JP4308790B2 - 多重チャネル・イヤホン - Google Patents

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Description

本発明は、多重チャネル・イヤホンに係り、特に拡張音場を有する多重チャネル・イヤホンに関する。
デジタル技術が継続的に進歩するにつれて、通常の人々の娯楽が次第にデジタル化されてきている。例えば、DVD(デジタル多用途ディスクとも呼ぶデジタル・ビデオ・ディスク)プレーヤが、現在多くの家庭で非常に広く使用されている。DVDプレーヤは、基本的にドルビー・デジタルまたはデジタル・シアター・システム(DTS)のような復号機能を提供するので、DVDプレーヤはデジタル信号を復号して、スピーカにアナログ信号を出力することができる。
多重チャネル・スピーカは、高品質のデジタルAV娯楽プログラムを楽しむためには不可欠なデバイスで、5.1チャネル・スピーカは、多重チャネル・スピーカの基本的な構成要素である。
図1は、5.1チャネル・スピーカを備えるホーム・シアターの略図である。図1について説明すると、DVDプレーヤ100がAVプログラムを再生している場合、DVDプレーヤ100は、リスナーに対してリアルな情景を提供するために3D空間音響効果を生成する目的で、前の左スピーカ102aおよび前の右スピーカ102b、中央のスピーカ104、左のサラウンド・スピーカ106aおよび右のサラウンド・スピーカ106b、およびサブウーファ108に異なるオーディオ信号を供給する。
しかし、スピーカを使用するのが適当でないような(例えば、スピーカを使用すると他の人に迷惑になるというような)環境で音楽を聞くには、イヤホンを使用しなければならない。図2(A)について説明すると、典型的なイヤホン200aは、両側にそれぞれスピーカ210を1つしか有していないので、リスナーは、DVDプレーヤが提供する多重チャネル音響効果を楽しむことができない。
それ故、従来技術は、その本体内に複数のスピーカを有するイヤホンを提案してきた。従来のイヤホン200bは、その両側にそれぞれ主チャネル・スピーカ202、中央スピーカ204、およびサラウンド・スピーカ206を有する。特殊設計のプラグ208により、DVDプレーヤは、さらに、ホーム・シアター環境で5.1チャネル・スピーカの空間音響効果を生成するために、プラグ208を通して異なるスピーカに異なるチャネルのオーディオ信号を供給する。オーディオ信号の出力遅延は、従来のイヤホン200bの場合には、デジタル的に(例えば、回路設計により)制御されるので、このようなイヤホンが供給する空間音響効果は優れたものではない。その音質は、図1に示すようなホーム・シアター環境で5.1チャネル・スピーカが供給する空間音響効果と比較した場合遥かに劣り、多重チャネル・サラウンド音響効果の音質および機能を供給することはできない。
ROC特許出願第93107621号 ROC特許出願第93111985号 米国特許出願第10/709,956号
それ故、本発明の1つの目的は、多重チャネル・イヤホンを提供することである。この多重チャネル・イヤホンは、音響効果の質を改善し、充実した音場および多重チャネル・サラウンド音響効果を提供する。
本発明の多重チャネル・イヤホンは、イヤホン本体上に位置する外部チャンバ・チューブまたは外部チューブを備える。イヤホンのケースおよびカバーは、一緒に内部チャンバを形成し、外部チューブ内の空間を調整することにより空間音響効果が改善される。
上記外部チャンバ・チューブまたは外部チューブを有するイヤホンの他に、本発明は、さらに、バランス音場の効果を有するイヤホンも提供する。バランス音場効果を有するイヤホンは、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに供給する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方は外部チューブ内に位置している。すなわち、少なくとも1つのスピーカは、イヤホンのケース内に位置していて、1つ以上のスピーカは本体に結合している外部チューブ上に位置する。このような配置になっているために、音場は、2つ以上のスピーカにより形成される。これらスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて、同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これら2つ以上のスピーカは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することができる。
上記外部チャンバ・チューブを有するイヤホンの他に、本発明は、さらに、音場を分割する機能を有するイヤホンも提供する。このイヤホンの場合には、チューブは外部でイヤホン本体に結合していて、内部チャンバは外部チューブの最も外側の縁部上に形成されている。さらに、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する信号エンティティのうちの任意の1つが、内部チャンバ内で共振が起こるように、内部チャンバのケースに対して任意の方向または角度で配置されている。
本発明のもう1つの実施形態の場合には、チューブは、内部チャンバ内で共振が直接起こらないように、さらに内部チャンバのケース上に結合している。それ故、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する内部チャンバのケース上の音源は、5.1チャネルが形成する主音場から引き離される。すなわち、この実施形態のイヤホンにおいては、共振空洞は、本体のケースにより形成され、共振空洞内の音波は、外部チューブを通して空気媒体と一緒にケース内の主音場に送られる。
上記目的を達成するために、本発明はあるイヤホンを提供する。このイヤホンは、イヤホン本体と、メインスピーカと、複数のサブスピーカと、第1の外部チューブとを備える。この場合、イヤホン本体は、ケースと、カバーと、ケース拡張ユニットとを備えていて、これらの構成要素は一緒に主チャンバを形成する。メインスピーカおよびいくつかのサブスピーカはケース内に位置する。第1の外部チューブはイヤホン本体上に位置していて、イヤホン内に形成される音場の効果は、第1の外部チューブ内の空間を調整することにより調整される。第1の外部チューブは、ケースの拡張ユニット上、またはイヤホン本体のケース上に配置することができる。
上記イヤホンにおいては、サブスピーカのうちの1つを、そうしたい場合には、第1の外部チューブ上に配置することができる。
上記イヤホンにおいては、第1の外部チューブ内の空間は、第1の外部チューブの調整可能な長さおよび折り曲げることができる特性をうまく利用することにより調整される。
上記イヤホンにおいては、第2の外部チューブは、イヤホン内に形成された音場特性をさらに調整するために、さらに構成し、イヤホン本体上に配置することができる。第2の外部チューブ内の空間は、第2の外部チューブの調整可能な長さおよび折り曲げることができる特性をうまく利用することにより調整される。
