JP4322400B2 - Escalator device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車椅子利用者が係員のいないエスカレータに一人で乗り込むことができるエスカレータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般の健常者が利用する場合には通常のエスカレータとして動作し、車椅子利用者が利用する場合には車椅子を搬送可能な構造に変態するエスカレータが利用されている。このようなエスカレータにおいては、通常運転の場合と車椅子運転の場合とで運転モードの切換が必要となるが、従来は人間系によるスイッチ操作が一般的であり、車椅子を搬送する場合は、操作をある程度熟知した係員に頼らなければならなかった。
近年、特開平4−235892号公報に示されるように、エスカレータの乗口近傍に、車椅子が到着したことを検出する検出手段を設け、車椅子が安全に搬送できるように、案内放送により誘導し、車椅子利用者が車椅子運転による利用を修了すると、出口の検出手段の出力により自動的に通常運転に復帰するようにして、係員がいなくても運行できるようにしたものが提案されている。
このようにすると、操作に熟知した係員の手間を必要とせず、車椅子利用者の介添え者もしくは、周囲の通行人の介添えだけで利用可能となり、エスカレータのスムーズな運行が可能となる。
【0003】
図3は従来のエスカレータ装置の利用状態を示す説明図であり、図において、1は車椅子利用者、2は車椅子、3は係員、4は踏段部、5は欄干である。
この図3は、車椅子利用者1が下りのエスカレータを利用しようとしているところを示したものであり、この従来のエスカレータ装置では、車椅子利用者1が上部から乗り込む場合に、踏段部4から下を見下ろす状態となり、自分の前に、自分を支えるものが何も無いために恐怖感を感じてしまう。図3に示すように、係員3が付いている場合は安心感があるが、係員3がいない場合には一人でエスカレータに乗り込むために恐怖感をまともに感じることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエスカレータ装置は以上のように構成されているので、車椅子利用者1が上部から乗り込む場合に、自分の前に、自分を支えるものが何も無いために恐怖感を感じてしまう。特に、係員3がいない場合には一人でエスカレータに乗り込むために恐怖感をまともに感じることになるなどの課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、車椅子利用者が一人でエスカレータに乗り込む場合でも恐怖感を感じず、安心して利用できるエスカレータ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエスカレータ装置は、エスカレータ上部の乗り口に車椅子利用者が到着したことを検出する第1の車椅子検出手段と、踏段部に車椅子利用者が到着したことを検出する第2の車椅子検出手段と、欄干に収納され要時に踏段部側に突出する転落防止用ストッパーと、第1の車椅子検出手段の検出信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパーを踏段部側に突出させ、第2の車椅子検出手段の検出信号に基づいて転落防止用ストッパーを収納してエスカレータの運行を開始する制御手段とを備えたものである。
【0007】
この発明に係るエスカレータ装置は、エスカレータ上部の乗り口近傍に設けられ車椅子利用者が操作自在な第1の操作手段と、踏段部近傍に設けられ車椅子利用者が操作自在な第2の操作手段と、欄干に収納され要時に踏段部側に突出する転落防止用ストッパーと、第1の操作手段の操作信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパーを踏段部側に突出させ、第2の操作手段の操作信号に基づいて転落防止用ストッパーを収納してエスカレータの運行を開始する制御手段とを備えたものである。
【0008】
この発明に係るエスカレータ装置は、車椅子利用者のエスカレータ上部の乗り口への到着に応じた乗り口到着遠隔操作、および車椅子利用者の踏段部への到着に応じた踏段部到着遠隔操作自在な遠隔操作手段と、欄干に収納され要時に踏段部側に突出する転落防止用ストッパーと、遠隔操作手段の乗り口到着遠隔操作信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパーを踏段部側に突出させ、遠隔操作手段の踏段部到着遠隔操作信号に基づいて転落防止用ストッパーを収納してエスカレータの運行を開始する制御手段とを備えたものである。
【0009】
この発明に係るエスカレータ装置は、踏段部側に突出した転落防止用ストッパーの車椅子利用者に対する対向面に車椅子運転モードに関する内容を表示したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエスカレータ装置を示す構成図であり、図において、1は車椅子利用者、2は車椅子、4は踏段部で複数枚の踏段を組み合わせて車椅子積載面が構成されたものである。5は欄干、6a,6bは欄干5に収納突出自在に設けられた転落防止用ストッパー、7は床板である。8a,8bはエスカレータ上部の乗り口の両側に設けられ、車椅子利用者1が到着したことを検出する第1の車椅子検出手段、9a〜9cは第1の車椅子検出手段8a,8bの検出部である光電スイッチである。10a,10bは両側の欄干5に対向して設けられ、踏段部4に車椅子利用者1が到着したことを検出する第2の車椅子検出手段、11a〜11cは第2の車椅子検出手段10a,10bの検出部である光電スイッチである。光電スイッチ9aと光電スイッチ9cとの間隔、および光電スイッチ11aと光電スイッチ11cとの間隔は、車椅子2の進行方向の長さより若干狭く設定されている。
【0011】
次に動作について説明する。
図1において、車椅子利用者1がエスカレータ上部の乗り口に到着した際に、乗り口の両側に設けられた第1の車椅子検出手段8a,8bにより車椅子2を検出する。この第1の車椅子検出手段8a,8bによる車椅子2の検出は、両側の光電スイッチ9a〜9cの6個が同時に検出した場合に車椅子2が乗り口に到着したと判断する。制御手段(図示せず)は、第1の車椅子検出手段8a,8bの検出信号の出力によりエスカレータ装置を車椅子運転モードに切換えて踏段部4を停止すると共に、転落防止用ストッパー6a,6bを、踏段部4を遮るように突出させる。
