JP4324369B2

JP4324369B2 - Contract automatic design program

Info

Publication number: JP4324369B2
Application number: JP2002352355A
Authority: JP
Inventors: 洋一郎星野
Original assignee: COUSENJYUKU CO., LTD.
Current assignee: COUSENJYUKU CO., LTD.
Priority date: 2002-12-04
Filing date: 2002-12-04
Publication date: 2009-09-02
Anticipated expiration: 2022-12-04
Also published as: JP2004185376A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば業務提携契約書やソフトウェア契約書等の契約書を効率的に設計可能にするような、契約書自動設計プログラム、契約書自動設計装置、契約書自動設計システム、及び記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、他者とのトラブルを事前に防ぐ方法のひとつとして契約書の締結が行われている。この契約書は、例えば企業であれば外部リスクを事前に防ぐための重要な防御手段の一つとなっており、顧客毎に契約書を作成し、この作成に最大限の神経を注いでいる。
【０００３】
また、この契約書の作成には法務的な知識が必要であるため、弁護士等の専門家に外部委託する必要が生じ、高額なコストが発生している。
【０００４】
このような契約書を一から作成すると大変な労力と時間を要し、またコストもかさむため、最近では契約書のひな型を利用して少しでも効率良く契約書を作成可能にするような方法も提案されている（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−７４２０６号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のひな型は契約書単位で提供されており、契約書の作成者の希望に近いひな型を提供しようとすれば、膨大な量のひな型が必要となって検索が大変であった。また逆に、ひな型の数を絞り込んで検索を容易にすると、希望する契約書内容とひな型で提供される内容との差がひらいて修正作業量が増加するという問題があった。
その上、契約書の内容は契約相手に対する信用評価等の評価によって変化するものであるが、この評価によるバリエーションに対応できるものはなかった。
【０００６】
この発明は、契約書を短期間で効率良く設計することができ、契約相手に対する評価に関連付けて契約書を設計することも可能な契約書自動設計プログラム、契約書自動設計装置、契約書自動設計システム、及び記録媒体を提供し、契約書作成に要する労力、時間、及びコストを削減することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この発明は、コンピュータに、契約書に記載する複数条項の内の１以上の各条項に対して段階的な個別契約強度と該個別契約強度ごとの条項文が定められている条項文データと、複数種類の契約書種別の内の１以上の契約書種別に対して段階的な全体契約強度と該全体契約強度ごとの各条項の個別契約強度が定められている契約書種別データとを記憶手段に記憶する記憶機能と、前記契約書種別と全体契約強度との直接選択を入力手段により受け付ける選択受付機能と、前記契約書種別データにおける前記選択された契約書種別の全体契約強度を参照して該全体契約強度に設定されている必要な条項と各条項の個別契約強度とを制御手段により抽出する抽出機能と、前記条項文データにおける前記抽出した条項の個別契約強度に対応する条項文を取得して契約書を契約書設計手段により設計する契約書設計機能と、設計した契約書の各条項について個別契約強度を入力手段により個別変更可能にする個別変更機能とを実現させる契約書自動設計プログラムであることを特徴とする。
【０００８】
前記契約書は、業務委託基本契約書（委託・受託）、ソフトウェア開発委託契約書、代理店契約書等、契約に関する様々なタイプの文書で構成することを含む。
【０００９】
前記条項は、前記条項文を指し示す第一条や第二条等、番号やＩＤ等のインデックス（見出し）で構成することを含む。
【００１０】
前記条項文は、契約相手と契約する内容の一部を形成する文章等（文字、数字、計算式、記号、又は図表等）で構成することを含み、例えば、甲と乙の取り決めや、乙に対する甲の要求事項等で構成することができる。
【００１１】
前記契約強度は、例えば標準、きびしめ、ゆるめ等のように、契約内容の厳格度で構成することを含み、文字で表す、あるいは数値で表すことを含む。
【００１２】
前記条項文データは、契約条件が異なる前記条項文を契約強度と紐付けして格納したデータで構成することができ、ひとつのデータベース（ファイル）として全データを格納する、あるいはバラバラのデータ（ファイル）として格納し、条項と契約強度等の条件から目的のデータを引き出せるデータ群として格納することを含む。
【００１３】
前記個別変更機能は、例えばある条項の契約強度を変更する、もしくはある条項文を変更するなど、条項毎に条項文の契約条件（契約内容）を設定可能に構成することを含む。
【００１４】
前記入力手段は、マウスやタッチパネル等の座標入力手段（ポインタデバイス）、又は、キーボードやテンキー等のキー入力手段等の入力手段で構成することを含む。
【００１５】
前記構成により、利用者は契約書を容易に取得することができ、契約書の設計に対する手間、時間、及びコストを削減することができる。
また、契約書個別に条項文を変更することが可能になり、契約相手及び契約書の種別（タイプ）に対応した適応性の高い契約書、すなわち利用者の要求を的確に反映させた契約書を容易に作成することが可能となる。
また、契約書種別を選択して契約書に必要な条項を容易に決定することができる。これにより、この契約書種別にはこの条項は不要若しくは追加が必要といった手作業での条項削除や条項追加といった手間を削減することができる。
【００１６】
この発明の態様として、前記記憶機能として、契約相手についての評価を記憶する評価テーブルと、前記評価と前記全体契約強度を対応付ける強度算出用テーブルとを記憶する機能を実現させ、前記選択受付機能として、全体契約強度を直接選択する直接選択機能に加えて、前記契約相手を選択して該契約相手の評価に基づいて全体契約強度を決定する評価連動選択機能を有し、これらの直接選択機能と評価連動選択機能とのいずれを用いるか選択可能に実現させ、前記評価連動選択機能として、前記評価テーブルに記憶されている前記契約相手の評価を参照し、該評価に対応する全体契約強度を前記強度算出用テーブルから取得する機能を実現させることができる。
【００１７】
前記構成により、取得した契約強度に基づいて契約書を設計することができ、契約相手に必要な契約強度に対応する契約書を自動設計することができる。
【００１８】
またこの発明の態様として、前記個別変更機能により前記個別契約強度が個別変更された個別強度修正情報を前記契約相手の情報と共に変更履歴データとして前記記憶手段に記憶する履歴記憶機能と、前記評価連動選択機能により選択された前記契約相手についての前記個別強度修正情報を前記変更履歴データから取得する機能とを実現させ、前記契約書設計機能を、取得した個別強度修正情報により前記抽出機能で抽出された個別契約強度を修正し、該修正後の個別契約強度に対応する条項文を取得して契約書を設計する構成とすることができる。
【００１９】
前記変更履歴データは、変更後の契約書である契約書履歴データ、変更された契約強度（前述の全体契約強度又は個別契約強度を含む）の変更量を示す契約強度変更量データ、又は、変更された後の契約強度を示す変更後契約強度データで構成することを含む。
【００２０】
前記契約相手の情報は、契約相手名、又は契約相手に付与した契約相手コードで構成することを含む。
【００２１】
前記構成により、過去の履歴に基づいて契約相手又は／及び契約書の種別に対応した契約書を自動設計することができる。これにより、利用者の利便性が向上し、例えばある契約相手に対しては毎回同じ条項の条項文を変更するといった手間から開放される。
【００２２】
またこの発明は、契約書に記載する複数条項の内の１以上の各条項に対して段階的な個別契約強度と該個別契約強度ごとの条項文が定められている条項文データと、複数種類の契約書種別の内の１以上の契約書種別に対して段階的な全体契約強度と該全体契約強度ごとの各条項の個別契約強度が定められている契約書種別データとを記憶する記憶手段と、前記契約書種別と全体契約強度との直接選択を受け付ける入力手段と、前記契約書種別データにおける前記選択された契約書種別の全体契約強度を参照して該全体契約強度に設定されている必要な条項と各条項の個別契約強度とを抽出する制御手段と、前記条項文データにおける前記抽出した条項の個別契約強度に対応する条項文を取得して契約書を設計する契約書設計手段と、設計した契約書の各条項について個別契約強度を個別変更可能にする入力手段とを備えた契約書自動設計装置とすることができる。
【００２３】
前記記憶手段は、ハードディスク、又は不揮発性メモリ等の記憶装置で構成することを含む。
前記契約書設計手段は、ＣＰＵ又はＭＰＵ等で構成する制御手段で構成することを含む。
【００２４】
前記契約書自動設計装置は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、又は、携帯情報端末（ＰＤＡ（Personal Digital Assistance）、携帯電話等）等の汎用装置、若しくは専用機で構成することを含む。
前記構成により、汎用装置若しくは専用機で契約書を効率良く設計することができる。
【００２５】
好ましい実施の形態として、前記記憶手段を、契約相手についての評価を記憶する評価テーブルと、前記評価と前記全体契約強度を対応付ける強度算出用テーブルとを記憶する構成とし、前記入力手段を、全体契約強度を直接選択する直接選択処理に加えて、前記契約相手を選択して該契約相手の評価に基づいて全体契約強度を決定する評価連動選択処理を備え、これらの直接選択処理と評価連動選択処理とのいずれを用いるか選択可能に構成し、前記評価連動選択処理を、前記評価テーブルに記憶されている前記契約相手の評価を参照し、該評価に対応する全体契約強度を前記強度算出用テーブルから取得する構成とすることができる。
【００２６】
前記構成により、取得した契約強度に基づいて契約書を設計することができ、契約相手に必要な契約強度に対応する契約書を自動設計することができる。
【００２７】
またこの発明は、前記記憶手段を有するサーバと、前記入力手段と制御手段と契約書設計手段を有する端末とを備え前記契約書自動設計プログラムを実行可能に構成した契約書自動設計システムとすることができる。
【００２８】
前記サーバは、データベースサーバ、ＷＥＢサーバ、又はファイルサーバ等のサーバで構成することを含む。
前記端末は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、又は、携帯情報端末（ＰＤＡ、携帯電話等）等の汎用装置、若しくは専用機で構成することを含む。
【００２９】
前記構成により、条項文データをサーバで一元管理（追加、変更、削除等の更新を管理）し、複数の端末で条項文データを共有することが可能となる。これにより、条項文データの更新及び管理が容易になり、精度の高い契約書を効率良く設計することが可能となる。
なお、前記サーバには契約書データも格納してもよい。この場合は、契約書データをも前記サーバで一元管理し、複数の端末で条項文データを共有することが可能となる。これにより、契約書データの管理が容易になり効率化を図ることができる。
【００３０】
またこの発明は、前記契約書自動設計プログラムを記録した記録媒体とすることができる。
前記記録媒体は、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＡＭ、ＭＯ、フレキシブルディスク、又は不揮発性メモリ等、データを格納可能な記録媒体で構成することを含む。
【００３１】
前記構成により、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、又は、携帯情報端末（ＰＤＡ、携帯電話等）等の汎用装置、若しくは専用機に、契約書自動設計プログラムをインストールして利用することが可能となる。
【００３２】
なお、他の実施の形態として、前記契約書で契約強度若しくは条項文が個別変更された結果を変更履歴データとして契約相手の情報と共に格納する履歴格納処理と、次回以降で実行可能であって上記変更履歴データに基づいて契約相手に適用する契約強度若しくは条項文のパターン（配列）を生成するパターン生成処理とを設定し、前記所定の抽出条件に上記パターンを設定又は付加することができる。
【００３３】
前記パターンは、契約強度のパターンであれば、各条項に対する契約強度、若しくは各条項に対して標準の契約強度から変更した変更量で構成することを含み、契約強度の場合は所定の抽出条件にそのまま設定でき、変更量の場合は前述した方法で取得した契約強度に変更量を付加することができる。また、条項文のパターンであれば、各条項文，若しくは条項及び契約強度等、各条項文を指し示す情報で構成することを含み、所定の抽出条件にそのまま設定することができる。
【００３４】
前記パターン生成処理は、以下の処理の少なくとも１つで構成することを含む。
１）前記変更履歴データにおける対象契約相手の直近の契約書（最後に作成した契約書）に対して、契約強度又は条項文の設定を直近パターンとして読み込む直近パターン読込処理。
２）前記変更履歴データにおける対象契約相手の全契約書に対して、契約強度又は条項文の設定の平均を平均パターンとして読み込む平均パターン読込処理。
３）前記変更履歴データにおける対象契約相手の全契約書に対して、契約強度又は条項文の変更量が最も大きい設定を最大パターンとして読み込む最大パターン読込処理。
４）前記変更履歴データにおける対象契約相手の全契約書に対して、契約強度又は条項文の変更量が最も小さい設定を最小パターンとして読み込む最小パターン読込処理。
【００３５】
前記構成により、過去のパターンに基づいて契約相手又は／及び契約書の種別に対応した契約書を自動設計することができる。これにより、利用者の利便性が向上し、例えばある契約相手に対しては毎回同じ条項の条項文を変更するといった手間から開放される。
【００３６】
また他の実施の形態として、契約目的の異なる複数の契約書種別が設定された契約書データから、使用する契約書種別を選択させる契約書種別選択処理と、選択された契約書種別に基づいて契約書に記載する条項を選抜する記載条項選抜処理とを設定することができる。
【００３７】
前記契約書データは、契約書名と記載する条項とを設定したデータで構成することを含む。
前記記載条項選抜処理は、次の処理で構成することを含む。
１）前記契約書データ、又は契約書種別別に条項を設定して格納したタイプ別条項データから、契約書に記載する条項文に対応する条項を読み取る読取処理。
なお、この実施形態では、前述の強度パターンデータを契約書種別毎に備えてもよい。
【００３８】
前記構成により、契約書種別を選択して契約書に必要な条項を容易に決定することができる。これにより、この契約書種別にはこの条項は不要若しくは追加が必要といった手作業での条項削除や条項追加といった手間を削減することができる。
【００３９】
【発明の効果】
この発明により、契約相手に合わせた適切な契約書を容易に作成することが可能となる。これにより、契約書を設計する労力、時間、コスト（費用）、及び契約書の内容に不備がないか検査する労力、時間、コスト（費用）を削減することができ、業務の効率化とコストダウンを図ることができる。
【００４０】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図１に示す契約書自動設計システム１のシステム構成図と共に、全体のシステム構成について説明する。
【００４１】
契約書自動設計システム１は、データベースサーバ１１、クライアント端末５１（５１ａ，５１ｂ，…）をＬＡＮケーブル２で接続して構成している。
【００４２】
前記データベースサーバ１１及び前記クライアント端末５１はパーソナルコンピュータで構成し、いずれも制御装置（制御手段）、ハードディスク（記憶手段）、ＬＡＮカード（通信手段）、ＣＤ−ＲＯＭドライブ（記録媒体読取手段）、キーボード（キー入力手段）、マウス（座標入力手段）、及びモニタ（表示手段）を備えている。
【００４３】
前記データベースサーバ１１及び前記クライアント端末５１には、各種データベース（ＤＢ）や契約書作成プログラム等の必要なプログラム及びデータを、図２の契約書自動作成ソフトパッケージ７０の概観斜視図に示すインストールＣＤ−ＲＯＭ７２，７４を使用してインストール済みである。
【００４４】
該契約書自動作成ソフトパッケージ７０には、データベースサーバ１１の管理者用のテクニカルマニュアル７１及びサーバ用インストールＣＤ−ＲＯＭ７２と、クライアント端末５１の利用者用のユーザマニュアル７３及びクライアント用インストールＣＤ−ＲＯＭ７４と、ユーザ登録カード７５とを、パッケージケース７６に封入して構成する。
【００４５】
前記サーバ用インストールＣＤ−ＲＯＭ７２は、サーバ用インストールプログラムを格納しており、前記データベースサーバ１１のハードディスクに、契約書データベース２０、契約書履歴データベース３０、及び顧客情報データベース４０等、必要なプログラム及びデータをインストールする。
【００４６】
また、前記クライアント用インストールＣＤ−ＲＯＭ７４は、クライアント用インストールプログラムを格納しており、前記クライアント端末５１のハードディスクに、契約書作成プログラム等の必要なプログラム及びデータをインストールする。
【００４７】
ここで、前記データベースサーバ１１のハードディスクに格納した各データベース、及びクライアント端末５１にインストールした契約書作成プログラムについて、図３のデータ構造説明図、及び図４のプログラム構造説明図と共に以下に説明する。
【００４８】
前記契約書データベース２０は、契約書種別テーブル２１、条項テーブル２２、評価値設定テーブル２３、顧客強度算出用テーブル２４、その他のテーブルで構成する。
【００４９】
契約書履歴データベース３０は、契約書蓄積テーブル３１、その他のテーブルで構成する。
顧客情報データベース４０は、顧客情報テーブル４１、評価テーブル４２、その他のテーブルで構成する。
【００５０】
契約書作成プログラムは、メインメニューＡから呼び出し可能な次の各モジュール（部分的なプログラム、すなわちプログラムモジュール）で構成する。
契約書種別登録モジュールは、契約書種別を作成するモジュールであり、主に契約書種別登録画面Ｂ、条項作成画面Ｃ、及びデフォルト強度パターン設定画面Ｄを備えている。
【００５１】
顧客情報入力モジュールは、顧客の情報を入力するモジュールであり、主に顧客情報入力画面を備えている。また、格付算出画面Ｆを備えた格付確定モジュールを呼び出し、顧客の格付を確定させる処理も実行する。
【００５２】
契約書作成モジュールは、契約書を作成するモジュールであり、主に契約書設計画面Ｈを備えている。また、主に契約書詳細設計画面Ｊを備えた契約書自動設計モジュールを呼び出し、契約書を自動設計する処理も実行する。
【００５３】
契約書履歴確認モジュールは、過去に作成した契約書の確認及び印刷するモジュールであり、主に契約書作成履歴画面Ｋを備えている。
顧客信用リスク分析モジュールは、顧客の信用をリスク分析するためにグラフィカル表示する処理を行い、主に顧客信用リスク分析画面Ｍを備えている。
【００５４】
以上のシステム構成により、利用者はクライアント端末５１を操作して契約書作成プログラムを実行し、データベースサーバ１１に格納した各種データベース（２０，３０，４０）を利用して、契約書を効率良く設計することができる。
【００５５】
次に、図５、図８、図１０〜図１３に示すデータ構造説明図と共に、図７に示す契約書種別説明図、及び図９に示す条項データ説明図を参照して、前記各データベース（２０，３０，４０）に格納されているデータの詳細構造について説明する。
【００５６】
図５は契約書種別を格納した契約書種別テーブル２１を示し、フィールド（項目）を契約書種別Ｎｏ、契約書種別名称、委託／受託／両方、ｍ強度ｎ条項（条項数×強度数存在）、登録日、及び廃止日等で構成する。
【００５７】
前記契約書種別Ｎｏは、契約書種別毎に割り当てたユニークなＩＤ番号で構成する。
前記契約書種別名称は、契約書種別の名称を格納する。
【００５８】
前記委託／受託／両方は、契約書が委託用か受託用かどちらでもないかを示す。
前記ｍ強度ｎ条項は、契約書全体強度がｍ強度のｎ条項でデフォルトに指定する条項個別強度を示し、ｍは条項個別強度の項目数（この実施形態では−３〜＋３）を、ｎは条項の数（例えば１〜１００）を示す。該ｍ強度ｎ条項を契約書種別Ｎｏで統合したものをデフォルト強度パターンとする。
【００５９】
該デフォルト強度パターンについてより詳しく説明すると、図６に示すように契約書種別Ｎｏ．０００１の場合であれば、図６の上部にマトリックス表示しているように、各契約書全体強度を行に、各条項を列に設定した２次元配列の表を仮定し、前記契約書全体強度と条項とが交差する位置に値を代入して、契約書種別Ｎｏ．０００１のデフォルト強度パターンとして設定する。
【００６０】
前記契約書種別テーブル２１には、このマトリックス表を図６の下部に示すように一列に配置し（ｍ強度ｎ条項）、契約書種別毎にデフォルト強度パターン（ｍ強度ｎ条項）を格納している。従って、例えばｍが−１、ｎが３の場合、ｍ強度ｎ条項は強度が−１の３条を示し、契約書種別Ｎｏ．０００１であれば、その値は図６に示したように−２となる。
これにより、例えばソフトウェア関連契約書であれば再委託に関する条項（例えば第４条）をデフォルトで厳しく設定する（例えば第４条の条項個別強度＝−２とする）といったことができる。
【００６１】
前記登録日は、契約書種別を登録した登録年月日を示す。
前記廃止日は、契約書種別を削除した削除年月日を示す。
この契約書種別テーブル２１の構成により、契約種別を的確に管理することができ、必要に応じて呼び出すことが可能となる。
【００６２】
なお、契約種別としては、図７の契約書種別説明図に示すように様々な契約書が登録されている。種別毎に大別すると、売買契約書、代理店契約書、委任契約書、研究開発関連契約書、ソフトウェア関連契約書、担保・保障関連契約書等が存在し、それぞれに複数の契約書を契約書種別として登録している。
【００６３】
図８は、条項文（条項の内容）等を格納した条項テーブル２２を示し、フィールドを契約書種別Ｎｏ、条項Ｎｏ、条項タイトル、優先順位、条項個別強度、条項文、登録日、及び廃止日等で構成する。
【００６４】
前記契約書種別Ｎｏは、そのレコード（行）のデータを使用する契約書の契約書Ｎｏを示す。
前記条項Ｎｏは、そのレコードのデータを使用する条項の条項Ｎｏを示す。
前記条項タイトルは、条項のタイトルを示す。
前記優先順位は、契約書に記載する順番を示し、若番が上位（すなわち最も若い番号が１条）となる。
【００６５】
前記条項個別強度は、各条項に割り当てた個別の強度を数値で示す。
前記条項文は、契約内容である条項文の内容を示し、契約条件（契約内容の厳しさ）の異なる条項文が前記条項個別強度毎に設定されている。
前記登録日は、条項テーブルにそのレコードを登録した年月日を示す。
前記廃止日は、そのレコードを廃止した年月日を示す
このように構成した条項テーブル２２のある契約書種別（例えば契約書種別Ｎｏ＝０００２）について、条項タイトル、条項個別強度、条項文内容を解りやすいように表形式（マトリックス形式）で表示すると、図９に示す条項データ説明図のようになる。該条項データ説明図では、行を前記条項タイトルで区分し、列を前記条項個別強度で区分して、条項タイトルと条項個別強度が交差する位置に対応する条項文内容を表示している。
【００６６】
この条項テーブル２２の構成により、各条項タイトルに対して、この例では条項個別強度−３〜＋３までの７タイプの条項文が存在し、条項タイトルと条項個別強度によって使用する条項文を一義的に決定することができる。
【００６７】
該条項テーブル２２の各条項文内容は、弁護士等の検査を受けた誤りのない正確な文章で構成し、法的知識の浅い利用者であっても、選択するだけで契約書の文言を的確に記載できるようにしている。
【００６８】
なお、この条項テーブル２２の作成時又は更新時には、条項個別強度が設定範囲内（この実施形態であれば−３〜＋３の範囲内）でしか指定できないようにするなど、適度な制限を行っても良い。
【００６９】
図１０は、契約書作成時に契約書全体強度を確定するための顧客強度を算出するために、必要な項目（例えば入金レベルや出品レベル等）を格納した評価値設定テーブル２３、及び顧客強度算出用テーブル２４を示す。
前記評価値設定テーブル２３は、フィールドを項目名、項目１〜５、及び値１〜５等で構成する。
【００７０】
前記項目名は、入金レベルや納期レベル等の契約相手の評価用項目で構成する。
前記項目１〜５は、前記項目名に対する契約相手の評価を文字で示す。
前記値１〜５は、前記各項目に対して設定する評価指数を数値で示す。
この評価値設定テーブル２３により、利用者による契約相手の感覚的な評価を数値化し、後述の格付確定処理で評価格付を算出することが可能となる。
【００７１】
前記顧客強度算出用テーブル２４は、フィールドをＡＡＡ＋〜Ｃまでの理論格付で構成し、評価格付のレコードと顧客強度のレコードを備える。
評価格付のレコードは、＋７〜−７の数値で構成する。
顧客強度のレコードは、＋３〜−３の数値で構成する。
【００７２】
これにより、理論格付又は評価格付の値によって顧客強度を決定でき、該顧客強度を元に作成する契約書の契約書全体強度を決定することが可能となる。
なお、評価格付をフィールドとして理論格付と顧客強度を格納しても良く、また顧客強度をフィールドとして、評価格付と理論格付を格納しても良い。
【００７３】
図１１は、完成した契約書を履歴として蓄積する契約書蓄積テーブル３１を示し、フィールドを作成Ｎｏ、契約書種別Ｎｏ、契約書タイトル、契約書全体強度、連動、ｎ条項番号、ｎ条項強度（条項個別強度）、ｎ条項修正（個別強度修正量）、甲顧客Ｎｏ、甲理論格付、甲評価格付、乙顧客Ｎｏ、乙理論格付、乙評価格付、作成日、及び状態等で構成する。
【００７４】
