JP4309198B2 - 音声データ無線通信システム、および、音声データ無線通信プログラム - Google Patents

音声データ無線通信システム、および、音声データ無線通信プログラム Download PDF

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本発明は、外部接続された情報通信機能を使用することが可能な携帯情報端末に、無線通信を利用してデータ通信を行うカード型の無線装置を接続し、音声通話を実行する技術に関する。
PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末は無線通信を利用してデータ通信を行うカード型の無線装置(以下、無線データ通信カードと呼ぶ。)をカードスロットに接続することで、ネットワークを介して情報通信を行うことが可能になる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。従来の無線データカードを使用した情報通信は、無線電波を使用する方式なので、電波の状態が良好でない場合には、無線データ通信カードと基地局CS間のデータ伝送にエラーを生じることがある。このデータ伝送エラーの発生頻度は、有線通信ネットワークを介して行われるデータ通信に比較した場合、非常に大きくなることが知られている。ファイルデータなどの予め作成されたデータの通信の場合には、データ伝送エラーが発生した場合、通信プロトコルによってデータの再送信などが行われ、確実にデータの送受信ができるようになる。
図1は従来の無線データ通信カードを用いて行われた音声通信の受信側の動作を示すシーケンス図である。図1を参照すると、基地局CSは、送信側の携帯端末に接続された無線データ通信カードから送信された符号化された音声データを中継し、受信側無線データ通信カードに送信する。基地局CSは音声データフレーム(101〜101)を160ビット毎にひとかたまりにしたフレーム群101を無線データ通信カードに送信する。基地局CSから送信されたフレーム群101を受信した無線データ通信カードは、フレーム群101を8ビットごとの音声データフレーム(201〜201)にして携帯端末に送信する。
リアルタイムでデータの送受信が必要な音声通信の場合、無線データ通信カードと基地局間のデータ伝送にエラーを生じた場合でもデータの再送信を行うことが困難である。伝送エラーが発生した場合、受信した音声データをそのまま復号化すると、携帯端末のスピーカからは音声と共に雑音も出力されてしまう。この雑音をスピーカから出力しないために、無線データ通信カードは、受信した音声データに伝送エラーが生じた場合には、そのデータを破棄して無音状態のデータを携帯端末に出力する。
携帯端末は無線データ通信カードが行ったデータ破棄処理の結果、耳障りな雑音をスピーカから出力することが無くなる。従来の無線データ通信カードによって行われる伝送エラーが発生した場合の、該当する音声データ破棄処理は、不快な雑音を減少させる点で効果がある。無線電波の状態によっては、破棄されるデータが増加し音声に途切れが生じる場合が発生する。
無線データ通信カードを接続した携帯端末を用いた音声通信であって、無線電波の状態が良好でない場合であっても、不快な雑音が音声出力部から出力されず、さらに、音声の途切れが発生しにくい音声通信が実現可能なシステムが望まれる。
特開2001−77893号公報
本発明が解決しようとする課題は、無線データ通信カードを接続した携帯端末を用いた音声通信であって、無線電波の状態が良好でない場合であっても、不快な雑音がスピーカから出力されず、さらに、音声の途切れが発生しにくい音声通信が実現可能な音声通信システム及び音声通信方法を提供することにある。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
符号化された音声データ(4)を受信し、前記音声データ(4)のデータ伝送エラーを検出し、前記音声データ(4)に前記データ伝送エラー有無情報(5)を付加した受信音声データ(3)を携帯端末に送信する通信カード(1)と、前記データ伝送エラー有無情報(5)に対応して、前記受信音声データ(3)に前記データ伝送エラーが存在した場合、前記受信音声データ(3)のエラーを訂正して復号化する携帯端末(2)とを具備するシステムを使用して音声データ通信を行う。
その音声データ無線通信システムにおいて、前記通信カード(1)は、エラー検出部(13)を備え、前記エラー検出部(13)は、前記音声データ(4)のデータ転送エラーを検出する音声データ無線通信システムを使用して音声データ通信を行う。