図2はこの発明の実施の形態1によるエスカレータ装置の利用状態を示す説明図であり、図では、転落防止用ストッパー6a,6bを、突出させた状態を示したものである。また、制御手段は、踏段部4の先端側において、車椅子2の前方への移動を防止する車止め(図示せず)を下部より突出させる。さらに、制御手段は、アナウンスにより車椅子利用者1に踏段部4の車止めの位置まで前進することを促す。
次に、車椅子利用者1が前進して踏段部4に到着したことを欄干5の両側に設けられた第2の車椅子検出手段10a,10bにより検出する。この第2の車椅子検出手段10a,10bによる車椅子2の検出は、両側の光電スイッチ11a〜11cの6個が同時に検出した場合に車椅子2が踏段部4に到着したと判断する。第2の車椅子検出手段10a,10bの車椅子2の検出信号の出力により、制御手段は、転落防止用ストッパー6a,6bを欄干5に収納した後、エスカレータの下り運転を開始する。
【0012】
以上のように、この実施の形態1によれば、車椅子利用者1が一人で下りのエスカレータを利用する場合に、転落防止用ストッパー6a,6bが自動的に車椅子利用者1の前を遮ると共に、踏段部4の先端側において、車椅子2の前方への移動を防止する車止めが自動的に下部より突出するので、エスカレータを転がり落ちる恐怖感がなくなり、安心して利用できるようになる。
【0013】
なお、上記実施の形態1では、制御手段は、第1の車椅子検出手段8a,8b、および第2の車椅子検出手段10a,10bの検出信号に基づいて制御するようにしたが、車椅子利用者1のスイッチ操作により制御するようにしても良い。
この場合、乗り口近傍に車椅子利用者1が操作自在な第1の操作手段を設けると共に、踏段部近傍に車椅子利用者1が操作自在な第2の操作手段を設け、制御手段は、第1の操作手段の操作信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパー6a,6bを踏段部4側に突出させ、第2の操作手段の操作信号に基づいて転落防止用ストッパー6a,6bを収納してエスカレータの運行を開始するようにすれば良い。
【0014】
また、制御手段は、遠隔監視を行っている管理者の遠隔操作により制御するようにしても良い。
この場合、管理者により車椅子利用者1の乗り口への到着に応じた乗り口到着遠隔操作、および車椅子利用者1の踏段部4への到着に応じた踏段部到着遠隔操作自在な遠隔操作手段を設け、制御手段は、遠隔操作手段の乗り口到着遠隔操作信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパー6a,6bを踏段部4側に突出させ、遠隔操作手段の踏段部到着遠隔操作信号に基づいて転落防止用ストッパー6a,6bを収納してエスカレータの運行を開始するようにすれば良い。
【0015】
さらに、上記実施の形態1では、アナウンスにより、車椅子利用者1に踏段部4まで前進することを促すようにしたが、転落防止用ストッパー6a,6bの車椅子利用者1の対向面にエスカレータ装置の利用方法や注意書き、例えば、「踏段部の車止めの位置まで前進して停止すると、転落防止用ストッパーが収納されて、運転を開始します。」等を表示するようにしても良く、車椅子利用者1が初めて一人で下りのエスカレータを利用する場合でも、安心して利用できる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、エスカレータ上部の乗り口に車椅子利用者が到着したことを検出する第1の車椅子検出手段と、踏段部に車椅子利用者が到着したことを検出する第2の車椅子検出手段と、欄干に収納され要時に踏段部側に突出する転落防止用ストッパーと、第1の車椅子検出手段の検出信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパーを踏段部側に突出させ、第2の車椅子検出手段の検出信号に基づいて転落防止用ストッパーを収納してエスカレータの運行を開始する制御手段とを備えるように構成したので、車椅子利用者が一人で下りのエスカレータを利用する場合に、エスカレータを転がり落ちる恐怖感がなくなり、安心して利用できるようになる効果が得られる。
【0017】
この発明によれば、エスカレータ上部の乗り口近傍に設けられ車椅子利用者が操作自在な第1の操作手段と、踏段部近傍に設けられ車椅子利用者が操作自在な第2の操作手段と、欄干に収納され要時に踏段部側に突出する転落防止用ストッパーと、第1の操作手段の操作信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパーを踏段部側に突出させ、第2の操作手段の操作信号に基づいて転落防止用ストッパーを収納してエスカレータの運行を開始する制御手段とを備えるように構成したので、車椅子利用者が一人で下りのエスカレータを利用する場合に、エスカレータを転がり落ちる恐怖感がなくなり、安心して利用できるようになる効果が得られる。
【0018】
この発明によれば、車椅子利用者のエスカレータ上部の乗り口への到着に応じた乗り口到着遠隔操作、および車椅子利用者の踏段部への到着に応じた踏段部到着遠隔操作自在な遠隔操作手段と、欄干に収納され要時に踏段部側に突出する転落防止用ストッパーと、遠隔操作手段の乗り口到着遠隔操作信号に基づいてエスカレータを車椅子運転モードに切換えて転落防止用ストッパーを踏段部側に突出させ、遠隔操作手段の踏段部到着遠隔操作信号に基づいて転落防止用ストッパーを収納してエスカレータの運行を開始する制御手段とを備えるように構成したので、車椅子利用者が一人で下りのエスカレータを利用する場合に、エスカレータを転がり落ちる恐怖感がなくなり、安心して利用できるようになる効果が得られる。
【0019】
この発明によれば、踏段部側に突出した転落防止用ストッパーの車椅子利用者に対する対向面に車椅子運転モードに関する内容を表示するように構成したので、車椅子利用者が初めて一人で下りのエスカレータを利用する場合でも、安心して利用できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエスカレータ装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエスカレータ装置の利用状態を示す説明図である。
