JP4325317B2 - 光学積層体、光学素子、液晶表示装置、及び光学積層体の製造方法 - Google Patents
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Description
ところが、このフィルム補償方式では、最大の欠点として、視野角が狭いことが挙げられている。これは、斜めからディスプレイを覗き込んだ場合にフィルムの見かけの光路長が増大することが原因である。このため、位相差フィルムの厚さ方向の屈折率を大きくするような配向処理の手法が種々検討されてきた。
(1)固有複屈折値が負である樹脂を含有してなる層の少なくとも片面に透明な樹脂を含有してなる層を積層してなる光学積層体(A)と、透明な樹脂を含有してなるフィルムを延伸してなる延伸フィルム(B)とを積層してなる光学積層体(C)であって、前記光学積層体(A)は、前記固有複屈折値が負である樹脂と前記透明な樹脂とを共押出して得た未延伸積層体を二軸延伸して得られる積層体であり、前記光学積層体(C)の厚さをd(nm)、波長550nmの光で測定した前記光学積層体(C)の厚さ方向の屈折率をnz、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnx及びny(ただし、nx>ny)としたとき、(nx−ny)×dで表される正面リターデーションReのバラツキが10nm以内であり、且つ、0<{(nx−nz)/(nx−ny)}<1を満たすことを特徴とする光学積層体、
(2)前記光学積層体(C)の正面リターデーションReのバラツキが2nm以内である前記(1)に記載の光学積層体、
(3)前記光学積層体(A)は、前記固有複屈折値が負である樹脂を含有してなる層の両面に、前記透明な樹脂を含有してなる層が積層されている前記(1)又は(2)に記載の光学積層体、
(4)前記固有複屈折値が負である材料がビニル芳香族系重合体である前記(1)〜(3)のいずれかに記載の光学積層体、
(5)前記ビニル芳香族系重合体がスチレン又はスチレン誘導体と無水マレイン酸との共重合体である前記(4)に記載の光学積層体、
(6)前記光学積層体(A)に用いる前記透明な樹脂のガラス転移温度Tg2は、前記固有複屈折値が負である樹脂のガラス転移温度Tg1より低い前記(1)〜(5)のいずれかに記載の光学積層体、
(7)波長550nmの光で測定した前記光学積層体(A)の厚さ方向の屈折率をnzA、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnxA及びnyAとしたとき、nxA、nyA及びnzAが、nzA>(nxA+nyA)/2の関係を満たすものである前記(1)〜(6)のいずれかに記載の光学積層体、
(8)nxA、nyA及びnzAが、nzA>nxA及びnzA>nyAの関係を満たすものである前記(7)に記載の光学積層体、
(9)nxA、nyA及びnzAが、nzA>nxA≒nyAの関係を満たすものである前記(8)に記載の光学積層体、
(10)d、nx、ny及びnzが、−30nm<[{(nx+ny)/2}−nz]×d<30nmの関係を満たすものである前記(1)〜(9)のいずれかに記載の光学積層体、
(11)前記光学積層体(C)の面内方向の遅相軸のバラツキが±10°以内である前記(1)〜(10)のいずれかに記載の光学積層体、
(12)前記光学積層体(A)と前記延伸フィルム(B)とが、その互いの面内方向遅相軸の交差角が90°±10°になるように積層されたものである前記(1)〜(11)のいずれかに記載の光学積層体、
(13)前記光学積層体(A)が少なくとも一軸延伸されたものである前記(1)〜(12)のいずれかに記載の光学積層体、
(14)前記透明な樹脂が脂環式構造を有する重合体樹脂である前記(1)〜(13)のいずれかに記載の光学積層体、
(15)少なくとも前記光学積層体(A)の残留揮発成分含有量が0.1重量%以下である(1)〜(14)のいずれかに記載の光学積層体、
(16)前記(1)〜(15)のいずれか1つに記載の光学積層体(C)と偏光板との積層体からなる光学素子、
(17)前記(1)〜(15)のいずれか1つに記載の光学積層体(C)を液晶セルの少なくとも片側に備えた液晶表示装置、
