JP4321407B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents
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Description
また、第2の発明は、第1の発明において、前記除電領域形成手段は、前記液滴吐出ヘッド近傍の上流側で前記静電吸着搬送ベルトに前記記録媒体の載置面とは反対側で接触する除電手段と、前記液滴吐出ヘッド近傍の下流側で前記静電吸着ベルトに前記記録媒体の載置面とは反対側で接触する再帯電手段とを備えていることを特徴としている。
さらに、第3の発明は、第2の発明において、前記除電手段及び再帯電手段の前記静電吸着搬送ベルトとの接触位置は、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向の中央位置に対して前記記録ヘッドと前記静電吸着搬送ベルトの内周面までの距離と等しい距離だけ離れた位置に選定されていることを特徴としている。
さらにまた、第4の発明は、第2又は第3の発明において、前記除電手段及び再帯電手段が、前記静電吸着搬送ベルトに接触するブレード電極を有することを特徴としている。
なおさらに、第5の発明は、第2乃至第4の何れか1つの発明において、前記静電吸着搬送ベルトから前記記録媒体を搬出する位置に近い前記再帯電手段は、当該静電吸着搬送ベルトの通常の帯電電位より小さい当該記録媒体を分離し易い帯電電位に設定されていることを特徴としている。
この第5の発明では、記録媒体を排出する位置に近い再帯電手段の帯電電位を吸着帯電搬送ベルトの通常帯電電位より小さい値とすることにより、記録媒体の静電吸着力を弱めて排出位置での記録媒体の剥離を容易にすることができる。
図1は本発明の液滴吐出装置をインクジェットプリンタに適用した場合の第1の実施形態を示す概略構成図である。
図中、1は記録媒体としての記録用紙2を多数枚収納する給紙ユニットであって、この給紙ユニット1から記録用紙2が1枚ずつ給紙される。この給紙ユニット1から給紙された記録用紙2は電動モータ3aで回転駆動される給紙ローラ3でゲートローラ4に搬送される。このゲートローラ4は互いに転接する上下一対のローラで構成され、給紙ローラ3で搬送された記録用紙2の先端がゲートローラ4に接触するまでは停止又は待機状態にあり、記録用紙2の先端が接触してから一対のローラの何れか一方を電動モータ4aで回転駆動することにより、記録用紙2の先端を搬送方向と直交する方向に一致させて記録用紙2を整列させて後段の搬送手段としての搬送機構5に受け渡す。
一方、搬送機構5の静電吸着搬送ベルト8で静電吸着されて搬送される記録用紙2に僅かなギャップ領域(例えば1〜2mm)を保って対向する位置に記録用紙2に対してイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのインク液滴を吐出する4つの記録ヘッドユニット12Y、12M、12C、12Kが記録用紙2の搬送方向の上流側から順に所定間隔を保って配設されている。
このコントローラ30は、図4に示すように、給紙ローラ3及びゲートローラ4間の給紙ローラ3寄り位置に配設された記録用紙2の先端を例えば光学的に検出する用紙通過センサ31で検出した用紙先端検出信号が入力され、さらに外部のホストコンピュータ等の印刷情報形成装置からの印刷情報が入力され、これらに基づいて図5に示す印刷制御処理を実行するマイクロコンピュータ32と、このマイクロコンピュータ32から出力される駆動指令が入力される給紙ローラ3の電動モータ3aを制御するモータ駆動回路33、ゲートローラ4の電動モータ4aを制御するモータ駆動回路34、搬送機構5における駆動ローラ7の電動モータ7aを制御するモータ駆動回路35、及び記録ヘッド12K〜12Yを制御するヘッド駆動回路36とを有する。
このステップS2では、給紙ユニット1及び給紙ローラ3のモータ駆動回路33に駆動信号を出力して、給紙ユニット1から記録用紙2を、給紙ローラ3を介して給紙し、次いでステップS3に移行して、用紙通過センサ31から用紙先端検出信号が入力されたか否かを判定し、用紙先端検出信号が入力されていないときには用紙先端検出信号が入力されるまで待機し、用紙先端検出信号が入力されたときにはステップS4に移行する。
このステップS9では、印刷情報に基づく記録ヘッド12Mでのインク液滴吐出制御を開始させる制御信号をヘッド駆動回路36に出力して前記ステップS7と同様の記録ヘッドユニット12Mの印刷処理を行う。
先ず、インクジェットプリンタの電源が投入されると、コントローラ30が作動状態となって、図5の印刷制御処理を実行開始する。
このとき、外部の印刷情報形成装置から印刷情報がコントローラ30に入力されていないときには、これが入力されるまで待機し(ステップS1)、給紙ユニット1、給紙ローラ3、ゲートローラ4、搬送機構5、記録ヘッド12Y〜12K、除電領域形成部15Y〜15Cが作動停止状態にある。
その後、静電吸着搬送ベルト8の内周面に再帯電ブレード電極17が接触することにより、静電吸着搬送ベルト8が再帯電されて記録用紙2を静電吸着保持する状態に復帰する。
このように、第1の実施形態によると、帯電ローラ10による注入電荷で帯電された静電吸着搬送ベルト8が各記録ヘッド12Y〜12Kの直下で除電領域形成部15Y〜15Kによって除電されることにより、記録ヘッド12Y〜12Kと静電吸着搬送ベルト8との間に電界が作用することを確実に防止することができ、各記録ヘッド12Y〜12Kから吐出されるインク液滴の電界による飛翔方向が変更されることを確実に防止することができ、インク液滴を記録用紙2上に正確に着弾させるができ、画像品質を向上させることができる。
なお、上記第1の実施形態においては、除電ブレード電極16及び再帯電ブレード電極17間にプラテン部18を配設する場合について説明したが、除電ブレード電極16及び再帯電ブレード電極17間の距離が短いので、プラテン部18を省略するようにしてもよい。
この第2の実施形態では、除電領域形成部15Y〜15Kをブレード電極に代えて導電性ローラを適用したものである。
すなわち、第2の実施形態では、図6に示すように、前述した第1の実施形態における除電領域形成部15Y〜15Kにおける除電ブレード電極16及び再帯電ブレード電極17が省略され、これらに代えて導電性を有する除電ローラ41及び再帯電ローラ42が適用され、除電ローラがグランド(GND)又は負電源に接続され、再帯電ローラ42が第1の実施形態の定電流高圧電源19と同様の定電流高圧電源43に接続され、さらに除電ローラ41及び再帯電ローラ42間に静電吸着搬送ベルト8の内周面に摺接する絶縁体で構成されるプラテン部44が形成されていることを除いては図2と同様の構成を有し、図2との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
この第2の実施形態によると、除電領域形成部15Y〜15Kを除電ローラ41及び再帯電ローラ42を含んで構成し、これら除電ローラ41及び再帯電ローラ42が静電吸着搬送ベルト8の内周面に転接するので、静電吸着搬送ベルト8に除電ローラ41及び再帯電ローラ42間で除電領域を形成することができ、記録ヘッド12Y〜12Kのインク液滴吐出口から吐出されるインク液滴の飛翔に影響を与える電界の発生を確実に防止することができる。
しかも、除電ローラ41及び再帯電ローラ42をゴム材で構成する場合には、除電ローラ41及び再帯電ローラ42の静電吸着搬送ベルト8との接触部にニップ部が形成されるので、より確実な接触による電荷移動を行うことができる。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、記録ヘッド12Y〜12Kとして静電吸着搬送ベルト8の幅方向に延長して多数のインク液滴吐出口を形成した記録領域を有するラインヘッドである場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ラインヘッドを幅方向に所定数に分割して分割した記録ヘッド部を幅方向に千鳥状に配列するようにしてもよく、この場合には、記録ヘッド部全体に対して大きな除電領域形成部を配設してもよく、あるいは、各記録ヘッド部に対応させて除電領域形成部を配設してもよい。
なおさらに、上記第1及び第2の実施形態においては、4つの記録ヘッド12Y〜12Kを使用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ライトシアン、ライトマゼンタを加えた6つの記録ヘッド、あるいは、レッド、ブルー、ライトブラックを加えた7つの記録ヘッド、等を適用してもよく、モノクロ画像を形成する場合には1つの記録ヘッドを適用することができ、記録ヘッド数については任意に設定することができる。
さらに、上記第1及び第2の実施形態においては、用紙通過センサ31を給紙ローラ3及びゲートローラ4間に配設した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、圧着ローラ9及び記録ヘッド12Yとの間に設けるようにしてもよく、この場合には、図5の処理において、ステップS3の処理をステップS5及びS6間に移動させるようにすればよい。
Claims (5)
- 給紙ユニットから供給される記録媒体を静電吸着して搬送する静電吸着搬送ベルトと、該静電吸着搬送ベルトで搬送される前記記録媒体に対してギャップ領域を介して対向し、当該記録媒体に吐出液滴によって画像を形成する液滴吐出ヘッドとを備えた液滴吐出装置であって、
前記液滴吐出ヘッドと対向する領域で前記静電吸着搬送ベルトに前記搬送媒体の載置面とは反対側で接触して当該静電吸着ベルトに除電領域を形成する除電領域形成手段を備えていることを特徴とする液滴吐出装置。 - 前記除電領域形成手段は、前記液滴吐出ヘッド近傍の上流側で前記静電吸着搬送ベルトに前記記録媒体の載置面とは反対側で接触する除電手段と、前記液滴吐出ヘッド近傍の下流側で前記静電吸着ベルトに前記記録媒体の載置面とは反対側で接触する再帯電手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
- 前記除電手段及び再帯電手段の前記静電吸着搬送ベルトとの接触位置は、前記液滴吐出ヘッドの搬送方向の中央位置に対して前記記録ヘッドと前記静電吸着搬送ベルトの内周面までの距離と等しい距離だけ離れた位置に選定されていることを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出装置。
- 前記除電手段及び再帯電手段は、前記静電吸着搬送ベルトに接触するブレード電極を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の液滴吐出装置。
- 前記静電吸着搬送ベルトから前記記録媒体を搬出する位置に近い前記再帯電手段は、当該静電吸着搬送ベルトの通常の帯電電位より小さい当該記録媒体を分離し易い帯電電位に設定されていることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1つに記載の液滴吐出装置。
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