JP4317185B2 - アルコキシ化アルコールのエステルおよび皮膜形成ポリマーを含む化粧品組成物 - Google Patents
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Description
有利なことには、組成物は、30%以上の、好ましくは40%以上の、45%以上の、50%以上の保持指数を有する付着層を形成することができる。
xおよびyは、独立に、0から40の整数であり、xおよびyの合計が1から80であり、
R4は、1から36の炭素原子、特に4から36の炭素原子を含む、置換または非置換の、飽和または不飽和の、脂肪族または芳香族炭化水素単位である)
を含む炭化水素化合物を意味すると理解される。
本発明の組成物は、少なくとも1つのアルコキシ化アルコールおよびカルボン酸のエステル(以下、アルコキシ化エステル)を含み、エステルは、
−アルコキシ化アルコールとモノカルボン酸の反応によって得られるエステル、
−ポリカルボン酸の酸官能基の数に関して化学量論的に過剰な少なくとも1つのアルコキシ化アルコールと、ポリカルボン酸の反応によって得られるエステル、
−アルコキシ化アルコールとポリカルボン酸の酸官能基の反応によって得られる、1つだけのエステル官能基を有するポリエステル、
−アルコキシ化アルコールとポリカルボン酸の酸官能基の反応によって得られる少なくとも1つのエステル官能基、および、脂肪アルコールと前記ポリカルボン酸の他の酸官能基の反応によって得られる少なくとも1つのエステル官能基を含むポリエステル、および
−これらの混合物、
から選択することができる。
アルコキシ化エステルは、モノカルボン酸とアルコキシ化脂肪アルコール(特にポリアルコキシ化脂肪アルコール)のエステルから選択することができる。特に、アルコキシ化エステルは、化学量論的に過剰なポリアルコキシ化脂肪アルコール(例えばポリプロポキシ化アルコール)と脂肪族または芳香族モノカルボン酸の反応によって形成されるエステルから選択される。
R4は、1から36の、好ましくは3から24の、特に4から24の炭素原子を含む、置換または非置換の、飽和または不飽和の、脂肪族炭化水素単位であり、
RCOOは、脂肪族または芳香族モノカルボン酸RCOOHに対応する)
を有するポリプロポキシ化モノエステルから選択することができる。
−モノカルボン酸、例えば、式(R2R3R4)COO(式中、R2、R3およびR4は、独立に、メチル、エチル、プロピルおよびイソプロピルから選択される)の酸残基;
−任意にOHまたはNH2またはメチルまたはエチルで置換されたベンゼン環を含む芳香族酸残基;
とすることができる。
特に、アルコキシ化エステルは、アルコキシ化アルコールおよびモノヒドロキシアルコールの、ポリカルボン酸、特にジカルボン酸との混合エステルから選択することができる。
R1は、展開した以下の式:
R4は、4から24の炭素原子を含む、飽和または不飽和の、置換または非置換の脂肪族単位であり;
xは3から30の整数であり;yは3から30の整数である)を有し;
R2は、4から40の炭素原子を含む、飽和または不飽和の、置換または非置換の脂肪族単位であり;
R3は、4から32の炭素原子、特に12から24の炭素原子を含む、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の脂肪族単位である]
を有する化合物から選択される。
−Arch ChemicalによってLiquixaw PolyEFAの商品名で販売されている、以下の式:
−Arch ChemicalによってLiquixaw PolyIPLの商品名で販売されているステアリルPPG-3ミリスチル エーテル ジリノレート、および
−イソステアリルPPG-4ブチルオクチル エーテル ジリノレート、
である。
HOOC-(CH2)n-COOH (I)
(式中、
Nは1から16の整数、好ましくは3から16の整数である)
によって表すことができる。
アルコキシ化エステルは、同一でも異なっていてもよい少なくとも2つのアルコキシ化アルコールとポリカルボン酸のエステル化によって得ることができる。
-OOC-B-COO-は、飽和または不飽和の、置換または非置換の前記したジカルボン酸(特に2から40の炭素原子を有する)であり、
Xおよびyは、独立に、0から40の整数であり、xおよびyの合計が1から80、好ましくは20から80であり、
tおよびuは、独立に、0から40の整数であり、xおよびyの合計が1から80、好ましくは2から80であり、
R4およびR5は、お互いに独立に、4から36の炭素原子を含む、置換または非置換の、飽和または不飽和の、脂肪族または芳香族炭化水素単位である)
から選択することができる。
「皮膜形成ポリマー」という用語は、それ自体でまたは付加的な皮膜形成剤の存在下で、支持体、特にケラチン物質上での連続皮膜、好ましくは粘着性皮膜、より好ましくはその粘着性および機械的特性が、該皮膜が該支持体から単離し得る程度である皮膜を形成可能なポリマーを意味する。
−脂肪溶解性皮膜形成ポリマー、
−脂肪分散性皮膜形成ポリマー、特にポリマー粒子の非水性分散の形態のポリマー、好ましくはシリコーン油または炭化水素油での分散液、
−たびたび「ラテックス」と呼ばれる、皮膜形成ポリマー粒子の水性分散液;この場合、組成物は水相を含まなければならない、
−水溶性皮膜形成ポリマー;この場合、組成物は水相を含まなければならない、
からなる群から選択させる有機ポリマーである。
本発明による組成物は、皮膜形成剤として、液体脂肪相中のグラフト化エチレン性ポリマー粒子の分散液を含むことができる。
−少なくとも1つのエチレン性モノマー、特に少なくとも1つのアクリルモノマー、場合によっては、不溶性の骨格を形成するために、少なくとも1つの付加的な非アクリルビニルモノマー、および
−側鎖を形成するように重合性末端基を含む少なくとも1つのマクロモノマー(ここで該マクロモノマーは、200以上の重量平均分子量を有するもので、重合されるマクロモノマーの含有量は、ポリマーの重量の0.05%〜20%である)
をフリーラジカル重合させることにより得ることができる。
それは、特に、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、イソドデカン、イソデカン、およびイソヘキサデカン、およびそれらの混合物から選択され得る。
−18(MPa)1/2以下、好ましくは17(MPa)1/2以下の、Hansenの溶解度空間による包括的溶解度パラメーターを有する、特にシリコーンベースまたは非シリコーンベースの液体有機化合物、
−20(MPa)1/2以下の、Hansenの溶解度空間による包括的溶解度パラメーターを有するモノアルコール類、および
−それらの混合物、
を挙げることができる。
δ=(δD 2+δP 2+δH 2)1/2
上式中、
−δDは、分子衝撃の際に誘発される双極子の形成により得られるロンドン分散力を特徴付け、
−δPは、永久双極子間の相互作用のデバイ相互作用を特徴付け、および
−δHは、相互作用(水素結合、酸/塩基、電子供与体/電子受容体等)の特異的な力を特徴付ける。
−少なくとも6の炭素原子、特に6〜30の炭素原子を有する直鎖状、分枝状または環状エステル、
−少なくとも6の炭素原子、特に6〜30の炭素原子を有するエーテル、
−少なくとも6の炭素原子、特に6〜30の炭素原子を有するケトン
が挙げられる。
−Hansen溶解度空間による包括的溶解度パラメータが18(MPa)1/2未満の非シリコーン液体有機化合物、
−Hansen溶解度空間による包括的溶解度パラメータが20(MPa)1/2以下のモノアルコール、 または、
−それらの混合物、
から選択され得る。
−1つまたは複数のエチレン性モノマー;
−1つまたは複数のマクロモノマー;
との、有機重合媒体における、フリーラジカル重合により得ることができるポリマーを意味する。
本発明において、「グラフト化アクリルポリマー」なる用語は:
−1つまたは複数のアクリルモノマー、および場合によっては1つまたは複数の付加的な非アクリル酸ビニルモノマー;
−1つまたは複数のマクロモノマー;
との、有機重合媒体における、フリーラジカル重合により得ることができるポリマーを意味する。
−(i)以下の式:
−R1は水素原子またはメチル基を示し;
−R2は以下の基:
−1〜6の炭素原子を有する直鎖状または分枝状のアルキル基で、該基が、その鎖にO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子を有することができ;および/または、該基が、-OH、ハロゲン原子(F、Cl、BrまたはI)、および-NR’R’’ (R’およびR’’が同一でも異なっていてもよく、直鎖状または分枝状のC1-C4アルキルから選択される)から選択される1つまたは複数の置換基を有することができ;および/または、該基が、少なくとも1つのポリオキシアルキレン基、特にC2-C4アルキレン、中でもポリオキシエチレンおよび/またはポリオキシプロピレンで置換可能であるもので、さらに該ポリオキシアルキレン基が5〜30のオキシアルキレン単位の繰り返しからなるもの;
−3〜6の炭素原子を有する環状のアルキル基で、該基が、その鎖にO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子を有することができ、および/または、該基が、OHおよびハロゲン原子(F、Cl、BrまたはI)から選択される1つまたは複数の置換基を有することができるもの;
から選択される基を表す]
の(メタ)アクリラート類。
挙げることのできるR2の例には、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、エトキシエチル、メトキシポリオキシエチレン 350 OE、トリフルオロエチル、2-ヒドロキシエチル、2-ヒドロキシプロピル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチル、またはジメチルアミノプロピル基が含まれる。
−R3は水素原子またはメチル基を示し;
−R4およびR5は同一でも異なっていてもよく、水素原子、または、-OH、ハロゲン原子(F、Cl、BrまたはI)および-NR’R’’(R’およびR’’が同一でも異なっていてもよく、直鎖状または分枝状のC1-C4アルキルから選択される)から選択される1つまたは複数の置換基を有することができる、直鎖状もしくは分枝状で1〜6の炭素原子を有するアルキル基を表し;または
−R4は水素原子を表し、R5は1,1-ジメチル-3-オキソブチル基を表す]
の(メタ)アクリルアミド。
R4およびR5を構成可能なアルキル基の例としては、n-ブチル、t-ブチル、n-プロピル、ジメチルアミノエチル、ジエチルアミノエチルおよびジメチルアミノプロピルを挙げることができる。
これらのアクリルモノマーとしては、特にメチル、エチル、プロピル、ブチルおよびイソブチルの(メタ)アクリラート;メトキシエチルまたはエトキシエチルの(メタ)アクリラート;メタクリル酸トルフルオロエチル;メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸2-ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2-ヒドロキシエチル、アクリル酸2-ヒドロキシプロピル、アクリル酸2-ヒドロキシエチル;ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド;およびそれらの塩;およびそれらの混合物を特に挙げることができる。
−式:R6-COO-CH=CH2
[式中、R6は直鎖状または分枝状で1〜6の炭素原子を有するアルキル基、または3〜6の炭素原子を有する環状のアルキル基、および/または芳香族基、例えばベンゼン、アントラセンまたはナフタレン型のものを表す]
のビニルエステル;
−少なくとも1つのカルボン酸、リン酸またはスルホン酸官能基を有する非アクリル酸ビニルモノマー、例えばクロトン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、スチレンスルホン酸、ビニル安息香酸、またはビニルリン酸、およびそれらの塩;
−2-ビニルピリジンまたは4-ビニルピリジン等の、少なくとも1つの第3級アミン官能基を有する非アクリル酸ビニルモノマー、
−およびそれらの混合物;
を挙げることができる。
−不溶性の骨格を形成し、単独でまたは混合物として、C1-C3(メタ)アクリル酸アルキルから選択される主たるアクリルモノマー、および場合によっては以下の式(I)の(メタ)アクリル酸、メタクリル酸および(メタ)アクリル酸アルキルから選択される一または複数の付加的なアクリルモノマー、およびそれらの塩;および
−上述したような重合性末端基を有する少なくとも1つのシリコーンベースのマクロモノマー;
との、有機重合媒体における、フリーラジカル重合により得ることができる。
−(メタ)アクリル酸およびその塩、
−以下の式(I):
−R’1は水素原子またはメチル基を示し;
−R’2は:
−1〜6の炭素原子を有する直鎖状または分枝状のアルキル基で、該基が、その鎖に1つまたは複数の酸素原子を有しており、および/または、-OH、ハロゲン原子(F、Cl、BrまたはI)、および-NR’R’’(R’およびR’’が同一でも異なっていてもよく、直鎖状または分枝状のC1-C3アルキルから選択される)から選択される1つまたは複数の置換基を有するもの;
−3〜6の炭素原子を有する環状のアルキル基で、該基が、その鎖に1つまたは複数の酸素原子を有することができ、および/またはOHおよびハロゲン原子(F、Cl、BrまたはI)から選択される1つまたは複数の置換基を有することができるもの;
を表す]
の(メタ)アクリラート類、およびその塩;
−およびそれらの混合物;
から選択され得る。
−(i)ビニルまたは(メタ)アクリラート基から選択される重合性末端基を有する、直鎖状または分枝状のC8-C22アルキルの(メタ)アクリラートのホモポリマーまたはコポリマーで、特にモノ(メタ)アクリラート末端基を有するポリ(アクリル酸2-エチルヘキシル)マクロモノマー;モノ(メタ)アクリラート末端基を有するポリ(アクリル酸ドデシル)またはポリ(メタクリル酸ドデシル)マクロモノマー;モノ(メタ)アクリラート末端基を有するポリ(アクリル酸ステアリル)またはポリ(メタクリル酸ステアリル)マクロモノマーを挙げることができるもの。
のモノ(メタ)アクリラート末端基を有するポリジメチルシロキサンが含まれる。
−特にイソドデカン、イソノナン酸イソノニル、オクチルドデカノール、マレイン酸ジイソステアリルまたは安息香酸C12-C15アルキル(例えばフィンソルブ(Finsolv)TN)から選択される溶媒における、アクリル酸メチルと、メタクリラート末端基を有するポリエチレン/ポリブチレンマクロモノマー(特にクラトンL-1253);
−特にイソドデカンにおける、アクリル酸メトキシエチルと、メタクリラート末端基を有するポリエチレン/ポリブチレンマクロモノマー(特にクラトンL-1253);
−特にイソドデカンにおける、アクリル酸メチル/メタクリル酸メチルモノマーと、メタクリラート末端基を有するポリエチレン/ポリブチレンマクロモノマー(特にクラトンL-1253);
−特にイソドデカンにおける、アクリル酸メチル/アクリル酸の酸性モノマーと、メタクリラート末端基を有するポリエチレン/ポリブチレンマクロモノマー(特にクラトンL-1253);
−特にイソドデカンにおける、アクリル酸メチル/メタクリル酸ジメチルアミノエチルモノマーと、メタクリラート末端基を有するポリエチレン/ポリブチレンマクロモノマー(特にクラトンL-1253);
−特にイソドデカンにおける、アクリル酸メチル/メタクリル酸2-ヒドロキシエチルモノマーと、メタクリラート末端基を有するポリエチレン/ポリブチレンマクロモノマー(特にクラトンL-1253);
の重合により得られるものを使用することができる。
−特にデカメチルシクロペンタシロキサンまたはフェニルトリメチコンにおける、800〜6000の重量平均分子量を有する、モノメタクリロイルオキシプロピルポリジメチルシロキサンマクロモノマーとアクリル酸メチル;
−特にデカメチルシクロペンタシロキサンまたはフェニルトリメチコンにおける、800〜6000の重量平均分子量を有する、モノメタクリルオキシプロピルポリジメチルシロキサンマクロモノマーと、アクリル酸と、アクリル酸メチル;
の重合により得られるものを使用することができる。
本発明による組成物は、皮膜形成剤として、以下に示すような特徴的な構造を有する直鎖状エチレン性シークエンシャルポリマー(sequential polymer)(以後は「シークエンシャルポリマー」と呼ぶ)を含みうる。
i)前記ポリマーは、各重量比が10/90から90/10の範囲であるような含量で混合物に存在し、
ii)第1シークエンスおよび第2シークエンスに対応するポリマーのそれぞれの平均(重量平均または数平均)モル質量は、シークエンシャルポリマーの平均モル質量の±15%に等しい
