JP4308929B2 - ウェブ・ブラウザを協調させるためのコンピュータ・システム - Google Patents
ウェブ・ブラウザを協調させるためのコンピュータ・システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4308929B2 JP4308929B2 JP28966097A JP28966097A JP4308929B2 JP 4308929 B2 JP4308929 B2 JP 4308929B2 JP 28966097 A JP28966097 A JP 28966097A JP 28966097 A JP28966097 A JP 28966097A JP 4308929 B2 JP4308929 B2 JP 4308929B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- session
- web
- browser
- terminal
- web site
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/90—Details of database functions independent of the retrieved data types
- G06F16/95—Retrieval from the web
- G06F16/954—Navigation, e.g. using categorised browsing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2216/00—Indexing scheme relating to additional aspects of information retrieval not explicitly covered by G06F16/00 and subgroups
- G06F2216/15—Synchronised browsing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の情報収納場所からの情報の収納場所を特定する方法およびシステムに関するもので、特に、あるユーザ・グループによる、インターネット経由でウェブ・サイトへアクセスするための方法およびシステムへ適用される。
【0002】
【従来の技術】
ユーザが、インターネットを経由して、ワールド・ワイド・ウェブ・サイト(すなわち、ウェブ・サイト)から情報を検索できることは広く知られている。ウェブ・サイトから情報を検索するための基本的な現在のモデルは、ユーザ始動情報サーチである。あるユーザは、あるウェブ・ページに関する情報の所在場所を特定する目的で、ウェブ・サーバ・ソフトウェアから上記ウェブ・ページを要求するウェブ・ブラウザ・ソフトウェアを使用する。情報を熱心に探している上記ユーザは、必要なインターネット掲示板を発見するのと非常によく似た方法で、上記情報を捜索する。このモデルのユニークな特徴の一つは、検索されたウェブ・ページに含まれている「ハイパー・テキスト」、すなわち、リンクである。この特徴により、情報を探している人は、あるウェブ・ページから他のウェブ・ページへ「ナビゲート」することができる。ワールド・ワイド・ウェブ・サイトおよびインターネットが非常に人気があるのは、このモデルの魅力によるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現在のモデルの場合には、情報のサーチは個々のユーザの知識、経験、技術および熟練度に非常に大きく左右される。ある人々のグループが、一つのパソコンのスクリーンの周囲に集まっているという状態でない場合には、ウェブ・サイトから検索した情報は、現在ナビゲートしている個人に限定されてしまう。検索した情報をあるグループの人々の間で共有したい場合には、その情報サーチを行った人は、その情報を含んでいるウェブ・ページのアドレスを人々に中継により知らせる。その後、そのグループの人々は、ウェブ・ページ・アドレスに従って、その情報を検索する。すぐ分かるように、あるグループの人々の間でナビゲーションの経験および情報を共有するという方法は、遅く、不便で、非効率的で、間違いを起こし易い。
【0004】
本発明の一つの目的は、地理的に分散しているあるグループの人々の間で、便利で、効率的で、柔軟性を特徴とする通信セッションを設定することができる方法およびシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、インターネットに接続された複数のユーザ・ターミナルのウェブ・ブラウザを協調させるためのコンピュータ・システムであって、前記ユーザ・ターミナルの夫々が、インターネットに接続されたネットワーク協同機能を有するウェブ・サイトを検索し、当該検索したウェブ・サイトのウェブ・ページを表示するためのウェブ・ブラウザ手段と、他のユーザ・ターミナルとのナビゲーション・セッションの定義を受け付け、当該他のユーザ・ターミナルとの通信を行うための協同アプリケーション・プログラム手段と、一のユーザ・ターミナルがアクセスした前記ウェブ・サイトから同期コマンド及びウェブ・サイト位置情報を受信するブラウザ・シンクロナイザ手段であって、当該ブラウザ・シンクロナイザを具備するユーザ・ターミナルのウェブ・ブラウザに同期ウェブ・ページを表示するように要求するブラウザ・シンクロナイザ手段と、前記ウェブ・ブラウザが検索した前記ウェブ・ページのウェブ・サイト位置情報を収集記録し、当該ウェブ・サイト位置情報を前記ウェブ・サイトに送信するブラウザ・トラッカ手段と、の各手段を備えたことを特徴とするコンピュータ・システムを提供するものである。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態を、添付の図面を参照しながら以下に説明するが、これは単に例示としてのものに過ぎない。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1について説明すると、この図は本発明の例示としてのデータ網構成である。
【0009】
図1に示す通り、データ網構成は、複数の新規のユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)と、複数の従来のウェブ・サイト(112.1、112.2、...、112.N)、およびネットワーク協同機能を持つ新規のウェブ・サイト(116)を含む。複数のユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)には、複数の電話機(104.1、104.2、...、104.M)がそれぞれ接続している。
【0010】
各ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)は、ネットワークナビゲーション協同機能を持ち、データ網106を通して、ウェブ・サイト(112.1、112.2、...、112.N、および116)に、アクセスするのに使用することができる。ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のユーザは、各電話機(104.1、104.2、...、104.M)を使用して、相互に音声で連絡することができる。
【0011】
各ウェブ・サイト(112.1、112.2、...、112.N)は、ユーザ・ターミナルからのウェブ要求を処理することができる。
【0012】
ユーザ・ターミナルからのウェブ要求を処理するほかに、ネットワーク協同ナビゲーション機能を持つウェブ・サイト(116)は、ウェブ・ナビゲーションを追跡、同期し、ユーザ・ターミナルの間でナビゲーション・セッションを管理することができる。
【0013】
図2について説明すると、この図は本発明の一実施形態による、二つのユーザ・ターミナル(102.1、102.2)と、ネットワーク協同ナビゲーション機能を持つウェブ・サイト(116)である。
【0014】
図2に示す通り、ユーザ・ターミナル102.1は、四つのソフトウェア機能ブロック、すなわち、協同アプリケーション・プログラム202、ウェブ・ブラウザ204、ブラウザ・シンクロナイザ206、およびブラウザ・トラッカ208を含む。ユーザ・ターミナル102.1に対して対称的に、ユーザ・ターミナル102.2は、四つのソフトウェア機能ブロック、すなわち、協同アプリケーション・プログラム212、ウェブ・ブラウザ214、ブラウザ・シンクロナイザ216、およびブラウザ・トラッカ218を含む。ウェブ・サイト116は、四つのソフトウェア機能ブロック、すなわち、ウェブ・サイト・サーバ222、協同コントローラ・プログラム224、ユーザ・グラフィカル・インターフェース225、および協同データベース228を含む。
【0015】
協同アプリケーション・プログラム202(または212)は、ターミナル202(または212)と他のターミナルとの間で、通信を行うためのソフトウェア・インターフェースを提供することができる。協同アプリケーション・プログラム202(または212)は、またウェブ・ブラウザ204、ブラウザ・シンクロナイザ206、およびブラウザ・トラッカ208の間の動作を協調させることができる。さらに協同アプリケーション・プログラム202(または212)は、セッションの定義を提供し、セッション・リストを生成することができる。
【0016】
ウェブ・ブラウザ204(または214)は、ウェブ・サイト宛にウェブ・ページ要求を生成し、検索したウェブ・ページを表示することができる。
【0017】
ブラウザ・シンクロナイザ206(または216)は、ブラウザ204(または214)に対して同期処理を実行することができる。特に、ブラウザ・シンクロナイザ206(または216)は、協同コントローラ・プログラム224から、同期コマンドおよびウェブ・サイト位置情報を受信し、ウェブ・ブラウザ204(または214)に、同期ウェブ・ページを表示するように要求することができる。
【0018】
ブラウザ・トラッカ208(または218)は、ウェブ・ブラウザ204(または214)から、ブラウザ202(または212)によりナビゲートされたウェブ・ページのウェブ・サイト位置情報を収集し、その位置情報をデータ網106を通して、協同コントローラ・プログラム224に送ることができる。
【0019】
ウェブ・サイト・サーバ222は、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のウェブ・ブラウザからのウェブ・ページ要求を処理することができる。
【0020】
協同コントローラ・プログラム224は、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のブラウザ・シンクロナイザに、ナビゲーション同期コマンド、および必要なウェブ・ページについてのウェブ・サイト位置情報を送り、セッションの定義およびナビゲーション・トラッキング情報を協同データベース228に送り、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のブラウザ・トラッカからナビゲーション・トラッキング情報を収集するために、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)の協同アプリケーション・プログラムから、セッションの定義およびセッション・リストを収集することができる。
【0021】
ユーザ・グラフィカル・インターフェース225は、ユーザと協同コントローラ・プログラム224との間にインターフェースを提供することができる。
【0022】
ユーザ・グラフィカル・インターフェース225を使用することにより、ユーザは、ディスプレイ・モニタ510、キーボード524およびマウス526を使用して、協同コントローラ・プログラム224と通信することができる。
【0023】
協同データベース228は、セッション関連情報およびナビゲーション・トラッキング情報を記憶することができる。
【0024】
図3について説明すると、この図は、本発明の他の実施形態による、二つのユーザ・ターミナル(102.1、102.2)とネットワーク・ナビゲーション協同機能を持つウェブ・サイト(116)の詳細図である。
【0025】
図3に示す通り、ユーザ・ターミナル102.1は、三つのソフトウェア機能ブロック、すなわち、協同アプリケーション・プログラム302と、ウェブ・ブラウザ304と、ブラウザ・シンクロナイザ206とを含む。ユーザ・ターミナル102.1に対して対称的に、ユーザ・ターミナル102.2は、また三つのソフトウェア機能ブロック、すなわち、協同アプリケーション・プログラム312、ウェブ・ブラウザ314、およびブラウザ・シンクロナイザ216を含む。ウェブ・サイト116は、五つのソフトウェア機能ブロック、すなわち、ウェブ・サイト・サーバ322、ブラウザ・トラッカ323、協同コントローラ・プログラム324、協同データベース328、およびウェブ・ブラウザ329を含む。
【0026】
協同アプリケーション・プログラム302(または312)は、ターミナル302(または312)と他のターミナルとの間で、通信を行うためのソフトウェア・インターフェースを提供することができる。協同アプリケーション・プログラム302(または312)は、またウェブ・ブラウザ304、ブラウザ・シンクロナイザ306、およびブラウザ・トラッカ308の間の動作を協調させることができる。さらに協同アプリケーション・プログラム302(または312)は、セッションの定義を提供し、セッション・リストを生成することができる。
【0027】
ウェブ・ブラウザ304(または314)は、ウェブ・サイト宛にウェブ・ページ要求を生成し、検索したウェブ・ページを表示することができる。
【0028】
ブラウザ・シンクロナイザ306(または316)は、ブラウザ304(または314)に対して同期処理を実行することができる。特に、ブラウザ・シンクロナイザ306(または316)は、協同コントローラ・プログラム324から、同期コマンドをデータ網106を通して受信し、ウェブ・ブラウザ304(または314)に同期ウェブ・ページを表示するように要求することができる。
【0029】
ウェブ・サイト・サーバ322は、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のウェブ・ブラウザからのウェブ・ページ要求を処理することができる。
【0030】
ブラウザ・トラッカ323は、ウェブ・サイト116に送られたすべてのウェブ・ページ要求からのウェブ・ページ位置情報を収集し、そのページ位置情報を協同コントローラ・プログラム324に送ることができる。
【0031】
協同コントローラ・プログラム324は、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のブラウザ・シンクロナイザに、ナビゲーション同期コマンドおよび必要なウェブ・ページについてのウェブ・サイト位置情報を送り、セッションの定義およびナビゲーション・トラッキング情報を協同データベース328に送り、ウェブ・サイト116のブラウザ・トラッカ323から、ナビゲーション・トラッキング情報を収集するために、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)の協同アプリケーション・プログラムから、セッションの定義およびセッション・リストを収集することができる。
【0032】
ユーザ・グラフィカル・インターフェース325は、ユーザと協同コントローラ・プログラム324との間にインターフェースを提供することができる。ユーザ・グラフィカル・インターフェース325を使用することにより、ユーザはディスプレイ・モニタ510、キーボード524およびマウス526を使用して、協同コントローラ・プログラム324と通信することができる。
【0033】
協同データベース328は、セッション関連情報およびナビゲーション・トラッキング情報を記憶することができる。
【0034】
ウェブ・ブラウザ329は、図3のモニタ510、マウス525およびキーボード526がセッションでリーディング・ターミナルまたはフォローイング・ターミナルとして機能することができるように、直接ウェブ・サーバ322にウェブ・ページ要求を送り、検索したウェブ・ページを表示することができる。データ網106を使用しないで、リーディング・ターミナルをウェブ・サイト・サーバ322に直結することによって得られる利点は、リーディング・ターミナルとフォローイング・ターミナルとの間のウェブ・ページの表示の時間的なずれを最も少なくすることができることである。
【0035】
図2および図3の点線は、ソフトウェア機能ブロック間の論理通信経路を示す。
【0036】
図4について説明すると、この図は、本発明の(102.1または102.2)のようなユーザ・ターミナルとして使用することができる、コンピュータ・システム400のハードウェアのブロック図である。
【0037】
図4に示す通り、ユーザ・ターミナル102.1(または102.2)は、処理装置402、メモリ装置404、ハード・ディスク406、ディスク・ドライブ・インターフェース408、ディスプレイ・モニタ410、ディスプレイ・インターフェース412、直列インターフェース424、マウス425、キーボード426、音声および/またはビデオ・インターフェース428、オーディオ入出力装置430、(ビデオカメラのような)ビデオ入力装置432、電話盤433、ネットワーク通信インターフェース434、およびシステム・バス414を備えている。
【0038】
ハード・ディスク406は、ディスク・ドライブ・インターフェース408に接続していて、ディスプレイ・モニタ410はディスプレイ・インターフェース412に接続していて、マウス425およびキーボード426は直列インターフェース424に接続していて、オーディオ入出力装置430およびビデオ入力装置432は音声および/またはビデオ・インターフェース428に接続している。システム・バス414には、処理装置402、メモリ装置404、ディスク・ドライブ・インターフェース408、ディスプレイ・インターフェース412、直列インターフェース424、音声および/またはビデオ・インターフェース428、電話盤433、ネットワーク通信インターフェース434が接続している。
【0039】
メモリ装置404は、(命令およびデータを含む)プログラムを記憶することができる。ディスク・ドライブ・インターフェース408と協力して、ハード・ディスク406もプログラムを記憶することができる。しかし、メモリ装置404は、ハードディスク406よりアクセス速度が速く、一方、ハードディスク406の容量は、メモリ装置404の容量より大きい。
【0040】
ディスプレイ・インターフェース412と協力して、ディスプレイ・モニタ410は実行中のプログラムとユーザとの間に視覚的インターフェースを提供することができる。
【0041】
直列インターフェース424と協力して、マウス425およびキーボード426は、コンピュータ・システム400に入力を供給することができる。
【0042】
音声および/またはビデオ・インターフェース428と協力して、音声入力および出力装置430は、ネットワーク通信インターフェース434を通して、オーディオ信号を発生し、送信し、受信することができる。ビデオ入力装置432は、ネットワーク通信インターフェース434を通して、ビデオ信号を発生し、送信することができる。
【0043】
電話盤433は、電話ネットワーク108とコンピュータ400との間にインターフェースを提供することができる。より詳細に説明すると、電話盤433により、協同アプリケーション・プログラム(例えば、202、212)に常駐する電話通信プログラムは呼出を開始し、受信することができる。
【0044】
ネットワーク通信インターフェース434は、コンピュータ400とデータ網106との間にインターフェースを提供することができる。より詳細に説明すると、図2および図3に示すすべてのソフトウェア機能ブロックは、予め定めたネットワーク・プロトコルに従って、ネットワーク通信インターフェース434を通して、データ網106にアクセスする。
【0045】
処理装置402は、メモリ装置404およびハードディスク406にアクセスし、メモリ装置404またはハードディスク406に記憶されているプログラムを実行することにより、ユーザ・ターミナル102.1(または102.2)の動作を制御することができる。処理装置402は、またメモリ装置404とハードディスク406との間のプログラムおよびデータの送信を制御することができる。
【0046】
図5について説明すると、この図は本発明のウェブ・サイト・サーバ116をサポートしているコンピュータ・システム500のハードウェアのブロック図である。
【0047】
図5に示す通り、コンピュータ・システム500は、処理装置502、メモリ装置504、ハード・ディスク506、ディスク・ドライブ・インターフェース508、ディスプレイ・モニタ510、ディスプレイ・インターフェース512、直列インターフェース524、マウス525、キーボード526、ネットワーク通信インターフェース534、およびシステム・バス514を備えている。
【0048】
ハード・ディスク506は、ディスク・ドライブ・インターフェース508に接続していて、ディスプレイ・モニタ510はディスプレイ・インターフェース512に接続していて、マウス525およびキーボード526は直列インターフェース524に接続している。システム・バス514には、処理装置502、メモリ装置504、ディスク・ドライブ・インターフェース508、ディスプレイ・インターフェース512、直列インターフェース524、およびネットワーク通信インターフェース534が接続している。
【0049】
メモリ装置504は、(命令およびデータを含む)プログラムを記憶することができる。ディスク・ドライブ・インターフェース508と協力して、ハード・ディスク506もプログラムを記憶することができる。しかし、メモリ装置504は、ハードディスク506よりアクセス速度が速く、一方、ハードディスク506の容量は、メモリ装置504の容量より大きい。
【0050】
ディスプレイ・インターフェース512と協力して、ディスプレイ・モニタ510は実行中のプログラムとユーザとの間に視覚的インターフェースを提供することができる。
【0051】
直列インターフェース524と協力して、マウス525およびキーボード526は、コンピュータ・システム500に入力を供給することができる。
【0052】
ネットワーク通信インターフェース534は、コンピュータ500とデータ網106との間にインターフェースを提供することができる。より詳細に説明すると、コンピュータ500は、予め定めたネットワーク・プロトコルに従って、ネットワーク通信インターフェース434を通して、データ網106にアクセスする。
【0053】
処理装置502は、メモリ装置504およびハードディスク506にアクセスし、メモリ装置504またはハードディスク506に記憶されているプログラムを実行することにより、コンピュータ・システム500の動作を制御することができる。処理装置502は、またメモリ装置504とハードディスク506との間のプログラムおよびデータの送信を制御することができる。
【0054】
