指定及び図柄変動(特図)開始の指示という2つの機能を有する特図演出パターン指定コマンド(変動パターン指定コマンド)を出力する。次に、メインCPU32aは、停止図柄左を指定する左特図指定コマンド、停止図柄右を指定する右特図指定コマンド及び停止図柄中を指定する中特図指定コマンドを、左特図指定コマンド→右特図指定コマンド→中特図指定コマンドの順に出力する。各特図指定コマンドで指定された停止図柄左、停止図柄中、停止図柄右が、特図表示器22において左特図、中特図、右特図として最終的に導出される。そして、メインCPU32aは、指定した特図演出パターンに定められている遊技演出の時間の経過時、図柄変動(特図)の停止を指示する全特図停止コマンドを出力する。
As described above, the main CPU 32a that has determined the stop symbol (special symbol) and the special symbol effect pattern outputs a predetermined control command to the central control board 36 (
また、メインCPU32aは、始動入賞ゲート26及びゲートセンサSE2によって構成される入賞検出手段が出力するゲート入賞信号を入力し、可変表示ゲームに関連する各種処理を実行するようになっている。より詳しくは、普図始動記憶数の判定、普通当り判定、停止図柄(普図)の決定、普図演出パターンの決定などの各種処理を実行するようになっている。
Further, the main CPU 32a inputs a gate winning signal output from a winning detection means constituted by the
普図始動記憶数の判定は、ゲート入賞信号の入力を契機に、RAM32cに記憶されている普図始動記憶数が上限値未満であるか否かを判定して行われる。この判定結果が上限値未満の場合、メインCPU32aは、普図始動記憶数を1加算し、普図始動記憶数を書き換える。一方、前記判定結果が上限値に達している場合、メインCPU32aは、ゲート入賞信号を無効とし、上限値を超える普図始動記憶数の書き換えを行わない。普図始動記憶数を書き換えたメインCPU32aは、統括制御基板36(統括CPU36a)に対し、普図始動記憶数の報知を指示する普図入賞記憶数コマンドを出力する。なお、メインCPU32aは、可変表示ゲームの開始に伴って普図始動記憶数を1減算した場合も普図入賞記憶数コマンドを出力する。
The determination of the number of times of normal start is performed by determining whether the number of times of normal start stored in the
また、普図始動記憶数が上限値未満である場合、メインCPU32aは、遊技球の入賞検出を契機に、普通当り判定用乱数の値をRAM32cから読み出し、読み出した値をRAM32cの所定の格納領域に格納(記憶)する。そして、メインCPU32aは、可変表示ゲームの開始直前に、RAM32cに格納されている普通当り判定用乱数の値とROM32bに記憶されている普通当り判定値を比較して普通当り判定を行う。普通当り判定用乱数の値と普通当り判定値が一致した場合、メインCPU32aは、普通当りと決定する。一方で、普通当り判定用乱数の値と普通当り判定値とが不一致の場合、メインCPU32aは、普通はずれと決定する。本実施形態のパチンコ機10では、普通当り判定用乱数の取り得る数値を、0〜22(全23通りの整数)としている。そして、メインCPU32aは、普通当り判定用乱数の取り得る数値の中から予め定めた20個の普通当り判定値を用いて、普通当り確率を23分の20として普通当り判定を行う。
In addition, when the number of normal start memories is less than the upper limit value, the main CPU 32a reads the value of the random number for determining the normal hit from the
普通当りの決定がなされると、メインCPU32aは、普図表示器23に最終的に停止させる図柄(停止図柄)を決定する。本実施形態では、普通当りの組み合わせが1種類であるため、メインCPU32aは、停止図柄左と停止図柄右を「7」に決定する。一方、普通はずれの決定がなされると、メインCPU32aは、RAM32cから普通はずれ左図柄用乱数の値と普通はずれ右図柄用乱数の値を読み出し、読み出した各図柄用乱数の値から停止図柄を決定する。具体的には、普通はずれ左図柄用乱数の値を停止図柄左とし、普通はずれ右図柄用乱数の値を停止図柄右とする。このとき、メインCPU32aは、普通はずれ左図柄用乱数の値と普通はずれ右図柄用乱数の値が何れも当り図柄「7」を示す値で一致していた場合、停止図柄左と停止図柄右が一致しないように停止図柄右を決定する。本実施形態において、普通はずれ左図柄用乱数と普通はずれ右図柄用乱数の取り得る数値は、2種類の普図に対応するように、0,1(全2種類の整数)としている。そして、停止図柄右と停止図柄左を決定したメインCPU32aは、2種類の普図演出パターンの中から一つの普図演出パターンを決定する。
When the normal hit is determined, the main CPU 32a determines a symbol (stop symbol) to be finally stopped by the
前述のように、停止図柄(普図)及び普図演出パターンを決定したメインCPU32aは、統括制御基板36(統括CPU36a)に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。具体的に言えば、メインCPU32aは、最初に、普図演出パターンを指定すると共に図柄変動(普図)の開始を指示する普図演出パターン指定コマンドを出力する。次に、メインCPU32aは、停止図柄左を指定する左普図指定コマンド及び停止図柄右を指定する右普図指定コマンドを、左普図指定コマンド→右普図指定コマンドの順に出力する。各普図指定コマンドで指定された停止図柄左、停止図柄右が、普図表示器23において左普図、右普図として最終的に導出される。そして、メインCPU32aは、指定した普図演出パターンに定められている遊技演出の時間の経過時、図柄変動(普図)の停止を指示する全普図停止コマンドを出力する。
As described above, the main CPU 32a that has determined the stop symbol (general symbol) and the common symbol effect pattern outputs a predetermined control command to the central control board 36 (
次に、統括制御基板36について説明する。統括制御基板36は統括CPU36aを備えており、統括CPU36aにはROM36b及びRAM36cが接続されている。統括CPU36aは、演出内容パターン振分乱数、予告実行判定用乱数などの各種乱数の値を所定の周期毎に順次更新するようになっている。統括CPU36aは、更新後の各種乱数の値をRAM36cに記憶し、更新前の値を書き換えることにより、各種乱数の値を更新している。ROM36bには、各制御基板33〜35を統括的に制御するための制御プログラムが記憶されている。
Next, the
また、ROM36bには、複数種類の演出内容パターンが記憶されている。演出内容パターンは、遊技演出のベースとなる演出パターンに対応付けられた遊技演出の時間内において、各制御基板33〜35の制御により行わせる遊技演出の具体的な演出内容を特定するためのものである。本実施形態では、特図演出パターンに対応する複数種類の特図演出内容パターンがROM36bに記憶されており、これらの複数種類の特図演出内容パターンは、一つの特図演出パターンに対して単数又は複数振分けられている。具体的に例示すると、大当り演出用の特図演出パターンP1に対して、複数の特図演出内容パターンP1−a,P1−b,P1−c,・・・が振分けられている。リーチありのはずれ演出用の特図演出パターンP2に対して、複数の特図演出内容パターンP2−a,P2−b,P2−c,・・・が振分けられている。リーチなしのはずれ演出用の特図演出パターンP3に対して、単数の特図演出内容パターンP3−aが振分けられている。
The
また、RAM36cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(各種乱数の値、各種フラグなど)が記憶(設定)されるようになっている。
そして、統括CPU36aは、メインCPU32aから入力した変動パターン(特図演出パターン)指定コマンド及び図柄指定コマンドに基づき、各制御基板33〜35(各サブCPU33a〜35a)に対して遊技演出(大当り予告を含む)及び入賞報知を指示するための各種処理を実行するようになっている。具体的には、統括CPU36aは、入力した特図演出パターン指定コマンドに基づき特図演出内容パターンを決定し、決定した特図演出内容パターンを指定する特図演出内容パターン指定コマンドを各サブCPU33a〜35aに出力する。また、統括CPU36aは、各特図指定コマンド、全特図停止コマンド、普図演出パターン指定コマンド、各普図指定コマンド及び全普図停止コマンドを入力すると、これらの各コマンドを表示制御基板33(サブCPU33a)に出力する。また、統括CPU36aは、特図始動記憶数コマンド、普図入賞記憶数コマンド及び賞球ランプ点灯コマンドを入力すると、これらの各コマンドをランプ制御基板34(サブCPU34a)に出力する。
The
Then, the
統括CPU36aは、特図演出パターン指定コマンドで指定された特図演出パターン(本発明の変動パターンに相当する。)に対応する特図演出内容パターンを決定する。具体的には、特図演出内容パターンは、演出内容パターン振分乱数の値と予め対応付けられており、統括CPU36aが、RAM36cから読み出した演出内容パターン振分乱数の値に基づき、特図演出パターンに対応する特図演出内容パターンの中から一つの特図演出内容パターンを決定する。例えば、特図演出パターンP1が指定された場合、統括CPU36aは、特図演出内容パターンP1−a,P1−b,P1−c,・・・の中から一つの特図演出内容パターンを決定する。続いて、統括CPU36aは、決定した特図演出内容パターンを指定する特図演出内容パターン指定コマンドを演算処理し、該特図演出内容パターン指定コマンドを各サブCPU33a〜35aに出力する。
The
統括制御基板36は、各制御基板33〜35の制御により行わせる遊技演出を特定するための特図演出内容パターンを決定し、特図演出内容パターン指定コマンドを各制御基板33〜35に出力している。そのため、各制御基板33〜35は、統括制御基板36で決定した同一の特図演出内容パターンに基づき、夫々、遊技演出を行わせるための制御を実行することになる。その結果、表示制御基板33の制御による特図表示器22の表示演出、ランプ制御基板34の制御による電飾ランプ16と遊技盤ランプ18の発光演出及び音声制御基板35の制御によるスピーカ19の音声演出を同調させることが可能となる。即ち、パチンコ機10で行われる遊技演出を同調させることができる。「遊技演出が同調する」とは、各々の遊技演出が同じ調子となるように行われていることであり、例えば、「犬が走っている様子」を示す表示演出が行われている場合に、その表示演出に見合った(又は関連した)発光演出(激しく点滅)や音声演出(犬が走っている時の音など)が行われることである。
The
以下、パチンコ機10の主制御基板32のメインCPU32aの制御を図6〜図14に示すフローチャートを参照して説明する。図6は、主制御基板32のメインCPU32aにおけるメイン処理の手順を示すフローチャートである。メイン処理は、電源の投入、リセット処理などで処理が開始され、まず、タイマ割込み処理(図7参照)により処理が中断されないように割込みの禁止(M1)の処理がなされる。続いて、割込みの禁止がされた状態で、初期設定(M2)がなされる。ここでは、デバイスの初期設定や、RAMのチェック、スタックポインタのセット等が行われる。そして、再び割込み禁止(M3)がなされるが、最初の処理では、既に割込み禁止(M1)がなされていることから、この処理は無視される。そして、待機時間乱数更新処理(M4)により、例えば、2msの待機時間の間に、はずれ図柄用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン振分け乱数などの各種乱数の値が更新される。そして、割込み許可(M5)の処理を行い、タイマ割込み処理を可能とする。そして、また割込み禁止(M3)に戻り、M3、M4、M5の処理を繰り返す。
Hereinafter, the control of the main CPU 32a of the
続いて、図6のM5の処理後、割込み許可がされた状態で、タイマ割込み処理が行われる。ここで、図7は、タイマ割込み処理の手順を示すフローチャートである。タイマ割込み処理が開始されると、先ずレジスタの待避が行われ(T1)、続いて賞球計数センサ入力処理(T2)が行われる。続いて出力処理(T3)、入力処理(T4)、乱数処理(T5)、特図処理(T6)、特別電動役物処理(T7)、普図処理(T8)、普通電動役物処理(T9)、賞球払出し処理(T10)の各処理が行われる。そして、レジスタを復帰して(T11)、1巡の処理が終了する(RETURN)。 Subsequently, after the processing of M5 in FIG. 6, timer interrupt processing is performed in a state where the interrupt is permitted. Here, FIG. 7 is a flowchart showing a procedure of timer interrupt processing. When the timer interrupt process is started, the register is first saved (T1), and then a prize ball counting sensor input process (T2) is performed. Subsequently, an output process (T3), an input process (T4), a random number process (T5), a special figure process (T6), a special electric accessory process (T7), a universal figure process (T8), and an ordinary electric accessory process (T9). ), Each process of the prize ball payout process (T10) is performed. Then, the register is restored (T11), and one round of processing is completed (RETURN).
