JP4320329B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
この種のスロットマシンでは、例えば、ビックボーナスゲーム等の特別遊技の終了後に、遊技者のメダル獲得枚数が規定枚数に到達するか、又は規定ゲーム回数に到達するまで、上記のような遊技状態にするものである。
これにより、遊技者は、自己の技量に応じて、小役を構成する図柄の組合せが有効ラインに停止するように狙ってリールを停止させることができるので、メダル獲得枚数をさらに増加させることができる。
これに対し、3つの全てのリールの図柄の組合せで小役を構成するようにした場合、スロットマシンの中級者であっても、その小役の入賞を狙うことが困難になるという問題があった。
一方、スロットマシンの初級者は、小役を構成する図柄を狙って有効ラインに停止させること自体、容易ではなかった。さらには、上記のように、小役の入賞を狙って外すことは困難である。このため、このような遊技状態をつくり出すスロットマシンは、初級者と上級者との間でのメダル獲得枚数に差が付きすぎるため、初級者には敬遠されがちであるという問題がある。
(請求項1)
請求項1の発明は、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールを停止制御するリール停止制御手段とを備え、前記役抽選手段により抽選される役には、第1特定小役と、前記第1特定小役と図柄の組合せが異なる第2特定小役とを有し、前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第1特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を有するように、前記第1特定小役に対応する図柄が配列されているとともに前記リール停止制御手段による前記リールの停止制御が行われ、前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第2特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を有するように、前記第2特定小役に対応する図柄が配列されているとともに前記リール停止制御手段による前記リールの停止制御が行われ、前記第1特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番と、前記第2特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番とは、異なるように定められており、前記役抽選手段で前記第1特定小役に当選したときは、前記第1特定小役に対応する図柄及び前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第1特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を報知するとともに、前記役抽選手段で前記第2特定小役に当選したときは、前記第2特定小役に対応する図柄及び前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第2特定小役対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を報知する特定小役当選報知手段を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記特定小役当選報知手段による報知を行うか否かを選択する特定小役当選報知選択手段を備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で抽選される役として、通常遊技から遊技者にとって有利な特別遊技に移行させるための第1特別役及び第2特別役を有し、前記役抽選手段で前記第1特別役に当選して前記特別遊技に移行したときは、前記特定小役当選報知手段による報知を行う遊技を実行し、前記役抽選手段で前記第2特別役に当選して前記特別遊技に移行したときは、前記特定小役当選報知手段による報知を行わない遊技を実行することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、遊技者は、報知された内容を見て、ストップスイッチの操作順番を適切な順番で操作することにより、より有利な結果を得ることができる。
請求項2の発明によれば、報知を行うか否かによって、遊技者が有利となるか否かが決定されるので、報知を行うか否かの選択条件を種々設けることにより、より多彩な遊技内容にすることができる。また、報知の有無により、遊技者のメダル獲得枚数に差をつけることができる。
請求項3の発明によれば、遊技者の獲得メダル数に差が付く2種類の特別遊技を設けることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態におけるスロットマシンの外観を示す正面図である。
(スロットマシン)
図1において、スロットマシン10の筐体の前面部には、フロントパネル20が設けられ、このフロントパネル20内には、3つの透明な表示窓21が設けられている。一方、筐体内部であって表示窓21の後方には、各表示窓21に対応して3つのリール31が配置されている。
なお、各リール31には、モータ(ステッピングモータ)32(図3参照)が連結されており、このモータ32の駆動により、リール31が回転される。
