JP4323200B2 - Rubber-reinforced organic fiber cord and tire using the same - Google Patents
Rubber-reinforced organic fiber cord and tire using the same Download PDFInfo
- Publication number
- JP4323200B2 JP4323200B2 JP2003099009A JP2003099009A JP4323200B2 JP 4323200 B2 JP4323200 B2 JP 4323200B2 JP 2003099009 A JP2003099009 A JP 2003099009A JP 2003099009 A JP2003099009 A JP 2003099009A JP 4323200 B2 JP4323200 B2 JP 4323200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- tire
- organic fiber
- rubber
- fiber cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tires In General (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム補強用有機繊維コード及びそれを用いたタイヤに関し、特に強度と耐疲労性とを高度にバランスさせたゴム補強用有機繊維コードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤのカーカス等のゴム部材を補強するために使用される有機繊維コードは、一般的には、繊維原糸を下撚りして下撚り糸を形成し、該下撚り糸の複数本を、更に上撚りした双撚糸よりなる。ここで、現在、下撚りの際の下撚り数と上撚りの際の上撚り数が等しいバランス撚りが一般的に採用されている。
【0003】
上記有機繊維コードは、ゴム部材を補強することを本来の目的とするため、それ自体の剛性が高い必要がある。これに対し、汎用のバランス撚りを採用した有機繊維コードにおいては、その撚り数を減少させることでコードの剛性を向上させることができるものの、撚り数を減少させると、コードの耐疲労性が低下し、結果としてコードの耐久性が低下するという問題があった。
【0004】
これに対し、高強度な芳香族ポリアミド繊維を原糸として採用し、該芳香族ポリアミド繊維の欠点である耐圧縮疲労性の悪さを、下撚りと上撚りのバランスを変えることで改善する手法が採られているが、かかる手法で作製されたコードにおいても、耐疲労性に依然として改善の余地があった(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭63−19581号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、強度と耐疲労性とを高度にバランスさせたゴム補強用有機繊維コードを提供することにある。また、本発明の他の目的は、かかる有機繊維コードを用いたタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、有機繊維コードの原糸として特定のポリケトン繊維(PK繊維)を用い、更に、該コードの下撚りと上撚りのバランスを特定の範囲に規定することで、有機繊維コードの強度と耐疲労性とを高度にバランスさせることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
即ち、本発明のゴム補強用有機繊維コードは、下記式(I):
【化2】
(式中、Aはエチレン性結合によって重合されたエチレン性不飽和化合物由来の部分であり、各繰り返し単位において同一でも異なっていてもよい)で表される繰り返し単位から実質的になるポリケトンの繊維原糸に、下記式(II)で定義される下撚り係数N1で下撚りをかけた後、該下撚り糸複数本を引き揃えて下撚りと逆方向に、下記式(III)で定義される上撚り係数N2で上撚りをかけた双撚糸よりなり、前記下撚り係数N1と前記上撚り係数N2とが下記式(IV)を満たすことを特徴とする。
N1=n1×(0.139×D1/ρ)1/2×10-3 ・・・ (II)
N2=n2×(0.139×D2/ρ)1/2×10-3 ・・・ (III)
1.83 ≦ N2/N1 ≦ 4.23 ・・・ (IV)
(式(II)、(III)及び(IV)において、n1は下撚り数(回/10cm)で;n2は上撚り数(回/10cm)で;D1は下撚り糸の表示デニールで;D2はトータル表示デニールで;ρは上記ポリケトン繊維の比重(g/cm3)である。)
【0010】
本発明のゴム補強用有機繊維コードの他の好適例においては、前記式(I)中のAがエチレン基である。
【0011】
また、本発明のタイヤは、上記ゴム補強用有機繊維コードをタイヤの何れかの部材に用いたことを特徴とする。
【0012】
本発明のタイヤの好適例においては、前記タイヤの部材が、カーカス、ベルト補強層及びベルトの少なくとも何れかである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を詳細に説明する。本発明のゴム補強用有機繊維コードは、上記式(I)で表される繰り返し単位から実質的になるポリケトン(PK)繊維原糸に、上記式(II)で定義される下撚り係数N1で下撚りをかけた後、該下撚り糸複数本を引き揃えて下撚りと逆方向に、上記式(III)で定義される上撚り係数N2で上撚りをかけた双撚糸よりなり、前記下撚り係数N1と前記上撚り係数N2とが上記式(IV)を満たすことを特徴とする。本発明のコードにおいては、PK繊維を用いることで、芳香族ポリアミド繊維(アラミド繊維)を用いたコードに比べて耐疲労性を向上させ、更に、式(IV)を満たす撚り構造とすることで、バランス撚りを採用したコードに比べて同等の耐疲労性を維持しつつ、コードの破断強力を向上させ、その結果、コードの強度と耐疲労性とが高度にバランスされている。