【図3】 従来のエスカレータ装置の利用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車椅子利用者、2 車椅子、4 踏段部、5 欄干、6a,6b 転落防止用ストッパー、7 床板、8a,8b 第1の車椅子検出手段、9a〜9c,11a〜11c 光電スイッチ、10a,10b 第2の車椅子検出手段。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an escalator device in which a wheelchair user can get on an escalator without an attendant alone.
[0002]
[Prior art]
An escalator that operates as a normal escalator when used by a normal healthy person and transforms into a structure capable of transporting a wheelchair when used by a wheelchair user is used. In such an escalator, it is necessary to switch the operation mode between normal operation and wheelchair operation. Conventionally, a switch operation by a human system is generally used. I had to rely on a staff member who was familiar to some extent.
In recent years, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-235892, a detection means for detecting that a wheelchair has arrived is provided near the entrance of an escalator, and guided by a guidance broadcast so that the wheelchair can be safely transported, When a wheelchair user completes the use of wheelchair driving, it has been proposed to automatically return to normal driving by the output of the exit detection means so that it can be operated without a staff member.
In this way, it is possible to use the escalator smoothly without requiring the effort of an attendant who is familiar with the operation, and only with the assistance of a wheelchair user or the passers-by of the surrounding passersby.
[0003]
FIG. 3 is an explanatory view showing the state of use of a conventional escalator device. In the figure, 1 is a wheelchair user, 2 is a wheelchair, 3 is a staff member, 4 is a step part, and 5 is a railing.
This FIG. 3 shows the place where the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Since the conventional escalator device is configured as described above, when the
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide an escalator device that can be used safely without feeling a fear even when a wheelchair user gets on the escalator alone.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The escalator device according to the present invention includes first wheelchair detection means for detecting that a wheelchair user has arrived at the entrance on the escalator, and second wheelchair detection for detecting that the wheelchair user has arrived at the stepped portion. Means, a stopper for preventing falling from being stored in the balustrade and projecting toward the step when necessary, and switching the escalator to a wheelchair operation mode based on the detection signal of the first wheelchair detecting means so that the stopper for preventing falling is on the step side. Control means for projecting and storing a stopper for preventing fall based on the detection signal of the second wheelchair detection means to start operation of the escalator.
