JP4318684B2 - オープンホールを基盤とする回折光変調器 - Google Patents

オープンホールを基盤とする回折光変調器 Download PDF

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Description

本発明は、回折光変調器に関し、特に、基盤部材に下部反射部を形成し、基盤部材から離隔して位置した上部マイクロミラーにオープンホールを備えることにより、1つのリボン状の上部マイクロミラーを有するエレメントで1ピクセルを実現することが可能な、オープンホールを基盤とする回折光変調器に関する。
一般に、光信号処理は、データ量が多くて実時間処理が不可能な既存のデジタル情報処理とは異なり、高速性、並列処理能力および大容量の情報処理能力といった利点を持っている。また、空間光変調理論を用いて、二進位相フィルタの設計および製作、光論理ゲート、光増幅器、映像処理技法、光デバイス、光変調器などの研究が行われている。
この中でも、特に空間光変調器は、光メモリ、光ディスプレイ、プリンタ、光インタコネクション、ホログラムなどの分野に使用されており、これを用いた表示装置の開発研究が行われている。
このような空間光変調器は、一例として、図1に示したような反射型変形可能格子光変調器10が挙げられる。このような変調器10は、ブルームなどの特許文献1に開示されている。変調器10は、反射表面部を有し、基板16の上部に一定の間隔で離れて浮遊(suspended)する複数の変形可能反射型リボン18を含む。絶縁層11がシリコン部材16上に蒸着される。その後、犠牲二酸化シリコン膜12および低応力窒化シリコン膜14の蒸着が行われる。
窒化物膜14は、リボン18からパターニングされ、二酸化シリコン層12の一部がエッチングされてリボン18が窒化物フレーム20によって酸化物スペーサ層12上に維持されるようにする。
単一波長λ0を有する光を変調させるために、変調器は、リボン18の厚さと酸化物スペーサ層12の厚さがλ0/4となるように設計する。
リボン18上の反射表面22と基板16の反射表面との垂直距離dで限定された前記変調器10の格子振幅は、リボン18(第1電極としての役割をするリボン18の反射表面22)と基板16(第2電極としての役割をする基板16の下部の伝導膜24)との間に電圧を印加することにより制御される。
変形されていない状態で、すなわちいずれの電圧も印加されていない状態で、格子振幅はλ0/2となり、リボンと基板から反射された光間の全体経路差はλ0となるので、このような反射光に位相を補強させる。
したがって、変形されていない状態で、変調器10は平面ミラーとして光を反射する。変形されていない状態の入射光と反射光を図2に符号20で表わす。
適正電圧がリボン18と基板16との間に印加されるとき、静電気力がリボン18を基板16の表面方向からダウン(down)位置に変形させる。ダウン位置において、格子振幅はλ0/4のように変わる。全体経路差は波長の1/2であり、変形されたリボン18から反射された光と基板16から反射された光とが相殺干渉する。
このような干渉の結果、変調器は入射光26を回折させる。変形された状態で+/−回折モード(D+1、D−1)で回折された光を図3にそれぞれ28と30で表わす。
ところが、ブルームの光変調器は、マイクロミラーの位置制御のために静電気方式を用いるが、この場合、動作電圧が比較的高く(通常30V内外)、印加電圧と変位の関係が線形的でないといった欠点があって、結果として光調節時の信頼性が高くないという欠点がある。
このような問題点を解決するための特許文献2には、「薄膜圧電光変調器およびその製造方法」が開示されている。
図4は従来の技術に係る凹型薄膜圧電光変調器の断面図である。
図4を参照すると、従来の技術に係る凹型薄膜圧電光変調器は、シリコン基板401とエレメント410を備えている。
ここで、エレメント410は、一定の幅を有し、複数個が一定に整列して凹型薄膜圧電光変調器を構成する。また、このようなエレメント410は、それぞれ異なる幅を有し、交番に整列して凹型薄膜圧電光変調器を構成する。また、このようなエレメント410は、一定の間隔(エレメント410の幅とほぼ同一の距離)で離れて位置することができる。この場合、シリコン基板401の全上面に形成されたマイクロミラー層が入射光を反射して回折させる。
基盤部材401は、エレメント410にエアスペースを提供するために陥没部を備えており、上面に絶縁層が蒸着されており、陥没部の両側にエレメント410の端部が付着している。
エレメント410は、棒状をしており、中央部分がシリコン基板401の陥没部から離れて位置するように両端の下面がそれぞれシリコン基板401の陥没部を外れた両側地域に付着しており、シリコン基板401の陥没部に位置した部分が上下に移動可能な下部支持台411を含む。
また、エレメント410は、下部支持台411の左端側に積層されており、圧電電圧を提供するための下部電極層412と、下部電極層412に積層されており、両面に電圧が印加されると、収縮および膨張して上下駆動力を発生させる圧電材料層413と、圧電材料層413に積層されており、圧電材料層413に圧電電圧を提供する上部電極層414とを含んでいる。
また、エレメント410は、下部支持台411の右端側に積層されており、圧電電圧を提供するための下部電極層412’と、下部電極層412’に積層されており、両面に電圧が印加されると、収縮および膨張して上下駆動力を発生させる圧電材料層413’と、圧電材料層413’に積層されており、圧電材料層413’に圧電電圧を提供する上部電極層414’とを含んでいる。
特許文献2では、前述した凹型の他に、突出型についても詳細に説明している。
一方、ブルーム、三星電機などの特許で開示している種類の光変調器は、イメージをディスプレイするための素子として利用できる。この際、隣接した少なくとも2つのエレメントが一つの画素を形成することができる。勿論、3個を1ピクセル、4個を1ピクセル、或いは6個を1ピクセルとすることもできる。
ところが、ブルーム、三星電機などの特許で開示している種類の光変調器は、小型化の達成には一定の限界をもっている。すなわち、光変調器のエレメントの幅はいくら小さくしても3μm以下にすることができず、エレメントとエレメントとの間隔は0.5μm以下に小さくすることができないという限界がある。
また、このようなエレメントを用いた回折画素の構成には少なくとも2つ以上のエレメントが必要なので、素子の小型化には限界がある。
米国特許第5,311,360号明細書 日本特許出願第2004−300211号明細書
したがって、本発明は、かかる問題点を解決するためのもので、その目的は、少なくとも1つのリボンエレメントを用いて1ピクセルを構成することを可能にして製品の小型化を図ることが可能な回折光変調器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、基盤部材と、リボン状をしており、中央部分は前記基盤部材から空間を持つように離隔して位置し、両端部の下面が前記基盤部材に固定されており、上面が反射表面で形成されて入射光を反射し、オープンホールが形成されて入射光を通過させるように構成された上部反射部と、前記基盤部材の上側に位置し、前記上部反射部の下側に空間を持つように離隔して位置し、前記オープンホールを通過して入射する光を反射させる反射表面を持っている下部反射部と、前記上部反射部の中央部分を上下に動かし、前記上部反射部と前記下部反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる駆動手段とを含むことを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を提供する。
