JP4323398B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の側部へ衝撃力を受けたときに車両のピラー部分並びにルーフサイド部分における乗員保護を強化した、車両用乗員保護装置の改良技術にに関するものである。
近年、車両の側部へ衝撃力を受けたときに、特に乗員の頭部の保護性能を高めるために開発が進められている。
この種の車両用乗員保護装置には、例えば、ピラーからルーフの側縁にかけてルーフサイドエアバッグを収納し、一定以上の衝撃力を受けたときにルーフサイドエアバッグをサイドガラスに沿ってカーテン状に膨出するようにした技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3510061号公報
上記特許文献1に示す従来の車両は、車室に1個の座席又は前後2席を設けた乗用車であって、フロントピラーの車室側に、一定のピラー空間部を有してピラーガーニッシュを取付け、ルーフにおける側部コーナで車室側に、車室前後方向に細長い一定のルーフ空間部を設け、さらに車両用乗員保護装置を備えたというものである。
この車両用乗員保護装置は、ピラー空間部並びにルーフ空間部にルーフサイドエアバッグを収納し、ルーフサイドレールにインフレータを取付けるとともに、ルーフサイドレールにルーフサイドエアバッグを一定ピッチでボルトにて取付け、さらに、インフレータにガス供給管を介してルーフサイドエアバッグを接続した構成である。
このような車両用乗員保護装置によれば、車体側方から一定以上の衝撃力を受けたことをセンサが検出したときに、インフレータがガスを発生することで、ルーフサイドエアバッグをサイドガラスに沿って車室側へ膨張させることができる。
例えば、車両用乗員保護装置のルーフサイドエアバッグを、3列シートを有する車両に搭載する場合には、ルーフサイドエアバッグが車両前後方向に長いものになるので、ルーフサイドエアバッグを複数のチャンバ(膨張室)に分割することもある。ルーフサイドエアバッグを複数のチャンバに分割した場合には、これらのチャンバを安定して膨張・展開させるために、ルーフサイドエアバッグの中にインナチューブを設け、このインナチューブで各チャンバ(膨張室)に分配することがある。
しかし、インフレータで発生させたガスが脈流となってインナチューブを経由して各チャンバに流動することがある。このような場合にガスの脈流でインナチューブに暴れが発生し、インナチューブの先端が特定のチャンバに入り込み、安定したチャンバの膨張・展開を妨げることがある。
すなわち、インナチューブ内にガスを流したときに、このガスの脈流でインナチューブの暴れを防止することができる車両用乗員保護装置が望まれる。
本発明は、インナチューブ内にガスを流したときに、このガスの脈流でインナチューブの暴れを防止することができれない点を解決し、複数のチャンバに所定のガスを供給することができる車両用乗員保護装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体のルーフにおける側部コーナで車室側に、車体前後方向に細長い一定の空間部を有し、この空間部にルーフサイドエアバッグを収納し、一定以上の衝撃力を受けてインフレータが発生したガスにより、ルーフサイドエアバッグをサイドガラスに沿って車室側へ膨張させるようにした車両用乗員保護装置において、ルーフサイドエアバッグを、車室前後方向の略中央に配置した前後のガス入口部と、インフレータで発生させたガスを導くガス主通路と、このガス主通路に連通させることで膨出させる複数のチャンバと、ガス主通路に収納することで複数のチャンバにガスを分配するインナチューブと、から構成し、インナチューブに、ガスの脈動によるインナチューブの暴れを防止してインナチューブの所定形状を維持する姿勢安定部材を設け、姿勢安定材が、気密性を有した布製等の柔軟性を有するシートを、管状に丸めて縫製することで形成した直管のインナチューブの縁に、鋼製の丸棒からなるロッドを芯金として沿わせた構成であり、前後のガス入口部が、ガス主流路の中央側の端部を、細長い管状に形成したものであり、これらの管の中にインナチューブの端部を、気密性を有して嵌合するとともに、ガス入口部が、ガス主流路の細長い管とインナチューブの端部との二重管であり、車室前後方向に同心に配列されたことを特徴とする。