前記作成Ｎｏは、契約書作成毎に付与する連番を示す。
前記契約書種別Ｎｏは、使用した契約書種別の契約書種別Ｎｏを示す。
前記契約書タイトルは、利用者が作成した個々の契約書の名称を示す。
【００７５】
前記契約書全体強度は、契約書全体に対して最終的に設定した代表の強度を示す。
前記連動は、契約書設計の際に後述する評価格付又は理論格付との連動があった場合に、連動した格付情報を示す。また、直接的に契約書全体強度を設定した場合には、直接指定である旨を示す。
【００７６】
前記ｎ条項番号は、契約書作成時に使用した条項の条項Ｎｏを示す。
前記ｎ条項強度（条項個別強度）は、最終的に各条項に採用した個別の強度を示す。該ｎ条項強度、前記条項Ｎｏ、及び前記契約書種別Ｎｏにより、前述した条項テーブル２２内の条項のうち採用した条項の条項文内容を特定することができる。
【００７７】
前記ｎ条項修正（個別強度修正量）は、後述の契約書自動設計処理で前記契約書全体強度に基づいてデフォルト強度パターンから抽出した条項個別強度が、それぞれどれだけ修正されたかを示す修正量であり、数値で示す。なお、修正された結果の条項個別強度を格納するように設定しても良い。この場合は、格納されている条項個別強度から、デフォルト強度パターンのうち対応する条項個別強度を減算することで、修正量を算出することができる。
【００７８】
前記甲顧客Ｎｏは、契約書に甲として記載する契約対象者の顧客Ｎｏを示す。該顧客Ｎｏにより、後述する顧客情報テーブル４１に格納されている顧客中のどの顧客かを特定することができる。
【００７９】
前記甲理論格付は、前記甲に対する契約書作成時点での理論格付（後述の図１３で説明する）を示す。
前記甲評価格付は、前記甲に対する契約書作成時点での評価格付（後述の図１３で説明する）を示す。
【００８０】
前記乙顧客Ｎｏ、前記乙理論格付、前記乙評価格付は、乙に対して前記甲顧客Ｎｏ、前記甲理論格付、前記甲評価格付と同内容を示すものである。なお、甲又は乙が自社である場合には、顧客Ｎｏに００００を格納すると共に、２項目（理論格付、評価格付）両方に「自社」と格納する。
【００８１】
前記作成日は、契約書を作成した作成年月日を示す。
前記状態は、完成して発行した場合は「１」、未完成でまだ契約書を発行していない場合は「０」を格納する。
【００８２】
この契約書蓄積テーブル３１により、作成した契約書の履歴を蓄積することができるとともに、作成途中の契約書を保存することができる。また、完成して発行した契約書だけでなく、中止した契約書の履歴を残すこともできる。
【００８３】
図１２は、顧客に関する顧客情報を蓄積する顧客情報テーブル４１を示し、フィールドを顧客Ｎｏ、顧客名称、顧客名称カナ、郵便番号、住所、代表電話、代表ＦＡＸ、Ｅ−ｍａｉｌ、代表者、担当者、資本金（百万）、取引高（百万）、従業員数、主力銀行、登録日、状態、取引形態、社員資質、社長対応、入金レベル、及び納期レベル等で構成する。
【００８４】
前記顧客Ｎｏは、顧客毎に割り当てたユニークなＩＤを示す。
前記顧客名称は、顧客の名称を示す。
前記顧客名称カナは、顧客名称のカナを示す。
前記郵便番号は、顧客の住所の郵便番号を示す。
【００８５】
前記住所は、顧客の住所を示す。
前記代表電話は、顧客の代表電話番号を示す。
前記代表ＦＡＸは、顧客の代表ＦＡＸ番号を示す。
前記Ｅ−ｍａｉｌは、顧客の代表Ｅ−ｍａｉｌアドレスを示す。
【００８６】
前記代表者は、顧客の代表者を示す。
前記担当者は、顧客の担当者（担当窓口）を示す。
前記資本金（百万）は、顧客の資本金を百万円単位で示す。
【００８７】
前記取引高は、年間の総取引金額を示す。
前記従業員数は、顧客の従業員数を示す。
前記主力銀行は、顧客の主力銀行（主要取引銀行）を示す。
前記登録日は、顧客を顧客情報テーブル４１に登録した登録年月日を示す。
【００８８】
前記状態は、取引有りは「１」、取引停止は「０」を格納する。
前記取引形態は、現金決済や手形決済等の決済方式を記載する。
前記社員資質は、顧客の社員を能力等で評価した資質を示す。
前記社長対応は、社長の対応を迅速性や丁寧性等で評価した良否を示す。
【００８９】
前記入金レベルは、入金が正確に行われているか遅れ気味かといった実情を示す。
前記納期レベルは、納期がきちんと守られているか遅れ気味かといった実情を示す。
【００９０】
この顧客情報テーブル４１により、経営状態や性格等を含めた顧客情報を格納することができ、顧客強度を設定する基準となる顧客評価を主観的に決定する上での資料が得られる。
【００９１】
図１３は、顧客に対する格付を格納する評価テーブル４２を示し、フィールドを顧客Ｎｏ、理論格付、理論格付設定日、評価格付、及び評価格付設定日等で構成する。
前記顧客Ｎｏは、前述の顧客情報テーブル４１の顧客Ｎｏを指し、どの顧客に対する格付であるかを特定する。
【００９２】
前記理論格付は、具体的には各格付機関等で提供されている理論的な格付の値等を示す。この理論格付は、資本金や売上高等の各種情報から理論的に数値で算出される格付であり、格付の段階には、ＡＡＡ＋、ＡＡＡ、ＡＡＡ−、ＡＡ＋、…、Ｄ−がある。ＡＡＡ＋が最も評価が高く、Ｄ−が最も評価が低い。該理論格付は、格付機関から格付情報を購入しても良く、また独自にデータを入力し独自の理論ロジックをもって算出しても良い。
【００９３】
前記理論格付設定日は、理論格付を設定した設定年月日を示す。
前記評価格付は、後述する格付確定処理で算出する格付に基づいて、利用者である企業の経営者等が感覚をもって主観的に決定した格付を示し、この実施形態では＋７から−７までの１５段階で設定する。
【００９４】
該評価格付は、後述の評価格付算出処理で算出した格付をそのまま用いても良いが、より主観的な評価によって手入力等で最終決定しても良い。例えば、納期厳守に重点を置いて納期に基づいて評価する、顧客との相性で経営者が独自判断して評価する、あるいは、困った時に助けてくれるといったことも含めて総合的な印象で経営者が独自判断して評価する等、経営者が主観的に自由な評価を行い、これを反映させることができる。したがって、後述の評価格付算出処理で各要件（納期遅れ等）に対する主観的評価から算出した評価格付が−７であっても、利用者の総合判断で＋７に設定するといったことができ、数値に表しきれない人間性のある評価基準で評価することができる。
前記評価格付設定日は、評価格付を設定した設定年月日を示す。
【００９５】
この評価テーブル４２により、顧客に対する格付を格納し、契約書の自動設計の際に顧客強度の決定に役立てることができる。また、後述する顧客信用リスク分析処理に利用して、顧客との取引状況にリスクが存在していないか確認することも可能となる。
【００９６】
以上の各テーブルにより、契約書種別、条項、作成した契約書、顧客情報、及び顧客のデータを効率良く体系的に格納することができる。これにより、契約書を効率良く作成して蓄積する基盤が整備でき、利用者の要求に対して的確に対応するインターフェース（操作画面）の提供が可能となる。
【００９７】
次に、図１４，図１６，図１８，図２０，図２２，図２４，図２７，及び図２９に示す処理フロー図と共に、図１５，図１７，図１８，図１９，図２１，図２３，図２５，図２８，図３０，図３１，及び図３２に示す画面イメージ説明図、図２６に示す契約書イメージ説明図を参照して、利用者がクライアント端末５１を操作して行う契約書作成処理、及び該契約書作成処理で実行する契約書作成プログラムについて説明する。
【００９８】
＜全体処理＞
図１４は、クライアント端末５１の制御装置がメインプログラムである契約書作成プログラムに従って実行する動作全体の処理フロー図を示す。
ここで説明する契約書作成プログラム及び各種モジュールは、クライアント端末５１の制御装置で実行する。また、これらプログラム及びモジュールが利用するデータは、プログラム及びモジュールに従ってクライアント端末５１の制御装置がデータベースサーバ１１の各データベース（契約書データベース２０、契約書履歴データベース３０、及び顧客情報データベース４０）にアクセスしてデータの参照、更新（追加、変更、削除）を行う。
【００９９】
アイコンのダブルクリック等によって、利用者に契約書作成プログラムの実行が指示されると、制御装置は図１５の画面イメージ図に示すメインメニューＡをクライアント端末５１のモニタに表示する（ステップｍ１）。
【０１００】
該メインメニューＡで利用者に契約書設計ボタンＡ１が押下（クリック）されると（ステップｍ２）、制御装置は後述の契約書作成処理を実行する（ステップｍ３）。
【０１０１】
前記メインメニューＡで利用者に契約書修正ボタンＡ２が押下されると（ステップｍ４）、制御装置は後述の契約書修正処理を実行する（ステップｍ５）。
【０１０２】
前記メインメニューＡで利用者に契約書履歴確認ボタンＡ３が押下されると（ステップｍ６）、制御装置は後述の契約書履歴確認処理を実行する（ステップｍ７）。
【０１０３】
前記メインメニューＡで利用者に契約書種別登録ボタンＡ４が押下されると（ステップｍ８）、制御装置は後述の契約書種別登録処理を実行する（ステップｍ９）。
【０１０４】
前記メインメニューＡで利用者に顧客情報入力ボタンＡ５が押下されると（ステップｍ１０）、制御装置は後述の顧客情報入力処理を実行する（ステップｍ１１）。
【０１０５】
前記メインメニューＡで利用者に顧客信用リスク分析ボタンＡ６が押下されると（ステップｍ１２）、制御装置は後述の顧客信用リスク分析処理を実行する（ステップｍ１３）。
【０１０６】
前記メインメニューＡで利用者に終了ボタンＡ７が押下されると（ステップｍ１４）、制御装置は契約書作成プログラムを終了し、全体の処理を終了する。
【０１０７】
以上の動作により、利用者は契約書作成プログラムを起動して各処理を実行し、契約書の自動作成、及び顧客の信用に対するリスク分析を行うことができる。なお、前記メインメニューＡでは各ボタンを利用頻度等に応じて配置しているが、実際の処理は契約書種別登録、顧客情報入力、契約書設計、契約書修正、契約書履歴確認、顧客信用リスク分析の順に行われるのが一般的であるため、この順に従って各処理の詳細を以下に説明する。
【０１０８】
＜契約書種別登録処理＞
図１６は、クライアント端末５１の制御装置で実行する前記契約書種別登録処理の処理フロー図を示す。
制御装置は、契約書種別登録モジュールを起動し、図１７に示す契約書種別登録画面Ｂをクライアント端末５１のモニタに表示し、利用者に基本情報を入力させる（ステップｎ１）。
【０１０９】
ここで契約書種別登録画面Ｂについて説明すると、登録契約書種別コンボボックス（タルプ）Ｂ１は、契約書種別テーブル２１（図５）にリンクしており、該契約書種別テーブル２１に格納している契約書種別名称を利用者に選択させる。新規の契約書種別を作成する場合は、ここで「新規契約書」を選択させ、それ以外の契約書種別が選択された場合は、既存の契約書種別の修正となる。
【０１１０】
契約書テキストボックスＢ４は、作成する契約書種別の名称を利用者にテキスト入力させる。なお、この契約書種別名称の入力は、新規作成の場合のみ可能とする。すなわち、既に作成している契約書種別を修正する場合であれば、登録契約書種別コンボボックスＢ１で選択された契約書種別名称を契約書テキストボックスＢ４にそのまま表示するため、入力する必要がない。
【０１１１】
契約書立場コンボボックスＢ５は、契約書の立場が委託、受託、又は両方のいずれであるかを利用者に選択させるコントロールであり、新規の場合のみ入力可能とする。
【０１１２】
登録条項一覧リストボックスＢ２は、条項テーブル２２（図８）にリンクしており、該条項テーブル２２に格納した条項タイトルをＳＱＬ文のＧｒｏｕｐＢｙ句等によってグループ化して重複無く表示する。
【０１１３】
なお、条項テーブル２２には条項タイトルを格納せず、別途条項Ｎｏと条項タイトルで構成する条項タイトルテーブルを用意し、該条項タイトルテーブルに登録条項一覧リストボックスＢ２をリンクさせても良い。
【０１１４】
登録／削除ボタンＢ３は、適当な条項タイトルがない場合に新規登録する、あるいは不要な条項タイトルがある場合に削除するための条項タイトル管理画面（図示省略）を表示するボタンであり、利用者に条項タイトルの登録／削除を実行させる。
【０１１５】
条項タイトルリストボックスＢ６は、作成する契約書に盛り込む条項のタイトルを示し、前記登録契約書種別コンボボックスＢ１と連動している。すなわち、前記登録契約書種別コンボボックスＢ１で契約書種別が選択されると、条項テーブル２２から該当する契約書種別Ｎｏの条項タイトルをＧｒｏｕｐＢｙ句等で重複無く抽出して表示する。なお、前記登録契約書種別コンボボックスＢ１で「新規契約書」が選択された場合には、空白で表示する。
【０１１６】
また、利用者によってマウスで前記登録条項一覧リストボックスＢ２の条項がダブルクリックされる、あるいは条項タイトルリストボックスＢ６へドラッグ＆ドロップされると、その条項を条項タイトルリストボックスＢ６の画面上に追加して表示する。
【０１１７】
さらに、この操作と逆の操作、すなわち、利用者によってマウスで前記条項タイトルリストボックスＢ６の条項がダブルクリックされる、あるいは前記登録条項一覧リストボックスＢ２へドラッグ＆ドロップされると、その条項を条項タイトルリストボックスＢ６の画面上から削除する。
【０１１８】
次へボタンＢ７は、選択された条項タイトルをメモリに残して次の画面へ遷移し、キャンセルボタンＢ８はメインメニューＡに戻る。
【０１１９】
このようにして基本情報が入力され、次へボタンＢ７が押下されると、制御装置は次画面として条項作成画面Ｃ（図１８）を表示して、利用者に条項文を入力させる（ステップｎ２）。ここでは、前記契約書種別登録画面Ｂで選択された条項タイトルのみ表示する。表示しない条項タイトルについては、条項個別強度を±０、条項文を空白として登録時に設定する。
【０１２０】
該条項作成画面Ｃについて説明すると、条項個別強度選択ボックスＣ１は、両側部の三角ボタンを利用者に押下されることで条項個別強度を順次切替え（右側の押下で増加、左側の押下で減少）、条項文の条項個別強度を選択させる。なお、この実施形態では−３から＋３までの７段階のいずれかを選択可能としている。
【０１２１】
条項文リストボックスＣ２は、デフォルトでは前記契約書種別登録画面Ｂで選択された契約書種別の条項文を条項テーブル２２から取得する。なお、「新規契約書」の場合は空白で表示する。ここで、利用者はテキスト入力して条項文を編集することができる。
【０１２２】
取込ボタンＣ３は、条項文を取り込むための条項文取込画面（図示省略）を表示し、条項テーブル２２に登録されている条項文を個別に取り込むことができる。なお、取り込む条項文は、契約書種別及び条項タイトルを指定させて、全ての条項個別強度（７段階）を取り込む、又はいずれか１つの条項個別強度を選択させて取り込むことを可能に構成している。取り込んだ条項文は、条項文リストボックスＣ２に表示する。
【０１２３】
次へボタンＣ４は、次の条項タイトルに遷移（例えば現在が第２条であれば次は第３条）して最終条項まで行けば次画面に遷移し、戻るボタンＣ５は前の条項タイトルに遷移して最前条項まで行けば前記契約書種別登録画面Ｂに戻る。
キャンセルボタンＣ６は、新規登録又は修正処理をキャンセルしてメインメニューＡに戻る。
【０１２４】
このようにして条項文の編集が終了すると、制御装置は、デフォルト強度パターン設定画面Ｄ（図１９）をクライアント端末５１のモニタに表示し、作成している契約書種別のデフォルト強度パターンを設定させる（ステップｎ３）。
【０１２５】
なお、デフォルト強度パターンとは、前述したように契約書全体強度に対して各条項で採用する条項個別強度の配列をパターンとして、契約書種別テーブル２１のｍ強度ｎ条項に格納するものであり、当該ステップｎ３で契約書全体強度と条項個別強度の関係を設定させる。
【０１２６】
ここでデフォルト強度パターン設定画面Ｄについて説明すると、契約書種別名称コンボボックスＤ１は、契約書種別の名称を選択させる。デフォルトでは条項作成画面Ｃで編集していた契約書種別の名称が表示される。
【０１２７】
契約書全体強度選択ボックスＤ２は、登録されている契約書全体強度（−３〜＋３）のいずれか１つを利用者に選択させ、該選択によって条項個別強度テキストボックスＤ３に各条項の条項個別強度を切替えて表示する。すなわち、条項個別強度テキストボックスＤ３内の条項個別強度は利用者が編集できず、契約書全体強度選択ボックスＤ２の選択に連動して全ての条項個別強度が一括してプラス又はマイナスへ移動するだけとなる。
【０１２８】
前記契約書全体強度に対する条項個別強度は、契約書種別テーブル２１から該当する契約書種別Ｎｏのデフォルト強度パターン（例えば契約書全体強度が＋１であれば＋１強度ｎ条項）を参照して表示する。
【０１２９】
契約書全体強度設定用選択ボックスＤ４は、どの契約書全体強度に対して条項個別強度を設定するのかを利用者に選択させる。
条項個別強度設定用選択ボックスＤ５は、各条項に設定する条項個別強度を利用者に選択させる。
【０１３０】
これらの選択の後に、設定ボタンＤ６が押下されると、契約書全体強度設定用選択ボックスＤ４及び条項個別強度設定用選択ボックスＤ５で利用者に選択された内容を、契約書全体強度選択ボックスＤ２及び条項個別強度テキストボックスＤ３に反映する。
【０１３１】
このようにして条項個別強度の設定が一通り終了し、登録ボタンＤ７が押下されると、契約書全体強度選択ボックスＤ２及び条項個別強度テキストボックスＤ３に反映した条項個別強度を、契約書全体強度及び条項Ｎｏと関連付けてデフォルト強度パターンの各値として契約書種別テーブル２１に格納し、契約書種別登録モジュールを終了して処理を終了する。
戻るボタンＤ８は、前記条項作成画面Ｃに戻り、キャンセルボタンＤ９は、これまでの処理での各種設定を破棄してメインメニューＡに戻る。
【０１３２】
以上の動作により、利用者は契約書種別を新規登録、修正することができ、契約書の基本項目の変化、すなわち契約書種別の条項文の変化等に随時対応することができる。
なお、デフォルト強度パターン設定画面Ｄに削除ボタンを設け、契約書種別を削除可能に構成しても良い。
【０１３３】
＜顧客情報入力処理＞
図２０は、クライアント端末５１の制御装置で実行する前記顧客情報入力処理の処理フロー図を示す。
制御装置は、顧客情報入力モジュールを起動し、顧客情報を入力する顧客情報入力画面（図示省略）をクライアント端末５１のモニタに表示し、利用者に顧客情報を入力させる（ステップｐ１）。
【０１３４】
なお、該顧客情報入力画面では、顧客情報テーブル４１に格納するデータとして、顧客一般情報（顧客名称、顧客名称カナ、郵便番号、住所、代表電話、代表ＦＡＸ、Ｅ−ｍａｉｌ、代表者、及び担当者等）を入力可能にし、顧客名称等の必須入力項目に入力洩れがあれば登録できないように構成する。
【０１３５】
利用者によって前記顧客情報入力画面で格付ボタン（図示省略）が押下されると（ステップｐ２）、制御装置は前記顧客情報入力モジュールの中で格付確定モジュールを呼び出して、格付確定処理を実行する。
【０１３６】
＜格付確定処理＞
該格付確定処理では、図２１に示す格付算出画面Ｆをクライアント端末５１のモニタに表示し、顧客評価用情報（資本金、取引高、従業員数、主力銀行、取引形態、社員資質、社長対応、入金レベル、及び納期レベル等）を入力させる（ステップｐ３）。
【０１３７】
なお、前記顧客評価用情報のうち、主力銀行、取引形態、社員資質、社長対応、入金レベル、及び納期レベル等の定性的評価項目が評価格付の算出に利用できる。また、資本金、取引高、従業員数、主力銀行等の定量的評価項目を利用して、理論格付を算出可能に設定してもよい。
【０１３８】
ここで、前記格付算出画面Ｆについて説明すると、顧客名称表示ボックスＦ１は、前記顧客情報入力画面で入力された顧客名称を表示する。
資本金テキストボックスＦ２は、利用者に顧客の資本金をキーボードで入力させる。
【０１３９】
取引高テキストボックスＦ３は、年間の取引総金額をテンキーやキーボード等で利用者に入力させる。
従業員数テキストボックスＦ４は、利用者に顧客の従業員数をキーボードで入力させる。
【０１４０】
主力銀行テキストボックスＦ５は、利用者に顧客の主力銀行をキーボードで入力させる。
取引形態コンボボックスＦ６は、現金決済や手形決済等の取引形態を利用者に選択させる。
【０１４１】
社員資質コンボボックスＦ７は、非常に良い、良い、普通、悪い等の顧客の社員資質に対する評価を利用者に選択させる。
社員資質評価指数表示ボックスＦ８は、前記社員資質コンボボックスＦ７が選択される毎に、評価値設定テーブル２３から該当する値を読み込み表示する。
【０１４２】
社長対応コンボボックスＦ９は、非常に良い、良い、普通、悪い等の顧客の社長に対する評価を利用者に選択させる。
社長対応評価指数表示ボックスＦ１０は、前記社長対応コンボボックスＦ９が選択される毎に、評価値設定テーブル２３から該当する値を読み込み表示する。
【０１４３】
入金レベルコンボボックスＦ１１は、入金が遅れ気味か適切か等の評価で利用者に選択させる。
入金レベル評価指数表示ボックスＦ１２は、前記入金レベルコンボボックスＦ１１が選択される毎に、評価値設定テーブル２３から該当する値を読み込み表示する。
【０１４４】
納期レベルコンボボックスＦ１３は、納品が遅れ気味か適切か等の評価で利用者に選択させる。
納期レベル評価指数表示ボックスＦ１４は、前記納期レベルコンボボックスＦ１３が選択される毎に、評価値設定テーブル２３から該当する値を読み込み表示する。
【０１４５】
理論格付テキストボックスＦ１５は、利用者に理論格付をキーボードで入力させる。該理論格付は、各格付機関で提供されている値を参考にして入力する。なお、前述したように定量的評価項目を利用して、理論格付を自動算出してもよい。
【０１４６】
評価格付テキストボックスＦ１６は、利用者に評価格付をキーボードで入力させる。該評価格付は、利用者が主観的な数値を入力しても良く、次に説明するように自動算出してこれを利用しても良い。
【０１４７】
このようにして各項目が入力され、評価格付自動計算ボタンＦ１７が利用者に押下されると、入力項目に基づいて格付確定モジュールを実行する制御装置は、評価格付算出処理を実行する（ステップｐ４）。
該評価格付算出処理では、以下の評価合計計算式から評価合計値Ｇを算出する。
【０１４８】
【数１】
【０１４９】
このとき、評価合計値Ｇは評価対象となった顧客の総合計点を示し、単純和、加重和、正負別和、絶対和等で構成すると良い。
【０１５０】
このようにして求めた評価合計値Ｇから、評価格付計算式で評価格付を求める。該評価格付計算式は、例えば評価合計が＋１００以上なら＋７、９９〜８０なら＋６、…、−１〜−１０なら−１というようにして、算出した評価格付が一定の範囲内に収まるようにして評価格付を確定する。
算出した評価格付は、前記評価格付テキストボックスＦ１６に表示する。
【０１５１】
利用者に登録ボタンＦ１８が押下されると、制御装置は入力されたデータを評価値設定テーブル２３に格納し、格付確定モジュール及び顧客情報入力モジュールを終了してメインメニューＡに戻り、顧客情報入力処理を終了する。なお、キャンセルボタンＦ１９が押下された場合は、評価値設定テーブル２３を更新せずにメインメニューＡに戻る。
【０１５２】
以上の動作により、顧客情報を入力して登録することができると共に、顧客評価用情報から評価格付を自動計算することができる。この利用者の主観的要素を反映できる評価格付、及び一般に評価されている客観的な理論格付により、後の契約書自動設計処理で条項文の条項個別強度を対応させることが可能となる。
【０１５３】
また、後述する顧客信用リスク分析処理では、従来であれば理論格付等の客観的又は数値的評価でしか顧客信用のリスク分析ができなかった問題に対し、納期が遅れ気味などの直感的又は主観的な評価で感覚的にリスク分析を行うことが可能となる。これにより、経営者にとっては対話的でわかりやすいリスク分析ツールとして利用でき、難解な経済指標に関する知識等が無くとも容易に経営判断に役立てることが可能となる。
【０１５４】
なお、理論格付は、契約書自動設計システム１を各格付機関の格付システムにインターネット等の通信回線で接続し、該格付システムから理論格付データを取得して、理論格付テキストボックスＦ１５に理論格付を表示するように構成しても良い。
【０１５５】
また、理論格付を、評価格付と同様に計算によって算出するように構成してもよい。この場合は、格付算出画面Ｆの評価格付自動計算ボタンＦ１７の下に理論格付自動計算ボタンを備え、該理論格付自動計算ボタンの押下によって理論格付用の計算式を実行するように構成すればよい。該理論格付の計算は、前述の定量的評価項目を計算式（関数）のインプットとして、評価格付と同様に適宜の理論ロジックによって計算処理すればよい。
【０１５６】
また、顧客評価用情報は、利用者の社内で利用している業務システム等にアクセスし、可能な限り自動取得できるように構成しても良い。
【０１５７】
＜契約書作成処理＞
図２２は、クライアント端末５１の制御装置で実行する契約書作成処理の処理フロー図を示す。
制御装置は、契約書作成モジュールを起動し、図２３に示す契約書設計画面Ｈをクライアント端末５１のモニタに表示し、利用者に契約書種別等の基本情報を入力させる基本情報入力処理を実行する（ステップｒ１）。
【０１５８】
ここで、契約書設計画面Ｈについて説明すると、各構成要素は、契約書概要、提携顧客（顧客情報）、及び契約書全体強度確定条件に区分して備える。
【０１５９】
契約書概要としては、次の構成要素を備える。
契約書種別コンボボックスＨ１は、契約書種別テーブル２１（図５）に登録されている契約書種別名称から、設計する契約書の種別を利用者に選択させる。
【０１６０】
発行日テキストボックスＨ２は、デフォルトでは契約書設計画面Ｈを開いた年月日を表示し、変更の必要があれば利用者にキーボードで変更させる。
タイトルテキストボックスＨ３は、契約書の名称、すなわち契約書タイトル（図１１）を利用者にテキスト入力させる。
【０１６１】
提携顧客（顧客情報）としては、次の構成要素を備える。
顧客名称テキストボックスＨ４は、利用者に顧客名称をテキスト入力させる。
住所テキストボックスＨ５は、利用者に顧客の住所をテキスト入力させる。
【０１６２】
担当者テキストボックスＨ６は、利用者に顧客の担当者をテキスト入力させる。
理論格付テキストボックスＨ７は、利用者に顧客の理論格付をテキスト入力させる。
評価格付選択ボックスＨ８は、利用者に顧客の評価格付を選択させる。
【０１６３】
格付算出ボタンＨ９は、顧客評価用情報を入力させて評価格付を自動計算する前記格付確定モジュールを起動する。該格付確定モジュールで実行する格付算出画面Ｆ（図２１）で入力された項目はメモリ上に一時記憶し、登録ボタンＦ１８（図２１）が押下されると、理論格付テキストボックスＨ７及び評価格付選択ボックスＨ８に格付確定モジュールで入力又は算出された値を代入する。
