JP4317014B2 - 壁を貫通する挿通孔をシールするための装置 - Google Patents

壁を貫通する挿通孔をシールするための装置 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに従った装置および請求項25のプリアンブルに従った方法に関する。本発明は、実質的に静止した壁と、この壁の挿通孔を貫通して延びる回転シャフトとの間のシールに特に好適である。応用分野の実例は、船舶およびこの船舶の船体を貫通して延びるプロペラシャフトである。他の応用分野においても同様に可能である。
特許文献1には、気体を含むよう構成された第1の空間と、気体を含むよう構成された第2の空間と、液体を含むよう構成された第2の空間との間の壁を貫通する挿通孔をシールするための装置が開示されている。回転するタービンシャフトは壁を貫通する挿通孔内で延びており、かつシャフトと壁との間でシャフトの周囲に延在するギャップを有するシャフト軸受によって支持されている。回転ディスクがシャフトに固定的に設けられており、かつシャフトから外側に向かって延在している。さらにディスクの形態となった静止壁が、シャフト軸受と回転ディスクとの間に設けられる。静止ディスクは、それが二つのディスク間に空間を形成するよう設計されている。さらに、二つのノズルを経てこの空間に液体を供給するための供給管が設けられる。液体は、この空間内に回転する液体リングを形成する。
特許文献2には、回転部分と静止ディスクとの間に流路を有するラビリンス(labyrinth)シールが開示されている。この流路には供給流路を経てオイルが供給されるが、液体レベルは流路内にディスクの回転によって形成される。
特許文献3にはまた、回転ローターのフランジ部材によって形成された空間内への液体の供給を伴うラビリンスシールが開示されている。静止ディスクはこの空間内へ延在し、かつ上記液体供給用および空間からの液体排出用の流路を含む。
DE-A-1955016 DE 4212169 GB 1284596
本発明の目的は、回転するシャフト用の挿通孔の十分なシールを可能にする装置を提供することである。
この目的は、最初に規定した装置によって達成されるが、この装置は、前記液体をチャンバー内で、シャフトの回転速度を実質的に超過する回転速度で回転させるよう構成された手段を含むことを特徴とする。
そうした手段により、実質上、第2の空間から気体で満たされた第1の空間へ液体が運ばれないことを有効な様式で保証することが可能となる。液体(これはシャフトの速度よりも高い回転速度で回転する)は、チャンバーの半径方向外側部分に液体塊を形成する。この液体塊は、実質上、全ての媒体が挿通孔を経て運ばれることを阻止する。機械式シールに対して、低摩擦および主要なシール構成要素の磨耗が実質上ないという利点も、もちろん実現される。好ましくは、壁は静止しており、しかもたとえば船舶あるいは固定プラントの壁要素からなる。
本発明の実施形態によれば、チャンバーは、前記液体の一部がこのチャンバー内に流入し、かつ少なくともその一部が前記挿通孔の前記シールのためにチャンバー内に保持されることが可能となるよう構成される。この結果、密閉されるのに適した液体は、前記媒体が挿通孔を経て運ばれることを阻止する密閉液体塊を形成する。
本発明のさらなる実施形態によれば、前記手段は、ディスクと第1の空間との間のチャンバー内に上記回転をもたらすよう構成される。この結果、回転する液体塊は、ディスクと第1の空間との間のチャンバーの外側部分に形成される。したがってディスクは、液体が第2の空間から第1の空間へと直接先に流れるのを抑止する。その代わりに液体は、チャンバーの半径方向外側部分へと、すなわち遮断液体塊へと押しやられる。
本発明のさらなる実施形態によれば、前記手段は、シャフトとは別個に回転するよう構成された羽根部材を含む。そうした羽根部材により、望ましい回転が効率のよい様式で実現できる。好ましくは、前記手段は駆動要素を含み、この駆動要素は、羽根部材をシャフトの回転速度よりも高い回転速度で回転させるよう構成される。羽根部材は、シャフト、ディスクおよび壁の少なくとも一つに連結される支持部材によって回転可能に支えられてもよい。
本発明のさらなる実施形態によれば、羽根部材は、チャンバー内に配置された少なくとも一つの、羽根のセットを含む。好ましくは、羽根部材は、チャンバー内で外側に向かって延在するローター部材を含んでもよい。ローター部材は、一つあるいは二つのそうした羽根のセットを含んでいてもよい。あるそうしたローター部材は、環状であって、かつシャフトの周囲に延在していてもよく、ここで、羽根はローター部材に配置され、かつシャフトの周囲に均一に配される。
