JP4317184B2 - 便座シート - Google Patents

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Description

本発明は、洋式トイレ等の便座に装着する便座シートに係り、特に便座等からの感染を予防することができる便座シートに関する。
洋式トイレは、その使い勝手の良さから、広く一般的に普及している。しかしながら、洋式トイレ、特に不特定多数の人間が使用する公衆トイレにおける洋式トイレの便座は、清潔な状態であるとは言い難く、着座する際には肌が直接便座に触れるため、人によってはその使用をためらう場合もある。
そのため、公衆の洋式トイレを使用する際に便座の上に敷く便座シートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記従来の便座シート9を使用する場合には、図18に示すごとく、便座シート9の上面911に着座することになるため、便座61の上面611に直接座るより清潔な状態であり、安心して用を足すことができる。また、便座シート9は、水溶性の紙のため、使用後に排泄物と共に流すことができる。
特開平07−231862号公報
前記便座シート9は、便座61に敷いても容易に便座61からずれたり、便座61から落ちたりして、便座を確実には覆いにくいという不具合があった。また、上述のごとく、従来の便座シート9は、水溶性の紙のため、便座61に敷いたときに、便器に付着している病原体等を含んだ感染源や排泄物(以下、単に感染源等という)が、便座61と直接接する前記便座シート9の下面912から吸収され、その上面911にまで浸透してくるおそれがある。この場合には、使用者に不快感を与えると共に、便座シート9の上面911にまで浸透してきた感染源等に肌が触れてしまうこととなり、使用者の免疫力が低下している時や感染力の強い病原体によっては、感染症や二次的感染症(日和見感染症等)等を引き起こすおそれがある。
また、便座61をアルコール等で拭いて消毒しても、完全に感染源等を除去することは困難である。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、便座上でずれることなく確実に便座からの感染症や二次的感染症等を防ぐことができる便座シートを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明は、便座シートにおいて、便座の上面に載置する上面シート部と、汚物が落とされる便座開口の内側面を覆うように前記上面シート部に接続された円環状の内側シート部とから成ることを第1の主な特徴とする。
また、本発明は、前記便座シートが、便器に付着している感染源等の前記便座シートへの浸透を遮断する材質で形成されていることを第2の主な特徴とする。
前述の本発明の第1の特徴による便座シートは、汚物が落とされる便座の開口の内側面を覆う前記内側シート部を設けたことにより、前記便座シートが便器からずれることを防ぎ、かつ感染症や二次的感染症等の感染を防ぐことができ、ひいては、生活環境の改善や衛生水準の向上を図ることができる。
また前記第2の特徴による便座シートは、感染源等の浸透を遮断する材質から構成することにより、前記便座シートの下面から感染源等が吸収されて上面シート部の上面にまで浸透してくることを防止し、このため感染症や二次的感染症及び創傷部における接触感染等を更に予防することができる。
以上のごとく、本発明によれば、容易に清潔な状態で安心して用を足すことができると共に、感染症や二次的感染症等の感染を防ぐことができる便座シートを提供することができる。
以下、本発明による便座カバーの複数の実施形態を図面を参照して詳細に説明するものであるが、本明細書においては、使用者が便座に着座した状態において、使用者から見て、前、後、上、下、左、右となる向きを、それぞれ前、後、上、下、左、右として説明する。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態による便座シートを、図1〜図9を用いて説明する。
本実施形態は、公衆トイレに設置される洋式トイレの便座61に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本発明の第1の実施形態による便座シート1は、図1に示すごとく、便座61の上面611を覆う上面シート部11と、該上面シート部11に接続され、便座の開口の内側面610に垂れ下がる内側シート部12と、該内側シート部に内挿された紐体13とを有する。なお、本発明でいう内側面610とは、図1に示すごとく、便座61の開口された部分の内側の壁をいう。