例えば、インナチューブ内にガスを流したときに、このガスの脈流でインナチューブの暴れを防止することができれば、複数のチャンバに所定のガスを供給することができるので好ましいことである。
そこで、ルーフサイドエアバッグを、車室前後方向の略中央に配置した前後のガス入口部と、インフレータで発生させたガスを導くガス主通路と、このガス主通路に連通させることで膨出させる複数のチャンバと、ガス主通路に収納することで複数のチャンバにガスを分配するインナチューブと、から構成し、インナチューブに、ガスの脈動によるインナチューブの暴れを防止してインナチューブの所定形状を維持する姿勢安定部材を設けた。さらに、姿勢安定材が、気密性を有した布製等の柔軟性を有するシートを、管状に丸めて縫製することで形成した直管のインナチューブの縁に、鋼製の丸棒からなるロッドを芯金として沿わせた構成であり、前後のガス入口部が、ガス主流路の中央側の端部を、細長い管状に形成したものであり、これらの管の中にインナチューブの端部を、気密性を有して嵌合するとともに、ガス入口部が、ガス主流路の細長い管とインナチューブの端部との二重管であり、車室前後方向に同心に配列された
すなわち、インナチューブに、ガスの脈動によるインナチューブの暴れを防止してインナチューブの所定形状を維持する姿勢安定部材を設け、姿勢安定材が、気密性を有した布製等の柔軟性を有するシートを、管状に丸めて縫製することで形成した直管のインナチューブの縁に、鋼製の丸棒からなるロッドを芯金として沿わせた構成であり、前後のガス入口部が、ガス主流路の中央側の端部を、細長い管状に形成したものであり、これらの管の中にインナチューブの端部を、気密性を有して嵌合するとともに、ガス入口部が、ガス主流路の細長い管とインナチューブの端部との二重管であり、車室前後方向に同心に配列されたので、ガスの流れの安定性を保つことができ、所定のチャンバにガスを正確に供給することができる。
請求項1に係る発明では、インナチューブに、ガスの脈動によるインナチューブの暴れを防止してインナチューブの所定形状を維持する姿勢安定部材を設け、姿勢安定材が、気密性を有した布製等の柔軟性を有するシートを、管状に丸めて縫製することで形成した直管のインナチューブの縁に、鋼製の丸棒からなるロッドを芯金として沿わせた構成であり、前後のガス入口部が、ガス主流路の中央側の端部を、細長い管状に形成したものであり、これらの管の中にインナチューブの端部を、気密性を有して嵌合するとともに、ガス入口部が、ガス主流路の細長い管とインナチューブの端部との二重管であり、車室前後方向に同心に配列されたので、ガスの流れの安定性を保つことができ、所定のチャンバにガスを正確に供給することができる。この結果、ルーフサイドエアバッグの展開安定性を確保することができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従う。
図1は本発明に係る車両を車室側から見た側面図であり、車両10に車両用乗員保護装置50を備えたことを示す(ルーフサイドエアバッグ53を展開した状態)。なお、車両用乗員保護装置50については車両10の右側に配置した構成だけを示す。左側の車両用乗員保護装置50も右側と同様の構成なので、説明を省略する。
車両10は、車室11に前部座席12と中間座席13と後部座席14の前後3席を設けた、一般にミニバンと称する自動車である。このような車両10における車体20は、前部のフロントピラー21と、中間部2個の前ミドルピラー22並びに後ミドルピラー23と、後部のリヤピラー24とを有し、これらの各ピラー21〜24の上端にルーフサイドレール25を有し、ルーフサイドレール25でルーフ26を支える構成である。この車両10は、さらに各ピラー21〜24間に前部サイドガラス31、中間部サイドガラス32、後部サイドガラス33を備える。
さらに図1は、後部座席14のうち最も右側に座っている乗員Maを、シートベルト装置40によって拘束していることを示す。シートベルト装置40は、リトラクタ41に巻取られたシートベルト42を引出して、スルーリング43を通した後にロアアンカ44に掛け止めるようにしたものである。リトラクタ41は、リヤピラー24の下部に取付けたベルト巻取り器である。スルーリング43は、リヤピラー24の上部に取付けた部材である。ロアアンカ44は、後部座席14のクッションの側部に取付けた部材である。シートベルト42によって乗員Maの上半身並びに腰部を拘束することができる。