【0014】
本発明のゴム補強用有機繊維コードの繊維原糸は、上記式(I)で表される繰り返し単位から実質的になるポリケトンを原料とする。該ポリケトンは、分子中にCO単位(カルボニル基)とエチレン性不飽和化合物由来の単位とが配列された交互共重合体、即ち、高分子鎖中で各CO単位の隣に、例えばエチレン単位等のオレフィン単位が一つずつ位置する構造である。また、該ポリケトンは、一酸化炭素と特定のエチレン性不飽和化合物一種との共重合体であってもよく、一酸化炭素とエチレン性不飽和化合物二種以上との共重合体であってもよい。式(I)中のAを形成するエチレン性不飽和化合物としては、エチレン,プロピレン,ブテン,ペンテン,ヘキセン,ヘプテン,オクテン,ノネン,デセン,ドデセン,スチレン等の不飽和炭化水素化合物、メチルアクリレート,メチルメタクリレート,ビニルアセテート,ウンデセン酸等の不飽和カルボン酸又はその誘導体、更にはウンデセノール,6-クロロヘキセン,N-ビニルピロリドン,及びスルニルホスホン酸のジエチルエステル等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよいが、特にポリマーの力学特性や耐熱性等の点から、エチレン性不飽和化合物としてエチレンを主体とするものを用いたポリケトンが好ましい。
【0015】
エチレンと他のエチレン性不飽和化合物とを併用する場合、エチレンは、全エチレン性不飽和化合物に対し、80モル%以上になるように用いるのが好ましい。80モル%未満では得られるポリマーの融点が200℃以下になり、得られる有機繊維コードの耐熱性が不充分となる場合がある。有機繊維コードの力学特性や耐熱性の点から、エチレンの使用量は、特に全エチレン性不飽和化合物に対し90モル%以上が好ましい。前記のポリケトンは、公知の方法、例えばヨーロッパ特許公開第121965号,同第213671号,同第229408号及び米国特許第3914391号明細書に記載された方法に従って製造することができる。
【0016】
本発明のゴム補強用有機繊維コードに用いられるポリケトンの重合度は、m-クレゾール中、60℃で測定した溶液粘度が1.0〜10.0dL/gの範囲にあるのが好ましい。溶液粘度が1.0dL/g未満では、得られる有機繊維コードの力学強度が不充分となる場合があり、コードの力学強度の観点から、溶液粘度が1.2dL/g以上であるのが更に好ましい。一方、溶液粘度が10.0dL/gを超えると、繊維化時の溶融粘度や溶液粘度が高くなりすぎて紡糸性が不良となる場合があり、紡糸性の観点から、溶液粘度が5.0dL/g以下であるのが更に好ましい。繊維の力学強度及び紡糸性などを考慮すると、溶液粘度は1.3〜4.0dL/gの範囲が特に好ましい。
【0017】
上記ポリケトンの繊維化方法は、特に限定されないが、一般的には溶融紡糸法又は溶液紡糸法が採用される。溶融紡糸法を採用する場合には、例えば特開平1−124617号公報に記載の方法に従って、ポリマーを通常、融点より20℃以上高い温度、好ましくは融点より40℃程度高い温度で溶融紡糸し、次いで、通常、融点より10℃以下低い温度、好ましくは融点より40℃程度低い温度において、好ましくは3倍以上の延伸比で、更に好ましくは7倍以上の延伸比で延伸処理することにより、容易に所望の繊維を得ることができる。
【0018】
一方、溶液紡糸法を採用する場合、例えば特開平2−112413号公報に記載の方法に従って、ポリマーを例えばヘキサフルオロイソプロパノール,m-クレゾール等に0.25〜20質量%、好ましくは0.5〜10質量%の濃度で溶解させ、紡糸ノズルより押し出して繊維化し、次いでトルエン,エタノール,イソプロパノール,n-ヘキサン,イソオクタン,アセトン,メチルエチルケトン等の非溶剤浴、好ましくはアセトン浴中で溶剤を除去、洗浄して紡糸原糸を得、さらに(融点−100℃)〜(融点+10℃)、好ましくは(融点−50℃)〜(融点)の範囲の温度で延伸処理することにより、所望のフィラメントを得ることができる。また、このポリケトンには、熱,酸素等に対して十分な耐久性を付与する目的で酸化防止剤を加えることが好ましく、また必要に応じて艶消し剤,顔料,帯電防止剤等も配合することができる。
【0019】
本発明のコードは、下撚り係数N1と上撚り係数N2とが、上記式(IV)を満たすことを要する。上記式(IV)において、N2/N1が4.25を超えると、コードの引張剛性が向上するものの、耐疲労性が低下し、(D2/D1)1/2以下ではコードの引張剛性の改善効果が見られず、バランス撚りを採用したコードに比べコード強度を向上させることができない。コードの引張剛性を更に改善する観点からは、N2/N1が1.73を超えるのが更に好ましい。
【0020】
本発明のゴム補強用有機繊維コードの製造においては、上記ポリケトンよりなる繊維(PK繊維)を原糸として、上記式(IV)を満たすように下撚りと上撚りをかける限り特に制限はない。ここで、上記ポリケトン繊維は、耐疲労性、強力及び耐熱接着性に優れるため、コード径を小さくすることができ、その結果、該コードを用いたゴム部材の軽量化を達成することができる。
【0021】
上記ゴム補強用有機繊維コードにコーティングゴムを被覆するに際しては、該コードとコーティングゴムとの接着性を確保するために、該コードに、通常接着剤付与処理と熱処理を施す。具体的には、上記コードに、例えば、(1)トリアリルシアヌレートとレゾルシンとホルムアルデヒドとアンモニア水から生成する通常N3と呼称される液とRFL(レゾルシン−ホルムアルデヒド−ラテックス)液の混合液で処理する一浴型の処理方法、(2)p-クロルフェノールとホルマリンとから生成する2,6-ビス(2',4'-ジヒドロキシフェニルメチル)-4-クロルフェノールを主成分とする反応生成物とレゾルシンとホルマリンとアンモニア水とからなる通称PEXULと呼称される液をRFL液と混合した液で処理する一浴型の処理方法、(3)特開昭60−72972号公報で開示されているように多価フェノールポリサルファイドと、レゾルシン及びホルマリンの縮合物とをアルカリ下で熟成した液とRFL液とを混合した液で処理する一浴型の処理方法、あるいは、(4)上記コードをエポキシ化合物又はブロックイソシアネート化合物を含む第一液で処理した後、レゾルシンとホルムアルデヒドと各種ラテックスと苛性ソーダ及び/又はアンモニア水を含む第二液(RFL液)で処理する二浴型の処理方法などにより、接着剤付与処理を施す。
【0022】
次いで、このようにして接着剤付与処理が施されたコードに、乾燥ゾーンの処理温度を170℃程度、処理時間を60〜160秒間程度とし、またヒートセットゾーン及びノルマライジングゾーンの処理温度を240〜270℃程度、処理時間を60〜160秒間とし、更にヒートセットゾーンコード張力を、好ましくは3.5〜9.7mN/dtex(コードで、11.5〜31.8N/コード)、ノルマライジングゾーンコード張力を、好ましくは0.26〜4.4mN/dtex(コードで、0.88〜14.6N/コード)の範囲に設定して、熱処理を施す。
【0023】
本発明のタイヤは、上記ゴム補強用有機繊維コードをタイヤの何れかの部材に用いたことを特徴とし、ここで、該タイヤ部材としては、カーカス、ベルト補強層及びベルトが挙げられる。上記ゴム補強用有機繊維コードは、初期の剛性が向上しているため、該コードをタイヤのカーカスに用いることにより、タイヤのサイド部の剛性を向上させることができる。
【0024】
次に本発明のタイヤの実施態様を図面に基づき説明する。図1は、本発明の空気入りタイヤの一実施態様を示す断面図である。図1に示すタイヤは、一対のビード部1と、一対のサイド部2と、トレッド部3と、該ビード部1に埋設されたビードコア4間にトロイド状に延在させたカーカス5と、該カーカス5のクラウン部でタイヤ径方向外側に配した少なくとも二枚のベルト層からなるベルト6と、該ベルト6のタイヤ径方向外側でベルト6の全体を覆うように配置したベルト補強層7Aと、該ベルト補強層7Aのタイヤ径方向外側でベルト6の両端部を覆うように配置した一対のベルト補強層7Bとからなる。図示例のベルト補強層7A,7Bは、夫々一層であるが、二層以上であってもよい。また、ベルト補強層7A及び/又はベルト補強層7Bが省略されたタイヤも、本発明のタイヤの一例である。ここで、本発明のタイヤにおいては、カーカス5、ベルト補強層7A,7B及びベルト6の少なくとも何れかに、上述したポリケトン繊維からなるコードを適用するのが好ましい。
【0025】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、 本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
【0026】
表1に示す構造のゴム補強用有機繊維コードを試作し、該コードの強力と耐疲労性を下記の方法で評価した。ここで、ポリケトン繊維(PK繊維)としては、式(I)のAがエチレン基のものを使用した。
【0027】
(1)コード強力
上記ゴム補強用有機繊維コードの強力を、JIS L1017に準拠して測定し、比較例1を100として指数表示した。指数値が大きい程、コードの強力が強く、良好であることを示す。
【0028】
(2)耐疲労性
上記ゴム補強用有機繊維コードの耐疲労性を、JIS L1017[チューブ疲労強さA法(グッドイヤ法)]に準拠して評価し、比較例1を100として指数表示した。指数値が大きい程、コードの耐疲労性が高く、良好であることを示す。
【0029】
【表1】
【0030】
上記実施例及び比較例では、コードが2本撚り構造であるため、(D2/D1)1/2は21/2(約1.41)である。表1の結果から、繊維原糸としてポリケトン繊維(PK繊維)を採用し、N2/N1を4.25以下且つ1.45以上とすることで、比較例1に比べてコードの強力を維持しつつ、コードの耐疲労性を向上させることができる。また、N2/N1を1.73を超える値とすることで、コードの強力を更に高くすることができる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、原糸として特定のポリケトン繊維(PK繊維)を用い、更に、下撚りと上撚りのバランスを特定の範囲に規定することで、強度と耐疲労性とを高度にバランスさせたゴム補強用有機繊維コードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の空気入りタイヤの一実施態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ビード部
2 サイド部
3 トレッド部
4 ビードコア
5 カーカス
6 ベルト
7A,7B ベルト補強層[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an organic fiber cord for reinforcing rubber and a tire using the same, and more particularly to an organic fiber cord for reinforcing rubber in which strength and fatigue resistance are highly balanced.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an organic fiber cord used to reinforce a rubber member such as a carcass of a tire is generally formed by twisting a fiber raw yarn to form a lower twisted yarn, and further adding a plurality of the lower twisted yarns. Consists of twisted twisted yarn. Here, at present, a balanced twist in which the number of primary twists in the case of primary twisting is equal to the number of primary twists in the case of primary twisting is generally employed.
[0003]
Since the organic fiber cord is originally intended to reinforce the rubber member, it needs to have high rigidity. On the other hand, in organic fiber cords using general-purpose balanced twist, the stiffness of the cord can be improved by reducing the number of twists, but the fatigue resistance of the cord decreases when the number of twists is reduced. As a result, there is a problem that the durability of the cord is lowered.
[0004]
On the other hand, there is a technique that adopts high-strength aromatic polyamide fiber as the raw yarn and improves the bad compression fatigue resistance, which is a drawback of the aromatic polyamide fiber, by changing the balance between the lower twist and the upper twist. Although it is adopted, there is still room for improvement in fatigue resistance even in a cord manufactured by such a method (see Patent Document 1).
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 63-19581 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide an organic fiber cord for reinforcing rubber that solves the above-mentioned problems of the prior art and highly balances strength and fatigue resistance. Another object of the present invention is to provide a tire using such an organic fiber cord.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to achieve the above object, the present inventor used a specific polyketone fiber (PK fiber) as a raw yarn of an organic fiber cord, and further specified a balance between the lower twist and the upper twist of the cord. By defining the range, it was found that the strength and fatigue resistance of the organic fiber cord can be highly balanced, and the present invention has been completed.
[0008]
That is, the organic fiber cord for rubber reinforcement of the present invention has the following formula (I):
[Chemical formula 2]
(Wherein A is a portion derived from an ethylenically unsaturated compound polymerized by an ethylenic bond, and each repeating unit may be the same or different), and a polyketone fiber consisting essentially of repeating units After the base yarn is subjected to a lower twist with a lower twist coefficient N 1 defined by the following formula (II), a plurality of the lower twisted yarns are arranged in the opposite direction to the lower twist and defined by the following formula (III) consists twin twisted multiplied by ply-twisted with twist factor N 2 over that, and the coefficient N 2 twist on the coefficient N 1 twist the lower is characterized by satisfying the following formula (IV).
N 1 = n 1 × (0.139 × D 1 / ρ) 1/2 × 10 −3 (II)
N 2 = n 2 × (0.139 × D 2 / ρ) 1/2 × 10 -3 (III)
1.83 ≤ N 2 / N 1 ≤ 4.23 ... (IV)
(In formulas (II), (III) and (IV), n 1 is the number of twists (times / 10 cm); n 2 is the number of twists (times / 10 cm); D 1 is the indicated denier of the twisted yarns D 2 is the total display denier; ρ is the specific gravity (g / cm 3 ) of the polyketone fiber.
[0010]
In another preferred embodiment of the rubber reinforcing organic fiber cord of the present invention, A in the formula (I) is an ethylene group.
[0011]
The tire according to the present invention is characterized in that the rubber-reinforced organic fiber cord is used for any member of the tire.
[0012]
In a preferred example of the tire of the present invention, the tire member is at least one of a carcass, a belt reinforcing layer, and a belt.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention is described in detail below. The organic fiber cord for reinforcing rubber of the present invention comprises a polyketone (PK) fiber yarn substantially composed of a repeating unit represented by the above formula (I) and a lower twist coefficient N 1 defined by the above formula (II). After twisting at the bottom twist, a plurality of the lower twist yarns are arranged in the opposite direction to the lower twist, and the twisted yarn is subjected to the upper twist coefficient N 2 defined by the above formula (III). The lower twist coefficient N 1 and the upper twist coefficient N 2 satisfy the above formula (IV). In the cord of the present invention, by using the PK fiber, the fatigue resistance is improved as compared with the cord using the aromatic polyamide fiber (aramid fiber), and the twisted structure satisfying the formula (IV) is achieved. As compared with a cord adopting a balanced twist, while maintaining the same fatigue resistance, the breaking strength of the cord is improved, and as a result, the strength and fatigue resistance of the cord are highly balanced.
[0014]
The fiber yarn of the organic fiber cord for reinforcing rubber according to the present invention is made from a polyketone substantially consisting of repeating units represented by the above formula (I). The polyketone is an alternating copolymer in which CO units (carbonyl group) and units derived from an ethylenically unsaturated compound are arranged in a molecule, that is, an ethylene unit, for example, next to each CO unit in a polymer chain. This structure has one olefin unit. Further, the polyketone may be a copolymer of carbon monoxide and one specific ethylenically unsaturated compound, or may be a copolymer of carbon monoxide and two or more ethylenically unsaturated compounds. Good. Examples of the ethylenically unsaturated compound forming A in Formula (I) include ethylene, propylene, butene, pentene, hexene, heptene, octene, nonene, decene, dodecene, styrene and other unsaturated hydrocarbon compounds, methyl acrylate, Examples thereof include unsaturated carboxylic acids such as methyl methacrylate, vinyl acetate, and undecenoic acid or derivatives thereof, as well as undecenol, 6-chlorohexene, N-vinylpyrrolidone, and diethyl ester of sulphonylphosphonic acid. These may be used alone or in combination of two or more, but in particular from the viewpoint of the mechanical properties and heat resistance of the polymer, polyketone using ethylenically unsaturated compounds mainly composed of ethylene Is preferred.
[0015]
When ethylene and other ethylenically unsaturated compounds are used in combination, it is preferable to use ethylene at 80 mol% or more based on the total ethylenically unsaturated compounds. If it is less than 80 mol%, the melting point of the resulting polymer will be 200 ° C. or lower, and the heat resistance of the resulting organic fiber cord may be insufficient. In view of the mechanical properties and heat resistance of the organic fiber cord, the amount of ethylene used is preferably 90 mol% or more with respect to the total ethylenically unsaturated compound. The polyketone can be produced according to a known method, for example, a method described in European Patent Publication Nos. 121965, 213671, 229408 and US Pat. No. 3,914,391.
[0016]
The polymerization degree of the polyketone used in the organic fiber cord for rubber reinforcement of the present invention is preferably such that the solution viscosity measured in m-cresol at 60 ° C. is in the range of 1.0 to 10.0 dL / g. If the solution viscosity is less than 1.0 dL / g, the resulting organic fiber cord may have insufficient mechanical strength, and from the viewpoint of the cord mechanical strength, the solution viscosity is more preferably 1.2 dL / g or more. On the other hand, if the solution viscosity exceeds 10.0 dL / g, the melt viscosity at the time of fiberization and the solution viscosity may become too high, resulting in poor spinnability. From the viewpoint of spinnability, the solution viscosity is 5.0 dL / g. More preferably, it is as follows. Considering the mechanical strength and spinnability of the fiber, the solution viscosity is particularly preferably in the range of 1.3 to 4.0 dL / g.
[0017]
The method for fiberizing the polyketone is not particularly limited, but generally a melt spinning method or a solution spinning method is adopted. When adopting the melt spinning method, for example, according to the method described in JP-A-1-124617, the polymer is usually melt-spun at a temperature higher than the melting point by 20 ° C. or more, preferably about 40 ° C. higher than the melting point, Then, usually at a temperature lower than the melting point by 10 ° C. or less, preferably about 40 ° C. lower than the melting point, preferably by stretching at a stretch ratio of preferably 3 times or more, more preferably at a stretch ratio of 7 times or more. Desired fibers can be obtained.
[0018]
On the other hand, when adopting the solution spinning method, the polymer is added to, for example, hexafluoroisopropanol, m-cresol, etc. in an amount of 0.25 to 20% by mass, preferably 0.5 to 10% by mass, for example, according to the method described in JP-A-2-112413. It is dissolved at a concentration, extruded from a spinning nozzle to form a fiber, and then the solvent is removed and washed in a non-solvent bath such as toluene, ethanol, isopropanol, n-hexane, isooctane, acetone, methyl ethyl ketone, and preferably in an acetone bath. A desired filament can be obtained by obtaining a yarn and further drawing at a temperature in the range of (melting point−100 ° C.) to (melting point + 10 ° C.), preferably (melting point−50 ° C.) to (melting point). In addition, it is preferable to add an antioxidant to the polyketone for the purpose of imparting sufficient durability against heat, oxygen and the like, and if necessary, a matting agent, a pigment, an antistatic agent and the like are also blended. be able to.
[0019]
Code of the present invention, the coefficient N 2 ply-twisted and a coefficient N 1 twist is required to satisfy the above formula (IV). In the above formula (IV), when N 2 / N 1 exceeds 4.25, the tensile rigidity of the cord is improved, but the fatigue resistance is lowered. When (D 2 / D 1 ) 1/2 or less, the tensile rigidity of the cord is reduced. Therefore, the strength of the cord cannot be improved as compared with the cord employing the balanced twist. From the viewpoint of further improving the tensile rigidity of the cord, it is more preferable that N 2 / N 1 exceeds 1.73.
[0020]
The production of the organic fiber cord for reinforcing rubber according to the present invention is not particularly limited as long as the fiber (PK fiber) made of the polyketone is used as a raw yarn and the lower twist and the upper twist are applied so as to satisfy the above formula (IV). Here, since the polyketone fiber is excellent in fatigue resistance, strength and heat-resistant adhesiveness, the cord diameter can be reduced, and as a result, weight reduction of the rubber member using the cord can be achieved.
[0021]
When coating the rubber reinforcing organic fiber cord with the coating rubber, the cord is usually subjected to an adhesive application treatment and a heat treatment in order to ensure adhesion between the cord and the coating rubber. Specifically, the above-mentioned cord is treated with, for example, (1) a liquid mixture of a liquid generally called N3 generated from triallyl cyanurate, resorcin, formaldehyde, and aqueous ammonia and an RFL (resorcin-formaldehyde-latex) liquid. (1) a reaction product containing 2,6-bis (2 ′, 4′-dihydroxyphenylmethyl) -4-chlorophenol as a main component produced from p-chlorophenol and formalin A one-bath type treatment method in which a solution called PEXUL, which is composed of water, resorcin, formalin, and aqueous ammonia, is mixed with an RFL solution, (3) disclosed in JP-A-60-72972 As described above, a liquid obtained by mixing a polyphenol-polysulfide, a condensate of resorcin and formalin in an alkali and an RFL liquid A one-bath processing method or (4) a second solution containing resorcin, formaldehyde, various latexes, caustic soda and / or aqueous ammonia after treating the cord with a first solution containing an epoxy compound or a blocked isocyanate compound. An adhesive application treatment is performed by a two-bath treatment method using a liquid (RFL liquid).
[0022]
Next, the cord subjected to the adhesive application treatment in this manner has a treatment temperature of the drying zone of about 170 ° C., a treatment time of about 60 to 160 seconds, and a treatment temperature of the heat setting zone and normalizing zone of 240. About 270 ° C, treatment time is 60 to 160 seconds, heat set zone cord tension is preferably 3.5 to 9.7mN / dtex (11.5 to 31.8N / code in cord), normalizing zone cord tension is preferred Is set in the range of 0.26 to 4.4 mN / dtex (cord, 0.88 to 14.6 N / code) and heat-treated.
[0023]
The tire of the present invention is characterized in that the rubber reinforcing organic fiber cord is used for any member of the tire, and examples of the tire member include a carcass, a belt reinforcing layer, and a belt. Since the initial rigidity of the rubber-reinforced organic fiber cord is improved, the rigidity of the side portion of the tire can be improved by using the cord for the carcass of the tire.
[0024]
Next, embodiments of the tire of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view showing one embodiment of the pneumatic tire of the present invention. The tire shown in FIG. 1 includes a pair of bead portions 1, a pair of
[0025]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to examples. However, the present invention is not limited to the following examples.
[0026]
A rubber-reinforced organic fiber cord having the structure shown in Table 1 was prototyped, and the strength and fatigue resistance of the cord were evaluated by the following methods. Here, as the polyketone fiber (PK fiber), one in which A in the formula (I) is ethylene group was used.
[0027]
(1) Cord strength The strength of the organic fiber cord for rubber reinforcement was measured in accordance with JIS L1017, and indexed with Comparative Example 1 as 100. The larger the index value, the stronger the code and the better.
[0028]
(2) Fatigue resistance Fatigue resistance of the organic fiber cord for rubber reinforcement was evaluated according to JIS L1017 [Tube Fatigue Strength A Method (Goodyear Method)], and Comparative Example 1 was shown as an index. The larger the index value, the higher the fatigue resistance of the cord and the better.
[0029]
[Table 1]
[0030]
In the above examples and comparative examples, since the cord has a two-strand structure, (D 2 / D 1 ) 1/2 is 2 1/2 (about 1.41). From the results in Table 1, polyketone fiber (PK fiber) is used as the fiber yarn, and N 2 / N 1 is 4.25 or less and 1.45 or more, while maintaining the strength of the cord as compared with Comparative Example 1, The fatigue resistance of the cord can be improved. Further, by setting N 2 / N 1 to a value exceeding 1.73, the strength of the code can be further increased.
[0031]
【The invention's effect】
According to the present invention, a specific polyketone fiber (PK fiber) is used as a raw yarn, and further, the balance between the lower twist and the upper twist is regulated to a specific range, so that the strength and the fatigue resistance are highly balanced. An organic fiber cord for reinforcing rubber can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an embodiment of a pneumatic tire according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
N1=n1×(0.139×D1/ρ)1/2×10-3 ・・・ (II)
N2=n2×(0.139×D2/ρ)1/2×10-3 ・・・ (III)
1.83 ≦ N2/N1 ≦ 4.23 ・・・ (IV)
(式(II)、(III)及び(IV)において、n1は下撚り数(回/10cm)で;n2は上撚り数(回/10cm)で;D1は下撚り糸の表示デニールで;D2はトータル表示デニールで;ρは上記ポリケトン繊維の比重(g/cm3)である。)Formula (I) below:
N 1 = n 1 × (0.139 × D 1 / ρ) 1/2 × 10 −3 (II)
N 2 = n 2 × (0.139 × D 2 / ρ) 1/2 × 10 -3 (III)
1.83 ≤ N 2 / N 1 ≤ 4.23 ... (IV)
(In formulas (II), (III) and (IV), n 1 is the number of twists (times / 10 cm); n 2 is the number of twists (times / 10 cm); D 1 is the indicated denier of the twisted yarns D 2 is the total display denier; ρ is the specific gravity (g / cm 3 ) of the polyketone fiber.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003099009A JP4323200B2 (en) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | Rubber-reinforced organic fiber cord and tire using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003099009A JP4323200B2 (en) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | Rubber-reinforced organic fiber cord and tire using the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004308024A JP2004308024A (en) | 2004-11-04 |
JP4323200B2 true JP4323200B2 (en) | 2009-09-02 |
Family
ID=33463587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003099009A Expired - Fee Related JP4323200B2 (en) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | Rubber-reinforced organic fiber cord and tire using the same |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4323200B2 (en) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007191155A (en) * | 2005-01-21 | 2007-08-02 | Bridgestone Corp | Pneumatic tire |
WO2006080253A1 (en) * | 2005-01-31 | 2006-08-03 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tire for car |
JP2006264667A (en) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Pneumatic radial tire |
JP4097665B2 (en) * | 2005-08-26 | 2008-06-11 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
JP4923532B2 (en) * | 2005-11-17 | 2012-04-25 | 横浜ゴム株式会社 | Pneumatic tire |
JP4950517B2 (en) * | 2006-03-01 | 2012-06-13 | 株式会社ブリヂストン | Pneumatic radial tire |
JP2007283896A (en) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Bridgestone Corp | Pneumatic tire |
JP4817948B2 (en) * | 2006-04-17 | 2011-11-16 | 株式会社ブリヂストン | Pneumatic tire |
EP2042347B1 (en) | 2006-07-19 | 2011-10-05 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire |
WO2017068394A1 (en) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | Kordsa Global Endustriyel Iplik Ve Kord Bezi Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | Hybrid cord as carcass reinforcement in bias tires |
-
2003
- 2003-04-02 JP JP2003099009A patent/JP4323200B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004308024A (en) | 2004-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5134948B2 (en) | Pneumatic radial tire for passenger cars | |
US9359696B2 (en) | Method for manufacturing poly(ethyleneterephthalate) drawn fiber, poly(ethyleneterephthalate) drawn fiber and tire-cord | |
JP4323200B2 (en) | Rubber-reinforced organic fiber cord and tire using the same | |
JP3976291B2 (en) | Run flat tire | |
JP4502589B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP4441004B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
JP2004308027A (en) | Polyketone fiber cord for reinforcing rubber and tire using the same | |
JP4563624B2 (en) | Polyketone twisted cord | |
JP5087203B2 (en) | Pneumatic radial tire for aircraft | |
JP2002307908A (en) | Radial tire | |
JP4375803B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP4923532B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP4434344B2 (en) | Pneumatic radial tire for motorcycles | |
JP4966554B2 (en) | Pneumatic radial tire | |
KR101310142B1 (en) | Aramid multi-filament and method of manufacturing the same | |
KR101235055B1 (en) | Aramid tire cord and method of manufacturing the same | |
JP2007238096A (en) | Run flat tire | |
JP4734027B2 (en) | Pneumatic tire | |
JP7088701B2 (en) | Composite fiber cord for rubber reinforcement and its manufacturing method | |
KR20100035330A (en) | Aramid fiber cord and method for manufacturing the same | |
JP4544829B2 (en) | Polyketone fiber cord and tire using the same | |
JP4953639B2 (en) | High performance pneumatic tire | |
JPS6071240A (en) | Manufacture of tire reinforcing cord | |
KR101310136B1 (en) | Aramid multi-filament and method of manufacturing | |
JP4286359B2 (en) | Pneumatic radial tire |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080604 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081003 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20081104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090331 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090403 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090512 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090604 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4323200 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |