JP4319815B2 - 外力を動力源とする移動玩具 - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F9/00Games not otherwise provided for
    • A63F9/14Racing games, traffic games, or obstacle games characterised by figures moved by action of the players

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シューティング・ゲーム装置に用いられる外力を動力源とする移動玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動のリモートコントロールされる移動玩具を用いたゲーム装置には、障害物のあるプレイ・フィールド上に電動の移動玩具を走らせ、目的位置まで移動玩具を到達させることを競うゲーム装置がある。しかしながら外力を動力源とする移動玩具を用いた同様のゲーム装置は、提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
その原因は、外力を動力源とする従来の移動玩具の多くが、ミニチュアカーに代表されるように、単純に移動するだけで、移動玩具の動作態様にバリエーションを持たせることができず、ゲームの進行が単調になって、プレイヤの興味が直ぐに失われてしまうことにあるものと推測される。
【0004】
本発明の目的は、付属部品の装着位置を複数選択することができるようにして、ゲームのバリエーションを広げることができる外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、付属部品装着姿勢または装着位置を変えることにより、他の移動玩具と衝突可能な衝突部の形状を変えることができる外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、付属部品の着脱を繰り返しても長い期間にわたって取付強度が変わることのない外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的は、消耗部品の交換が可能な外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、他の移動玩具の衝突を受けても付属部品の取付角度が変化しない外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0009】
本発明の別の目的は、付属部品の取付角度の選択の自由度が高い外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は着脱用アダプタの装着が容易な外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0011】
本発明の更に他の目的は、シューティングをより確実に行える外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0012】
本発明の別の目的は、転倒しても自力で元の姿勢に復帰する外力を動力源とする移動玩具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動玩具が使用されるシューティング・ゲーム装置は、プレイ・フィールド上で異なった動きをする複数種類の台車と、複数種類の台車から選択された1台の台車が取り付けられる台車取付部を備えた少なくとも1個の玩具本体と、玩具本体の台車取付部に台車が取り付けられて構成された外力を動力源とする移動玩具(以下単に移動玩具と言う)に外力を与えるシューティング装置とから構成される。ここで複数種類の台車としては、外力の与え方によって移動方向が変わるものや、直線的に動くものや、カーブしながら動くものや、回転しながら動くもの等、種々の動きをするものを用いることができる。また玩具本体は、一般的に台車取付部に外装が装着された構造を有しており、外装としては自動車、飛行機、動物、昆虫、怪獣等の各種のフィギュアを採用することが可能である。
【0014】
本発明の第1のタイプの外力を動力源とする移動玩具は、台車と、台車が取り付けられる玩具本体とを具備する。そして玩具本体に付属部品を着脱自在に取り付けるための着脱構造の一部を構成する複数の付属部品取付部が、玩具本体に設けられている。複数の付属部品取付部を玩具本体に設けると、ゲームの進行状況に応じて付属部品の取付位置を変更することが可能になるだけでなく、複数の付属部品を1台の移動玩具に装着することも可能になり、ゲームの進行または戦略のバリエーションを大幅に増やすことが可能になる。
【0015】
着脱構造の構成は任意である。しかしながら付属部品の装着を容易にするためには、着脱構造を、玩具本体及び付属部品の一方に設けられた嵌合用凹部と、玩具本体及び付属部品の他方に設けられた嵌合用凹部に嵌合される嵌合用凸部とから構成するのが好ましい。このような構成を採用すると、凹部に凸部を嵌め合わせる作業または凹部から凸部を引き抜く作業といった単純な作業によって付属部品を着脱できるので、付属部品の着脱が非常に容易になる。
【0016】
付属部品取付部は嵌合用凹部または嵌合用凸部のいずれであってもよい。しかしながら玩具本体に複数の嵌合用凹部を複数の付属部品取付部として設けると、付属部品取付部の数が多くなった場合でも、付属部品取付部の存在があまり目立つことがないので、玩具の外観または意匠に悪影響を与えることが少ない。
【0017】
また付属部品に、嵌合用凹部または嵌合用凸部のいずれを設けてもよい。しかしながら付属部品が小形になると、付属部品の製造が難しくなるので、付属部品には嵌合用凸部を設けるほうが好ましい。また付属部品に複数の嵌合用凸部を設けると、付属部品の取付姿勢のバリエーションが増え、その結果ゲームの戦略のバリエーションを増やすことができる。
【0018】
玩具本体及び付属部品の材質は任意である。しかし生産性及び製造価格を考慮すると、合成樹脂等の硬質の成形材料によって玩具本体及び付属部品を成形するのが一般的である。このような場合でも、付属部品の着脱作業を丁寧に行えば特に問題はない。しかしながら付属部品の着脱作業を乱暴にすると、どうしても嵌合用凹部と嵌合用凸部との間で摩擦や損傷が発生し、ある程度の期間が経過すると、付属部品が外れ易くなる。この問題を解決するためには、玩具本体及び付属部品の一方に取付用孔部を設け、取付用孔部に着脱自在に嵌合されて内部に嵌合用凹部が形成された弾性材料からなる着脱用アダプタを用い、嵌合用凹部の寸法を嵌合用凸部の寸法よりも僅かに小さくするのが好ましい。このような着脱用アダプタを用いると、付属部品の着脱作業を多少乱暴に行っても、着脱用アダプタの弾性変形によって、嵌合用凹部が激しく摩耗したり、損傷を受けるのを有効に防止できる。また着脱用アダプタの弾性力で嵌合用凸部を締め付けることができるので、付属部品が外れ難くなる利点も得られる。また着脱用アダプタを用いると、頻繁な着脱によって着脱用アダプタが損傷を受けた場合でも、交換が可能であり、移動玩具の寿命を大幅に延ばすことができる。
【0019】
嵌合用凸部の横断面形状及び嵌合用凹部の内壁面の横断面形状は、嵌合を許容するものであれば、任意である。しかし嵌合用凸部の横断面形状を、嵌合用凸部が突出する方向に延びる嵌合用凸部の凸部中心線を中心として、円周方向に等しい角度間隔θをあけてn個(nは3以上の正の整数)の突出部を有する形状にし、また嵌合用凹部の内壁面の横断面形状を、嵌合用凹部の開口面の中心を通って開口面と直交する方向に延びる凹部中心線を中心として、円周方向に角度間隔θの1/m倍(mは1以上の正の整数)の角度間隔θ/mをあけて前述の複数の突出部が嵌り得るn×m個の谷部を有する形状にするのが好ましい。このようにすると、嵌合用凸部と嵌合用凹部との間で角度間隔θ/mずつ付属部品を周方向に回転させて、付属部品を玩具本体に対して位置決めすることができる。nとmの数を任意に選択することにより、装着後の付属部品の回動を阻止して、しかも付属部品の取付角度を任意に選択できるようになる。特に、嵌合用凸部を正n角形の角柱形状とし、嵌合用凹部の横断面形状を凹部中心線を中心として、円周方向に(360°/2n)の等しい角度間隔をあけてn×m個の山部とn×m個の谷部とが交互に現れる形状にすると、嵌合用凹部及び嵌合用凸部の設計及び製造が簡単になる。
【0020】
着脱用アダプタを用いる場合には、着脱用アダプタの回り止めを考慮し、また着脱用アダプタの装着作業及び交換作業の容易性を考慮する必要がある。そこで取付用孔部の横断面形状を正多角形形状を呈するように定める。そして着脱用アダプタには、取付用孔部に嵌合される被嵌合部分を設け、被嵌合部分の外周面の輪郭形状を取付用孔部の正多角形形状と僅かに寸法が異なる相似形をなすものとする。このようにすれば、取付用孔部に嵌合された被嵌合部分が取付用孔部内で回転するのを確実に防止できる。また着脱用アダプタには、被嵌合部分の両側に、被嵌合部分が取付用孔部から抜け出るのを阻止する2つのフランジ部を設ける。そして2つのフランジ部の間に玩具本体の外壁の一部を挟持する。このようにすると、着脱用アダプタと取付用孔部との間に大きなガタツキが生じることがなくなる。
【0021】
付属部品の形状や寸法は自由である。例えば、付属部品の形状を、玩具本体に装着されたときに、積極的に被シュート面を増大させる形状にすると、ゲームの最中において、移動玩具を確実または正確にシュートできる方向を選択的に増やすことができるので、ゲームの面白さを増大させることができる。
【0022】