図6について説明すると、この図は、本発明の図2に示す実施形態を使用して、ウェブ・サイト協同ナビゲーション・セッションを実行するステップを示す。
【0055】
ステップ604おいては、セッション名、セッションの性質(または目的)、セッション・メンバー名、セッション・メンバーのネットワーク・アドレスおよびそのセッションのリーディング・ターミナルの名前とネットワーク・アドレスを含むセッション・リストが生成される。
【0056】
この例の場合には、ユーザ1は、ターミナル102.1および102.2の名前とネットワーク・アドレスを含むセッション・リストを生成するために、ターミナル102.1において、協同アプリケーション・プログラム202を使用する。そのセッションに参加するために、ユーザ2は、ユーザ1がすでにナビゲートしたウェブ・ページを閲覧するために、ターミナル102.2を使用していると仮定する。さらに、上記セッション・リスト中には、ターミナル102.1がそのセッションのリーディング・ターミナルとして表示され、ターミナル102.2がフォローイング・ターミナルとして表示されていると仮定する。
【0057】
ステップ606においては、協同アプリケーション・プログラム202が、フォローイング・ターミナルのユーザが、リーディング・ターミナルのユーザと音声で通信することができるように、電話ネットワーク108を通して電話盤433を使用して、またはデータ網106を通してネットワーク通信インターフェース434を使用して、セッション・メンバー間に音声通信リンクを設定する。この例の場合には、協同アプリケーション・プログラム202は、ターミナル102.1および102.2の間に音声通信リンクを設定する。
【0058】
ステップ607においては、協同アプリケーション・プログラム202は、データ網106を通して、協同コントローラ・プログラム224にセッション・メンバー・リストを送る。協同コントローラ・プログラム224は、協同データベース228にセッション・リストを記憶する。
【0059】
ステップ608においては、ユーザ1は、データ網106を通して、ウェブ・サイト116から、または任意の従来のウェブ・サイト(112.1、112.2、...、または112.N)から、新しいウェブ・ページをナビゲートするために、ターミナル102.1のウェブ・ブラウザ204を使用する。
【0060】
ステップ610においては、ウェブ・ブラウザ204は、ブラウザ・トラッカ208に新しいウェブ・ページの位置情報を送る。特定のタイプのウェブ・ページの位置情報は、URL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)と呼ばれる。
【0061】
ステップ612においては、ブラウザ・トラッカ208は、データ網106を通して、協同コントローラ・プログラム224に、新しいウェブ・ページの位置情報を送る。協同コントローラ・プログラム224は、新しいウェブ・ページの位置情報を協同データベース228に記憶する。
【0062】
ステップ614においては、データ網106を通して、協同コントローラ・プログラム224は、協同データベース228に記憶しているセッション・メンバー・リストに従って、新しいウェブ・ページの位置情報を、フォローイング・ターミナルのすべてのブラウザ・シンクロナイザに中継する。この例の場合、協同コントローラ・プログラム224は、新しいウェブ・ページの位置情報を、ブラウザ・シンクロナイザ216に中継する。
【0063】
ステップ616においては、フォローイング・ターミナルのブラウザ・シンクロナイザは、その各ウェブ・ブラウザを、新しいウェブ・ページの位置情報により更新する。この例の場合には、ブラウザ216は、新しいウェブ・ページの位置情報により、ウェブ・ブラウザ214を更新する。
【0064】
ステップ618においては、フォローイング・ターミナルのウェブ・ブラウザは、新しいウェブ・ページの位置情報に基づいて、新しいウェブ・ページをロードする。この例の場合には、ウェブ・ブラウザ214は、新しいウェブ・ページの位置情報に基づいて、新しいウェブ・ページをロードする。
【0065】
ステップ620においては、協同コントローラ・プログラム224は、セッションを終了するかどうかを判断する。判断がノーの場合には、他の新しいウェブ・ページをナビゲートするために、動作はステップ608へ行く。判断がイエスの場合には、動作はステップ622へ行く。
【0066】
ステップ622においては、協同コントローラ・プログラム224は、すべてのフォローイング・ターミナルに、セッションが終了したことを知らせる。この例の場合には、協同コントローラ・プログラム224は、ターミナル102.2に、セッションが終了したことを知らせる。
【0067】
図7について説明すると、この図は、本発明の図3に示す実施形態を使用して、ウェブ・サイト協同ナビゲーション・セッションを実行するステップを示す。
【0068】
ステップ704おいては、セッション名、セッションの性質(または目的)、セッション・メンバー名、セッション・メンバーのネットワーク・アドレスおよびそのセッションのリーディング・ターミナルの名前とネットワーク・アドレスを含むセッション・リストが生成される。
【0069】
この例の場合には、ユーザ1は、ターミナル102.1および102.2の名前とネットワーク・アドレスを含むセッション・リストを生成するために、ターミナル102.1において、協同アプリケーション・プログラム302を使用する。そのセッションに参加するために、ユーザ2は、ユーザ1がすでにナビゲートしたウェブ・ページを閲覧するために、ターミナル102.2を使用していると仮定する。さらに、上記セッション・リスト中には、ターミナル102.1が、そのセッションのリーディング・ターミナルとして表示され、ターミナル102.2が、フォローイング・ターミナルとして表示されていると仮定する。
【0070】
ステップ706においては、協同アプリケーション・プログラム302が、フォローイング・ターミナルのユーザが、リーディング・ターミナルのユーザと音声で通信することができるように、電話ネットワーク108を通して電話盤433を使用して、またはデータ網106を通してネットワーク通信インターフェース434を使用して、セッション・メンバー間に音声通信リンクを設定する。この例の場合には、協同アプリケーション・プログラム302は、ターミナル102.1および102.2の間に音声通信リンクを設定する。
【0071】
ステップ707においては、協同アプリケーション・プログラム302は、協同コントローラ・プログラム324にセッション・リストを送る。協同コントローラ・プログラム324は、協同データベース328にセッション・リストを記憶する。
【0072】
ステップ708においては、ユーザ1は、新しいウェブ・ページを要求するために、ターミナル102.1のウェブ・ブラウザ304を使用して、ウェブ・サイト・サーバ322に要求を送る。
【0073】
ステップ710においては、ブラウザ・トラッカ323は、ライン334で示すように、サーバ要求から新しいウェブ・ページの位置情報を収集する。特定のタイプのウェブ・ページの位置情報は、URL(ユニフォーム・リソース・ロケータ)と呼ばれる。
【0074】
ステップ712においては、ブラウザ・トラッカ323は、協同コントローラ・プログラム324に、新しいウェブ・ページの位置情報を送る。この協同コントローラ・プログラム324は、この情報を協同データベース228に記憶する。
【0075】
ステップ714においては、協同コントローラ・プログラム224は、協同データベース328に記憶しているセッション・メンバー・リストに従って、新しいウェブ・ページの位置情報を、フォローイング・ターミナルのすべてのブラウザ・シンクロナイザに中継する。この例の場合、協同コントローラ・プログラム324は、新しいウェブ・ページの位置情報を、ブラウザ・シンクロナイザ316に中継する。
