JP4307489B2 - ダイバシティ受信スロット付きフラットプレートアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は放射のダイバシティを有するプレーナアンテナに関する。とりわけ本発明は無線伝送の分野で使用されるアンテナに関し、特に家庭内環境、屋内競技場、テレビジョンスタジオ、劇場又はこれに類似の室内のような閉鎖又は半閉環境における伝送の枠内で使用されるアンテナに関する。
公知の高速無線伝送システムではトランスミッタにより伝送される信号は、壁、備品又はこれに類似の要素での信号の多くの反射から結果的に生じる複数のパスを辿ることによってレシーバに到達する。レシーバのレベルで結合される場合には、異なる長さのパスを通った異なる放射の間の位相差は、フェージング又は信号における重大な劣化を引き起こしうる干渉像を生じる。
今や、フェージングのロケーションは新しいオブジェクトの存在又は人々の移動のような環境における変動に従って刻々と変化する。マルチパスによるフェージングは受信される信号品質のレベルでもシステムパフォーマンスのレベルでも重大な劣化をもたらしうる。これらのフェージング現象を克服するために、最も頻繁に使用される技術は空間ダイバシティをインプリメントする技術である。
この技術は、とりわけ、給電ラインによってスイッチに接続された、広い空間有効範囲(wide spatial coverage)を有するアンテナのペアを使用することから成る。しかし、このタイプのダイバシティの利用は、各放射エレメントから見たチャネルレスポンスの十分な無相関(decorrelation)が存在することを保証するために放射エレメント間の最小スペーシングを必要とする。このインプリメンテーションの固有の欠点はとりわけサイズ及びサブストレートに関してコストがかかる放射エレメント間の距離である。
複数の他の解決策がこの問題を克服するために提案された。これらの解決策のうちのいくつかは例えば本出願人の名の下にフランス特許A−2828584に記述されたような放射のダイバシティを利用する。
本発明は放射のダイバシティを有する新しいプレーナ型アンテナを提案する。
本発明によれば、サブストレート上に実現される、放射のダイバシティを有するプレーナアンテナであって、少なくとも1つの給電ラインにおいて基本モードよりも高いモードで動作するために設計仕様された閉じた形状のスロットを有し、前記給電ラインは前記スロットに、ライン・スロットトランジションにしたがい結合されており、前記スロットの外周はp=kλsとなるように選択され、ここでpはスロットの外周、kは2より大きい整数であり、λsはスロットにおいてガイドされる波長であるプレーナアンテナにおいて、
プレーナアンテナは、オープンサーキットを形成するスロットゾーンに接続された少なくとも1つの第1の給電ラインと、該第1の給電ラインから距離d=(2n+1)λs/4に置かれた第2の給電ラインとを有し、ここでnはゼロより大きいか又はゼロに等しい整数であり、前記第2の給電ラインは、ショートサーキットを形成するスロットゾーンに接続されており、これによりコンプリメンタリな2つの放射パターンが、アクセスのために選択された給電ラインに依存して得られることを特徴とするプレーナアンテナが提案される。
第1の実施形態によれば、各給電ラインは、オープンサーキットにおいて終端し、さらに、トランジションの後のラインの長さが(2k'+1)λm/4に等しくなるようにライン/スロット結合に従ってスロットに結合され、ここでλmはラインの下にガイドされる波長であり、k'は正の整数又はゼロである。マイクロストリップラインが2k''λm/4に配置されたショートサーキットにおいて終端するようにライン/スロット結合が実現され、ここでλmはラインの下にガイドされる波長であり、k''は正の整数又はゼロである。
第2の実施形態によれば、各給電ラインは接線方向(tangential)ライン/スロットトランジションに従ってスロットに磁気的に結合される。
さらに、スロットの形状は環状、正方形、矩形、多角形又はクローバーの葉の形状である。スロットが矩形形状であるならば、給電ラインはスロットの対称軸から等距離であるか又は給電ラインのうちの1つはスロットの対称軸に応じて位置決めされる。
本発明の他の特徴及び利点は様々な実施例の以下の記述から得られる。この記述は添付された図面を参照しつつ行われ、
図1は第1の実施例の概略図であり、
図2は図1のアンテナパラメータを示す曲線であり、
図3a及び図3bはそれぞれアクセス1又はアクセス2によりそれぞれ給電される場合の図1のアンテナの放射パターンを示し、
図4は図3の放射パターンの断面図であり、
図5は45°又は135°での第2のアクセスに対するアイソレーション曲線S12を示し、
図6は本発明によるアンテナの別の実施例の概略図であり、
図7a及び図7bはそれぞれアクセス1又はアクセス2によりそれぞれ給電される場合の図6のアンテナの放射パターンを示し、
図8a及び図8bは4分の1波長の異なる値の場合の図6のアンテナのパラメータSを示し、
図9は本発明によるアンテナの他の実施例の概略図であり、
図10は図9のアンテナのパラメータSを示し、
図11a及び図11bはそれぞれ図9のアンテナの放射パターンを示し、
図12はアンテナの多様な形状の概略図であり、
図13はさらに別の本発明の実施例の概略図であり、
図14は1つのTxアクセス及び2つのRxアクセスを統合する本発明によるアンテナの概略図である。
記述を簡略化するために、同一のエレメントは図面と同一の参照符号を有する。
図1〜5までは本発明の第1の実施例に関する。図1に示されているように、プレーナアンテナはここには図示されていないグラウンドプレーン上のエングレービング(engraving)によってサブストレート2上に実現された環状スロット1によって構成されている。このアンテナは高次モードで、より具体的にいえばその第1の高次モードで動作する。それゆえ、環状スロット1の外周は2λsに等しく、ここでλsはスロットにおいてガイドされる波長である。一般的に、スロットの外周はp=kλsただしk>1である。
図1に示されているように、スロットの励起はマイクロストリップ技術において実現される給電ライン3を使用することによって達成される。このライン3は、Knorrにより記述された方法に従ってマイクロストリップラインとスロットとの間の結合を得るためにスロットを横断している。よって、ライン3の長さLmは近似的に(2k'+1)λm/4に等しく、ここでλmはラインの下にガイドされる波長であり、k'は正の整数又はゼロであり、大抵はLm=λm/4である。さらに、図1に示されているように、環状スロットにおけるフィールドの分布は最大フィールドゾーン(オープンサーキットのためのOCゾーン)及び最小フィールドゾーン(ショートサーキットのためのSCゾーン)を有する。給電ライン3は環状スロット1をオープンサーキットゾーンにおいて横断する。給電ラインの位置決め及び環状スロットの外周のために、2つのOCゾーン間の又は2つのSCゾーン間の距離はλs/2である。スロットにおけるフィールドのこの分布はアンテナの放射パターンを決定する。放射がサブストレートに垂直であるその基本モードで動作する環状スロットとは対照的に、放射はサブストレートの平面内にある。1つの変形実施形態によれば、給電ライン3はショートサーキットにおいて終端する。この場合には、ラインの長さ(Lm)は、Lm=k''λm/4であるように選択され、ここでk''は正の整数又はゼロである。
本発明によれば、マイクロストリップ技術で実現されKnorr方法に従ってスロットを横断する第2の給電ライン4がSCゾーンのレベルに位置決めされている。給電ライン4の長さは上述の規則に従って決定される。よって、アクセスがライン4によって実現される場合には、第1の放射パターンとはコンプリメンタリな第2の放射パターンが得られる。より特定すれば、第2のラインは第1のラインを基準にして+/−45°又は+/−135°に配置され、すなわちd=(2n+1)λs/4である距離dに配置される。2つのアクセスのこの相対的な位置によってアイソレーションの良好なレベルが得られる。
the Zeland company のIE3Dソフトウェアを使用することによってシミュレートされた図1の実施例に準拠する実施形態の設計仕様を以下に示す。εr=3.38、ロスタンジェントTanΔ=0.0022及び高さH=0.81mmを示すRogers RO4003サブストレートの上に図1に示されたようなアンテナが実現される。このアンテナは内径Rint=13.4mm及び外径Rext=13.8mm、すなわち平均直径Ravg13.6mmを示す環状スロットによって構成される。スロットの幅はWs=0.4mmに等しい。給電ラインはマイクロストリップ技術を使用して実現され、幅Wm=0.3mm及び長さLm=λm/4を有し、Lm=Lm'=8.25mmである。
図1に示されるように、2つのアクセス1と2との間の距離は、スロットが円であるならば、外周の1/8倍、すなわち2πraverage/8=10.68mmに相応する。これはスロットにおいてガイドされる波長の1/4に相応する(λs/4=10.66mm)。ライン3、4に給電するためのアクセス
Figure 0004307489
のレベルでは、インピーダンスは50オームである。図2はアイソレーションS及びマッチングパラメータに関して得られる結果を周波数に応じて示している。この場合、およそ−20dBのアイソレーションが得られるのが見てとれる。
さらに、図3a及び3bに示されている放射パターンによれば、図3aに示されるようにアクセス
Figure 0004307489
が使用される場合には方向Ox及びOyに従って配向された4つのローブ(lobes)が判別されるが、他方でアクセス
Figure 0004307489
が使用される場合にはこれらのローブは図3bに示されているように45°回転されている。それゆえ、図4に示されているような2つのコンプリメンタリな放射パターンが得られ、図4は図3a及び3bに示された放射パターンの平面θ=95°における断面を示す。
注意すべきは、このアンテナによって放射がサブストレートの平面内で発生され、これによって例えば単段使用(a single stage use)に対して水平方向有効範囲(horizontal coverage)が得られることである。
本発明によれば、第2のアクセス、すなわちマイクロストリップライン4は第1のアクセス、すなわち給電ライン3に対して+/−135°(+/−3λs/4)に配置されうる。これによって図5において示されているように2つの曲線S12(135°アクセス)とS12(45°アクセス)との間でアイソレーションレベルのほぼ8dBの改善が得られる。
これから図6〜8に関する本発明によるアンテナの別の実施例の記述を行う。この場合、図6に示されるように、円形形状スロットの代わりに、矩形形状のスロット10が使用される。この矩形形状の長さはp=2λs=2(W+L)、ただしここでWは矩形の幅に相応し、Lは矩形の長さに相応する。より一般的に言えば、p=kλs=2(W+L)である。この場合、図6に示されるように、矩形形状スロットはマイクロストリップ技術を使用して実現された2つの給電ライン11及び12によって給電される。この給電はKnorrにより記述された上述の方法に従ってライン/スロット結合によって発生される。
本発明によれば、第1の給電ライン12はこの構造の対称軸、すなわち軸x,x'上に位置決めされ、他方で、第2の給電ライン、すなわちライン11は距離d=(2n+1)λs/4に位置決めされ、ただしここでnはゼロより大きい整数又はゼロに等しい。この非対称性はポートのインピーダンス整合のレベルで配置されている。実際、S11とS22インピーダンス整合との間で中心周波数及びインピーダンス整合帯域に関して不均衡が生じる。
この場合、周波数はアクセスポートと下で述べるようなライン・スロットトランジション(line-slot transition)との間に配置された4分の1波長(Lm’Wm’)を修正することによってリセンタリングされる。
図6に示されたような矩形形状によって、ライン12による給電に対しては図7aに示されたような放射パターンが得られ、又は、ライン11による給電に対しては図7bに示されたような放射パターンが得られる。得られるパターンは環状スロットのパターンと比べると変化しているが、コンプリメンタリなままであることが見て取れる。従って、スロットの形状によって、放射パターンを制御することが可能である。
以下において図6に示されたようなアンテナの実用的な実施形態を記述する。このアンテナはミリメータ単位の次のような設計仕様:
L=32.92mm
W=11.24mm
D=18.84mm
Ws=0.4mm
Lm=Lm’=8.85mm
Wm=Wm’=0.15mm
によってIE3Dソフトウェアを使用することによってシミュレートされた。
図8aの曲線において示されるように、この場合には、同一の周波数にセンタリングされないインピーダンス整合の2つのピークが存在することが見て取れる。これら2つのピークのセンタリングを得るために、Lm’=7.85mm及びWm’=0.75mmとなるようにアクセス1の4分の1波長が修正された。この場合、図8bのパラメータSが得られた。ライン11に相応するアクセスの4分の1波長は修正されていないが、2つのインピーダンス整合ピークは同一の周波数にセンタリングされる。
第3の実施例が次に図9〜11を参照しつつ記述される。この場合、閉じた形状を有するスロットにより構成されたアンテナが、ラインxx'に関して対称的である給電ライン21、22により形成された2つのアクセスを有する矩形状スロット20により実現されている。この対称的なアクセス構造によって、もし矩形状スロットの外周pがp=2λs=2(W+L)であるように選択されるならば、均整のとれたマッチングが得られ、ただしここでWが矩形幅、Lがその長さ、λsはスロットにおいてガイドされる波長である。前述したように、pはp=kλsと選択されてもよい。さらにライン22のアクセスとライン21のアクセスとの間の距離はd=(2n+1)λs/4ただしここでnはゼロより大きいか又はゼロに等しい整数であり、ライン21及び22により形成されるアクセスは矩形状スロットの対称軸xx'から等距離である。
この場合、対称的なアクセスを有する矩形状スロットのパラメータSを与える図10に示されるように、2つのインピーダンス整合ピークは正確に重なっているが、アイソレーションのレベルは図6に示されるような非対称アクセスを有する矩形状スロットにより構成されたアンテナの場合より高い。
図9のアンテナ構造は図11a及び11bのパターンにより示されるように、利用されるアクセスに従って異なる放射パターンを与える。
これまでの実施例は、閉じた環状又は矩形状のスロットにより構成されたプレーナアンテナに関する。しかし、図12に示されているように、他の閉じた形状もスロットアンテナに使用でき、とりわけ直交形状30、正方形40、クローバーの葉の形状50も使用できる。動作条件の1つは、スロットの外周がスロットにおいてガイドされる波長の2より大きいか又は2に等しい整数k倍すなわちp=kλsであること及びアクセスの間の距離dがd=(2n+1)λs/4、ただしここでnはゼロより大きいか又はゼロに等しい整数であることである。
この場合、スロットの高次モードが使用され、これによりコンプリメンタリな放射パターンが得られる。特に、ここで提案された構造はサブストレートの平面内に放射し、これはその基本モードで動作するスロットアンテナとは異なる。
図13に示されるような本発明の変形実施例によれば、リングにより構成されているアンテナスロット60は給電ライン61、62により示されているように接線方向から給電される。この場合、同じデザインルールが利用される。接線方向の給電の利点はスロットの外側の給電ラインを有すること及び帯域幅を増大することである。
本発明によれば及び図14に示されているように、もし閉じた形状のスロットアンテナがとりわけ矩形又は正方形によって構成されているならば、良好なアイソレーションを有する受信/送信動作及び受信のための2のオーダのダイバシティを可能にする構造を実現することが可能である。獲得されるRx/Txアイソレーションは矩形状スロットの場合の図8において与えられる。アクセスTxにより給電されるアンテナの放射パターンは図7aのそれに相応し、アクセスRx1により給電されるアンテナのそれは図7bのパターンに相応する。同様に、アクセスRx2により給電されるアンテナのパターンは図7bに示されたパターンの軸Oxに関して対称的である。2つのアクセスRx間の距離はλs/2であり、もしくはより一般的に言えば、k'''λs/2であり、ただしここでk'''は0より大きい整数である。従って、アイソレーションはこれらの2つのアクセスの間では本質的に良好ではない。SPDT回路のようなスイッチング装置がRxアクセスのレベルで使用されることになる。
従って、統合されたスイッチング装置が使用される場合には、このタイプの構造を使用することによってアイソレーションの良好なレベルを得ることができ、さらに非常に低い全体設計寸法を有する受信用のオーダ2のダイバシティが可能となる。
添付された請求項の範囲から逸脱することなしに上述の構造に修正が行われうることは当業者には自明である。とりわけ、給電ラインはコプレーナ技術又はアウターコアがサブストレートに接続される同軸ケーブルとは異なる技術を使用して実現することができる。
第1の実施例の概略図である。 図1のアンテナパラメータを示す曲線である。 図3a及び図3bはアクセス1又はアクセス2によりそれぞれ給電される場合の図1のアンテナの放射パターンを示す。 図3の放射パターンの断面図である。 45°又は135°での第2のアクセスに対するアイソレーション曲線S12を示す。 本発明によるアンテナの別の実施例の概略図である。 図7a及び図7bはアクセス1又はアクセス2によりそれぞれ給電される場合の図6のアンテナの放射パターンを示す。 図8a及び図8bは4分の1波長の異なる値の場合の図6のアンテナのパラメータSを示す。 本発明によるアンテナの他の実施例の概略図である。 図9のアンテナのパラメータSを示す。 図11a及び図11bは図9のアンテナの放射パターンを示す。 アンテナの多様な形状の概略図である。 さらに別の本発明の実施例の概略図である。 1つのTxアクセス及び2つのRxアクセスを統合する本発明によるアンテナの概略図である。
符号の説明
1 環状スロット
2 サブストレート
3 給電ライン
4 給電ライン
10 矩形状スロット
11 給電ライン
12 給電ライン
20 矩形状スロット
21 給電ライン
22 給電ライン
30 8角形状スロット
40 正方形状スロット
50 クローバーの葉の形状のスロット
60 リングにより構成されるアンテナスロット
61 給電ライン
62 給電ライン

Claims (8)

  1. サブストレート(2)上に実現される、放射のダイバシティを有するプレーナアンテナであって、
    少なくとも1つの給電ライン(3,4)において基本モードよりも高いモードで動作するために設計仕様された閉じた形状のスロット(1)を有し、
    前記給電ラインは前記スロットに、ライン・スロットトランジションにしたがい結合されており、
    前記スロットの外周はp=kλsとなるように選択され、ここでpはスロットの外周、kはより大きい整数であり、λsはスロットにおいてガイドされる波長であるプレーナアンテナにおいて
    プレーナアンテナは、オープンサーキットを形成するスロットゾーン(OC)に接続された少なくとも1つの第1の給電ライン(3)と、該第1の給電ラインから距離d=(2n+1)λs/4に置かれた第2の給電ライン(4)を有し、
    ここでnはゼロより大きいか又はゼロに等しい整数であり、
    前記第2の給電ライン(4)は、ショートサーキットを形成するスロットゾーン(SC)に接続されており、これによりコンプリメンタリな2つの放射パターンが、アクセスのために選択された給電ラインに依存して得られることを特徴とするプレーナアンテナ。
  2. 前記第1と第2の給電ラインは、オープンサーキットにおいてそれぞれ終端し、
    かつ前記第1と第2の給電ラインは、ラインスロットトランジションに従ってスロットに結合され、
    前記前記第1と第2の給電ラインの長さは、ライン・スロットトランジションの後で、(2k'+1)λm/4に等しく、ただしここでλmは給電ラインでガイドされる波長であり、k'は正の整数又はゼロであることを特徴とする、請求項1記載のアンテナ。
  3. 各給電ラインは、ライン・スロットトランジションにしたがい、ショートサーキットにより終端されるマイクロストリップラインに結合され、
    前記各給電ラインの長さは、ライン・スロットトランジションの後で、k"λm/4に等しく、ここでλmは給電ラインでガイドされる波長であり、k''は正の整数又はゼロであることを特徴とする、請求項1記載のアンテナ。
  4. 各給電ラインは接線方向ライン/スロットトランジションに従って磁気的にスロットに結合されることを特徴とする、請求項1記載のアンテナ。
  5. 給電ラインはマイクロストリップ技術、またはコプレーナ技術において実現されることを特徴とする、請求項1〜3のうちの1項記載のアンテナ。
  6. スロットの形状は環状(1)、正方形(40)、矩形(10、20)、多角形(30)、クローバーの葉の形状(50)であることを特徴とする、請求項1〜5のうちのいずれか1項記載のアンテナ。
  7. 矩形形状(20)のスロットの場合には、給電ライン(21,22)はスロットの対称軸(x,x’)から等距離であることを特徴とする、請求項6記載のアンテナ。
  8. 矩形形状(20)のスロットの場合には、給電ライン(21,22)のうちの1つはスロットの対称軸(x,x’)に応じて位置決めされることを特徴とする、請求項6記載のアンテナ
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