リール31は、リング状体であり、このリング状体の外周面には、後述する図2(a)に示す図柄(役を構成する図柄等)を印刷したリールテープを貼り付けたものである。各リール31には、それぞれ21個の図柄が等間隔で配列されているとともに、それぞれ異なった図柄配列がなされている。そして、1つの表示窓21内から、リール31の上下に連続する3図柄が見えるようになっている。したがって、3つの表示窓21から合計9個の図柄が見えるようになっている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(遊技者にとって有利な遊技)に移行させる役であり、ビックボーナス(以下、BBと略称する。)、レギュラーボーナス(以下、RBと略称する。)、及びシングルボーナス(以下、SBと略称する。)が挙げられる。
BBとは、特別遊技の1つであるBBゲームに移行させる役である。BBゲームとは、所定回数内の一般遊技を行うとともに、この一般遊技中に一定条件下でボーナスゲームに移行できるようにしたものである。ボーナスゲームとは、所定役が高確率で当選する遊技を、一定条件下で所定回数行うものである。
そして、所定の終了条件を満たすまで、一般遊技とボーナスゲームとを繰り返すようにしたものである。
さらにまた、SBとは、特別遊技の1つであるSBゲームに移行させる役である。SBゲームとは、上記のボーナスゲーム中の所定役が高確率で当選する遊技を、1遊技だけ行うことができるものである。
さらにまた、RPとは、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベット枚数)を維持した再遊技が行えるようにした役である。
有効ライン22は、フロントパネル20の表示窓21を含む部分に表示されており、本実施形態では5本の有効ライン22a〜22eから構成されている。より具体的には、水平方向上段の有効ライン22a、水平方向中段の有効ライン22b、及び水平方向下段の有効ライン22c、並びに、右下がりの有効ライン22d及び左下がりの有効ライン22eから構成されている。
そして、各表示窓21から見える各リール31の上下に連続する3図柄は、水平方向上段、中段及び下段の各有効ライン22a、22b及び22c上に位置している。
また、図柄配列の左側に付した番号は、図柄番号(1.〜21.)を示している。例えば、左リール31の12番というときは、「スイカ」を示すこととなる。
フロントパネル20の右下側にはメダル投入口23が設けられており、ここから遊技者によってメダルが投入されると、投入されたメダル枚数に応じて有効ライン22が有効化される。投入されたメダルが1枚のときは水平方向中段の有効ライン22b、2枚のときは水平方向の3本の有効ライン22a、22b及び22c、3枚のときは5本の全ての有効ライン22a〜22eが有効化される。
そして、投入されたメダル枚数に応じて、有効ラインランプ24が点灯する。
また、筐体の前面部には、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42が設けられている。
スタートスイッチ41は、リール31の回転をスタートさせるときに遊技者が操作するスイッチである。スタートスイッチ41が操作されることで、全てのリール31が回転され、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓21内で上下方向に移動表示される。
ストップスイッチ42は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、遊技者がそれぞれのリール31の回転を停止するときに操作するスイッチである。
フロントパネル20内において、表示窓21の図中、右側には、文字情報表示部33(本発明におけるリール制御パターン報知手段に相当するもの)が設けられている。文字情報表示部33は、例えばドットディスプレイや液晶表示装置からなるものであり、後述するが、「1」、「2」又は「3」等のように、スロットマシン10内部で行われた特定の抽選結果に関する内容を、文字情報によって遊技者に対して報知するものである。
先ず、通常遊技においては、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入し、有効ライン22を有効化して、スタートスイッチ41をオンする。これにより、各リール31が始動される。そして、遊技者はストップスイッチ42を押すことでリール31の回転を停止する。ここで、有効ライン22上に停止したリール31の図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するときは入賞となり、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
さらに、特別遊技のうち、BBゲームの終了後は、一定条件下で、遊技者に特典が与えられる特典付き遊技に移行する。特典付き遊技に移行するか否かは、BBに当選した後に、抽選によって決定される。
この特典付き遊技では、BB、RB、SB及びRPのみの抽選が行われ、小役の抽選は行われない。さらに、小役を構成する図柄の停止制御が解除される。
したがって、遊技者は、小役を構成する図柄の組合せが有効ラインに停止するように、タイミング良くストップスイッチ42をオンすれば、小役を入賞させることができる。小役は、上述したように、本実施形態では3種類(「ベル」、「チェリー」、及び「スイカ」の図柄に係るもの)が設けられている。さらに、特典付き遊技は、本実施形態では第1遊技態様と第2遊技態様とを有する。第1遊技態様では、遊技者は、文字情報表示部33に表示された内容を見て、この内容に従ってストップスイッチ42をオンすることで、より容易に、上記小役を入賞させることができる。この点の詳細については後述する。
これに対し、第2遊技態様では、このような文字情報表示部33による表示は行われない。
(遊技制御手段)
遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行制御等、スロットマシン10全体の制御を司る部分であり、例えばCPU、ROM及びRAM等を有する制御基板等から構成されたものである。この遊技制御手段60の入力側には、上述したスタートスイッチ41やストップスイッチ42等が電気的に接続されている。また、その出力側には、各リール31に連結されたモータ32、文字情報表示部33等が電気的に接続されている。
そして、遊技制御手段60は、有効ライン22に停止したリール31の図柄の組合せが予め定められた何らかの役の図柄の組合せと一致するか否かを判別し、一致するとき(入賞時)は、成立役に応じてメダルの払出し等の処理を行う。
役抽選手段61は、役(特別役であるBB、RB及びSB、小役及びRP)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハード乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
停止操作順番検知手段62は、ストップスイッチ42の操作順番を検知するものである。上述したように、ストップスイッチ42は、各リール31ごとにそれぞれ設けられているが、1番目、2番目、3番目にオンされたストップスイッチ42がそれぞれ、左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるかを検知する。各ストップスイッチ42には、それぞれオンされたときに、識別信号が停止操作順番検知手段62に送信されるように構成されている。
リール停止制御手段63は、遊技状態(通常遊技中、特別遊技中、又は特典付き遊技中等)と、役抽選手段61の抽選結果と、ストップスイッチ42がオンされたときのタイミング等とから、リール31の停止位置を決定するとともに、その決定された位置にリール31を停止制御するものである。
リール停止制御手段63には、停止位置決定テーブルが設けられている。この停止位置決定テーブルは、役抽選手段61の抽選結果、及び遊技状態等に対応して設けられており、ストップスイッチ42の操作タイミングに基づいたリール31の停止位置を定めたものである。
ここで、役抽選手段61で何らかの役が当選したときは、その当選役に対応する図柄の組合せができる限り有効ライン22に停止するようにリール31が停止制御される。また、役抽選手段61の抽選で非当選のときは、何らかの役の図柄の組合せが有効ライン22に停止しないようにリール31が停止制御される。
特別遊技中遊技制御手段64は、特別遊技中の遊技の進行等を制御するものである。例えば、特別遊技がBBゲームであるときは、BBゲーム中の一般遊技回数をカウントする手段、BBゲーム中の各ボーナスゲームにおける所定役の入賞回数及び遊技回数をカウントする手段、BBゲーム中の一般遊技からボーナスゲームへの移行回数をカウントする手段、BBゲームの終了条件を満たしたか否かを判別する手段、BBゲームの終了条件を満たしたと判別したときはBBゲームを終了するように制御する手段等、各種の手段を備える。
特典付き遊技抽選手段65は、本実施形態では、役抽選手段61で特別役の1つであるBBに当選したときに、BBゲームの終了後に移行する遊技を、通常遊技とするか又は特典付き遊技とするかの抽選を行うものである。
ここで、特典付き遊技抽選手段65は、役抽選手段61と同様に乱数発生手段や所定の抽選テーブルを用いて通常遊技とするか特典付き遊技とするかを決定する。
特典付き遊技中遊技制御手段66は、BBゲームの終了後に特典付き遊技に移行したときに、この特典付き遊技中の遊技の進行等を制御するものである。例えば、特典付き遊技の終了条件を満たしたか否かを判別する手段、特典付き遊技中の遊技回数をカウントする手段、特典付き遊技中の遊技者のメダル獲得枚数をカウントする手段等を備えている。
リール制御パターンデータテーブル67は、ストップスイッチ42の操作順番に対応するリール31の停止制御を定めたリール制御パターンを複数設けたものである。
図4は、第1実施形態のリール制御パターンデータテーブル67を示す図である。本実施形態では、リール制御パターンは、パターン1〜パターン3まで、3つ設けられている。そして、各パターンごとに、リール31の停止制御と、文字情報表示部33に表示される内容が予め定められている。
引込み用停止位置決定テーブルは、ストップスイッチ42の操作時におけるリール31の位置から停止可能位置を検索し、その停止可能位置の範囲内において所定の図柄を所定位置に停止させることが可能であるときは、その位置にリール31を停止させるように定めたテーブルである。ここで、「停止可能位置の範囲内」は、ストップスイッチ42の操作時におけるリール31の位置から5図柄までに設定されている。なお、その停止可能位置の範囲内において所定の図柄を所定位置に停止させることができないときは、リール31の移動量が最も少ない位置、すなわち、原則としてストップスイッチ42の操作の瞬間に存在する図柄の次の図柄の位置でリール31を停止させるように定められている。