【0076】
ステップ716においては、フォローイング・ターミナルのブラウザ・シンクロナイザは、その各ウェブ・ブラウザを、新しいウェブ・ページの位置情報により更新する。この例の場合には、ブラウザ316が、新しいウェブ・ページの位置情報により、ウェブ・ブラウザ314を更新する。
【0077】
ステップ718においては、フォローイング・ターミナルのウェブ・ブラウザは、新しいウェブ・ページの位置情報に基づいて、新しいウェブ・ページをロードする。この例の場合には、ウェブ・ブラウザ314が、新しいウェブ・ページの位置情報に基づいて、新しいウェブ・ページをロードする。
【0078】
ステップ720においては、協同コントローラ・プログラム324は、セッションを終了するかどうかを判断する。判断がノーの場合には、他の新しいウェブ・ページをナビゲートするために、動作はステップ708へ行く。判断がイエスの場合には、動作はステップ722へ行く。
【0079】
ステップ722においては、データ網106を通して、協同コントローラ・プログラム224が、すべてのフォローイング・ターミナルに、セッションが終了したことを知らせる。この例の場合には、協同コントローラ・プログラム324が、ターミナル102.2に、セッションが終了したことを知らせる。
【0080】
図8について説明すると、この図は、本発明の協同データベース(228または238)の詳細図である。
【0081】
図8に示す通り、協同データベースは、グループ・リスト802と複数のセッション(804.1、804.2、...、804.K)を含む。グループ・リスト802は、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)の名前およびネットワーク・アドレスを含む。各セッションは、セッションの定義、セッションのセッション・リストおよびリーディング・ターミナル・スケジュールを含む。セッションの定義は、そのセッションの名前、性質(または目的)、タイム・スケジュールおよび他の一般的な情報に関する情報を含む。セッション・リストは、セッション・メンバー(またはセッション・ターミナル)の名前およびネットワーク・アドレスを含む。リーディング・ターミナルのスケジュールは、関連セッションのリーディング・ターミナルとして機能するユーザ・ターミナルの名前およびネットワーク・アドレスを含む。多数のユーザ・ターミナルがシーケンシャルにリーディング・ターミナルとして機能する場合には、リーディング・ターミナル・スケジュールは、それによりターミナルがリーディング・ターミナルの役割を果たす順序を表示する。二つまたはそれ以上のターミナルが、特定のタイム・スケジュールに従って、リーディング・ターミナルとして機能する場合には、リーディング・ターミナル・スケジュールは、各ターミナルの割当時間を表示し、それに従ってその割当時間を持つユーザ・ターミナルがリーディング・ターミナルの役割を果たす。管理スタッフは、マウス525またはキーボード56を使用して、協同データベース228または328を更新または編集する。
【0082】
図9について説明すると、この図は、本発明の一実施形態に従って、セッション・メンバーを一つまたはそれ以上のセッション・リストに登録するステップを示すフローチャートである。
【0083】
図9に示す通り、ステップ904は、(セッション1が定義されていると仮定して)セッションを定義する。セッションを定義するには、二つの方法がある。第一の方法の場合には、ユーザはそのセッションを定義するために、ユーザ・ターミナル(例えば、104.1または104.2)の協同アプリケーション・プログラムを使用することができる。第2の方法の場合には、ユーザは、ユーザ・グラフィカル・インターフェース(225または325)を通して、協同コントローラ・プログラム(224または324)にセッションの定義を入力するために、キーボード525およびマウス526を使用することができる。この例の場合には、定義されたのはセッションの定義1であると仮定する(804.1)。
【0084】
ステップ906においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、セッション1のセッションの定義を、グループ・リスト802内のネットワーク・アドレスに基づいて、ユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のグループ内の、協同アプリケーション・プログラムに送る。セッション1の定義と一緒に、任意のユーザ・ターミナルがセッション1に参加を希望しているかどうか問い合わせるためのプロンプトが送られる。
【0085】
ステップ908においては、セッション1の定義を受信すると、各ユーザ・ターミナルの協同アプリケーション・プログラムは、問い合わせに応答し、セッション1に参加するかどうかの応答を送り返す。
【0086】
ステップ910においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、ユーザ・ターミナルのグループのそれぞれから応答を受信する。
【0087】
ステップ912においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、セッション1に参加することを表示したユーザ・ターミナルを、セッション1のセッション・リストに登録する。
【0088】
ステップ914においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、セッション1のセッション・リストを、協同データベース228または328に記憶する。
【0089】
図10について説明すると、この図は、本発明の他の実施形態により、セッション・メンバーを、一つまたはそれ以上のセッション・リストに登録するステップを示すフローチャートである。
【0090】
図10に示す通り、ステップ1004は、一つまたはそれ以上のセッションを定義する。この例の場合には、セッション1−Kが定義されると仮定する。ステップ904のところで説明したように、セッションを定義するには二つの方法がある。
【0091】
ステップ1006においては、任意のユーザ・ターミナル(102.1、102.2、...、102.M)のような、ユーザ・ターミナルの一つの中の協同アプリケーション・プログラムが、協同コントローラ・プログラム224または324に、セッション要求を送る。
【0092】
ステップ1008においては、要求を受信すると、協同コントローラ・プログラム224または324は、セッション要求を送信したユーザ・ターミナルに、セッション1−Kの定義を送信する。各セッションの定義と一緒に、任意のユーザ・ターミナルが、セッション1、2、...、またはKに参加を希望するかどうかの問い合わせを行うプロンプトが送られる。
【0093】
ステップ1010においては、(セッション要求を送信した)ユーザ・ターミナルの協同アプリケーション・プログラムが、セッションの定義を受信し、どのセッションに参加するのかを示す応答を、協同コントローラ・プログラム224または324に送り返す。
【0094】
ステップ1012においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、ユーザ・ターミナルを、それに対してユーザ・ターミナルが参加の意志表示をした各セッションのセッション・リストに登録する。
【0095】
ステップ1014においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、更新する必要があるセッション・リストを、協同データベース228または328に記憶する。
