JP4320939B2 - データ再生方法及び装置 - Google Patents

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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音楽データのような主コンテンツデータと、ジャケットや、歌詞データのようなこれに付随する付加コンテンツデータとからなるコンテンツデータを処理するのに好適なデータ再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワークを使った音楽配信が話題になっている。音楽配信サービスでは、ネットワーク上に、音楽配信のためのサーバが設けられる。音楽配信を利用する場合には、ユーザの端末がネットワークを介して、音楽配信サーバに接続される。曲を購入する際には、ユーザは、購入した曲を指定して、ダウンロード指令を与える。これにより、音楽配信サーバからユーザ端末に、その曲のデータが送られ、ユーザの端末にダウンロードされる。このとき、ダウンロードした曲に対して課金が行われる。したがって、音楽のコンテンツデータが購入の対象となる。
【0003】
既存のレコード店での音楽の販売と、音楽配信サービスによるネットワークでの音楽の販売との販売形態の大きな違いは、売買されるものの実体が物理的にあるか否かということである。
【0004】
つまり、レコード店では、パッケージングされたCD(Compact Disc)アルバムが販売されており、ユーザは、このパッケージングされたCDアルバムをレコード店で購入している。
【0005】
このように、ユーザは、レコード店で自分の気に入った音楽を購入するのであるが、レコード店で販売されているのは、パケージングされたCDアルバムである。したがって、ユーザが実際に購入するのは、音楽そのものではなく、音楽が記録されたCDと、このCDを収納するケースと、ケースを装飾するジャケットと、ケース内に同封される歌詞カードやライナノーツからなるパッケージングされたCDアルバムである。
【0006】
売買される実体が物理的にあるということは、その物理的な実体が売買される単位ということになる。したがって、パッケージングされたCDアルバムが1つの販売単位であって、そのCDアルバムを構成する、CDや、ジャケットや、ライナーノーツや、歌詞カードが、個々に流通されることはない。
【0007】
これに対して、ネットワークを使った音楽配信サービスでは、ユーザにコンテンツデータが提供される。すなわち、1つのアルバムを構成する音楽データと、ジャケットのデータと、ライナーノーツや歌詞のデータとが提供される。コンテンツのデータそのものは、物理的な実体はなく、個々に流通させることが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
現在、データが記録可能なCD−Rが普及してきており、レコード店で売られているCDをCD−Rにコピーして使用することが話題になっている。CD−Rが普及してくると、CDが違法にコピーされてしまい、著作者の権利が守られなくなることが危惧されている。
【0009】
しかしながら、たとえコピーが簡単に作れるようになったとしても、オリジナルのCDアルバムを購入したいと考えているユーザは数多い。それは、オリジナルのCDアルバムを購入すると、CDばかりでなく、ジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等が手に入るというメリットがあるからである。
【0010】
CDのジャケットは、CDアルバムの企画に合わせて作成されており、芸術性の高いものも数多くある。また、歌詞カード、ライナノーツ等は、その音楽やアーチストを支持するファンにとっては高い価値がある。オリジナルのCDアルバムを購入したユーザだけがこれらを手に入れられるということは、オリジナルのCDアルバムの購入意欲を刺激し、無制限な違法なコピーに歯止めをかけているとも考えられる。
【0011】
ところが、音楽配信サービスが始まって、音楽がコンテンツデータとして扱われるようになると、物理的な販売単位の制限がなくなるため、音楽データと、ジャケットのデータと、ライナーノーツや歌詞のデータとが個々に流通できるようになる。そうなると、オリジナルのCDアルバムを購入したユーザだけが、そのジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等を手に入れられるというメリットが失われてしまう。このことは、無制限な違法コピーを促進してしまうことになるとも考えられる。
【0012】
したがって、この発明の目的は、オリジナルのコンテンツデータの所有者だけがジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等の付加コンテンツデータを保有することができるような処理が行え、オリジナルの価値を高められるようにしたデータ再生方法及び装置を提供することにある。
【0017】
の発明は、
記録媒体に記録されている動画または音声データである主コンテンツデータと、当該主コンテンツデータに付随し夫々が独立して再生制限が設定されている複数種類の付加コンテンツデータとが入力され、
記録媒体がオリジナルであるかコピーであるかを判断し、
判断によって記録媒体がオリジナルであると判断された場合には、複数種類の付加コンテンツデータの全てを主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータとして選択し、記録媒体がコピーであると判断された場合には、夫々が独立して設定されている再生制限に基づいて、主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータを複数種類の付加コンテンツデータより選択し、
選択された付加コンテンツデータを主コンテンツデータと共に再生する
データ再生方法である。
【0018】
の発明は、
記録媒体に記録されている動画または音声データである主コンテンツデータと、当該主コンテンツデータに付随し夫々が独立して再生制限が設定されている複数種類の付加コンテンツデータとが入力される入力部と、
記録媒体がオリジナルであるかコピーであるかを判断する判断部と、
判断によって記録媒体がオリジナルであると判断された場合には、複数種類の付加コンテンツデータの全てを主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータとして選択し、記録媒体がコピーであると判断された場合には、夫々が独立して設定されている再生制限に基づいて、主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータを複数種類の付加コンテンツデータより選択する選択部と、
選択された付加コンテンツデータを主コンテンツデータと共に再生する再生部と
を備えるデータ再生装置である。
【0019】
音楽データのような主となるコンテンツデータと、シャケットや歌詞カード、ライナーノーツのようなそれに付随する付加コンテンツデータとが、個々に、記録制限できる。主コンテンツデータに対しては記録を許可し、付加コンテンツデータに対しては、記録を禁止するようにすると、オリジナルのコンテンツデータの所有者だけがジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等を保有することができるような処理が行え、オリジナルの価値を高められる。
【0020】
また、音楽データのような主となるコンテンツデータと、シャケットや歌詞カード、ライナーノーツのようなそれに付随する付加コンテンツデータとが記録されている記録媒体を再生する場合に、音楽データのような主コンテンツデータと、シャケットや歌詞カード、ライナーノーツのようなそれに付随する付加コンテンツデータとが、個々に、再生許可できる。記録媒体がオリジナルなら、主コンテンツデータも付加コンテンツデータも再生を許可し、記録媒体がコピーなら、主コンテンツデータに対しては再生を許可し、付加コンテンツデータに対しては、再生禁止とすると、オリジナルのコンテンツデータの所有者だけがジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等を保有することができるような処理が行え、オリジナルの価値を高められる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。この発明では、コンテンツデータは、主コンテンツデータと付加コンテンツデータとして処理される。主コンテンツデータは、音楽データや映画のデータのような主要なコンテンツのデータであり、付加コンテンツデータは、主要なコンテンツのデータに付随するデータである。
【0022】