水平方向中段の有効ライン22b上に1〜4、6、11〜16及び21番の図柄が存在する瞬間にストップスイッチ42がオンされても、上記と同様に、その次の図柄の位置で左リール31が停止する。
これに対し、その他の図柄が水平方向中段の有効ライン22b上に存在する瞬間にストップスイッチ42がオンされた場合は異なる。
そしてさらに、「所定位置」とは、15番の「ベル」については、水平方向中段の有効ライン22b上であり、4番の「チェリー」については、水平方向上段又は下段の有効ライン22a又は22c上である。
したがって、水平方向中段の有効ライン22b上に15〜19番までの図柄が存在する瞬間にストップスイッチ42がオンされると、水平方向中段の有効ライン22bに14番の「ベル」が引き込まれ、停止する。
これに対し、その他の位置でストップスイッチ42がオンされると、中リール31は直ちに停止する。すなわち、中リール31が停止可能な最小移動での停止となる。
これに対し、その他の位置でストップスイッチ42がオンされると、右リール31は直ちに停止する。すなわち、右リール31が停止可能な最小移動での停止となる。
以上の引込み用停止位置決定テーブルに対し、最小移動用停止位置決定テーブルは、ストップスイッチ42の操作時におけるリール31の位置から停止可能位置を検索し、その停止可能位置の範囲内においてリール31の移動量が最も少ない位置にリール31を停止させるように定めたテーブルである。ここで、「停止可能位置の範囲内」は、上記と同様に、ストップスイッチ42の操作時におけるリール31の位置から5図柄までに設定されている。そして、原則として、ストップスイッチ42の操作の瞬間に存在する図柄の次の図柄の位置でリール31を停止させるように定められている。
(リール制御パターン抽選手段)
リール制御パターン抽選手段68は、リール制御パターンデータテーブル67から、リール制御パターンを抽選によって選択するものである。例えば役抽選手段61と同様の乱数発生手段及び抽選テーブルを用いて、パターン1〜パターン3までの、いずれかのリール制御パターンを選択する。各パターンの選択確率は、どのようなものであっても良いが、例えばパターン1〜パターン3がそれぞれ1/3の選択確率を有するように設定することが挙げられる。
リール制御パターン報知選択手段69は、文字情報表示部33による表示(リール制御パターン報知手段による報知)を行うか否かを選択するものである。
特に本実施形態では、リール制御パターン報知選択手段69は、特典付き遊技を行うことに決定されたときは、報知を行うか否かを乱数を用いた抽選等によって決定する。
上述したように、特典付き遊技には第1遊技態様と第2遊技態様とが設定されている。そして、報知を行う特典付き遊技に決定されたときは、第1遊技態様の特典付き遊技を行うこととなる。
そして、リール制御パターン報知選択手段69は、特典付き遊技抽選手段65の抽選結果に基づいて、報知を行うか否かを選択するようにしても良い。
この場合は、遊技者は、リール制御パターンの「パターン1」が選択されたこと、すなわち1番目にオンするストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられ、2番目及び3番目にオンするストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御には最小移動用停止位置決定テーブルが用いられることを知ることができる。
この場合は、最初に、左リール31に係るストップスイッチ42をオンする。これにより、左リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられる。上述のように、水平方向中段の有効ライン22b上に4〜10番の図柄が位置している瞬間にストップスイッチ42をオンすれば、水平方向上段又は下段の有効ライン22a又は22cに「チェリー」が引き込まれる。よって、「チェリー」に係る小役の入賞となり、10枚のメダルの払出しとなる。すなわち、「チェリー」に係る小役の入賞を狙う場合は、7図柄間の余裕を有する。
また、左リール31の停止後は、中リール31及び右リール31は、いずれの位置でストップスイッチ42をオンしても良い。
この場合は、中リール31、右リール31、左リール31の順に停止させる。これにより、中リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられる。
そして中リール31を停止させる際には、14番の「ベル」が水平方向中段の有効ライン22b上に停止するようにストップスイッチ42をオンする。
次いで、右リール31に係るストップスイッチ42を、8番の「ベル」が水平方向中段の有効ライン22b上に停止するようにオンする。中リール31の停止時に水平方向中段の有効ライン22b上に「ベル」が停止していれば、右リール31は、いずれの有効ライン22上に停止しても、「ベル」に係る小役のテンパイとなる。
ここで、テンパイとは、第1リール31及び第2リール31の停止時に、双方のリール31の役を構成する図柄がいずれかの有効ライン22上に揃い(第3リール31は回転中)、第3リール31の停止時に第3リール31の当該役を構成する図柄が上記の有効ライン22上に揃えば、その役の入賞となる状態をいう。