と理解される。
液体脂肪相が有機液体の混合物を含むとき、2種以上の有機液体が同一の質量割合で存在する場合、前記ポリマー混合物は、それらの少なくとも1つに不混和性である。
より具体的には、ポリマーの非エラストマー性は以下のプロトコルに従って判定する:
ポリマー皮膜は、ポリマーの溶液をTeflon処理したマトリクスに注ぎ、次いで23±5℃および相対湿度50±10%に調節した環境で7日間乾燥することによって調製する。
厚さ約100μmの皮膜を得、そこから長方形の試験品を(例えばパンチを使用して)幅15mm、長さ80mmで切り取る。
このサンプルを、参照名Zwickで販売されている機械を使用して、乾燥と同じ温度および湿度条件で引張応力にかける。
50mm/分の速度、試験品の最初の長さ(l0)に対応する50mmのジョー間の距離で試験品を引っ張る。
−試験品を30%(εmax)、即ちその最初の長さ(l0)の約0.3倍引っ張り、
−引張速度と等しい戻り速度、即ち50mm/分をかけることによって制約を解除し、ゼロ制約(εi)に戻した後、試験品に残った伸びを百分率として測定する。
Ri = ((εmax−εi)/εmax) × 100
R2h = (εmax−ε2h)/εmax) × 100
a)Tgが40℃以上のシークエンス、
b)Tgが20℃以下のシークエンス、
c)Tgが20から40℃の間のシークエンス
から選択することができ、第2シークエンスは第1シークエンスとは異なるカテゴリーa)、b)またはc)から選択することができる。
Tgが40℃以上のシークエンスのTgは、例えば40から150℃の範囲、好ましくは50℃以上、例えば50℃から120℃の範囲、より好ましくは60℃以上、例えば60℃から120℃の範囲である。
−それから調製されたホモポリマーのTg値が40℃以上、例えば40から150℃の範囲、好ましくは50℃以上、例えば50℃から120℃の範囲、より好ましくは60℃以上、例えば60℃から120℃の範囲のTgであるモノマー、および
−下記の通り、それから調製されたホモポリマーのTg値が40℃未満であり、Tgが20から40℃の間のモノマーおよび/またはTgが20℃以下、例えば-100から20℃の範囲、好ましくは15℃未満、特に-80℃から15℃の範囲、さらに好ましくは10℃未満、例えば-50℃から0℃の範囲のモノマーから選択されるモノマー
を含むことができる。
−式CH2=C(CH3)-COOR1のメタクリレート(式中、R1は、炭素原子1から4個を含有する直鎖状もしくは分枝状の非置換アルキル基、例えばメチル、エチル、プロピルまたはイソブチル基を表し、あるいはR1はC4からC12シクロアルキル基を表す)、
−式CH2=CH-C00R2のアクリレート(式中、R2はC4からC12シクロアルキル基、例えばアクリル酸イソボルニルまたはtert-ブチル基を表す)、
−以下の式の(メタ)アクリルアミド:
−それらの混合物。
Tgが20℃以下のシークエンスのTgは、例えば-100から20℃の範囲、好ましくは15℃以下、特に-80℃から15℃の範囲、より好ましくは10℃以下、例えば-50℃から0℃の範囲である。
−それに対応するホモポリマーのTgが20℃以下、例えば-100℃から20℃の範囲、好ましくは15℃未満、特に-80℃から15℃の範囲、より好ましくは10℃未満、例えば-50℃から0℃の範囲のTgである1つまたは複数のモノマー、および
−上記の通り、それに対応するホモポリマーのTgが20℃を超える1つまたは複数のモノマー、例えばTgが40℃以上、例えば40から150℃の範囲のTg、好ましくは50℃以上、例えば50℃から120℃の範囲、より好ましくは60℃以上、例えば60℃から120℃の範囲のモノマーおよび/またはTgが20℃から40℃の間のモノマー
を含むことができる。
−式CH2=CHCOOR3のアクリレート(R3は、tert-ブチル基を除く、直鎖状または分枝状のC1からC12の非置換アルキル基を表し、ここで、O、NおよびSから選択された1つまたは複数のヘテロ原子が場合により介在する)、
−式CH2=C(CH3)-COOR4のメタクリレート(R4は、直鎖状または分枝状のC6からC12の非置換アルキル基を表し、ここで、O、NおよびSから選択された1つまたは複数のヘテロ原子が場合により介在する)、
−式R5-CO-O-CH=CH2のビニルエステル(式中、R5は、直鎖状または分枝状のC4からC12アルキル基を表す)、
−C4からC12アルキルビニルエーテルおよびアルキルエーテル
−N-(C4からC12)アルキルアクリルアミド、例えばN-オクチルアクリルアミド、および
−それらの混合物。
Tgが20から40℃の間のシークエンスは、ホモポリマーまたはコポリマーであることができる。
−上記の通り、対応するホモポリマーのTgが40℃以上、例えば40℃から150℃の範囲のTg、好ましくは50℃以上、例えば50から120℃の範囲、より好ましくは60℃以上、例えば60℃から120℃の範囲の主要モノマー、および/または
−上記の通り、対応するホモポリマーのTgが20℃以下、例えば-100から20℃の範囲のTg、好ましくは15℃以下、特に-80℃から15℃の範囲、より好ましくは10℃以下、例えば-50℃から0℃の範囲の主要モノマー
から完全にまたは部分的に導出されたコポリマーであり、前記モノマーは、第1シークエンスを形成するコポリマーのTgが20から40℃の間であるように選択される。
親水性モノマー、例えば
−アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、アクリルアミドプロパンスルホン酸、ビニル安息香酸、ビニルリン酸およびそれらの塩など、少なくとも1つのカルボン酸官能基またはスルホン酸官能基を含むエチレン性不飽和モノマー、
−2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチルおよびジメチルアミノプロピルメタクリルアミドならびにそれらの塩など、少なくとも1つの第三級アミン官能基を含むエチレン性不飽和モノマー、
−式CH2=C(CH3)-COOR6のメタクリレート(式中、R6は、炭素原子1から4個を含有する直鎖状または分枝状のアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピルまたはイソブチル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基(例えばメタクリル酸2-ヒドロキシプロピルおよびメタクリル酸2-ヒドロキシエチル)およびハロゲン原子(Cl、Br、IまたはF)(例えばメタクリル酸トリフルオロエチル)から選択された1つまたは複数の置換基で置換されている)、
−式CH2=C(CH3)-COOR9のメタクリレート(R9は、直鎖状または分枝状のC6からC12アルキル基を表し、ここで、O、NおよびSから選択された1つまたは複数のヘテロ原子が場合により介在し、前記アルキル基はヒドロキシル基およびハロゲン原子(Cl、Br、IまたはF)から選択された1つまたは複数の置換基で置換されている);
−式CH2=CHCOOR10のアクリレート(R10は、ヒドロキシル基およびハロゲン原子(Cl、Br、IおよびF)から選択された1つまたは複数の置換基で置換された直鎖状または分枝状のC1からC12アルキル基、例えばアクリル酸2-ヒドロキシプロピルおよびアクリル酸2-ヒドロキシエチルを表し、あるいはR10は、オキシエチレン単位の5から30回の繰返しを有するC1からC12アルキル-O-POE(ポリオキシエチレン)、例えばメトキシ-POEを表し、あるいはR8は、エチレンオキシド単位5から30個を含むポリオキシエチレン化基を表す);
b)1つまたは複数のケイ素原子を含むエチレン性不飽和モノマー、例えばメタクリルオキシプロピルトリメトキシシランおよびメタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、ならびに
−それらの混合物
から選択される。
−重合溶媒の一部を適切な反応器に導入し、重合に適した温度に到達するまで加熱し(通常60から120℃の間)、
−この温度に到達したら、第1シークエンスの構成モノマーを重合開始剤の一部の存在下で導入し、
−最大転換度90%に相当する時間T後、第2シークエンスの構成モノマーおよび開始剤の残りを導入し、
−混合物を時間T'(3から6時間の範囲)反応させ、その後、混合物を室温に冷却し、
−重合溶媒に溶解したポリマーを得る。
−アクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチルコポリマーである、Tgが40℃以上、例えば85から115℃の範囲である第1シークエンス、
−アクリル酸2-エチルヘキシルホモポリマーである、Tgが20℃以下、例えば-85から-55℃の範囲である第2シークエンス、
−アクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチル/アクリル酸2-エチルヘキシルランダムコポリマーである中間シークエンス
−を含むことができる。
−アクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチル/アクリル酸2-エチルヘキシルコポリマーである、Tgが20から40℃の間、例えばTgが21から39℃の第1シークエンス、
−メタクリル酸メチルのホモポリマーである、Tgが20℃以下、例えば-65から-35℃の範囲である第2シークエンス、および
−アクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチル/アクリル酸2-エチルヘキシルランダムコポリマーである中間ブロック
を含む。
−メタクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチルコポリマーである、Tgが40℃以上、例えば85から115℃の範囲である第1シークエンス、
−アクリル酸イソブチルホモポリマーである、Tgが20℃以下、例えば-35から-5℃の範囲である第2シークエンス、および
−メタクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチル/アクリル酸イソブチルランダムコポリマーである中間シークエンス
を含むことができる。
−アクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチルコポリマーである、Tgが40℃以上、例えば60から90℃の範囲である第1シークエンス、
−アクリル酸イソブチルホモポリマーである、Tgが20℃以下、例えば-35から-5℃の範囲である第2シークエンス、および
−アクリル酸イソボルニル/メタクリル酸イソブチル/アクリル酸イソブチルランダムコポリマーである中間シークエンス
を含むことができる。
a)オレフィン、シクロオレフィン、ブタジエン、イソプレン、スチレン、ビニルエーテル、エステルもしくはアミド、または直鎖状、分枝状または環状のC4〜50アルキル基を含む(メタ)アクリル酸エステルもしくはアミドの、脂肪溶解性かつ非晶質の、好ましくは非晶質のホモポリマーおよびコポリマーから選択することができる。好ましい脂肪溶解性ホモポリマーおよびコポリマーは、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸2-エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸n-ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸tert-ブチル、(メタ)アクリル酸トリデシルおよび(メタ)アクリル酸ステアリルまたはそれらの混合物からなる群から選択されるモノマーから得る。挙げることができる例としては、Phoenix Chem.からGiovarez AC-5099 MLの名称で販売されているアクリル酸アルキル/アクリル酸シクロアルキルコポリマー、およびビニルピロリドンコポリマー、例えばC2〜C30、特にC3からC22アルケンのコポリマーならびにそれらの混合物である。本発明で使用することができるVPコポリマーの例としては、VP/ラウリン酸ビニル、VP/ステアリン酸ビニル、ブチル化ポリビニルピロリドン(PVP)、VP/ヘキサデセン、VP/トリアコンテンまたはVP/アクリル酸/メタクリル酸ラウリルのコポリマーを挙げることができる。
i)シリコーン骨格とアクリルグラフトを含有するまたはアクリル骨格とシリコーングラフトを含有するアクリル-シリコーングラフトポリマー、例えばSA 70.5の名称で3Mから販売されている製品ならびに米国特許第5725882号、米国特許第5209924号、米国特許第4972037号、米国特許第4981903号、米国特許第4981902号および米国特許第5468477号ならびに米国特許第5219560号および欧州特許第0388582号で記載の製品、
ii)上記のクラスの1つに属し、フルオロ基を有する脂肪溶解性ポリマー、特に米国特許第5948393号で記載のものならびに欧州特許第0815836号および米国特許第5849318号で記載の(メタ)アクリル酸アルキル/(メタ)アクリル酸フルオロアルキルコポリマー、
iii)好ましくは共役した(即ちジエン)1つまたは複数のエチレン結合を含むエチレン性モノマーの重合または共重合から得られるポリマーまたはコポリマー
がある。エチレン性モノマーの重合または共重合から得られるポリマーまたはコポリマーとしては、ビニル、アクリルまたはメタクリルコポリマーを使用することができる。
b)水素相互作用を与える基を好ましくは含まない非晶質で脂肪溶解性のポリ縮合物、特にC4〜50アルキル側鎖を含む脂肪族ポリエステルまたは脂肪酸二量体の縮合から得られるポリエステル、あるいはさらに仏国特許出願第0113920号で定義のブロック、グラフトまたは末端基の形態でシリコーン部分を含むポリエステル。
c)アルキル(エーテルまたはエステル)側鎖を含む非晶質で脂肪溶解性の多糖類、特に飽和または不飽和、直鎖状または分枝状のC1からC8アルキル基を含有するアルキルセルロース、例えばエチルセルロースおよびプロピルセルロース。
d)シリコーンガムおよびシリコーン樹脂などのシリコーンポリマー。
−式[(CH3)3XSiXO]xX(Si04/2)y(MQ単位)(式中、xおよびyは50から80の範囲の整数である)のトリメチルシロキシシリケートであることができるシロキシシリケート、
−式(CH3SiO3/2)x(T単位)(式中、xは100を超え、そのメチル基の少なくとも1個は上記定義の基Rで置換されていてもよい)のポリシルセスキオキサン、
−メチル基が別の基で置換されていないポリシルセスキオキサンであるポリメチルシルセスキオキサン(そのようなポリメチルシルセスキオキサンは米国特許第5246694号に記載されており、その内容を参照により援用する)
がある。
−Wacker社から、参照名Resin MK、例えばBelsil PMS MK(CH3SiO3/2繰返し単位(T単位)を含み、(CH3)2SiO2/2単位(D単位)も1重量%まで含んでよく、平均分子量が約10000であるポリマー)
−Shin-Etsu社から、式CH3SiO3/2の単位Tから構成され、Si-OH(シラノール)末端基を含有する参照名KR-220L、98%の単位Tおよび2%のジメチルD単位を含み、Si-OHOU末端基を含有する参照名KR-242A、または88%のT単位および12%のジメチルD単位を含み、Si-OH末端基を含有する参照名KR-251
で販売されているものを挙げることができる。
e)ポリオルガノシロキサンタイプのシリコーン系のポリアミド、例えば米国特許出願公開公報第5874069号、米国特許出願公開公報第5919441号、米国特許出願公開公報第6051216号および米国特許出願公開公報第5981680号で記載のもの。
1)ポリマー鎖に位置し、水素相互作用を確立することができる少なくとも2個の基を含むポリオルガノシロキサン、および/または
2)グラフト部または分枝部に位置し、水素相互作用を確立することができる少なくとも2個の基を含むポリオルガノシロキサン。
1)R4、R5、R6およびR7は、同一でも異なっていてもよく、
−それらの鎖内に1つまたは複数の酸素、イオウおよび/または窒素原子を場合によって含み、フッ素原子で場合により部分的または完全に置換された直鎖状、分枝状または環状、飽和または不飽和のC1からC40炭化水素基、
−1つまたは複数のC1からC4アルキル基で場合によって置換されたC6からC10アリール基、
−1つまたは複数の酸素、イオウおよび/または窒素原子を場合によって含むポリオルガノシロキサン鎖
から選択される基を表し、
2)X基は、同一でも異なっていてもよく、その鎖内に1つまたは複数の酸素および/または窒素原子を場合によって含む直鎖状または分枝状のC1からC30アルキレンジイル基を表し、
3)Yは、直鎖状または分枝状の二価のアリーレン、シクロアルキレン、アルキルアリーレンまたはアリールアルキレン基である、飽和または不飽和のC1からC50アルキレンであり、1つまたは複数の酸素、イオウおよび/または窒素原子を場合によって含み、かつ/または以下の原子もしくは原子の群:
フッ素、ヒドロキシル、C3からC8シクロアルキル、C1からC40アルキル、C5からC10アリール、1から3つのC1からC3アルキル基で場合によって置換されたフェニル、C1からC3ヒドロキシアルキルおよびC1からC6アミノアルキル
の1つを置換基として有する、あるいは
4)Yは、次式に対応する基を表し、
−Tは、ポリオルガノシロキサン鎖で場合よって置換され、O、NおよびSから選択される1つまたは複数の原子を場合によって含有する直鎖状または分枝状、飽和または不飽和のC3からC24の三価または四価炭化水素系の基を表し、あるいはTは、N、PおよびAlから選択される三価の原子を表し、
−R8は、1つまたは複数のエステル、アミド、ウレタン、チオカルバメート、尿素、チオ尿素および/またはスルホンアミド基を場合によって含み、ポリマーの別の鎖に場合によって連結していてもよい直鎖状または分枝状のC1からC50アルキル基またはポリオルガノシロキサン鎖を表す)
5)基Gは、同一でも異なっていてもよく、以下から選択される二価の基を表し、
a)直鎖状のC1からC20、好ましくはC1からC10アルキレン基、
b)環および共役していない不飽和を場合によって含むC30からC56の分枝状アルキレン基、
c)C5〜C6シクロアルキレン基、
d)1つまたは複数のC1からC40アルキル基で場合によって置換されたフェニレン基、
e)アミド基を1から5つを含むC1からC20アルキレン基、
f)ヒドロキシル、C3からC8シクロアルカン、C1からC3ヒドロキシアルキルおよびC1からC6アルキルアミン基から選択される1つまたは複数の置換基を含むC1からC20アルキレン基、
g)次式のポリオルガノシロキサン鎖:
h)次式のポリオルガノシロキサン鎖:
−R4およびR6は、同一でも異なっていてもよく、上記定義した式(II)の通りであり、
−R10は、上記定義したR4およびR6の基を表し、あるいは式-X-G-R12の基(式中、XおよびGは上記定義した式(II)の通りであり、R12は水素原子、またはその鎖内に、0、SおよびNから選択される1つもしくは複数の原子を場合によって含み、1つもしくは複数のフッ素原子および/または1つもしくは複数のヒドロキシル基で場合によって置換された直鎖状、分枝状もしくは環状の飽和もしくは不飽和のC1からC50炭化水素基、あるいは1個もしくは複数のC1からC4アルキル基で場合によって置換されたフェニル基を表す)を表し、
−R11は、式-X-G-R9の基(式中、X、GおよびR12は上記定義の通りである)を表し、
−m1は、1から998の範囲の整数であり、
−m2は、2から500の範囲の整数である。]
本発明による組成物は、有利には、生理学的に許容される脂肪相中に、1つまたは複数のポリマーの本質的に球状のポリマー粒子の少なくとも1つの安定な分散液を含む。
−N-ビニルピロリドン、N-ビニルカプロラクタム、ビニル-N-(C1〜C8)アルキルピロール、ビニルオキサゾール、ビニルチアゾール、ビニルピリミジンおよびビニルイミダゾール、
−オレフィン、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレンまたはブタジエン
も挙げることができる。
−(a)ポリオルガノシロキサンタイプの少なくとも1つのブロックと、フリーラジカルポリマー、またはポリエーテルもしくはポリエステルの少なくとも1つのブロックとを含むグラフトまたはシークエンシャルブロックコポリマー、
−(b)C1〜C4アルコールから導出したアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルと、C8〜C30アルコールから導出したアクリル酸アルキルまたはメタクリル酸アルキルとのコポリマー、
−(c)共役したエチレン結合を含有する少なくとも1つのエチレン性モノマーの重合から得られる少なくとも1つのブロックを含むグラフトまたはシークエンシャルブロックコポリマー、および
ビニルポリマーもしくはアクリルポリマーまたはポリエーテルまたはポリエステルあるいはこれらの混合物の少なくとも1つのブロック
からなる群から好ましくは選択される。
別の実施態様では、皮膜形成性ポリマーは、本発明による組成物が水相を含む場合、ポリマー粒子の水性分散液から選択することができる。
−直鎖状または分枝状の脂肪族および/または脂環式および/または芳香族ポリエステル由来の少なくとも1つのシークエンス、ならびに/あるいは
−脂肪族および/または脂環式および/または芳香族ポリエーテル由来の少なくとも1つのシークエンス、ならびに/あるいは
−少なくとも1つの置換または非置換、分枝状または非分枝状のシリコーンシークエンス、例えばポリジメチルシロキサンまたはポリメチルフェニルシロキサン、ならびに/あるいは
−フルオロ基を含む少なくとも1つのシークエンス
を含有する脂肪族、脂環式または芳香族ポリウレタン、ポリ尿素/ポリウレタンまたはポリ尿素のコポリマーであることができる。
組成物が水相を含む場合、皮膜形成性ポリマーは水溶性ポリマーであることができる。それ故、この水溶性ポリマーは組成物の水相に溶解する。
(1)アクリルポリマーまたはコポリマー、例えばポリアクリレートまたはポリメタクリレート;ファミリー(1)のコポリマーは、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジアセトン-アクリルアミド、窒素が低級アルキルで置換されているアクリルアミドおよびメタクリルアミド、アクリル酸もしくはメタクリル酸またはそれらのエステル、ビニルラクタム、例えばビニルピロリドンまたはビニルカプロラクタム、あるいはビニルエステルのファミリーから選択することができるコモノマーから導出される1つまたは複数の単位をさらに含有することができる。
−アクリルアミドと、硫酸ジメチルまたはハロゲン化ジメチルで四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのコポリマー、例えば、Hercules社からHercoflocの名称で販売されている製品、
−アクリルアミドと、塩化メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムとのコポリマー、例えば、欧州特許出願公開公報第080976号で記載され、Bina Quat P 100の名称でCiba Geigy社から販売されているコポリマー、
−アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトサルフェートとのコポリマー(Retenの名称でHercules社から販売されているコポリマー)、
−ビニルピロリドン/アクリル酸ジアルキルアミノアルキルまたはメタクリル酸ジアルキルアミノアルキルの四級化または非四級化コポリマー、例えば「Gafquat」の名称でISP社から販売されている製品、例えば「Gafquat 734」または「Gafquat 755」、あるいは「Copolymer 845、958および937」の名称の製品(これらのポリマーは仏国特許第2077143号および仏国特許第2393573号で詳述されている)、
−メタクリル酸ジメチルアミノエチル/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンのターポリマー、例えばGaffix VC 713の名称でISP社から販売されている製品、および
−ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドの四級化コポリマー、例えば「Gafquat HS 100」の名称でISP社から販売されている製品
を挙げることができる。
(2)米国特許第3589578号および米国特許第4031307号でより詳細に記載されている四級化多糖類、例えばトリアルキルアンモニウムカチオン基を含有するグアーガム。このような製品は、特に商品名Jaguar C13S、Jaguar C15およびJaguar C17の商品名でMeyhall社から販売されている。
(3)ビニルピロリドンとビニルイミダゾールとの四級化コポリマー;
(4)キトサンまたはそれらの塩;
(5)カチオン性セルロース誘導体、例えば四級化アンモニウムを含み、米国特許第4131576号で特に記載されている水溶性モノマーがグラフトされたセルロースまたはセルロース誘導体、例えばヒドロアルキルセルロース、例えばメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムまたはジメチルジアリルアンモニウム塩が特にグラフトされたヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースまたはヒドロキシプロピルセルロースのコポリマー。この定義に対応して販売されている製品は、より具体的には「Celquat L 200」および「Celquat H 100」の名称でNational Starch社から販売されている製品である。
(1)カルボキシル基を有するビニル化合物から導出したモノマー、例えば、より具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、α-クロロアクリル酸、および少なくとも1つの塩基性原子を含有する置換ビニル化合物から導出された塩基性モノマー、例えば、より具体的にはメタクリル酸ジアルキルアミノアルキル、アクリル酸ジアルキルアミノアルキル、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミドおよびジアルキルアミノアルキルアクリルアミドの共重合で得られたポリマー。そのような化合物は米国特許第3836537号に記載されている。
(2)以下から導出された単位を含むポリマー:
a)窒素がアルキル基で置換されたアクリルアミドおよびメタクリルアミドから選択される少なくとも1つのモノマー、
b)1つまたは複数の反応性カルボキシル基を含有する少なくとも1つの酸性コモノマー、および
c)少なくとも1つの塩基性コモノマー、例えば第一級、第二級、第三級および第四級アミン置換基を含有する、アクリル酸およびメタクリル酸のエステル、ならびにメタクリル酸ジメチルアミノエチルを硫酸ジメチルまたは硫酸ジエチルで四級化した生成物。
(3)ポリアミノアミドから完全にまたは部分的に導出した架橋アルキルポリアミノアミド。
(4)両性イオン単位を含むポリマー。
(5)キトサン系のポリマー。
(6)キトサンのN-カルボキシアルキル化から導出したポリマー、例えば「Evalsan」の名称でJan Dekker社から販売されているN-カルボキシメチルキトサンまたはN-カルボキシブチルキトサン。
(7)N,N-ジメチルアミノプロピルアミンなどのN,N-ジアルキルアミノアルキルアミンでの半アミド化、またはN,N-ジアルカノールアミンでの半エステル化によって部分的に修飾した(C1〜C5)アルキルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマー。これらのコポリマーはまた、ビニルカプロラクタムなどのその他のビニルコモノマーを含んでもよい。
−タンパク質、例えば小麦タンパク質および大豆タンパク質などの植物由来のタンパク質、ケラチンなどの動物由来のタンパク質、例えばケラチン加水分解物およびスルホン酸ケラチン;
−アニオン性、カチオン性、両性または非イオン性キチンまたはキトサンポリマー;
−セルロースポリマー、例えばヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロースならびに四級化セルロース誘導体;
−アクリルポリマーまたはコポリマー、例えばポリアクリレートまたはポリメタクリレート;
−ビニルポリマー、例えばポリビニルピロリドン、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸とのコポリマー、酢酸ビニルとクロトン酸とのコポリマー、ビニルピロリドンと酢酸ビニルとのコポリマー;
−ビニルピロリドンとカプロラクタムとのコポリマー;ポリビニルアルコール;
−場合により修飾された天然由来のポリマー、例えば:
・アラビアゴム、グアーガム、キトサン誘導体、カラヤゴム;
・アルギネートおよびカラギーナン;
・グリコースアミノグリカン、ヒアルロン酸およびそれらの誘導体;
・セラック樹脂、サンダラックゴム、ダンマル樹脂、エレミゴムおよびコーパル樹脂;
・デオキシリボ核酸;
・ムコ多糖類、例えばヒアルロン酸およびコンドロイチン硫酸、
およびそれらの混合物
からなる群から好ましくは選択される。
本発明の1つの実施態様によれば、皮膜形成性ポリマーは、ポリシロキサンを含有するモノマーがグラフトした非シリコーン有機骨格を有するポリマーから選択してもよい。これらのポリマーは必要に応じて、脂肪溶解性、脂肪分散性、水溶性または水性媒体に分散性であることができる。
a)エチレン性不飽和を含有する低親油性極性の少なくとも1つのフリーラジカル重合性親油性モノマー(A)を0から98重量%(割合はモノマー(A)、(B)および(C)の総重量に対して計算する);
b)タイプ(A)のモノマーと共重合可能なエチレン性不飽和を含有する少なくとも1つの極性親水性モノマー(B)を0から98重量%(割合はモノマー(A)、(B)および(C)の総重量に対して計算する);
c)一般式:
X(Y)nSi(R)3-mZm (I)
(式中、
Xは、モノマー(A)および(B)と共重合可能なビニル基を示し、
Yは、二価の結合基を示し、
Rは、水素、C1〜C6アルキルもしくはアルコキシ、またはC6〜C12アリールを示し、
Zは、数平均分子量が少なくとも500の一価のポリシロキサン単位を示し、
nは、0または1であり、mは、1から3の範囲の整数である)
の少なくとも1つのポリシロキサンマクロマー(C)を0.01重量%から50重量%(割合はモノマー(A)、(B)および(C)の総重量に対して計算する)
含むグラフトシリコーンポリマーからなる。
R1は、水素または-COOH(好ましくは水素)であり、
R2は、水素、メチルまたは-CH2COOH(好ましくはメチル)であり、
R3は、C1〜C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6〜C12アリールまたはヒドロキシル(好ましくはメチル)であり、
R4は、C1〜C6アルキル、アルコキシまたはアルキルアミノ、C6〜C12アリールまたはヒドロキシル(好ましくはメチル)であり、
qは、2から6の範囲(好ましくは3)の整数であり、
pは、0または1であり、
rは、5から700の範囲の整数であり、
mは、1から3の範囲(好ましくは1)の整数である。)
を好ましくは使用する。
a)60重量%のアクリル酸tert-ブチル(重量割合は、全て、モノマーの総重量に対して計算する)、
b)20重量%のアクリル酸、
c)20重量%の次式のシリコーンマクロマー
からなるモノマー混合物で開始するフリーラジカル重合で得ることができるコポリマーを使用することからなる。
a)80重量%のアクリル酸tert-ブチル(重量割合は、全て、モノマーの総重量に対して計算する)、
b)20重量%の次式のシリコーンマクロマー
からなるモノマー混合物で開始するフリーラジカル重合で得ることができるコポリマーを使用することからなる。
T-(CH2)6-Si-[-(OSiR5R6)t-R7]y (III)
(式中、Tは、NH2、NHRNおよびエポキシ、OHまたはSH官能基からなる群から選択され;R5、R6、R7およびRNは独立に、C1〜C6アルキル、フェニル、ベンジルまたはC6〜C12アルキルフェニルまたは水素を示し;sは、2から100の範囲の数であり;tは0から1000の範囲の数であり、yは1から3の範囲の数である)
に対応するポリシロキサンから好ましくは選択される。それらの数平均分子量は、好ましくは5000から300000、より好ましくは8000から200000、より特に9000から40000の範囲である。
G1基は、同一でも異なっていてもよく、水素、C1〜C10アルキル基またはフェニル基を表し;G2基は、同一でも異なっていてもよく、C1〜C10アルキレン基を表し;G3は、エチレン性不飽和を含有する少なくとも1つのアニオン性モノマーの(単独)重合から得られるポリマー残基を表し;G4は、エチレン性不飽和を含有する少なくとも1つの疎水性モノマーの(単独)重合から得られるポリマー残基を表し;mおよびnは0または1に等しく;aは0から50の範囲の整数であり;bは10から350の間であってよい整数であり、cは0から50の範囲の整数であり;但し、パラメータaおよびcの一方は0以外である。)
−G1基は、アルキル基、好ましくはメチル基を示し、
−nは0ではなく、G2基は二価のC1〜C3基、好ましくはプロピレン基を表し、
−G3は、エチレン不飽和を含むカルボン酸を有する少なくとも1つのモノマー、好ましくはアクリル酸および/またはメタクリル酸から得られるポリマー基を表し、
−G4は、(メタ)アクリル酸(C1〜C10)アルキルタイプの少なくとも1つのモノマー、好ましくは(メタ)アクリル酸イソブチルまたは(メタ)アクリル酸メチルの(単独)重合から得られるポリマー基を表す。
a、bおよびcは、同一でも異なっていてもよく、それぞれ1から100000の範囲の数であり;その末端基は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ直鎖状のC1〜C20アルキル基、C3〜C20分枝鎖アルキル基、C3〜C20アリール基、直鎖状のC1〜C20アルコキシ基および分枝状のC3〜C20アルコキシ基から選択される。)
G1基およびG2基は、上記と同じ意味を有し;G5は、少なくとも1つのエチレン性不飽和疎水性モノマーの(単独)重合から、または少なくとも1つのエチレン性不飽和アニオン性モノマーと少なくとも1つのエチレン性不飽和疎水性モノマーとの共重合から得られるポリマー残基を表し;nは0または1と等しく;aは0から50の範囲の整数であり;bは10から350の間であることができる整数であり;但し、aは0以外である。)
−G1基は、アルキル基、好ましくはメチル基を示し、
−nは0ではなく、G2基はC1〜C3の二価の基、好ましくはプロピレン基を表す。
組成物は、また、更に少なくとも1つのペースト状化合物を含みうる。
−ラノリンおよびその誘導体、
−ポリマーまたは非ポリマーフルオロ化化合物、
−ポリマーまたは非ポリマーシリコーン化合物、
−ビニルポリマー、特に:
−オレフィンホモポリマー
−オレフィンコポリマー、
−水素化ジエンホモポリマーおよびコポリマー、
−好ましくはC8-C30アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートのホモポリマーまたはコポリマーである直鎖状のまたは分枝鎖状のオリゴマー、
−C8-C30アルキル基を有するビニルエステルのホモポリマーおよびコポリマーであるオリゴマー、
−C8-C30アルキル基を有するビニルエーテルであるホモポリマーおよびコポリマーであるオリゴマー、
−1つまたは複数のC2-C100ジオール、好ましくはC2-C50ジオールのポリエーテル化から得られる脂溶性ポリエーテル、
−エステル、
ならびにこれらの混合物
から選ばれる。
−オリゴマーグリセロールのエステル、特にジグリセロールのエステル、特に、グリセロールのヒドロキシ基の部分がステアリン酸、カプリン酸、イソステアリン酸および12-ヒドロキシステアリン酸などの脂肪酸の混合物と反応したアジピン酸とグリセロールの縮合物、例えば特にSasolによって商品名Sftisan 649で販売されているエステル、
−Alzoによって商品名Waxenol 801で販売されている、アラキルプロピオネート、
−フィトステロールエステル、
−前記したポリエステル以外の、直鎖状または分枝鎖状のC4-C50ジカルボン酸またはポリカルボン酸とC2-C50ジオールまたはポリオールとの重縮合により得られる非架橋ポリエステル、
−脂肪族ヒドロキシカルボン酸エステルと脂肪族モノカルボン酸とのエステルにより得られるエステル脂肪族エステル、およびその混合物、例えば、
−1対1(1/1)の割合の水素化ヒマシ油とイソステアリン酸とのエステル化反応により得られるエステル、すなわち水素化ヒマシ油モノイソステアレート、
−1対2(1/2)の割合の水素化ヒマシ油とイソステアリン酸とのエステル化反応により得られるエステル、すなわち水素化ヒマシ油ジイソステアレート、
−1対3(1/3)の割合の水素化ヒマシ油とイソステアリン酸とのエステル化反応により得られるエステル、すなわち水素化ヒマシ油トリイソステアレート、および
−これらの混合物
がある。
本発明の組成物は、有利には、染料、顔料、真珠光沢剤およびこれらの混合物から選択される少なくとも1つの着色物質を更に含みうる。この着色物質は、組成物の全重量に対して、0.001から98重量%、好ましくは0.5から85重量%、更に好ましくは1から60重量%量で存在することができる。
本発明の組成物は、組成物の総重量に基づき、0.001重量%〜35重量%、好ましくは0.5重量%〜15重量%の割合で存在することができる少なくとも1つの充填剤を含有していてもよい。
−タルク、マイカ、シリカ、カオリンまたはスターチ、
−ナイロン(登録商標)パウダー(特にOrgasol)、
−ポリエチレンパウダー、
−ポリテトラフルオロエチレンポリマー(テフロン(登録商標))パウダー、
−窒化ホウ素、
−中空ポリマーのミクロスフィア、例えばExpancel(登録商標)(Nobel Industrie)、
−Polytrap(登録商標)603(Dow Corning)、
−Polypore(登録商標)L200(Chemdal Corporation)、
−シリコーン樹脂のマイクロビーズ(例えばToshibaのTospearl(登録商標)、
−シリカをベースとする充填剤、例えばAerosil 200またはAerosil 300;Asahi Glassによって販売されているSunsphere L-31またはSunsphere H-31;Asahi Chemicalによって販売されているChemicelen;または酸化チタンおよびシリカの混合物、例えばNippon Sheet Glassによって販売されているTSGシリーズ、
−ポリウレタンパウダー、特にトリメチロールヘキシルラクトンを含むコポリマーを含む架橋ポリウレタンから形成されるパウダー、
を挙げることができる。特に、ヘキサメチレンジイソシアネート/トリメチロールヘキシルラクトンポリマーを含むことができる。このような粒子は、特に、例えばToshikiからPlastic Powder D-400(登録商標)またはPlastic Powder D-800(登録商標)という商品名で購入可能である。
組成物は、更に、少なくとも1つのワックスを含むことができる。本発明の目的では、用語「ワックス」は、室温(25℃)で固体であり、状態が固体/液体で可逆的に変化し、200℃までであってよい30℃を超える融点および0.5MPaを超える硬さを有し、固体状態で異方性の結晶組織を有する親油性脂肪化合物を意味する。ワックスをその融点にすることにより、それを油と混和性にし、顕微鏡的に均質な混合物を形成することができるが、混合物の温度を室温に戻すと、混合物の油中のワックスが再結晶する。
組成物は、また、アルコキシ化アルコールエステル以外に、少なくとも1つの非揮発性油をさらに含むことができる。非揮発性油は、
−動物由来の炭化水素油、例えばパーハイドロスクアレン、
−炭化水素植物油、例えば4から10の炭素原子を有する脂肪酸の液体トリグリセリド(例えばヘプタン酸またはオクタン酸またはホホバ油のトリグリセリド)、
−鉱物由来のまたは合成した直鎖状または分子鎖状の炭化水素、例えば液体パラフィンおよびその誘導体または液体ワセリン、
−式RCOOR’の炭化水素エステル(式中、RCOOは2から30の炭素原子を含むカルボン酸残基を表し、R’は1から30の炭素原子を含む炭化水素鎖を表す)、例えばイソノニル イソノナノエート、オレイル エルケートまたは2-オクチルドデシル ネオペンタノエート、
−12から26の炭素原子を有する脂肪アルコール、例えばオクチルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシルデカノール、2-ウンデシルペンタデカノールまたはオレイルアルコール、
−場合により部分的に炭化水素および/またはシリコーン部分を含むフルオロ化油、
−シリコーン油、例えば揮発性または非揮発性で直鎖状または環状のポリジメチルシロキサン(PDMS);ペンダントアルキル、アルコキシもしくはフェニル基またはシリコーン鎖の末端でのアルキル、アルコキシもしくはフェニル基(これらの基は2から24の炭素原子を有する)を含むポリジメチルシロキサン;または、フェニル化シリコーン、例えばフェニルトリメチコン(例えばDow Corningにより商品名DC556で販売されているフェニルトリメチコン)、フェニルジメチコン、フェニル(トリメチルシロキシ)ジフェニルシロキサン、ジフェニルジメチコン、ジフェニル(メチルジフェニル)トリシロキサンまたは(2-フェニルエチル)トリメチルシロキシシリケート;
−12から26の炭素原子を有する脂肪酸、例えばオレイン酸、
−ヒドロキシル化油、ならびに