例えば、CDアルバムは、音楽データが記録されたCDを、ケースに収納し、歌詞カードやライナノーツを同封し、ジャケットをつけて、パッケージングして販売されている。これをコンテンツデータとして配信するようにした場合には、主コンテンツデータは、音楽データであり、付加コンテンツデータは、ジャケットのデータや、歌詞カードやライナノーツのデータとなる。更に、その音楽のビデオクリップやプロモーション用のビデオが制作されている場合には、ビデオクリップやプロモーション用のビデオのデータが付加コンテンツデータとなる。
【0023】
また、例えば、映画のビデオカセットやDVD(Digital Versatile Disc)は、映画の映像と音声が記録されたビデオカセットやDVDを、ジャケットや解説等が印刷されたケースに収納し、パッケージングして販売されている。この場合、主コンテンツデータは、映画の動画や音声データであり、付加コンテンツデータは、ジャケットのデータや、解説のテキストデータである。
【0024】
また、ゲームソフトでは、ゲームのプログラムが主コンテンツデータとなり、ゲームのやり方や攻略の仕方の解説書のデータが付加コンテンツデータとなる。電子書籍では、物語のデータが主コンテンツデータとなり、この物語の解説や挿絵等が付加コンテンツデータとなる。
【0025】
このように、主コンテンツデータは、主たる価値を持ち、販売の主体となるようなコンテンツのデータであり、付加コンテンツデータは、この主コンテンツデータに付随するコンテンツのデータである。
【0026】
主コンテンツデータと付加コンテンツデータとは、同じ種類のデータとなることもあるし、異なる種類となることもある。例えば、音楽配信では、音楽データが主コンテンツデータであり、ジャケットデータが付加コンテンツデータである。音楽データは例えばMP3やATRAC3であり、ジャケットデータは例えばJPEGであり、主コンテンツデータと付加コンテンツデータとでは、データの種類が異なる。電子書籍では、物語のデータが主コンテンツデータとなり、この物語の解説のデータが付加コンテンツデータとなる。この場合、両方ともデータの形式はテキストとなり、同じ種類のデータとなる。
【0027】
この発明の実施の形態では、音楽データのような主コンテンツデータに対するコピーや再生の制限と、ジャケットのデータや歌詞カード、ライナーノーツのデータのような付加コンテンツデータに対するコピーや再生の制限とを、夫々、独立して設定できる。これにより、たとえ主コンテンツデータがコピーされても、そのジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等の付加コンテンツデータは、オリジナルのデータを購入したユーザだけが保有できるようになる。
【0028】
つまり、図1は、音楽のコンテンツデータを処理する場合のリストの一例を示したものである。図1において、M1、M2、M3、…は、主コンテンツデータである。これらの主コンテンツデータM1、M2、M3は、音楽のデータである。データの形式としては、ATRAC3、MP3、AAC等がある。
【0029】
これらの主コンテンツデータに対して、付随となる付加コンテンツデータが存在する。
【0030】
すなわち、図1では、主コンテンツデータM1には、付随となる付加コンテンツデータとして、歌詞データL1と、ジャケットデータJ1と、楽譜データC1と、ライナーノーツデータN1と、ビデオクリップデータV1がある。主コンテンツデータM2には、付随となる付加コンテンツデータとして、歌詞データL2と、ライナーノーツデータN2とがある。主コンテンツデータM3には、付加コンテンツデータは存在していない。主コンテンツデータM9には、付随となる付加コンテンツデータとして、歌詞データL9と、ジャケットデータJ9と、ライナーノーツデータN9とがある。主コンテンツデータM10には、付随となる付加コンテンツデータとして、ジャケットデータJ10と、ライナーノーツデータN10とがある。
【0031】
ここで、歌詞データLは例えばテキスト形式、ジャケットデータJはJPEG形式、楽譜データCはMIDI形式、ライナーノーツデータNはテキスト形式、ビデオクリップデータVはMPEG形式のデータが用いられる。
【0032】
また、主コンテンツデータM1のように、付随となる付加コンテンツデータとして、歌詞データL1と、ジャケットデータJ1と、楽譜データC1と、ライナーノーツデータN1と、ビデオクリップデータV1がある場合には、M1(L1,J1,C1,N1,V1)と標記するものとする。
【0033】
コンテンツデータM1(L1,J1,C1,N1,V1)をコピーした場合、主コンテンツデータM1はコピーされるが、付加コンテンツデータはディジタルライツによりコピーが許可される場合を除いてコピーされない。したがって、コピー後のデータは、主コンテンツデータM1のみとなる。