【０１６４】
顧客情報取込ボタンＨ１０は、顧客情報テーブル４１（図１２）に登録された顧客を一覧表示して選択させる顧客選択画面（図示省略）を表示し、利用者に登録済みの顧客を選択させる。
【０１６５】
なお、この顧客情報は、契約書に最低限必要な項目のみとすることで、契約書設計時の利便性を向上している。また、これら画面記載の項目以外に加えて、顧客名称カナ、郵便番号、代表電話、代表ＦＡＸ、Ｅ−ｍａｉｌ、及び代表者を入力するテキストボックスも備え、顧客情報テーブル４１に必要な項目を全て入力可能に構成しても良い。この場合は、顧客情報として管理する全ての項目を入力することができるため、顧客情報の各項目に洩れなく記載して管理することが可能となる。
【０１６６】
契約書全体強度確定条件としては、次の構成要素を備える。
契約書全体強度指定用オプションボタンＨ１１は、契約書全体強度を理論格付に連動させるか、評価格付に連動させるか、直接指定（強度指定）するかを利用者に選択させる。直接指定が選択された場合は、設定強度選択ボックスＨ１２が選択可能となり、利用者にどの契約書全体強度に設定するか選択させる。
【０１６７】
傾向情報反映チェックボックスＨ１３は、過去に作成した契約書の履歴から得られる条項個別強度の修正傾向を反映するか否かを利用者に選択させる。チェックされた場合には、傾向反映基準オプションボタンＨ１４で、直近の契約書、全契約書の平均、又は変更量が最大の契約書のいずれを基準にするかを選択させる。
【０１６８】
このようにして必要情報が入力され、契約書作成ボタンＨ１５が押下されると、制御装置は契約書自動設計モジュールを起動し、図２４に示す契約書自動設計処理を実行する（ステップｒ２）。
【０１６９】
＜契約書自動設計処理＞
該契約書自動設計処理では、制御装置は条項テーブル２２（図８）にアクセスし、契約書種別コンボボックスＨ１で選択された契約書種別の条項（条項Ｎｏ）を抽出する（ステップｓ１）。
【０１７０】
前記契約書設計画面Ｈで選択された連動条件に従い、顧客強度取得して契約書全体強度を確定する（ステップｓ２）。前記顧客強度は、例えば連動の場合であれば評価テーブル４２（図１３）に格納されている顧客の格付を参照し、この格付をキーにして顧客強度算出用テーブル２４（図１０）を参照して、該当する顧客強度を読み取って取得する。取得した顧客強度をそのまま契約書全体強度に設定する。
【０１７１】
制御装置は、契約書種別テーブル２１のデフォルト強度パターンから前記契約書全体強度に対応する各条項の条項個別強度を抽出し、これをまとめて設計用個別強度群に設定する（ステップｓ３）。このとき参照する契約書種別テーブル２１の条項個別強度の例を示すと、図に仮想線で示すように、「…、ｎ条項＝±０、…」と条項毎に設定されている。
【０１７２】
契約書設計画面Ｈで傾向情報反映チェックボックスＨ１３にチェックが入ってなかった場合はステップｓ７にスキップし、チェックが入っていた場合は次のステップｓ５に処理を進める（ステップｓ４）。
【０１７３】
制御装置は、契約書蓄積テーブル３１にアクセスし、各条項の個別強度修正量（ｎ条項修正）を抽出する（ステップｓ５）。契約書蓄積テーブル３１から個別強度修正量を抽出するに際して、例えば直近の傾向情報を反映させる場合であれば、ＦｉｎｄＬａｓｔ等のプログラムコマンドによって該当する顧客に対して最後に作成した契約書データ（レコード）にアクセスして抽出を実行する。このときの個別強度修正量の例を示すと、図に仮想線で示すように、「…、ｎ条項修正＝＋１、…」と条項毎に設定されている。
【０１７４】
制御装置は、前記設計用個別強度群の条項のそれぞれに、対応する前記個別強度修正量を加算し、算出個別強度群（強度パターン）を生成する（ステップｓ６）。この加算後の算出個別強度群の例を示すと、図に仮想線で示すように、「…、ｎ条項＝＋１、…」と条項毎に設定される。
【０１７５】
なお、前記ステップｓ５〜ｓ６で算出個別強度群を生成する処理を、強度パターン生成処理とし、これにより過去の契約書の蓄積データも反映させた適切な契約書設計を可能としている。
【０１７６】
制御装置は、確定した設計用個別強度群と契約書設計画面Ｈで選択された契約書種別を抽出条件として、条項テーブル２２（図８）から該抽出条件に該当する条項文を抽出し、これをアウトプット（戻り値）として契約書自動設計モジュールを終了する。（ステップｓ７）。
【０１７７】
この契約書自動設計処理により、各条項の条項個別強度を自動確定して契約書を自動設計することができる。必要に応じて過去の契約書での個別強度修正量を反映させることができるため、顧客に適応した契約書が設計でき、汎用性・利便性が高く利用者の希望に添った契約書を自動設計して提供することができる。
【０１７８】
＜契約書作成処理のつづき＞
契約書作成モジュールは、前記自動設計モジュールでのアウトプットを受けて図２５に示す契約書詳細設計画面Ｊをモニタに表示し、自動設計した各条項を利用者に微修正させる契約書微修正処理を実行する（図２２のステップｒ３）。
【０１７９】
ここで、前記契約書詳細設計画面Ｊについて説明すると、タイトルコンボボックスＪ１は、契約書のタイトルを前記タイトルテキストボックスＨ３（図２３）から引き継ぐか、又は利用者に入力させる。
【０１８０】
甲会社名テキストボックスＪ２は、契約書に記載する甲の会社名を示す。
甲住所テキストボックスＪ３は、契約書に記載する甲の住所を示す。
甲氏名テキストボックスＪ４は、契約書に記載する甲の担当者氏名を示す。
【０１８１】
顧客検索ボックスＪ９は、別ウィンドウを開いて顧客情報テーブル４１に登録されている顧客を利用者に選択させ、選択された顧客を甲又は乙として指定可能とする。
【０１８２】
顧客登録ボタンＪ１０は、甲又は乙として記載されている顧客を顧客情報テーブル４１に登録する。
発行日テキストボックスＪ１１は、契約書を発行する年月日を利用者にテキスト入力させ、デフォルトでは契約書設計画面Ｈで表示していた発行日を表示する。
【０１８３】
乙会社名テキストボックスＪ１２は、契約書に記載する乙の会社名を示す。
乙住所テキストボックスＪ１３は、契約書に記載する乙の住所を示す。
乙氏名テキストボックスＪ１４は、契約書に記載する乙の担当者氏名を示す。
契約書全体強度Ｊ５は、自動設計された際の契約書全体強度を表示する。
【０１８４】
条項チェックボックスＪ６は、契約書に記載する条項を利用者にチェックをさせるボタンであり、デフォルトでは前述のステップｓ１（図２４）で取得した必要な条項にチェックをして表示する。すなわち、チェックをはずすことでその条項は印刷対象外（契約書には記載しない）の条項となり、契約書に記載するか否かを自由に設定することが可能となる。
【０１８５】
算出個別強度表示ボックスＪ７は、前述の契約書自動設計処理で確定した条項個別強度（設計用個別強度群から契約書全体強度に対応するものを抽出して確定）を条項毎に表示する。
【０１８６】
強度修正選択ボックスＪ８は、条項単位で条項個別強度を変更したい場合に、設定する個別強度修正量を利用者に選択させる。デフォルトでは±０を表示する。
条項文Ｊ１５は、前記強度修正選択ボックスＪ８での修正を反映させた条項個別強度の条項文を条項テーブル２２（図８）から取得して表示する。
【０１８７】
プレビューボタンＪ１６は、契約書のイメージをモニタにプレビュー表示する。
戻るボタンＪ１８は、前記契約書設計画面Ｈに戻るボタンであり、契約書を自動設計する基準となる契約書種別を変更して再設計したい場合等に、利用者に押下させる。
【０１８８】
キャンセルボタンＪ２１は、押下されると契約書作成を中止してメインメニューＡ（図１５）に戻る。
【０１８９】
このようにして契約書詳細設計画面Ｊでの契約書の微修正が行われ、印刷ボタンＪ１７が押下されると（図２２のステップｒ４）、現段階での入力内容に基づいて図２６の契約書イメージ説明図に示すように契約書をプリンタ（印刷手段）で印刷して出力する（ステップｒ５）。
【０１９０】
一時中断ボタンＪ１９が押下されると（ステップｒ６）、契約書の作成を中断して途中の状態を契約書蓄積テーブル３１（図１１）に保存する契約書保存処理を実行する（ステップｒ７）。このとき、「状態」の項目には「０」を格納し、未完成であることを示す。
【０１９１】
完了ボタンＪ２０が押下されると（ステップｒ８）、完成した契約書のデータを契約書蓄積テーブル３１（図１１）に格納する契約書保存処理を実行する（ステップｒ９）。この場合、「状態」の項目には「１」を格納し、完成であることを示す。
【０１９２】
以上の動作により、利用者は契約書を自動設計させた上で微修正し、契約相手に応じた適切な契約書を効率良く作成することができる。
【０１９３】
＜契約書修正処理＞
図２２の仮想線は、利用者にメインメニューＡで契約書修正ボタンが押下された場合の契約書修正処理を示す。
制御装置は、契約書選択画面（図示省略）をモニタに表示し、制御装置は利用者に修正する契約書を選択させる（ステップｒ１’）。
【０１９４】
契約書が選択されると、該契約書のデータを前記契約書詳細設計画面Ｊ（図２５）に表示して前述の契約書作成処理のステップｒ３から処理を実行する。
これにより、利用者は契約書詳細設計画面Ｊでの微修正をいつでも実行することができ、場合によっては戻るボタンＪ１８（図２５）によって契約書自動設計処理からやり直すことが可能となる。
【０１９５】
＜契約書履歴確認処理＞
図２７は、クライアント端末５１の制御装置で実行する前記契約書履歴確認処理の処理フロー図を示す。
制御装置は、契約書履歴確認モジュールを起動して、図２８の画面イメージ図に示す契約書作成履歴画面Ｋを表示する（ステップｔ１）。
【０１９６】
この契約書作成履歴画面Ｋについて説明すると、顧客名称コンボボックスＫ１は、利用者に顧客名称を選択させる。この選択がされると、制御装置は、契約書蓄積テーブル３１（図１１）にアクセスし、該当する顧客名称の顧客Ｎｏが甲顧客Ｎｏ又は乙顧客Ｎｏに存在するデータを抽出し、抽出した抽出データを契約書種別Ｎｏでグループ化して、ファイル表示部Ｋ２に階層構造で表示する。
【０１９７】
この階層構造は、契約書種別フォルダＫ３内に契約書ファイルＫ４が存在するイメージで表示する。この契約書ファイルＫ４が利用者に選択（クリック）されると、詳細表示部Ｋ６に選択された契約書のデータを詳細表示する。
【０１９８】
このように過去の契約書を表示する契約書作成履歴画面で、利用者によって顧客検索ボタンＫ５が押下された場合には（ステップｔ２）、制御装置は顧客検索画面（図示省略）を表示し、入力された文字列を顧客名称に含む顧客を検索する等の顧客検索処理を実行する（ステップｔ３）。なお、検索した顧客の顧客名称は、顧客名称コンボボックスＫ１に代入して表示する。
【０１９９】
印刷ボタンＫ８が押下された場合には（ステップｔ４）、契約書をプリンタで印刷する（ステップｔ５）。なお、プレビューボタンＫ７が押下された場合は、契約書をモニタにプレビュー表示する。
【０２００】
前記印刷の際には、印刷する契約書が確認用の再印刷であることを示す「確認用」や「出力日付」等の印字を行っても良く、またこの「確認用」等の印字を行うか否かを選択させるように構成しても良い。これによりプリントした契約書の状態が容易に確認できるようになる。
【０２０１】
データ出力ボタンK９が押下された場合には（ステップｔ６）、制御装置はＰＤＦ形式で契約書をデータ出力する（ステップｔ７）。なお、この出力形式はＰＤＦに限らず、他のプログラムで流用可能なＣＳＶ形式等で出力しても良く、また出力形式を選択可能に構成しても良い。これにより、契約書データを二次利用する、あるいは、契約書をデータとして顧客や契約書の検査機関（弁護士等）に送信することもできる。
【０２０２】
このように契約書をデータ送信する場合には、ＤＥＳ等の共通鍵方式、ＲＳＡや楕円曲線暗号等の公開鍵方式、メッセージ認証、若しくはデジタル署名等の暗号化技術、改竄検出技術、送信元認証技術を利用すると良い。これにより、安全に契約書データを送信することが可能となる。
【０２０３】
完了ボタンＫ１０が押下されると、制御装置は契約書履歴確認モジュールを終了し、キャンセルボタンＫ１１が押下されると処理をキャンセルしてメインメニューＡ（図１５）に戻る。
【０２０４】
以上の動作により、利用者は過去に作成した契約書の履歴を確認することができると共に、必要であれば印刷又はデータ出力して確認することもできる。この契約書の履歴は、顧客毎に契約書種別で分類して確認できるため、過去のデータを容易に探し出すことができ、また効率良く利用することができる。
【０２０５】
＜顧客信用リスク分析処理＞
図２９は、クライアント端末５１の制御装置で実行する前記顧客信用リスク分析処理の処理フロー図を示す。
この顧客信用リスク分析処理では、従来存在していた理論格付等の客観的評価によって顧客や仕入先等の取引先を判断する客観的評価システムに対し、実際の取引での納品状況や支払状況、取引を行っている上での相手会社の印象など、主観的評価を反映し、直感的に取引相手の信用リスクを評価できる事業者リスク表示システムを提案することを目的としている。
【０２０６】
また、従来であれば複数の項目についてマップ表示して取引先を評価しようとする場合、例えばＸ軸に取引先売上高を、Ｙ軸に取引先市場占有率を設定したマップと、Ｘ軸に取引先売上高を、Ｙ軸に自社取引高を設定したマップとを見比べる等、主軸の項目を変えて見比べる必要が生じ、見た目での比較が難しい問題があった。これを見た目で容易に比較できるマップ表示が可能な事業者リスク表示システムを提案することも目的としている。
【０２０７】
技術分野としては、例えば顧客や仕入先等の取引先を含む事業者の経営情報を直感的に解りやすく表示し、リスク分析をして経営判断に役立てることが可能な、事業者リスク表示システム（若しくは経営判断支援システム）に関する。
【０２０８】
まず制御装置は、顧客信用リスク分析モジュールを起動し、図３０に示す顧客信用リスク分析画面Ｍをモニタに表示する（ステップｕ１）。このとき、マップ表示部Ｍ２はどの顧客も存在しない座標軸のみの空白状態で表示する。
【０２０９】
該顧客信用リスク分析画面Ｍで顧客登録ボタンＭ９が押下されると（ステップｕ２）、制御装置は前述した顧客情報入力処理（図２０）を実行する（ステップｕ３）。
制御装置は、前記顧客信用リスク分析画面Ｍで利用者に分析対象とする顧客を表示条件として確定させる（ステップｕ４）。
【０２１０】
ここで、分析対象とする顧客を確定させる操作について説明すると、まず利用者に表示件数選択ボックスＭ１０（事業者表示件数選択手段）で、マップ表示部Ｍ２に表示する顧客の件数を選択させる。表示条件コンボボックスＭ１１及びベスト／ワーストオプションボタンＭ１２（２つ合わせて事業者表示条件選択手段）では、マップ表示部Ｍ２に表示する顧客の条件を利用者に選択させる。
【０２１１】
例えば、図示するように取引高でベスト順と指定された場合には、制御装置は顧客情報テーブル４１（図１２）にアクセスし、取引高の１位から７位（表示件数選択ボックスＭ１０で指定）までの顧客を抽出する。また、例えば前記表示条件コンボボックスＭ１１で「顧客名称」の項目が選択された場合であれば、あいうえお順の１位から７位までの顧客を表示する。
このようにして、制御装置は利用者に確定された分析対象の顧客データを、顧客情報テーブル４１から抽出する（ステップｕ５）。
【０２１２】
制御装置は、抽出したデータに基づいて顧客名称をマップ表示部Ｍ２に表示する（ステップｕ６）。この段階で、マップ表示部Ｍ２には図示するように顧客名称等が表示されることとなる。
【０２１３】
利用者によって、表現形式コンボボックスＭ１（表現形式選択手段）でマップ表示部Ｍ２の表現形式が選択されると、制御装置はステップｕ５にリターンして指定された表現形式でマップ表示部Ｍ２を再表示する（ステップｕ７）。
【０２１４】
この表現形式について説明すると、前記表現形式コンボボックスＭ１は、デフォルトでは標準となって図３０に示す数値表示形式であるが、マトリックスが選択されれば後述するマトリックス表示形式（図３１）、入れ子グラフが選択されれば後述する入れ子グラフ表示形式（図３２）といったように、様々な表現形式を選択可能にしている。
【０２１５】
ここで、顧客信用リスク分析画面Ｍについて図３０に示している標準の表示形式で説明すると、マップ表示部Ｍ２内には、分析対象の顧客を評価格付軸Ｍ４と理論格付軸Ｍ３が直行している２次元座標系にプロットして表示する。
【０２１６】
ここで、前記評価格付軸Ｍ４は、前述した評価格付の値を軸にしたＸ軸（水平軸）であり、利用者による主観的、当事者的、直感的、感覚的、又は独断的な評価で高低差がつけられる主観的評価軸である。これにより、従来の客観的かつ一般的な評価しか行えなかった問題を解決し、独自評価を反映させて解りやすく経営判断することを可能としている。
【０２１７】
また、前記理論格付軸Ｍ３は、前述した理論格付の値を軸にしたＹ軸（垂直軸）であり、第三者的、客観的、数値的、又は公平的な評価で高低差がつけられる客観的評価軸である。なお、前記理論格付軸Ｍ３と評価格付軸Ｍ４とは、垂直軸／水平軸を入れ替えて表示してもよい。
【０２１８】
マップ表示部Ｍ２内の顧客のマップ表示は、顧客名称Ｍ５に対する評価値（格付値）の二次元位置をプロットＭ６として×印の打印で示し、利用者が参照したい項目の値を表示する表示値Ｍ７，Ｍ８（分析用データ）は、顧客名称の右横の括弧内に表示する。
【０２１９】
前記表示値Ｍ７は、表示項目コンボボックスＭ１３で選択された項目を、ベスト／ワースト選択オプションボタンＭ１４で選択された側の上位側（例えばベストであれば上位３件、ワーストであれば下位３件）に下線を引いて表示する。この表示項目コンボボックスＭ１３が選択される毎に前記表示値Ｍ７の値は変化するため、利用者はリアルタイムに表示を確認しながら任意の項目が選択可能である。なお、ベスト／ワースト選択オプションボタンＭ１４で例えばベストが選択されたとすると、取引高の上位３件の顧客に対して前記表示値Ｍ７に下線を表示する。なお、上位３件に固定せず、利用者の指定によってｎ件の顧客に対して下線を表示するように構成してもよい。
【０２２０】
同様に、前記表示値Ｍ８は表示項目コンボボックスＭ１５とベスト／ワースト選択オプションボタンＭ１６（２つ合わせて分析用表示データ更新（追加、変更、削除、選択）手段）で指定され、表示項目コンボボックスＭ１７とベスト／ワースト選択オプションボタンＭ１８、表示項目コンボボックスＭ１９とベスト／ワースト選択オプションボタンＭ２０で選択された項目は、さらに追加して前記表示値Ｍ８の右横に表示する。
【０２２１】
これにより、主観的評価と客観的評価を絶対的な位置付けとして顧客をマップ表示し、利用者は項目を自由に選択（追加、変更、削除）して様々な観点で顧客を比較、評価することができる。例えば図中の株式会社ＥＥＥであれば、主観的評価及び客観的評価が共に低いにもかかわらず取引高が一位であり、多大なリスクが存在していることが容易に理解できる。
【０２２２】
これらの顧客名称、表示値Ｍ７，Ｍ８、及び右横に追加して表示する項目は、それぞれが顧客（事業者）に関連する情報である事業者関連情報の一つであり、該事業者関連情報を一つ又は複数表示する方法として様々な表示方法が考えられる。この表示方法の例については、図３１及び図３２と共に後述する。
【０２２３】
表示事業者更新手段（表示事業者追加削除手段）である指数表示コンボボックスＭ２１で顧客名称が選択され、表示オプションボタン２２が表示と選択されれば、選択された顧客をマップ表示部Ｍ２内に表示する。
【０２２４】
また逆に表示オプションボタン２２が非表示と選択されれば、選択された顧客の表示をマップ表示部Ｍ２内から削除する。
これらにより、特定の顧客（指定顧客）のマップ内での位置付けを瞬時に確認することができる。
【０２２５】
このようにして顧客に対して利用者によるリスク分析と評価が行われ、印刷ボタンＭ２３（出力手段）が押下されると（図２９のステップｕ８）、制御装置は、表示条件や表示件数、表示項目、出力日時、及びマップ表示（マップ表示部Ｍ２）をクレジットマップとしてプリンタで印刷し（ステップｕ９）、顧客信用リスク分析モジュールを終了する。なお、印刷ボタンＭ２３に加えてＰＤＦ形式やＣＳＶ形式でデータ出力可能なデータ出力ボタンを備えても良い。
【０２２６】
図３１は、マップ表示部Ｍ２の他の表示方法であるマトリックス表示形式を示す。ここでは、表示項目コンボボックスＭ１３，Ｍ１５，Ｍ１７，Ｍ１９で選択された項目を表形式（マトリックス形式）でマトリックス表示Ｍ２５として表示する。
【０２２７】
また図３２は、マップ表示部２の他の表示方法である入れ子グラフ表示形式を示す。ここでは、表示項目コンボボックスＭ１３，Ｍ１５，Ｍ１７，Ｍ１９で選択された項目を入れ子グラフ形式でグラフ表示Ｍ３１として表示する。
【０２２８】
これらの表示方法により、利用者が見やすいように表示方法を変えて顧客を評価することができる。また入れ子グラフ形式については、折れ線グラフ等で表示されるために細かい数値データを見ずとも過去の推移状況から感覚的に判断することができる。すなわち、折れ線グラフが上下に激しく移動しているということは取引額等が安定していないことが理解でき、逆に上下差が少ないと安定していることが理解できる。また右肩上がりか右肩下がりかで向上しているか下降しているかを分析することもできる。
【０２２９】
以上の動作により、利用者は顧客に対して感覚的にリスク分析を行うことができ、特別な知識が無くとも分析結果を経営判断に反映させることができる。例えば図３０に示した顧客信用リスク分析画面Ｍの場合であれば、株式会社ＥＥＥはリスクが高いために取引高を少なくし、減少させた取引を株式会社ＢＢＢや株式会社ＡＡＡに分散する、あるいは株式会社ＰＰＰにシフトするといった経営判断ができる。
【０２３０】
なお、前記表示値Ｍ７，Ｍ８には、上位３つに対して注目表示（リスク表示）として下線を表示したが、上位３つに限らず重要な項目や数値の高いものに対して、ボールド表示（太字表示）する、数値を色分けする（例えば上位から下位へのグラデーションで色分けする）、あるいは文字の大きさを変更する等、他の表示方法としても良い。また、これらの表示方法を選択可能なコンボボックスやオプションボタン等のレベル表示方法選択手段を備えても良い。また、このような表示方法を顧客名称自体に反映させても良い。
【０２３１】
これにより、利用者はより視覚的（ビジュアル的）に顧客を分析することができ、例えば上位５社は濃い色で表示し、６位から１０位は薄い色で表示する等、表示する顧客数を増加させた上で分析が重要である上位社を明確に見ることも可能となる。
【０２３２】
また、前記顧客信用リスク分析モジュール、顧客情報入力モジュール及び格付確定モジュールで事業者リスク表示プログラムを構成し、前記評価値設定テーブル２３及び顧客強度算出用テーブル２４を強度算出用データベース２０’とし、前記顧客情報テーブル４１及び評価テーブル４２を格納した顧客情報データベース４０と共に、別のソフトウェアとして提供しても良い。
【０２３３】
これにより、契約書の設計が不要な利用者に対して、事業者リスク表示プログラムを安価に提供することができ、中小企業などの経営者が経営判断に役立てるといったことが可能となる。
【０２３４】
この場合は、事業者リスク表示プログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータにインストールし、事業者リスク表示装置として提供しても良い。また、事業者リスク表示プログラムを端末にインストールし、強度算出用データベース２０’及び顧客情報データベース４０をサーバにインストールして、図３３のシステム構成に示すような事業者リスク表示システム１’として提供しても良い。
【０２３５】
前者（事業者リスク表示装置）であれば利用者は購入後にスタンドアロンですぐに利用でき、後者（事業者リスク表示システム１’）であれば利用者は購入後にネットワーク環境ですぐに利用できる。
【０２３６】
また、勘定系システムや在庫システム等の特殊システム（専用システム）と連動させ、日々の営業（経営）活動から得られる売上高、利益高等の情報を取得して、クレジットマップに表示させるように構成してもよい。これにより、日々の営業（経営）活動から得られるリアルな情報を反映した分析が実行でき、最新情報によるすばやい経営判断を行うことができる。
【０２３７】
また、前述の契約書自動設計システム１は、インターネットやエクストラネット等の通信回線に接続し、同様に通信回線に接続した基本データ格納サーバから契約書データをダウンロード可能に構成しても良い。
【０２３８】
この場合、基本データ格納サーバには契約書データベース２０を格納し、契約書作成のベースとなる契約書種別を厳密に管理し常時最新化する。これにより、契約書自動設計システム１の利用者は、基本データ格納サーバから最新の契約書種別のデータを取得することができ、利便性が向上する。
【０２３９】
また、契約書データベース２０、契約書履歴データベース３０、及び顧客情報データベース４０をクライアント端末５１のハードディスクに格納してクライアント端末５１’とし、スタンドアロンで利用可能に構成しても良い。
【０２４０】
また、契約書自動設計システム１又は事業者リスク表示システム１’において、契約書更新時に以前の評価と更新時の評価に変動がないかチェックする評価適正度確認モジュールを追加し、メインメニューＡに評価適正／期限確認ボタンを追加しても良い。
【０２４１】
この場合は、契約書蓄積テーブル３１に有効期限のフィールドを追加し、有効期限が管理できるように構成する。
メインメニューＡで評価適正／期限確認ボタンが押下されると、制御装置は図３４に示す契約継続確認画面Ｐをモニタに表示する。
【０２４２】
ここで、情報取込ボタンＰ２が押下されると、期限期月を入力する画面を表示し、利用者が入力した日付までに期限がくる契約書を一覧表示部Ｐ１に表示する。
【０２４３】
詳細情報ボタンＰ３が押下されると、一覧表示部Ｐ１で選択されている契約書の詳細情報を表示する。表示には、前述した契約書作成履歴画面Ｋ（図２８）を利用する。
【０２４４】
再設計ボタンＰ４が押下されると、前述の契約書修正処理を実行し、元の契約書を基本にして再契約の契約書を作成できるようにする。
キャンセルボタンＰ５が押下されると、処理をキャンセルして終了する。
【０２４５】
これにより、期限切れが近い契約書を検索し、顧客の再評価、再契約の契約書の内容検討を行うことができる。
【０２４６】
なお、理論格付又は評価格付を、勘定系システムや在庫システム等の特殊システム（専用システム）と連動させて取引情報や財務情報等の情報を取得し、契約書の更新時期に格付確定モジュールを自動実行し、算出した格付が評価テーブル４２に格納している格付より低下している等の変化がないかチェックするように構成しても良い。
