JP4325090B2 - Vector controller for induction linear motor - Google Patents
Vector controller for induction linear motor Download PDFInfo
- Publication number
- JP4325090B2 JP4325090B2 JP2000222858A JP2000222858A JP4325090B2 JP 4325090 B2 JP4325090 B2 JP 4325090B2 JP 2000222858 A JP2000222858 A JP 2000222858A JP 2000222858 A JP2000222858 A JP 2000222858A JP 4325090 B2 JP4325090 B2 JP 4325090B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current command
- command
- current
- torque
- excitation current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Linear Motors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘導リニアモータのベクトル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、誘導リニアモータのベクトル制御装置の制御ブロック図を図5に示す。図5において、ベクトル制御装置の主回路2は、電源1に接続された順変換器とこの順変換器出力を平滑する直流コンデンサ及びこの直流電圧を交流に変換して出力する逆変換器で構成されている(図示省略)。
【0003】
この主回路2で駆動される誘導リニアモータ(以下単にリニアモータという)3のU,W相にはHCT4u,4wが設けられており、HCT4u,4wで検出したU,W相電流を電流検出回路31で3相電流としている。また、リニアモータ3にはリニアモータの移動を回転に変えるローラと共に回転する速度パルス発生器5がもうけられており、速度パルス発生器5の速度パルスを速度検出回路6でカウントし演算して検出速度ωdとしている。
【0004】
速度制御部11は速度指令と検出速度の偏差をPID演算してトルク指令を出力し、ベクトル制御部12はベクトル制御演算によりトルク指令に応じた磁束指令とq軸のトルク分電流指令を演算し出力する。また、励磁電流演算部13は磁束指令からd軸の励磁電流指令を演算して出力する。
【0005】
滑り角周波数演算部24は励磁電流指令とトルク分電流指令から滑り角周波数ωsを演算し、加算器25で検出速度ωdと加算して運転周波数ω1を出力し、位相演算回路26出力電圧の位相が演算される。
【0006】
電流検出部31からの3相検出電流は3相−2相変換回路32で2相に変換され、位相演算回路26からの1次電圧の位相で回転される座標変換回路33でp軸電流Ip及びq軸電流Iqに変換される。
【0007】
ディジタル電流制御部15は、励磁電流指令、トルク分電流指令、p,q軸検出電流から、p,q軸電圧指令Vd,Vqを演算する。このp,q軸電圧指令は位相演算回路26からの1次電圧の位相で回転する座標変換回路34で2相の電圧に変換され、更に2相−3相変換回路35で3相電圧指令に変換される。
【0008】
この3相電圧指令はゲートドライブ出力回路36に入力しPWM変調され、ベースドライブ回路37を介して主回路2の逆変換部を構成しているスイッチング素子(以下主回路素子という)のベースを駆動し、リニアモータ3の速度を制御している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記誘導リニアモータのベクトル制御装置の制御ブロックは、回転誘導モータのベクトル制御装置の制御ブロックと格別変わりがない。ところで、誘導リニアモータの定格周波数はポールピッチとスピードによって決まる。多くの場合、回転誘導モータと比較して運転周波数は低い。また、誘導リニアモータは回転誘導モータより1次2次間のギャップが大きい。そのため滑り角周波数が大きくなる。
【0010】
その結果、ベクトル制御で回生制御を行った場合、運転周波数ω1と滑り周波数ωsが同じになり、出力周波数が極端に低くなったり、最悪の場合直流出力となる。このような場合、ベクトル制御装置の主回路素子に直流の電流や周波数の低い電流が流れる。その結果、主回路素子の破壊を招くことがある。
【0011】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、回生制御時における直流又は低周波での運転をなくし主回路素子の破壊を防ぐことができる誘導リニアモータのベクトル制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トルク指令に基づいて磁束指令及びトルク電流指令値を演算するベクトル制御部と、この磁束指令に基づいて励磁電流指令値を演算する励磁電流演算部と、この励磁電流指令値と前記トルク電流指令値及びd,q軸検出電流に基づいてd,q軸電圧指令を出力する電流制御部とを有する誘導リニアモータのベクトル制御装置において、