−これらの混合物
から選択することができる。
1つの実施態様によれば、組成物は、例えば650から10000g/molの高分子量の非揮発性油を含む。
−ポリブチレン、例えばAmocoによって製造または販売されているIndopol H-100(分子量すなわちMMが965g/mol)、Indopol H-300(MM=1340g/mol)、またはIndopol H-1500(MM=2160g/mol)、
−水素化ポリイソブチレン、例えばAmocoによって製造または販売されているPanalane H-300E(MM=1340g/mol)、Syntealによって製造または販売されているVinseal 20000(MM=6000g/mol)、またはWitcoによって製造または販売されているRewopal PIB 1000(MM-1000g/mol)、
−ポリデセンおよび水素化ポリデセン、例えばMobil Chemicalsによって販売されているPuresyn 150(MM-9200g/mol)、
−ビニルピロリドンコポリマー、例えば、ISPによって製造または販売されているビニルピロリドン/1-ヘキサデセンコポリマー、Antaron V-216(MM=7300g/mol)、
−エステル、例えば、
a)35から70の総炭素数を有する直鎖状脂肪酸のエステル、例えばペンタエリスリチル テトラペラルゴレート(MM-697.05g/mol)、
b)ヒドロキシル化エステル、例えばポリグリセリル-2トリイソステアレート(MM=965.58g/mol)、
c)芳香族エステル、例えばトリデシルトリメリテート(MM=757.19g/mol)、
d)分子鎖状のC24-C28脂肪酸または脂肪アルコールのエステル、例えば欧州特許出願公開公報第0955039号に開示されているエステル、特にトリイソアラキジルシトレート(MM=1033.76g/mol)、ペンタエリスリチルテトライソノナノエート(MM=697.05g/mol)、グリセリルトリイソステアレート(MM=891.51g/mol)、グルセリルトリ(2-デシルテトラデカノエート)(MM=1143.98g/mol)、ペンタエリスリチルテトライソステアレート(MM=1202.02g/mol)、ポリグリセリル-2テトライソステアレート(MM=1232.04g/mol)またはペンタエリスリチルテトラ(2-デシルテトラデカノエート)(MM=1538.66g/mol)、
e)ダイマージオールエステルおよびポリエステル、例えばダイマージオールと脂肪酸のエステルおよびダイマージオールと二酸のエステル。
−植物由来の油、例えばゴマ油(MM=820.6g/mol)、ならびに
−これらの混合物。
1つまたは複数の揮発性油を組成物に含むことができる。
本発明の組成物は、また、化粧品の分野で通常使用されている任意の付加的な添加剤、例えば、水、抗酸化剤、防腐剤、中和剤、可塑剤、親油性ゲル化剤、非水性液体化合物、水性相のためのゲル化剤、分散剤または化粧品活性剤を含むことができる。組成物の総重量に対して0から70%、例えば1から50%、好ましくは1から10%で存在することができる水を除き、これらの添加剤は、組成物中に、組成物の総重量に対して、0.0005から20%、好ましくは0.001から10%の割合で存在することができる。
本発明の組成物の適用は数多くあり、全ての着色または非着色の化粧品製品およびより特には口紅に関する。
Discountimill中で、水素化ポリイソブテンとポリ(ヒドロキシステアリン酸)を用いて顔料ペーストを調製する。製粉を約30分間続ける。
Claims (19)
- アルコキシ化アルコールとカルボン酸のエステルを少なくとも1つ、および、室温で固体であって、シークエンシャルポリマー、グラフトポリマーおよびランダムポリマーから選択される安定化剤で表面安定化しているブロックまたはラジカルアクリルコポリマーから選択される非晶質皮膜形成ポリマーを少なくとも1つ含む化粧品組成物であって、
前記アルコキシ化エステルが、以下の展開した式:
R1は、展開した以下の式:
R4は、4から24の炭素原子を含む、飽和または不飽和の、置換または非置換の脂肪族単位であり;
xは3から30の整数であり;yは3から30の整数である)を有し;
R2は、4から40の炭素原子を含む、飽和または不飽和の、置換または非置換の脂肪族単位であり;
R3は、4から32の炭素原子を含む、飽和または不飽和の、直鎖状または分枝鎖状の脂肪族単位である]
を有する化合物から選択されることを特徴とする組成物。 - R4が、12または20の炭素原子の飽和脂肪族単位であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- R2が、4から40の炭素原子を含む飽和脂肪族単位であることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
- xおよびyが、相互に独立に、3または4であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- R3が、12から20の炭素原子を含む分枝鎖状の飽和脂肪族単位であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- R3が、オクチルドデシル、イソステアリルおよびステアリルから選択されることを特徴とする、請求項4に記載の組成物。
- 前記アルコキシ化エステルが、オクチルドデシル PPG-3 ミリスチル エーテル ダイマー ジリノレートであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 前記アルコキシ化エステルが、イソステアリル PPG-4 ブチルオクチル エーテル ダイマー ジリノレートであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 前記ポリマーが、前記組成物中に十分量で存在する場合に、組成物が30%以上の保持を有する付着層を形成することができる皮膜形成ポリマーであることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、40%以上の保持指数を有する付着層を形成することができることを特徴とする、請求項9に記載の組成物。
- 前記組成物が、50%以上の保持指数を有する付着層を形成することができることを特徴とする、請求項10に記載の組成物。
- 前記組成物が、染料、顔料、真珠光沢剤およびグリッターから選択される1つまたは複数の着色物質をさらに含むことを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、ワックス、ペースト状の脂肪物質、油およびこれらの混合物から選択される少なくとも1つの脂肪物質をさらに含むことを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、ビタミン、増粘剤、ゲル化剤、微量元素、軟化剤、金属イオン封鎖剤、香料、塩基性化剤または酸性化剤、保存剤、紫外線防止剤、界面活性剤、抗酸化剤、繊維、抜け毛防止剤、睫毛ケア剤、抗ふけ剤、噴射剤またはこれらの混合物から選択される化粧品成分を含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、懸濁液、分散液、溶液、ゲル、エマルジョン、クリーム、ペースト、泡、ベシクル分散液、2相型もしくは多層型ローション、スプレー、粉末もしくはペースト、またはスティックもしくは成形固体の形態で提供されることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が無水の形態で提供されることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、ケラチン物質のメイクアップまたはケアのための組成物であることを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、唇をメイクアップするための製品であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、皮膚、唇および/または表面的な身体発育点をメイクアップおよび/またはケアするための組成物であることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物。
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