JP4309199B2 - サービス起動システム - Google Patents

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Description

本発明は、公衆無線通信端末と無線タグを用いてサービスを受けるためのサービス起動システムに関する。
従来、この種の技術としては、特許文献1〜3に記載されたものがある。
まず、特許文献1においては、店舗等において顧客の商品に関する質問等に対して即座に対応できる情報システムの提供のために、店舗の売場にそれぞれ設置された無線局と情報を送受信可能な携帯端末を店員が所持し、例えば売場に陳列された商品の情報を無線局から自動的に受信し、各商品には無線タグが取り付けられ、無線タグが発信するID値を無線局を経由してサーバに送信し、サーバはこのID値を基に商品情報を生成し無線局を経由して携帯端末に送信し、顧客からの問合せにも即座に対応できる。携帯端末は傾き操作等片手操作ができる操作手段と、操作手段に適した情報表示手段を備える構成である。
また、特許文献2においては、複数の通常仕様の端末(パソコン)が配置される室内またはフィールド環境において、ユーザが携帯する無線タグとの交信により、接近した端末の起動およびユーザ認証を自動的に行い、ユーザに応じた作業環境を提供するシステムの提供のために、室内またはフィールドに配置した1台以上のユーザ端末と、各ユーザ端末とネットワークを介して接続されるユーザ管理サーバとの間で、ユーザ端末を利用するユーザの認証を行うユーザ認証方法において、各ユーザ端末の近傍に配置された通信装置が、ユーザの携帯する無線タグとの交信によりユーザの識別データを受信し、通信装置から識別データをネットワークを介してユーザ管理サーバに転送し、ユーザ管理サーバが転送された識別データの認証を行い、その識別データを受信した通信装置の近傍のユーザ端末の電源をオンとする起動制御を行う構成である。
また、特許文献3においては、スーパーマーケット、百貨店、パソコンショップなどの各種大規模店舗における商品や家具等の大型商品の売買において顧客や販売者にとって、利便性の高いサービスを提供するために、商品に添付された情報を入力する手段と、その入力情報に顧客の情報を付加する手段と、それらの情報を伝送する無線通信手段とを有して前記顧客が購入に関する情報の授受を行う通信機と、前記通信機より伝送された前記情報を受信する手段と、受信した前記情報を顧客ごとに管理するデータベースと、顧客が商品を購入したときにこの商品の配送を連絡する手段とを有する商品販売者により用意されたサーバとを備え、顧客が商品を購入するときの利便性を向上させるように支援する構成である。
従来の携帯電話、携帯情報端末のような公衆無線通信端末を用いてネットワークを通してサービスサイトから利用者がサービスの提供を受けるためには、サービスサイトと交信するための操作が多く、システムを日常の感覚で気楽に利用するには煩わしかった。
したがって、携帯電話、携帯情報端末のような公衆無線通信端末を用いてネットワークを通してサービスサイトから利用者がサービスの提供を受けるシステムでは、利用者が行う公衆無線通信端末の操作を簡素化し、サービスサイトをより日常的な感覚で利用可能にする手段が求められていた。
従来の技術の特許文献1においては、店舗の売場に存在する商品の情報をサーバが無線局を経由して商品に取り付けられた無線タグから受信し、サーバは受信した商品の情報を基に商品情報を生成し無線局を経由して携帯端末に送信するものである。しかしながら、携帯端末を利用する店員がサーバへ商品情報の提供サービスを要求するため、どの商品の商品情報を携帯端末で受信すべきかを特定するために無線タグが使われる仕組みは含まれていない。
また、従来の技術の特許文献2においては、フィールドに配置された端末がユーザが携帯する無線タグと交信し、接近した端末の起動およびユーザ認証を自動的に行い、ユーザーに応じた作業環境を提供するシステムである。無線タグには公衆無線通信端末がどのサービスサイトへアクセスするかの情報やどのサービス内容を起動するかの情報は含まれておらず、利用者が行う公衆無線通信端末の操作を簡素化するものではない。
また、従来の技術の特許文献3は、店舗に置かれた商品の情報を無線タグを用いて無線通信機へ入力し、商品に関する在庫情報、配送可能時刻情報などを無線通信機へ表示させるものである。しかしながら、商品の情報は商品管理上添付されているバーコード情報もしくは無線タグの情報を利用しているため、公衆無線通信端末がどのサービスサイトへアクセスするかの情報や、どのサービスを要求するかの情報は含まれておらず、利用の範囲は特定の店舗内に留まり何時でも何処でも利用でき得るものではなかった。
特開2001−147770号公報 特開2002−157040号公報 特開2002−208072号公報
本発明の第1の技術的課題は、無線タグと無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末を使用し、公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口を無線タグにかざしたときに無線タグから送出されるデータによって公衆無線通信端末の煩わしい入力操作を簡素化し、日常の感覚で利用可能なシステムを提供することにある。
また、本発明の第2の技術的課題は、公衆無線通信端末に備えた無線タグの読み取り口を無線タグにかざしたときに無線タグが送出するデータにサービスサイトを特定する情報と、特定されたサービスサイトで処理すべきサービス内容を特定する情報を含ませることによって何時でも何処でも利用可能な汎用のプラットフォームを提供することにある。
また、本発明の第3の技術的課題は、前記の汎用のプラットフォームにサービスサイトと交信可能な、錠付き戸棚、駐車場のゲート制御ボックス、自動改札機などサービス内容別のマンマシンインタフェースを備えるサービス提供マシンを加えることによって、物の受け渡しのサービス、車の駐車サービス、自動改札サービスなどの多岐に渡るサービス内容をネットワーク上で煩わしい操作なしに利用可能にすることによって利用範囲を拡張することにある。
また、本発明の第4の技術的課題は、前記のシステムを通して、例えば、錠付き戸棚の一つの利用時間内に於ける複数回の施錠解錠操作や利用時間単位の課金など従来のサービスを受けるための操作の簡易化と共に、サービス内容の高度化をはかることにある。
また、本発明の第5の技術的課題は、前記のシステムを通して、例えば、従来個別に行われていた商品購入サービスから錠付き戸棚による商品受け渡しサービスまでを無線タグを使う一貫した簡易な操作で受けられるようにするなど、従来にない新しい仕組み(業態)を提案することによって、サービスを提供する側と利用する側の双方の利便性を向上させることにある。
(1)本発明のサービス起動システムは、無線タグと前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトから構成され、前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記無線タグが送出するデータに前記サービスサイトのアドレスを特定する情報と、前記アドレスのサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定する情報とを含め、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取った無線タグの送出データのアドレス情報からサービスサイトを特定するアドレス特定手段と、前記アドレス特定手段によって特定するサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容を特定するサービス内容特定手段と、前記サービス内容特定手段によって特定するサービス内容を起動するサービス起動手段とを備えていることを特徴とする。
(2)本発明のサービス起動システムは、無線タグと前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトから構成され、前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記無線タグが送出するデータに前記無線タグの自己を特定する固有のIDデータを含め、前記IDデータを通してサービスサイトのアドレスを特定するデータと、前記アドレスのサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定するデータとが索引可能なサービス特定データベースを設け、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取った前記無線タグの送出データに含まれるIDデータから前記サービス特定データベースを索引することにより特定されるサービスサイトに於いて特定されるサービス内容を起動可能ならしめる。
(3)本発明のサービス起動システムは、無線タグと前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトから構成され、前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記無線タグが送出するデータに前記サービスサイトのアドレスを特定するアドレス情報と、前記アドレス情報からアドレス特定手段を通して特定するサービスサイトの中で自己を特定する固有のIDデータとを含め、前記アドレス情報からアドレス特定手段を通して特定するサービスサイトに於いて前記IDデータから処理すべきサービス内容を特定するデータを索引可能なサービス内容特定データベースを設け、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取った前記無線タグの送出データのアドレス情報から特定するサービスサイトの中で前記サービス内容特定データベースを索引することにより特定されるサービス内容を起動可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(4)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、前記公衆無線通信端末の読み取り口に時計機構を設け、前記時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(5)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、前記サービスサイトに時計機構を設け、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で前記時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を備えていることを特徴とする。
(6)本発明のサービス起動システムは、前記(4)又は(5)項のサービス起動システムであって、電波時計の基準信号である長波標準電波に同期する標準時刻発生手段を設け、前記標準時刻発生手段を通して前記時計機構の精度維持を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(7)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを正しく読み取ったときに前記送出データの正常読み取り完を明示する手段を前記公衆無線通信端末に設けていることを特徴とする。
(8)本発明のサービス起動システムは、前記(7)項のサービス起動システムであって、前記公衆無線通信端末にクリック音を発生させる擬音発生手段を設け、前記無線タグの送出データの正常読み取りを前記公衆無線通信端末が完了した時に前記擬音発生手段によってクリック音を発生させることを可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(9)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、前記サービスサイトに於いて起動するサービス内容に関するデータ、サービスを起動した時刻、並びに前記公衆無線通信端末の所有者に関するデータを集計し分析する手段を備えていることを特長とする。
(10)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、商品広告その他情報提供媒体に貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記サービスサイトから前記公衆無線通信端末に対して前記商品広告その他情報提供媒体が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容の起動を可能ならしめることを特徴としている。
(11)本発明のサービス起動システムは、前記(10)項のサービス起動システムであって、時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容ごとの対応する場所に固有の前記無線タグを貼付し、前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容の中で対応する前記無線タグの貼付場所を明示可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(12)本発明のサービス起動システムは、前記(10)項のサービス起動システムであって、時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体に貼付する前記無線タグの送出データと前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取ったときの前記(4)項又は前記(5)項に記載の時計機構による時刻データとを、前記サービスサイトが合わせて、前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容を特定可能ならしめることを特徴としている。
(13)本発明のサービス起動システムは、前記(10)項のサービス起動システムであって、商品広告その他情報提供媒体に貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の読み取り口をかざしたとき特定する前記サービスサイトを携帯電話向けに設置されたホームページとして、前記ホームページから提供されかつ前記公衆無線通信端末を通して受け取り可能なサービス内容の起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(14)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、前記サービスサイトと交信可能なサービス提供マシンを備え、前記サービス提供マシンに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報を含め、前記送出データから特定する前記サービスサイトが前記マシンアドレス情報から特定する前記サービス提供マシンと交信することによって特定のサービス内容に対応する動作を前記サービス提供マシンに指令する手段を備えていることを特徴としている。
(15)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データに対応するサービス内容の起動によって書き換えを行う利用状態記憶部を前記サービスサイトの中に設け、前記利用状態記憶部のデータと前記無線タグの送出データとからサービスの利用開始の起動と利用完了の起動とを識別する開始完了識別手段と、前記開始完了識別手段と前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データとによって利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段とを備えていることを特徴とする。
(16)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンにサービス開始用無線タグとサービス完了用無線タグを貼付し、前記無線タグの送出データの違いと前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データとによって利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段とを備えていることを特徴とする。
(17)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、一つの利用時間内に繰り返しサービスを提供するサービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データによるサービス内容の最初の起動と前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データとから決定する利用開始時刻と、前記公衆無線通信端末の入力部から入力するサービス提供マシンの解放指令と前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データとから決定する利用完了時刻とから、前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段とを備えていることを特徴としている。
(18)また、本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記(15)乃至(17)項の内のいずれか一つの利用料金算出手段によって算出する利用料金の内一定金額を割引する料金サービスを起動する無線タグを設けたことを特徴とする。
(19)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを錠付き戸棚とし、前記錠付き戸棚の格納庫ごとに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報として前記錠付き戸棚ごと格納庫ごとに固有のロッカーアドレス情報を含め、前記送出データから特定する前記サービスサイトに於いてロッカーアドレス情報から特定する前記錠付き戸棚の特定する格納庫に対して解錠、並びに、施錠を指令する手段を備えていることを特徴とする。
(20)本発明のサービス起動システムは、前記(19)項のサービス起動システムであって、前記錠付き戸棚の格納庫の扉を閉じた時に自動的に施錠を行う施錠手段と、前記施錠手段によって施錠後の錠付き戸棚を引き続き利用するか解放するか否かの意思を前記錠付き戸棚の利用者に確認する意思確認手段と、前記意思確認手段を通して利用者の解放の意思が確認された時に前記錠付き戸棚を利用から解放する利用解放手段とを備えていることを特徴とする。
(21)本発明のサービス起動システムは、前記(20)項のサービス起動システムであって、前記錠付き戸棚の格納庫ごとに利用料金を算出する前記(17)項の料金算出手段を備えていることを特徴とする。
(22)本発明のサービス起動システムは、前記(19)項のサービス起動システムであって、前記錠付き戸棚の運用・管理を行う前記サービスサイトと前記公衆無線通信端末との間で交信を行う利用者通信手段と、錠付き戸棚ごと格納庫ごとに解錠を行う利用者の必要条件を記憶する解錠条件記憶部を前記サービスサイトに設け、前記利用者通信手段を通して前記解錠条件記憶部に記憶されたデータを満たす利用者が新たに解錠を行うべき者と認定し、かつ自らも認めた利用者を対象として前記解錠条件記憶部を書き換える解錠者設定手段とを備えていることを特徴とする。
(23)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、展示している現物もしくは現物の対応する場所に貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記展示中の現物もしくは現物の対応する場所に固有の展示アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトに於いて前記展示アドレス情報から特定する前記現物と同等の物を収集する収集手段と、前記収集手段によって収集した物を請求項19に記載の錠付き戸棚へ格納保管する格納保管手段と、前記格納保管手段を通して格納保管した収集物を前記公衆無線通信端末の所有者へ受け渡す手段とを備えていることを特徴とする。
(24)本発明のサービス起動システムは、前記(23)項のサービス起動システムであって、前記展示している現物を商店で販売中の商品とすることを特徴とする。
(25)本発明のサービス起動システムは、前記(23)項のサービス起動システムであって、前記展示している現物を展示会場の中で配布しているカタログその他資料とすることを特徴とする。
(26)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを自動販売機とし、前記自動販売機の展示商品の対応する場所ごとに貼付した無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記マシンアドレス情報として前記自動販売機ごと展示商品ごとに固有の商品アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトにおいて前記商品アドレス情報から特定する前記自動販売機の特定する商品を前記自動販売機の取り出し口へ排出する指令の起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(27)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを駐車場のゲートを制御する制御ボックスとし、前記制御ボックスに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記サービスサイトにおいて駐車場のゲートを開く指令の起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(28)本発明のサービス起動システムは、前記(27)項のサービス起動システムであって、駐車場へ入る側に設置された制御ボックスに貼付した無線タグの送出データと請求項4もしくは請求項5に記載の時計機構による時刻データとによって利用開始時刻を決定し、駐車場を出る側に設置された制御ボックスに貼付した無線タグの送出データと前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データとによって利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記駐車場の利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から前記駐車場の利用料金を算出する料金算出手段とを備えていることを特徴とする。
(29)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、自動改札機ごとに貼付した無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される無線タグの送出データに改札口アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトにおいて前記公衆無線通信端末の所有者が前記改札口アドレス情報から特定する改札口を通過する条件を有するか否かを確認する条件確認手段を設け、前記条件確認手段によって前記公衆無線通信端末の所有者が前記改札口を通過する条件を有することが確認されたならば前記改札口のゲートを開ける指令の起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(30)本発明のサービス起動システムは、前記(14)項のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを錠管理を遠隔から行う錠付き入退室口とし、前記錠付き入退室口ごとに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報として前記錠付き入退室口を特定する入退室口アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトにおいて前記公衆無線通信端末の所有者が前記入退室口アドレス情報から特定する前記錠付き入退室口を通過する条件を有するか否かを確認する条件確認手段を設け、前記条件確認手段によって前記公衆無線通信端末の所有者が前記錠付き入退室口を通過する条件を有することが確認されたならば前記錠付き入退室口の錠を開ける指令の起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
(31)本発明のサービス起動システムは、前記(1)乃至(3)項の内のいずれか一つのサービス起動システムであって、出勤用として用意した無線タグの送出データと前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データから出勤時刻を決定し、退勤用として用意した無線タグの送出データと前記(4)項もしくは前記(5)項の時計機構による時刻データから退勤時刻を決定し、前記出勤時刻と前記退勤時刻を記録するサービスの起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、無線タグと無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末を使用し、公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口を無線タグにかざしたときに無線タグから送出されるデータによって公衆無線通信端末の煩わしい入力操作を簡素化し、日常の感覚で利用可能なシステムを提供可能になる。
また、本発明によれば、公衆無線通信端末に備えた無線タグの読み取り口を無線タグにかざしたときに無線タグが送出するデータにサービスサイトを特定する情報と、特定されたサービスサイトでサービス内容を特定する情報を含ませることによって何時でも何処でも利用可能な汎用のプラットフォームを提供可能になる。