上記車両用乗員保護装置50は、車両10の側部に一定以上の衝撃力を受けたことを衝撃検出センサ(図示せず)で検出し、そのセンサ信号に応じてインフレータ51がガスを発生し、このガスを供給管52を介してルーフサイドエアバッグ53に供給することにより、ルーフサイドエアバッグ53がサイドガラス31〜33に沿って、車室11側へ膨張するものである。
膨張して車室11内に展開したルーフサイドエアバッグ53は、各サイドガラス31〜33を覆うとともに、各座席12〜14に座っている乗員Maの特に頭部Heを保護することができる。
図2は本発明に係る車両用乗員保護装置を車室側から見た斜視図であり、ルーフサイドエアバッグ53を収納した状態を示す。
図1及び図2に示すように、供給管52は、インフレータ51からルーフサイドエアバッグ53にガスを供給するガスパイプである。インフレータ51及び供給管52は、車体前後方向(紙面の左右方向)に延ばしてルーフサイドエアバッグ53に並列に配置している。
車体20は、ルーフ26における側部コーナ26aで車室11側に、車体前後方向(すなわち、車室前後方向)に細長い一定のルーフ空間部S1(空間部S1)を有し、このルーフ空間部S1にインフレータ51、供給管52及びルーフサイドエアバッグ53を収納することになる。
また、車体20は前部に設けたフロントピラー21の車室11側に、一定のピラー空間部S2を有してピラーガーニッシュ54を取付け、ピラー空間部S2にルーフサイドエアバッグ53の前部を収納したものである。
さらに車体20は、(1)フロントピラー21にブラケット55を介して、ルーフサイドエアバッグ53の前端部53aをバンド等の締結部材56によって取付け、(2)リヤピラー24にブラケット57を介してルーフサイドエアバッグ53の後端部53bをバンド等の締結部材58によって取付け、ルーフサイドレール25に各種固定機構61〜67によって取付けたものである。
図2に示すように、固定機構63は、第1取付ブラケット151と第2取付ブラケット152とからなる。
図3は本発明に係るルーフサイドエアバッグを展開した状態の車両用乗員保護装置を車室側から見た側面図である。
図1及び図3に示すように、ルーフサイドエアバッグ53は気密性を有した布製等の、柔軟性を有するシートからなり、(1)車室前後方向の略中央に配置した、前後2個のガス入口部71F,71Rと、(2)ガス入口部71F,71Rからルーフ空間部S1に沿って車室前後方向に延びた前後2個のガス主流路72F,72Rと、(3)これらのガス主流路72F,72Rに個別に通して、前後2個のガス入口部71F,71Rに一端を個別に連通した、前後2個のインナチューブ73F,73Rと、(4)前のインナチューブ73Fに、前のガス主流路72Fを介して連通し、前部座席12に対応する位置で膨張する前部バッグ部74Fと、(5)後のインナチューブ73Rに、後のガス主流路72Rを介して連通し、中間座席13に対応する位置で膨張する中間バッグ部74Mと、(6)後のインナチューブ73Rに、後のガス主流路72Rを介して連通し、後部座席14に対応する位置で膨張する後部バッグ部74Rとを、一体に備える。
前部バッグ部74Fは、前部バッグ部74Fを前部サイドガラス31に沿って車室11側へ膨張させるときに、前のガス主流路72Fから流入するガスが、下方へ向かった後に前上方へ折り返す方向に流れるように、前後3個の膨張部75a〜75cを構成したものである。
これらの膨張部75a〜75cは、前端の前部膨張部75a、中間の中間膨張部75b、後端の後部膨張部75cを1列に配列した構成である。前部膨張部75aと中間膨張部75bとは互いに密着し、中間膨張部75bと後部膨張部75cとは互いに密着している。
前部バッグ部74Fにおいて、中間膨張部75cは、上端の開口を前のガス主流路72Fにおける前端近傍に配置して連通し、前下端を前部膨張部75aの後下端の開口に連通したものである。前部膨張部75aは、後下端にのみ開口を有する。後部膨張部75cは、上端の開口を前のガス主流路72Fにおける前端近傍に配置して連通したものである。