見方を変えると、本発明は、外力を動力源としてプレイ・フィールド上を移動する少なくとも2台の移動玩具どうしを衝突させて遊ぶシューティング・ゲーム装置に用いられる外力を動力源とする移動玩具においては、台車と、この台車が取り付けられる台車取付部及び複数の嵌合用凹部を備えた玩具本体と、複数の嵌合用凹部から選択された1つの嵌合用凹部に着脱自在に嵌合される1以上の嵌合用凸部を備えた1以上の付属部品または複数種類の付属部品とを具備するものと特定することができる。そして、1以上のまたは複数種類の付属部品に設けられた前記1以上の嵌合用凸部は、前記1以上の嵌合用凸部が前記複数の嵌合用凹部のいずれにも嵌合させることができ、しかも付属部品が玩具本体に装着された状態で、他の移動玩具と衝突可能な衝突部の形状が変わるように定められているものと特定することができる。衝突可能な衝突部の形状を変えると、攻撃及び守備の戦略のバリエーションが増えるため、ゲームに対するプレイヤの興味をより高めることができる。特に、複数種類の付属部品を用いる場合は、任意の嵌合用凹部に任意の付属部品の嵌合用凸部を嵌合させることができるように、複数の嵌合用凹部の形状と各付属部品に設けたすべての嵌合用凸部の形状とを定めておくと、複数種類の付属部品から選択された任意の付属部品を任意の移動玩具の玩具本体に装着することができる。
【0023】
第2のタイプの本発明では、玩具本体の台車取付部と対向する外壁部分の形状及び台車が取り付けられた状態における玩具本体の重心位置を、外力を受けて玩具本体が横倒し状態になったときに、自然に玩具本体が元の姿勢に戻ることを可能にするように定めている。具体的には、外壁部分の形状を、台車取付部が位置する側とは反対側に向かって凸となるように湾曲した湾曲形状にし、玩具本体の重心を湾曲形状の湾曲中心よりも台車取付部が位置する側に位置させる。このようにすれば、相手からの攻撃に対する守備力が上がるだけでなく、攻撃側の攻撃の仕方も工夫を要するようになる。その結果、ゲームの戦略の立て方が難しくなり、プレイヤのゲームに対する興味をより一層高めることができるようになる。
【0024】
なお付属部品は、一体のものである必要はなく、1以上の関節を有して変形可能な関節付きの構造を有していてもよいのは勿論である。このような関節付きの付属部品を用いると、付属部品の形状そのものを変えることができるため、更に変形のバリエーションを増やすことができて、攻撃の戦略性も多彩なものとすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する前に、本発明の移動玩具を使用するシューティング・ゲーム装置の一例を説明する。このシューティング・ゲーム装置は、少なくとも1つの外力を動力源とする移動玩具1と、この移動玩具1に外力を与えるシューティング装置3とから構成される。後に詳しく説明するが、このゲーム装置は、図3に示すようなプレイ・フィールド5上に移動玩具1を載せて、シューティング装置3により移動玩具1に外力を与えることにより、プレイするものである。
【0026】
移動玩具1は、玩具本体7の内部の後述する台車取付部に、異なった動きをする4種類以上の台車9,11,13,15(図1には4種類の台車だけを示してある)から選択された1台の台車が取り付けられた構造を有している。複数種類の台車としては、外力の与え方によって移動方向が変わるものや、直線的に動くものや、カーブしながら動くものや、回転しながら動くものや、攻撃を受けたときに容易に移動しない、後方には移動できない等、種々の動きをするものを用意することができる。後に詳しく説明するが、本実施の形態で用いる台車は、移動の動作態様(または移動軌跡の形状)を基準にして大きく4種類に種類分けされている。台車9はノーマルタイプ(進行方向が不定であるタイプ)の台車であり、台車11はストレートタイプ(真直ぐに進むタイプ)の台車であり、台車13はカーブタイプ(カーブしながら進むタイプ)の台車であり、台車15はグリップタイプ(攻撃を受けたときに容易には移動しないタイプ)の台車である。これらの台車9,11,13,15は、後に説明するように、前後を180°回転させて取り付けることが可能なように対称的な外形形状を有している。
【0027】
図2(A)乃至(C)は、移動玩具1の内部に構成されている台車取付部17,19,21の状態を概略的に示す玩具本体7の底面図である。玩具本体7は、台車取付部に外装が装着された構造を有しており、外装としては自動車、動物、怪獣等の各種のフィギュアを採用することが可能である。なお後の実施の形態で説明するように、玩具本体は2つのユニットに分けることも可能である。図2(A)に示す台車取付部17は、玩具本体7の正面Fから背面Bに向かう方向に細長く延びる台車本体収納用凹部18を備えている。図2(B)に示す台車取付部19は、正面Fから背面Bに向かう方向と直交する方向に細長く延びる台車本体収納用凹部20を備えている。更に図2(C)に示す台車取付部21は、正面Fから背面Bに向かう方向及び該方向と直交する方向にそれぞれ延びる開口部が十字形状をなす台車本体収納用凹部22を備えている。なおこれらの台車本体収納用凹部18及び20は、後に説明するように、前述の台車9,11,13,15の前後を180°変えた状態で台車を嵌合できるように対称的な形状に形成されており、台車本体収納用凹部22は台車9,11,13,15を90°ずつ回転させた位置関係で台車を嵌合できるような対称的な形状に形成されている。
