JP4311648B2 - 代表色選択装置および方法、減色画像生成装置および方法並びにプログラム - Google Patents

代表色選択装置および方法、減色画像生成装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像から画像の色数よりも少ない所定数の色の減色画像を生成する際に、画像の各画素の色から所定数の代表色を選択する代表色選択装置および方法、画像から減色画像を生成する減色画像生成装置および方法、画像を携帯端末装置等に配信する画像配信装置、画像が添付された電子メールを中継して送信先に送信するメール中継装置並びに代表色選択方法および減色画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
デジタルカメラやスキャナ等により取得される画像は、RGB各色8ビットの合計24ビットの色すなわち約1677万色の色を表現することが可能である。しかしながら、画像を再生する装置によっては、これよりも少ない(例えば256色)の色数しか再現できない場合がある。また、ウェブサイトにおいて利用頻度が高いgifやpng等の画像フォーマットが扱うことが可能な色は256色である。したがって、デジタルカメラ等により取得された画像を、表現再現な色数が少ない再生装置に表示したり、gifやpng等の画像フォーマットに変換する場合には、1677万色の色数を256色に減色する減色処理を行う必要がある。
従来よりこのような減色処理は、減色処理を行う画像を256色で表現するのに最適な256色の代表色を元の画像の各画素の色から選択し、元の画像の色空間において元の画像の各画素の色とすべての代表色との間の距離を算出し、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けることにより減色画像を生成している(特許文献1参照)。
ここで、上記代表色を選択するための手法として、メディアンカット法が知られている(非特許文献1参照)。メディアンカット法は以下のようにして代表色を選択する。まず、画像の各画素の色を画像の色空間(例えばRGB色空間)にプロットして、この色空間における各画素の色分布を求め、この色空間において画素の色が存在する領域をRGBの各基準軸に垂直な方向に所定数となるまで分割する。具体的には、分割時に存在する領域のそれぞれについて最も長い辺(以下最長辺とする)を求め、さらにすべての領域のうち最長辺が最大となる領域(最大領域)について、最長辺に垂直かつ最大領域の代表色(例えばメディアン値、平均値、重心値等となる色)を通る境界を設定し、この境界において最大領域を分割する。なお、最長辺が一致する領域が複数ある場合には、その次に長い辺が最大となる領域について、最長辺に垂直かつ最大領域の代表色を通る境界を設定し、この境界において最大領域を分割する。そして、これにより得られた所定数の領域の例えばメディアン値、平均値、重心値等となる色を代表色として選択する。
図22はメディアンカット法を説明するための図である。なお、ここでは説明のために画像がR,Gの2色からなるものとする。まず、図22(a)に示すように画像の各画素の色をRG色空間にプロットして各画素の色分布を作成する。この状態において色空間のメディアン値を求め、メディアン値の位置において領域を分割する。なお、初期の段階においては色空間は領域に分割されていないため、ここではG軸に垂直に領域を分割するものとする。分割した状態を図22(b)に示す。これにより、2つの領域A1,A2が生成される。
ここで、領域A1,A2は最長辺の長さは一致するがその次に長い辺については、領域A1の方が長い。したがって、領域A1のメディアン値を通り最長辺であるR軸に平行な辺に垂直な境界を設定して、図22(c)に示すように領域A1を領域A11,A12に分割する。
次いで、領域A2,A11,A12について、最長辺が最大となるのは領域A2である。したがって、領域A2のメディアン値を通り最長辺であるR軸に垂直な境界を設定して、図22(d)に示すように領域A2を領域A21,A22に分割する。
そして、このような領域の分割を領域の数が所定数となるまで繰り返し、得られた所定数の領域のメディアン値となる色を代表色として選択する。なお、図22(d)に示す段階まで分化した状態においては、各領域A11,A12,A21,A22のメディアン値となる色が代表色となり、減色処理を行う際にはすべての代表色と各画素の色との距離が算出され、最も距離が短い代表色が減色画像の対応する画素に割り当てられる。
一方、カメラ付き携帯電話機等の携帯端末装置の機能の向上は著しく、通信速度の向上とも相まって、画像を撮影し、撮影した画像を電子メールに添付して送信したり、画像コンテンツを配信する画像配信サーバにアクセスして、所望とする画像コンテンツをダウンロードして再生可能な携帯端末装置が提案されている。
また、カメラ付きの携帯端末装置から送信された画像が添付された電子メールに対して、送信先の端末装置の種類に応じて適切な画像処理を施すメール中継装置が提案されている(特許文献2参照)。このようなメール中継装置を用いれば、送信先の携帯端末装置が有する画面サイズ、画面の明るさや色合い等に適した画像となるように画像データに画像処理を施して、画像添付電子メールを送信することができる。
特開平4−190466号公報 特願2002−214215号 Color image quantization for frame buffer display, Paul Heckbert, ACM, Computer Graphics. P.297-304, 1982
ところで、人間の視覚特性は色によって異なり、Gが最も感度が高く、以下R,Bと感度が低くなっている。このため、上述したようなメディアンカット法を用いてRGB色空間において代表色を選択する手法においては、人間の視覚特性を考慮していないため、選択した代表色が必ずしも人間の視覚特性に適合したものとはならないという問題がある。また、上記特許文献1に記載されたように画像の各画素の色を代表色に割り付ける場合にも、人間の視覚特性を考慮していないため、人間の視覚特性に適合したものとなるように画素の色を割り付けることができない場合があるという問題がある。このため、RGB色空間ではなく、Lab色空間等の人間の視覚特性に適合した色空間に画像の各画素の色を変換し、Lab色空間において代表色を選択したり、選択した代表色に画素の色を割り付けることが考えられる。
しかしながら、RGB色空間からLab色空間への変換は非線形変換を含むため演算量が多くなり、処理に長時間を有するものとなる。また、画像を表示する表示装置は表示可能な色数がRGB色空間において制限されているため、Lab色空間において選択された色が表示装置の表示可能な色の制限から見て適切なものとはならない場合があるという問題もある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、人間の視覚特性に適合するように画像の各画素の色の代表色を選択することを第1の目的とする。
また、本発明は、人間の視覚特性に適合するように、画像の各画素の色を代表色に割り当てることを第2の目的とする。
本発明による代表色選択装置は、画像が再現可能な色数をこれよりも少ない所定数に減色した減色画像を生成するために、前記画像の各画素の色から前記所定数の代表色を選択する代表色選択装置において、
前記画像の色空間における各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更した変更色空間において、前記各画素の色の色分布を作成する色分布作成手段と、
該色分布に基づいてメディアンカット法により前記変更色空間を前記所定数の領域に分割する領域分割手段と、
該分割された各領域の代表色を選択する選択手段とを備えたことを特徴とするものである。
「代表色」とは、分割した各領域を代表する色であればいかなる色であってもよく、例えばメディアン値、平均値、重心値等となる色を用いることができる。
「基準色の軸」とは、画像の色空間の基準となる色の軸を表すものであり、例えば画像の色空間がRGB色空間である場合には、色空間の原点を通るR軸、G軸およびB軸が基準色の軸となる。
ここで、画像の色空間において各基準色の最大値が同一であれば、その色空間において画像の各画素の色の色分布を作成する場合、基準色の軸上において原点から基準色の最大値までの長さはすべての基準色において同一となる。例えば、色空間がRGB色空間で各基準色の最大値が256である場合には、RGB各色の基準軸において0〜255の値の範囲で色分布を作成することとなるが、その際、各基準色の軸における0〜255の長さはすべての基準色について同一である。
「基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更する」とは、基準色の軸上において原点から基準色の最大値までの長さをすべての基準色において同一としないで、各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合するよう長くしたり短くしたりすることを意味する。
なお、本発明による代表色選択装置においては、前記色空間がRGB色空間である場合において、前記色分布作成手段を、前記基準色の軸の長さを、G>R>Bとするよう変更する手段としてもよい。
具体的には、RGB各基準色の軸の長さの比率がほぼ3:4:2であることが好ましい。
本発明による減色画像生成装置は、画像の各画素の色を、該各画素の色から選択した所定数の代表色に割り付けて前記所定数の色からなる減色画像を生成する減色画像生成装置において、
前記画像の色空間における各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更した変更色空間において、前記各画素の色とすべての前記代表色との前記画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い前記代表色を前記減色画像の対応する画素に割り付けることにより前記減色画像を生成する画像生成手段を備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による減色画像生成装置においては、前記色空間がRGB色空間である場合において、前記色分布作成手段を、前記基準色の軸の長さを、G>R>Bとするよう変更する手段 としてもよい。
具体的には、RGB各基準色の軸の長さの比率がほぼ√2:√3:1であることが好ましい。
また、本発明による減色画像生成装置においては、前記代表色を本発明による代表色選択装置により選択するようにしてもよい。
この場合、前記原画像の色空間の基準軸の長さの変更の程度を、前記代表色の選択時と前記画素の割り付け時とで異なるようにしてもよい。
本発明による画像配信装置は、画像の送信を要求した送信要求端末装置に、該要求された画像を送信する画像配信装置において、
前記送信要求端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
本発明による減色画像生成装置とを備え、
前記送信要求端末装置の機種の表示可能色数が前記画像の色数よりも少ない場合に、前記要求された画像から減色画像を生成し、該減色画像を前記画像に代えて前記送信要求端末装置に送信することを特徴とするものである。
本発明によるメール中継装置は、画像が添付された電子メールを該電子メールの送信先である送信先端末装置に送信するメール中継装置において、
前記送信先端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
本発明による減色画像生成装置とを備え、
前記送信先端末装置の機種の表示可能色数が前記画像の色数よりも少ない場合に、前記添付された画像から減色画像を生成し、該減色画像を前記画像に代えて前記送信先端末装置に送信することを特徴とするものである。
本発明による代表色選択方法は、画像が再現可能な色数をこれよりも少ない所定数に減色した減色画像を生成するために、前記画像の各画素の色から前記所定数の代表色を選択する代表色選択方法において、
前記画像の色空間における各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更した変更色空間において、前記各画素の色の色分布を作成し、
該色分布に基づいてメディアンカット法により前記変更色空間を前記所定数の領域に分割し、
該分割された各領域の代表色を選択することを特徴とするものである。
本発明による減色画像生成方法は、画像の各画素の色を、該各画素の色から選択した所定数の代表色に割り付けて前記所定数の色からなる減色画像を生成する減色画像生成方法において、
前記画像の色空間における各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更した変更色空間において、前記各画素の色とすべての前記代表色との前記画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い前記代表色を前記減色画像の対応する画素に割り付けることにより前記減色画像を生成することを特徴とするものである。
なお、本発明による代表色選択方法および減色画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明による代表色選択装置および方法によれば、画像の色空間における各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更した変更色空間において、各画素の色の色分布が作成される。そして、作成された色分布に基づいてメディアンカット法により変更色空間が所定数の領域に分割され、分割された各領域の代表色が選択される。
ここで、色空間がRGB色空間である場合において、基準色の軸の長さをG>R>Bとすることにより、メディアンカット法により分割される軸の方向が、G,R,Bの順で選ばれやすくなる。これにより、領域の分割数がG,R,Bの順で多くなり、その結果、各代表色はその色成分がG,R,の順でより細かく分割されたものとなる。
人間の視覚特性は、Gが最も感度が高く、以下R,Bと感度が低くなるため、Gの色とBの色とでは、値の差がわずかな場合には、Gの方が色の違いを視認することができる。したがって、人間の視覚特性において感度が高い色ほど分割数を大きくした方が、減色画像を作成した際により自然な見え方とすることができる。よって、本発明の代表色選択装置および方法によれば、人間の視覚特性に適合した減色画像を生成することが可能な代表色を選択することができる。
本発明による減色画像生成装置および方法によれば、画像の色空間における各基準色の軸の長さを人間の視覚特性に適合する互いに異なる長さに変更した変更色空間において、各画素の色とすべての代表色との画像の色空間における距離が算出され、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けることにより減色画像が生成される。
ここで、人間の視覚特性は、Gが最も感度が高く、以下R,Bと感度が低くなる。このため、Gの色とBの色とでは、値の差がわずかな場合には、Gの方が色の違いを視認することができる。本発明の減色画像生成装置および方法においては、色空間がRGB色空間である場合において、基準色の軸の長さをG>R>Bとしているため、色空間の特性を人間の視覚特性により適合したものとすることができる。したがって、変更色空間において各画素の色とすべての代表色との画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けることにより、減色画像を自然な見え方とすることができる。
本発明の画像配信装置によれば、画像の送信を要求した送信要求端末装置の機種が判別され、その送信要求端末装置の機種の表示可能色数が画像の色数よりも少ない場合に、本発明による減色画像生成装置と同様に画像から減色画像が生成され、減色画像が画像に代えて送信要求端末装置に送信される。このため、画像の送信を要求した端末装置の表示可能色数が画像の色数より少なくても、減色画像により画像を擬似的に表示することができる。
本発明によるメール中継装置によれば、画像が添付された電子メールの送信先である送信先端末装置の機種が判別され、その送信先端末装置の機種の表示可能色数が画像の色数よりも少ない場合に、本発明による減色画像生成装置と同様に画像から減色画像が生成され、減色画像が画像に代えて送信先端末装置に送信される。このため、送信先の端末装置の表示可能色数が画像の色数より少なくても、減色画像により電子メールに添付されて送信された画像を擬似的に表示することができる。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による減色画像生成装置および画像配信装置を適用した画像配信システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態による画像配信システムは、画像配信サーバ1を備え、画像コンテンツ作成装置であるパソコン2等において作成した画像データS0を画像配信サーバ1に保管し、携帯電話機、PHS、PDA等の携帯端末装置3から画像の配信のリクエストを携帯電話通信網を介して画像配信サーバ1に対して行って、画像配信サーバ1から携帯端末装置3に画像データS0を配信するものである。
図1に示すように、画像配信サーバ1は、画像蓄積部11と、リクエスト受信部12と、機種判別部13と、画像フォーマット変換部14と、減色処理部15と、画像出力部16とを備える。
画像蓄積部11は、パソコン2が作成した画像データS0を複数蓄積する。なお、画像データS0は所定の圧縮形式により符号化されて画像蓄積部11に蓄積される。また、画像データS0はRGB各色8ビットの色数を有するものとする。
リクエスト受信部12は、携帯端末装置3が送信した画像配信のリクエストを受信する。なお、携帯端末装置3が送信した画像配信のリクエストには、リクエストを行う画像データS0のファイル名および携帯端末装置3の機種を表す機種情報が含まれる。
機種判別部13は、リクエストに含まれる機種情報に基づいて、携帯端末装置3の機種を判別する。
画像フォーマット変換部14は、リクエストに含まれるファイル名を有する画像データS0を画像蓄積部11から読み出し、さらに画像データS0を復号化して機種判別部13が判別した携帯端末装置3の機種に応じて、読み出した画像データS0のフォーマットを変換する。この際、画像フォーマット変換部14は、機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを参照して画像データS0のフォーマットを変換する。
図2は機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを示す図である。図2に示すように、テーブルL1は、携帯端末装置3が携帯電話機である場合の機種毎に、画面サイズおよび表示可能色数が割り当てられている。そして、画像フォーマット変換部14は、テーブルL1を参照して、リクエストを行った機種の表示画面サイズに適合するように画像データS0のフォーマットを変換してフォーマット変換済みの画像データS1を生成する。なお、画像データS1は符号化される。
減色処理部15は、リクエストを行った携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数よりも少ない場合に、フォーマット変換済みの画像データS1から減色画像データR1を生成する。図3は減色処理部15の構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、減色処理部15は、画像入力部51と、復号化部52と、代表色選択部53と、処理部54と、符号化部55と、減色画像出力部56とを備える。
画像入力部51は、フォーマット変換済みの画像データS1の減色処理部15への入力を受け付ける。
復号化部52は、符号化されている画像データS1を復号化して生画像データS1′を生成する。
代表色選択部53は、色分布作成部61と、領域分割部62と、選択部63とを備える。
色分布作成部61は、生画像データS1′により表される画像(以下画像についても同様に参照符号S1′を用いる)の各画素の色の色分布を作成する。ここで、本実施形態においては、生画像データS1′はRGB各色8ビットの色数を有する。このため、生画像データS1′は、図4に示すようにRGB各色が0−255の値を有する色空間上において各画素の色が分布することとなる。本実施形態においては、色分布作成部61は、図5に示すようにRGB各軸の長さの比が人間の視覚特性に適合する3:4:2となるように色空間を変更し、変更した色空間(以下変更色空間とする)上において色分布を作成する。
領域分割部62は、変更色空間における色分布に基づいてメディアンカット法により変更色空間を所定数の領域に分割する。ここで、所定数とは、リクエストを行った携帯端末装置3が表示可能な色数である。本実施形態においては、リクエストを行った携帯端末装置3が表示可能な色数を256とする。
図6は本実施形態におけるメディアンカット法を説明するための図である。なお、ここでは説明のために画像がR,Gの2色からなるものとする。まず、図6(a)に示すように画像の各画素の色を変更したRG色空間にプロットして各画素の色分布を作成する。この状態において色空間のメディアン値を求め、メディアン値の位置において領域を分割する。なお、初期の段階においてはR軸よりもG軸の方が長いため、最長辺となるG軸に垂直に領域を分割するものとする。分割した状態を図6(b)に示す。これにより、2つの領域A1,A2が生成される。
ここで、領域A1,A2は最長辺は領域A2の方が長い。したがって、領域A2のメディアン値を通り最長辺であるG軸に垂直な境界を設定して、図6(c)に示すように領域A2を領域A21,A22に分割する。
次いで、領域A1,A21,A22について、最長辺が最大となるのは領域A1である。したがって、領域A1のメディアン値を通り最長辺であるR軸に垂直な境界を設定して、図6(d)に示すように領域A1を領域A11,A12に分割する。
そして、このような領域の分割を領域の数が256となるまで繰り返し、変更色空間を256の領域に分割する。
選択部63は、領域分割部62により分割された256の領域のメディアン値となる色を代表色として選択する。
ここで、RGB各軸の長さを変更することなくメディアンカット法により領域を分割した場合、上述した図22(a)〜(d)に示すように領域が分割される。
人間の視覚特性は、Gの色に対して最も感度が高く、以下R,Bと感度が低くなる。このため、RGB各軸の長さを変更することなくメディアンカット法により領域を分割した場合、図22(c)に示すように分割された領域は、人間の視覚特性で見ると図7に示すものとなっている。図7に示すように、従来のメディアンカット法により領域を分割した場合、視覚的な隔たりが大きい色同士(例えば領域A11の色P1,P2)が減色画像を生成する際に同じ色に割り当てられてしまう。
本実施形態によれば、図6(c)に示すように図22(c)と同じ分割数であっても、色P1,P2は別個の領域A22,A21にそれぞれ含まれることとなるため、後述するように減色画像を生成する際にそれぞれ別個の色が割り当てられることとなる。
処理部54は、代表色選択部が選択した256の代表色をRGB色空間にプロットし、下記の式(1)に示すように生画像S1′の各画素の色とすべての代表色との間の距離Dを算出し、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けることにより減色画像を表す減色生画像データR0を生成する。
D=√((r−Rn)2+(g−Gn)2+(b−Bn)2) (1)
但し,r,g,bは各画素の色、Rn,Gn,Bnは代表色
ここで、本実施形態においては、生画像データS1′はRGB各色8ビットの色数を有するため、生画像データS1′は、図4に示すようにRGB各色が0−255の値を有する色空間上において各画素の色が分布することとなるが、処理部54は、図8に示すようにRGB各軸の長さの比が√2:√3:1となるように色空間を変更し、変更した色空間(以下変更色空間とする)上において色の割り付けを行う。
図9は本実施形態における色の割り付けを説明するための図である。なお、ここでは説明のために画像がR,Gの2色からなるものとし、図6(c)に示すようにRG色空間を3つの領域に分割した状態において代表色が選択されたものとして説明する。図9に示すように、代表色RG1,RG2,RG3は各領域A1,A21,A22のメディアン値となる色である。なお、図9において領域A1,A21,A22の境界を破線で示す。本実施形態においては、生画像S1′の各画素の色とすべての代表色との間の距離を算出し、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けている。このため、代表色RG1,RG2,RG3の垂直二等分線(図9の実線)を設定し、垂直二等分線により分割された領域A101,A102,A103内の画素の色が各領域A101,A102,A103に含まれる代表色RG1,RG2,RG3にそれぞれ割り当てられることとなる。
図10は人間の視覚特性で見た従来の色の割り付けを説明するための図である。なお、ここでは図6(c)と対応づけて図22(c)に示すようにRG色空間を3つの領域A2,A11,A12に分割した状態において代表色が選択されたものとして説明する。図10に示すように、代表色RG1′,RG2′,RG3′は各領域A2,A11,A12のメディアン値となる色である。なお、図10において領域A2,A11,A12の境界を破線で示す。本実施形態においては、生画像S1′の各画素の色とすべての代表色との間の距離を算出し、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けているため、代表色RG1′,RG2′,RG3′の垂直二等分線(図10の実線)を設定し、垂直二等分線により分割された領域A101′,A102′,A103′内の画素の色が各領域A101′,A102′,A103′に含まれる代表色RG1′,RG2′,RG3′に割り当てられることとなる。
図9においては、画素P1,P2はそれぞれ領域A103,A102に属するため、それぞれ代表色RG3,RG2に割り当てられる。一方、図10においては、画素P1,P2は同じ領域A102′に属するため、それぞれ代表色RG2′に割り当てられる。
このように、従来の色の割り当てでは、視覚的な隔たりが大きい色同士が同じ代表色に割り当てられてしまうが、本実施形態においては、視覚的な隔たりが大きい色は別の代表色に割り当てられることとなる。
符号化部55は、減色生画像データR0を符号化して減色画像データR1を生成する。なお、減色画像データR1のファイルフォーマットとしては、gifやpngを用いることができるが、これに限定されるものではない。
減色画像出力部56は、符号化部55が生成した減色画像データR1を画像出力部16に出力する。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図11は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。携帯端末装置3が送信した画像配信のリクエストをリクエスト受信部12が受信すると処理が開始され、機種判別部13がリクエストに含まれる機種情報に基づいて、携帯端末装置3の機種を判別する(ステップS1)。続いて、画像フォーマット変換部14が、リクエストに含まれるファイル名を有する画像データS0を画像蓄積部11から読み出し(ステップS2)、テーブルL1を参照してリクエストを行った携帯端末装置3の機種に適合するように、画像データS0のフォーマットを変換してフォーマット変換済みの画像データS1を取得する(ステップS3)。
次いで、減色処理部15が、リクエストを行った携帯端末装置3の表示可能色数が画像データS0の色数よりも少ないか否かを判定し(ステップS4)、ステップS4が肯定されると、画像データS1に対して減色処理を行う(ステップS5)。
図12は減色処理のフローチャートである。まず、画像入力部51が画像データS1の入力を受け付け(ステップS11)、復号化部52が画像データS1を復号化して生画像データS1′を取得する(ステップS12)。続いて、代表色選択部53の色分布作成部61が、RGB各軸の長さの比が3:4:2となるように色空間を変更し、変更色空間上において生画像データS1′の色分布を作成する(ステップS13)。そして、領域分割部62がメディアンカット法により変更色空間を所定数となるまで分割し(ステップS14)、選択部63が代表色を選択する(ステップS15)。
次いで、処理部54が、RGB各軸の長さの比が√2:√3:1となるように色空間を変更し、変更色空間上において各画素の色を代表色に割り付けることにより減色生画像データR0を生成し(ステップS16)、符号化部55が減色生画像データR0を符号化して減色画像データR1を生成し(ステップS17)、さらに減色画像出力部56が減色画像データR1を出力して(ステップS18)、減色処理を終了する。
図11に戻り、ステップS4が否定された場合およびステップS5の減色処理が終了すると、画像出力部16が減色画像データR1または画像データS1をリクエストを行った携帯端末装置3に送信し(ステップS6)、処理を終了する。
携帯端末装置3においては、減色画像データR1または画像データS1が受信される。ここで、携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数以上である場合には画像データS1が送信される。一方、携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数よりも少ない場合には減色画像データR1が送信され、減色画像データR1が表示される。
このように本実施形態においては、RGB各軸の長さの比が人間の視覚特性に適合する3:4:2となるように色空間を変更し、変更色空間上において色分布を作成してメディアンカット法により代表色を選択するようにしたものである。ここで、色空間がRGB色空間である場合において、基準色の軸の長さをG>R>Bとすることにより、メディアンカット法により分割される軸の方向が、G,R,Bの順で選ばれやすくなる。これにより、領域の分割数がG,R,の順で多くなり、その結果、各代表色はその色成分がG,R,の順でより細かく分割されたものとなる。ここで、人間の視覚特性は、Gが最も感度が高く、以下R,Bの順で感度が低くなるため、感度が高い色ほど分割数を大きくした方が、減色画像を作成した際に、より自然な見え方とすることができる。したがって、本実施形態によれば、人間の視覚特性に適した減色画像を生成することが可能な代表色を選択することができる。
また、各画素の色を代表色に割り当てる際に、RGB各軸の長さの比が人間の視覚特性に適合する√2:√3:1となるように色空間を変更し、変更色空間上において色の割り付けを行うようにしたものである。ここで、人間の視覚特性は、Gが最も感度が高く、以下R,Bの順で感度が低くなる。このため、Gの色とBの色とでは、値の差がわずかな場合には、Gの方が色の違いを視認することができる。本実施形態においては、変更色空間において、RGB軸の長さをG,R,Bの順で長くしているため、色空間の特性を人間の視覚特性により適合したものとすることができる。したがって、変更色空間において各画素の色とすべての代表色との画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い代表色を減色画像の対応する画素に割り付けることにより、生成された減色画像を自然な見え方とすることができる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図13は本発明の第2の実施形態による減色画像生成装置およびメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図である。図13に示すように、第2の実施形態によるメールシステムは、メール中継サーバ101を備え、画像を撮影可能なカメラ付きの携帯電話機、PHS、PDA等の携帯端末装置3から送信された、画像が添付された電子メールをメール中継サーバ101において中継して、電子メールの送信先に送信するものである。
図13に示すように、メール中継サーバ101は、メール受信部111と、画像分離部112と、機種判別部113と、画像蓄積部114と、減色処理部115と、画像添付部116と、URL添付部117と、メール送信部118と、リクエスト受信部119と、画像読み出し部120と、画像送信部121とを備える。
メール受信部111は、ある携帯端末装置3が送信した画像を表す画像データS0が添付された電子メールE0を受信する。
画像分離部112は、電子メールE0から画像データS0を分離して、電子メールE0の画像データS0以外の情報からなるメール本体E1を生成する。なお、メール本体E1はメール本文と送信者のメールアドレス、送信先のメールアドレス等の各種情報を含むヘッダとからなる。画像分離部112はメール本体E1および画像データS0を機種判別部113に入力する。
機種判別部113は、メール本体E1のヘッダに含まれる送信先の携帯端末装置3のメールアドレスに基づいて、メールアドレスと機種とを対応づけたデータベース113Aを参照して、送信先の携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数よりも少ないか否かを判定する。また、送信先の携帯端末装置3が、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能なものであるか否かも判定する。
ここで、機種判別部113の判定結果は下記に示すものとなる。
(1)送信先の携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数以上であり、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である。
(2)送信先の携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数より少なく、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である。
(3)送信先の携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数以上であり、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能でない。
(4)送信先の携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数より少なく、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能でない。
上記(1)のように判定された場合、機種判別部113は減色処理部115に処理を行わせることなく画像データS0を画像添付部116に入力する。また、画像分離部112はメール本体E1を画像添付部116に入力する。
上記(2)のように判定された場合、機種判別部113は画像データS0を減色処理部115に入力し、減色処理部115に処理を行わせる。また、画像分離部112はメール本体E1を画像添付部116に入力する。
上記(3)のように判定された場合、機種判別部113は減色処理部115に処理を行わせることなく画像データS0を画像蓄積部114に入力する。また、画像分離部112はメール本体E1をURL添付部117に入力する。
上記(4)のように判定された場合、機種判別部113は画像データS0を減色処理部115に入力し、減色処理部115に処理を行わせる。また、画像分離部112はメール本体E1をURL添付部117に入力する。
画像蓄積部114は、画像データS0および減色処理部115が生成した減色画像データR1を蓄積する。
減色処理部115は、送信先の携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数より少ない場合に、画像データS0から減色画像データR1を生成する。なお、減色処理部115は、上記第1の実施形態における画像配信サーバ1の減色処理部15と同一の構成を有し、かつ同一の処理を行うため、ここでは詳細な説明は省略する。
画像添付部116は、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である場合に、メール本体E1に画像データS0または減色画像データR1を添付して画像が添付された電子メールE2を生成する。なお、画像添付部116は、画像データS0のフォーマットの変換も行う。
URL添付部117は、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能でない場合に、メール本体E1に画像データS0または減色画像データR1の画像蓄積部114における蓄積場所のURLを添付してURLが添付された電子メールE3を生成する。
メール送信部118は、電子メールE2または電子メールE3を送信先の携帯端末装置3に携帯電話通信網を介して送信する。
リクエスト受信部119は、URLが添付された電子メールE3を受信した携帯端末装置3による画像のダウンロードのリクエストを受信する。なお、携帯端末装置3による画像配信のリクエストには、画像データS0または減色画像データR1の蓄積先のURLが含まれる。
画像読み出し部120は、リクエスト受信部119が受信したリクエストに含まれるURLを参照して、画像データS0または減色画像データR1を画像蓄積部114から読み出す。
画像送信部121は、画像読み出し部120が読み出した画像データS0または減色画像データR1を、リクエストを行った携帯端末装置3に携帯電話通信網を介して送信する。
次いで、第2の実施形態において行われる処理について説明する。図14は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。ある携帯端末装置3が送信した画像データS0が添付された電子メールE0をメール受信部111が受信すると処理が開始され、画像分離部112が電子メールE0から画像データS0を分離する(ステップS101)。次いで、機種判別部113がメール本体E1のヘッダに含まれる送信先携帯端末装置3のメールアドレスに基づいてデータベース113Aを参照して、送信先の携帯端末装置3が上記(1)〜(4)のいずれに該当するかを判定する(ステップS102)。
(1)に該当する場合、図15に示すフローチャートに進み、機種判別部113が画像データS0を、画像分離部112がメール本体E1をそれぞれ画像添付部116に入力する(ステップS103)。画像添付部116は、画像データS0をメール本体E1に添付して画像が添付された電子メールE2を生成し(ステップS104)、メール送信部118が電子メールE2を送信先の携帯端末装置3に送信し(ステップS105)、処理を終了する。
電子メールE2を受信した携帯端末装置3においては、電子メールE2に添付された画像データS0が表示される。
一方、(2)に該当する場合、図16に示すフローチャートに進み、機種判別部113が画像データS0を減色処理部115に入力し、画像分離部112がメール本体E1を画像添付部116に入力する(ステップS106)。減色処理部115は、画像データS0に対して減色処理を行う(ステップS107)。なお、減色処理は、上記第1の実施形態と同様に行う。すなわち、RGB各軸の長さの比が3:4:2となるように色空間を変更し、変更色空間上において色分布を作成して代表色を選択し、さらにRGB各軸の長さの比が√2:√3:1となるように色空間を変更し、変更色空間上において色の割り付けを行って減色画像データR1を生成する。
ステップS107に続き、画像添付部116は、減色画像データR1をメール本体E1に添付して画像が添付された電子メールE2を生成し(ステップS108)、メール送信部118が電子メールE2を送信先の携帯端末装置3に送信し(ステップS109)、処理を終了する。
電子メールE2を受信した携帯端末装置3においては減色画像データR1が表示される。
(3)に該当する場合、図17に示すフローチャートに進み、機種判別部113が画像データS0を画像蓄積部114に入力し、画像分離部112がメール本体E1をURL添付部117に入力する(ステップS110)。画像蓄積部114は画像データS0を蓄積する(ステップS111)。URL添付部117は、画像データS0の蓄積先のURLをメール本体E1に添付してURLが添付された電子メールE3を生成し(ステップS112)、メール送信部118が電子メールE3を送信先の携帯端末装置3に送信し(ステップS113)、処理を終了する。
(4)に該当する場合、図18に示すフローチャートに進み、機種判別部113が画像データS0を減色処理部115に入力し、画像分離部112がメール本体E1をURL添付部117に入力する(ステップS114)。減色処理部115は、画像データS0に対して減色処理を行う(ステップS115)。画像蓄積部114は減色画像データR1を蓄積する(ステップS116)。URL添付部117は、減色画像データR1の蓄積先のURLをメール本体E1に添付してURLが添付された電子メールE3を生成し(ステップS117)、メール送信部118が電子メールE3を送信先の携帯端末装置3に送信し(ステップS118)、処理を終了する。
上記(3)および(4)の場合において、電子メールE3を受信した携帯端末装置3は、画像データS0または減色画像データR1のダウンロードのリクエストをメール中継サーバ101に対して行う。
図19はリクエストが行われた際にメール中継サーバ101において行われる処理を示すフローチャートである。リクエスト受信部119がダウンロードのリクエストを受信すると処理が開始され、画像読み出し部120がリクエストに含まれるURLを参照して画像蓄積部114から画像データS0または減色画像データR1を読み出す(ステップS141)。そして、画像送信部121が画像データS0または減色画像データR1をリクエストを行った携帯端末装置3に送信し(ステップS142)、処理を終了する。
携帯端末装置3においては、減色画像データR1または画像データS0が受信される。ここで、携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数以上である場合には画像データS0が送信され、画像データS0により表される画像が表示される。一方、携帯端末装置3が表示可能な色数が画像データS0の色数よりも少ない場合には減色画像データR1が送信され、減色画像データR1により表される減色画像が表示される。
なお、上記第2の実施形態において、画像分離部112において画像データS0が添付された電子メールE0を一時的に保管しておき、機種判別部113が上記(1)のように判定した場合には、画像データS0が添付された電子メールE0をそのままメール送信部118から送信先の携帯端末装置3に送信してもよい。
また、上記第2の実施形態においては、メール中継サーバ101を、送信先の携帯端末装置3が、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能であるか否かに拘わらず電子メールを中継するものとしているが、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である場合に特化したものとなるようにメール中継サーバ101を構成することも可能である。このように構成したメール中継サーバ(101Aとする)を第3の実施形態として図20に示す。図20に示すメール中継サーバ101Aは、図13に示すメール中継サーバ101と比較して、画像蓄積部114、URL添付部117、リクエスト受信部119、画像読み出し部120および画像送信部121が除かれたものとなる。
逆に、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信できない場合に特化したものとなるようにメール中継サーバ101を構成することも可能である。このように構成したメール中継サーバ(101Bとする)を第4の実施形態として図21に示す。図21に示すメール中継サーバ101Bは、図13に示すメール中継サーバ101と比較して、画像添付部116が除かれたものとなる。
なお、上記第1から第4の実施形態において、携帯端末装置3には表示可能な画像データのファイルサイズの制限があるため、携帯端末装置3に減色画像データR1を送信する際にこのようなファイルサイズの制限を考慮しないと、減色画像データR1を送信しても、携帯端末装置3においては減色画像を表示できない場合がある。
このため、リクエストを行った携帯端末装置3の機種または送信先の携帯端末装置3の機種に応じたファイルサイズとなるように減色画像データR1を生成することにより、減色画像データR1を送信したにも拘わらず、携帯端末装置3において減色画像を表示できないということがなくなる。
また、上記第1の実施形態における減色処理部15および上記第2から第4の実施形態における減色処理部115を、画像を減色画像に変換する減色画像生成装置として単独で用いてもよい。この場合、携帯端末装置3の機種とは関係なく、画像データS0を減色画像データR1に変換することもできる。
また、上記第1から第4の実施形態において、代表色を選択する際に、RGB各軸の長さの比が3:4:2となるように色空間を変更しているが、人間の視覚特性に対応していれば、RGB各軸の長さの比をどのような比率としてもよい。
また、上記第1から第4の実施形態において、色の割り付けを行う際に、RGB各軸の長さの比が√2:√3:1となるように色空間を変更しているが、人間の視覚特性に対応していれば、RGB各軸の長さの比をどのような比率としてもよい。
また、上記第1から第4の実施形態においては、代表色として各領域のメディアン値となる色を用いているが、平均値、重心値等となる色を用いてもよい。
本発明の第1の実施形態による減色画像生成装置および画像配信装置を適用した画像配信システムの構成を示す概略ブロック図 機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを示す図 減色処理部の詳細な構成を示す概略ブロック図 RGB各色が0−255の値を有する色空間を示す図 RGB各軸の長さの比が3:4:2となるように変更した色空間を示す図 本実施形態におけるメディアンカット法を説明するための図 人間の視覚特性で見た従来のメディアンカット法により分割された色空間を示す図 RGB各軸の長さの比が√2:√3:1となるように変更した色空間を示す図 本実施形態における色の割り付けを説明するための図 人間の視覚特性で見た従来の色の割り付けを説明するための図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 減色処理のフローチャート 本発明の第2の実施形態によるメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その1) 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その2) 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その3) 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その4) 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート(その5) リクエストが行われた際にメール中継サーバにおいて行われる処理を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態によるメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図 本発明の第4の実施形態によるメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図 従来のメディアンカット法を説明するための図
符号の説明
1 画像配信サーバ
2 パソコン
3 携帯端末装置
11 画像蓄積部
12 リクエスト受信部
13 機種判別部
14 画像フォーマット変換部
15 減色処理部
16 画像出力部
51 画像入力部
52 復号化部
53 代表色選択部
54 処理部
55 符号化部
56 減色画像出力部
61 色分布作成部
62 領域分割部
63 選択部
101,101A,101B メール中継サーバ
111 メール受信部
112 画像分離部
113 機種判別部
114 画像蓄積部
115 減色処理部
116 画像添付部
117 URL添付部
118 メール送信部
119 リクエスト受信部
120 画像読み出し部
121 画像送信部

Claims (5)

  1. RGBの各色からなる画像の各画素の色を、該各画素の色から選択した所定数の代表色に割り付けて前記所定数の色からなる減色画像を生成する減色画像生成装置において、
    前記画像の色空間であるRGB色空間における各基準色の軸の長さの比率人間の視覚特性に適合するR:G:B=3:4:2に変更した第1の変更色空間において、前記各画素の色の色分布を作成する色分布作成手段と、
    該色分布に基づいてメディアンカット法により前記変更色空間を前記所定数の領域に分割する領域分割手段と、
    該分割された各領域の代表色を選択する選択手段と、
    前記RGB色空間における各基準色の軸の長さの比率を、前記第1の変更色空間とは異なるように、人間の視覚特性に適合するR:G:B=√2:√3:1に変更した第2の変更色空間において、前記各画素の色とすべての前記代表色との前記画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い前記代表色を前記減色画像の対応する画素に割り付けることにより前記減色画像を生成する画像生成手段とを備えたことを特徴とする減色画像生成装置。
  2. 画像の送信を要求した送信要求端末装置に、該要求された画像を送信する画像配信装置において、
    前記送信要求端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
    請求項記載の減色画像生成装置とを備え、
    前記送信要求端末装置の機種の表示可能色数が前記画像の色数よりも少ない場合に、前記要求された画像から減色画像を生成し、該減色画像を前記画像に代えて前記送信要求端末装置に送信することを特徴とする画像配信装置。
  3. 画像が添付された電子メールを該電子メールの送信先である送信先端末装置に送信するメール中継装置において、
    前記送信先端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
    請求項記載の減色画像生成装置とを備え、
    前記送信先端末装置の機種の表示可能色数が前記画像の色数よりも少ない場合に、前記添付された画像から減色画像を生成し、該減色画像を前記画像に代えて前記送信先端末装置に送信することを特徴とするメール中継装置。
  4. RGBの各色からなる画像の各画素の色を、該各画素の色から選択した所定数の代表色に割り付けて前記所定数の色からなる減色画像を生成する減色画像生成方法において、
    前記画像の色空間であるRGB色空間における各基準色の軸の長さの比率人間の視覚特性に適合するR:G:B=3:4:2に変更した第1の変更色空間において、前記各画素の色の色分布を作成し、
    該色分布に基づいてメディアンカット法により前記変更色空間を前記所定数の領域に分割し、
    該分割された各領域の代表色を選択し、
    前記RGB色空間における各基準色の軸の長さの比率を、前記第1の変更色空間とは異なるように、人間の視覚特性に適合するR:G:B=√2:√3:1に変更した第2の変更色空間において、前記各画素の色とすべての前記代表色との前記画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い前記代表色を前記減色画像の対応する画素に割り付けることにより前記減色画像を生成することを特徴とする減色画像生成方法。
  5. RGBの各色からなる画像の各画素の色を、該各画素の色から選択した所定数の代表色に割り付けて前記所定数の色からなる減色画像を生成する減色画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記画像の色空間であるRGB色空間における各基準色の軸の長さの比率人間の視覚特性に適合するR:G:B=3:4:2に変更した第1の変更色空間において、前記各画素の色の色分布を作成する手順と、
    該色分布に基づいてメディアンカット法により前記変更色空間を前記所定数の領域に分割する手順と、
    該分割された各領域の代表色を選択する手順と、
    前記RGB色空間における各基準色の軸の長さの比率を、前記第1の変更色空間とは異なるように、人間の視覚特性に適合するR:G:B=√2:√3:1に変更した第2の変更色空間において、前記各画素の色とすべての前記代表色との前記画像の色空間における距離を算出し、最も距離が短い前記代表色を前記減色画像の対応する画素に割り付けることにより前記減色画像を生成する手順を有することを特徴とするプログラム。
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