JP4321355B2 - 排水トラップ - Google Patents

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Description

本発明は、流し台等の排水トラップを備える排水トラップに関し、微生物の繁殖を押さえる殺菌手段の技術に関する。
従来、流し台等の排水トラップによって食事の残飯、残菜が捕捉され、排水のみが下流側へ流出するようになっている。このとき、排水トラップによって下流側からの臭気の逆流を防止するが、排水トラップに封水された排水は時間とともに「ぬめり」が付着し臭気が発生することがあった。
これを防止するための殺菌手段が特許文献1に記載されている。この排水トラップにより殺菌、脱臭を行う場合には、電解装置で生成した電解水とタンク内の洗剤を排水トラップに排出し、排水口ならびに排水口に設置されたフィルター、フィルター収容部、排水路の殺菌を行い、油臭や腐敗臭などの悪臭や排水口の詰まりをなくすことができる。
しかしながら、排水トラップとは別置きの電解装置を設ける必要があるので、取付け場所の制約があり、コストも嵩むと言う問題があった。
そこで、排水トラップそのものに殺菌材を使用することがあるが、経年劣化により排水トラップが消耗するので殺菌効果を長期に持続することは困難であった。そのため、殺菌効果の減少とともに菌が増殖し、排水トラップ表面にヌメリが発生するという問題があった。
この問題を解決する手段として、電気分解により排水トラップ内の封水を殺菌しヌメリを抑制する方法が考えられており、たとえば、特許文献2に、便器洗浄装置の排水トラップとして、銀イオン等を電解生成する電極部を設置するシステムが開示されている。
特開2001−348931号公報 特開2001−234578号公報
ところが、特許文献2の排水トラップを流し台等の排水トラップに取付ける場合には、取付けた電極が排水トラップ側面に突起するので排水トラップ内の洗浄が困難であり、また電極取付け部が狭いので電極の取り替えも困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、電極を排水トラップの排水収容部の外側から交換可能な構造にして電極の取り替えを容易にし、電極を排水収容部内の側面に沿って面一に設けることにより清掃性を向上させて、「ぬめり」の付着や臭気の発生を防止する排水トラップを提供することを目的とする。
また、電極の表面積を大きくすることにより単位面積当たりの電極溶出量を減少させて電極の長期使用を可能にするとともに、電極が消耗しても電気接点部分が溶出しない信頼性のある電極構造の排水トラップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ゴミ等を収容するゴミ収容部と前記ゴミ収容部の下部に設けられる排水収容部とからなり、前記排水収容部に下流側からの臭気の逆流を防止する排水トラップと排水口とを備える排水トラップであって、前記排水トラップの排水収容部に殺菌性物質を供給する殺菌手段を備え、この殺菌手段は、第1の電極とこの第1の電極を囲み前記排水収容部の側壁に筒状に形成される第2の電極とからなり、電気分解により殺菌性物質を溶出する前記第1の電極部が前記排水収容部の外側から交換可能に設けられることを特徴とする。
この排水トラップでは、電極を排水トラップの排水収容部の外側から容易に交換可能できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の排水トラップであって、前記第1の電極部は、前記筒状に形成された第2の電極部と断面が同心相似形の筒状であることを特徴とする。この排水トラップでは、電極の形状を筒型にして電極の表面積を大きくすることにより単位面積当たりの電極溶出量を減少させることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の排水トラップであって、前記殺菌手段の第1の電極部と第2の電極部は前記排水収容部の内壁面に面一に取付けられることを特徴とする。この排水トラップでは、電極を排水収容部内の側面に沿って面一に設けることにより清掃性を向上させることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3に記載の排水トラップであって、前記殺菌手段の第1の電極部と第2の電極部の間に水封リングが設けられることを特徴とする。この排水トラップでは、電極を水密に取付けできる。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4に記載の排水トラップであって、前記殺菌手段の第1の電極部と第2の電極部それぞれの電気接点部は前記排水収容部における前記排水口の最低水位面よりも上方に設けられることを特徴とする。この排水トラップでは、排水口の最低水位面である封水上面より上部に電極の電気接点部分を設けているので電気接点部分は消耗しない。