中間バッグ部74Mは、前後2個のガス入口部71F,71Rの下方に配列した前後3個の膨張部76a〜76cからなる。これらの膨張部76a〜76cは、前端の前部膨張部76a、中間の中間膨張部76b、後端の後部膨張部76cを1列に配列した構成である。前部膨張部76aと中間膨張部76bとは互いに密着し、中間膨張部76bと後部膨張部76cとは互いに密着している。
中間バッグ部74Mにおいて、中間膨張部76bは、後上端の開口を後のガス主流路72Rにおける後端近傍に配置して連通し、前上端を前部膨張部76aの後上端の開口に連通したものである。前部膨張部76aは、後上端にのみ開口を有する。後部膨張部76cは、上端の開口を後のガス主流路72Rにおける後端近傍に配置して連通したものである。
後部バッグ部74Rは、後のガス主流路72Rよりも後方に配列した前後2個の膨張部77a、77bからなる。これらの膨張部77a、77bは、前端の前部膨張部77a、後端の後部膨張部77bを1列に配列した構成である。
前部膨張部77aは、前下端の開口を上部連通管78Aを介して後のガス主流路72Rの後端に連通するとともに、前下端の開口を下部連通管78Bを介して中間バッグ部74Mにおける後部膨張部76cの後部開口に連通したものである。
後部膨張部77bは、前下端の開口を前部膨張部77aの後下端の開口に連通したものである。
ところで、ルーフサイドエアバッグ53は、各バッグ部74F,74M,74Rの周囲に非膨張部79を一体に備える。非膨張部79は、前端の前部非膨張部79Aと、中間の中間非膨張部79Bと、後端の後部非膨張部79Cとからなる。
前部非膨張部79Aは、紐状又はバンド状の前ストラップ81を備える。後部非膨張部79Bは、紐状又はバンド状の後ストラップ82、及びスリット83を備える。
図3において、86F,86Rは前後2個のインナチューブ73F,73Rに各々開けた噴出孔である。
図4は本発明に係る車両用乗員保護装置の要部拡大図であり、図2に概ね対応させて表した。図5は図4の5−5線断面図である。
図5において、車両用乗員保護装置50の収納構造を更に詳しく説明する。上述したように車体20は、ルーフ26における側部コーナ26aで車室11側にルーフ空間部S1を有し、このルーフ空間部S1にインフレータ51、供給管52、折り畳んだ状態のルーフサイドエアバッグ53を収納したものである。
ここで、ルーフ空間部S1は、ルーフ26における側部コーナ26aと、ルーフ26の内張りとなるルーフライニング84との間に形成されたスペースである。
図4に示すように、車体前後方向に細長いインフレータ51は、前側先端のガス出口51aから供給管52を車体前方(図4の左側)へ延ばしたものである。このようなインフレータ51及び供給管52は、折り畳んだ状態のルーフサイドエアバッグ53に概ね沿わせて配置することになる。供給管52の前端は、ルーフサイドエアバッグ53のガス入口部71F,71Rに接続した構成である。
図5に示すように、ルーフサイドエアバッグ53は渦巻状に折り畳まれた(巻かれた)状態では、布製筒状のバッグカバー91によって包まれた収納状態である。なお、バッグカバー91は、ミシン目等の切れ目を有しており、ルーフサイドエアバッグ53が膨張したときの力で容易に開くことができる。
このように折り畳まれた状態のルーフサイドエアバッグ53は、バッグ用ブラケット92によってルーフサイドレール25に取り付けることができる。
一方、図4及び図5に示すように、インフレータ51は、インフレータ用ブラケット93によってルーフサイドレール25に取り付けることができる。また、供給管52は、供給管用ブラケット94によってルーフサイドレール25に取り付けることができる。
図4及び図5に示すように、バッグ用ブラケット92は、鋼板の折り曲げ成形品であり、バッグカバー91で包まれたルーフサイドエアバッグ53を挟み込むように保持するフォーク状の本体部92aと、本体部92aからルーフサイドレール25に沿って上方へ延びる板状の取付部92bとからなる。
一方、供給管用ブラケット94は、鋼板の折り曲げ成形品であり、供給管52に溶接等で固定した本体部94aと、本体部94aからバッグ用ブラケット92側へ延びた板状の取付部94bとからなる。
これらの取付部92b,94bをルーフサイドレール25に重ねて、各取付部92b,94bをルーフサイドレール25に1個のボルト95にて固定することにより、車体20に各ブラケット92,94をボルト95の共締めにより取付けることができる。この結果、供給管52とルーフサイドエアバッグ53とを、車体20にボルト95の共締めにより取付けることができる。