ここで、始動入賞口25に遊技球が入賞した場合において、メインCPU32aでの入力処理(T4)を説明する。図8は入力処理(T4)の手順を示すフローチャートである。入力処理では、特図入力処理(N1)、第1種特別電動役物入力処理(N2)、普図入力処理(N3)、普通電動役物入力処理(N4)、賞球記憶数設定処理(N5)、エラー処理(N6)の各処理が行われる。
Here, an input process (T4) in the main CPU 32a when a game ball is won in the
ここで図9は、この特図入力処理(N1)の手順を示すフローチャートである。特図入力処理(N1)では、始動入賞口25に入賞があるか否か判断し(TN1)、入賞がない場合(TN1;NO)は処理を終了する(RETURN)。入賞があった場合は(TN1;YES)、特図始動記憶数が4であるか否かを判断する(TN2)。もし、特図始動記憶数が4であれば(TN2;YES)、本実施形態では記憶の上限が4であるため、それ以上記憶することができないので、処理を終了する(RETURN)。一方、特図始動記憶数が4ではない場合は、特図始動記憶数が0,1,2,3のいずれかであり上限の4まで余裕がある。そのため、特図始動記憶数を1加算して(TN3)、RAM32cに記憶する格納処理(TN4)を行う。格納処理(TN4)では大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数を抽出して、特図始動記憶数に対応した特図記憶領域に格納して処理を終了する(RETURN)。
FIG. 9 is a flowchart showing the procedure of the special figure input process (N1). In the special figure input process (N1), it is determined whether or not there is a winning in the start winning opening 25 (TN1), and if there is no winning (TN1; NO), the process is ended (RETURN). If there is a winning (TN1; YES), it is determined whether or not the special figure starting memory number is 4 (TN2). If the special figure start storage number is 4 (TN2; YES), the upper limit of storage is 4 in this embodiment, and no more can be stored, so the process ends (RETURN). On the other hand, when the special figure start memory number is not 4, the special figure start memory number is 0, 1, 2, or 3, and there is a margin up to the upper limit of 4. Therefore, the special figure starting storage number is incremented by 1 (TN3), and the storage process (TN4) stored in the
入力処理(T4)が終了すると、図7に示すように、乱数処理(T5)を経て、特図処理(T6)が行われる。ここで図10は、特図処理(T6)の手順を示すフローチャートである。特図処理(T6)では、特図開始処理(TZ1)、特図変動処理(TZ2)、特図表示処理(TZ3)の各処理が行われる。 When the input process (T4) is finished, as shown in FIG. 7, a special figure process (T6) is performed through a random number process (T5). Here, FIG. 10 is a flowchart showing the procedure of the special figure process (T6). In the special figure process (T6), a special figure start process (TZ1), a special figure variation process (TZ2), and a special figure display process (TZ3) are performed.
図11は、特図開始処理(TZ1)の手順を示すフローチャートである。特図開始処理(TZ1)では、まず特図始動記憶数が0か否かを判断する(TK1)。ここで、特図始動記憶数=0の場合は(TK1;YES)、表示を開始するゲームが無いため、表示画面でデモ表示を行うためのデモ表示コマンドの設定を行う(TK8)。 FIG. 11 is a flowchart showing the procedure of the special figure start process (TZ1). In the special figure start process (TZ1), first, it is determined whether or not the special figure start memory number is 0 (TK1). Here, when the special figure start memory number = 0 (TK1; YES), since there is no game to start display, a demonstration display command for performing a demonstration display on the display screen is set (TK8).
特図始動記憶数=0ではない場合(TK1;NO)は、保留球数が1乃至4個ある場合である。そこで、これから消化(開始)するゲームの分の特図始動記憶数を1減算する(TK2)。続いて、特図記憶領域に格納した大当り判定用乱数値と大当り判定値とを比較する。そして、比較結果を判定する(TK4)。このTK5の手順が実行されるとメインCPU32aが本発明の当り判定手段として機能する。大当り判定用乱数値と大当り判定値が一致した場合は(TK4;YES)、大当りであるため、大当り図柄の決定及び特図演出パターン(変動パターン)の決定を行う特図大当り設定処理(TK5)を実行する。大当り判定用乱数値と大当り判定値が一致しない場合は(TK4;NO)、はずれであるため、はずれ図柄の決定及び特図演出パターンの決定を行う特図はずれ設定処理(TK6)を実行する。そして、特図大当り設定処理(TK5)又は特図はずれ設定処理(TK6)で設定された特図演出パターンに応じて統括制御基板36に送信するコマンドのセットを行い(TK8)処理を終了する(RETURN)。特図変動処理(TZ2)では、全特図停止コマンドのセットを行う。
The case where the special figure starting memory number is not 0 (TK1; NO) is a case where there are 1 to 4 reserved balls. Therefore, 1 is subtracted from the number of special figure starting memories for the game to be digested (started) (TK2). Subsequently, the jackpot determination random number stored in the special figure storage area is compared with the jackpot determination value. Then, the comparison result is determined (TK4). When this TK5 procedure is executed, the main CPU 32a functions as a hit determination means of the present invention. When the jackpot determination random number value matches the jackpot determination value (TK4; YES), since it is a jackpot, a special figure jackpot setting process (TK5) for determining a jackpot symbol and a special figure effect pattern (fluctuation pattern) Execute. If the jackpot determination random number value and the jackpot determination value do not match (TK4; NO), since it is out of place, a special figure determination setting process (TK6) for determining a loss symbol and a special figure effect pattern is executed. Then, a command to be transmitted to the
次に、出力処理(T3)では以下のような手順が行われる。ここで図12は出力処理の手順を示すサブルーチンを示すフローチャートである。ここでは、入力処理で設定された変動パターン(特図演出パターン)指定コマンド及び特図指定コマンド等の出力処理が行われる。出力処理(T3)が開始されると、まずランプ制御処理(S1)が行われる。 Next, in the output process (T3), the following procedure is performed. FIG. 12 is a flowchart showing a subroutine showing the procedure of the output process. Here, output processing such as a variation pattern (special drawing effect pattern) designation command and special figure designation command set in the input processing is performed. When the output process (T3) is started, a lamp control process (S1) is first performed.
図13及び図14は、ランプ制御処理(S1)の手順を示すサブルーチンを示すフローチャートである。ランプ制御処理(S1)では、前述した入力処理(図7;T4)を受けて、統括制御基板36に入賞報知に関するコマンド(特図始動記憶数表示器30の点灯・消灯、賞球ランプ17の点灯・消灯等)を送信する。ランプ制御処理(S1)が開始されると、まずランプ分割フラグのセット(LS1)が行われる。このランプ分割フラグに応じて、今回のランプ制御処理で行われる処理内容が決定する。本実施形態では、3つの処理内容が設定されており、各処理内容は3割込み毎に実行される。ランプ分割フラグが00Hの場合には、賞球総数データのセットの処理が行われる。また、ランプ分割フラグが01Hの場合には、特図始動記憶数コマンド作成処理が行われる。そして、ランプ分割フラグが02Hの場合には、普図始動記憶数コマンド作成処理が行われる。
13 and 14 are flowcharts showing a subroutine showing the procedure of the lamp control process (S1). In the lamp control process (S1), in response to the above-described input process (FIG. 7; T4), a command relating to winning notification is sent to the overall control board 36 (turning on / off the special figure start
続いてカウント更新処理(LS2)が行われる。ここでは、ランプ分割フラグのセット(LS1)でセットされたランプ分割フラグがカウントアップされる。具体的には、前回の割込みで00Hの処理が行われた場合には、01Hにカウントアップされる。前回の割込みで01Hの処理が行われた場合には02Hにカウントアップされる。そして、前回の割込みで02H処理が行われた場合には、00Hとされる。 Subsequently, a count update process (LS2) is performed. Here, the lamp division flag set in the lamp division flag setting (LS1) is counted up. Specifically, when 00H processing is performed in the previous interrupt, the count is incremented to 01H. When 01H processing is performed in the previous interrupt, the count is incremented to 02H. If 02H processing was performed in the previous interrupt, it is set to 00H.
次に、ランプ分割フラグが00Hか否かが判断される(LS3)。ここで、ランプ分割フラグが00Hと判断された場合は(LS3;YES)、賞球総数データのセット(LS4)が行われる。ここでは、LS3の判定結果が肯定の場合、賞球計数センサ入力処理(T2)及び後述する賞球記憶数設定処理(N5)で行った賞球総数の確認を行う。続いて賞球総数が0より大きいか否か判断される(LS5)。賞球総数>0の場合(LS5;YES)、つまり払い出すべき未払いの賞球がある場合は、前回割込み時の賞球総数が0であるか否かが判断される(LS6)。前回割込み時の賞球総数が0である場合(LS6;YES)は、今回の割込みで新たに払い出すべき未払いの賞球が発生したことになる。従って、前回の賞球総数が0なので賞球ランプ17(図1参照)は点灯されておらず、賞球ランプ17を新たに点灯させるため賞球ランプ点灯コマンドセット(LS7)の処理が行われる。
Next, it is determined whether the lamp division flag is 00H (LS3). Here, when it is determined that the lamp division flag is 00H (LS3; YES), the winning ball total number data is set (LS4). Here, when the determination result of LS3 is affirmative, the total number of prize balls performed in the prize ball counting sensor input process (T2) and the prize ball memory number setting process (N5) described later is confirmed. Subsequently, it is determined whether or not the total number of prize balls is greater than 0 (LS5). If the total number of winning balls> 0 (LS5; YES), that is, if there are unpaid winning balls to be paid out, it is determined whether or not the total number of winning balls at the time of the previous interruption is 0 (LS6). If the total number of prize balls at the time of the previous interruption is 0 (LS6; YES), it means that an unpaid prize ball to be newly paid out at this interruption has occurred. Accordingly, since the previous total number of prize balls is 0, the prize ball lamp 17 (see FIG. 1) is not lit, and the prize ball lamp lighting command set (LS7) is processed in order to light the
一方、賞球総数があるが(LS5;YES)、前回割込み時の賞球総数が0ではない場合(LS6;NO)は、今回の割込みで新たに賞球が発生したわけではない。従って、賞球ランプ17は既に点灯しているため、改めて点灯させる必要がないので、賞球ランプ点灯コマンドセット(LS7)の処理は行われない。
On the other hand, if there is a total number of prize balls (LS5; YES), but the total number of prize balls at the time of the previous interruption is not 0 (LS6; NO), no new prize ball has been generated at this interruption. Therefore, since the
賞球ランプ点灯コマンドセット(LS7)の処理が完了し、又は賞球ランプ点灯コマンドセットの必要が無い場合(LS6;NO)は、コマンド送信処理(図12;S2)が行われる。 When the processing of the winning ball lamp lighting command set (LS7) is completed or when the winning ball lamp lighting command set is not necessary (LS6; NO), command transmission processing (FIG. 12; S2) is performed.