【0034】
コンテンツデータM2(L2,N2)をコピーした場合、主コンテンツデータM2はコピーされるが、付加コンテンツデータはディジタルライツによりコピーが許可される場合を除いてコピーされない。したがって、コピー後のデータは、主コンテンツデータM2のみとなる。
【0035】
コンテンツデータM3をコピーした場合、このデータは付加コンテンツデータがないので、コピー後のデータも、主コンテンツデータM3のみとなる。
【0036】
コンテンツデータM9(L9,J9,N9)をコピーした場合、主コンテンツデータM9はコピーされるが、付加コンテンツデータはディジタルライツによりコピーが許可される場合を除いてコピーされない。したがって、コピー後のデータは、主コンテンツデータM9のみとなる。
【0037】
コンテンツデータM10(J10,N10)をコピーした場合、主コンテンツデータM10はコピーされるが、付加コンテンツデータはディジタルライツによりコピーが許可される場合を除いてコピーされない。したがって、コピー後のデータは、主コンテンツデータM10のみとなる。
【0038】
このように、コンテンツデータを、主コンテンツデータと付加コンテンツデータとに分け、コンテンツデータをコピーする場合に、主コンテンツデータであるか付加コンテンツデータであるかに応じて、コピー制限が設定される。これにより、オリジナルのコンテンツのデータを購入したユーザだけが、そのジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等のデータを保有することができるようになる。
【0039】
コンテンツデータを、このような主コンテンツデータと付加コンテンツデータとに分け、オリジナルのコンテンツデータをコピーする場合に、主コンテンツデータであるか付加コンテンツデータであるかに応じて、コピー制限を設定するような処理は、図2に示すような構成の記録系により実現できる。
【0040】
図2において、入力端子1に、記録データが供給される。記録データは、上述のように、音楽データのような主コンテンツデータMと、ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような付加コンテンツデータとからなる。また、入力端子1から、サブデータのディジタルライツ情報が送られる。このサブデータのディジタルライツ情報は、各サブデデータのコピーや再生の条件を設定するものである。この記録データは、例えば、音楽配信サーバからインターネットを介して、又は他の記録媒体から送られてくる。
【0041】
入力端子1からの記録データは、デマルチプレクサ2に供給される。デマルチプレクサ2で、音楽データのような主コンテンツデータMと、ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような各付加コンテンツデータとが分離される。
【0042】
デマルチプレクサ2で分離されたデータのうち、音楽データのような主コンテンツデータMは、復号回路3に供給されると共に、マルチプレクサ4に供給される。復号回路3で、主コンテンツデータが復号される。復号されたデータは、出力端子7から出力される。
【0043】
ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような各付加コンテンツデータは、スイッチ回路5に供給されると共に、復号回路6に供給される。
【0044】
復号回路6は、ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような各付加コンテンツデータを復号するものである。復号されたデータは、データ出力端子9から出力される。
【0045】
スイッチ回路5は、スイッチ5a〜5dからなり、ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような各付加コンテンツデータを夫々オン/オフするものである。スイッチ回路5は、サブデータ制御回路8により制御される。
【0046】
各付加データのディジタルライツがディジタルライツ抽出回路10で抽出され、このディジタルライツがサブデータ制御回路8に供給される。サブデータ制御回路8で、ディジタルライツに従って、スイッチ制御信号が生成される。このスイッチ制御信号がスイッチ回路5に供給される。
【0047】