また、本発明は、基盤部材と、リボン状をしており、中央部分が前記基盤部材から空間を持つように離隔して位置し、両端部の下面が前記基盤部材に固定されており、上面が反射表面で形成されて入射光を反射し、オープンホールが形成されて入射光を通過させるように構成され、互いに並んで配列されてアレイを形成する複数の上部反射部と、前記基盤部材の上側に位置し、前記上部反射部の下側に空間を持つように離隔して位置し、前記オープンホールを通過して入射する光を反射させる反射表面を持っている下部反射部と、該当する前記上部反射部の中央部分を上下に動かし、前記上部反射部と前記下部反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる複数の駆動手段とを含むことを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を提供する。
また、本発明は、陥没部が形成されている基盤部材と、リボン状をしており、両端部が前記基盤部材の陥没部を除いた地域に付着して陥没部を横切っており、オープンホールを備えて入射光を通過させ、上面が反射表面で形成されて入射光を反射させる上部反射部と、リボン状をしており、前記基盤部材に形成された陥没部の側壁に両端が固定されて前記上部反射部と平行に且つ離隔して位置し、中央部分が上下に移動可能であり、オープンホールを通過して入射する光を反射させる下部反射部と、前記下部反射部を上下に動かし、前記上部反射部と前記下部反射部の反射光で形成される回折光の量を変化させる駆動手段とを含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を提供する。
また、本発明は、陥没部が形成されている基盤部材と、リボン状をしており、両端部が前記基盤部材の陥没部を除いた地域に付着して陥没部を横切っており、オープンホールを備えて入射光を通過させ、上面が反射表面で形成されて入射光を反射させ、互いに並んで配列されてアレイを形成する複数の上部反射部と、リボン状をしており、前記基盤部材に形成された陥没部の側壁に両端が固定され、当該する前記上部反射部と平行に且つ離隔して位置し、中央部分が上下に移動可能であり、オープンホールを通過して入射する光を反射させ、互いに並んで配列されてアレイを形成する下部反射部と、該当する前記下部反射部を上下に動かし、前記上部反射部と前記下部反射部の反射光で形成される回折光の量を変化させる複数の駆動手段とを含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を提供する。
また、本発明は、光を出射する光源と;基盤部材と、リボン状をしており、中央部分が空間を形成するように前記基盤部材に両端が固定されており、オープンホールを備えて光を通過させ、反射表面を持っていて入射光を反射し、互いに並んで配列されてアレイを形成する複数の上部反射部と、前記基盤部材の上側に位置し、前記上部反射部の下側に空間を持つように離隔して位置し、前記オープンホールを通過して入射する光を反射させる反射表面を持っている下部反射部と、該当する前記上部反射部の中央部分を上下に動かし、前記上部反射部と前記下部反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる複数の駆動手段とを含み、入射光を変調して回折光を生成するオープンホール基盤の回折光変調器と;前記光源から入射した光を前記オープンホール基盤の回折光変調器に照射させる照明光学部と;前記オープンホール基盤の回折光変調器で変調された回折光から所望の次数回折光を選択して通過させるフィルタリング光学部と;前記フィルタリング光学部を通過した回折光をスクリーンにスキャニングする投影およびスキャニング光学部と;を含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を用いたディスプレイ装置を提供する。
また、本発明は、基板と、前記基板の上部に積層される絶縁層と、前記絶縁層の両端に形成され、上部に突出している犠牲層と、前記絶縁層の上部に位置し、前記犠牲層の間に形成されて入射光を反射する反射表面を有する下部反射部と、前記犠牲層に懸架されており、オープンホールを有する下部支持台と、前記下部支持台の中央部分に積層され、上側は反射表面で形成されて入射光を反射させ、前記オープンホールに対応するようにオープンホールが形成されて入射光を通過させることが可能な上部マイクロミラーと、前記下部支持台の両端に位置し、圧電材料層を備えて、電圧が印加されると圧電材料層の収縮および膨張によって前記下部支持台の中央部分を上下に動かし、前記上部マイクロミラーと前記下部反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる駆動手段とを含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を提供する。
上述した本発明によれば、1つの駆動リボンエレメントのみを用いて1ピクセルを構成することができる。
また、本発明によれば、リボンエレメントの上部マイクロミラーに複数のオープンホールを形成し、回折効率が向上した回折光を得ることができる。
また、本発明によれば、従来の4つまたは6つの駆動エレメントを一つの駆動エレメントで取り替えることにより、製造工程の際に収率の向上を図ることができ、製造コストをダウンさせることができる。
以下、図5a〜図9bを参照して本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
図5aは本発明の第1実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5aを参照すると、本発明の第1実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、基盤部材501a、絶縁層502a、下部反射部503aおよびエレメント510aから構成されている。ここで、絶縁層と下部反射部を別個の層にしたが、絶縁層に光を反射する性質があれば、絶縁層自体が下部反射部として機能するようにすることができる。
また、ここでは、基盤部材501aの表面に絶縁層502aを形成したが、このような絶縁層は必ずしも必要とされるものではない。すなわち、絶縁層502aを形成することなく、下部反射部503aを形成してもよい。
基盤部材501aは、エレメント510aにエアスペースを提供するために陥没部を備えており、絶縁層502aが積層されており、下部反射部503aが上部に蒸着されており、陥没部を除いた両サイドにエレメント510aの下面が付着している。基盤部材501aとしてはシリコン基板が使用でき、基盤部材の構成物質としてはSi、Al23、ZrO2、クォーツ(Quartz)、SiO2などの単一物質が使用できる。このとき、底面と上層(図面には破線で表示されている)をそれぞれ異なる物質で形成してもよい。そして、基盤部材501aは、ガラス基板なども使用可能である。