本発明のさらなる実施形態によれば、羽根部材は、羽根の第1のセットおよび羽根の第2のセットを含み、羽根の第1のセットはローター部材に配置されかつ第1の空間に面して回転させられ、羽根の第2のセットはローター部材に配置されかつディスクに面して回転させられる。
本発明のさらなる実施形態によれば、ローター部材は、チャンバーの外側に設けられたステーターを有する電気モーターのローターを含む。ステーターおよび電気的接続部は、したがってチャンバーの外側で、かつ第1の空間内に配置されていてもよい。
本発明のさらなる実施形態によれば、羽根部材はチャンバーを形成する。羽根部材は、好ましくは、羽根の第1のセットおよび羽根の第2のセットを含み、羽根の第1のセットはチャンバーの第1の制限壁に配置されかつディスクに面して回転させられ、羽根の第2のセットはチャンバーの第2の制限壁に配置されかつ第1の制限壁に面して回転させられてもよい。
本発明のさらなる実施形態によれば、前記手段は、チャンバー内の液体が上記回転を強いられるような速度および方向にてチャンバーに液体を供給するよう構成される。そうした手段は、上記液体供給用の少なくとも一つのノズルおよび上記液体供給用のポンプを含んでいてもよく、この場合、上記ノズルはチャンバー内へと実質的に接線方向に延在する。
本発明のさらなる実施形態によれば、チャンバーは複数の部分チャンバーおよび2枚の回転可能なディスクを含み、複数の部分チャンバーは、ギャップと第1の空間との間に配置されていると共にシャフトの周囲に延在し、回転可能なディスクはシャフトに固定的に連結されていると共にシャフトから上記部分チャンバーそれぞれの中に外側に向かって延在しており、上記部分チャンバーのそれぞれは液体を含むよう構成される。好ましくは、上記部分チャンバーは、上記液体の一部が部分チャンバー内に流入することを可能とするよう、かつ少なくともその一部が挿通孔のシールのために保持されるよう構成してもよい。
本発明のさらなる実施形態によれば、装置は、液体がチャンバーから第2の空間へと流れるのを可能とするよう構成される。そうした場合には、液体がチャンバーから第1の空間内へと流動しないことが保証される。装置は、部分的にチャンバーを形成すると共にギャップから外側に向かって延在する壁部を含んでいてもよい。ディスクと壁部との間のチャンバーは、チャンバーから第2の空間へと流れる液体の速度を低減するよう構成された出口流路を形成していてもよい。そうした場合、圧力を回復することが、したがって装置のエネルギー消費を低減することが可能である。出口流路は、ディスクの周囲における半径方向外側ポジションから、シャフト近傍の半径方向内側ポジションへと延在していてもよい。圧力回復のさらなる向上のため、チャンバーから第2の空間へと流動する液体を運ぶための出口流路にはガイド羽根が配置されていてもよい。好ましくは、このガイド羽根は壁部に配置される。
上記目的はまた、独立請求項24に規定される方法によって達成される。
本発明を、具体例を示すさまざまな実施形態についての記述により、添付図面を参照してさらに詳しく説明する。
図1、図2、図3、図5および図7には、第1の空間3(これは気体を含むよう構成される)と第2の空間4(これは液体を含むよう構成される)との間の壁2を貫通する挿通孔1をシールするための装置の異なる実施形態が開示されている。壁2は、船舶あるいは固定プラントの静止した壁要素を形成していてもよい。回転可能なシャフト5(たとえば船舶のプロペラシャフト)は、ギャップが形成されるよう壁2を貫通して挿通孔1内にて延びているが、このギャップは、シャフト5と壁2との間で、このシャフト5の周囲に延在する。シャフト5は、回転軸線Xを中心として回転できる。
本発明による装置はチャンバー8を含むが、このチャンバー8は第1の空間3と第2の空間4との間に設けられている。さらに正確には、第1の空間3と挿通孔1の上記ギャップとの間に設けられている。チャンバー8は環状であり、かつシャフト5の周囲に延在する。チャンバー8は、第1の制限壁11、第2の制限壁12および第3の制限壁13からなる。これら三つの制限壁11,12,13は、それゆえチャンバー8を取り囲む。第1の制限壁11および第2の制限壁12は、実質的に半径方向外側に向かって、かつ互いに平行に延在する。第3の制限壁13は実質的にシャフト5と同軸状に、かつ第1の制限壁11の半径方向外側端部と第2の制限壁12の半径方向外側端部との間に延在する。この第1実施形態においては、制限壁11,12,13は、静止した壁2に対して固定される。
本装置はまた回転可能なディスク14を含むが、このディスク14はシャフト5に固定的に設けられている。ディスク9は、シャフト5からチャンバー8内へと実質的に半径方向外側に向かって延在すると共に、チャンバー8を第1の容積部分8aおよび第2の容積部分8bに分割する。
第2の空間4からの液体は、こうして挿通孔1および上記ギャップを経て、第2の空間4からチャンバー8内へと流入することができる。この結果、チャンバー8は液体で満たされる。さらに、本装置は異なる手段を含む。これについては、さまざまな実施形態の説明に関連して、さらに詳しく説明するが、この手段は、液体をチャンバー8内で比較的高い回転速度、すなわちシャフト5の回転速度を実質的に超過する回転速度にて回転させることで、液体がチャンバー8を通り抜けて第1の空間3に流れ込むのを抑止するよう構成される。この回転する液体は、こうしてディスク14と第1の制限壁11との間のチャンバー8の第1の容積部分8aに回転する液体塊を形成する。
図1に開示された第1実施形態によれば、上記手段は羽根部材15を含むが、この羽根部材15は、回転可能なディスク16および羽根17',17''の二つのセットの形態となったローター部材を含む。羽根17'の第1のセットは回転可能なディスク16の一方の面に設けられていると共に、羽根17''の第2のセットは回転可能なディスク16の他の面に設けられている。回転可能なディスク16は、羽根部材15の円筒形支持部材18に設けられる。支持部材18は、回転軸線Xに関して実質的に同心状にシャフト5の周囲に配置されている。回転可能なディスク16は、チャンバー8内において、ディスク14とチャンバー8の第1の制限壁11との間で、支持部材18から実質的に半径方向外側に向かって延在する。羽根17'の第1のセットはゆえにディスク14に面して回転させられ、かつ羽根17''の第2のセットは第1の制限壁11に面して回転させられる。羽根部材15はまた二つのシール部材19',19''を含む。そうした第1のシール部材19'はディスク14に面して回転させられ、かつ第2のシール部材19''は第1の制限壁11に面して回転させられる。シール部材19',19''は、羽根部材15が回転した際にはディスク14および第1の制限壁11にそれぞれ当接しないが、羽根部材15が動かないで停止しておりかつ液体が第2の空間4から第1の空間3に向かって流れる際にはディスク14および制限壁11それぞれに密閉状態で接するよう設計される。
羽根部材15は、この第1実施形態によれば、軸受部材21を用いて、シャフト5によって回転可能に支持されるが、この軸受部材21は、第1の制限壁11の実質的に円筒形の凸部22を介して、円筒形の支持部材18と静止した壁2との間に設けられ、かつそれらに連結される。羽根部材15は、概略的に示す駆動モーター23により、シャフト5とは別個に回転させられるが、この駆動モーター23は、ドライブベルト24あるいは他の動力伝達部材を介して、円筒形の支持部材18に接続されている。ゆえに、駆動モーター23は、シャフト5の回転速度よりも高い回転速度で羽根部材15を回転させるよう、そしてチャンバー8の半径方向外側部分に回転する液体塊を創出するよう構成されている。回転する液体のレベルは、矢印25によって示されている。
さらに、本装置は、液体がチャンバー8から、さらに正確にはチャンバー8の第2の容積部分8bから第2の空間4へと流れるのを可能にするよう構成されている。第2の容積部分8bはゆえに、ディスク14と、上記ギャップから実質的に半径方向外側に向かって延在する壁部30を形成する第2の制限壁12との間に配置されている。第2の容積部分8bとギャップとはそれゆえ出口流路を形成するが、この出口流路は、ディスク14の周縁における半径方向外側ポジションからシャフト5近傍の半径方向内側ポジションまで延在する。
図2には、羽根部材15がチャンバー8を形成し、したがってこのチャンバー8が回転可能である第2実施形態が開示されている。さまざまな実施形態において、実質上同じ機能を有する構成部品には同じ参照符号が付されていることに注意されたい。この第2実施形態におけるチャンバー8は、それゆえ別体の壁要素11,12,13から形成されるが、これらは、シャフト5の回転とは別個に、このシャフト5を中心として回転可能であり、しかもまた第1の制限壁11、第2の制限壁12および第3の制限壁13を含む。また、この実施形態では、制限壁11および制限壁12は実質的に半径方向外側に向かって、かつ互いに平行に延在し、制限壁13はシャフト5と実質的に同軸状に、かつ制限壁11および制限壁12の半径方向外側端部同士の間に延在する。ディスク14は、シャフト5から、そしてチャンバー8内へと実質的に半径方向外側に向かって延在する。壁部30は上記ギャップから実質的に半径方向外側に向かって、かつ実質的にディスク14と平行に延在する。この壁部30は静止した壁2に固定的に接続されている。第2実施形態においては、チャンバー8の第2の容積部分8b、したがってチャンバー8の半径方向外側部分からの液体の出口流路は、ディスク14と壁部30との間に形成される。この第2実施形態においては、第1の容積部分8aは、一部が第1の制限壁11とディスク14との間に形成されており、かつ一部が第2の制限壁12と壁部30との間に形成されている。
第2実施形態によれば、羽根部材15は羽根17'の第1のセットを含むが、この羽根17'の第1のセットは第1の制限壁11に配置されており、かつディスク13に面して回転させられる。また羽根部材15は羽根17''の第2のセットを含むが、この羽根17''の第2のセットは第2の制限壁12に配置されており、かつ壁部30に面して回転させられる。羽根17'の第1のセットおよび羽根17''の第2のセットは、それゆえそれぞれの容積部分8aの半径方向外側部分に、回転する液体塊を創り出す。これによって液体は、矢印25によって示されたレベルまで達する。
羽根部材15は、第2実施形態によれば、第1の軸受部材21'および第2の軸受部材21''を用いて静止した壁2によって回転可能に支持されるが、第1の軸受部材21'は、静止した壁2と第1の制限壁11の実質的に円筒形の凸部31との間に配置され、かつそれらに連結されており、第2の軸受部材21''は、静止した壁2と第2の制限壁12の実質的に円筒形の凸部32との間に配置され、かつそれらに連結されている。第1のシール部材19'は、実質的に円筒形の第1の凸部31とシャフト5との間に、羽根部材15が回転しているときは第1のシール部材19'はシャフト5に当接せず、羽根部材15が動かずに停止しているときのみ当接するよう配置されている。第2のシール部材19''は、実質的に円筒形の第2の凸部32と静止した壁2の実質的に円筒形の部分33との間に配置されている。実質的に円筒形の部分33は、実質的に同心状に、壁部30からシャフト5と凸部32との間で延在する。ここで、上記ギャップは部分33とシャフト5との間に形成される。シール部材19''は、羽根部材15が回転しているときは部分32に当接せず、羽根部材15が動かずに停止しているときのみ当接する。
図3および図4には、羽根部材15が電気モーターの環状ローター40を含んでいる第3実施形態が開示されている。羽根部材10およびローター40はチャンバー8内に、さらに正確には第1の容積部分8a内に配置されている。同様にこの実施形態においては、チャンバー8は、第1の制限壁11、第2の制限壁12および第3の制限壁13から形成されており、ゆえにこれらはチャンバー8を取り囲む。第1実施形態と同様に、この三つの制限壁11,12,13は静止した壁に固定的に連結されている。電気モーターはまたステーター41を含むが、このステーター41は巻線42を有し、それはチャンバー8の外側に、さらに正確には第1の制限壁13の外側に配置されている。電気モーターは、たとえば非同期モーターあるいはいわゆるPMSMモーターであってもよい。羽根部材15は、第1の軸受部材21'および第2の軸受部材22'を用いて、シャフト5によって回転可能に支持されている。図3にはシール部材を示していないが、たとえば、シャフト5と、制限壁11および制限壁22それぞれの実質的に円筒形の凸部43,44との間に配置できる。
羽根部材15は、羽根17'の第1のセットおよび羽根17''の第2のセットを含むが、羽根17'の第1のセットはローター40に配置されかつ第1の制限壁11に面して回転させられ、羽根17''の第2のセットはローター40に配置されかつディスク14に面して回転させられる。
図4には、第3実施形態の羽根17''のセットの実例が概略的に示されている。この羽根17''は、環状ローター40に取り付けられる環状キャリア45に配置される。
図5には本発明の第4実施形態が開示されている。チャンバー8はまたここでも、第1の制限壁11、第2の制限壁12および第3の制限壁13から形成される。この三つの制限壁11,12,13は、それゆえチャンバー8を取り囲み、かつ静止した壁2に固定的に接続されている。この実施形態では、上記手段は、チャンバー8内の液体がシャフト5の回転速度を超過する回転速度で回転させられるような速度および方向にて、チャンバー8の第1の容積部分8aに液体を供給するよう構成されている。この手段は、上記液体供給のためのノズル50のセットを含む。このノズル50はチャンバー8内に、軸断面で見て実質的に接線方向に延在している。液体は、導管部材52を介して、概略的に示すポンプ51によってノズル50に供給される。シール部材19は、第1の制限壁11とシャフト5との間に配置される。
上述した出口流路(これは一部が上記実施形態の第2の容積部分8bから形成される)は、チャンバー8から第2の空間4へと流れる液体の速度を低減させるよう構成されている。この出口流路は、ディスク14の周縁部における半径方向外側ポジションからシャフト5近傍の半径方向内側ポジションへと延びる。上記速度低減により圧力が回復し、したがって装置のエネルギー消費が低下する。圧力回復をさらに向上させるため、図6に示すタイプのガイド羽根60を、チャンバー8から第2の空間8bへと流れる液体を運ぶための出口流路内に配置することもできる。第4実施形態においては、ガイド羽根60は壁部30を形成する第2の制限壁12に配置され、そして第2実施形態においては壁部30に配置される。同様に、第1および第3実施形態による装置も、そうしたガイド羽根を備えていてもよい。
図7には第5実施形態が開示されているが、これは、チャンバー8が三つの部分チャンバー8',8''および8'''を含んでいるという事実によって他の実施形態とは異なっている。この差異を除けば、図7の第5実施形態による装置の構造および機能は、図2の第2実施形態の構造および機能と同じである。部分チャンバー8',8''および8'''は、二つの中間壁71および中間壁72によって形成されているが、これらはそれぞれ羽根17'''および羽根17''''を備え、そして第3の制限壁13から実質的に半径方向内側に延在している。さらに第5実施形態は、それぞれ各自の部分チャンバー8'および部分チャンバー8''内に延在する2枚の回転可能なディスク14'および14''と、それぞれガイド羽根60'およびガイド羽根60''を備えた二つの壁部30'および壁部30''と、を含む。ガイド羽根60'およびガイド羽根60''は、図2のガイド羽根60に対応する。壁部30'および壁部30''は、それぞれ、円筒形の部分33から各自の部分チャンバー8''および部分チャンバー8'''内へと実質的に半径方向外側に向かって延在している。中央部分チャンバー8''は第2の容積部分8bを含み、したがって図2のチャンバーと実質的に同一である。これに対して、部分チャンバー8'は単にディスク14'を収容し、部分チャンバー8'''は単に壁部30''を収容する。チャンバー8は、図示された実施形態に見出される以外の数の部分チャンバーを含んでいてもよいことに注意すべきである。たとえば、それは二つの部分チャンバー8'および部分チャンバー8''と、2枚の回転可能なディスク14'およびディスク14''と、単一の壁部30'と、を含んでいてもよい。同様に、他の構造も可能であり、特にチャンバー8は図示された三つの部分チャンバーよりも多くの部分チャンバーを含んでいてもよいことに注意すべきである。
本発明は上述した実施形態には限定されず、特許請求の範囲内での変形および変更が可能である。
本発明の第1実施形態による装置の図である。 本発明の第2実施形態による装置の図である。 本発明の第3実施形態による装置の図である。 図3の装置の羽根のセットの図である。 本発明の第4実施形態による装置の図である。 図5の装置のガイド羽根のセットの図である。 本発明の第5実施形態による装置の図である。
符号の説明
1 挿通孔
2 壁
3 第1の空間
4 第2の空間
5 シャフト
8 チャンバー
8',8'',8''' 部分チャンバー
8a 第1の容積部分
8b 第2の容積部分
9 ディスク
11 第1の制限壁
12 第2の制限壁
13 第3の制限壁
14,14',14'' ディスク
15 羽根部材
16 ディスク
17',17'',17''',17'''' 羽根
18 円筒形支持部材
19',19'' シール部材
21 軸受部材
21' 第1の軸受部材
21'' 第2の軸受部材
22 円筒形の凸部
23 駆動モーター
24 ドライブベルト
25 矢印
30,30',30'' 壁部
31,32 円筒形の凸部
33 円筒形の部分
40 環状ローター
41 ステーター
42 巻線
43,44 円筒形の凸部
45 環状キャリア
50 ノズル
51 ポンプ
52 導管部材
60,60',60'' ガイド羽根
71,72 中間壁

Claims (24)

  1. 気体を含むよう構成された第1の空間(3)と、液体を含むよう構成された第2の空間(4)との間の静止した壁(2)を貫通する挿通孔(1)をシールするための装置であって、
    回転可能なシャフト(5)が、前記シャフトと前記壁との間に前記シャフト(5)の周囲に延在するギャップが形成されるように、前記挿通孔(1)内で前記壁(2)を貫通して延在するよう意図されており、
    前記装置はチャンバー(8)および回転可能なディスク(14)を含み、前記チャンバー(8)は前記ギャップと前記第1の空間(3)との間に配置されてなると共に前記シャフトの周囲に延在しており、前記ディスク(14)は前記シャフト(5)に固定的に設けられてなると共に前記シャフトから前記チャンバー(8)内へと外側に向かって延在しており、
    前記チャンバー(8)は液体を含むよう構成されており、
    前記装置は、前記チャンバー(8)内において、前記シャフト(5)の回転速度を実質的に超過する回転速度で、前記液体を回転させるよう構成された手段(15,60)を含み、
    前記チャンバー(8)は、前記第2の空間(4)の前記液体の一部が前記チャンバー(8)内に流入することを可能とするよう、かつ、前記挿通孔の前記シールのために少なくともその一部が前記チャンバー(8)内に保持されることを可能とするよう構成されていることを特徴とする装置。
  2. 前記手段(15,60)は、前記ディスク(14)と前記第1の空間(3)との間で前記チャンバー(8)内における前記回転をもたらすよう構成されていることを特徴とする請求項に記載の装置。
  3. 前記手段は、前記シャフト(5)とは別個に回転するよう構成された羽根部材(15)を含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  4. 前記手段は、前記羽根部材(15)を前記シャフト(5)の回転速度よりも高い回転速度で回転させるよう構成された駆動要素(23,40,41)を含むことを特徴とする請求項に記載の装置。
  5. 前記羽根部材(15)は、前記シャフト(5)、前記ディスク(14)および前記壁(2)の少なくとも一つに連結された支持部材(22)によって回転可能に支えられていることを特徴とする請求項または請求項に記載の装置。
  6. 前記羽根部材(15)は、前記チャンバー(8)内に配置された少なくとも一つの、羽根(12,12',12'')のセットを含むことを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記羽根部材(15)は、前記チャンバー(8)内で外側に向かって延在するローター部材(16,40)を含むことを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記羽根部材(15)は、羽根(17')の第1のセットおよび羽根(17'')の第2のセットを含み、前記羽根(17')の第1のセットは前記ローター部材(16,40)に配置されておりかつ前記第1の空間(3)に面して回転させられ、前記羽根(17'')の第2のセットは前記ローター部材(16,40)に配置されておりかつ前記ディスク(14)に面して回転させられることを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記ローター部材は、前記チャンバーの外側に設けられたステーター(40)を有する電気モーターのローター(40)を含むことを特徴とする請求項または請求項に記載の装置。
  10. 前記羽根部材(15)は前記チャンバー(8)を形成することを特徴とする請求項ないし請求項のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記羽根部材は、羽根(17')の第1のセットおよび羽根(17'')の第2のセットを含み、前記羽根(17')の第1のセットは前記チャンバー(8)の第1の制限壁(11)に配置されておりかつ前記ディスク(13)に面して回転させられ、前記羽根(17'')の第2のセットは前記チャンバー(8)の第2の制限壁(12)に配置されておりかつ前記第1の制限壁(11)に面して回転させられることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記手段(60)は、前記チャンバー(8)内の液体が前記回転を強いられるような速度および方向にて、前記チャンバー(8)に液体を供給するよう構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
  13. 前記手段は、少なくとも前記液体供給用のノズル(50)を含み、前記ノズル(50)は前記チャンバー(8)内へ実質的に接線方向に延在していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記手段は、前記液体供給のためのポンプ(51)を含むことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の装置。
  15. 前記チャンバー(8)は複数の部分チャンバー(8',8'',8''')および2枚の回転可能なディスク(14',14'')を含み、前記複数の部分チャンバー(8',8'',8''')は前記ギャップと前記第1の空間との間に配置されていると共に前記シャフト(5)の周囲に延在し、前記回転可能なディスク(14',14'')は前記シャフト(5)に固定的に設けられていると共に前記シャフトから前記部分チャンバー(8',8'')それぞれの中へと外側に向かって延在しており、前記部分チャンバーそれぞれは液体を含むよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の装置。
  16. 前記部分チャンバー(8',8'',8''')は、前記液体の一部が前記部分チャンバー内に流入することを可能とするよう、かつ少なくとも一部が前記挿通孔の前記シールのために保持されることを可能とするよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 液体が前記チャンバー(8)から前記第2の空間(4)へと流動することを可能とするよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 部分的に前記チャンバー(8)を形成すると共に前記ギャップから外側に向かって延在する壁部(12,30)を含むことを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の装置。
  19. 前記ディスクと前記壁部(12,30)との間の前記チャンバー(8)は、前記チャンバー(8)から前記第2の空間(4)へと流動する前記液体の速度を低減するよう構成された出口流路を形成していることを特徴とする請求項17または請求項18に記載の装置。
  20. 前記出口流路は、前記ディスク(14)の周囲における半径方向外側ポジションから前記シャフト(5)の近傍の半径方向内側ポジションへと延在していることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記チャンバー(8)から前記第2の空間(4)へと流動する前記液体を輸送するための前記出口流路内には、ガイド羽根(60)が配置されていることを特徴とする請求項19または請求項20に記載の装置。
  22. 前記ガイド羽根(60)は、前記壁部(12,30)に配置されていることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記壁部(12,30)は、前記壁(2)に固定的に結合されていることを特徴とする請求項19ないし請求項22のいずれか1項に記載の装置。
  24. 気体を含む第1の空間(3)と液体を含む第2の空間(4)との間の静止した壁(2)を貫通する挿通孔(1)をシールするための方法であって、
    回転するシャフト(5)は、シャフトと前記壁との間に前記シャフト(5)の周囲に延在するギャップが形成されるよう、前記挿通孔(1)内で前記壁(2)を貫通して延在しており、
    チャンバー(8)および回転するディスク(14)を含み、前記チャンバー(8)は前記ギャップと前記第1の空間(3)との間に配置されてなると共に前記シャフトの周囲に延在しており、前記ディスク(14)は前記シャフト(5)に固定的に設けられてなると共に前記シャフトから前記チャンバー(8)内へと外側に向かって延在しており、前記チャンバー(8)が液体を含むよう構成された装置を配備するステップと、
    前記チャンバー(8)内の前記液体を実質的に前記シャフト(5)の回転速度を超過する回転速度で回転させるステップと
    前記第2の空間(4)からの前記液体の一部が前記チャンバー(8)内へ流入することを可能にすると共に、前記挿通孔の前記シールのために少なくともその一部が前記チャンバー(8)内に保持されることを可能にするステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
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