スイッチ回路5の出力がマルチプレクサ4に供給される。マルチプレクサ4で、デマルチプレクサ2からの主コンテンツデータMと、デマルチプレクサ2から、スイッチ回路5を介された各付加コンテンツデータL,J,C,N,Vとが多重化される。
【0048】
マルチプレクサ4の出力が記録処理回路11に供給される。記録処理回路11で、エラー訂正符号化処理や変調等の記録処理が行われる。記録回路11の出力が光学ピックアップ12に供給される。光学ピックアップ12により、光ディスク13にデータが記録される。
【0049】
入力端子1に、コンテンツデータM(L,J,C,N,V)が供給されると、デマルチプレクサ2で、主コンテンツデータMと、歌詞データLと、ジャケットデータJと、楽譜データCと、ライナーノーツデータNと、ビデオクリップデータVとが分離される。主コンテンツデータMについては、そのまま、マルチプレクサ4に送られ、付加コンテンツデータL,J,C,N,Vについては、スイッチ回路5を介して、マルチプレクサ4に送られる。スイッチ回路5は、ディジタルライツによりコピーが許可されているとき以外にはオフされる。
【0050】
このため、デマルチプレクサ2で分離された主コンテンツデータMと、歌詞データLと、ジャケットデータJと、楽譜データCと、ライナーノーツデータNと、ビデオクリップデータVのうち、主コンテンツデータMのみ、記録処理回路11に送られ、光ディスク12に記録される。
【0051】
なお、付加コンテンツデータについては、ディジタルライツ抽出回路10で抽出されたディジタルライツに基づいて、コピーされる。
【0052】
例えば、このディジタルライツから、ジャケットデータJがコピー許可なら、スイッチ回路5のうちのスイッチ5bがオンされる。このため、デマルチプレクサ2で分離された主コンテンツデータMとジャケットデータJとがマルチプレクサ4に送られ、マルチプレクサ5で、主コンテンツデータMとジャケットデータJとが多重化される。この主コンテンツデータMとジャケットデータJとがマルチプレクサ4から記録処理回路11に送られ、光ディスク12に記録される。
【0053】
図3は、コンテンツデータを、主コンテンツデータと付加コンテンツデータとに分け、オリジナルのコンテンツデータを再生する場合に、主コンテンツデータであるか付加コンテンツデータであるかに応じて、再生制限を設定するような処理を行う再生系の構成を示すものである。
【0054】
図3において、光ディスク21の情報が光学ピックアップ22で再生される。光ディスク21には、音楽データのような主コンテンツデータMと、ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような付加コンテンツデータとからなるコンテンツデータが記録されている。
【0055】
光学ピックアップ22の出力が再生アンプ23を介して、復調回路24に供給される。復調回路24の出力がエラー訂正回路25に供給される。エラー訂正回路25の出力がデマルチプレクサ26に供給される。
【0056】
また、光ディスク21には、ディジタルライツの情報が記録されている。このディジタルライツの情報がディジタルライツ抽出回路27で抽出される。このディジタルライツ抽出回路27の出力がサブデータ制御回路28に供給される。
【0057】
また、サブデータ制御回路28には、オリジナル/コピー判別回路30の出力が供給される。オリジナル/コピー判別回路30は、光ディスク21がオリジナルディスクであるかコピーディスクであるかを判別するものである。オリジナルかコピーかの判別は、例えば、ウォブル検出回路32で、ウォブルデータが検出できるか否かにより判断できる。すなわち、例えば、CD2では、オリジナルディスクでは、トラックをウォブル方向には変化させて情報が記録されている。このようなウォブルデータが検出できればオリジナルであると判断でき、検出できなければ、コピーであると判断できる。
【0058】
デマルチプレクサ26で、音楽データのような主コンテンツデータMと、ジャケットデータJや、楽譜データC、歌詞データL、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVのような各付加コンテンツデータとが分離される。
【0059】
デマルチプレクサ26で分離されたデータのうち、音楽データのような主コンテンツデータMは、伸長回路33に供給される。伸長回路33は、例えば、ATRAC3やMP3の伸長処理を行うものである。伸長回路33で、音楽データが復号される。この音楽データがディジタル出力端子34から出力されると共に、D/Aコンバータ35を介して、アナログ出力端子36から出力される。