【０２４７】
この場合、変化があれば警告として前記契約継続確認画面Ｐをモニタに表示する。これにより、契約時には優良であったが評価が下がってきた顧客に対するリスクを検知し、利用者に警告することが可能となる。
【０２４８】
利用者は、この警告によってリスクが高くなった顧客に早期に対応することができ、経営を安定化させることができる。なお、この警告は、より広範な範囲で応用することができる。
【０２４９】
また、理論格付又は評価格付を取引情報や財務情報と連動しない場合であれば、有効期限の近づいた契約書を自動検出してモニタに表示することで再評価を促せばよく、これにより放置によるリスクを軽減することができる。
【０２５０】
また、前述した契約書自動設計システム１は、契約書に限らず、社内規定、品質管理規定、セキュリティ規定等の各種規定の作成に契約書自動設計システム１を利用する事もできる。社内規定であれば、就業規則等を各項目毎に条項個別強度別に用意し、品質管理規定であれば文書管理や設計管理や製品検査等を項目毎に条項個別強度別に用意し、セキュリティ規定であればセキュリティ方針やセキュリティポリシやリスク対策等を項目毎に条項個別強度別に用意すればよい。これにより、様々な規則文書の作成に流用し、規則文書作成を効率化して業務効率、プロジェクト実行効率を向上することができる。
【０２５１】
また、契約書詳細設計画面Ｊではじっくりと検討する場合があるため、定期的に変更部分をバックアップする自動バックアップ処理を備えても良い。これにより、コンピュータのトラブル等で契約書作成プログラムが強制終了された場合に、それまでの修正を生かして修正作業を継続することができる。
【０２５２】
また、顧客情報テーブル４１のフィールドを追加可能に構成しても良い。これにより、クレジットマップに表示する分析用項目を増加することができる。またこの場合、顧客情報テーブル４１に追加したフィールドを評価値設定テーブル２３にも追加し、評価値を設定可能に構成しても良い。これにより、追加したフィールドの項目を反映して評価格付を算出することが可能となる。
【０２５３】
また、格付連動には、理論格付と評価格付の両方の平均等に連動する両格付連動を備えても良い。
また、契約書作成プログラムはデータベースサーバ１１に備えてもよく、プリンタはデータベースサーバ１１に備える、あるいはプリンタサーバに備える等、クライアント端末５１が利用可能なように備えても良い。
【０２５４】
また、契約書種別テーブル２１からデフォルト強度パターン（ｍ強度ｎ条項）を削除し
、条項個別強度を使用せず、顧客強度に対応する契約書全体強度を全ての条項に適用するように構成してもよい。この場合は、シンプルな設計で契約書自動設計システム１を作成し、安価に提供することができる。
【０２５５】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のサーバは、実施形態のデータベースサーバ１１に対応し、
以下同様に、
記憶手段は、データベースサーバ１１のハードディスクに対応し、
条項文データは、条項テーブル２２に対応し、
端末は、クライアント端末５１に対応し、
契約書自動設計装置は、クライアント端末５１’に対応し、
契約書設計手段，及び制御手段は、クライアント端末５１の制御装置に対応し、
入力手段は、クライアント端末５１のマウスに対応し、
記録媒体は、インストールＣＤ−ＲＯＭ７２，７４に対応し、
契約書自動設計プログラムは、契約書自動設計モジュールに対応し、
契約書設計機能は、契約書自動設計処理に対応し、
個別変更機能は、契約書微修正処理（ステップｒ３）に対応し、
契約相手は、顧客に対応し、
契約強度は、条項個別強度又は契約書全体強度に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】契約書自動設計システムのシステム構成図。
【図２】契約書自動作成ソフトパッケージの概観斜視図。
【図３】各データベースの構成説明図。
【図４】契約書作成プログラムの構成説明図。
【図５】契約書種別テーブルの構成説明図。
【図６】デフォルト強度パターンの説明図。
【図７】契約書種別の説明図。
【図８】条項テーブルの構成説明図。
【図９】条項データのイメージ説明図。
【図１０】評価値設定テーブル及び顧客強度算出用テーブルの構成説明図。
【図１１】契約書蓄積テーブルの構成説明図。
【図１２】顧客情報テーブルの構成説明図。
【図１３】評価テーブルの構成説明図。
【図１４】契約書作成プログラムの処理フロー図。
【図１５】メインメニューの画面イメージ図。
【図１６】契約書種別登録処理の処理フロー図。
【図１７】契約書種別登録画面の画面イメージ図。
【図１８】条項作成画面の画面イメージ図。
【図１９】デフォルト強度パターン設定画面の画面イメージ図。
【図２０】前記顧客情報入力処理の処理フロー図。
【図２１】格付算出画面の画面イメージ図。
【図２２】契約書作成処理の処理フロー図。
【図２３】契約書設計画面の画面イメージ図。
【図２４】契約書自動設計処理の処理フロー図。
【図２５】契約書詳細設計画面の画面イメージ図。
【図２６】契約書イメージの説明図。
【図２７】契約書履歴確認処理の処理フロー図。
【図２８】契約書作成履歴画面の画面イメージ図。
【図２９】顧客信用リスク分析処理の処理フロー図。
【図３０】顧客信用リスク分析画面の標準形式の画面イメージ図。
【図３１】顧客信用リスク分析画面のマトリックス表示形式の画面イメージ図。
【図３２】顧客信用リスク分析画面の入れ子グラフ表示形式の画面イメージ図。
【図３３】事業者リスク表示システムのシステム構成図。
【図３４】契約継続確認画面の画面イメージ図。
【符号の説明】
１…契約書自動設計システム
１１…データベースサーバ
２１…契約書種別テーブル
２２…条項テーブル
３１…契約書蓄積テーブル
５１，５１’…クライアント端末
７２，７４…インストールＣＤ−ＲＯＭ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an automatic contract design program, an automatic contract design apparatus, an automatic contract design system, and a recording medium that enable efficient design of contracts such as business alliance contracts and software contracts. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a contract has been concluded as one method for preventing troubles with others in advance. This contract is, for example, an important defensive measure to prevent external risks in advance if it is a company. A contract is created for each customer, and maximum effort is put into the creation.
[0003]
In addition, since legal knowledge is required to create this contract, it is necessary to outsource to a lawyer and other specialists, resulting in high costs.
[0004]
Creating such a contract from scratch requires a lot of labor and time, and increases costs, so recently, there is a method that allows you to create a contract as efficiently as possible by using a template of the contract. It has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2002-74206 A
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-described templates are provided in units of contracts. If an attempt is made to provide a model close to the desire of the contract creator, a huge amount of templates are required and the search is difficult. Conversely, if the number of templates is narrowed down to facilitate the search, there is a problem that the amount of correction work increases due to the difference between the desired contract contents and the contents provided by the templates.
In addition, the contents of the contract change depending on the evaluation such as credit evaluation of the contractor, but there is no one that can cope with variations by this evaluation.
[0006]
The present invention is a contract automatic design program, a contract automatic design apparatus, and a contract automatic design that can design a contract efficiently in a short period of time and can also design a contract in association with evaluation of a contract partner. An object is to provide a system and a recording medium, and to reduce labor, time, and cost required for making a contract.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a computer with clause data in which stepwise individual contract strengths and clauses for each individual contract strength are defined for each of one or more clauses of a plurality of clauses described in a contract; Means for storing stepwise overall contract strength for one or more contract types of a plurality of types of contract types and contract type data in which individual contract strengths for each clause for each overall contract strength are defined With reference to the storage function to be stored, the selection acceptance function for accepting direct selection of the contract type and the overall contract strength by the input means, and the overall contract strength of the selected contract type in the contract type data Set to the overall contract strength Extraction function for extracting necessary clauses and individual contract strength of each clause by control means, and contract design means for obtaining a clause corresponding to the individual contract strength of the extracted clause in the clause data and contract design means It is a contract automatic design program that realizes a contract design function designed according to the above and an individual change function that enables individual contract strengths to be individually changed by input means for each clause of the designed contract.
[0008]
The contract includes making up various types of contract-related documents such as a business consignment basic contract (consignment / consignment), software development consignment contract, agency contract, and the like.
[0009]
The clause includes an index (heading) such as a number or an ID, such as a first clause or a second clause indicating the clause text.
[0010]
The above clause includes a sentence or the like (letters, numbers, calculation formulas, symbols, charts, etc.) that forms a part of the contents of the contract with the contracting party. It can be composed of the requirements of the former.
[0011]
The contract strength includes, for example, constructing with the strictness of contract contents such as standard, tightening, loosening, etc., and representing with letters or numerical values.
[0012]
The clause text data can be composed of data in which the clause texts having different contract conditions are associated with the contract strength, and all data is stored as one database (file), or disjoint data (file ) And storing as a data group from which target data can be derived from conditions such as clauses and contract strength.
[0013]
The individual changing function includes, for example, a configuration in which contract conditions (contract contents) of clauses can be set for each clause, such as changing the contract strength of a clause or changing a clause.
[0014]
The input unit includes a coordinate input unit (pointer device) such as a mouse or a touch panel, or an input unit such as a key input unit such as a keyboard or a numeric keypad.
[0015]
With the above-described configuration, the user can easily obtain the contract, and the labor, time, and cost for designing the contract can be reduced.
In addition, it becomes possible to change the clauses of individual contracts, and highly adaptable contracts corresponding to the contract partner and contract type, that is, contracts that accurately reflect user requirements. Can be easily created.
Further, it is possible to easily determine the necessary clauses for the contract by selecting the contract type. As a result, it is possible to reduce the trouble of manually deleting clauses or adding clauses in which this clause is unnecessary or need to be added to this contract type.
[0016]
As an aspect of the present invention, as the storage function, a function for storing an evaluation table for storing an evaluation of a contract partner and a strength calculation table for associating the evaluation with the overall contract strength is realized, and the selection receiving function In addition to the direct selection function for directly selecting the overall contract strength, an evaluation-linked selection function for selecting the contract partner and determining the overall contract strength based on the evaluation of the contract partner is provided. Which of the evaluation linked selection functions is used is selectable, and as the evaluation linked selection function, the contract partner's evaluation stored in the evaluation table is referred to, and the overall contract strength corresponding to the evaluation is A function acquired from the intensity calculation table can be realized.
[0017]
With the above configuration, a contract can be designed based on the acquired contract strength, and a contract corresponding to the contract strength required for the contract partner can be automatically designed.
[0018]
Further, as an aspect of the present invention, a history storage function for storing individual strength correction information in which the individual contract strength is individually changed by the individual change function in the storage means as change history data together with the contract partner information, and the evaluation interlocking The individual strength correction information for the contract partner selected by the selection function is obtained from the change history data, and the contract design function is extracted by the extraction function by the acquired individual strength correction information. The individual contract strength can be corrected, and the contract can be designed by obtaining a clause corresponding to the corrected individual contract strength.
[0019]
The change history data includes the contract history data which is the contract after the change, the contract strength change amount data indicating the change amount of the changed contract strength (including the overall contract strength or the individual contract strength described above), or the change Including the modified contract strength data indicating the contract strength after being executed.
[0020]
The contract partner information includes a contract partner name or a contract partner code assigned to the contract partner.
[0021]
With the above-described configuration, it is possible to automatically design a contract corresponding to the contract partner or / and the type of contract based on the past history. As a result, the convenience of the user is improved, and for example, it is freed from the trouble of changing the clause of the same clause each time for a certain contract partner.
[0022]
In addition, the present invention provides step-by-step individual contract strengths for each one or more of the clauses described in the contract, clause data in which clauses for each individual contract strength are defined, and a plurality of types Storage means for storing stepwise overall contract strengths and contract type data in which individual contract strengths of each clause for each overall contract strength are defined for one or more contract types And input means for accepting a direct selection between the contract type and the overall contract strength, and referring to the overall contract strength of the selected contract type in the contract type data. Set to the overall contract strength Control means for extracting necessary clauses and individual contract strength of each clause; contract design means for obtaining a clause corresponding to the individual contract strength of the extracted clause in the clause data and designing a contract; In addition, it is possible to provide a contract automatic design device including an input unit that allows individual contract strengths to be individually changed for each clause of the designed contract.
[0023]
The storage means includes a storage device such as a hard disk or a nonvolatile memory.
The contract design means includes a control means constituted by a CPU or MPU.
[0024]
The contract automatic design device includes a general-purpose device such as a personal computer, a workstation, or a personal digital assistant (PDA (Personal Digital Assistance), a mobile phone, etc.), or a dedicated device.
With the above configuration, the contract can be efficiently designed with a general-purpose device or a dedicated machine.
[0025]
As a preferred embodiment, the storage means is configured to store an evaluation table that stores an evaluation of a contract partner, and a strength calculation table that associates the evaluation with the overall contract strength, and the input means includes an overall contract. In addition to the direct selection process for directly selecting the strength, an evaluation linked selection process for selecting the contract partner and determining the overall contract strength based on the evaluation of the contract partner is provided. The evaluation link selection process refers to the evaluation of the contract partner stored in the evaluation table, and the overall contract strength corresponding to the evaluation is determined in the strength calculation table. It can be set as the structure acquired from.
[0026]
With the above configuration, a contract can be designed based on the acquired contract strength, and a contract corresponding to the contract strength required for the contract partner can be automatically designed.
[0027]
Further, the present invention provides a contract automatic design system comprising a server having the storage means, a terminal having the input means, a control means, and a contract design means, and configured to execute the contract automatic design program. Can do.
[0028]
The server includes a server such as a database server, a WEB server, or a file server.
The terminal includes a personal computer, a workstation, a general-purpose device such as a personal digital assistant (PDA, mobile phone, etc.), or a dedicated machine.
[0029]
With the above configuration, the clause text data can be centrally managed by the server (updates such as addition, change, and deletion) can be managed, and the clause text data can be shared by a plurality of terminals. This makes it easy to update and manage the clause text data and to design a highly accurate contract efficiently.
The server may also store contract data. In this case, contract data can also be centrally managed by the server, and clause text data can be shared by a plurality of terminals. Thereby, management of contract data becomes easy and efficiency can be improved.
[0030]
The present invention can also be a recording medium on which the contract automatic design program is recorded.
The recording medium includes a recording medium capable of storing data, such as a CD-ROM, a DVD-ROM, a DVD-RAM, an MO, a flexible disk, or a nonvolatile memory.
[0031]
With the above configuration, the contract automatic design program can be installed and used in a general-purpose device such as a personal computer, a workstation, a personal digital assistant (PDA, mobile phone, etc.), or a dedicated machine.
[0032]
As another embodiment, a history storage process for storing the result of individual change of contract strength or clause text in the contract as the change history data together with the information of the contract partner, which can be executed after the next time, and is described above. Based on the change history data, it is possible to set a contract strength to be applied to the contract partner or a pattern generation process for generating a clause pattern (array), and set or add the pattern to the predetermined extraction condition.
[0033]
If the pattern is a contract strength pattern, it includes a contract strength for each clause or a change amount changed from the standard contract strength for each clause. It can be set as it is, and in the case of a change amount, the change amount can be added to the contract strength acquired by the method described above. Moreover, if it is a pattern of clauses, it may be configured with information indicating each clause, such as each clause or clause and contract strength, and can be set as a predetermined extraction condition as it is.
[0034]
The pattern generation process includes at least one of the following processes.
1) The latest pattern reading process for reading the setting of contract strength or clause as the latest pattern for the latest contract (the last created) of the target contract partner in the change history data.
2) An average pattern reading process for reading an average of contract strength or clause setting as an average pattern for all contract documents of the target contract partner in the change history data.
3) A maximum pattern reading process for reading, as a maximum pattern, a setting having the largest contract strength or clause change amount for all contract documents of the target contract partner in the change history data.
4) A minimum pattern reading process for reading, as a minimum pattern, a setting with the smallest contract strength or clause change amount for all contract documents of the target contract partner in the change history data.
[0035]
With the above-described configuration, it is possible to automatically design a contract corresponding to a contract partner or / and a contract type based on a past pattern. As a result, the convenience of the user is improved, and for example, it is freed from the trouble of changing the clause of the same clause each time for a certain contract partner.
[0036]
As another embodiment, based on the contract type selection process for selecting the contract type to be used from the contract data in which a plurality of contract types having different contract purposes are set, and the selected contract type It is possible to set a description clause selection process for selecting a clause to be described in the contract.
[0037]
The contract data includes data configured with a contract name and a clause to be described.
The description clause selection process includes the following process.
1) A reading process of reading a clause corresponding to a clause sentence described in a contract from the contract data or a clause data by type stored by setting a clause for each contract type.
In this embodiment, the aforementioned intensity pattern data may be provided for each contract type.
[0038]
With the above configuration, it is possible to easily determine the clauses required for the contract by selecting the contract type. As a result, it is possible to reduce the trouble of manually deleting clauses or adding clauses in which this clause is unnecessary or need to be added to this contract type.
[0039]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to easily create an appropriate contract according to the contract partner. This can reduce the labor, time, and cost (expenses) of designing the contract, and the labor, time, and cost (expense) of checking whether there are any deficiencies in the contents of the contract. You can go down.
[0040]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings.
First, the overall system configuration will be described together with the system configuration diagram of the contract automatic design system 1 shown in FIG.
[0041]
The contract automatic design system 1 is configured by connecting a database server 11 and client terminals 51 (51a, 51b,...) Via a LAN cable 2.
[0042]
The database server 11 and the client terminal 51 are composed of a personal computer, all of which are a control device (control means), a hard disk (storage means), a LAN card (communication means), a CD-ROM drive (recording medium reading means), a keyboard. (Key input means), a mouse (coordinate input means), and a monitor (display means).
[0043]
In the database server 11 and the client terminal 51, necessary programs and data such as various databases (DB) and a contract creation program are installed on the installation CD- shown in the general perspective view of the contract automatic creation software package 70 in FIG. Installed using ROM 72, 74.
[0044]
The automatic contract creation software package 70 includes a technical manual 71 and server installation CD-ROM 72 for the manager of the database server 11, a user manual 73 and client installation CD-ROM 74 for the user of the client terminal 51, and the like. The user registration card 75 is enclosed in a package case 76.
[0045]
The server installation CD-ROM 72 stores a server installation program. Necessary programs and data such as the contract database 20, the contract history database 30, and the customer information database 40 are stored in the hard disk of the database server 11. Install.
[0046]
The client installation CD-ROM 74 stores a client installation program, and installs necessary programs and data such as a contract creation program on the hard disk of the client terminal 51.
[0047]
Here, each database stored in the hard disk of the database server 11 and the contract creation program installed in the client terminal 51 will be described below together with the data structure explanatory diagram of FIG. 3 and the program structure explanatory diagram of FIG.
[0048]
The contract database 20 includes a contract type table 21, a clause table 22, an evaluation value setting table 23, a customer strength calculation table 24, and other tables.
[0049]
The contract history database 30 includes a contract storage table 31 and other tables.
The customer information database 40 includes a customer information table 41, an evaluation table 42, and other tables.
[0050]
The contract creation program is composed of the following modules (partial programs, that is, program modules) that can be called from the main menu A.
The contract type registration module is a module for creating a contract type, and mainly includes a contract type registration screen B, a clause creation screen C, and a default strength pattern setting screen D.
[0051]
The customer information input module is a module for inputting customer information, and mainly includes a customer information input screen. Moreover, the process which calls the rating confirmation module provided with the rating calculation screen F, and confirms a customer's rating is also performed.
[0052]
The contract creation module is a module for creating a contract, and mainly includes a contract design screen H. Also, a process for automatically designing a contract is executed by calling a contract automatic design module mainly having a contract detailed design screen J.
[0053]
The contract history confirmation module is a module for confirming and printing a contract created in the past, and mainly includes a contract creation history screen K.
The customer credit risk analysis module performs a graphical display process for risk analysis of customer credit, and mainly includes a customer credit risk analysis screen M.
[0054]
With the above system configuration, the user operates the client terminal 51 to execute the contract creation program, and uses various databases (20, 30, 40) stored in the database server 11 to efficiently design the contract. can do.
[0055]
Next, referring to the contract type explanation diagram shown in FIG. 7 and the clause data explanation diagram shown in FIG. 9 together with the data structure explanation diagrams shown in FIGS. The detailed structure of the data stored in 20, 30, 40) will be described.
[0056]
FIG. 5 shows a contract type table 21 storing contract types, and the fields (items) are contract type No., contract type name, consignment / consignment / both, m-strength n clause (the number of clauses x the number of strengths). , Registration date, abolition date, etc.
[0057]
The contract type number is composed of a unique ID number assigned to each contract type.
The contract type name stores the name of the contract type.
[0058]
The consignment / consignment / both indicates whether the contract is either consignment or consignment.
The m-strength n clause indicates the clause individual strength specified as the default in the n clause whose overall contract strength is m strength, where m is the number of items of the clause individual strength (−3 to +3 in this embodiment), and n is Indicates the number of clauses (for example, 1 to 100). The default intensity pattern is obtained by integrating the m-strength n clause with the contract type No.
[0059]
The default intensity pattern will be described in more detail. As shown in FIG. In the case of 0001, as shown in a matrix at the top of FIG. 6, a two-dimensional array table in which each contract document strength is set in a row and each clause is set in a column is assumed. Substituting a value at the position where the clause and the clause intersect, the contract type No. Set as the default intensity pattern of 0001.
[0060]
In the contract type table 21, this matrix table is arranged in a row as shown in the lower part of FIG. 6 (m intensity n clause), and a default intensity pattern (m intensity n clause) is stored for each contract type. Yes. Therefore, for example, when m is -1 and n is 3, the m intensity n clause indicates the 3 articles with the intensity -1, and the contract type No. If it is 0001, the value is −2 as shown in FIG.
As a result, for example, in the case of a software-related contract, it is possible to strictly set a clause (for example, Article 4) relating to re-consignment by default (for example, the individual strength of Article 4 is set to −2).
[0061]
The registration date indicates a registration date when the contract type is registered.
The abolition date indicates the deletion date when the contract type is deleted.
With the configuration of the contract document type table 21, the contract type can be managed accurately and can be called up as necessary.
[0062]
As the contract type, various contracts are registered as shown in the contract type explanatory diagram of FIG. By type, there are sales contracts, agency contracts, delegation contracts, R & D related contracts, software related contracts, collateral / security related contracts, etc., each with multiple contracts. Registered as a document type.
[0063]
FIG. 8 shows a clause table 22 that stores clause texts (contents of clauses) and the like. The fields are contract type No., clause No., clause title, priority, clause individual strength, clause text, registration date, and abolition date. Etc.
[0064]
The contract type number indicates the contract number of a contract that uses the data of the record (row).
The clause No. indicates a clause No. of a clause that uses the data of the record.
The clause title indicates the title of the clause.
The order of priority indicates the order described in the contract, with the younger number being the higher rank (that is, the youngest number is one).
[0065]
The clause individual strength indicates the individual strength assigned to each clause as a numerical value.
The clause text indicates the content of a clause text that is a contract content, and clause texts having different contract conditions (severity of contract content) are set for each individual clause strength.
The registration date indicates the date on which the record is registered in the clause table.
The abolition date indicates the date when the record was abolished
When a contract type (for example, contract type No = 0002) having the clause table 22 configured in this way is displayed in a table format (matrix format) so that the clause title, the individual clause strength, and the clause content can be easily understood, The clause data explanatory diagram shown in FIG. In the clause data explanatory diagram, rows are divided by the clause titles, and columns are divided by the clause individual strengths, and the contents of clause sentences corresponding to the positions where the clause titles and the clause individual strengths intersect are displayed.
[0066]
According to the configuration of the clause table 22, for each clause title, there are seven types of clauses in this example, from the clause individual strength -3 to +3, and the clause text used according to the clause title and the clause individual strength is unambiguous. Can be determined.
[0067]
The content of each clause in the clause table 22 is composed of accurate text that has been examined by a lawyer and the like without any errors. Even users with little legal knowledge can choose the exact text of the contract simply by making a selection. It can be described in.
[0068]
When the clause table 22 is created or updated, appropriate restrictions are applied such that the clause individual strength can be specified only within a set range (in this embodiment, within a range of −3 to +3). Also good.
[0069]
FIG. 10 shows an evaluation value setting table 23 storing necessary items (for example, a deposit level, an exhibition level, etc.) and a customer strength calculation in order to calculate a customer strength for determining the overall strength of the contract when creating the contract. The table 24 for work is shown.
In the evaluation value setting table 23, fields are composed of item names, items 1 to 5, values 1 to 5, and the like.
[0070]
The item name is composed of items for evaluation of the contract partner such as the deposit level and the delivery date level.
The items 1 to 5 indicate the evaluation of the contract partner for the item name in characters.
The values 1 to 5 indicate numerical evaluation indexes set for the respective items.
With this evaluation value setting table 23, it is possible to digitize the sensory evaluation of the contract partner by the user and calculate the evaluation rating by the rating determination process described later.
[0071]
The customer strength calculation table 24 includes fields with AAA + to C theoretical ratings, and includes an evaluation rating record and a customer strength record.
An evaluation rating record is composed of numerical values of +7 to -7.
The customer strength record is composed of numerical values of +3 to -3.
[0072]
As a result, the customer strength can be determined based on the value of the theoretical rating or the evaluation rating, and the overall contract strength of the contract created based on the customer strength can be determined.
The theoretical rating and customer strength may be stored using the evaluation rating as a field, and the evaluation rating and theoretical rating may be stored using the customer strength as a field.
[0073]
FIG. 11 shows a contract accumulation table 31 that accumulates completed contracts as a history. The fields are created No, contract type No, contract title, overall contract strength, linkage, n clause number, n clause strength ( Clause individual strength), n clause amendment (individual strength correction amount), customer A, customer theory rating, customer rating rating, customer customer number, customer theory rating, customer evaluation rating, creation date, status, etc.
[0074]
The creation number indicates a serial number that is assigned every time a contract is created.
The contract type No. indicates the contract type No. of the used contract type.
The contract title indicates the name of each contract created by the user.
[0075]
The overall contract strength indicates the strength of the representative finally set for the entire contract.
The linkage indicates linked rating information when linked with an evaluation rating or a theoretical rating, which will be described later, at the time of contract design. In addition, when the whole contract strength is set directly, it indicates that it is a direct designation.
[0076]
The n clause number indicates the clause No. of the clause used when creating the contract.
The n clause strength (clause individual strength) indicates the individual strength finally adopted for each clause. Based on the n clause strength, the clause No, and the contract type No, the clause text of the adopted clause among the clauses in the clause table 22 can be specified.
[0077]
The n clause amendment (individual strength amendment amount) is an amendment amount indicating how much the individual clause strength extracted from the default strength pattern based on the overall strength of the contract in the contract automatic design process described later is corrected. Yes, indicated numerically. In addition, you may set so that the clause separate intensity | strength of the corrected result may be stored. In this case, the correction amount can be calculated by subtracting the corresponding clause individual strength from the default strength pattern from the stored clause individual strength.
[0078]
The customer No. indicates the customer No. of the contract target person described as “I” in the contract. With this customer number, it is possible to specify which customer among the customers stored in the customer information table 41 described later.
[0079]
The first-class theoretical rating indicates a theoretical rating (described in FIG. 13 described later) at the time of creating a contract for the first-class contract.
The above-mentioned rating evaluation shows an evaluation rating (explained in FIG. 13 described later) at the time of creating a contract for the above-mentioned A.
[0080]
The second customer No, the second theoretical rating, and the second evaluation rating indicate the same contents as the first customer No, the first theoretical rating, and the first rating. When Party A or Party B is its own company, 0000 is stored in the customer number, and “Own” is stored in both of the two items (theoretical rating and evaluation rating).
[0081]
The creation date indicates the creation date on which the contract is created.
As the state, “1” is stored when it is completed and issued, and “0” is stored when the contract is not yet completed.
[0082]
With this contract document accumulation table 31, it is possible to accumulate the history of the created contract document and to store the contract document being created. It is also possible to leave a history of canceled contracts as well as completed and issued contracts.
[0083]
FIG. 12 shows a customer information table 41 for accumulating customer information related to customers. The fields are customer No, customer name, customer name Kana, postal code, address, representative telephone, representative FAX, E-mail, representative, person in charge. , Capital (million), transaction volume (million), number of employees, main bank, registration date, status, transaction form, employee qualities, correspondence with president, deposit level, delivery date level, etc.
[0084]
The customer number indicates a unique ID assigned to each customer.
The customer name indicates the name of the customer.
The customer name Kana indicates a customer name Kana.
The zip code indicates the zip code of the customer's address.
[0085]
The address indicates a customer's address.
The representative telephone indicates the representative telephone number of the customer.
The representative FAX indicates the representative FAX number of the customer.
The E-mail indicates a representative E-mail address of the customer.
[0086]
The representative represents a representative of the customer.
The person in charge indicates a person in charge (a counter in charge) of the customer.
The capital (million) indicates the customer's capital in millions of yen.
[0087]
The transaction amount indicates the total transaction amount of the year.
The number of employees indicates the number of employees of the customer.
The main bank indicates the main bank (main transaction bank) of the customer.
The registration date indicates the registration date when the customer is registered in the customer information table 41.
[0088]
The state stores “1” when there is a transaction and “0” when the transaction is stopped.
The transaction form describes a settlement method such as cash settlement and bill settlement.
The employee qualities indicate qualities obtained by evaluating customer employees based on their abilities.
The president's response indicates whether the president's response is evaluated based on quickness and politeness.
[0089]
The deposit level indicates whether the deposit has been made correctly or is delayed.
The delivery date level indicates whether the delivery date is properly maintained or delayed.
[0090]
The customer information table 41 can store customer information including management status and personality, and can provide materials for subjectively determining customer evaluation as a reference for setting customer strength.
[0091]
FIG. 13 shows an evaluation table 42 for storing ratings for customers, and the fields are configured by customer number, theoretical rating, theoretical rating setting date, evaluation rating, evaluation rating setting date, and the like.
The customer No refers to the customer No in the customer information table 41 described above, and identifies which customer the rating is for.
[0092]
The theoretical rating specifically indicates a theoretical rating value provided by each rating agency or the like. This theoretical rating is a rating theoretically calculated numerically from various information such as capital and sales, and there are AAA +, AAA, AAA−, AA +,..., D− at the rating stage. AAA + has the highest evaluation and D- has the lowest evaluation. The theoretical rating may be obtained by purchasing rating information from a rating agency, or may be calculated with original theoretical logic by inputting data independently.
[0093]
The theoretical rating setting date indicates a setting date on which a theoretical rating is set.
The evaluation rating indicates a rating subjectively determined by a manager of a company that is a user based on a rating calculated in a rating determination process described later. In this embodiment, 15 from +7 to -7. Set in stages.
[0094]
As the evaluation rating, a rating calculated by an evaluation rating calculation process described later may be used as it is, but it may be finally determined by manual input or the like by more subjective evaluation. For example, management based on a comprehensive impression, including evaluation based on delivery date with an emphasis on punctual delivery, management's independent judgment based on compatibility with customers, and help in case of trouble Managers can make their own subjective evaluations, such as making independent judgments, and reflecting this. Therefore, even if the evaluation rating calculated from the subjective evaluation for each requirement (delayed delivery date, etc.) in the evaluation rating calculation process described later is -7, it can be set to +7 by the comprehensive judgment of the user. It can be evaluated based on humanity that cannot be expressed.
The evaluation rating setting date indicates a setting date on which the evaluation rating is set.
[0095]
With this evaluation table 42, ratings for customers can be stored and used to determine customer strength during automatic design of contracts. It can also be used for a customer credit risk analysis process described later to check whether there is any risk in the transaction status with the customer.
[0096]
With the above tables, the contract type, clause, created contract, customer information, and customer data can be efficiently and systematically stored. As a result, a base for efficiently creating and storing contracts can be established, and an interface (operation screen) that accurately responds to user requests can be provided.
[0097]
Next, FIG. 15, FIG. 17, FIG. 18, FIG. 18, FIG. 19, FIG. 21, FIG. 23, FIG. 25, FIG. 28, FIG. 30, FIG. 31 and FIG. 32, the contract image made by the user operating the client terminal 51 with reference to the screen image explanatory diagram shown in FIG. A document creation process and a contract document creation program executed in the contract document creation process will be described.
[0098]
<Overall processing>
FIG. 14 shows a process flow diagram of the entire operation executed by the control device of the client terminal 51 in accordance with the contract creation program as the main program.
The contract creation program and various modules described here are executed by the control device of the client terminal 51. Further, the data used by these programs and modules is accessed by the control device of the client terminal 51 according to the programs and modules to each database (contract document database 20, contract document history database 30, and customer information database 40) of the database server 11. Data reference and update (addition, change, deletion).
[0099]
When the user is instructed to execute the contract creation program by double-clicking on the icon or the like, the control device displays the main menu A shown in the screen image diagram of FIG. 15 on the monitor of the client terminal 51 (step m1).
[0100]
When the contract design button A1 is pressed (clicked) by the user on the main menu A (step m2), the control device executes a contract creation process described later (step m3).
[0101]
When the user presses the contract amendment button A2 in the main menu A (step m4), the control device executes a contract amendment process described later (step m5).
[0102]
When the contract history confirmation button A3 is pressed by the user in the main menu A (step m6), the control device executes a contract history confirmation process described later (step m7).
[0103]
When the user presses the contract type registration button A4 in the main menu A (step m8), the control device executes a contract type registration process described later (step m9).
[0104]
When the customer information input button A5 is pressed by the user in the main menu A (step m10), the control device executes a customer information input process described later (step m11).
[0105]
When the customer credit risk analysis button A6 is pressed by the user in the main menu A (step m12), the control device executes a customer credit risk analysis process described later (step m13).
[0106]
When the user presses the end button A7 in the main menu A (step m14), the control device ends the contract creation program and ends the entire process.
[0107]
With the above operation, the user can activate the contract creation program and execute each process to automatically create the contract and analyze the risk of customer credit. In the main menu A, each button is arranged according to the usage frequency, etc., but the actual processing is contract type registration, customer information input, contract design, contract revision, contract history confirmation, customer credit Since the analysis is generally performed in the order of risk analysis, details of each process will be described below in this order.
[0108]
<Contract type registration process>
FIG. 16 is a process flowchart of the contract type registration process executed by the control device of the client terminal 51.
The control device activates the contract type registration module, displays the contract type registration screen B shown in FIG. 17 on the monitor of the client terminal 51, and allows the user to input basic information (step n1).
[0109]
Here, the contract type registration screen B will be described. The registered contract type combo box (talp) B1 is linked to the contract type table 21 (FIG. 5) and stored in the contract type table 21. Let the user select the contract type name. When creating a new contract type, “new contract” is selected here, and when any other contract type is selected, the existing contract type is modified.
[0110]
The contract text box B4 allows the user to input the text of the name of the contract type to be created. Note that the contract type name can be input only when creating a new contract. In other words, if the contract type already created is to be corrected, the contract type name selected in the registered contract type combo box B1 is displayed as it is in the contract text box B4, so there is no need to input it. .
[0111]
The contract position combo box B5 is a control that allows the user to select whether the position of the contract is consignment, consignment, or both, and can be input only when it is new.
[0112]
The registered clause list box B2 is linked to the clause table 22 (FIG. 8), and the clause titles stored in the clause table 22 are grouped by a GroupBy phrase of the SQL sentence and displayed without duplication.
[0113]
The clause table 22 may not store clause titles, but may separately prepare a clause title table composed of clause numbers and clause titles, and link the registered clause list list box B2 to the clause title table.
[0114]
The registration / deletion button B3 is a button for displaying a clause title management screen (not shown) for newly registering when there is no appropriate clause title or deleting when there is an unnecessary clause title. The registration / deletion of clause titles is executed.
[0115]
The clause title list box B6 indicates the title of the clause to be included in the contract to be created, and is linked to the registered contract type combo box B1. That is, when the contract type is selected in the registered contract type combo box B1, the clause title of the corresponding contract type No. is extracted from the clause table 22 without duplication using a GroupBy phrase or the like and displayed. If “new contract” is selected in the registered contract type combo box B1, it is displayed blank.
[0116]
Further, when the user double-clicks the clause of the registered clause list box B2 with the mouse or drags and drops it to the clause title list box B6, the clause is added to the screen of the clause title list box B6. To display.
[0117]
Further, when the user performs the reverse operation, that is, when the user double-clicks the clause in the clause title list box B6 with the mouse or drags and drops the clause in the registered clause list list box B2, the clause is defined. Delete from the title list box B6 screen.
[0118]
The next button B7 leaves the selected clause title in the memory and transitions to the next screen, and the cancel button B8 returns to the main menu A.
[0119]
When the basic information is input in this way and the next button B7 is pressed, the control device displays the clause creation screen C (FIG. 18) as the next screen and allows the user to input the clause text (step n2). ). Here, only the clause title selected on the contract type registration screen B is displayed. For clause titles not to be displayed, the individual clause strength is set to ± 0 and the clause text is set to blank when registering.
[0120]
The clause creation screen C will be described. In the clause individual strength selection box C1, the clause individual strength is sequentially switched by pressing the triangle buttons on both sides by the user (increase by pressing the right side, decrease by pressing the left side). , Let them choose the individual strength of the clause. In this embodiment, one of seven stages from -3 to +3 can be selected.
[0121]
The clause text list box C2 acquires, from the clause table 22, the clause text of the contract type selected on the contract type registration screen B by default. In the case of “new contract”, it is displayed blank. Here, the user can edit the clause text by inputting text.
[0122]
The take-in button C3 displays a clause-sentence capture screen (not shown) for fetching clauses, and can individually fetch clauses registered in the clause table 22. The clause text to be imported can be specified by specifying the contract type and clause title to capture all individual clause strengths (7 levels), or select one of the individual clause strengths to be imported. Yes. The retrieved clause text is displayed in the clause text list box C2.
[0123]
The next button C4 transitions to the next clause title (for example, if the current clause is the second clause, then the next clause is the third clause). If the transition is made to the first clause, the contract type registration screen B is returned.
A cancel button C6 cancels the new registration or correction process and returns to the main menu A.
[0124]
When the editing of the clause is completed in this way, the control device displays the default strength pattern setting screen D (FIG. 19) on the monitor of the client terminal 51 and sets the default strength pattern of the contract type being created. (Step n3).
[0125]
The default strength pattern is stored in the m-strength n clause of the contract type table 21 as an array of the clause individual strengths adopted in each clause with respect to the overall strength of the contract as described above. In step n3, the relationship between the overall contract strength and the individual clause strength is set.
[0126]
Here, the default strength pattern setting screen D will be described. The contract type name combo box D1 allows the name of the contract type to be selected. By default, the name of the contract type edited on the clause creation screen C is displayed.
[0127]
The contract whole strength selection box D2 allows the user to select any one of the registered whole contract strengths (−3 to +3), and the individual clause text strength box D3 indicates the individual clause of each clause. Switch the intensity and display. That is, the clause individual strength in the clause individual strength text box D3 cannot be edited by the user, and all the clause individual strengths are collectively moved to plus or minus in conjunction with the selection in the overall contract strength selection box D2. It becomes.
[0128]
The individual clause strength for the overall contract strength is displayed by referring to the default strength pattern of the corresponding contract type No. from the contract type table 21 (for example, +1 strength n clause if the overall contract strength is +1).
[0129]
The contract overall strength setting selection box D4 allows the user to select which contract overall strength to set the individual clause strength.
The clause individual strength setting selection box D5 allows the user to select a clause individual strength to be set for each clause.