なお、左リール31では、14番から16番にかけて3つ続けて「ベル」が配置されているので、遊技者は、左リール31の回転時に、容易に3つの連続する「ベル」の図柄を判別することが可能である。
上述のように、特典付き遊技の終了条件の1つとして、メダル獲得枚数が規定枚数に到達した場合がある。一方、特典付き遊技中であっても、特別役の抽選は行われている。よって、特典付き遊技の遊技回数を規定回数近くまで行った方が、特別役の当選を待つ上で有利である。このため、遊技者は、メダル獲得枚数が規定枚数に近づいた場合には、意図的に小役が入賞しないように狙う必要がある。そこで、このような場合は、小役の入賞を意図的に外す(小役に係る図柄を意図的に有効ライン22に停止しないようにする)ことになるが、リール制御パターンを知ることによって、より簡易に小役の入賞を外すことができるようになる。
また、最後の中リール31については、いずれの位置でストップスイッチ42をオンしても良い。
この場合は、遊技者は、リール制御パターンの「パターン2」が選択されたこと、すなわち2番目にオンするストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられ、1番目及び3番目にオンするストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御には最小移動用停止位置決定テーブルが用いられることを知ることができる。
先ず最初に、中リール31に係るストップスイッチ42を、特に図柄を狙うことなくオンし、中リール31を適当な位置で停止させる。
次いで、左リール31に係るストップスイッチ42をオンする。これにより、左リール31は、2番目に停止するリール31であるので、上述と同様に、左リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられる。よって、上述と同様にストップスイッチ42をオンし、水平方向上段又は下段の有効ライン22a又は22cに4番の「チェリー」が引き込まれるようにする。
この場合は、右リール31、中リール31、左リール31の順に停止させる。これにより、中リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられ、右リール31及び左リール31の停止制御には最小移動用停止位置決定テーブルが用いられる。
先ず、右リール31については、8番の「ベル」が、水平方向上段又は下段の有効ライン22a又は22cに停止するようにストップスイッチ42をオンする。
そして、最後の左リール31については、テンパイしているいずれかの有効ライン22に15番の「ベル」が停止するように、すなわち3つの連続する「ベル」が表示窓21内に停止するようにストップスイッチ42をオンする。
この場合は、2番目に右リール31を停止させ、右リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられるようにする。狙う位置としては、上記と同様に、表示窓21内に3つの連続する「チェリー」が停止するようにする。
また、左リール31については、4番の「チェリー」が有効ライン22上に停止しない位置を狙う。
さらに、中リール31については、特に制限はないので、適当に停止させれば良い。
この場合は、遊技者は、リール制御パターンの「パターン3」が選択されたこと、すなわち3番目にオンするストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられ、1番目及び2番目にオンするストップスイッチ42に対応するリール31の停止制御には最小移動用停止位置決定テーブルが用いられることを知ることができる。
この場合は、3番目に左リール31を停止させるようにすれば良い。すなわち、最初に中リール31及び右リール31を適当な位置で停止させる。そして最後に左リール31を停止させる。これにより、左リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられることになる。
左リール31の停止時に狙う位置としては、上記の「チェリー」に係る小役の入賞を狙うときと同様である。
この場合は、右リール31、左リール31、中リール31の順に停止させる。これにより、中リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられ、左リール31及び右リール31の停止制御には最小移動用停止位置決定テーブルが用いられる。
先ず、右リール31については、8番の「ベル」が、水平方向中段の有効ライン22bに停止するように狙う。
そして最後に、中リール31の14番の「ベル」が、テンパイしている有効ライン22に停止するように狙う。中リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられるので、テンパイしている有効ライン22に「ベル」の図柄を狙う場合は、5図柄間の余裕を有する。
この場合は、3番目に右リール31を停止させ、右リール31の停止制御には引込み用停止位置決定テーブルが用いられるようにする。狙う位置としては、上記と同様に、表示窓21内に3つの連続する「チェリー」が停止するようにする。
また、左リール31については、4番の「チェリー」が有効ライン22上に停止しない位置を狙う。
さらに、中リール31については、特に制限はないので、適当に停止させれば良い。