バッグ用ブラケット92と供給管用ブラケット94とボルト95との組合せ構造は、車体20に対する固定機構64を成す。
図5に示すインフレータ用ブラケット93も、供給管用ブラケット94と同様の構成である。このため、車体20に各ブラケット92,93をボルト95の共締めにより取付けることができる。この結果、インフレータ51とルーフサイドエアバッグ53とを、車体20にボルト95の共締めにより取付けることができる。
バッグ用ブラケット92とインフレータ用ブラケット93とボルト95との組合せ構造は、車体20に対する固定機構65を成す。
以上の説明から明らかなように、車両用乗員保護装置50は、インフレータ51からルーフサイドエアバッグ53にガスを供給する供給管52を、車体前後方向に延ばして、ルーフサイドエアバッグ53に並列に配置するとともに、インフレータ51及びルーフサイドエアバッグ53と共にルーフ空間部S1に収納し、インフレータ51並びに供給管52の少なくとも一方と、ルーフサイドエアバッグ53とを、車体20にボルト95,95の共締めにより取付けたものである。
インフレータ51に対してルーフサイドエアバッグ53を、より適切な位置に合わせた状態で、車体20に取付けることができるこのため、インフレータ51に対して、ルーフサイドエアバッグ53が捩れた状態で固定されることはない。従って、インフレータ51のガスをルーフサイドエアバッグ53に適切に供給して、ルーフサイドエアバッグ53を、より適切に且つ安定して膨張・展開させることができる。
さらには、インフレータ51並びに供給管52の少なくとも一方と、ルーフサイドエアバッグ53とを、車体20にボルト95,95の共締めにより取付けたので、その分、車体20に対する取付け箇所を低減することができる。従って、車体20に対するインフレータ51及びルーフサイドエアバッグ53の取付け部品数を低減し、且つ取付け工数を低減することができ、容易に取付けることができる。
図6は本発明に係るルーフサイドエアバッグのガス入口部周りの側面図であり、図3に対応させて表した。図7は図6の7−7線断面図である。
図6及び図7に示すように、ルーフサイドエアバッグ53は、このバッグ53における車室前後方向の略中央に配置した前後2個のガス入口部71F,71Rと、これら2個のガス入口部71F,71Rにおける各近傍同士を連結したブリッジ部87とを、備えたことを特徴とする。
前後2個のガス入口部71F,71Rは、互いに向かい合わせて前後1列に配置したものである。上述のように、供給管52は、ルーフサイドエアバッグ53に対し平行に配置して、車室前方にバッグ53中央まで延び、その前端を屈曲させてガス入口部71F,71R側へ向かって垂下部52aを延ばし、その先端に二股状に分岐した前後2個の接続管部52b,52bを設けることで、供給管52のガス供給先端部分を、垂下部52aと2個の接続管部52b,52bとで略T字状に形成したものである。
図6に示すように、バッグ53中央部において、前後のガス主流路72F,72Rは端部が前後に互いに一定距離だけ離れており、この離れた切り欠き状の凹部101を、バッグ本体部分(非膨出部分)にて繋がった構成である。
図6及び図7に示すように、前後のガス入口部71F,71Rは、ガス主流路72F,72Rの中央側の端部を、細長い管状に形成したものであり、これらの管の中にインナチューブ73F,73Rの端部を、気密性を有して嵌合している。このため、ガス入口部71F,71Rは、ガス主流路72F,72Rの細長い管とインナチューブ73F,73Rの端部との二重管であり、車室前後方向(図6の左右方向)に同心に配列することになる。
前後に延びる2個の接続管部52b,52bを、ガス入口部71F,71Rに差し込んでバンド102,102にて止めることで、互いに連結することができる。
インナチューブ73F,73Rは、気密性を有した布製等の、柔軟性を有するシートを管状に丸めて縫製することで形成した直管であって、この直管の縁に鋼製の丸棒からなるロッド103L,103Rを芯金として沿わせた構成である。