次に、賞球総数>0か否か、すなわち払い出すべき未払いの賞球の残があるか否か賞球総数によって判断される(LS5)。賞球総数>0ではない場合(LS5;NO)、つまり、賞球総数=0であり、払い出すべき未払いの賞球が残っていない場合は、前回割込み時に賞球総数が0であったか否か、すなわち払い出すべき未払いの賞球の残があったか否か賞球総数によって判断される(LS8)。前回割込み時に賞球総数が0でない場合(LS8;NO)、つまり、前回割込み時に払い出すべき未払いの賞球が残っていた場合は、賞球ランプ17(図1参照)が点灯されているので、賞球ランプ17を消灯させるため賞球ランプ消灯コマンドセット(LS9)の処理が行われる。
Next, it is judged by the total number of winning balls whether or not the total number of winning balls> 0, that is, whether there are remaining unpaid winning balls to be paid out (LS5). If the total number of winning balls is not 0 (LS5; NO), that is, if the total number of winning balls is 0 and there are no unpaid winning balls to be paid out, whether or not the total number of winning balls was 0 at the time of the previous interruption That is, it is determined from the total number of prize balls whether there are any unpaid prize balls to be paid out (LS8). When the total number of prize balls is not 0 at the previous interruption (LS8; NO), that is, when there are unpaid prize balls to be paid out at the previous interruption, the prize ball lamp 17 (see FIG. 1) is lit. In order to turn off the
一方、賞球総数>0でなく、(LS5;NO)、前回割込み時にも賞球総数が0である場合(LS8;YES)、すなわち前回割込み時にも、今回割込み時にも払い出すべき未払いの賞球が無い場合は、賞球ランプ17はもともと点灯してなく、今回の割込み時にも点灯させる必要がない。つまり、既に消灯しており、改めて消灯する必要もないので、賞球ランプ消灯コマンドセット(LS9)の処理は行われない。
On the other hand, if the total number of winning balls is not 0 (LS5; NO), the total number of winning balls is 0 even at the previous interruption (LS8; YES), that is, the unpaid awards to be paid out at the previous interruption and at the current interruption. When there is no ball, the
賞球ランプ消灯コマンドセット(LS9)の処理が完了し、又は賞球ランプ消灯コマンドセットの必要が無い場合(LS8;YES)は、コマンド送信処理(図12;S2)が行われる。 When the processing of the winning ball lamp turn-off command set (LS9) is completed or when the winning ball lamp turn-off command set is not necessary (LS8; YES), command transmission processing (FIG. 12; S2) is performed.
次に、ランプ分割フラグが00Hではない場合(LS3;NO)を説明する。ランプ分割フラグが00Hではない場合(LS3;NO)の場合は、図13に示すフローチャートから接続子Aを介して、図14に示すフローチャートの接続子AからLS10の手順に処理が移行する。ここでは、ランプ分割フラグが00Hではない場合に、さらにランプ分割フラグが01Hか否かが判断される(LS10)。ここで、ランプ分割フラグが01Hである場合は(LS10;YES)、特図始動記憶数コマンド作成処理ということで、前述した特図入力処理(図9;N1)及び特図開始処理(図11;TZ1)で設定された特図始動記憶数をもとに、特図始動記憶数のデータセットを行う(LS11)。 Next, a case where the lamp division flag is not 00H (LS3; NO) will be described. If the lamp split flag is not 00H (LS3; NO), the processing shifts from the flowchart shown in FIG. 13 through connector A to the procedure of connector LS10 in the flowchart shown in FIG. Here, when the lamp division flag is not 00H, it is further determined whether or not the lamp division flag is 01H (LS10). Here, when the lamp division flag is 01H (LS10; YES), the special figure start memory number command creation process means the special figure input process (FIG. 9; N1) and the special figure start process (FIG. 11). The data set of the special figure starting memory number is set based on the special figure starting memory number set in TZ1) (LS11).
続いて、LS11でデータセットされた特図始動記憶数、前回の特図始動記憶数コマンド作成処理の時の特図始動記憶数と一致するか否かを判断し(LS12)、一致する場合(LS12;YES)は、接続子Bを介して処理を終了する。一致しない場合は(LS12;NO)、記憶数が増加又は減少しているため新たな特図始動記憶数を特図始動記憶数表示器30に表示させるために、改めて特図始動記憶数コマンドセットの処理を行う(LS13)。
Subsequently, it is determined whether or not it matches the number of special figure starting memories set in LS11 and the number of special figure starting memories at the time of the previous special figure starting memory number command creation processing (LS12). LS12; YES) ends the process via the connector B. If they do not match (LS12; NO), the special figure start memory number command set is again displayed in order to display a new special figure start
LS10で、ランプ分割フラグが00Hではない場合に、さらにランプ分割フラグが01Hではないと判断された場合(LS10;NO)、普図始動記憶数データセット、普図始動記憶数コマンドセット(LS14〜LS16)の処理を同様に行う。ランプ分割フラグは普図保留球数コマンド作成処理を示す02Hであるからである。 In LS10, when it is determined that the lamp split flag is not 00H and the lamp split flag is not 01H (LS10; NO), the normal start memory number data set, the normal start memory number command set (LS14 to The process of LS16) is performed similarly. This is because the lamp division flag is 02H indicating the usual reserved ball number command creation processing.
図13に示すLS6;NO、LS7、LS8;YES、LS9、図14の示すLS12;YES、LS13、LS15;YES、LS16の処理が完了した場合には、図12のフローチャートに戻り(RETURN)、コマンド送信処理(S2)を行う。コマンド送信処理は、ランプ制御処理(S1)で作成されたコマンドを含め、前述した特図開始処理(TZ1)で作成された特図演出パターン(変動パターン)指定コマンド等の送信を統括制御基板36に対して行う。さらに、始動入賞装置である始動入賞口25に備えられた開閉羽根24(いわゆる電動チューリップ)、大入賞口27の開放または閉鎖の指示等の各種コマンド、信号を送信する。以上で、図12に示す出力処理(T3)を終了する(RETURN)。なお、統括CPU36aは、図柄組み合わせゲーム開始に関連するコマンドとしてはメインCPU32aから変動パターン(特図演出パターン)指定コマンド及び特図指定コマンドを入力する。
LS6 shown in FIG. 13; NO, LS7, LS8; YES, LS9, LS12 shown in FIG. 14; YES, LS13, LS15; YES, when the processing of LS16 is completed, the process returns to the flowchart of FIG. 12 (RETURN). Command transmission processing (S2) is performed. The command transmission process includes transmission of special drawing effect pattern (variation pattern) designation commands created in the special figure start process (TZ1) described above including the commands created in the lamp control process (S1). To do. Further, various commands and signals such as instructions for opening or closing the opening / closing blade 24 (so-called electric tulip) and the large winning
次に、統括制御基板36の統括CPU36aの制御について説明する。ここでは、本実施形態を実施するにあたり必要な大当り予告処理を図15に示す特図始動記憶数LED処理の手順を用いて説明する。統括CPU36aでは、入力処理において入力したメインCPU32aからの変動パターン(特図演出パターン)指定コマンド及び特図指定コマンドをRAM36cに格納する。この入力に基づいて、変動パターン作成処理を経て、特図始動記憶数LED処理(図15)を行う。本発明の大当り予告処理は、この特図始動記憶数LED処理の手順に含まれるため、特図始動記憶数LED処理の手順において、本発明の大当り予告処理を説明する。
Next, control of the
特図始動記憶数LED点灯のための特図始動記憶数LEDのデータセットである特図始動記憶数LED処理は、統括制御基板36により、特図始動記憶数1〜4ランプ(30a〜d)に現在の特図始動記憶数を表示させるためのデータを生成する処理の一部として組み込んで処理を行う。先ず、始動入賞口25への入賞に基づく特図始動記憶数コマンドを受信したか否かが判断する(NL1)。もし、特図始動記憶数コマンドを受信したと判断した場合は(NL1;YES)、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LED(特図始動記憶数1〜4ランプ(30a〜30d)図2参照)データセット(NL14)に移行する。本実施形態では、図柄変動の始動記憶数がない、つまり保留球がないときに大当り予告を行うためである。なお、主制御基板32のメインCPU32aは、特図始動記憶数が0、且つ図柄変動が行われていない場合においての始動入賞口25への入賞は、特図始動記憶数コマンドを出力しない。従って、統括制御基板36は特図始動記憶数コマンドが入力されない。
Special figure start memory number LED processing, which is a data set of special figure start memory number LED for lighting special figure start memory number LED, is executed by special
一方、前述したように、メインCPU32aからは、変動パターン(特図演出パターン)指定コマンド及び特図指定コマンドだけしか入力していない場合は、特図始動記憶数コマンドを受信していないと判断し(NL1;NO)、続いて変動開始時か否かを判断する(NL2)。 On the other hand, as described above, when only the change pattern (special drawing effect pattern) designation command and the special figure designation command are input from the main CPU 32a, it is determined that the special figure start memory number command is not received. (NL1; NO), and then, it is determined whether or not it is the start of fluctuation (NL2).
このステップ(NL2)では、変動開始の指示として特図演出パターン指定コマンドを受信したか否かを判定することで、所定の遊技演出が行われているか否か(変動開始時か否か)を判定する。変動開始時ではない場合は(NL2;NO)、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)に移行する。 In this step (NL2), it is determined whether or not a predetermined game effect is being performed (whether or not the change is started) by determining whether or not a special figure effect pattern designation command is received as an instruction to start the change. judge. If it is not at the time of starting the change (NL2; NO), the process proceeds to the special figure starting memory number LED data set (NL14) through overwriting of the effect lamp / LED data (NL8).
変動開始時であると判断された場合には(NL2;YES)、次に特図始動記憶数が0であるかの判定を行う(NL3)。ここで、統括制御基板36の特図始動記憶数は、主制御基板32の特図始動記憶数に対応するものである。また、メインCPU32aの特図入力処理(図9;N1)により加算、又は特図開始処理(図11;TZ1)により減算し、書き換えた特図始動記憶数を特図始動記憶数コマンドとして統括制御基板36(統括CPU36a)に出力されたものである。そして、統括CPU36aは、この特図始動記憶数コマンドで出力された特図始動記憶数に基づき特図始動記憶数の書換えをする。
If it is determined that it is at the start of fluctuation (NL2; YES), it is next determined whether the special figure start memory number is 0 (NL3). Here, the special figure start memory number of the
なお、メインCPU32aは、図柄組み合わせゲームの開始に伴って特図始動記憶数を1減算した場合(図11;TK2)も特図始動記憶数コマンドを出力する(図11;TK8)。そのため、それまでに特図始動記憶数が既にある場合以外は、特図処理におけるこれから消化(開始)するゲームの分の特図始動記憶数を1減算する処理によって、統括制御基板36の特図始動記憶数も0のままである。よって、主制御基板32の特図始動記憶数が0の状態で始動入賞口25に入賞があった場合は、メインCPU32aは特図始動記憶数コマンドを統括制御基板36に出力しない。従って、特図始動記憶数コマンドが受信されておらず、且つ変動開始時という条件を満たしていれば、それまでは変動が行われなかったと判断される。また、特図始動記憶数が0でないと判断された場合には(NL3;NO)、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)に移行する。
Note that the main CPU 32a also outputs a special figure start memory number command (FIG. 11; TK8) even when the special figure start memory number is subtracted by 1 with the start of the symbol combination game (FIG. 11; TK2). Therefore, unless there is already a special figure start memory number so far, the special figure of the
特図始動記憶数が0であると判定された場合には(NL3;YES)、大当り変動パターンであるか否かが判断される(NL4)。このステップでは、統括CPU36aは、入力した特図演出パターン指定コマンドが大当り変動パターンに関するコマンドか否かを判定する。また、大当り変動パターン(本発明の当り変動パターンに相当する。)ではないと判断された時には(NL4;NO)、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)に移行する。一方、大当り変動パターンと判断された場合(NL4;YES)は、大当り予告報知を行うか否かの乱数の抽選を行い(NL5)、乱数抽選の結果を判定する(NL6)。このNL5とNL6の手順が統括制御基板36(CPU36a)を当り予告実行判定手段として機能させる。
When it is determined that the special figure starting memory number is 0 (NL3; YES), it is determined whether or not the big hit variation pattern is present (NL4). In this step, the
そして、乱数の抽選に当選したと判断された場合(NL6;YES)、始動入賞口25の予告ランプYRのLEDデータをセットする(NL7)。次に、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)を行う。このNL7の手順がサブCPU35aを大当り予告手段として機能させる。乱数抽選の結果、大当り予告報知を行わないと判定された場合には(NL6;NO)、そのまま、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)に移行する。
When it is determined that the random number lottery is won (NL6; YES), the LED data of the notice lamp YR of the
特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)では、特図始動記憶数コマンド受信の処理を経由しなかった場合(NL1;NO)は、現在の特図始動記憶数を継続する特図始動記憶数LEDデータがそのままセットされて特図始動記憶数コマンド入力時の処理が終了する(RETURN)。一方、特図始動記憶数コマンド受信(NL1;YES)の場合は特図始動記憶数LEDデータが新たな特図始動記憶数でセットされて特図始動記憶数コマンド入力時の処理が終了する(RETURN)。 In the special figure start memory number LED data set (NL14), when the special figure start memory number command reception process is not passed (NL1; NO), the special figure start memory number that continues the current special figure start memory number. The LED data is set as it is, and the processing at the time of inputting the special figure start memory number command is completed (RETURN). On the other hand, in the case of special figure start memory number command reception (NL1; YES), the special figure start memory number LED data is set with a new special figure start memory number, and the processing at the time of inputting the special figure start memory number command is completed ( RETURN).
本実施形態では、統括CPU36aは、特図演出パターンコマンドが入力され変動が開始されて特図始動記憶数が0であると判定すると、特図演出パターン指定コマンドによって大当りであるか否かを判定する。また、統括CPU36aは、図15;NL5の処理に基づき、大当り予告を行う条件が成立している場合には、大当り予告を行うか否かをさらに判定する。この判定結果に基づき、統括CPU36aは、予告演出を決定し、予告ランプYRのデータをセットし、出力処理において、予告演出コマンドをサブCPU34aに出力する。このように本実施形態では、統括制御基板36の統括CPU36aが、組み合わせ判定手段及び予告実行判定手段として機能する。
In the present embodiment, when the
次に、図3に戻り、表示制御基板33、ランプ制御基板34及び音声制御基板35について説明する。表示制御基板33は、サブCPU33aを備えており、該サブCPU33aにはROM33b及びRAM33cが接続されている。ROM33bには、複数種類の表示演出用の演出制御データや各種の画像情報が記憶されている。この演出制御データは、サブCPU33aが、表示装置Hの表示内容(図柄変動、キャラクタの動作、可視表示部Hの背景など)を制御するための情報である。ROM33bには、一つの特図演出内容パターンに対して一つの特図演出制御データが対応付けられて記憶されている。また、ROM33bには、一つの普図演出パターンに対して一つの普図演出制御データが対応付けられて記憶されている。ROM33bには、特図や普図の画像情報、背景画像、文字画像及び登場キャラクタの画像が記憶されている。RAM33cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
Next, returning to FIG. 3, the
従って、サブCPU33aは、統括制御基板36から出力された特図演出内容パターン指定コマンドを入力すると、指定された特図演出内容パターンに対応する特図演出制御データをROM33bから読み出し、該特図演出制御データに基づき特図表示器22の表示内容を制御する。この制御により、特図表示器22では、表示演出が行われる。また、サブCPU33aは、普図演出パターン指定コマンドを入力すると、指定された普図演出パターンに対応する普図演出制御データをROM33bから読み出し、該普図演出制御データに基づき普図表示器23の表示内容を制御する。この制御により、普図表示器23では、表示演出が行われる。
Therefore, when the
ランプ制御基板34は、サブCPU34aを備えており、該サブCPU34aにはROM34b及びRAM34cが接続されている。ROM34bには、複数種類の発光演出用の演出制御データが記憶されている。この演出制御データは、サブCPU34aが、電飾ランプ16、遊技盤ランプ18及び予告ランプYRの発光態様(点灯開始タイミング、点灯時間など)を制御するための情報である。ROM33bには、一つの特図演出内容パターンに対して一つの特図演出制御データが対応付けられて記憶されている。
The
ROM34bには、大当りとなる場合の予告演出に対応付けられた予告演出制御データが記憶されている。例えば、予告演出制御データは、予告ランプYRをT秒の間連続して点灯させる内容とされる。さらに、ROM34bには、複数種類の入賞報知用の報知制御データが記憶されている。この報知制御データは、サブCPU34aが、賞球ランプ17、特図始動記憶数表示器30及び普図始動記憶数表示器31の発光態様(点灯/消灯など)を制御するための情報である。RAM34cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
The ROM 34b stores notice effect control data associated with the notice effect in the case of a big hit. For example, the notice effect control data includes contents for lighting the notice lamp YR continuously for T seconds. Further, the ROM 34b stores a plurality of types of notification control data for winning notification. This notification control data is information for the
従って、サブCPU34aは、特図演出内容パターン指定コマンドを入力すると、指定された特図演出内容パターンに対応する特図演出制御データをROM34bから読み出し、該特図演出制御データに基づき電飾ランプ16及び遊技盤ランプ18の発光態様を制御する。この制御により、電飾ランプ16及び遊技盤ランプ18では、発光演出が行われる。
Accordingly, when the
また、サブCPU34aは、予告演出コマンドを入力すると、予告演出に対応する予告演出制御データをROM34bから読み出し、該予告演出制御データに基づき予告ランプYRの発光態様を制御する。この制御により、予告ランプYRでは、発光による大当り予告が行われる。本実施形態では、ランプ制御基板34のサブCPU34aが、予告制御手段として機能する。また、サブCPU34aは、賞球ランプ点灯コマンド、特図始動記憶数コマンド又は普図入賞記憶数コマンドを入力すると、該コマンドに対応する報知制御データをROM34bから読み出す。そして、サブCPU34aは、読み出した報知制御データに基づき賞球ランプ17、特図始動記憶数表示器30又は普図始動記憶数表示器31の発光態様を制御することにより、所定の入賞報知が行われる。
In addition, when the
音声制御基板35は、サブCPU35aを備えており、該サブCPU35aにはROM35b及びRAM35cが接続されている。ROM35bには、複数種類の音声演出用の演出制御データが記憶されている。この演出制御データは、サブCPU35aが、スピーカ19の音声出力態様(効果音の種類、1回の音声出力時間など)を制御するための情報である。ROM35bには、一つの特図演出内容パターンに対して一つの特図演出制御データが対応付けられて記憶されている。RAM35cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。従って、サブCPU35aは、特図演出内容パターン指定コマンドを入力すると、該コマンドで指定された特図演出内容パターンに対応する特図演出制御データをROM35bから読み出し、該特図演出制御データに基づきスピーカ19の音声出力態様を制御する。この制御により、スピーカ19では、音声演出が行われる。
The
次に、図16(a)〜(d)を参照して、大当り予告の遊技演出が行われる態様を説明する。図16(a)に示すように、始動入賞口25に入賞がないデモ状態の特図表示器22は、停止図柄を表示している。ここで、始動入賞口25に遊技球が入賞すると、始動入賞口センサSE1が入球を検出し、入賞検出信号をメインCPU32aに送出し、メインCPU32aでは、大当りの抽選を行う。大当りではない場合は、図柄変動後、停止図柄としてはずれ図柄を表示するが(不図示)、予告ランプYRは停止図柄が表示される前後にわたり発光することはない。
Next, with reference to FIGS. 16 (a) to 16 (d), description will be given of a mode in which the game effect of the big hit announcement is performed. As shown in FIG. 16A, the
一方、図柄変動が行われてなく且つ特図始動記憶1〜4ランプ31a〜31dが点灯していない状態で、大当りを決定した主制御基板32のメインCPU32aは、停止図柄(特図)と大当り演出用の特図演出パターンを決定する。メインCPU32aは、統括制御基板36の統括CPU36aに対して、特図演出パターン指定コマンドを出力すると共に、左特図指定コマンド、右特図指定コマンド及び中特図指定コマンドを順次出力する。統括CPU36aは、指定された特図演出パターンに振分けられている一つの特図演出内容パターンを決定する。統括CPU36aは、各制御基板33〜35の各サブCPU33a〜35aに対して、決定した特図演出内容パターンを指定する特図演出内容パターン指定コマンドを出力する。
On the other hand, the main CPU 32a of the
表示制御基板33のサブCPU33aは、指定された特図演出内容パターンに対応する特図演出制御データを読み出す。そして、表示制御基板33のサブCPU33aは、特図演出制御データに基づき制御を実行し、特図表示器22では表示演出が行われる(図16(b)、図中の↓は変動中を示す)。
The
特別図柄表示器22では、図柄が変動表示され、例えば、左停止図柄が表示されたタイミングで予告ランプYRがTa秒間隔で点滅する(図16(c))。従って、遊技者はこの予告ランプYRの点滅により停止図柄が表示される前に大当りであることを認識する。その後、リーチを経て、若しくはそのままリーチを経ないで大当りの組み合わせの停止図柄の表示が行われる(図16(d))。なお、本実施形態では大当りであれば、特定図柄或いは非特定図柄による大当りでの演出の差はない。
The
本実施形態では、上述のように構成されている。そのため、統括制御基板36は、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、遊技球の始動入賞口25への入賞に基づいて、前記変動パターン指定コマンドが当り変動パターンである場合に当り予告を実行する。当り予告は、始動入賞口25の予告ランプYRの発光演出により、当該入賞に係る停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを報知するという作用がある。
This embodiment is configured as described above. For this reason, the
(実施形態の効果)
従って、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ パチンコ機10では、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、始動入賞口25に入賞した場合に予告ランプYRにより大当りの予告を行うことで、特図表示器22に大当り図柄が確定表示される前にいち早く遊技者に当りを予告できるという効果がある。従って、遊技に対する興味が低下している遊技者に、停止図柄の表示を待たずに当りを予告することで大きな刺激を与えることができるため、演出効果を高めることができる。