内側シート部12は、図1〜図3に示すごとく、便座61の上面611より2.5〜3cm程度垂れ下がるように構成されており、便座61の開口の内側面610を覆うことができる。また、前記垂れ下がり幅であれば、シャワートイレが設置されている場合においても、シャワートイレから出る水が内側シート部12にかかることがない。
一方、内側シート部12における便座61の上面611からの垂れ下がりが、2.5cm未満の場合には、便座61の開口の内側面610を充分に覆うことが困難となるおそれがある。また、前記垂れ下がりが3cmを超える場合には、例えば、シャワートイレから出る水が内側シート部12に飛散するおそれがある。ただし、この場合には、内側シート部12の後方に、切欠を設けることにより、シャワートイレから出る水が内側シート部12に飛散することを回避することができる。
また、上面シート部11の右側端部には、図1、図2に示すごとく、使用後の便座シート1を包装するための袋状の包装体14が設けられている。本実施形態においては、包装体14は袋状となっているが、例えば、単なるシート状とするなど他の形状とすることもできる。
そして、包装体14は、後述する縮小用紐15が集合して上面シート部11から露出する集合部150よりも外側の上面シート部11の上面111の右側端部において熱圧着または接着剤により接続されている。
また、便座シート1は、図1、図2、図4〜図8に示すごとく、上面シート部11と内側シート部12との少なくとも一方に縫い込まれた縮小用紐15を有する。該縮小用紐15の一部は、上面シート部11および内側シート部12の右側の外部に配されており、その外部に配された縮小用紐15の一部を引張ることにより、便座シート1の嵩が縮小するよう構成してある。
前記縮小用紐15は、上面シート部11の開口部110を取り囲むように配設され、かつ便座シートの嵩をより一層縮小するために二重に配設されている。そして、2本の縮小用紐15各々の両端が上面シート部11の右側部分から外部に露出している。
また、図9に示すごとく、2本の縮小用紐15が、例えば、便座シート1の左側において互いに交差させるように、縮小用紐15を上面シート部11に縫いこむこともできる。これにより、2本の縮小用紐15の長さを均等にすることができ、縮小用紐15を引張って便座シート1の嵩を縮小させたとき、その嵩を充分に小さくすることができる。
尚、本例の縮小用紐15には、厚みが充分に薄い紐を用いている。それ故、便座シート1に着座した場合においても、縮小用紐15の厚みを意識することなく着座することができる。
また、上面シート部11の外部に配された縮小用紐15の両端は、把持部材16に接続されている。また、把持部材16は、円環状体からなる。
また、上面シート部11は、図8に示すごとく、縮小用紐15を下側から覆う保護シート部17を下面112に配設していることにより、縮小用紐15が便座61の上面611に直接触れることがないよう構成されている。
また、上面シート部11と保護シート部17とは、互いに部分的に熱圧着してなる(図8における符号170参照)。
また、保護シート部17は、便座に仮固定するための粘着テープ18を下面に有し、この粘着テープ18が、粘着力の弱い両面テープを使用することにより、使用後に剥がしやすくなるように構成している。
なお、保護シート部17が設けられていない場合には、上面シート部11の下面に粘着テープ18を配設することも勿論可能である。
また、本実施形態では、便座シート1を、粘着テープ18によって便座61に固定しているが、特に一回限りの使用で便座シート1を捨てる場合においては、粘着テープ18が配設されていない便座シート1を使用しても良い。
また、上面シート部11の上面111の後方外側の左側端および右側端には目印19をつけておいてもよい。
また、上面シート部11は、図1〜図3に示すごとく、便器60の前面及び側面を覆う前方ガード部113及び側方ガード部114を有する。ここで、前方ガード部113及び側方ガード部114は共に、便座61の上面611より5〜13cm程度垂れ下がるように構成されている。
また、縮小用紐15の大部分を、前方ガード部113又は側方ガード部114に配設することにより、便座シート1の使用時に縮小用紐15が便座61の上面611に配されていないように構成することもできる。また、便座シート1は、予め滅菌処理を施しておくこともできる。
また、上面シート部11の上面111には、例えば、シボ加工等の表面処理を施すことにより、便座シート1に着座した際の肌と上面シート部11との密着を抑制することもできる。これにより、感染源等の接触を減らすことができるため、便座シート1全体を、より清潔な状態に保つことができる。
また、便座シート1に摩擦による静電気の発生を抑制する静電気防止剤を塗布あるいは練り込んで表面導電度を高めることもできる。これにより、冬など静電気が多発する時期に、静電気の発生が抑制されるため、静電気による人体への刺激を減らすことができる。
また、便座シート1の各構成部材(例えば、上面シート部11、内側シート部12、紐体13、包装体14、縮小用紐15、把持部材16、保護シート部17、粘着テープ18、粘着部20、前方ガード部113、側方ガード部114、これらの素材である繊維、及び布、及び紐、及び糸)の材質は、例えば、紙及び又は樹脂からなる。例えば、紙とその片面や両面に形成した樹脂層とから成るものや、紙に樹脂を含浸させたものである。紙は、例えばケナフ等、生分解性のものも含む。前記樹脂は、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂のほか、微生物の代謝作用でその樹脂成分が水と炭酸ガスに分解される生分解性樹脂も含む。各構成部分の材質が前記樹脂を含む場合は、便座シート1の下面112から感染源等が吸収されることがなく、上面シート部11の上面111にまで浸透してくることもない。即ち、感染源等の侵入経路を遮断することができるため、感染症、二次的感染症及び創傷部における接触感染等を予防することができる。
また、把持部材16の材質は、樹脂及び又は布及び又は紐及び又は紙等及び又はそれらを合成したものとすることもできる。
また、便座シート1の材質に用いる生分解性樹脂としては、例えば、微生物産生系(PHB(ポリヒドロキシブチレート)、PHBH(ポリ(ヒドロキシブチレート/ヒドロキシヘキサノエート))等)及び天然物系(エステル澱粉、CA(酢酸セルロース)、キトサン/セルロース/澱粉、澱粉/化学合成系グリーンブラ等)及び化学合成系(PLA(ポリ乳酸)、PLA−co−PHB((ポリ乳酸/ポリブチレンサクシネート系)ブロックコポリマー)、PCL(ポリカプロラクトン)、PCLBS(ポリ(カプロラクトン/ブチレンサクシネート))、PBS(ポリブチレンサクシネート)、PBSA(ポリ(ブチレンサクシネート/アジペート))、PEC(ポリ(ブチレンサクシネート/カーボネート))、PETS(ポリ(エチレンテレフタレート/サクシネート))、PBAT(ポリ(ブチレンアジペート/テレフタレート))、PTMAT(ポリ(テトラメチレンアジペート/テレフタレート))、PES(ポリエチレンサクシネート)、PVA(ポリビニールアルコール)、PGA(ポリグリコール酸)等)がある。便座シート1が前記のような生分解性の材質である場合は、廃棄が容易である。つまり焼却時にダイオキシンなどの有害ガスを発生しないため、普通ゴミとして廃棄できる。また、土中で分解されるため、土に埋めることもできる。また、便座シート1の材質は、前記生分解性の材質に限定されるものではなく、水に溶解する材質とすることによって、汚物とともに水に流すこともできる。
また、便座シート1は、各構成部材同士を接着する接着剤や便座シート1の表面に塗布する塗料が使用されており、これら接着剤や塗料の材質を含む便座シートを構成する部材は、生分解性樹脂(D乳酸濃度の高い非晶性ポリ乳酸であって汎用溶剤溶解性を持った樹脂等)とするのが好ましい。
<使用方法の説明>
本実施形態による便座シート1の装着手順につき、図1〜図3を用いて説明する。
便座シート1は、最初包装体14の中に包装されており、使用時には包装体14を裏返すようにして便座シート1を出す。
ここで、図1に示すごとく、上面シート部11の後方外側の左端及び右端には、目印19が付いているため、例えば、目印19aを、便座61の左側に配置し、目印19bを、便座61の右側に配置することで、便座シート1を便座61の所定の位置に正しい向きで配置する。
更に、このとき、便座61の開口の内側面610と便座シート1の開口部110とが略同一位置となるように位置を調整しておく。
そして、便座シート1を上記の位置に配置した後、図1、図2に示すごとく、便座61の開口の内側面610を覆うように、内側シート部12を該開口に内挿する。
次いで、図1、図2に示すごとく、粘着テープ18を便座61の上面611に貼着する。本例では、上面シート部11の下面112に粘着テープ18が取り付けられている。
また、使用前の粘着テープ18の下面には、図示しない保護カバーが貼着されている。そして、上面シート部11を便座61の上面611に仮固定する際には、保護カバーを剥がすことにより、粘着テープ18が使用可能となる。尚、粘着テープ18の保護カバーは、必ずしも設けられていなくとも良い。
更に、図2、図3に示すごとく、便器60の前面及び側面を覆うために前方ガード部113及び側方ガード部114を垂らす。一方、便座シート1の後方は、便座61の後方に3cm以上5cm以下程度捲くり上げておく。この捲くり上げ部分を設けておくことにより、使用者の衣類が便座61に触れることを確実に防ぐことができる。また、便器60の大きさによって捲くり上げ部分の長さを変えることにより、種々の大きさの便器60に対応できる。
以上の手順により、便座61に便座シート1を装着することができる。
次に、後始末の手順につき、図4〜図7を用いて説明する。
まず、便座シート1を便座61の上面611に仮固定するための粘着テープ18を、便座61の上面611より剥がすと共に、内側シート部12を便座61の開口の内側面610より取り外しておく。
次いで、図4に示すごとく、袋状の包装体14の中に一方の手を差し込み、縮小用紐15の集合部150近傍の上面シート部11を掴む。そして、図5に示すごとく、他方の手で把持部材16を握りつつ便座シート1の外側に向かって把持部材16を引張る。これにより、上面シート部11に縫い込まれた縮小用紐15が便座シート1の外側に向かって引張られていくため、便座シート1の嵩が縮小しつつ、便座シート1を集合部150の近傍、即ち、包装体14の近傍に集めることができる。
更に、その後、図6に示すごとく、手を差し込んでいた方の面が外側面となるように包装体14をひっくり返すことにより、包装体14の内部に便座シート1を収納することができる。
そして包装体14に小さく収納された便座シート1は、図7に示すごとく、汚物箱等に捨てることができる。
以上の手順により、便座シート1を、感染源等が付着しているおそれのある部分に触ることなく後始末することができる。
なお、本発明の便座シート1は、本実施形態の構成及び使用方法に限られるものではなく、種々の構成及び方法によって使用することができる。
<作用効果>
次に、本実施形態による作用効果について説明する。
本実施形態の便座シート1は、図1〜図3に示すごとく、便座61の上面611に載置する開口部110を有する上面シート部11と、開口部110から垂れ下がるように上面シート部11に接続された円環状の内側シート部12とを有する。これにより、便座シート1が便器からずれることなく確実に便座61の上面611及び内側面610を覆い、よって感染源等が付着しているおそれのある便座61の上面611又は内側面610に、肌が直接触れることを防ぐことができる。そのため、清潔な状態で安心して用を足すことができると共に、感染症や二次的感染症等の感染を防ぐことができ、ひいては、生活環境の改善や衛生水準の向上をも図ることができる。
また、便座シート1は、図1〜図3に示すごとく、内側シート部12に内挿された紐体13を有する。これにより、紐体13の重みによって内側シート部12を上面シート部11の下方へ垂れ下がりやすくすると共に、便座61の開口の内側面610に沿わせやすくし、使用時の取り扱いを容易にすることができる。そのため、便座61の開口の内側面610が使用者の肌に触れることを確実に防ぎ、安心して用を足すことができる。
また、上面シート部11の右側端部には、図1、図2に示すごとく、包装体14が接続されている。また、便座シート1は、図1、図2に示すごとく、上面シート部11に上記縮小用紐15を有する。そのため、使用後の便座シート1に付着した感染源等に触れずに、便座シート1の嵩を縮小することができ、更に、該便座シート1を包装体14に収納することにより、感染源等が付着しているおそれのある便座シート1に直接触れることなく、便座シート1を容易に処分することができる。
また、便座シート1は、図1、図2に示すごとく、上面シート部11及び内側シート部12の外部に配された縮小用紐15の一部に接続された把持部材16を有する。それ故、把持部材16ごと縮小用紐15を引張ることができるため、感染源等が付着しているおそれのある縮小用紐15に触れることなく、便座シート1の嵩を容易に縮小することができる。
また、上面シート部11は、図8に示すごとく、縮小用紐15を下側から覆う保護シート部17を下面112に配設してなるため、縮小用紐15が便座61に直接触れることを防ぐことができる。そして、そのため、縮小用紐15に感染源等が付着することを防ぐことができる。また、これにより、縮小用紐15を引張って便座シート1の嵩を縮小させる際に、感染源等に使用者の手が触れることを防ぐことができる。
また、上面シート部11と保護シート部17とは、図8に示すごとく、互いに熱圧着してなるため、互いに重ね合わされた上面シート部11と保護シート部17とが分離することを防ぐことができる。そのため、保護シート部17が所定の位置からずれて、縮小用紐15が便座61の上面611に直接触れることを防ぐことができる。
また、上面シート部11又は保護シート部17は、図1、図2に示すごとく、便座61の上面に仮固定するための粘着テープ18を下面に取り付けてなるため、使用中も便座シート1が所定の位置からずれることを防ぐことができる。
更に、図1に示すごとく、上面シート部11の後方外側の左端及び右端には、目印19が付いているため、便座61に配設する位置を容易に把握することができる。
また、上面シート部11は、図1〜図3に示すごとく、便器60の前面及び側面を覆う前方ガード部113及び側方ガード部114を有するため、便器60の前面及び側面に直接肌や衣服が触れることを防ぐことができるため、より清潔な状態で安心して用を足すことができる。
また、便座シート1の各構成部材の材質が樹脂を含むなど感染源等の侵入経路を遮断することができる場合においては、感染症、二次的感染症及び創傷部における接触感染等を予防することができる。
また、便座シート1の各構成部材が生分解性の材質である場合は、焼却したり、土に埋めたりなど、容易に廃棄することができる。
以上のごとく、本実施形態によれば、清潔な状態で安心して用を足すことができると共に、感染症や二次的感染症等の感染を防ぐことができる便座シートを提供することができる。
<実施形態2>
本発明の第2の実施形態による便座シートを、図10および図11を用いて説明する。この実施形態は、公衆トイレに設置される洋式トイレの便座61に装着する便座シート1の例である。
<構成の説明>
本実施形態は、実施形態1の構成に加え、図10に示すごとく、前方ガード部113及び側方ガード部114を便座61の下面612に巻回することができるよう構成した便座シート1の実施形態である。そして、前方ガード部113及び側方ガード部114に、内側シート部12の下端部121に配設された貼着部20が貼着されている。
また、内側シート部12の下端部121は、図10、図11に示すごとく、貼着部20の更に下側に粘着部分を持たない突出部21を有する。内側シート部12の下端部121は初め、図11(a)に示すごとく、貼着部20を挟み込むように上側に折り曲げられているため、貼着部20の粘着部分は外部に露出していない。
そして、便座シート1を便座61に装着する際に、図11(a)、(b)に示すごとく、突出部21を矢印Wの方向に引っ張ることにより、貼着部20は、粘着部分を外部に露出させて前方ガード部113又は側方ガード部114に貼着することができるよう構成してある。尚、貼着部20の構成は、以下の実施形態においても同様とする。
<作用効果>
本実施形態によれば、実施形態1の作用効果に加え、便座シート1が便座を巻回して覆うため、使用中も便座シート1が所定の位置からずれることを確実に防ぐことができる。また、便座61に直接肌や衣服が触れることを確実に防ぐことができるため、より一層清潔な状態で安心して用を足すことができる。
<実施形態3>
本発明の第3の実施形態による便座シートを、図12を用いて説明する。
本実施形態は、公衆トイレに設置される洋式トイレの便座61に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本実施形態は、実施形態1の構成に加え、図12に示すごとく、前方ガード部113及び側方ガード部114の端部115に粘着部20が配設されており、該貼着部20が、便座61の下面612に直接貼着されることで便座61に装着されている便座シート1の一実施形態である。
<作用効果>
本実施形態によれば、実施形態1の作用効果に加え、粘着部を有するため、使用中も便座シート1が所定の位置からずれることを確実に防ぐことができる。また、便座61に直接肌や衣服が触れることを確実に防ぐことができるため、より一層清潔な状態で安心して用を足すことが出来る。
<実施形態4>
本発明の第4の実施形態による便座シートを、図13を用いて説明する。
本実施形態は、公衆トイレに設置される洋式トイレの便座61に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本実施形態は、実施形態1の構成に加え、図13に示すごとく、便座61の下面612を覆う下面シート部3を有すると共に、前方ガード部113及び側方ガード部114の端部115に配設された貼着部20により前記下面シート部3の端部30が固定されている便座シート1の例である。尚、下面シート部3は、内側シート部12の下端から延設されている。
また、前方ガード部113及び側方ガード部114は図13に示すごとく、便座61の外側から下面612に向かって巻回されており、一方、下面シート部3は、便座61の開口の内側面610から便座61の下面612に沿って巻回されている。
<作用効果>
本実施形態によれば、実施形態1の作用効果に加え、便座シート1が便座を巻回して覆うため、使用中も便座シート1が所定の位置からずれることを確実に防ぐことができる。また、便座61に直接肌や衣服が触れることを確実に防ぐことができるため、より一層清潔な状態で安心して用を足すことができる。
<実施形態5>
本発明の第5の実施形態による便座シートを、図14を用いて説明する。
本実施形態は、公衆トイレに設置される洋式トイレの便座61に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本実施形態は、実施形態1の構成に加え、図14に示すごとく、前方ガード部113及び側方ガード部114の端部115と下面シート部3の端部30とにそれぞれ配設されたゴム紐130により、便座61に固定されている便座シート1の例である。
また、下面シート部3は、実施形態4と同様に、内側シート部12の下端から延設されている。
そして、下面シート部3は、図14に示すごとく、便座61の外側において、便座61の下面612より上面611に向かって下面シート部3の端部30を覆うように巻回されていると共に、ゴム紐130により便座61に固定されている。
また、前記下面シート部3の端部30に、ゴム紐130の代わりに貼着部20を設けることもできる。この場合には、下面シート部3の端部30を便座61に貼着すると共に、前方ガード部113及び側方ガード部114が、下面シート部3の端部30を覆うように便座61に巻回され、ゴム紐130によって便座61に固定されている。
<作用効果>
本実施形態によれば、実施形態1の作用効果に加え、便座シート1が便座を巻回して覆うため、使用中も便座シート1が所定の位置からずれることを確実に防ぐことができる。また、便座61に直接肌や衣服が触れることを確実に防ぐことができるため、より一層清潔な状態で安心して用を足すことができる。
<実施形態6>
本発明の第6の実施形態による便座シートを、図15を用いて説明する。
本実施形態は、例えば、病院の個室等において備え付けられる洋式トイレの便座61やポータブルトイレ等に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本実施形態は、実施形態1の構成に加え、図15に示すごとく、上面シート部11の前方及び側方に、前方ガード部113及び側方ガード部114が設けられていると共に、側方ガード部114は便座61の下面612に巻回されており、更に右側の側方ガード部114には、取手部4が配設されている便座シート1の実施形態である。
また、前方ガード部113は、図15に示すごとく、便座61の上面611よりも5〜13cm程度垂れ下がっている。
また、取手部4の一端には貼着部20が形成されており、便座61の下面612に巻回されている側方ガード部114の端部の一部をも挟み込んだ状態で、上記貼着部20により、下面612に取手部4の一端が固定される。これにより、取手部4を掴んで便座61の上げ下げを行うことができる。
<作用効果>
本実施形態によれば、実施形態1の作用効果に加え、免疫力の低下している患者が、感染症等に感染することを充分に防ぐことができる。
つまり、特に、免疫力の低下している患者は、微量の感染源等によっても二次的感染症等を引き起こすおそれがあるため、衛生面に関して充分な注意を要する。そのため、便座61を上げ下げする際に便座シート1に触れる部分を、患者とそれ以外の他の者(例えば、看護師、介護者等)とで分けておくことが好ましい。
そこで、本実施形態では、例えば、患者は、前方ガード部113を介して便座61の前端部を掴んで便座61の上げ下げをし、患者以外の他の者は、取手部4を掴んで便座61の上げ下げをすることができるように構成してある。これにより、より一層清潔な状態で用を足すことができると共に、免疫力の低下している患者が、感染症等に感染することを充分に防ぐことができる。
<実施形態7>
本発明の第7の実施形態による便座シートを、図16を用いて説明する。
本実施形態は、介護用等の差込便器7に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本実施形態は、実施形態1の構成に加え、図16に示すごとく、便座シート1の前方の左右の側面に、それぞれ前方紐部81が配設されており、後方の左右の側面には、それぞれ後方紐部82が配設されている。
また、便座シート1の側面には、ゴム紐からなるゴム部83が便座シート1の左右及び後の側面に沿って配設されている。
また、便座シート1の左右及び前の側面に沿って、下面シート部3が接続されており、下面シート部3の前方部分における上面には、粘着テープ18が、下面シート部3の前方部分における下面には、粘着テープ180が配設されている。その他の構成は実施形態1と同様である。
<使用方法の説明>
本実施形態の便座シート1の装着方法につき、以下に説明する。
まず、図16に示すごとく、差込便器7を、矢印Yの方向に向かって便座シート1に差し込むと共に、差込便器7の外側に設けられた突出部71に、ゴム部83を引っ掛けることにより差込便器7に仮固定する。
次いで、下面シート部3の前方部分の下面に配設された粘着テープ180を、下面シート部3の適切な位置で接着することにより便座シート1のサイズ調整を行う。その後、左右の前方紐部81同士を便座シート1の下部において結ぶと共に、左右の後方紐部82同士を便座シート1の後方において結ぶことにより、本実施形態の便座シート1を、種々の大きさや形状を有する差込便器7に密着させた状態で装着することができる。
<作用効果>
本実施形態によれば、実施形態1の作用効果に加え、差込便器7に装着した便座シート1は、その使用中も差込便器7からずれることがないため安心して用を足すことができると共に、取手72を掴んで差込便器7を移動させる場合においても、便座シート1が差込便器7から外れることがない。
<実施形態8>
本発明の第8の実施形態による便座シートを、図17を用いて説明する。
本実施形態は、公衆トイレに設置される洋式トイレの便座61に装着する便座シート1の実施形態である。
<構成の説明>
本実施形態は、図17に示すごとく、上面シート部11の前、後、左、右のそれぞれの中央部の計4箇所において折り目5が設けられている便座シート1の実施形態である。
本実施形態では、上記4箇所の折り目5のうち、図17(a)に示すごとく、前、左、右の3箇所においては山折り部5aとなっており、後方においては谷折り部5bとなっている。尚、本実施形態の便座シート1においては、縮小用紐は縫い込まれていない。
<使用方法の説明>
本実施形態の便座シート1を縮小化する方法につき説明する。
まず、便座シート1の使用後は、上面シート部11の折り目5付近の左右端部を手で持ち、図17(b)に示すごとく、折り目5に沿って便座シート1を山折りする。その後、図17(c)に示すごとく、便座シート1の後方を内側に挟みこむように後部の谷折り部5bを谷折りし、前部の山折り部5aを山折りすることで便座シート1の嵩を縮小化することができる。それ故、便座シート1を容易に収納袋に収納し、処分することができる。
上記方法によれば、感染源等が付着しているおそれのある上面シート部11の下面112及び上面シート部11の後方のいずれの部分にも触れることなく便座シート1を縮小化することができる。
<作用効果>
本実施形態の便座シート1は、図17に示すごとく、便座61の上面611に載置する開口部110を有する上面シート部11と、開口部110から垂れ下がるように上面シート部11に接続された円環状の内側シート部12とを有する。これにより、便座シート1が便器からずれることなく確実に便座61の上面611及び内側面610を覆い、これにより感染源等が付着しているおそれのある便座61の上面611又は内側面610に、肌が直接触れることを防ぐことができる。そのため、清潔な状態で安心して用を足すことができると共に、感染症や二次的感染症等の感染を防ぐことができ、ひいては、生活環境の改善や衛生水準の向上をも図ることができる。
また、便座シート1は、図17に示すごとく、内側シート部12に内挿された紐体13を有する。これにより、紐体13の重みによって内側シート部12を上面シート部11の下方へ垂れ下がりやすくすると共に、便座61の開口の内側面610に沿わせやすくし、使用時の取り扱いを容易にすることができる。そのため、便座61の開口の内側面610が使用者の肌に触れることを確実に防ぎ、安心して用を足すことができる。
また、便座シート1は、実施形態1に比べて、簡易な構造であるため、迅速に装着及び後始末ができる。
また、便座シート1の各構成部材の材質が樹脂を含むなど感染源等の侵入経路を遮断することができる場合においては、感染症、二次的感染症及び創傷部における接触感染等を予防することができる。
また、便座シート1の各構成部材が生分解性の材質である場合は、焼却したり、土に埋めたりなど、容易に廃棄することができる。
なお、実施形態1〜8の便座シート1は、例えば、病院やホテル等の施設に設置される洋式トイレ、又は公衆トイレにおける洋式トイレの便座に装着することができる。
また、便座シート1は、ホテル等において家族と共同でトイレを使用する場合には、使い捨てのように一回限りではなく、家族間で複数回使うことが可能である。また、一人で使用する場合にも、同様に、複数回使用した後処分することが可能である。
実施形態1における、便座に便座シートを装着する前の状態を示す斜視説明図。 実施形態1における、便座に便座シートを装着した後の状態を示す斜視説明図。 実施形態1における、便座シートが装着されている便座の断面説明図。 実施形態1における、包装体に手を差し込んだ状態を示す説明図。 実施形態1における、把持部材を引張ることにより便座シートを縮小化した状態を示す説明図。 実施形態1における、便座シートを包装体に収納する方法を示す説明図 実施形態1における、便座シートを包装体に収納した状態を示す説明図。 実施形態1における、上面シート部と縮小用紐と保護シート部との位置関係を示す説明図。 実施形態1における、縮小用紐の配設方法が異なる便座シートの上面図。 実施形態2における、便座シートが装着されている便座の断面説明図。 実施形態2における、(a)貼着部を使用する前の状態を示す説明図、(b)貼着部を使用する際の状態を示す断面説明図。 実施形態3における、便座シートが装着されている便座の断面説明図。 実施形態4における、便座シートが装着されている便座の断面説明図。 実施形態5における、便座シートが装着されている便座の断面説明図。 実施形態6における、便座シートが装着されている便座の斜視説明図。 実施形態7における、差込便座に便座シートを装着する方法を示す斜視説明図。 実施形態8における、(a)折り畳む前の便座シートの斜視説明図、(b)便座シートを前後に折り畳む様子を示す斜視説明図,(c)便座シートを左右に折り畳む様子を示す斜視説明図。 従来例における、便座シートが装着されている便座の斜視説明図。
符号の説明
1・・・便座シート、3・・・下面シート部、4・・・取手部、5・・・折り目、7・・・差込便器、11・・・上面シート部、12・・・内側シート部、13・・・紐体、14・・・包装体、15・・・縮小用紐、16・・・把持部材、17・・・保護シート部、18・・・粘着テープ、19・・・目印、20・・・粘着部、71・・・突出部、72・・・取手、111・・・上面シート部の上面、112・・・上面シート部の下面、113・・・前方ガード部、114・・・側方ガード部、130・・・ゴム紐、60・・・便器、61・・・便座、81・・・前方紐部、82・・・後方紐部、83・・・ゴム部、611・・・便座の上面、612・・・便座の下面

Claims (12)

  1. 開口部を有する便座に装着する便座シートであって、
    前記便座の開口部の内側面を覆うように円環状に形成した内側シート部と、
    前記内側シート部を前記便座の開口部に垂れ下がるように保持すると共に便座の着座面を覆う上面シート部とを備えるとともに、
    前記内側シート部が、該内側シート部の外周に沿って配設された紐体を有することを特徴とする便座シート。
  2. 前記便座シートが、感染源の便座シート内部への浸透を遮断する材質で構成されていることを特徴とする請求項1記載の便座シート。
  3. 前記浸透を遮断する材質が、紙及び又は樹脂であることを特徴とする請求項2記載の便座シート。
  4. 前記便座シートを構成する部材が、微生物の代謝作用により樹脂成分が水と炭酸ガスに分解される生分解性樹脂であることを特徴とする請求項1又は2又は3記載の便座シート。
  5. 前記上面シート部が、静電気の発生を抑制する静電気防止剤を含有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の便座シート。
  6. 前記上面シート部の表面に、前記便座シートを包装するための包装体が接続されていることを特徴とする1乃至の何れかに記載の便座シート。
  7. 前記便座シートの上面シート部及び内側シート部の嵩を縮小する様に縮小用紐が縫い込まれ、該縮小用紐が、外部から牽引される端部を有することを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の便座シート。
  8. 前記縮小用紐が、該縮小用紐の端部に取り付けられた把持部材を有することを特徴とする請求項記載の便座シート。
  9. 前記上面シート部が、前記縮小用紐を下側から覆う保護シート部を便座と対向する面に配することを特徴とする請求項又は記載の便座シート。
  10. 前記上面シート部と前記保護シート部が、熱圧着により接続されていることを特徴とする請求項記載の便座シート。
  11. 前記上面シート部が、便座と対向する面に便座に仮固定するための粘着テープを有することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の便座シート。
  12. 前記上面シート部が、便器の前面及び側面を覆う前方ガード部及び側方ガード部を有することを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の便座シート。
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