請求項1の発明によれば、排水収容部の外側から電極が容易に交換可能で常に電極を良好な状態に保つことができるので、「ぬめり」の付着や臭気の発生を防止することができる。
請求項2の発明によれば、電極の形状を筒型にして電極の表面積を大きくすることにより単位面積当たりの電極溶出量を減少させることができるので、電極の長期使用が可能になる。そして、その分電極のメンテナンスが不要になるので信頼性が向上する。
請求項3の発明によれば、電極を排水収容部内の側面に沿って面一に設けることにより清掃性を向上させることができるので、常に「ぬめり」の付着や臭気の発生を防止することができる。
請求項4の発明によれば、電極を排水収容部の外側から水封リングにより水密に取付けできるので、水漏れのない信頼性のある電極構造が得られる。
請求項5の発明によれば、封水上面より上部に電極接点部分を設けているので電気接点部分が消耗しないので、信頼性のある電極構造が得られる。
<本発明の第1の実施形態>
以下に、本発明の第1の実施形態を図に基づいて説明する。
<排水トラップの構成>
図1、図2に示すように、本発明の実施形態における排水トラップ1は、調理用の流し台2のシンク3の底面4に形成され、ゴミ等を収容するゴミ収容部5と前記ゴミ収容部5の下部に設けられる排水収容部6とからなり、前記排水収容部6は下流側7からの臭気の逆流を防止する防臭蓋8と排水口9とを備えている。
そして、前記排水トラップ1の排水収容部6に殺菌性物質を供給する殺菌手段10を備え、この殺菌手段10は、第1の電極11とこの第1の電極を囲み前記排水収容部6の側壁12に筒状に形成される第2の電極13とからなり、電気分解により殺菌性物質を溶出する前記第1の電極11が前記排水収容部6の外側15から交換可能に設けられる。
流し台2のシンク3の上部には水道水を供給するカラン16が備えられており、調理後にゴミがゴミ収容部5に収容され、ゴミ収容部5の底部55に設けられた水切り16(網やスノコ等)によって排水が排水収容部6に蓄えられる。
ここで、ゴミ収容部5と排水収容部6とは偏芯して連結しているので、防臭蓋8の上端部18は偏芯してラッパ状に広がった開口形状でゴミ収容部5の底部55に取外し自在に取付けられるが、上端部18以外は排水収容部6と同心円の円筒構造で挿入されている。防臭蓋8は上端部18と下端部19に開口を持つ筒状であり、下端部19は円形の開口であり排水収容部6の底部20とは排水が自由に通過可能に隙間44が確保されている。
排水の流れは、矢印「排水の流路」で示すように、排水トラップ1の防臭蓋8内部通過して底部20を経由し、防臭蓋8と排水収容部6との側面隙間45を通って排水口9から排出される。
そして、排水は排水口9の最下限位置42を封水上面43として常に排水トラップ1の排水収容部6内に滞留しているので、流し台2への下流側7(排水口9)からの臭気の逆流を封止することができる。
なお、シンク3の底面4とゴミ収容部5との中間部17は、ゴミ収容部5内のゴミが見えないように隠すための図示しない蓋(排水は自由に通過できる)が通常設けられる。
そして、排水収容部6内の排水が常時封水されている封水上面43と底部20の間の側壁12には殺菌装置14が設けられ、この殺菌装置14には殺菌手段10が組み込まれる。
図3、図4に示すように、殺菌装置14において、第2の電極13は円筒形状(長さJ,円筒の内径T、厚さU)であり、円筒の一方の開口端部21は排水収容部6の側壁12と面一に固着され、円筒の他方の開口端部22は開口端部22の外周に設けられたネジ23を介して蓋24が螺合する。なお、側壁12は曲面なので、この曲面形状に面一になるように第2の電極13の一方の開口端部21も同じ曲面形状に形成される。
円盤状の蓋24は、頂璧25の外周端部26に立設するリング状の鍔26aの内周27にネジ28が設けられ、このネジ28が第2の電極13のネジ23と螺合する。また、頂璧25の中心には孔29aが形成されている。
第1の電極11は第2の電極13の円筒形状と断面が同心で相似形の筒状(長さJ/2、円筒の外径S、厚さH)であり、円柱形の心棒29(長さJ、外径「S―2xH」)の外周に、第1の電極11及び心棒29の一方の端部30が排水収容部6の側壁12と面一になるように嵌入し形成される。この第1の電極の他方の端部31には電気接点32が設けられ、この電気接点32から心棒29の中心点33にかけて溝34が設けられ、更に、この溝34は心棒29の中心点33から心棒29の中心線35に設けられた溝34を経由して心棒29の他方の端部36まで貫通している。