その音声データ無線通信システムにおいて、前記通信カード(1)は、中央演算処理装置(14)を備え、前記エラー検出部(13)は、検出したデータ伝送エラー情報を前記中央演算処理装置(14)に通知し、前記中央演算処理装置(14)は、前記エラー検出部(13)から通知されたエラー情報に対応して、前記音声データにデータ伝送エラー有無情報(5)を付加する音声データ無線通信システムを使用して音声データ通信を行う。
その音声データ無線通信システムにおいて、前記携帯端末(2)は、音声デコーダ(22a)を備え、前記音声デコーダ(22a)は、前記通信カード(1)から送信された前記受信音声データ(3)に付加されたデータ伝送エラー有無情報(5)に対応して、前記受信音声データ(3)のデータ伝送エラー有無を確認し、前記受信音声データ(3)に前記データ伝送エラーが存在した場合、前記受信音声データ(3)のエラーを訂正して復号化する音声データ無線通信システムを使用して音声データ通信を行う。
その音声データ無線通信システムにおいて、前記音声デコーダ(22a)は、演算処理装置を備え、前記演算処理装置は、前記受信音声データ(3)に付加されたデータ伝送エラー有無情報(5)に対応して、前記受信音声データ(3)のエラー訂正命令を出力し、前記音声デコーダ(22a)は、前記エラー訂正命令に対応して前記受信音声データ(3)のエラーを訂正し、前記エラーの訂正が完了した受信音声データ(3)を復号化する音声データ無線通信システムを使用して音声データ通信を行う。
その音声データ無線通信システムにおいて、前記携帯端末(2)は、音声出力部(23)を備え、前記音声出力部(23)は前記音声デコーダ(22a)から出力された音声データを音声に変換して出力する音声データ無線通信システムを使用して音声データ通信を行う。
その音声データ無線通信システムにおいて、前記通信カード(1)が携帯端末(2)のPCカードスロットを介して情報通信可能である音声データ無線通信システムを使用して音声データ通信を行う。
符号化された音声データ(4)を受信するステップと、前記音声データのデータ伝送エラーを検出するステップと、前記音声データに前記データ伝送エラー有無情報(5)を付加した受信音声データ(3)を送信するステップと、前記データ伝送エラー有無情報(5)に対応して、前記受信音声データ(3)に前記データ伝送エラーが存在した場合、前記受信音声データ(3)のエラーを訂正して復号化するステップとを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムを使用して音声データ通信を行う。
そのプログラムにおいて、検出したエラー情報を中央演算処理装置(14)に通知するステップと、前記中央演算処理装置(14)は、前記エラー検出部(13)から通知されたエラー情報に対応して、前記音声データにデータ伝送エラー有無情報(5)を付加するステップとを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムを使用して音声データ通信を行う。
そのプログラムにおいて、音声デコーダ(22a)が、前記受信音声データ(3)に付加されたデータ伝送エラー有無情報(5)に対応して、前記受信音声データ(3)のデータ伝送エラー有無を確認するステップと、前記受信音声データ(3)に前記データ伝送エラーが存在した場合、前記受信音声データ(3)のエラーを訂正して復号化するステップとを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムを使用して音声データ通信を行う。
そのプログラムにおいて、前記音声デコーダ(22a)は、演算処理装置を備え、前記演算処理装置は、前記受信音声データ(3)に付加されたデータ伝送エラー有無情報(5)に対応して、前記受信音声データ(3)のエラー訂正命令を出力するステップと、前記エラー訂正命令に対応して前記受信音声データ(3)のエラーを訂正するステップと、前記エラーを訂正された音声データを復号化するステップとを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムを使用して音声データ通信を行う。
そのプログラムにおいて、前記音声デコーダ(22a)から出力された音声データを音声に変換して出力するステップとを具備する方法をコンピュータで実行可能なプログラムを使用して音声データ通信を行う。
