JP4315372B2 - 物体の変形特性測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物体の変形特性測定装置に関する。
物体に加振力を作用させ、物体の機械インピーダンスを測定することは公知である。例えば、物体の粘性、弾性又は質量の測定には、振幅のある周期的な加振力(入力)を物体上に作用させ、その作用点あるいは同じ物体上の他の一点で、加振力によって生ずる加速度,速度,変位の周期的な応答(出力)を測定すれば、加振力と加速度,速度,変位などとの間の伝達特性が求められ、物体の変形特性を知ることができる。この物体の機械インピーダンスを測定する技術は、弾性と粘性(塑性)とを兼ね備えた粘弾性体の力学的挙動を構造論的に解明すること及び製品の性能向上に役立てるうえで重要になる。例えば、工業材料であれば、プラスチック、繊維、ゴム、パルプ、油脂、接着剤、セラミック、薬品などが対象となり、その他、果実、食肉、魚介類など生鮮食品の分野や、麺類など加工食品の分野や、胃壁などの生体内腔部等又は皮膚や筋肉などの生体表面部等の医療の分野も対象となる。
従来、本発明者は上記のような物体の機械インピーダンスを測定する装置を特願2002−329145により提案している。このものは、被測定物に加圧空気を連続的又はパルス状に噴射して非接触で加振する空気ノズルと、前記加圧空気の振幅,振動周波数又はデューティー比を変化させるための圧力制御弁と、被測定物に与えた加振力によって生じる加速度,速度,変位のうち、少なくともいずれか1つを測定する振動測定センサーとを備え、さらに、前記空気ノズルからの加振力と当該被測定物からの加速度,速度,変位の少なくともいずれか1つとの間の伝達特性から、物体の変形特性を演算する演算・表示装置を備えたものである。
これにより、被測定物に加圧空気を連続的又はパルス状に噴射して非接触で加振するので、被測定物となる物体の形状によらず圧力を均一に付与することが可能で、いかなる形状の被測定物であっても変形特性を測定することができる。また、加振力が圧縮性のある加圧空気であるから被測定物からの衝撃を緩和し、被測定物に対して非接触であるから衛生的に、かつ、傷つけることなく変形特性を測定するという作用・効果がある。
また、前記振動測定センサーは、被測定物に照射されたレーザー光の反射面の位置が被測定物の振動によって変化する現象を、その反射光の光軸が変化する現象として位置検出素子でとらえるもの、つまり、レーザー変位計を使用するものであるから、被測定物表面の反射率の影響を受けにくく、かつ、非接触で高精度に振動状態を把握するという作用・効果がある。
しかしながら、上記従来の装置にあっては(図12参照)、被測定物に加圧空気を噴射する空気ノズル100とレーザー変位計110とを別体で設けているので、測定装置全体が大きくなるという問題があった。また、空気ノズル100から被測定物105Aに対して加圧空気100Aを連続的又はパルス状に噴射すると、被測定物105A(破線)が非接触で押圧されて、符号105(実線)の状態になる。そして、被測定物が符号105Aの状態と符号105の状態を繰り返すことで加振され、変形特性が測定されることになる。このとき、空気ノズル100とレーザー変位計110とが別体で設けられているので、噴風前に空気ノズル100の作用点F1にレーザー変位計の焦点を合わせていても、噴風後は空気ノズル100の作用点F2とレーザー変位計の焦点F3がずれてしまい、変位量の測定誤差が大きくなるという問題があった。この変位量の測定誤差は被測定物が柔らかい材質であった場合に顕著に表れる。
本発明は、上記問題点にかんがみ、装置全体を縮小するとともに、変位量の測定誤差を極力なくすことができる物体の変形特性測定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、被測定物に加圧空気を連続的又はパルス状に噴射し、当該被測定物に非接触で加振力を作用させる空気ノズルと、前記加圧空気の振幅,振動周波数又はデューティ比を変化させるための圧力制御弁と、前記加振力によって生じる被測定物の変位を測定するレーザー変位計と、前記加圧空気による加振力と被測定物の変位の間の伝達特性から、当該被測定物の変形特性を演算する演算・表示装置と、前記レーザー変位計と圧力制御弁を一体的に支持するとともに空気ノズルを取り付けてなり、圧力制御弁からの加圧空気を空気ノズルに誘導する経路が形成された空圧ユニットとを備えてなる物体の変形特性測定装置において、前記空圧ユニットは、底面がレーザー変位計取付面とされ上面及び一側面が開放される凹状部を有するとともに、前記一側面に対向する他側面側にイモねじ用の孔を有するものであり、また、前記レーザー変位計取付面には、前記加圧空気の誘導経路の一部を構成し下端に前記空気ノズルが配置される垂直経路の上端が開放されており、当該レーザー変位計取付面に配置したレーザー変位計をイモねじの締め付けにより位置調整可能とすることで、前記垂直経路の上端にレーザー変位計の発光部を臨ませてレーザー光源から出射したビーム光を当該経路内に誘導するものとし、前記空気ノズルからの噴風が被測定物に作用する作用点と、この作用点に照射するビーム光の焦点を一致させる、という技術的手段を講じた。
また、前記空気ノズルは、前記空圧ユニットへの取り付けを脱着可能とするとよい。
さらに、前記空圧ユニット下部には、前記空気ノズルを囲繞するカバー体を備えるとよい。
本発明によれば、空圧ユニットが、底面がレーザー変位計取付面とされ上面及び一側面が開放される凹状部を有するとともに、前記一側面に対向する他側面側にイモねじ用の孔を有するものであり、また、前記レーザー変位計取付面には、前記加圧空気の誘導経路の一部を構成し下端に前記空気ノズルが配置される垂直経路の上端が開放されており、当該レーザー変位計取付面に配置したレーザー変位計をイモねじの締め付けにより位置調整可能とすることで、前記垂直経路の上端にレーザー変位計の発光部を臨ませてレーザー光源から出射したビーム光を当該経路内に誘導するものとし、前記空気ノズルからの噴風が被測定物に作用する作用点と、この作用点に照射するビーム光の焦点を一致させるものであるから、空圧ユニットの空気を誘導する経路を介して空気ノズルから被測定物に噴風され、この噴風と同時にレーザー変位計のレーザー光源から出射したビーム光が同一の経路を介して空気ノズルから被測定物に照射される。つまり、空気ノズルから被測定物に作用する噴風の作用点と、この作用点に照射するビーム光の焦点が一致して変位量の測定誤差を極力なくすことが可能となる。また、空圧ユニットにレーザー変位計及び圧力制御弁が一体で支持されているので装置全体を縮小することが可能となる。
また、前記空気ノズルは、前記空圧ユニットへの取り付けを脱着可能としているから、被測定物に応じて最適な空気ノズルを選択することができる。
さらに、前記空圧ユニット下部には、前記空気ノズルを囲繞するカバー体を備えているから、外部の雰囲気の影響を抑えて噴風空気の広がりや乱流を防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は物体の変形特性を測定する装置の機器構成を示す概略図である。図1において、符号1は被測定物となる粘弾性体であり、テーブル2上の試料台3にステンレス製の皿状容器4を載置し、該皿状容器4の上面に5mm厚のスポンジ状の膜5を張設したものである。該粘弾性体1はスポンジ状膜内部に空気6が充満した空気枕形状であり、柔軟性が保持されている。
粘弾性体1の側部には、脚部7及び腕部8からなる組み立て式の鉄製スタンド9が立設してあり、腕部8先端には、粘弾性体1に向けて加圧空気を噴射するノズル10とレーザー変位計11とが一体で支持されている。レーザー変位計11の底面にはレーザー光源を発光する発光部11aと、該発光部11aからレーザー光源を被測定物に照射し、その反射光を受光する受光部11bが設けられている。そして、ノズル10から噴射する噴風が被測定物に作用する作用点と、この作用点に照射するレーザー変位計11の光軸とを一致させるために、ノズル10とレーザー変位計11との間に後述する空圧ユニット12を設けている。ノズル10と粘弾性体1との距離は、粘弾性体1になるべく空気圧がかかる距離に設定すればよく、例えば、ノズル10先端と粘弾性体1表面との距離を5mmに設定して配置される。
空圧ユニット12には、空気を送る装置が接続されている。すなわち、空圧ユニット12には、メインバルブとなる電磁弁13とジョイント14とを接続し、該ジョイント14からはエアーホース15を介してエアーの圧力を制御するためのエアーレギュレータ16(圧力調整弁又は減圧弁)とエアー源となるエアーコンプレッサー17を接続している。そして、エアーレギュレータ16は、エアーが出口側に流れないで圧力が高まってきたときには、入ってくるエアーを大気に開放して逃がす動作(リリーフ)を行い、エアーの圧力の制御が行われる。
また、メインバルブとなる電磁弁13は、コンプレッサー17からのエアーが加圧されて保持されており、エアーの噴出を可能とすべく、パーソナルコンピュータ18からケーブル19を介して電磁弁13を開閉駆動させ、加圧空気が噴射されることになる。電磁弁13からは、空圧ユニット12の空気流路を介してノズル10に連絡している。また、レーザー変位計11は、被測定物の作用点の変位を測定すべく、ケーブル20を介してパーソナルコンピュータ18に接続する。
図2は図1に示したレーザー変位計11の測定原理を示す概略図である。すなわち、レーザー変位計11は、レーザー光源21から発光部11aを介して出射したビーム光Kを、空圧ユニット12及びノズル10を通して膜5の表面に照射し、膜5の表面で反射した光の出射方向を受光部11bを介して位置検出素子22で検出する。膜5の表面が変位すると、表面によるビーム光Kの反射方向が変化し、位置検出素子22上の受光位置が変化するので、変位センサー主回路23によりこの受光位置変化を検出することにより膜5の変位を測定することができる。
前記レーザー変位計11と前記ノズル10との間は空圧ユニット12が設けられている。該空圧ユニット12は、レーザー光源21から出射するビーム光Kの焦点を、被測定物に作用する噴風の作用点と一致させる役目を果たす。すなわち、図3乃至図5を参照して説明すると、空圧ユニット12には、ジョイント14をねじ込むための雌ねじ付空気供給路24を水平方向に穿設し、該雌ねじ付空気供給路24の終端に電磁弁13へ空気を送るための電磁弁供給路25を上方向に接続する。
電磁弁13の内部構成は図6のように、空気入口ポート30及び空気出口ポート31をそれぞれ接続した空気シリンダ35と、該空気シリンダ35内を摺動する弁体32と、空気入口ポート30のシリンダ入口側36を開閉する弁座33と、弁体32を常時押圧するスプリング34と、前記シリンダ入口側36の弁座33を開放するためのソレノイド装置37と、前記空気シリンダ35のスプリング側35Aの圧力と空気入口ポート30の圧力を同一にするための背圧ポート38と、を備えている。これにより、ソレノイド装置37に電圧が印加されない場合は、スプリング34及び背圧ポート38により弁体32が押圧されて弁座33がシリンダ入口側36に当接して空気は漏れないが、ソレノイド装置37に電圧が印加されるとソレノイド装置37に励磁され、弁体32がソレノイド方向に移動し(図6の一点鎖線)、シリンダ入口側36が開放されることにより、空気入口ポート30から空気シリンダ35、シリンダ出口側40を経て空気出口ポート31に加圧空気が噴射されることになる(図6の一点鎖線の矢印)。
再び、図3乃至図5を参照して空圧ユニット12を説明すると、空圧ユニット12には、電磁弁13から噴風を誘導するための電磁弁排出路26を下方向に穿設し(図3、図4)、該電磁弁排出路26の終端に水平中継路27を接続するとともに、該水平中継路27からノズル10に空気を誘導する垂直中継路28を接続する。該垂直中継路28上端には、レーザー変位計11の発光部11aを臨ませて、レーザー光源21を垂直中継路28内に誘導するように配置する。つまり、空圧ユニット12に穿設した垂直中継路28の上方側を凹状に切削加工して、レーザー変位計を取り付ける変位計取付面41を設ける。そして、レーザー変位計11の発光部11aを垂直中継路28に臨ませるとともに、レーザー変位計11の上から固定ホルダー42を被せ、空圧ユニット12に固定ねじ43,43を螺着して固定する。なお、レーザー光源21を垂直中継路28内に誘導するために、空圧ユニット12にイモねじ用の調整用孔44,44を穿設し(図3、図5)、イモねじの締め付け調節により空圧ユニット12とレーザ変位計11との微妙な位置調整が可能となる。符号45,45は電磁弁13を空圧ユニットに取り付けるための固定ねじである。
垂直中継路28下端には、噴風用のノズル10が設けられる。該ノズル10は、空圧ユニット12への取り付けを脱着可能とすべくねじ加工するとともに、先端ノズル長を13mm程度に形成して、噴風空気の広がりや乱流が起こらないようにするとよい。また、ノズル10は内径が1mmのもの、2mmのもの及び3mmのものを被測定物に応じて適宜選択して使用するとよく、レーザー光源21のスポット径は直径が30μmであるので、レーザー光源21がノズル10の内径のほぼ中心を通り、変位が計測できるようにするとよい。なお、外部の雰囲気によって噴風空気の広がりや乱流が起こらないよう、空圧ユニットの下部にノズル10を囲繞するアクリル製のカバー体39を設けてもよい(図4参照)。
次に上記構成における作用を説明する。コンプレッサー17を起動して空気を加圧するとともに、エアーレギュレータ16によって所定の圧力に調節すると、エアーホース15、ジョイント14及び空圧ユニット12に加圧空気が充満する状態になる。
空圧ユニット12内では、雌ねじ付空気供給路24及び電磁弁供給路25に加圧空気が充満しており、この状態で電磁弁13を開閉駆動させると、パルス状の空気がノズル10から噴射される。このときの、被測定物の窪み(凹部)の変位をレーザー変位計にて測定するのである。パルス状に加圧空気を噴射させるためには、電磁弁13を連続的にオン・オフ制御すればよく、タイマーなどを変更すればパルスの周期を変更することが可能である。また、加圧空気の圧力を変更させるため、振幅を変えることも可能である。さらには、デューティー比も任意に変更することができる。
電磁弁13を開閉駆動させる際は、パーソナルコンピュータ18からの指令によりソレノイド装置37に電圧が印加される。ソレノイド装置37に電圧が印加されると励磁により弁体32がソレノイド方向に移動し、シリンダ入口側36が開放されることにより、空気入口ポート30から空気シリンダ35を経て空気出口ポート31に加圧空気が噴射される。
空気出口ポート31からの噴風は再び空圧ユニット12流入する。すなわち、空圧ユニット12の電磁弁排出路26、水平中継路27及び垂直中継路28を介してノズル10から被測定物に噴風される。この噴風と同時にレーザー変位計11のレーザー光源21が垂直中継路28内に誘導され、ノズル10から被測定物に照射される。つまり、ノズル10から被測定物に作用する噴風の作用点と、この作用点に照射するレーザー変位計11のレーザー光源21の焦点が一致して変位量の測定誤差を極力なくすことが可能となる。
従来の空気ノズル100とレーザー変位計110とを別体で設けた測定装置(図12)と、本発明の空圧ユニット12を介して空気ノズル10とレーザー変位計11とを一体化した測定装置(図3乃至図5)とを比較した。供試材料としては、5mm厚のスポンジ状の膜をステンレス製の皿状容器の上面に張設したものに、空気ノズルから噴風をステップ状に印加し(図7参照)、レーザー変位計により変位を測定した。10パターンの空気圧を印加して従来装置と本発明とを比較すると(図8参照)、約1mmの測定誤差があることが分かった。これにより、本発明の測定装置を利用すれば、全体構成を縮小することが可能になり、また、ノズル10から被測定物に作用する噴風の作用点と、この作用点に照射するレーザー変位計11のレーザー光源21の焦点が一致して変位量の測定誤差を極力なくすことが可能となった。
供試材料として、こんにゃく、ミニトマト、キウイを用い、本発明の測定装置を利用してインピーダンス計測を行った。各供試材料に対し空気ノズル10から空気圧0.2(MPa)、時間200(msec)の噴風を印加し、変位応答を計測した。パーソナルコンピュータ18により供試材料を図9のモデルと仮定して質量m、粘性率c、弾性率kを算出した。図10及び図11はこんにゃく、ミニトマト、キウイの各々についてインピーダンス計測を行った結果であり、硬さを推定して被測定物が何であるか特定することが可能となる。
本発明は、工業材料であれば、プラスチック、繊維、ゴム、パルプ、油脂、接着剤、セラミック、薬品などの硬さの測定、生鮮食品であれば、果実、食肉、魚介類などの硬さの測定、加工食品であれば、麺類、加工米飯、レトルト食品などの硬さの測定、医療分野であれば、胃壁などの生体内腔部等又は皮膚や筋肉などの生体表面部等の硬さ測定に適用できる。
本発明の測定装置の機器構成を示す概略図である。 図1に示したレーザー変位計の測定原理を示す概略図である。 測定装置の拡大正面図である。 図3の矢視A方向から見た測定装置の側面図である。 図3の矢視B方向から見た測定装置の平面図である。 電磁弁の内部構成を示す概略縦断面図である。 実施例1に使用する噴風の計測変位データである。 10パターンの空気圧を印加して従来装置と本発明とを比較した図である。 インピーダンス測定のモデルである。 こんにゃく、ミニトマト、キウイの各々についてインピーダンス計測を行った結果である。 質量m、粘性率c、弾性率kを比較した結果である。 従来の測定装置を示す概略図である。
符号の説明
1 粘弾性体
2 テーブル
3 試料台
4 皿状容器
5 膜
6 空気
7 脚部
8 腕部
9 鉄製スタンド
10 ノズル
11 レーザー変位計
11a 発光部
11b 受光部
12 空圧ユニット
13 電磁弁
14 ジョイント
15 エアーホース
16 エアーレギュレータ
17 エアーコンプレッサー
18 パーソナルコンピュータ
19 ケーブル
20 ケーブル
21 レーザー光源
22 位置検出素子
23 変位センサ主回路
24 雌ねじ付空気供給路
25 電磁弁供給路
26 電磁弁排出路
27 水平中継路
28 垂直中継路
30 空気入口ポート
31 空気出口ポート
32 弁体
33 弁座
34 スプリング
35 空気シリンダ
36 シリンダ入口側
37 ソレノイド装置
38 背圧ポート
39 カバー体
40 シリンダ出口側
41 変位計取付面
42 固定ホルダー
43 固定ねじ
44 調整用孔
45 固定ねじ

Claims (3)

  1. 被測定物に加圧空気を連続的又はパルス状に噴射し、当該被測定物に非接触で加振力を作用させる空気ノズルと、前記加圧空気の振幅,振動周波数又はデューティ比を変化させるための圧力制御弁と、前記加振力によって生じる被測定物の変位を測定するレーザー変位計と、前記加圧空気による加振力と被測定物の変位の間の伝達特性から、当該被測定物の変形特性を演算する演算・表示装置と、前記レーザー変位計と圧力制御弁を一体的に支持するとともに空気ノズルを取り付けてなり、圧力制御弁からの加圧空気を空気ノズルに誘導する経路が形成された空圧ユニットとを備えてなる物体の変形特性測定装置において
    前記空圧ユニットは、底面がレーザー変位計取付面とされ上面及び一側面が開放される凹状部を有するとともに、前記一側面に対向する他側面側にイモねじ用の孔を有するものであり、また、前記レーザー変位計取付面には、前記加圧空気の誘導経路の一部を構成し下端に前記空気ノズルが配置される垂直経路の上端が開放されており、当該レーザー変位計取付面に配置したレーザー変位計をイモねじの締め付けにより位置調整可能とすることで、前記垂直経路の上端にレーザー変位計の発光部を臨ませてレーザー光源から出射したビーム光を当該経路内に誘導するものとし、前記空気ノズルからの噴風が被測定物に作用する作用点と、この作用点に照射するビーム光の焦点を一致させることを特徴とする物体の変形特性測定装置。
  2. 前記空気ノズルは、前記空圧ユニットへの取り付けを脱着可能としてなる請求項1記載の物体の変形特性測定装置。
  3. 前記空圧ユニット下部には、前記空気ノズルを囲繞するカバー体を備えてなる請求項1又は2記載の物体の変形特性測定装置。
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