(Effect of embodiment)
Therefore, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
-On the condition that the
・ また、パチンコ機10では、始動入賞口25に予告ランプYRを設けている。特図の図柄変動が行われていないときには、遊技者は始動入賞口25に遊技球を入賞をさせようとするため、視線は必ず始動入賞口25に集中する。このとき、例えば電飾ランプ16、賞球ランプ17、遊技盤ランプ18を発光させた場合、遊技者の視線が向いていないため、遊技者はこの発光演出を見逃す可能性が高くなる。しかしながら、本実施形態のように、始動入賞口25に設けられた予告ランプYRであれば、上述のように特図の図柄変動が行われていないときには、視線は必ず始動入賞口25に集中するので見逃すことはない。従って、このような発光演出により大当り予告を行えば、遊技者は視界内で発光演出があるため即座に予告に気がつくという効果がある。
Further, in the
・ また、電飾ランプ16、賞球ランプ17、遊技盤ランプ18を発光させて大当り予告を行った場合、発光していること自体に気がついたとしても、発光した理由が分かりにくい。しかし、本実施形態であれば、その発光が始動入賞口25に設けられた専用の報知手段である予告ランプYRによる。そのため、発光演出があれば直感的に始動入賞口25と関連する特図に関する大当りになるという印象を与えることができ、演出効果をさらに高めることができるという効果がある。
In addition, when the jackpot notice is made by emitting the
・ さらに、パチンコ機10では、大当り予告を予告ランプYRの発光演出により実行するため、音声による予告のように隣接台の音などに予告の音声が掻き消されてしまったりせず、遊技者が気が付かないということもないという効果がある。
・ In addition, in the
・ また、統括制御基板36を備えることで、従来からの主制御基板32からのコマンドをそのまま利用することで大当り予告ができるため、主制御手段に新たな負荷をかけることもないという効果がある。
In addition, since the
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態では、図15に示す特図始動記憶数LED処理のように、入力された特図演出パターン指定コマンド(変動パターン指定コマンド)が大当り変動パターンであれば(NL4;YES)、大当りと判断している。第2の実施形態では、図17に示す特図始動記憶数LED処理のように、特図指定コマンドの入力時の処理において、組み合わせ判定処理で指定された図柄の組み合わせが大当り図柄の組み合わせか否かを判断して、始動入賞口25に入賞した遊技球が当りになっているか否かを判断している(NL9)。さらに、特図指定コマンドにより大当り図柄の判定を行った後、大当りの場合は、左特図指定コマンドの種類が確変図柄(特定図柄)のコマンドか、非確変図柄(非特定図柄)のコマンドかを判断し(NL10)、確変図柄のコマンドではなかった場合は(NL10;NO)、大当り予告を行わないようになっている。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, if the input special figure effect pattern designation command (fluctuation pattern designation command) is a big hit fluctuation pattern as in the special figure start memory number LED process shown in FIG. 15 (NL4; YES). Judgment is a big hit. In the second embodiment, whether or not the symbol combination specified in the combination determination process is a combination of jackpot symbols in the processing at the time of inputting the special symbol designation command as in the special symbol start memory number LED processing shown in FIG. It is determined whether or not the game ball won in the
以下、第2の実施形態を説明する。図17に示す第2の実施形態の特図始動記憶数LED処理では、図15に示す第1の実施形態とは、図17に示す大当りの判定処理(NL9)と確変図柄・非確変図柄の取扱い(NL10)が異なる。基本的な構成、制御は共通しているため、異なる部分のみ異なる符号を付して、共通する部分の説明は第1の実施形態の説明を第2の実施形態の説明に代え、その説明を省略する。 Hereinafter, a second embodiment will be described. The special figure starting memory number LED process of the second embodiment shown in FIG. 17 differs from the first embodiment shown in FIG. 15 in the big hit determination process (NL9) shown in FIG. 17 and the probability variation / non-probability variation symbols. Handling (NL10) is different. Since the basic configuration and control are common, only different parts are denoted by different reference numerals, and the explanation of the common parts is replaced by the explanation of the first embodiment instead of the explanation of the second embodiment. Omitted.
第2の実施形態では、NL1からNL3までの手順は第1の実施形態と同様の手順となっている。次に、メインCPU32aから入力した特図指定コマンド(左、右、中)が同一であるかどうかによって、大当たりであるか否かを判定する(NL9)。 In the second embodiment, the procedures from NL1 to NL3 are the same as those in the first embodiment. Next, it is determined whether or not it is a big hit depending on whether the special figure designation commands (left, right, and middle) inputted from the main CPU 32a are the same (NL9).
また、第2の実施形態では、大当りの場合(NL9;YES)は、左特図指定コマンドが確変図柄のコマンドか否かで、確変の大当りか否かを判断する(NL10)。
第2の実施形態のパチンコ機では、上述のような構成になっているため、以下のような作用がある。予告ランプYRを有する始動入賞口25へ入賞した遊技球の入賞検出信号に基づいて当り判定手段である主制御基板32で当り判定をする。その判定結果に応じて、大当り状態が付与される非確変図柄の組み合わせ、さらに確変状態が付与される確変図柄の組み合わせとを含む停止図柄を決定し、特図指定コマンドを送信する。図柄表示制御手段である表示制御基板33では、統括制御基板36を介して主制御基板32から送信された特図指定コマンドに基づいて停止図柄を表示する。統括制御基板36では、図柄変動が行われておらず且つ図柄変動の始動記憶数がない場合に、始動入賞口25への入賞に基づいて、特図指定コマンドに基づいて停止図柄が当り図柄と判定された場合に、確変の大当りの付与を始動入賞口25の予告ランプYRにより大当り予告を実行する。
In the second embodiment, in the case of a big hit (NL9; YES), it is determined whether or not the left special figure designation command is a probable symbol design command, depending on whether or not it is a probable big hit (NL10).
Since the pachinko machine according to the second embodiment has the above-described configuration, it has the following effects. Based on the winning detection signal of the game ball that has won the
この構成に係るパチンコ機10では、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、始動入賞口25に入賞した場合に、特図指定コマンドを利用することで統括制御基板36で大当りの判定を行う。そして、大当りと判定されたときには、予告ランプYRで大当り予告をする。そのため、遊技者に通常より早いタイミングで当りを予告できるという効果がある。従って、図柄変動がなく、遊技に対する興味が低下している遊技者に、大きな刺激を与えることができるため、演出効果を高めることができるという効果がある。また、統括制御基板36のプログラムを変更することで従来からの特図指定コマンドをそのまま利用することができ、主制御基板32をそのまま利用できるとともに、主制御基板32に新たな負荷をかけることもないという効果がある。
In the
○ なお、NL10の手順は省略して実施することもできる。この場合は、大当りと判断されたものは、確変図柄、非確変図柄にかかわらず、すべて乱数抽選され、乱数抽選で当りになったものは予告ランプYRにより大当り予告が実行されることになる。 ○ The procedure of NL10 can be omitted. In this case, regardless of the probability variation symbol and the non-probability variation symbol, those determined to be big hits are all random number lottery, and those hit in the random number lottery are executed by the notice lamp YR.
(第3の実施形態)また、第2の実施形態で、非確変図柄と判断されたもの(図17;NL10;NO)は、大当り予告の対象とはされていないが、非確変図柄による大当りについては、確変図柄と異なる態様の大当り予告を行うことも好ましい。以下、非確変図柄による大当りについては、確変図柄と異なる態様の大当り予告を行う第3の実施形態について図5、図18を参照して説明する。 (Third embodiment) Further, in the second embodiment, a symbol determined to be a non-probable variable (Fig. 17; NL10; NO) is not a target of a big hit notice, but a big hit due to a non-probable variable symbol. It is also preferable to make a jackpot notice different from the probability variation symbol. In the following, a third embodiment in which a jackpot notice in a manner different from the probability variation symbol is described with reference to FIG. 5 and FIG.
ここで、図5に示すように、統括制御基板36のROM36bには、複数種類の予告演出内容パターンが記憶されている。予告演出内容パターンは、遊技演出の中で行われる当り予告の演出内容を特定するためのものである。本実施形態では、大当り予告の演出内容を特定するための予告演出内容パターンが記憶されている。そして、ROM36bには、大当り演出によって表示される停止図柄である大当り図柄組み合わせが、特定図柄である確変の大当りとなる場合の予告演出内容パターンA1と非特定図柄である確変以外の大当りとなる場合の予告演出内容パターンA2の2種類が記憶されている。
Here, as shown in FIG. 5, the
図18は、第3の実施形態の特図始動記憶数LED処理の手順を示すフローチャートである。この実施形態では、特図始動記憶数LED処理は、基本的に第2の実施形態の特図始動記憶数LED処理(図17)と共通する。以下、図18に沿って異なる部分を説明する。第2の実施形態とは、NL1〜3、NL9〜10までは共通の処理を行う。第3の実施形態では、左特図指定コマンド≠確変図柄のコマンドであっても(NL10;NO)、大当り予告を行うものである。左特図指定コマンドが非確変図柄のコマンドの場合(NL10;NO)、乱数抽選が行われる(NL11)。ここでは、確変図柄の場合(NL5)と比較すると当りの確率が低く設定されている。これは非確変図柄の場合は、確変図柄による大当りに比較して遊技者の利益が小さいため、あえて大当り予告を減らしているためである。乱数抽選が当りでは無かった場合(NL12;NO)、大当り予告は行わず演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)を行って処理を終了する(RETURN)。 FIG. 18 is a flowchart illustrating the procedure of the special figure start memory number LED process according to the third embodiment. In this embodiment, the special figure start memory number LED process is basically the same as the special figure start memory number LED process (FIG. 17) of the second embodiment. Hereinafter, different parts will be described with reference to FIG. In the second embodiment, NL1 to NL3 and NL9 to 10 perform common processing. In the third embodiment, even if the left special figure designation command is not surely changed (NL10; NO), the jackpot notice is made. When the left special figure designation command is a command with an uncertain variation (NL10; NO), a random number lottery is performed (NL11). Here, the probability of winning is set lower than in the case of the probability variation symbol (NL5). This is because, in the case of a non-probable variable symbol, the player's profit is smaller than the jackpot due to the probabilistic variable symbol, so the jackpot notice is intentionally reduced. If the random lottery is not a win (NL12; NO), a big hit announcement is not made, and the lamp for the effect and LED data are overwritten (NL8), then the special figure start memory number LED data set (NL14) is performed and the process is terminated. (RETURN).
