JP4315035B2 - 内燃機関の気筒毎吸気量検出装置、気筒毎空燃比制御装置及び気筒毎発生トルク制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の内燃機関の気筒毎吸気量検出装置は、多気筒内燃機関の各気筒に設けられた吸気バルブリフト可変機構に掛け渡されたコントロールシャフトと、同シャフトを軸方向に駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータを介して前記シャフトの軸方向位置を調節することにより吸気バルブのバルブリフト量を調節する駆動調節機構を備えた内燃機関における気筒毎吸気量検出装置であって、前記コントロールシャフトは、前記機関のシリンダヘッドとは互いに異なる熱膨張率を有する材質から構成されるものであり、前記コントロールシャフトと前記シリンダヘッドとの熱膨張差に起因して生じる調節ずれ量であって前記機関の温度に応じて生じる気筒毎の前記バルブリフト量の調節ずれ量について、前記アクチュエータから離れて配置される気筒ほど、前記調節ずれ量の絶対値が大きくなるように同調節ずれ量を求める吸気バルブリフト調節ずれ検出手段と、前記駆動調節機構におけるバルブリフト調節量、内燃機関全体の吸入空気量及び前記吸気バルブリフト調節ずれ検出手段にて求められた前記調節ずれ量に基づいて、各気筒における吸入空気量を求める気筒毎吸気量算出手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、駆動調節機構がアクチュエータを介してコントロールシャフトの軸方向位置を調節することにより吸気バルブのバルブリフト量を調節するものである場合には、コントロールシャフトとシリンダヘッドとの間の熱膨張差に起因して、機関の温度に応じて吸気バルブリフト可変機構におけるバルブリフト量に気筒毎の調節ずれが生じる。また、こうした熱膨張差に起因して生じる気筒毎の調節ずれ量は、アクチュエータから離れて配置される気筒ほど、同調節ずれ量の絶対値が大きくなる傾向がある。したがって、上記吸気バルブリフト調節ずれ検出手段により、コントロールシャフトとシリンダヘッドとの熱膨張差に起因して温度に応じて生じる各気筒ごとの調節ずれ量を求め、気筒毎吸気量算出手段により、バルブリフト調節量、内燃機関全体の吸入空気量及び前記調節ずれ量に基づくことにより、各気筒における吸入空気量を求めることができるようになる。
請求項6に記載の内燃機関の気筒毎発生トルク制御装置では、請求項5において、前記気筒毎トルク制御手段は、気筒間の発生トルク差が小さくなるように各気筒の点火時期を制御することを特徴とする。
図1は、多気筒内燃機関としてのガソリンエンジン(以下、「エンジン」と略す)2における可変動弁機構の構成を示している。図1はエンジン2中の1つの気筒における縦断面を表している。図2はエンジン2の上部を主として示す平面図である。
(イ).気筒毎空燃比制御処理(図15)に示したごとくエンジン冷却水温度THWに応じて#i気筒のシャフト位置ずれ量dSL(i)を求めることができる(S104)。そしてこのシャフト位置ずれ量dSL(i)、吸入空気量GA及びシャフト位置SLにより、マップMAPga(i)から#i気筒における吸入空気量ga(i)を、容易かつ高精度に求めることができる(S106)。このようにエンジン2の温度(ここではエンジン冷却水温度THW)に応じて吸気バルブ12のバルブリフト調節にずれが生じるエンジン2において気筒2a毎の吸入空気量ga(i)を検出できる。
本実施の形態では、前記実施の形態1の構成に対して、更に図17に示す発生トルク制御処理を実行する。このことにより気筒間の発生トルク差を抑制する。他の処理は前記実施の形態1と同じであるので図1〜16も参照する。
本処理が開始されると、まず各気筒において前記気筒毎空燃比制御処理(図15)にて計算されている最新の燃料噴射量q(1)〜q(4)、エンジン回転数NE及び基本点火進角θBにより、気筒毎発生トルクマップMaptqから気筒毎発生トルクtq(1)〜tq(4)を算出する(S202)。
そして現在、燃料噴射対象となっている#i気筒におけるトルク偏差dtqが式1に示すごとく算出される(S206)。
そして、このトルク偏差dtqを解消して#i気筒の発生トルクを平均気筒毎発生トルクtqaveに一致させるための点火時期補正量dθを、トルク偏差dtqとエンジン回転数NEとにより、点火時期補正量マップMapθから算出する(S208)。
[式2] θ(i) ← θB + dθ
上述した構成において、請求項との関係は、前記実施の形態1にて説明した対応関係に加えて、発生トルク制御手段(図17)が気筒毎トルク制御手段に相当する。
(イ).前記実施の形態1の効果を生じる。
(ロ).目標空燃比となるように気筒毎に燃料噴射量の調節を実行しているので気筒間での発生トルクの差が大きくなる可能性がある。本実施の形態では、気筒毎にトルク偏差dtqを求めて、点火時期により各気筒での発生トルク状態を制御することにより、トルク偏差dtqを解消している。
[実施の形態3]
本実施の形態では、仲介駆動機構の代わりに図18,19に示す3次元カムを利用した可変動弁機構を用いて、バルブリフト量を調節するものである。
ここで吸気カムシャフト464は、鋳鋼、鋳鉄などの鉄系材料からなり、高強度の材質である。したがって軽合金系材料にて成形されているエンジン側とは熱膨張差が大きい。
以上説明した本実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(a).前記実施の形態1においては、エンジン冷却水温度THWにより一旦シャフト位置ずれ量dSL(i)を求めてから、このシャフト位置ずれ量dSL(i)、シャフト位置SL及び吸入空気量GAにより#i気筒における吸入空気量ga(i)を求めていた。
Claims (6)
- 多気筒内燃機関の各気筒に設けられた吸気バルブリフト可変機構に掛け渡されたコントロールシャフトと、同シャフトを軸方向に駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータを介して前記シャフトの軸方向位置を調節することにより吸気バルブのバルブリフト量を調節する駆動調節機構を備えた内燃機関における気筒毎吸気量検出装置であって、
前記コントロールシャフトは、前記機関のシリンダヘッドとは互いに異なる熱膨張率を有する材質から構成されるものであり、
前記コントロールシャフトと前記シリンダヘッドとの熱膨張差に起因して生じる調節ずれ量であって前記機関の温度に応じて生じる気筒毎の前記バルブリフト量の調節ずれ量について、前記アクチュエータから離れて配置される気筒ほど、前記調節ずれ量の絶対値が大きくなるように同調節ずれ量を求める吸気バルブリフト調節ずれ検出手段と、
前記駆動調節機構におけるバルブリフト調節量、内燃機関全体の吸入空気量及び前記吸気バルブリフト調節ずれ検出手段にて求められた前記調節ずれ量に基づいて、各気筒における吸入空気量を求める気筒毎吸気量算出手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の気筒毎吸気量検出装置。 - 請求項1において、前記吸気バルブリフト可変機構は、各気筒の吸気バルブを開閉駆動する三次元カムを用い、前記コントロールシャフトは、前記三次元カムを回転させるカムシャフトを兼ねるものであることを特徴とする内燃機関の気筒毎吸気量検出装置。
- 多気筒内燃機関の各気筒に設けられた吸気バルブリフト可変機構に掛け渡されたコントロールシャフトと、同シャフトを軸方向に駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータを介して前記シャフトの軸方向位置を調節することにより吸気バルブのバルブリフト量を調節する駆動調節機構を備えた内燃機関における気筒毎空燃比制御装置であって、
請求項1又は2に記載の内燃機関の気筒毎吸気量検出装置と、
前記気筒毎吸気量検出装置の気筒毎吸気量算出手段にて求められた各気筒における吸入空気量に基づいて、各気筒に対する燃料供給量の調節により各気筒での空燃比を制御する気筒毎空燃比制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の気筒毎空燃比制御装置。 - 請求項3において、前記気筒毎空燃比制御手段は、各気筒の空燃比が、内燃機関の運転状態に応じて全気筒共通に設定される目標空燃比となるように、各気筒に対する燃料供給量を調節することを特徴とする内燃機関の気筒毎空燃比制御装置。
- 多気筒内燃機関の各気筒に設けられた吸気バルブリフト可変機構に掛け渡されたコントロールシャフトと、同シャフトを軸方向に駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータを介して前記シャフトの軸方向位置を調節することにより吸気バルブのバルブリフト量を調節する駆動調節機構を備えた内燃機関における気筒毎発生トルク制御装置であって、
請求項3又は4のいずれかに記載の内燃機関の気筒毎空燃比制御装置と、
前記気筒毎空燃比制御装置による各気筒に対する燃料供給量の調節に応じて、各気筒の発生トルクを点火時期にて制御する気筒毎トルク制御手段と、
を備えたことを特徴とする内燃機関の気筒毎発生トルク制御装置。 - 請求項5において、前記気筒毎トルク制御手段は、気筒間の発生トルク差が小さくなるように各気筒の点火時期を制御することを特徴とする内燃機関の気筒毎発生トルク制御装置。
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