励磁電流指令値を小さく又は大きくする共にこの励磁電流の切換えによりトルクが変化しないようにトルク電流指令値を大きく又は小さくする電流指令切換器と、運転周波数を監視して、回生運転により運転周波数が設定周波数より低くなったとき前記電流運転指令切換器を切換させ、さらに回生方向の負荷が大きくなった場合や運転速度が変化して励磁電流指令値を元に戻して運転しても直流にならない運転周波数に戻った場合は前記電流運転指令切換器を元に戻させる運転周波数監視器とを有するものである。
【0014】
そして、前記電流指令切換器と電流制御部との間に励磁電流指令値及びトルク電流指令値を通す各クッション回路を設けて、電流指令切換時に出力トルクにリップルが発生しないようにするとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1に実施の形態1にかかる誘導リニアモータのベクトル制御装置の制御ブロック図を示す。なお、図中、上記従来図5に示したものと同一構成部分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
【0016】
図1について、ベクトル制御部12は磁束指令と通常トルク電流指令Itの他に直流防止トルク電流指令It‘を出力するように構成されている。また、励磁電流演算部13は通常の励磁電流指令Ioの他に直流防止励磁電流指令Io’を出力するように構成されている。
【0017】
電流指令切換器14は運転周波数監視器23からの切換指令により、ベクトル制御部12から出力する通常トルク電流指令Itと直流防止トルク電流指令It‘とを切り替えると共に、励磁電流演算部13から出力する通常励磁電流指令Ioと直流防止励磁電流指令Io’とを切り替えて電流制御部15に出力するように構成されている。
【0018】
滑り角周波数演算回路21はベクトル制御部12から出力される通常トルク電流指令Itと励磁電流演算部13から出力される通常励磁電流指令Ioから滑り角周波数ωsを演算し、加算器22は検出速度ωdと滑り角周波数ωsとを加算して運転周波数ω1を出力する。
【0019】
運転周波数監視器23は加算器22から出力される運転周波数ω1を監視し、運転周波数が設定周波数より低くなったとき電流指令切換器14を切り替えて直流防止励磁電流指令Io’及び直流防止トルク電流指令It’を電流制御器に出力させる。
【0020】
【数1】
【0021】
ベクトル制御では滑り周波数は上記の式で決定される。そのためモータ定数(モータによって決まる値)Ktは変化しない。通常励磁電流指令Ioを一定として滑り周波数を計算すると滑り周波数は通常トルク電流指令Itによって決まる。仮に、通常励磁電流指令Ioを半分とすると、上記トルクの式より、通常トルク電流指令Itは2倍となる。その結果、周り周波数は4倍となることが上記滑り周波数の式からわかる。
【0022】
よって、励磁電流演算部13から通常励磁電流指令Ioより小さな直流防止励磁指令Io’を出力させる場合、速度制御部11から出力されるトルク指令通りのトルクが得られるように、ベクトル制御部12から出力される直流防止トルク電流指令It’は通常トルク電流指令Itの(Io/Io’)倍となるように出力させる。
【0023】
上記のように通常電流指令と直流防止電流指令とを直流指令切換器14で切り替えるようにしたので、回生運転により運転周波数ω1が下がり、設定周波数より低い周波数での運転状態になった場合、通常励磁電流指令Ioはこれより小さな直流防止励磁電流指令Io´に切り替えるので、滑り角周波数ωsは大きくなる。その結果出力周波数ω1は直流とならず、負の周波数となる。
【0024】
さらに回生方向の負荷が大きくなった場合や運転速度が変化して、励磁電流指令を元に戻して運転しても直流にならない運転周波数になった場合、運転周波数監視器23は電流指令切換器14を元の電流指令Io,Itが出力するように戻す。これらの制御により低周波数での運転を防止することができる。
【0025】
実施の形態2
図2に実施の形態2にかかる誘導リニアモータのベクトル制御装置の制御ブロック図を示す。図2の装置は、励磁電流演算部13から出力される直流防止励磁電流指令Io’は通常励磁電流指令Ioより大きく、直流防止トルク電流指令は通常トルク電流指令より小さく設定してあり、運転周波数を監視する運転周波数監視器23と電流指令Io,ItをIo’、It’に変化させる電流指令切換器14を具備する。その他の構成は図1のものと同じである。
【0026】
しかして、回生運転により運転周波数が下がり、設定周波数より低い周波数での運転状態になる場合、励磁電流指令IoがIo’に大きく変化する。励磁電流が大きくなると滑り周波数が小さくなる。その結果、出力周波数は直流とならず正の周波数となる。
【0027】
さらに回生方向の負荷が大きくなった場合や運転速度が変化して、励磁電流指令を元に戻して運転しても直流にならない運転周波数になった場合、運転手周波数監視器23は運転指令切替器14を元の電流指令Io,Itが出力するように戻す。これらの制御により低周波数での運転を防止することができる。
【0028】
実施の形態3