【0060】
デマルチプレクサ26で分離されたデータのうち、歌詞データLや、ジャケットデータJ、楽譜データC、ライナーノーツデータN、ビデオクリップデータVは、スイッチ回路37を介して、テキストデコーダ38、JPEGデコーダ39、MIDIデコーダ40、MPEGデコーダ41に供給される。
【0061】
スイッチ回路37には、サブデータ制御回路28の出力が供給される。スイッチ回路37は、スイッチ37a〜37eからなり、オリジナル/コピー判別回路30の出力及びディジタルライツ抽出回路27の出力に応じて、オン/オフされる。
【0062】
テキストデコーダ38、JPEGデコーダ39、MIDIデコーダ40、MPEGデコーダ41は、夫々、テスキトデータ、JPEGの静止画データ、MIDIデータ、MPEGの動画データをデコードするものである。テキストデコーダ38、JPEGデコーダ39、MIDIデコーダ40、MPEGデコーダ41の出力がテスキト出力端子42、静止画出力端子43、楽譜出力端子44、ビデオ出力端子45から夫々出力される。
【0063】
光ディスク21から、コンテンツデータM(L,J,C,N,V)が再生されると、デマルチプレクサ26で、主コンテンツデータMと、歌詞データLと、ジャケットデータJと、楽譜データCと、ライナーノーツデータNと、ビデオクリップデータVとが分離される。
【0064】
主コンテンツデータMについては、そのまま、伸長回路33に送られ、デコードされる。
【0065】
付加コンテンツデータL,J,C,N,Vについては、スイッチ回路37を介して、テキストデコーダ38、JPEGデコーダ39、MIDIデコーダ40、MPEGデコーダ41に供給される。
【0066】
スイッチ回路37は、オリジナル/コピー判別回路30により、光ディスク21がオリジナルであると判断されたときには、全てオンされる。
【0067】
このため、光ディスク21がオリジナルのディスクの場合には、伸長回路33で主コンテンツデータMがデコードされると共に、テキストデコーダ38で、歌詞データL及びライナーノーツデータNがデコードされ、JPEGデコーダ39で、ジャケットデータJがデコードされ、MIDIデコーダ40で楽譜データCがデコードされ、MPEGデコーダ41でビデオクリップデータVがデコードされる。
【0068】
スイッチ回路37は、オリジナル/コピー判別回路30により、光ディスク21がコピーであると判断されたときには、ディジタルライツ抽出回路27で抽出されたディジタルライツに従って、スイッチ回路37がオン/オフされる。
【0069】
例えば、このディジタルライツから、全ての付加コンテンツデータが再生禁止とされているときには、オリジナルディスクでなければ、スイッチ回路37のスイッチ37a〜37eは全てオフされる。このため、デマルチプレクサ26で分離された主コンテンツデータMのみが伸長回路33に供給され、伸長回路33でデコードされる。
【0070】
例えば、オリジナルディスクでなく、ディジタルライツから、ジャケットデータJ1が常に再生許可なら、スイッチ回路37のうちのスイッチ37bがオンされる。このため、デマルチプレクサ26で分離された主コンテンツデータMが伸長回路33に供給され、伸長回路33でデコードされると共に、ジャケットデータJがJPEGデコーダ39に供給され、JPEGデコーダ39でジャケットデータJ1が再生される。
【0071】
なお、上述の例では、オリジナルかコピーかの判別を、ウォブルデータが検出して行っているが、ヘッダやウォータマークにオリジナルか否かの情報を挿入しておき、この情報を使って、オリジナルであるか否かを判別するようにしても良い。
【0072】
また、上述の例では、オリジナルディスクではなく、再生許可でない場合には、スイッチ回路35をオフして付加コンテンツデータを再生されないようにしているが、品質を劣化させたり、部分的にカットさせるようにしても良い。
【0073】
【発明の効果】
この発明によれば、音楽データのような主コンテンツデータと、シャケットや歌詞カード、ライナーノーツのようなそれに付随する付加コンテンツデータとが、個々に、記録制限できる。主コンテンツデータに対しては記録を許可し、付加コンテンツデータに対しては、記録を禁止するようにすると、オリジナルのコンテンツデータの所有者だけがジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等を保有することができるような処理が行え、オリジナルの価値を高められる。
【0074】