下部反射部503aは、基盤部材501aの上部に形成されており、入射する光を反射する。下部反射部503aとしてはマイクロミラーが使用でき、下部反射部の構成物質としては金属(Al、Pt、Cr、Agなど)が使用できる。
エレメント510aは、リボン状をしており、中央部分が基盤部材501aの陥没部から離隔して位置するよう、両端部の下面がそれぞれ基盤部材501aの陥没部を除いた両側地域に付着している下部支持台511aを備えている。ここで、下部支持台511aという名称は、圧電層520a、520a’の下に位置するために与えられたものである。
下部支持台511aの両側面には、圧電層520a、520a’が備えられており、備えられた圧電層520a、520a’の収縮・膨張によってエレメント510aの駆動力が提供される。
下部支持台511aを構成する物質としては、Si酸化物(一例としてSiO2など)、Si窒化物系列(一例としてSi34など)、セラミック基板(Si、ZrO2、Al23など)、Si炭化物などが挙げられる。
左右側の圧電層520a、520a’は、圧電電圧を提供するための下部電極層521a、521a’と、下部電極層521a、521a’上に積層されており、両面に電圧が印加されると収縮および膨張して上下駆動力を発生させる圧電材料層522a、522a’と、圧電材料層522a、522a’上に積層されており、圧電材料層522a、522a’に圧電電圧を提供する上部電極層523a、523a’とを備えている。上部電極層523a、523a’と下部電極層521a、521a’に電圧が印加されると、圧電材料層522a、522a’は、収縮・膨張をして下部支持台511aの上下運動を発生させる。
電極521a、521a’、523a、523a’の電極材料は、Pt、Ta/Pt、Ni、Au、Al、Ti/Pt、IrO2、RuO2などを例として挙げることができ、0.01〜3μmの範囲でスパッタリング(sputtering)またはエバポレーション(evaporation)などの方法で蒸着する。
一方、下部支持台511aの中央部分には、上部マイクロミラー530aが蒸着されており、複数のオープンホール531a1〜531a3を備えている。ここで、オープンホール531a1〜531a3の形状は、長方形が好ましいが、円形、楕円形などいずれの閉曲線の形状も可能である。そして、下部支持台511aと上部マイクロミラー530aを含んで上部反射部540aとも呼ぶことができる。ここで、下部支持台を光反射性物質で形成すると、別途に上部マイクロミラーを備えることなく、下部支持台のみでも上部反射部540aとして機能するようにすることができる。
このようなオープンホール531a1〜531a3は、エレメント510aに入射する入射光が貫通して、オープンホール531a1〜531a3の形成部分に対応する下部反射部503aに入射するようにし、こうして下部反射部503aと上部マイクロミラー530aが画素を形成し得るようにする。
すなわち、一例として、オープンホール531a1〜531a3を有する上部マイクロミラー530aのA部分と下部反射部503aのB部分が一つの画素を形成することができる。
言い換えれば、上部マイクロミラー530aは、反射表面を持っており、入射する光を反射して反射光を形成し、オープンホールを介しては入射光を通過させて下部反射部503aに入射させる。すると、下部反射部503aは、入射した入射光を反射させて反射光を形成し、このように上部マイクロミラー530aで反射された反射光と下部反射部530aで反射された反射光とが干渉を起こして回折光を形成し、その回折光の光量は、上部マイクロミラー530aと下部反射部503aとの段差によって変わる。
この際、上部マイクロミラー530aのオープンホール531a1〜531a3形成部分を貫通して入射する入射光は、下部反射部530aの対応部分に入射することができ、上部マイクロミラー530aと下部反射部503aとの間隔がλ/4の奇数倍となるときに最大の回折光を発生させる。そして、ここでは一つのエレメント510aについてのみ示されているが、本発明のオープンホールを基盤とする回折光変調器は、多数のお互い平行なエレメントによって形成できる。すなわち、本発明のオープンホールを基盤とする回折光変調器はエレメントアレイで形成されるが、これは図6および図7に示されている。
このような本発明に係るエレメントアレイを用いると、従来の技術と比較して少ない数のエレメントを用いて所望の画素のディスプレイ装置を実現することができる。
例えば、従来の技術では、少なくとも2つのリボン状エレメントで1つの画素を実現することができる。また、このような従来の技術では、1つの画素を形成するリボン状のエレメントが2つのときに回折効率が50%以下となるので、回折効率を増加させるために4つまたは6つのエレメントで1つの画素を構成する。このように、4つ以上のエレメントで1つの画素を構成すると、回折効率が70%以上となってエレメントの数を増加させることにより、所望の最大効率を得ることができる。本発明の第1実施例では、1つのエレメント510aの上部に形成された上部マイクロミラー530aにオープンホールを3つ(530a1〜530a3)形成して入射光を下部反射部503aに通過させると、6つのエレメントで1の画素を構成する従来の技術の場合と同様の回折効率を得ることができる。すなわち、本発明の第1実施例に係る上部マイクロミラー530aの第1オープンホール530a1に隣接したミラー部分が入射光を反射して従来の技術の1つのリボンエレメントのように動作し、第1オープンホール530a1に対応する下部反射部503aが第1オープンホール530a1を通過して入射する入射光を反射して従来の技術の他のリボンエレメントのように動作し、上部マイクロミラー530aの第2オープンホール530a2に隣接したミラー部分が入射光を反射して従来の技術の別のリボンエレメントのように動作し、第2オープンホール530a2に対応する下部反射部503aが第2オープンホール530a2を通過して入射する入射光を反射して別のリボンエレメントのように動作し、上部マイクロミラー530aの第3オープンホール530a3に隣接したミラー部分が入射光を反射して従来の技術の別のリボンエレメントのように動作し、第3オープンホール530a3に対応する下部反射部503aが第3オープンホール530a3を通過して入射する入射光を反射して別のリボンエレメントのように動作することにより、このように3つのオープンホール530a1〜530a3を持っている上部マイクロミラー530aと下部反射部503aを用いると、従来の6つのリボンエレメントを用いて1ピクセルを形成する場合に得られる回折効率を、1つのリボンエレメント510aを用いて得ることができる。
このような回折型光変調器を用いて一例として高画質デジタルTVフォーマット(Digital TV HD Format)の1080×1920を実現するとき、1080個の画素を垂直に構成し、各画素を1920光変調させることにより1フレーム(frame)を構成する。この際、従来の技術を用いて4つまたは6つの駆動リボンから1ピクセルを構成する場合、1080個の画素を構成するには1080×4(または6)個の駆動リボンが必要であるが、本発明の2つまたは3つのオープンホールを有するリボン状のエレメントを用いると、1080×1個のリボンエレメントのみで1080個の画素を形成することができるため、製作が容易であり、生産性が増加するうえ、小型の大きさに素子を製作することができる。
