JP4316103B2 - 故障点標定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視機能を備えた故障点標定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
送電線各端子の電圧,電流を用いて事故点までの距離を求める故障点標定装置は、2端子では両端の電圧,電流より算出した事故点の残り電圧が等しいと言う条件を利用して実施している。例えば、昭和32年オーム社発行「送電線の故障点標定器」法貴、水谷共著第45項に示されている。
【0003】
これによれば、図6に示す系統において事故点電圧VF は両端子の電圧(VA ,VB ),電流(IA ,IB ),単位長当たりの線路インピーダンスZ及び線路長L,事故点までの距離LX より(1)(2)式で表される。(1)式,(2)式よりVF を消去してLX を求めると(3)式となる。(3)式のVA ,VB ,IA ,IB ,Zは全てベクトル量であるが、ここで電圧成分での位相がほとんど等しいため、スカラー量として求めている。
【0004】
【数1】
Figure 0004316103
【0005】
本方式は事故点電圧VF が理論的に消去されるため事故点の影響がなく、両端の電気量が精度良く測定できれば、精度の良い標定が行なえるのもである。しかしながら、(3)式は各電気量をスカラー量として扱うと、負荷電流がない場合は精度が出るが、負荷電流がある場合は両端電圧間及び両端電流間で位相ズレを生じ誤差が大きくなる。このため(3)式の演算には両端で同期のとれた信号を基準として両端の電圧,電流を求める必要があり、近年ではGPS(Global Positioning System)により各端子の同期制御を行なっている。
【0006】
図7はGPSを使用した故障点標定装置を電力系統に適用したシステム構成図である。以下、2端子系統を例に説明する。11,12はA変電所,B変電所の母線であり、13はA変電所とB変電所の母線をつなぐ送電線であり、14,15は送電線の電流を所定の値に変換する変流器である。
【0007】
この変流器にて所定の値に変換された電流を人工衛星10から来る信号をGPSアンテナ101で受信しデータ収集装置100で解読することにより絶対時刻を生成し、この絶対時刻を基に同期制御を行なっている。そして、系統に事故が発生すると同期制御されたデータを中央処理装置16に転送して、A変電所及びB変電所のデータを基に同一サンプリング番号のデータを突き合わせて標定演算を行なっている。
【0008】
図8はGPSを使用した故障点標定装置の構成図である。図8において、10は人工衛星、101は人工衛星10からの送信信号を受信するためのGPSアンテナ、102はGPSアンテナ101で受信した人工衛星からの送信信号を解読するGPSユニットであり、このGPSユニットからの送信信号は、クロック信号生成回路(1秒パルス:1PPS)103と絶対時刻データを生成する回路104とに分けられる。
【0009】
105は電力系統の電気量をサンプリングするためのサンプリング信号生成回路(SSP)、106は電力系統からの電気量を取り込むアナログ電気量取込回路、107はサンプリング信号生成回路105のサンプリング信号を基にサンプリングされディジタルデータを生成するディジタルデータ生成回路、108はGPSの絶対時刻を基に生成された1秒パルスとサンプリング信号生成回路105のサンプリング信号とを比較して、サンプリング番号やタイミング時間差を検出する回路である。
【0010】
109はサンプリング番号,タイミング時間差検出回路で検出したサンプリング番号やタイミング時間差を基にディジタルデータ生成回路107で生成されたディジタルデータに対しサンプリング番号の付け直しや位相補正を行なうサンプリング番号,位相補正回路、110はアナログ電気量取込回路106からの電力系統の電気量からディジタルデータを使用して事故検出する事故検出リレー、111は絶対時刻データ104から時刻データを算出する時刻データ算出回路である。
【0011】
又、112は事故検出リレー110からのトリガー起動によりサンプリング番号,位相補正回路109による位相補正後のディジタルデータやサンプリング番号、時刻データ算出回路111の時刻データを記録するデータ記憶回路、113はデータ記憶回路112に記録されているデータを中央処理装置に転送するためのデータ出力回路である。
【0012】
100BはB電気所のデータ収集装置であり、B変電所もA変電所と同様に事故時のデータを転送して中央処理装置16に集められ、各端子から来るデータ出力回路113のデータを基に同一サンプリング番号のデータを補正してから標定演算を行なう構成とされている。GPSによる同期方法は、まず、人工衛星10から送信される信号をGPSアンテナ101で受信しGPSユニット102で絶対時刻を認識しクロック信号生成回路103により1秒パルス(以下、1PPSと称す)や絶対時刻104に分けられる。
【0013】
一方、電力系統の電気量はアナログ電気量取込回路106で所定の値に変換され、サンプリング信号生成回路105により一定間隔(1/720Hz)でサンプリングされ、ディジタルデータ生成回路107によりディジタルデータが作られる。このディジタルデータはGPSの1PPS信号とは非同期のためサンプリング番号,タイミング時間差検出回路108により、サンプリング番号とパルス信号の立ち上がり時間差を検出する。
【0014】
その結果をサンプリング番号,位相補正回路109によりGPSの絶対時刻と同期を取る制御を行なう。その制御方法を図9にて説明する。まず、GPSからのクロック信号1PPS(1秒パルス)を基準として、これに装置毎のサンプリング信号SSPを同期制御させるもので、GPSからの1PPSは1秒毎に更新されるが、各装置のサンプリングは1/720秒に更新されている。この1/720秒は一定周期で正しくサンプリングされているため、1秒毎に同期制御を行なうだけで十分正確な同期制御が行なえる。
【0015】
最初、サンプリング番号,タイミング時間差検出回路108によりGPSの1PPS信号の立ち上がり時のデータのサンプリング番号を検出し、更に1PPS信号とSSP信号との立ち上がり時間差θを測定する。次に、サンプリング番号,タイミング時間差検出回路108で検出したサンプリング番号を使用することで1PPS信号の立ち上がり時にSSPのサンプリング番号を初期値となるように制御する。
【0016】
この時、事前にSSPのサンプリングを検出しておくことで、徐々に初期値にずらす制御ができるものである。又、立ち上がりのタイミング時間差θを使用し、これを基にθだけ位相補正を行なうことにより、あたかも絶対時刻に同期したデータでサンプリングされたものとみなすことができるようになる。
【0017】
従って、この同期制御を行なうことで、GPSの絶対時刻を受信している装置であれば全て、同期制御が可能となる。なお、同期制御後のサンプリング番号はGPSの1PPS信号に合わせて更新されるため、0〜719となる(60Hz系での表現)。
【0018】
続いて、電力系統に事故が発生した場合、電力系統からの電気量をアナログ電気量取込回路106により所定の値に変換され、ディジタルデータ生成回路107によりサンプリング番号が付加される。そして、このディジタルデータを使用して事故検出リレー110が事故検出を行ない、事故と判定した場合には起動信号を出力する。
【0019】
この事故検出リレー110は、例えば、過電流リレーや不足電圧リレーを使って事故検出を行なうことが考えられる。この事故検出リレー110からの起動信号により同期制御された後のディジタルデータ,サンプリング番号,トリガー時刻(絶対時間)を所定時間の範囲分記憶する。
【0020】
そして、データ出力回路113のデータ出力により通信ネットワークを介して中央処理装置16に転送され、図10のように、各端子から転送されて来るディジタルデータは事故検出リレー110のトリガータイミングにより差が生じるため、サンプリング番号,位相補正回路109により同期制御されたサンプリング番号が付加されているので、このサンプリング番号に合わせて同一のデータに整理し、標定演算を行ない標定結果を出力している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
近年、電力系統では社会的にますますその重要性を増してきており、そのため電力系統の保守運用には多大な労力を要した。例えば送電線で事故が発生した場合、その事故個所を特定し、事故発生個所の設備機器の状態を迅速に確認しなければならない。
【0022】
このため、事故時の電気量データにより電気所から事故発生個所までの距離を算出する事故点標定装置が適用され運用保守に労力の軽減に貢献しており、最近では故障点標定装置の同期制御をGPSを使用して行なっている。しかしながら、GPSによる同期制御は、人工衛星からの送信信号が正しく受信されないと同期制御が出来ず、その結果標定演算も正しく行なうことができなくなる。
【0023】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、GPSからの1秒パルスが正しく更新されているかを監視することにより、不良であればそれを外部に表示し不良の復旧の短縮を図ることの可能な故障点標定装置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明の[請求項1]に係る故障点標定装置は、GPSからの1PPS信号を基準とし同期制御した後のサンプリング番号を監視する手段を設けて、そのサンプリング番号が所定の範囲以外の場合、あるいはGPSからの1PPS信号が自装置でカウントするタイマ値以内に来ない場合、外部に警報表示をすると共に、情報を中央処理装置に転送し、中央処理装置で行なっている標定演算をロックする回路を備え、対向端子と伝送路を介して連係した装置であって、相手端子に自装置の1PPS信号を他の伝送情報と共に送信する伝送フォーマット手段と、不良を判定する手段により不良と判定された場合、自装置のGSPより生成したGPS信号を使用せず、前記相手端子から来る伝送フォーマット手段で生成された1PPS信号を基準クロックに切り替える手段を備えたものである
【0027】
本発明の[請求項]に係る故障点標定装置は、[請求項]において、対向端子の両方共、不良を判定する手段により不良と判定された場合、中央処理装置では標定演算方式を両端子のデータを使用する演算方式から自端のデータのみで行なう標定演算に切り替える手段を備えたものである
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態
図1は本発明の第1の実施の形態を示す故障点標定装置の構成図である。図1において、図8と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態では同期制御の異常を速やかに検出し、不良対策を講じるようにしたものであり、そのために付加したものはSSP監視回路114である。
【0029】
次に作用について説明する。人工衛星10からの送信信号を受信し解読することで絶対時刻を求め、この絶対時刻を基に同期制御されたディジタルデータのサンプリング番号を監視することで同期制御が正しく行なわれているか否かを監視するものである。
【0030】
既に説明したように、GPSからの1PPS信号は1秒周期毎に更新されており、これに対し、SSP信号は1/720秒周期で更新されている。従って、GPSからの1PPS信号に同期されているSSP信号のサンプリング番号は、必ず0から719毎に更新されることになるので、サンプリング番号が“0”の前の値が719以外の場合、正しく同期制御されていないと判定できる。
【0031】
従って、SSP監視回路114によりSSPのサンプリング番号が“0”の前の値を記録しておき、その値が719±1(718〜720)以外の場合、あるいは自装置でカウントするタイマ値以内にGPSからの1PPS信号が来ない場合、不良と判定し外部に警報を出力すると共に、その情報を中央処理装置16に転送する。
【0032】
中央処理装置では同期制御が正しく行なわれていないデータを基に標定演算を行なっても正しい標定結果が出力されず、かえって混乱を招くことから、標定結果をロックする。なお、不良の検出感度を±1とした理由は、各装置のSSP信号は交流波形を基に作られているため多少の誤差を考慮してである。
【0033】
本実施の形態によれば、GPSを使用して同期制御を行なう場合、同期制御の異常を速やかに検出し、不良対応することが可能となる。又、標定演算をロックすることで、不要な標定結果を出さないため混乱を防ぐことができる。
【0034】
(第2の実施の形態
図2は本発明の第2の実施の形態を示す故障点標定装置の構成図である。図2において、図1と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態では同期制御の異常を速やかに検出するばかりか、同期検出不良の場合に片端標定をするようにしたものである。即ち、SSP監視不良を検出した場合、標定演算をロックせず、標定方式を標定方式1から2に切り替えて標定結果を出力する手段を設けた点にある。
【0035】
次に作用について説明する。SSP監視回路114により同期制御不良を検出した場合に事故が発生すると、事故検出リレー110によりトリガー(起動信号)がかかり、データ記憶回路112により同期制御された系統電気量のディジタルデータ,サンプリング番号,絶対時刻及びSSP監視不良フラグが所定の範囲分記憶され、データ出力回路によりAss及びBssより中央処理装置16に転送される。
【0036】
中央処理装置では各端子から転送されたデータが集まり、そこで同一サンプリング番号のデータの合わせ込みを行ない、標定演算をし、その標定結果を出力する。転送された各データの中で、どちらか一方にSSP監視不良フラグがあった場合、演算切替回路161により標定方式1を使用せず標定方式2で標定演算を行ない、その標定結果を出力する。
【0037】
なお、標定方式1は両端の電圧,電流から求める演算方式で、一般的には正相標定方式と呼ばれている。又、標定方式2は自端の電圧,電流から求める標定方式で、一般的には片端標定方式と呼ばれている。標定方式1と2とでは1の方が2に比べ標定精度が良いことは一般に知られている。
【0038】
本実施の形態によれば、GPSを使用して同期制御を行なう場合の同期制御の異常を速やかに検出し、不良対応することが可能となる。又、同期制御不良の場合、片端標定方式により標定結果を出力することを可能とした。
【0039】
(第3の実施の形態
図3は本発明の第3の実施の形態を示す故障点標定装置の構成図である。図3において、図1と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態において、既に説明した図1と異なる点は、伝送路17を介して伝送し対向端子で同期制御を行なっている装置に対し、SSP監視回路114により同期制御不良を検出した場合、対向端子からの相手1PPS信号を使って同期制御を行なうように構成した点である。
【0040】
図3において、伝送路17を介し対向しあうPCM電流差動継電装置において、図4に一例として示した伝送フォーマット上に、1PPS信号が立ち上がった時セットする相手1PPS信号を1ビット付加し、伝送路17を介し同期制御回路15により対向端子に送信する。これを受けた対向端子では、自装置側にてSSP監視回路114により同期不良を検出したことで、1PPS信号切替回路116により自装置103で生成するGPSからの1PPS信号を使用せず、相手端子から来る相手1PPS信号を使用して同期制御を行なう。
【0041】
PCM電流差動継電装置は周知のように、対向端同士で同期制御が行なわれているため、両端子同一タイミングでサンプリングを行なっている。従って、片一方の端子でGPSの1PPSと同期制御さえなされていれば、系統電気量のディジタルデータは同期が合うため、後は基準となるサンプリング番号を合わせれば良いことになり、そのための基準を同期制御回路を使って相手1PPS信号が立ったサンプリング時をサンプリング番号“0”で行なう。
【0042】
本実施の形態によれば、PCM電流差動継電装置など対向同士が同期制御された装置において、GPSを使用して同期制御を行なう故障点標定装置の場合、片一方端子のGPSからの1PPS信号が異常となったときでも、相手端の1PPS信号を使用して同期を取り標定演算を行なうことを可能とした。
【0043】
(第4の実施の形態
図5は本発明の第4の実施の形態を示す故障点標定装置の構成図である。図5において、図3と同一機能部分については同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態において、既に説明した図3と異なる点は、両端において同期制御不良を検出した場合、標定方式を標定方式1から2に切り替えて標定結果を出力する手段161を中央処理装置に設けた点にある。
【0044】
次に作用について説明する。図5において、SSP監視回路114により同期制御不良を検出した時に事故が発生すると事故検出リレー110によりトリガー(起動信号)がかかり、データ記憶回路112により同期制御された系統電気量のディジタルデータ,サンプリング番号,絶対時刻及びSSP監視不良フラグを所定の範囲分記憶し、データ出力手段113により中央処理装置16に転送される。
【0045】
中央処理装置16には各端子から転送されたデータが集まり、そこで同一サンプリング番号のデータを求め標定演算され、標定結果を出力する。転送された各データの中で、両方共にSSP監視不良フラグがあった場合、演算切替回路161により標定方式1を使用せず標定方式2で標定演算を行ない、標定結果を出力する。
【0046】
本実施の形態によれば、GPSを使用して同期制御を行なう場合の同期制御の異常をすみやかに検出し、不良対応することが可能となる。又、同期制御不良の場合、片端標定方式により標定結果を出力することを可能とした。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればGPSを使用した故障点標定装置では、すみやかに、GPSによる同期制御の不良を検出でき、装置の復旧の短縮を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す構成図。
【図4】本発明の第3の実施の形態で使用する伝送フォーマット図。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示す構成図。
【図6】2端子における系統事故時のモデル。
【図7】故障点標定装置を電力系統に適用したシステム構成図。
【図8】従来のGPSを使用した故障点標定装置の構成図。
【図9】GPSの1PPS信号を使用した同期補正処理。
【図10】サンプリング番号を基にデータを合わせる制御処理。
【符号の説明】
10 人工衛星
101 GPSアンテナ
102 GPSユニット
103 クロック信号生成回路
104 絶対時刻データ
105 サンプリング信号生成回路
106 アナログ電気量取込回路
107 ディジタルデータ生成回路
108 サンプリング番号,タイミング時間差検出回路
109 サンプリング番号,位相補正回路
110 事故検出リレー
111 時刻データ算出回路
112 データ記憶回路
113 データ出力回路
115 PCM用同期制御回路
116 1PPS信号切替回路
16 中央処理装置
161 演算切替え回路
17 伝送路

Claims (2)

  1. 送電線の各端子に設置されているデータ収集装置によって生成されるディジタルデータをGPS(Global PositioningSystem)を使用して同期制御し、その電圧,電流データを用いて中央処理装置にて送電線の事故点を標定する故障点標定装置において、GPSから来る1秒パルス信号と自装置のサンプリング番号とを比較する手段と、前記サンプリング番号が所定のサンプリング番号内に来ない場合、あるいはGPSからの1PPS信号が自装置でカウントするタイマ値以内に来ない場合不良と判定する手段とを備え、対向端子と伝送路を介して連係した装置であって、相手端子に自装置の1PPS信号を他の伝送情報と共に送信する伝送フォーマット手段と、不良を判定する手段により不良と判定された場合、自装置のGSPより生成したGPS信号を使用せず、前記相手端子から来る伝送フォーマット手段で生成された1PPS信号を基準クロックに切り替える手段を備えたことを特徴とする故障点標定装置。
  2. 請求項記載の故障点標定装置において、対向端子の両方共、不良を判定する手段により不良と判定された場合、中央処理装置では標定演算方式を両端子のデータを使用する演算方式から自端のデータのみで行なう標定演算に切り替える手段を備えたことを特徴とする故障点標定装置。
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