[0130]
When the setting button D6 is pressed after these selections, the content selected by the user in the overall contract strength setting selection box D4 and the individual clause strength setting selection box D5 is changed to the overall contract strength selection box D2. And the clause individual strength text box D3.
[0131]
When the setting of the individual clause strength is completed in this way and the registration button D7 is pressed, the individual clause strength reflected in the overall contract strength selection box D2 and the individual clause strength text box D3 is changed to the overall contract strength. In addition, each value of the default strength pattern is stored in the contract type table 21 in association with the clause No., the contract type registration module is ended, and the process is ended.
A return button D8 returns to the clause creation screen C, and a cancel button D9 returns to the main menu A after discarding various settings in the processing so far.
[0132]
With the above operation, the user can newly register and modify the contract type, and can respond to changes in the basic items of the contract, that is, changes in the clauses of the contract type as needed.
Note that a delete button may be provided on the default intensity pattern setting screen D so that the contract type can be deleted.
[0133]
<Customer information input process>
FIG. 20 shows a process flow diagram of the customer information input process executed by the control device of the client terminal 51.
The control device activates the customer information input module, displays a customer information input screen (not shown) for inputting customer information on the monitor of the client terminal 51, and allows the user to input customer information (step p1).
[0134]
In the customer information input screen, as data stored in the customer information table 41, customer general information (customer name, customer name Kana, postal code, address, representative telephone, representative FAX, E-mail, representative, and person in charge) Such as a customer name), and registration is not possible if there are omissions in required input items such as customer names.
[0135]
When the user presses a rating button (not shown) on the customer information input screen (step p2), the control device calls a rating determination module in the customer information input module and executes a rating determination process.
[0136]
<Rating confirmation process>
In the rating determination process, the rating calculation screen F shown in FIG. 21 is displayed on the monitor of the client terminal 51, and customer evaluation information (capital, transaction volume, number of employees, main bank, transaction form, employee qualities, correspondence to the president, (Payment level, delivery date level, etc.) are input (step p3).
[0137]
Among the customer evaluation information, qualitative evaluation items such as main banks, transaction forms, employee qualities, correspondence with the president, payment level, and delivery date level can be used for calculating the evaluation rating. In addition, the theoretical rating may be set to be able to be calculated using quantitative evaluation items such as capital, transaction volume, the number of employees, and main banks.
[0138]
Here, the rating calculation screen F will be described. The customer name display box F1 displays the customer name input on the customer information input screen.
The capital text box F2 allows the user to input the capital of the customer with the keyboard.
[0139]
The transaction volume text box F3 allows the user to input the total transaction amount of the year using the numeric keypad or keyboard.
The number of employees text box F4 allows the user to input the number of employees of the customer using the keyboard.
[0140]
The main bank text box F5 allows the user to input the customer's main bank using the keyboard.
The transaction form combo box F6 allows the user to select a transaction form such as cash settlement or bill settlement.
[0141]
The employee quality combo box F7 allows the user to select an evaluation of the customer's employee quality such as very good, good, normal, and bad.
The employee quality evaluation index display box F8 reads and displays a corresponding value from the evaluation value setting table 23 every time the employee quality combo box F7 is selected.
[0142]
The president corresponding combo box F9 allows the user to select a customer's evaluation of the customer, such as very good, good, normal, or bad.
The presidential evaluation index display box F10 reads and displays a corresponding value from the evaluation value setting table 23 every time the presidential combo box F9 is selected.
[0143]
The deposit level combo box F11 allows the user to select the deposit by evaluating whether the deposit is delayed or appropriate.
The deposit level evaluation index display box F12 reads and displays a corresponding value from the evaluation value setting table 23 every time the deposit level combo box F11 is selected.
[0144]
The delivery date level combo box F13 allows the user to select based on an evaluation of whether delivery is delayed or appropriate.
The delivery date level evaluation index display box F14 reads and displays a corresponding value from the evaluation value setting table 23 every time the delivery date level combo box F13 is selected.
[0145]
The theoretical rating text box F15 allows the user to input a theoretical rating using the keyboard. The theoretical rating is input with reference to the value provided by each rating agency. As described above, the theoretical rating may be automatically calculated using the quantitative evaluation items.
[0146]
The evaluation rating text box F16 allows the user to input an evaluation rating using the keyboard. The evaluation rating may be input by the user as a subjective numerical value, or may be automatically calculated and used as described below.
[0147]
When each item is input in this way and the evaluation rating automatic calculation button F17 is pressed by the user, the control device that executes the rating determination module based on the input item executes an evaluation rating calculation process (step p4). ).
In the evaluation rating calculation process, an evaluation total value G is calculated from the following evaluation total calculation formula.
[0148]
[Expression 1]
[0149]
At this time, the evaluation total value G indicates the total score of the customers who have been evaluated, and may be constituted by a simple sum, a weighted sum, a positive / negative sum, an absolute sum, or the like.
[0150]
An evaluation rating is obtained from the evaluation total value G thus obtained by an evaluation rating calculation formula. The evaluation rating calculation formula is, for example, +7 if the total evaluation is +100 or more, +6 if 99 to 80,... -1 if −1 to −10, so that the calculated evaluation rating is within a certain range. To determine the evaluation rating.
The calculated evaluation rating is displayed in the evaluation rating text box F16.
[0151]
When the user presses the registration button F18, the control device stores the input data in the evaluation value setting table 23, terminates the rating determination module and the customer information input module, returns to the main menu A, and inputs the customer information. The process ends. When the cancel button F19 is pressed, the evaluation value setting table 23 is not updated and the process returns to the main menu A.
[0152]
With the above operation, customer information can be input and registered, and an evaluation rating can be automatically calculated from customer evaluation information. With this evaluation rating that can reflect the subjective factors of the user and the objective theoretical rating that is generally evaluated, it becomes possible to correspond to the individual strengths of the clauses in the subsequent automatic contract design process.
[0153]
In addition, in the customer credit risk analysis process described later, an intuitive or subjective method such as a delay in delivery date for a problem that could only be analyzed for customer credit risk only by objective or numerical evaluation such as theoretical ratings. Risk assessment can be performed sensuously with a comprehensive evaluation. As a result, it can be used as an interactive and easy-to-understand risk analysis tool for managers, and can easily be used for management decisions without knowledge on difficult economic indicators.
[0154]
For the theoretical rating, the contract automatic design system 1 is connected to the rating system of each rating agency via a communication line such as the Internet, the theoretical rating data is obtained from the rating system, and the theoretical rating is assigned to the theoretical rating text box F15. You may comprise so that it may display.
[0155]
Moreover, you may comprise so that a theoretical rating may be calculated by calculation similarly to evaluation rating. In this case, a theoretical rating automatic calculation button may be provided below the evaluation rating automatic calculation button F17 on the rating calculation screen F, and a calculation formula for theoretical rating may be executed by pressing the theoretical rating automatic calculation button. . The calculation of the theoretical rating may be performed by an appropriate theoretical logic in the same manner as the evaluation rating, using the quantitative evaluation items described above as input of a calculation formula (function).
[0156]
Further, the customer evaluation information may be configured to be automatically acquired as much as possible by accessing a business system used in the user's office.
[0157]
<Contract creation process>
FIG. 22 is a process flowchart of the contract creation process executed by the control device of the client terminal 51.
The control device activates the contract document creation module, displays the contract document design screen H shown in FIG. 23 on the monitor of the client terminal 51, and executes basic information input processing for allowing the user to input basic information such as the contract document type. (Step r1).
[0158]
Here, the contract design screen H will be described. Each component is divided into a contract summary, a partner customer (customer information), and a contract overall strength determination condition.
[0159]
The contract outline includes the following components:
The contract type combo box H1 allows the user to select the type of contract to be designed from the contract type name registered in the contract type table 21 (FIG. 5).
[0160]
The issuance date text box H2 displays the date on which the contract design screen H is opened by default, and allows the user to change the date using the keyboard if necessary.
The title text box H3 allows the user to input the text of the contract name, that is, the contract title (FIG. 11).
[0161]
The partner customer (customer information) includes the following components.
The customer name text box H4 allows the user to input the customer name as text.
The address text box H5 allows the user to input the customer's address as text.
[0162]
The person-in-charge text box H6 allows the user to input the customer person in charge as text.
The theoretical rating text box H7 allows the user to input the customer's theoretical rating as text.
The evaluation rating selection box H8 allows the user to select the customer's evaluation rating.
[0163]
The rating calculation button H9 activates the rating determination module that inputs customer evaluation information and automatically calculates an evaluation rating. Items input on the rating calculation screen F (FIG. 21) executed by the rating determination module are temporarily stored in the memory, and when the registration button F18 (FIG. 21) is pressed, the theoretical rating text box H7 and evaluation rating selection A value input or calculated by the rating determination module is substituted in box H8.
[0164]
The customer information capture button H10 displays a customer selection screen (not shown) for displaying a list of customers registered in the customer information table 41 (FIG. 12) and allowing the user to select a registered customer.
[0165]
Note that this customer information includes only the minimum necessary items for the contract, thereby improving convenience when designing the contract. In addition to the items described on the screen, the customer information table 41 is provided with a text box for inputting a customer name Kana, a postal code, a representative telephone, a representative FAX, an E-mail, and a representative. You may comprise so that input is possible. In this case, since all items to be managed as customer information can be input, it is possible to manage by describing all items in the customer information without omission.
[0166]
The contract overall strength determination condition includes the following components.
The option button H11 for designating the overall contract strength allows the user to select whether the overall contract strength is linked to the theoretical rating, linked to the evaluation rating, or directly specified (strength designation). When direct designation is selected, the setting strength selection box H12 can be selected, and the user is allowed to select which contract overall strength is set.
[0167]
The trend information reflection check box H13 allows the user to select whether or not to reflect the correction tendency of the clause individual strength obtained from the history of contracts created in the past. If checked, the trend reflection reference option button H14 allows the user to select the latest contract, the average of all contracts, or the contract with the largest change amount as a reference.
[0168]
When the necessary information is input in this way and the contract document creation button H15 is pressed, the control apparatus starts the contract document automatic design module and executes the contract document automatic design process shown in FIG. 24 (step r2).
[0169]
<Automatic contract design process>
In the contract automatic design process, the control device accesses the clause table 22 (FIG. 8), and extracts the clause (clause No) of the contract type selected in the contract type combo box H1 (step s1).
[0170]
According to the interlocking conditions selected on the contract design screen H, the customer strength is acquired and the overall contract strength is determined (step s2). For example, in the case of linkage, the customer strength refers to the customer rating stored in the evaluation table 42 (FIG. 13), and refers to the customer strength calculation table 24 (FIG. 10) using this rating as a key. And read and obtain the corresponding customer strength. The acquired customer strength is set to the overall contract strength as it is.
[0171]
The control device extracts the clause individual strength of each clause corresponding to the overall strength of the contract from the default strength pattern of the contract type table 21, and collectively sets it in the individual strength group for design (step s3). An example of the clause individual strength in the contract type table 21 referred to at this time is set for each clause such as “..., N clause = ± 0,.
[0172]
If the trend information reflection check box H13 is not checked on the contract design screen H, the process skips to step s7, and if it is checked, the process proceeds to the next step s5 (step s4).
[0173]
The control device accesses the contract document accumulation table 31 and extracts the individual strength correction amount (n clause correction) for each clause (step s5). When extracting the individual strength correction amount from the contract document accumulation table 31, for example, when reflecting the latest trend information, the contract data (record) created last for the corresponding customer by a program command such as FindLast. Access and run the extraction. As an example of the individual strength correction amount at this time, as shown by a virtual line in the figure, “..., N clause correction = + 1,...” Is set for each clause.
[0174]
The control device adds the corresponding individual intensity correction amount to each of the provisions of the individual intensity group for design, and generates a calculated individual intensity group (intensity pattern) (step s6). An example of the calculated individual intensity group after the addition is set for each clause such as “..., N clause = + 1,.
[0175]
In addition, the process which produces | generates the calculation separate intensity | strength group in the said steps s5-s6 is made into an intensity | strength pattern generation process, and, thereby, the appropriate contract document design which reflected the accumulated data of the past contract document is enabled.
[0176]
The control device extracts the clause sentence corresponding to the extraction condition from the clause table 22 (FIG. 8) using the determined individual strength group for design and the contract type selected on the contract design screen H as extraction conditions. Is the output (return value) and the contract automatic design module is terminated. (Step s7).
[0177]
With this contract automatic design process, it is possible to automatically determine the contract individual strength of each clause and automatically design the contract. Since it is possible to reflect the amount of individual strength correction in past contracts as necessary, it is possible to design contracts that are suitable for customers, and it is highly versatile and convenient, and automatically contracts that meet the needs of users Can be designed and provided.
[0178]
<Continuation of contract creation process>
The contract creation module receives the output from the automatic design module, displays the contract detailed design screen J shown in FIG. 25 on the monitor, and finely modifies the contract to allow the user to finely modify each automatically designed clause. Is executed (step r3 in FIG. 22).
[0179]
Here, the contract detailed design screen J will be described. The title combo box J1 takes over the title of the contract from the title text box H3 (FIG. 23) or allows the user to input it.
[0180]
The company name text box J2 indicates the company name of company A described in the contract.
The instep address text box J3 indicates the instep address described in the contract.
The A name text box J4 indicates the name of the person in charge of A listed in the contract.
[0181]
The customer search box J9 opens another window and allows the user to select a customer registered in the customer information table 41, and allows the selected customer to be designated as A or B.
[0182]
The customer registration button J10 registers the customer described as “A” or “B” in the customer information table 41.
The issuance date text box J11 allows the user to enter the text for issuing the contract, and displays the issuance date displayed on the contract design screen H by default.
[0183]
The company name text box J12 indicates the company name of the company described in the contract.
The second address text box J13 indicates the second address described in the contract.
The name of the second person text box J14 indicates the name of the person in charge of the second person described in the contract.
The contract overall strength J5 displays the overall contract strength when automatically designed.
[0184]
The clause check box J6 is a button that allows the user to check the clauses described in the contract. By default, the necessary clauses acquired in step s1 (FIG. 24) are checked and displayed. In other words, by removing the check, the clause becomes a clause that is not to be printed (not described in the contract), and it is possible to freely set whether or not it is described in the contract.
[0185]
The calculated individual strength display box J7 displays, for each clause, the individual clause strength determined by the automatic contract design process described above (extracted and determined from the individual strength group for design corresponding to the overall strength of the contract).
[0186]
The strength correction selection box J8 allows the user to select an individual strength correction amount to be set when it is desired to change the clause individual strength on a clause basis. By default, ± 0 is displayed.
The clause sentence J15 acquires and displays the clause sentence of the individual clause strength reflecting the correction in the strength correction selection box J8 from the clause table 22 (FIG. 8).
[0187]
The preview button J16 previews the contract image on the monitor.
The return button J18 is a button for returning to the contract design screen H, and is pressed by the user when it is desired to redesign the contract by changing the contract type as a reference for automatically designing the contract.
[0188]
When the cancel button J21 is pressed, the contract creation is canceled and the process returns to the main menu A (FIG. 15).
[0189]
When the contract is finely corrected in the contract detail design screen J in this way and the print button J17 is pressed (step r4 in FIG. 22), the contract in FIG. 26 is based on the input contents at the present stage. As shown in the explanatory drawing image, the contract is printed by a printer (printing means) and outputted (step r5).
[0190]
When the temporary interruption button J19 is pressed (step r6), the contract document saving process is executed (step r7) in which the creation of the contract is interrupted and the intermediate state is stored in the contract accumulation table 31 (FIG. 11). At this time, “0” is stored in the item of “state” to indicate that it is not completed.
[0191]
When the completion button J20 is pressed (step r8), a contract storage process for storing the data of the completed contract in the contract storage table 31 (FIG. 11) is executed (step r9). In this case, “1” is stored in the item “state” to indicate completion.
[0192]
With the above operation, the user can design the contract automatically, finely modify the contract, and efficiently create an appropriate contract according to the contract partner.
[0193]
<Contract revision processing>
The virtual lines in FIG. 22 indicate the contract correction process when the user presses the contract correction button on the main menu A.
The control device displays a contract selection screen (not shown) on the monitor, and the control device allows the user to select a contract to be modified (step r1 ′).
[0194]
When the contract is selected, the data of the contract is displayed on the contract detailed design screen J (FIG. 25), and the process is executed from step r3 of the contract creation process described above.
As a result, the user can always perform a fine correction on the contract detailed design screen J, and in some cases, the user can start over from the contract automatic design process using the return button J18 (FIG. 25).
[0195]
<Contract history confirmation process>
FIG. 27 shows a process flow diagram of the contract history confirmation process executed by the control device of the client terminal 51.
The control device activates the contract document history confirmation module and displays the contract document creation history screen K shown in the screen image diagram of FIG. 28 (step t1).
[0196]
Explaining the contract creation history screen K, the customer name combo box K1 allows the user to select a customer name. When this selection is made, the control device accesses the contract document accumulation table 31 (FIG. 11), extracts data in which the customer No. of the corresponding customer name exists in the customer No. or the customer No., and extracts the extracted data. Data is grouped by contract type No. and displayed in a hierarchical structure on the file display unit K2.
[0197]
This hierarchical structure is displayed as an image in which the contract file K4 exists in the contract type folder K3. When the contract file K4 is selected (clicked) by the user, the data of the selected contract is displayed in detail on the detail display section K6.
[0198]
When the customer search button K5 is pressed by the user on the contract creation history screen displaying the past contracts in this way (step t2), the control device displays a customer search screen (not shown), A customer search process such as searching for a customer that includes the input character string in the customer name is executed (step t3). Note that the customer name of the searched customer is substituted into the customer name combo box K1 and displayed.
[0199]
When the print button K8 is pressed (step t4), the contract is printed by the printer (step t5). When the preview button K7 is pressed, the contract is previewed on the monitor.
[0200]
At the time of printing, “confirmation” or “output date” indicating that the contract to be printed is reprinting for confirmation may be printed, and this “confirmation” or the like may be printed. It may be configured to select whether or not to perform. As a result, the state of the printed contract can be easily confirmed.
[0201]
When the data output button K9 is pressed (Step t6), the control device outputs the contract data in the PDF format (Step t7). This output format is not limited to PDF, but may be output in a CSV format that can be used by other programs, or the output format may be selectable. As a result, the contract data can be used secondarily, or the contract can be transmitted as data to a customer or a contract inspecting organization (lawyer, etc.).
[0202]
In this way, when the contract is transmitted as data, a common key method such as DES, a public key method such as RSA or elliptic curve cryptography, an encryption technology such as message authentication or digital signature, a falsification detection technology, a source authentication Use technology. As a result, the contract data can be transmitted safely.
[0203]
When the completion button K10 is pressed, the control device ends the contract history confirmation module, and when the cancel button K11 is pressed, the process is canceled and the process returns to the main menu A (FIG. 15).
[0204]
With the above operation, the user can check the history of contracts created in the past, and can also check by printing or outputting data if necessary. Since the contract history can be confirmed by classification by contract type for each customer, past data can be easily found and used efficiently.
[0205]
<Customer credit risk analysis processing>
FIG. 29 shows a process flow diagram of the customer credit risk analysis process executed by the control device of the client terminal 51.
In this customer credit risk analysis process, the delivery status and payment status in actual transactions is compared with the objective assessment system that determines customers such as customers and suppliers by objective assessment such as theoretical ratings that existed in the past. The purpose is to propose a business risk display system that can intuitively evaluate the credit risk of the counterparty, reflecting subjective evaluations such as the impression of the counterparty company during the transaction.
[0206]
Also, in the past, when displaying a map of a plurality of items and evaluating a business partner, for example, a map with business partner sales set on the X axis and business partner market share on the Y axis, There is a problem in that it is difficult to compare the sales amount of the business partner with the map in which the main business item is set on the Y-axis, for example, by comparing the items of the main axis. It is also an object of the present invention to propose an operator risk display system capable of displaying a map that can be easily compared with the eye.
[0207]
As a technical field, for example, an operator risk display system that displays management information of operators including customers and suppliers, etc. in an intuitive and easy-to-understand manner, and that can be used for risk management by making risk analysis (Or management decision support system).
[0208]
First, the control device activates the customer credit risk analysis module and displays a customer credit risk analysis screen M shown in FIG. 30 on the monitor (step u1). At this time, the map display unit M2 displays a blank state of only the coordinate axes where no customer exists.
[0209]
When the customer registration button M9 is pressed on the customer credit risk analysis screen M (step u2), the control device executes the above-described customer information input process (FIG. 20) (step u3).
The control device allows the user to determine the customer to be analyzed on the customer credit risk analysis screen M as a display condition (step u4).
[0210]
Here, the operation for determining the customer to be analyzed will be described. First, the user is caused to select the number of customers to be displayed on the map display unit M2 by using the display number selection box M10 (operator display number selection means). The display condition combo box M11 and the best / worst option button M12 (both of them are the operator display condition selection means) allow the user to select the customer condition to be displayed on the map display unit M2.
[0211]
For example, as shown in the figure, when the transaction volume is designated as the best order, the control device accesses the customer information table 41 (FIG. 12) and places 1 to 7 in the transaction volume (specified in the display number selection box M10). ) To extract customers. For example, if the item “customer name” is selected in the display condition combo box M11, the first to seventh customers in order are displayed.
In this way, the control device extracts the customer data to be analyzed determined by the user from the customer information table 41 (step u5).
[0212]
The control device displays the customer name on the map display unit M2 based on the extracted data (step u6). At this stage, the customer name and the like are displayed on the map display portion M2 as shown in the figure.
[0213]
When the user selects the expression format of the map display unit M2 in the expression format combo box M1 (expression format selection means), the control device returns to step u5 and re-displays the map display unit M2 with the specified expression format. Display (step u7).
[0214]
The expression format combo box M1 is standard in the numerical display format shown in FIG. 30 by default. If a matrix is selected, the matrix display format (FIG. 31), which will be described later, and a nested graph will be described. If is selected, various expression formats can be selected, such as a nested graph display format (FIG. 32) described later.
[0215]
Here, the customer credit risk analysis screen M will be described in the standard display format shown in FIG. 30. In the map display unit M2, the evaluation rating axis M4 and the theoretical rating axis M3 are orthogonal to the analysis target customer. Plot and display in a two-dimensional coordinate system.
[0216]
Here, the evaluation rating axis M4 is an X-axis (horizontal axis) with the above-described evaluation rating value as an axis, and is a subjective, party, intuitive, sensory, or arbitrary evaluation by the user. It is a subjective evaluation axis to which a height difference can be given. This solves problems that could only be evaluated objectively and generally in the past, and makes it possible to make management decisions easily by reflecting the original evaluation.
[0217]
The theoretical rating axis M3 is a Y-axis (vertical axis) with the above-mentioned theoretical rating as an axis, and can be given a height difference by third party, objective, numerical or fair evaluation. It is an objective evaluation axis. The theoretical rating axis M3 and the evaluation rating axis M4 may be displayed with the vertical axis / horizontal axis interchanged.
[0218]
The map display of the customer in the map display unit M2 is a display value for displaying the value of the item that the user wants to refer to by indicating the two-dimensional position of the evaluation value (rating value) for the customer name M5 as a plot M6 with a cross mark. M7 and M8 (analysis data) are displayed in parentheses on the right side of the customer name.
[0219]
The display value M7 indicates that the item selected in the display item combo box M13 is the upper side of the side selected by the best / worst selection option button M14 (for example, the top three items if the best, the bottom three items if the worst) ) Is underlined. Since the value of the display value M7 changes every time the display item combo box M13 is selected, the user can select any item while confirming the display in real time. If, for example, the best is selected by the best / worst selection option button M14, the display value M7 is underlined for the top three customers with the highest transaction volume. In addition, you may comprise so that an underline may be displayed with respect to n customers by specification of a user, without fixing to top 3 cases.
[0220]
Similarly, the display value M8 is designated by a display item combo box M15 and a best / worst selection option button M16 (two display data update for analysis (addition, change, deletion, selection) means), and a display item combo box. The items selected by M17, the best / worst selection option button M18, the display item combo box M19, and the best / worst selection option button M20 are further added and displayed on the right side of the display value M8.
[0221]
In this way, customers are displayed in a map with subjective and objective evaluations as absolute positioning, and users can freely select (add, change, delete) items and compare and evaluate customers from various viewpoints. Can do. For example, in the case of EEE Co., Ltd. in the figure, it is easy to understand that there is a great deal of risk because the transaction volume is at the top even though both subjective evaluation and objective evaluation are low.
[0222]
These customer names, display values M7 and M8, and items to be added and displayed on the right side are each information related to the customer (operator) and are related to the operator. Various display methods are conceivable as a method for displaying one or more pieces of information. An example of this display method will be described later with reference to FIGS.
[0223]
If the customer name is selected in the index display combo box M21 which is a display business operator update means (display business addition / deletion means) and the display option button 22 is selected to be displayed, the selected customer is displayed in the map display section M2. indicate.
[0224]
Conversely, if the display option button 22 is selected as non-display, the display of the selected customer is deleted from the map display portion M2.
As a result, the positioning of a specific customer (designated customer) in the map can be confirmed instantaneously.
[0225]
In this way, the risk analysis and evaluation by the user are performed on the customer, and when the print button M23 (output means) is pressed (step u8 in FIG. 29), the control device displays the display condition, the number of display items, and the display. The item, output date and time, and map display (map display unit M2) are printed as a credit map by the printer (step u9), and the customer credit risk analysis module is terminated. In addition to the print button M23, a data output button capable of outputting data in PDF format or CSV format may be provided.
[0226]
FIG. 31 shows a matrix display format which is another display method of the map display unit M2. Here, the items selected in the display item combo boxes M13, M15, M17, and M19 are displayed as a matrix display M25 in a table format (matrix format).
[0227]
FIG. 32 shows a nested graph display format which is another display method of the map display unit 2. Here, the item selected in the display item combo boxes M13, M15, M17, and M19 is displayed as a graph display M31 in a nested graph format.
[0228]
By these display methods, the customer can be evaluated by changing the display method so that the user can easily see. Further, since the nested graph format is displayed as a line graph or the like, it can be judged sensuously from the past transition state without looking at detailed numerical data. That is, it can be understood that the amount of transaction is not stable when the line graph is moving violently up and down, and conversely that when the vertical difference is small, the line graph is stable. It is also possible to analyze whether it is improving or descending from rising to falling right.
[0229]
With the above operation, the user can perform a risk analysis sensuously to the customer, and the analysis result can be reflected in the management judgment without any special knowledge. For example, in the case of the customer credit risk analysis screen M shown in FIG. 30, EEE Co., Ltd. reduces the transaction volume due to high risk, and distributes the reduced transactions to BBB Co., Ltd. or AAA Co., Ltd. You can make management decisions such as shifting to PPP.
[0230]
The display values M7 and M8 are underlined as attention display (risk display) for the top three, but are not limited to the top three and are bold for important items and high numerical values. Other display methods may be used, such as (displayed in bold), color-coded numerical values (for example, color-coded by gradation from upper to lower), or changing the size of characters. Further, level display method selection means such as a combo box or an option button capable of selecting these display methods may be provided. Such a display method may be reflected in the customer name itself.
[0231]
Thus, the user can analyze customers more visually (visually). For example, the top five companies display in dark colors, and the sixth to tenth display in light colors. It is also possible to clearly see the top companies for which analysis is important after increasing.
[0232]
The customer credit risk analysis module, customer information input module, and rating determination module constitute an operator risk display program, and the evaluation value setting table 23 and the customer strength calculation table 24 serve as a strength calculation database 20 ′, Along with the customer information database 40 storing the customer information table 41 and the evaluation table 42, it may be provided as separate software.
[0233]
As a result, it is possible to provide an operator risk display program at a low cost to users who do not need to design contracts, and it is possible for managers such as small and medium-sized enterprises to make use in management decisions.
[0234]
In this case, the operator risk display program may be installed on a computer such as a personal computer or a workstation and provided as an operator risk display device. Further, the operator risk display program is installed in the terminal, the strength calculation database 20 ′ and the customer information database 40 are installed in the server, and provided as the operator risk display system 1 ′ as shown in the system configuration of FIG. May be.
[0235]
If it is the former (provider risk display device), the user can use it immediately as a stand-alone after purchase, and if it is the latter (provider risk display system 1 '), the user can use it immediately after purchase in a network environment.
[0236]
In addition, it is linked with special systems (dedicated systems) such as accounting systems and inventory systems, and it is configured to acquire information such as sales and profits obtained from daily sales (management) activities and display them on the credit map. May be. As a result, analysis reflecting realistic information obtained from daily sales (management) activities can be executed, and quick management judgment can be made based on the latest information.
[0237]
In addition, the above-described contract document automatic design system 1 may be configured to connect to a communication line such as the Internet or an extranet so that contract data can be downloaded from a basic data storage server similarly connected to the communication line.
[0238]
In this case, the contract data base 20 is stored in the basic data storage server, and the contract type as a base for creating the contract is strictly managed and constantly updated. Thereby, the user of the contract document automatic design system 1 can acquire the latest contract document type data from the basic data storage server, and the convenience is improved.
[0239]
Alternatively, the contract document database 20, the contract document history database 30, and the customer information database 40 may be stored in the hard disk of the client terminal 51 to be used as a client terminal 51 ′ so that it can be used stand-alone.
[0240]
In addition, in the contract automatic design system 1 or the operator risk display system 1 ′, an evaluation appropriateness confirmation module for checking whether there is a change between the previous evaluation and the evaluation at the time of updating the contract is added to the main menu A. An evaluation appropriateness / expiration date confirmation button may be added.
[0241]
In this case, an expiration date field is added to the contract document accumulation table 31 so that the expiration date can be managed.
When the evaluation appropriateness / expiration date confirmation button is pressed in the main menu A, the control device displays a contract continuation confirmation screen P shown in FIG. 34 on the monitor.
[0242]
Here, when the information fetch button P2 is pressed, a screen for inputting the due date is displayed, and contracts whose deadline is reached by the date entered by the user are displayed on the list display portion P1.
[0243]
When the detailed information button P3 is pressed, the detailed information of the contract selected in the list display part P1 is displayed. For the display, the aforementioned contract creation history screen K (FIG. 28) is used.
[0244]
When the redesign button P4 is pressed, the above-described contract amendment process is executed so that a contract for re-contract can be created based on the original contract.
When the cancel button P5 is pressed, the process is canceled and the process ends.
[0245]
As a result, it is possible to search for contracts that are about to expire, and to re-evaluate customers and review the contents of contracts for re-contracts.
[0246]
In addition, information such as transaction information and financial information is obtained by linking the theoretical rating or evaluation rating with a special system (dedicated system) such as an accounting system or inventory system, and the rating confirmation module is automatically activated when the contract is updated. It may be configured to check whether there is a change such as execution and the calculated rating being lower than the rating stored in the evaluation table 42.
[0247]
In this case, if there is a change, the contract continuation confirmation screen P is displayed on the monitor as a warning. As a result, it is possible to detect a risk to a customer who has been excellent at the time of the contract but whose evaluation has declined and warns the user.
[0248]
The user can respond quickly to the customer whose risk is increased by this warning, and can stabilize the management. This warning can be applied in a wider range.
[0249]
In addition, if the theoretical rating or evaluation rating is not linked to transaction information or financial information, it is only necessary to promptly re-evaluate by automatically detecting contracts that are about to expire and displaying them on the monitor. Risk can be reduced.
[0250]
In addition, the automatic contract document design system 1 described above can be used not only for contract documents but also for creating various rules such as in-house rules, quality control rules, security rules, and the like. If it is an in-house rule, work rules, etc. are prepared for each item according to individual strength, and if it is a quality control rule, document management, design management, product inspection, etc. are prepared for each item according to individual strength. If necessary, security policies, security policies, risk countermeasures, etc. may be prepared for each item according to individual strength. As a result, it can be used to create various rule documents, and the efficiency of the rule document creation can be improved to improve the business efficiency and project execution efficiency.
[0251]
In addition, since the contract detailed design screen J may be considered carefully, an automatic backup process for periodically backing up the changed portion may be provided. Thus, when the contract creation program is forcibly terminated due to a computer trouble or the like, the correction work can be continued by making use of the corrections made so far.
[0252]
Moreover, you may comprise so that the field of the customer information table 41 can be added. Thereby, the items for analysis displayed on the credit map can be increased. In this case, the field added to the customer information table 41 may be added to the evaluation value setting table 23 so that the evaluation value can be set. As a result, the evaluation rating can be calculated by reflecting the added field item.
[0253]
In addition, the rating linkage may include both ratings linkage that is linked to the average of both the theoretical rating and the evaluation rating.
In addition, the contract creation program may be provided in the database server 11, and the printer may be provided in the database server 11 or in the printer server so that the client terminal 51 can be used.
[0254]
Also, the default strength pattern (m strength n clause) is deleted from the contract type table 21.
The entire contract strength corresponding to the customer strength may be applied to all clauses without using the individual strength of clause. In this case, the automatic contract design system 1 can be created with a simple design and can be provided at low cost.
[0255]
In correspondence between the configuration of the present invention and the above-described embodiment,
The server of the present invention corresponds to the database server 11 of the embodiment,
Similarly,
The storage means corresponds to the hard disk of the database server 11,
The clause text data corresponds to the clause table 22,
The terminal corresponds to the client terminal 51,
The automatic contract design apparatus corresponds to the client terminal 51 ′,
The contract design means and the control means correspond to the control device of the client terminal 51,
The input means corresponds to the mouse of the client terminal 51,
The recording medium corresponds to the installation CD-ROMs 72 and 74,
The contract automatic design program corresponds to the contract automatic design module,
The contract design function supports the automatic contract design process,
The individual change function corresponds to the contract fine correction process (step r3),
The contractor responds to the customer,
The contract strength corresponds to the individual clause strength or the overall contract strength,
The present invention is not limited only to the configuration of the above-described embodiment, and many embodiments can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of an automatic contract document design system.
FIG. 2 is an overview perspective view of an automatic contract creation software package.
FIG. 3 is a diagram illustrating the configuration of each database.
FIG. 4 is a diagram illustrating the configuration of a contract creation program.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a configuration of a contract document type table.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a default intensity pattern.
FIG. 7 is an explanatory diagram of contract type.
FIG. 8 is a configuration explanatory diagram of a clause table.
FIG. 9 is an image explanatory diagram of clause data.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a configuration of an evaluation value setting table and a customer strength calculation table.
FIG. 11 is a diagram illustrating the configuration of a contract document accumulation table.
FIG. 12 is a configuration explanatory diagram of a customer information table.
FIG. 13 is an explanatory diagram of a configuration of an evaluation table.
FIG. 14 is a processing flowchart of a contract creation program.
FIG. 15 is a screen image view of a main menu.
FIG. 16 is a process flow diagram of a contract type registration process.
FIG. 17 is a screen image diagram of a contract type registration screen.
FIG. 18 is a screen image diagram of a clause creation screen.
FIG. 19 is a screen image diagram of a default intensity pattern setting screen.
FIG. 20 is a process flowchart of the customer information input process.
FIG. 21 is a screen image diagram of a rating calculation screen.
FIG. 22 is a process flow diagram of contract creation processing.
FIG. 23 is a screen image diagram of a contract design screen.
FIG. 24 is a processing flow diagram of contract automatic design processing.
FIG. 25 is a screen image diagram of a contract detailed design screen.
FIG. 26 is an explanatory diagram of a contract image.
FIG. 27 is a process flow diagram of a contract history confirmation process.
FIG. 28 is a screen image diagram of a contract creation history screen.
FIG. 29 is a processing flow diagram of customer credit risk analysis processing.
FIG. 30 is a screen image diagram in a standard format of a customer credit risk analysis screen.
FIG. 31 is a screen image diagram in a matrix display format of a customer credit risk analysis screen.
FIG. 32 is a screen image diagram in a nested graph display format of a customer credit risk analysis screen.
FIG. 33 is a system configuration diagram of an operator risk display system.
FIG. 34 is a screen image diagram of a contract continuation confirmation screen.
[Explanation of symbols]
1 ... Automatic contract design system
11 ... Database server
21 ... Contract type table
22 ... clause table
31 ... Contract document accumulation table
51, 51 '... Client terminal
72, 74 ... Installation CD-ROM

Claims

On the computer,
Step-by-step individual contract strengths for each one or more of the clauses listed in the contract, clause data defining clauses for each individual contract strength, and multiple types of contract types A storage function for storing, in a storage unit, stepwise overall contract strengths for one or more contract types within the storage unit and contract type data in which individual contract strengths of each clause for each overall contract strength are defined;
A selection accepting function for accepting direct selection of the contract type and the overall contract strength by input means;
An extraction function that extracts the necessary clauses set in the overall contract strength and the individual contract strength of each clause by the control means with reference to the overall contract strength of the selected contract type in the contract type data ,
A contract design function for obtaining a clause corresponding to the individual contract strength of the extracted clause in the clause data and designing a contract by a contract design means;
A contract automatic design program that realizes an individual change function that enables individual contract strengths to be individually changed by input means for each clause of the designed contract.

As the storage function,
An evaluation table for storing evaluations about contract partners;
Realizing a function for storing the evaluation and a strength calculation table that correlates the overall contract strength;
As the selection acceptance function,
In addition to the direct selection function for directly selecting the overall contract strength, it has an evaluation-linked selection function for selecting the contract partner and determining the overall contract strength based on the evaluation of the contract partner. You can select which one to use with the interlocking selection function.
As the evaluation linkage selection function,
The contract automatic design program according to claim 1, wherein a function of referring to the evaluation of the contract partner stored in the evaluation table and acquiring the overall contract strength corresponding to the evaluation from the strength calculation table is realized.

A history storage function for storing individual strength correction information in which the individual contract strength is individually changed by the individual change function together with information on the contract partner in the storage means as change history data;
Realizing the individual strength correction information about the contract partner selected by the evaluation interlocking selection function from the change history data,
A configuration in which the contract design function corrects the individual contract strength extracted by the extraction function based on the acquired individual strength correction information, acquires a clause corresponding to the revised individual contract strength, and designs the contract The contract automatic design program according to claim 2.

Step-by-step individual contract strength for each of one or more clauses listed in the contract, clause data defining clauses for each individual contract strength, and multiple types of contract types Storage means for storing stepwise overall contract strength and contract type data in which the individual contract strength of each clause for each overall contract strength is defined for one or more contract types
Input means for accepting direct selection of the contract type and the overall contract strength;
Control means for extracting the necessary clauses set in the overall contract strength and the individual contract strength of each clause with reference to the overall contract strength of the selected contract type in the contract type data;
A contract design means for designing a contract by acquiring a clause corresponding to the individual contract strength of the extracted clause in the clause data;
An automatic contract design apparatus having an input means that allows individual contract strengths to be individually changed for each clause of the designed contract.

The storage means;
An evaluation table for storing evaluations about contract partners;
A configuration for storing the evaluation and a strength calculation table that associates the overall contract strength,
The input means;
In addition to the direct selection process for directly selecting the overall contract strength, an evaluation linked selection process for selecting the contract partner and determining the overall contract strength based on the evaluation of the contract partner is provided. It is configured to be able to select which of the selection processing is used,
The evaluation interlocking selection process
The contract automatic design apparatus according to claim 4, wherein the contract contract design stored in the evaluation table is referred to and an overall contract strength corresponding to the evaluation is acquired from the strength calculation table.

The storage unit is configured to store individual strength correction information in which the individual contract strength is individually changed by the input unit together with information on the contract partner as change history data,
Means for acquiring the individual strength correction information about the contract partner selected by the evaluation interlocking selection process from the change history data ;
A configuration in which the contract design means modifies the individual contract strength extracted by the control means based on the acquired individual strength modification information, acquires a clause corresponding to the revised individual contract strength, and designs the contract The contract automatic design apparatus according to claim 5.

A server having the storage means;
A contract automatic design system comprising the input means, a control means, and a terminal having a contract design means, wherein the contract automatic design program is configured to be executable.

A recording medium on which the automatic contract design program according to claim 1, 2 or 3 is recorded.