JP4316559B2 - 導光板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば面光源装置や液晶表示用光源パネル等に使用される導光板及びその製造方法に関する。
従来から、例えば液晶表示装置においては、液晶表示パネルは自ら発光しないので、外部から光を液晶表示パネルに照射することによって液晶表示画面を見ることができるようにしている。これを実現するためには、例えば、いわゆるライティングパネルと呼ばれる面光源装置をパネルの表示画面と反対側に配置し、この面光源装置から出射された光が液晶表示パネルを通過することによって、表示画面を照明する構成になっている。面光源装置は、外部に配置された、例えば発光ダイオード(LED)の点光源から入射された光を面光源に変換して液晶表示パネルに対し均一に出射するための導光板を備えている。
このような面光源装置においては、導光板に入射された点光源からの光を当該導光板から均一に効率良く出射することが求められている。出射光の輝度を向上させるために、導光板の出射面又は出射面と反対側の面に種々の形状の穴、突起又は溝等を形成することが提案されている。このような導光板の構造は、例えば特許文献1や2に開示されている。
特開平10−253960号公報 特開2001−228338号公報
ところで近年は、携帯情報端末の表示装置等においては高画質化に対する要求が年々高まっており、この要求に応えるために液晶表示装置において回路部と表示部の消費電力が増大しつつある。従って、周辺部品としての面光源装置においては、より低い消費電力で照明光の利用効率を高めることができるとともに、より精細な表示画面を明るく照らすために、出射光の輝度をより高くするニーズがある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、出射光の輝度を一層向上させることが可能な導光板やその製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、光源から入射部を介して入射された光を内部で伝播させて出射面から出射させる導光板の、以下のような製造方法が提供される。前記導光板は、前記出射面又は前記出射面と反対側の面の少なくとも何れか一方の面に、テーパ角が65°以上80°以下のテーパ凸形状又はテーパ凹形状を有する複数の微細構造体を形成した構成とする。当該製造方法は、光学リソグラフィマスクと基板上のレジスト層との間を離間させた状態で紫外線を照射する選択照射工程を含む。
この構成により、光学リソグラフィマスクを通過した紫外線が斜めにレジスト層に入射することで、当該マスクの紫外線通過可能領域よりも大きな面積の半影感光が可能となり、テーパ形状の微細構造体を導光板に対して容易に形成できる。この結果、光輝度の導光板を低コストで得ることができる。
また、導光板の前記テーパ凸形状又はテーパ凹形状のテーパ角を65°以上80°以下とすることにより、優れた出射光強度が得られ、消費電力の低減と輝度の向上とを両立した導光板とすることができる。
本発明の第2の観点によれば、光源から入射部を介して入射された光を内部で伝播させて出射面から出射させる導光板の、以下のような製造方法が提供される。前記導光板は、前記出射面又は前記出射面と反対側の面の少なくとも何れか一方の面に、テーパ角が65°以上80°以下のテーパ凸形状又はテーパ凹形状を有する複数の微細構造体を形成した構成とする。当該製造方法は、光学リソグラフィマスクと基板上のレジスト層との間を離間させた状態で紫外線を照射する選択照射工程と、このレジスト層を現像することによってレジスト構造体を前記基板上に形成する工程と、前記基板上のレジスト構造体を被覆するように金属を電着させることによって金属構造体を形成する工程と、この金属構造体から前記レジスト構造体を除去する工程と、前記金属構造体を型として用いて合成樹脂材料に前記テーパ凸形状又はテーパ凹形状を形成する工程と、を含む。
この構成により、前記選択照射工程で光学リソグラフィマスクを通過した紫外線が斜めにレジスト層に入射することで、当該マスクの紫外線通過可能領域よりも大きな面積の半影感光が可能となり、現像によって、テーパ形状のレジスト構造体を容易に形成できる。そして、このレジスト構造体の形状を金属構造体を介して合成樹脂材料へ転写することで、テーパ形状の微細構造体を導光板に対して容易に形成できる。この結果、光輝度の導光板を安価な製造コストで得られる。