【0096】
図11について説明すると、この図は、本発明のさらに他の実施形態により、セッション・メンバーを一つまたはそれ以上のセッション・リストに登録するステップを示すフローチャートである。
【0097】
図11に示す通り、ステップ1104は、一つまたはそれ以上のセッションを定義する。この例の場合には、セッション1−Kが定義されると仮定する。ステップ904のところで説明したように、セッションを定義するには二つの方法がある。ステップ1104も、各セッション・リストのそれぞれの名前とネットワーク・アドレスを指定する。
【0098】
ステップ1106おいては、協同コントローラ・プログラム224または324は、その各セッション・リストと一緒に、セッションの定義を協同データベース228または328に記憶する。
【0099】
図12について説明すると、この図は、本発明の一実施形態による、ユーザ・ターミナル間でウェブ・サイトから検索した情報を交換するステップを示すフローチャートである。
【0100】
図12に示す通り、ステップ1204は、セッション・リスト内のセッション・メンバー間のリーディング・ターミナルを指定し(図8参照)、そのセッション・リスト内の残りのセッション・メンバーをフォローイング・ターミナルとして指定する。この例の場合には、ユーザ・ターミナル102.1が、リーディング・ターミナルとして指定されると仮定する。
【0101】
ステップ1206においては、ユーザは、ウェブ・ページをナビゲートするために、ユーザ・ターミナル102.1のウェブ・ブラウザ204または304を使用する。
【0102】
ステップ1208においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、ウェブ・ページの位置情報を収集する。
【0103】
ステップ1210においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、ウェブ・ページの位置情報をフォローイング・ターミナルに送る。
【0104】
ステップ1212においては、フォローイング・ターミナルは、ウェブ・ページ位置情報に基づいて、ウェブ・ページの位置を特定する。
【0105】
ステップ1214においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、そのセッションを終了するかどうかを判断する。判断がイエスの場合には、動作は1220へ行きセッションは終了する。判断がノーの場合には、新しいウェブ・ページの位置を特定するために、動作はステップ1206に戻る。
【0106】
ステップ1216においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、リーディング・ターミナルの状態を変更する必要があるかどうかを判断する。多数のイベントが、一つのセッション内でリーディング・ターミナルの状態を変更するように要求する。例えば、一つのセッションは、異なるユーザ・ターミナルの異なる専門知識を持つ異なる人々から提示することができる。このような状況の場合、現在のリーディング・ターミナルのところにいるユーザが、自分の提示を終了した場合には、そのユーザは、そのリーディング・ターミナルである状態を終了する要求を送るだろう。そのセッションは、異なるユーザ・ターミナルの異なる利用可能なタイム・スケジュールを持つ数人により提示される場合がある。このような場合には、協同コントローラ・プログラム224または234は、関連セッションについて、リーディング・ターミナル・スケジュールを周期的にチェックする。現在のリーディング・ターミナルに対する時間が時間切れになった場合には、協同コントローラ・プログラム224または234は、次の使用可能なリーディング・ターミナルを見つける。または、あるセッション中、フォローイング・ターミナルのユーザは、疑問を持ち、リーディング・ターミナルに問題のウェブ・ページをナビゲートしたい場合がある。このような場合には、フォローイング・ターミナルは、リーディング・ターミナルと相互に作用するために要求を送る。三つの状態の中の任意の状態の場合には、リーディング・ターミナル状態の変更を行わなければならない。
【0107】
ステップ1216においては、判断がノーである場合には、現在のリーディング・ターミナルを変更しないで、新しいウェブ・ページの位置を特定するために、動作はステップ1206へ行く。判断がイエスの場合には、リーディング・ターミナルの状態の変更を処理するために、動作はステップ1218へ進む。その後、新しいウェブ・ページの位置を特定するために、動作はステップ1206に戻る。
【0108】
図13について説明すると、この図は、本発明のステップ1218の特定のステップである。
【0109】
ステップ1304においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、現在のリーディング・ターミナルの変更を必要とする状態の判断を行う。
【0110】
ボックス1306に示すように、現在のリーディング・ターミナルを変更する必要がある状況には三種類ある。(1)現在のリーディング・ターミナルと相互に作用するために、フォローイング・ターミナルからの要求に応じて、動作がステップ1312に進む場合、(2)リーディング・ターミナルの状態を他のターミナルに切り替えるために、現在のリーディング・ターミナルからの要求に応じる場合、(3)現在のリーディング・ターミナルに割り当てられた時間が時間切れになったという表示に応えて、動作がステップ1308へ進んだ場合。リーディング・ターミナルおよびフォローイング・ターミナルの二人のユーザは、それぞれのターミナルのディスプレイ・モニタ上の「要求」ボタンをクリックして、要求を発生することができる。
【0111】
ステップ1308において、協同コントローラ・プログラム224または324は、リーディング・ターミナルの状態を現在のリーディング・ターミナルの状態から変更する。
【0112】
ステップ1310においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、協同データベース224または324の、現在のセッションに関連するリーディング・ターミナル・スケジュールに従って、ユーザ・ターミナルをリーディング・ターミナルとして指定する。
【0113】
ボックス1306に示すように、フォローイング・ターミナルからの要求に応えて、ステップ1312において、協同コントローラ・プログラム224または324は、要求を送ったフォローイング・ターミナルを「暫定」リーディング・ターミナルとして指定する。
【0114】
ステップ1314においては、要求を送信したフォローイング・ターミナルは、問題のウェブ・ページをナビゲートする。
【0115】
ステップ1316においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、ウェブ・ページの位置情報を収集して、その情報をリーディング・ターミナルに送る。
【0116】
ステップ1318においては、リーディング・ターミナルは、上記位置情報によりウェブ・ページの位置を特定する。リーディング・ターミナルおよびフォローイング・ターミナルのユーザは、図1の示す電話機を使用して、相互に音声で連絡する。
【0117】
ステップ1319においては、リーディング・ターミナルまたはフォローイング・ターミナルは、相互作用を終了するための要求を発生することができる。
【0118】
ステップ1320においては、協同コントローラ・プログラム224または324は、「暫定」リーディング・ターミナルの状態を要求を、送ったフォローイング・ターミナルから変更する。
【0119】
