JP4312363B2 - Kneading disc - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックのコンパウンドの混練に好適のニーディングディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、プラスチックのコンパウンドは、例えば図4に示すスクリュ式押出機を使用して製造されている。この押出機は、シリンダバレル40内に回転自在に配置したスクリュ41をモータ、減速機等の回転駆動装置42によつて回転させ、シリンダバレル40の先端のダイ43からプラスチックのコンパウンドを押し出すものである。スクリュ41は、螺旋溝を有するフライトスクリュ33、第1混練部31、フライトスクリュ34、第2混練部35及びフライトスクリュ37を基端から順次に有している。
【0003】
この押出機により、ベースポリマーとウィスカーのような針状フィラーとのコンパウンドを製造する場合、先ず、ホッパ30より投入されたベースポリマーをフライトスクリュ33により移送させ、第1混練部31において可塑化させる。その後、フライトスクリュ34に対応させて設けたサイドフィーダー等の途中から原料を投入する投入装置32により、可塑化されたベースポリマーに対して針状フィラーを投入している。
【0004】
これは、第1混練部31(ベースポリマー可塑化部)において針状フィラーをベースポリマーと共に可塑化混練すると、非常に細かい針状フィラーが、可塑化時のせん断応力や圧力により折損してしまい、所望の品質の最終製品が得られなくなるという不具合を回避するためである。すなわち、ベースポリマーの可塑化後に針状フィラーを投入し、混練すれば、ベースポリマーの可塑化時のような大きなせん断応力や圧力を発生させなくて済むため、いわゆるマイルドな混練が可能になる。
【0005】
かくして、ホッパ30より投入されたベースポリマーを、主として第1混練部31において可塑化させ、その後、フライトスクリュ34により第2混練部35に向けて輸送させるとき、第1混練部31と第2混練部35との間のフライトスクリュ34の箇所から針状フィラーを投入し、この針状フィラーを、第1混練部31において可塑化されたベースポリマーと一緒に第2混練部35において混練させている。このスクリュ41の第1混練部31及び第2混練部35には、それぞれニーディングディスク36が使用されるのが通常である。
【0006】
しかしながら、従来のニーディングディスク36は、図5に示すように外周全体に環状のエッジ部36aを有している。
【0007】
このため、第2混練部35において混練される針状フィラーが、ニーディングディスク36のエッジ部36aにより過度に圧縮を受け、折損する。これを子細に観察したところ、針状フィラーの折損は、主としてニーディングディスク36の長径方向の端部側面、つまりニーディングディスク36の回転方向Aの前面側先端部36b(図5に斜線を付して示す部分)で生ずることが判明した。これは、周速が大きい先端部36bのエッジ部36aが、針状フィラーの損傷に大きく関与するためであると推定される。
【0008】
そこで、本発明は、第2混練部などで使用されるニーディングディスクの外周の少なくとも前面側先端部のエッジ部を取り除き、滑らかな曲面にて形成することにより、混練時の針状フィラー等の強化材の過度な圧縮を防止して、損傷を防ぎ、針状フィラー等の強化材の機能低下を防止しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、その構成は、次の通りである。
請求項1の発明は、スクリュの混練部に備えるニーディングディスクにおいて、ニーディングディスクには、前記スクリュの中心軸線方向からの正面視で外形が楕円形状をなし、前記中心軸線方向と直交する前記楕円の短径方向からの側面視では長径方向両端部に一対の凸曲面成されていることを特徴とするニーディングディスクである。
請求項2の発明は、ニーディングディスクには、前記側面視で、前記各凸曲面間の両側に平行線からなると共に角部をなくして稜線のない一対の滑らかな外形線(15,16)が形成されていることを特徴とする請求項1記載のニーディングディスクである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明に係るニーディングディスクの1実施の形態を示す。
このニーディングディスク1は、スクリュ41の中心軸線方向から見た正面視では、図1に示すように外形が楕円形状をなし、中心部には突起11を有する貫通孔12が形成されている。ニーディングディスク1は、スクリュ41の凹部41aに突起11を係合させて相対回転不可能に取付けられ、図4に示す第2混錬部35を構成させて、スクリュ41と共に一方向Aに回転する。突起11は、セレーション状に形成させ、或いは貫通孔12に多角形断面等の円形以外の異形断面形状を与えて形成される。
【0011】
また、前記中心軸線方向と直交する楕円の短径方向Eから見た側面視では、図2に示すように楕円の長径方向Fに沿う上下両端部(長径方向両端部)が、一対の凸曲面13,14をなすと共に、両凸曲面13,14を平行線からなる外形線15,16で表れるように角部を無くして滑らかに結んだ外形をなし、稜線は存在していない。ここで、凸曲面13,14は、一般には、凸円弧形状又は凸楕円形状に形成される。また、凸曲面13,14をなす長径方向の両端部の間は、稜線のない滑らかな外形線で結ばれていれば良く、上記外形線15,16には、各種直線のみならず曲線で表れるものを含むものである。更に、ニーディングディスク1が三角形状をなして、回転方向Aの前面側先端部を3箇所有する場合には、隣接する回転方向Aの前面側先端部の凸曲面13,14の間が、滑らかな外形線15,16で結ばれていれば良い。
【0012】
上述したように、スクリュ41の中心軸線方向から見た正面視ではニーディングディスク1の外形が楕円形状をなしているので、前記凸曲面13,14は、正面視でも凸曲面をなしている。但し、ニーディングディスク1の凸曲面13,14に接続する背後部分は、混練に際して圧縮力を作用させ難いので、凸曲面13,14は、ニーディングディスク1の前記長径方向両端部にのみ形成すれば十分に効果的であり、ニーディングディスク1の回転方向Aの後面側先端部の形状は、任意のもので良い。
【0013】
すなわち、このニーディングディスク1は、従来のニーディングディスクと比較して、正面視で上下両端部(長径方向両端部)の角部を切除して全体として楕円形状の滑らかな外形を与えるのみならず、図3に破線50で示すように、側面視で上下両端部(長径方向両端部)の角部を切除して全体として長円形状の滑らかな外形を与えてある。従つて、図1,図2に示すニーディングディスク1は、外周部の径方向断面が全周で凸円弧形状又は凸楕円形状を形成している。
【0014】
このようなニーディングディスク1を第2混練部35に備えれば、外周部にエッジ部を有しないので、一方向Aに回転するニーディングディスク1によつて針状フィラーに過度な圧縮力が作用することが抑制され、針状フィラーに折損を生ずることが良好に防止される。特に、ニーディングディスク1の回転方向Aの前面側に位置する溶融状態のベースポリマーと針状フィラーは、図3において外径方向に押し出されながら先端部に至り、凸曲面13,14によつて過度の圧縮を受けることなく、矢印B,C方向に分岐し、混練を受ける。しかも、スクリュ41の中心軸線方向から見た正面視でも、凸曲面13,14をなす回転方向Aの前面側先端部は凸曲面をなしているため、外径方向に押し出されるベースポリマーと針状フィラーは、矢印B,C方向に円滑に分岐しながら混練を受ける。
【0015】
その結果、ベースポリマーとウィスカーのような針状フィラーとをコンパウンドさせた製品の品質を向上させることができる。このニーディングディスク1によれば、針状フィラーに限られず、その他の強化材をベースポリマーと混練させるときであつても、その強化材の損傷が抑制されることは、勿論である。
【0016】
なお、ニーディングディスク1は、押出機、射出機等の混練部に1枚備えさせても良いが、互いに周方向に位相をずらせた2枚以上のニーディングディスク1を備えさせることも可能である。
【0017】
【実施例】
実際に、このニーディングディスク1を図4に示す二軸押出機の第2混練部35に1枚使用すると共に、ベースポリマーとしてPOM(アセタール樹脂)ペレットを用い、針状フィラーとしてチタン酸カリウムウィスカーを用い、これらを7:3の割合で混練した。
【0018】
POMペレットは、ホッパー30から投入し、第1混練部31で可塑化させ、チタン酸カリウムウィスカーは、第1混練部31よりも後位置となる投入装置32から途中投入させた。第2混練部35を通過し、二軸押出機の先端部(ダイ43)から押し出される溶融状態のコンパウンドを観察したところ、従来のニーディングディスクによつて第2混練部を構成した場合と比較して、チタン酸カリウムウィスカーの折損が著しく減少していることが確認された。これは、第2混練部35においてニーディングディスク1によつて混練される際、ニーディングディスク1による過度の圧縮力がチタン酸カリウムウィスカーに作用しなかつた結果であると推定される。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明によつて理解されるように、本発明に係るニーディングディスクによれば、このニーディングディスクを混練部に備える押出機、射出成形機等において、針状フィラー等の強化材の損傷が抑制されるので、ベースポリマーとのコンパウンドとする際に、芯材としての機能が良好に維持されることになり、所望の強度を有するコンパウンドが得られるという効果を奏する。また、強化材の損傷を抑制させながら、スクリュの回転数を高めて能率的にコンパウンドを製造することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態に係るニーディングディスクを示す正面図。
【図2】 図1の拡大側図である
【図3】 図1の作用拡大説図である
【図4】 従来及び本発明によるニーディングディスクを適用する押出機を断面で示す概略図である
【図5】 従来のニーディングディスクを示す斜視図である
【符号の説明】
1 ニーディングディスク
13,14 凸曲面
15,16 外形線
41 スクリュ
A 回転方向
短径方向
長径方向
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a kneading disk suitable for kneading a plastic compound.
[0002]
[Prior art and problems]
Conventionally, a plastic compound is manufactured using, for example, a screw type extruder shown in FIG. In this extruder, a screw 41 rotatably arranged in a cylinder barrel 40 is rotated by a rotary drive device 42 such as a motor and a speed reducer, and a plastic compound is pushed out from a die 43 at the tip of the cylinder barrel 40. is there. The screw 41 has a flight screw 33 having a spiral groove, a first kneading unit 31, a flight screw 34, a second kneading unit 35, and a flight screw 37 in order from the base end.