【0028】
この例では、異なった動きをする複数種類の台車9,11,13,15から選んだ1台の台車を玩具本体7と組み合わせることにより、状況または戦略に応じて、移動玩具1に任意の動きをさせる。したがって台車を交換することにより、ゲームの進行または展開のバリエーションを多くすることができて、プレイヤの興味を高めることができる。
【0029】
図1に示すシューティング装置3は、種々の構造のものを考えることができるが、この例では、動力源として、バネ部材を用いている。図1に示すように、シューティング装置3は、前方位置と後方位置との間で変位する外面形状が角柱状を示すピストン23と、このピストン23が前方位置と後方位置との間で変位し得るようにピストン23を移動可能に保持するピストン保持ケース25と、ピストン保持ケース25の内部に配置された動力源としてのバネ部材と、ピストン保持ケース25の内部に構成された係合解除可能な構造を有するピストン係合構造と、ピストン係合構造に外力を与える外力付与機構29とから構成することができる。なおピストン保持ケース25は、上下方向に二つ割になるように構成された上側ケース25aと下側ケース25bとが組み合わされて構成されている。
【0030】
ゲーム装置は、机や床の面をプレイ・フィールドとして行うことができるが、図3に示すような専用のプレイ・フィールド5を用いてもよい。この専用のプレイ・フィールドは、ボード状又はシート状のものでもよく、また複数枚のシートを並べたものでもよい。図3に示したプレイ・フィールド5は、ボード状部材65の下に滑り止めシート67を接合したボードタイプのプレイ・フィールドである。このボード状部材65には、厚み方向に延びるように有底状態または貫通状態の複数の孔69が形成されている。この例の孔69は、有底の孔である。これら複数の孔69は、これらの孔69に挿入される挿入部を備えてプレイ・フィールド5上を移動する移動玩具1の進行を阻止する複数の障害物を、プレイ・フィールド5に位置決め固定するために使用される。なおこの例では、障害物の一例として複数本のロッド71を用いており、ロッド71の一端が孔69に挿入されている。この例では、ボード状部材65に形成した複数の孔69から選択された複数の孔69に複数本のロッド71の一端を挿入している。そしてこれらのロッド71を利用して、複数のフェンス部材73をプレイ・フィールド5上に配置している。使用するフェンス部材73は、バー75の両端にロッド71が嵌合されるロッド嵌合部77,77を備えている。この例では、バー75の長さが異なる複数種類のフェンス部材を用いている。フェンス部材73は、複数本のロッド71から選択された2本のロッド71,71に両端のロッド嵌合部77,77を嵌合した状態で配置されて、移動玩具1の通過を阻止するフェンスを構成する。この例では、複数本のロッド71の長さ寸法を、フェンス部材73のロッド嵌合部77が2つ以上嵌合可能な長さ寸法にしている。このようにすると2つ以上のフェンス部材73のロッド嵌合部77を1つのロッド71に対して取り付けることができるので、ボード状部材65に形成する孔69の間隔を短くしなくても、連続したフェンスを構成することが可能になる。
【0031】
図4(A)及び(B)は、本発明の第1の実施の形態の付属部品付きの移動玩具101を正面側から見た斜視図及び取付構造を示すための分解斜視図であり、図5(A)及び(B)は、この第1の実施の形態の付属部品を取った状態の移動玩具の正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。そして図6(A)乃至(D)は、付属部品を取った移動玩具の平面図、正面図、背面図及び右側面図である。そして図7(A)乃至(E)は第1の実施の形態で用いる付属部品の斜視図、背面図、平面図、正面図及び左側面図である。この付属部品付きの移動玩具101のプラスチック製の玩具本体103には、2本のプラスチック製のサーベル形状の付属部品104が、図8に概念的に示すような付属部品取付部を構成する嵌合用凹部105と嵌合用凸部107とからなる着脱構造を介して着脱可能に取り付けられている。玩具本体103の背面には、シューティング装置3で打つ平面状の被シュート面102が形成されている。この実施の形態では、玩具本体103側に8個の付属部品取付部を構成する嵌合用凹部105及び105´が設けられている(正面に2個、左右の側面にそれぞれ3個設けられている)。そして付属部品104には、これら8個の嵌合用凹部105及び105´に選択的に嵌合される2つの嵌合用凸部107及び109が設けられている。プレイヤは、状況に応じて、2つの嵌合用凸部107及び109から選択した1つの嵌合用凸部を8個の嵌合用凹部105及び105´から選択した1つの嵌合用凹部105または105´に嵌合して、付属部品104を玩具本体に装着する。
【0032】