本発明の効果は、無線データ通信カードを接続した携帯端末を用いた音声通信であって、無線電波の状態が良好でない場合であっても、不快な雑音がスピーカから出力されず、さらに、音声の途切れが発生しにくい音声通信の実現に効果がある。
さらに、有線通信情報ネットワークを介して行われるデータ通信において、データの再送信を行うことが困難な通信状態であっても、不快な雑音がスピーカから出力されず、さらに、音声の途切れが発生しにくい音声通信の実現に効果がある。
以下に図面を用いて本発明を実施する最良の形態について述べる。
(実施の形態の構成)
図2は本発明の音声通信に用いられる携帯端末2と無線データ通信カード1の構成を示すブロック図である。図2に示す構成は、本実施の形態の受信側の構成を示したものであるが、これは、本実施の形態における構成を受信機能のみに限定することを意味するものではない。図2を参照すると、本発明の音声データ無線通信システム、および、音声データ無線通信プログラムは無線データ通信カード1と携帯端末2で構成され、各々はインターフェース(15、21)を介して接続される。
無線データ通信カード1はさらに、無線電波アンテナ11と無線回路部12と通信処理部13と中央演算処理装置14とインターフェース15とで構成され、携帯端末2はさらにインターフェース21と音声符号化・復号化アプリケーション22と音声出力装置23と音声入力装置24とで構成される。
無線データ通信カード1は、ネットワークを介して音声データを送受信可能なデータ通信機能ブロックである。無線電波を用いた情報通信が可能であり、情報通信機能を有していない携帯端末2に情報通信機能を提供する。無線データ通信カード1を接続された携帯端末2は、利用者が発声した音声などを無線データ通信カード1に備えられた情報通信機能を使用することで、ネットワークを介して所定の宛先へ送信することが可能になる。
無線データ通信カード1は、図2に示されるように、インターフェース15を介して携帯端末2と接続される。携帯端末2から出力された符号化音声データフレーム4を入力され、その符号化音声データフレーム4をネットワークを介して接続された他の端末に送信する機能と、ネットワークを介して他の端末から送信された符号化音声データフレーム4を受信しインターフェース15を介して携帯端末2に出力する。
無線電波アンテナ11は、情報通信ネットワークを介して送信された符号化音声データフレーム4を受信する受信機能ブロックである。無線電波を受信する機能を有し、ネットワークを介して無線電波を用いて送信された符号化音声データフレーム4を受信し、無線回路部12に出力する。また、携帯端末2から出力され無線回路部12で無線通信可能な形式に形式変換された符号化音声データフレーム4を無線電波アンテナ11が接続するネットワークに出力する。
無線回路部12は、無線回路ブロックである。無線電波アンテナ11が受信した無線電波信号を無線データ通信カード1で情報処理が可能なデジタル信号に変換する。また、無線回路部12は符号化音声データフレーム4の送信時に、通信処理部13から出力された符号化音声データフレーム4のデジタル信号を無線電波で出力できる信号形式に変換し、無線電波アンテナ11に出力する。
通信処理部13はエラー処理部13aを備える情報処理機能ブロックである。無線回路部12から出力されたデジタル信号に変換された符号化音声データフレーム4をインターフェース15を介して携帯端末2に出力する。無線回路部12から出力された符号化音声データフレーム4は複数のフレームが一つのまとまりになったフレーム群6で出力される。通信処理部13はフレーム群6を各々の符号化音声データフレーム4にするために必要な情報処理を行う。
エラー処理部13aは、各々の符号化音声データフレーム4のデータ伝送エラーを検出するエラー検出機能ブロックである。無線回路部12から出力された符号化音声データフレーム4にデータ伝送エラーが発生しているかどうかの判定を行う。その判定は符号化音声データフレーム4毎に行なわれ、通信処理部13はエラー処理部13aの判定結果に対応して各々の符号化音声データフレーム4にデータ伝送エラー情報5を付加しインターフェース15に出力する
中央演算処理装置14は、演算処理機能ブロックである。通信処理部13及びインターフェース15と接続し、通信処理部13が無線回路部12から出力された符号化音声データフレーム4のデータ伝送エラーの判定に必要な演算処理や、インターフェース15から出力するエラー情報を付加した音声データ3の送信制御などを行う。
インターフェース15は、携帯端末2と接続する接続機能ブロックである。PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末に付属のカードスロット(図示せず)を介して携帯端末2と接続するための汎用性のある接続端子を有し、その接続端子を介して携帯端末2のインターフェース21と物理的に接続し情報通信を行う。インターフェース15は通信処理部13から出力されたデータ伝送エラー情報5を付加されたエラー情報を付加した音声データ3をインターフェース21に出力する。
携帯端末2は、情報通信機能ブロックを外部接続することが可能な情報処理端末である。ネットワークを介して他の端末から送信された符号化された音声データ4を復号化し音声出力装置23から出力する。図2を参照すると、携帯端末2はインターフェース21を介して無線データ通信カード1と接続される。インターフェース21は無線データ通信カード1が受信した音声データをインターフェース15介して入力され、可聴な音声に復号して音声出力装置23から出力する。また、音声入力装置24から入力された音声をネットワークで送受信可能なデータ形式に符号化してインターフェース21を介して1に出力する。
インターフェース21は、無線データ通信カード1と接続する接続機能ブロックである。PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末に付属のカードスロット(図示せず)に代表される外部装置の接続機能を有し、無線データ通信カード1が携帯端末2と接続するための汎用性のある接続端子を用いて接続が行われる。インターフェース21は、その接続端子を介して1のインターフェース15と物理的に接続し情報通信を行う。
音声符号化・復号化アプリケーション22は、音声デコーダ22aと音声エンコーダ22bとを備える音声符号化・復号化機能ブロックである。演算処理装置(図示せず。)を有し、無線データ通信カード1から出力されたエラー情報を付加した音声データ3の復号化処理を行う。また、音声入力装置24を用いて入力された音声を符号化する符号化処理を行う。音声デコーダ22aは、符号化された音声データを復号化する復号化機能ブロックである。無線データ通信カード1から出力されたデータ伝送エラー情報4を付加された音声データ3を入力され、その伝送エラー情報に対応して符号化音声データフレーム4の復号化を行い、音声出力装置23に出力する。音声エンコーダ22bは、入力された音声を符号化する符号化機能ブロックである。音声入力装置24から出力された音声データを符号化する。
音声出力装置23は、音声出力機能ブロックである。電気信号を音声信号に変換して出力する機能を有する。音声出力装置23は音声符号化・復号化アプリケーション22から出力された復号化された音声データをアナログ電気信号に変換し、さらにその変換されたアナログ電気信号を音声に変換して出力する。
音声入力装置24は、音声入力機能ブロックである。入力された音声を電気信号に変換する機能を有する。音声入力装置24は電気信号に変換された音声を音声データとして音声符号化・復号化アプリケーション22に出力する。
図3は、本発明の音声通信で用いられる符号化された音声データに、データ伝送エラー情報を付加した音声データ3を示す図である。図3を参照するとデータ伝送エラー情報を付加した音声データ3は4とデータ伝送エラー情報5で構成される。
符号化音声データフレーム4は、ネットワークを介して無線データ通信カード1が受信したデータ群に含まれる一つのフレームである。無線データ通信カード1がネットワークを介して受信した音声データのデータ群は無線回路部12でデジタル信号処理が行われる。デジタル信号化処理が完了した各々の音声データフレーム(6〜6)は、通信処理部13によって音声データフレーム(6〜6)毎にデータ伝送エラーの発生状況の判定が行われる。判定が行われた各々の音声データフレーム(6〜6)はその音声データフレーム(6〜6)のヘッダの所定の位置にデータ伝送エラー情報5が付加される。
データ伝送エラー情報5は、各々の音声データフレーム(6〜6)のヘッダの所定の位置に付加されたデータ伝送エラー情報5である。無線データ通信カード1がネットワークを介して受信した符号化音声データフレーム4のフレーム群6は無線回路部12でデジタル信号処理が行われる。デジタル信号化処理が完了した各々の音声データフレーム(6〜6)は、通信処理部13によって音声データフレーム(6〜6)毎にデータ伝送エラーの発生状況の判定が行われる。通信処理部13は、判定が完了した音声データフレーム(6〜6)の各々にエラー処理部13aが検出した伝送エラーを情報としてヘッダの所定の位置にデータ伝送エラー情報5を付加し、インターフェース15に出力する。
(実施の形態の動作)
以下に図面を用いて本発明の実施の形態の動作について述べる。図4は、本発明の無線データ通信カード1を用いた音声通信を示すシーケンス図である。図4に示す動作は、無線データ通信カード1が、他の端末(図示せず。)から送信された符号化音声データをネットワークを介して受信し、その受信した音声データを無線データ通信カード1が接続された携帯端末2に出力する動作を示している。図4を参照すると、他の端末(図示せず。)から送信された符号化音声データ4は複数のフレーム(6〜6)によって構成されている。基地局CSはそのフレーム(6〜6)を任意の所定のフレーム(6〜6)毎にまとめたフレーム群6にする。基地局CSはそのフレーム群6を送信先である携帯端末2にネットワークを介して送信する。
ネットワークを介して送信されたフレーム群6は、携帯端末2に接続された無線データ通信カード1によって受信される。無線データ通信カード1に備えられた無線電波アンテナ11は、ネットワークを介して送信されたフレーム群6の受信に応答して受信したフレーム群6を無線回路部12に出力する。無線回路部12は無線電波アンテナ11から出力されたフレーム群6の入力に応答して、そのフレーム群6の信号形式をアナログ信号からデジタル信号に変換する。無線回路部12はデジタル信号に変換したフレーム群6を通信処理部13に出力する。
通信処理部13は無線回路部12から出力されたフレーム群6にまとめられた符号化音声データ4を、各々のフレーム(6〜6)毎に分け、その各々のフレーム(6〜6)を符号化音声データ4に変換する。通信処理部13は、その符号化音声データ4の各々にデータ伝送エラーが発生しているかどうか判定を行う。通信処理部13は受信した全てのフレーム(6〜6)を符号化音声データ4に変換し、そのヘッダの所定の位置にデータ伝送エラー情報5を付加する。通信処理部13は、その判定の結果、データ伝送エラーが発生している符号化音声データ4が検出された場合、その符号化音声データ4の破棄を行わず、その符号化音声データ4のデータ伝送エラー情報5に伝送エラーの存在を示すフラグをたてインターフェース15に出力する。また、通信処理部13は、その判定の結果、データ伝送エラーが発生していない符号化音声データ4には、その符号化音声データ4のデータ伝送エラー情報5に伝送エラーの無しを示すフラグをたてインターフェース15に出力する。
インターフェース15は、通信処理部13から出力されたエラー情報を付加した音声データ3をインターフェース21に出力する。中央演算処理装置14はインターフェース15が出力するエラー情報を付加した音声データ3の出力タイミングなどを制御する演算処理を行い、その演算結果に対応して出力されたエラー情報を付加した音声データ3がインターフェース21で入力エラーを起こさないようにエラー情報を付加した音声データ3の出力制御を行う。
インターフェース21は、インターフェース15から出力されたエラー情報を付加した音声データ3を接続端子(図示せず。)を介して入力され、入力されたエラー情報を付加した音声データ3を音声符号化・復号化アプリケーション22に出力する。
音声符号化・復号化アプリケーション22は、インターフェース21から出力されたデータの入力を受け付け、そのデータのヘッダに付加されたデータ伝送エラー情報5に対応して各々のエラー情報を付加した音声データ3に伝送エラーが発生しているかを音声デコーダ22aによって確認する。音声デコーダ22aは、各々のエラー情報を付加した音声データ3に付加されたデータ伝送エラー情報5に立てられたフラグの有無に応答して、各々のエラー情報を付加した音声データ3に伝送エラーが発生しているかどうかを確認する。音声デコーダ22aは、データ伝送エラー情報5に伝送エラーの発生を示すフラグを確認した場合、インターフェース21から出力されたデータの復号化を行う前に、発生した伝送エラーに対応してエラー訂正処理を行い、訂正処理の完了した符号化音声データ4を復号化する。
また音声デコーダ22aは、データ伝送エラー情報5に伝送エラーの発生を示すフラグを確認できなかった場合、インターフェース21から出力されたデータの復号化を行う。データの復号化を完了した音声符号化・復号化アプリケーション22は、その復号化の完了した音声データを音声出力装置23に出力する。
音声出力装置23は、音声符号化・復号化アプリケーション22から出力された音声データを電気信号から音声信号に変換し出力する。
これにより、無線データ通信カードを接続した携帯端末を用いた音声通信であって、無線電波の状態が良好でない場合であっても、不快な雑音がスピーカから出力されず、さらに、音声の途切れが発生しにくい音声通信の実現が可能になる。
さらに、有線通信情報ネットワークを介して行われるデータ通信において、データの再送信を行うことが困難な通信状態であっても、不快な雑音がスピーカから出力されず、さらに、音声の途切れが発生しにくい音声通信の実現が可能になる。
図1は、従来の無線データ通信カードを用いた音声通信を示すシーケンス図である。 図2は、本発明を実施する最良の形態の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の音声通信で用いられるデータ伝送エラー情報を付加した音声データを示す図である。 図4は、本発明の無線データ通信カードを用いた音声通信を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 無線データ通信カード
11 無線電波アンテナ
12 無線回路部
13 通信処理部
13a エラー検出部
14 中央演算処理装置
15 インターフェース
2 携帯端末
21 インターフェース
22 音声符号化・復号化アプリケーション
22a 音声デコーダ
22b 音声エンコーダ
23 音声出力装置
24 音声入力装置
3 エラー情報を付加した音声データ
4 符号化音声データ
〜4 符号化音声データ
5 データ伝送エラー情報
〜5 データ伝送エラー情報
6 フレーム群
〜6 音声データフレーム
CS 基地局
101 フレーム群
101〜101 音声データフレーム
201〜202 符号化音声データ

Claims (7)

  1. 符号化された音声データを受信し、前記音声データのデータ伝送エラーを検出し、前記音声データにデータ伝送エラー有無情報を付加した受信音声データを携帯端末に送信する通信カードと、
    前記データ伝送エラー有無情報に対応して、前記受信音声データに前記データ伝送エラーが存在した場合、前記受信音声データのエラーを訂正して復号化する携帯端末とを具備する
    音声データ無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の音声データ無線通信システムにおいて、
    前記通信カードは、エラー検出部を備え、
    前記エラー検出部は、前記音声データのデータ転送エラーを検出する
    音声データ無線通信システム。
  3. 請求項2に記載の音声データ無線通信システムにおいて、
    前記通信カードは、中央演算処理装置を備え、
    前記エラー検出部は、検出したエラー情報を前記中央演算処理装置に通知し、
    前記中央演算処理装置は、前記エラー検出部から通知されたエラー情報に対応して、前記音声データにデータ伝送エラー有無情報を付加する
    音声データ無線通信システム。
  4. 請求項3に記載の音声データ無線通信システムにおいて、
    前記携帯端末は、音声デコーダを備え、
    前記音声デコーダは、前記通信カードから送信された前記受信音声データに付加されたデータ伝送エラー有無情報に対応して、前記受信音声データのデータ伝送エラー有無を確認し、
    前記受信音声データに前記データ伝送エラーが存在した場合、前記受信音声データのエラーを訂正して復号化する
    音声データ無線通信システム。
  5. 請求項4に記載の音声データ無線通信システムにおいて、
    前記音声デコーダは、演算処理装置を備え、
    前記演算処理装置は、前記受信音声データに付加されたデータ伝送エラー有無情報に対応して、前記受信音声データのエラー訂正命令を出力し、
    前記音声デコーダは、前記エラー訂正命令に対応して前記受信音声データを復号化する
    音声データ無線通信システム。
  6. 請求項5に記載の音声データ無線通信システムにおいて、
    前記携帯端末は、音声出力部を備え、
    前記音声出力部は前記音声デコーダから出力された音声データを音声に変換して出力する
    音声データ無線通信システム。
  7. 請求項6に記載の音声データ無線通信システムにおいて、
    前記通信カードが携帯端末のPCカードスロットを介して情報通信可能である
    音声データ無線通信システム。
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