また、報知されたリール制御パターンと、遊技者が狙う役との関係を考慮してストップスイッチ42の操作順番を決定するという、新たなゲームを提供することができる。
図6及び図7は、第1実施形態において、第1遊技態様での特典付き遊技中のゲームの流れを示すフローチャートである。図7は、図6に続くフローチャートである。
先ず、遊技者は、メダル投入口23からメダルを投入し、有効ライン22を有効化する。ステップS1において、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。遊技者がスタートスイッチ41をオンし、各リール31が始動されると、遊技制御手段60は、これを検知し、次のステップS2に進み、役抽選手段61による役の抽選を行う。
次のステップS3では、遊技制御手段60は、上記の役が当選したか否かを判別する。そして、当選したと判別したときはステップS4に進み、当選していないと判別したときはステップS6に進む。
なお、遊技者は、上記のリール制御と、報知内容に基づくリール制御とが対応していないことを知るので、これによって、何らかの役が当選したことを知ることができる。
また、BBの当選時は、特典付き遊技を終了する処理を行う。さらにまた、RB又はSBの入賞後は、特典付き遊技を中段するとともに、それぞれRBゲーム又はSBゲームを開始させ、これらのゲームが終了したときは、再度、特典付き遊技の中段前の状態に戻るようにする。
ステップS9では、遊技用制御手段60は、選択されたリール制御パターンがパターン1であるか否かを判別する。パターン1であると判別されたときはステップS10に進み、パターン1でないと判別されたときはステップS11に進む。
ステップS14では、遊技用制御手段60は、選択されたリール制御パターンがパターン2であるか否かを判別する。パターン2であると判別されたときはステップS15に進み、パターン2でないと判別されたときはステップS16に進む。
なお、ステップS22において最後のリール31を停止制御するときは、ステップS2で当選しなかった役、すなわちBB、RB、SB又はRPを構成する図柄の組合せが有効ライン22に停止しないように制御する。停止してしまうときは、最後のリール31では、役を構成する図柄のいわゆる蹴飛ばし処理を行う。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態では、BBゲームの一般遊技中は、特定小役が通常遊技時よりも高い確率で当選するように設定された抽選テーブルを用いて、役抽選手段61による役の抽選が行われる。ここで、特定小役を構成する図柄の組合せは、「ベル」−「ベル」−「ベル」である。
これに対し、予め定められた所定のストップスイッチ42の操作順番以外の操作順番で操作したときは、遊技者は、「ベル」の図柄が有効ライン22を通過する直前にストップスイッチ42をオンしなければ、特定小役を入賞させることはできない。
ここで、各リール31の停止可能位置の範囲は、上述と同様に、ストップスイッチ42が操作された瞬間から5図柄以内であるとする。よって、図8のように「ベル」の図柄を配置すれば、リール停止制御手段63は、常に、所望の有効ライン22に、「ベル」の図柄を停止させることができる。
図9において、リール制御パターンは、パターン1〜パターン3までの3つ設けられている。そして、第1(最初の)ストップスイッチ42が左、中又は右のいずれであるかによって、引込み用停止位置決定テーブル又は最小移動用停止位置決定テーブルが選択される。
また、リール制御パターンが選択されたときは、各パターンに対応する内容が文字情報表示部33に表示されることによって、特定小役の当選及び特定小役を入賞させるためのストップスイッチ42の操作順番が報知される。例えば、「パターン1」が選択されたときは、文字情報表示部33には「左」と表示される。これは、左リール31に対応するストップスイッチ42を最初にオンすれば、各リール31の停止制御において引込み用停止位置決定テーブルが選択され、特定小役を構成する「ベル」の図柄が有効ライン22に引き込まれ、特定小役を入賞させることを示すものである。
なお、ストップスイッチ42の操作順番を示唆する等、間接的にストップスイッチ42の操作順番を報知する内容を文字情報表示部33に表示しても良い。
ここで、リール制御パターン報知選択手段69は、遊技中に特定の条件を満たすときに、報知を行うように決定しても良い。あるいは、乱数を用いた抽選等によって報知を行うか否かを決定しても良い。
先ずステップS31において、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。遊技者がスタートスイッチ41をオンし、各リール31が始動されると、遊技制御手段60は、これを検知し、次のステップS32に進み、役抽選手段61による役の抽選を行う。
次のステップS33では、遊技制御手段60は、特定小役が当選したか否かを判別する。そして、当選したと判別したときはステップS34に進み、当選していないと判別したときは図中、Cに進む。
ステップS40では、リール停止制御手段63は、ステップS37で選択された停止位置決定テーブルに基づいて、第2ストップスイッチ42に対応する第2リール31を停止制御する。
次にステップS41に進み、遊技用制御手段60は、第3(最後の)ストップスイッチ42がオンされたか否かを検知し続ける。そして、オンが検知されるとステップS42に進む。