また、音楽データのような主コンテンツデータと、シャケットや歌詞カード、ライナーノーツのようなそれに付随する付加コンテンツデータとが記録されている記録媒体を再生する場合に、音楽データのような主となるコンテンツデータと、シャケットや歌詞カード、ライナーノーツのようなそれに付随する付加コンテンツデータとが、個々に、再生許可できる。記録媒体がオリジナルなら、主コンテンツデータも付加コンテンツデータも再生を許可し、記録媒体がコピーなら、主コンテンツデータに対しては再生を許可し、付加コンテンツデータに対しては、再生禁止とすると、オリジナルのコンテンツデータの所有者だけがジャケットや、歌詞カード、ライナノーツ等を保有することができるような処理が行え、オリジナルの価値を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の説明に用いる略線図である。
【図2】この発明の一実施の形態のブロック図である。
【図3】この発明の他の実施の形態のブロック図である。
【符号の説明】
2・・・デマルチプレクサ,4・・・マルチプレクサ,5・・・スイッチ回路,8・・・サブデータ制御回路,13・・・光ディスク

Claims (6)

  1. 記録媒体に記録されている動画または音声データである主コンテンツデータと、当該主コンテンツデータに付随し夫々が独立して再生制限が設定されている複数種類の付加コンテンツデータとが入力され、
    上記記録媒体がオリジナルであるかコピーであるかを判断し、
    上記判断によって上記記録媒体がオリジナルであると判断された場合には、上記複数種類の付加コンテンツデータの全てを上記主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータとして選択し、上記記録媒体がコピーであると判断された場合には、夫々が独立して設定されている再生制限に基づいて、上記主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータを上記複数種類の付加コンテンツデータより選択し、
    上記選択された付加コンテンツデータを上記主コンテンツデータと共に再生する
    データ再生方法。
  2. 上記複数種類の付加コンテンツデータは、少なくともジャケットデータと歌詞データとを含み、
    上記ジャケットデータは再生可能に設定され、上記ジャケットデータを上記主コンテンツデータと共に再生する
    請求項に記載のデータ再生方法。
  3. 上記主コンテンツデータは、音楽データであり、
    上記複数種類の付加コンテンツデータは、上記ジャケットデータ、上記歌詞データに加えて、楽譜データ、ライナーノーツデータ、及びビデオクリップデータのうち少なくともいずれか1を含む
    請求項に記載のデータ再生方法。
  4. 記録媒体に記録されている動画または音声データである主コンテンツデータと、当該主コンテンツデータに付随し夫々が独立して再生制限が設定されている複数種類の付加コンテンツデータとが入力される入力部と、
    上記記録媒体がオリジナルであるかコピーであるかを判断する判断部と、
    上記判断によって上記記録媒体がオリジナルであると判断された場合には、上記複数種類の付加コンテンツデータの全てを上記主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータとして選択し、上記記録媒体がコピーであると判断された場合には、夫々が独立して設定されている再生制限に基づいて、上記主コンテンツデータと共に再生するための付加コンテンツデータを上記複数種類の付加コンテンツデータより選択する選択部と、
    上記選択された付加コンテンツデータを上記主コンテンツデータと共に再生する再生部と
    を備えるデータ再生装置。
  5. 上記複数種類の付加コンテンツデータは、少なくともジャケットデータと歌詞データとを含み、
    上記ジャケットデータは再生可能に設定され、
    上記再生部は、上記ジャケットデータを上記主コンテンツデータと共に再生する
    請求項に記載のデータ再生装置。
  6. 上記主コンテンツデータは、音楽データであり、
    上記複数種類の付加コンテンツデータは、上記ジャケットデータ、上記歌詞データに加えて、楽譜データ、ライナーノーツデータ、及びビデオクリップデータのうち少なくともいずれか1を含む
    請求項に記載のデータ再生装置。
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