[0007]
The escalator device according to the present invention includes a first operation means provided near the entrance of the upper part of the escalator and operable by a wheelchair user, and a second operation means provided near the step portion and operable by the wheelchair user. , A fall prevention stopper that is housed in the balustrade and protrudes to the step part side when necessary, and the escalator is switched to the wheelchair operation mode based on the operation signal of the first operation means to cause the fall prevention stopper to protrude to the step part side, And a control means for starting the operation of the escalator by storing the fall prevention stopper based on the operation signal of the second operation means.
[0008]
The escalator device according to the present invention is a remote control that allows a wheelchair user to remotely operate the entrance according to the arrival of the wheelchair user at the top of the escalator, and the stepper arrival remote control according to the arrival of the wheelchair user to the stepped portion. The operation means, the stopper for fall prevention stored in the balustrade and projecting to the step part side when necessary, the escalator is switched to the wheelchair operation mode based on the remote arrival signal at the entrance of the remote operation means, and the fall prevention stopper is set to the step part. And a control means for starting the operation of the escalator by housing the fall prevention stopper based on the step arrival arrival remote control signal of the remote control means.
[0009]
The escalator device according to the present invention displays the contents related to the wheelchair operation mode on the surface facing the wheelchair user of the fall prevention stopper protruding toward the step portion side.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below.
FIG. 1 is a block diagram showing an escalator device according to
[0011]
Next, the operation will be described.
In FIG. 1, when the
FIG. 2 is an explanatory view showing the state of use of the escalator device according to
Next, it is detected by the second wheelchair detection means 10 a and 10 b provided on both sides of the
[0012]
As described above, according to the first embodiment, when the
[0013]
In the first embodiment, the control means is controlled based on detection signals from the first wheelchair detection means 8a and 8b and the second wheelchair detection means 10a and 10b. You may make it control by switch operation of.
In this case, a first operation means that can be operated by the
[0014]
Further, the control means may be controlled by a remote operation of an administrator who performs remote monitoring.
In this case, the administrator can remotely control the entrance of the
[0015]
Furthermore, in the first embodiment, the announcement prompts the
[0016]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first wheelchair detection means for detecting the arrival of the wheelchair user at the entrance on the escalator and the second for detecting the arrival of the wheelchair user at the stepped portion. Wheelchair detection means, a fall prevention stopper that is housed in the balustrade and protrudes toward the step portion when necessary, and the escalator is switched to a wheelchair operation mode based on the detection signal of the first wheelchair detection means, and the fall prevention stopper is stepped And the control means for starting the operation of the escalator by storing the fall prevention stopper based on the detection signal of the second wheelchair detection means so that the wheelchair user can go down alone. When using this escalator, there is no fear of rolling down the escalator, and there is an effect that it can be used with confidence.
[0017]
According to the present invention, the first operating means provided near the entrance on the escalator and operable by the wheelchair user, the second operating means provided near the step portion and operable by the wheelchair user, and the balustrade The fall prevention stopper that is housed in the case and protrudes toward the step part when necessary, and the escalator is switched to the wheelchair operation mode based on the operation signal of the first operation means so that the fall prevention stopper protrudes toward the step part side. And a control means for starting the operation of the escalator by storing the fall prevention stopper based on the operation signal of the operation means, so that the escalator can be used when the wheelchair user uses the descending escalator alone. There is no fear of rolling down, and you can use it with confidence.
[0018]
According to this invention, the remote control means for the wheelchair user to remotely control the arrival at the entrance according to the arrival at the entrance on the escalator, and the remote control for the arrival at the step according to the arrival at the step by the wheelchair user. A fall prevention stopper that is stored in the railing and protrudes to the step side when necessary, and the escalator is switched to the wheelchair operation mode based on the remote arrival signal at the entrance of the remote control means, and the fall prevention stopper is set to the step side. And a control means for starting the operation of the escalator by storing the stopper for preventing the fall based on the remote operation signal of the step portion arrival of the remote operation means. When using, there is no fear of rolling down the escalator, and the effect that it can be used with confidence is obtained.
[0019]
According to the present invention, since the configuration related to the wheelchair operation mode is displayed on the surface facing the wheelchair user of the fall prevention stopper protruding toward the stepped portion side, the wheelchair user uses the descending escalator alone for the first time. Even if you do, you can get the effect that you can use with confidence.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing an escalator device according to
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a usage state of the escalator device according to the first embodiment of the invention.
FIG. 3 is an explanatory view showing a usage state of a conventional escalator device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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JP2001341968A JP2001341968A (en) | 2001-12-11 |
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CN102774735A (en) * | 2012-07-30 | 2012-11-14 | 苏州萃智新技术开发有限公司 | Life-saving handle of escalator |
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