ところで、凹部101は切り欠き状であるから、一端側が開放している。ブリッジ部87は、凹部101の開放端同士を連結したものである。より具体的には、ガス主流路72F,72Rのうち、ガス入口部71F,71Rの基端部分又はその近傍をブリッジ部87にて繋いだ。このようなブリッジ部87は、例えば、ガス主流路72F,72Rを成すシートにおける、縁の一部を延長した一定幅の帯にて構成すればよい。
図8は本発明に係る車両用乗員保護装置の要部側面断面図であり、車両用乗員保護装置50は、図1に示す車体20のルーフ26における側部コーナ26aで車室11側に、車体20前後方向に細長い一定の空間部S1を有し、この空間部S1にルーフサイドエアバッグ53を収納し、一定以上の衝撃力を受けてインフレータ51が発生したガスにより、ルーフサイドエアバッグ53をサイドガラス31〜33に沿って車室11側へ膨張させるようにした車両用乗員保護装置において、ルーフサイドエアバッグ53を、インフレータ51で発生させたガスを導く前後のガス主通路72F,72Rと、これらのガス主通路72F,72Rに連通させることで膨出させるチャンバとしての前部・中部・後部膨張部(セル若しくは膨張室)75a,75b,75c、チャンバとしての前部・中部・後部膨張部(セル若しくは膨張室)76a,76b,76c及びチャンバとしての前部・後部膨張部(セル若しくは膨張室)77a,77bと、前後のガス主通路72F,72Rに収納することで前部・中部・後部膨張部75a,75b,75c、前部・中部・後部膨張部76a,76b,76c及び前部・後部膨張部77a,77bにガスを分配する前後のインナチューブ73F,73Rと、から構成し、前のインナチューブ73Fに、後部膨張部75cにガスを分配する噴出孔86Fを備え、この噴出孔86Fを、後部膨張部75cの入口111に且つガスの流れ上流側に寄せて設定するとともに、後のインナチューブ73Rに、中部膨張部76bにガスを分配する噴出孔86Rを備え、この噴出孔86Rを、中部膨張部76bの入口112に且つガスの流れ上流側に寄せて設定したものと言える。
例えば、インナチューブ内にガスを流したときに、噴出孔からチャンバの入口に噴出させるガスをチャンバの先端に向かうようにすることができれば、ガスの流れを阻害することを回避することができ、速やかなチャンバの展開(膨出)を行うことがので好ましいことである。
そこで、前のインナチューブ73Fに、後部膨張部75cにガスを分配する噴出孔86Fを備え、この噴出孔86Fを、後部膨張部75cの入口111に且つガスの流れ上流側に寄せて設定するとともに、後のインナチューブ73Rに、中部膨張部76bにガスを分配する噴出孔86Rを備え、この噴出孔86Rを、中部膨張部76bの入口112に且つガスの流れ上流側に寄せて設定することで、前後のインナチューブ73F,73R内にガスを流したときに、噴出孔86F,86Rから後部膨張部75cの入口111及び中部膨張部76bの入口112に噴出させるガスを後部膨張部75c及び中部膨張部76bのそれぞれの先端部113,114に向かうようにすることができる。この結果、ガスの流れを阻害することを回避することができ、後部膨張部75c及び中部膨張部76bにバランスよくガスを供給することができるとともに速やかに後部膨張部75c及び中部膨張部76b(チャンバ)の展開(膨出)をさせることができる。
また、噴出孔86F,86Rを、それぞれ後部膨張部75cの入口111及び中部膨張部76bの上流側に寄せたので、下流側のチャンバ(中部膨張部75b、後部膨張部76c等)に若しくはルーフサイドエアバッグ53に不必要なストレスを加えることはない。 従って、展開安定性を確保することができる。
車両用乗員保護装置50は、ルーフサイドエアバッグ53を、インフレータ51で発生させたガスを導く前後のガス主通路(ガス主通路)72F,72Rと、これらのガス主通路72F,72Rに連通させることで膨出させる前部・中部・後部膨張部(チャンバ)75a,75b,75c、前部・中部・後部膨張部(チャンバ)76a,76b,76c及び前部・後部膨張部(チャンバ)77a,77bと、前後のガス主通路72F,72Rに収納することで前部・中部・後部膨張部75a,75b,75c、前部・中部・後部膨張部76a,76b,76c及び前部・後部膨張部77a,77bにガスを分配する前後のインナチューブ73F,73Rと、から構成し、前後のインナチューブ73F,73Rに、ガスの脈動によるインナチューブ73F,73Rの暴れを防止してインナチューブ73F,73Rの所定形状を維持する姿勢安定部材としてのロッド103F,103Rを設けたものとも言える。