上記イヤホンにおいては、2つ以上のサブスピーカが同じ音源に結合していて、これらスピーカをイヤホン本体内に選択的に配置することもできるし、またはイヤホン本体に外部で結合している第1の外部チューブ上に配置することもできる。サブスピーカは、同じ音源に直列または並列に結合している。
上記イヤホンは、さらに、チューブおよび内部チャンバを備える。この場合、チューブはイヤホン本体に結合している。内部チャンバは、内部チャンバ内で共振空洞を形成するためのチューブの最も外側の縁部上に位置していて、共振空洞内の音波は、チューブを通して空気媒体と一緒にケース内の音場に送られる。
上記イヤホンは、さらに、湾曲チューブを備える。湾曲チューブは、共振空洞を調整するために内部チャンバのケース上に結合していて、湾曲チューブの角度は10乃至180度である。本発明のある実施形態の場合には、サブスピーカを湾曲チューブの外縁部上に配置することができる。
上記目的を達成するために、本発明はあるイヤホンを提供する。このイヤホンは、イヤホン本体と、メインスピーカと、複数のサブスピーカとを備える。この場合、イヤホン本体は、ケースと、カバーと、ケース拡張ユニットとを備えていて、これら構成要素は一緒に主チャンバを形成する。メインスピーカおよびサブスピーカはケース内に位置し、サブスピーカのうちの2つは、イヤホンがバランス音場を提供することができるように、同じ音源に結合している。
上記目的を達成するために、本発明はあるイヤホンを提供する。このイヤホンは、イヤホン本体と、メインスピーカと、複数のサブスピーカと、チューブと、内部チャンバとを備える。この場合、イヤホン本体は、ケースと、カバーと、ケース拡張ユニットとを備えていて、これら構成要素は一緒に主チャンバを形成する。メインスピーカおよびいくつかのサブスピーカはケース内に位置する。チューブはイヤホン本体上に結合していて、内部チャンバはチューブの一番外側の縁部上に位置する。共振空洞は内部チャンバ内に形成され、共振空洞内の音波はチューブを通して空気媒体と一緒にイヤホン本体内の音場に送られる。それ故、イヤホンは、音場を分割する機能を供給することができる。
上記イヤホンは、さらに、湾曲チューブを備える。湾曲チューブは、共振空洞を調整するために内部チャンバのケース上に結合していて、湾曲チューブの角度は10乃至180度である。さらに、サブスピーカのうちの1つを湾曲チューブの外縁部上に配置することができる。
添付の図面は、本発明の理解を助けるためのものであり、本明細書に含まれていてその一部を構成する。図面は本発明の実施形態を示し、説明と一緒に本発明の原理を説明するためのものである。
本発明は、イヤホン本体上に位置する外部チューブを有するイヤホンを提供する。イヤホン本体は、イヤホンのケースおよびカバーを備える。この場合、イヤホンのケースおよびカバーは、一緒に内部チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ内の空間を調整することにより改善される。外部チューブ内の空間は、外部チューブの長さを変化させるか、または外部チューブを折り曲げることにより調整される。本発明のある実施形態の場合には、DVDプレーヤが供給する5.1チャネル音源の信号エンティティのうちの任意の1つをイヤホン本体の内部チャンバから独立して引き出すことができ、内部チャンバ内の空間は、長さ−長さ調整可能な外部チューブが形成する内部チャンバの長さを変化させることにより調整される。外部チューブの長さが短ければ短いほど、それが全イヤホンで占める空間が小さくなる。外部チューブの長さが長ければ長いほど、全システムが提供する音場が広くなる。さらに、外部チューブの長さを長くすると、信号エンティティのうちの1つを、空間音響効果が改善されるように、独立して引き出して内部チャンバ上に配置することができる。
上記外部チャンバ・チューブを有するイヤホンの他に、本発明は、さらに、バランス音場の効果を有するイヤホンも提供する。バランス音響効果を有するイヤホンは、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに供給する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方は外部チューブ内に位置している。すなわち、少なくとも1つのスピーカは、イヤホンのケースの内部に位置していて、1つのスピーカはイヤホン本体に結合している外部チューブ上に位置する。このような配置になっているために、音場は、これら2つ以上のスピーカにより形成される。これらのスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これら2つ以上のスピーカは、並列または直列に音響信号に結合することができる。2つ以上のスピーカを異なる位置または異なる角度で配置することにより、物理的音場が拡がり、音響がもっと充実する。
上記外部チャンバ・チューブを有するイヤホンの他に、本発明は、さらに、音場を分割する機能を有するイヤホンも提供する。このイヤホンにおいては、チューブは外部でイヤホン本体に結合していて、内部チャンバは外部チューブの最も外側の縁部上に形成されている。さらに、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する信号エンティティのうちの任意の1つは、内部チャンバ内で共振が起こるように、内部チャンバのケースに対して任意の方向または角度で配置されている。本発明の他の実施形態の場合には、湾曲チューブが、内部チャンバ内で共振が直接起こらないように、さらに内部チャンバのケース上に結合している。それ故、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する内部チャンバのケース上の音源は、5.1チャネルが形成する主音場から引き離される。すなわち、本発明のイヤホンにおいては、共振空洞は、本体のケースにより形成され、それ故、音場は音波の位相および周波数を変化させることにより分割され、共振空洞内の音波は、外部チューブを通して空気媒体と一緒にイヤホン本体内の主音場に送られる。
本発明の原理を説明するために、以下に複数の好ましい実施形態を例に挙げて説明する。これら実施形態は、本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を制限するためのものではないことに留意されたい。
図3(A)は、本発明の好ましい実施形態によるイヤホン300Aの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図3(A)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図3(A)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図3(A)について説明すると、イヤホン300Aは、イヤホン本体310およびコネクタ320を備える。この場合、コネクタ320は、イヤホン本体310をその両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体310は、主として、ケース311と、カバー313と、ケース拡張ユニット315とを備える。ケース拡張ユニット315は、実際に、ケース311の拡張ユニットであり、カバー313に結合している。イヤホン本体310は、さらに、メインスピーカ330および複数のサブスピーカ340、350、360Aおよび360Bを備える。これらスピーカはイヤホン本体310内に位置する。さらに、イヤホン本体は、さらに、その上にサブスピーカ350および360Bが位置する外部チューブ375および385を備える。
すでに説明したように、イヤホン300A内には、イヤホン本体310のケース拡張ユニット315上に位置する1つの外部チューブ375だけを有することができる。イヤホン300Aのケース311、カバー313およびケース拡張ユニット315は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は外部チューブ375内の空間を調整することにより改善される。さらに、この実施形態の外部チューブ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。
すでに説明したように、この実施形態のイヤホン300Aは、さらに、イヤホン本体310のケース拡張ユニット315上に位置するもう1つの外部チューブ385を備える。イヤホン300Aのケース311、カバー313、およびケース拡張ユニット315は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ385内の空間を調整することにより改善される。この実施形態の場合には、この追加の外部チューブ385の長さは、一定の長さにすることもできるし、物理設計要件に基づいて調整することもできるし、折り曲げることもできる。
この実施形態のイヤホン300Aにおいては、図3(A)のサブスピーカ350のようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、外部チューブ375上に設置することができ、長さを調整することができる外部チューブが形成する内部チャンバ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。外部チューブの長さが短ければ短いほど、それがイヤホン300A内で占める空間は小さくなる。外部チューブの長さが長ければ長いほど、全イヤホン300Aが供給する音場の空間は広くなる。さらに、外部チューブの長さを長くすると、信号エンティティのうちの1つを、空間音響効果が改善されるように、独立して引き出して内部チャンバ上に配置することができる。この実施形態のイヤホン300Aの追加の外部チューブ385上において、図3(A)のサブスピーカ360BのようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出し、外部チューブ385上に配置することができる。
上記外部チューブを有するイヤホン300Aの他に、本発明のもう1つの実施形態は、さらに、バランス音場の効果を有するイヤホン300Aも提供する。バランス音響効果を有するイヤホン300Aは、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに供給する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。例えば、サブスピーカ360Aは、イヤホン300Aのケース311の内部に位置していて、他のサブスピーカ360Bは、イヤホン本体310に結合している外部チューブ385上に位置する。
このような配置になっているために、音場はこれら2つ以上のサブスピーカ360Aおよび360Bにより形成される。これらのサブスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これらサブスピーカ360Aおよび360Bは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することができる。
図3(B)は、本発明のもう1つの好ましい実施形態によるイヤホン300Bの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図3(B)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図3(B)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図3(B)について説明すると、イヤホン300Bは、イヤホン本体310およびコネクタ320を備える。この場合、コネクタ320は、イヤホン本体310を両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体310は、主として、ケース311と、カバー313と、ケース拡張ユニット315とを備える。ケース拡張ユニット315は、実際に、ケース311の拡張ユニットであり、カバー313に結合している。イヤホン本体310は、さらに、メインスピーカ330および複数のサブスピーカ340A、340B、350および360を備える。これらのスピーカはイヤホン本体310内に位置する。サブスピーカ340Bおよび350は、それぞれ合成チャンバ333の両方の側壁上の外部チューブ335および337上に位置する。別の方法としては、サブスピーカ340Bおよび350を、それぞれ合成チャンバ333の両方の側壁上に直接配置することもできる。
さらに、この実施形態は、サブスピーカ360が位置する外部チューブ375を備える。2004年3月22日付けの同じ出願人の「合成音場を含むイヤホン構造」(EARPHONE STRUCTURE WITH A COMPOSITE SOUND FIELD)という名称のROC特許出願第93107621号、2004年4月29日付けの同じ出願人の「合成音場を含むイヤホン構造」(EARPHONE STRUCTURE WITH A COMPOSITE SOUND FIELD)という名称の延長出願、ROC特許出願第93111985号、および2004年6月9日付けの同じ出願人の「合成音場を含むイヤホン構造」(EARPHONE STRUCTURE WITH A COMPOSITE SOUND FIELD)という名称の米国特許出願第10/709,956号に、合成音場を含むイヤホン構造が開示されている。これらすべての開示は参照により本明細書に組み込むものとする。本出願人は、本明細書において、上記出願に開示されている合成音場および本実施形態に記載する合成音響効果は、すべて本発明のイヤホンに適していると主張する。
イヤホン300Bと図3(A)のイヤホンとの間の違いは、図3(A)の外部チューブ375が、イヤホン本体310のケース拡張ユニット315上に位置している点である。一方、本実施形態の場合には、外部チューブ375は、イヤホン本体310のケース311上に位置していて、直接合成チャンバ333から延びている。イヤホン300Bのケース311、カバー313、およびケース拡張ユニット315は、一緒に主チャンバを形成し、合成チャンバ333および外部チューブ375内の空間を調整することにより、空間音響効果が改善される。さらに、この実施形態の外部チューブ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。
この実施形態のイヤホン300B内においては、サブスピーカ340Bおよび350は、それぞれ合成チャンバ333の両方の側壁上の外部チューブ335および337上に位置する。空間音響効果は外部チューブ335および337内の空間を調整することにより改善される。この実施形態の場合には、これら追加の外部チューブ335および337の長さを一定にすることもできるし、物理設計要件に基づいて調整できるようにすることもできるし、折り曲げることもできる。
上記外部チューブを有するイヤホン300Bの他に、本発明の他の実施形態の場合は、イヤホン300Bは、また、バランス音場の効果を提供する。バランス音場効果を有するイヤホン300Bは、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに供給する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。例えば、サブスピーカ340Aは、イヤホン300Bのケース311内に位置していて、他方のサブスピーカ340Bは合成チャンバ333上の外部チューブ335上に位置する。
サブスピーカ340Aおよび340Bは、5.1チャネルのサラウンド音源に結合していて、サブスピーカ350は、5.1チャネルの中央音源に結合していて、サブスピーカ360は、5.1チャネルのサブウーハに結合している。このような配置になっているために、音場は、これら2つ以上のサブスピーカ340Aおよび340Bにより形成される。これらサブスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これらサブスピーカ340Aおよび340Bは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することもできる。
図3(C)は、本発明のもう1つの好ましい実施形態によるイヤホン300Cの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図3(C)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図3(C)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図3(C)について説明すると、イヤホン300Cは、イヤホン本体310およびコネクタ320を備える。この場合、コネクタ320は、イヤホン本体310を両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体310は、主として、ケース311と、カバー313と、ケース拡張ユニット315とを備える。ケース拡張ユニット315は、実際に、ケース311の拡張ユニットであり、カバー313に結合している。イヤホン本体310は、さらに、メインスピーカ330および複数のサブスピーカ340A、340B、350および360を備える。これらスピーカはイヤホン本体310内に位置する。サブスピーカ340Bおよび350は、それぞれ、合成チャンバ333の両方の側壁上の外部チューブ335および337上に位置する。別の方法としては、サブスピーカ340Bおよび350を、それぞれ合成チャンバ333の両方の側壁上に直接配置することもできる。さらに、この実施形態は、サブスピーカ360が位置する外部チューブ339を備える。
イヤホン300Cと図3(B)のイヤホンとの間の違いは、外部チューブ339が、サブスピーカ360がケース311上に位置するように、合成チャンバ333から直接延びていることである。イヤホン300Cのケース311、カバー313、およびケース拡張ユニット315は、一緒に主チャンバを形成し、合成チャンバ333および外部チューブ335、337および339内の空間を調整することにより、空間音響効果が改善される。さらに、これら追加の外部チューブ335、337および339の長さは、一定の長さにすることもできるし、物理設計要件に基づいて調整することもできるし、折り曲げることもできる。
図4(A)は、本発明のもう1つの好ましい実施形態によるイヤホン400Aの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図4(A)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図4(A)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図4(A)について説明すると、イヤホン400Aは、イヤホン本体410およびコネクタ420を備える。この場合、コネクタ420は、イヤホン本体410を両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体410は、主として、ケース411と、カバー413と、ケース拡張ユニット415とを備える。イヤホン本体410は、さらに、メインスピーカ430および複数のサブスピーカ440、450A、450B、および460を備える。これらスピーカはイヤホン本体410内に位置する。さらに、この実施形態は、サブスピーカ460および450Bが位置する外部チューブ475および485を備える。
すでに説明したように、イヤホン400A内には、イヤホン本体410のケース拡張ユニット415上に位置する1つの外部チューブ475だけを有することができる。イヤホン400Aのケース411、カバー413およびケース拡張ユニット415は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ475内の空間を調整することにより改善される。図4(A)の実施形態と図3(A)の実施形態との間の違いは、この実施形態の外部チューブ475内の空間が、外部チューブ475を折り曲げることにより調整することができるという点である。すでに説明したように、本実施形態のイヤホン400Aは、さらに、イヤホン本体410のケース拡張ユニット415上に位置するもう1つの外部チューブ485を備える。イヤホン400Aのケース411、カバー413、およびケース拡張ユニット415は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ485内の空間を調整することにより改善される。この実施形態の場合には、この追加の外部チューブ485の長さは、一定の長さにすることもできるし、物理設計要件に基づいて調整することもできるし、折り曲げることもできる。
この実施形態のイヤホン400Aにおいては、図4(A)のサブスピーカ460のようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、外部チューブ475上に設置することができ、折り曲げることができる外部チューブが形成する内部チャンバ内の空間は、外部チューブを異なる角度に曲げることにより調整される。イヤホン400Aに対して外部チューブを接近するように曲げれば曲げるほど、それが占める空間が小さくなる。この実施形態のイヤホン400Aのこの追加の外部チューブ485上には、図4(A)のサブスピーカ450Bのような、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、外部チューブ485上に配置することができる。
上記外部チューブを有するイヤホン400Aの他に、本発明のもう1つの実施形態は、さらに、バランス音場の効果を有するイヤホン400Aも提供する。バランス音響効果を有するイヤホン400Aは、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに結合する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。例えば、サブスピーカ450Aは、イヤホン400Aのケース411の内部に位置していて、他のサブスピーカ450Bは、ケースに結合している外部チューブ485上に位置する。
このような配置になっているために、音場は、これら2つ以上のサブスピーカ450Aおよび450Bにより形成される。これらサブスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて、同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これらサブスピーカ450Aおよび450Bは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することができる。
図4(B)は、本発明のもう1つの好ましい実施形態によるイヤホン400Bの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図4(B)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図4(B)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図4(B)について説明すると、イヤホン400Bは、イヤホン本体410およびコネクタ420を備える。この場合、コネクタ420は、イヤホン本体410を両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体410は、主として、ケース411と、カバー413と、ケース拡張ユニット415とを備える。イヤホン本体410は、さらに、メインスピーカ430および複数のサブスピーカ440A、440B、450および460を備える。これらスピーカはイヤホン本体410内に位置する。サブスピーカ440Bおよび450は、それぞれ合成チャンバ433の両方の側壁上の外部チューブ435および437上に位置する。さらに、この実施形態には、サブスピーカ460が位置する外部チューブ475が位置する。
イヤホン400Bと図4(A)のイヤホンとの間の違いは、図4(A)の外部チューブ475が、イヤホン本体410のケース拡張ユニット415上に位置することである。一方、この実施形態の場合には、外部チューブ475は、イヤホン本体410のケース411上に位置していて、チャンバは、イヤホン本体410内の合成チャンバ433の延長部である。イヤホン400Bのケース411、カバー413、およびケース拡張ユニット415は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ475内の空間を調整することにより改善される。このことは、外部チューブ475内の空間が、この実施形態の角度とは異なる角度で外部チューブを折り曲げることにより調整することができるという点で図3(B)の実施形態とは異なる。
すでに説明したように、この実施形態のイヤホン400Bの内部には、合成チャンバ433の両方の側壁が、ケース411から外部チューブ435および437の方に延びる。イヤホン400Bのケース411、カバー413は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は外部チューブ435および437内の空間を調整することにより改善される。この実施形態の場合には、この追加の外部チューブ435および437の長さは一定の長さにすることもできるし、物理設計要件に基づいて調整することもできるし、折り曲げることもできる。
この実施形態のイヤホン400Bにおいては、図4(B)のサブスピーカ460のようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、外部チューブ475上に設置することができ、折り曲げることができる外部チューブが形成する内部チャンバ内の空間は、外部チューブを異なる角度に曲げることにより調整される。イヤホン400Bの方向により近く外部チューブを接近して折り曲げると、それが占める空間が小さくなる。この実施形態のイヤホン400Bの合成チャンバ433の両方の側壁から延びる外部チューブ435および437上には、図4(B)のサブスピーカ440Bおよび450のようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、それぞれ外部チューブ435および437上に配置することができる。
上記の外部チューブを有するイヤホン400Bの他に、本発明のもう1つの実施形態は、さらにバランス音場の効果を有するイヤホン400Bを提供する。バランス音場効果を有するイヤホン400Bは、DVDプレーヤからの5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに結合する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。例えば、サブスピーカ440Aは、イヤホン400Bのケース411内に位置していて、他のサブスピーカ440Bは、合成チャンバ433に結合している外部チューブ435上に位置する。サブスピーカ440Aおよび440Bは、5.1チャネルのサラウンド音源に結合していて、サブスピーカ450は、5.1チャネルの中央の音源に結合していて、サブスピーカ460は、5.1チャネルのサブウーハに結合している。
このような配置になっているために、音場は、これら2つ以上のサブスピーカ440Aおよび440Bにより形成される。これらスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて、同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これらサブスピーカ440Aおよび440Bは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することもできる。
図5(A)は、本発明のもう1つの好ましい実施形態によるイヤホン500Aの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図5(A)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図5(A)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図5(A)について説明すると、イヤホン500Aは、イヤホン本体510およびコネクタ520を備える。この場合、コネクタ520は、イヤホン本体510を両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体510は、主として、ケース511と、カバー513と、ケース拡張ユニット515とを備える。イヤホン本体510は、さらに、メインスピーカ530および複数のサブスピーカ540、550Aを備える。これらのスピーカはイヤホン本体510内に位置する。さらに、この実施形態は、サブスピーカ550Bが位置する外部チューブ565を備える。代替的に、この実施形態はさらに外部チューブ574に結合している内部チャンバ570を備えることができ、その詳細については、以下に説明する。
すでに説明したように、イヤホン500A内においては、イヤホン本体510のケース拡張ユニット515上に位置する1つの外部チューブ565だけを有することができる。イヤホン500Aのケース511およびカバー513は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ565内の空間を調整することにより改善される。さらに、この実施形態の外部チューブ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。
この実施形態のイヤホン500Aにおいては、図5(A)のサブスピーカ550BのようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、外部チューブ565上に設置することができ、長さを調整することができる外部チューブが形成する内部チャンバ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。外部チューブが短くなればなるほど、それがイヤホン500A内に占める空間が小さくなる。外部チューブが長くなればなるほど、全イヤホン500Aが供給する音場の空間が広くなる。さらに、外部チューブの長さを長くすると、空間音響効果が改善されるように、信号エンティティのうちの1つを独立して引き出して、内部チャンバ上に設置することができる。
上記外部チューブを有するイヤホン500Aの他に、本発明のもう1つの実施形態は、さらに、バランス音場の効果を有するイヤホン500Aも提供する。バランス音響効果を有するイヤホン500Aは、DVDプレーヤからの5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに結合する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。例えば、サブスピーカ550Aは、イヤホン500Aのケース511内に位置していて、他のサブスピーカ550Bは、ケース拡張ユニット515に結合している外部チューブ565上に位置する。
このような配置になっているために、音場は、これら2つ以上のサブスピーカ550Aおよび550Bにより形成される。これらスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて、同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これらサブスピーカ550Aおよび550Bは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することができる。
上記外部チューブを有するイヤホンの他に、この実施形態はさらに音場を分割する機能を有するイヤホン500Aも提供する。外部チューブ574は、外部でイヤホン本体510のケース拡張ユニット515に結合している。内部チャンバ570は、外部チューブ574の最も外側の縁部上に形成されていて、チャンバ572は、内部チャンバ570内に形成されている。この実施形態の場合には、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する信号エンティティのうちの任意の1つは、チャンバ内で共振が起こるように、内部チャンバ570のカバー上に任意の角度および方向で配置することができる。
本発明のある実施形態の場合には、湾曲チューブ582が、チャンバ572内で共振が直接起こらないように、さらに内部チャンバ570のケース上に結合している。それ故、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する内部チャンバのケース上の音源は、5.1チャネルが形成する主音場から引き離される。湾曲チューブ582の角度は10乃至180度であり、好適には、音場の位相を容易に調整することができるように約90度であることが好ましい。この実施形態のイヤホン500Aにおいては、図5(A)のサブスピーカ580のようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、湾曲チューブ582の外縁部上に配置することができる。この実施形態のイヤホン500Aにおいては、共振空洞はイヤホン本体510の外側に形成されていて、共振空洞は湾曲チューブ582により調整される。全構造において、共振空洞内の音波は、外部チューブ574を通して空気媒体と一緒にケース511内の主音場に送られる。
すでに説明したように、本発明のイヤホンは、ケース上に位置する外部チューブを備える。さらに、イヤホンのケースおよびカバーは、一緒に内部チャンバを形成していて、外部チューブ内の空間を調整することにより、空間音響効果が改善され、音場の位相がさらに調整される。
図5(B)は、本発明のもう1つの好ましい実施形態によるイヤホン500Bの側面の概略部分分解断面図である。留意されたいのだが、図5(B)は本発明のイヤホンの1つの側面しか示してないが、当業者であれば図示していないイヤホンの他の側面も図5(B)に示すものと同じものであることを理解することができるだろう。それ故、ここでは詳細な説明は省略する。
図5(B)について説明すると、イヤホン500Bは、イヤホン本体510およびコネクタ520を備える。この場合、コネクタ520は、イヤホン本体510を両方の側面で接続するために使用される(この図には1つの側面しか図示していない)。イヤホン本体510は、主として、ケース511と、カバー513と、ケース拡張ユニット515とを備える。イヤホン本体510は、さらに、メインスピーカ530および複数のサブスピーカ540A、540B、560および570を備える。これらスピーカはイヤホン本体510内に位置する。サブスピーカ540Bは、合成チャンバ533の側壁から延びる外部チューブ565上に位置する。さらに、この実施形態は、サブスピーカ560が位置する外部チューブ565を備える。この実施形態は、さらに外部チューブ537に結合している内部チャンバ570を備える。これについては以下にさらに詳細に説明する。
イヤホン500Bと図5(A)のイヤホンとの間の違いは、図5(A)の外部チューブ565および537が、イヤホン本体510のケース拡張ユニット515上に位置している点である。一方、本実施形態の場合には、外部チューブ565および537は、イヤホン本体510のケース511上に位置していて、イヤホン本体510内の合成チャンバ533から延びている。
すでに説明したように、イヤホン500Bにおいては、イヤホン本体510のケース511上に位置する1つの外部チューブ565だけを有することができる。イヤホン500Bのケース511およびカバー513は、一緒に主チャンバを形成し、空間音響効果は、外部チューブ565内の空間を調整することにより改善される。さらに、この実施形態の外部チューブ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。
この実施形態のイヤホン500Bにおいては、図5(B)のサブスピーカ560のようなDVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、外部チューブ565上に設置することができ、長さを調整することができる外部チューブが形成する内部チャンバ内の空間は、外部チューブの長さを変化させることにより調整される。外部チューブが短くなればなるほど、それがイヤホン500B内に占める空間が小さくなる。外部チューブが長くなればなるほど、全イヤホン500Bが供給する音場の空間が広くなる。さらに、外部チューブの長さを長くすると、空間音響効果が改善されるように、信号エンティティのうちの1つを独立して引き出して、内部チャンバ上に設置することができる。
上記外部チューブを有するイヤホン500Bの他に、本発明のもう1つの実施形態は、さらに、バランス音場の効果を有するイヤホン500Bも提供する。バランス音響効果を有するイヤホン500Bは、DVDプレーヤからの5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに結合する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。例えば、サブスピーカ540Aは、イヤホン500Bのケース511の内部に位置していて、他のサブスピーカ540Bは、合成チャンバ533の側壁から延びる外部チューブ535上に位置する。
このような配置になっているために、音場は、これら2つ以上のサブスピーカ540Aおよび540Bにより形成される。これらスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これらサブスピーカ540Aおよび540Bは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することができる。
上記外部チューブを有するイヤホンの他に、この実施形態はさらに音場を分割する機能を有するイヤホン500Bも提供する。外部チューブ537は、イヤホン本体510の合成チャンバ533の側壁から延びる。内部チャンバ570は、外部チューブ537の最も外側の縁部上に形成されていて、チャンバ572は内部チャンバ570内に形成されている。この実施形態の場合には、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する信号エンティティのうちの任意の1つをチャンバ内で共振が起こるように、内部チャンバ570のカバー上に任意の角度および方向で配置することができる。
本発明のある実施形態の場合には、湾曲チューブ584が、チャンバ572内で共振が直接起こらないように、さらに内部チャンバ570のケース上に結合している。それ故、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する内部チャンバのケース上の音源は、5.1チャネルが形成する主音場から引き離される。湾曲チューブ584の角度は10乃至180度であり、好適には、音場の位相を容易に調整することができるように約90度であることが好ましい。この実施形態のイヤホン500Bにおいては、図5(B)のサブスピーカ580のような、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する信号エンティティのうちの任意の1つを独立して引き出して、湾曲チューブ584の外縁部上に配置することができる。この実施形態のイヤホン500Bにおいては、共振空洞はイヤホン本体510の外側に形成されていて、共振空洞は湾曲チューブ584により調整される。全構造において、共振空洞内の音波は外部チューブ537を通して空気媒体と一緒にケース511内の主音場に送られる。
すでに説明したように、本発明のイヤホンは、ケース上に位置する外部チューブを備える。さらに、イヤホンのケースおよびカバーは、一緒に内部チャンバを形成していて、外部チューブ内の空間を調整することにより、空間音響効果が改善され、音場の位相がさらに調整される。
上記イヤホンにおいては、外部チューブを有する図5(A)のイヤホン500Aおよび図5(B)のイヤホン500Bの他に、本発明のもう1つの実施形態は、さらにバランス音場の効果を有するイヤホンも提供する。バランス音響効果を有するイヤホンは、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する音源のうちの任意の1つを同時に2つ以上のスピーカに結合する。これら2つのスピーカのうちの一方は内部チャンバ内のスピーカ・ホルダ上に位置していて、他方のスピーカは外部チューブ内に位置している。このような配置になっているために、音場は、2つ以上のスピーカにより形成される。これらスピーカは、スピーカの音点および角度または物理的位置の違いに基づいて、同じ音源に結合していて、そのためこの音響信号が形成する音場が広くなり、もっと充実する。これら2つ以上のスピーカは、並列または直列に音響信号に結合することができる。別の方法としては、これら2つ以上のスピーカを異なる位置および異なる角度で配置することにより、異なるレベルの音場を形成することができる。例えば、サブスピーカ540Aはイヤホン500Aのケース511内に位置していて、他のサブスピーカ540Bは合成チャンバ533の両方の側壁から延びる外部チューブ535上に位置する。
上記外部チューブを有するイヤホンの他に、本発明のある実施形態はさらに音場を分割する機能を有するイヤホンも提供する。チューブは、外部でイヤホン本体に結合していて、内部チャンバは、チューブの最も外側の縁部上に形成されている。それ故、DVDプレーヤから5.1チャネル音源が供給する信号エンティティのうちの任意の1つを、チャンバ内で共振が起こるように、内部チャンバのカバー上に任意の角度および方向で配置することができる。本発明のもう1つの実施形態の場合には、湾曲チューブが、チャンバ内で共振が直接起こらないように、さらに内部チャンバのケース上に結合している。それ故、DVDプレーヤの5.1チャネルが供給する内部チャンバのケース上の音源は、5.1チャネルが形成する主音場から引き離される。すなわち、この実施形態のイヤホンにおいては、共振空洞は本体のカバー上に形成され、共振空洞内の音波は、外部チューブを通して空気媒体と一緒にケース内の主音場に送られる。
特定の実施形態を参照しながら本発明について説明してきたが、当業者であれば、本発明の精神から逸脱することなしに、上記実施形態を種々に修正することができることを理解することができるだろう。それ故、本発明の範囲は上記の詳細な説明によってではなく、添付の特許請求の範囲により定義される。
5.1チャネル・スピーカを有するホーム・シアターの略図である。 従来のイヤホンの概略側断面図である。 もう1つの従来のイヤホンの概略側断面図である。 本発明のある実施形態によるイヤホン300Aの側面の概略部分分解断面図である。 本発明のある実施形態によるイヤホン300Bの側面の概略部分分解断面図である。 本発明のもう1つの実施形態によるイヤホン300Cの側面の概略部分分解断面図である。 本発明のさらにもう1つの実施形態によるイヤホン400Aの側面の概略部分分解断面図である。 本発明のさらにもう1つの実施形態によるイヤホン400Bの側面の概略部分分解断面図である。 本発明のさらにもう1つの実施形態によるイヤホン500Aの側面の概略部分分解断面図である。 本発明のさらにもう1つの実施形態によるイヤホン500Bの側面の概略部分分解断面図である。
符号の説明
300A,300B,300C,400A,400B イヤホン
310,410 イヤホン本体
311,411 ケース
313,413 カバー
315,415 ケース拡張ユニット
320,420 コネクタ
330,430 メインスピーカ
333 合成チャンバ
340,340A,340B,350,360,360A,360B,440,440A,440B,450A,450B,460 サブスピーカ
335,337,339,375,385,475,485 外部チューブ

Claims (13)

  1. イヤホン構造であって、
    主チャンバを形成しているケース、カバーおよびケース拡張ユニットを備えるイヤホン本体と、メインスピーカと複数のサブスピーカとを備え、
    前記メインスピーカおよび前記サブスピーカのうちのいくつかが前記ケースを覆うために前記イヤホン本体の内側に置かれたプレート上に位置し、前記イヤホン本体の前記ケースが前記プレートにより覆われて成る空間によって、第1のチャンバが形成され、
    さらに、前記イヤホン本体の前記ケース拡張ユニット上に位置する第1の外部チューブと第2の外部チューブとを備え、
    前記サブスピーカのうちの2つは、前記第1の外部チューブ内と前記第2の外部チューブ内にそれぞれ位置し、
    前記第1のチャンバ内に形成された音場が、前記拡張ユニットと前記プレートと前記第1の外部チューブと前記第2の外部チューブとにより成る空間で形成された第2のチャンバに出力され、
    前記第1のチャンバ内に発生された前記音場が、前記第1の外部チューブ内と前記第2の外部チューブ内との前記2つのサブスピーカからそれぞれ発生された音場と混ぜ合わされ、
    その結果、前記第1のチャンバにより発生された前記音場と、前記第1の外部チューブと前記第2の外部チューブにより発生された前記音場とにより混合された合成音場が、前記イヤホン構造の前記出力となることを特徴とするイヤホン構造。
  2. 前記第2のチャンバの空間は、前記第1の外部チューブ、又は前記第2の外部チューブの長さを変化させることにより調整されることを特徴とする、請求項1に記載のイヤホン構造。
  3. 前記サブスピーカのうちの前記2つは、前記第1の外部チューブ内と前記第2の外部チューブ内にそれぞれ位置し、同じ音源に結合されることを特徴とする、請求項1に記載のイヤホン構造。
  4. 前記2つのサブスピーカは、同じ音源に並列に結合していることを特徴とする、請求項に記載のイヤホン構造。
  5. 前記2つのサブスピーカは、同じ音源に直列に結合していることを特徴とする、請求項に記載のイヤホン構造。
  6. 前記イヤホン本体上に結合しているチューブと、
    前記チューブの一番外側の縁部上に位置する内部チャンバと、をさらに備え、共振空洞が前記内部チャンバ内に形成され、前記共振空洞内の音波が、空気媒体と一緒に前記イヤホン本体内の音場に送られることを特徴とする、請求項1に記載のイヤホン構造。
  7. 前記共振空洞を調整するために、前記内部チャンバのケース上に結合している湾曲チューブをさらに備えることを特徴とする、請求項に記載のイヤホン構造。
  8. 前記湾曲チューブの角度は10乃至180度であることを特徴とする、請求項7に記載のイヤホン構造。
  9. 前記湾曲チューブの角度は90度であることを特徴とする、請求項7に記載のイヤホン構造。
  10. 前記サブスピーカのうちの1つは、前記湾曲チューブの外縁部上に位置することを特徴とする、請求項7に記載のイヤホン構造。
  11. イヤホン構造であって、
    主チャンバを形成しているケース、カバーおよびケース拡張ユニットを備えるイヤホン本体と、メインスピーカと複数のサブスピーカとを備え、
    前記メインスピーカおよび前記サブスピーカのうちのいくつかが、前記ケースを覆うために前記イヤホン本体の内側に置かれたプレート上に位置し、前記イヤホン本体の前記ケースが前記プレートにより覆われて成る空間によって、第1のチャンバが形成され、
    さらに、前記プレート上に位置したメインチューブを備え、
    第1の外部チューブと第2の外部チューブとが、前記メインチューブの両側に位置し、前記サブスピーカのうちの2つが、前記第1の外部チューブ内と前記第2の外部チューブ内にそれぞれ位置し、
    合成チャンバが、前記メインチューブと前記第1の外部チューブと前記第2の外部チューブとの内部空間によって形成され、
    前記第1のチャンバの内部に形成された音場が、前記ケース拡張ユニット及び前記プレート間の空間内に形成された第2のチャンバに出力され、前記第1のチャンバの内部に発生された音場が、前記第1の外部チューブ内と前記第2の外部チューブ内の前記2つのサブスピーカからの音場を含む前記メインチューブ内の前記合成チャンバから発生された音場と混合され、
    その結果、前記第1のチャンバにより発生された前記音場と、前記メインチューブからの前記音場とにより混ぜ合わされた合成音場が、前記イヤホン構造の前記出力となることを特徴とするイヤホン構造。
  12. 前記第2チャンバの空間は、前記第1の外部チューブ、又は前記第2の外部チューブの長さを変化させることにより調整されることを特徴とする、請求項11に記載のイヤホン構造。
  13. 前記第1の外部チューブ内と前記第2の外部チューブ内に位置する前記2つのサブスピーカは、同じ音源に結されていることを特徴とする、請求項1に記載のイヤホン構造。
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