本発明の場合には、ユーザ・ターミナル102.1または102.2のソフトウェア機能は、好適には、メモリ404またはハードディスク406に記憶することが好ましい。ウェブ・サイト116のソフトウェア機能は、好適には、メモリ404またはハードディスク406に記憶することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の例示としてのデータ網構成図100である。
【図2】本発明の一実施形態の、図1の二つのユーザ・ターミナル(102.1、102.2)とウェブ・サイト(116)の詳細図である。
【図3】本発明のもう一つの実施形態の、図1の二つのユーザ・ターミナル(102.1、102.2)とウェブ・サイト(116)の詳細図である。
【図4】本発明の図1の通常のユーザ・ターミナルのハードウェアのブロック図である。
【図5】本発明の図1のウェブ・サイト・サーバ116をサポートするための、コンピュータ・システムのハードウェアのブロック図である。
【図6】本発明の図2の実施形態を使用する、ウェブ・サイト協同ナビゲーション・セッションを実行するためのステップである。
【図7】本発明の図3の実施形態を使用する、ウェブ・サイト協同ナビゲーション・セッションを実行するためのステップである。
【図8】本発明の協同データベース228または238の詳細図である。
【図9】本発明の一実施形態による、セッション・メンバーを、一つまたはそれ以上のセッション・リストに登録するためのステップを示すフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施形態による、セッション・メンバーを、一つまたはそれ以上のセッション・リストに登録するためのステップを示すフローチャートである。
【図11】本発明のさらに他の実施形態による、セッション・メンバーを、一つまたはそれ以上のセッション・リストに登録するためのステップを示すフローチャートである。
【図12】本発明のさらに他の実施形態による、ユーザ・ターミナルの間でウェブ・サイトからその所在位置を特定した情報を交換するためのステップを示すフローチャートである。
【図13】本発明の図12のステップ1218の特定のステップである。
Claims (2)
- インターネットに接続された複数のユーザ・ターミナルのウェブ・ブラウザを協調させるためのコンピュータ・システムであって、
前記ユーザ・ターミナルの夫々が、
インターネットに接続されたネットワーク協同機能を有するウェブ・サイトを検索し、当該検索したウェブ・サイトのウェブ・ページを表示するためのウェブ・ブラウザ手段と、
他のユーザ・ターミナルとのナビゲーション・セッションの定義を受け付け、当該他のユーザ・ターミナルとの通信を行うための協同アプリケーション・プログラム手段と、
一のユーザ・ターミナルがアクセスした前記ウェブ・サイトから同期コマンド及びウェブ・サイト位置情報を受信するブラウザ・シンクロナイザ手段であって、当該ブラウザ・シンクロナイザを具備するユーザ・ターミナルのウェブ・ブラウザに同期ウェブ・ページを表示するように要求するブラウザ・シンクロナイザ手段と、
前記ウェブ・ブラウザが検索した前記ウェブ・ページのウェブ・サイト位置情報を収集記録し、当該ウェブ・サイト位置情報を前記ウェブ・サイトに送信するブラウザ・トラッカ手段と、
の各手段を備えたことを特徴とするコンピュータ・システム。 - 前記協同アプリケーション・プログラム手段は、前記ウェブ・サイトを検索した一のユーザ・ターミナルと他のユーザ・ターミナル間で、音声通信リンクを設定するための手段を備える請求項1に記載のコンピュータ・システム。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/735,476 | 1996-10-23 | ||
US08/735,538 US6295550B1 (en) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | Session creation mechanism for collaborative network navigation |
US08/735,538 | 1996-10-23 | ||
US08/735,476 US6487195B1 (en) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | Collaborative network navigation synchronization mechanism |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232847A JPH10232847A (ja) | 1998-09-02 |
JP4308929B2 true JP4308929B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=27112894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28966097A Expired - Fee Related JP4308929B2 (ja) | 1996-10-23 | 1997-10-22 | ウェブ・ブラウザを協調させるためのコンピュータ・システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0838770A3 (ja) |
JP (1) | JP4308929B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212192B1 (en) * | 1997-03-14 | 2001-04-03 | Itxc, Inc. | Method and apparatus for synchronizing information browsing among multiple systems |
EP0908824A3 (en) * | 1997-10-06 | 2002-01-02 | Ncr International Inc. | Managing page activity of web terminals |
AU4815500A (en) | 1999-05-21 | 2000-12-12 | Microsoft Corporation | Shared views for browsing content |
GB2368225B (en) | 2000-10-17 | 2003-12-10 | Hewlett Packard Co | Inviting assistant entity into a network communication session |
GB2368246B (en) | 2000-10-17 | 2004-09-01 | Hewlett Packard Co | Overview subsystem for information page server |
GB2368930B (en) | 2000-10-17 | 2005-04-06 | Hewlett Packard Co | Establishment of a deferred network communication session |
GB2368227B (en) * | 2000-10-17 | 2003-12-10 | Hewlett Packard Co | Contact center |