(18)光学積層体(A)と、透明な樹脂を含有してなる延伸フィルム(B)とを積層してなる光学積層体(C)の製造方法であって、固有複屈折値が負である樹脂と透明な樹脂とを共押出して、該固有複屈折値が負である樹脂を含有してなる層の少なくとも片面に透明な樹脂を含有してなる層を積層してなる未延伸積層体(a)を得た後に、該未延伸積層体(a)を延伸して前記光学積層体(A)を製造し、製造された前記光学積層体(A)と前記延伸フィルム(B)とを積層して前記光学積層体(C)を製造する製造方法であり、当該光学積層体(C)が、該光学積層体(C)の厚さをd(nm)、波長550nmの光で測定した該光学積層体(C)の厚さ方向の屈折率をnz、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnx及びny(ただし、nx>ny)としたとき、(nx−ny)×dで表される正面リターデーションReのバラツキが10nm以内であり、且つ、0<{(nx−nz)/(nx−ny)}<1を満たし、前記光学積層体(A)に用いる前記透明な樹脂のガラス転移温度Tg 2 は、前記固有複屈折値が負である樹脂のガラス転移温度Tg 1 より10℃以上低く、前記未延伸積層体(a)を延伸する温度は、(Tg 1 −10)℃〜(Tg 1 +20)℃である光学積層体の製造方法、
(19)前記未延伸積層体(a)の延伸方法が二軸延伸法である前記(18)に記載の光学積層体の製造方法、
(20)前記光学積層体(A)と前記延伸フィルム(B)とが、その互いの面内方向遅相軸の交差角が90°±10°になるように積層する前記(18)又は(19)に記載の光学積層体の製造方法、がそれぞれ提供される。
ビニル芳香族単量体としては、スチレン;4−メチルスチレン、4−クロロスチレン、3−メチルスチレン、4−メトキシスチレン、4−tert−ブトキシスチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン誘導体;などが挙げられる。これらを単独で使用しても2種以上併用してもよい。
ビニル芳香族単量体と共重合可能な単量体としては、プロピレン、ブテン等のオレフィン;アクリロニトリル等のα,β―エチレン性不飽和ニトリル単量体;アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等のα,β―エチレン性不飽和カルボン酸;アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル;マレイミド;酢酸ビニル;塩化ビニル;などが挙げられる。
ビニル芳香族系重合体の中でも、耐熱性が高い観点から、スチレン又はスチレン誘導体と無水マレイン酸との共重合体が好ましい。
ノルボルネン系重合体としては、具体的にはノルボルネン系モノマーの開環重合体、ノルボルネン系モノマーと開環共重合可能なその他のモノマーとの開環共重合体、及びそれらの水素化物、ノルボルネン系モノマーの付加重合体、ノルボルネン系モノマーと共重合可能なその他のモノマーとの付加共重合体などが挙げられる。これらの中でも、透明性の観点から、ノルボルネン系モノマーの開環(共)重合体水素化物が最も好ましい。
上記の脂環式構造を有する重合体は、例えば特開2002−321302号公報などに開示されている公知の重合体から選ばれる。
また、ポリマーとしてYの構造を繰り返し単位として有するモノマーとしては、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]デカ−3,7−ジエン(慣用名:テトラシクロドデセン)及びその誘導体(環に置換基を有するもの)が挙げられる。
接着剤層の厚さは、好ましくは1〜50μm、さらに好ましくは2〜30μmである。
押出し温度は、使用する固有複屈折値が負である樹脂や透明な樹脂及び必要に応じて用いられる接着剤の種類に応じて適宜選択され得る。
押出し温度は、透明な樹脂のガラス転移温度に応じて適宜選択され得る。
遅相軸のバラツキは、遅相軸を数点測定したときの測定値の算術平均値に対する各測定値のばらつきとする。
光学積層体(A)と延伸フィルム(B)とを積層する方法としては特に制限されず、公知の方法を採用することができるが、生産効率の観点から、長尺のフィルム同士を貼り合わせる、いわゆるロール・トゥ・ロール方式を採用するのが好ましい。この方式によれば、ロール状に巻き取った光学積層体(A)と延伸フィルム(B)とをそれぞれ引き出し、接着剤又は粘着剤を接合面に塗布して両者を積重し、この積重体を加圧ローラのニップに供給して圧着することにより連続的に貼り合わせることができる。
本発明の光学素子に用いる偏光板の基本的な構成は、二色性物質含有のポリビニルアルコール系偏光フィルム等からなる偏光子の片側又は両側に、適宜の接着層を介して、保護層となる透明保護フィルムを接着したものからなる。
偏光子としては、例えばポリビニルアルコールや部分ホルマール化ポリビニルアルコール等の従来に準じた適宜なビニルアルコール系ポリマーよりなるフィルムに、ヨウ素や二色性染料等よりなる二色性物質による染色処理、延伸処理、架橋処理等の適宜な処理を適宜な順序や方式で施したもので、自然光を入射させると直線偏光を透過する適宜なものを用いることができる。特に、光透過率や偏光度に優れるものが好ましい。偏光子の厚さは、5〜80μmが一般的であるが、これに限定されない。
透明保護フィルムの厚さは、任意であるが一般には偏光板の薄型化などを目的に500μm以下、好ましくは5〜300μm、特に好ましくは5〜150μmである。
本発明の光学積層体(C)においては、本発明の光学積層体(C)中の透明な樹脂を含有してなる層が積層する偏光板の透明保護フィルムを兼ねることができ、部材の薄型化が可能である。また、光学積層体(C)と偏光板の積層を、ロール・トゥ・ロールで行うことができ、長尺の光学素子を得ることができる。
本発明の光学素子の厚さは、通常100〜700μm、好ましくは200〜600μmである。
本発明の液晶表示装置は、偏光板を液晶セルの片側又は両側に配置してなる透過型や反射型、あるいは透過・反射両用型等の従来に準じた適宜な構造を有するものとして形成することができる。液晶セルに使用する液晶モードとしては、TN(Twisted Nematic)型、STN(Super Twisted Nematic)型、HAN(Hybrid Alignment Nematic)型、VA(Vertical Alignment)、MVA(Multiple Vertical Alignment)型、IPS(In Plane Switching)型、OCB(Optical Compensated Bend)型、などが挙げられる。
本発明における評価は、以下の方法により行う。
(1)分子量
シクロヘキサン(重合体樹脂が溶解しない場合はトルエン)を溶媒にしてゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定し、標準ポリスチレン又はポリイソプレン換算の重量平均分子量(Mw)を求める
(2)ガラス転移温度(Tg)
JIS K7121に基づいて示差走査熱量分析法(DSC)を用いて測定する。
(3)水素化率
重合体の主鎖及び芳香環の水素化率は、1H−NMRを測定し算出する。
(4)フィルム又は積層体の厚さ
フィルム又は積層体の断面を光学顕微鏡で観察して測定する。積層体については各層ごとに測定する。
(5)波長550nmの光で測定したフィルム又は積層体の厚さ方向の屈折率nz、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率nx、ny、正面リターデーションのバラツキ及び遅相軸のバラツキ
自動複屈折計(王子計測器社製、KOBRA−21)を用いて測定する。なお、正面リターデーションReのバラツキは、フィルム又は積層体の幅方向に10mm間隔で正面リターデーションReを測定して、その測定値の算術平均値と正面リターデーションReの代表値とし、測定値の内、最大値と最小値との差を正面リターデーションReのばらつきとする。遅相軸のバラツキは、フィルム又は積層体の幅方向に10mm間隔で遅相軸を測定して、その測定値の算術平均値を求め、その平均値からの測定値のバラツキとする。
(6)残留揮発性成分量
ガスクロマトグラフィーを用いて、沸点150℃以下の成分の合計量として測定する。
(7)表示性能
光学積層体をSTN型液晶表示装置の液晶セルと上側偏光板との間、及び液晶セルと下側偏光板との間に配置して、表示特性を目視で観察する。また、表示装置の背景を黒表示にし、暗室内で正面方向及び上下左右40度の方向から見て、輝度ムラ(白抜け)がないか確認する。偏光板と光学積層体とを積層する際、偏光板の吸収軸と光学積層体の遅相軸とが45°になるように配置する。
脱水したシクロヘキサン500部に、窒素雰囲気下、1−ヘキセン0.82部、ジブチルエーテル0.15部、トリイソブチルアルミニウム0.30部を室温で反応器に入れ混合した後、45℃に保ちながら、トリシクロ[4.3.0.12,5]デカ−3,7−ジエン(ジシクロペンタジエン、以下、「DCP」と略記する。)170部、8−エチリデン−テトラシクロ〔4.4.0.12,5.17,10〕−ドデカ−3−エン(エチリデンテトラシクロドデセン、以下、「ETD」と略記する。)30部からなるノルボルネン系単量体混合物と、六塩化タングステン(0.7%トルエン溶液)40部とを、2時間かけて連続的に添加して重合した。重合溶液にブチルグリシジルエーテル1.06部とイソプロピルアルコール0.52部を加えて重合触媒を不活性化し、重合反応を停止させた。
製造例1で得られたノルボルネン系重合体1からなるa層、スチレン−マレイン酸共重合体(ノヴァ・ケミカル社製、商品名「Daylark D332」、ガラス転移温度130℃、オリゴマー成分含有量3重量%)からなるb層、及び変性したエチレン−酢酸ビニル共重合体(三菱化学社製、商品名「モディックAP A543」、ビカット軟化点80℃)からなる接着剤層(c層)を有する、a層(35μm)−c層(7μm)−b層(140μm)−c層(7μm)−a層(35μm)の未延伸積層体A1を共押出し成形により得た。
製造例2におけるb層と同じスチレン−マレイン酸共重合体を押出し成形し、単層のスチレン−マレイン酸共重合体からなる厚さ140μmの未延伸フィルム2を得た。
製造例2で得られた未延伸積層体A1を100×100mmのシートに切断し、フィルム延伸試験機(ORIENTEC CORPORATION社製、「TENSILON UTM−10T−PL」)を用いて延伸温度139℃、延伸倍率1.7倍、延伸速度35mm/minで一軸延伸を行った。さらに、前記延伸方向とは直交する方向に、延伸倍率1.5倍で一軸延伸した。延伸した積層体を取り出し、中央部の60mm×60mmの部分を切り出し、光学積層体A2を得た。この積層体A2の厚さ方向の屈折率をnzA2、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnxA2及びnyA2としたとき、nzA2>nxA2≒nyA2の関係を満たしていた。
さらに、得られた光学積層体A2とノルボルネン系重合体(製品名「ZEONOR 1420」、日本ゼオン社製;ガラス転移温度は135℃)からなる一軸延伸フィルムB(厚さ100μmの原反フィルムを延伸温度は138℃、延伸倍率縦1.2倍で延伸したもの)とをそれらの面内遅相軸方向が直交するように積層して光学積層体C1を得た。光学積層体C1の測定結果を表1に示す。
また、この光学積層体C1を用いてSTN型液晶表示装置の表示性能を評価したところ、表示画面を正面から見た場合も、45°以内の斜め方向から見た場合も良好な表示を確認でき、さらに、面内の表示特性は均一であった。また、輝度ムラは、正面方向から見ても、上下左右40度の方向から見てもなかった。
製造例2で得られた未延伸積層体A1のかわりに製造例3で得られた未延伸フィルム2を用いた他は実施例1と同様に延伸を行ったが、フィルムが破断してしまった。
製造例1で得られた未延伸積層体A1のかわりに製造例3で得られた未延伸フィルム2を用い、延伸温度を158℃、延伸速度を70mm/minとした他は実施例1と同様に延伸を行い単層の延伸フィルム2を得た。さらに、この延伸フィルム2とノルボルネン系重合体(製品名「ZEONOR 1420」、日本ゼオン社製;ガラス転移温度は135℃)からなる一軸延伸フィルムB(厚さ100μmの原反フィルムを延伸温度は138℃、延伸倍率縦1.2倍で延伸したもの)とをそれらの面内遅相軸方向が直交するように積層して光学積層体c1を得た。光学積層体c1の測定結果を表1に示す。
また、この光学積層体c1を用いてSTN型液晶表示装置の表示性能を評価したところ、全面で表示ムラがあり色調や階調が均一でなかった。輝度ムラは、正面方向および上下左右40度の方向からから見た場合も、見られた。
実施例に示すように、本発明の光学積層体は、前記積層体の厚さをd、波長550nmの光で測定した厚さ方向の屈折率をnz、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnx及びny(ただし、nx>ny)としたとき、(nx−ny)×dで表される正面リターデーションReのバラツキが2nmであり、且つ、1>(nx−nz)/(nx−ny)>0とすることができるので、この光学積層体を液晶表示装置に使用したとき、正面だけでなく斜め方向から見ても良好な表示を確認でき、面内の表示特性も良好で、輝度ムラもない。
一方、比較例1の場合、延伸時に単層フィルムが破断してしまう。また、比較例2のように単層フィルムを用いて、延伸したものでも、正面リターデーションのバラツキが15nmとなるので、この光学積層体を液晶表示装置に使用したとき、全面で表示ムラが見られたり、輝度ムラが見られたりする。
Claims (20)
- 固有複屈折値が負である樹脂を含有してなる層の少なくとも片面に透明な樹脂を含有してなる層を積層してなる光学積層体(A)と、透明な樹脂を含有してなるフィルムを延伸してなる延伸フィルム(B)とを積層してなる光学積層体(C)であって、
前記光学積層体(A)は、前記固有複屈折値が負である樹脂と前記透明な樹脂とを共押出して得た未延伸積層体を二軸延伸して得られる積層体であり、
前記光学積層体(C)の厚さをd(nm)、波長550nmの光で測定した前記光学積層体(C)の厚さ方向の屈折率をnz、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnx及びny(ただし、nx>ny)としたとき、(nx−ny)×dで表される正面リターデーションReのバラツキが10nm以内であり、且つ、0<{(nx−nz)/(nx−ny)}<1を満たすことを特徴とする光学積層体。 - 前記光学積層体(C)の正面リターデーションReのバラツキが2nm以内である請求項1に記載の光学積層体。
- 前記光学積層体(A)は、前記固有複屈折値が負である樹脂を含有してなる層の両面に、前記透明な樹脂を含有してなる層が積層されている請求項1又は2に記載の光学積層体。
- 前記固有複屈折値が負である材料がビニル芳香族系重合体である請求項1〜3のいずれかに記載の光学積層体。
- 前記ビニル芳香族系重合体がスチレン又はスチレン誘導体と無水マレイン酸との共重合体である請求項4に記載の光学積層体。
- 前記光学積層体(A)に用いる前記透明な樹脂のガラス転移温度Tg2は、前記固有複屈折値が負である樹脂のガラス転移温度Tg1より低い請求項1〜5のいずれかに記載の光学積層体。
- 波長550nmの光で測定した前記光学積層体(A)の厚さ方向の屈折率をnzA、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnxA及びnyAとしたとき、nxA、nyA及びnzAが、nzA>(nxA+nyA)/2の関係を満たすものである請求項1〜6のいずれかに記載の光学積層体。
- nxA、nyA及びnzAが、nzA>nxA及びnzA>nyAの関係を満たすものである請求項7に記載の光学積層体。
- nxA、nyA及びnzAが、nzA>nxA≒nyAの関係を満たすものである請求項8に記載の光学積層体。
- d、nx、ny及びnzが、−30nm<[{(nx+ny)/2}−nz]×d<30nmの関係を満たすものである請求項1〜9のいずれかに記載の光学積層体。
- 前記光学積層体(C)の面内方向の遅相軸のバラツキが±10°以内である請求項1〜10のいずれかに記載の光学積層体。
- 前記光学積層体(A)と前記延伸フィルム(B)とが、その互いの面内方向遅相軸の交差角が90°±10°になるように積層されたものである請求項1〜11のいずれかに記載の光学積層体。
- 前記光学積層体(A)が少なくとも一軸延伸されたものである請求項1〜12のいずれかに記載の光学積層体。
- 前記透明な樹脂が脂環式構造を有する重合体樹脂である請求項1〜13のいずれかに記載の光学積層体。
- 少なくとも前記光学積層体(A)の残留揮発成分含有量が0.1重量%以下である請求項1〜14のいずれかに記載の光学積層体。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光学積層体(C)と偏光板との積層体からなる光学素子。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光学積層体(C)を液晶セルの少なくとも片側に備えた液晶表示装置。
- 光学積層体(A)と、透明な樹脂を含有してなる延伸フィルム(B)とを積層してなる光学積層体(C)の製造方法であって、
固有複屈折値が負である樹脂と透明な樹脂とを共押出して、該固有複屈折値が負である樹脂を含有してなる層の少なくとも片面に透明な樹脂を含有してなる層を積層してなる未延伸積層体(a)を得た後に、該未延伸積層体(a)を延伸して前記光学積層体(A)を製造し、
製造された前記光学積層体(A)と前記延伸フィルム(B)とを積層して前記光学積層体(C)を製造する製造方法であり、
当該光学積層体(C)が、該光学積層体(C)の厚さをd(nm)、波長550nmの光で測定した該光学積層体(C)の厚さ方向の屈折率をnz、厚さ方向に垂直な互いに直交する2方向の屈折率をnx及びny(ただし、nx>ny)としたとき、(nx−ny)×dで表される正面リターデーションReのバラツキが10nm以内であり、且つ、0<{(nx−nz)/(nx−ny)}<1を満たし、
前記光学積層体(A)に用いる前記透明な樹脂のガラス転移温度Tg 2 は、前記固有複屈折値が負である樹脂のガラス転移温度Tg 1 より10℃以上低く、
前記未延伸積層体(a)を延伸する温度は、(Tg 1 −10)℃〜(Tg 1 +20)℃である光学積層体の製造方法。 - 前記未延伸積層体(a)の延伸方法が二軸延伸法である請求項18に記載の光学積層体の製造方法。
- 前記光学積層体(A)と前記延伸フィルム(B)とが、その互いの面内方向遅相軸の交差角が90°±10°になるように積層する請求項18又は19に記載の光学積層体の製造方法。
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