[0003]
When producing a compound of a base polymer and a needle-like filler such as a whisker by this extruder, first, the base polymer introduced from the hopper 30 is transferred by the flight screw 33 and plasticized in the first kneading unit 31. . Thereafter, needle fillers are introduced into the plasticized base polymer by an input device 32 for supplying raw materials from the middle of a side feeder or the like provided corresponding to the flight screw 34.
[0004]
This is because when the needle-shaped filler is plasticized and kneaded together with the base polymer in the first kneading section 31 (base polymer plasticizing section), very fine needle-shaped filler breaks due to shear stress and pressure during plasticization, This is to avoid a problem that a final product having a desired quality cannot be obtained. That is, if a needle-like filler is added after the base polymer is plasticized and kneaded, it is not necessary to generate a large shear stress or pressure as in the plasticization of the base polymer, so that a so-called mild kneading is possible.
[0005]
Thus, when the base polymer charged from the hopper 30 is mainly plasticized in the first kneading section 31 and then transported toward the second kneading section 35 by the flight screw 34, the first kneading section 31 and the second kneading section 31 are used. The needle-like filler is introduced from the place of the flight screw 34 between the part 35 and the needle-like filler is kneaded in the second kneading part 35 together with the base polymer plasticized in the first kneading part 31. . In general, kneading disks 36 are used for the first kneading unit 31 and the second kneading unit 35 of the screw 41, respectively.
[0006]
However, the conventional kneading disk 36 has an annular edge 36a on the entire outer periphery as shown in FIG.
[0007]
For this reason, the needle filler kneaded in the second kneading part 35 is excessively compressed by the edge part 36 a of the kneading disk 36 and breaks. When this was observed closely, the breakage of the needle filler was mainly caused by the side surface of the end of the kneading disc 36 in the major axis direction, that is, the front end 36b in the rotational direction A of the kneading disc 36 (the hatched line in FIG. 5). It was found that this occurs in the part shown). This is presumed to be because the edge portion 36a of the tip portion 36b having a high peripheral speed is greatly involved in damage to the needle-like filler.
[0008]
Therefore, the present invention removes at least the edge portion of the front end portion of the outer periphery of the kneading disk used in the second kneading portion and the like, and forms a smooth curved surface so that the needle-like filler at the time of kneading, etc. It is intended to prevent excessive compression of the reinforcing material, prevent damage, and prevent functional deterioration of the reinforcing material such as needle fillers.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of such a conventional technical problem, and the configuration thereof is as follows.
The invention of claim 1 is the kneading disk provided in the kneading part of the screw, wherein the kneading disk has an elliptical outer shape in front view from the central axis direction of the screw, and is orthogonal to the central axis direction. the side view of the minor axis of the ellipse is kneading disc, wherein a pair of convex curved surface in the major axis direction end portion is made form.
According to a second aspect of the present invention, there is provided a pair of smooth outlines (15, 16) having parallel lines on both sides between the respective convex curved surfaces and having no corners and having no ridge lines in the side view. There is a kneading disc of claim 1, wherein that you are formed.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 3 show an embodiment of a kneading disk according to the present invention.
The front view of the kneading disk 1 viewed from the central axis direction of the screw 41 has an elliptical outer shape as shown in FIG. 1, and a through hole 12 having a protrusion 11 is formed at the center. The kneading disk 1 is attached to the recess 41a of the screw 41 so that the protrusion 11 is engaged with the protrusion 11 so that the kneading disk 1 cannot be rotated relative to the kneading disk 1 and constitutes the second kneading portion 35 shown in FIG. To do. The protrusion 11 is formed in a serrated shape, or is formed by giving the through-hole 12 an irregular cross-sectional shape other than a circle such as a polygonal cross-section.
[0011]
Further, in the side view seen short radius direction towards E or et of ellipse perpendicular to the central axis line direction, the lower end portions on along the major axis direction F of the ellipse as shown in FIG. 2 (major axis direction end portion), A pair of convex curved surfaces 13 and 14 is formed, and both convex curved surfaces 13 and 14 are smoothly connected with no corners so as to be represented by parallel contour lines 15 and 16, and there is no ridge line. . Here, the convex curved surfaces 13 and 14 are generally formed in a convex arc shape or a convex elliptical shape. Further, it is only necessary to connect the both ends in the major axis direction forming the convex curved surfaces 13 and 14 with smooth outlines having no ridgeline, and the outlines 15 and 16 are expressed not only with various straight lines but also with curves. Including things. Further, when the kneading disk 1 has a triangular shape and has three front end portions in the rotational direction A, the gap between the convex curved surfaces 13 and 14 at the front end portions in the adjacent rotational direction A is smooth. What is necessary is just to be connected by the outer outlines 15 and 16.
[0012]
As described above, since the outer shape of the kneading disk 1 is elliptical when viewed from the center axis direction of the screw 41 , the convex curved surfaces 13 and 14 are convex curved when viewed from the front. . However, since the rear portions connected to the convex curved surfaces 13 and 14 of the kneading disk 1 are difficult to apply a compressive force during kneading, the convex curved surfaces 13 and 14 are formed only at both ends of the kneading disc 1 in the major axis direction. This is sufficiently effective, and the shape of the tip of the rear surface side in the rotation direction A of the kneading disk 1 may be arbitrary.
[0013]
That is, the kneading disc 1 is only required to cut the corners of the upper and lower ends (both ends in the major axis direction) in a front view to give an oval smooth outer shape as compared with the conventional kneading disc. First, as shown by a broken line 50 in FIG. 3, the corners of the upper and lower ends (both ends in the major axis direction) are cut away in a side view to give a smooth outer shape having an oval shape as a whole. Accordingly, in the kneading disk 1 shown in FIGS. 1 and 2, the radial cross section of the outer peripheral portion forms a convex arc shape or a convex elliptic shape on the entire circumference.
[0014]
If such a kneading disk 1 is provided in the second kneading part 35, since there is no edge part on the outer peripheral part, an excessive compressive force is applied to the needle-like filler by the kneading disk 1 rotating in one direction A. The action is suppressed, and the needle-like filler is well prevented from being broken. In particular, the melted base polymer and needle filler located on the front side in the rotational direction A of the kneading disk 1 reach the tip while being extruded in the outer diameter direction in FIG. Without excessive compression, it branches in the directions of arrows B and C and undergoes kneading. Moreover, even when viewed from the front in the direction of the central axis of the screw 41, the front end on the front side in the rotational direction A that forms the convex curved surfaces 13 and 14 has a convex curved surface. The filler undergoes kneading while smoothly branching in the directions of arrows B and C.
[0015]
As a result, the quality of a product obtained by compounding a base polymer and a needle-like filler such as a whisker can be improved. According to this kneading disk 1, it is needless to say that damage to the reinforcing material is suppressed even when other reinforcing material is kneaded with the base polymer, not limited to the needle-like filler.
[0016]
One kneading disk 1 may be provided in a kneading section such as an extruder or an injection machine, but it is also possible to provide two or more kneading disks 1 whose phases are shifted in the circumferential direction. is there.
[0017]
【Example】
Actually, one kneading disk 1 is used in the second kneading section 35 of the twin-screw extruder shown in FIG. 4, and POM (acetal resin) pellets are used as the base polymer, and potassium titanate whiskers are used as the needle filler. These were kneaded at a ratio of 7: 3.
[0018]
The POM pellets were charged from the hopper 30 and plasticized by the first kneading unit 31, and the potassium titanate whiskers were charged halfway from the charging device 32 at a position after the first kneading unit 31. When the compound in the molten state passing through the second kneading part 35 and extruded from the tip part (die 43) of the twin-screw extruder was observed, it was compared with the case where the second kneading part was constituted by a conventional kneading disk. Thus, it was confirmed that the breakage of the potassium titanate whisker was remarkably reduced. This is presumed to be a result of the excessive compressive force of the kneading disk 1 not acting on the potassium titanate whisker when kneaded by the kneading disk 1 in the second kneading section 35.
[0019]
【The invention's effect】
As understood from the above description, according to the kneading disk according to the present invention, in an extruder, an injection molding machine or the like provided with the kneading disk in the kneading part, damage to the reinforcing material such as a needle filler Therefore, when it is compounded with the base polymer, the function as the core material is maintained well, and an effect is obtained that a compound having a desired strength can be obtained. In addition, the compound can be efficiently manufactured by increasing the number of rotations of the screw while suppressing damage to the reinforcing material.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a kneading disc according to an embodiment of the present invention.
It is an enlarged side view of FIG. 1. FIG.
FIG. 3 is an action expanded Description of FIG. 1.
[4] The conventional and push out machine according to kneading disk according to the present invention is a schematic diagram showing in cross-section.
FIG. 5 is a perspective view showing a conventional kneading disk.
[Explanation of symbols]
1 Kneading disc 13, 14 Convex curved surface 15, 16 Outline 41 Screw A Rotation direction
E minor axis direction
F major axis direction

Claims (2)

スクリュ(41)の混練部に備えるニーディングディスクにおいて、ニーディングディスク(1)には、前記スクリュ(41)の中心軸線方向からの正面視で外形が楕円形状をなし、前記中心軸線方向と直交する前記楕円の短径方向(E)からの側面視では長径方向(F)両端部に一対の凸曲面(13,14)が成されていることを特徴とするニーディングディスク。Oite the kneading disk comprising a kneading section of the screw (41), the kneading disc (1), the outer shape in a front view from the central axis line direction of the screw (41) forms the elliptical shape, the central axis kneading disc, wherein said pair of convex surface in the major axis direction (F) both end portions in side view from the minor axis of the ellipse (E) perpendicular to the direction (13, 14) are made form. 前記ニーディングディスク(1)には、前記側面視で、前記各凸曲面(13,14)間の両側に平行線からなると共に角部をなくして稜線のない一対の滑らかな外形線(15,16)が形成されていることを特徴とする請求項1記載のニーディングディスク。 Wherein the two over loading disk (1), wherein in a side view, wherein the convex curved surface (13, 14) without ridgeline eliminating the corners with consisting parallel lines on each side between the pair of smooth outline (15 , kneading disc of claim 1, wherein that you 16) is formed.
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