本実施の形態のように、プラスチック(合成樹脂)等の硬質の成形材料によって玩具本体103及び付属部品104を成形する場合に、玩具本体103自身に嵌合用凹部を形成したものが図中において符号105´で示した嵌合用凹部である。但しこの場合には、付属部品の着脱作業を乱暴にすると、どうしても嵌合用凹部105´と嵌合用凸部107,109との間で摩擦や損傷が発生し、ある程度の期間が経過すると、付属部品104が外れ易くなる。そこで本実施の形態では、図4(B)及び図9(D)に示すように、玩具本体103に正六角形の取付用孔部111を設け、この取付用孔部111に着脱自在に嵌合されて内部に嵌合用凹部105が形成された弾性材料(シリコーンゴム、合成ゴム等)からなる着脱用アダプタ113を一部において用いている。嵌合用凹部105の寸法を嵌合用凸部107,109の寸法よりも僅かに小さくして、嵌合用凸部107,109が嵌合用凹部105に多少締めつけられた状態で挿入されている。
【0033】
図9(A)乃至(C)に示すように、着脱用アダプタ113は、筒状の本体115の中心部に嵌合用凹部(この例では貫通している凹部)105が形成されている。嵌合用凸部107の横断面形状及び嵌合用凹部105の内壁面の横断面形状は、嵌合を許容するものであれば、任意である。図8から分かるように、この例では、嵌合用凸部107の横断面形状は正六角形形状を呈している。これを一般的に具体的に説明すると、嵌合用凸部107が突出する方向に延びる嵌合用凸部107の凸部中心線CL1を中心として、円周方向に等しい角度間隔θ(60°)をあけてn(6)個の突出部(角部)を有する形状にしている。また嵌合用凹部105の内壁面の横断面形状は、図9(B)に示されように、凹部中心線CL2を中心として、円周方向に(360°/2×6)等しい角度間隔をあけて12個の山部117と12個の谷部119とが交互に現れる形状を有している。これを一般的に表現すれば、嵌合用凹部105の内壁面の横断面形状は、嵌合用凹部105の開口面の中心を通って開口面と直交する方向に延びる凹部中心線CL2を中心として、円周方向に角度間隔θの1/m倍(mは1以上の正の整数)の角度間隔θ/mをあけて前述の複数の突出部が嵌り得るn×m個の谷部及びn×m個の山部を有するものと表現することができる。このように嵌合用凹部105と嵌合用凸部の形状を定めると、嵌合用凸部107と嵌合用凹部105との間で角度間隔θ/mずつ付属部品104を周方向に回転させて、付属部品104を玩具本体103に対して位置決めすることができる。そしてnとmの数を任意に選択することにより、装着後の付属部品104の回動を阻止して、しかも付属部品104の取付角度を任意に選択できるようになる。
【0034】
取付用孔部111の横断面形状を正六角形形状にしている関係から、着脱用アダプタ113の本体115の中央には、取付用孔部111に嵌合される正六角形形状の輪郭を有する被嵌合部分121が設けられている。この被嵌合部分121の外周面の輪郭形状は、取付用孔部111の形状よりも僅かに寸法が大きい相似形をなしている。その結果、取付用孔部111に嵌合された被嵌合部分121が取付用孔部111内で回転するのが確実に防止される。また着脱用アダプタ113には、被嵌合部分121の両側に、被嵌合部分121が取付用孔部111から抜け出るのを阻止する2つのフランジ部123及び125を一体に備えている。一方のフランジ部123は円柱状の輪郭形状を有しており、他方のフランジ部125は切頭円錐形状の輪郭形状を有している。フランジ部125の外周部には周方向に90°の間隔をあけて円弧状の突起127が一体に設けられている。
【0035】
着脱用アダプタ113の被嵌合部分121を取付用孔部111に嵌合させる際には、一方のフランジ部123を変形させながら取付用孔部111にフランジ部123を先に挿入した後被嵌合部分121を取付用孔部111に挿入すればよい。被嵌合部分121が取付用孔部111に嵌合された状態においては、2つのフランジ部123及び125の内面は、玩具本体103の外壁の一部分の外面と内面とに接触して、この一部分を挟持している。その結果、着脱用アダプタ113と取付用孔部111との間に大きなガタツキが生じることはない。なお付属部品104は、どのような姿勢で8個の嵌合用凹部105のいずれに嵌合してもよい。極端な例ではあるが、8個の嵌合用凹部105の全てに付属部品104を嵌合させてもよいのは勿論である。
【0036】
なお上記第1の実施の形態において、全ての嵌合用凹部を着脱用アダプタを用いて提供するようにしてもよいのは勿論である。
【0037】
図10(A)及び(B)は、付属部品204が玩具本体203に装着された第2の実施の形態の移動玩具201の正面図及び右側面図を示している。また図11(A)及び(B)は付属部品が装着されていない移動玩具201を正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。さらに図12(A)乃至(D)は、付属部品が装着されていない移動玩具201の正面図、背面図、右側面図及び平面図である。そして図13(A)乃至(F)は、第2の実施の形態で使用される盾形状の付属部品204の斜視図、平面図、正面図、底面図,右側面図及び背面図である。これらの図において、図4乃至図9を用いて説明した第1の実施の形態を構成する各部分と同様の部分には、図4乃至図9に付した符号の数に100の数を加えた数の符号を付してある。第1の実施の形態と比べて、この実施の形態が異なるのは、玩具本体203の形状と付属部品204の形状である。玩具本体203は、正面側に1個の嵌合用凹部205、左右の側面側にそれぞれ2つの嵌合用凹部205を備えている。そして付属部品204は、比較的大きな面積(嵌合用凹部の面積の10倍以上の面積)を有する板状の盾本体216と1個の嵌合用凸部207とが一体成形された構造を有している。盾本体216の中央部には、前述のシュータによってシュートするシュート面218が設けらている。このような盾形状の付属部品204を玩具本体203に装着すると、相手の移動玩具を攻撃する際に、玩具本体203の背面側の被シュート面202が打ち難い状況にある場合には、この盾形状の付属部品204の嵌合用凸部207を任意の個所の嵌合用凹部205に嵌合し、シュート面218をシュータでシュートするようにしてもよい。
【0038】
図14(A)及び(B)は、付属部品304,304´が玩具本体303に装着された移動玩具301の第3の実施の形態の正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。また図15(A)乃至(D)は、付属部品を備えていない移動玩具301の正面図、背面図、右側面図及び平面図である。さらに図16(A)は翼形状の一対の付属部品304及び304´の斜視図であり、図16(B)乃至(E)は付属部品304の平面図、正面図、左側面図及び右側面図である。これらの図において、図4乃至図9を用いて説明した第1の実施の形態を構成する各部分と同様の部分には、図4乃至図9に付した符号の数に200の数を加えた数の符号を付してある。第1の実施の形態と比べて、この実施の形態が異なるのは、玩具本体303の形状と付属部品304,304´の形状である。玩具本体303は、正面側に2個の嵌合用凹部305、左右の側面側にそれぞれ2つの嵌合用凹部305を備えている。そして付属部品304及び304´は、対称的な形状を有する翼形状を呈している。その他の点は、第1の実施の形態と同様である。なおこの実施の形態において、例えば、図7に示したサーベル形状の付属部品104や図13に示した盾形状の付属部品204を、使用されていない嵌合用凹部305を利用して装着するようにしてもよい。
【0039】
図17(A)及び(B)は、付属部品が装着されていない玩具本体403を有する移動玩具401の第4の実施の形態の正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。玩具本体403は、正面側に2個の嵌合用凹部405、左右の側面側にそれぞれ2つの嵌合用凹部405を備えている。その他の点は第1の実施の形態と同様である。これらの嵌合用凹部405は、先に説明した各種の付属部品104,204,304及び以下に説明する付属部品404,504等の各種の付属部品を装着可能な範囲で装着すればよい。
【0040】
また図18(A)乃至(F)は、上記の各実施の形態で使用可能な付属部品404の正面側から見た斜視図、平面図、正面図、底面図、左側面図及び右側面図である。この付属部品404は機関砲形の形状を有しており、図7に示した付属部品104と同様に2つの嵌合用凸部407及び409を備えている。
【0041】
また図19(A)乃至(E)は、上記の各実施の形態で使用可能な付属部品504の平面図、正面図、底面図、左側面図及び右側面図である。この付属部品504はロボットの腕形の形状を有しており、図7に示した付属部品104と同様に2つの嵌合用凸部507及び509を備えている。
【0042】
上記各実施の形態においては、玩具本体に設けた嵌合用凹部と付属部品に設けた嵌合用凸部とがすべて嵌合可能となるように嵌合用凹部と嵌合用凸部とを形成している。したがって上記各実施の形態に図示された装着態様または装着の組み合わせに限定されることなく、各種の付属部品を各種の玩具本体の任意の付属部品取付部に装着してもよいのは勿論である。
【0043】
図20(A)及び(B)は、付属部品が玩具本体603に装着されていない移動玩具601の第5の実施の形態を正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。また図21(A)乃至(D)は、付属部品を備えていない移動玩具601の正面図、背面図、右側面図及び平面図である。これらの図において、図4乃至図9を用いて説明した第1の実施の形態を構成する各部分と同様の部分には、図4乃至図9に付した符号の数に500の数を加えた数の符号を付してある。第1の実施の形態と比べて、この実施の形態が異なるのは、玩具本体603の形状である。この実施の形態では、玩具本体603の台車取付部と対向する外壁部分606の形状と、台車が取り付けられた状態における玩具本体603の重心を、外力を受けて玩具本体603が横倒し状態になったときに、自然に玩具本体603が元の姿勢に戻ることを可能にするように定めている。具体的には、外壁部分606を、台車取付部が位置する側とは反対側に向かって凸となるように湾曲した湾曲形状にしている。そして玩具本体603の重心は、湾曲形状の湾曲中心(湾曲の曲率半径の中心)よりも台車取付部側に位置している。このようにすると、図22に示されるように、移動玩具601が横倒し状態になっても、台車620側にある重心が偏移した方向に湾曲面に沿って玩具本体603が回動する。その結果、横転した移動玩具601は、自力で元の姿勢に戻る。図20及び21の実施の形態では、玩具本体603の外壁部上に着脱用アダプタ613の一部が突出しているが、加わる外力がある程度大きければ、この程度の突出物は回転の障害になるものではない。なおこの実施の形態の移動玩具601の嵌合用凹部605にも、先の実施の形態と同様に各種の付属部品を適宜に装着できるのは勿論である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の付属部品取付部を玩具本体に分散して設けているので、ゲームの進行状況に応じて付属部品の取付位置を変更することが可能になるだけでなく、複数の付属部品を1台の移動玩具の玩具本体に装着することも可能になり、ゲームの進行または戦略のバリエーションを大幅に増やすことが可能になる利点が得られる。
【0045】
着脱構造を、玩具本体及び付属部品の一方に設けられた嵌合用凹部と、玩具本体及び付属部品の他方に設けられた嵌合用凹部に嵌合される嵌合用凸部とから構成する場合に、すべての嵌合用凹部とすべての嵌合用凸部の形状を互いに嵌合可能な形状にしておけば、複数種類の付属部品から選択した1以上の付属部品を任意の玩具本体の任意の位置に装着することが可能になる利点が得られる。
【0046】
また嵌合用凸部と嵌合用凹部との間で角度間隔θ/mずつ付属部品を周方向に回転させることができるように嵌合用凸部と嵌合用凹部の形状を定めておけば、付属部品の取付角度を任意に選択できるようになる利点が得られる。
【0047】
更に玩具本体の台車取付部と対向する外壁部分の形状及び台車が取り付けられた状態における玩具本体の重心位置を、外力を受けて玩具本体が横倒し状態になったときに、自然に玩具本体が元の姿勢に戻ることを可能にするように定めると
相手からの攻撃に対する守備力が上がるだけでなく、ゲームの戦略の立て方が難しくなり、プレイヤのゲームに対する興味をより一層高めることができるようになる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シューティング・ゲーム装置の概念を説明するための図である。
【図2】 (A)乃至(C)は、それぞれ移動玩具の内部に構成されている台車取付部の状態を概略的に示す玩具本体の底面図である。
【図3】 プレイ・フィールド上に移動玩具と障害物としてフェンス部材を配置した状態を示す斜視図である。
【図4】 (A)は本発明の第1の実施の形態の付属部品付きの移動玩具を正面側から見た斜視図であり、(B)は付属部品の取付構造を示す分解斜視図である。
【図5】 (A)及び(B)は、この第1の実施の形態の付属部品を取った状態の移動玩具の正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。
【図6】 (A)乃至(D)は、付属部品を取った移動玩具の平面図、正面図、背面図及び右側面図である。
【図7】 (A)乃至(E)は、第1の実施の形態で用いる付属部品の斜視図、背面図、平面図、正面図及び左側面図である。
【図8】 嵌合用凹部と嵌合用凸部の関係を説明するために用いる斜視図である。
【図9】 (A)乃至(C)は、着脱用アダプタの正面図、平面図及び右側面図を示しており、(D)は玩具本体に形成する取付用孔部を示す図である。
【図10】 (A)及び(B)は、付属部品が玩具本体に装着された第2の実施の形態の移動玩具の正面図及び右側面図である。
【図11】 (A)及び(B)は、付属部品が装着されていない移動玩具を正面側から見た斜視図及び背面側から斜視図である。
【図12】 (A)乃至(D)は、付属部品が装着されていない移動玩具の正面図、背面図、右側面図及び平面図である。
【図13】 (A)乃至(F)は、第2の実施の形態で使用される盾形状の付属部品の斜視図、平面図、正面図、底面図、右側面図及び背面図である。
【図14】 (A)及び(B)は、2つの付属部品が玩具本体に装着された移動玩具の第3の実施の形態の正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。
【図15】 (A)乃至(D)は、付属部品を備えていない移動玩具の正面図、背面図、右側面図及び平面図である。
【図16】(A)は翼形状の一対の付属部品の斜視図であり、(B)乃至(E)は、翼形状の付属部品の平面図、正面図、左側面図及び右側面図である。
【図17】 (A)及び(B)は、付属部品が装着されていない玩具本体を有する移動玩具の第4の実施の形態の正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。
【図18】 (A)乃至(F)は、各実施の形態で使用可能な付属部品の正面側から見た斜視図、平面図、正面図、底面図、左側面図及び右側面図である。
【図19】 (A)乃至(E)は、各実施の形態で使用可能な付属部品の平面図、正面図、背面図、左側面図及び右側面図である。
【図20】 (A)及び(B)は、付属部品が玩具本体に装着されていない移動玩具の第5の実施の形態を正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。
【図21】 (A)乃至(D)は、付属部品を備えていない移動玩具の正面図、背面図、右側面図及び平面図である。
【図22】 第5の実施の形態の移動玩具の動きを説明するために用いる図である。
【符号の説明】
1 移動玩具
3 シューティング装置
5 プレイ・フィールド
7 玩具本体
9,11,13,15 台車
17,19,21 台車取付部
18,20,22 台車本体収納用凹部
23 ピストン
25 ピストン保持ケース
27 ピストン係合構造
29 外力付与機構
65 ボード状部材
69 複数の孔
71 ロッド
73 フェンス部材
75 バー
77 ロッド嵌合部
101 移動玩具
103 玩具本体

Claims (7)

  1. シューティング・ゲーム装置に用いられ、外力を動力源としてプレイ・フィールド上を移動する移動玩具であって、
    台車と、
    前記台車が取り付けられる玩具本体とを具備し、
    前記玩具本体に付属部品を着脱自在に取り付けるための着脱構造の一部を構成する複数の付属部品取付部が、前記玩具本体に複数設けられ、
    前記着脱構造は、前記玩具本体及び前記付属部品の一方に設けられた嵌合用凹部と、前記玩具本体及び前記付属部品の他方に設けられて前記嵌合用凹部に嵌合される嵌合用凸部とから構成され、
    前記付属部品取付部は前記嵌合用凹部または前記嵌合用凸部から構成され、
    前記玩具本体及び前記付属部品の一方に取付用孔部が設けられ、前記取付用孔部に、内部に前記嵌合用凹部が形成された弾性材料からなる着脱用アダプタが着脱自在に嵌合され、
    前記嵌合用凹部の寸法が前記嵌合用凸部の寸法よりも僅かに小さくなるように、前記嵌合用凹部及び前記嵌合用凸部の形状が定められていることを特徴とする外力を動力源とする移動玩具。
  2. 前記玩具本体に複数の前記嵌合用凹部が前記複数の付属部品取付部として設けられている請求項に記載の外力を動力源とする移動玩具。
  3. 前記付属部品に1以上の前記嵌合用凸部が設けられている請求項に記載の外力を動力源とする移動玩具。
  4. 前記嵌合用凸部の横断面形状は、前記嵌合用凸部が突出する方向に延びる前記嵌合用凸部の凸部中心線を中心として、円周方向に等しい角度間隔θをあけてn個(nは3以上の正の整数)の突出部を有しており、
    前記嵌合用凹部の内壁面の横断面形状は、前記嵌合用凹部の開口面の中心を通って前記開口面と直交する方向に延びる凹部中心線を中心として、円周方向に前記角度間隔θの1/m倍(mは1以上の正の整数)の角度間隔θ/mをあけて前記複数の突出部が嵌り得るn×m個の谷部を有している請求項1,2または3に記載の外力を動力源とする移動玩具。
  5. 前記嵌合用凸部は正n角形の角柱形状を有しており、
    前記嵌合用凹部の前記横断面形状は、前記凹部中心線を中心として、円周方向に(360°/2n)の等しい角度間隔をあけてn×m個の山部とn×m個の谷部とが交互に現れる形状を有している請求項1,2または3に記載の外力を動力源とする移動玩具。
  6. 前記取付用孔部の横断面形状は正多角形形状を呈し、
    前記着脱用アダプタは前記取付用孔部に嵌合される被嵌合部分を有し、前記被嵌合部分の外周面の輪郭形状は前記取付用孔部の前記正多角形形状より僅かに寸法が大きい相似形をなし、
    前記着脱用アダプタは、前記被嵌合部分の両側に、前記被嵌合部分が前記取付用孔部から抜け出るのを阻止する2つのフランジ部を有し、
    前記2つのフランジ部の間に前記玩具本体の外壁の一部が挟持されている請求項に記載の外力を動力源とする移動玩具。
  7. 外力を動力源としてプレイ・フィールド上を移動する少なくとも2台の移動玩具どうしを衝突させて遊ぶシューティング・ゲーム装置に用いられる外力を動力源とする移動玩具であって、
    台車と、
    前記台車が取り付けられる台車取付部を備えた玩具本体とを具備し、
    前記玩具本体の前記台車取付部と対向する前記玩具本体の外壁部分の形状を、前記台車取付部が位置する側とは反対側に向かって凸となるように湾曲した湾曲形状とし、
    前記台車が取り付けられた状態における前記玩具本体の重心位置を、前記湾曲形状の湾曲中心よりも前記台車取付部側に位置させることにより、前記外力を受けて前記玩具本体が横倒し状態になったときに、自然に前記玩具本体が元の姿勢に戻ることを特徴とする外力を動力源とする移動玩具。
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