なお、側壁12の曲面形状に面一になるように第1の電極11及び心棒29の一方の端部30も同じ曲面形状に形成される。ここで、第1の電極11及び心棒29の一方の端部30が排水収容部6の側壁12と面一の位置に嵌入するために、図示しないガイド等によって確実に一方の端部30と側壁12が回転ズレしないで面一になるように位置決めするとさらに好ましい。
心棒29の残りの(第1の電極11か嵌入されない)外周には2条の「O(オー)リング」溝50を形成し、2条の「O(オー)リング」51によって、第1の電極11と第2の電極13は水密的に平行に組み付けることができる。
第2の電極13の電気接点37は円筒形状の外周の任意の位置に形成されるが、第1の電極11の電気接点32とともに、両電気接点32、37は排水収容部6内における封水上面43より上方部に取付けられる。
第1の電極11の電気接点32から心棒29の溝34を経て蓋24の孔29aから外に導かれる電線39と、第2の電極13の電気接点37からの電線38とは、それぞれコントローラー40に導かれ、コントローラー40は電源部41と接続する。
ここで、第1の電極11には例えば銀が用いられ、第2の電極には例えばチタニウムあるいは白金が用いられる。
<排水トラップの作用>
排水は排水口9の最下限位置42を封水上面43として常に排水収容部6内に滞留しているので、食料のゴミの組成が混入している排水は菌の栄養分となり、排水収容部6内及び排水トラップにおける菌が繁殖し「ぬめり」を助成する。
そのため、菌が繁殖を抑え「ぬめり」をなくす為に、殺菌材(或いは抗菌材)として銀が使用するが、銀イオンは殺菌力が強くまた殺菌スペクトルが広いので各種の菌に対して殺菌効果があり、さらに非常に低濃度で効果を発揮するので銀イオン生成のための電気エネルギーが少なくてすむ。
そして、電源部41の電気エネルギーがコントローラー40を介して一対の電極(第1の電極11と第2の電極13)に給電されると、排水収容部6内で電気分解が生じる。このとき、第1の電極11は陽極、第2の電極13は極性でそれぞれアノードとカソードであり、アノード側に配置された銀電極から銀イオンが溶出し、カソード側に高濃度の銀イオンが供給され、この銀イオンが排水収容部6内に拡散することで菌の繁殖が抑えられて「ぬめり」を防止することができる。
なお、第1の電極11は時間と共に銀イオンの溶出にともない消耗していくので、電極11の寿命を出来るだけ長くするためには純銀材が好ましいが、銀を含む合金や銀メッキであっても構わない。
<電極消費による銀イオン濃度の変化>
ここで、第1の電極11の使用年数による銀イオン濃度の低下量の説明をする。
まず、電気伝導率Gは、次の第1の式で計算できる。
電気伝導率:G=1/R=(1/P)・A/L=k・A/L
ここで、G:電気伝導率(S)
R:電気抵抗(Ω)
P:比抵抗(Ω/m)
A:電解質溶液の断面積(m2)
L:電極間距離(m)
k:比導電率(S/m)
また、オームの法則により第2の式としてI=E/Rが与えられる。
ここで、I:電流(A)
E:電位差(V)
したがって、上記第1の式と第2の式からI:電流(A)が求められるので、この電流(A)に時間(s)を掛けて得られる値Q:電気量(A・s)を用いて、第3の式:m=Q/F(M/z)から物質溶出量が計算できる。
ここで、m:物質溶出量(g)
Q:電気量(A・s)
F:ファラデー定数(C/mol)
M:物質モル質量(g/mol)
z:1分子の物質変化に関与する電子数
そして、計算条件を、「電極は常に一定面積で消費する。電極面積A:125mm2。初期電極間距離ΔX:3mm。印加電圧V:3V。電解時間t:120秒。電解回数N:1回/日。」とし、比誘電率を180、230、260の3段階で計算した結果、銀の溶出量mは10年で1.8g〜2.8gと算出される。なお、図5に示すように、経過日数が長くなるほど銀の溶出によって一対の電極の電極間距離Lが広がっていくことから銀の溶出量(銀イオン濃度)は漸減曲線で表されるが、(経過日数10年のときの)銀イオン濃度値0.7〜0.9の範囲を最低必要濃度として採用し、銀の溶出量mの計算ベースとして経過日数を10年としている。
そして、この溶出量mの数値を、第1の電極としての銀の表面積値(封水内に露出している電極の表面積としてのA:電解質溶液の断面積に相当する)で割ると、第1の電極の初期の必要な取付け厚さを算出することができる。
ここで、銀電極からの銀イオンが溶出は、シンク3が使用されず排水トラップに排水が一定時間溜まっている状態が効率上好ましいので、夜間に自動的に通電するように設定される。
上記のように、本発明の第1の実施形態によれば、殺菌装置14に殺菌手段10としての第1の電極11が排水収容部6の外側から交換可能なので、容易に交換できて電極を良好な状態に保つことができるので、「ぬめり」の付着や臭気の発生を防止することができる。
第1の電極11に排水収容部6の内部側から圧力が加わった場合でも電極としての心棒29が蓋24によって殺菌装置14から外れないように取付けられるので、電極の取付けの信頼性が向上する。
また、第1の電極11と第2の電極13を排水収容部6内の側面に沿って面一に設けることにより清掃性を向上させることができるので、常に「ぬめり」の付着や臭気の発生を防止することができる。
電極の形状を円筒形状にして電極面積を大きくしたので電解時間の短縮による電解効率の向上とともに、電極の溶解する厚さが減るので電極の長期使用が可能になり電極の交換頻度を少なくできる。
さらに、消費する電極の接点を封水上面より上に設けることで、銀の電極が消費した場合でも電気接点部分が消耗しないので、信頼性のある電極構造が得られ、水が漏れることを防止できる。
電極を排水収容部の外側から水封リングにより水密に取付けできるので、水漏れのない信頼性のある電極構造が得られる。また、水封リングが2条設けられるので、自動的に第1の電極と第2の電極間を平行に取付けることができる。
<本発明の第2の実施形態>
以下に、本発明の第2の実施形態を図に基づいて説明する。
図6に示すように、第1の電極11と第2の電極13の断面は正方形筒形状(第1の電極11の一辺の長さS1)である。
本発明の第2の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態に比べて、表面積比は(S1x4)/(3.14xS)であり、今S=S1とすると、表面積が約1.27倍に増加する。
このように、電極面積をさらに増加することができるので、電解時間が短縮して電解効率が向上する。また、電極の交換頻度を少なくすることができる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということはいうまでもない。
たとえば、本実施例はキッチンの排水トラップ以外に、バス、トイレ等の排水トラップにも利用できる。
第1の電極は、断面が円形や正方形以外に楕円や多角形の筒状形状でもよい。
第2の電極13と蓋24は螺合による固着の代わりに、差込式の爪等を設けることで差込方向の動作をロックする構成でもよい。
第1の電極としての殺菌性を有する金属は必ずしも銀でなくてもよく、銅等を用いても構わない。
本発明の第1の実施形態における排水トラップの側面断面図である。 本発明の第1の実施形態の図1におけるA−A断面図である。 本発明の第1の実施形態における殺菌装置の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態の図3におけるB−B断面図である。 本発明の第1の実施形態における第1の電極の、経過日数と濃度変化の関連図である。 本発明の第2の実施形態における、図4に相当する図である。
符号の説明
1 排水トラップ
2 流し台
3 シンク
4 底面
5 ゴミ収容部
6 排水収容部
7 下流側
8 防臭蓋
9 排水口
10 殺菌手段
11 第1の電極
12 側壁
13 第2の電極
14 収容部
15 外側

Claims (5)

  1. ゴミ等を収容するゴミ収容部と前記ゴミ収容部の下部に設けられる排水収容部とからなり、前記排水収容部に下流側からの臭気の逆流を防止する防臭蓋と排水口とを備える排水トラップであって、
    前記排水トラップの排水収容部に殺菌性物質を供給する殺菌手段を備え、この殺菌手段は、第1の電極とこの第1の電極を囲み前記排水収容部の側壁に筒状に形成される第2の電極とからなり、電気分解により殺菌性物質を溶出する前記第1の電極部が前記排水収容部の外側から交換可能に設けられることを特徴とする排水トラップ。
  2. 請求項1に記載の排水トラップであって、前記第1の電極部は、前記筒状に形成された第2の電極部と断面が同心相似形の筒状であることを特徴とする排水トラップ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の排水トラップであって、前記殺菌手段の第1の電極部と第2の電極部は前記排水収容部の内壁面に面一に取付けられることを特徴とする排水トラップ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の排水トラップであって、前記殺菌手段の第1の電極部と第2の電極部の間に水封リングが設けられることを特徴とする排水トラップ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の排水トラップであって、前記殺菌手段の第1の電極部と第2の電極部それぞれの電気接点部は前記排水収容部における前記排水口の最低水位面よりも上方に設けられることを特徴とする排水トラップ。
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