図5bは本発明の第2実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5bを参照すると、本発明の第2実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、基盤部材501b、下部反射部503bおよびエレメント510bから構成されている。
ここで、下部反射部503bは、第1実施例とは異なり、多数の下部反射部切片503b1〜503b3からなっており、多数の下部反射部切片503b1〜503b3は、上部マイクロミラー530bのオープンホール531a1〜531a3に対応する絶縁層502bの表面にお互い分離して形成されている。それ以外の構造は図5aと同様である。
図5cは本発明の第3実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5cを参照すると、本発明の第3実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、酸素注入分離法による絶縁層埋め込みシリコン基板(SIMOX SOI:Separation by Implanted Oxygen Silicon-On-Insulator、以下「絶縁層埋め込みシリコン基板」という)からなる基盤部材501c、下部反射部503cおよびエレメント510cから構成されている。
本発明の第3実施例が図5aの第1実施例と異なる点は、基盤部材501cとして、シリコン基板ではなく、絶縁層埋め込みシリコン基板を使用することである。その製造過程は公知されているため、その詳細な説明を省略する。
本発明に使用される絶縁層埋め込みシリコン基板の基盤部材501cは、シリコン基板501c1と、シリコン基板に酸素イオンを注入して形成する酸化シリコン絶縁層501c2と、シリコン基板に高濃度の酸素を注入して形成するシリコン犠牲層501c3とから構成されている。このシリコン犠牲層501c3は、エレメント510cが上下に移動できる移動空間(エアスペース)を確保し得るように上部マイクロミラー501c3の下に位置した部分がエッチングされている。また、シリコン犠牲層501c3は、圧電層520a、520a’の圧電材料522c、522c’の収縮膨張によって上部マイクロミラー530aが駆動されるように、圧電層520a、520a’の下部が一部エッチングされている。ここで、酸化シリコン絶縁層501c2は、シリコン犠牲層501c3がエッチングされるときにシリコン基板501c1がエッチングされないように保護するエッチング防止層と見なすことができる。
本発明の第3実施例が第1実施例とは異なる点は、下部反射部503cが複数の分離した下部反射部切片503c1〜503c3からなっていることであり、この点においては第2実施例と同様である。
また、本発明の第3実施例が第1実施例と異なる点は、エレメント510cの移動空間(エアスペース)をシリコン犠牲層501c3が提供することである。すなわち、本発明の第3実施例では、シリコン基板501c1に別途の陥没部が必要とされない。よって、シリコン犠牲層501c3は、エレメント510cに移動空間を提供するためにエレメント510cを支持している支持部材と見なすことができる。そして、本発明の第3実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のその他の構成と動作は、第1実施例と同様である。
図5dは、本発明の第4実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図であって、シリコン基板からなる基盤部材501d、下部反射部503dおよびエレメント510dから構成されている。
図5dの第4実施例が図5aの第1実施例と異なる点は、オープンホール531d1〜531d3が横方向ではなく、縦方向に整列されていることである。その他の構造は図5aと同様である。
図5eは本発明の第5実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5eを参照すると、第5実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、第1〜第4実施例のオープンホールを基盤とする回折光変調器とは異なり、エレメント510cの下部支持台511eがシリコン基板の基盤部材501eから突出してエアスペースを提供する。その結果、エレメント510eは上下に移動可能になる。
すなわち、エレメント510eは、入射光を反射する上部マイクロミラー530eを有し、シリコン基板からなる基盤部材501eの上方に突出部が浮遊して上下に移動可能である。ここで、下部支持台が光反射性を持っていると、別途の上部マイクロミラーを形成することなく、下部支持台が上部マイクロミラーの役割を行うように実現してもよい。
エレメント510eの下部支持台511eは、エレメント510eにエアスペースを提供するために突出しており、両端部が基盤部材501eに付着している。
また、シリコン基板からなる基盤部材501eに絶縁層502eと下部反射部503eが蒸着されており、下部反射部503eはオープンホールを介して入射する光を反射する。ここで、絶縁層の光反射性を持っていると、別途の下部反射部を蒸着することなく、絶縁層が下部反射部の役割を行うようにしてもよい。
エレメント510eは、リボン状をしており、中央部分が基盤部材501cから突出して離隔して位置し、両端部の下面がそれぞれ基盤部材501eに付着している。
エレメント510eの上部の左右側には圧電層520e、520e’が積層されている。圧電層520e、520e’は、圧電電圧を提供するための下部電極層521e、521e’と、下部電極層521e、521e’上に積層されており、両面に電圧が印加されると収縮および膨張して上下駆動力を発生させる圧電材料層522e、522e’と、圧電材料層522e、522e’上に積層されており、圧電材料層522e、522e’に圧電電圧を提供する上部電極層523e、523e’とを含んでいる。
エレメント510eは、上部電極層523e、523e’と下部電極層521e、521e’に電圧が印加される場合に上方に移動し、入射光を反射して反射光を形成することができる。
下部支持台511eの圧電層520e、520e’がない中央部分には、上部マイクロミラー530eが蒸着されており、オープンホール531e1〜531e3が備えられていることが分かる。ここで、オープンホール531e1〜531e3の形状は、長方形が好ましいが、円形、楕円形などいずれの閉曲線の形状も可能である。
このようなオープンホール531e1〜531e3は、オープンホール531e1〜531e3形成部分に対応する下部反射部503eが上部マイクロミラー530eの対応部分に隣接した部分と共に画素を形成することができるようにする。
すなわち、一例として、オープンホール531e1〜531e3を有する上部マイクロミラー530eのA部分と下部反射部503eのB部分が一つの画素を形成することができるようにする。