なお、ステップS42において、最後のリール31を停止制御するときは、ステップS32で当選しなかった役を構成する図柄の組合せが有効ライン22に停止しないように制御する。停止してしまうときは、最後のリール31では、その役を構成する図柄のいわゆる蹴飛ばし処理を行う。
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態では、第2実施形態のように、BBゲームの一般遊技中は、特定小役が通常遊技時よりも高い確率で当選するように設定された抽選テーブルを用いて、役抽選手段61による役の抽選が行われる。ここで、特定小役は、第2実施形態と異なり、3種類(第1特定小役、第2特定小役、及び第3特定小役)設けられている。第1特定小役を構成する図柄の組合せは、「プラム」−「プラム」−「プラム」である。また、第2特定小役を構成する図柄の組合せは、「オレンジ」−「オレンジ」−「オレンジ」である。さらにまた、第3特定小役を構成する図柄の組合せは、「ベル」−「ベル」−「ベル」である。
(特定小役当選報知手段)
第3実施形態では、BBゲームの一般遊技中において、上記の特定小役が当選したときは、いずれの特定小役が当選したかを報知する特定小役当選報知手段が設けられており、文字情報表示部33がその役割を果たす。
すなわち、第1特定小役が当選したときは、文字情報表示部33に「プラム」と表示される。同様に、第2特定小役の当選時には「オレンジ」と表示され、第3特定小役の当選時には「ベル」と表示される。
なお、文字による表示ではなく、「プラム」等の各図柄を画像表示するものであっても良い。
特定小役当選報知選択手段70は、上記の特定小役の当選を報知するか否かを選択するものである。
特定小役当選報知選択手段70は、第2実施形態におけるリール制御パターン報知選択手段69と同様に、遊技中に特定の条件を満たすときに、報知を行うように決定しても良い。あるいは、乱数を用いた抽選等によって報知を行うか否かを決定しても良い。
さらには、役抽選手段61の抽選において、2種類のBBを設けておき、一方はBBゲームの一般遊技中に報知を行うBBとし、他方は報知を行わないBBとし、これらを抽選によって決定しても良い。
また、中リール31については、3つの「オレンジ」、並びにそれぞれ5つの「プラム」及び「ベル」が配置されている。
さらにまた、右リール31については、3つの「ベル」、並びにそれぞれ5つの「プラム」及び「オレンジ」が配置されている。
ここで、各リール31の停止可能位置の範囲内を、上述と同様に、ストップスイッチ42の操作時におけるリール31の位置から5図柄までとする。
このとき、リール31に3つ配置されている図柄については、図柄の引込み制御により、少なくともいずれかの有効ライン22に停止するように、いいかえればその図柄が表示窓21内に出現するように、停止制御することができる。しかし、所望の有効ライン22に常に停止するように停止制御することはできない。
以上より、左リール31は、停止制御によって、「プラム」の図柄を所望の有効ライン22に常に停止させることはできないが少なくともいずれかの有効ライン22に停止させることができ、かつ、「オレンジ」及び「ベル」の図柄を所望の有効ライン22に常に停止させることができるようになっている。
すなわち、最初に左リール31に係るストップスイッチ42をオンし、「プラム」の図柄の引込み処理が行われると、いずれかの有効ライン22には「プラム」の図柄が停止する。次に、中リール31及び右リール31に係るストップスイッチ42をそれぞれオンし、「プラム」の図柄の引込み処理が行われると、左リール31の「プラム」の図柄が停止しているいずれかの有効ライン22に、中リール31及び右リール31の「プラム」の図柄が停止する。
よって、「プラム」に係る第1特定小役が当選した場合は、左リール31を最初に停止させれば、引込み処理が行われることによって、必ず第1特定小役が入賞するが、中リール31又は右リール31を最初に停止させたときは、第1特定小役が入賞するとは限らない。
「オレンジ」に係る第2特定小役が当選した場合は、中リール31を最初に停止させれば、引込み処理が行われることによって、必ず第2特定小役が入賞するが、左リール31又は右リール31を最初に停止させたときは、第2特定小役が入賞するとは限らない。
先ずステップS51において、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。遊技者がスタートスイッチ41をオンし、各リール31が始動されると、遊技制御手段60は、これを検知し、次のステップS52に進み、役抽選手段61による役の抽選を行う。
次のステップS53では、遊技制御手段60は、いずれかの特定小役が当選したか否かを判別する。そして、当選したと判別したときはステップS54に進み、当選していないと判別したときは図中、Eに進む。
そして、次のステップS55で、リール停止制御手段63は、当選した特定小役に対応する引込み用停止位置決定テーブルを選択する。
次いで、ステップS58で、遊技用制御手段60は、全てのリール31が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときは、図示しないが、特定小役が入賞したか否かを検知するとともに、入賞を検知したときはその特定小役に対応するメダルの払出し等の処理を行ってから、本フローチャートによる処理を終了する。一方、ステップS58で全てのリール31が停止していないと判別したときは、ステップS56に戻る。