例えば、インナチューブ内にガスを流したときに、このガスの脈流でインナチューブの暴れを防止することができれば、複数のチャンバに所定のガスを供給することができるので好ましいことである。
そこで、前後のインナチューブ73F,73Rに、ガスの脈動によるインナチューブ73F,73Rの暴れを防止してインナチューブ73F,73Rの所定形状を維持するロッド(姿勢安定部材)103F,103Rを設けることで、ガスの流れの安定性を保つことができ、図3に示す前部・中部・後部膨張部(チャンバ)75a,75b,75c、前部・中部・後部膨張部(チャンバ)76a,76b,76c及び前部・後部膨張部(チャンバ)77a,77bに(所定のチャンバに)ガスを正確に供給することができる。この結果、ルーフサイドエアバッグ53の展開安定性を確保することができる。
図9(a)〜(c)は本発明に係る車両用乗員保護装置の噴出孔の設定位置の作用を示す説明図である。(a)は比較例の車両用乗員保護装置200を示し、(b)は実施例の車両用乗員保護装置50を示す。
(a)において、車両用乗員保護装置200は、ルーフサイドエアバッグ201を、インフレータ(不図示)で発生させたガスを導くガス主通路202と、このガス主通路202に連通させることで膨出させる複数のチャンバ203〜207と、ガス主通路202に収納することで複数のチャンバ203〜207に前記ガスを分配するインナチューブ209と、から構成したものであり、インナチューブ209に、複数のチャンバ203〜207にガスを分配する噴出孔211,212を備え、これらの噴出孔211,212を、それぞれチャンバ205,206の中央部に設定したものである。
しかし、車両用乗員保護装置200では、インナチューブ209を流れるガスは慣性を有するので、噴出孔211,212から矢印a1,a2の如く噴射し、チャンバ205,206の壁面に流動するガスが当たり、チャンバ205,206の先端部までガスを円滑に供給できないことがある。従って、噴出孔211,212の廻りやチャンバ205,206の壁面に過度なストレスを加えることもあり、安定したチャンバ205,206の膨張・展開を妨げる。
(b)において、車両用乗員保護装置50では、前のインナチューブ73Fに、後部膨張部75cにガスを分配する噴出孔86Fを備え、この噴出孔86Fを、後部膨張部75cの入口111に且つガスの流れ上流側に寄せて設定するとともに、後のインナチューブ73Rに、中部膨張部76bにガスを分配する噴出孔86Rを備え、この噴出孔86Rを、中部膨張部76bの入口112に且つガスの流れ上流側に寄せて設定したので、前後のインナチューブ73F,73R内にガスを流したときに、噴出孔86F,86Rから後部膨張部75cの入口111及び中部膨張部76bの入口112に噴出させるガスを矢印a3,a4の如く後部膨張部75c及び中部膨張部76bのそれぞれの先端部113,114に向かうようにすることができる。
図10(a)〜(c)は本発明に係る車両用乗員保護装置の姿勢安定部材の作用を示す説明図である。(a),(b)は比較例の車両用乗員保護装置220を示し、(b)は実施例の車両用乗員保護装置50を示す。
(a)において、車両用乗員保護装置220は、ルーフサイドエアバッグ221を、インフレータ(不図示)で発生させたガスを導くガス主通路222と、このガス主通路222に連通させることで膨出させる複数のチャンバ223〜227と、ガス主通路222に収納することで複数のチャンバ223〜227に前記ガスを分配するインナチューブ229と、から構成し、インナチューブ229は、複数のチャンバ223〜227にガスを分配する噴出孔231,232を備えたものである。
(b)において、車両用乗員保護装置220では、インフレータ(不図示)で発生させたガスが脈流となってインナチューブ229を経由して各チャンバ223〜227に流動することがある。このような場合にガスの脈流でインナチューブ229に暴れが発生し、矢印b1,b2の如くインナチューブ229の先端が特定のチャンバ225,226に入り込み、安定したチャンバの膨張・展開を妨げることがある。