GB2368224B (en) | 2000-10-17 | 2004-08-25 | Hewlett Packard Co | Content provider entity for communication session |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5790793A (en) * | 1995-04-04 | 1998-08-04 | Higley; Thomas | Method and system to create, transmit, receive and process information, including an address to further information |
-
1997
- 1997-10-10 EP EP97308017A patent/EP0838770A3/en not_active Withdrawn
- 1997-10-22 JP JP28966097A patent/JP4308929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0838770A2 (en) | 1998-04-29 |
JPH10232847A (ja) | 1998-09-02 |
EP0838770A3 (en) | 2000-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4598163B2 (ja) | 複数のターミナル間における検索情報交換方法 | |
US6487195B1 (en) | Collaborative network navigation synchronization mechanism | |
US6295550B1 (en) | Session creation mechanism for collaborative network navigation | |
US20020059378A1 (en) | System and method for providing on-line assistance through the use of interactive data, voice and video information | |
CA2432726C (en) | Method and system of collaborative browsing | |
US8954527B2 (en) | Networked computer system for communicating and operating in a virtual reality environment | |
US5727129A (en) | Network system for profiling and actively facilitating user activities | |
KR20010023562A (ko) | 자동화된 내용 스케줄러 및 디스플레이어 | |
US7290204B1 (en) | Remote slide show system using a browser | |
JPH1188419A (ja) | 動画情報配信システムおよび方法 | |
US20020194216A1 (en) | Slide show system and method using a browser | |
US20020035603A1 (en) | Method for collaborative-browsing using transformation of URL | |
JP2000124901A5 (ja) | ||
JP4308929B2 (ja) | ウェブ・ブラウザを協調させるためのコンピュータ・システム | |
JP2004054533A (ja) | 案内情報提供システム、案内情報提供方法、案内情報提供プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JPH11249995A (ja) | インターネットのウエブサイトへのアクセスをコーディネイトするための方法および装置 | |
JP2002099568A (ja) | 個人用ブックマーク自動作成機能を有したwwwサーバー | |
JPH10254910A (ja) | ビジュアルブックマークシステム | |
JP4543496B2 (ja) | 通信システム | |
JP4033134B2 (ja) | データアクセスシステム、およびデータアクセス方法 | |
JP2002024173A (ja) | データ通信装置およびデータ通信方法、ならびにデータ通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3242582B2 (ja) | データ送信方法およびデータ送信システム | |
JPH07134695A (ja) | ネットワークサービスにおけるビジュアルアクセスシステム | |
JP3131150B2 (ja) | 通信ネットワークのアクセスシステム及びインタフェース | |
JP2003099457A (ja) | コンテンツ表示方法及びその表示システム並びにその表示プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070522 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070821 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070824 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070918 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070921 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20071022 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20071025 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080109 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080303 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080408 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080411 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080508 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080513 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20080603 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20080606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080709 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090115 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20090121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090430 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090507 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |