JP4322738B2 - 端子台組立装置 - Google Patents

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本発明は、多極型端子台の組立を行う際に用いる端子台組立装置に関するものである。
多極型端子台は、配線仕様に応じて端子台の極数を任意の数に構成することができ、制御盤や配電盤内部に占める端子台のスペースを必要最小限のものとすることができるため、実際の配線現場では広範に用いられている。この多極型端子台は、例えば特許文献1に開示されているように、複数個の単極ユニットを連結することにより構成されている。
図13は、特許文献1に開示されたものと同一のものではないが、本出願人が過去に製造を行っていた多極型端子台の構成を示す分解斜視図である。この図に示すように、多極型端子台1Aは、一方の端部側に配設される端部部材2と、他方の端部側に配設される端部用単極ユニット3と、これら端部部材2及び端部用単極ユニット3間に配設される複数個(1個でもよい)の中間部用単極ユニット4とで構成されている。この中間部用単極ユニット4の数を適宜増減することにより、配線仕様に応じて端子台の極数を任意の数に構成することができる。なお、これらの部材2、ユニット3,4の材質は硬質樹脂である。
端部用単極ユニット3及び中間部用単極ユニット4には金属製受け板7が装着されており、首部に金属製押さえ板6が取り付けられたネジ部材5がこの受け板7に螺着されている。この押さえ板6と受け板7との間にリード線などの配線材端末部(図示せず)が挟み込まれて、配線材の端子台に対する接続が行われるようになっている。
端部部材2の底部には長ネジ8を挿通するための孔部2aが形成されており、また、図示されていないが、中間部用単極ユニット4及び端部用単極ユニット3の底部にも同様の孔部が形成されている。
多極型端子台1Aの組立を行う場合は、端部部材2、中間部用単極ユニット4、及び端部用単極ユニット3を図示の状態に配列しておき、これらの孔部2a及びその他の孔部に長ネジ8を挿通する。そして、端部用単極ユニット3の孔部から突出している長ネジ8の先端部にナット9を螺着し、更に端部部材2、中間部用単極ユニット4、及び端部用単極ユニット3の連結が強固に行われるようにナット9の締結を充分に行う。
しかし、図13の構成の多極型端子台1Aでは、長ネジ8の長さを端子台長さに応じて変えなければならないが、そのためには、予め複数種類の長さの長ネジ8を用意しておくか、あるいは最大長さの長ネジ8から必要な長さのものをその都度切り出して製作しなければならない。つまり、長ネジ8の管理や製作に多大な労力を費やさなければならないという欠点がある。
そこで、本出願人は、最近では図14に示すような多極型端子台を提供するに至っている。すなわち、この多極型端子台1は、内側壁面に一体的に形成された複数の突起部10を有する端部部材2と、突起部10と嵌合する複数の穴部11を有し、且つ穴部11と反対側の壁面に複数の突起部10を有する中間部用単極ユニット4と、複数の穴部11のみを有する端部用単極ユニット3とで構成されている。
突起部10は肉眼では明瞭に認識できない程度のテーパ形状又は段部を有している。そのため、人力では半分程度の長さしか穴部11と嵌合させることができず、完全に嵌合させるためには特別な機械を用いて、部材2、ユニット3,4に対してその連結方向に大きな圧接力を加える必要がある。そして、突起部10と穴部11との嵌合が完全に行われると、部材2、ユニット3,4の連結は非常に強固なものとなり、全体としてこれらが一体的に形成されたのとほぼ同様の強度を得ることができる。つまり、一旦、突起部10と穴部11との嵌合が完全に行われると、今度は両者を引き離すことができず、無理に引き離そうとすると、これらの嵌合部又はその他の個所が破壊されるほどに強固な連結が行われるようになる。
図15は、上記の完全な嵌合を行わせるための特別な機械であるハンドプレス機13についての説明図である。この図において、ハンドプレス機13は、作業台12上に載置されている基台14と、基台14に立設された柱部材15と、柱部材15の上部に支持された取付台16と、取付台16に設けられた軸17に端部が取り付けられ矢印Y1方向への回動が可能となっているハンドル部材18と、ハンドル部材18の中間部に上端部が取り付けられ下端部が取付台16を挿通しているロッド19と、ロッド19の下端部に取り付けられ矢印Y2方向への上下動が可能な押さえ用治具20と、押さえ用治具20と対向する基台14上の位置に配設された受け用治具21とで構成されている。
次に、このようなハンドプレス機13を用いて行う端子台の組立作業につき説明する。まず、組立作業員は、手作業により、図14に示すように、端部部材2、中間部用単極ユニット4、及び端部用単極ユニット3を配列する。そして、首部に押さえ板6が取り付けられたネジ部材5を受け板7に軽く螺着しておき、この受け板7を中間部用単極ユニット4及び端部用単極ユニット3に装着しておく。
次いで、組立作業員は、各突起部10の先端部を対応する穴部11に挿入し、両手で端部部材2と端部用単極ユニット3とを持ち、これらに対して両サイドからの圧接力を人力により軽く加えるようにする。既述したように、人力では突起部10と穴部11との嵌合を完全に行うことはできないが、それでも部材2、ユニット3,4が図14に示す配列状態を維持するのに充分な連結力を得ることができる。本明細書では、このように人力により不完全ながらも突起部10と穴部11とが嵌合し、図14に示すような状態に配列されている端子台を「仮組端子台」と呼ぶことにする。
組立作業員は、上記のようにして仮組端子台を組み立てることができたら、図15に示すように、仮組端子台1Pの端部部材2を下側にして(端部用単極ユニット3を下側にしてもよい)受け用治具21の上に載せる。この状態では、突起部10が見えており、端部用単極ユニット3と中間部用単極ユニット4との間、中間部用単極ユニット4同士の間、あるいは中間部用単極ユニット4と端部部材2との間には隙間gが形成されている。
そして、組立作業員は、ハンドル部材18を片手で握り、これを下側へ押し下げるようにする。すると、押さえ用治具20が下降し、やがて端部用単極ユニット3に当接する。組立作業員がなおもハンドル部材18を押し下げると、仮組端子台1Pに対して強い圧接力が作用し、人力ではそれ以上進入しなかった突起部10が充分に穴部11に進入し、隙間gが次第に小さくなってやがてゼロとなる。組立作業員は、隙間gがゼロとなったことを目視により確認した時点で、ハンドル部材18を押し下げることを停止し、仮組端子台1P(正確には、この時点では既に「仮組」ではなく、正規の端子台になっている)を受け用治具21から取り外す。以上により、多極型端子台1の組立作業が終了する。
特開平8−171952号公報
しかし、一般にハンドプレス機13は大きく重いものであり、簡単に持ち運びできるものではない。特に、多極型端子台1の極数が多い場合、つまり中間部用単極ユニット4の数が多い場合には、押さえ用治具20のストロークは長くなければならないため、一層大型の機械を採用せざるを得なくなる。
また、中間部用単極ユニット4の数が多くなり仮組端子台1P全体の長さが一定以上長くなると、押さえ用治具20が仮組端子台1Pに押圧力を作用させたときに所謂蛇行現象が仮組端子台1Pに発生することがある。このような蛇行現象が発生した状態で、なおも押さえ用治具20を下降させると仮組端子台1Pは途中から折れて破損する。そのため、仮組端子台1Pの長さが長い場合は、少ない極数毎に数回に分けて圧接を行わざるを得ないが、それでは作業効率が低下することになる。
結局、以上のことから、従来は、端子台メーカ又はユーザの工場内において、ハンドプレス機13を所定の場所に設置しておき、熟練作業員がこの場所で仮組端子台1Pに対する圧接作業を行うようにしていた。
ところが、実際の配線現場では、多極型端子台の最適な極数は情況に応じて変化するが、上記のように所定場所に設置されたハンドプレス機13で圧接作業を行う従来方式では、このような最適極数の変化に迅速に対処することは困難である。例えば、現場の配線情況に応じて種々の極数の多極型端子台を組み立てようとする場合、現場近くで複数の作業員が組立作業を行うことができれば都合がよいが、ハンドプレス機13による圧接作業ではそのような現場近くでの組立作業は困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単に持ち運びができ、作業員の熟練度に関係なく誰でも簡単に組立を行うことが可能な端子台組立装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、複数個の単極ユニットを仮組状態に連結して仮組端子台を形成し、この仮組端子台に対して単極ユニット連結方向に圧接力を加えることにより、その連結を強固にした多極型端子台を組み立てる端子台組立装置において、前記仮組端子台を配置可能な基台と、前記基台に取り付けられ、ハンドル操作に基づき駆動力を生成可能なラチェット式ハンドル部材と、前記基台に配置された仮組端子台の一方の端部に対向する位置に固定された固定圧接ブロックと、前記基台に配置された仮組端子台の他方の端部に対向する位置に、前記連結方向へ移動可能に配設された可動圧接ブロックと、前記ラチェット式ハンドル部材により生成された駆動力を前記可動圧接ブロックへ伝達する駆動力伝達部材と、を備え、前記基台に配置された前記仮組端子台を前記固定圧接ブロック及び前記可動圧接ブロックが挟持し、前記ハンドル部材の操作に基づき前記可動圧接ブロックが前記固定圧接ブロック側へ向けて移動し、前記駆動力伝達部材から伝達された駆動力を前記連結を強固にするのに充分な圧接力として、前記可動圧接ブロックが前記仮組端子台に対し加える、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記固定圧接ブロックには前記可動圧接ブロック側へ向かう付勢力を有するバネ部材が取り付けられており、該固定圧接ブロックは、前記仮組端子台の一方の端部から前記バネ部材の付勢力と反対方向の押圧力を受けた場合に、該押圧力による変位を所定量だけ許容して前記仮組端子台に一定以上の圧接力が加わるのを防止する、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記駆動力伝達部材は、歯車部材及び該歯車部材に巻回されるチェーン部材により構成されている、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記固定圧接ブロック及び前記可動圧接ブロックは、前記基台に着脱可能に取り付けられ、端子台の各種サイズ又は形状に応じたものに交換可能になっている、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記基台に配置された仮組端子台を抱持する状態となるように前記基台に対して着脱可能に取り付けられ、前記仮組端子台が前記圧接力により蛇行するのを防止する蛇行現象発生防止用カバー部材を、備えたことを特徴とする。
本発明に係る端子台組立装置を用いれば、ベテラン又は新人のいずれの組立作業員であってもラチェット式ハンドル部材を操作するだけで、仮組端子台の連結を強固にする作業を簡単に行うことができる。そして、この端子台組立装置はラチェット機構を採用しているものであるため、それほど大きなものではなく組立作業員が容易に持ち運びできるものである。
図1は、本発明の実施形態に係る端子台組立装置の正面図、図2は図1のII−II矢視図(平面図)、図3は図1のIII−III矢視図(底面図)、図4は図1のIV−IV矢視図(左側面図)、図5は図1のV−V矢視図(右側面図)である。
これらの図において、基台31は開口部を下に向けた略コの字の断面形状を有しており、上面部31a、側面部31b、及び鍔部31cが形成されている。この基台31の一方の端部付近の側面部31bには、ラチェット式ハンドル部材としてのラチェットレンチ32がシャフト33を介して取り付けられており、このラチェットレンチ32付近の上面部31aには固定ブロック34が固着されている。また、基台31の他方の端部付近の上面部31aには、略L字の断面形状を有する固定板35がネジ部材36により取り付けられている。
基台31の両サイドには、一対のガイドシャフト37,37が配設されている。このガイドシャフト37の一方の端部はネジ部材38により固定ブロック34に取り付けられており、他方の端部はスライダ39を挿通した状態でネジ部材38により固定板35に取り付けられている。したがって、スライダ39はこのガイドシャフト37に沿ってスライド可能になっている。
固定ブロック34には微小スライド機構(図8及び図9で後述)が取り付けられており、この微小スライド機構に微小スライドブロック40が支持されている。そして、微小スライドブロック40に固定圧接ブロック41が取付ネジ42により取り付けられている。また、スライダ39には可動圧接ブロック43が、固定圧接ブロック41に対向するように、取付ネジ44により取り付けられている。これらのブロック41,43は、前述した仮組端子台1Pの両端部に対応した形状に形成された圧接面を有している。
基台31の他方の端部付近には、シャフト33と対をなすシャフト47が配設されており、これらのシャフト33,47にチェーン部材46(図3乃至図5に図示)が巻回されている。そして、シャフト47には固定板35を介して取り付けられたテンションネジ45が螺着しており、このテンションネジ45の回転によりシャフト47が微少量だけ変位してチェーン部材46の張力が調整されるようになっている。
基台31の上面部31aにはカバー部材48が着脱可能に取り付けられるようになっている。図10は、このカバー部材48の形状を示す斜視図である。この図に示すように、カバー部材48は開口部が下方に向いた略コの字の断面形状を有するものであり、上面部31aに載置される仮組端子台1Pを抱持可能な高さ寸法及び幅寸法を有している。カバー部材48の下端面には複数の爪部48aが形成されており、この爪部48aは上面部31aに形成された複数の係合溝31d(図2に図示)と係合するようになっている。そして、カバー部材48を基台31に取り付けるには、取付を行おうとする位置の係合溝31dに爪部48aを向けて矢印Y3方向にカバー部材48を下降させ、更に今度はカバー部材48を矢印Y4方向に微小寸法だけずらすようにする。これにより、爪部48aと係合溝31dとの係合が確実に行われ、カバー部材48に水平方向及び垂直方向のいずれの方向の力が加わっても係合が外れないようになる。
ラチェットレンチ32の基端部にはストッパ爪49が設けられており、このストッパ爪49の位置を切り換えることで、ラチェットレンチ32の往復回動動作に基づくチェーン部材46の回転方向を切り換えることができる。つまり、可動圧接ブロック43の固定圧接ブロック41に対する前進動作及び後退動作のいずれについてもラチェットレンチ32の操作により行うことができる。このラチェット機構の技術は公知ものであるため詳しい説明は省略する。
次に、図6乃至図9及び図11を参照しつつ、上述した構成の細部につき詳しく説明する。図6は、基台31の他方の端部付近の構成を示す部分拡大図である。この図では、ネジ部材38がガイドシャフト37の端部と螺着し、これによりガイドシャフト37の他方の端部が固定板35に固定されていることが示されている。
また、基台31の側面部31bには長孔31fが設けられており、この長孔31fを挿通しているシャフト47に、固定板35を挿通しているテンションネジ45のネジ部が螺着している。このテンションネジ45を回転させることで、シャフト47の位置を長孔31fの範囲内で移動させることができ、したがってチェーン部材46の張力を調整することが可能である。
図7は、基台31の他方の端部付近におけるチェーン部材46回りの構成を示す部分拡大断面図である。シャフト47に歯車51が取り付けられ、この歯車51にチェーン部材46が噛合している。チェーン部材46の始端部及び終端部に係るアウタープレート46s,46e間にはヒンジプレート52が取り付けられており、このヒンジプレート52はネジ部材53によりスライダ39の幅方向中央部に取り付けられている。そして、基台31の上面部31aには、このヒンジプレート52の移動を可能にするための開口溝31eが形成されている。
図11は、ヒンジプレート52の形状を示す斜視図である。この図に示すように、ヒンジプレート52は略T字の断面形状を有しており、側面部52aにはアウタープレート46s,46eのピン部材が挿通する孔52cが形成されており、また、上面部52bにはネジ部材53が挿通する孔52dが形成されている。
図8は、固定ブロック34に取り付けられる微小スライド機構の構成を示す部分拡大断面図である。この図において、固定ブロック34は基台31の上面部31aに取付ネジ50により取り付けられており、固定ブロック34にはバネ受け板56が取付ネジ55により取り付けられている。
固定ブロック34内には4本のストリッパボルト57が配設されており、このストリッパボルト57の先端ネジ部は微小スライドブロック40に螺着している。また、ストリッパボルト57の頭部57aはバネ受け板56の孔部56a内に位置している。そして、これら4本のストリッパボルト57の内側にコイルバネ58が配設されている。
また、図8において、微小スライドブロック40及び固定ブロック34の各対向面が微小距離ΔLだけ離間するように、コイルバネ58の先端部が微小スライドブロック40に当接している。したがって、微小スライドブロック40及び固定圧接ブロック41には、このコイルバネ58により、常時、可動圧接ブロック43側に向かう付勢力が加えられている。
図9は、図8における固定ブロック34及びバネ受け板56の形状を示す斜視図である。固定ブロック34は、微小スライドブロック40側に開口部を有し、その反対側に側面部34aを有するものであり、両サイドに形成された脚部34b,34bにガイドシャフト37,37の端部がネジ部材38により取り付けられている。
側面部34aには円形の孔部34cが形成されており、この孔部34c内にコイルバネ58が配設されている。孔部34cの両サイドには孔部34dが4個所、ネジ穴部34eが2個所形成されている。この孔部34d内をストリッパボルト57の軸部57bが摺動可能に配置されている。
バネ受け板56は、コイルバネ58を微小スライドブロック40に押しつけた状態で、孔部34cを閉塞する部材であり、孔部34dに対応する4個所の孔部56aと、ネジ穴部34eに対応する2個所の段差付き孔部56bとが形成されている。そして、図8に示した取付ネジ55は、孔56bを挿通してその先端部がネジ穴部34eに螺着している。
次に、以上のように構成される本実施形態に係る端子台組立装置を用いて端子台組立作業を行った場合の動作について説明する。
組立作業員は、図14及び図15において既述した仮組端子台1Pを組み立てた後、これを図12に示すように、基台31の上面部31aの上に載置する。この状態では、突起部10が見えており、端部用単極ユニット3と中間部用単極ユニット4との間、中間部用単極ユニット4同士の間、あるいは中間部用単極ユニット4と端部部材2との間には隙間gが形成されている。
そして、組立作業員は、カバー部材48が仮組端子台1Pの略中央部分を抱持する状態となるように、このカバー部材48を基台31に取り付ける。つまり、前述したように、係合溝31dに爪部48aを向けて図1に示した矢印Y3方向にカバー部材48を下降させ、更に今度はカバー部材48を矢印Y4方向に微小寸法だけずらすようにする。図12は、このようにしてカバー部材48が取り付けられた状態を示したものである。但し、仮組端子台1Pの長さが短く、蛇行現象が発生しないことが明らかな場合(図14に示した中間部用単極ユニット4の個数が少ない場合)にはカバー部材48の取付は省略してもよい。
次いで、組立作業員は、仮組端子台1Pの一方の端部を固定圧接ブロック41の圧接面に正確に当接させた状態で、ラチェットレンチ32を往復動させる。このラチェットレンチ32の往復動により、図8に示したシャフト33及びこれに固着されている歯車54は時計回り方向に回転し、チェーン部材46も時計回り方向に回転する。
チェーン部材46の時計回り方向への回転により、図7に示したヒンジプレート52も開口溝31eに沿って右方に移動し、したがって、このヒンジプレート52が取り付けられているスライダ39及び可動圧接ブロック43は仮組端子台1Pの他方の端部に向かって移動する。
可動圧接ブロック43は、やがて仮組端子台1Pの端部に当接した状態となるが、このとき組立作業員は、ラチェットレンチ32の往復動操作を一旦停止し、可動圧接ブロック43の圧接面が仮組端子台1Pの端部に正確に当接した状態となっているかどうかを確認する。そして、正確に当接した状態となっていれば、なおもラチェットレンチ32の往復動操作を行う。これにより、仮組端子台1Pは、固定圧接ブロック41及び可動圧接ブロック43から強い圧接力を受けることになり、突起部10が次第に穴部11に進入し、隙間gが次第に小さくなっていく。
一方、このとき固定圧接ブロック41も仮組端子台1Pの一方の端部から押圧力を受けており、図8に示した微小スライドブロック40は、コイルバネ58をその付勢力に抗して右方へ押し戻そうとする。そして、微小スライドブロック40は右方に微小距離ΔLだけ移動し、ストリッパボルト57の軸部57b及び頭部57aもそれぞれ孔部34d,56b内を右方に移動する。なお、微小距離ΔLの変化は隙間gの変化に対応しており、ΔLがゼロになったときは隙間gもゼロとなるようになっている。
組立作業員は、微小距離ΔLがゼロとなり微小スライドブロック40及び固定ブロック34の各対向面が当接した状態になったことを確認すると、ラチェットレンチ32の往復動操作を停止する。この状態では、突起部10の穴部11に対する嵌合は完全に行われて各単極ユニットの連結が強固になっており、一方、圧接力が過度に加えられることもなく、仮組端子台1Pが破壊されることも防止されている。
また、仮組端子台1Pに圧接力が加わり、隙間gが次第に小さくなっていく過程において、仮組端子台1Pに水平方向又は垂直方向の蛇行現象が発生しようとしても、蛇行現象の発生はカバー部材48によって拘束される。したがって、組立作業員は、このような蛇行現象の発生を心配することなく、そのままラチェットレンチ32の往復動操作を継続することができる。
この後、組立作業員はラチェット爪49を切り換えてラチェットレンチ32の往復動操作を行う。これにより、チェーン部材46は今度は反時計回り方向に回転し、可動圧接ブロック43が逆方向に移動する。そして、組立作業員はカバー部材48を基台31から取り外し、更に、上面部31aから仮組端子台1P(正確には多極型端子台1)を除去して次の仮組端子台1Pの組み立ての準備を行う。
以上のように、本発明の実施形態に係る端子台組立装置を用いれば、ベテラン又は新人のいずれの組立作業員であってもラチェットレンチを往復動させるだけで、仮組端子台の連結を強固にする作業を簡単に行うことができる。
そして、この端子台組立装置は、ラチェットレンチ32によりラチェット機能を利用できる構成としているため、それほど大きなものとはならず、組立作業員が容易に持ち運びできる大きさにすることが可能になっている。つまり、図15のハンドプレス機13の場合には、仮組端子台1Pの長さが長い場合を考慮して、押さえ用治具20のストロークを大きくしておかなければならず、そのためハンドプレス機13は大型のものを設置しなければならなかった。
しかし、上記実施形態の端子台組立装置ではラチェット機能を利用しているため、ラチェットレンチ32の1回分の操作のストロークは短いものであるけれども、その操作を複数回行えばよいので可動圧接ブロック43に必要なストロークを自在に得ることができる。したがって、小型で持ち運びに便利な端子台組立装置を実現することができる。
本発明の端子台組立装置は、このように小型で持ち運びに便利なものであるため、端子台メーカ及びそのユーザに対して種々のメリットをもたらすことが期待できる。すなわち、仮組端子台1Pの組立をハンドプレス機13を用いて行っていた従来にあっては、ユーザは工場内にハンドプレス機13を設置して自社の作業員に組立作業を専用に行わせるか、それができない場合は端子台メーカに対して、予め必要極数に組み立てられた端子台を発注しなければならなかった。しかし、上記の端子台組立装置によれば、端子台メーカは端子台と端子台組立装置とをセットでユーザに対して販売することができ、一方、ユーザは購入した端子台組立装置を用いて必要な極数の端子台を必要な数だけ自由に組み立てることができる。例えば、工場内の組み立て作業台の上に上記の端子台組立装置を置いて作業を行ってもよいし、現場の制御盤近くに上記の端子台組立装置を持ち込んで組立作業を行ってもよい。あるいはまた、小規模の外注企業に組立作業を依頼する場合は、端子台と端子台組立装置とをセットで貸与すればよい。
なお、本発明にあっては、上記した実施形態の他に次のような実施形態をも広く包含する。
(1)上記実施形態では、仮組端子台1Pを水平に載置した状態で組立作業を行う端子台組立装置につき説明したが、図15におけるハンドプレス機13と同様に、仮組端子台1Pを垂直に載置した状態で組立作業を行う構成とすることもできる。
(2)上記実施形態では、圧接ブロック41,43について、ラチェットレンチ32に対して近い方の圧接ブロックを「固定」にし、遠い方の圧接ブロックを「可動」にした例につき説明したが、ラチェットレンチ32に対して近い方の圧接ブロックを「可動」にし、遠い方の圧接ブロックを「固定」にする構成を採用することも可能である。
(3)上記実施形態では、ラチェットレンチ32により生成された駆動力を伝達する「駆動力伝達部材」がチェーン部材46及び歯車51,54等により構成されている例につき説明したが、この「駆動力伝達部材」は特に限定されるものではない。例えば、ボールネジで構成してもよく、あるいはラック・アンド・ピニオン等により構成することも可能である。
(4)上記実施形態では、「ラチェット式ハンドル部材」がラチェットレンチ32である場合につき説明したが、ラチェット式のものであればよく、特にレンチ部材である必要はない。例えば、丸形ハンドルのようなものであってもよい。
(5)上記実施形態では、固定圧接ブロック41及び可動圧接ブロック43が取付ネジ42,44により取り付けられているので、着脱が容易になっている。したがって、これらの圧接ブロックを複数種類用意しておけば、端子台の各種サイズ又は形状に応じて、好適なものに交換することができる。
(6)上記実施形態では、微小距離ΔLがゼロとなり微小スライドブロック40及び固定ブロック34の各対向面が当接した状態になったことを確認した時点で組立作業員がラチェットレンチ32の往復動操作を停止するようにしているが、表示ランプの点灯動作、あるいは効果音の発生等により、組立作業員が上記の確認を容易に行える構成を採用することが可能である。
本発明の実施形態に係る端子台組立装置の正面図。 図1のII−II矢視図(平面図)。 図1のIII−III矢視図(底面図)。 図1のIV−IV矢視図(左側面図)。 図1のV−V矢視図(右側面図)。 図1における基台31の他方の端部付近の構成を示す部分拡大図。 図1における基台31の他方の端部付近におけるチェーン部材46回りの構成を示す部分拡大断面図。 図1における固定ブロック34に取り付けられる微小スライド機構の構成を示す部分拡大断面図。 図8における固定ブロック34及びバネ受け板56の形状を示す斜視図。 図1におけるカバー部材48の形状を示す斜視図。 図7におけるヒンジプレート52の形状を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る端子台組立装置を用いて組立作業を行う際に、図1に示したカバー部材48が基台31に取り付けられた状態を示す説明図。 本出願人が過去に製造を行っていた多極型端子台の構成を示す分解斜視図。 本出願人が過去に製造を行っていた、図13とは別の多極型端子台の構成を示す分解斜視図。 図14に示した多極型端子台の組立に用いていた機械の構成についての説明図。
符号の説明
1A,1 多極型端子台
1P 仮組端子台
2 端部部材
2a 孔部
3 端部用単極ユニット
4 中間部用単極ユニット
5 ネジ部材
6 押さえ板
7 受け板
8 長ネジ
9 ナット
10 突起部
11 穴部
12 作業台
13 ハンドプレス機
14 基台
15 柱部材
16 取付台
17 軸
18 ハンドル部材
19 ロッド
20 押さえ用治具
21 受け用治具
31 基台
31a 上面部
31b 側面部
31c 鍔部
31d 係合溝
31e 開口溝
31f 長孔
32 ラチェットレンチ(ラチェット式ハンドル部材)
33 シャフト
34 固定ブロック
34a 側面部
34b 脚部
34c 孔部
34d 孔部
34e ネジ穴部
35 固定板
36 ネジ部材
37 ガイドシャフト
38 ネジ部材
39 スライダ
40 微小スライドブロック
41 固定圧接ブロック
42 取付ネジ
43 可動圧接ブロック
44 取付ネジ
45 テンションネジ
46 チェーン部材(駆動力伝達部材)
46s,46e アウタープレート
47 シャフト
48 カバー部材
48a 爪部
49 ストッパ爪
50 取付ネジ
51 歯車
52 ヒンジプレート
52a 側面部
52b 上面部
52c 孔
52d 孔
53 ネジ部材
54 歯車
55 取付ネジ
56 バネ受け板
56a 孔部
56b 段差付き孔部
57 ストリッパボルト
57a 頭部
57b 軸部
58 コイルバネ
g 隙間
ΔL 微小距離

Claims (5)

  1. 複数個の単極ユニットを仮組状態に連結して仮組端子台を形成し、この仮組端子台に対して単極ユニット連結方向に圧接力を加えることにより、その連結を強固にした多極型端子台を組み立てる端子台組立装置において、
    前記仮組端子台を配置可能な基台と、
    前記基台に取り付けられ、ハンドル操作に基づき駆動力を生成可能なラチェット式ハンドル部材と、
    前記基台に配置された仮組端子台の一方の端部に対向する位置に固定された固定圧接ブロックと、
    前記基台に配置された仮組端子台の他方の端部に対向する位置に、前記連結方向へ移動可能に配設された可動圧接ブロックと、
    前記ラチェット式ハンドル部材により生成された駆動力を前記可動圧接ブロックへ伝達する駆動力伝達部材と、
    を備え、前記基台に配置された前記仮組端子台を前記固定圧接ブロック及び前記可動圧接ブロックが挟持し、前記ハンドル部材の操作に基づき前記可動圧接ブロックが前記固定圧接ブロック側へ向けて移動し、前記駆動力伝達部材から伝達された駆動力を前記連結を強固にするのに充分な圧接力として、前記可動圧接ブロックが前記仮組端子台に対し加える、
    ことを特徴とする端子台組立装置。
  2. 前記固定圧接ブロックには前記可動圧接ブロック側へ向かう付勢力を有するバネ部材が取り付けられており、該固定圧接ブロックは、前記仮組端子台の一方の端部から前記バネ部材の付勢力と反対方向の押圧力を受けた場合に、該押圧力による変位を所定量だけ許容して前記仮組端子台に一定以上の圧接力が加わるのを防止する、
    ことを特徴とする請求項1記載の端子台組立装置。
  3. 前記駆動力伝達部材は、歯車部材及び該歯車部材に巻回されるチェーン部材により構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の端子台組立装置。
  4. 前記固定圧接ブロック及び前記可動圧接ブロックは、前記基台に着脱可能に取り付けられ、端子台の各種サイズ又は形状に応じたものに交換可能になっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の端子台組立装置。
  5. 前記基台に配置された仮組端子台を抱持する状態となるように前記基台に対して着脱可能に取り付けられ、前記仮組端子台が前記圧接力により蛇行するのを防止する蛇行現象発生防止用カバー部材を、
    備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の端子台組立装置。
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