図3に実施の形態3にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図を示す。なお図中、上記図1,図2に示したものと同一構成部分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
【0029】
図3について、励磁電流演算部13から出力される直流防止励磁電流指令Io’を上記実施の形態1又は2の場合と同様に通常励磁電流指令より小さく又は大きく、直流防止トルク電流指令は通常トルク電流指令より大きく又は小さく設定しておく。
【0030】
主回路2の素子に直流電流が流れ、素子が破壊されるのは、誘導リニアモータ3が一定速度で運転し、かつ回生運転状態である。そこで、一定速度運転状態時の負荷状態を検出する負荷検出器を取り付ける(例えば、エレベータシステムでは、かごに取り付けられたロードセンサ)。
【0031】
計算機41で上記負荷検出器からの負荷情報より一定速度運転中の運転周波数を計算し、周波数判定器43で計算機41により計算した運転周波数が周波数設定値より低いか否かを判定する。切換指令発生器44は検出速度ωdが一定であることを条件に周波数判定器43の判定結果により運転周波数ω1が設定値以下の場合切換指令を出力し、電流指令切換器44を切り替えて上記直流防止励磁電流指令Io’及び直流防止トルク電流指令It’が直流制御器15へ出力するように構成されている。
【0032】
しかして、計算機41で計算した運転周波数が設定値以下の運転周波数になった場合、切換指令発生器44から電流指令が出力して電流指令切換器14が切り替わり、直流防止励磁電流指令Io’及び直流防止トルク電流指令It’が電流制御器15に入力するので、運転周波数が直流又は低周波にならないように運転される。
【0033】
実施の形態4
図4に実施の形態3にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図を示す。なお、図中、上記図3に示したものと同一構成部分は、同一符号を付してその重複する説明を省略する。
【0034】
図4について、計算器42は電流検出回路31からの電流検出値を用いて加速中の電流より負荷を推定し、その推定した負荷から一定速度運転中の運転周波数を計算するように構成されている。計算された運転周波数は実施の形態3と同様に周波数判定器43で周波数が設定値より低いか否かの判定がなされ、運転周波数が周波数設定値より低い場合、切換指令発生器44から切換指令が出力指令切換器14に出力され、電流制御器15に入力する電流指令が直流防止励磁電流指令Io’及び直流防止トルク電流指令It’に切り換わるので、運転周波数が直流又は低周波にならないように運転される。
【0035】
上記負荷の推定方法の例としては、加速中のトルク分電流の設定値を2つ設定する。設定値1以上設定値2以下のトルク分電流であった場合は、一定速度運転中の励磁電流を直流防止励磁電流で運転する。
【0036】
実施の形態4は実施の形態3のように負荷検出器が取り付けられない場合に適する。
【0037】
なお、上記実施の形態1〜4の直流防止励磁電流指令Io’及び直流防止トルク電流指令It’は通常励磁電流指令Io及び通常トルク電流指令Itから得るようにしてもよい。また、電流指令切換器14と電流制御器15との間の励磁電流指令回路及びトルク分電流指令回路にそれぞれクッション回路を設け、励磁電流指令及びトルク分電流指令変化時にクッションを持たせて変化させることにより、電流指令切換時に発生する出力トルクリップルを防止することができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、上述のとおり構成されているので、運転周波数が直流又は低周波にならない。その結果、直流又は低周波での運転がなくなり、主回路素子の破壊を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図。
【図2】実施の形態2にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図。
【図3】実施の形態3にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図。
【図4】実施の形態4にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図。
【図5】従来例にかかる誘導リニアモータのベクトル制御ブロック図。
【符号の説明】
2…ベクトル制御装置の主回路
3…誘導リニアモータ
11…速度制御部
12…ベクトル制御部
13…励磁電流演算部
14…電流指令切換器
15…電流制御部
21…滑り周波数演算回路
23…運転周波数監視器
41…負荷情報より一定速度運転中の運転周波数を計算する計算器
42…加速時電流より一定速度運転中の運転周波数を計算する計算器
43…周波数判定器
44…速度と運転周波数判定機の出力で切換指令発生器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vector control device for an induction linear motor.
[0002]
[Prior art]
FIG. 5 shows a control block diagram of a conventional vector control device for an induction linear motor. In FIG. 5, the
[0003]
[0004]
The
[0005]
The slip angle
[0006]
The three-phase detection current from the
[0007]
The digital
[0008]
This three-phase voltage command is input to the gate
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The control block of the induction linear motor vector control device is not different from the control block of the rotation induction motor vector control device. By the way, the rated frequency of the induction linear motor is determined by the pole pitch and speed. In many cases, the operating frequency is lower than that of a rotation induction motor. The induction linear motor has a larger gap between the primary and secondary sides than the rotation induction motor. As a result, the slip angular frequency increases.
[0010]
As a result, when regenerative control is performed by vector control, the operating frequency ω 1 and the slip frequency ωs are the same, the output frequency becomes extremely low, or in the worst case, the output is DC. In such a case, a direct current or a low frequency current flows through the main circuit element of the vector control device. As a result, the main circuit element may be destroyed.
[0011]
The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide an induction linear motor that can prevent operation of a main circuit element by eliminating operation at DC or low frequency during regenerative control. It is to provide a vector control device.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention, the a vector control unit for calculating a magnetic flux command and the torque current command value based on the torque command, and exciting current calculator for calculating an excitation current command value based on the magnetic flux command, and the excitation current instruction value In a vector control device for an induction linear motor having a current control unit that outputs a d and q axis voltage command based on a torque current command value and a d and q axis detection current,
A current command changer that increases or decreases the torque current command value so that the torque does not change by switching the excitation current while decreasing or increasing the excitation current command value, and monitoring the operating frequency, and the operating frequency is set by regenerative operation. If the current operation command changer is switched when the frequency becomes lower than the set frequency, and the load in the regenerative direction increases, or the operation speed changes and the excitation current command value is returned to the original value , it does not become DC When returning to the operating frequency, it has an operating frequency monitor for returning the current operation command switching device to its original state.
[0014]
Each cushion circuit for passing the excitation current command value and the torque current command value may be provided between the current command switch and the current control unit so that no ripple is generated in the output torque when the current command is switched.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiment 1
FIG. 1 is a control block diagram of the vector control device for the induction linear motor according to the first embodiment. In the figure, the same components as those shown in FIG. 5 are denoted by the same reference numerals, and redundant description thereof is omitted.
[0016]
1, the
[0017]
The current
[0018]
The slip angular
[0019]
The operating frequency monitor 23 monitors the operating frequency ω 1 output from the
[0020]
[Expression 1]
[0021]
In vector control, the slip frequency is determined by the above formula. Therefore, the motor constant (value determined by the motor) Kt does not change. When the slip frequency is calculated with the normal excitation current command Io constant, the slip frequency is determined by the normal torque current command It. If the normal excitation current command Io is halved, the normal torque current command It is doubled from the above torque equation. As a result, it can be seen from the above slip frequency equation that the surrounding frequency is quadrupled.
[0022]
Therefore, when outputting the DC prevention excitation command Io ′ smaller than the normal excitation current command Io from the excitation
[0023]
Since the normal current command and the direct current prevention current command are switched by the direct
[0024]
Further, when the load in the regenerative direction is increased or the operation speed is changed, and the operation frequency becomes a DC that does not become DC even when the excitation current command is returned to the original state, the operation frequency monitor 23 is a current command switch. 14 is returned so that the original current commands Io and It are output. These controls can prevent operation at a low frequency.
[0025]
FIG. 2 shows a control block diagram of the vector control device of the induction linear motor according to the second embodiment. In the apparatus shown in FIG. 2, the DC prevention excitation current command Io ′ output from the excitation
[0026]
Accordingly, when the operation frequency is lowered due to the regenerative operation and the operation state is lower than the set frequency, the excitation current command Io greatly changes to Io ′. As the excitation current increases, the slip frequency decreases. As a result, the output frequency is not a direct current but a positive frequency.
[0027]
Further, when the load in the regenerative direction becomes large or the operation speed changes and the operation frequency becomes a direct current even when the excitation current command is returned to the original state, the driver frequency monitor 23 switches the operation command. The
[0028]
FIG. 3 shows a vector control block diagram of the induction linear motor according to the third embodiment. In the figure, the same components as those shown in FIGS. 1 and 2 are denoted by the same reference numerals, and redundant description thereof is omitted.
[0029]
3, the direct current prevention excitation current command Io ′ output from the excitation
[0030]
The direct current flows through the elements of the
[0031]
The
[0032]
Thus, when the operating frequency calculated by the
[0033]
FIG. 4 shows a vector control block diagram of the induction linear motor according to the third embodiment. In the figure, the same components as those shown in FIG. 3 are given the same reference numerals, and redundant description thereof is omitted.
[0034]
Referring to FIG. 4, the
[0035]
As an example of the load estimation method, two set values of torque current during acceleration are set. When the torque component current is not less than the set value 1 and not more than the set
[0036]
The fourth embodiment is suitable when the load detector is not attached as in the third embodiment.
[0037]
The direct current prevention excitation current command Io ′ and the direct current prevention torque current command It ′ of the first to fourth embodiments may be obtained from the normal excitation current command Io and the normal torque current command It. Also, a cushion circuit is provided in each of the exciting current command circuit and the torque component current command circuit between the
[0038]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the operating frequency does not become direct current or low frequency. As a result, there is no operation at DC or low frequency, and the main circuit element can be prevented from being destroyed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vector control block diagram of an induction linear motor according to a first embodiment.
FIG. 2 is a vector control block diagram of the induction linear motor according to the second embodiment.
FIG. 3 is a vector control block diagram of the induction linear motor according to the third embodiment.
FIG. 4 is a vector control block diagram of an induction linear motor according to a fourth embodiment.
FIG. 5 is a vector control block diagram of an induction linear motor according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
励磁電流指令値を小さくする共にこの励磁電流の切換えによりトルクが変化しないようにトルク電流指令値を大きくする電流指令切換器と、
運転周波数を監視して、回生運転により運転周波数が設定周波数より低くなったとき前記電流運転指令切換器を切換させ、さらに回生方向の負荷が大きくなった場合や運転速度が変化して励磁電流指令値を元に戻して運転しても直流にならない運転周波数に戻った場合は前記電流運転指令切換器を元に戻させる運転周波数監視器と
を有する、ことを特徴とする誘導リニア電動機用ベクトル制御装置。A vector control unit that calculates a magnetic flux command and a torque current command value based on the torque command, an excitation current calculation unit that calculates an excitation current command value based on the magnetic flux command, the excitation current command value and the torque current command value And a vector control device for an induction linear motor having a current control unit that outputs a d and q axis voltage command based on the d and q axis detection currents,
A current command changer that decreases the excitation current command value and increases the torque current command value so that the torque does not change by switching the excitation current;
The operating frequency is monitored, and when the operating frequency becomes lower than the set frequency due to regenerative operation, the current operation command switch is switched, and when the load in the regenerative direction increases or the operating speed changes, the excitation current command changes. A vector control for an induction linear motor comprising: an operation frequency monitor for returning the current operation command switching device to the original when the operation frequency returns to the original value even when the operation is performed with the value restored. apparatus.
励磁電流指令値を大きくする共にこの励磁電流の切換えによりトルクが変化しないようにトルク電流指令値を小さくする電流指令切換器と、
運転周波数を監視して、回生運転により運転周波数が設定周波数より低くなったとき前記電流運転指令切換器を切換させ、さらに回生方向の負荷が大きくなった場合や運転速度が変化して励磁電流指令値を元に戻して運転しても直流にならない運転周波数に戻った場合は前記電流運転指令切換器を元に戻させる運転周波数監視器と
を有する、ことを特徴とする誘導リニア電動機用ベクトル制御装置。A vector control unit that calculates a magnetic flux command and a torque current command value based on the torque command, an excitation current calculation unit that calculates an excitation current command value based on the magnetic flux command, the excitation current command value and the torque current command value And a vector control device for an induction linear motor having a current control unit that outputs a d and q axis voltage command based on the d and q axis detection currents,
A current command changer that increases the excitation current command value and decreases the torque current command value so that the torque does not change by switching the excitation current;
The operating frequency is monitored, and when the operating frequency becomes lower than the set frequency due to regenerative operation, the current operation command switch is switched, and when the load in the regenerative direction increases or the operating speed changes, the excitation current command changes. A vector control for an induction linear motor comprising: an operation frequency monitor for returning the current operation command switching device to the original when the operation frequency returns to the original value even when the operation is performed with the value restored. apparatus.
前記電流指令切換器と電流制御部との間に励磁電流指令値及びトルク電流指令値を通す各クッション回路を有し、電流指令切換時に出力トルクにリップルが発生しないようにしたことを特徴とする誘導リニア電動機のベクトル制御装置。In claim 1 or claim 2 ,
Each cushion circuit for passing an excitation current command value and a torque current command value is provided between the current command switch and the current control unit, and ripples are not generated in the output torque when the current command is switched. Vector control device for induction linear motor.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000222858A JP4325090B2 (en) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | Vector controller for induction linear motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000222858A JP4325090B2 (en) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | Vector controller for induction linear motor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002044991A JP2002044991A (en) | 2002-02-08 |
JP4325090B2 true JP4325090B2 (en) | 2009-09-02 |
Family
ID=18717048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000222858A Expired - Fee Related JP4325090B2 (en) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | Vector controller for induction linear motor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4325090B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107026593A (en) * | 2017-05-23 | 2017-08-08 | 大连创为电机有限公司 | Asynchronous machine becomes excitation vector control method |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100452639C (en) * | 2006-11-28 | 2009-01-14 | 株洲南车时代电气股份有限公司 | Control method for linear induction motor |
-
2000
- 2000-07-24 JP JP2000222858A patent/JP4325090B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107026593A (en) * | 2017-05-23 | 2017-08-08 | 大连创为电机有限公司 | Asynchronous machine becomes excitation vector control method |
CN107026593B (en) * | 2017-05-23 | 2019-03-19 | 大连创为电机有限公司 | Asynchronous machine becomes excitation vector control method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002044991A (en) | 2002-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100850415B1 (en) | Vector controller of induction motor | |
JP3257566B2 (en) | PG-less vector control device for induction motor | |
JP3674741B2 (en) | Control device for permanent magnet synchronous motor | |
JP4760118B2 (en) | Electric motor control device | |
JP2006254572A (en) | Control method and controller of synchronous motor | |
JP2007089334A (en) | Power conversion device for electric vehicle | |
JP3765437B2 (en) | Control system for synchronous motor for machine tool spindle drive | |
JP4008930B2 (en) | Motor control device | |
JP4446284B2 (en) | Induction motor control device | |
JP5392532B2 (en) | Induction motor control device | |
JP2007082321A (en) | Motor drive unit | |
JP4325090B2 (en) | Vector controller for induction linear motor | |
JP2004282838A (en) | Braking method of inverter driven induction motor | |
JP5131725B2 (en) | Control device for power converter | |
JP2861418B2 (en) | Torque limiting method and control method for induction motor | |
JPH0880098A (en) | Vector controller of motor | |
JP2005086920A (en) | Method for controlling synchronous motor-driving device | |
JP4256238B2 (en) | Power converter | |
JPH08336292A (en) | Controller for permanent magnet synchronous motor | |
JP4543720B2 (en) | Speed sensorless vector controller | |
JP2005137052A (en) | Apparatus and method for controlling motor | |
JP3745633B2 (en) | Electric motor control device | |
JP4446688B2 (en) | Multiphase current supply circuit and control method thereof | |
JP6681266B2 (en) | Electric motor control device and electric vehicle equipped with the same | |
JP2007312462A (en) | Motor control device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090601 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |