JP4309317B2 - パスの状態に追従する遅延プロファイル生成方法とパスサーチ装置 - Google Patents

パスの状態に追従する遅延プロファイル生成方法とパスサーチ装置 Download PDF

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Description

本発明は、スペクトラム拡散通信方式におけるパスサーチ装置及び方法に関し、特に、パスの状態に追従する装置と遅延プロファイル生成方法に関する。
図9は、スペクトラム拡散通信方式における従来のサーチャー部91の構成の典型的な構成の一例を示したものである。図9を参照すると、このサーチャー部91は、セル範囲全体(セル半径全体)の遅延プロファイル生成部93と、パス周辺の遅延プロファイル生成部94と、パス検出処理部95、96と、ウィンドウ割り当て部97と、を備えている。
セル半径全体の遅延プロファイル生成部93は、相関値計算部28と、同相加算部29と、電力加算部92と、を備えている。また、パス周辺の遅延プロファイル生成部94は、相関値計算部28と、同相加算部29と、電力加算部92と、を備えている。
相関値計算部28と28は、いずれも、受信信号のパイロット部を少しずつずらしながら既知のパイロット信号との相関を取り、I相とQ相からなるベクトル量である相関値をそれぞれ同相加算部29と29に出力する。
同相加算部29と29は、いずれも、相関値をI相とQ相を独立に所定の加算回数回だけ加算し、加算結果をそれぞれ電力加算部92と92に出力する。
電力加算部92と92は、同相加算部29と29がそれぞれ加算したベクトル量である相関値の自乗和を取り、スカラー量である相関電力値に変換した後、所定の回数電力加算処理を行った後、遅延プロファイルの出力処理をそれぞれ行う。
パス検出処理部95と96は、遅延プロファイル生成部93と94がそれぞれ生成した遅延プロファイルに基づき、パスの検出処理と更新処理を行う。セル半径全体のパスを検出するパス検出処理部95では、得られたパス情報をウィンドウ割り当て部97に通知し、狭い範囲のパスを検出するパス検出処理部96では、得られたパス情報をフィンガー部90へ通知する。
ウィンドウ割り当て部97は、パス検出処理部95が検出したパスの情報に基づき、次回のサーチを行うサーチ範囲の更新を行い、その情報(更新したサーチ範囲)を、遅延プロファイル生成部93と94の相関値計算部28と28に通知する。
なお、サーチャー部で有効パスを検出した場合、次のパスサーチにあたっては、検出した有効パス周辺にサーチ範囲を設定し直す上記構成として、例えば後記特許文献1の記載が参照される。マルチパスの遅延プロファイル上で有効なパスを検出し、受信信号中の拡散符号との同期タイミングをサーチするサーチャ部と、前記検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、逆拡散後の信号を合成するフィンガー部と、合成後の信号を復号し同期判定を行う信号処理部を備え、サーチャー部は同期判定の結果が同期外れを示すとき、サーチ範囲を拡幅する構成とされる。また、後記特許文献2には、遅延プロファイルの電力について所定閾値を超えるもののうち最先及び最遅延の各領域を抽出し、最先及び最遅延の領域に囲まれる部分にサーチウィンドウを設定するサーチウィンドウ制御方法が提案されている。
特開2003−283377号公報 特開2004−80298号公報
ところで、従来のセル範囲全体をサーチする処理は、パスの状態が変化しても、あらかじめ決められた回数だけ電力加算を行うため、所定の回数の電力加算終了までは、サーチウィンドウが更新されない。このためにパスを見失う場合がある。
より詳細には、図9を参照して説明したサーチャー部91における遅延プロファイル生成部93においては、電力加算部92で行われる電力加算の回数が固定のため、複数のセクタからの信号を受信した場合や、サーチ範囲が広がり遅延プロファイルの生成に時間がかかるような場合に、パスの状態の変化にサーチウィンドウが追従できず、パスを見失うことがあるということである。そして、電力加算回数が固定のため、様々な伝搬環境下で最適な電力加算回数を提供できない。
したがって、本発明の主たる目的は、パスの状態に追従した、最適な電力加算回数を実現する装置及び方法を提供することにある。
本明細書で開示される発明は、上記目的を達成するため、概略以下の通りとされる。
本発明は、セル範囲全体をサーチする処理において、遅延プロファイル生成中にパスを見失ったと判断された場合には、電力加算処理継続判定部が電力加算部を制御し、電力加算処理を中断して、遅延プロファイルを出力させることにより、速やかにサーチウィンドウの更新を行う構成とされている。
本発明の1つの側面(アスペクト)に係る装置は、受信信号からセル範囲全体の遅延プロファイルを作成する第1の遅延プロファイル生成部と、前記受信信号からパス周辺の遅延プロファイルを作成する第2の遅延プロファイル生成部と、前記第1の遅延プロファイル生成部より出力される遅延プロファイルを受け、前記遅延プロファイルから有効パスが検出された場合、前記第1及び第2の遅延プロファイル生成部に対して前記検出した有効パス周辺にサーチ範囲を設定する手段と、前記第1の遅延プロファイル生成部において遅延プロファイル生成のための電力加算処理中に、パス非検出と判定した場合に、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算を中断して遅延プロファイルを出力させ、前記遅延プロファイルに基づき前記サーチ範囲の更新を行うように制御する制御手段と、を備えている。
本発明に係る装置において、前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号し同期判定を行うフィンガー部から、前記パスサーチ装置に供給される同期情報を、前記制御手段が受け取り、前記制御手段は、受け取った前記同期情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算回数を可変に設定する。
本発明に係る装置において、前記制御手段は、前記同期情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を継続するか、または中断させるかを決定し、パスを見失ったと判断された場合に、次回以降の電力加算処理を中断して遅延プロファイルを出力し、パスを見失っていない場合には、電力加算処理を継続するように制御する構成としてもよい。本発明において、前記フィンガー部から通知される同期情報は、好ましくは、受信SIR情報と、同期判定結果信号よりなる。
本発明の別の側面に係る装置において、前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号して同期判定を行うフィンガー部に対して通知する情報を、前記制御手段が受け取り、前記制御手段は、受け取った前記情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算回数を可変に設定する構成としてもよい。
本発明の別の側面に係る受信装置は、上記した本発明に係るパスサーチ装置と、前記検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、逆拡散後の信号を合成し、同期判定を行うフィンガー部を備え、前記制御手段は、前記フィンガー部がサーチャー装置に通知する同期情報に基づき、セル範囲全体の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を継続するか、または中断させるかを決定し、パスを見失ったと判断された場合に、次回以降の電力加算処理を中断して遅延プロファイルを出力し、パスを見失っていない場合には、電力加算処理を継続するように制御する。前記制御手段は、前記パスサーチ装置が、前記フィンガー部に通知するパスの情報に基づき、パスを見失ったと判断した場合には、電力加算処理を中断するように制御し、そうでない場合には、電力加算処理を継続するように制御する構成としてもよい。
本発明の別の側面に係る方法は、受信信号からセル範囲全体の遅延プロファイルを作成する第1の遅延プロファイル生成部と、前記受信信号からパス周辺の遅延プロファイルを作成する第2の遅延プロファイル生成部と、を有し、前記第1の遅延プロファイル生成部より出力される遅延プロファイルを受け、前記遅延プロファイルから有効パスが検出された場合、前記第1及び第2の遅延プロファイル生成部に対して、前記検出した有効パス周辺にサーチ範囲を設定するパスサーチャー部での遅延プロファイル作成方法であって、
前記第1の遅延プロファイル生成部で遅延プロファイル生成のための電力加算処理中に、パス非検出と判定した場合に、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算を中断させて遅延プロファイルを出力させ、前記出力遅延プロファイルに基づき前記サーチ範囲の更新を行うように制御する工程と、を含む。

本発明によれば、フィンガー部から通知される同期情報を基に電力加算回数を制御しているので、パスを見失った場合に速やかに遅延プロファイルを出力し、サーチウィンドウの更新を行うことによって通信品質を向上することができる。
また、本発明によれば、同期情報に従って、電力加算回数を適応的に変化させているので、パラメータを変化させること無く様々な伝搬環境に対応できる。
また、本発明によれば、劣悪な伝搬環境により、低受信SIRでパスが捕捉出来なく、端末が送信電力を上昇させているような場合に、本発明では電力加算回数が少なくなる為、速やかに同期を確立できる。
さらに、本発明によれば、狭いサーチにより短い周期でフィンガー部へ通知されるパス情報を基に、フィンガー部が通知してくる同期情報を用いて、広いサーチの電力加算回数を制御しているため、パスを見失った場合に、速やかに広いサーチのサーチウィンドウを制御することができる。

あるいは、本発明の別の側面によれば、フィンガー部から通知される情報を用いずに、サーチャー部のみで電力加算処理の中断制御を行う構成とすることで、パスの状態に速やかに追従することができる。
本発明を実施するための最良の形態について説明する。本発明において、パスタイミングを検出するためのスペクトラム拡散通信方式におけるパスサーチ装置は、セル半径全体を、荒い分解能で、広くサーチする機能と、検出したパスの周辺の狭い範囲のみを細かな分解能でサーチする機能を具備している。セル範囲全体をサーチする処理において、遅延プロファイル生成中にパスを見失ったと判断された場合には、電力加算処理継続判定部が電力加算部を制御し、電力加算処理を中断して、遅延プロファイルを出力させることにより、速やかにサーチウィンドウの更新を行う。
図1は、セル半径全体(セル範囲全体)をサーチする処理で検出したパスと、セル半径全体をサーチする処理、及び、検出したパスの周辺のみをサーチする処理のサーチ範囲(サーチウィンドウ)の関係を示したものである。
図1に示すように、セル半径全体をサーチする処理で検出したパスを用いてセル半径全体をサーチする処理、及び、検出したパスの周辺のみをサーチする処理のサーチ範囲を決定する。
セル半径全体をサーチする処理は、検出したパス周辺のみをサーチする処理と比較して、広い範囲をサーチするため遅延プロファイル生成終了までに長い時間を必要とする。このため、短い周期でパスの位置が変動するような環境下で、パスの変動に追従して各サーチ処理のサーチ範囲を制御することができずにパスを見失ってしまうことがある。
本発明は、CDMA受信装置のパスサーチにおけるセル半径全体を広くサーチする処理の遅延プロファイル生成処理過程において、パスを見失ったと判断された場合には、電力加算処理を中断し、その時点での遅延プロファイルを用いて、パス検出、及びサーチ範囲の更新を行い、そうでない場合には、電力加算処理を継続する。
図2は、本発明によるCDMA受信装置のサーチャー部の構成の一例を示す図である。図2に示すように、電力加算処理継続判定部211は、サーチャー部21が短い周期でフィンガー部22に通知するパス情報2gを基に、フィンガー部22がサーチャー部21に通知する同期情報、すなわち、受信SIR2h、及び、同期判定結果2iを利用し、電力加算部210に対し、セル半径全体をサーチする処理の電力加算処理を継続するか、または中断させる制御情報2iを通知する。本発明によれば、パスを見失ったと判断された場合に、次回以降の電力加算処理を中断し、遅延プロファイルを出力するので、遅延プロファイル生成中にパスを見失った場合に、速やかにサーチウィンドウを更新することができ、パスを見失っていない場合には、電力加算処理を継続することができる。以下実施例に即して説明する。
図3は、本発明の一実施例のCDMA(Code Division Multiple Acess)受信装置の構成を示す図である。図4は、本発明で扱うW−CDMA受信装置の受信データのフレーム構成を示したものである。
図3において、サーチャー部21は、受信信号2aのパイロット(pilot)部と既知のパイロット信号を少しずつずらしながら相関レベルを求め、ピークタイミングの検出処理を行い、検出した受信タイミング2gをフィンガー部22へ通知する。
図3に示すように、フィンガー部22は、逆拡散部31と、SIR(Signal to Interference signal power Ratio)推定部32と、RAKE合成部33と、RAKE合成後のSIR推定部34と、復号部35と、同期判定部36を備えている。以下、各部について説明する。
逆拡散部31は、受信信号2aを、サーチャー部21が通知した受信タイミングにおいて拡散コードとスクランブリングコードを乗算したコードを用いて逆拡散を行い、シンボルレートのデータ3aを抽出する。
SIR推定部32は、逆拡散部31からデータを受け取り、逆拡散後のパイロット部に対して、既知のパイロット信号の複素共役(complex comjugate)の信号を乗算し、各受信タイミングにおけるチャネル推定ベクトルを求めると共に、得られたチャネル推定ベクトルから、各受信タイミングにおけるSIRを推定し、これらの情報3bを、RAKE合成部33に通知する。
RAKE合成部33は、逆拡散後の受信データ3aに対して、SIR推定部32が求めたチャネル推定ベクトルの複素共役の信号を乗算して補正を行った後に、受信タイミング毎のSIRに従って、重み付け合成を行い、RAKE合成したデータ3cを、RAKE合成後のSIR推定部34及び復号部35に通知する。
RAKE合成後のSIR推定部34は、RAKE合成したデータ3cを用いて、RAKE合成後のSIRを推定し、その結果である受信SIR2hを、サーチャー部21及び同期判定部36に通知する。
復号部35は、RAKE合成したデータ3cの復号を行い、復号結果3dを同期判定部36に通知する。
同期判定部36は、RAKE合成後のSIR推定部34で得られた受信SIR2h及び復号部35で得られた復号結果3dを用いて同期判定を行うと共に、同期判定結果2iを、サーチャー部21へ通知する。
図2を参照すると、図3に示すサーチャー部21の詳細な構成が示されている。図2に示すように、サーチャー部21は、セル半径全体の遅延プロファイル生成部23と、パス周辺の遅延プロファイル生成部24と、パス検出処理部25、26と、ウィンドウ割り当て部27と、を備えている。以下、各部について説明する。
セル半径全体の遅延プロファイル生成部23は、相関値計算部28と、同相加算部29と、電力加算部210と、電力加算処理継続判定部211と、を備えている。
パス周辺の遅延プロファイル生成部24は、相関値計算部28と、同相加算部29と、電力加算部210と、を備えている。
図2において、相関値計算部28と28は、いずれも、受信信号2aのパイロット部を少しずつずらしながら既知のパイロット信号との相関を取り、I相とQ相からなるベクトル量である相関値2bを、同相加算部29と29に出力する。
同相加算部29と29は、相関値をI相とQ相を独立に所定の加算回数回だけ加算し、加算結果2cをそれぞれ、電力加算部210と210に出力する。
電力加算部210と210は、それぞれ、同相加算部29と29が加算したベクトル量である相関値の自乗和を取り、スカラー量である相関電力値に変換し、セル半径全体を広くサーチする処理の遅延プロファイル生成部23の電力加算部210の場合には、電力加算処理継続判定部211が通知した情報に基づき、電力加算処理または遅延プロファイル2dの出力処理を行う。一方、パス周辺の狭い範囲をサーチする処理の遅延プロファイル生成部24の電力加算部210の場合、所定の回数電力加算処理を行った後、遅延プロファイル2dの出力処理を行う。
電力加算処理継続判定部211は、あらかじめ規定された最低数の電力加算処理の終了後に、フィンガー部22から通知される同期情報(受信SIR2h及び同期状態2i)に基づき、パスを見失った(パス非検出)と判断した場合には、電力加算処理を中断するように、電力加算部210を制御し、そうでない場合には、電力加算部210が予め定められた規定回数(最大回数)まで電力加算処理を継続するように制御する。
パス検出処理部25、26は、遅延プロファイル生成部23、24がそれぞれ生成した遅延プロファイルに基づき、パスの検出処理と更新処理を行う。セル半径全体のパスを検出するパス検出処理部25では、得られたパス情報2eをウィンドウ割り当て部27に通知する。狭い範囲のパスを検出するパス検出処理部26では、得られたパス情報2gをフィンガー部22へ通知する。
ウィンドウ割り当て部27は、パス検出処理部25が検出したパスの情報2eに基づき、次回のサーチを行うサーチ範囲の更新を行い、その情報2fを、各遅延プロファイル生成部の相関値計算部28に通知する。
図5は、電力加算処理継続判定部211の動作を示す状態遷移図である。図5を参照して、本実施例の動作について説明する。
図5において、相関電力値が電力加算部210に与えられると、電力加算処理継続判定部211は、実行した電力加算回数のカウント処理(5a)を行う。
電力加算回数が規定された最低電力加算回数Xmin未満(5b)の場合、電力加算継続処理を行う。
電力加算回数がXmin以上であり、規定された最高電力加算回数Xmax未満の場合には、電力加算処理継続判定部211はフィンガー部から通知される同期情報により、パスの検出、非検出判定を行う。
フィンガー部22の同期判定が、
・同期確立、または、
・後方保護、かつ、受信SIRが規定されたレベルx1[dB]以上、または、
・前方保護、かつ受信SIRが規定されたレベルx2[dB]以上
の場合には、パス検出判定とし、これ以外の場合には、パス非検出判定とする。
パス検出判定(5c)の場合、電力加算部に対して電力加算継続処理制御を行い、パス非検出判定(5d)の場合、電力加算部に対し、遅延プロファイル出力処理制御を行う。
電力加算回数がXmax以上(5e)の場合に、電力加算処理を終了し、遅延プロファイル出力制御を行う。
遅延プロファイル出力後は、電力加算回数のカウンタの初期化処理(5f)を行い、電力加算処理開始準備(5g)を行う。
図6は、図2に示した本実施例のサーチャー部21の動作概要を示すフローチャートである。図6を参照して、図2に示した本実施例の動作を説明する。図6に示すように、相関値計算部28、28が求めた相関値を、同相加算部29、29が所定の回数同相加算する(ステップS1〜S2)。
実行した電力加算回数と、あらかじめ規定された最低電力加算回数及び最高電力加算回数と、フィンガー部22から通知される同期情報によって、電力加算部210における電力加算処理を継続または中断し、遅延プロファイルの出力を行う。(ステップS3〜S9)。
電力加算回数がXmin未満の場合(ステップS4)、電力加算部210で電力加算処理を行う(ステップS8)。
広いサーチのパス情報の場合(ステップS5のYES分岐)、電力加算部210での電力加算回数がXmaxよりも小の場合であって(ステップS6のYES分岐)、パス検出判定の場合(ステップS7のYES分岐)、電力加算処理を行う(ステップS8)。
広いサーチのパス情報でない場合(ステップS5のNo分岐)、電力加算回数がXmax以上の場合(ステップS6のNo分岐)、パス非検出判定の場合(ステップS7のNo分岐)、遅延プロファイルを出力する(ステップS9)。
生成された遅延プロファイルを基に、パスの検出処理を行い(ステップS10)、広いサーチのパス情報の場合(ステップS11のNo分岐)、ウィンドウ割当て部27は、該パス情報を用いたウィンドウ割り当て処理を行う(ステップS12)。なお、狭いサーチのパス情報の場合(ステップS11のYes分岐)、遅延プロファイルを基に、パス検出処理部26でパスの検出処理を行い、パス情報をフィンガー部22に出力する。
本実施例の作用効果について説明する。
フィンガー部22から通知される同期情報を基に電力加算回数を制御しているので、パスを見失った場合にも、速やかに遅延プロファイルを出力し、サーチウィンドウ(範囲)の更新を行うことによって通信品質を向上できる。
同期情報に従って電力加算回数を適応的に変化させているので、パラメータを変化させること無く様々な伝搬環境に対応できることである。
劣悪な伝搬環境により、低受信SIRでパスが捕捉出来なく、端末が送信電力を上昇させているような場合に、本発明では電力加算回数が少なくなる為、速やかに同期を確立できることができることである。
狭いサーチにより短い周期でフィンガー部へ通知されるパス情報を元に、フィンガー部が通知してくる同期情報を用いて広いサーチの電力加算回数を制御する為、パスを見失った場合に速やかに広いサーチのサーチウィンドウを制御することができることである。
本発明の他の実施例について説明する。図7は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。本発明の第2の実施例は、電力加算処理継続判定部の構成が前記実施例と相違している。他の構成は、前記実施例と同じである。図7を参照すると、本発明の第2の実施例において、電力加算処理継続判定部71は、パス検出処理部26’により比較的短い周期で更新されるパスの情報7aを利用して電力加算部210に対して電力加算継続制御情報2iを通知する。
図8は、本発明の第2の実施例の電力加算処理継続判定部71の状態遷移図を示したものである。図8において、相関電力値が電力加算部210に与えられると、電力加算処理継続判定部71は、実行した電力加算回数のカウント処理(8a)を行う。
電力加算回数が規定された最低電力加算回数Xmin未満の場合(8b)は電力加算継続処理を行う。
電力加算回数がXmin以上であり、規定された最大電力加算回数Xmax未満の場合は、電力加算処理継続判定部71は、パス検出処理部26’がフィンガー部22’に通知するパスの情報により、アクティブ(active)なパスが存在する場合(8c)は、電力加算部210に対し電力加算継続処理制御を行い、存在しない場合(8d)には、電力加算部210に対し、遅延プロファイル出力処理制御を行う。
電力加算処理継続判定部71は、電力加算部210での電力加算回数がXmax以上の場合(8e)は、電力加算部210における電力加算処理を終了し、遅延プロファイルを出力するように制御する。
遅延プロファイル出力後は電力加算回数のカウンタの初期化処理(8f)を行い、電力加算処理開始準備(8g)を行う。
本発明の第2の実施例によれば、フィンガー部から通知される情報を用いずに、サーチャー部のみで処理を行うことができ、パスの状態に速やかに追従することができる。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成に限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明のパス、広いサーチと狭いサーチのサーチウィンドウの関係を示す図である。 本発明の一実施例のサーチャー部の構成を示す図である。 本発明の一実施例のフィンガー部の構成を示す図である。 本発明で対象とする上り個別チャネルのフレームフォーマットを示す図である。 本発明の一実施例における電力加算処理継続判定部の状態遷移を示す図である。 本発明の一実施例におけるサーチャー部の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例のサーチャー部の構成を示す図である。 本発明の他の実施例における電力加算処理継続判定部の状態遷移を示す図である。 従来の典型的なサーチャー部の構成の一例を示す図である。
符号の説明
2a 受信信号
2c 加算結果
2d 遅延プロファイル
2e パス情報
2f 情報
2g パス情報2
2h 受信SIR
2i 同期状態
3a データ
3b 情報(SIR推定情報)
3c RAKE合成したデータ
3d 復号データ
5a 電力加算回数カウント
5b 電力加算回数<Xmin
5c パス検出判定
5d パス非検出判定
5e Xmax≦電力加算回数
5f 電力加算回数初期化
5g 電力加算処理開始準備
8a 電力加算回数カウント
8b 電力加算回数<Xmin
8c アクティブなパスが存在
8d アクティブなパスが存在しない
8e Xmax≦電力加算回数
8f 電力加算回数初期化
8g 電力加算処理開始準備
21、21’、91 サーチャー部
22、22’、90 フィンガー部
23、23’、93 セル半径全体の遅延プロファイル生成部
24、94 パス周辺の遅延プロファイル生成部
25、95 パス検出処理部
26、26’、96 パス検出処理部
27、97 ウィンドウ割り当て部
28 相関値計算部
29 同相加算部
31 逆拡散部
32 SIR推定部
33 RAKE合成部
34 RAKE合成後SIR推定部
35 復号部
36 同期判定部
71 電力加算処理継続判定部
92、210 電力加算部
211 電力加算処理継続判定部

Claims (20)

  1. 受信信号からセル範囲全体の遅延プロファイルを作成する第1の遅延プロファイル生成部と、
    前記受信信号からパス周辺の遅延プロファイルを作成する第2の遅延プロファイル生成部と、
    前記第1の遅延プロファイル生成部より出力される遅延プロファイルを受け、前記遅延プロファイルから有効パスが検出された場合、前記第1及び第2の遅延プロファイル生成部に対して前記検出した有効パス周辺にサーチ範囲を設定する手段と、
    前記第1の遅延プロファイル生成部において遅延プロファイル生成のための電力加算処理中に、パス非検出と判定した場合に、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算を中断して遅延プロファイルを出力させ、前記遅延プロファイルに基づき前記サーチ範囲の更新を行うように制御する制御手段と、
    を備えている、ことを特徴とするパスサーチ装置。
  2. 前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号し同期判定を行うフィンガー部から、前記パスサーチ装置に供給される同期情報を、前記制御手段が受け取り、
    前記制御手段は、受け取った前記同期情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算回数を可変に設定する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  3. 前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号して同期判定を行うフィンガー部に対して通知する情報を、前記制御手段が受け取り、
    前記制御手段は、受け取った前記情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算回数を可変に設定する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  4. 前記第1の遅延プロファイル生成部が、
    前記受信信号と既知のパイロット信号との相関をとりI相(In-Phase)とQ相(Quadrature Phase)からなる相関値を出力する第1の相関値計算部と、
    前記第1の相関値計算部からの相関値のI相とQ相を独立に所定の加算回数回だけ加算する第1の同相加算部と、
    電力加算処理継続判定部と、
    前記第1の同相加算部で同相加算した相関値から相関電力値に変換した後、前記電力加算処理継続判定部から通知された情報に基づき、電力加算処理を行うか、または遅延プロファイルの出力処理を行う第1の電力加算部と、
    を備え、
    前記第2の遅延プロファイル生成部が、
    前記受信信号と既知のパイロット信号との相関を取り、I相とQ相からなる相関値を出力する第2の相関値計算部と、
    前記第1の相関値計算部からの相関値のI相とQ相を独立に所定の加算回数回だけ加算する第2の同相加算部と、
    前記第2の同相加算部で同相加算した相関値から相関電力値に変換した後、予め定められた回数、電力加算処理して遅延プロファイルの出力処理を行う第2の電力加算部と、
    を備え、
    さらに、前記パスサーチ装置は、
    前記第1、第2の遅延プロファイル生成部がそれぞれ生成した遅延プロファイルに基づき、パスの検出処理をそれぞれ行う第1、第2のパス検出処理部と、
    ウィンドウ割り当て部と、
    を備え、
    前記第1のパス検出処理部は、得られたパス情報を前記ウィンドウ割り当て部に通知し、
    前記第2のパス検出処理部は、得られたパス情報を、前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号して同期判定を行うフィンガー部へ通知し、
    前記ウィンドウ割り当て部は、前記第1のパス検出処理部が検出したパスの情報に基づき、次回のサーチを行うサーチ範囲の更新を行い、前記更新したサーチ範囲の情報を、前記第1及び第2の相関値計算部に通知し、
    前記電力加算処理継続判定部は、前記第1の電力加算部で予め定められた所定回数分の電力加算処理の終了後に、パスを見失ったと判断した場合には、電力加算処理を中断するように、前記第1の電力加算部を制御し、それ以外の場合には、予め定められた規定回数まで電力加算処理を継続するように前記第1の電力加算部を制御する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  5. 前記電力加算処理継続判定部は、予め定められた所定回数の電力加算処理の終了後に、前記フィンガー部から通知される同期情報に基づき、パスを見失ったと判断した場合には、電力加算処理を中断するように、前記第1の電力加算部を制御し、そうでない場合には規定回数まで電力加算処理を継続するように制御する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  6. 前記フィンガー部から前記電力加算処理継続判定部に通知される前記同期情報が、受信SIR(Signal to Interference signal power Ratio)情報と、同期判定結果信号よりなる、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  7. 前記電力加算処理継続判定部は、同期確立、後方保護かつ受信SIRが所定値以上、前方保護かつ受信SIRが所定値以上のうちのいずれかの場合、パス検出と判定し、それ以外の場合、パス非検出と判定する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  8. 前記電力加算処理継続判定部は、前記第2のパス検出処理部が前記フィンガー部に通知するパス情報を入力し、パスを見失ったと判断した場合には、電力加算処理を中断するように、前記第1の電力加算部を制御し、そうでない場合には規定回数まで電力加算処理を継続するように前記第1の電力加算部を制御する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  9. 前記電力加算処理継続判定部は、前記第1の電力加算部で予め定められた最低数の電力加算処理の終了後、前記パス情報に基づき、有効なパスが存在しない場合には、前記第1の電力加算部での電力加算処理を中断し、遅延プロファイルを出力するように制御する、ことを特徴とする請求項記載のパスサーチ装置。
  10. 請求項記載のパスサーチ装置と、
    前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号し同期判定を行うフィンガー部を備え、
    前記パスサーチ装置の前記制御手段は、前記フィンガー部がパスサーチ装置に通知する同期情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を継続するか、または中断させるかを決定し、パスを見失ったと判定した場合に、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を中断して遅延プロファイルを出力し、パスを見失っていない場合には、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を継続するように制御する、ことを特徴とする受信装置。
  11. 前記パスサーチ装置の請求項記載のパスサーチ装置と、
    前記パスサーチ装置で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号し同期判定を行うフィンガー部を備え、
    前記パスサーチ装置の前記制御手段は、前記パスサーチ装置が、前記フィンガー部に通知するパスの情報に基づき、パスを見失ったと判断した場合には、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を中断するように制御し、そうでない場合には前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算処理を継続するように制御する、ことを特徴とする受信装置。
  12. 前記フィンガー部が、
    前記パスサーチ装置から通知された受信タイミングで前記受信信号の逆拡散を行う逆拡散部と、
    前記逆拡散部からデータを受け取り各受信タイミングにおけるチャネル推定ベクトルを求めSIRを推定する第1のSIR推定部と、
    前記逆拡散部からのデータを前記チャネル推定ベクトルにより補正するともに、前記SIRに従って重み付け合成するRAKE合成部と、
    前記RAKE合成部で合成されたデータに基づきRAKE合成後のSIRを推定する第2のSIR推定部と、
    前記RAKE合成部で合成されたデータを復号する復号部と、
    前記第2のSIR推定部で得られたSIR(「受信SIR」という)及び前記復号部で得られた復号結果を用いて同期判定を行う同期判定部を備えている、ことを特徴とする請求項10又は11記載の受信装置。
  13. 受信信号からセル範囲全体の遅延プロファイルを作成する第1の遅延プロファイル生成部と、前記受信信号からパス周辺の遅延プロファイルを作成する第2の遅延プロファイル生成部と、を有し、前記第1の遅延プロファイル生成部より出力される遅延プロファイルを受け、前記遅延プロファイルから有効パスが検出された場合、前記第1及び第2の遅延プロファイル生成部に対して、前記検出した有効パス周辺にサーチ範囲を設定するパスサーチャー部での遅延プロファイル作成方法であって、
    前記第1の遅延プロファイル生成部で遅延プロファイル生成のための電力加算処理中に、パス非検出と判定した場合に、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算を中断させて遅延プロファイルを出力させ、前記出力遅延プロファイルに基づき前記サーチ範囲の更新を行うように制御する工程と、
    を含む、ことを特徴とする遅延プロファイル作成方法。
  14. 前記パスサーチャー部で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号し同期判定を行うフィンガー部から、前記サーチャー部に供給される同期情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算回数を可変に設定する、ことを特徴とする請求項13記載の遅延プロファイル作成方法。
  15. 前記パスサーチャー部で検出された同期タイミングで受信信号を逆拡散し、該逆拡散後の信号を合成し、該合成信号を復号し同期判定を行うフィンガー部に対して、前記パスサーチャー部から通知する情報に基づき、前記第1の遅延プロファイル生成部での電力加算回数を可変に設定する、ことを特徴とする請求項13記載の遅延プロファイル作成方法。
  16. 前記第1の遅延プロファイル生成部の電力加算部で予め定められた所定回数の電力加算処理の終了後に、前記フィンガー部から通知される同期情報に基づき、パスを見失ったと判断した場合には、電力加算処理を中断するように、前記電力加算部を制御し、そうでない場合には規定回数まで電力加算処理を継続するように制御する、ことを特徴とする請求項14記載の遅延プロファイル作成方法。
  17. 前記同期情報が、受信SIR(Signal to Interference Signal Ratio)情報と、同期判定結果信号よりなる、ことを特徴とする請求項16記載の遅延プロファイル作成方法。
  18. 前記同期判定結果信号と受信SIRから、同期確立、後方保護かつ受信SIRが所定値以上、前方保護かつ受信SIRが所定値以上のうちのいずれかの場合、パス検出と判定し、それ以外の場合、パス非検出と判定する、ことを特徴とする請求項17記載の遅延プロファイル作成方法。
  19. 前記パスサーチャー部が前記フィンガー部に通知するパス情報に基づき、パスを見失ったと判断した場合には、電力加算処理を中断するように、前記第1の遅延プロファイル生成部の電力加算部を制御し、そうでない場合には、予め定められた規定回数まで電力加算処理を継続するように制御する、ことを特徴とする請求項15記載の遅延プロファイル作成方法。
  20. 前記パスサーチャー部は、前記第1の遅延プロファイル生成部の前記電力加算部で予め定められた所定回数の電力加算処理の終了後、前記パス情報に基づき、有効なパスが存在しない場合には、前記第1の遅延プロファイル生成部の前記電力加算部での電力加算処理を中断し、遅延プロファイルを出力するように制御する、ことを特徴とする請求項19記載の遅延プロファイル作成方法。
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