また、導光板の前記テーパ凸形状又はテーパ凹形状のテーパ角を65°以上80°以下とすることにより、優れた出射光強度が得られ、消費電力の低減と輝度の向上とを両立した導光板とすることができる。
前記の導光板の製造方法においては、前記選択照射工程の後に、前記レジスト層に前記光学リソグラフィマスクを通過させずに紫外線を照射する工程を含むことが好ましい。
この構成により、導光板に形成される前記微細構造体のテーパ形状の制御の自由度を更に高めることができる。
前記の導光板の製造方法においては、前記選択照射工程をドーナツ状の紫外線光源を用いて行うことが好ましい。
この構成により、紫外線の回折現象を用いずに半影露光を直接制御できるので、微細構造体のテーパ形状を更に精度良く制御することができる。
前記の導光板の製造方法においては、前記テーパ凸形状又はテーパ凹形状はほぼ円錐台形状又は円錐状であることが好ましい。
この構成により、出射光の均一性に優れる導光板とすることができる。
前記の導光板の製造方法においては、前記微細構造体は、前記導光板の入射部からの距離が大きくなるにつれて単位面積あたりの個数が指数関数的に増大するように配置されることが好ましい。
この構成により、入射部からの距離の大小にかかわらず均一な出射光の得られる導光板を提供できる。
なお、本発明の他の観点によれば、前記の製造方法で製造された導光板が提供される。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る導光板を備えるバックライト装置の全体的な構成を示す模式断面図である。
図1に示すように、図示しない透過型液晶パネルを裏面側から照明するに示す面光源装置としてのバックライト装置(ライティングパネル)11は、光源12と、導光板(導光体)13と、を備えている。この導光板13は例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)等の透明材料によって矩形の平板状に形成されており、当該導光板13の一辺に対向するように光源12が配置されている。導光板13の厚み方向一方側の面は光の出射面(発光面)14とされており、この出射面14に多数の微細構造体15が形成されている。この微細構造体15は図1に示すようにテーパ凹形状(更に言えば円錐台形状)に構成されており、その側面はテーパ面16とされている。
この構成で、光源12からの光は、導光板13の備える微細構造体15(正確には、前記テーパ面16)により散乱又は反射されることにより、導光板13の出射面14の全面から出射し、この出射面14に対向配置された液晶表示パネルを裏面側から照明するようになっている。
次に、上記の構成の導光板13の製造方法を、図2から図11までを参照して説明する。図2は、導光板の製造工程を順を追って説明する図であって、(a)はレジスト層形成工程、(b)は紫外線の選択照射工程、(c)は紫外線の均一照射工程、(d)は現像工程を示す図である。図3は選択照射工程等で使用する紫外線照射装置を示す模式図、図4はレジストパターン構造体に形成されたテーパ状凹部を示す模式図である。図5は、選択照射工程でUVマスクとレジスト層との距離をゼロから増大させたときの、レジストパターン構造体の凹部の形状の変化を示す図である。図6は、選択照射工程におけるUVマスク−レジスト層間の距離と、レジストパターン構造体の凹部のテーパ角との関係を示すグラフ図である。
上記導光板13の製造方法としては、先ず図2(a)に示すように、平坦な基板21を用意し、その上にレジストを均一に塗布して固化させ、レジスト層22とする。上記基板21としては例えばシリコン基板を採用することができる。また、上記レジストとしては紫外線感光型の樹脂を使用し、厚みは数十〜100μmとすれば良い。
レジスト層22の乾燥・固化後、図2(b)に示すように、レジスト層22の上方に光学リソグラフィマスクとしてのUVマスク23を配置する。このUVマスク23は、上記微細構造体15に対応する位置に紫外線24が透過可能な円形パターン25を施したものであり、当該円形パターン25の部分を紫外線24が通過し、それ以外の部分は通過できないように構成されている。この円形パターン25の大きさ(直径)は、数十〜100μm程度とすることが考えられる。このUVマスク23はレジスト層22に対し、適宜の間隔dをあけて配置される。
この状態で、図2(b)に示すように図中上方から紫外線24を照射する(選択照射工程)。すると、UVマスク23の円形パターン25の部分を通過した紫外線24はレジスト層22に入射してレジスト層22を感光させるが、前記円形パターン25の縁を通過した紫外線24は、回折現象によってその向きを曲げられ、紫外線通過不能部分の裏側へ回り込むように、レジスト層22に対して斜めに入射する(符号24a)。この結果、前記UVマスク23の円形パターン25の部分の面積よりも大きな面積の半影感光が可能となり(感光部分22a)、円形パターン25の境界部分には、緩やかに増大/減少する感光強度分布が得られる。これにより、レジスト層22の深層部分では円形パターン25の形状にほぼ一致し、レジスト層22の表面に近づくにつれて徐々に領域を拡大させるような、テーパ状の感光部分22a(図中のクロスハッチング部分)を得ることができる。
次に、図2(c)に示すように、今度はUVマスク23を取り去った状態で、図中上方から紫外線24を照射して、紫外線24を全面的に且つ均一にレジスト層22に対し入射させる(均一照射工程)。すると、レジスト層22の全面が露光されるが、その感光反応の進行には偏りがある。即ち、図2(b)の選択照射工程によって形成された感光部分22aのうちレジスト層22の深層部分の感光の進行は遅いが、感光部分22aの浅層部分や未感光部分の感光の進行は速い。これにより、結局、あたかも上記テーパ状の感光部分22aの当該テーパ角が大きくなるような効果を得ることができる。
なお、図2(b)の選択照射工程及び図2(c)の均一照射工程は、例えば図3に模式的に示す紫外線照射装置によって行うことができる。この紫外線照射装置は、図3に示すように、紫外線光源1aから照射された紫外線24を、2つのミラー2で反射させた上でUVマスク23及びレジスト層22に入射させるように構成している。これにより、点光源の如くほぼ放射状に紫外線24を放射する紫外線光源1aを使用しても、当該光源1aと照射対象としてのレジスト層22との間の実効的距離を可及的に長くすることで、レジスト層22へほぼ平行に紫外線24を入射させ得るように構成している。なお、図2(c)の均一照射工程は、図3の装置から単にUVマスク23を取り外すことで行うことができる。
次に、図2(d)に示すように、レジスト層22を適宜の現像液により現像して、前記感光部分22aを除去する。すると、上記円形パターン25の部分に相当する位置に円錐台形状の凹部26が形成された、レジストパターン構造体(レジスト構造体)28を得ることができる。また、図4は、上記の現像工程後の様子であって、微小形状部(凹部26)の断面図を示している。この凹部26は、導光板13の微細構造体15に対応するものである。
図5は、UVマスク23とレジスト層22との距離(図2(b)に示す距離d)によって前記凹部26のテーパ形状が変化する様子を、断面図及びSEM観察写真で示したものである。なお、この図5では、図2(b)の選択照射工程のみを行い、図2(c)の均一照射工程は省略して現像した結果を示している。
図5(a)には、UVマスク23とレジスト層22とを接触させて紫外線24を選択照射した場合の様子が示され(即ちd=0)、この場合、凹部26の内周面27は20°前後のテーパ角を有することが認められる。なお、テーパ角とは、図4に示す円錐面(テーパ面)同士がなす角度θのことである。凹部26の内底面は、中央より端部の方が若干深く加工されている。UVマスク23とレジスト層22とを100μmだけ離間させた場合(距離d=100μm)が図5(b)に示され、このときは、凹部26の内周面27がなすテーパ角θは40°前後と若干大きくなる。
上記距離dが200μmの場合が図5(c)に示され、このときは、凹部26の内周面27のテーパ角θは60°前後と更に大きくなり、凹部26の断面輪郭も若干の丸みを帯びてくる。更に、上記の距離dが300μmの場合が図5(d)に示され、この場合は内周面27のテーパ角は80°前後と更に増大し、断面輪郭の丸みも強くなる。
図6には、UVマスク23とレジスト層22との間隔dと上記テーパ角θとの関係がグラフで示される。なお、この図6においても、図2(b)の選択照射工程のみを行い、図2(c)の均一照射工程は省略して現像した結果を示している。
このグラフで明らかであるように、UVマスク23をレジスト層22から離していくに従って、即ち、前記の距離dを0から増大させてゆくに従って、テーパ角θが増大する傾向が見られた。これは、UVマスク23とレジスト層22との距離を調節することによって、テーパ角θを所望の角度に制御できることを意味する。例えば、導光板13において出射光の強度を最も大きくできる好適なテーパ角は65°〜80°であるので、これに対応してレジストパターン構造体28のテーパ角θを65°〜80°とするには、図6のグラフに従えば、UVマスク23とレジスト層22との距離dは200μm〜300μm程度とするのが好ましいことが判る。
なお、図2(b)の選択照射工程は、図3の紫外線照射装置の代わりに、図7や図8に示すような紫外線照射装置によって行うこともできる。図8に示す紫外線照射装置は、図3の点光源としての紫外線光源1aの代わりに、ドーナツ状の紫外線光源1bを備えたものである。この中空のサークライン光源を用いた場合、UVマスク23の円形パターン25に対して最初から斜め方向に紫外線を照射できるので(図7を参照)、紫外線24の回折現象を利用せずとも、半影露光を直接光(直進光)で制御してレジスト層22を露光するができる。
次に、図9に、図2(c)の均一照射工程を行った場合のレジストパターン構造体28の様子をSEM観察写真で示す。なお図9(a)は、図2(b)の選択照射工程のみを行い、図2(c)の均一照射工程を省略した場合のレジストパターン構造体28のSEM観察写真であり、比較対照として示すものである。このときの前記テーパ角θを測定すると、75°程度であった。
図9(b)は、図2(c)の均一照射工程で100mJ/cm2の露光量で紫外線露光した場合の様子であり、テーパ角θが図9(a)に比べて増大していることが判る(テーパ角θの測定値は90°程度であった)。また図9(c)は、同様に均一照射工程で250mJ/cm2の露光量で紫外線露光した場合の様子であり、更にテーパ角θが増大していることが判る(テーパ角θの測定値は約100°であった)。
また、図10には、均一照射工程におけるレジスト層22の露光量と上記テーパ角θとの関係がグラフで示される。このグラフからも、均一照射工程での露光量を増大させると、テーパ角θを増大させ得ることが判る。
図11は、図2(d)のレジストパターン構造体から金型を形成して導光板を製造する工程を示す図である。即ち、図2(d)で示されるレジストパターン構造体28は、基板21を剥離してそのまま前記導光板13とすることもできるが、電鋳法を使用して導光板13を製造することもできる。この方法が図11に示され、先ず前記レジストパターン構造体28を被覆するように、金属としてのニッケル等を電着させることによって、金属構造体としての金型29を形成する(図11(a))。これにより、金型29には、前記レジストパターン構造体28の凹部26に対応する位置に凸部30が形成される。
続いて、前記レジストパターン構造体28を金型29から除去した上で、この金型29を柔らかい透明な合成樹脂シート(合成樹脂材料)に圧接することで、前記凸部30に対応する位置にテーパ凹形状の微細構造体15を形成することができる。上記合成樹脂シートとしては、例えば、屈折率が1.49であるポリメチルメタクリレート(PMMA)を採用することができる。
なお、この微細構造体15のテーパ角及びアスペクト比は、前記レジストパターン構造体28におけるテーパ角(図4の角度θ)及びアスペクト比にそれぞれ一致するのは言うまでもない。こうして、バックライト装置11を構成する導光板13が完成する。
この導光板13の出射光の輝度は、前記微細構造体15の径が100μm、60μm、30μmと小さくなるにつれて向上する傾向が認められるが、輝度の均一性等を考慮すると、60μm前後が好ましい。
また、導光板13の出射光の輝度は、微細構造体15の径寸法に対する深さの寸法比率(アスペクト比)が高くなると向上する傾向が認められるが、アスペクト比が高くなりすぎると、輝度は飽和するか、かえって低くなる。従って、アスペクト比は0.3以上1.0以下であることが好ましい。
以上に示すように、本実施形態の導光板13の製造方法は、UVマスク23と基板21上のレジスト層22との間を距離dだけ離間させた状態で紫外線24を照射する選択照射工程(図2(b))を含む。
これにより、UVマスク23を通過した紫外線24が斜めにレジスト層22に入射することで、当該UVマスク23の紫外線通過可能領域より大きな面積の半影感光が可能となり、テーパ形状の微細構造体15を容易に形成できる。
また、本実施形態の導光板13の製造方法は、UVマスク23と基板21上のレジスト層22との間を離間させた状態で紫外線24を照射する前記選択照射工程(図2(b))と、このレジスト層22を現像することによってレジストパターン構造体28を基板21上に形成する工程(図2(d))と、このレジストパターン構造体28を被覆するように金属を電着させることで金型29を形成する工程(図11(a))と、レジストパターン構造体28を除去する工程と、この金型29により合成樹脂シートにテーパ凹形状の微細構造体15を形成する工程(図11(b))と、を含む。
これにより、前記選択照射工程でUVマスク23を通過した紫外線24が斜めにレジスト層22に入射することで、当該UVマスク23の紫外線通過可能領域より大きな面積の半影感光が可能となり、レジストパターン構造体28のテーパ形状の凹部26を容易に実現できる。そして、この凹部26の形状を金型29で転写することで、テーパ形状の微細構造体15を施した導光板13を低コストで得ることができる。
なお、上記テーパ凹形状の微細構造体15のテーパ角が65°以上80°以下となるように構成することで、優れた出射光強度が得られ、消費電力の低減と輝度の向上とを両立させることができる。
また、前記選択照射工程(図2(b))の後に、レジスト層22に前記UVマスク23を通過させずに紫外線を照射する均一照射工程(図2(c))を行うことで、レジスト層22に形成される凹部26のテーパ角θを大きくすることができ、出射光強度の向上に寄与することができる。
また、前記選択照射工程(図2(b))は、図7や図8に示すドーナツ状の紫外線光源1bを用いて行うこともでき、この方法では回折現象を用いずに半影露光を直接制御できるので、前記テーパ角θ等を精度良く制御することができる。
また、図1に示すように、前記微細構造体15のテーパ凹形状は円錐台形状に構成されているので、出射光の均一性に優れる導光板13とすることができる。
次に、図12から図14までを参照して、前記導光板13の導光パターンとしてのドット配置パターンを説明する。図12は導光板の導光パターン単位において微細構造体の配置パターンを概念的に説明する図、図13は導光パターンの微細構造体の配置パターンの全体概念図、図14はモアレ防止のための微細構造体の配置パターンを説明する図である。
図12(a)に示すように、この導光パターン18は矩形状に構成されており、その矩形領域の四隅のうち図中左下の隅(入射部)を介して、点光源としてのLEDからの光が45°の方向ないし対角線方向に入射される。
この導光パターン18においては、上述したように、導光板13の出射面に、円錐台形状の凹形状に形成された微細構造体15(ドット)が多数個配置されている。
図12(a)で丸付数字の1〜5で示される領域の具体的なドットパターン例が図12(b)にそれぞれ対応して示される。図12(a)及び図12(b)に示すように、導光パターン18のうち入射部の近傍領域(丸付数字4の領域)では、微細構造体15の配置密度が最も小さい。導光パターン18の中央領域(丸付数字3の領域)では、微細構造体15の配置密度がやや大きくなり、入射部から最も離れた隅の領域(丸付数字1の領域)では、微細構造体15の配置密度が最も大きくなる。上記以外の2つの隅の領域(丸付数字2及び5の領域)では、微細構造体15の配置密度は上記の中央領域よりもやや大きい。
以上に示すように、導光パターン18において微細構造体15は、その四隅のうちの一つに構成された入射部からの距離が増大するに従って、その配置密度が疎の状態から密の状態に徐々に変化するように、多数配置されている。
具体的には、微細構造体15は、前記導光板13の入射部からの距離が大きくなるにつれて、単位面積あたりの個数が所定の指数関数に従って増大するように配置されている。これにより、出射面から出射される光の強度を、導光パターン18の領域全体にわたって均一にすることができる。この微細構造体15の配置の様子は、図13に示す全体正面図によっても理解することができる。なお、図13における矢印Lは入射光の方向を示す。
また、図14(a)に例示するように微細構造体15を規則的に配置することに代えて、図14(b)に示すように微細構造体15をやや不規則的(ランダム)に配置することもできる。なお、導光板13の出射光の輝度の均一性やモアレ防止の観点からは、上記のように微細構造体15をランダムに配置することが好ましい。勿論、上記のランダム配置は、図12を参照して説明した微細構造体15の密度の疎密の変化傾向を実質的に維持しつつ行うことが好ましい。
次に、本実施形態の導光板13を備えた面光源装置の一例としてのライティングパネル(液晶表示用光源パネル)の概略構成を、図15の分解斜視図を参照して説明する。
図15においてライティングパネル100は、反射フィルム5と、前記導光板13と、拡散フィルム7と、レンズフィルム3・4とを順に積層して構成されている。導光板13の側部には、点光源としての上記LED(発光ダイオード)6が配置され、このLED6から光が導光板13に入射される。図15の例では3つのLED6が導光板13の一辺側に並べて配置されているが、LED6の数及び配置はこれに限定されるものではなく、前述の導光パターン18の上記入射部に対応するようにLED6を設ければ良い。
この構成で、LED6から導光板13に入射された光は、導光板13の前記導光パターンの内部で伝播することで面光源に変換され、導光板13の出射面(図15では、上面)から前記拡散フィルム7に向かって出射する。なお、前記反射フィルム5は、導光板13の出射面と反対側に漏れ出る光を上記の出射方向に反射させて、導光板13の内部に集めるためのものである。
上記のように導光板13から出射した光は、光制御部材としての拡散フィルム7を通過することによって進行方向が拡散される。そして更に、所謂プリズムシートと称される、光制御部材としての前記レンズフィルム3・4を通過することによって、液晶表示画面の視野角内に集中し、輝度をより高めた光が液晶表示画面を照射する。
次に、前記レジストパターン構造体28を実際に製造した実施例を説明する。前記基板21としては4インチのシリコン基板を用い、この基板21は、アセトン、イソプロピルアルコール、純水の順で洗浄し、ホットプレートで乾燥させた。次に、この基板21上にスピンコーターにてOAP(ヘキサメチルジシラザン)を塗布後、120℃で5分間ベークした。OAP(ヘキサメチルジシラザン)のスピンコートは、10秒間で回転数500rpmまで上昇させ、そのまま10秒間500rpmを保持し、その後10秒間で停止させるようにした。
次に、クラリアント社製のポジレジストAZ−P4903を2回に分けて基板21上にスピンコーターで塗布し、レジスト層22を形成した。1回目のスピンコートの条件は、、15秒間で回転数500rpmまで上昇させ、そのまま15秒間500rpmを保持し、その後15秒間かけて4500rpmまで上昇させ、そのまま40秒間4500rpmを保持し、その後15秒間で停止させるようにした。この1回目の塗布後、110℃で7分間ベークした。
2回目のスピンコートは、15秒間で回転数500rpmまで上昇させ、そのまま15秒間500rpmを保持し、その後15秒間かけて1200rpmまで上昇させ、そのまま40秒間1200rpmを保持し、その後15秒間で停止させるようにした。この2回目の塗布後、110℃で11分間ベークした。この結果、層厚が30μm程度のレジスト層22が基板21上に形成された。
そして、上記レジスト層22から300μm浮かせた位置にUVマスク23としてのガラスマスクを設置した(d=300μm)。このガラスマスクは、φ=30μmの円形パターン25が多数描画されたものを用いた。そして、紫外線露光装置を用いて露光を行った(図2(b)の選択照射工程)。このときの露光量は550mJ/cm2であった。なお、図2(c)の均一照射工程は省略した。
次に、現像液(クラリアント社製のAZ400Kデベロッパー1に対し、純水4の割合で希釈したもの)を容器に入れ、適宜マグネットスターラで撹拌しながら、前記基板21及びレジスト層22を50分間浸漬した。この結果、レジスト層22の前記円形パターン25の位置にテーパ角θ=70°付近の円錐状の凹部が形成され、レジストパターン構造体28を作成することができた。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記は一例であって、例えば以下のように変更することができる。
微細構造体15は、出射面14だけに形成する代わりに、出射面14と反対側にだけ形成したり、両面に形成するように構成することができる。また、微細構造体15は、テーパ凹形状に形成することに代えて、テーパ凸形状に形成することができる。なお、図16は、円錐台形状のテーパ凸形状とした微細構造体を多数配置した例の写真を、(a)〜(c)と倍率をそれぞれ異ならせて示したものである。また、テーパ凹形状及びテーパ凸形状は、円錐台形状のみならず、例えば円錐状に形成することができる。
図2(b)の選択照射工程又は図2(c)の均一照射工程でレジスト層22の最深層まで露光させて、現像によって基板21の表面を露出させたレジストパターン構造体28を形成するように変更することができる。この場合でも、図11を参照して説明した電鋳による導光板13の製造を問題なく行うことができる。
本発明の一実施形態に係る導光板を備えるバックライト装置の全体的な構成を示す模式断面図。 導光板の製造工程を順を追って説明する図であって、(a)はレジスト層形成工程、(b)は紫外線の選択照射工程、(c)は紫外線の均一照射工程、(d)は現像工程を示す図。 選択照射工程等で使用する紫外線照射装置を示す模式図。 レジストパターン構造体に形成されたテーパ状凹部を示す模式図。 選択照射工程でUVマスクとレジスト層との距離をゼロから増大させたときの、レジストパターン構造体の凹部の形状の変化を示す図。 選択照射工程におけるUVマスク−レジスト層間の距離と、レジストパターン構造体の凹部のテーパ角との関係を示すグラフ図。 選択照射工程でドーナツ状の紫外線光源を用いる例を示す模式図。 図7の例で使用される紫外線照射装置を示す模式図。 均一照射工程の紫外線露光量によってレジストパターン構造体の凹部の形状が変化する様子を示す図。 均一照射工程の紫外線露光量とレジストパターン構造体の凹部のテーパ角との関係を示すグラフ図。 図2(d)のレジストパターン構造体から金型を形成して導光板を製造する工程を示す図。 導光板の導光パターン単位において微細構造体の配置パターンを概念的に説明する図。 導光パターンの微細構造体の配置パターンの全体概念図。 モアレ防止のための微細構造体の配置パターンを説明する図。 導光板を用いる面光源装置としてのライティングパネルの概略構成を示す分解斜視図。 微細構造体をテーパ凸形状とした場合の拡大写真を示す図。
符号の説明
1a 紫外線光源
1b ドーナツ状の紫外線光源
2 ミラー
3・4 レンズフィルム
5 反射フィルム
6 LED(発光ダイオード)
7 拡散フィルム
11 バックライト装置
12 光源
13 導光板(導光体)
14 出射面(発光面)
15 微細構造体
16 テーパ面
18 導光パターン
21 基板
22 レジスト層
22a 感光部分
23 UVマスク
24 紫外線
24a 回折した紫外線
25 円形パターン
26 凹部
27 内周面
28 レジストパターン構造体
29 金型
30 凸部
100 ライティングパネル
θ テーパ角
d レジスト層とUVマスクとの距離

Claims (7)

  1. 光源から入射部を介して入射された光を内部で伝播させて出射面から出射させる導光板の製造方法において、
    前記導光板は、前記出射面又は前記出射面と反対側の面の少なくとも何れか一方の面に、テーパ角が65°以上80°以下のテーパ凸形状又はテーパ凹形状を有する複数の微細構造体を形成した構成とし、
    当該製造方法は、
    光学リソグラフィマスクと基板上のレジスト層との間を離間させた状態で紫外線を照射する選択照射工程を含むことを特徴とする導光板の製造方法。
  2. 光源から入射部を介して入射された光を内部で伝播させて出射面から出射させる導光板の製造方法において、
    前記導光板は、前記出射面又は前記出射面と反対側の面の少なくとも何れか一方の面に、テーパ角が65°以上80°以下のテーパ凸形状又はテーパ凹形状を有する複数の微細構造体を形成した構成とし、
    当該製造方法は、
    光学リソグラフィマスクと基板上のレジスト層との間を離間させた状態で紫外線を照射する選択照射工程と、
    このレジスト層を現像することによってレジスト構造体を前記基板上に形成する工程と、
    前記基板上のレジスト構造体を被覆するように金属を電着させることによって金属構造体を形成する工程と、
    この金属構造体から前記レジスト構造体を除去する工程と、
    前記金属構造体を型として用いて合成樹脂材料に前記テーパ凸形状又はテーパ凹形状を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする、導光板の製造方法
  3. 請求項1又は2に記載の導光板の製造方法であって、
    前記選択照射工程の後に、前記レジスト層に前記光学リソグラフィマスクを通過させずに紫外線を照射する工程を含むことを特徴とする導光板の製造方法。
  4. 請求項1からまでの何れか一項に記載の導光板の製造方法であって、前記選択照射工程をドーナツ状の紫外線光源を用いて行うことを特徴とする導光板の製造方法。
  5. 請求項1からまでの何れか一項に記載の導光板の製造方法であって、前記テーパ凸形状又はテーパ凹形状はほぼ円錐台形状又は円錐状であることを特徴とする導光板の製造方法。
  6. 請求項1からまでの何れか一項に記載の導光板の製造方法であって、
    前記微細構造体は、前記導光板の入射部からの距離が大きくなるにつれて単位面積あたりの個数が指数関数的に増大するように配置されることを特徴とする導光板の製造方法。
  7. 請求項1からまでの何れか一項に記載の製造方法で製造された導光板。
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