(c)において、前後のインナチューブ73F,73Rに、ガスの脈動によるインナチューブ73F,73Rの暴れを防止してインナチューブ73F,73Rの所定形状を維持するロッド(姿勢安定部材)103F,103Rを設けたので、ガスの流れの安定性を保つことができ、前部・中部・後部膨張部(チャンバ)75a,75b,75c、前部・中部・後部膨張部(チャンバ)76a,76b,76c及び前部・後部膨張部(チャンバ)77a,77bに(所定のチャンバに)ガスを正確に供給することができる。
尚、本発明に係る車両用乗員保護装置は、図8に示すように、この噴出孔86Fを、後部膨張部75cの入口111に且つガスの流れ上流側に寄せて設定するとともに、噴出孔86Rを、中部膨張部76bの入口112に且つガスの流れ上流側に寄せて設定したが、これに限るものではなく、チャンバ(膨張部)の入口の中央からガスの流れの入力側にオフセットしたものであればよい。
また、本発明に係る車両用乗員保護装置は、図8に示すように、姿勢安定部材にロッド103F,103Rを用いたが、これに限るものではなく、姿勢安定部材はインナパイプの形状を安定させる部材であればよく、例えば、板材、パイプ、線材等であってもよく、また素材に形状安定素材等の姿勢安定機能を有する材料を用いたものであってもよい。
本発明に係る車両用乗員保護装置は、ワゴンやミニバンなどの複数列(例えば3列以上)のシート列を有する車両の車両用乗員保護装置(サイドエアバッグ)に採用するのに好適である。
本発明に係る車両を車室側から見た側面図である。 本発明に係る車両用乗員保護装置を車室側から見た斜視図である。 本発明に係るルーフサイドエアバッグを展開した状態の車両用乗員保護装置を車室側から見た側面図である。 本発明に係る車両用乗員保護装置の要部拡大図である。 図4の5−5線断面図である。 本発明に係るルーフサイドエアバッグのガス入口部周りの側面図である。 図6の7−7線断面図である。 本発明に係る車両用乗員保護装置の要部側面断面図である。 本発明に係る車両用乗員保護装置の噴出孔の設定位置の作用を示す説明図である。 本発明に係る車両用乗員保護装置の姿勢安定部材の作用を示す説明図である。
符号の説明
10…車、11…車室、20…車体、26…ルーフ、26a…側部コーナ、31〜33…サイドガラス(前部・中間部・後部サイドガラス)、50…車両用乗員保護装置、51…インフレータ、53…ルーフサイドエアバッグ、72F,72R…前後のガス主流路、73F,73R…前後のインナチューブ、75a,75b,75c…チャンバ(前部・中部・後部膨張部)、76a,76b,76c…チャンバ(前部・中部・後部膨張部)、77a,77b…チャンバ(前部・後部膨張部)、103L,103R…姿勢安定部材(ロッド)、S1…空間部(ルーフ空間部)、111,112…入口、113,114…先端部。

Claims (1)

  1. 車体のルーフにおける側部コーナで車室側に、車体前後方向に細長い一定の空間部を有し、この空間部にルーフサイドエアバッグを収納し、一定以上の衝撃力を受けてインフレータが発生したガスにより、ルーフサイドエアバッグをサイドガラスに沿って車室側へ膨張させるようにした車両用乗員保護装置において、
    前記ルーフサイドエアバッグは、車室前後方向の略中央に配置した前後のガス入口部と、前記インフレータで発生させたガスを導くガス主通路と、このガス主通路に連通させることで膨出させる複数のチャンバと、前記ガス主通路に収納することで前記複数のチャンバに前記ガスを分配するインナチューブと、からなり、
    前記インナチューブに、前記ガスの脈動によるインナチューブの暴れを防止してインナチューブの所定形状を維持する姿勢安定部材を設け、
    前記姿勢安定材は、気密性を有した布製等の柔軟性を有するシートを、管状に丸めて縫製することで形成した直管のインナチューブの縁に、鋼製の丸棒からなるロッドを芯金として沿わせた構成であり、
    前記前後のガス入口部は、前記ガス主流路の中央側の端部を、細長い管状に形成したものであり、これらの管の中に前記インナチューブの端部を、気密性を有して嵌合するとともに、前記ガス入口部は、前記ガス主流路の細長い管と前記インナチューブの端部との二重管であり、車室前後方向に同心に配列されたことを特徴とする車両用乗員保護装置。
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