(1)第1実施形態では、特典付き遊技中での制御を例に挙げて説明したが、通常遊技や特別遊技中に、第1実施形態のような遊技状態を作り出すことも可能である。
同様に、第2実施形態及び第3実施形態では、BBゲーム中の一般遊技での制御を例に挙げて説明したが、通常遊技や特別遊技の終了後の遊技で、一定条件下で、第2実施形態や第3実施形態のような遊技状態を作り出すことも可能である。
また、図柄の引込み可能な範囲は、本実施形態で示したように、ストップスイッチ42の操作時の図柄から5図柄以内ということに限定されるものではなく、これより狭い範囲又は広い範囲のいずれであっても良い。
例えば第2実施形態において、「ベル」の図柄を有効ライン22に停止させないことを積極的に行うもの、例えばストップスイッチ42の操作タイミングでは表示窓21内に「ベル」の図柄が停止してしまう場合であっても、いわゆる蹴飛ばし処理によって表示窓21外に「ベル」の図柄を停止させるようにする停止位置決定テーブルを用いても良い。あるいは、「ベル」の図柄が有効ライン22に停止しにくい制御を行うもの、例えば「ベル」の図柄の有効ライン22への引込み制御を行うものの、特定の位置でストップスイッチ42が操作されたときに限って引込み制御を行う停止位置決定テーブルを用いても良い。
20 フロントパネル
21 表示窓
22(22a、22b、22c、22d、22e) 有効ライン
23 メダル投入口
24 有効ラインランプ
31 リール
32 モータ
33 文字情報表示部(リール制御パターン報知手段、特定小役当選報知手段)
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60 遊技用制御手段
61 役抽選手段
62 停止操作順番検知手段
63 リール停止制御手段
64 特別遊技中遊技制御手段
65 特典付き遊技抽選手段
66 特典付き遊技中遊技制御手段
67 リール制御パターンデータテーブル
68 リール制御パターン抽選手段
69 リール制御パターン報知選択手段
70 特定小役当選報知選択手段
Claims (3)
- 複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるときに遊技者が操作するストップスイッチと、
役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段の抽選結果に基づいて前記リールを停止制御するリール停止制御手段と
を備え、
前記役抽選手段により抽選される役には、第1特定小役と、前記第1特定小役と図柄の組合せが異なる第2特定小役とを有し、
前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第1特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるための最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を有するように、前記第1特定小役に対応する図柄が配列されているとともに前記リール停止制御手段による前記リールの停止制御が行われ、
前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第2特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を有するように、前記第2特定小役に対応する図柄が配列されているとともに前記リール停止制御手段による前記リールの停止制御が行われ、
前記第1特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番と、前記第2特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番とは、異なるように定められており、
前記役抽選手段で前記第1特定小役に当選したときは、前記第1特定小役に対応する図柄及び前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第1特定小役に対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を報知するとともに、前記役抽選手段で前記第2特定小役に当選したときは、前記第2特定小役に対応する図柄及び前記リールの停止可能位置の範囲内において前記第2特定小役対応する特定の図柄の組合せを有効ラインに停止させるために最も有利な前記ストップスイッチの操作順番を報知する特定小役当選報知手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記特定小役当選報知手段による報知を行うか否かを選択する特定小役当選報知選択手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で抽選される役として、通常遊技から遊技者にとって有利な特別遊技に移行させるための第1特別役及び第2特別役を有し、
前記役抽選手段で前記第1特別役に当選して前記特別遊技に移行したときは、前記特定小役当選報知手段による報知を行う遊技を実行し、前記役抽選手段で前記第2特別役に当選して前記特別遊技に移行したときは、前記特定小役当選報知手段による報知を行わない遊技を実行する
ことを特徴とするスロットマシン。
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