一方、乱数抽選当り(NL12;YES)の場合は、予告ランプYRデータのセット(NL13)を行う。ここでは、非確変図柄による大当りであるので、図5に示す予告演出内容パターンA2が選択されセットされる。 On the other hand, in the case of random number lottery (NL12; YES), the notice lamp YR data is set (NL13). Here, since it is a big hit with a non-probable variable design, the notice effect content pattern A2 shown in FIG. 5 is selected and set.
一方、左特図指定コマンド=確変図柄のコマンドの場合は(NL10;YES)、第2の実施形態と同様、乱数抽選が行われる(NL5)。乱数抽選が当りではないときは(NL6;NO)、大当り予告は行わず、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)を行って処理を終了する(RETURN)。乱数抽選が当りの場合(NL6;YES)は、予告ランプYRデータのセット(NL7)が行われる。ここでは、確変図柄による大当りであるので、図5に示す予告演出内容パターンA1が選択されセットされる。 On the other hand, in the case of the left special figure designation command = probability symbol command (NL10; YES), a random number lottery is performed (NL5) as in the second embodiment. When the random number lottery is not a win (NL6; NO), the big hit announcement is not performed, and the special figure start memory number LED data set (NL14) is performed through the overwriting of the production lamp / LED data (NL8). End (RETURN). When the random number lottery is won (NL6; YES), the notice lamp YR data is set (NL7). Here, since it is a big hit by the probability variation design, the notice effect content pattern A1 shown in FIG. 5 is selected and set.
そして、NL13、NL7の手順が終了したら、演出用ランプ・LEDデータの上書き(NL8)、を経て特図始動記憶数LEDデータセット(NL14)が行われ、処理が終了する(RETURN)。 Then, when the procedures of NL13 and NL7 are completed, the special figure starting storage number LED data set (NL14) is performed through overwriting of the effect lamp / LED data (NL8), and the processing is completed (RETURN).
以下、図16に沿って、第3の実施形態の大当り演出における大当り予告の説明をする。
第3の実施形態では、遊技者から見て特図が変動していないときであって(図16(a)参照)、且つ特図始動記憶数1〜4ランプ30a〜dのいずれも点灯していない場合に、始動入賞口25に入賞した場合は、遊技者には外部的に分からないが内部的に大当りの抽選が行われて大当りであるか否かが判定される。これに続き、内部的に大当りの場合に、さらに確変であるか否かが判定される。そして、それぞれ乱数抽選により内部的に大当り予告がなされるか否かが判定される。大当り予告を実行すると判定されている場合でもこの段階では遊技者には報知されない。従って、始動入賞口25への入賞により予告ランプYRが点灯しないで特図の変動が開始される(図16(b)参照)。
Hereinafter, the jackpot notice in the jackpot effect according to the third embodiment will be described with reference to FIG.
In the third embodiment, when the special figure does not fluctuate as seen from the player (see FIG. 16 (a)), the special figure starting
次に、内部的に確変以外の大当りで大当り予告を実行すると判定されているときは、左特図が導出された後、始動入賞口25に遊技球が入賞してから所定の遅延時間経過後に大当り予告が行われる(図16(c)参照)。この場合、サブCPU34aは、予告演出内容パターンA2に対応する予告演出制御データに基づき予告ランプYRの発光態様(Ta秒間隔で点滅)を制御する。そして、大当り予告が行われた後、右特図→中特図の順に導出され、全特図停止コマンドの入力により、各特図指定コマンドで指定された停止図柄左、停止図柄中、停止図柄右が、左特図、中特図、右特図として最終的に停止する。特図表示器22には、図16(d)に示すように、確変以外の大当りとなる大当り組み合わせ[000]が停止する。
Next, when it is determined that the big hit notice is executed internally with a big hit other than the probability change, after the left special figure is derived, a predetermined delay time elapses after the game ball wins the start winning opening 25 A big hit announcement is made (see FIG. 16C). In this case, the
一方、内部的に確変の大当りで大当り予告を実行すると判定されている場合は、左特図→右特図が導出された後(リーチ後)、始動入賞口25に遊技球が入賞してから所定の遅延時間経過後に大当り予告が行われる(図16(e)参照)。この場合、サブCPU34aは、予告演出内容パターンA1に対応する予告演出制御データに基づき予告ランプYRの発光態様(T秒間点灯)を制御する。そして、大当り予告が行われた後、中特図が導出され、全特図停止コマンドの入力により、各特図指定コマンドで指定された停止図柄左、停止図柄中、停止図柄右が、左特図、中特図、右特図として最終的に停止する。特図表示器22には、図16(f)に示すように、確変の大当りとなる大当り組み合わせ[555]が停止する。
On the other hand, when it is determined that the big hit notice is executed internally with a promising big hit, after the left special chart → the right special figure is derived (after the reach), the game ball wins the start winning opening 25 A jackpot notice is given after a predetermined delay time (see FIG. 16E). In this case, the
なお、確変以外の大当り若しくは確変の大当りであっても、乱数抽選により大当り予告がされないと判定されている場合は、非確変図柄での大当りは、図16(a)→(b)→(c)→(d)の順序に図柄の変動が表示されるが、図16(c)のときは、左特図が導出されても図示と異なり予告ランプYRは点滅しない。また、確変図柄での大当りは、図16(a)→(b)→(e)→(f)の順序で図柄の変動が表示されるが、図16(e)ときは、左特図→右特図が導出されても図示と異なり予告ランプYRは点灯しない。 If it is determined that a big hit other than a probability change or a big hit with a probability change is not made by random lottery, a big hit with a non-probable symbol is shown in FIGS. 16 (a) → (b) → (c ) → (d) in the order of symbol changes, but in the case of FIG. 16 (c), the notice lamp YR does not blink, unlike the figure, even if the left special figure is derived. In addition, in the big hit with the probability variation symbol, the variation of the symbol is displayed in the order of FIG. 16 (a) → (b) → (e) → (f). Even if the right special figure is derived, the notice lamp YR is not lit unlike the figure.
また、特図表示器22で特図が変動中である場合は、始動入賞口25に遊技球が入賞しても予告ランプYRによる大当り予告は行われない。また、特図始動記憶数(始動記憶数)が0ではないとき、つまり保留球があるときは特図始動記憶数1ランプ30a〜特図始動記憶数4ランプ30dのうちの1個乃至4個が点灯するが、このときに始動入賞口25に遊技球が入賞しても大当り予告は行われない。なお、このとき先の図柄組み合わせゲームの終了後に保留されていた次の図柄組み合わせゲームが開始するため、ゲームとゲームの間に特図が変動していないインターバルができる。このときも特図が変動していないが、特図始動記憶数が0ではないので、遊技球が始動入賞口25に入賞しても大当り予告は行われない。
Further, when the special figure is changing on the
第3の実施形態では、上記のような構成・作用を備えるため以下のような効果がある。
・ 大当り予告が行われた場合に、遊技者が確変図柄(特定図柄)による大当りか、非確定図柄(非特定図柄)による当りのいずれであるかが異なる発光態様となっている。従って、遊技者に確変の大当りであることをいち早く認識させることができるため、遊技の演出効果を高めることができるという効果がある。
In the third embodiment, since the above-described configuration and operation are provided, the following effects are obtained.
-When a big hit announcement is made, the player has a different light emission mode depending on whether the player is a big hit by a probable change symbol (specific symbol) or a non-deterministic symbol (non-specific symbol). Therefore, it is possible to promptly recognize that the player is a big hit with certainty, so there is an effect that the effect of playing the game can be enhanced.
・ また、確変図柄による大当りと非確変図柄による大当りとで、乱数抽選(図18;NL5、NL11)での確率を、確変図柄の場合の方を高めている。そのため、大当り予告があった場合は、遊技者がより期待している確変図柄による大当りである可能性が高くなり、遊技者の期待感が高まるという効果がある。 In addition, the probability in random lottery (FIG. 18; NL5, NL11) is higher in the case of the probability variation symbol for the jackpot due to the probability variation symbol and the jackpot due to the non-probability variation symbol. For this reason, when there is a jackpot notice, there is an increased possibility that the player will be a big hit with the probability variation pattern that the player is expecting more, and the player's expectation will increase.
(別例)上記実施形態は、本発明の望ましい実施形態を示すもので、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば以下のように実施することもできる。
○ なお、上記実施形態で説明した始動入賞口25への入賞を契機とした特図始動記憶数による制御とは別に、或いは同時に普図始動入賞ゲート26への入賞を契機とした普図入賞記憶数による制御を行うようにしてもよい。この制御は、概ね始動入賞口25への入賞に基づく特図始動記憶数による制御の場合と同様の制御である。この場合、「特別図柄(特図)」を「普通図柄(普図)」と、「大当り」を「当り(普通当り)」と、「始動入賞口25」を「普通図柄(普図)始動入賞ゲート26」と読み替えるものとし、その他相当する部分も同様に適宜読み替えて実施する。
(Another Example) The above embodiment shows a desirable embodiment of the present invention, and the present invention is not limited to this. For example, the present invention can be implemented as follows.
○ In addition to the control based on the special figure start memory number triggered by the winning at the start prize opening 25 described in the above embodiment, or at the same time, the common figure prize memory triggered by the prize at the usual figure starting
○ また、本発明の「特定状態」は確変状態に限定されるものではなく、例えば、図柄変動の停止図柄表示までの時間を通常より短縮する「図柄変動時間短縮状態(適宜「時短」と略記する。)」などのようなものでもよい。図柄変動の時間を短縮することで、単位時間当りの抽選回数を増加させ、当りになる確率を高め、より有利な状態を遊技者に付与するものである。 In addition, the “specific state” of the present invention is not limited to the probability variation state. For example, the “symbol variation time shortening state (which is abbreviated as“ time shortening ”as appropriate) shortens the time until the symbol variation stop symbol display is shorter than usual. ) "Or the like. By shortening the symbol variation time, the number of lotteries per unit time is increased, the probability of winning is increased, and a more advantageous state is given to the player.
○ 上記実施形態では、第1種パチンコ遊技機の特別図柄に係る大当りを例に説明しているが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、第1種パチンコ機における普通図柄、第3種パチンコ機における普通図柄に関する当りを含み、当り、大当り、普通当り等を名称を問わず広く含む。また、ここでは例えばLEDの点滅により抽選の当り表示をする場合も図柄変動に含む。
In the above embodiment, the jackpot related to the special design of the first type pachinko machine has been described as an example, but the present invention is not limited to this, for example, the normal design in the first type pachinko machine , Including hits related to ordinary symbols in
○ 第1〜3の実施形態は、図15、10、12に示すように、大当り予告を行う前に共通して乱数抽選(NL5、NL11)を行い、乱数抽選が当りのものだけ(NL6;YES、NL12;YES)大当り予告を行っている。また、これらのステップ(NL5、NL11、NL6;YES、NL12;YES)なしで、大当りになったものはすべて大当り予告を実行するような構成でもよい。さらに、第3の実施形態において確変の大当りの場合は、抽選なしですべて大当り予告を行い、確変の大当り以外の大当りのみ抽選するようにしてもよい。
In the first to third embodiments, as shown in FIGS. 15, 10, and 12, a random number lottery (
○ また、所定の条件下に始動入賞口25に入賞があり、大当り予告を実行する場合に、入賞後直ちに実行するようにしてもよい。また、一定時間遅延させて実行してもよい。さらに所定の表示、例えば左停止図柄が停止表示されてから実行したり、或いはリーチ図柄が表示されたときに実行するようにしてもよい。入賞後直ちに実行しないことで、大当り予告のタイミングを遊技者に悟られるのを防止したり、より演出効果の高いタイミングで大当り予告を行うことができる。
In addition, when there is a winning at the
○ 上記実施形態では、サブ制御手段として、統括制御基板36を含む各制御基板33〜36を例に説明しているが、サブ制御基板はこれらに限定されず、例えば統括制御基板36を備えないような構成のものでもよい。具体的には、サブ制御手段を表示制御基板33、ランプ制御基板34、音声制御基板35から構成する。そして、主制御基板32から入力した変動パターン(特図演出パターン)指定コマンドにより指定された変動パターン(特図演出パターン)がランプ制御基板34が記憶している大当たり変動パターンと一致しているか否かを判断する。これにより、大当たりか否かを判定し、大当たり予告を行う。このように本発明においては統括制御基板36は、必須構成ではなく適宜変更した構成で実施できるものである。なお、サブ制御手段を構成する具体的構成は、表示制御基板33、ランプ制御基板34、音声制御基板35に限らず、これらを統合したり、或いはさらに分割し、或いは機能分担を異なるものとすることができるのはいうまでもない。
In the above embodiment, the
○ 第3の実施形態では、予告ランプYRの発光態様を点灯と点滅によって確変の大当りと確変以外の大当りを異なるようにしていたが、予告ランプYRを複数色発光可能な発光装置を用いて、発光色を異なるようにしてもよい。さらに、発光装置自体を複数設けて、確変の大当りと確変以外の大当り予告に発光させる発光装置をそれぞれ異なるものとしてもよい。 In the third embodiment, the light emission mode of the warning lamp YR is made different between the big hit of probability change and the big hit other than the probability change by lighting and blinking, but by using a light emitting device capable of emitting a plurality of colors of the warning lamp YR, The emission color may be different. Further, a plurality of light-emitting devices themselves may be provided, and the light-emitting devices that emit light for the jackpot of the probability change and the jackpot notice other than the probability change may be different.
次に、前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、当該入賞に係る停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知する当り予告を実行するように構成されたことを特徴とする遊技機。(効果)この構成に係る遊技機では、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、始動入賞装置に入賞した場合に、これを契機として所定の報知手段により、停止図柄による当りの表示に先行して遊技者に当りを予告する。従って、遊技に対する興味が低下している遊技者に、停止図柄の表示を待たずに当りを予告することで大きな刺激を与えることができるため、演出効果を高めることができる。
Next, a technical idea that can be grasped from the embodiment and another example will be added below.
(Appendix 1) On the condition that the symbol variation has not been performed and there is no starting memory number of the symbol variation, the game ball will be displayed before the stop symbol related to the winning is displayed, with the winning of the game ball as the start winning device. A gaming machine configured to execute a winning notice for notifying that a winning is a winning by a predetermined notifying means. (Effects) In the gaming machine according to this configuration, when a winning is won in the starting winning device on condition that no symbol variation is performed and there is no starting memory number of symbol variation, predetermined notification means Thus, the player is notified of the winning prior to the winning display by the stop symbol. Therefore, it is possible to give a great stimulus to a player who is less interested in the game by notifying the winning symbol without waiting for the display of the stop symbol, so that the production effect can be enhanced.
(付記2)前記報知手段が、前記始動入賞装置に設けられるとともに、該報知手段は発光手段を備え、前記発光手段で発光することにより当り予告を実行するように構成されたことを特徴とする付記1に記載の遊技機。(効果)この構成に係る遊技機では、図柄変動をしていないときに遊技者の視線が集中する始動入賞装置に発光手段を設け、この発光手段により予告を行うことができる。そのため、付記1に記載の遊技機の効果に加え、遊技者は即座に予告に気がつくとともに、直感的に始動入賞装置と関連する図柄変動が当りになるという印象を与えることができるという効果がある。
(Additional remark 2) The said notifying means is provided in the said start prize-winning apparatus, This notifying means is equipped with the light emission means, It was comprised so that a hit notice might be performed by light-emitting by the said light emission means, It is characterized by the above-mentioned. The gaming machine according to
(付記3)遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、当該入賞に係る停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを報知する当り予告を、当該始動入賞装置に設けられた発光手段が発光することにより実行するように構成されたことを特徴とする遊技機。(効果)この構成に係る遊技機では、音声による予告のように隣接台が発生する音などに本機の予告の音声が掻き消されてしまったりせず、図柄変動が行われていないときに注目している始動入賞装置に設けられた発光手段が発光することにより当り予告を行うため、遊技者が見落とすこともない。また、図柄が変動している場合であっても、サイドランプなどに比較して始動入賞装置は図柄表示装置に近接して設けられているため、遊技者が見落とすことはほとんどない。そのため、確実に遊技者に当り予告を認識させることができるという効果がある。 (Additional remark 3) With the winning of the game ball to the start winning device, the light emission provided in the starting winning device is notified that the winning is announced before the stop symbol related to the winning is displayed. A gaming machine configured to execute when the means emits light. (Effect) In the gaming machine according to this configuration, when the sound of the announcement of the machine is not erased by the sound generated by the adjacent platform as in the case of the announcement by voice, and the symbol is not changed. The player is not overlooked because the light-emitting means provided in the starting prize-winning device to which attention is paid gives a hit notice. Even when the symbols are fluctuating, the player is rarely overlooked because the start winning device is provided closer to the symbol display device than a side lamp or the like. Therefore, there is an effect that the player can surely recognize the advance notice.
(付記4)発光手段を有する始動入賞装置へ入賞した遊技球の入賞検出信号に基づいて当りか否かを判定をする当り判定手段と前記当り判定手段の判定結果に応じて変動パターンを決定し、変動パターン指定コマンドを送信する変動パターン指定コマンド送信手段とを有した主制御手段と、前記主制御手段から送信された変動パターン指定コマンドに基づいて遊技演出を制御する遊技演出手段を有したサブ制御手段とを備えた遊技機において、前記サブ制御手段は、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、前記変動パターン指定コマンドを当り変動パターンと判定した場合に、前記始動入賞装置の発光手段の発光演出により、当該入賞に係る停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを報知する当り予告を実行することを特徴とする遊技機。(効果)この構成に係る遊技機では、図柄変動が行われていないこと且つ図柄変動の始動記憶数がないことを条件に、始動入賞装置に入賞した場合に、変動パターン指定コマンドを利用することでサブ制御手段において当りの判定を行う。そして、当りと判定されたときには、始動入賞装置に設けられた発光手段により停止図柄による当りの表示に先行して当りを報知することで、遊技者に通常より早いタイミングで当りを予告する。従って、図柄変動がなく、遊技に対する興味が低下している遊技者に、より早く大きな刺激を与えることができるため、演出効果を高めることができるという効果がある。また、サブ制御手段のプログラムを変更することで従来からの変動パターン指定コマンドをそのまま利用することができ、主制御手段をそのまま利用できるとともに、主制御手段に新たな負荷をかけることもない。 (Additional remark 4) The variation pattern is determined according to the determination result of the hit determination means for determining whether or not to win based on the winning detection signal of the game ball won to the start winning device having the light emitting means and the hit determination means A main control unit having a variation pattern designation command transmitting unit for transmitting a variation pattern designation command; and a sub-unit having a game effect unit for controlling a game effect based on the variation pattern designation command transmitted from the main control unit. In the gaming machine provided with the control means, the sub-control means is triggered by winning the game ball to the start winning device on condition that there is no symbol variation and there is no starting memory number of symbol variation. When the variation pattern designation command is determined as a hit variation pattern, a table of stop symbols related to the winning is obtained by the light emitting effect of the light emitting means of the start winning device. Gaming machine and executes a per notice for notifying that it is hit previously the pay to. (Effect) In the gaming machine according to this configuration, when a winning prize is awarded to the starting winning device on the condition that no symbol variation is performed and there is no starting memory number of symbol variation, a variation pattern designation command is used. Then, the sub-control means makes a hit determination. When it is determined that the winning is made, the light emitting means provided in the start winning device is notified of the winning prior to the winning display by the stop symbol, so that the player is notified of the winning at an earlier timing than usual. Therefore, since a large stimulus can be given to a player who has no symbol variation and is less interested in the game, there is an effect that the production effect can be enhanced. Further, by changing the program of the sub-control means, the conventional variation pattern designation command can be used as it is, the main control means can be used as it is, and no new load is applied to the main control means.
(付記5)前記発光手段は、前記当り予告を行うための予告専用ランプである。(効果)前記当り予告を予告専用ランプで行うため、遊技者は、当り予告に係る報知が他の報知と異なり、当りの予告であることが明確に認識できるという効果がある。 (Supplementary Note 5) The light emitting means, Ru notice dedicated lamp der for performing the per notice. (Effect) Since the hit notice is performed by the notice-only lamp, the player can clearly recognize that the notice related to the hit notice is different from other notices.
(付記6)前記当り予告は所定の抽選に当選した場合に限り実行する当り予告実行判定手段を備えたことを特徴とする。(効果)当りに関して、そのすべてについては予告をしないことで、図柄変動による演出と相まって、遊技の演出効果を高めることができるという効果がある。 (Supplementary Note 6) The per notice it comprising the per announcement execution determination means for executing only when the player wins a prescribed drawing. (Effect) By not giving a notice for all of the hits, there is an effect that the effect of playing the game can be enhanced in combination with the effect due to the variation of symbols.
(付記7)前記報知手段により予告される当りは、特別図柄の抽選による大当り、若しくは普通図柄の抽選による普通当りの一方若しくは双方であることを特徴とする。(効果)当りに、特別図柄の抽選による当り、若しくは普通図柄の抽選による当りがある場合に、いずれか一方若しくは双方の当りを予告することで演出効果を高めることができるという効果がある。 Per which it is prior notice (Supplementary Note 7) The notification unit, you being a one or both of the ordinary per due jackpot or lottery normal symbol by lottery special symbol. (Effect) When there is a win by a special symbol lottery or a normal symbol lottery, there is an effect that an effect can be enhanced by notifying either or both of them.
SE1…始動入賞口センサ、SE2…ゲートセンサ、SE3…普通入賞口センサ、YR…予告ランプ(報知手段、発光手段)、10…パチンコ遊技機(遊技機)、16…電飾ランプ、17…賞球ランプ、18…遊技盤ランプ、19…スピーカ、22…特図表示器、23…普図表示器、25…始動入賞口(始動入賞装置)、26…始動入賞ゲート(別例における始動入賞装置)、28…普通入賞口、30…特図始動記憶数表示器(入賞報知手段)、31…普図始動記憶数表示器(入賞報知手段)、32…主制御基板(主制御手段)、32a…メインCPU(当り判定手段、変動パターン指定コマンド送信手段、図柄指定コマンド送信手段)、33…表示制御基板(遊技演出手段、図柄表示制御手段)、34…ランプ制御基板(遊技演出手段)、34a…サブCPU、35…音声制御基板(遊技演出手段)、36…サブ制御手段を構成する統括制御基板、36a…統括CPU(図柄指定判定手段、図柄判定手段)。 SE1 ... Start winning prize sensor, SE2 ... Gate sensor, SE3 ... Normal prize opening sensor, YR ... Notice lamp (notification means, light emitting means), 10 ... Pachinko gaming machine (game machine), 16 ... Illumination lamp, 17 ... Award Ball lamp, 18 ... game board lamp, 19 ... speaker, 22 ... special display, 23 ... general display, 25 ... start winning opening (start winning device), 26 ... start winning gate (start winning prize device in another example) ), 28 ... Normal winning opening, 30 ... Special figure starting memory number display (winning notification means), 31 ... Normal drawing starting memory number display (winning notification means), 32 ... Main control board (main control means), 32a ... main CPU (hit determination means, variation pattern designation command transmission means, symbol designation command transmission means), 33 ... display control board (game presentation means, symbol display control means), 34 ... lamp control board (game presentation means), 4a ... sub CPU, 35 ... audio control board (game effects unit), 36 ... overall control substrate constituting the sub-control means, 36a ... overall CPU (symbol specified judging means, symbol judging means).
Claims (3)
前記メイン制御手段には、
保留中の図柄変動ゲームの回数を示す保留記憶値を記憶するメイン側保留記憶手段と、
始動入賞装置へ入賞した遊技球の入賞検出信号を入力すると、前記メイン側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値が予め定めた上限値未満であるか否かを判定し、当該判定結果が肯定の場合には前記保留記憶値を加算するとともに、前記図柄変動ゲームを開始させる場合に前記メイン側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値を減算する保留記憶加減算手段と、
前記保留記憶値が1以上の場合に、前記図柄変動ゲームを当りとするか否かを判定する当り判定手段と、
前記当り判定手段の判定結果に応じて変動パターンを決定し、その決定した変動パターンを指示する変動パターン指定コマンドを前記サブ制御手段に送信する変動パターン指定コマンド送信手段と、
予め定めた制御周期毎に、前記メイン側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値が、前回の制御周期で記憶されていた前記保留記憶値と一致するか否かを判定し、その判定結果が否定の場合には前記保留記憶値を指示する保留記憶値コマンドを前記サブ制御手段に送信し、前記判定結果が肯定の場合には前記保留記憶値コマンドを送信しない保留記憶値コマンド送信手段と、
前記図柄変動ゲームを表示させる表示装置に停止表示させる停止図柄を指示する図柄指定コマンドを前記サブ制御手段に送信する図柄指定コマンド送信手段と、を有し、
前記サブ制御手段は、
前記変動パターン指定コマンド、前記保留記憶値コマンド、及び前記図柄指定コマンドを受信するコマンド受信手段と、
前記コマンド受信手段が受信した前記変動パターン指定コマンドに基づいて前記図柄変動ゲームを実行させる制御手段と、
前記コマンド受信手段が受信した前記保留記憶値コマンドで指示された前記保留記憶値を記憶するサブ側保留記憶手段と、
前記コマンド受信手段が受信した前記図柄指定コマンドで指示された停止図柄を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
前記変動パターン指定コマンドが受信された際に前記サブ側保留記憶手段に記憶されている前記保留記憶値が零か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記コマンド受信手段が受信した前記図柄指定コマンドに基づいて当該図柄変動ゲームが当りとなるか否かを判定するサブ側当り判定手段と、
所定の報知手段により報知する当り予告の実行を制御する当り予告制御手段と、を有し、
前記当り予告制御手段は、前記図柄変動ゲームが行われていないこと且つ前記保留記憶値が零であることを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、当該入賞に係る停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知することを特徴とする遊技機。 In a gaming machine comprising: main control means for controlling the entire gaming machine; and sub-control means for executing various controls related to game effects based on various control commands output by the main control means.
The main control means includes
A main-side storage means for storing a storage value that indicates the number of symbol variation games on hold;
When a winning detection signal of a game ball won in the start winning device is input, it is determined whether or not the hold storage value stored in the main hold storage means is less than a predetermined upper limit value, and the determination result A holding memory addition / subtraction means for subtracting the holding memory value stored in the main-side holding memory means when the symbol variation game is started,
A hit judging means for judging whether or not to win the symbol variation game when the reserved storage value is 1 or more;
A variation pattern specifying command transmitting means for determining a variation pattern according to the determination result of the hit determination means, and transmitting a variation pattern designation command for instructing the determined variation pattern to the sub-control means;
For each predetermined control cycle, it is determined whether or not the hold storage value stored in the main hold storage means matches the hold storage value stored in the previous control cycle. If the result is negative, a pending storage value command that indicates the pending storage value is transmitted to the sub-control means, and if the determination result is affirmative, the pending storage value command transmission means that does not transmit the pending storage value command When,
A symbol designation command transmitting means for transmitting to the sub-control means a symbol designation command for instructing a stop symbol to be stopped and displayed on the display device for displaying the symbol variation game;
The sub-control means includes
Command receiving means for receiving the variation pattern designation command, the pending storage value command, and the symbol designation command;
Control means for executing the symbol variation game based on the variation pattern designation command received by the command receiving means;
Sub-side hold storage means for storing the hold storage value indicated by the hold storage value command received by the command receiving means;
Display control means for causing the display device to display a stop symbol designated by the symbol designation command received by the command receiving means;
Determining means for determining whether or not the hold storage value stored in the sub-side hold storage means is zero when the variation pattern designation command is received;
When the determination result of the determination means is affirmative, a sub-side hit determination means for determining whether or not the symbol change game is a win based on the symbol designation command received by the command receiving means;
A hit notice control means for controlling the execution of the hit notice notified by the predetermined notice means,
The winning notice control means, on the condition that the symbol variation game is not played and the reserved memory value is zero, the winning symbol of the game ball to the start winning device is a stop symbol related to the winning A gaming machine characterized in that a predetermined notification means notifies that the winning is a winning before the display of .
前記特定図柄による当り予告と、前記非特定図柄による当り予告とが異なる態様であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 In the gaming machine, the symbol designating command is a predetermined non-specific symbol to which a special gaming state advantageous to the player is given, or further advantageous to the player in addition to the special gaming state. A sub-control unit having a symbol determination unit for determining whether the symbol is a specific symbol to which a specific state is given;
The gaming machine according to claim 1, wherein the hit notice based on the specific symbol and the hit notice based on the non-specific symbol are different from each other.
前記メイン側保留記憶手段は、前記第1図柄用の保留記憶値を予め定めた上限数まで記憶する一方で、前記第2図柄用の保留記憶値を予め定めた上限数まで記憶するようになっており、The main-side reserved storage means stores the reserved symbol value for the first symbol up to a predetermined upper limit number, while storing the reserved symbol value for the second symbol up to a predetermined upper limit number. And
前記サブ側保留記憶手段は、第1図柄用の保留記憶値コマンドで指示された第1図柄用の保留記憶値を記憶する一方で、第2図柄用の保留記憶値コマンドで指示された第2図柄用の保留記憶値を記憶するように構成されており、The sub-side reserved storage means stores the stored value for the first symbol designated by the reserved symbol value command for the first symbol, while the second designated by the reserved symbol value command for the second symbol. It is configured to store the reserved memory value for the symbol,
前記判定手段は、第1図柄用の変動パターン指定コマンドが受信された際に前記サブ側保留記憶手段に記憶されている前記第1図柄用の保留記憶値を確認し、当該第1図柄用の保留記憶値が零である場合には、前記当り予告制御手段は、前記第1図柄の変動が行われていないこと且つ前記第1図柄用の保留記憶値が零であることを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、前記サブ側当り判定手段が第1図柄用の図柄指定コマンドに基づいて停止図柄を第1図柄による当り図柄と判定した場合に、当該入賞に係る第1図柄による停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知する当り予告を実行させる一方で、前記判定手段は、第2図柄用の変動パターン指定コマンドが受信された際に前記サブ側保留記憶手段に記憶されている前記第2図柄用の保留記憶値を確認し、当該第2図柄用の保留記憶値が零である場合には、前記当り予告制御手段は、前記第2図柄の変動が行われていないこと且つ前記第2図柄用の保留記憶値が零であることを条件に、遊技球の始動入賞装置への入賞を契機として、前記サブ側当り判定手段が第2図柄用の図柄指定コマンドに基づいて停止図柄を第2図柄による当り図柄と判定した場合に、当該入賞に係る第2図柄による停止図柄の表示以前に当該入賞が当りであることを所定の報知手段により報知する当り予告を実行させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。The determination means confirms the reserved storage value for the first symbol stored in the sub-side reserved storage means when a variation pattern designation command for the first symbol is received, and for the first symbol When the reserved memory value is zero, the hit notice control means is conditioned on the condition that the first symbol is not changed and the reserved symbol value for the first symbol is zero. When the sub-side hit determination means determines that the stop symbol is a winning symbol based on the first symbol based on the symbol designating command for the first symbol, triggered by the winning of the starting winning device for the ball, the second Before the stop symbol is displayed by one symbol, a predetermined announcement means that the winning is won is executed by a predetermined notification means, while the determination means receives a variation pattern designation command for the second symbol. When said sub-side The reserved memory value for the second symbol stored in the storage unit is confirmed, and when the reserved memory value for the second symbol is zero, the hit notice control unit On the condition that no change is made and the stored value for the second symbol is zero, the sub-side hit determination means uses the second symbol for the second symbol when the game ball starts winning a prize. When the stop symbol is determined to be a winning symbol based on the second symbol based on the symbol designating command, the predetermined notification means notifies that the winning symbol is a winning before the stop symbol is displayed based on the second symbol relating to the winning The game machine according to claim 1 or 2, wherein a hitting notice is executed.
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