また、本発明によれば、前記の汎用のプラットフォームにサービスサイトと交信可能な、錠付き戸棚、駐車場のゲート制御ボックス、自動改札機などサービス内容別のマンマシンインタフェースを備えるサービス提供マシンを加えることによって、物の受け渡しのサービス、車の駐車サービス、自動改札サービスなどの多岐に渡るサービス内容をネットワーク上で煩わしい操作なしに利用可能にすることによって利用範囲を拡張可能になる。
また、本発明によれば、前記のシステムを通して、例えば、時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供のシステムに、無線タグを組み合わせて使用することにより、簡易な操作だけで、時間の経過と共に変わる提供内容に対して、受け側が商品の購入予約や詳細情報の要求を可能にしたり、また、例えば、商品の購入からロッカーによる受け渡しまでのサービスを無線タグを使う簡易な操作だけで受けられるようにするなど、従来から存在するサービスの仕組みを変えて内容を高度化し、一方では、サービスの利用者の操作は簡素化することによって、サービスを提供する側と利用する側の双方の利便性を飛躍的に向上させることが可能になる。
また、本発明によれば、前記のシステムを通して、例えば、錠付き戸棚の一つの利用時間内に於ける複数回の施錠解錠操作や利用時間単位の課金など従来のサービスを受けるための操作の簡易化と共に、サービス内容利用の高度化をはかることが可能になる。
また、本発明によれば、前記のシステムを通して、例えば、従来個別に行われていた商品購入サービスから錠付き戸棚による商品受け渡しサービスまでを無線タグを使う一貫した簡易な操作で受けられるようにするなど、従来にない新しい仕組み(業態)を提案することによって、サービスを提供する側と利用する側の双方の利便性を向上させることが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態を説明するシステムの構成例を示すブロック図である。また、図2は公衆無線通信端末30の構成例を示すブロック図である、また、図3は無線タグ20と公衆無線通信端末30の中の無線タグ読み取り口38の部分の構成例を示すブロック図である。また、図4はシステムの動作の流れを例示するフローチャートである。
図1を参照すると、本発明によるサービス起動システム100は、無線タグ#1〜m(以下、これらをまとめて符号101で示す)、公衆無線通信端末102、サービスサイト#1〜n(以下、これらをまとめて符号101で示す)、および、公衆無線通信1を含む公衆網2から構成される。公衆無線通信端末102は無線タグ101から無線でデータを読み取る。また、公衆無線通信端末102とサービスサイト104は公衆無線通信を含む公衆網を通してインターネットを含む非音声系の交信を行う。前記の公衆無線通信は携帯電話、PHS等の通信を使用できる。
図3を参照すると、無線タグ101は、電源生成部11、プロセッサ12、メモリ13、および、アンテナ14から構成される。メモリ13には本発明によるサービス起動システム100の構築時に、公衆無線通信端末102へ送出するデータと、無線タグ101が公衆無線通信端末102の一部を構成する無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13から前記データを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出するためのプログラムを格納しておく。前記データには、図5に例示するサービスサイト104のアドレスを特定する情報3と、前記アドレスのサービスサイト104に於いて処理すべきサービス内容を特定する情報4が含まれる。
図2を参照すると、公衆無線通信端末102は、プロセッサ21、メモリ22、キーボード23、ディスプレイ24、音声入出力/振動機構25、無線通信送受信部26、電池27、および無線タグ読み取り口28を備えて構成される。
メモリ22には、公衆無線通信端末102が、無線タグ101が送出するデータを無線タグ読み取り口28を通して読み取るためのプログラム、および、前記データをもとにサービスサイト104を特定するアドレス特定手段を構成するプログラム、および、前記データの中のサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定する情報を無線通信送受信部26から公衆無線通信を含む公衆網を通してサービスサイト104へ送信するプログラム、および、公衆無線通信端末102を公衆無線通信端末として機能させるためのその他のプログラムが格納されている。
前記のプログラムは、公衆無線通信端末102の製造時に組み込むことも、公衆無線通信端末102がインターネットで所定のホームページへアクセスし、該ホームページを介して所定のWEBサーバからダウンロードして組み込むことも可能である。
プロセッサ21は前記のプログラムを実行する。キーボード23は手動のデータ入力に使用する。ディスプレイ24はキーボード23から入力されたデータの確認用表示や、公衆無線通信端末102と無線タグ101、または、サービスサイト104との交信内容の表示等を行う。音声入出力/振動機構25は、無線タグ101が送出するデータをプロセッサ21が無線タグ読み取り口28を通して読み取り完了したときなどの動作の完了を操作者に知らせる音や振動を発生するのに使用される。また、無線通信送受信部26は無線通信基地局103との間で公衆無線通信による交信を行う。
図3を参照すると、無線タグ読み取り口28は、読み取り制御部28c、送受信部28b、アンテナ28aから構成される。読み取り制御部28cは公衆無線通信端末102のプロセッサ21等と接続されている。読み取り制御部28cは公衆無線通信端末102のプロセッサ21からの制御により送受信部28bとアンテナ28aを駆動し、無線タグ101のアンテナ14を介して無線タグ101に電力を供給し無線タグ101と電磁誘導による交信を行う。
サービスサイト104は、公衆無線通信を含む公衆網を通して公衆無線通信端末102との間で電子メールなどの非音声系通信が交信可能な情報処理装置である。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から送信されたサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容を特定するサービス内容特定手段を構成するプログラム、および、前記サービス内容特定手段によって特定するサービス内容を起動するサービス起動手段を構成するプログラム、および、サービスサイト104をサービスサイトとして機能させるその他のプログラムを備えて構成されている。
次に、動作について説明する。
図4を参照すると、無線タグ101のメモリ13には、予め、図5に例示するサービスサイト104のアドレスを特定する情報3、前記アドレスのサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報4、および、無線タグ101が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13から前記データを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出するためのプログラムを書き込んでおく(SA1)。
前記の無線タグ101のメモリ13へのデータとプログラムの書き込みは、無線タグ101の製造時、もしくは、本発明によるサービス起動システムのシステム構築時に行うものであり、本発明によるサービス起動システムの動作の中で行うものではないが、前記データに含める情報を明確にするため、以下の説明では本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートの最初に含めて説明する。
公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を前記データを書き込んだ無線タグ101に対してかざす(SA3)。前記に於いて、同じ目的の操作として無線タグ101に対して公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をタッチする操作もある。本発明に於いては簡単のため前者“かざす”操作のみの記述になっているが、後者“タッチする”操作を排除しているものではない。
無線タグ101は無線タグ読み取り口28が発生する交流磁界をアンテナ14で受け電源生成部11で電力を発生し自己の内蔵回路を動作させる。無線タグ101は、プロセッサ12がメモリ13に記憶している無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13からデータを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出するプログラムを実行する。
前記のプログラムの実行により、サービスサイト104のアドレスを特定する情報3と、前記アドレスのサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報4を含むデータがメモリ13から読み出され、電磁結合により公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28へ送出される(SA2)。
公衆無線通信端末102はプロセッサ21が無線タグ読み取り口28から前記情報を含むデータを取得する(SA4)。
プロセッサ21はサービスサイト104を特定するアドレス特定手段を構成するプログラムを実行し、前記データの中のサービスサイト104のアドレスを特定する情報3を含むデータからサービスサイト104のアドレスを特定する(SA5)。
公衆無線通信端末102は、公衆無線通信を含む公衆網を通して、前記により特定されたアドレスのサービスサイト104へ、前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報4を含むデータを送信する(SA6)。
サービスサイト104は、前記データを受信すると、サービス内容特定手段を構成するプログラムを実行し、前記データの中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報4からサービスサイト104が実行すべきサービス内容を特定する(SA7)。
サービスサイト104はサービス起動手段を構成するプログラムを実行し、前記により特定されたサービス内容を起動する(SA8)。
本発明により、無線タグ101と無線タグ101の読み取り口28を備えた公衆無線通信端末102を使用することにより、公衆無線通信端末102の所有者は、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を無線タグ101にかざすだけで、公衆無線通信1を通して無線タグ101が指定するサービスサイト104へ自動的にアクセスし、サービスサイトのサービス内容を起動させることが可能になる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6は本発明の第2の実施の形態を説明するシステムの構成例を示すブロック図である。また、図7はシステムの動作の流れを例示するフローチャートである。
公衆無線通信端末102の構成、および、無線タグ101の構成、および、公衆無線通信端末102の中の無線タグ読み取り口28の部分の構成は本発明の第1の実施の形態において例示した構成と同じである。
図6を参照すると、本発明のサービス起動システム110は、無線タグ(#1〜m)101、公衆無線通信端末102、サービスサイト(#1〜#n)104、データベースサーバ105、および、データベースサーバ105の中に構築されるサービス特定データベース5、および、公衆無線通信1を含む公衆網2(インターネットを含む)から構成される。
本発明の第1の実施の形態で説明したと同様に、公衆無線通信端末102は無線タグ101から無線でデータを読み取る。また、公衆無線通信端末102とデータベースサーバ105とサービスサイト104は公衆無線通信1を含む公衆網2を通してインターネットを含む非音声系の交信を行う。
無線タグ101は、メモリ13の中に、公衆無線通信端末102へ送出するデータ、および、無線タグ101が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13から前記のデータを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出するためのプログラムを備えて構成する。前記データには、図8に例示する無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6が含まれる。
公衆無線通信端末102は、メモリ22の中に、公衆無線通信端末102が、無線タグ101が送出するデータを無線タグ読み取り口28を通して読み取るためのプログラム、および、前記データを公衆無線通信1を含む公衆網2を通してデータベースサーバ105へ送信するプログラム、および、公衆無線通信端末102を公衆無線通信端末として機能させるためのその他のプログラムを備えて構成する。
データベースサーバ105は、図6に例示するようにサービス特定データベース5を備える。サービス特定データベース5の中には、予め、図9に例示するような構成で、無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6から、サービスサイト104のアドレスを特定するデータ、および、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータを索引可能なデータベースを構築しておく。また、データベースサーバ105は、無線タグ101の送出データに含まれる無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータを公衆無線通信端末102から受信するプログラム、および、前記にて受信した無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータからサービス特定データベース5を索引するプログラム、および、前記プログラムにて索引されたサービスサイト104のアドレスを特定するデータからサービスサイト104のアドレスを特定するプログラム、および、前記にてアドレスが特定されたサービスサイト104へサービス特定データベース5から索引されたサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータを送信するプログラムを備えて構成する。
サービスサイト104は、公衆無線通信1を含む公衆網2を通して公衆無線通信端末102との間で電子メールなどの非音声系通信が可能な情報処理装置であり、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータをデータベースサーバ105から受信するプログラム、および、前記にて受信したデータにより特定されるサービス内容を起動するプログラムを備えて構成する。
次に動作について説明する。
図6で例示した個々の無線タグ101のメモリ13には、予め、無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6、例えば、「T−1」、「T−2」、・・を書き込んでおく(SB1)。
また、サービス特定データベース105は、図9に例示するように、前記の無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6、例えば、「T−1」、「T−2」、・・に対応させて、サービスサイト104のアドレスを特定するデータ、例えば、「サービスサイト−1」、「サービスサイト−2」、・・、および、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ、例えば、「サービス−1」、「サービス−2」、・・を格納しておく(SB2)。
前記のサービス特定データベース105へのデータ格納は、本発明によるサービス起動システムのシステム構築時に行うものであり、本発明によるサービス起動システムの動作の中で行うものではないが、説明をわかりやすくするため、フローチャートの最初に例示した。
公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を、前記の無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6を書き込んだ無線タグ101に対してかざす(SB3)。
本発明の第1の実施の形態において説明したと同様に、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざされた無線タグ101は、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13から前記のデータを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出するためのプログラムを実行する。前記プログラムの実行により、前記の無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28へ送出される(SB4)。
公衆無線通信端末102は、無線タグ101が送出するデータを無線タグ読み取り口28を通して読み取るためのプログラム、および、前記データを公衆無線通信を含む公衆網を通してデータベースサーバ105へ送信するプログラムを実行する。前記プログラムの実行により、前記の無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6が無線タグ101から取得され、公衆無線通信1を含む公衆網2を通してデータベースサーバ105へ送信される(SB5)。
データベースサーバ105は、公衆無線通信端末102から無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6を受信するプログラム、および、受信した無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6を通してサービス特定データベース71を索引するプログラムを実行する。前記プログラムの実行により、前記にて受信した無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ6を通して、サービスサイト104のアドレスを特定するデータ、および、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータが取得される(SB5)。
前記の索引は、例えば、図9において、無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ「T−1」を索引のキーとして、「T−1」のデータに対応させて記憶されているサービスサイト104のアドレスを特定するデータ「サービスサイト−1」、および、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ「サービス−1」を取得する方法で行われる。
次に、データベースサーバ105は、サービスサイト104のアドレスを特定するデータからサービスサイト104のアドレスを特定するプログラム、および、アドレスが特定されたサービスサイト104へサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータを送信するプログラムを実行する。
前記プログラムの実行により、例えば、サービスサイト104のアドレスを特定するデータ「サービスサイト−1」によりアドレスが特定されたサービスサイト104へ、前記にて取得されたサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ「サービス−1」が送信される(SB6)。
サービスサイト104は、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するプログラムを実行し、前記にて受信したサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ「サービス−1」から、処理すべきサービス内容を特定する(SB7)。
サービスサイト104は、前記により特定されたサービス内容を起動する(SB8)。
本発明により、無線タグ101と無線タグの読み取り口28を備えた公衆無線通信端末102を使用することにより、公衆無線通信端末102の所有者は、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を無線タグ101にかざすだけで、公衆無線通信1を含む公衆網2を通してサービスサイト104へ自動的にアクセスし、サービスサイト104のサービス内容を起動させることが可能になる。
また、サービス特定データベース5の索引機能を使用することにより、無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータだけで間接的にサービスサイト104のアドレスとサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定可能になる。
前記により、サービス特定データベース5の中の無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータに対するサービスサイト104のアドレスを特定するデータとサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータを書き換えることにより、同一の無線タグ101に対してサービス内容を起動するサービスサイト104とサービスサイト104において処理すべきサービス内容を適宜変更可能になり柔軟なサービス起動システムを構築可能になる。
また、サービス特定データベース5の中のサービスサイト105において処理すべきサービス内容を特定するデータの中に、複数、または、複雑なサービスを含めることが可能になり、一つの無線タグから高度なサービス内容を起動可能になる。
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
図10は本発明の第3の実施の形態を説明するシステムの構成例を示すブロック図である。また、図11はシステムの動作の流れを例示するフローチャートである。
図10を参照すると、本発明によるサービス起動システム120は、無線タグ101、公衆無線通信端末102、サービスサイト104、および、サービスサイト104の中に構築されるサービス内容特定データベース7、および、公衆無線通信を含む公衆網から構成される。
無線タグ101の構成は、本発明の第1の実施の形態において説明した図3の構成と同じであり、メモリ13には、公衆無線通信端末102へ送出するデータ、および、無線タグ101が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13から前記のデータを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出するためのプログラムが格納されている。本発明の実施の形態においては、前記データには、図12に例示するサービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報8、および、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9が含まれる。
公衆無線通信端末102は、本発明の第1の実施の形態において説明した図2の構成と同じであり、メモリ22には、公衆無線通信端末102が、無線タグ101が送出する前記のサービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報8、および、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9を無線タグ読み取り口28を通して読み取るためのプログラム、および、前記にて読み取ったサービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報8からサービスサイト104のアドレスを特定するプログラム、および、前記により特定されたアドレスのサービスサイト104へ前記にて読み取ったサービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9を送信するプログラム、および、公衆無線通信端末102を公衆無線通信端末として機能させるためのその他のプログラムが格納されている。
サービスサイト104は、公衆無線通信1を含む公衆網2を通して公衆無線通信端末102との間で電子メールなどの非音声系通信が可能な情報処理装置であり、前記のようにサービス内容特定データベース7を備えて構成される。サービス内容特定データベース7の中には、予め、図13に例示するような構成で、無線タグ101の自己を特定する固有のIDデータ、例えば、「tー1」、「tー2」、・・と、前記データに対応するサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ、例えば、「サービス−1」、「サービス−2」、・・を格納しておく。
また、サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から送信されたサービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9からサービス内容特定データベース7を索引し、処理すべきサービス内容を特定するプログラム、および、前記により特定されたサービス内容を起動するプログラム、および、サービスサイト104をサービスサイトとして機能させるその他のプログラムを備えて構成されている。
次に、動作について説明する。
図10で例示した個々の無線タグ101のメモリ13には、予め、サービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報8、および、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9を書き込んでおく(SC1)。
また、サービスサイト104のサービス内容特定データベース7には、予め、図13に例示するような構成のデータベースを構築しておく。
図13を参照すると、該データベース7は、前記にて無線タグ101のメモリ13に格納したサービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ「t−1」、「t−2」、・・に対応させて、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ、例えば、「サービス−1」、「サービス−2」、・・を格納しておく(SC2)。
公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を、前記のサービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報、および、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータを書き込んだ無線タグ101に対してかざす(SC3)。
本発明の第1の実施の形態において説明したことと同様に、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざされた無線タグ101は、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28と交信しメモリ13から前記の情報を含むデータを読み出し公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28へ送出するプログラムを実行する。前記のプログラムの実行により、メモリ13からサービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報8、および、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9が、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28送出される(SC4)。
公衆無線通信端末102は、本発明の第1の実施の形態において説明したと同様に、無線タグ101が送出するデータを無線タグ読み取り口28を通して読み取るためのプログラムを実行し、無線タグ読み取り口28から前記データを取得する(SC5)。
公衆無線通信端末102は、サービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報からサービスサイト104のアドレスを特定するプログラムを実行し、前記にて受信したサービスサイト104のアドレスを特定するアドレス情報8からサービスサイト104のアドレスを特定する(SC6)。
公衆無線通信端末102は、特定されたアドレスのサービスサイト104へサービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータを送信するプログラムを実行し、前記にて受信したサービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ9を送信する(SC7)。
サービスサイト104は、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータからサービス内容特定データベース7を索引し、処理すべきサービス内容を特定するプログラムを実行する。前記プログラムの実行により、前記にて受信したサービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータを通して前記のサービス内容特定データベース7を索引し、処理すべきサービス内容を特定する。前記索引は、例えば、サービスサイト104の中で自己を特定する固有のIDデータ、例えば、「t−1」を索引のキーに用いて「t−1」のデータに対応させて記憶されているサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定するデータ「サービス−1」を取得する方法で行う(SC8)。
サービスサイト104は、サービス内容を起動するプログラムを実行し、前記により特定されたサービス内容を起動する(SC9)。
本発明により、無線タグと無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末を使用することにより、公衆無線通信端末の所有者は、公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口を無線タグにかざすだけで、公衆無線通信を含む公衆網を通して無線タグが指定するサービスサイトへ自動的にアクセスし、サービスサイトのサービスを起動させることが可能になる。
また、サービス内容特定データベースの索引機能を使用することにより、無線タグのサービスサイトの中で自己を特定する固有のIDデータから間接的にサービスサイトにおいて処理すべきサービス内容を特定可能になる。
また、サービス内容特定データベースの中のサービス内容を特定するデータを書き換えることにより、同一の無線タグに対してサービスサイトにおいて処理すべきサービス内容を適宜変更可能になり柔軟なサービス起動システムを構築可能になる。
また、サービス内容特定データベースのサービスサイトにおいて処理すべきサービス内容を特定するデータの中に、複数、または、複雑なサービスを含めることが可能になり、一つの無線タグから高度なサービス内容を起動可能になる。
次に本発明の第4の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明したサービス起動システム100,110,120であって、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28は、本発明の第1の実施の形態で説明した公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28に図14に例示するように時計機構29を設けて構成する。
公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28の読み取り制御部28cは、前記により無線タグ101の送出データを読み取ったときの時計機構28からの時刻データを無線タグ101の送出データと共に公衆無線通信端末102のプロセッサ21へ渡すように構成する。
公衆無線通信端末102のメモリ22には、無線タグ101に対して公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざし、前記により無線タグ読み取り口28から渡された無線タグ101の送出データと時計機構29からの時刻データをサービスサイト104へ送信するプログラムを備えて構成する。
次に、動作について説明する。
公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28の読み取り制御部28cは、送受信部28bとアンテナ28aを介して無線タグ101の送出データを読み取ると、直ちに時計機構29から時刻データを取り込み、無線タグ101の送出データと共に公衆無線通信端末102のプロセッサ21へ渡す。
公衆無線通信端末102からサービスサイト104への前記時刻データの送信は、本発明の第1、または、第3の実施の形態においては、公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信する無線タグ101の送出データと共に送信し、また、本発明の第2の実施の形態においては、公衆無線通信端末102からデータベースサーバ105へ無線タグ101の送出データと共に送信し、さらに、データベースサーバ105からサービスサイト104へ、サービス特定データベース5から索引されたデータと共に送信することにより可能である。
本発明により、公衆無線通信端末102は、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28に設けた時計機構29により、無線タグ101に対して公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざし無線タグ101の送出データを読み取ったときの時刻データを公衆無線通信端末102からサービスサイトへ送信可能になる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、サービスサイト104に時計機構29を設けて構成する。
また、サービスサイト104には、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態において、サービスサイト104が処理すべきサービス内容として特定されたサービス内容の中でサービスの開始または終了と定めるときの時刻データを前記時計機構から取得し記録するプログラム等を設けて構成する。
次に、動作について説明する。
本発明の実施の形態における時計機構は、サービスサイト104が実行するプログラムからの要求により、該要求時刻の時刻データを該プログラムへ供給する。
前記プログラムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態の説明において、無線タグ101の送出データをもとに特定されたサービスサイト104において処理すべきサービス内容として特定されたサービス内容の中でサービス開始と定めるときに前記時計機構29から時刻データを取得し記録する。また、サービス開始と同様に、サービス終了と定めるときに前記時計機構29から時刻データを取得し記録する。
本発明により、サービスサイト104に設けた時計機構29により、無線タグ101の送出データから特定するサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録可能になる。
次に本発明の第6の実施の形態について説明する。
図15は本発明の実施の形態を説明する公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28の構成例を示すブロック図である。
図15を参照すると、本発明の第4の実施の形態で説明した公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28に電波時計の基準信号である長波標準電波に同期する標準時刻発生手段30を設けて構成し、該標準時刻発生手段30から時計機構29へ標準時刻信号を供給し時計機構29の精度維持を行う。
前記の長波標準電波に同期する標準時刻発生手段30は、長波標準電波の受信回路と標準時刻信号発生回路である。本発明においては、例えば、該回路からの標準時刻信号を前記時計機構29に入力し、前記時計機構29の時刻合わせを行う方法で時計機構の精度維持を行う。
同様の方法により、本発明の第5の実施の形態における時計機構29においても長波標準電波の受信によって時計機構の精度維持を行う。
本発明により、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28、または、サービスサイトに設けた時計機構29を長波標準電波に同期させて精度維持可能になる。
次に本発明の第7の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明した公衆無線通信端末102に、無線タグ101の送出データを正しく読み取ったときに、無線タグ101の送出データの正常読み取り完を明示する手段を設けて構成する。
前記の無線タグ101の送出データの正常読み取り完を明示する手段は、例えば、図2の音声入出力/振動機構25と、該音声入出力/振動機構25を駆動し音や振動を発生させるプログラム、および、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明した無線タグ101が送出するデータを無線タグ読み取り口28を通して読み取るプログラムから正常読み取り完の情報を取得し、前記の音声入出力/振動機構25を駆動し音や振動を発生させるプログラムを設けて構成する。発生させる音や振動は、無線タグ101の送出データの正常読み取り完を明示する音や振動として意味付けて予め決めたパターンで発生させる。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者は、公衆無線通信端末102が無線タグ101の送出データを正しく読み取り完了したことを音や振動などで確認可能になる。
次に本発明の第8の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第7の実施の形態で説明した公衆無線通信端末102に擬音発生手段を設け、公衆無線通信端末102が無線タグ101の送出データの正常読み取りを完了したときに前記擬音発生手段によってクリック音を発生させるように構成する。前記擬音発生手段は、例えば、本発明の第7の実施の形態で説明した音声入出力/振動機構25を使用し、該音声入出力/振動機構25を駆動し音や振動を発生させるプログラムにクリック音のパターンで音を発生させるプログラムを備えて構成する。
本発明により、公衆無線通信端末の利用者は、公衆無線通信端末が無線タグ101の送出データを正しく読み取り完了したことをクリック音で確認可能になる。
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、サービスサイト104は、前記サービスサイト104において処理すべきサービス内容に関するデータ、サービスを起動した時刻、並びに、無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざした公衆無線通信端末102の所有者に関するデータを集計する手段となるプログラムを備えて構成される。
前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容に関するデータは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態の説明において、サービスサイト104が起動するサービス内容に関するデータであって、例えば、サービスの種類、サービスの経過、サービスの結果等のデータである。
また、前記のサービスを起動した公衆無線通信端末102の所有者に関するデータは、公衆無線通信端末102の電話番号、または、電子メールアドレス、または、会員制をとる時の会員番号、または、前記の電話番号、電子メールアドレス、会員番号を索引キーとして索引できる公衆無線通信端末102の所有者に関する住所、氏名、性別、年齢、職業、所得、購買歴などのデータである。
例えば、電子メールアドレスの場合、本発明の第1、または、第3の実施の形態の説明において、公衆無線通信端末102がサービスサイト104へ無線タグ101の送出データを送信するとき、送信元を表すために前記公衆無線通信端末102の電子メールアドレスのデータを前記の無線タグ101の送出データと共に送信する場合の前記公衆無線通信端末102の電子メールアドレスのデータである。また、本発明の第2の実施の形態の説明において、公衆無線通信端末102がデータベースサーバ105へ無線タグ101の送出データを送信するとき、さらに、データベースサーバ105がサービス特定データベース5から索引したデータをサービスサイト104へ送信するとき、前記公衆無線通信端末102の電子メールアドレスのデータを、前記の無線タグの送出データ、または、サービス特定データベース5から索引したデータと共に送信する場合の公衆無線通信端末102の電子メールアドレスのデータである。
また、本発明のサービス起動システムは、公衆網を通して前記のサービスサイト104と交信可能な情報処理装置を備えて構成される。
前記の情報処理装置は、前記のサービスサイト104が集計したサービスサイト104が起動したサービス内容に関するデータ、起動した時刻、並びに、前記のサービス内容を起動した公衆無線通信端末102の所有者に関するデータを、各サービスサイト104から交信により取得し、分析する手段となるプログラムを備えて構成される。
また、前記の情報処理装置は顧客データベースを備えて構成してもよく、該顧客データベースには、例えば、前記のサービス内容を起動した公衆無線通信端末102の所有者に関する住所、氏名、性別、年齢、職業、所得、購買歴などのデータを蓄積する。
また、前記の情報処理装置には、前記の各サービスサイト104から取得したサービスサイト104が集計したデータと、前記の顧客データベースの蓄積データとを合わせて集計し分析する手段となるプログラムを備えて構成する。
前記の情報処理装置は、本発明のサービス起動システムを構成するサービスサイト104の内の特定のサービスサイト104が代行することもできる。
次に、動作について説明する。
サービスサイト104は前記のサービスサイト104が備えるプログラムを実行し、前記に例示したサービスサイト104において起動したサービス内容に関するデータ、起動した時刻、前記のサービス内容を起動した公衆無線通信端末102の所有者に関するデータを集計する。また、情報処理装置は前記の情報処理装置が備えるプログラムを実行し、各サービスサイト104と交信して各サービスサイト104から前記の集計データを取得し、前記顧客データベースのデータと合わせて集計し分析する。
本発明により、サービスサイト104において起動したサービス内容に関するデータ、起動した時刻、並びに公衆無線通信端末102の所有者に関するデータを集計し分析可能になる。
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。
図16は本発明における無線タグ101を貼付した商品広告その他情報提供媒体15の構成を例示する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で例示したサービス起動システムであって、無線タグ101を商品広告その他情報提供媒体15に貼付して構成する。
また、サービスサイト104は、前記商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容を起動可能なように構成する。
前記の商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容は、例えば、サービスサイト104が前記商品広告その他情報提供媒体15の詳細な説明を行うホームページのアドレス情報を公衆無線通信端末102へ電子メールで送信するサービス等であり、該サービスを起動するプログラムをサービスサイト104に備えて構成する。
また、本発明の第1の実施の形態で例示したサービス起動システムでは、前記の無線タグ101のメモリ13に書き込むデータの、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報として、前記の商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容を特定する情報を含むデータを書き込む。
また、本発明の第2の実施の形態で例示したサービス起動システムでは、サービス特定データベース5の中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報として、前記の商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容を特定するデータを書き込む。
また、本発明の第3の実施の形態で例示したサービス起動システムでは、サービス内容特定データベース7の中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報として、前記の商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容を特定するデータを書き込む。
次に、動作について説明する。
前記の無線タグ101を貼付した商品広告その他情報提供媒体15に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすと、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明した動作の流れにより、サービスサイト104は処理すべきサービス内容を特定する。前記で特定されるサービス内容は、前記の商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容である。
次に、サービスサイト104は、前記で特定された商品広告その他情報提供媒体15が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容を起動する。
サービスサイト104は、前記のサービス内容の起動により、例えば、前記商品広告その他情報提供媒体の詳細な説明を行うホームページのアドレス情報を前記の公衆無線通信端末102へ電子メールで送信するサービスを実行する。
前記において、商品広告その他情報提供媒体15には複数の無線タグ101を貼付し、各無線タグ101から、異なるサービス内容を起動するように構成してもよい。
本発明により、商品広告その他情報提供媒体に貼付した無線タグに公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口28をかざしたときに、サービスサイトから公衆無線通信端末に対して商品広告その他情報提供媒体が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容の起動が可能になる。
次に、本発明の第11の実施の形態について説明する。
図17は本発明の第11の実施の形態を説明するシステムのブロック図である。また、図18は時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体を説明する図である。
図17、および、図18を参照すると、本発明のサービス起動システム130は、本発明の第10の実施の形態で例示したサービス起動システムであって、前記商品広告その他情報提供媒体15を時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体16に代えて構成する。
前記の時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体16は、例えば、LED、CRT、液晶、またはプラズマディスプレイの画面17を使用し、画面に表示する内容を時間の経過と共に変えられるようにした情報提供媒体である。
また、前記の時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体16は、図18に例示するように、前記の時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体16が提供する提供内容ごとの対応する場所に固有の無線タグ101を貼付して構成する。
図18では、時刻T1に提供する提供内容1で示される矢印18に対応する場所に無線タグ101#1を貼付し、時刻T2に提供する提供内容2で示される矢印18に対応する場所に無線タグ101#2を貼付して構成する。
また、前記の時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体16の提供内容に対応する無線タグ101の貼付場所を明示する手段は、前記の提供内容の中で画面が表示する矢印18のほかに、矢印18に代わる画像や前記の提供内容の中で音声で出力する言葉により明示するように構成してもよい。
次に、動作について説明する。
前記の時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体16に貼付した無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすと、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明した動作の流れにより、サービスサイト104はサービスサイトにおいて処理すべきサービス内容を特定する。
無線タグ101は前記商品広告その他情報提供媒体16が提供する提供内容ごとの対応する場所に貼付されており、前記の提供内容ごとに、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすべき無線タグ101が矢印等により明示されるため、サービスサイト104は、どの無線タグ101が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28で読み取られたかを知ることりにより、時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体16が提供した提供内容を特定できる。
本発明により、時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体において、特定の提供内容に対応する無線タグの貼付場所を明示可能になる。
次に、本発明の第12の実施の形態について説明する。
図19は本発明のサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。
本発明のサービス起動システムは、時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体に無線タグ101を貼付して構成する。
公衆無線通信端末102は、本発明の第1の実施の形態で説明した公衆無線通信端末102の構成に図14に例示する時計機構29、または、図15に例示する時計機構29と標準時刻発生手段30を設けて構成する。
また、公衆無線通信端末102は、無線タグ101に対して公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざし、無線タグ101の送出データを読み取ったときの時刻データを前記時計機構29から取得し、サービスサイト104、または、データベースサーバ105へ送信するプログラムを備えて構成する。
サービスサイト104は、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明したサービスサイト104の構成であって、公衆無線通信端末102から受信した前記の時刻データ、または、サービスサイト104が備える前記時計機構29から取得した時刻データを無線タグ101の送出データと合わせることにより前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容を特定するプログラムを備えて構成する。
前記において、公衆無線通信端末102が無線タグ101の送出データを取得した時刻データをサービスサイト104へ送信する方法は、本発明の第4の実施の形態で説明したと同様に、例えば、本発明の第1、または、第3の実施の形態においては、公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信する無線タグ101の送出データと共に送信する。また、本発明の第2の実施の形態においては、公衆無線通信端末102からデータベースサーバ105へ無線タグ101の送出データと共に送信し、さらに、データベースサーバ105からサービスサイト104へ、サービス特定データベース5から索引されたデータと共に送信する方法で構成する。
次に、動作について説明する。
図19を参照すると、本発明のサービス起動システムは、時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体に貼付する無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざす(SD3)と、本発明の第10の実施の形態で説明した動作の流れにより、公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ、無線タグ101の送出データに含まれるサービス内容を特定する情報、および、時計機構29から取得した時刻データが送信される(SD7)。
前記により、サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報と、公衆無線通信端末が無線タグ101の送出データを読み取ったとき時計機構29からの時刻データを取得する。サービスサイト104は、前記にて取得したサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報から、サービス内容特定手段により特定されるサービス内容を起動して、商品広告その他情報提供媒体の提供内容を特定するプログラムを時刻データと合わせて参照し、前記時刻における商品広告その他情報提供媒体の提供内容を特定する(SD8)。
前記において、時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体16が提供する提供内容が、例えば、提供内容1から提供内容2へ切り替わるとき、公衆無線通信端末102の所有者が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を無線タグ101にかざす操作の遅れや、公衆無線通信端末102の時計機構29が送出する時刻データと商品広告その他情報提供媒体16の時刻との間のずれなどの原因により、サービスサイト104において、公衆無線通信端末102の所有者が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を提供内容1に対してかざしたのか、または、提供内容2に対してかざしたのかが判別出来なくなる可能性がある。
しかしながら、起動するサービス内容の中で公衆無線通信端末102の所有者が希望するサービス内容を確認する手段を設けることによって前記の不都合は容易に回避することができる。また、提供内容1と提供内容2の間に、例えば、該時間帯においては無線タグ101を使用しない時間的マージンを設けることにより、前記の不都合の発生を極力減らすことが出来る。
本発明により、サービスサイトは、時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体16に貼付する無線タグ101の送出データと、前記の送出データを公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28で読み取ったときの時刻データと合わせることにより商品広告その他情報提供媒体16の提供内容を特定可能になる。
次に本発明の第13の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第10の実施の形態について説明したサービス起動システムのサービスサイト104の中に携帯電話向けのホームページを開設して構成する。
また、前記サービスサイト104には、前記ホームページから提供されかつ前記公衆無線通信端末102を通して受け取り可能なサービス内容を起動する機能を備えて構成する。
また、無線タグ101、または、サービス特定データベース7には、サービスサイト101のアドレスを特定する情報、および、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての前記携帯電話向けのホームページのアドレスを含むデータを書き込む。
また、無線タグ101は商品広告その他情報提供媒体に貼付して構成する。
次に、動作について説明する。
商品広告その他情報提供媒体に貼付した前記の無線タグ101に前記の公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすと、前記公衆無線通信端末102は本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明した方法で、サービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての前記携帯電話向けホームページのアドレスを含むデータを送信する。同時に公衆無線通信端末102はブラウザを立ち上げる。ブラウザにより受信表示される情報提供サービスと電子メールにより受信表示される情報提供サービスとが混在する場合は前記無線タグ101の送出データの中に、ブラウザにより受信表示される情報提供サービスか、または、電子メールにより受信表示される情報提供サービスか、を区別する情報を含め、前記の区別する情報によって公衆無線通信端末102は、ブラウザ、または、電子メールを受信表示するプログラムを立ち上げる。
また、前記公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ、または、前記公衆無線通信端末102からデータベースサーバ105を経由してサービスサイト104へ、前記公衆無線通信端末102のアドレスを含むデータが送信される。
サービスサイト104は、前記携帯電話向けのホームページのアドレスで指定されたホームページのデータを前記公衆無線通信端末102のアドレスの公衆無線通信端末102へ送信する。
前記公衆無線通信端末102は前記ホームページのデータからディスプレイ24に前記の携帯電話向けのホームページを表示する。
前記公衆無線通信端末102の所有者は前記で表示されたホームページから提供されるサービス内容をキーボード23等により選択し、サービスサイト104に対して、選択したサービス内容を起動させる。
本発明により、商品広告その他情報提供媒体16に貼付した無線タグに公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口をかざしたとき特定するサービスサイト104を携帯電話向けに設置されたホームページとし、前記ホームページから提供されかつ公衆無線通信端末102を通して受け取り可能なサービス内容の起動が可能になる。
次に本発明の第14の実施の形態について説明する。
図20は、本発明のサービス起動システムの実施の形態を例示するブロック図である。
図20を参照すると、本発明のサービス起動システムは、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、サービスサイト104と交信可能なサービス提供マシン(#1〜m)10を備えて構成する。
また、前記サービス提供マシン10には無線タグ101を貼付し、前記無線タグ101の送出データには前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報を含めるように構成する。例えば、図20の例において、無線タグ101#1の送出データには、無線タグ101#1が貼付されているサービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報を含める。
また、サービスサイト104には、前記無線タグ101の送出データから特定されたサービスサイト104が、前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報から特定するサービス提供マシン10と交信することによって特定のサービス内容に対応する動作を前記サービス提供マシン10に指令するプログラムを備えて構成する。
また、サービス提供マシン10は、サービスサイト104からの指令を実行するように構成する。
前記において、サービス提供マシン10が提供するサービスに本人確認が必要な場合は、公衆無線通信端末102により行うことができ、公衆無線通信端末102の発信者電話番号にもとづく確認、もしくは、公衆無線通信端末102に固有に付与された端末製造番号、もしくは、UIM/SIMに類する認証用モジュール、もしくは、メールアドレスと暗証番号、もしくは、これらの組み合わせによる方法がある。本説明では、簡単のためメールアドレスと暗証番号による本人確認を例に説明するが、これにより請求範囲を制約するものではない。
次に、動作について説明する。
本発明の実施の形態の動作の説明では、無線タグ101からの送出データが本発明の第1の実施の形態で説明した方法により公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信される場合の動作を説明する。本発明の第2、または第3の実施の形態で説明した方法でも同様である。
図21において、例えば、サービス提供マシン10#1に貼付された無線タグ101#1に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすと、無線タグ101#1から公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28へサービスサイト104のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報を含むデータが送出される(SE2)。
公衆無線通信端末102はアドレス特定手段により、前記の無線タグ101#1の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報から、サービスサイト104のアドレスを特定する(SE5)。
公衆無線通信端末102は前記により特定されたアドレスのサービスサイト104へサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報のデータを送信する(SE6)。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容特定手段によりサービス内容を特定し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から、サービス提供マシン10#1を特定する(SE7)。
サービスサイト104は前記により特定されたサービス内容を、サービス起動手段により起動し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10#1と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10#1に指令する(SE8)。
サービス提供マシン10#1はサービスサイト104からの前記指令を実行する(SE9)。
本発明により、公衆無線通信端末の所有者は、サービス提供マシンに貼付された無線タグに公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口28をかざすだけで、サービスサイトから前記サービス提供マシンへサービス内容に対応する動作の指令が行われ、公衆無線通信端末の所有者はサービス提供マシンを通して特定のサービスを受けることが可能になる。
次に、本発明の第15の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、
サービスサイト104は、サービス提供マシン10に貼付した無線タグ101の送出データに対応するサービス内容の起動によって書き換えを行う利用状態記憶部を備えて構成する。
また、サービスサイト104は、前記利用状態記憶部のデータと前記無線タグの送出データとからサービスの利用開始の起動と利用完了の起動とを識別する開始完了識別手段を備えて構成する。
また、サービスサイト104は、前記開始完了識別手段と本発明の第4もしくは第5の実施の形態で説明した時計機構29による時刻データとによって前記の利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシン10を通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段を備えて構成する。
また、サービスサイト104は、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段を備えて構成する。
前記の利用状態記憶部は、利用完了を表すデータを記憶しているときは無線タグ101の送出データに対応するサービス内容の起動によって利用開始を表すデータに書き換えられ、また、利用開始を表すデータを記憶しているときは無線タグ101の送出データに対応するサービス内容の起動によって利用完了を表すデータに書き換えられる。
また、前記の開始完了識別手段は、前記の利用状態記憶部が記憶しているデータが利用完了を表しているサービス提供マシン10に対して、無線タグ101の送出データから特定されたサービス内容に対応する動作を指令する起動を識別してサービスの利用開始とする。また、前記の利用状態記憶部に記憶しているデータが利用開始を表しているサービス提供マシン10に対して、無線タグ101の送出データから特定されたサービス内容に対応する動作を指令する起動を識別してサービスの利用完了とする。
前記において、開始完了識別手段、利用時間算出手段、および、料金算出手段は、前記機能を備えるプログラムで構成出来る。
次に、動作について説明する。
図23は本発明のサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。
本発明の実施の形態の動作の説明では、無線タグ101からの送出データが本発明の第1の実施の形態で説明した方法により公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信される場合の動作を説明する。本発明の第2、または、第3の実施の形態で説明した方法でも同様である。
以下の説明では、本発明の第14の実施の形態で説明した図20のサービス起動システムの構成を例示するブロック図において、前記により特定されたサービス提供マシン10をサービス提供マシン10#1として、また、前記サービス提供マシン10#1に貼付された無線タグ101を無線タグ101#1として説明する。
また、以下の説明では、サービスサイト104の利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータは、初期状態として、サービスの利用完了を表すデータで書き換えておくものとして説明する(SF7)。
図23を参照すると、本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に図23のSF1〜SF4を実行する。
次に、公衆無線通信端末102は、本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に、アドレス特定手段により、無線タグ101#1の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報から、サービスサイト104のアドレスを特定する(SF5)。
次に、公衆無線通信端末102は、前記により特定されたアドレスのサービスサイト104へサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報、および、時計機構29から取得した時刻データを送信する(SF6)。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容特定手段によりサービス内容を特定し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から、サービス提供マシン10#1を特定する(SF8)。
サービスサイト104は、利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータを確認する(SF10)。
利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータがサービスの利用完了を表す場合は、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10#1と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10#1に指令する(SF10)。
次に、サービスサイト101は、開始完了識別手段として、サービスの利用開始を識別する(SF11)。
サービス提供マシン10#1はサービスサイト104から指令された動作を行う(SF14)。
次に、サービスサイト104は、利用時間算出手段により、前記により受信した無線タグ読み取り口28に設けた時計機構29による時刻データもしくはサービスサイト104に設けた時計機構による時刻データによって利用開始時刻を決定する(SF12)。
次に、サービスサイト104は、利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータを、サービスの利用開始を表すデータと、前記により決定された利用開始時刻のデータで書き換える(SF13)。
次に、サービス提供マシン10#1を通して供与されているサービスの利用を完了させる場合の動作を説明する。
前記で説明したサービス提供マシン10#1を通して供与されるサービスの利用を開始する場合の動作と同様に、本発明のサービス起動システムは、図23のSF1〜SF11を実行する。
サービスサイト104は、利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータを確認する(SF10)。
利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータがサービスの利用開始を表す場合は、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10#1と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10#1に指令する(SF15)。
サービス提供マシン10#1は、サービスサイト104から指令された動作を行う(SF16)。
次に、サービスサイト104は、開始完了識別手段として、サービスの利用完了を識別する(SF16)。
次に、サービスサイト104は、利用時間算出手段により、前記により受信した無線タグ読み取り口28に設けた時計機構39による時刻データもしくはサービスサイト40に設けた時計機構による時刻データによって利用完了時刻を決定する(SF17)。
次に、サービスサイト104は、利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10#1の利用状態を表すデータを、サービスの利用完了を表すデータで書き換える(SF18)。
次に、サービスサイト104は、サービス提供マシン10#1に対応する利用状態記憶部の中に記憶されている利用開始時刻のデータと前記の利用完了時刻とから、利用時間算出手段により、サービス提供マシン10#1を通して供与されたサービスの利用時間を算出する(SF19)。
次に、サービスサイト40は、料金算出手段により前記の利用時間から所定の利用料金を算出する(SF20)。
本発明により、サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間の算出と、該サービスの利用時間からの所定の利用料金の算出がサービス起動システムにおいて可能になる。
次に、本発明の第16の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、前記サービス提供マシン10にサービス開始用無線タグとサービス完了用無線タグを貼付して構成する。
前記のサービス開始用無線タグとサービス完了用無線タグは送出データが違うように構成する。前記のサービス開始用無線タグとサービス完了用無線タグの送出データが違うように構成する方法は、例えば、本発明の第1の実施の形態で説明したサービス起動システムでは、無線タグ101のメモリ13に書き込むデータのうちのサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中に、サービス開始、または、サービス完了の情報を含ませる方法がある。
また、サービスサイト104は、前記サービス開始用無線タグ101とサービス完了用無線タグ101の送出データの違いと、本発明の第4もしくは第5の実施の形態で説明した時計機構29による時刻データとによって、利用開始時刻と利用完了時刻を決定する利用時間算出手段を備えるように構成する。
前記の利用時間算出手段は、前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中に、サービス開始の情報を含むときは、前記時刻データからサービスの利用開始時刻を決定する。また、前記のサービスサイト40において処理すべきサービス内容を特定する情報の中に、サービス完了の情報を含むときは、前記時刻データからサービスの利用完了時刻を決定する。
前記の利用時間算出手段は、前記で決定された利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシン10を通して供与されるサービスの利用時間を算出するプログラムにより構成される。
また、サービスサイト104は、料金算出手段を備えて構成する。
前記の料金算出手段は、前記の利用時間算出手段を通して算出されたサービスの利用時間からサービス提供マシン10を通して供与されるサービスの所定の利用料金を算出するプログラムにより構成される。
次に、動作について説明する。
図25乃至図28は本発明のサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。
本発明の実施の形態の動作説明においては、図20において、1台のサービス提供マシン10#1とサービスサイト104を使用する構成で説明する。
また、無線タグ101#1はサービス開始用無線タグとして、また、無線タグ101#2はサービス完了用無線タグとして同一のサービス提供マシン10#1に貼付される場合を説明する。
前記の構成では無線タグ101#1と無線タグ101#2に書き込まれているサービスサイト104のアドレスを特定する情報、および、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報は同じでよい。
また、本発明の実施の形態の動作の説明では、無線タグ101からの送出データが本発明の第1の実施の形態で説明した方法により公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信される場合の動作を説明する。本発明の第2、または、第3の実施の形態で説明した方法でも同様である。
図25乃至図28において、サービス提供マシン10#1に貼付された無線タグ20#1に公衆無線通信端末102をかざすと、無線タグ101#1から公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28へサービスサイト104のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報を含むデータが送出される(SG4、SG2)。
公衆無線通信端末102は、前記データを取得する(SG5)。
公衆無線通信端末102はアドレス特定手段により、前記の無線タグ101#1の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報から、サービスサイト104のアドレスを特定する(SG6)。
公衆無線通信端末102は前記により特定されたアドレスのサービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報を含むデータを送信する(SG7)。前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中にはサービス開始の情報を含んでいる。
サービスサイト104は、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報(サービス開始の情報を含む)から、サービス内容特定手段により、処理すべきサービス内容を特定し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から、サービス提供マシン10#1を特定する(SG8)。
サービスサイト104は前記により特定されたサービス内容を、サービス起動手段により起動し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10#1と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10#1に指令する(SG10)。
サービス提供マシン10#1は、サービスサイト104から指令された動作を行う(SG10)。
サービスサイト104は前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中のサービス開始の情報と、前記により受信した無線タグ読み取り口28に設けた時計機構29による時刻データもしくはサービスサイト104に設けた時計機構による時刻データとから利用開始時刻を決定する(SG11)。
サービス完了の場合は、前記のサービス開始の場合と同様に、サービス提供マシン10#1に貼付された無線タグ101#2に公衆無線通信端末102をかざすと、無線タグ101#2から公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28へサービスサイト104のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報を含むデータが送出される(SG13)。
公衆無線通信端末102は前記のデータを取得する(SG14)。
公衆無線通信端末102はアドレス特定手段により、前記の無線タグ101#2の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報から、サービスサイト104のアドレスを特定する(SG15)。
公衆無線通信端末102は前記により特定されたアドレスのサービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシン10#1に固有のマシンアドレス情報、および、時計機構29から取得した時刻データを含むデータを送信する(SG16)。前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中にはサービス完了の情報を含んでいる。
サービスサイト104は、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報(サービス完了の情報を含む)から、サービス内容特定手段により、処理すべきサービス内容を特定し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から、サービス提供マシン10#1を特定する(SG17)。
サービスサイト104は、前記により特定されたサービス内容を、サービス起動手段により起動し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10#1と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10#1に指令する(SG18)。
サービス提供マシン10#1はサービスサイト104から指令された動作を行う(SG10)。
サービスサイト104はサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中のサービス完了の情報と、前記により受信した無線タグ読み取り口28に設けた時計機構29による時刻データもしくはサービスサイト104に設けた時計機構29による時刻データとからサービスの利用完了時刻を決定する(SG19)。
サービスサイト104は、前記の利用時間算出手段を通して、前記の利用開始時刻と前記の利用完了時刻とからサービス提供マシン10#1を通して供与されたサービスの利用時間を算出する(SG20)。
サービスサイト104は、料金算出手段を通して、前記の利用時間からサービス提供マシン10#1を通して供与されたサービスの所定の利用料金を算出する(SG21)。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者は、サービス提供マシン10に貼付されたサービス開始用無線タグ101、または、サービス完了用無線タグに公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすだけで、サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用開始、または、サービスの利用完了をサービスサイトを通して指令することが可能になる。
次に、本発明の第17の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、公衆無線通信端末102には、公衆無線通信端末102の入力部であるキーボード23から入力するサービス提供マシン10の解放指令をサービスサイト104へ送信する機能を備えて構成する。前記のキーボード23から入力されたサービス提供マシン10の解放指令をサービスサイト104へ送信する機能は公衆無線通信端末102のプログラムにより構成できる。
また、公衆無線通信端末102には、公衆無線通信端末102が無線タグ101から送出されたデータを無線タグ読み取り口28から取得完了したとき、時計機構29が送出する時刻データを取得し、本発明の第14の実施の形態で説明したサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報とサービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報をサービスサイト104へ送信するとき、前記で取得した時刻データを合わせてサービスサイト104へ送信するように構成する。
サービスサイト104は、サービス提供マシン10の利用状態を記憶する利用状態記憶部を備え、該利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータを初期状態として利用完了を表すデータで書き換えておく。
また、サービスサイト104は、サービス提供マシン10に貼付した無線タグ101の送出データによるサービス内容の起動と、前記利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータが利用完了を表すデータであることから識別するサービス内容の最初の起動と、本発明の第4もしくは第5の実施の形態で説明した時計機構による時刻データとから利用開始時刻を決定する。
また、サービスサイト104は、前記にて公衆無線通信端末102の入力部から入力するサービス提供マシンの解放指令と、本発明の第4もしくは第5の実施の形態で説明した時計機構による時刻データとから利用完了時刻を決定し、前記の利用開始時刻と前記の利用完了時刻とからサービス提供マシン10を通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段を備えて構成する。前記の利用時間算出手段はサービスサイト104のプログラムにより構成できる。
また、サービスサイト104は、前記の利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段を備えて構成する。前記の料金算出手段はサービスサイト104のプログラムにより構成できる。
次に動作について説明する。
図29〜図32は本発明のサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。
本発明の実施の形態の動作の説明では、無線タグ101からの送出データが本発明の第1の実施の形態で説明した方法により公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信される場合の動作を説明する。本発明の第2、または、第3の実施の形態で説明した方法でも同様である。
また、以下の説明では、サービスサイト104の利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータは、初期状態として、サービスの利用完了を表すデータで書き換えておくものとして説明する(SH1)。
図29〜図32を参照すると、本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態で説明したと同様にSH2〜SH5を実行する。
次に、公衆無線通信端末102は、無線タグ101からの送出データを無線タグ読み取り口28から取得完了したときの時計機構29が送出する時刻データを取得する(SH6)。
次に、公衆無線通信端末102は、本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に、SH7によりサービスサイト104のアドレスを特定し、特定されたアドレスのサービスサイト104へサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報、および、時計機構29から取得した時刻データを含むデータを送信する(SH3およびSH8)。
サービスサイト104は、前記により公衆無線通信端末102から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容特定手段によりサービス内容を特定し、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報からサービス提供マシン10を特定する(SH9)。
次に、サービスサイト104は、サービスサイト104の利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータが利用完了を表す場合は、該利用状態を表すデータを利用開始を表すデータで書き換え、サービス提供マシン10を解放する予定時刻を指定するデータの送信を要求する電子メールを公衆無線通信端末102へ送信する(SH10、SH11、およびSH12)。
公衆無線通信端末102は、前記の電子メールを受信して表示する。公衆無線通信端末102の所有者は、受信した電子メールの返信文にキーボード23からサービス提供マシン10の解放予定時刻の指定を表すデータを入力し、サービスサイト104へ送信する(SH13およびSH14)。
サービスサイト104は、特定されたサービス内容の最初の起動と、時計機構29から取得した時刻データもしくはサービスサイト104に設けた時計機構29による時刻データとから利用開始時刻T1を決定する。また、前記の解放予定時刻の指定を表すデータから解放予定時刻T3を決定する(SH15)。
次に、サービスサイト104はサービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10に指令する(SH16)。
サービス提供マシン10はサービスサイト104から指令された動作を行い、動作の完了をサービスサイト104へ通知する(SH17、およびSH18)。
前記において、サービスサイト104の利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータが利用開始を表す場合は、サービスサイト104はサービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報から特定されたサービス提供マシン10と交信し、特定のサービス内容に対応する動作をサービス提供マシン10に指令する(SH11および、SH16)。
次に、サービスサイト104は公衆無線通信端末102へサービス提供マシン10を解放するか問い合わせる電子メールを送信する(SH19)。
公衆無線通信端末102は、前記の電子メールを受信表示する(SH20)。
公衆無線通信端末102の所有者が、サービス提供マシン10を解放せずに続けてサービスの供与を受ける場合は、前記で受信した電子メールの返信文にキーボード23からサービス提供マシン10を解放しない指令を表すデータを入力し、サービス提供マシン10を解放する場合は、前記で受信した電子メールの返信文にキーボード23からサービス提供マシン10の解放指令を表すデータを入力し、時計機構29から取得した時刻データと共に、前記のサービスサイト104へ返信する(SH21)。
サービスサイト104は、前記で公衆無線通信端末102から受信した電子メールの返信文がサービス提供マシン10の解放指令を表すデータを含む場合は、利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータを利用完了を表すデータで書き換え、前記の時計機構29からの時刻データもしくはサービスサイト104に備える時計機構29による時刻データとから利用完了時刻T2を決定する(SH22、およびSH25)。
また、サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から送信されたサービス提供マシンの解放予定時刻T3とサービスサイト104が備える時計機構29から提供される現在の時刻データとを比較し、現在の時刻データが解放予定時刻T3を過ぎている場合、利用完了時刻T2を解放予定時刻T3で書き換え、利用状態記憶部の中のサービス提供マシン10の利用状態を表すデータを利用完了を表すデータで書き換える(SH23、および、SH24)。
次に、サービスサイト104は、前記利用開始時刻T1と利用完了時刻T2とからサービス提供マシン10を通して供与されたサービスの利用時間を算出し、料金算出手段により前記利用時間から所定の利用料金を算出する(SH26)。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者は、一つの利用時間内に繰り返しサービスを提供するサービス提供マシン10に貼付した無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすだけで、一つの利用時間内にサービス提供マシンを通して繰り返しサービスの供与を受けることが可能になる。
また、サービスサイト104は、無線タグ101の送出データによるサービス内容の最初の起動と公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28に設けた時計機構29から取得した時刻データもしくはサービスサイト104に設けた時計機構29による時刻データとから決定された利用開始時刻と、公衆無線通信端末102の入力部から入力するサービス提供マシンの解放指令と公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28に設けた時計機構29から取得した時刻データもしくはサービスサイト102に設けた時計機構29による時刻データとから決定された利用完了時刻とから、サービス提供マシン10を通して一つの利用時間内に繰り返し供与されるサービスの利用時間算出と利用料金の算出が可能になる。
次に本発明の第18の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、本発明の第15、または、第16、または、第17の実施の形態で説明した利用料金算出手段によって算出する利用料金の内一定金額を割引する料金サービスを起動する無線タグ101を設けて構成する。
前記の無線タグ101の送出データに料金サービスを起動する情報を含める方法は、無線タグ101のメモリ13に書き込むサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中に、前記の料金サービスを起動する情報を含めることにより行える。
また、公衆無線通信端末102、および、データベースサーバ105には、前記の無線タグ101の送出データ、または、データベース5に含まれる前記の利用料金算出手段によって算出する利用料金の内一定金額を割引する料金サービスを起動する情報を含めてサービスサイト104へ送信するプログラムを備えて構成する。
また、サービスサイト104には、公衆無線通信端末102、または、データベースサーバ105から送信された前記の利用料金算出手段によって算出する利用料金の内一定金額を割引する料金サービスを起動する情報にもとづき、本発明の第15、または、第16、または、第17の実施の形態で説明した利用料金算出手段によって算出された利用料金から一定金額を割引する料金サービスを行うプログラムを備えて構成する。
本発明により、前記の利用料金算出手段によって算出された利用料金のうちの一定金額を割引する料金サービスを無線タグにより起動することが可能になる。
次に本発明の第19の実施の形態について説明する。
図33は本発明の第19の実施の形態を説明するシステムの構成を例示するブロック図である。また、図34は前記システムを構成する錠付き戸棚31の中の1つの格納庫19の構成を例示する図である。また、図35〜図40は前記システムの動作の流れを例示するフローチャートである。図41は解錠条件記憶部の解錠条件記憶部の構成を例示する図である。
図33を参照すると、本発明のサービス起動システム140は、本発明の第14の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、前記サービス提供マシン10として錠付き戸棚31を備えて構成する。前記錠付き戸棚31は、複数個の格納庫19を備え、各格納庫ごとに無線タグ101を貼付して構成する。
また、前記の各無線タグ101のメモリ13には、本発明の第14の実施の形態で説明したサービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報として、無線タグ101が貼付されている前記錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに固有のロッカーアドレス情報を含めて書き込み、前記公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざしたときに、無線タグ101が送出するデータに前記の無線タグ101が貼付されている錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに固有のロッカーアドレス情報を含めるように構成する。前記の錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに固有のロッカーアドレス情報は、複数個の錠付き戸棚31が存在するとき、各錠付き戸棚31に固有のアドレスを付与し、さらに、前記の各錠付き戸棚31の中に複数個の格納庫19が存在するとき、前記の各格納庫19に固有のアドレスを付与して構成する。
また、本発明の実施の形態においては、本発明の第14の実施の形態で説明した無線タグ101が送出するデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報に、格納庫19の解錠、並びに、施錠を指令する情報を含めて構成する。
また、前記の無線タグ101の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスから特定されるサービスサイト104には、前記の無線タグ101が貼付されている錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに固有のロッカーアドレス情報から特定される錠付き戸棚31の格納庫19に対して解錠、または、施錠を指令する手段を備えて構成する。前記の格納庫19の解錠、並びに、施錠を指令する手段は、前記機能を備えるプログラムをサービスサイト104に備えて構成する。
次に、動作について説明する。
本発明の実施の形態の動作の説明では、一例として、無線タグ101からの送出データが本発明の第1の実施の形態で説明した方法により公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信される場合の動作を説明する。本発明の第2、または、第3の実施の形態で説明した方法でも同様である。
また、本発明の実施の形態の説明では、一例として、図33の錠付き戸棚31の格納庫19#1に貼付されている無線タグ101#1に対して公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざし、サービスサイト104から錠付き戸棚31へ指令して、格納庫19#1を解錠、並びに、施錠させる場合の動作を説明する。
格納庫19#1に貼付されている無線タグ101#1のメモリ13には、サービスサイト104のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報を含むデータを書き込んでおく。前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中には、格納庫19#1を解錠、並びに、施錠させる指令を含めておく(SI3)。
また、サービスサイト104は、初期状態として利用状態記憶部の中の錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用状態を表すデータを利用完了を表すデータで書き換え、錠付き戸棚31の格納庫19#1を解錠し、該当する利用ランプ32#1を滅灯するものとする(SI1、およびSI2)。
公衆無線通信端末102の所有者が、利用ランプ32#1が滅灯している格納庫19#1を選択し、扉を開いて品物を格納し、扉を閉じる。
次に、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を錠付き戸棚31の格納庫19#1に貼付されている無線タグ101#1にかざすと、本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に無線タグ101#1から前記のデータが無線タグ読み取り口28へ送出される(SI4およびSI5)。
公衆無線通信端末102は前記のデータを取得するとクリック音をならす(SI6)。
次に、公衆無線通信端末102は本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に、アドレス特定手段により特定されたアドレスのサービスサイト104へ、サービスサイト40において処理すべきサービス内容を特定する情報としての格納庫19#1を解錠、並びに、施錠させる指令、および、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31のロッカーアドレス情報のデータを送信する(SI7、および、SI8)。
前記のデータを受信したサービスサイト104は、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1を解錠、並びに、施錠させる指令と、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報から対応する利用状態記憶部のデータが利用完了のデータであることから、処理すべきサービス内容として錠付き戸棚31の格納庫19#1の施錠の指令を特定する(SI9)。
次に、サービスサイト104は、前記のデータを送信した公衆無線通信端末102に対して解錠時に使用する暗証番号の入力の指示を送信する(SI11)。
公衆無線通信端末102は、前記により受信した暗証番号の入力指示をディスプレイ24に表示する(SI11)。
公衆無線通信端末102の所有者は、キーボード23から暗証番号を入力し、サービスサイト104へ送信する(SI12)。
サービスサイト104は、前記により受信した公衆無線通信端末102のメールアドレスと暗証番号を解錠条件記憶部45に登録する(SI13)。
サービスサイト104は錠付き戸棚31の格納庫19#1の扉が閉じられたことを検出し、利用ランプ32#1を点灯し、施錠する指令を錠付き戸棚31に送信し、錠付き戸棚31の格納庫19#1の対応する利用状態記憶部のデータを利用開始のデータに書き換える(SI14、およびSI15)。
次に、錠付き戸棚31の格納庫19#1を解錠し格納中の品物を取り出す場合を説明する。
前記の品物を格納し施錠する場合と同様に、公衆無線通信端末102はサービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての格納庫19#1を解錠、並びに、施錠させる指令、および、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31ごと格納庫ごとに固有のロッカーアドレス情報のデータを送信する(SI16〜SI20)。
前記のデータを受信したサービスサイト104は、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1を解錠、並びに、施錠させる指令と、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報から対応する利用状態記憶部のデータが利用開始のデータであることから、処理すべきサービス内容として錠付き戸棚31の格納庫19#1の解錠の指令を特定する(SI21)。
次に、サービスサイト104は、前記のデータを送信した公衆無線通信端末102に対して暗証番号の入力の指示を送信する(SI22)。
公衆無線通信端末102は、前記により受信した暗証番号の入力指示をディスプレイ24に表示する(SI23)。
公衆無線通信端末102の所有者は、キーボード23から暗証番号を入力し、サービスサイト104へ送信する(SI24)。
サービスサイト104は、前記により受信した公衆無線通信端末102のメールアドレスと、暗証番号を図41に示す解錠条件記憶部45に登録されているメールアドレスと、暗証番号と照合する(SI25)。
サービスサイト104は、前記の照合が合致すると、錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅し、解錠する指令を錠付き戸棚31に送信し、錠付き戸棚31の格納庫19#1の対応する利用状態記憶部のデータを利用完了のデータに書き換える(SI26)。
公衆無線通信端末102の所有者は、錠付き戸棚31の利用ランプが点滅中の格納庫19#1の扉を開き、品物を取り出し、扉を閉じる。格納庫19#1は利用ランプを滅灯する(SI28)。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者は、錠付き戸棚31の格納庫19に貼付されている無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざし、暗証番号を入力するだけで錠付き戸棚31の格納庫19の施錠、並びに、解錠が可能になる。
次に、本発明の第20の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第19の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、前記サービス提供マシン10としての錠付き戸棚31に格納庫19の扉を閉じた時に自動的に施錠を行う施錠手段を備えて構成する。
また、サービスサイト104は、前記施錠手段によって施錠後の錠付き戸棚31を引き続き利用するか解放するかの意思を前記錠付き戸棚31の利用者に確認する意思確認手段となるプログラムを備えて構成する。
前記の意思確認手段は、例えば、前記の格納庫19の扉が閉じられたことを検出して自動的に施錠された後、サービスサイト104が意思確認の電子メールを公衆無線通信端末102へ送信し、引き続き利用するか解放するかの意思をあらわす電子メールを公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ返信する方法で実現出来る。
また、サービスサイト104には、前記意思確認手段を通して利用者の解放の意思が確認された時に前記錠付き戸棚31を利用から解放する利用解放手段となるプログラムを備えて構成する。
次に、動作について説明する。
図42から図48は本発明の第20の実施の形態におけるシステムの動作の流れを例示するフローチャートである。
本発明の実施の形態の動作の説明では、一例として、無線タグ101からの送出データが本発明の第1の実施の形態で説明した方法により公衆無線通信端末102からサービスサイト104へ送信される場合の動作を説明する。本発明の第2、または、第3の実施の形態で説明した方法でも同様である。
また、本発明の実施の形態の説明では、一例として、図33の錠付き戸棚31の格納庫19#1に貼付されている無線タグ101#1に対して公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざし、サービスサイト104から錠付き戸棚31へ指令して、格納庫19#1を解錠させる場合の動作を説明する。
格納庫19#1に貼付されている無線タグ101#1のメモリ13には、サービスサイト104のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報を含むデータを書き込んでおく。また、前記のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報には、格納庫19#1を解錠させる指令を含めておく(SJ1)。
まず、本発明のサービス起動システムの初期状態として、サービスサイト104は、錠付き戸棚31の格納庫19#1の扉を施錠し、該当する利用ランプ32#1を滅灯する指令を錠付き戸棚31に送信する。次に、サービスサイト104は、前記の指令に基づく動作が完了したことを錠付き戸棚31から受信し、利用状態記憶部の中の対応する錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用状態を表すデータを利用完了を表すデータで書き換える。(SJ2〜SJ4)。
公衆無線通信端末102の所有者が、利用ランプ32#1が滅灯している格納庫19#1を選択し、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28を錠付き戸棚31の格納庫19#1に貼付されている無線タグ101#1にかざすと、本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に無線タグ101#1から前記のデータが無線タグ読み取り口28へ送出される(SJ5、およびSJ6)。
公衆無線通信端末102は前記のデータを取得するとクリック音をならす(SJ7)。
次に、公衆無線通信端末102は本発明の第14の実施の形態で説明したと同様に、アドレス特定手段により特定されたアドレスのサービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての格納庫19#1を解錠させる要求、および、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報を含むデータを送信する(SJ8および、SJ9)。
前記のデータを受信したサービスサイト104は、サービス内容特定手段により、錠付き戸棚31の格納庫19#1を解錠させる要求を特定する(SJ10)。
次に、サービスサイト104は、前記のデータを送信した公衆無線通信端末102に対して解錠時に使用する暗証番号の入力の指示を送信する(SJ11)。
公衆無線通信端末30は、前記により受信した暗証番号の入力指示をディスプレイ24に表示する(SJ12)。
公衆無線通信端末102の所有者は、キーボード23から暗証番号を入力し、サービスサイト104へ送信する(SJ13)。
サービスサイト104は、前記により受信した公衆無線通信端末102のメールアドレスと暗証番号を解錠条件記憶部45に登録する(SJ14)。
サービスサイト104は錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅させ、解錠する指令を錠付き戸棚31に送信し、錠付き戸棚31の格納庫19#1の対応する利用状態記憶部のデータを利用開始のデータに書き換える(SJ15)。
錠付き戸棚31は格納庫19#1を解錠し、該当する利用ランプ32#1を点滅する(SJ16)。
公衆無線通信端末102の所有者は、格納庫19#1を開いて品物を格納し扉を閉じる。
錠付き戸棚31は格納庫19#1の扉が閉じられたことを検出し、該検出結果をサービスサイト104に送信する。サービスサイト104は、前記の検出結果を受信し、該当する格納庫19#1を施錠し、利用ランプ32#1を点灯する指令を錠付き戸棚31に送信する。錠付き戸棚31は格納庫19#1を施錠し、利用ランプ32#1を点灯する(SJ17〜SJ19)。
次に、錠付き戸棚31の格納庫19#1を解錠し格納中の品物を取り出す場合を説明する。
前記の品物を格納し施錠する場合と同様に、公衆無線通信端末102はサービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての格納庫19#1を解錠させる要求、および、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚ごと格納庫ごとに固有のロッカーアドレス情報のデータを送信する(SJ20〜SJ24)。
前記のデータを受信したサービスサイト104は、サービス内容特定手段により、処理すべきサービス内容として錠付き戸棚31の格納庫19#1の解錠の要求を特定する(SJ25)。
次に、サービスサイト104は、前記のデータを送信した公衆無線通信端末102に対して暗証番号の入力の指示を送信する(SJ26)。
公衆無線通信端末102は、前記により受信した暗証番号の入力指示をディスプレイ24に表示する(SJ27)。
公衆無線通信端末102の所有者は、キーボード23から暗証番号を入力し、サービスサイト104へ送信する(SJ29)。
サービスサイト104は、前記により受信した公衆無線通信端末102の電子メールアドレスと、暗証番号を解錠条件記憶部45に登録されているメールアドレスと、暗証番号と照合する(SJ29)。
サービスサイト104は、前記の照合が合致すると、錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅し、解錠する指令を錠付き戸棚31に送信する(SJ30)。
錠付き戸棚31は、格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅させ、解錠する(SJ31)。
公衆無線通信端末102の所有者は、錠付き戸棚31の利用ランプが点滅中の格納庫19#1の扉を開き、品物を取り出し、扉を閉じる。
錠付き戸棚31は格納庫19#1の扉が閉じられたことを検出し、該検出結果をサービスサイト104に送信する。サービスサイト104は、前記の検出結果を受信し、該当する格納庫19#1を施錠する指令を錠付き戸棚31に送信する。錠付き戸棚11はサービスサイト40から前記指令を受信し、格納庫19#1を施錠する(SJ32〜SJ34)。
次に、サービスサイト104は公衆無線通信端末102へ、格納庫19#1を引き続き利用するか解放するかの意思を確認するための電子メールを送信する(SJ35)。
公衆無線通信端末102は、前記の意思確認の電子メールを受信し、表示する(SJ36)。
公衆無線通信端末102の所有者は、引き続き利用するか解放するかを決め、解放の意思をあらわすデータ、もしくは、引き続き利用の意思をあらわすデータを入力し電子メールでサービスサイト104へ返信する(SJ37)。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から解放の意思を表す電子メールを受信した場合は、錠付き戸棚31へ格納庫19#1の利用ランプ32#1を滅灯させる指令を送信し、対応する利用状態記憶部のデータを利用完了を表すデータで書き換える(SJ39)。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末102から引き続き利用の意思を表す電子メールを受信した場合は、錠付き戸棚31へ格納庫19#1の利用ランプ32#1を点灯させる指令を送信する(SJ40)。
錠付き戸棚31は、前記の指令に基づき、格納庫19#1の利用ランプ32#1を滅灯、もしくは、点灯する(SJ41)。
本発明により、本発明の第19の実施の形態で説明したサービス起動システムにおいて、公衆無線通信端末102の所有者は、錠付き戸棚31の特定の格納庫をいったん利用開始したならば、自らの意思で解放するまで何度でも施錠もしくは解錠を繰り返すことによって同一の格納庫を引き続き利用することを可能にする。
次に、本発明の第21の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第20の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、前記サービス提供マシン10としての錠付き戸棚31の格納庫19ごとの利用料金の算出手段として、本発明の第17の実施の形態で説明したサービス起動システムの料金算出手段を備えて構成する。
本発明のサービス起動システムを構成するサービスサイト104は、本発明の第20の実施の形態で説明した図44のSJ15にて、錠付き戸棚31の格納庫19#1の対応する利用状態記憶部のデータを利用開始を表すデータで書き換えるとき、本発明の第17の実施の形態で説明した利用時間算出手段により、時計機構29から取得した時刻データもしくはサービスサイト104に備える時計機構29による時刻データから錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用開始時刻T1を決定する。
また、サービスサイト104は、本発明の第20の実施の形態で説明した図48のSJ39にて、錠付き戸棚31の格納庫19#1の対応する利用状態記憶部のデータを利用完了を表すデータで書き換えるとき、時計機構29から取得した時刻データもしくはサービスサイト104に備える時計機構29による時刻データから錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用完了時刻T2を決定し、前記の利用開始時刻T1と利用完了時刻T2とから利用時間を算出し、料金算出手段により、前記利用時間から所定の利用料金を算出する。
本発明により、錠付き戸棚31の格納庫19を、施錠、並びに、解錠を繰り返して使用する場合に、錠付き戸棚31の格納庫19ごとの利用料金の算出が可能になる。
次に、本発明の第22の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第19の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、サービスサイト104と公衆無線通信端末102との間で交信を行う利用者通信手段を備えて構成する。前記の利用者通信手段は、例えば、携帯電話などの移動体通信と公衆網を利用し電子メールで交信を行う機能をサービスサイト104と公衆無線通信端末102に備えて構成できる。
また、サービスサイト104には、錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに解錠を行う利用者の必要条件のデータを記憶する解錠条件記憶部45を備えて構成する。前記の解錠条件記憶部45は、図41に例示するように錠付き戸棚の格納庫のロッカーアドレス、錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとの解錠を行うことが出来る利用者が使用する公衆無線通信端末102の電子メールアドレスや暗証番号などのデータを記憶する。
また、サービスサイト104には、解錠者設定手段を備えて構成する。前記の解錠者設定手段はサービスサイト104のプログラムにより構成でき、例えば、前記解錠条件記憶部45に記憶されたデータを満たす利用者が、新たな利用者を解錠を行うべき者と認定し、前記の利用者通信手段を通してサービスサイト104へ、前記解錠条件記憶部45に例示するように錠付き戸棚31の格納庫19のロッカーアドレスに記憶されている解錠を行うことが出来る利用者の必要条件を新たな利用者の必要条件に書き換える要求を電子メールで送信したとき、サービスサイト104が前記の電子メールで通知された電子メールアドレスへ新たに解錠を行うべき者になるか否かの問い合わせの電子メールを送信し、前記の電子メールを受けた利用者から新たに解錠を行うべき者になるとの電子メールの返信を受けたとき、サービスサイト104が前記の解錠条件記憶部45に記憶されているデータを新たに解錠を行うべき者の電子メールアドレスや暗証番号などのデータで書き換える機能を含んで構成される。
次に、動作を説明する。
錠付き戸棚31の格納庫19#1を施錠し、前記の解錠条件記憶部45に公衆無線通信端末102のメールアドレスと暗証番号を記憶させた利用者が、前記の錠付き戸棚31の格納庫19#1の解錠を別人に行わせる場合は、先ず、新たに解錠を行うべき者と認定した利用者の公衆無線通信端末102の電子メールアドレスを利用者通信手段を通してサービスサイト104へ電子メールで通知する。
サービスサイト104は、前記電子メールで通知された電子メールアドレスへ新たに解錠を行うべき者になるか否かの問い合わせの電子メールを送信する。
前記の電子メールを受信した利用者が、新たに解錠を行うべき者になることを認める場合は、格納庫の解錠に使用する自己の暗証番号を含めた電子メールをサービスサイト104へ返信する。
サービスサイト104は前記の電子メールにもとづき、前記解錠条件記憶部45に記憶されている解錠を行うことが出来る利用者の公衆無線通信端末102の電子メールアドレスや暗証番号を書き換える。
前記により解錠条件記憶部45に錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに解錠を行う利用者の必要条件を記憶された者は、前記の錠付き戸棚31の格納庫19を解錠可能になり、また、前記の動作により、利用者通信手段を通して、新たに解錠を行うべきと認定し、かつ自らも認めた利用者を対象として解錠条件記憶部45を書き換え可能になる。
本発明により、錠付き戸棚31の利用者は、サービスサイト104の錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに解錠を行う利用者の必要条件を記憶する解錠条件記憶部45を利用者通信手段を通して書き換えることによって、新たに解錠を行うべきと認定し、かつ自らも認めた利用者に解錠させることが可能になる。
次に、本発明の第23の実施の形態について説明する。
図49は本発明の第23の実施の形態を説明するシステムの構成を例示するブロック図である。図50は配送伝票の構成例を示す図である。また、図50は収集物を特定するサービス、(2)特定された収集物を収集開始させるサービス、(3)収集した物を錠付き戸棚の格納庫へ格納保管するサービス、および、(4)格納保管された収集物を公衆無線通信端末の所有者へ受け渡すサービス、の4つのサービス内容の相互関係と主な情報の流れを例示する図である。図51は、現物データベースの構成を例示する図である。図52は配送伝票ファイルの構成を例示する図である。図53は業者データベースの構成を例示する図である。図54〜図68はシステムの動作の流れを例示するフローチャートである。
図49を参照すると、本発明のサービス起動システム150は、本発明の第1、または、第2、または、第3の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、前記サービス提供マシン10として錠付き戸棚31を備えて構成する。前記錠付き戸棚31は、複数個の格納庫19を備え、各格納庫19ごとに無線タグ101を貼付して構成する。また、本発明のサービス起動システム150は、展示している現物33もしくは現物33に対応する場所に無線タグ101を貼付して構成し、前記無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざしたときに送出される無線タグ101の送出データに、展示中の現物33もしくは現物33の対応する場所に固有の展示アドレス情報を含めるように構成する。
また、本発明のサービス起動システムは、前記の無線タグ101の送出データから特定するサービスサイト104において前記展示アドレス情報から特定する前記展示中の現物33と同等の物34を収集する収集手段を備えて構成する。前記の収集手段は、前記展示アドレス情報にもとづき、展示中の現物33と同等の物34に固有に付与されたバーコードを含む配送伝票54を作成し、該配送伝票54に記載されたバーコードの現物33と同等の物34を倉庫35から取り出し収集する。
図50は配送伝票54の構成例を示し、伝票番号、伝票番号のバーコード、収集した物の受け渡し場所、受け渡し品の品名とバーコードと数量が記載されている。
また、本発明のサービス起動システム150は、前記の収集手段によって収集した物を前記の配送伝票54の受け渡し場所に記載されている錠付き戸棚31へ格納保管する格納保管手段を備えて構成する。
また、本発明のサービス起動システム150は、前記の格納保管手段を通して錠付き戸棚31へ格納保管した前記の収集物を、公衆無線通信端末102の所有者へ受け渡す手段を備えて構成する。
次に、動作を説明する。
図51に例示するように、無線タグ101の送出データから特定されるサービスサイト104に於いて処理すべきサービス内容は、(1)収集物を特定するサービス、および、(2)特定された収集物を収集開始させるサービス、および、(3)収集した物を錠付き戸棚の格納庫へ格納保管するサービス、および、(4)格納保管された収集物を公衆無線通信端末の所有者へ受け渡すサービス、の4つのサービス内容から構成される。
サービスサイト104は、図51に例示するように、前記の4つのサービス内容に対して、現物データベース42、配送伝票ファイル43、業者データベース44、解錠条件記憶部45を備えて使用する。現物データベース42は、図52に例示するように展示アドレス、展示中の現物33と同等の物34に付与されたバーコード、および、品名のデータを記憶している。また、配送伝票ファイル43は、図53に例示するように伝票番号、伝票番号のバーコード、収集した物の受け渡し場所となるロッカーアドレス、公衆無線通信端末102(所有者用)の電子メールアドレス、および、収集した展示アドレスのデータを記憶している。また、業者データベース44は、図54に例示するように公衆無線通信端末102(業者用)の電子メールアドレスのデータを記憶している。また、解錠条件記憶部45は、図41に例示するように錠付き戸棚31の格納庫19のロッカーアドレス、公衆無線通信端末102(所有者用)の電子メールアドレス、および、暗証番号のデータを記憶している。
はじめに、サービスサイトに於いて処理すべきサービス内容の(1)収集物を特定するサービスについて動作を説明する。
現物33#1もしくは現物33#1の対応する場所に貼付した無線タグ101を無線タグ101#展1とし、同様に順次、現物33#nもしくは現物33#nの対応する場所に貼付した無線タグ20を無線タグ20#展nとして以下の説明を行う。また、無線タグ20#展nの送出データに含まれる展示アドレス情報は展示アドレス情報#nとして説明する。
図55乃至図57を参照すると、公衆無線通信端末102の所有者が、先ず、公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28を、展示している現物33#1もしくは現物33#1に対応する場所に貼付された無線タグ101#展1にかざすと、サービスサイト104のアドレスを特定する情報、および、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報としての展示アドレス情報#1を含むデータが、無線タグ101#展1から公衆無線通信端末102(所有者用)へ送出される(SK3〜SK5)。
公衆無線通信端末102(所有者用)は、アドレス特定手段により、無線タグ101#展1の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報から、サービスサイト104のアドレスを特定し、特定されたアドレスのサービスサイト104へサービスサイト104において処理すべきサービス内容(収集物を特定するサービス)を特定する情報としての展示アドレス情報#1を含むデータを送信する(SK6、およびSK7)。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末102(所有者用)から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容特定手段により収集物を特定するサービス内容を特定する(SK8)。
前記で特定したサービス内容において、展示アドレス情報#1から展示アドレス#1を特定し、公衆無線通信端末102(所有者用)の電子メールアドレスと共に、配送伝票ファイル43に格納する(SK9)。
同様に、公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28を、展示している現物33#nもしくは現物に対応する場所に貼付された無線タグ101#展nにかざすと、サービスサイト104は、展示アドレス#nを特定し、配送伝票ファイル43に追加格納する(SK10〜SK16)。
次に、サービスサイトに於いて処理すべきサービス内容の(2)特定された収集物を収集開始するサービスについて説明する。
図58乃至図61を参照すると、公衆無線通信端末102の所有者が、前記の公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28を、展示している現物33#nもしくは現物33#nに対応する場所に貼付された無線タグ101#展nにかざす操作の完了を、現物33もしくは現物33に対応する場所に貼付された無線タグ101とは別に設けた無線タグ101#S(収集開始要求)に前記の公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28をかざすことによって行う。
前記の無線タグ101#S(収集開始要求)は、公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口25をかざしたときに無線タグ101#S(収集開始要求)から送出されるデータに、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報として収集開始要求を表す情報を含めて構成する。
前記の操作の完了は、公衆無線通信端末102の所有者が公衆無線通信端末102のキーボード23から所定のデータを入力し前記のサービスサイト104へ送信する方法によりサービスサイト104へ知らせるようにしてもよい。
公衆無線通信端末102の所有者が、公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28を、無線タグ101#S(収集開始要求)にかざすと、前記と同様に、サービスサイト104は、サービス内容としての収集開始要求を特定する(SL2〜SL7)。
サービスサイト104は、前記により、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報として収集開始要求を特定すると、収集した物を公衆無線通信端末102の所有者へ受け渡すために格納保管する錠付き戸棚31の候補のロッカーアドレス情報を公衆無線通信端末102(所有者用)へ送信し表示させることによって、公衆無線通信端末102の所有者に知らせる(SL8およびSL9)。
公衆無線通信端末102の所有者は、前記の表示されたロッカーアドレス情報の中から収集物の受け渡しに便利な錠付き戸棚31を1つ選択しサービスサイト104へ送信する(SL10)。
以下の動作の説明では、一例として、公衆無線通信端末102の所有者が、前記において、錠付き戸棚31を選択し、サービスサイト104が、そのとき錠付き戸棚31の中で空いている格納庫19の中から格納庫19#1を受け渡し用に確保する場合を説明する。
初期状態として、サービスサイト104は、利用状態記憶部の中の錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用状態を表すデータを利用完了を表すデータで書き換え、錠付き戸棚31の格納庫19#1を施錠し、該当する利用ランプ32#1を滅灯する指令を錠付き戸棚31へ送信し、錠付き戸棚31は錠付き戸棚31の格納庫19#1を施錠し、該当する利用ランプ32#1を滅灯しているものとする(SL11、およびSL12)。
サービスサイト104は、受信したロッカーアドレス情報の錠付き戸棚31へ格納庫19#1の利用ランプ32#1を点灯する指令を送信し、対応する利用状態記憶部のデータを利用開始のデータで書き換える(SL14)。
錠付き戸棚31は格納庫19#1の該当する利用ランプ32#1を点灯する(SL14)。
サービスサイト104は、前記の公衆無線通信端末102(所有者用)へ錠付き戸棚31を解錠するとき使用する暗証番号の入力指示を送信し表示させる(SL16、およびSL17)。
公衆無線通信端末30(所有者用)の所有者は、暗証番号を入力し、サービスサイト40へ送信する(SL18)。
サービスサイト104は、錠付き戸棚31の格納庫19#1に対応する解錠条件記憶部45のデータを公衆無線通信端末102(所有者用)の電子メールアドレスと所有者の暗証番号で書き換える(SL19)。
サービスサイト104は、前記で決定した錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報を配送伝票ファイル43の公衆無線通信端末102(所有者用)の書き込み済み電子メールアドレスに対応させて追加格納する(SL20)。
サービスサイト104は、配送伝票ファイル43の展示アドレス情報#1、および、展示アドレス情報#nの情報をもとに、現物データベース42を索引し、展示中の現物33と同等の物34の品名と付与されているバーコード情報を取得する(SL21)。
サービスサイト104は、前記で取得した展示中の現物33と同等の物34の品名とバーコードの他に、収集する数量、前記により決定した収集物を格納保管する錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス、および、配送伝票の一連番号とそのバーコードなどを表記した配送伝票54を作成する(SL22)。
配送伝票54に表記された展示中の現物と同等の物34#1と、展示中の現物と同等の物34#nが、該配送伝票54に表記された数量だけ倉庫52から収集され、収集した物53に該配送伝票54が貼付される。
次に、サービスサイトに於いて処理すべきサービス内容の(3)収集した物を錠付き戸棚の格納庫へ格納保管するサービスについて説明する。
図62乃至図69を参照すると、前記の配送伝票54を貼付された収集した物53は、格納保管手段により、該配送伝票54で特定される本発明の第19の実施の形態で説明した錠付き戸棚31の格納庫19#1へ格納保管される。以下に格納保管の動作の流れを説明する。
格納保管する業者は、前記の配送伝票54を貼付された収集した物53を受け取り、前記の配送伝票54に表記されている錠付き戸棚31の格納庫19#1を探し、前記の公衆無線通信端末102(業者用)の無線タグ読み取り口28を錠付き戸棚31の格納庫19#1に貼付された無線タグ101#1に対してかざす(SM1)。
本発明の第19の実施の形態で説明したと同様に、無線タグ101#1は、メモリ13からサービスサイト102のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報(錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに固有のロッカーアドレス情報)を含むデータを読み出し、無線タグ読み取り口28へ送出する(SM2)。
公衆無線通信端末102(業者用)は、前記にて無線タグ101#1から送出されたデータを無線タグ読み取り口28から取得しクリック音をならす。また、アドレス特定手段により、無線タグ101#1の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報からサービスサイト104のアドレスを特定し、特定されたアドレスのサービスサイト40へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31のロッカーアドレス情報を含むデータを送信する(SM3〜SM5)。
前記公衆無線通信端末102(業者用)から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報を受信したサービスサイト104は、サービス内容特定手段により処理すべきサービス内容を特定し、受信した公衆無線通信端末102の電子メールアドレスが、図53に例示する業者データベース44に登録されている公衆無線通信端末102(業者用)の電子メールアドレスか、或いは配送伝票ファイル43へ登録されている公衆無線通信端末102(所有者用)の電子メールアドレスかを確認し、サービスサイト104は、公衆無線通信端末102(業者用)の電子メールであることが確認されたならば、処理すべきサービス内容が錠付き戸棚の格納庫へ格納保管するサービスであることを特定する(SM6、およびSM7)。
次に、サービスサイト104は、配送伝票54の伝票番号(バーコード)の入力指示を公衆無線通信端末102(業者用)へ送信し表示させる(SM8、およびSM9)。
業者は、配送伝票54の伝票番号(バーコード)を公衆無線通信端末102(業者用)へ入力し、サービスサイト104へ送信する(SM10)。
サービスサイト104は、受信した配送伝票54の伝票番号(バーコード)から配送伝票ファイル43を索引することにより、サービス内容特定情報と共に受信したロッカーアドレス情報から特定されるロッカーアドレスが前記により索引されたロッカーアドレスと一致することを確認する(SM11、およびSM12)。
サービスサイト104は、前記の確認がとれると、錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅し、解錠する指令を錠付き戸棚31に送信する(SM13)。
錠付き戸棚31は、前記の指令にもとづき、格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅させ、解錠する(SM14)。
業者が格納庫19#1を開いて収集した物53を格納し扉を閉じると、錠付き戸棚31は格納庫19#1の扉が閉じられたことをサービスサイト40へ通知する(SM15)。
サービスサイト104は、扉が閉じられた通知を受信し、錠付き戸棚11の格納庫111#1を施錠し、該当する利用ランプ1112#1を点灯する指令を送信する(SM16)。
錠付き戸棚31は、格納庫19#1を施錠し、該当する利用ランプ32#1を点灯する(SM17)。
サービスサイト104は、配送伝票ファイル43の電子メールアドレスから公衆無線通信端末102(所有者用)へ錠付き戸棚31の格納庫19#1に収集物が格納保管されたことを通知する電子メールを送信する(SM18)。
次に、サービスサイトに於いて処理すべきサービス内容の(4)格納保管された収集物を公衆無線通信端末の所有者へ受け渡すサービスについて説明する。
公衆無線通信端末102(所有者用)は前記の電子メールを受信し表示する(SM19)。
公衆無線通信端末102(所有者用)の所有者は、前記の電子メールで通知された錠付き戸棚31の格納庫19#1を探し、公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28を無線タグ101#1に対してかざす(SM20)。
無線タグ101#1は、メモリ13からサービスサイト104のアドレスを特定する情報、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報(錠付き戸棚31ごと格納庫19ごとに固有のロッカーアドレス情報)を含むデータを読み出し無線タグ読み取り口28へ送出する(SM221)。
公衆無線通信端末102(所有者用)は、前記にて無線タグ101#1から送出されたデータを無線タグ読み取り口28から取得しクリック音をならす。また、アドレス特定手段により、無線タグ101#1の送出データに含まれるサービスサイト104のアドレスを特定する情報からサービスサイト104のアドレスを特定し、特定されたアドレスのサービスサイト104へ、サービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31のロッカーアドレス情報を含むデータを送信する(SM22〜SM24)。
前記公衆無線通信端末102(所有者用)から送信されたデータに含まれるサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報、および、サービス提供マシン10に固有のマシンアドレス情報としての錠付き戸棚31の格納庫19#1のロッカーアドレス情報を受信したサービスサイト104は、サービス内容特定手段により、処理すべきサービス内容を特定し、受信した公衆無線通信端末102の電子メールアドレスが、業者データベース44に登録されている公衆無線通信端末102(業者用)の電子メールアドレスか、配送伝票ファイル43に登録されている公衆無線通信端末102(所有者用)の電子メールアドレスかを確認する。
サービスサイト104は、公衆無線通信端末30(所有者用)の電子メールアドレスであることが確認されたならば、錠付き戸棚31の格納庫19#1ロッカーアドレス情報から対応する利用状態記憶部の利用状態を表すデータが利用開始のデータであることから、処理すべきサービス内容が錠付き戸棚の格納庫から公衆無線通信端末の所有者へ受け渡すサービスであることを特定する(SM25、およびSM26)。
次に、サービスサイト104は公衆無線通信端末102(所有者用)へ暗証番号の入力の指示を送信し表示させる(SM27、およびSM28)。
公衆無線通信端末102(所有者用)の所有者は、公衆無線通信端末102(所有者用)に暗証番号を入力しサービスサイト104へ送信する(SM29)。
サービスサイト104は、受信した公衆無線通信端末102の電子メールアドレスと、暗証番号を錠付き戸棚31の格納庫19#1に対応する解錠条件記憶部45に登録されている電子メールアドレスと暗証番号とを照合する(SM30)。
サービスサイト104は、前記の照合が一致すると、錠付き戸棚31の格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅し、解錠する指令を錠付き戸棚31に送信する(SM31)。
錠付き戸棚31は、前記の指令にもとづき、格納庫19#1の利用ランプ32#1を点滅させ、解錠する(SM32)。
公衆無線通信端末102(所有者用)の所有者は、格納庫19#1の扉を開いて収集物を取り出し扉を閉じると、錠付き戸棚31は格納庫19#1の扉が閉じられたことをサービスサイト40へ通知する(SM33)。
サービスサイト104は、扉が閉じられた通知を受信し、錠付き戸棚31の格納庫19#1を施錠し、該当する利用ランプ32#1を滅灯する指令を送信し、錠付き戸棚31の格納庫19#1の対応する利用状態記憶部の利用状態を表すデータを利用完了のデータに書き換える(SM34)。
錠付き戸棚31は、格納庫19#1を施錠し、該当する利用ランプ32#1を滅灯する(SM35)。
本発明により、展示している現物もしくは現物の対応する場所に貼付した無線タグに公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざすだけで、展示中の現物と同等の物が収集されて錠付き戸棚を通して受け取り可能になる。
次に本発明の第24の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第23の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、前記の展示している現物を商店で販売中の商品に置き換えて構成する。また、前記の無線タグ101#S(収集開始要求)を商店の支払いカウンタに貼付し、前記の無線タグ101#S(収集開始要求)に公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口28をかざすと、サービスサイト104が商品の代金を集計し、POS端末から代金の支払い完了の通知を受けて本発明の第23の実施の形態について説明した配送伝票54を作成し収集手段90に渡すように構成する。
次に本発明の第25の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第23の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、前記の展示している現物を展示会場の中で配布しているカタログその他資料に置き換えて構成する。また、前記の無線タグ101#S(収集開始要求)は展示会場の出口に貼付し、公衆無線通信端末102(所有者用)が展示会場から退出するとき、前記の無線タグ20#S(収集開始要求)に公衆無線通信端末102(所有者用)の無線タグ読み取り口をかざすように構成する。また、前記のように、公衆無線通信端末30の所有者が公衆無線通信端末102のキーボード23から所定のデータを入力し前記のサービスサイト104へ送信する方法により操作の完了をサービスサイト104へ知らせるように構成する。
次に、本発明の第26の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を自動販売機とし、該自動販売機の展示商品に対応する場所ごとに無線タグ101を貼付して構成する。
また、前記の展示商品に対応する場所ごとの無線タグ101のメモリ13に書き込むデータには、前記の展示商品に対応する商品アドレス情報を含め、該無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざしたときに送出される無線タグ101の送出データに前記の商品アドレス情報が含まれるように構成する。
また、前記無線タグ101の送出データから特定するサービスサイト104には、前記商品アドレス情報から特定する商品を前記自動販売機の取り出し口へ排出する指令を自動販売機へ送信するプログラムを備えて構成する。
本発明の実施の形態の動作は、本発明の第14の実施の形態で説明した動作と同様に行われる。
本発明により、自動販売機の展示商品に対応する場所ごとに貼付した無線タグに公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口28をかざすだけで、公衆無線通信端末102の所有者は、展示商品と同等の物を自動販売機から購入可能になる。
次に、本発明の第27の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を駐車場のゲートを制御する制御ボックスとし、該制御ボックスに無線タグ101を貼付して構成する。
また、前記の制御ボックスに貼付する無線タグ101のメモリ13に書き込むデータの中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報には、前記制御ボックスに駐車場のゲートを開かせるサービスを特定する情報を含め、該無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざしたときに送出される無線タグ101の送出データの中に前記の制御ボックスに駐車場のゲートを開かせるサービスを特定する情報が含まれるように構成する。
また、前記無線タグ101の送出データから特定するサービスサイト104には、前記の駐車場のゲートを制御する制御ボックスに対して、前記の制御ボックスに駐車場のゲートを開かせるサービスを特定する情報にもとづき、駐車場のゲートを開かせる指令を送信するプログラムを備えて構成する。
本発明の実施の形態の動作は、本発明の第14の実施の形態で説明した動作と同様に行われる。
本発明により、駐車場のゲートを制御する制御ボックスに貼付した無線タグに公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざすだけで、制御ボックスに駐車場のゲートを開かせることが可能になる。
次に、本発明の第28の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第27の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、前記の制御ボックスを駐車場へ入る側と駐車場を出る側に設置して構成する。
また、前記の制御ボックスに貼付する無線タグ101のメモリ13に書き込むデータの中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報は、駐車場へ入る側に設置する制御ボックスに貼付する無線タグ101には、駐車場へ入る側に設置する制御ボックスに駐車場のゲートを開かせるサービスを特定する情報を含め、駐車場を出る側に設置する制御ボックスに貼付する無線タグ20には、駐車場を出る側に設置する制御ボックスに駐車場のゲートを開かせるサービスを特定する情報を含めて構成する。
また、前記無線タグ101の送出データから特定するサービスサイト40に、駐車場へ入る側に設置する制御ボックスに貼付する無線タグ101の送出データと、本発明の第4、または、第5の実施の形態について説明した時計機構による時刻データとによって利用開始時刻を決定するプログラムを備えて構成する。
また、前記サービスサイト104には、駐車場を出る側に設置する制御ボックスに貼付する無線タグ101の送出データと、本発明の第4、または、第5の実施の形態について説明した時計機構による時刻データとによって利用完了時刻を決定するプログラムを備えて構成する。
また、前記サービスサイト104には、前記の利用開始時刻と前記の利用完了時刻とから駐車場の利用時間を算出する利用時間算出手段を備えて構成する。前記の利用時間算出手段はサービスサイト104のプログラムにより構成できる。
また、サービスサイト40は、前記の利用時間算出手段を通して算出する利用時間から前記駐車場の利用料金を算出する料金算出手段を備えて構成する。前記の料金算出手段はサービスサイト101のプログラムで構成できる。
本発明の実施の形態の動作は、本発明の第14の実施の形態で説明した動作と同様に行われる。また、前記の利用開始時刻と利用完了時刻の決定、および、利用時間の算出、および、利用料金の算出は本発明の第15の実施の形態で説明した動作と同様に行われる。
本発明により、駐車場へ入る側に設置された制御ボックス、または、駐車場を出る側に設置された制御ボックスに貼付した無線タグに公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざすだけで、駐車場へ入る側に設置された制御ボックス、または、駐車場を出る側に設置された制御ボックスに駐車場のゲートを開かせることが可能になる。また、サービスサイトは駐車場の利用時間と利用料金を算出可能になる。
次に、本発明の第29の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を自動改札機とし、該自動改札機に無線タグ101を貼付して構成する。
また、前記の自動改札機に貼付する無線タグ101に書き込むデータの中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報には、改札口アドレス情報を含め、前記無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざしたときに送出される無線タグ102の送出データの中に前記の改札口アドレス情報が含まれるように構成する。
また、無線タグ101から公衆無線通信端末30へ送出されるデータから特定されるサービスサイト104には、前記公衆無線通信端末30の所有者が前記改札口アドレス情報から特定する改札口を通過する条件を有するか否かを確認する条件確認手段を備えて構成する。
前記の条件確認手段はサービスサイト104のプログラムにより構成でき、例えば、サービスサイト104に前記公衆無線通信端末102の所有者の公衆無線通信端末102の電子メールアドレス、通過出来る改札口の場所、通過出来る期間などのデータを改札口を通過する条件として予め記憶させておき、サービスサイト104が本発明の第14の実施の形態について説明した方法で無線タグ101の送出データに含まれる情報を受信すると、前記の情報を送信してきた公衆無線通信端末102の電子メールアドレスなどのデータにもとづいて、前記の記憶データを調べ、前記公衆無線通信端末102の所有者が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざした無線タグが貼付された改札口を通過する条件を有するか否かを確認する機能を備えて構成する。
また、サービスサイト104には、前記条件確認手段によって前記公衆無線通信端末の所有者が前記改札口を通過する条件を有することが確認されたならば、自動改札機に対して前記改札口のゲートを開ける指令を起動するプログラムを備えて構成する。
本発明の実施の形態の動作は、本発明の第14の実施の形態で説明した動作と同様に行われる。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者が自動改札機ごとに貼付した無線タグに公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすだけで、サービスサイトは前記公衆無線通信端末102の所有者が、前記無線タグ101の送出データから特定される改札口を通過する条件を有するか否かを確認でき、前記改札口を通過する条件を有することが確認されたならば前記改札口のゲートを開ける指令を起動可能になる。
次に、本発明の第30の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第14の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を錠管理を遠隔から行う錠付き入退室口とし、前記の錠管理を遠隔から行う錠付き入退室口に無線タグ101を貼付して構成する。
また、前記の錠管理を遠隔から行う錠付き入退室口に貼付する無線タグ101に書き込むデータの中のサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報には、前記錠付き入退室口を特定する入退室口アドレス情報を含め、前記無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざしたときに送出される無線タグ101の送出データの中に前記の錠付き入退室口を特定する入退室口アドレス情報が含まれるように構成する。
また、無線タグ101から公衆無線通信端末102へ送出されるデータから特定されるサービスサイト104には、前記公衆無線通信端末102の所有者が前記の入退室口アドレス情報から特定する前記の入退室口を通過する条件を有するか否かを確認する条件確認手段を備えて構成する。
前記の条件確認手段はサービスサイト104のプログラムにより構成でき、例えば、サービスサイト104に前記公衆無線通信端末102の所有者の公衆無線通信端末102の電子メールアドレス、通過出来る錠付き入退室口、通過出来る期間などのデータを錠付き入退室口を通過する条件として予め記憶させておき、サービスサイト104が本発明の第14の実施の形態について説明した方法で無線タグ101の送出データに含まれる情報を受信すると、前記の情報を送信してきた公衆無線通信端末102の電子メールアドレスなどのデータにもとづいて、前記の記憶データを調べ、前記公衆無線通信端末102の所有者が公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざした無線タグが貼付された錠付き入退室口を通過する条件を有するか否かを確認する機能を備えて構成する。
また、サービスサイト104には、前記条件確認手段によって前記公衆無線通信端末102の所有者が前記錠付き入退室口を通過する条件を有することが確認されたならば、錠付き入退室口に対して錠を開ける指令を起動するプログラムを備えて構成する。
本発明の実施の形態の動作は、本発明の第14の実施の形態で説明した動作と同様に行われる。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者が錠管理を遠隔から行う錠付き入退室口ごとに貼付した無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口をかざすだけで、前記無線タグ101の送出データから特定するサービスサイトは、前記公衆無線通信端末102の所有者が前記無線タグの送出データから特定される錠付き入退室口を通過する条件を有するか否かを確認でき、前記錠付き入退室口を通過する条件を有することが確認されたならば前記錠付き入退室口の錠を開ける指令を起動可能になる。
次に、本発明の第31の実施の形態について説明する。
本発明のサービス起動システムは、本発明の第1の実施の形態で説明したサービス起動システムであって、出勤用として用意した無線タグ101と退勤用として用意した無線タグ101を備えて構成する。
前記の出勤用として用意した無線タグ101と退勤用として用意した無線タグ101は送出データが違うように構成する。前記の出勤用として用意した無線タグ101と退勤用として用意した無線タグ101の送出データが違うように構成する方法は、例えば、本発明の第1の実施の形態で説明したサービス起動システムでは、無線タグ101に書き込むデータのうちのサービスサイト104において処理すべきサービス内容を特定する情報の中に、出勤用、または、退勤用の情報を含ませる方法がある。
また、前記無線タグ101の送出データから特定するサービスサイト104には、前記の出勤用として用意した無線タグ101、または、退勤用として用意した無線タグ101の送出データと、本発明の第4、または、第5の実施の形態について説明した時計機構による時刻データとによって出勤時刻、または、退勤時刻を決定するプログラムを備えて構成する。
また、前記サービスサイト104には、前記の出勤時刻と退勤時刻を記録する起動を行うプログラムを備えて構成する。
本発明により、公衆無線通信端末102の所有者が、出勤用として用意した無線タグ101、または、退勤用として用意した無線タグ101に公衆無線通信端末102の無線タグ読み取り口28をかざすだけで、サービスサイトは前記の公衆無線通信端末102の所有者の出勤時刻、または、退勤時刻を決定可能になり、前記出勤時刻と前記退勤時刻を記録することが可能になる。
以上説明したように、本発明に係るサービス起動システムは、公衆無線通信端末と無線タグを用いて、例えば、商品購入サービス、商品管理サービス、商品受け渡しサービス、錠付戸棚、駐車サービス、自動改札サービス、等のサービス起動システムに適用することができる。
本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 本発明による公衆無線通信端末の構成を例示するブロック図である。 本発明による無線タグと公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口の構成を例示するブロック図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 無線タグのメモリに書き込むデータを例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 無線タグのメモリに書き込むデータを例示する図である。 サービス特定データベースの構成を例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 無線タグのメモリに書き込むデータを例示する図である。 サービス内容特定データベースの構成を例示する図である。 本発明による時計機構と標準時刻発生手段を備える公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口の構成を例示するブロック図である。 本発明による時計機構と標準時刻発生手段を備える公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口の構成を例示するブロック図である。 商品広告その他情報提供媒体の構成を例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体の構成を例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 錠付き戸棚の中の1個の格納庫の構成を例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 解錠条件記憶部の構成を例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの構成を例示するブロック図である。 配送伝票を例示する図である。 (1)収集物を特定するサービス、(2)特定された収集物を収集開始させるサービス、(3)収集した物を錠付き戸棚の格納庫へ格納保管するサービス、および、(4)格納保管された収集物を公衆無線通信端末の所有者へ受け渡すサービス、の4つのサービス内容の相互関係と主な情報の流れを例示する図である。 現物データベースの構成を例示する図である。 配送伝票ファイルの構成を例示する図である。 業者データベースの構成を例示する図である。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。 本発明によるサービス起動システムの動作の流れを例示するフローチャートである。
符号の説明
3,4,6,8,9 無線タグのメモリに書き込む情報
5 サービス特定データベース
7 サービス内容特定データベース
10 サービス提供マシン
11 電源生成部
12,21 プロセッサ
13,22 メモリ
14、28a アンテナ
15 商品広告その他情報提供媒体
16 時間の経過と共に提供する内容を変える商品広告その他情報提供媒体
19 格納庫
23 キーボード
24 ディスプレイ
25 音声入出力/振動機構
26 無線通信送受信部
27 電池
28 無線タグ読み取り口
28b 送受信部
28c 読み取り制御部
29 時計機構
30 標準時刻発生手段
31 錠付き戸棚
32 利用ランプ
33 展示している現物
34 展示中の現物と同等の物
42 現物データベース
43 配送伝票ファイル
44 業者データベース
45 解錠条件記憶部
52 倉庫
53 収集した物
54 配送伝票
101 無線タグ
102 公衆無線通信端末
103 無線通信基地局
104 サービスサイト
105 データベースサーバ

Claims (31)

  1. 無線タグと前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトから構成され、前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記無線タグが送出するデータに前記サービスサイトのアドレスを特定する情報と、前記アドレスのサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定する情報とを含め、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取った無線タグの送出データのアドレス情報からサービスサイトを特定するアドレス特定手段と、前記アドレス特定手段によって特定するサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定する情報からサービス内容を特定するサービス内容特定手段と、前記サービス内容特定手段によって特定するサービス内容を起動するサービス起動手段とを備えたことを特徴とするサービス起動システム。
  2. 無線タグと前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトから構成され、前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記無線タグが送出するデータに前記無線タグの自己を特定する固有のIDデータを含め、前記IDデータを通してサービスサイトのアドレスを特定するデータと、前記アドレスのサービスサイトに於いて処理すべきサービス内容を特定するデータとが索引可能なサービス特定データベースを設け、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取った前記無線タグの送出データに含まれるIDデータから前記サービス特定データベースを索引することにより特定されるサービスサイトに於いて特定されるサービス内容を起動可能ならしめるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
  3. 無線タグと前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトから構成され、前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記無線タグが送出するデータに前記サービスサイトのアドレスを特定するアドレス情報と、前記アドレス情報からアドレス特定手段を通して特定するサービスサイトの中で自己を特定する固有のIDデータとを含め、前記アドレス情報からアドレス特定手段を通して特定するサービスサイトに於いて前記IDデータから処理すべきサービス内容を特定するデータを索引可能なサービス内容特定データベースを設け、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取った前記無線タグの送出データのアドレス情報から特定するサービスサイトの中で前記サービス内容特定データベースを索引することにより特定されるサービス内容を起動可能ならしめるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に時計機構を設け、前記時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
  5. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、前記サービスサイトに時計機構を設け、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で前記時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を備えたことを特徴とするサービス起動システム。
  6. 請求項4又は5に記載のサービス起動システムであって、電波時計の基準信号である長波標準電波に同期する標準時刻発生手段を設け、前記標準時刻発生手段を通して前記時計機構の精度維持を可能ならしめたことを特徴とするサービス起動システム。
  7. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを正しく読み取ったときに前記送出データの正常読み取り完を明示する手段を前記公衆無線通信端末に設けたことを特徴とするサービス起動システム。
  8. 請求項7に記載のサービス起動システムであって、前記公衆無線通信端末にクリック音を発生させる擬音発生手段を設け、前記無線タグの送出データの正常読み取りを前記公衆無線通信端末が完了した時に前記擬音発生手段によってクリック音を発生させることを可能ならしめたサービス起動システム。
  9. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、前記サービスサイトに於いて起動するサービス内容に関するデータ、サービスを起動した時刻、並びに前記公衆無線通信端末の所有者に関するデータを集計し分析する手段を備えたことを特徴とするサービス起動システム。
  10. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、商品広告その他情報提供媒体に貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記サービスサイトから前記公衆無線通信端末に対して前記商品広告その他情報提供媒体が提供する内容に関連する商品の販売、予約並びに関連する詳細情報などの提供に係わるサービス内容の起動を可能ならしめるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
  11. 請求項10に記載のサービス起動システムであって、時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容ごとの対応する場所に固有の前記無線タグを貼付し、前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容の中で対応する前記無線タグの貼付場所を明示可能ならしめるサービス起動システム。
  12. 請求項10に記載のサービス起動システムであって、時間の経過と共に提供する内容を変える前記商品広告その他情報提供媒体に貼付する前記無線タグの送出データと、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口で読み取ったときの請求項4もしくは請求項5に記載の時計機構による時刻データとを前記サービスサイトが合わせて、前記商品広告その他情報提供媒体の提供内容を特定可能ならしめるサービス起動システム。
  13. 請求項10に記載のサービス起動システムであって、商品広告その他情報提供媒体に貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の読み取り口をかざしたとき特定する前記サービスサイトを携帯電話向けに設置されたホームページとして、前記ホームページから提供されかつ前記公衆無線通信端末を通して受け取り可能なサービス内容の起動を可能ならしめるサービス起動システム。
  14. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、前記サービスサイトと交信可能なサービス提供マシンを備え、前記サービス提供マシンに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報を含め、前記送出データから特定する前記サービスサイトが前記マシンアドレス情報から特定する前記サービス提供マシンと交信することによって特定のサービス内容に対応する動作を前記サービス提供マシンに指令する手段を備えたサービス起動システム。
  15. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データに対応するサービス内容の起動によって書き換えを行う利用状態記憶部を前記サービスサイトの中に設け、前記利用状態記憶部のデータと前記無線タグの送出データとからサービスの利用開始の起動と利用完了の起動とを識別する開始完了識別手段と、前記開始完了識別手段と、時計機構による時刻データとによって利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段とを備え、前記時計機構は、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または前記サービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で前記時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。
  16. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンにサービス開始用無線タグとサービス完了用無線タグを貼付し、前記無線タグの送出データの違いと、時計機構による時刻データとによって利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段とを備え、前記時計機構は、公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または、前記時計機構は、サービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で前記時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。
  17. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、一つの利用時間内に繰り返しサービスを提供するサービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データによるサービス内容の最初の起動と時計機構による時刻データとから決定する利用開始時刻と、前記公衆無線通信端末の入力部から入力するサービス提供マシンの解放指令と前記時計機構による時刻データとから決定する利用完了時刻とから、前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出する料金算出手段とを備え、前記時計機構は、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または前記時計機構はサービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で、当該時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。
  18. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、
    利用料金算出手段によって算出する利用料金の内一定金額を割引する料金サービスを起動する無線タグを設け、
    前記料金算出手段は、利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出し、
    前記利用時間算出手段は、開始完了識別手段と、時計機構による時刻データとによって利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出し、前記開始完了識別手段は、前記サービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データに対応するサービス内容の起動によって書き換えを行う利用状態記憶部が前記サービスサイトの中に設けられ、前記利用状態記憶部のデータと前記無線タグの送出データとからサービスの利用開始の起動と利用完了の起動とを識別するか、または、前記利用時間算出手段は、前記サービス提供マシンにサービス開始用無線タグとサービス完了用無線タグを貼付し、前記無線タグの送出データの違いと、時計機構による時刻データとによって利用開始時刻と利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出するか、または、前記利用時間算出手段は、一つの利用時間内に繰り返しサービスを提供するサービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データによるサービス内容の最初の起動と時計機構による時刻データとから決定する利用開始時刻と、前記公衆無線通信端末の入力部から入力するサービス提供マシンの解放指令と前記時計機構による時刻データとから決定する利用完了時刻とから、前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出することのいずれかを行い、
    前記前記時計機構は、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または前記時計機構はサービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で、当該時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。
  19. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを錠付き戸棚とし、前記錠付き戸棚の格納庫ごとに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報として前記錠付き戸棚ごと格納庫ごとに固有のロッカーアドレス情報を含め、前記送出データから特定する前記サービスサイトに於いてロッカーアドレス情報から特定する前記錠付き戸棚の特定する格納庫に対して解錠、並びに、施錠を指令する手段を備えたサービス起動システム。
  20. 請求項19に記載のサービス起動システムであって、前記錠付き戸棚の格納庫の扉を閉じた時に自動的に施錠を行う施錠手段と、前記施錠手段によって施錠後の錠付き戸棚を引き続き利用するか解放するか否かの意思を前記錠付き戸棚の利用者に確認する意思確認手段と、前記意思確認手段を通して利用者の解放の意思が確認された時に前記錠付き戸棚を利用から解放する利用解放手段とを備えたサービス起動システム。
  21. 請求項20に記載のサービス起動システムであって、前記錠付き戸棚の格納庫ごとに利用料金を算出する料金算出手段を備え、前記料金算出手段は、利用時間算出手段を通して算出する利用時間から所定の利用料金を算出し、前記利用時間算出手段は、一つの利用時間内に繰り返しサービスを提供するサービス提供マシンに貼付した前記無線タグの送出データによるサービス内容の最初の起動と時計機構による時刻データとから決定する利用開始時刻と、前記公衆無線通信端末の入力部から入力するサービス提供マシンの解放指令と前記時計機構による時刻データとから決定する利用完了時刻とから、前記サービス提供マシンを通して供与されるサービスの利用時間を算出し、
    前記時計機構は、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または前記時計機構はサービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で、当該時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。
  22. 請求項19に記載のサービス起動システムであって、前記錠付き戸棚の運用・管理を行う前記サービスサイトと前記公衆無線通信端末との間で交信を行う利用者通信手段と、錠付き戸棚ごと格納庫ごとに解錠を行う利用者の必要条件を記憶する解錠条件記憶部を前記サービスサイトに設け、前記利用者通信手段を通して前記解錠条件記憶部に記憶されたデータを満たす利用者が新たに解錠を行うべき者と認定し、かつ自らも認めた利用者を対象として前記解錠条件記憶部を書き換える解錠者設定手段とを備えたサービス起動システム。
  23. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、展示している現物もしくは現物の対応する場所に貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記展示中の現物もしくは現物の対応する場所に固有の展示アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトに於いて前記展示アドレス情報から特定する前記現物と同等の物を収集する収集手段と、前記収集手段によって収集した物を錠付き戸棚へ格納保管する格納保管手段と、前記格納保管手段を通して格納保管した収集物を前記公衆無線通信端末の所有者へ受け渡す手段とを備え、前記錠付き戸棚は、サービス提供マシンからなり、
    前記サービス起動システムは、前記錠付き戸棚の格納庫ごとに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報として前記錠付き戸棚ごと格納庫ごとに固有のロッカーアドレス情報を含め、前記送出データから特定する前記サービスサイトに於いてロッカーアドレス情報から特定する前記錠付き戸棚の特定する格納庫に対して解錠、並びに、施錠を指令する手段を備えていることを特徴とするサービス起動システム。
  24. 請求項23に記載のサービス起動システムであって、前記展示している現物を商店で販売中の商品としたサービス起動システム。
  25. 請求項23に記載のサービス起動システムであって、前記展示している現物を展示会場の中で配布しているカタログその他資料としたサービス起動システム。
  26. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを自動販売機とし、前記自動販売機の展示商品の対応する場所ごとに貼付した無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される前記無線タグの送出データに前記マシンアドレス情報として前記自動販売機ごと展示商品ごとに固有の商品アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトにおいて前記商品アドレス情報から特定する前記自動販売機の特定する商品を前記自動販売機の取り出し口へ排出する指令の起動を可能ならしめるサービス起動システム。
  27. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを駐車場のゲートを制御する制御ボックスとし、前記制御ボックスに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに前記サービスサイトにおいて駐車場のゲートを開く指令の起動を可能ならしめるサービス起動システム。
  28. 請求項27に記載のサービス起動システムであって、駐車場へ入る側に設置された制御ボックスに貼付した無線タグの送出データと時計機構による時刻データとによって利用開始時刻を決定し、駐車場を出る側に設置された制御ボックスに貼付した無線タグの送出データと前記時計機構による時刻データとによって利用完了時刻を決定し、前記利用開始時刻と利用完了時刻とから前記駐車場の利用時間を算出する利用時間算出手段と、前記利用時間算出手段を通して算出する利用時間から前記駐車場の利用料金を算出する料金算出手段とを備え、
    前記時計機構は、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または前記時計機構はサービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で、当該時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。
  29. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを自動改札機とし、前記自動改札機ごとに貼付した無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報として前記自動改札機ごと改札口ごとに固有の改札口アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトにおいて前記公衆無線通信端末の所有者が前記改札口アドレス情報から特定する自動改札機の特定する改札口を通過する条件を有するか否かを確認する条件確認手段を設け、前記条件確認手段によって前記公衆無線通信端末の所有者が前記自動改札機の改札口を通過する条件を有することが確認されたならば前記改札口のゲートを開ける指令の起動を可能ならしめるサービス起動システム。
  30. 請求項14に記載のサービス起動システムであって、前記サービス提供マシンを錠管理を遠隔から行う錠付き入退室口とし、前記錠付き入退室口ごとに貼付した前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざしたときに送出される無線タグの送出データに前記サービス提供マシンに固有のマシンアドレス情報として前記錠付き入退室口を特定する入退室口アドレス情報を含め、前記送出データから特定するサービスサイトにおいて前記公衆無線通信端末の所有者が前記入退室口アドレス情報から特定する前記錠付き入退室口を通過する条件を有するか否かを確認する条件確認手段を設け、前記条件確認手段によって前記公衆無線通信端末の所有者が前記錠付き入退室口を通過する条件を有することが確認されたならば前記錠付き入退室口の錠を開ける指令の起動を可能ならしめるサービス起動システム。
  31. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のサービス起動システムであって、出勤用として用意した無線タグの送出データと、時計機構による時刻データから出勤時刻を決定し、退勤用として用意した無線タグの送出データと、前記時計機構による時刻データから退勤時刻を決定し、前記出勤時刻と前記退勤時刻を記録するサービスの起動を可能ならしめものであり、
    前記時計機構は、前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口に設けられ、当該時計機構によって前記無線タグに対して前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし前記無線タグの送出データを読み取ったときの時刻データを前記サービスサイトに送信可能ならしめるものであるか、または前記時計機構はサービスサイトに設けられ、前記無線タグの送出データから特定するサービスサイトに於いて特定するサービス内容の中で、当該時計機構によってサービスの開始、または、終了と定める時刻データを記録する手段を構成するものであることを特徴とするサービス起動システム。

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