この際、上部マイクロミラー530eのオープンホール531e1〜531e3形成部分を貫通して、入射光は下部反射部503eの対応部分に入射することができ、上部マイクロミラー530eと下部反射部503eがλ/4の奇数倍になるときに最大の回折光を発生させることが分る。
図5fは本発明の第6実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5fを参照すると、本発明の第6実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、第5実施例のオープンホールを基盤とする回折光変調器とは異なり、オープンホールが縦方向に整列されている。それ以外の構造は図5eと同様である。
図5gは、本発明の第7実施例に係るオープンホールを有する回折光変調器の断面斜視図である。
図5gを参照すると、本発明の第7実施例に係るオープンホールを有する回折光変調器は、シリコン基板からなる基盤部材501g、シリコン基板に積層された下部反射部503g、および上部マイクロミラー層510gから構成されている。
ここで、下部反射部503gは、下部電極としても機能し、入射光を反射して反射光を形成することができるようにする。
上部マイクロミラー510gは、オープンホール511g1〜511g3を備えている。ここで、オープンホール511g1〜511g3の形状は、長方形が好ましいが、円形、楕円形などいずれの閉曲線の形状も可能である。
このようなオープンホール511g1〜511g3は、オープンホール511g1〜511g3形成部分に対応する下部反射部503gが上部マイクロミラー510gの対応部分に隣接した部分と共に画素を形成することができるようにする。
すなわち、一例として、オープンホールを有する上部マイクロミラー510gのA部分と下部反射部503gのB部分が一つの画素を形成することができるようにする。
この際、上部マイクロミラー510gのオープンホール511g1〜511g3形成部分を貫通して、入射光は下部反射部503gの対応部分に入射することができ、上部マイクロミラー510gと下部反射部503gがλ/4の奇数倍となるときに最大の回折光を発生させることが分る。
図5hは本発明の第8実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5hを参照すると、本発明の第8実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、第7実施例のオープンホールを基盤とする回折光変調器とは異なり、オープンホールの整列が縦方向である。それ以外の構造は図5gと同様である。一方、本発明の第1〜第6実施例では圧電材料層を用いて上下駆動力を発生させており、第7および第8実施例では静電気力を用いて上下駆動力を発生させているが、その他に電磁気力によって上下駆動力を発生させることができる。
一方、第4実施例〜第8実施例では、下部反射部が一つのミラー層で形成されているが、第2実施例でのように、多数の下部反射部切片に分離されるようにすることができる。すなわち、下部反射部を多数の下部反射部切片から構成し、多数の下部反射部切片は、上部マイクロミラーのオープンホールに対応する絶縁層の表面に互いに分離されて形成されているようにすることができる。
図5iは本発明の第9実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。
図5iを参照すると、本発明の第9実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器は、シリコン基板からなる基盤部材501i、基盤部材501iの陥没部の中間部分に形成されている下部反射部510i、および基盤部材501iの表面を横切って懸架される上部マイクロミラー520iから構成されている。下部反射部510iは、入射する入射光を反射して反射光を形成するようにするが、上部電極としても使用される。
基盤部材501iの陥没部の底部には下部電極層503iが積層されている。下部電極層503iは、中間部分に位置した下部反射部(上部電極)510iと共に、静電気力による下部反射部510iの上下駆動力を提供する。
すなわち、下部電極層503iと下部反射部510iに電圧が印加されると、下部電極層503iと下部反射部510iは、静電気力によって互いに密着し合って、下方にダウンする駆動力を発生させ、電圧が印加されなければさらに復元する復元力によって上方への駆動力を発生させる。
一方、上部マイクロミラー520iにはオープンホール521i1〜521i3が備えられている。ここで、オープンホール521i1〜521i3の形状は、長方形が好ましいが、円形、楕円形などいずれの閉曲線の形状も可能である。
このようなオープンホール521i1〜521i3は、オープンホール521i1〜521i3形成部分に対応する下部反射部510iが上部マイクロミラー520iの対応部分に隣接した部分と共に画素を形成することができるようにする。
すなわち、一例として、オープンホール521i1〜521i3を有する上部マイクロミラー520iのA部分と下部反射部のB部分が一つの画素を形成することができるようにする。
この際、上部マイクロミラー520iのオープンホール形成部分を貫通して、入射光は、下部反射部510iの対応部分に入射することができ、上部マイクロミラー520iと下部反射部510iがλ/4の奇数倍になるときに最大の回折光を発生させることが分る。
図5jは本発明の第10実施例に係るオープンホールを基盤とする光変調器であって、第9実施例と異なる点は、整列方向が縦方向であることにある。
一方、第4実施例、第7実施例〜第10実施例では基盤部材としてシリコン基板を使用したが、第3実施例でのように、絶縁層埋め込みシリコン基板を使用することもできる。
図6は本発明の第1実施例係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイの斜視図である。
図6を参照すると、本発明の第1実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイは、一方向に且つ互いに並んで、上部マイクロミラーを持っている複数のマイクロミラー610a〜610nが広がっているため、入射する入射光に対して回折光を提供する。一方、ここでは、第1実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイについて説明したが、第2実施例〜第10実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイも同様に実現することができる。
図7は本発明の第7実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント2Dアレイの斜視図である。
図7を参照すると、本発明の第7実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント2Dアレイは、X方向とY方向に複数のエレメント710a1〜710nnが広がっている。ここでは、第7実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント2Dアレイについて説明したが、それ以外の実施例の場合にも同様にエレメント2Dアレイの実現が可能である。
一方、本明細書では、圧電材料層を単層とした場合を主に説明したが、圧電材料層が多層に積層された多層型とすることも可能である。
図8は本発明の実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器を用いたディスプレイ装置の構成図である。このようにディスプレイ装置に使用される光学系は、プリンタなどにも使用可能である。この場合、後述するスクリーン818の代わりにドラムが使用される。このようにドラムが使用される場合にドラムが回転するため、ディスプレイ装置のように別途のスキャニング光学部が必ずしも必要とされるのではない。
図8を参照すると、本発明の実施例に係る回折光変調器を用いたディスプレイ装置は、ディスプレイ光学系802とディスプレイ電子系804を含む。ディスプレイ光学系802は、光源806と、光源806からの光をオープンホール基盤の回折光変調器810に線形光の形で照射するために線形光に作る照明光学部808と、照明光学部808から照射された線形光を変調して回折光を形成させるオープンホール基盤の回折光変調器810と、オープンホール基盤の回折光変調器810で変調された回折光を次数分離し、分離された様々な次数の回折光の中でも所望の次数の回折光を通過させるフィルタリング光学部812と、フィルタリング光学部812を通過した回折光を集光させ、集光した点光を2次元イメージでスキャニングする投影およびスキャニング光学部816と、ディスプレイスクリーン818とを含む。
ディスプレイ電子系804は、オープンホール基盤の回折光変調器810と投影およびスキャニング光学部816に接続される。
オープンホール基盤の回折光変調器810は、照明光学部808から線形光が入射すると、ディスプレイ電子系804の制御に基づいて入射光を変調して回折光を生成して出射する。
図9aは、三星電気によって開発された、オープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント(811a〜811n)1Dアレイの複数の上部マイクロミラー812a〜812nに線形光が斜めに照明された場合を例示した斜視図である。図9aによれば、複数の上部マイクロミラー812a〜812nが上下に移動すると、上部マイクロミラー812a〜812nと下部反射部813との段差によって、入射した線形光が変調されて回折光が生成される。この際、生成される回折光は、入射光が斜めに入射するため、斜めに出射される。
図9bは、三星電気によって開発された、オープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント(811a〜811n)1Dアレイの複数の上部マイクロミラー812a〜812nに線形光が垂直に照明された場合を例示した斜視図である。図9bによれば、複数の上部マイクロミラー812a〜812nが上下に移動すると、上部マイクロミラー812a〜812nと下部反射部813との段差によって、入射した線形光が変調されて回折光が生成される。この際、生成される回折光は、入射光が垂直に入射するため、0次回折光は垂直に出射され、±1次回折光は左右側にそれぞれ出射される。
一方、フィルタリング光学系812は、様々な回折次数を有する回折光が入射すると、所望の回折次数の回折光を分離する。フィルタリング光学系812は、フーリエレンズ(図示せず)とフィルタ(図示せず)から構成されており、入射する回折光の中でも0次回折光または±1次光を選択的に通過させる。
投影およびスキャニング光学部816は、集光レンズ(図示せず)、スキャニングミラー(図示せず)を備え、ディスプレイ電子系804の制御に基づいて、入射した回折光をスクリーン818に投影し、ディスプレイスクリーン818にスキャニングする。
ディスプレイ電子系804は、投影およびスキャニング光学部816のスキャニングミラー(図示せず)を駆動させる。投影およびスキャニング光学部816は、ディスプレイスクリーン818上に2次元的なイメージを形成するためにイメージをディスプレイスクリーン818に投影し、ディスプレイスクリーン818にスキャニングする。
一方、図8〜図9bの説明では単色イメージを生成するとしたが、カラーイメージを生成するようにすることもできる。これは、ディスプレイ光学系802に2つの追加的な光源、2つの追加的な回折光変調器および追加フィルタなどを含めば実現可能である。
従来の技術の静電気方式の格子光変調器を示す斜視図である。 従来の技術の静電気方式の格子光変調器が変形されない状態で入射光を反射させることを示す断面図である。 従来の技術の格子光変調器が静電気力によって変形された状態で入射光を回折させることを示す断面図である。 従来の技術に係る圧電材料を持っている陥没部を有する回折型薄膜圧電マイクロミラーの側面図である。 本発明の第1実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第2実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第3実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第4実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第5実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第6実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第7実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第8実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第9実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第10実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器の断面斜視図である。 本発明の第1実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイ構造を示す斜視図である。 本発明の第7実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント2Dアレイ構造を示す斜視図である。 本発明の実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器を用いたディスプレイシステムの構成図である。 本発明の実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイの上部マイクロミラーに入射光が斜めに照明された場合を例示した斜視図である。 本発明の実施例に係るオープンホールを基盤とする回折光変調器のエレメント1Dアレイの上部マイクロミラーに入射光が垂直に入射した場合を例示した斜視図である。
符号の説明
310 カメラモジュール
311 レンズ部
312 イメージセンサおよびISP
313 自動焦点デジタル信号処理器
314 アクチュエータドライバ
315 アクチュエータ
320 圧縮モジュール
410 光検出モジュール
420 中央処理装置
411 高域通過フィルタ
412 積分器
413 ウィンドウ設定部
510 イメージフォーマット部
515 周波数変換部
520 再整列部
525 量子化部
530 量子化パラメータ決定部
535 可変長符号化器

Claims (25)

  1. 基盤部材と;
    前記基盤部材から離隔して空間を確保する中間部分と、前記中間部分上に形成され、前記基盤部材に配向しており、入射光を反射する反射表面として作用する第1表面と、前記第1表面に形成されており、入射光が通過できるようにする少なくとも一つのオープンホールとを含み、前記基盤部材によって支持される第1反射部と;
    前記第1反射部と前記基盤部材との間に位置し、前記第1反射部から離隔しており、前記第1反射部の少なくとも一つのオープンホールを通過した入射光を反射する反射表面を備えている第2反射部と;
    前記第1反射部の中間部分を前記第2反射部に対して可変するように動かし、前記第1反射部と前記第2反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる駆動手段とを含み、
    前記駆動手段は、
    一端が前記第1反射部の横方向端部に位置し、他端が前記第反射部の前記第1表面の端部に位置し、圧電材料層を含んで前記圧電材料層の両側に電圧が印加されると、収縮および膨張によって上下駆動力を提供する圧電層を含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器。
  2. 前記基盤部材は、
    基板と、
    前記基板から突出しており、前記第1反射部を支持して前記第1反射部の中間部分が前記基板との間に空間を形成するようにする支持部材とを含み、
    前記第2反射部は、前記基板に位置し、前記第1反射部のオープンホールを通過して入射する光を反射させることを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  3. 前記基板と前記第2反射部との間に形成されている絶縁層をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  4. 前記基盤部材は、空間を提供するための陥没部を形成し、
    前記第2反射部は、前記基盤部材の陥没部に形成されており、
    前記第1反射部は、中間部分が前記第2反射部から離隔して位置するように陥没部を横切って位置することを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  5. 前記第1反射部は、前記基盤部材の陥没部を横切り、
    前記第2反射部は、前記基盤部材に形成された陥没部の側壁に支持され、前記第1反射部と平行に且つ離隔して位置し、中間部分が前記第1反射部に対して遠くまたは近くなるように移動可能であり、オープンホールを通過して入射する光を反射させ、
    前記駆動手段は、前記第2反射部を前記第1反射部に対して相対移動させ、前記第1反射部と前記第2反射部の反射光で形成される回折光の量を変化させることを特徴とする、請求項4に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  6. 前記基盤部材と前記第2反射部との間に位置する絶縁層をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  7. 前記第1反射部は、
    中間部分は、前記基盤部材から離隔して空間を形成し、前記基盤部材によって支持され、オープンホールが形成されて入射光を通過させるように構成された第1支持台と、
    前記第1支持台の前記基盤部材の反対側に形成されており、前記第1支持台のオープンホールに対応する位置にオープンホールを有し、前記基盤部材に配向する表面が反射表面で形成されて入射光を反射し、オープンホールを介して入射光を通過させるように構成された第1マイクロミラーとを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  8. 前記第1反射部は、曲線状を有し、前記第2反射部から離隔しており、空間を提供することを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  9. 前記第1反射部は、前記基盤部材を横切る方向と同一の方向に整列されている複数のオープンホールを含むことを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  10. 前記第1反射部は、前記第1反射部が前記基盤部材を横切る方向に対して直角方向に整列されている複数のオープンホールを含むことを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  11. 前記第1反射部に互いに分離されて形成されている少なくとも2つの圧電層セクションをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  12. 圧電電圧を前記圧電層セクションに提供するための電極層をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  13. 圧電電圧を提供するために、前記圧電材料層に形成されている電極層を含み、前記第1反射部は前記圧電層の電極として作用することを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  14. 前記圧電層は、
    両側に電圧が印加されると、収縮および膨張によって駆動力を発生する複数の圧電材料層と、
    前記複数の圧電材料層の層間に位置し、圧電電圧を提供する複数の第1電極層と、
    圧電材料層の最外郭層に位置し、圧電電圧を提供する第2電極層とを含み、
    前記第1反射部が圧電層の電極として作用することを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  15. 基盤部材と、
    アレイを形成するように配列されており、それぞれは前記基盤部材によって支持されており、中間部分は前記基盤部材から離隔して空間を確保しており、前記基盤部材に配向する第1表面が前記中間部分上において反射面で形成されて入射光を反射し、少なくとも一つのオープンホールが形成されて入射光を通過させるように構成されている複数の第1反射部と、
    前記基盤部材と前記第1反射部との間に前記第1反射部から離隔して空間を確保するように位置し、前記第1反射部の前記オープンホールを通過して入射する光を反射させる反射表面を持っている第2反射部と、
    該当するそれぞれの前記第1反射部の中間部分を前記基盤部材に対して遠くまたは近くなるように動かし、前記第1反射部と前記第2反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる複数の駆動手段を含み、
    前記駆動手段は、
    一端が前記第1反射部の横方向端部に位置し、他端が前記第反射部の前記第1表面の端部に位置し、圧電材料層を含んで前記圧電材料層の両側に電圧が印加されると、収縮および膨張によって上下駆動力を提供する圧電層を含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器。
  16. 前記基盤部材は、
    基板と、
    前記基板から突出しており、複数の前記第1反射部を支持して複数の前記第1反射部のそれぞれの中間部分が前記基板から離隔して空間を確保するようにする支持部材とを含み、
    前記第2反射部は、前記基板に形成され、複数の前記第1反射部のオープンホールを通過して入射する光を反射させることを特徴とする、請求項15に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  17. 前記基盤部材は、相対的に表面が平らであり、
    複数の前記第1反射部の中間部分が前記第2反射部から離隔して位置して空間を確保し、配列されてアレイを形成することを特徴とする、請求項15に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  18. 前記基盤部材は、空間を提供するための陥没部を有し、
    前記第2反射部は、前記基盤部材の陥没部に形成されており、
    複数の前記第1反射部のそれぞれは、中間部分が前記第2反射部と空間をもって離隔して位置するように陥没部を横切って位置し、配列されてアレイを形成することを特徴とする、請求項15に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  19. 前記第1反射部は、前記基盤部材の陥没部を横切って懸架されており、
    前記第2反射部は、アレイを形成するように配列されており、前記基盤部材の陥没部の側壁によって前記第1反射部と対応する位置に離隔しているように支持され、前記第1反射部に対して遠くまたは近くなり、前記第1反射部のオープンホールを通過した入射光を反射させ、
    前記駆動手段は、該当する前記第2反射部を前記第1反射部に対して相対移動させ、前記第1反射部と第2反射部の反射光で形成される回折光の量を変化させることを特徴とする、請求項18に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  20. 光を出射する光源と;
    基盤部材と、中間部分が空間を形成するように前記基盤部材によって支持され、オープンホールを備えて光を通過させ、前記中間部分上に形成された第1表面を持っていて入射光を反射し、互いに並んで配列されてアレイを形成する複数の第1反射部と、前記基盤部材と前記第1反射部との間に位置し、前記第1反射部から離隔しており、前記オープンを通過して入射する光を反射させる反射表面を持っている第2反射部と、該当する前記第1反射部の中間部分を動かして、前記第1反射部と前記第2反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる複数の駆動手段とを含み、入射光を変調して回折光を生成するオープンホール基盤の回折光変調器と;
    前記光源から入射した光を前記オープンホール基盤の回折光変調器に照射させる照明光学部と;
    前記オープンホール基盤の回折光変調器で変調された回折光から所望の次数回折光を選択して通過させるフィルタリング光学部と;
    前記フィルタリング光学部を通過した回折光をスクリーンにスキャニングする投影およびスキャニング光学部とを含み、
    前記駆動手段は、
    一端が前記第1反射部の横方向端部に位置し、他端が前記第反射部の前記第1表面の端部に位置し、圧電材料層を含んで前記圧電材料層の両側に電圧が印加されると、収縮および膨張によって上下駆動力を提供する圧電層を含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を用いたディスプレイ装置。
  21. 光を出射する光源と;
    基盤部材と、中間部分が空間を形成するように前記基盤部材によって支持され、オープンホールを備えて光を通過させ、前記中間部分上に形成された第1表面を持っていて入射光を反射し、互いに並んで配列されてアレイを形成する複数の第1反射部と、前記基盤部材と前記第1反射部との間に位置し、前記第1反射部から離隔しており、前記オープンホールを通過して入射する光を反射させる反射表面を持っている第2反射部と、該当する前記第1反射部の中間部分を動かし、前記第1反射部と前記第2反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる複数の駆動手段とを含み、入射光を変調して回折光を生成するオープンホール基盤の回折光変調器と;
    前記光源から入射した光を前記オープンホール基盤の回折光変調器に照射させる照明光学部と;
    前記オープンホール基盤の回折光変調器で変調された回折光から所望の次数回折光を選択して通過させるフィルタリング光学部と;
    前記フィルタリング光学部を通過した回折光をドラムに投影する投影光学部とを含み、
    前記駆動手段は、
    一端が前記第1反射部の横方向端部に位置し、他端が前記第反射部の前記第1表面の端部に位置し、圧電材料層を含んで前記圧電材料層の両側に電圧が印加されると、収縮および膨張によって上下駆動力を提供する圧電層を含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器を用いたプリンティング装置。
  22. 基板と、
    前記基板に突設されている少なくとも一つの犠牲層と、
    前記犠牲層の間の基板に形成され、入射光を反射する反射表面を有する反射部と、
    前記犠牲層に懸架されており、オープンホールを有する支持台と、
    前記支持台に形成されており、前記基板に配向する表面に反射表面が形成されて入射光を反射させ、前記オープンホールに対応するようにオープンホールが形成されて入射光を通過させることが可能なマイクロミラーと、
    前記支持台の電圧が印加されると収縮および膨張によって前記支持台の中間部分を動かす圧電材料層を含み、前記マイクロミラーと前記反射部の反射光で形成される回折光の光量を変化させる駆動手段とを含んでなることを特徴とする、オープンホールを基盤とする回折光変調器。
  23. 前記基板はシリコン基板であり、
    前記駆動手段は、前記圧電材料層が電極に形成されており、前記電極に電圧が印加されると収縮および膨張して駆動力を発生することを特徴とする、請求項22に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  24. 前記第1反射部は、前記駆動手段によって前記第2反射部に対して遠くまたは近くなるように移動することを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
  25. 前記第1反射部は、長方形であり、側面方向に移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載のオープンホールを基盤とする回折光変調器。
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